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New horizon 7ty story of Märchen〜サンホラMärchen・改良版〜
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- 1 : 2024/07/23(火) 02:01:17 :
- 「夕闇の唄」(原曲・宵闇の唄)
ーーそして、【悲しき第七の喜劇】が繰り返され、幕が上がるのだろう……。
この身を焼き尽くしているのは 悲しき少年の運命
この身を焼き尽くしていいるのは 復讐劇を唄っている憎しみと悲しみの焔
飢餓と病 復讐劇と殺人……井戸の底は暗黒となる時代
嗚呼メルツ、地獄に堕ちても愛してる……
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- 2 : 2024/07/23(火) 02:09:32 :
- ーーこの物語は虚構である。だが然し、その全ては虚構であるとは限りはない。
そして今、この水平線に夕闇が訪れた。終焉へと走り出す夕闇への復讐劇……第七の水平線、Märchen。
私は「誰」なのか?記憶が抜け落ちた まっさらなその髪を夕闇が染めて行く
気が付いたら井戸の底 空を見上げていた 抱いていた可愛い〈少女〉口を開いた
エリーゼ「ふふっ……愛してるわ、メル。これで私達、ずっとずっと一緒ね!あはははは!」
「復讐劇をしようね?」
「復讐劇をしよう。」と彼女が囁いてる その声色は何処か懐かしく……
何の為か何て誰の為か何て 思い出せない儘 衝動に従った
苦痛に歪むその顔 悲痛に喚いているその声 復讐と後悔の中で
嗚呼 復讐劇は罪が故に粛々と受け入れ捉え 嘆いた処でもう手遅れさ!
遂に森から井戸へと至る喜劇となる幕が上がった 七人の〈女優達よ!〉
Märchen「さぁ、美しすぎる屍人姫達にもう一度ご登場願おうか!」
3、2、1、go!
死せる今 幾ら恨めど刻は既に遅く 〈お嬢さん〉〈君は1人〉夜の旅路彷徨っている屍体
偶然に出会った〈物語〉 嗚呼これも運命
〈お嬢さん〉〈七つ苦悩〉乾いている間に積むんでいなさいさぁー
Märchen「さぁ、唄ってごらん?フロライン。」
〈来た、来た、夜が来た。七番目の童話……来た、来た、七番目の童話……。〉
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- 3 : 2024/07/23(火) 02:16:05 :
- 墓場から始まっている七つの〈童話〉 井戸の底に潜んでいる矛盾となる罠
物語となる策者は 作為的な嘘で借落なる幻想的を紡いでる
光と闇が絞る〈世界〉の中に 愛と憎悪が溢れている
誰かをかつて愛したような来たした 憎しみの焔は揺れ踊っている 誰かに愛されたような気もした……
↑嗚呼 でもそれは気のせいかも知れないわ↑
「気のせい何かじゃないわ!」
君が誰かを憾み(臨んで)いるのであれば その復讐劇に……手を貸そう!
〈来た、来た、夜が来た七番目の童話……来た、来た、夜が来た七番目の童話……。〉
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- 4 : 2024/07/23(火) 14:52:02 :
- ーー我は、こんな所では死に絶えなくはなかった。なぁ、少年。それは君も同じであろう?
ーーうん
地上で何かやり残した事がないのではないか?
ーーYES
気は既に熟した。さぁ、少年。我の衝動を受け入れろ!
「うわぁぁぁぁ!」
二つの焔である漆黒と深紅の焔を宿し、そちらのお嬢さん方も直ぐに目覚めるだろう。
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- 5 : 2024/07/23(火) 14:53:38 :
- 愛しい腕に抱かれて目を覚ました……井戸に至る森の中で
私は殺意を唄うお人形……井戸に至る森の中で
亜啞亞婀阿鐚……井戸に至る森の中で
夕闇に踊る赤と黒の影……井戸に至る森の中で
人を殺め、光を奪った奴等が裁かれるのを生き延びるのも赦しはしない
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- 6 : 2024/07/23(火) 14:58:30 :
- ーーこの水平線に夕闇が訪れた。終焉へと疾り出す夕闇への復讐劇。第七の水平線、Märchen。
黄昏に照らされて 彼らは羽ばたいた 復讐の唄が絡み合う(あの日)の夜にー
嗚呼 復讐劇は罪が故に粛々と受け入れ捉え 嘆いた処でもう手遅れさ!
終に 夕暮れとなるこの楽団で憾みを唄いたいなら屍揮者は君の(君達の)味方さ!
Märchen「さぁ、潔く死んでから出直してくれ給え!」
7、6、5、4、3、2、1、go!
消える影 腕を伸ばせど夕闇は既に深く 〈お嬢さん〉〈君は独り〉有し日々は過去となる残照
生前に夢を見た〈楽園〉 嗚呼去れど放却〈小さな川〉〈紅い葡萄樹〉乾いている間に積むんでいなさいさぁー
(死となる)歴史を!(と未来を!)
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- 7 : 2024/07/23(火) 15:00:12 :
- エリーゼ「ウフフ……恋してるわ、Mel。ずっとずっと2人で復讐劇を手伝いましょうね!
お馬鹿さん達の復讐劇を手伝っている事こそ私達の復讐劇。これならば、永遠に続けられるわ。だって、人間達は憎しみ合わずには生きていられない
生き物何ですもの!アーハッハッハ!」
Märchen。
「アーハッハッハ!」
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