この作品はオリジナルキャラクターを含みます。
この作品は執筆を終了しています。
ボーイズ&パンツァー13
- ガールズ&パンツァー × ギャグ × ラブコメ
- 1275
- 41
-
- 1 : 2016/05/10(火) 22:37:34 :
- ~黒森峰女学園 戦車道部~
隊長「何か用ですかー?」(´・ω・`)
一軍隊長「お前達にまた国際親善試合に出てもらう」キリリッ
隊長「えー、またですかぁ? 」(´д`|||)
一軍隊長「我が国の『戦車道』の代表として我が校が選ばれたのだ、名誉な事なのに文句を言うな!」プンスカ
隊長「なんで二軍のあたしたちがー」(# ̄З ̄) ブーブー
一軍隊長「一軍の隊員は来る国際大会本番の選手として温存しなければならないからだ!」
隊長「一軍の隊員には国際強化指定選手いるからってヤツですか?」( ̄~ ̄;)
一軍隊長「一軍の隊員とお前達二軍では使う戦術がまるで違うからな、戦術を他国に研究されないで済む」
隊長「でも、この前シュツルムティーガー使ったら怒られたし・・・」(ー_ー;)
一軍隊長「『国際戦車道大会』本戦の日本代表チームの切り札にするつもりだったのに・・・」グギギ
隊長「事前に言ってくんなきゃわかんないって・・・(汗)」( ̄0 ̄;)
一軍隊長「前回はホームだったが、今回はアウェイの試合になる」
隊長「え゛、あたし達外国に行くんすか?」(ФωФ)
一軍隊長「そうだ、今回はこちらが招待される側だ」
隊長「アメリカのどこに行くんすか?」(´・ω・`)?
一軍隊長「シベリアだ」
隊長「シベリアって・・・アメリカじゃあないじゃない!」!Σ( ̄□ ̄;)
一軍隊長「今回の親善試合の相手はロシア代表だからな」
隊長「ロシア代表・・・」(|| ゜Д゜)
一軍隊長「我が国の代表ということでまた他校と合同でドリームチームを編成して試合に臨む」
隊長「ドリームチームって・・・強豪校は日本代表強化選手がいるからダメなんでしょ」(;・∀・)
一軍隊長「日独伊のドリームチームで」
隊長「また知波単にアンツィオか!」( ̄□||||!!
-
- 2 : 2016/05/11(水) 03:06:59 :
- ~黒森峰女学園『戦車道部』二軍~
副隊長「ロシア?」
隊長妹「シベリア?」(´ノω・`)?
隊長「そうだ」
隊長妹「外国に行くのは初めてでつ」(〃ω〃)
副隊長「ロシアには学園艦で?」
隊長「あたしら二軍のためだけに学園艦を動かしてくれないから、フェリーで」
副隊長「やっぱり学園艦は動かしてくれないのね」
隊長妹「試合会場まではどうやって行くんでつか?」(´ノω・`)?
隊長「ウラジオストックまで船で行って、そこから鉄道輸送だ」
副隊長「シベリア鉄道か・・・」
隊長「日本代表と言うことでまた他校との合同チームを編成する」
副隊長「また知波単?」
隊長妹「それにアンツィオでつか?」(´ノω・`)
隊長「聖グロリアーナとかサンダースとかプラウダとかの強豪はうちの一軍同様に本番の大会に温存だそうだ」
副隊長「ロシア代表相手にチハ車ねぇ・・・(汗)」
隊長妹「ノモンハンの再現になりそうでつ(汗)」(´ノω・`;)
隊長「とにかく遠征の準備を」
隊長妹「もちろん部長さんはロシアに拉致って行くんでつよね?」(〃ω〃)
隊長「もちろん『整備中隊(自走砲部)』丸ごと拉致って行く///」
-
- 3 : 2016/05/11(水) 08:07:05 :
- ~○○工業大付属『自走砲部』~
ガンガンガン ジッジーバチバチ ギギィーッ
部長「アウェイでロシア代表と親善試合?」
隊長「でねー、部長さーん、海外遠征のお手伝いをー///」(ノ´∀`*) ニヘニヘ
部長「親善試合はいつ?」
隊長「さ来週」(´・ω・`)
部長「・・・」
隊長「どしたの?」( ・◇・)?
部長「ロシア東部戦線最大の敵は?」
隊長「え、えーと、T-34?」(´・ω・`)?
部長「ナポレオンの頃から冬将軍でしょうが!」
隊長「ああっ、冬だったー!」( ̄□||||!!ガクガク
部長「隊員用に冬季装備をかき集めて」
隊長「冬季装備」φ(..) メモメモ
部長「それにラジエターの不凍液やエンジンオイルを極低温用に替えるから戦車全部持って来て!」
隊長「は、はひっ!」((((;゜Д゜))) アタフタ
部長「冬季迷彩もしなきゃならないし、Ⅲ号やⅣ号のキャタピラにはオストケッテを取り付けないと・・・」
※雪上や泥ねいで沈まないようにキャタピラの接地圧を下げるためのアタッチメント
-
- 4 : 2016/05/12(木) 05:52:32 :
- ~黒森峰女学園『戦車道部』二軍~
隊長妹「えーと、セーターに防寒衣に・・・」(´ノω・`) ガサガサ
副隊長「知波単学園とアンツィオ高校は関東だから鉄道輸送で日本海側まで移動して、新潟辺りの港で合流かしらねえ・・・」
~○○工業大付属『自走砲部』~
部長「エンジンオイルと不凍液の交換が終わった車両から白の水性塗料で冬季迷彩をしてくれ」
隊長「あいっ!」(* ̄∇ ̄)ノ ペタペタ
ティーガーⅡ『ぶちょーさんLove(はぁと)』カキカキ
部長「ラクガキするんじゃなくて、冬季迷彩!」
隊長「ちぇー、せっかく書いたのにー」(´・ω・`)ノ ペタペタ
Ⅳ号戦車娘「あたし外国行くの初めて///」ペタペタ
Ⅲ号戦車娘「あたし中学の修学旅行で台湾に行ったー」ペタペタ
Ⅲ号突撃砲娘「えー、良いなーうちの中学は国内だったー」ペタペタ
パンター娘「ロシアに行くんなら、少しくらいロシア語覚えて行かないとダメだよねー」ペタペタ
ラング娘「ロシア語で挨拶くらいは出来ないとねー」ペタペタ
Ⅲ号戦車娘「たいちょー、ロシア語で『こんにちは』ってなんて言うんですかー?」
隊長「えーと、えーと、『ピロシキー』かな?」(;・ω・)
Ⅳ号戦車娘「そっかー、『ぴろしきー』か!」
部長「こら、ウソおしえるな!」
隊長「だ、だって、プラウダの隊長がいつも・・・」(;゜∇゜) アセアセ
部長「あの娘もロシア語しゃべれないの!」
-
- 5 : 2016/05/12(木) 07:31:39 :
- ~港~
さんふらわぁ「」チャプチャプ
キューベルワーゲン「」ボボボボ ← 先導車
ティーガーⅡ「」キュラキュラキュラ
隊長『黒森峰隊到着しました』(* ̄∇ ̄)ノ
部長『うちの隊はもう先に着いてる、そっちも乗船して戦車を固定して』
隊長『了解!』(* ̄ー ̄)
副隊長『各車、乗船してちょうだい』
パンターG「」キュラキュラ
Ⅳ号戦車L70(V)「」キュラキュラ
隊長『ありっ、妹のティーガーがいない?』(´・ω・`)?
~町中~
隊長妹「コンビニに寄り道してたら置いてきぼりにされた・・・」(´ノω・`)
ティーガー砲手「当たり前だ!」
ティーガー操縦手「コンビニなんか寄るから」
隊長妹「だって、しっこがガマン出来なかったから///」(〃ω〃)
ティーガー装填手「出発前にしてこい!」
隊長妹「あたしは速攻でしっこしたのにみんなマンガ立ち読みしてたから・・・」(´ノω・`)
ティーガー砲手「あ、あれは、ロシアに行ったら今週号が読めなく・・・」
隊長妹「だったら買え!」(#`皿´)
ティーガー通信手「たいちょーから無線だよー、つなぐよー」
隊長妹「えっ?」(;゜∇゜)
隊長『ごらぁ、おまーら、どこにいるー!(怒)』
隊長妹『す、すぐ行きまつ!』(;>_<;)
-
- 6 : 2016/05/12(木) 07:44:15 :
- ~夜の町~
パパラパパラー グオングオングオン
町女「イヤねぇ、今時珍走団(暴走族)だなんてー」
町男「うるさいなぁ、ケーサツか誰かアイツらを退治しろよー」
パパラパパラー
珍走団A「アニキー、オレたちイカしてますよねー///」
珍走団ボス「アニキと呼ぶな、ヘッドだヘッド!」
ガシャーン
珍走団A「痛てて、なんでこんなとこに壁が・・・」
ティーガーⅠ「」ズンッ
珍走団ボス「戦車?」
隊長妹『なんか当たったー?』(´ノω・`)?
ティーガー砲手『さあ?』
ティーガー装填手『信号待ちで停車してんのに何かにぶつかるわけないだろ』
隊長妹『それもそっかー』(´ノω・`)
珍走団B「やいやい、ヘッドの愛車を壊しやがって!」 ← ぶつかったのはそっちです
珍走団C「ヤキ入れてやるから降りてこい!」 ← そんな事言われて降りていく人はいません
隊長妹『なんか周りが騒がしくない?』(ФωФ) ザワザワ
ティーガー砲手『さあ?』← 聞こえてません
※車内通話にヘッドホンと喉頭マイクを使っているので外の音はよく聞こえません
ティーガー通信手『信号青になったよー』
隊長妹『パンツァーフォー!(戦車前進)』(* ̄∇ ̄)ノ
-
- 7 : 2016/05/12(木) 07:53:36 :
- ティーガー操縦手「前進!」ガキッ
ブロロロロー
ティーガーⅠ「」キュラキュラキュラ
珍走団ズ「「うわー、動きだしたー!」」
ティーガーⅠ「」メキメキッ バキッ
珍走団車「」ペシャンコ
珍走団ボス「ごらぁ、オレの愛車をー!(怒)」
珍走団A「戦車から降りてこい!(怒)」
隊長『ごらぁ、早く港に来い!』 ← 無線
隊長妹『パ、パンツァーシュネル!(戦車増速)』(;゜∇゜) アセアセ
ティーガーⅠ「」ブロロロロー キュラキュラキュラ
珍走団ズ「うわー、速度上げて突っ込んでくるー!」
ティーガーⅠ「」バキバキ メキメキッ
ティーガー操縦手『な、何か踏んだかな?』タラー
ティーガー通信手『さあ?』
ティーガー操縦手『ぺリスコープだと夜は視界が悪くて・・・』ムー
ティーガー通信手『灯りもボッシュ航空管制灯しかないしねー』
隊長妹『あ、姉上が怒り狂ってる、損害に構わず前進!』((((;゜Д゜))) アセアセ
ティーガーⅠ「」メキメキ バキバキッ ← まったく損害に構ってません
珍走団ズ「「ぎゃああー、オレたちの愛車がー!(泣)」」
この夜、この町の珍走団は壊滅した。。。
~さんふらわぁ船内~
隊長『(怒)』ガミガミ
隊長妹『(涙)』(´;ω;`) シュンッ
ティーガーⅠ「」ズンッ
部長「なんかキャタピラが傷んでるような・・・(汗)」
-
- 8 : 2016/05/12(木) 08:26:20 :
- ~新潟港~
さんふらわぁ「」チャプチャプ
知隊長『知波単隊推参!』キリリッ
知副隊長『各車乗船して下さーい』
97式中戦車「」トコトコ
95式軽戦車「」トコトコ
隊長「やっぱ、チハたんは可愛いなぁ///」(*´ω`*) デレー
隊長妹「戦力にはならないでつけどね」(´ノω・`)
アンツィオ隊長『うははははー、我々が来たからにはもう大丈夫だー!』
アンツィオ副隊長『そうっス、任せるっス!』
隊長「相変わらずノリと勢いだけだなー」(ФωФ)
セモベンテ「」キュラキュラ
カルロベローチェ「」トコトコ
P40重戦車「」キュラキュラ
アンツィオ隊長『今回は戦力を出し惜しみしないぞ!』キリリッ
アンツィオ副隊長『でも、燃料費は節約するっス!』
隊長妹「やっぱり、資金難なんでつね」(´ノω・`)
~船内駐車スペース~
P40重戦車「」チンマリ ← 26t
パンターG型中戦車「」ズンッ ← 45t
アンツィオ隊長「自慢の重戦車が(涙)」プルプル
アンツィオ副隊長「ドゥーチェ泣かないで!」
隊長妹「イタリアでは重戦車かもしんないけど・・・」
隊長「パンターの隣になんか停めるから・・・(汗)」
-
- 9 : 2016/05/12(木) 12:37:21 :
- ~船内大広間~
隊長「ミーティングだ、集合!」
一年生ズ「はーい」テテテッ
隊長妹「全員集合したでつ」(´ノω・`)ゞ
隊長「えー、今回は特別に冬季の作戦行動に秀でたプラウダ高校から対ロシア専門の助っ人に来てもらってます」
隊長妹「プラウダから?」(´ノω・`)?
知隊長「対ロシア専門?」
Ⅲ号戦車娘「ロシアからの留学生とかかなー?///」ワクワク
隊長「どぞ、挨拶を」
プラウダ隊員「頼れる同士参上だべ!」← 純日本人
アンツィオ副隊長「おもいっきり日本人っス!」
プラウダ隊員「都会もんさ雪の怖さしんねがら、おらが教えでやるべ」
Ⅲ号戦車娘「と、東北の人?」
プラウダ隊員「おらのお爺もお父っどうも代々マタギさやっでたべ、雪山のこどはおらにまがせるだ」
隊長妹「マタギなんだ・・・(汗)」(´ノω・`;)
~船内駐車スペース~
KV-2「」ドーン
プラウダ隊員「これがおらの愛車だべ」ニカニカ
隊長妹「KV-2だ!」
プラウダ隊員「ドイツ兵さ恐怖におどしいれた『街道上の怪物』だぁ」ポンポン
Ⅳ号戦車娘「うわー、152mm砲だー」
Ⅲ号突撃砲娘「これ何トンあんのかなー?」
プラウダ隊員「52tあるだ」エッヘン
KV-2重戦車「」ズンッ ← 52t
一年生ズ「」チラッ
P-40重戦車「」チンマリ ← 26t
アンツィオ隊長「いちいち比べるなー!(泣)」
-
- 10 : 2016/05/13(金) 06:07:37 :
- ~プラウダ流ロシア語講座~
プラウダ隊員「ロシア語で撃では『アゴーイ』だべ」ハイッ
一年生ズ「『あごーいだべ』」
プラウダ隊員「止まれは『ストーイ』だべ」ハイッ
一年生ズ「『すとーいだべ』」
プラウダ隊員「急げは『ダワイ』だべ」ハイッ
一年生ズ「『だわいだべ』」
隊長「『だべ』は要らない・・・」(´・ω・`)
隊長妹「あのー、ロシア語の挨拶とかをー」(´ノω・`)ノ
プラウダ隊員「んだば、ロシア語でありがどうは『スパシーボ』だべ」ハイッ
一年生ズ「『すぱしーぼだべ』」
隊長「だから『だべ』を付けるな」(;・ω・)
プラウダ隊員「さようならは『ダスピダーニャ』だべ」ハイッ
一年生ズ「『だすぴだーにゃだべ』」
プラウダ隊員「敵の戦車さ撃破した時に言うとカッコいいべ///」
一年生ズ「『だすぴだーにゃだべ』///」カッコイイ
隊長妹「あのー、ロシア語でこんにちははー?」(´ノω・`)?
プラウダ隊員「え゛、こんにちはだべか?」
隊長妹「教えてくらさい」(〃ω〃)
プラウダ隊員「えーと、えーと、ロシア語でこんにちはは『ピロシキー』だべ」
一年生ズ「『ぴろしきーだべ』」
隊長「ごらぁ、ウソ教えんな!」(#`皿´)
-
- 11 : 2016/05/13(金) 12:23:53 :
- ~船上~
ビュウウウー
隊長妹「さぶっ」((((;゜Д゜))) プルッ
隊長「ぶちょーさん暖か~い///」(〃ω〃) ベタベタ
部長「そんなにくっくかないで///」
プラウダ隊員「凍えそうなカモメ見つめ泣いていましたぁ~♪」
知隊長「いいぞー!」ヤンヤ ヤンヤ
Ⅲ号戦車娘「なんだあれ?」
パンター娘「演歌熱唱してる・・・」
プラウダ隊員「ああああー、津軽かいきょー冬げーしきー♪」
知隊長「沁みるなぁ」
知副隊長「演歌は日本の心であります!」
アンツィオ隊長「プラウダの娘と知波単が盛り上がってるな」
アンツィオ副隊長「でもここは津軽海峡じゃないっス!」
隊長妹「姉上ー」(´ノω・`)
隊長「なんだ?」
隊長妹「あれ、流氷じゃあ?」(´ノω・`)?
流氷「」プカプカ
隊長「流氷だ・・・(汗)」
隊長妹「こんな普通のフェリーじゃなくて砕氷船がいるんじゃあ?」(ФωФ)
隊長「無事にウラジオストックに着けるのか?」
-
- 12 : 2016/05/13(金) 12:40:05 :
- ~ウラジオストック港~
フェリー「」チャプチャプ
ティーガーⅡ「」キュラキュラ
ティーガーⅠ「」キュラキュラ
???♀「日本代表チームの皆さんですネ」
隊長「わたしが指揮官だ」(* ̄ー ̄)
通訳「ワタシが皆さんの案内をしまス、通訳です」ペコリ
部長「おおっ、本物の金髪だ!///」ホクホク
副部長「ロシアン美少女!///」ホクホク
隊長「がぶっ」Σ( ̄皿 ̄;; ガジガジ
部長「噛まないで・・・(痛)」
Ⅲ号戦車娘「ぴろしきーだべ」← こんにちはのつもり
Ⅳ号戦車娘「ぴろしきーだべ」← こんにちはのつもり
通訳「えっ、皆さんお腹減ってるのデスカ?」
隊長妹「いや、そういうわけでは・・・」(´ノω・`)
通訳「でも、ピロシキが食べたイって・・・」
隊長「プラウダのインチキロシア語のせいで混乱してる」(ФωФ)
~鉄道駅~
部長「オーライ、オーライ」
パンターG「」キュラキュラ
副部長「しっかり、貨車に固定してー」
副隊長「戦車を載せ終わった乗員は客車に入って」
一年生ズ「寒い、寒い」「客車の中は暖房が効いてる」「お菓子食べよー」ワイワイ
通訳「戦車の積み込みが終わったら会場に向けて出発しまス」
-
- 13 : 2016/05/13(金) 12:45:31 :
- ~輸送列車~
ガタン ゴトン
一年生ズ「Zzz」
隊長「くかー」( ̄。 ̄)Zzz
部長「うーん、寒冷前線が南下してるなー」
副部長「凄い寒気が入って来るな」
通訳「大会当日はマイナス30℃以下になるかもしれませン」
部長「マイナス30℃!」
通訳「天候が悪ければ会場付近はマイナス35℃になることモ」
部長「戦車のバッテリーは大丈夫かな?」
副部長「エンストしたら再始動出来ないぞ」
部長「無線機も真空管が冷えると使えなくなるな」
副部長「現地でインターネットは使えるかな?」
通訳「荒野の真ん中なのデ・・・」
部長「もしかして携帯電話も?」
通訳「衛星電話しか届きまセン」
副部長「衛星電話なんて・・・」
通訳「大会の審判が会場に持ち込んでいまス」
~会場付近の鉄道駅~
部長「プラットホームの傾斜路を使って戦車を下ろすぞー」
ビュウウウー
隊長「さぶっ」((((;゜Д゜))) ブルッ
部長「エンジン始動しろ」ヌクヌク
隊長「んっ?」(ФωФ)
部長「どうかした?」
『自走砲部』装備
高機能アンダー
フリースセーター
ダウンウェア
ゴアテックスジャケット
『戦車道部』装備
毛糸のパンツ
ウールのセーター
パンツァージャケット
戦車兵用防寒衣
隊長「あたしもダウンとか欲しー」(´;ω;`)
部長「君らはルールでWWⅡ装備でないと・・・」
-
- 14 : 2016/05/13(金) 21:27:30 :
- ~会場付近宿泊所~
ティーガーⅡ「」キュラキュラ
ティーガーⅠ「」キュラキュラ
隊長『農村?』(´・ω・`)?
通訳『こんな場所なので高級ホテルというわけにいかなくテ』
ベルゲパンター「」キュラキュラ
部長『戦車は納屋に入れて良いのかな?』
通訳『ハイ、大丈夫でス』
ティーガーⅡ「」カパッ ← キューポラ
ビュウウウー
隊長「さっ、寒っ!」(/≧◇≦\)
ティーガーⅠ「」カパッ ← キューポラ
ビュウウウー
隊長妹「寒いというより痛いでつ」(´;ω;`)
プラウダ隊員「極低温だがら素手で金属に触れだら凍りついで取れなぐなるだよ、気をつけるべ!」
隊長「早く言ってよー」(´д`|||)ノペターッ
プラウダ隊員「なにやってるだ!」
隊長「全然取れない」(;´д`)ノグイグイ
プラウダ隊員「そんただ時はしっこさかげて溶かすしかねぇだ」
隊長妹「えっ、しっこ?」(´ノω・`)?
隊長「ぶちょーさ~ん♪///」(*´∇`*)ノペターッ
隊長妹「姉上の場合、むしろご褒美」((((;゜Д゜))) ガクガク
部長「もう仕方ないなー」ゴソゴソ
隊長「わくわく///」(〃ω〃) ドキドキ
部長「はい」つ『ステンレス真空ボトル』
隊長「え?」(゜ロ゜)
部長「コーヒー勿体ないなー」ジョボジョボ
隊長「ざんねん無念」(ー_ー;)
-
- 15 : 2016/05/13(金) 21:46:36 :
- ~納屋内~
※納屋の中に数台ずつ戦車を停めています
ティーガーⅡ「」ガロロロロ
エレファント「」ガロロロロ
部長「二時間おきにエンジンをかけてアイドリングしないと戦車が凍る・・・」
副部長「また外気温が下がってきたぞ」
パンターG「」ガロロロロ
部長「砲に塗布されてるグリスも凍るかも知れないな、戦車砲ももう一度点検しろ!」
自走砲部員「了解!」
~農家内~
※暖をとるために一軒に全員詰め込んでます
一年生ズ「Zzz」クカー スピー
隊長妹「熱いお風呂に入りたいでつ」(´;ω;`)
隊長「ここだと湯冷めで死ねる」
副隊長「日本に帰ったら温泉に行きたい~(泣)」
知副部長「た、隊長殿、さ、寒いであります!」プルプル
知隊長「気合いが足りーん、そんな事で満蒙国境が守れるか!」プルプル
隊長「知波単は気分は関東軍だなー」(´・ω・`)
アンツィオ隊長「さ、寒い!」プルプル
アンツィオ副隊長「ドゥーチェ、抱き合って暖めあっても寒いッス!」ブルブル
隊長妹「アンツィオは一番防寒装備が不足してるでつね」(´ノω・`;)
プラウダ隊員「おらはマタギだで、こんくらいの寒さなんで全然平気だべ」ガクガク ブルブル
隊長「いや、めっちゃ震えてるから・・・」(ФωФ)
通訳「石炭ストーブで部屋が暖まるまでもう少しお待ち下さイ」ザクザク
-
- 16 : 2016/05/14(土) 05:04:21 :
- 隊長妹「くかー」( ̄q ̄)zzz
副隊長「・・・」ウトウト
一年生ズ「Zzz」ギッシリ
隊長「狭い部屋に全員詰め込んだからなんとか暖をとれるなー」ヌクヌク
ビュウウウー
知隊長「しかし、外は吹雪いてるようだぞ」
アンツィオ隊長「大会当日の天候は大丈夫なのか?」
通訳「天気予報ではかなり悪いようデス」
隊長「戦車戦どころじゃないかも知れない・・・」(´・ω・`)
~納屋~
Ⅳ号戦車L70(V)「」ガロロロロ ← アイドリング中
Ⅲ号突撃砲G型「」ガロロロロ ← アイドリング中
部長「積雪がひどいな、これじゃ補給トラックは動けないぞ」
副部長「燃料輸送トラックだけでもベルゲパンターで牽引するか・・・」
自走砲部員「部長、ティーガーのエンジンがかかりません!」
部長「寒さでバッテリーがあがったか、手動クランクは試したか?」
自走砲部員「エンジンが冷えすぎててダメです」
部長「キューベルワーゲンのエンジン使って始動するアタッチメントがトラックにあったろ?」
自走砲部員「探してきます!」テテテッ
副部長「キューベルワーゲンを持ってくる」タタタッ
※戦車整備中隊(自走砲部)は既に闘っていた。。。
-
- 17 : 2016/05/14(土) 08:38:59 :
- 隊長「Zzz」( ̄ー ̄) ウトウト
ドア「」パタン
ビュウウウー
隊長妹「みゃー、寒いー!」( ̄□||||!!
部長「すぐ閉めるよ」パタン
隊長「あっ、部長さん///」
むわっ
部長「うわっ、女臭っ!」
隊長「そりゃま、年頃の娘をこんな狭いとこに大勢詰め込んだら・・・(汗)」(ー_ー;)
部長「ますます外の天候が悪化してきた」
隊長「マジっスか」(´・ω・`)
隊長妹「あたしたちの戦車は大丈夫でつか?」(´ノω・`)?
部長「外はオイルも凍りつきそうな寒さだけど、うちの連中が徹夜でエンジンかけてるからなんとか動ける」
隊長「いつもの事ながら助かります///」m(__)m ヘヘーッ
部長「それより、大会運営と連絡が取れないんだが」
隊長「へっ?」(;・ω・)
通訳「無線に出ないのデスカ?」
部長「寒さで真空管が暖まらなくて無線が使えない」
隊長「携帯は?」つ『ガラケー』サッ
ガラケー『圏外』
隊長「圏外か・・・」(´・ω・`;)
通訳「荒野の真ん中デスから・・・」
部長「他に連絡をとる方法は?」
通訳「大会会場にいる審判員の衛星電話シカ」
部長「大会会場まで行くしかないのか・・・」
-
- 18 : 2016/05/14(土) 08:55:01 :
- 隊長「全員乗車ー!」
一年生ズ「それーっ!」テテテッ
ティーガーⅡ「」バルン バルルル
ティーガー操縦手『凍りつきそうな寒さなのに、十分暖気運転されてるから快調///』
ベルゲパンター「」ガロロロロ
部長『燃料輸送トラックだけベルゲパンターで牽引していく、工具や部品のトラックは一旦放棄だ』
ティーガーⅠ「」バルルルル
隊長妹『姉上、黒森峰隊全車出発準備完了でつ』(´ノω・`)
P-40「」ガロロロロ
アンツィオ隊長『アンツィオ隊もOKだ!』
97式中戦車「」ボボボボ
知隊長『知波単隊出発準備完了!』
プラウダ隊員『雪上ならまかせるだ、大会会場までおらの戦車で先導するだ!』
KV-2「」キュラキュラキュラ
隊長『よし、プラウダのKV-2に着いて行け!』
ティーガーⅡ「」キュラキュラキュラ
隊長妹『吹雪でホワイトアウトしそうでつ』(´ノω・`)
ティーガーⅠ「」キュラキュラキュラ
隊長『各車距離を詰めろ、先行車を見失ったら即遭難だぞ!』
Ⅲ号突撃砲娘『ひええ、遭難!』
Ⅳ号戦車娘『も、もっと前に近づけ、絶対に見失うな!』
KV-2「」キュラキュラキュラ
プラウダ隊員『と、ところで大会会場ってどっちだべ?』
隊長『ごらぁ、全員遭難させるつもりかー!』
-
- 19 : 2016/05/14(土) 10:06:28 :
- ~大会会場~
ベルゲパンター「」キュラキュラキュラ
部長『何もないとこだなー』キョロキョロ
副部長『GPSの座標はここで合ってるよ』
通訳『元々なにも無い場所デスが、大会運営役員や審判は来てるハズですガ』
ティーガーⅡ「」キュラキュラキュラ
隊長『大丈夫なのかなー』(´・ω・`)?
KV-2「」キュラキュラキュラ
プラウダ隊員『おらがいるから大丈夫だべ』
隊長『もうおまーは信用出来ない』(#`皿´)
P-40「」キュラキュラ
アンツィオ隊長『全車揃ってるかー?』
97式中戦車「」トコトコ
知隊長『落伍した車両はいないだろうな?』
ティーガーⅠ「」キュラキュラキュラ
隊長妹『姉上ー、あれは?』(´ノω・`)
Sdkfz.223「」ポツーン
隊長『装甲偵察車?』
通訳『アレは大会の審判員の車両デス』
部長『半分雪に埋もれてないか、アレ?』
-
- 20 : 2016/05/14(土) 10:24:20 :
- Sdkfz223「」シーン
部長「ゆ、雪が積もって」ガサガサ
副部長「雪をどけないと側面のハッチが開かない!」ガサガサ
隊長「オープントップの銃塔から」ヨジッ
審判員「・・・」グッタリ
部長「誰かいるか?」
隊長「審判員が倒れてる!」Σ( ̄ロ ̄lll)
部長「よっと」ガチャッ ← 側面ハッチ
副部長「生きてるか?」
部長「大丈夫か、しっかりしろ!」つ『審判員』ズルズル
審判員「ね、眠い、眠らせて・・・」グッタリ
隊長「寝たら死ぬぞー!」(*`Д´)ノ!!!ビシバシ
審判員「い、痛い///」ヒリヒリ
部長「いったいどうしたんだ?」
審判員「あまりの悪天候で撤収しようとしたらエンストしてしまって・・・」
部長「撤収?」
審判員「装甲車のエンジンを再始動出来なくて・・・」
隊長「ちょ、ちょっと、撤収って?」(;゜∇゜)
審判員「あまりの悪天候に親善試合が中止に・・・」
隊長「え゛?」!Σ( ̄□ ̄;)
審判員「衛星電話で救助を求めたんですけど、ヘリも飛べないって・・・」
知隊長「ちょっと待て、救助ってなんだ、救助って!」アセアセ
アンツィオ隊長「えっ、ロシア代表チームは来ないのか?」キョトン
ビュウウウー
隊長「もしかして、あたしたち遭難してんの?」(´・ω・`)?
-
- 21 : 2016/05/14(土) 10:53:26 :
- 知隊長「天は我々を見放したのか・・・」
知副隊長「八甲田山でありますね!」
アンツィオ隊長「そんな事言ってる場合か!」
部長「ここでこうしていても仕方ない、とにかく宿泊所の農家に戻るんだ」
隊長『全員乗車!』(*`Д´)ノ!!!
隊長妹『外は寒いんで誰も戦車から降りてませーん』(〃ω〃)
隊長『出発するぞ、エンストしたら再始動出来ないからな、死ぬ気で走れ!』(#`皿´)
ティーガーⅡ「」キュラキュラキュラ
Ⅲ号戦車娘『ひええ』
Ⅲ号戦車J型「」キュラキュラキュラ
パンターG型「」プスン
パンター娘『わーん、エンジン止まったー!(泣)』
部長『牽引回収する余裕がない、他の戦車に乗り移れ!』
パンター娘「うわっ、寒っ!」カパッ ← キューポラ
パンター娘ズ「脱出!」ワラワラ
ティーガーⅠ「」ガロロロロ
隊長妹「こっち、こっちー!」(´ノω・`)/
パンター娘「狭いな」ムギュッ
ティーガー娘「狭いくらい我慢しろ」
ティーガーⅠ「」キュラキュラキュラ
Ⅲ号突撃砲G型「」プスン
Ⅲ号突撃砲娘『ひええ、こっちも止まったー!(泣)』
副隊長「みんなこっちに乗り移って!」
パンターA型「」ガロロロロ
-
- 22 : 2016/05/14(土) 18:42:33 :
- ~宿泊所~
ティーガーⅡ「」キュラキュラ
隊長『なんとかたどり着いた!』
ティーガーⅠ「」キュラキュラ
隊長妹『せ、狭い・・・』(´ノω・`;) ギッシリ
ベルゲパンター「」キュラキュラ
部長『3分の1くらい脱落したか・・・』
隊長『全員、宿泊所の中へ!』(*`Д´)ノ!!!
一年生ズ「さ、寒っ!」ワラワラ
アンツィオ隊「は、早く中へ・・・」ワラワラ
知波単隊「宿泊所へ突撃ー!」ワラワラ
通訳「とにかく石炭ストーブに火を淹れないと・・・」ガッシュ ガッシュ
部長「各隊、点呼を!」
隊長妹「黒森峰隊欠員なし!」(´ノω・`)
知隊長「知波単隊も全員揃ってる」
アンツィオ隊長「うちも大丈夫だ!」
隊長「ほっ、全員無事か・・・」
部長「いや、一人足りない・・・(汗)」
隊長「え゛?」(゜ロ゜;
部長「プラウダの・・・」
隊長「あ゛!」(;゜∇゜)
隊長妹「そ、そー言えば・・・」(・д・ = ・д・)
知副隊長「道中、KV-2の姿を見なかったで有ります!」
アンツィオ副隊長「KV-2はスピードが遅くて最後尾を走ってたっス!」
隊長「最後尾を走ってて、エンスト起こしたら・・・」Σ( ̄ロ ̄lll)
隊長妹「惜しい人を亡くした・・・」人( ̄ω ̄;) ナームー
プラウダ隊員「おらは生きてるだー!」バタン
隊長「あっ、生きてたw」
-
- 23 : 2016/05/14(土) 18:57:14 :
- プラウダ隊員「途中でKV-2がエンコして歩いて来ただ」ヨロヨロ
知隊長「さすがはマタギだな・・・(汗)」
アンツィオ隊長「なかなかしぶとい・・・」
部長「凍傷とか低体温症になってる娘はいないか?」
副部長「倒れてた審判員が一番ひどそうだな」
通訳「凍傷にならないように手足をマッサージしまス」サスサス
隊長「ぶちょーさん、ぶちょーさん///」(〃ω〃)
部長「なに?」
隊長「あたし、低体温症になってるので温めて欲しいれす///」(〃ω〃)
部長「すごい元気そうだけど・・・」
隊長「こーいう時は裸で抱き合って暖め合うのが良いらしいれす///」(〃ω〃) テレテレ
部長「それ、冬の海で溺れた時とかじゃなかったかな?」タラー
隊長妹「姉上~」(´ノω・`) ザンネンムネン
副隊長「この吹雪はいつまで続くのかしら?」
副部長「寒気団が数日は居すわりそうだよ」
通訳「ここは農家なのデ、食糧の備蓄はたくさんありますシ、石炭も春まで十分持ちまス」
隊長妹「春まで!」!!(゜ロ゜ノ)ノ
部長「春までって・・・(汗)」
隊長「あたし的には春までここで部長さんと一緒に暮らすのも有りかな///」(〃ω〃) テヘッ
-
- 24 : 2016/08/15(月) 21:25:13 :
- ~黒森峰女学院 戦車道部~
一軍隊長「ロシアから帰って来て間もないのだが次の試合が・」
隊長「あの~、二軍の娘たち3分の1はインフルで寝込んでて、残りの3分の1は風邪拗らせて肺炎寸前で、残りも霜焼けで手足がカイカイなんですけど」(´・ω・`) カユイ
一軍隊長「3分の1は動けるんだな?」
隊長「でも、まだアタシ達の戦車ロシアの雪原から回収されてないんですけどー」(´д`|||) トホホ
一軍隊長「戦車なら有る」
隊長「一軍の戦車?」(´・ω・`)?
一軍隊長「ロシア戦車道協会が親善試合が中止になったお詫びにと寄贈してくれた戦車が1両有る」
隊長「1両だけっスか」(ー_ー;)
一軍隊長「今回は他校のチームが主体でうちは応援だから大丈夫だ」
-
- 25 : 2016/08/15(月) 21:36:29 :
- ~○○工業大付属 自走砲部~
ガガガ ギィーッ ガンガン
隊長「はらしょー!///」(* ̄∇ ̄)ノ
部長「何その格好?」
隊長「似合う?///」ニカニカ ← ロシア戦車兵装備
部長「なんでロシア兵?」
隊長「この前の遭難のお詫びにロシアの戦車道協会が戦車をくれてー」(〃ω〃) ムフフ
部長「ロシア製の戦車?」
隊長「そーなの///」
部長「T-34、それともKV?」
隊長「もっと良いヤツ///」(〃ω〃) ウヘヘ
部長「スターリン(IS-2)か?」
隊長「ぶぶー、違いまーす///」
部長「じゃ、なに?」
隊長「ぴろしきー!」つ『無線機』 ← たぶん戦車呼んでる
キュラキュラキュラ
部長「えーと、アレ?」
隊長「そう、アレ」(〃ω〃)
T-35多砲塔戦車「」キュラキュラキュラ
-
- 26 : 2016/08/15(月) 21:49:17 :
- T-35多砲塔戦車「」ズーン
16.5口径76.2mm戦車砲×1
42口径45mm戦車砲×2
7.62mm機関銃×6
重量45t
隊長「良いっしょ///」(〃ω〃)
部長「多砲塔戦車・・・(汗)」
隊長妹「義兄上~、どこに停めたら良いでつか?」(´ノω・`)? カパッ
部長「義兄って呼ぶのやめてくんない?」
隊長妹「そう呼ばないと姉上が怒るんでつ」(´ノω・`)
隊長「えーと、それでコイツの整備をー」(〃ω〃)
部長「ロシア製の戦車は扱った事ないよ、マニュアルとか有るの?」
隊長「あいっ」つ『マニュアル』サッ
部長「全部キリル文字で書いてあるじゃないか・・・(汗)」つ『マニュアル』パラパラ
T-35「」キキッ
カパッ
一年生ズ「とうちゃーく」ゾロゾロ
部長「何人乗ってんの?」
隊長妹「全部で11人でつ」(´ノω・`)
部長「チビっ娘隊(Ⅲ号戦車娘)が居ないな?」キョロキョロ
隊長妹「インフルで寝込んでまつ」
部長「元一軍の娘(パンター娘、ラング娘)も居ない」
隊長妹「風邪拗らせて肺炎で入院してまつ」
隊長「だから体力だけが取り柄のアホの娘しか残ってないのよー」┐(´д`)┌
隊長妹「アホの娘じゃないでつ」(`ノω・´)
-
- 27 : 2016/08/16(火) 03:10:18 :
- ヤークトパンター「」ズーン
隊長「むふふ///」(〃ω〃) ペタペタ
Ⅳ号突撃砲「」ノシッ
ヘッツァー「」チンマリ
隊長「ん?」キョロキョロ
部長「どしたの?」ガチャガチャ ← 整備中
隊長「ありっ、いつもより自走砲少ないねー」(´・ω・`)?
部長「エレファントとかⅣ号戦車L70とかうちの主力駆逐戦車はまだロシアの雪原!」
隊長「ウチが借りてたんだった」( ;∀;)
部長「バッテリーがあがってエンジン始動出来ないし、積雪で戦車回収車も使えないし」
隊長「あたた」(/´△`\)
部長「ベルゲパンターも置いて来ちゃって困ってんだけど」
隊長「で、でも、まだヤークトティーガーが2両も」(* ̄∇ ̄)ノ アセアセ
部長「ロシアまで絶対に運べないから持って行かなかった使えない子なんだけどね」ガチャガチャ
隊長「代わりにウチの使えない子を整備の手伝いに」つ『妹』グイッ
隊長妹「使えない子じゃないでつ」(`ノω・´) プンスカ
部長「予備部品も無いし、マニュアルも読めないから基本的な整備しか出来ないよ」ガチャガチャ
隊長「あたしたちは基本的な整備すら出来ないからそれで大丈夫です」(* ̄∇ ̄)ノ エッヘン
隊長妹「姉上、そこは威張って言うとこじゃないでつ」(´ノω・`)
-
- 28 : 2016/08/16(火) 07:23:04 :
- T-35「」ガロン ガロロロロ
隊長「エンジンの音が良くなった」(* ̄ー ̄) ウムッ
隊長妹「ぱんつぁーふぉー!」(`ノω・´) キリッ
操縦手「ぐぬぬ、ドイツ戦車と違ってレバーが固い」グイッ
T-35「」キュラキュラキュラ
副部長「隊長が持って来たロシア戦車の整備終わったのかい?」
Ⅳ号突撃砲車長「さっき終わったよー」ヤレヤレ
副部長「あれっ、部長は?」キョロキョロ
一年生部員「部長さんなら、T-35の車内を点検してたハズですけど・・・」
副部長「また隊長がお持ち帰りかw」
T-35「」キュラキュラキュラ
部長「あのー、まだ大学の戦車道部の戦車を整備しなきゃなんないんだけどー」
隊長「射撃練習場へ、ダワイ(急げ)!」
隊長妹「だわい、だわい!」(`ノω・´)
T-35「」ゴゴゴゴゴ
-
- 29 : 2016/08/17(水) 05:20:59 :
- ~射撃練習場~
隊長「距離1000で停車!」(`・ω・´)
T-35「」キキッ
隊長妹「主砲装填!」(`ノω・´)
主砲装填手「はいっ!」ガチャッ
主砲手「照準良し!」ジー
隊長「アゴーイ(撃て)!」(*`Д´)ノ!!!
主砲手「とうっ!」カチッ
T-35「」ズドン
ヒュルルル
標的「」スカッ
隊長妹「次弾装填!」(# ゜Д゜) ウラァ
主砲装填手「はいっ!」ガチャッ
主砲手「照準良し!」キリキリ
隊長「アゴーイ!」(*`Д´)ノ!!!
主砲手「とうっ!」カチッ
T-35「」ズドン!
ヒュルルル
標的「」スカッ
隊長「外すな!」(#`皿´)
隊長妹「全然照準良しじゃないでつ!」(#`皿´)
主砲手「し、照準器が狂ってるんじゃ?」アセアセ
隊長「じゃ、部長さん撃ってみて」(´・ω・`)
部長「どれ」ノシッ
隊長妹「次弾装填!」(`ノω・´)
主砲装填手「はいっ!」ガチャッ
部長「むー、良し!」キリキリ
隊長「アゴーイ!」(*`Д´)ノ!!!
T-35「」ズドン!
ヒュルルル
標的「・」ポスッ
隊長「照準器のせいじゃない!」Σ( ̄皿 ̄;;
-
- 30 : 2016/08/17(水) 05:43:55 :
- 主砲手「とほほ」
部長「16.5口径の76.2mm戦車砲は初速が遅いから、普段使ってる88mm/L56や75mm/L48みたいに弾道が低伸しないんだよ」
隊長妹「えーと」(´ノω・`)?
隊長「日本語で言ってくらさい」(´・ω・`)?
部長「砲身短いんで弾が真っ直ぐじゃなく、山なりに飛んで行くんだよ」
主砲手「そ、それで当たらなかったのか!」パアア
部長「いや、ちゃんと照準すれば当たる」
隊長「やっぱりお前が下手なだけじゃんか!」Σ( ̄皿 ̄;;
主砲手「とほほ」
隊長妹「副砲装填!」(`ノω・´)
副砲装填手「はいっ!」ガチャッ
副砲手「照準良し」キリキリ
隊長「アゴーイ!」(*`Д´)ノ!!!
T-35「」ドンッ!
標的「.」ポスッ
副砲手「当たった♪」
隊長「的の端っこだけどね」(´・ω・`)
部長「42口径45mm砲は当時としては高性能な砲で初速も速いからね」
主砲手「あたしの主砲と交代してよ~」
副砲手「やだw」
隊長妹「第2副砲装填!」(`ノω・´)
第2副砲装填手「はいっ!」ガチャッ
第2副砲手「えーと・・・(汗)」ジー
隊長「照準は?」(# ゜Д゜) ウラァ
第2副砲手「標的ってどこですか~?」キョロキョロ
※第2副砲塔は主砲塔の後ろ左側にあります
-
- 31 : 2016/08/17(水) 06:02:40 :
- 隊長「主砲塔が邪魔で標的が見えないのか、操縦手、車体を横に向けろ!」(`・ω・´)
操縦手「ぐぬぬ」グイグイ
隊長妹「なにやってるんでつか?」(´ノω・`)?
操縦手「レバーが固くて入らない」プルプル
部長「あー、そういう時はハンマーでレバー殴って」
隊長妹「ハンマー?」(´ノω・`)?
操縦手「とうっ、あっ、入ったw」ゴチン ガチャッ
隊長妹「ハンマー・・・(汗)」(´ノω・`;)
部長「WWⅡのロシア製の戦車ってそんな感じだからw」
隊長妹「ロシア製は殴ったら言うこと聞くんでつか?」
部長「当時のミッションやらクラッチやらの工作精度が低かったからだよ」
T-35「」キュラキュラ グルッ
第2副砲手「照準良し!」ジー
隊長「アゴーイ!」(*`Д´)ノ!!!
第2副砲手「とうっ!」カチッ
T-35「」ドンッ!
標的「・」ポスッ
第2副砲手「命中~♪」
隊長「おまー、主砲手と替われ」(´・ω・`)
主砲手「やたっ♪」
第2副砲手「い、今のはまぐれ当たりですぅ~」
隊長妹「機銃塔アゴーイ!」(`ノω・´)
第1機銃手「とうっ!」カチッ
第2機銃手「やあっ!」カチッ
T-35「」パタタタタタタタ
隊長「主砲塔に副砲塔二つ、銃塔二つの多砲塔で前後左右全方位に同時攻撃が出来る///」(* ̄ー ̄) ホクホク
隊長妹「姉上~、それって敵に包囲されてません?」(´ノω・`)?
-
- 32 : 2016/08/17(水) 07:30:44 :
- ~輸送列車~
T-35「」ガタンゴトン ← 貨車に積載してる
部長「たった1両で遠征?」
隊長「今回は他校への助っ人だから」(* ̄ー ̄)
部長「いつもの知波単、それともアンツィオ?」
隊長妹「今回はプラウダ高校の応援でつ」(´ノω・`)
部長「ぷ、プラウダって青森だよね」ヒクヒク
隊長「そーですね」(* ̄ー ̄)
部長「授業は、出席は?」
隊長妹「対外試合は出席扱いに・」(´ノω・`)
部長「いや、僕の・・・」
隊長妹「えーと」(´ノω・`)?
隊長「部長さんの学校には、部長の妻ですって名乗ってインフルでしばらくお休みしますって電話を」(* ̄∇ ̄)ノ
部長「か、勝手に!」ガクガク
隊長「先生が、お大事にして下さい、奥さんって///」(〃ω〃) テレテレ
部長「そこは妻じゃなくて、母ですって名乗るところなんじゃあないの?」
隊長「医師の診断書もちゃんと偽造してるから出席の方は大丈夫」つ『診断書(偽)』ピラッ
部長「偽造すんな!」
隊長「『診断書 貴方は当大会において優秀なインフルを発症された事をここに証します、平成○○年X月XX日』」(* ̄ー ̄)
部長「表彰状がベースになってるじゃないか!」
-
- 33 : 2016/08/17(水) 22:44:06 :
- ~停車場~
隊長妹「プラットホームの傾斜路使って戦車を降ろすでつ」(´ノω・`)
操縦手「ぐぎぎ、固くてギアが入らない」ガシガシ
主砲手「はい、コレ」つ『ハンマー』サッ
T-35「」ブロロロロ
隊長妹「おーらい、おーらい」フリフリ
T-35「」ソロソロ
隊長「むー」(`Д´≡`Д´)?? キョロキョロ
部長「どしたの?」
隊長「案内役が来てないなー」(´・ω・`)?
部長「ここに案内が来るの?」
隊長「詳しい事は聞いてないけど、とりあえずこの駅まで来いってー」(´・ω・`)
部長「なんで詳しい事聞いとかないの・・・」
トラック?「」ブロロロロ
隊長「あのトラックかな?」(* ̄∇ ̄)ノ オーイ
部長「あのトラック、荷台にスターリンのオルガン(多連装ロケット砲)積んでるな」
隊長「じゃ、プラウダに間違いない」(〃ω〃)
トラック(カチューシャ搭載)「」キキッ
隊長「ぴろしきー!」ヽ( ̄▽ ̄)ノ ← ロシア語の挨拶のつもり
プラウダ兵「ぴろしきーだべ!」
隊長妹「あっ、マタギの娘でつ」(´ノω・`)
プラウダ兵「こっただ遠くまで良ぐ来てくれただなー」
隊長「ロシアよりは近いw」
プラウダ兵「試合会場まで案内すっがら、オラのトラックの後さついてけれ」
隊長「んだ、わがっただ」(* ̄∇ ̄)ノ
部長「訛りが感染ってる!」ガクガク
-
- 34 : 2016/08/18(木) 06:38:58 :
- ~プラウダ高校出撃準備地点~
T-26軽戦車
42口径45mm戦車砲×1
7.62mm機関銃×1
重量 9.4t
BT-7巡航戦車
42口径45mm戦車砲×1
7.62mm機関銃×2
重量13.8t
隊長「T-34とかKVはどこさいっただ?」(`Д´≡`Д´)??
プラウダ兵「オラの愛車のKV-Ⅱはまだロシアの雪原から回収されてねぇだ」
隊長「ほっただ事言ってんじゃなぐで、他の戦車はどこさ行っただ?」(´・ω・`)?
プラウダ兵「オラ達の隊の主力戦車は最初からBTとT-26だべ」エッヘン
隊長妹「オラ達の隊?」(´ノω・`)?
プラウダ兵「プラウダ高校戦車道部二軍だべ」
隊長「二軍・・・」(´;ω;`) シクシク
T-35「」ズンッ
プラウダ一年生ズ「うわー、重戦車だー///」「大きいな~♪」「KV-Ⅱよりでかいね」ペタペタ
部長「この娘らも二軍な訳ね・・・」
隊長「こっただ戦力で海外の代表と試合すんだべか・・・(汗)」(; ̄ー ̄A
部長「いい加減訛るのやめなよ・・・」
隊長「この隊の指揮官はどこにいるだ?」(´・ω・`)? アイサツスルダ
プラウダ兵「おめの目の前にいるだ」チンマリ
隊長「おめが二軍の隊長だべか?」ガッカリ
プラウダ兵「んだ」
-
- 35 : 2016/08/18(木) 07:40:14 :
- 隊長「んで、親善試合の相手はどこの国の代表チーム?」(´・ω・`)?
部長「そんな大事なことも聞いて来なかったのか・・・」
プラウダ兵「相手はおフランス代表だべ」
隊長「おフランスか」(´・ω・`)
隊長妹「おフランスなら旧式戦車ばっかりでつね」(´ノω・`)
部長「なんでフランスに"お"を付ける?」
隊長「作戦とかどうすんの?」
プラウダ兵「オラ達は作戦とかそういうのは苦手なんだべ」
隊長「苦手って・・・」
プラウダ兵「難しい作戦とが指示されでも、オラ達は走って止まって撃つしが出来ねがら」
隊長「お前らは知波単か!」ガクガク
隊長妹「姉上~、どうするー?」(´ノω・`)?
隊長「うーん、BTやT-26の快速を生かして総突撃かなー」(* ̄ー ̄)
隊長妹「いや、それこそ知波単作戦でつ」(´ノω・`)
隊長「おフランス野郎に知波単魂を見せてやる!」(ノ`△´)ノ
隊長妹「学校が違うでつ」(´ノω・`) クロモリミネ
~T-35 乗員~
戦車長 ← 隊長
主砲手
主砲装填手
第一副砲手
第一副砲装填手
第二副砲手
第二副砲装填手
第一銃塔手
第二銃塔手
操縦手
通信手 ← 隊長妹
計11名
-
- 36 : 2016/08/18(木) 13:15:26 :
- ~試合会場~
隊長「あの人がおフランスの隊長かな?」
プラウダ兵「みてえだな」
おフランス隊長「ボンジュール」ニコッ
隊長「ぴろしきー!」
プラウダ兵「ぴろしきーだべ!」
おフランス隊長「◎▲◇■▽」ペラペラ
隊長「おフランス語かな?」(´・ω・`)?
プラウダ兵「オラに聞くでねぇ」
おフランス隊長「○◆?」ペラペラ
隊長「英語じゃない事はわかった」(´・ω・`)
プラウダ兵「オラ達、おフランス語はわかんねぇだ」
おフランス隊長「今のはロシア語だったのデスガ・・・」
プラウダ兵「ろ、ロシア語だったべか!」ガクガク
隊長「日本語出来るなら、最初から日本語使ってくらさい」(´・ω・`)
おフランス隊長「日本のアニメ見て覚えました、少しネ」テヘペロ
~おフランス隊出撃準備地点~
ルノーB1
17口径75mm砲×1
32口径47mm砲×1
7.5mm機関銃が2
重量32t
ソミュアS35
32口径47mm砲×1
7.5mm機関銃×1
重量19.5t
ホチキスH35
21口径37mm砲×1
7.5mm機関銃×1
重量11.5t
隊長「どれも旧式戦車だなー」(* ̄ー ̄)
部長「T-34ならともかく、T-26やBTなら互角だよ・・・」
隊長「うっ・・・(汗)」(;・∀・)
-
- 37 : 2016/08/18(木) 19:50:11 :
- ~試合会場~
審判「試合開始~♪」ピピーッ
隊長「ウラー!」(* ̄∇ ̄)ノ
隊長妹「パンツァーフォー!」(`ノω・´)
プラウダ兵「ウラーだべ!」
プラウダ一年生ズ「ウラー!」
BT-7「」キュラキュラキュラキュラ
T-26「」キュラキュラキュラキュラ
T-35「」シーン
隊長「何やってる、ダワイ(急げ)!」(#`皿´)
隊長妹「だわい、だわい!」(`ノω・´)
操縦手「ぐぬぬ、レバーが前進に入んない!」プルプル
隊長「ハンマー!」(*`Д´)ノ!!!
隊長妹「あいっ」つ『ハンマー』
ガコン ガキン!
操縦手「やっと入った!」ホッ
T-35「」キュラキュラキュラ
プラウダ兵「作戦は走って、止まって、撃つだべ!」
BT-7「」キキッ ← 停止
プラウダ兵「アゴーイ(撃て)!」
BT-7「」ドーン
プラウダ一年生「アゴーイ!」
T-26「」ドーン
オチキスH35「メールド(くそっ)!」つ『白旗』ピラッ
ソミュアS35「」ドーン!
T-26「やーらーれーたー」つ『白旗』ピラッ
部長「火力は同等、装甲はフランスが上で機動力はプラウダが上だな」← 観戦中
-
- 38 : 2016/08/19(金) 05:01:22 :
- プラウダ兵「アゴーイ!」
プラウダ一年生「アゴーイ!」
BT-7「」ドーン
T-26「」ドーン
オチキスH35「」つ『白旗』ピラッ
ソミュアS35「」ガッキョン ← 弾いた
ソミュアS35「」ドーン
ルノーB1「」ドーン
BT-7「ぎゃー、殺られた!」つ『白旗』ピラッ
T-26「後は宜しくお願いしま~す」つ『白旗』ピラッ
部長「装甲の差でプラウダが殺られ始めた」
ロシア戦車 → 15mm程度
おフランス戦車 → 30~40mm
プラウダ兵「負けずに撃ちまくるだ!」
BT-7「」ドーン
部長「うーん、装甲が劣ってるんだから、正面から撃ち合うんじゃなくて機動力生かして側面に回り込むとか・・・」
T-26「ひーん(泣)」つ『白旗』ピラッ
部長「走って止まって撃つしか出来ないあの娘らには作戦は無理か・・・」
T-35「」ノロノロ
隊長「突撃、ウラー!」(*`Д´)ノ!!!
隊長妹「アゴーイ!」(`ノω・´)
部長「ここで出遅れてたT-35が乱入」
T-35「」ズドン! ← 主砲75mm
ヒュルルルル
ルノーB1「?」ゴチン ← 当たったけど効かない
隊長「下手くそ」(#`皿´)
主砲手「えー、今のは当てたよー」
隊長妹「姉上~、主砲は対歩兵用の榴弾砲でつ」(´ノω・`)
隊長「くそっ、副砲アゴーイ!」(*`Д´)ノ!!!
第一副砲手「えいっ!」カチッ
T-35「」ドーン!
ルノーB1「わっ!」つ『白旗』ピラッ
-
- 39 : 2016/08/19(金) 05:22:16 :
- ソミュアS35「」キュラキュラキュラ ←
ソミュアS35「」キュラキュラキュラ →
隊長妹「姉上~、後ろに回り込まれるでつ」(´ノω・`)
隊長「全火器撃ちまくれ、多砲塔戦車の恐ろしさを見せてやれ、アゴーイ!」(*`Д´)ノ!!!
T-35「」ズドン! ← 主砲塔
T-35「」ドーン ドーン! ← 第一、第二副砲塔
T-35「」パタタタタ ← 第一、第二銃塔
部長「銃塔の機関銃は意味ない・・・」
ソミュアS35「くそっ」つ『白旗』ピラッ
隊長「ふはははは、多砲塔戦車に死角なし!」ヽ( ̄▽ ̄)ノ
隊長妹「姉上、二時の方向に敵フラッグ車!」(`ノω・´)
隊長「よし、全速力で突撃、ウラー!」(*`Д´)ノ!!!
操縦手「全速力、全速力」つ『ハンマー』ガキン ゴキン
T-35「」ゴゴゴゴゴ
隊長「ダワイ!」(#`皿´)
隊長妹「だわい、だわい!」(`ノω・´)
主砲手「正面に敵フラッグ車の護衛!」
第一副砲手「照準するから、停車して下さい!」
隊長「停車しろ!」
操縦手「停車無理です!」
隊長「なんで?」(´・ω・`)?
操縦手「ハンマーで殴りすぎて操向レバー折れちゃいました~(泣)」つ『レバー』ポッキリ
隊長妹「ブレーキ、ブレーキ!」(;゜∇゜)
操縦手「さっきから踏んでるですけど~(泣)」シクシク
T-35「」ゴゴゴゴゴ
隊長「うわー、ぶつかる!」( ̄□||||!!
-
- 40 : 2016/08/19(金) 05:40:04 :
- オチキスH35「撃てっ!」ドーン
T-35「」ガッキョン! ← 弾いた
隊長「うわー、うわー!」Σ( ̄ロ ̄lll)
オチキスH35「そのまま突っ込んで来る!」
隊長妹「ぶーつーかーるー!(泣)」
主砲手「避けてー!(泣)」
ドガッ!
オチキスH35「ぐわっ!」つ『白旗』ピラッ
プラウダ兵「おおっ、重戦車の大重量を生かしたぶちかましでフラッグ車の護衛を殺っただ!」
ソミュアS35(フラッグ車)「カミカゼアタックだ!」
隊長「もうヤケクソだ、撃ちまくれ、アゴーイ!」(#`皿´)
主砲手「たあっ!」カチッ
第一副砲手「えいっ!」カチッ
第一銃塔手「やあっ!」カチッ
T-35「」ドーン ズドン パタタタタ
操縦手「んぎぎ、とーまーれー」ガシガシ
隊長妹「とまれー!」つ『ハンマー』ガキン ゴキン
T-35「」ゴゴゴゴゴ
ソミュアS35(フラッグ車)「撃ちまくりながら突っ込んで来る!」「か、回避を!」「側面を向けたら撃たれる!」「か、カミカゼ!」
隊長「ぎゃー!」( ̄□||||!!
操縦手「またぶつかるー!(泣)」
T-35「」ドガッ!
ソミュアS35(フラッグ車)「カミカゼアタック喰らった!」つ『白旗』ピラッ
審判「試合終了~♪」ピピーッ
T-35「」ゴゴゴゴゴ
審判「試合終了ですよー、どこ行くんですかー?」
隊長「戦車に聞いてー!(泣)」( ;∀;)
-
- 41 : 2016/08/19(金) 06:02:19 :
- ~試合会場外~
T-35「」ボテッ
隊長「と、止まった・・・」(´・ω・`メ) ボロッ
隊長妹「止まったって言うか、穴ぼこに落ちて動けないんでつけどね」(´ノω・`メ) ボロッ
主砲手「痛いよー、痛いよー(泣)」シクシク
主砲装填手「身体中が痛い~」ピクピク
操縦手「もう、ロシア製の戦車はイヤです~(泣)」
~試合会場~
プラウダ兵「おめらのおかげで勝っただ!」ペシペシ
隊長「身体中痛いから、肩とか叩かないで」(´・ω・`メ) ボロッ
おフランス隊長「サスガ日本のサムライ、戦車道で本場のカミカゼアタックを見れるとは思いませんデシタ///」
隊長妹「こっちもまさか本場の神風攻撃を見せる事になるとは思いもよらなかったでつ」(´ノω・`メ) ボロッ
おフランス隊長「隊員のみなサンは大丈夫デスカ?」
第一銃塔手「うーん、うーん」ボロッ
第二副砲手「え、衛生兵~(泣)」ドクドク
隊長「えーと、大丈夫じゃないです」(´・ω・`メ)
隊長妹「ロシアで無事だった残り3分の1も壊滅したでつ」(´ノω・`メ)
~試合会場外~
T-35「」ボテッ
部長「派手にひっくり返ってるなー」
隊長「ぶちょーさん、これ回収出来るー?」(´・ω・`)?
部長「ベルゲパンターも無いのにどうやって?」
隊長「あ、やっぱり」(ーー;)
隊長妹「姉上~、もう捨てて行くでつ」(´ノω・`)
隊長「でも、なんか勿体ないなー」(´・ω・`)
とりあえず終わり
- 著者情報
- この作品はシリーズ作品です
-
ボーイズ&パンツァー シリーズ
- 「ガールズ&パンツァー × ギャグ × ラブコメ」カテゴリの最新記事
- 「ガールズ&パンツァー」SSの交流広場
- ガールズ&パンツァー 交流広場
- 「ギャグ」SSの交流広場
- ギャグ 交流広場
- 「ラブコメ」SSの交流広場
- ラブコメ 交流広場