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ボーイズ&パンツァー8
- ガールズ&パンツァー × ギャグ × ラブコメ
- 1090
- 22
-
- 1 : 2015/09/05(土) 13:50:44 :
- ~射撃練習場~
ビュウウウー
隊長「さぶっ」ブルッ
砲手「冬だからねー」ブルブル
ドンヨリ~
隊長「天気悪いし、雪とか降って来そうだなー」
装填手「ティーガーⅡにゃ暖房とかないの?」プルプル
通信手「パンターGの後期型には車内暖房あるってよ」ブルブル
操縦手「裏山~」ブルブル
隊長「車内に練炭ストーブでも持ち込むか・・・」プルプル
装填手「死ぬわ!」
砲手「おまーと一酸化炭素中毒で心中なんかごめんだ!」
操縦手「じゃあ、せめて電気ストーブとかはー?」
通信手「なんか、直ぐにバッテリーあがりそう・・・」
ティーガーⅡ「」ガロロロロ ← アイドリング中
一年生ズティーガー娘「あー、ぬくい、ぬくい///」「ティーガーⅡのエンジンは暖かいなー///」「いつもオーバーヒート寸前だもんねー///」ヌクヌク
隊長「ごらぁ、ティーガーⅡのエンジンルームの上にたむろすんな、自分の戦車に乗ってろ!」
ティーガー娘「わー、おこらりたー」「逃げろー」「寒いのヤダー!」バラバラッ
副隊長『た、隊長、き、今日の、しゃ、射撃訓練は、お、お、終わりに・・・』ガチガチ
隊長「歯の根が合ってない・・・」
副隊長『も、もう、は、早く、か、か、帰り・・・(泣)』ガチガチ
隊長「わかった、わかった・・・」
-
- 2 : 2015/09/05(土) 14:12:06 :
- ~黒森峰~
一年生ズティーガー娘「練習の後のお汁粉うみゃい///」ズルズル
一年生ズⅣ号戦車娘「これがあるから生きていけるにゃ~///」モキュモキュ
副隊長「はぁー、やっと生き返った」ズルズル
隊長「おまー、寒さに弱いな・・・」モシャモシャ
副隊長「暑いのもキライだけど、寒いのもちょっと・・・」
隊長「防寒服着て、使い捨てカイロ貼って、ひざ掛け巻いてるのに・・・」
副隊長「寒いものは寒いんです!」
隊長「そんなヤワじゃあ、バルバロッサ作戦の成功は望めないゾ!」
副隊長「実際、冬将軍に負けてるし・・・」タラー
隊長「ロシアの冬はまた別格だけどな」
副隊長「あたし、冬キライ~(悲)」
隊長「冬はクリスマスとか大晦日とかお正月とかイベント目白押しなのに!」
副隊長「隊長はクリスマスは部長さんと?」
隊長「もちろん!」
副隊長「クリスマスプレゼントとか、どーするんですか?」
隊長「クリスマスイブの夜には真っ裸に赤いリボンだけまとって、部長さんにあたしをプレゼント///」ポッ
副隊長「うわー、迷惑なプレゼント~」
隊長「なんでだー!」ゴラァ!
副隊長「しかし、まだ冬休みに入ってないこの時期に、一軍は寒い中わざわざ北海道に行って合宿でしょ?」
隊長「対プラウダ校冬季合宿か・・・」
副隊長「今頃、全滅してたりしてw」
その日、厳寒の北海道で一軍は本当に全滅していたw
-
- 3 : 2015/09/05(土) 16:51:58 :
- ~○○工業大付属 『自走砲部』~
ガッチャン ギギーッ ガンガン
女子大生「いつ来てもここは賑やかね」ヘラヘラ
部長「なんですか、今忙しいんですけど・・・」
女子大生「もー、部長くん彼女が出来てから冷たいなー」
部長「そんなんじゃありません、冬支度で忙しいんですよ」
女子大生「冬支度?戦車の??」キョトーン
部長「エンジンの冷却水を冬用の不凍液に替えたり、Ⅲ号やⅣ号系列の戦車のキャタピラにオストケッテン付けたり、雪が降ったら冬季迷彩もしなきゃならないし・・・」
※東部戦線用幅広キャタピラ、泥ねいや雪上での機動力があがる
『自走砲部』のⅣ号戦車L/70(A) ← オストケッテン付き
『自走砲部』のⅣ号突撃砲 ← オストケッテン取り付け中
『自走砲部』のブルムベア ← 予備車両なので後回し
黒森峰二軍のⅢ号突撃砲G型 ← オストケッテン取り付け中
黒森峰二軍のⅣ号戦車J型 ← オストケッテン取り付け待ち
女子大生「ああっ、ウチの部のⅣ号H型とⅢ号J型持って来なきゃ!」
部長「これ以上仕事増やさないで、自分らでやって下さい・・・」
女子大生「部長く~ん、そんな冷たい事言わないで~、バイト代弾むから~」
部長「仕方ないなぁ・・・(汗)」
女子大生「直ぐに持って来んね!」ピューッ
部長「急いで持って来ても順番待ちですよ」
-
- 4 : 2015/09/05(土) 17:12:51 :
- ~黒森峰女学園~
隊長「えー、みんなに集まってもらったのは他でもない・・・」
副隊長「スゴいイヤな予感・・・」
隊長「北海道で合宿してた一軍が全滅した・・・(汗)」
副隊長「やっぱり・・・(汗)」
一年生ズティーガー娘「ぜ、全滅って?」ガクガク
一年生ズ突撃砲娘「ま、まさか凍死!」ガクブル
隊長「いや、インフルエンザだ・・・」
一年生ズⅣ号戦車娘「インフル!」
隊長「一軍の隊員の中で、体調不良を押して合宿に参加した娘がいて・・・」
一年生ズⅣ号戦車娘「な、なんて迷惑な・・・」ガクブル
隊長「一軍の隊員だけあって、40℃を超える高熱でも戦車に乗り続ける根性の持ち主で・・・(汗)」
一年生ズ「ひいい!」
隊長「戦車という密閉空間の中で瞬く間に感染が広がって・・・」
一年生ズ「・・・」ガクガク
隊長「更に朝から夜までみんなで一緒に過ごすという合宿の環境が感染を広げ・・・」
副隊長「それで全滅・・・」
隊長「一軍の隊員はしばらく全員隔離だ」
副隊長「ま、まさか、また練習試合の予定入ってるとかじゃあ?」
隊長「もちろん入ってる!」トーゼン
副隊長「・・・」
一年生ズティーガー娘「よ、弱いとこですよねー」ヘラヘラ
一年生ズⅣ号戦車娘「知波単とかー、アンツィオとかー」ヘラヘラ
一年生ズⅢ号突撃砲娘「マジノとかでも良いかなー」ヘラヘラ
隊長「相手はプラウダ高校だ!」(ФωФ)
※昨年度優勝校
一年生ズ「ぎゃあー!」
副隊長「今すぐ、部長さんに応援頼んで下さい!」
-
- 5 : 2015/09/05(土) 17:32:15 :
- ~○○工業大付属 『自走砲部』~
Ⅳ号戦車H型「」キュラキュラ
女子大生「部長くーん、持って来たよー」カパッ
シーン
女子大生「ありっ、誰もいない?」キョロキョロ
ガラーン
女子大生「せ、戦車も1台もない!」ガクガク
~黒森峰女学園~
隊長「あー、ぶちょーさん達来た、来た///」
エレファント「」キュラキュラ
ヤークトパンター「」キュラキュラ
Ⅳ号戦車L/70(A)「」キュラキュラ
Ⅳ号突撃砲「」キュラキュラ
ブルムベア「」キュラキュラ
ヘッツアー「」キュラキュラ
ベルゲパンター「」キュラキュラ
Ⅳ号架橋戦車「」キュラキュラ
副隊長「えっ、変なの混じってる?」
隊長「なんであんなのまで持って来た?」
一年生ズ「おーらい、おーらい」
一年生ズ「エレファントはこっち停めて下さーい」
一年生ズ「ヘッツアーはこっち来てー」
部長「」トテトテ
隊長「ぶちょーさーん///」テテテッ
部長「また一軍全滅したの?」
隊長「そうなのー」トホホ
部長「とりあえず戦車に黒森峰のマークを・」
隊長「あっ、今回はそんなに急がなくても大丈夫
」
部長「?」
隊長「ちょっと遠くまで移動しなきゃいけないから・・・」
部長「ま、まさか北海道?」
隊長「そのまさかw」
-
- 6 : 2015/09/05(土) 17:55:53 :
- 副隊長「ハイ、皆さん、ウチの制服と防寒服、変装グッズを選んで下さい」バサバサ
一年生ズ「ありっ、前より人数多くない?」
一年生ズ「もっと借りて来なきゃ!」テテテッ
部長「えーと、Mサイズくらいのは・・・」
隊長「ぶちょーさんはコレ」ワタシッ
部長「また隊長の借りるの?」
隊長「アタシの匂いに包まれて///」ムフフ
部長「防寒服着るのになんで下はスカート?、ズボンでもわかんないじゃないか」ゴソゴソ
隊長「ど、どこにプラウダのスパイの目が光ってるかわからないから・・・」キョドキョド
部長「た、隊長、パンティまであるじゃないか!///」ドキドキ
隊長「そ、それはお土産用に///」ポッ
部長「お土産・・・(汗)」
隊長「ささ、座って、座って」
部長「またメイクするの?」
隊長「はい、目をつぶって」
部長「むー」トジッ
チュッ
部長「今のメイクじゃないよね?」
隊長「動いちゃダメ!///」
部長「むー」ピタッ
チュッ チュッ
部長「完全にメイクじゃないよね?」
隊長「///」ツヤツヤ
副隊長「隊長のクソ度胸が羨ましい・・・///」
副部長「部長、完全に玩具にされてるなw」
副隊長「あっ、副部長さんもメイクを」
副部長「えっ、やっぱりボクもメイクすんの?」
副隊長「戦車長は顔を見られるから、みんなやってもらわないと」
Ⅳ号突撃砲車長「えっ、車長みんな?」
Ⅲ号突撃砲娘ズ「つかまえたー!///」ガシッ
Ⅳ号突撃砲車長「ま、マジか!」
Ⅲ号突撃砲娘ズ「観念して下さーいw」
-
- 7 : 2015/09/05(土) 18:08:16 :
- 隊長「なんか前より人数多くない?」ヌリヌリ
部長「プラウダが相手だから、他の部にも応援頼んだ」
隊長「他の部?」
部長「前にも『航空部』とか頼んだでしょ、ウチの学校は工業系だから、使えるヤツ多いんで」
隊長「ま、またバイト代とかいんの?」ドキドキ
部長「バイト代はいいけど、女の子紹介して欲しいって、ウチ男子校だから」
隊長「なんーだ、ウチは女子校だから女の子は
売るほどいるw」
部長「売るな!」
隊長「もーすぐクリスマスだもんねー」ニカニカ
部長「まあ、そう言う事」
隊長「ねー、ねー、ぶちょーさんはクリスマスプレゼント何が良い?///」
部長「クリスマスプレゼント?」
隊長「アタシが良い?///」キャー
部長「・・・(汗)」
隊長「ねー、ねー、何が良い?///」
部長「別に高価な物とかはいらないから・・・」
隊長「例えば?」
部長「手編みのマフラーとか・・・」
隊長「ぐっ!」← 編み物なんて出来ない
部長「手作りのケーキとか・・・」
隊長「ぐぐっ!」← お菓子作りも出来ない
部長「うーん、他に・・・」
隊長「や、やっぱりクリスマスプレゼントはア・タ・シで!///」ウフン
-
- 8 : 2015/09/05(土) 18:16:49 :
- 副隊長「人数多いですね?」
副部長「一年生部員全員連れて来たし、他の部からも何人か応援来てるから」
副隊長「それで、ベルゲパンターとかまで?」
副部長「あれは部長に何か考えがあるんだろうけど・・・プラウダとの練習試合は何台まで出れるの?」
副隊長「公式戦の決勝を想定して20両までです」
副部長「じゃあ、プラウダは20両出して来るな・・・」
副隊長「ウチが予備車両入れて7両・・・」
副部長「ウチのを合わせても全部で20両いかないな」
副隊長「全部で15両かしら?」
副部長「Ⅳ号架橋戦車も入れてねw」
黒森峰『戦車道部』二軍
ティーガーⅡヘンシェル砲塔
パンターA型
ティーガーⅠ後期型
Ⅳ号戦車J型×2
Ⅲ号突撃砲G型×2
○○工業大付属 『自走砲部』
エレファント(フェルディナント)
ヤークトパンター
Ⅳ号戦車L/70(A)
Ⅳ号突撃砲
ブルムベア中期型
ヘッツアー
ベルゲパンター
Ⅳ号架橋戦車
副部長「現地に積雪は?」
副隊長「20~30cmは積もってるみたいです」
副部長「水性塗料で冬季迷彩しないとな・・・」
-
- 9 : 2015/09/05(土) 19:19:11 :
- 部長「さて、どういう編成にするか・・・」 ← 女装
一年生ズ「キャー、ぶちょーさん、可愛い~♪」
部長「///」テレテレ
隊長「コレ、あたしのだかんな!」サワルナ
一年生ズ「えー、ずるい~!」「独り占めすんなー!」「ぶちょーさんはみんなのモノだー!」ブーブー
隊長「・・・」ジャキッ ← モーゼルに装弾
一年生ズ「」シーン
副部長「プラウダの編成は?」← 女装
副隊長「T-34/76とT-34/85が主力でJS-2とKV-Ⅱが少数います」
部長「かなりの重編成だな・・・」
副隊長「台数は20両ですけど、サンダースより手強いかも・・・」
部長「T-34/76ですらM4シャーマンより強力だからな・・・」
Ⅳ号突撃砲車長「75mmL/48だと正面は厳しいな・・・」 ← 女装
部長「88mmと75mmL/70を搭載した車両を主力にして・・・」
隊長「」シーン
部長「駆逐戦車や重戦車は機動力が不足気味だし・・・」
隊長「」シーン
部長「こういう時は静かだね」
隊長「はっ!」(゜ロ゜) ムクチニナッテタ!
-
- 10 : 2015/09/05(土) 19:45:25 :
- ゲルベ小隊(黄)
Ⅳ号突撃砲:Ⅳ号突撃砲車長 ゲルベ1
Ⅲ号突撃砲G型×2:一年生ズ突撃砲娘 ゲルベ2、3
部長「この小隊は鉄板だな・・・」
Ⅳ号突撃砲車長「そだな」
ブラウ小隊(青)
パンターA型:副隊長 ブラウ1
Ⅳ号戦車J型:一年生ズⅣ号戦車娘 ブラウ2
Ⅳ号戦車J型:一年生ズ♂ ブラウ3
副部長「あたしが小隊長ですか?」ドキドキ
ローテ小隊(赤)
ヤークトパンター:副部長 ローテ1
Ⅳ号戦車L/70(A):一年生ズ♂ ローテ2
ヘッツアー:○○工業大付属『自動車部』 ローテ3
副部長「自動車部の連中大丈夫かな?」
黒騎士小隊
ティーガーⅡヘンシェル砲塔型:隊長 黒騎士1
ティーガーⅠ後期型:一年生ズティーガー娘 黒騎士2
エレファント前期型:部長 黒騎士3
隊長「うはははー、この小隊が主力だ!」
部長「突撃は禁止だよ」
工兵小隊
ブルムベア中期型:ブルムベア車長
ベルゲパンター:○○工業大付属『土木部』
Ⅳ号架橋戦車:○○工業大付属『土木部』
隊長「『土木部』?」
部長「彼らは重機の扱いに慣れてるから・・・」
土木部長「オレが土木部長だ」ノシッ
隊長「ご、ゴツい!(汗)」
部長「女装が全然似合ってないから、プラウダに見られないように気をつけて・・・」
-
- 11 : 2015/09/05(土) 21:53:47 :
- 部長「ルールは殲滅戦、それともフラッグ戦?」
隊長「公式戦と同じフラッグ戦」
部長「作戦を考える上で、戦略的目標は?」
隊長「せ、せんりゃくてきもくひょー?」( ・◇・)?
部長「絶対に勝ちたいのか、それとも負けさえしなければ良いのかで作戦のたて方が違う」
隊長「そ、そんな事考えた事なかった・・・(汗)」
副隊長「頭良いのか悪いのか良くわからない人だ・・・」
部長「隊長の場合は頭の良し悪しじゃなくて、性格に問題が・・・」
隊長「ぶちょーさ~ん(泣)」
部長「いつも試合の時、勝つか負けるかしか考えてないでしょ?」
隊長「えっ、えっ?」
部長「フラッグ戦の場合、不利なら引き分け狙いと言う選択肢もある」
隊長「引き分け狙い・・・」
部長「で、戦略的目標は?」
隊長「もちろん勝ちを取りに行く!」キッパリ
副隊長「こ、コイツ・・・」ガクガク
副部長「部長の話をちゃんと聞いてたか?」
部長「戦場予定地の地図は?」
隊長「こんな感じ」バサーッ
部長「戦場の真ん中に川があるな」フムフム
隊長「たぶん、橋の取り合いになると思うんだけど・・・」
部長「橋を壊したり、架けたりするのはルール違反じゃないよな?」
隊長「橋を壊わすとか、架ける?」キョトーン
部長「ウチは一ヶ所好きな場所に橋を架けれる」ニヤリ
隊長「あ!」(゜ロ゜) ナルホド
-
- 12 : 2015/09/05(土) 22:11:53 :
- ~演習場 出撃準備地点~
ビュウウウー
副隊長「ううっ、さぶっ」ブルッ
一年生ズ「ひゃー、さぶいなー」モコモコ ← 着ぶくれ
隊長「やっぱり北海道だなー///」ヌクヌク
部長「隊長、そんなにへばりついたら歩き難い」
隊長「だって、ぶちょーさんに抱きついてたら暖かいんだもーん///」ギュー
副隊長「ちょっと恥ずかしいけど・・・」ギュー
副部長「ふ、副隊長さん!///」ドキドキ
副隊長「み、みんな寒さがいけないんです///」ギュー
部長「エンジン始動して、入念に暖気運転して」
操縦手ズ「了解ー!」
ガロン ガロロロロ ← エンジン始動
ティーガー娘「エンジンかかんないー!」
部長「冷えてバッテリーがダメなんだな、手動クランク回してみ」
一年生ズ♂「よいしょ」グルグルッ
ティーガーⅠ「」ガロン ガロロロロ ← エンジン始動
ティーガー娘「かかった!」ホッ
部長「通信手は無線機とバッテリーを点検、冷えてたら使い物にならないかも知れないぞ」
通信手ズ「了解ー!」
隊長「しかし、オイルが凍るほどの寒さでなくて良かった」
部長「ロシアじゃないんだからオイルは凍らないだろ・・・」
-
- 13 : 2015/09/06(日) 05:03:55 :
- ~演習場~
キューベルワーゲン「」ボボボボ
隊長「この辺りで待とう」
副隊長「はい」キキッ
部長「な、なんで俺まで・・・」
隊長「いつも一緒に居たいから///」ムフフ
バババババ
隊長「ん、来たか?」クルッ
副隊長「あれは?」
部長「プロペラ駆動のスノーモービルだ」
隊長「ぶちょーさん、ぶちょーさん、女言葉!」
部長「ぐっ!」
プラウダ隊長(仮)「待たせたかな?」スタッ
隊長「貴女がプラウダの指揮官?」
プラウダ隊長(仮)「いや、私は副隊長だ、隊長はこちらに」
プラウダ隊長「わたしが指揮官だ」チンマリ
隊長「(ちっさ)」
プラウダ隊長(仮)改め副隊長「ルールは公式戦準拠のフラッグ戦、台数は決勝と同じ20両までと言う事でよろしいか?」
隊長「準決勝の15両までにしない?」
プラウダ隊長「なるほど、黒森峰は15両しか用意していないと・・・」
隊長「あ゛」(゜ロ゜;
部長「(うちの台数教えてどうする・・・)」
プラウダ副隊長「我が方は20両用意している、今更変更など・・・」
隊長「まあ、5両くらいならちょうど良いハンデかな」ウハハハハ
プラウダ隊長「」イラッ
プラウダ副隊長「」イラッ
副隊長「(挑発すんな!)」
部長「(二軍が昨年度優勝校にハンデ与えてどうする・・・)」
-
- 14 : 2015/09/06(日) 05:22:38 :
- エレファント「」ガロン ガロロロロ ← アイドリング中
部長『黒騎士3より、黒森峰全車、無線封鎖解除!』
部長『戦場には川があって、戦車が渡れる橋が三本ある、ローテ小隊は下流の橋を守れ』
副部長『ローテ1了解!』
ヤークトパンター「」キュラキュラ
Ⅳ号戦車L/70(A)「」キュラキュラ
ヘッツアー「」キュラキュラ
部長『工兵小隊は上流の橋を破壊後、対岸から見えない場所で待機』
ブルムベア車長『工兵小隊了解』
ブルムベア「」キュラキュラ
ベルゲパンター「」キュラキュラ
Ⅳ号架橋戦車「」キュラキュラ
部長『黒騎士小隊とゲルベ小隊は中央の橋を守る』
隊長『黒騎士1了解ー!』ハリキリー
Ⅳ号突撃砲車長『ゲルベ小隊了解』
ティーガーⅡ「」キュラキュラ
ティーガーⅠ「」キュラキュラ
Ⅳ号突撃砲「」キュラキュラ
Ⅲ号突撃砲G型×2「」キュラキュラ
副隊長『あのー、ブラウ小隊は?』
部長『ブラウ小隊は予備兵力だから後方で待機!』
エレファント「」キュラキュラ
パンターA型「」ポツーン
Ⅳ号戦車J型×2「」ポツーン
-
- 15 : 2015/09/06(日) 05:35:21 :
- ~プラウダ側~
プラウダ隊長『戦力を二手に分ける、上流の橋が主攻、中央の橋が陽動、下流の橋は捨てる』
プラウダ副隊長『敵に後方に回られないように下流の橋を破壊します』
プラウダ隊長『KV-2にやらせろ、残りは攻撃に回れ!』
~配置~
プラウダ主攻→ 上流の橋 ← 工兵小隊
プラウダ陽動 → 中央の橋 ← 黒騎士小隊、ゲルベ小隊
KV-2 → 下流の橋 ← ローテ小隊
~上流の橋~
ブルムベア「」キュラキュラ ゴトゴト
ブルムベア車長「停止、榴弾装填!」
ブルムベア装填手「よっこらせ」ガチャツ ← 砲弾
ブルムベア車長「対岸にプラウダ!」
ブルムベア砲手「急げ!」
ブルムベア装填手「急いでるよ」ドサッ ← 装薬
ブルムベア車長「プラウダがこっちに気付いたぞ!」
ブルムベア装填手「装填よし!」
ブルムベア砲手「いけっ!」カチッ
ブルムベア「」ドドーン!
橋「 ○ 」ポッカリ
ブルムベア車長「よし、敵に正面向けたままバックで後退だ!」
ブルムベア操縦手「OK、下がるぞ!」グイッ
ブルムベア「」キュラキュラ ← バック
ドーン
ブルムベア「」ガッキョン ← 正面装甲は厚い
ブルムベア装填手「撃ってきた!」
ブルムベア車長「全速後退!」
ブルムベア操縦手「了解!」
ブルムベア車長『工兵小隊より黒騎士3、橋は破壊した、繰り返す、橋は破壊した!』
-
- 16 : 2015/09/06(日) 08:04:41 :
- ~中央の橋~
T-34/85「」ドーン
ティーガーⅡ「」ガキン
隊長「撃ち返せ!」
砲手「とりゃっ」カチッ
ティーガーⅡ「」ズドーン
ズガーン
T-34/85「」つ『白旗』ピラッ
隊長『うははははー、ティーガーⅡ無双ー!』
通信手「無線で高笑いすんな!」
部長『ベルゲ小隊はしばらく待機、黒騎士2もまだ前に出るな』
Ⅳ号突撃砲車長『ベルゲ1了解』
一年生ズティーガー娘『黒騎士2了解!』
~下流の橋~
KV-2「」キュラキュラ ノシノシ
副部長『ローテ1より黒騎士3、プラウダが1両・・・KV-2だ』
部長『1両だけか?』
副部長『どうする、攻撃するか?』
部長『様子を見ろ、橋を渡るようなら攻撃だ』
副部長『ローテ1了解』
KV-2「」キュラキュラ ピタッ
副部長「止まった?」
KV-2「」ズドーン!
下流の橋「 ○ 」ポッカリ
副部長『黒騎士3、KV-2が橋を破壊してる!』
部長『橋が完全に破壊されたのを見届けたら、こちらに合流してくれ』
KV-2「」ズドーン!
下流の橋「//」ベキッ
KV-2「」キュラキュラ ノテノテ
副部長『ローテ1よりローテ2、3本隊に合流するぞ』
-
- 17 : 2015/09/06(日) 08:21:29 :
- ~プラウダ側~
プラウダ隊長『なにっ、黒森峰が上流の橋を破壊した?』ワナワナ
プラウダ副隊長『主攻撃隊が橋に到着する直前に・・・』
プラウダ隊長『下流の橋の破壊を中止・』
プラウダ副隊長『橋の破壊を完了したとKV-2から報告が・・・』
プラウダ隊長『この中央の橋しか残ってないのか・・・』プルプル
プラウダ副隊長『主攻撃隊は本隊に合流します』
プラウダ隊長「ぐぬぬ」ギリギリ
~黒森峰側~
ヤークトパンター「」キュラキュラ
Ⅳ号戦車L/70(A)「」キュラキュラ
ヘッツアー「」キュラキュラ
部長『ローテ1はここで黒騎士小隊に加わってくれ』
副部長『ローテ1了解』
部長『ローテ2はブラウ小隊に、ローテ3はゲルベ小隊に加われ』
Ⅳ号戦車L/70(A)車長『ローテ2了解』
ヘッツアー車長『ローテ3了解』
ティーガーⅡ「」ズドーン!
隊長『うははははー、ティーガーⅡ無双~♪』
副隊長「相変わらず作戦に参加しない人だなー(汗)」
部長『工兵小隊、そちらの状況は?』
ブルムベア車長『プラウダの戦車は撤退した、1両も残ってない』
部長『よし、ブラウ小隊、ゲルベ小隊、上流の渡河地点へ移動!』
副隊長『渡河地点?』
部長『工兵小隊、架橋を開始!』
ベルゲパンター車長『了解』
Ⅳ号架橋戦車『架橋を開始します!』
副隊長『なるほど』
-
- 18 : 2015/09/06(日) 08:47:02 :
- ティーガーⅡ「」ズドーン!
エレファント「」ズドーン!
ヤークトパンター「」ズドーン!
プラウダ隊長「くっ、88mm長砲身か・・・」
隊長『プラウダ~、聞こえるかー、ここの通行料は高いぞーw』ケラケラ
部長「こういう挑発とかは上手いな・・・(汗)」
プラウダ隊長「ぐぬぬ」
プラウダ副隊長『隊長、合流しました』
プラウダ隊長『もうこの橋を渡るしかない、フラッグ車を後方に置いてスターリン(JS-2)とKV-2を先頭に強行突破するぞ!』
副部長『対岸にプラウダの戦車が集まってるな・・・』
部長『連中にはこれしか橋が無いからなw』
~上流~
Ⅳ号架橋戦車「」ズルズルズル
ベルゲパンター「おーらい、おーらい」
Ⅳ号架橋戦車「」ガッチャン
ベルゲパンター「OK!」
パンターA型「」キュラキュラキュラ
副部長「おー、橋が出来てる///」
土木部員「敵にばれるから無線は使うな、1両ずつゆっくり渡ってくれー!」
副部長「了解ー!」
パンターA型「」キュラキュラ
Ⅳ号戦車L/70(A)「」キュラキュラ
Ⅳ号戦車J型「」キュラキュラ×2
Ⅳ号突撃砲「」キュラキュラ
Ⅲ号突撃砲G型「」キュラキュラ×2
ヘッツアー「」キュラキュラ
土木部員「これで終わりだな・・・回収!」
ベルゲパンター「」ウィーン ズルズル ← 大型ウィンチ
架橋「」バシャーン ズルズル
Ⅳ号突撃砲車長「なるほど、架橋を外してしまうんだな・・・」
-
- 19 : 2015/09/06(日) 09:04:07 :
- ~中央の橋~
JS-2「」キュラキュラキュラ
KV-2「」キュラキュラキュラ
プラウダ隊長『全車、突撃ー!』
T-34/85「」キュラキュラ
T-34/76「」キュラキュラ
部長『黒騎士3より黒騎士全車、先頭のスターリンとKV-2に集中射撃!』
エレファント「」ズドーン!
ティーガーⅡ「」ズドーン!
ヤークトパンター「」ズドーン!
ティーガーⅠ「」ズドーン!
JS-2「」ガキン ガッキョン!
ティーガー娘「くそー、88mmが弾かれる~」
ガクン
KV-2「」つ『白旗』ピラッ
T-34/85『うわー、橋の真ん中で!』
T-34/76『KV-2邪魔!』
JS-2「」ズドーン!
ヤークトパンター「うわっ!」つ『白旗』ピラッ
部長『スターリンの砲塔基部を狙え!』
※砲塔の基部に当たった弾丸が跳ね返って、装甲の薄い車体上部に飛び込むショットトラップを狙ってます
砲手「狙えって言われても・・・」ムズカシー
エレファント「」ズドーン!
ティーガーⅡ「」ズドーン!
ティーガーⅠ「」ズドーン!
JS-2「」ガキン ガキン スカッ
隊長「次弾装填急げ!」
装填手「へいへいっ」ガシャッ
エレファント「」ズドーン!
ガクン
JS-2「」つ『白旗』ピラッ
隊長「ああっ、ティーガーⅡで殺りたかったのにー(泣)」
砲手「向こうの方が上手いんだからしょーがねー」ヤレヤレ
JS-2「」つ『白旗』、KV-2「」つ『白旗』
T-34/85「す、進めない!(汗)」
T-34/76「橋が完全にふさがった!」
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- 20 : 2015/09/06(日) 09:18:59 :
- プラウダ隊長『橋をふさいでしまうとは・・・』
プラウダ副隊長『黒森峰は引き分け狙いなんでしょうか?』
プラウダ隊長『何かしら企んでいるのか・・・』
ズガーン
プラウダ副隊長『橋の上で立ち往生しているT-34が狙い撃ちに!』
プラウダ隊長『は、反撃を、いや後退させ・』
隊長『うははははー、どうだ~、プラウダー!』ワハハハー
プラウダ隊長『あの声ムカつく!』イラッ
プラウダフラッグ車長『隊長ー、助けて~!』
プラウダ隊長『なにっ?』
T-34/76フラッグ車「」キュラキュラキュラ →
パンターA型「」→ キュラキュラキュラ
Ⅳ号戦車L/70(A)「」→ キュラキュラキュラ
Ⅳ号突撃砲「」 → キュラキュラキュラ
Ⅳ号戦車J型&Ⅲ号突撃砲G型「待って~」モタモタ
プラウダ隊長『しまった!』
プラウダ副隊長『ど、どこから?』
ズガーン
T-34/76フラッグ車「ひーん(泣)」つ『白旗』ピラッ
『試合終了~♪』
プラウダ隊長「ま、負けた・・・」ガクガク
隊長「勝った!///」ウハハハハー
部長『まさか、隊長のお父さんの嫌がらせがこんなに役に立つとは・・・』
隊長『嫌がらせじゃないー(泣)』
部長『とにかく隊長のお父さんの贈り物は役に立った』
隊長『隊長のお父さんじゃなくて、お義父さんって呼んで///』ポッ
-
- 21 : 2015/09/06(日) 19:12:18 :
- ~閉会式~
ルール:フラッグ戦
プラウダ高校 敗北
黒森峰二軍 勝利
プラウダ隊長「全員整列ー!」
隊長「せいれーつ!」
プラウダ隊長「あざっしたー!」ペコリ
隊長「あざっしたー!」ペコリ
ビュウウウー
隊長「さぶっ、帰ろ、帰ろ」ソソクサ
プラウダ隊長「まあ、ちょっと待て」ガシッ
隊長「寒いんで帰ります」ハナセ!
プラウダ隊長「温かいボルシチと揚げたて熱々のピロシキでも食ってかないか?」
隊長「///」ダラダラ
副隊長「隊長、よだれ、よだれ・・・」
ワイワイ ガヤガヤ
一年生ズ「ボルシチうみゃい///」ズルズル
副隊長「揚げたてのピロシキ、熱々で口の中ヤケドしそう///」ハフハフ
プラウダ隊長「なあ、お前らどんな手品使ったんだ?」モシャモシャ
プラウダ副隊長「いつの間にか後方に回り込んでるなんて・・・」パクパク
隊長「企業秘密///」モキュモキュ ← 実は作戦自体は関わってない
プラウダ隊長「もったいぶらずに教えろよー、まさか潜水渡河か?」
隊長「・・・(黙)」モキュモキュ
プラウダ隊長「なあ、おい・」
Ⅳ号架橋戦車「」キュラキュラキュラ →
ベルゲパンター「」 キュラキュラキュラ →
プラウダ隊長「あ゛」(゜ロ゜)
隊長「企業秘密が前を横切った・・・(汗)」
続きは、なんとボーイズ&パンツァー7.5に戻る!
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- 22 : 2015/09/09(水) 12:45:19 :
- ~おまけ~
隊長「ねー、ねー、もーすぐクリスマスだねー///」ニカニカ
部長「イエス・キリスト生誕の日だね」キリリッ
隊長「いや、そーじゃなくて・・・」
部長「隊長はプレゼントに何が欲しい?」
隊長「あたしのサイズ11号なんだけど~///」テレテレ
部長「服のサイズ?」
隊長「指輪!」キッパリ
部長「ゆ、指輪?」ガクガク
隊長「指輪が欲し~///」アマエッ
部長「あ、あの、世界を支配する力を持つという『魔王の指輪』を・・・」ガクブル
隊長「いや、ぶちょーさんの人生を支配する力を持つという『普通の指輪』が良い~♪///」ニヘニヘ
部長「『魔王の指輪』よりそっちの方が怖いわ!」
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