このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
この作品はオリジナルキャラクターを含みます。
この作品は執筆を終了しています。
ミカサが斬る 2話
- 未分類 × 進撃の巨人
- 2254
- 39
-
- 1 : 2014/12/25(木) 00:32:15 :
- ミカサが斬る 1話 闇を斬るの続きです
-
- 2 : 2014/12/25(木) 00:34:23 :
- 1話を見てないかたは是非見てください
http://www.ssnote.net/archives/28698
-
- 3 : 2014/12/25(木) 00:37:45 :
- 帝具の案もこちらからじゃんじゃん募集しています
http://www.ssnote.net/groups/1085/archives/1
-
- 4 : 2014/12/25(木) 01:34:47 :
- 期待
-
- 5 : 2014/12/25(木) 03:52:27 :
- ジャン『帝都で出世してガッポガッポ稼いで豊かに暮らす!』
マルコ『村を救うの間違いでしょジャン』
ジャン『救ってやるさ、ついでにな』
マルコ『ついでなの?』
ジャン「とか言ってたのにな・・・馬鹿マルコ・・お前のせいで俺・・・一人じゃねぇか・・・」
ゲシッ
ジャン「いってぇ!!いきなり何すんだテメェ!!」
ユミル「いつまでもウジウジしてんじゃねぇよ、もうあれから3日だ、そろそろ私達の仲間になる決心はついたか?」
ジャン「だから俺は!!」
ユミル「お前殺しの素質あると思うぞ、私が保証してやる」
ジャン「素質うんぬんで迷ってんじゃねぇよ・・・そもそも殺しなんて・・・」
ユミル「ま、今日はアジトを案内してやる」ガシッ
ジャン「ちょっおい首が!」
ユミル「あとちなみにここ帝都から北に10㎞先の山ん中だから」
ジャン「いいのかよ、こんなオープンな感じで、殺し屋なんだよな!?」
~アジト内部~
?????「え?まだ仲間になる決心ついてなかったのかい?」
ユミル「そうなんだよベルさん、何か暖かい言葉でもかけてやってくれ」
ベルトルト「・・・・取り合えず、よろしく」
ジャン「お、おう・・・・?」(?何か読んでるな)
ジャンはベルトルトが何かを読んでいるのに気がついた
ジャン(なに読んでンだ?・・・・影を濃くする100の方々・・・)
ポン
ジャン「取り合えず・・ファイト」
ベルトルト「え?何が!?」
アニ「ん?なんだいユミルまたそいつ連れ回しているんだ」
ユミル「おうアニ!お前もこいつに何か言葉かけてやってくれ」
アニ「・・・・・・特にないよ」
ジャン「ねぇのかよ」
ユミル「まぁアニはいつもこんな感じだ」
~訓練場~
????「おらぁぁぁぁあ!!」
ブォォオン
ユミル「まぁここは訓練場とは名ばかりのストレス発散場所だ・・・で」
????「そいやぁぁぁあ!!」
ブォォオン!!
ユミル「あそこにいる見るからにゴリラみたいなのがライナーだ」
ジャン(すげぇ槍さばき・・・)
ライナー「ふぅ~、ん?何だユミルじゃねぇか・・・とそいつはこの間の・・・」
ジャン「何で俺のこと知ってんだ?」
ライナー「ん?あぁこの姿では初対面か・・・この間の鎧着てたやつだよ」
ジャン「あぁ」
ライナー「ライナーだ、よろしくな!」
ジャン「お、おう」
ガシッ
ユミル「気をつけろこいつホモだぞ」
ジャン「げっ!」
ライナー「おいおい勘違いされちまうからやめろよな」
ジャン(否定はしねぇのかよ・・・)
~アジトの外の森~
???「そろそろユミルがここで昼寝する頃だ!今日こそ、俺を馬鹿と罵るアイツに一泡吹かせてやる!」
ユミル「そうかそれならその代価として指3本貰おうか」
ボキッ
???「ぎゃぁぁぁあ!!ギブっギブっ」
ユミル「ったく、お前みたいな馬鹿が私に一泡吹かせるなんて100年早いんだよ、あっ紹介が遅れたなこの馬鹿はコニーだ」
コニー「馬鹿馬鹿言うんじゃねぇよ!」
-
- 6 : 2014/12/25(木) 09:15:52 :
- 期待
-
- 7 : 2014/12/25(木) 10:12:09 :
- 期待
-
- 8 : 2014/12/26(金) 16:47:33 :
- ~河原~
ジャン「何かもういろいろとお腹いっぱいなんだが」
ユミル「あっははは、大丈夫、次は美女だから期待しとけって・・・ホラ、あそこにいんのがミカサだ、結構可愛いだろ?」
ユミルが指差した方向を見ると、そこには巨大な魚を丸焼きにしに食べてる、ミカサの姿があった
ミカサ「モグモグ」
ジャン(まぁ可愛いっちゃ可愛いが、どちらかといえば綺麗のほうがあってるな・・・だけどこの光景見てると全てが吹き飛ぶな)「!てかアイツが食ってんのデビルフィッシュか!?一人で殺ったのかよ!?」
ユミル「ミカサはあれでちょっと野生児みたいなところがあるからな」
ミカサ「ユミルも食べる?」
ユミル「おう!食べる食べる」
ミカサ「・・・・・」じーっ
ジャン「・・・なんだよ」
ミカサ「仲間になったの?」
ジャン「いや・・・」
ミカサ「ではまだ、この魚を食べさせるわけにはいかない」
ジャン(いや、いらねぇよ!)
ユミル「でも、今回は随分と大物をとってきたもんだな、一人で食えるのか?」
ミカサ「ボスが帰ってきてる」
ボス「やぁ」
ユミル「ボス!お土産ある?」
ボス「それよりもユミル・・・君、5日前の仕事で作戦時間オーバーしたらしいじゃないか」ニコッ
ユミル(・・・まずっ!)
ダッ!
ガシッ
ボス「どこへ行くんだい?まだ話は終わっていない・・・前にも言ったが、強敵との戦いを楽しみすぎるのは良くない、そのクセ、どうにか早く直すんだ」
ユミル「わかった、わかったからはなしてくれ!」
ボス「ん?そこの君は・・・」
ユミル「あっ!ボスこの人材推挙!」
ジャン「おい!テメェだから勝手に!」
ボス「・・・見込みは」
ユミル「あるね・・・まぁとりあえずやってみろって」
ジャン「バイトか!」
ミカサ「給料も高い 」
ジャン「だからバイトか!」
ボス「・・・あぁそういえば自己紹介が遅れたね、エルヴィンだ、よろしく」
ジャン「・・・ジャンだ」
エルヴィン「ミカサ、みんなを会議室に集めてくれ・・・ジャンの件を含め全作戦の結果を詳しく聞きたい」
-
- 9 : 2014/12/26(金) 17:34:45 :
- 期待
-
- 11 : 2014/12/27(土) 00:59:29 :
- ~会議室~
エルヴィン「・・・成る程、事情は全てわかった。ジャン、タイタンに加わる気はないかい?」
ジャン「・・・・断ったら」
エルヴィン「殺しはしない、だが返すわけにもいかない、だから、私達の工房で作業員として働いてもらうことになる・・・まぁ断っても死にはしないから安心しなさい。それを踏まえて・・・どうだい?」
ジャン「・・・俺は・・・帝都で出世して豊かに暮らす、次いでに村を救う、そんなことをいつも考えてた・・・ところが帝都が腐りきってやがるじゃねぇか」
ライナー「中央が腐ってるから地方が貧乏で辛いんだよ、だからその根元を取っ払うんだ、男としてな」
エルヴィン「ライナーは元々、有能な帝都の軍人だったんだ、だが帝都の腐敗を知り私達の仲間になったんだ」
ライナー「この仕事は帝都の悪人を始末することだかならな、腐った連中の下で働くよりもずっといい」
ジャン「だけどよぉ、悪いやつチマチマ殺してっても、世の中そう簡単にかわんねぇだろ・・・そんなんじゃ辺境にある俺の村みたいなところは救われねぇんじゃねぇか?」
エルヴィン「成る程、それなら尚更タイタンがピッタリだ」
ジャン「?なんでだよ」
-
- 12 : 2014/12/28(日) 01:24:36 :
- エルヴィン「帝都の遥か南方、そこに反帝国勢力である革命軍のアジトがあるんだ」
ジャン「革命軍・・・?」
エルヴィン「はじめは小規模だった革命軍も今ではもう大規模な組織に成長してきた。すると必然的に情報収集や暗殺など裏の日の当たらない仕事をこなす部隊ができてくる、それが私達attack on titan 通称タイタンだ・・・今は帝都の害虫を退治しているが、軍が決起の際には混乱に乗じ腐敗の根元である大臣をこの手で・・・討つ!」グッ
ジャン「・・・大臣を討つ・・・!?」
エルヴィン「それが私達の目標だ、他にもあるが今は置いておこう・・・決起の時期は言えないが、勝つための策はもう用意してある、その時がくれば確実にこの国は変わる」
ジャン「・・・その変わったあとの国は民に優しいんだろうな?」
エルヴィン「無論だ」
ジャン「そりゃスゲェ・・・ってことは今も帝都の悪いやつら退治してるだけで・・・いわゆる正義の殺し屋ってやつかよ!」
ぷっ
あははははははは
突然ジャン以外の全員が笑い始めた
ジャン「なんだよ!何が可笑しいってんだ!」
ユミル「ジャン、どんなお題目をつけようが私達がやってることは殺しなんだ」
ベルトルト「そこに正義何てものはないんだよ」
ライナー「ここいる全員・・・いつ報いを受けて死んでもおかしくないんだぜ」
エルヴィン「戦う理由は一人一人違うが、皆覚悟はできている・・・それでも意見は変わらないか?」
ジャン「・・・報酬はもらえるのか?」
エルヴィン「あぁ、しっかりと働きさえすれば豊かに暮らす・・・とまでは行かないが故郷の一つぐらいは救えるだろう」
ジャン「だったらやってやらぁ!俺をタイタンに入れろ!そんな大きな目的のためならマルコだってこうしてたはずだ」
アニ「大手降って村に帰れなくなるよ」
ジャン「村が救えんだったら、そんぐらいかまわねぇよ」
アニ「そうかい」
エルヴィン「決まりだな・・・修羅の道へようこそジャン」
-
- 13 : 2014/12/29(月) 03:28:27 :
- ジーッジーッジーッ
コニー「!?ボス侵入者だ!」
エルヴィン「!人数と場所は」
コニー「俺の結界の反応からして8人、全員アジトの近くまで近づいてきてる!」
エルヴィン「ここを嗅ぎ付けてくるとは手練れだな・・・恐らく異民族の傭兵だろう、仕方ないな、全員緊急出動だ・・・全員生きて返すな」
ゾクッ
ジャン(雰囲気が・・・急に変わりやがった)
エルヴィン「行け」
ダッ!
全員が侵入者を始末するため一斉に行動した
ジャン「え?あ・・・」
エルヴィン「何をボーッとしているんだぃ、初陣だ、始末してくるんだ」
-
- 14 : 2014/12/30(火) 02:05:55 :
- 期待!
(ナジェンダがエルヴィンならエスデス様はリヴァイだろうな)
-
- 15 : 2014/12/30(火) 02:30:00 :
- ~アジト付近の森~
タッタッタッタタッタッタッタ
ジャン「ライナー」
ライナー「ん?ジャンか、一緒に行くか?」
ジャン「おう」
ライナー「それと俺のことは兄貴か先輩と呼びな」
ジャン「嫌だ断る」キッパリ
ライナー「うっ、そこまでキッパリと言わなくてもな・・・・せめて『さん』はつけてくれ」
ジャン「はいはいライナーさん」
ライナー「まぁ棒読みだが『さん』をつけてくれたお礼だ、良いもの見せてやる」
ザザザッ
バン
そう言うとライナーは走るのをやめ地面に手をついた
ライナー「アルマトスィアァァァァ!!!」
そう、ライナーが叫ぶと突然ライナーの体が鎧に包まれた
ジャン「おおおお!スゲェな」
ライナー「これは帝具アルマトスィア」
ジャン「てーぐ?なんだそりゃ?まぁいいかとりあえずスゲェな」
ライナー「だろ!さて・・・今から君に初任務を言い渡す、重要だぞ」
ジャン「何でそんな上司口調なんだよ、一応上司なんだろうけどよぉ」
~河原~
ミカサ「・・・・」
傭兵A「手配書と同じ顔・・・こいつがここにいるってことは」
傭兵B「アジトはこの近くにあるみたいだな」
傭兵C「地道に探したかいがあったぜ・・・それにしてもこの女、可愛い顔してんじゃねぇか 」
傭兵A「こりゃ殺ったあとも楽しめそうだな・・・あまり傷つけるな----」
ヒュンスパパパン
傭兵A「よ・・・ってえ?」
何がおこったか傭兵たちには一瞬わからなかった
ミカサ「お前たち全員、敵地で余裕を持ちすぎだ」
傭兵A「嘘・・・だろ」
傭兵B「速・・す・・ぎる」
傭兵C「目で・・・とらえ・・れられない・・なんて」
バタバタバタン
ミカサ「・・・」
-
- 16 : 2015/01/02(金) 01:12:23 :
- 遅れましたが、あけおめことよろです!
>>14
ありがとうございます
-
- 17 : 2015/01/03(土) 02:34:18 :
- ~森の中~
傭兵D(ッチ侵入を気取られたか・・・まぁいいどのみちここにアジトがあるのは確定、この情報だけでも莫大な金になる、さっさと脱出して依頼主に報告だ!)
アニ「気抜きすぎだよアンタ」
傭兵D「は?」
スパァン
ドシャ
アニ「ハァ」
傭兵(油断してやがる)「貰った!!」
パチン
ブオォン
傭兵E「ぎゃぁぁあ!!熱!熱い!!焼けるぅぅぅ!!!」
突如何処からともなく炎が男を包み込んだ
ベルトルト「大丈夫だったかい?」
アニ「余計なことしなくても気付いてたよ」
ベルトルト「ハハハそうかい」
~森の中の他の場所~
傭兵F「」
ユミル「ん?あの炎はベルさんか、全く後始末が大変だな・・・あ、もうこいつ死んでんな」ポイッ
そういいながらユミルは影で首を吊し上げていた男を放り捨てた
~洞窟内~
傭兵女「う・・・ぐ・・・」
傭兵の女は砂鉄で覆われ繭のようになり動けなくなっていた
コニー「反応が小さいと思ったら、よりによって女かよ」
傭兵女「お願いします!助けてください!何でもしますから!」
コニー「ダメだ、女に騙されて死んだやつを知ってるからな」パチン
ドスッドスッドスッ
コニーが指を鳴らすと砂鉄でできた繭の内側からまた砂鉄でできた棘か飛び出してきた
そして砂鉄が赤く染まっていった
ドサッ
コニー「ハァ~切ねぇよなぁ~この稼業」
~森を出てすぐの丘~
ジャン「・・・なにやってンだ俺」
~5分ほど前~
ライナー「敵が逃げてくるとしたらこの辺りの可能性が高い、もし本当に敵が逃げてきたら足止めでもいいから応戦するんだ」
ジャン「何で俺がそんな役回りをしねぇと行けねぇんだ」
ライナー「ジャンお前ははまだまだ経験が浅く未熟なところが多いからなあまり危険な役回りはまだ俺たちに任せろ」
ジャン「嫌だね」
ライナー「嫌だ!?俺の話聞いてたか!?お前!!」
ジャン「あぁ聞いてたよ、それを踏まえて断る!まずそういう経験だの何だのは実戦を乗り越えてこそ身に付くもんだろ」
ライナー「お前の言うことも一理あるがお前はそもそも新人なんだからな」
ジャン「関係ないね」
ライナー「わかったこうなれば男同士正々堂々・・・」
ジャン「・・・」ゴクッ
ライナー「ジャンケンで勝負だ!」
ジャン「ジャンケンかよ!」
ライナー「何だ、不満なのか」
ジャン「いや、別に不満とかじゃねぇけど」
ライナー「なら別にいいだろ、じゃぁいくぞ!!」
ジャンライ「「最初はグー!!ジャンケン・・・!!」」
~そして今に至る~
ジャン「チクショウあの時パー出してれば・・・」
ガサッ
ジャン「!?」
傭兵ボス「!?ッチここにまで人員を配置してやがったのか!」
ジャン「悪ぃけど、通すわけには行かねぇな・・・」(何にも恨みもねぇやつを斬るのか・・・だがここで迷ったら・・・死ぬ!!)
-
- 18 : 2015/01/07(水) 02:21:09 :
- ~その頃別の場所で~
アニ「あの新入り・・・死んだと思う?」
ベルトルト「うん、大丈夫だと思うよ」
アニ「・・・」
ベルトルト「どうしたのアニ?」
アニ「アンタが他のやつ評価するなんて珍しいからさ」
ベルトルト「そんなことないよ、それに」
アニ「それに?」
ベルトルト「ミカサと殺りあって生きてるしね」
アニ「まぁ確かにそうだけどさ」
ベルトルト「後」
アニ「なんだい、まだあんの」
ベルトルト「斬りあったってミカサ曰く・・・伸びしろの塊、育てていけば将軍級の器だそうだよ」
~戻ってジャンのとこへ~
ジャン「うぉぉぉぉお!!!」
ズバン
傭兵ボス「グハッ!」
バタン
ジャン「ハァハァ見たか!これがマルコと培い鍛えあげてきた力と技だ!!」
傭兵ボス「ひぃ」
ザザザ
ジャンが近づくと傭兵ボスは後退った
傭兵ボス「頼むっ!見逃してれ!!俺が・・俺が死んだらむらが!!」
ジャン「っ!!?」(こいつにも故郷が・・・)
ジャンが戸惑い気を抜いた瞬間
傭兵ボス「ははは!!気を抜きやがったな!!!」
バッ!
ジャンに飛び掛かった
ジャン「!!?」(やべぇ!!)
ジャンが覚悟したときに
ヒュンズダン
傭兵ボス「グハッ!」
空から何者かが降ってきて傭兵ボスに止めを指した
ジャン「・・・っ」
ズチュ
死体から剣を引き抜いた
ミカサ「殺すことを迷うな・・・止めは迅速に止めをさせ」
-
- 19 : 2015/01/09(金) 01:42:35 :
- ジャン(こいつ・・・顔ひとつ変えずに・・・)
ライナー「とうっ!敵がこっちに逃げて来ただろ!後は俺にまかせな!!」
ミカサ「もう終わった」
ライナー「は?」
~しばらくしてアジト前~
エルヴィン「初陣御苦労様だったジャン」
ジャン「・・・おう」
エルヴィン「しかしミカサの報告をきくと不安なところもある・・・お前が生き抜くためにも誰かとともにしに学ぶのが一番だと思う・・・ミカサと組み色々と学ぶんだ」
ジャン「げっ!!」
エルヴィン「いいなミカサ」
ミカサ「うん」コクッ
ジャン(随分あっさりだな!!)
エルヴィン「足手まといになるようだったら斬っていいよ」
ミカサ「わかった」
ジャン(わかったのかよ!!)
エルヴィン「まぁ殺されないように頑張るんだ」
ジャン(こいつと・・・これから一緒に組むのかよ?)
ミカサ「?」
-
- 20 : 2015/01/10(土) 23:18:29 :
- ~その日から暫くして~
マルコ『ジャンも料理ぐらいできるようになったら?』
ジャン『別にいいだろ料理なんてできなくても俺たちがなるのは兵士であって料理人じゃねぇんだからよ』
マルコ『兵士になったとしても料理できてそんなんてないよ』
ジャン『・・・ハァわかったよ』
マルコ『じゃあ、まずは卵焼きからチャレンジしてみよっか』
ジャン(マルコお前のいう通り料理できて損なことはなかったよ)
ライナーアニベルトルトコニー「「「「おかわり」」」」
ジャン(今の今やくにたっちゃってるよ)
アニ「早くしてくれない」
ジャン「ちょっとは待ちやがれ!」
ミカサ「」パクッ
ジャン「おい!お前はつまみ食いしてんじゃねぇ!」
~昼飯後~
ジャン「何で俺がこんなこと・・・」
ジャンは皿を洗いながらぼやいていた
ミカサ「役割分担だから仕方ない、ジャンは新入りだから炊飯当番になった」パクッ
ジャン「お前はつまみ食いし過ぎろ、もしかしてそのせいで炊飯当番になったんじゃねぇか?」
ミカサ「料理できるのが私ぐらいだったから」
ジャン「そうなのか?」
ガチャ
アニ「働いてるかい下っぱわ」
ジャン「うっせぇな!やってるよ!」
ベルトルト「アニ流石にその言い方はさぁ」
アニ「本当のことだろ」
ジャン「ッチ・・・ところでどっか行くのか?」
ライナー「緊急の依頼だ」
ジャン「なっ!?じゃあ俺も一緒に!」
ベルトルト「残念だけどジャンはお留守番だよ」
ジャン「は?何でだよ」
ライナー「俺たち3人でいくようにボスに言われてるからな」
アニ「だからあんたは雑用でもやっておとなしく待ってるんだね」
ジャン「っ!!」
ライナー「そうカッカするな、いずれお前も忙しくなる、じゃあ行ってくる」
ジャン「・・・あぁ」
ミカサ「ジャン私達は夜ご飯の調達」
ジャン「わかってる」
-
- 21 : 2015/01/10(土) 23:20:43 :
- ~アジトの近くの川~
ミカサ「今日の晩御飯は川で取る」
シュル
ジャン「なっ!!おまっ!何を!!///」
ミカサ「何って服を脱いでる」
ジャン「そんなの見りゃわかる!!」
パサッ
ジャン「お前馬鹿っ!!」チラッ
ミカサ「?」水着姿
ジャン「なんだよ水着着てるのかよハァ」
ミカサ「今から川に入るんだから当たり前」
-
- 22 : 2015/01/11(日) 10:59:05 :
- ジャンが可愛いw期待です!
-
- 23 : 2015/01/12(月) 09:55:13 :
- >>22
ありがとうございます
-
- 24 : 2015/01/13(火) 02:54:39 :
- ミカサ「今から捕るのはコウガマグロ」
ジャン「コウガマグロって確か・・・警戒心が強くて滅多に捕まえられないレアな魚じゃ・・・」
ジャンがそう言い終わる前にミカサは川に飛び込んだ
ザッパァン
ジャン「って素手でとるのかよ!?」
そうすると突然川の中から大量の魚が飛んできた
ジャン「大漁ってレベルじゃねぇ!!」
ミカサ「プッハッ川底に潜り気配を消し通りがかったところを捕らえる・・思いきりのよさが重要・・・できる?」
ジャン「ハッ上等!!やってやろうじゃねぇか!!」
そう言うとジャンは服を脱ぎ捨て上半身裸になった
~そしてその晩~
エルヴィン「・・・で結局ジャンが捕まえたのは2匹と」
ユミル「プッハハハおまっ!服脱ぎ捨てて『上等!!やってやろうじゃねぇか!!』って言ったんだろ!!ハハハハハハヤベェ腹いてぇ」ケラケラ
ミカサ「まだまだ甘い」
ジャン「っ!!」(ッチくそ・・・コイツいつもなに考えてんのかわかんねぇし・・・可愛いけどあまり得意なタイプじゃねぇな・・・)
エルヴィン「さてとユミル・・・報告を聞こうか・・・」
ユミル「あぁ・・・標的は警備隊のキッツ・ヴェールマンとリーブス商会の会長ディモ・リーブスっていうやつだ。話によると・・・」
~回想~
依頼人の女「警備隊のキッツはリーブス商会の会長ディモ・リーブスから大量のワイロを貰っています。リーブスが悪事を行うたび代理の犯罪者がでっち上げられるんです。私の夫も濡れ衣をきせられ死罪になりました・・・どうか・・・どうかこの晴らせぬ恨みを・・・」
ユミル「・・・わかった。そいつら全員血祭りに上げて地獄に叩き落としてやる」
依頼人の女「ありがとうございます・・・ありがとうございます」
~戻って現在~
ユミル「これはその時の依頼金だ」
ジャン「よくこんなに集められたな・・・」
ユミル「・・・多分病を患っている・・・体を売って稼ぎ続けたんだろ」
エルヴィン「・・・事実確認は?」
ユミル「ちゃんと確認した・・・有罪だ」
エルヴィン「よしタイタンはこの依頼を受ける・・・悪逆を働くものは新しい国に必要ない・・・天罰をくだしてやろう」
ユミル「商人のリーブスを殺るのは楽なもんだが・・・警備隊のキッツは中々の難敵だ・・・その上キッツはかなりの小心者でビビりだ。警戒心は人一倍強い・・・普段は多くの部下を引き連れていて一人になることはほとんどない。用心深いところもありワイロは自室にリーブスを呼び受け取っている・・・非番の日はメインストリートの酒屋で飲んでることが多い」
ジャン「実行は非番の日しか無理だろうな」
エルヴィン「だが宮殿付近の警備は厳重だ。顔がわれているミカサは辛いものがあるな」
ユミル「私は手配書出回ってないけど」
エルヴィン「殺れるのか?」
ユミル「難敵なんだろ?腕がなるね」
ミカサ「アニたちをまつのは?」
ジャン「アイツらいつ戻ってくるかわかんねぇんだろ?」
ミカサ「そう」
ジャン「だったら俺たちだけでやりとげてやろうぜ!」
エルヴィン「フッジャンがキッツを倒すというのか」
ジャン「・・・え?」
ユミル「言うねぇ~今の発言責任持てよ」
ミカサ「今のジャンには無理」
ジャン「っ!剣の腕だったら俺だってなぁ!!」
ミカサ「ジャンには人を殺せない・・・そう言ってるの」
ジャン「くっ・・・経験なら・・・」
ミカサ「あれはジャンが憎しみで振るった剣、いついかなるときでも躊躇わず人を斬れる?」
ジャン「・・・こうして間にもまた濡れ衣をきせられる奴がいるかも知れねぇんだろ・・・だったらやってやらぁ!大切な奴が奪われる・・・そんなの思いもう誰にもさせねぇよ!」
エルヴィン「決まりだな・・・ジャンの決意を汲み取ろう・・キッツを消すんだ!」
ユミル「よくいったなジャン!いい覚悟だ!」
エルヴィン「ユミルとミカサはリーブスを頼む」
ユミル「わかった」
ミカサ「了解」
エルヴィン「・・・」
ユミル「どうかしたのか?ボス」
エルヴィン「いや・・・あの小鹿のようだと言われていたキッツがここまで大胆な横暴に出るとは夢にも思っていなかったからな・・・後ろで誰かが糸を引いてると思うが・・まぁ十中八九、大臣だろうが・・・罪は罪だ、償ってもらわないとな」
ユミル「そういうこと」
ジャン「どうだミカサ!俺だってなぁ決めるときは決めるんだよ!」
ミカサ「きちんと任務を遂行し報告を終えて始めて立派と言える・・・この時点でいい気になっていると・・・死ぬ」
ジャン「っ!」(んなことたぁわかってるよ・・・ぜってぇ任務を成功させて俺のことを認めさせてやらぁ)
-
- 25 : 2015/01/13(火) 02:55:23 :
- 最後の方・・・ジャンがエレン化した気がする・・・
-
- 26 : 2015/01/13(火) 03:05:10 :
- ~メインストリート~
ユミル「ここがメインストリートだ、地図は頭に入ってるな?」
ジャン「あぁわかってるよ」
ユミル「ジャン・・・これはミカサの昔話なんだけどな・・・ミカサは子供の頃、山賊に拐われて帝国に売られたんだよ、何でも珍しい東洋の人間の血が流れてるらしい・・・そして同じように売られた子供と一緒に暗殺者育成機関に入れられ殺しの教育を受け過酷な状況を生き延びてきた、本当に過酷な状況をな・・・そして帝国に命じられるままに任務をこなす一人と暗殺者が完成した・・・だけどミカサは任務をこなすたびに帝国の闇を感じとり当時標的だったボスに説得され革命軍側に入った・・・そうなるまでに一緒に育った仲間はほとんど死んだ・・・何が言いたいかわかるよな?」
ジャン「殺しのプロとして素人のおれが生ぬるいって言いてぇんだろ?」
ユミル「フッまぁ今回の任務が成功すればお前にもわかるさ」
-
- 27 : 2015/01/13(火) 03:10:52 :
- ~とある遊郭~
ディモ・リーブス「フゥトイレでスッキリしたことだし、またイかせてもらうとするか」
ユミル「あぁ逝かせてやるよディモ・リーブス」
スルスルガシッ
突然リーブスは背後から影に捕らわれた
グサッ
そうして捕らえられているとこをミカサに心臓をひと突きされた
ディモ・リーブス「・・・ぁ・・ぁ」
ユミル「美女に止めさしてもらえるなんて幸せものだなお前」
ドサッ
ユミル「さて、難敵担当のジャンはどうなったかな・・・」
-
- 28 : 2015/01/16(金) 01:46:45 :
- ~メインストリート~
キッツ「ヒックどいつもこいつも人を小鹿と馬鹿にして、いつかあのハゲを見返してる」ブツブツ
ジャン「すみませんキッツ様」
キッツ「な、なんだ貴様は!何のようだ!」
ジャン「是非お耳に入れたい話があるんですが・・・」
キッツ「き、聞いてやるから言ってみろ」
ジャン「こう人が多くてはちょっと・・・」
キッツ「・・・」
~メインストリートの裏路地~
キッツ(人の気配がない・・・)「貴様ここならいいだろう!早く話すんだ!」
ジャン「はい」(マルコ・・・力をかしてくれ)
バッ!
キッツ「なっ!何をしている!」
ジャン「お願いします俺を警備隊に入れてください、金を稼いで故郷に仕送りしなければいけないんです」(屈辱だがやるしかねぇ)土下座
キッツ「そんなことなら正規の手順を踏んでこい!」
そういいキッツは背を向けて帰ろうとした
ジャン「しかし今の不景気で倍率が高すぎてですね・・・」ガチャ
キッツ「し、仕方ないだろう・・・貴様が力不足なのだ!!」ガチャ
キッツはジャンの殺気に気づき振り返り様に剣を抜いた
ズバン!
キッツ「・・なん・・・だと」(早い・・・恐れをしらない大胆さ・・・まさかこの私に歯向かう者がいたなど・・・)
ジャンの剣がキッツの剣より早く届いた
バタン
ジャン「ハァやったか」
ミカサ『報告を終えて始めて立派と言える』
ジャン「報告しねぇとな」
キッツ「貴様ぁぁぁぁ!!」
ジャン「!!?」
ガキィン
キッツ「この私にたてつこうとは!この場で処刑してやる!・・・貴様もしかして権力者を殺して回ってるタイタンの一味だな!・・・貴様らのような支配されるものたちは私達に支配されていればよいのだ!・・・私が人を裁くのだ!私が裁かれてたまるものか!!」
ジャン「ック!」
バッ!
ジャン「かってなこといってんじゃねぇよ!!」
ガキィン
キッツ「うぉぉぉ!」
ガキィン
お互い剣を、振るうがどちらとも受け止めあう
ジャン「っ・・ッキ」
キッツ「いったい誰の依頼だ!最近だとあの時の男の婚約者か!」
ジャン「っ!」
キッツ「当たりか!やはりあの時一緒に殺しておけばよかったんだ!私のが死んでたまるか!死ぬのは貴様らだ!その女も貴様を処刑したあとに殺してやる!!」
ジャン「っ!!」
ズシャンズシャン
キッツ「なっ!」
ジャンはキッツの両腕を切り落とした
ジャン(コイツら全員おんなじだ・・・てにいれた権力を振りかざし、ただ理不尽にその権力を行使しやがる)「テメェみてぇなゴミクズは俺が・・・」
ズバババン
ジャン「斬り刻む!!」
バタン
ジャン「ッチ」
~アジト~
エルヴィン「強敵の始末ご苦労だった、見事だ」
ジャン「おう!どうだミカサ、報告を終えて任務終了、無傷でやりとげてやったぜ」ドヤッ
ミカサ「・・・」
ジャン「そろそろ俺の力をみとm」
突然ミカサがジャンの服を脱がせた
ジャン「・・・ん?・・・っな!テメッ!いきなりなにしやがる!」
ミカサ「ユミル、ボス押さえて」
ユミル「あいよ」
ガシッ
カチャカチャズルッ
ジャン「ぎゃあぁぁぁぁぁ!!」パンイチ
ミカサ「・・・」
ジャン「な、なんだよ!」
ミカサ「・・・」
ジャン「・・・・」
ミカサ「良かった・・・」
ジャン「ん?」
ミカサ「強がって傷を報告せず毒で死んだ仲間を見たことがある、ダメージがないようで何よりだ・・・始めての任務は死亡率が高い、よく乗り越えた」
ジャン「お、おう」
ユミル「ミカサはなぁお前に死んで欲しくないからわざと厳しくあたっていたんだよ」
エルヴィン「料理や狩は仲間とのコミュニケーション・・・その様なところで暗殺を学ぶ、どれもジャンにとってプラスの日々だと気づいていたかい?」
ジャン「え?あぁ・・・おう」(全く気づいてなかった)
ジャン「悪いなミカサ・・・俺誤解してたわ」
ミカサ「別に構わない・・・これからも生還するようにしてほしい、ジャン」
ジャン「あぁ、これからもよろしくなミカサ」
ユミル「プッ!服も着ねぇで何をよろしくするつもりなんだ?」クックックッ
ジャン「テメェらが脱がしたんだろうが!!///」
エルヴィン「よし、なら次はアニの下について頑張ってみるんだ」
ユミル「一難去ってまた一難だなお前」
ジャン「あ・・・あいつかよ!!!」
アニ「」ゾクッ
ベルトルト「どうしたんだいアニ?」
アニ「急に悪寒が・・・」
-
- 29 : 2015/01/20(火) 01:19:24 :
- ~数日後~
ジャン「・・・・」イライライライラ
ベルトルト「ジャンじゃないか、どうしたんだいこんなところで?」
ジャン「ん?ベルトルトか、いやボスに今日からアニの任務に同行しろっていわれてんるからまってんだけどよぉ・・・」
ベルトルト「あぁそういうことか、アニはマイペスースだからね、なかなか起きてこないよ」
ジャン「あぁ!?なんだそりゃ!」
ベルトルト「仕方ない・・・起こしてきてあげるよ」
ジャン「わりぃな」
エルヴィン「いや、ジャンが行くべきだな」
ジャン「はぁぁあ!?何で俺が」
エルヴィン「今日はジャンはアニの部下だからな、上司を迎えにいくのは部下の仕事だ」
ジャン「・・・ッチわかったよ」
ベルトルト「そういうものなのかなぁ?」
エルヴィン「フフフこれも試練のうちだよ」
~アニの部屋の前~
ジャン「おいアニ!テメェいつまで寝てんじゃn」
アニ「ん?・・・」
ジャン「・・・」
ドアを開けた所にいたのは着替え途中で下着姿のアニだった
ジャン「・・・」
アニ「%#'#&%!#'∴$″∝∽ ////」
ザァン
アニがジャンの首を刈り取るべく鎌を振るったが間一髪でジャンはそれをよけた
ジャン「て、テメェ!いきなりなにしやがんだ!殺す気か!!」
アニ「そうだけど、よくも避けてくれたね、このド変態!!」
ジャン「テメェがいつまで経っても起きてこねぇから起こしにきてやっタン・・ダロ」
アニ「ノックも知らないのかいアンタは!」
ブン!
ジャン「ぎゃあぁぁぁぁぁ!!」
~大広間~
ベルトルト「随分賑やかにやってるみたいですね」
エルヴィン「ジャンの仕事が増えそうだ」
ユミル「ふぁ~随分騒がしいな祭りでもやっ点のか?」
~数時間後・・・帝都にて~
ジャン「・・・」(憧れてた帝都もこうして見回してみると表情が暗いやつ多いな・・・)
アニ「なにノロノロしてるんだい、この覗きま」
ジャン「なっ!」
アニ「あんた今日一日部下として私に従うんだろ?」
ジャン「まぁそうだが・・・」
アニ「なら早くいくよ」
ジャン「おい!ちょっ・・待てって!」
アニ「あんたが遅いんだよ」
ジャン「・・・なぁアニ」
アニ「なに」
ジャン「辛そうなやつ多くねぇか?」
アニ「まぁこんな恐怖政治じゃ仕方ないだろうね、華やかに見えるのはごく一部だけ、下手うったやつらはドン底、これが現実だよ」
モウヤメテ・・・タスケテ
ジャン「ん?」
~路地裏~
チンピラ1「ギャーギャーわめいてんじゃねぇよ!」
ジャン「おい!テメェらなにやって」
アニ「多人数で自分より弱いやついじめて楽しいのかい?」
チンピラ1「んだよ?」
チンピラ2「文句あんのかよ!こいつは移民だから俺たち国民には逆らえねぇんだよ」
アニ「だから?」
チンピラたち「っ!!」
アニ「ハァくだらない・・・ジャン」
ジャン「あいよ」
スパンスパン!
ズルッ
ジャンは剣を抜くとチンピラ二人のズボンだけを斬り落とした
チンピラたち「うわぁぁ!!ぎゃあぁぁぁぁぁ!!」
アニ「・・・」クルッ
移民の子「あ、あの・・・ありがとう」
アニ「別に礼を言われるようなことはしてないよ・・・だけど自分の身ぐらい自分で守れるようにするんだね」
ジャン「・・・」
~戻って帝都の表通り~
ジャン「つぅかよぉ、こんな真っ昼間に堂々と歩いて大丈夫なのかよ」
アニ「気にすることないよ、顔われてるの、ボスにミカサにライナー、ベルトルトの4人だけだから」
ジャン「なるほどな」
アニ「で、顔がわれていなくて、堂々と歩ける私達がここで任務ってこと、わかった?」
ジャン「あぁそのために俺を連れてきたんだろ」
アニ「わかってるんだったらさっさと行くよ」
ジャン「行くってどこに?」
アニ「調査(というなのショッピング)に」
ジャン「わかった、さっさと行こうぜ」
そしてそこから3時間ほどアニの買い物に付き合わされ荷物持ちにされていたジャンであった
-
- 30 : 2015/01/20(火) 01:21:58 :
~3時間後・・・あるオープンカフェにて~
アニ「久々にこんなに買い物したよ、やっぱり荷物持ちがいると便利」
ジャン「あっそ」
アニ「さて調査(というなのショッピング)も終わったし帰るよ」
ジャン「ふざけんじゃねぇ!!これただの買い物だろうが!!しかもほとんどパーカーだし」
アニ「頭が高い」
ゲシッグルン・・ドカン
アニ「たく、今日一日はアンタは私の部下、口答えせずに私の言うこと聞いてればいいんだよ」
ジャン「ってぇ・・・テメェいつかぜってぇにギャフンと言わせてやる」
アニ「まぁ無理だろうけど頑張りな」
ワーワーワー
ジャン「ん?なんか向こうが騒がしいな」
アニ「どうせ公開処刑だよ」
~帝都の広場~
ジャン「っ!・・・・な・・なんだよ・・これ」
広場にあったのは無惨にも殺されみせしめのために十字かにはりつけられている光景だった
中にはまだ息のあるものもいる
ジャン「ひでぇ・・・」
アニ「こういうことを平気でやるのが今の大臣さ・・・私は絶対にあぁなったりはしない」
ジャン「・・・」(大臣・・・いったいどんなやつなんだ・・)
-
- 31 : 2015/01/21(水) 23:02:07 :
- マインがアニってことはCPはジャンアニですかね?
続きも期待です!
-
- 32 : 2015/01/21(水) 23:13:11 :
- 密かにジャンミカと思ってて恥ずかしい…、期待です。
-
- 34 : 2015/01/27(火) 02:42:32 :
- ~王宮・王の間~
王「内政官バルト、我の政策に口を出し、政務を遅らせた罪により貴様を牛裂きの刑に処す」
バルト侯「なっ!」
王「これでいいのか?ロッドよ」
ロッド「はい、お見事です、誠にフリッツ王はは名君であらせられます」
バルト侯「陛下は大臣に騙されております!どうか民の声に耳をお傾けください!!」
フリッツ王「ロッドよ、ああいっているが」
ロッド「気でも狂ったんでしょう」
フリッツ王「うむ、お前の言うことは間違えないからな」
バルト侯「っっ!!」
ロッド「連れていけ」
バルト侯「陛下!!このままでは帝国1000年の歴史が!!」
ロッド「大丈夫だ、バルト侯、残さた妻子はきちんと面倒を見るからな、そう隅々まで」
バルト侯(こんな・・・こんなことがまかり通っていいのか・・・罪には罰が必要なんだ・・・誰でもいいあの大臣にしかるべき報いを・・・)
-
- 35 : 2015/01/27(火) 03:12:57 :
- ~その日の夜~
エルヴィン「新しい任務が決定した、標的はロッド大臣の遠縁にあたるラスク・レイス(注意:オリキャラです)大臣の名を利用し女性を拉致しては死ぬまで暴行を加えている、奴を警護しおこぼれにあずかる護衛5人も同罪だ・・・重要な任務だ、全員でかかるんだ」
~ラスク・レイスの屋敷内部~
ジャン「ここがラスクのすむ屋敷か・・・なぁ」
アニ「なんだぃ?」
ジャン「それも帝具ってやつなのか?」
アニ「そうだけど、帝具カースグラッジ、殺したやつの怨念を吸収して強くなる、まぁ殺せば殺すほど強くなるってこと、ミカサの帝具と似てるけどね」
ジャン「いったいどうやったらそんなもん作れんだよ」
アニ「ハァ帝具は古代の超兵器、だから作り方なんて誰も知らないよ、全く一々細かいやつ」
ジャン「あぁ!」
アニ「標的は十中八九ここを通るはず」
ジャン「で、俺の役目は暗殺後のアニの護衛か・・・まぁ任せとけ」
アニ「フッ期待しないでおくよ・・・スーフゥ」
ジャン「!!」(スゲェ完全に気配を断ってやがる、こんなに近くにいるのに気配を感じねぇ)
アニ「来たよ」
ジャン「ん!標的じゃねぇ奴等もたくさんいんじゃねぇか!」
アニ「それが?」
ジャン「それがって、どう気づかれずに暗殺すんだよ」
アニ「関係ない」
ジャン「関係ない?・・・っ!テメッもしかして回りの奴等も皆殺しにするきじゃ!」
ダッ!
スパン!
ラスク「あ?」
ズルルッ
ドサッ
アニは見にもとまらぬ速さでラスクの首を切り落とした
キャァァァァァ
ジャン「なっ!」(斬られた本人も死ぬ直前まで気づかないってどんだけ速いんだよ!!)
アニ「目視されてきずかれるまえにかたをつければいい話でしょ」
-
- 36 : 2015/01/31(土) 03:50:35 :
- アニ「ほらボーッとしてないでさっさとづらかるよ」
ジャン「お、おう」
~屋敷の外~
護衛A「なんとしてもラスク様を殺したやつをみつけるんだ!さもないと我々も大臣に殺されるぞ!!」
護衛B「まだそう遠くにはいってないはず・・・っ!!」
ザザザザッ
ユミル「おっ!きたきた、さっさと片付けるか」
~その頃ジャンとアニ~
アニ「全く別ルートは歩きにくくてしかたないね」
ジャン「そろそろ追っ手は全滅した頃か?」
アニ「ここの護衛は皇拳寺で修業してきた連中だからね、そう簡単にはいかないだろうさ」
ジャン「皇拳寺・・・歴史はかなり浅いが今では帝国1の拳法寺か・・・大臣の縁者ともなると護衛の質が違うな」
アニ「血縁の力でやりたい放題、ほんとムカつくね」
ジャン(昔なんかあったのか?)
アニ「特別に話してあげるよ」
ジャン(勝手に喋りだした!?)
アニ「私の父親は結構名高い武道だったらしいんだ、まぁ詳しくは知らないけど・・まぁそれもあって私も父親から色んな技を教えてもらった・・・ところがある日、突然帝国の連中が父親を連れていっちまってね、すぐに帰ってくるとか言ってたけど結局帰ってこなかった・・・理由は簡単・・・殺されたからさ、理由なんてないも同然ただ気に触れたから・・ふざけてるよ・・もうそんなことはさせない、私のような思いをすような奴を増やさない・・そう決めたんだ」
ジャン「・・・」
アニ「くだらないこと話たね、忘れな」
~その頃ユミルたちは~
ユミル「こいつで最後か!」
グサッ
ユミルの影が護衛の心臓を貫いた
バタッ
ベルトルト「ふぅーなかなか強かったね」
ミカサ「おかしい・・・確か護衛の数は5人だったはず」
コニー「俺なにもしてねぇしぃ~一人も殺ってねぇしぃ~足りねぇよ~」ブーブー
ユミル「じゃあコニーの報酬は半分だな」
コニー「はぁ!!ふざけんなよ!」
ミカサ「・・・・ハッ!ジャン」
~再び戻ってジャンとアニ~
ジャン「ん?あれが合流ポイントか・・・」
アニ「そうみたいだね、任務達成だ」
ジャン「報告し終わるまでが任務なんだぜ」
アニ「フッミカサの受け売りだろそれ?」
ザッ!
ジャン「!?危ねぇ!!」
ドン!
アニ「なっ!!」
ジャンが何かに気づきアニを突き飛ばした
ジャン「っ!」(この間合いじゃ防御が間に合わねぇ!! )
バキッ!
ジャン「うぉぉっ!!」
ゴロゴロズドシャ
アニ「ジャン!ッチこいつ!」
護衛リーダー「流石我ながら冴えてやがるな」
アニ「皇拳寺の拳法家だね」
護衛リーダー「正解、一時期は師範代までいったんだぜ、まぁ7、8年前の話だけどな」
アニ「それが今では小者の護衛かい、随分と身分が落ちたもんだね!」
ダッ!
アニが護衛リーダーの首を刈り取るべく駆け出し鎌を振りかざした
ブン!
首めがけてなぎはらうが避けらてしまった
護衛リーダー「ちょいと悪さして破門されちまったんだよ」
アニ「っ!!」(速い)
護衛リーダー「楽しんでから大臣に差し出してやる!覚悟しやがれ!」
アニ「ッチ冗談じゃない」
バッ!
護衛リーダー「ん?」
ジャン「うぉぉらぁ!!」
バシッ!
ジャンが背後から不意をつこうとしたが白羽取りで受けとめられてしまう
パッ
すると突然ジャンが剣を離した
ガシッ
そうして護衛リーダーの動きを封じるようにし噛みついた
ジャン「今だアニ!殺れ!」
アニ「ジャン・・・自分の身を犠牲にして・・・」
ジャン「ちがうわドアホ!!!ボケてる暇があるならさっさと殺れ!!」
アニ「・・・ハァ冗談が通じないやつだね、ちゃんとしがみついて、離すんじゃないよ」
護衛リーダー「くそっ!離せ!」
ジャン「はやくしろ!」
アニ「言われなくとも」
護衛リーダー「ま、待て!」
スパン!
護衛リーダー「ちく・・しょ・・テメェ・ら・・・大臣の身内に手を・・出して・・ただ・・ですむと・・・思う・・な・よ」
ズルルッドシャン
ジャン「ハァハァハァ」
アニ「アンタ少しは根性あるみたいだね、まぁ少しは認めてやってもいいよ」
ジャン「う、うるせぇハァハァ無駄に体力使わせやがって!」
~少し離れたところで~
ユミル「なんだ、あわてて駆けつける必要なかったじゃねぇか」
ミカサ「・・・フッ」
-
- 37 : 2015/02/09(月) 02:25:40 :
- ~帝都・裏路地~
????「俺と同じ帝具使い・・・殺し屋、面白そうだな、こんなやつらが帝都にはいるのか・・・・」クククク
警備隊A「おい!貴様何をしている!」
警備隊B「怪しいやつだな、こっちにこい!」
スパンスパン
ドサドサッ
????「どうやら帝都はかなり過ごしやすい場所みたいだな、斬っても斬っても人がわいてくる、最高だな」
-
- 38 : 2015/02/09(月) 02:25:49 :
- 続く
-
- 39 : 2015/02/10(火) 20:47:36 :
- 続きの3話です
http://www.ssnote.net/archives/31369
- 著者情報
- この作品はシリーズ作品です
-
ミカサが斬る 進撃の巨人×アカメが斬る シリーズ
- 「未分類 × 進撃の巨人」カテゴリの最新記事
- 「未分類」SSの交流広場
- 未分類 交流広場
- 「進撃の巨人」SSの交流広場
- 進撃の巨人 交流広場