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第5話 決戦
- 未分類 × Fate
- 590
- 17
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- 1 : 2021/08/23(月) 14:04:14 :
- ドガァァァァァァァアンドガァァァァァァァアン
「進め!怯むな!」
ドガァァァァァァァアンドガァァァァァァァアン
「隊長!敵個体が!」
「敵だ!殺せ!」
ドガァァァァァァァアンドガァァァァァァァアン
「はぁッ!」ザシュッ
「さぁ!行って!ここは私に任せてください!アテナ!」
「えぇ!」
「神器明解!」
「約束された勝利の剣!」ドガァァァァァァァアン
「道は私が作ります!先に行ってください!」
「おぉ!」タッタッタッタッ
「第1部隊はセイバーとここに残れ!後は着いてこい!」
「了解!」ダダダダダダ
ドガァァァァァァァアンドガァァァァァァァアン
「ぐ…!数が多い…ッな…!」
ドガァァァァァァァアンドガァァァァァァァアン
ドガァァァァァァァアン
タッタッタッタッ
「第2層に到達!」
「撃て撃て撃て!撃ちまくれ!手榴弾も投げまくれ!」
ドガァァァァァァァアンドガァァァァァァァアンドガァァァァァァァアン
ダダダダダダ
キャリキャリキャリ
「米軍戦車が通るぞ!」
「撃てッ!」ドガァァァァァァァアン
ボガァァァァァァァン
──────────────────────────
ドガァァァァァァァアン ドガァァァァァァァアン
グラグラグラ
「また邪魔を…ッ」
「桜」スタスタ
「セイバー、行って、それで先輩達を皆殺しにして」
「了解した」ズズズズ
──────────────────────────
「いいぞ!攻めろ攻めろ!」ドガァァァァァァァアン
「」ズズズズ
ドシュッ
「な…!なんだ…きさ…ま…」ドサッ
「おい!一人殺られたぞ!」
ドガァァァァァァァアンドガァァァァァァァアン
「セイバーオルタ!」
「ここは通さん…と言っておこう」
「桜を助ける為だ!オルタ!退け!」
-
- 2 : 2021/08/23(月) 17:34:04 :
- 「断る、それでも行くというなら私を殺せ!衛宮士郎──!!!」
「クソ…こんな所で時間を費やす訳には…!」
「士郎、ここは私にお任せを」
「ライダー…行けるか?」
「えぇ…私にお任せを」
「ライダー、負けないでね」タッ
「桜にそう言われては負ける訳には行きませんね」
「セイバー!私が相手だ!」
ドガァァァァァァァアン
「ふ…貴様如き!数分もかからず斬り伏せる!」
ドガァァァァァァァアンドガァァァァァァァアン
「出来るものならッ!シロウ!あなたも行ってください!」
「!あぁ!第3部隊から着いてこい!第2部隊はここに残れ!」
───────────────────────
タッタッタッタッタッ
「来たか、衛宮士郎」
「アーチャー…!」
「先輩…」
「今度こそ、お前を…殺す!」
「投影、開始!」
「シロウ!先に行け!後で追いつく!」
「あぁ!」タッ
「行くぞアーチャー!引導を渡してやる!」ドッ
ドガッガキィンガキィン
「ふっ!はァァァ!」ガキィンガキィン
ドガッドカッバキッ
「ぐ…攻撃のキレが増している…!」
「オォォォォォッ!!!」
「だが…!」シュッ
ガキィィィィィィィィィィンッ
「ここで終われ!衛宮士郎!」
I am the bone of my sword.
体は剣で出来ている。
Steel is my body, and fire is my blood.
血潮は鉄で 心は硝子。
I have created over a thousand blades.
幾たびの戦場を越えて不敗。
Unknown to Death.
ただの一度も敗走はなく、
Nor known to Life.
ただの一度も理解されない。
Have withstood pain to create many weapons.
彼の者は常に独り 剣の丘で勝利に酔う。
Yet, those hands will never hold anything.
故に、生涯に意味はなく。
So as I pray, "unlimited blade works."
その体は、きっと剣で出来ていた。
ゴォォォォォォォッ
「まず…ッ!桜!」クルッ
「先輩!」ダッ
────────────────────────
「くそ…固有結界…!」
「さぁ…ここからは私のターンだ!」シュンシュンシュンシュンシュン
ドドドドドドドドドドドドドドドドドド
「ぐ…ぐぁ…ァァァァ…ッ!」ドガガガガガガガ
「どうした衛宮士郎!」ガガガガガガガガガ
「ぐ…く…くそ…ここまで…なの…か…」
グォォォォォォォォォォッ
「!?」
ガンッガンッ
「なんだ!」
ガンッガンッ
バキィィィィィィィィンッ
「グォォォォォォォォォォッ」
「バーサーカー…!」
「先輩!」
「桜…」
「今、令呪を!」
「ダメだ…まだ使うな…!俺は大丈夫だ!」
「行くぞ…!バーサーカー!」
「グォォォォォォォォォォッ」
「チ…固有結界を破壊するなど、理屈を無視した馬鹿野郎だ…ッ!」
ドガァァァァァァァアン
「ぐ…!」
ドガァァァァァァァアンドガァァァァァァァアン
「小癪な…!」
「ォォォォォッ!」ヒュンッ
ガキィィィィィィィィィィンッ
「ォォォォォッ!」
ギリギリギリ
「く…ぐ…」ギリギリギリ
「ガァァァァァァァァァァッ」ヒュンッ
ドガッッッッッッッ
「ぐ…ぁ…ッ」ヒュゥゥゥン
ドガァァァァァァァアン
「ぐ…チ…ここまで…セイバーオルタ…後は…頼んだ…」
シュゥゥゥゥン
「ハァ…ハァ…ッ…行くぞ…バーサーカー…桜…」
-
- 3 : 2021/08/24(火) 01:16:56 :
- ────────────────────────
タッタッタッタッタッ
「桜ッ!」
「……来たんですね、先輩」
「もうやめろ!桜!」
「…やめるって…何を?」
「こんな…世界を滅ぼすようなことをして…桜に何の得があるんだよッ!」
「世界を…滅ぼす…?」
「あぁ…そうだ!桜のしている事は聖杯を完成させ、人類悪を呼び出す事だろう!?」
「えぇ、そうです」
「人類悪が何か分かってんのか!?桜!」
「ふ…ふふふ…ふふふふふ」
「?…何が…何がおかしいんだ?!」
「先輩…私は人類悪を呼び出して世界を滅ぼすんじゃないですよ…世界を…世界そのものを作り替えるんです…その為に、今のこの世界は要りません、邪魔です」
「な…ッ!」
「先輩も、邪魔なんです、来てくれて、ありがとうございます、わざわざ殺しに行く手間が省けました」スッ
ズズズズ
「く…!やめろ桜!お前も人間じゃなくなるぞ!」
「私…これでもこの世界に感謝してるんです」
「なら…!」
「弱かった私をここまで強くしてくれた、お爺様や、兄さん、そして、先輩、私は貴方達に苦しめられ、ここまで強くなれた…だから、感謝、してるんです」
「俺が…桜を…苦しめた…?」
「えぇ…先輩…あの時言いましたよね?『桜だけの正義の味方になる』って、」
「あぁ…言ったさ!だから…!」
「でも先輩がしたことはなんですか?聖杯を破壊しただけ…直ぐに姉さんやライダーの元に行ってしまった…私を放って」
「!…それは…」
「なんでですか?私だけの正義の味方になるって…そう言ってくれたじゃないですか、ならなんで?なんで、姉さんや他の人の所に行くの…?なんで?私は…ただ先輩に必要とされる…それだけで…幸せだった…」
「桜…」
「私は…先輩に見てほしかった…強くなった私を…1人でなんでも出来る私を…ッ!もっと私を見て!…そう思った時に…聖杯が言ったんです…」
「この世界を作り替えようって」
「そしたら…先輩も姉さんもライダーもお爺様も兄さんも私の思うがまま…全て私の…私の…」
「桜…………」
「お前…本当は…………………」
「ナニがしたいんだ?」
「!知ったような口を…ッ!」
「私は…!私は私だけの世界を作る!この聖杯でッ!だから…!邪魔をしないでくださいッ!先輩ッッ!」グググ
ドドドドドド
「ぐ…投影、開始!」シュゥゥゥゥン
ガキィンガキィン
「やめろ!桜!こんなことをしても…何も生まれない!虚無が広がるだけだ!」
「うるさいッ!うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさい!!!」ドドドドドド
「私の邪魔をしないでッ!私は…私を…私…は…」ス
「何…が…したいの…?」
「桜…戻ってこい…桜、今度こそ…俺が桜を」
────桜────
「セイバー…!」
────その男に騙されてはいけない────
「…」
──────その男は…桜をこんな状況にした張本人です────
「そう…よね…先輩がいけないのよね、私を見てくれないから…先輩が私を助けてくれないからッ!」
-
- 4 : 2021/08/24(火) 01:30:38 :
- ドドドドドドドドドドドド
「ぐ…セイバーオルタ…!余計な…真似を…ッ!」ドガァァァァァァァアン
「ぐぁぁぁぁぁぁぁッ!?!?」ドシャァッ
「ハァ…ハァ…ハァ…私の邪魔をしなければ…もっと優しく殺してあげたのに…」スタスタ
「でも…先輩を殺すのは後回しです…どうやら…聖杯が…完成するようなので」スタスタ
ドクン ドクン ドクン ドクン
「う…この…鼓動は…」
「聞こえますか?先輩、この鼓動が」
ドクン ドクン ドクン ドクン
「もう…止められません先輩、全てがここから始まるんです、先輩にだけ見せてあげます、世界の終わりと始まりを、そして、その後殺してあげます」
「ぐ…ぅ…ッ…や…やめろ…ッ…!桜…!やめるんだ…!」
「もう手遅れです…フフ…今回は…私の…勝ち、…ですね」
ズズズズズズズズ
「じゃあ、私、聖杯を完成させるので…これで…」ズズズズズズズズ
スーッ
ズプププププ
「桜…ッ!ゴフッ…桜ァッ!」グググ
ズプププププ
ズプンッ
「行くな…桜──────ッ!!!」ボタボタ
────────────────────────
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
「始まった…ふふふ…はははははは…!私達の勝ちだ!ライダー!衛宮士郎!」
「く…作戦は失敗したようですね…」
「さぁ、私も大詰めにかかろう、ライダー、最後に言い残すことは?」
「ちょっと待てよ、セイバーオルタ」
-
- 5 : 2021/08/24(火) 01:41:28 :
- 「貴様…あのよく分からないマスターか」
「んー、柊って名前があるんだけどなー、まぁいっか、零」パチンッ
「はい、お呼びで、マスター」シュンッ
「この時の為に俺達がいるんだ、止めるぞ、零」
「かしこまりました、マスター」
「ふん、疑似サーヴァントか、その程度…ねじ伏せてやるッ!」ドンッ
「すみませんが、マスターの命令の邪魔なので、排除させていただきます」ドンッ
ドガガガガガガガガガガガガガガガガガガ
「なに…?この私と…互角に渡り合って…ゴフッ…!?」
「やはり、聖杯の泥に犯されたサーヴァントには見えないのですね、私の攻撃」
「な…何を…」
「何を…と言われましても、ただ攻撃をしただけですが」
「チ…小賢しい真似を…ッ!はァァァッ!」ドガァァァァァァァアン
ガキィンガキィン
ガキィンガキィン
ドガガガガガガガガガガガガガガガガガガ
「ぐぅ…ッ!」ドガァァァァァァァアン
「私が…負ける…?」グググ
「ありえない…この聖剣に選ばれた私が…?ならぬ!私は…負けてはならない!使命があるのだ!来るがいい!聖杯に作られし、兵士共!」ズズズズズズズズズズズズ
「零!予想外の行動だ!気をつけろ!」
「はい」
「ふ…私の本気をみせてやる!」ドォォォォォォォンッ
「」ドドドドドドドドドドドド
「くそ…敵兵多数接近中!隊長!」
「なんだと!?まぁいい!殺すんだ!銃で撃ち殺せ!」ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
-
- 6 : 2021/08/24(火) 09:17:38 :
- 「数が多いです、マスター」
「あぁ、ここは俺が引き受ける、零はセイバーの所へ行け!」
「了解、マスター」タッ
「まだ来るか!」
ドガァァァァァァァアンドガァァァァァァァアン
────────────────────────
「どうやら、もう手遅れの様だぞ…セイバー」
「な、何を…」
「聖杯は完成した、後は…時間の問題だ…」
「私の役目は終わった」シュゥゥゥゥ
「な…!?」
「サラバだ、セイバー、次に会う時は味方として、戦いたいものだ」シュゥゥゥゥゥン
「アテナ!士郎達と合流しましょう!」
-
- 7 : 2021/08/24(火) 22:47:01 :
- ────────────────────────
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
タッタッタッタッタッ
「これは…!」
「先輩!…ダメです…もう…手遅れ…です…」
「桜…?なんで分かるんだ?」
「分かるんです…1度聖杯を使ってこの世全ての悪を生み出そうとしたから…」
「……」
「あれはもう…最終段階に入っています…私達の手には…負えません!」
「く…」
ズズズズズズズズ
「あら?別の"先輩"じゃないですか、それに…もう1人の"私"」
「桜!今すぐ聖杯を止めろ!」
「もう無駄です、何をしても、この聖杯は止まりません」
ズズズズズズズズ
「アーチャー、只今戻った」
「この身を聖杯へ返還しよう」
「えぇ、今までありがとう、アーチャー」グッ
「……衛宮士郎、幸運を祈る」バシャッ
ドロドロドロドロ
「あれは…どうなって…」
「アーチャー達、聖杯の泥に犯されたサーヴァントは聖杯が完成する時にその体の中の泥を聖杯に返還しなければならない、その時にサーヴァントとして、消滅する」
「なら、セイバーオルタを殺せば!」
「無駄ですよ、先輩、私は遠隔でも、聖杯の泥を回収できる」グッ
「そん…な…」
────────────────────────
「ォォォォォッ!」グアッ
ドクンッ
「ぐ…その時が来たようだ…フ…私の…勝ち…だ…」バシャッ
「な…!マスター!」
「あぁ!不味いぞ!士郎達の所へ行くぞ!」
「はい!」
「お前達はもう撤退しろ!一般人にどうこう出来る問題ではなくなった!」タッタッタッタッタッ
「はぁ!?なんでだよ!」
「隊長!あの人の言う通りにしましょう!何か…嫌な予感が…!」
────────────────────────
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
「来た…!!!」
ドロドロドロドロ
バチャバチャバチャバチャ
「先輩…どうしましょう…もう…もう…」
ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ
ビシッビシビシ
「さぁ!来て!人類悪!」
ドドドドドドドドドドドド
人類悪 顕現
「………」スーッ
「貴方が私の呼び出した人類悪ね?」
「………いかにも、私が原初の人類悪にして、最強の人類悪、この世界を統治する絶対神ゼウスである」
「そう…ゼウス、私がご主人様よ!言う事を聞きなさい!」
「ほう、我に指図をするとはいい度胸をしているな、小娘」
「いいから早く命令を聞きなさい!」
「ふん、口の聞き方には気を付けた方がいいと言いたい所だが…私を呼び出した褒美だ、その事については目を瞑ってやる、寛大であろう?そうだ我は寛大なる神!そして、全ての悪!全ての善!世界は我!我は世界!世界よ、我に平伏すが良い」ドォォォォォォォンッ
「な…なんだ…あいつは…ッ!」ビリビリビリッ
「ぐぁッ!耳がッ!」ビリビリビリッ
────士郎!気を確かに持て!────
「村正…?」
──────今のは奴の数ある権能の1つ…言霊…意思がはっきりしていない人々を操る…──────
「なら…確かに…気を強く持っていたら大丈夫だな…」グググ
「ふむ、貴様…我の権能を意図も容易く破るとは…やるでは無いか…どれ」スッ
グンッ
「な…!やめろ!何を…ッ!」
-
- 8 : 2021/08/26(木) 01:56:50 :
- 「これに耐えられるか?」グッ
グンッグググ
「う…!?」ドガァァァァァァァアン
ググググググ
「が…ぁ…ッ!」ググググググ
「士郎──!」タッタッタッタッタッ
「?誰だ?」
スッ
「がぁ…!ハァ…ハァ…助かった、セイバー」
「いえ、それよりも、あいつは?」
シュゥゥゥゥゥン
「!アテナ!?」
「なんで?なんで父上が!」
「アテナ…か」
「父上は…父上は神界の誰よりも人類を愛していた筈!何故人類を滅ぼそうなどと!」
「分からぬか?我は人類を愛している、だが!人類は進化しすぎた!昔は我々神を敬い、平伏していた人類が、今はどうだ?今の人類は人類ではない!ただの増えすぎた豚だ!ならば!我の人類への愛を持って滅ぼそう!そう!愛ゆえに我は滅ぼす!そして!我の望む人類を作り出し、共に永遠の楽園を作ろうではないか!アテナよ!」
「ッ!それが…私達の父、全ての神を統治する全能神ゼウスのする事ですか!貴方がしている事は最早神が行う救済ではない!ただの殺戮です、貴方が作ろうとしているのは…それは…それこそ…家畜では無いですか!父上!」
「…分からぬか…我の愛が、人類への愛が」
「私も人類を愛している、以前の父上ほどでは無いけれど、それでも…ッ!人類を…救いたいのですッ!」
「ならば我に着いてこい!アテナ!」
「いいえ!!貴方についていくという位なら、私はこの身を冥界の炎の海へと投げ捨てます!」
「何故だ、何故分からぬ!我は、我の知らぬ間に人類が家畜になるというのなら我が人類を家畜として、ペットとして永遠の楽園、ヴァルハラへと誘ってやろうと!そう言っているのだ!何故分からぬ!?」
「ゆ、歪んでやがる…!」
「えぇ、士郎、あなたの言う通りです、父上、いえ、ゼウス!貴方の愛は歪んでいる!」
「なんだと!?この我を!貴様を生み出したこの我を否定するか!アテナ!!!」
「何度でも言いましょう!貴方は歪んでいる!狂っている!貴方を元に戻す為ならば私を生み出した貴方さえも否定しましょう!ゼウス!!!」
「き…貴様ァァァァァ!!!この我を否定した罪は重いぞ!良いだろう!冥界の炎で燃え尽きるがいい!開け冥界の門よ!」パチンッ
シーン
「?」
「?何をやっている!さっさと門を開け!ハデス!」
「嫌だね、兄貴、アテナの言う通りのようだ、貴方は狂っている」
「なんだと、貴様も…私を…!ハデス!!!」
シュゥゥゥゥゥン
「や、アテナ」
「叔父様!助けに来てくださったのですね!」
「あぁ、といっても、正式なサーヴァントになった訳じゃない、ほんの少しだけ、手助け程度だがな!やるぞ!アテナ!兄貴を倒すぞ!」
「はい!士郎!セイバー!行きましょう!」
「私は…?」
「桜は、シロウを頼みます!」
「セイバー…!えぇ!頼まれました!」
「村正!行けるか?」
────おおよ!────
「投影、開始!」
「へぇ、君、衛宮士郎って言うのか、興味深いね」
「へ?」
「どう?死んだら冥界で働かない?」
「ちょっと叔父様!こんな時にその話はやめてください!」
「おっと…悪い悪い、つい癖でね」
「死んだら…か…」
「行きますよ!アテナ!神器明解!」
「はい!」
シュゥゥゥゥゥン
-
- 9 : 2021/08/26(木) 15:10:41 :
- 「みんな、聞いてくれ、俺は神界での権能は兄貴には負ける、が!冥界での権能、権限は俺の方が上だ!冥界の門を開くから、それに兄貴を押し込んでくれ!そしたら俺が相手をできる筈だ!」
「なるほど、分かった!行くぞ!セイバー!」
「はい!」
「ぐ…ハデス!貴様も我を見限るか!ハデスゥゥゥゥ!!!」
「兄貴!俺も人類を愛しているさ、病的なまでに発展を求める、その貪欲さが好きだ、でもあんたが作ろうとしている楽園に、何の発展がある?何の進化がある?進化のない世界に意味は無い!ゼウス!俺が相手だ!かかってこい!」
「いいだろう!我が貴様を取り込み、冥界での権能を取り戻してやろう!」ドンッ
ドガァァァァァァァアン
「はァァァァァッ!」ギギギギギギギ
「士郎!」シュッ
ドガァァァァァァァアン
「セイバー!時間を稼いでくれ!武器を作る!」
「投影、開始!」
「愚かな真似を…ッ!人間がァァァァァァァァ!!!」
ドガァァァァァァァアン
「ォォォォォォォォッ!!!」ガキィィィィィィィン
「後ちょっとで開ける!それまで堪えてくれ!」ググググググ
「はい!士郎!少し時間を!全ての宝具をぶつけます!」
「あぁ!任せろ!」ドガァァァァァァァアン
「アテナ、行けますね?」
──もちろん!──
「約束された勝利の剣」キュゥゥゥゥゥゥゥン
「我が麗しき父への叛逆」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
「縛鎖全断・過重湖光」キュゥゥゥゥゥゥゥン
「転輪する勝利の剣」ゴォォォォォォォォォォッ
「痛哭の幻奏」ギギギギギギギ
「剣を摂れ、銀色の腕」キュゥゥゥゥゥゥゥン
「光さす運命の槍」ドガァァァァァァァアン
「受けるがいい!神器!エクスカリバーアイギス!」
「小癪な…!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
「ぬぅッ!!!」ドガァァァァァァァアン
「ハァ…ハァ…」
「待たせた!冥界の門よ!開け!!!」
ガゴォンゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
「馬鹿め!これで私に…!?」ギギギギギギギ
「な…!吸い込まれ…!」シュゥゥゥゥゥン
「後は私に任せろ!」
-
- 10 : 2021/08/27(金) 17:22:00 :
- 「ハァ…ハァ…」
「神器、解除…ハァ…ハァ…」
「あとは…叔父様に任せておけば…大丈夫なはずです」
タッタッタッ
「大丈夫ですか!?」タッタッタッ
「あんたは…藤丸か…」
「一体何が…?」
「人類悪が召喚された、こっちの世界の桜の手によって…」
「人類悪…!?…それって…そいつは今どうなって…」
「あの門の向こうにいる、今、手助けしに来てくれたハデスと戦ってるはずだ」
「なるほど……」
「ハデス?それは本当かい!?」
「その声は…ドクターか」
「衛宮くん、その話は本当なのか?!」
「あぁ」
「ハデスはギリシャ神話におけるゼウスの弟…冥界の神だ、そのハデスが助けに来た…?」
ゴォォォォォォォォォォンッ
「なんだ!?」
ドドドドドド
「これは…叔父様と父上の戦いがこの世界にまで…!」
-
- 11 : 2021/08/27(金) 18:40:21 :
- ドドォォォォォォォォンッ
「桜!シロウを連れて下がれ!そこは危ない!」
「はい!」
タッタッタッ
ドガァァァァァァァアン
グラグラグラッ
「う…!?」
「揺れが激しすぎる…!全員伏せろ!」
ガガァァァンッ
「一体どんな戦いをして…ッ!」
「?…揺れが…収まった?」
「戦いがおわったのか?」
ギギ ギギギギギギギ
「……小癪な真似を…!だが、貴様らの企みは潰えたぞ」
「!?…ゼウス!」
「そんな…ということは叔父様は!?」
「ハデス……ふ…最後まで愚かな弟だった…我の言う事を聞いていればこうはならなかったのにな」ポイッ
ドサッゴロンッ
「」
「!?…ハデス!」
「叔父様!?そんな…」
「な…!」
「案ずるな、神は死なん、代替わりをするだけだ」
「記憶は無くなるがな」
「じゃ、じゃあ冥界の…権能は…」
「ハデスが復活するまでは我の物だ…残念だったな人間共よ」
「は…だったら…だったらどうした!行くぞ!セイバー!俺達だけでも…!戦うぞ!バーサーカー!回復したな!?お前も一緒にやるぞ!」
シュゥゥゥゥゥン
「グォォォォォォォッ」
ドガァァァァァァァアンドガァァァァァァァアン
「最後まで抗う…か…よかろう!かかってくるがいい、そして、死ね」ドガァァァァァァァアン
「ぐ…ッ!」
「バーサーカー!?」
ドシュッ
「グゥゥッ」ボタボタ
「今助ける!」ダッ
-
- 12 : 2021/08/27(金) 22:33:38 :
- 「ォォォォォォォォッ!!!」
ドガァァァァァァァアンドガァァァァァァァアン
ガキィィィィィィィン
「く…!バーサーカー!」
「グォォォォォォッ」グググ
「一介のサーヴァント如きが我に勝てると?このサーヴァントは殺しても中々死なんようだが…我の神器をもってすれば…」ドシュッ
「グォォォォォォッ!!!」シュゥゥゥゥゥン
「!!!」
「この通りだ…」
「バーサーカー!!!」
-
- 13 : 2021/08/30(月) 01:35:31 :
- 「よくも……よくも叔父様を…ッ!」
「セイバー!神器を展開してください!全ての力をあなたに与えます!」
「!…ッはい!」
「神器明解!」
ゴォォォォォォォォォォォォッ
「私の全ての力、権能をセイバーに!!」ゴォッ
「これは…ッ!」シュゥゥゥゥゥンッ
「力が…溢れて…!」
──成功です、貴方ならば私の力にも耐えられるだろうと思っていました──
──さぁ、行きましょうセイバー、今こそ人類悪を討ち取るのです──
「セイバー!行くぞ!」ダッ
「マシュ!俺達も!」
「はい!」ダッ
「ォォォォォォォォッ!!!」ドガァァァァァァァアン
「アテナの神器と権能を全て与えたか…その判断、正解か…不正解か…どちらだろうな?アテナよ」
──何を言って…──
ズグンッ
「!?」ガクッ
ズグンッ
「ぐぁぁっ!?」
「セイバー!?」
「これは…ッ!ぐッ!」グググ
「やはり、ただのサーヴァントには神の力には耐えられない…ここまでだな、人間」
「ぐ…まだ…行けます…ッ!」グググ
──セイバー!無理をしないで!──
「…問題…ないです…士郎ッ!行きましょう!人類悪を!ゼウスを許してはなりません!」
「!…あ、あぁ!」ドガァァァァァァァアン
「ォォォォォォォォッ!」
「マシュ!」
「はぁぁぁぁぁぁッ!」ガキィィィィィィィン
「チ…諦めの悪い…!」
ドガァァァァァァァアン
「ならば…第一神器、ケラウノス!力の片鱗を見せよ!」
ゴォォォォォォォォォォォォッ
「藤丸とやらのこれまでの旅路…見させてもらった…!第一特異点オルレアン!開放!」
ギュォォォォォォォン
「ここは…どこかしら」
「この声は…ッ!」
「竜の魔女…ジャンヌ・ダルク…ッ!」
「あら?貴方達は…見覚えのある顔…」
「さぁ、行け!傀儡共よ!人間を根絶やしにしろ!」
「……」
「?…どうした!さっさと… 「貴方…神だからといって私に指図をしないでくれる?…不愉快よ」
「貴様…!主の命令を拒むと言うことか!?」
「私が信仰したのは貴方じゃないわ、それに、信仰した神だとしても、殺すわよ、肝心な時に救済をしないくせに…今更救済?笑わせるわ、カルデアの…藤丸?と言ったかしら、今だけ、今回だけ協力してあげます」
「な…!」
「ふん!…勘違いしないでくれるかしら?私は神殺しをするだけ…それが終わったらあなたも殺すわ」
シュタッ
「ジャンヌ!先に行かないでと何度も言ったでしょう!」
「う…貴方も着いてきたのですか?!」
「当たり前です!貴方と私は表裏一体、2人で1人なのですから!」
「あぁ!なんと美しい!この2人を間近に見れるなんて…!サーヴァントになって良かったわね!」
「マリー…テンションが上がりすぎだよ…」┐(´д`)┌ヤレヤレ
「聖女、ジャンヌも!マリー!アマデウスさんまで!」
「もう一度、共に戦うのを許して欲しい、藤丸、今回は竜ではないようだが」タッ
「藤丸様、また会えましたね…今度こそ…最後まで添い遂げれるように頑張ります」
「ちょっと!このエリザベート・バートリーを置いていくなんていい度胸じゃない!いいわ!この戦いで鬱憤を晴らしてやるんだから!なに?相手は1人だけ?なぁんですってぇー!?相手が1人なんて…!鬱憤が晴らせないじゃないの!」キー!
「ジークフリートに…清姫!エリザベートまで!」
「ぐっ!こうなったら…!第二特異点を… ギュォォォォォォォン
-
- 14 : 2021/08/31(火) 00:47:20 :
- 「な!何が起こって…!」
シュタッ
「ふむ!藤丸か!余だぞ!余が助っ人に来たのだ!感激に震えるが良い!」
「ネロ陛下!どうして?」
「さぁ?詳しい理屈は余にはわからぬ!」
「そ、そうなんですね…!」
シュタッシュタッ
「私達もいるよ!」
「ブーディカさん!それに呂布!スパルタクス!荊軻も!」
「な…ッ!なんだとォ!?」
ピピピッ
「これは恐らく…君、藤丸君とマシュの各特異点で紡いだ縁…共に戦ったサーヴァント達が藤丸君の危機を察知して助けに来てくれたんだ!」
「え?じゃ、じゃあ竜の魔女、ジャンヌは?」
「それは多分だけど、本来ならばゼウスの宝具によって呼び出されたサーヴァントなんだろうね、しかし…ゼウスの権能の制限は偶然、第一宝具ケラウノスの力の一部、歪め、サーヴァントを無理矢理召喚し、使役する、という力を制限することになったんだろうね…!推測だけど!あくまで推測だけどね!」
「ぐぐぐ…人間風情が…ぁ!調子に乗りおって…ッ!」
「死ねェッ!人間ンン!!!」
「先輩!危ない!」
「はァァァッ!」ガキィィィィィィィン
「…」
「ジャンヌ!?助けて…くれたのか…?」
「ふん!戦えないのならあのマシュというデミ・サーヴァントの影に隠れていたらいいのよ!」
「勘違いしないで!私は貴方を守ったんじゃないわ!貴方を殺すのは私!これかを終わったら貴方を殺すわ!勿論、聖女ジャンヌ、貴方もね」
「ふふ…素直じゃないんだから!ジャンヌ!」
「マリー・アントワネット…!?…何を…!」
「私知ってるんだから!貴方が座で召喚されるのをずっとソワソワして待ってたのを!」
「な…!!!」ボッ
「え?」
「そ、そうなの?ジャンヌ…」
「な、な、な、何言ってんのよ!だれがあんなか弱いやつを!」
「我を前に無駄口を叩くとはいい度胸だ、藤丸とやら、貴様から潰してやろう」
「は?あんた、幾ら全能神だからって…」プルプル
「ジャンヌ…?」
「やっていい事と悪いことがあるでしょーーーー!!!!」バゴォン
「ぐ…なんだその力は…ッ!サーヴァントの本来のクラスの力ではない…?だと!」
「この藤丸は私とマシュが守るわ!だから!マリー・アントワネット!と他のサーヴァントは一気に攻撃しなさい!」
「え、えぇ…?」
『竜の魔女を惚れさせるとは…中々藤丸くんも侮れないね』ピピピッ
「ドクター?!何を言って!」
-
- 15 : 2021/08/31(火) 12:32:38 :
- 「何が起きたかよくわからねぇけど!行くぞ!セイバー!俺達も!」
「はい!」ダッ
ドガァァァァァァァアン
「グググ…小癪小癪小癪ゥゥゥゥ!!!」ドガァァァァァァァアン
「ぐ…!」
「余の本気を…見せてやろう!」
我が才を見よ!万雷の喝采を聞け!しかして讃えよ!黄金の劇場を!『童女謳う華の帝政(ラウス・セント・クラウディウス)』
「一介のサーヴァント風情が…ッ…いい気になるでない!我は世界の意思である!!!」ドガァァァァァァァアン
「戯け!余はネロ・クラウディウス、そして、余こそが世界(ローマ)である!」
ドガァァァァァァァアン
「む…これでも倒せぬとは…」
「ネロ陛下!無事ですか!?」
「藤丸!危な… ドガァァァァァァァアン
「この道の先に勝利あり!藤丸は私が守る!」
約束されざる守護の車輪
ガキィィィィィィィン
「ぐぅ…ッ!ォォォォォォォォッ!何故だ…ッ貴様らは人間に裏切られた者もいるはずだ…ッなぜ我に協力しない!?」
「私は確かにネロ陛下に殺された…でも!それは歴史…私が殺されることは必然だった!殺されることによって今の世界…藤丸の世界があるのなら!私は…私達は!藤丸を!信じる!人間の可能性を」
「ならば死ね!第二神器、金剛の鎌! 塵一つ残さんぞォッ!」
ドガァァァァァァァアン
「ぐ…ゥゥゥゥッ!」ガキィィィィィィィン
「ブーディカさん!」
「ごめん…藤丸…私はここまで…でも、呂布やスパルタクスがいるわ…必ず…勝って…ね」シュゥゥゥゥゥン
「グォォォォォォッ!!!」
「おぉ、なんと美しい、ローマよ、私は行くぞ」ドドドドドド
「フゥ…私も行きます、さらばです、藤丸」
「呂布、スパルタクス!荊軻!」
「ォォォォォォォォッ!!!!許さんぞ!藤丸ゥゥゥゥ!!!殺す…殺す殺す殺すゥゥゥゥ!」ドガァァァァァァァアン
「させない!」
「はァァァッ!」
ドガァァァァァァァアン
「投影、開始!」
シュゥゥゥゥゥン
「村正!全ての力をおれに!」
──いいのか?──
「あぁ…これで終わらせる」
──分かった、なら儂に体の支配権を寄越しな──
「頼んだ」スゥゥゥゥ
「あいや!任された!」
「宝具!」
「今更本気を出したところで!我の勝ちは決まっている!」
「それはどうかな?儂は出来ない約束はしねぇもんでな」シュゥゥゥゥゥン
カチャ
「千子村正!ここに推参!覚悟しな、ゼウスとやら、この村正の力を見せてやる!」
「全員まとめてかかってこい!一掃してやる!」ドガァァァァァァァアン
「士郎!その力は!」
「セイバー、士郎から伝言だ、勝て、ってさ」
かつて求めた究極の一刀。
其は、肉を断ち骨を断ち
命を絶つ鋼の刃(やいば)にあらず。
我が業(み)が求めるは怨恨の清算。
縁を切り、定めを切り、業を切る。
――――即ち。宿業からの解放なり。
……其に至るは数多の研鑽。
千の刀、万の刀を象(かたちど)り、築きに築いた刀塚。
此処に辿るはあらゆる収斂(しゅうれん)。
此処に示すはあらゆる宿願。
此処に積もるはあらゆる非業。
我が人生の全ては、この一振りに至るために。
剣の鼓動、此処にあり――――!
「受けやがれ!これが俺の都牟刈、村正だ――――!!!!」
「第一神器!ケラウノス!受けろ!神の雷!」ドガァァァァァァァアン
ドガァァァァァァァアンドガァァァァァァァアン
「ぐぉ…ッ!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
「何が起こって…ッ!」
「先輩!ここを離脱しましょう!」
「この建物の中じゃ…!先輩を守りきれません!」
「そんなッ!衛宮さんがまだ…ッ!」
-
- 16 : 2021/09/01(水) 17:51:15 :
- 「うォォォォォォォォッ!!!」ゴォォォォォォォォォォォォッ
「ぐ…ァァァァァァァァッ!!!」ドガァァァァァァァアン
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ッ!!!」
「儂の命を全て使ってゼウス!お前を切り裂くッ!!!」
「やれるもんならやってみるがいい!!!人間────ッ!!!!!」
「その判断は尊重するが、その前に避けろ」
「!?」バッ
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
「ぐぉぉぉぉッ!?」ドガァァァァァァァアン
「なんだァ?」
──この攻撃は…ッ!ギルガメッシュ!?──
「ふん、贋作のサーヴァントになるとはつまらんと思っていたが…ふむ、今回は贋作…いや、衛宮と呼ぼう、衛宮、中々やるではないか、褒めて遣わす」
「体を返すぜ…!」シュゥゥゥゥゥン
「ギルガメッシュ…?なんで… ドサッ
「その前に1度引きましょう、どちらにせよ、貴方の攻撃で敵も回復が必要です」
「ライ…ダー…」
「遅くなりました、士郎」
「それよりもシロウは…どうなってるのですか?あれは」
「あれか…ぐ…ッ…あれは…」
「帰ってから聞きます、今はお休みを」
「あ…あぁ…ッ!」
「セイバー!全部隊に撤退の命を!」
「はい!」タッタッタッ
────────────────────────
シュゥゥゥゥゥ
「ぐ…ッゥゥゥゥ!人間がァッ…!」
-
- 17 : 2021/09/01(水) 17:52:16 :
- 第6話に続く──
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