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東方極地霊殿

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  1. 1 : : 2016/04/30(土) 22:29:39
    このスレッドは東方復讐鬼の続編です
    オリキャラを含みます
    お空が⑨じゃねぇ
    始めます
  2. 2 : : 2016/05/02(月) 20:59:48
    猶斗「おい、起きろ」ドンドン

    霊夢の枕元を叩き、霊夢に呼び掛ける猶斗。普通は泊まってる側が起こされると思うが

    霊夢「まだ眠いよ…お母さん…」

    猶斗「何を寝ぼけてるんだ。起きろ」

    霊夢「んう?猶斗…」

    猶斗「もう卯の刻だ。いくら休日だからってなあ…」

    霊夢「分かったわよ…」

    -数時間後

    華仙「霊夢。ちゃんと修行してますか?」

    霊夢「げ」

    猶斗「華仙か」

    華仙「ご無沙汰してます」ペコリ
  3. 3 : : 2016/05/03(火) 15:35:06
    霊夢「もうそんなに経つのかぁ…」

    華仙「どうしました?」

    霊夢「いやね、あの化け物を倒してもう一ヶ月が経つのかーって」

    華仙「私はその化け物を見てはいませんが、かなり恐ろしい力を持っていたそうで」

    猶斗「元々奴は河童どもが作り出した人造人間だ」

    霊夢「え?」

    猶斗「だが奴の特性が問題だ。奴は自らが殺した相手の戦闘力の二倍分己の戦闘力にプラスしる」

    霊夢「底はかとなく恐ろしいわね…」

    華仙「ですが-

    突如地面が大きく揺れ、間欠泉が噴き出す

    霊夢「な、何よ⁉」

    猶斗(こいつは…もしかするとさとり達が⁉)

    華仙「行きましょう‼」

    霊夢「勿論‼」
  4. 4 : : 2016/05/03(火) 21:53:37
    旧都入口 橋

    霊夢「この先が発生源のようね」

    華仙「悪霊も湧き出ていたようですし。急ぎましょう」

    猶斗(久しぶりに会えるのか、さとり‼)

    ???「人間風情がここに何のようかしら?」

    ???「久々に喧嘩できるかね?」

    猶斗「パルスィ、勇義」

    勇義「私の名前を知っていても不思議ではないが、何故パルスィの名前を?」

    パルスィ「さとりの知り合いかしら…(眠い…)」

    ----

    星熊勇義
    山の四天王の一人である鬼。華仙もその一人
    HP 7000 攻 120 防 65

    水橋パルスィ
    嫉妬を操る程度の能力をもつ橋姫
    HP 5000 攻 70 防 20

    ----

    勇義「全く…楽しくなりそうだな‼」ニカッ

    華仙「相変わらずね…」

    勇義「あれ華仙⁉」
  5. 5 : : 2016/05/04(水) 01:32:43
    猶斗「長々と茶番している場合ではない。貴様らを片付ける」

    -蠍符「ブラスターシェル」発動

    凝縮した弾幕をボールの様に投げ飛ばす猶斗

    パルスィ「…へ?」

    吹き飛ばされるパルスィ。そこに続けざまに弾幕を投げ飛ばす猶斗。まさに外道

    パルスィ「」チーン

    パルスィに6100ダメージ

    勇義「まじかよ…」
  6. 6 : : 2016/05/04(水) 01:40:43
    勇義が向き直ると既に勇義の懐に潜り込んでいる猶斗

    勇義(な⁉)

    -覇符「ギャラクティックハンマーバスター」発動

    勇義にラリアットし、追跡、彼女を持ち上げムーンサルトキックで空中にとばし、顔面を掴み地面に叩きつけそのまま持ち上げ、腹を殴りあげ、落下地点に移動し、頭突き→回し蹴り→倒れたところの腹を蹴りあげ、弾幕を彼女の腹に押しあてとどめをさす。勇義に15400ダメージ

    霊夢&華仙「」ポカーン

    猶斗「鬼も力を落としたな…」
  7. 7 : : 2016/05/04(水) 09:43:41
    猶斗(そう言えば依姫も最近は地上に来てばっかりでだいぶ堕ちたな…まあ、愛弟子だし大目に見るか…)

    霊夢「さ、先行きましょう」

    華仙「」ガクガク

    猶斗(依姫…靈影との戦いでだいぶペットを失い、かなり深い傷が心についた…今度見舞いに行くか)

    靈影『クズが…まだ生きていたのか…』

    猶斗「…」ギリッ

    華仙「…もうすぐ最深部ですね」

    霊夢「うん…ってなんじゃこりゃ⁉」

    三人の前に巨大な館が姿を現す

    猶斗「ここは地霊殿と言ってな。旧地獄跡に蓋をするように建てられている」

    霊夢「く、詳しいわね…」
  8. 8 : : 2016/05/04(水) 17:25:11
    地霊殿 玄関ホール

    猶斗「出てこい‼古明地姉妹‼」

    霊夢「は?いきなり何を…」

    さとり「…何者ですか」

    こいし「お客さん⁉」

    猶斗「違う」

    霊夢「どうやらここの主のようね…‼今すぐあの間欠泉を止めなさい‼」

    さとり「…何です?」

    猶斗「無駄だ、今回の異変の主犯はこいつではない。こいつのペットだ」

    さとり「……まさか⁉あの子達が⁉」

    猶斗「火焔猫燐、霊烏路空…だろ?」

    さとり「え、えぇ。ですが何故名前を?」

    猶斗「…おい霊夢。先にいけ」

    霊夢「………はいよ。いくわよ華仙」

    華仙「え、ちょっと」

    華仙を引っ張っていく霊夢

    さとり「な、何ですか‼勝手に…」

    猶斗「ここを守りたくば、俺を倒してみろ‼」

    さとり「くっ…」
  9. 9 : : 2016/05/04(水) 17:28:37
    期待です
  10. 10 : : 2016/05/04(水) 17:35:47
    期待以外に何があると
  11. 11 : : 2016/05/04(水) 19:09:22
    >>9>>10あざーす
  12. 12 : : 2016/05/04(水) 19:19:33
    猶斗(やはり全員記憶は無いようだな…だが靈影は俺と記憶を共有していた…)

    猶斗の脳裏に靈影の姿がよぎる。2mを越える巨漢、青筋だった全身、胸の巨大な傷、白目…とにかく恐ろしい姿を…

    さとり「行きます‼」

    -想起「ギャラクティックジェノサイド」発動
    -本能「イドの解放」発動

    こいし「吹っ飛んじゃえ‼」

    一瞬だけ猶斗の目に驚くべきものが映った。喜ぶべきなのかは不明だが

    猶斗(こいしのサードアイが開いている⁉)

    同様しつつも確実に弾幕をかわす猶斗
  13. 13 : : 2016/05/04(水) 19:23:29
    同様×
    動揺○
  14. 14 : : 2016/05/04(水) 22:26:31
    さとり「どうしました⁉このまま勝ってしまいますよ‼」

    猶斗(ふん…だが残念だったなさとり。俺は咲夜や紫の能力も使えるのだ‼)

    次の瞬間猶斗は姿を消した

    こいし(な⁉)

    さとり(一体どこへ?来るなら来てください‼)

    すると二人の目の前に巨大な陰が…

    猶斗「ロードローラーだぁっ‼」

    -意外「ロードローラーだっ!」発動

    二人「⁉」

    さとり「こいし‼弾幕を打ちまくって‼」

    こいし「うん‼」

    二人が弾幕を連射する

    猶斗「もう遅い‼脱出不可能だ‼無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄‼」ドガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ

    さとり(このままじゃ…‼)

    猶斗「終わりだ‼ブッ潰れろぉ‼」

    猶斗がとどめの一撃を打ち込む。そしてそのまま姉妹を押し潰した…かに見えたが

    さとり(あれ?生きてる…)

    猶斗は姉妹が潰れそうになる直前に姉妹のしたに穴を開け、スペースを作っていた

    猶斗「ふん。手加減はしてやったぞ」スッ

    ロードローラーを持ち上げ、さとりとこいしに手を差し伸べる猶斗

    さとり「……///。ありがとうございます///」パシッ

    猶斗&こいし(何故照れる…)
  15. 15 : : 2016/05/04(水) 22:44:05
    霊夢サイド

    霊夢「はぁ…やっとあの猫を倒せたわね…」

    華仙「猶斗さん曰く霊烏路空という者を倒せば良いのですよね?」

    霊夢「うん…」

    二人の目の前にいきなり一人の少女が飛び降りる

    ???「やあ博麗の巫女、華仙‼」

    華仙「あ、アルマ⁉」

    霊夢(…何だこいつ)

    ----

    アルマ・キメラオーガ
    記憶を操る程度の能力をもつ鬼。山の四天王の一人
    敵対ではないためステータスは割愛
    堕落した鬼の一人でブロンドヘアーの癖っ毛がトレードマーク。主に斧を使って戦う

    ----

    華仙「…何しに来たのよ」

    アルマ「ひ☆み☆つ♪」
  16. 16 : : 2016/05/05(木) 15:12:03
    アルマ「とりあえずこの異変が終わったらやることはやるよ?」

    霊夢「えー…」

    ???「侵入者発見!」

    華仙「しまった‼」

    ----

    霊烏路空
    核熱を操る程度の能力をもつ八咫烏
    HP 15000 攻 500 防 75
    転生により性格が大きく変化したお空。優れた頭脳で強さが増大している

    ----

    お空「何者ですか⁉」

    霊夢「これはこれは…また頭の固そうな…」
  17. 17 : : 2016/05/05(木) 23:57:34
    猶斗サイド

    さとり「痛っ‼」

    猶斗「大丈夫か?」

    さとり「はい…」

    猶斗とさとり、こいしは地霊殿の医務室で怪我の手当てをしていた

    こいし「zzz…」

    猶斗(チッ…ぐっすり寝やがって…)

    さとり「ふぁぁ…」アクビ

    猶斗「寝るか?」

    さとり「いやでも…」

    猶斗「トドメをさしたりはせん。あの紅白の巫女のところに行く」

    さとり「そうですか…では…お言葉に…zzz…」

    猶斗(…早いな……)

    ---

    霊夢「くっ、やるわね!」

    お空「そちらこそ‼こんなに楽しい弾幕ごっこは初めてです!」

    華仙「さ、三対一でも勝てないなんて…」

    アルマ「この鴉…結構頭が回るのね…ボクたち鬼でも弾幕では…」
  18. 18 : : 2016/05/06(金) 00:15:03
    アルマ結婚してください

    期待
  19. 19 : : 2016/05/06(金) 01:20:48
    >>18どうせオリキャラだし、やるよ?
  20. 20 : : 2016/05/06(金) 01:45:18
    猶斗「無事か?」スタッ

    霊夢「猶斗」

    お空「おや、お仲間ですか?」

    猶斗(空…だいぶ変わっちまったな…まあ恐らくこいつが原因だろうが…)チラッ

    アルマ「?」

    猶斗「空。出来ればやりたくないが、本気を出させてもらう。良いな?」

    お空「逆に本気を出してもらわないと困りますよ」

    霊夢(げっ…確かこいつの本気って…)サァァァ

    霊夢の脳裏にルーミアとチルノ、美鈴が瞬殺された時の光景が…

    猶斗「スゥ…ハァ………みず↑から↓のパワーを全↑開だ‼↓」

    霊夢&華仙&アルマ(凄く訛ってる⁉)ガーン

    -蠍符「マスタースパーク真打」発動

    お空「無駄ですよ‼」

    -爆符「ギガフレア」発動

    お互いの弾幕が衝突するが、あっという間にお空は押し切られ、ギリギリ防御する。お空に14999ダメージ

    猶斗「お前ら今だ‼」

    お空「なっ⁉」

    霊夢「ええ‼」

    -霊符「夢想封印」発動
    -仙符「茨木炎舞」発動
    -怠符「菓子化弾」発動

    華仙「ハイッ、ヤッ、ハッ‼」

    お空「ガハッ‼」

    華仙が華麗な動きでお空にダメージを与える

    アルマ「お菓子になーれ☆」

    斧の先から光線を出し、お空の胴体や腕、脚などを飴で硬直させる(あくまでもコーティング)

    お空「そんなっ」

    霊夢「あんたの負けよ‼」

    七色の弾幕をお空に打ち込む霊夢

    猶斗(よくよく考えればこれも一種のトリプルチェインフィニッシュか…)

    お空に99999ダメージ

    -決着-
  21. 21 : : 2016/05/06(金) 05:47:18
    なんかFFみたい

    期待というか毎日見てる
    頑張レイ
  22. 22 : : 2016/05/06(金) 18:21:43
    >>21あざっす
  23. 23 : : 2016/05/06(金) 18:29:49
    お空「うう…」

    華仙「大丈夫ですか?」

    お空「はい…」

    猶斗「少し寝かせておけ。じきに良くなる。…さて、と」ギロ

    アルマ「ひっ⁉」

    猶斗「本来記憶が引き継がれるはずの転生でほぼ全員の記憶が消えている。貴様の仕業だよな?」

    アルマ「え…いやその…」ウルウル

    身長差が50㎝以上あるためか恐怖が増大している

    アルマ「私は…その…」

    猶斗「心の声が筒抜けなんだ。全員の記憶を戻せ‼」ドンッ

    アルマ「はいぃ…」シュン

    霊夢「ねえ猶斗。何の話?」

    猶斗「明日、起床すれば分かる」

    一同「???」
  24. 24 : : 2016/05/06(金) 21:47:56
    翌朝

    霊夢「ん…」パチッ

    猶斗「起きたか」

    霊夢「………………え⁉なんで私…ええ⁉」

    猶斗「どうやら記憶が戻ったみてぇだな…」

    霊夢「どうして私生きて…病気は⁉」

    猶斗「いいか、お前は一度死んでいる。靈影に間接的に殺されたのだ。無論、魔理沙達もな」

    霊夢「どういうことよ?」

    青年説明中…

    霊夢「なるほどね…」

    猶斗「呑み込みが早くて助かる。とりあえず俺は幻想郷の住人全員に同じ説明をしなくてはならない。そろそろお暇する」スクッ

    霊夢「まって」グイッ

    猶斗「あ?」

    霊夢「ただいま」ニコッ

    猶斗「…ふん」スタスタ

    霊夢「冷たいわね…」
  25. 25 : : 2016/05/07(土) 23:43:33
    その後猶斗は幻想郷中を説明して回った。そして…

    地霊殿

    猶斗「…という訳だ」

    さとり「そうだったのですね…」

    猶斗「ああ…では俺は…」スクッ

    さとり「あの」

    猶斗「ん?」

    さとり「また…昔みたいに暮らせませんか?私が死ぬ前のように…」

    猶斗「……お前が望むのなら…」

    さとり「…‼……っ……はいっ‼」ニコッ

    猶斗「……ふん」フイッ

    こうしてまたあの平和な幻想郷が戻ってきたが、勿論異変は何度も起きる。そして今度は…

    続く…

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著者情報
yuukathu

幽蠍猶斗

@yuukathu

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