この作品はオリジナルキャラクターを含みます。
東方幽蠍録 短編集
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- 1 : 2016/04/30(土) 23:38:22 :
- このスレッドは東方幽蠍録シリーズの短編集です
本編がダーティーなのに対し、こっちはギャグ多めです
時間軸がバラバラです
始めます
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- 2 : 2016/05/02(月) 21:02:38 :
- ギャグ多めと言ったな。あれは嘘だ
第一話「妖精メイドとフランドール」
時間軸 東方再花映塚直後
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- 3 : 2016/05/02(月) 21:13:02 :
- 紅魔館には沢山の妖精メイドがいますが、その中に特に悪魔の妹ことフランドール・スカーレットと仲の良い妖精メイド(後の大妖精)がいました
フラン「ふふ、似合ってるわよ」
妖精メイド「ありがとうございます」
フラン「もー。フランには敬語なんて必要ないのに…」
妖精メイド「そういう訳には…」
二人は趣味や好みもそっくりでまるで姉妹の様に仲睦まじく、家族の様に過ごしていました。そんな時の事です
フラン「お食事会?」
レミリア「ええ。こんど紅魔館で開くのよ。その時だけは地下から出してあげるわ」
フラン「やった‼」
レミリアの招待状はあちこちに配られました
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- 4 : 2016/05/02(月) 21:18:04 :
- 博麗神社
霊夢「お食事会か…」
魔理沙「楽しみだな」
地霊殿
さとり「いかれますか?」
猶斗「ああ」
お空「猶斗さんってあそこと何か接点あったっけ?」
猶斗「あそこにはな、俺が辻斬だった頃に匿って貰った妖精が働いていてな。今はフランドールと仲良くやっているらしい」
お空「へー」
そして当日…
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- 5 : 2016/05/02(月) 21:29:09 :
- レミリア「咲夜」
咲夜「…承知しました」
レミリア「……コホン。今日は私主催の食事会に参加してもらって感謝するわ。ゆっくりと食事を楽しんで頂戴。乾杯」
一同「乾杯‼」
フラン「お姉様。フランの食べ物は?」
レミリア「咲夜」
咲夜「はい」コト
フランの目の前に特大のハンバーグが置かれる
フラン「…」
猶斗(どうした?)
フラン「お姉様…この匂いって…」
レミリア「気づいたかしら?そう、そのハンバーグはね…あなたの大好きな…」
咲夜「え?」
レミリア「妖精ハンバーグよ」ニヤリ
フラン&猶斗「‼」
レミリア「紅魔館に勤めるものは私に絶対忠誠を誓うの…もし私に楯突こうなんてことしたらこうなる訳。ほらフラン食べなさい」
食事会の参加者全員ドン引きである
フラン「あの子を殺したの?」
レミリア「ええ」
咲夜「お話が違います‼」
レミリア「黙りなさい」
フラン「どうして?」
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- 6 : 2016/05/02(月) 21:35:09 :
- レミリア「…」
フラン「殺す‼殺す‼殺す‼あの子の仇‼」
レミリア「ふふ、あなたが私に勝てるとでも?」
レミリアにとびかかるフラン。それを防ごうとするレミリアだが、次の瞬間…レミリアがぶっ飛んだ
レミリア「!?!?」
フラン「!?」
猶斗「ゴハァー…ゴハァー…」
フラン「え…」
レミリア「何故お前が…」
猶斗「あいつは俺の命の恩人だ。まだ恩を返せていない…せめて貴様を殺して償おうとな。だが、ここはフランドールに任せる」
レミリア「…」
猶斗「フランドール。存分にやれ」
フラン「言われなくてもぉ‼」
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- 7 : 2016/05/13(金) 19:30:19 :
- ―翌朝―
フラン「うぅ…ひっぐ…ぐすっ…」ポロポロ
レミリア「うー…」ポロポロ
部屋に入ってくる姉妹
猶斗「…………………引き分けか」
咲夜「そのようですね」
フラン「ごめんね…ごめんね…大ちゃん…」ポロポロ
レミリア「も、もう遅いわよ…」
猶斗「あ、そーいやパチュリーがノリノリで『久しぶりに錬金術やってみるわ‼』とかいって蘇生しにいったぞ」
姉妹「え?」
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