このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
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覚醒の刻
- 未分類 × 進撃の巨人
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- 1 : 2017/01/28(土) 21:48:05 :
- 3作目、よろしくお願いしますm(*_ _)m
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- 2 : 2017/01/28(土) 23:42:35 :
- 任務終了から2日後、感じ取る者は少なかった邪悪な鼓動…
ニクイゾ…
エレン「!!!!!!!!!」ドクン
クリスタ「エレン?」
ペトラ「どうしたの?」
エレン(気のせいか?)
コノヨノスベテガニクイ…
リヴァイ「!!!!!?」ドクン
ミカサ「?リヴァイ?」
リヴァイ(なんの声だ?)
カタナ…ニンゲン…バケモノ…ワレイガイノスベテノ"イノチ"ガ…スベテノ"チカラ"ガニクイゾ!!!!!!!!!
エレン「!!!!!!」ゾクッ
リヴァイ「!!!!!!」ゾクッ
スベテホロビロ!!ワレハフッカツシタゾ!!!!
エレン「来る!!」
クリスタ「うっ…凄い妖気…」ビリビリ
ペトラ「なによ…この憎悪に満ちた力は…」ビリビリ
エレン「…白面の者!?」
白面?「憎い!!憎い!!全て滅びろ!!」ゴォォォォ
エレン「十五雷正法"十二散"」カッ
ビシュビシュビシュビシュビシュビシュビシュビシュビシュビシュビシュビシュ
白面?「効かぬわ!!」ボゴォン
エレン「全く効いてないだと!?」
クリスタ「何この圧力…体が動かない…」
エレン「天竜!!」ジャキィン
白面?「その刀は!?」
エレン「蒼太刀」ジャキィン
白面「うああああああああ!!!!」ゴゴゴ
エレン「はぁぁ!!」
ズガァァァァァァアン!!!!
リヴァイ「エレン!!?」ビュンッ
エレン「がっ…くぅ…」シュゥゥ
リヴァイ「…」ブチ
白面「また刀…」
リヴァイ「龍勢、蒼龍太刀」
白面「滅びろ!!」ゴゴゴ
リヴァイ「はぁぁぁ!!」ビシュ
ボゴォン!!!!!
リヴァイ「………がふ」ボゴ
クリスタ「リヴァイさん!」グググ
ペトラ「動かない…エレン!!」グ
白面「まとめてしねぇ!!!!!!」ゴボゥ
エレン「あーーーーー」
ボヒュウウウウウウウウウウ!!!!!!
エレン「え?」
リヴァイ「親父?」
グリシャ「済まない、遅くなった」
エレン「生きてた?」
グリシャ「こいつは私が引き受ける…いでよ"草薙"」ジャキィン
リヴァイ「!!!?」
白面「ぎやああああああ」
グリシャ「白面の使いか…さしずめ"あやかし"とでも読んでおこう」グググ
グリシャ「緑架・冥府」ジャキィン
カッ…バサァァァァァァァァン
あやかし「ああああああああ!!?」ボシュッ
リヴァイ「なぜ…親父が…」ガク
エレン「とう…さん…」ガク
ーーーーーーーーーー
ーーーーー
ーー
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- 3 : 2017/01/29(日) 18:35:43 :
- エレン「ん…ここは…診療所?」
リヴァイ「起きたか」
クリスタ「エレン!」ガバッ
ペトラ「無事でよかった!」ガバッ
エレン「うおっ!?」バタバタ
グリシャ「怪我は大丈夫だ、瞬間治癒薬草を使ったからな」スタスタ
エレン「父さん!」グググ
クリスタ「うわっ!」ドテ
ペトラ「おっとっと…」ヨロ
エレン「あ、ごめん」
グリシャ「話さなければ行けない事は沢山あるが、それを説明する時間はない」
エレン「1番気になってたことは聞いちゃいけないのかよ」
グリシャ「ひとこというとすれば、修行だ」
エレン「修行?」
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- 4 : 2017/01/29(日) 20:44:15 :
- グリシャ「エレンが目を覚ましたということで…その刀の事を教えよう」
リヴァイ「やっとか…早く教えてくれ」
グリシャ「この世界には、たった2本の伝説の刀がある事は知っているな」
エレン「これのことだな」チャキン
グリシャ「確かにその刀は伝説だ、だが完成形ではない」
リヴァイ「完成形じゃない?」
ミカサ「どういう事ですか?」
グリシャ「実際には、たった2本の刀になり得る刀は何本もある」
ペトラ「なり得る?」
エレン「どういう事だ?」
グリシャ「たった2本の刀は、こう言い継がれている…"世界に散らばる妖気を纏いし日本刀、無心の日本刀と重ねればならぬ。重ねられる刻、真の刀、そこに現る。"」
エレン「妖気を纏った日本刀と無心の日本刀を重ねる…?」
グリシャ「妖気を纏いし日本刀とは、お前達が持っているその刀の事。私の草薙もその一つ」チャキン
グリシャ「だが、この日本刀ともう一つ、"字伏 "と呼ばれる日本刀を用意し、融合させなければいけない」
リヴァイ「融合?」
グリシャ「お前達がさっき対峙した大妖怪、あやかしの本体、"白面の者"」
エレン「白面…」
グリシャ「そいつの真逆の力をコントロールする事が出来れば、妖刀と字伏の
刀は融合させることが出来る」
エレン「真逆の力?」
グリシャ「自ずと分かってくるだろう、それとお前達に言っておこう…」
クリスタ「?」
グリシャ「白面の者が復活しつつある」
!!!!!!!!!!!
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ーーーーー
ーー
ニクイゾ…スベテノ…イノチガニクイゾ…
スベテホロビロ…
ワレコソは…白面の者ナり…コのナノモトニ…スベテ…ホロビろ…
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- 5 : 2017/01/30(月) 18:06:02 :
- ヴーン……ピシャァ!!!!
エレン「うお!!」
リヴァイ「ここは?」
グリシャ「時空の狭間だ、ここを通って修行場所に行くぞ」
エレン「能力?」
グリシャ「私の能力は、時空の力」
リヴァイ「時空?」
グリシャ「時空操作が出来る、今見せているこれは時空転送空間だ」
エレン「時空転送…過去とか未来に行くことか?」
グリシャ「それは出来ない、あくまで瞬間移動だ」
クリスタ「瞬間移動?」
グリシャ「ある地点にポータルを展開させ、そこに移動すると言う事だ」
ペトラ「凄い…」
グリシャ「希少能力の1つだ」
エレン「特殊能力とは違うのか?」
グリシャ「特殊能力は珍しい能力であり、希少能力は天変地異を司る程の危険を伴う能力、時空の歪みは使い方を間違えれば取り返しのつかない事になる」
ミカサ「危険という事ね…」
エレン「それで何処に行くんだ?」
グリシャ「その歪みの中だ」ヴンッ
エレン「!!?」ビクッ
クリスタ「なに!?」バッ
リヴァイ「飛んでるみてぇだ…」
ペトラ「何処に向かうの!?」
ミカサ「軽い…」
シュッ
エレン「止まった?」
グリシャ「ここは、"絶界"…現実と完全に隔離された世界だ」
リヴァイ「…体が重い…」
ペトラ「ほんとだ!」
グリシャ「ここは現実よりも重力が高い、必然的に体感体重は重くなる」
エレン「ここで鍛えると…あの扉は?」
グリシャ「2つある内の、紅く光る空間は"試練の扉"、青い空間は"鏡の間"」
エレン「鏡の間…?」
グリシャ「更に別次元の世界に行ける、ここよりも更に過酷な環境だ、行ったらその地の強敵を消滅させるまで戻れない」
リヴァイ「こっから戻れるのか?」
グリシャ「戻れる、が食糧はここで永久配給される、武器装備も揃っている」
エレン「字伏は?」
グリシャ「私が持っている、エルヴィンにもキースにも話はしてある」
エレン「全て了承済かよ…相変わらず用意がいいな…」
グリシャ「…突然姿を消したことを、謝りたい…済まなかった…エレン、リヴァイ…」
エレン「ああ…こっちは苦労ものだよ…」
リヴァイ「今となってはさほど気にならないしな」
グリシャ「ふっ…面白くなりそうだな…」
-
- 6 : 2017/02/01(水) 23:01:30 :
- それから修行が始まった…が…
エレン「どうやりゃえーのよ」
一向に答えは見つからない
リヴァイ「白面と真逆の力?」
グリシャ「それに気づくことが出来た時初めてその力に気づく」
エレン「今はその時の為に力を上げるってことか…」
グリシャ「その通りだ、たとえそれに気づくことが出来たとしても融合の反力に勝てずに死ぬ」
リヴァイ「なるほど…ならさっさと始めよう、白面が目覚める前に完成させないと間に合わねぇ」
エレン「よし!そろそろ字伏にも慣れてきたし…」
グリシャ「その調子だ」
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蒼月の刃、暁月の空に。 シリーズ
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