この作品は執筆を終了しています。
最速のラッシュ〜日常の些細な匠〜
-
- 1 : 2014/12/15(月) 06:45:18 :
- はじめまして、お久しぶりです。
蒼電です。
2つの作品を放置しかけてるのにかかわらず書いてます。
ごめんなさい。
こちらは直ぐに完成します。
ので見ていって下さい。
このシリーズはこちら
http://www.ssnote.net/series/1798
他の作品はこちら
http://www.ssnote.net/users/oudentt
ご意見ご感想批判等はこちら
http://www.ssnote.net/users/oudentt
あ、短編です!
それではスタート
-
- 2 : 2014/12/15(月) 06:45:56 :
最速のラッシュ〜日常の些細な匠〜
-
- 3 : 2014/12/15(月) 06:46:54 :
手に持ったスマホに目を通しながら、時刻表に目をやった。
あと3分―。
3分後にただ備えていた。
-
- 4 : 2014/12/15(月) 06:51:58 :
お待たせしました―。
そのアナウンスを聞き、手に持ってたスマホをポケットにしまう。
それが来た、今日もまた始まる。
目の前で止まり扉が開く。
そしてそこから、人が出ていく。
-
- 5 : 2014/12/15(月) 06:53:05 :
1人また1人と。
数秒程たって人が出ていったあと、それに乗る。
寒かった外から暖房の効いた箱へと入る。
-
- 6 : 2014/12/15(月) 06:53:51 :
やはり、多いな―。
朝はやはり混んでいて、電車の中にはまだ多数の人がいた。
人が入る流れに身を任せながら、ドアの近くに落ち着く。
さぁ、こっからが本番だ。
-
- 7 : 2014/12/15(月) 15:54:56 :
そう思いながら、ドア付近の取っ手を掴んだ。
間もなく―
一つ目。
そこの駅は大きな駅ではないため、さほど人は入ってこなかった。
よし、と心に思いながら少し窮屈になった車両の中で備えた。
何故なら、次が肝心なのだから。
-
- 8 : 2014/12/15(月) 15:57:23 :
お待たせしました―
来た。
ここの駅は人がよく入ってくる。
止まったホームでは、予想していた通り人がいた。
それも割りと多くの。
この時考える―
-
- 9 : 2014/12/15(月) 15:58:05 :
一度降りて体制を整えるか、このままやり過ごすか。
そして野生の勘が言う。
やり過ごせ。
-
- 10 : 2014/12/17(水) 07:04:44 :
- これは、本当に考えて思いつく事ではないと思う。
野生の勘に従い、やり過ごす。
うん、上手く行った。
やはり何事にも勘は働くのだろうと、思いながらポケットに入れていた財布を出す。
財布を開き、目をやった。
-
- 11 : 2014/12/17(水) 07:08:53 :
財布の中のPASMOに。
お待たせしました―。
来た。
これだ。
周りの人も降りるのだろう、雰囲気が変わった。
-
- 12 : 2014/12/17(水) 07:10:01 :
PASMOが入った財布を手に持ち、構える。
その時に備えて。
ホームに入り列車の速度が落ちる。
ここで大丈夫だったか少し不安を持った。
ここまで来てそれは困る。
列車が止まる。
-
- 13 : 2014/12/17(水) 07:10:41 :
うん、絶妙。
まだ偶に間違えることもある目的の駅の階段に最も近いポイント。
最近は的中率が高く、自分の成長を感じる。
ウィーン
その音が何を示すのかはもう言うまでもなかった。
-
- 14 : 2014/12/17(水) 07:11:21 :
開閉と同時に走る、先頭だ。
階段を降り、改札を迎え右手でPASMOをかざす。
成功。通れた。
そしてその勢いのまま乗り換えの電車の改札に。
かざす。
-
- 15 : 2014/12/17(水) 07:12:31 :
通った。
ゴール後のウイニングラン、電車の車内までを貫禄を見せるかのように走る。
そして、車内の席に座る。
今日も、一番乗りだな。
そんな事を思った、通勤ラッシュの朝。
-
- 16 : 2014/12/17(水) 07:14:02 :
- はい。おしまいです。
ホームで走るのは危険です。
やめましょう。
ありがとうございました!
- 著者情報
- この作品はシリーズ作品です
-
日常の些細な匠 シリーズ
- 「私小説」カテゴリの最新記事
- 「私小説」SSの交流広場
- 私小説 交流広場