このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
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再び、あの場所に。
- 未分類 × 進撃の巨人
- 1966
- 20
-
- 1 : 2016/11/30(水) 22:13:33 :
- 2作目!頑張ります!!
-
- 2 : 2016/11/30(水) 22:14:37 :
- 今から少し投下します
-
- 3 : 2016/11/30(水) 22:15:54 :
- http://www.ssnote.net/archives/50399
貼っときます、前作です。
-
- 4 : 2016/11/30(水) 22:28:16 :
鷹の団結成
その報せは早くも国連に流れた。
鷹の団が、"スピリダス"の拠点をひとつ壊滅させてのである。
それも重要拠点を落としたのだから、ただ者ではないことは兵士でなくても分かる。
ペトラ・ラルは、この一報に一筋の希望を感じて、調査していた。
ペトラ「えーと、リーダー核の兵士は3人、一般兵も屈強揃い」ペラペラ
???「お前よぉ、そんな生きてるか分からん男をなにそんなに追いかけんだよ」
ペトラ「オルオ?」
オルオ「そんな勝手な奴放っといて俺と付き合わねぇか?」ニッ
ペトラ「却下」ペラペラ
オルオ「素っ気ねぇなペトレァ!」ガリ
オルオ「い"て"え"え"え"え"!!!!」
ペトラ「下噛み切って死ねばいいのに」
オルオ「フッ、俺を束縛したいのかペトラ?俺の嫁になるにはまだ必要な手順を踏んでないzーーーー」
ペトラ「うるさいキモイ死ね黙れ消えろ」
オ☆ル☆オ「あははぁ~モードーでもいーや~」がガーン
ペトラ「うるさいの居なくなった」
-
- 5 : 2016/12/03(土) 18:30:01 :
- 時同じく、鷹の団本拠地
ジーク「拠点を増やす?」
エレン「今のペースで人数がふえたら必ずこの本拠地じゃ足りなくなる、だから考えたんだけど」バサッ
そう言って机に、数枚の用紙を出す。
ジーク「海上プラント?」
エレン「ああ、海上なら攻撃されるパターンが少なくなるし、迫撃砲とかの通常兵器も魚雷とかの水中兵器も使える」
ジーク「攻撃パターンが増えるって訳か・・・・いいね」ニッ
エレン「一応考えては見たけど・・・・実現出来ればの話で・・・・」
ジーク「もっと人が増えれば行けるかもな、M○S○Wみたいに」
エレン「グレーゾーンだぞ兄さん」
ジーク「危うく消される所だった」(汗)
-
- 6 : 2016/12/03(土) 18:48:30 :
- ジーク「それならいっそそこに本拠地を移せばいいんじゃね?」
エレン「それな」(棒)
ジーク「・・・・まー実現可能になったら取り掛かろうか」
エレン「だな」
ミーナ「お二方〜新しい任務依頼来てるよー」タタタ
エレン「来たな」ニタリ
ジーク「よくぞここまで」ニタリ
ミーナ「怖いよ?」
ジーク「えーと、なになに?」ガサ
〜首都奪還作戦〜
依頼人−FBI特殊隊長
内容
ワシントンD.Cの奪還作戦にて共闘を願う。
エレン「おぅふ・・・・」
ジーク「大統領印まで入ってるよ・・・・」
エレン「FBIか・・・・」
ジーク「あの挟み撃ちか?」
エレン「あの時も、依頼人は部隊所属者だった」
ーーー数年前
エレン「場所はここ・・・・の筈ですよね?」
隊長「おかしい、激戦区と聞いたが損傷の跡が建物にない・・・・」
ボゴォン!!
エレン「爆発!?」チャカ
依頼人「いやぁありがとうございます、お陰で囲めましたよ」チャカ
隊長「ふざけるなぁァァァァァァァ!!!!」チャカ
ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ−−−−−−−−−−−−−
エレン「・・・・アイツラ・・・・見っけたら殺す」バキィ!!
ジーク「ペン折れちゃったよ」
-
- 7 : 2016/12/03(土) 23:02:59 :
- さらに同刻、IUPF。
リヴァイ「首都奪還作戦を頼まれた」
ペトラ「私達はなぜ・・・・」
集められたメンバーは、アリス・ペトラ・クリスタ、更にエレンの同年代であるジャン・アルミン、エレンの同期で年上、ライナー、その他兵士。
ジャン「なんかやけに同期が集まってる様な気がするな」
アルミン「ほんとに・・・・」
ライナー「なんかありそうな予感するな」
リヴァイ「作戦を言うぞ」
そして、作戦当日。
リヴァイ「ここか」
リヴァイ率いる狙撃隊が位置に付き・・・・
リヴァイ「撃て」カチャッ
ダダダダダダダダダダダダァン!!!!!!!!
敵兵士達「うわあああああ!!!」ビシュビシュビシュ!
リヴァイ「突入隊行け!!」ダッ!!
ボゴォン!!
リヴァイ「っ!!」バッ
ーーー後方支援隊
アリス「なんでよもう!!」ガガガガ!!
敵兵士「ぐああ!!」ビシュ!!
ペトラ「くっ!!」ダァンッ!!
敵兵士「がっ!!」ビシュ!!
IUPFは、かつての飛鳥組と同じ状況に陥っていた。
敵部隊と依頼人に挟まれ、正に全滅の危機にあった。
依頼人(敵)「もう一団居ると思ったがな・・・まぁどうでもいい」
リヴァイ「狙撃隊行け!!」カチャッ
ダァンッ!!
敵兵士「電磁パルス展開!!」ヴーン
ヒュンヒュンヒュン!!
リヴァイ「銃弾が!?」
敵兵士「突撃!!!!」ガガガガ!!
リヴァイ「下がれ!!」ダァンッ!
キュインッ!
敵兵士「無駄だ!!」ヒュン!!
リヴァイ「チッ!!」チャカ
ライナー「ウラァ!!」ドウン!
ヒョウ
ボゴォン!!
ライナー「RPGも駄目かよ」ガチャ
敵兵士「死ね」ヒュン
ライナー「マチェット!」バッ
アルミン「ふっ!!」ヒュン
敵兵士「ごはっ!!」グサ!
ライナー「アルミン!」
アルミン「起動なら僕のほうが上だよ」チャキン
敵兵士「ウオオオオオオオ!!!!」ジャキジャキジャキジャキジャキ!!!!!!
アルミン「前言撤回!!数が多すぎる!!」
ライナー「アルミィィィィィィィン!!!!!!」
ボゴォン!!
敵兵士「のわぁ!!」
ジャン「手榴弾なら効かねぇだろ!?」ブンッ
敵兵士「盾ぇ!!」ガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャ
ボゴォンーーーガコォン
ジャン「前言撤回!!」
ーーー
ーー
ー
リヴァイ「囲まれたな」
依頼人「ハマってくれましたねぇ、IUPFの皆さん」
アリス「何が目的よ」ギロ
依頼人「あなたは・・・ああ、あの飛鳥組にいたエレン・イェーガーの姉ですか」
アリス「っ!!」
依頼人「あれは・・・大した奴じゃなかったですね」
ジャン「っ!!」ザッ!!
ライナー「待てっ!!」ガシッ
ジャン「アイツ殺す!!」ザザザ
依頼人「まぁこうなってしまえばあんたらも大したことなくなってしまいますよ?」
リヴァイ「なんだって?」
ペトラ「何を根拠に?」
依頼人「世界最大の軍隊IUPFも、避攻撃兵器の前に全滅・・・あっけなくね?」
リヴァイ「テメェ・・・何者だ?」
依頼人「ジェットストリーム・サム」
リヴァイ「!!!!」
サム「そう呼ばれた時期もあったな」ベリィ
アルミン「覆面!?」
サム「久しぶりだなリヴァイ」
リヴァイ「ケニー!!」ダァンッ!!
ケニー「おっと」ヒュン
リヴァイ「アアアアアアアア!!!!」ゴォ!!!!
ギキィン!!
アリス「リヴァイ!」
リヴァイ「オメェ!!」ギギギ
ケニー「甘えよ!!」ガッ
リヴァイ「クッ!!」ズザァ
ケニー「構えろ」ガチャガチャガチャガチャガチャ
リヴァイ「クッ・・・」
ケニー「まとめて消えろ」スッ
リヴァイ「クソが・・・」
ペトラ「嫌だ・・・助けてよ・・・エレン・・・」
ケニー「あばよ!!」バッ
ザク
-
- 8 : 2016/12/03(土) 23:59:17 :
- ケニー「・・・はっ?」ドクドク
敵兵士「隊長!?」
ケニー「クッ誰だぁ!!」
「俺だよケニー・アッカーマン」
ケニー「なっ!なぜお前が!?」
ジャン「なっお・・・お前!」
ライナー「マジかよ・・・」
アルミン「嘘だ・・・でも・・・」
ペトラ「え・・・エレン?」
エレン「おう、久しぶりだなお前ら」ザッ
ジーク「先走るなよエレン」ヒュースタッ
アリス「あっ・・・エレン・・・兄さん・・・」
ジーク「心配させたな、この通り元気だぜ?」
エレン「ホントかよ兄さん・・・」
ケニー「クッ!撃てお前ら!!」
ガガガガガガガガガガガガ!!
敵兵士「うああああああああ!!」ビシュビシュビシュビシュ
ケニー「なっ・・・」
ジーク「驚くだろうな・・・俺達が軍隊持ってるなんて」
リヴァイ「なるほどな・・・」ニッ
ジーク「鷹の団団長ジーク・イェーガー」
アルミン「鷹の団!!」
エレン「同じく兵士長エレン・イェーガー」
リヴァイ「兵士長?」ピクッ
ケニー「いつの間に・・・もう一回死ぬか?」ジャキ
エレン「やだ」ダァンッ!!
ケニー「電磁パルスッツうのを知らねえのか!」
エレン「知ってるよ?」
ニュイン
ケニー「ご!?」バゴッ!!
アルミン「銃弾が!?」
エレン「流石にゴムじゃ殺せねえな」
ケニー「ゴムだとぉ・・・バカにしてんのかぁ!!」ダァンッ!!
ペトラ「危ない!」
キュインッ!!ビシュビシュ!!
エレン「俺は前より強えぜ?」チャキン
ケニー「刀だと?」
エレン「刀とナイフ、どっちが強えか比べようぜ?」
ケニー「ほざけ!!」ビュン!!
ガガガガ!!
ジャン「早え!!」
ライナー「だがエレン不利じゃねえか?奥をあんなに接近されたら刀で当てにくい」
アルミン「うん・・・」
アルミン(いや違う、確かにあんなに接近したら刀が不利だ、でもエレンの表情はそんなに追い込まれてない)
ケニー「どうしたよええ!?もっと来いよ!!」ブォォ
エレン「ゴチャゴチャとうるせぇな、もっとこの刃の音を・・・」ビュッ
ガギ
エレン「聞かせてくれよぉ!!」ザッ!!
ケニー「うぉあ!!」ガッ
エレン「せい!!」
ケニー「ごほぁ!!」バゴッ
-
- 9 : 2016/12/10(土) 20:58:12 :
- 互角に見えたケニーとの戦いは、初めから勝負は決していた。
それに気づいていた者はいなかった。
2人を除いては・・・
エレン「1本!!」ビュッ
ガスッ!!
ケニー「ごはぁッ!!!!」
エレン「胴っ!!」
アルミン(やっぱりだ!エレンは最初からケニーで遊んでいたんだ!!」
リヴァイ「失礼だぞアルミン」
アルミン「リヴァイさんも思ってたくせに・・・」
エレン「舐められてるぜお前」
ケニー「うるせぇ!!」ヴォゥ
エレン「もう慣れた」ヒョッ
ケニー「っ!!」スカッ!!
エレン「早い だけじゃ駄目なんだよ」
ケニー「なにおう!!!!」ビュッ
エレン「形・体重・太刀筋・力・感覚。全てを制した時、最高の斬撃を繰り出せる」
ケニー「オメエは極めたって言いてえのかよ?」ギロ
エレン「形と太刀筋と体重しか分かんねえシレッ」
-
- 10 : 2016/12/13(火) 22:13:17 :
- エレン「だが速さのみに力をそそいだお前には」ヒュン
カキィィン
ケニー「うぉあ!!」ゴスッ
エレン「負ける気がしねえ」ギラ
ケニー「く・・・敗けたよ・・・完敗だ・・・」
エレン「縄で縛っとけ」
鷹の団員「了解です」シュル
エレン「ふぅ・・・終わったーーーーー」
アリス「エレン!!」ガバ
エレン「うぉっと、姉さんか!」ガシッ
アリス「良かった・・・生きてた・・・」ポロポロ
エレン「大げさだな〜、兄さんは?」
アリス「もう行ってきた」ポロポロ
エレン「いつの間に・・・あっ」スッ
ペトラ「エレン・・・」
エレン「ペトラ」ガシッ
ペトラ「んっ」パタ
エレン「これからずっと・・・傍にいていいか?」
ペトラ「もちろんよ・・・ずっと、帰ってくるって信じてたもの・・・」ポロポロ
エレン「ずっと・・・いっしょだ・・・」ギュッ
-
- 11 : 2016/12/20(火) 13:27:09 :
- ジーク「お取り込み中失礼するぞ」バッ
エレン「兄さん···」パッ
ペトラ「あ···」シュン
男ども(可愛ええ)キュン
ジーク「こいつどうする?」
ケニー「殺すなら殺せよ···」
エレン「え?やだ」
一同「はっ!!?」
ケニー「何言ってんだオメエ···」
エレン「だってこいつ強いし利用価値あるし」
ジャン「味方に引き込むってのか!?」
エレン「まぁな」
ケニー「テメェ···この甘ちゃんが!!」ヴォッ
エレン「まーこーやって裏切った時は」ガシッ
ケニー「えっーーーーー」
グルッ!!ボゴォン!!
ケニー「げばっ!!」
エレン「容赦しない」ギン
アリス「いいの?こいつはあなたの仲間をたくさん殺したのに···許せるの?」
エレン「許さねぇさ、ほんとならここで微塵切りにしたい位ね」
エレン「でもコイツをぶっ殺しても仲間達は帰って来ない···なら殺す価値もない」
ジーク「だから一生こき使ってやろうってな」
アリス「そう···ならいいけど···」
エレン「不服ってのは分かるよ」
リヴァイ「で、お前らはこれから何するんだ?」
ジーク「俺達はこれから本作戦に以降する」
リヴァイ「本作戦?」
エレン「ちょっと偶然が起きて今圧倒的不利なのね」
アルミン「なんで?」
エレン「既に俺達は囲まれている」
ペトラ「えーーーーー」
ギャァァァァァァァァァァ!!!!
-
- 12 : 2016/12/20(火) 14:51:15 :
- ペトラ「ラプトル!?」
ラプター×10「ギャォォォォ!!」ズダッズダッズダッ
アルミン「何故ここに!?ここら一帯は恐竜はいないはず!?」
リヴァイ「どういう事だ?エルヴィン!!」
エルヴィン「すまんなリヴァイ、裏切らせて貰う」
リヴァイ「どうやってそいつらを操っている ?」
エルヴィン「恐竜に有効な脳集波を与え、私をボスと認識させる、全てはIUPFが生んだ技術」
ライナー「こんなことをする為にIUPFに潜り込んだのですか!?」
エルヴィン「全ては我々、「スピリダス」がこの世界を制する為、その為にあなた達は消される」
アリス「くっ···」
エルヴィン「絶望と恐怖の果てにな···殺れ」バッ
ラプター「ぐぅぅ···」
エルヴィン「何故だ?おいお前達!」
エレン「残念だったなエルヴィン·スミス」
エルヴィン「何がだ!?」
エレン「自分の愛弟子の存在を重要視する事だな」
エルヴィン「まさか!?」
エレン「そう···」
クリスタ「そのまさかですよ、先生」
エルヴィン「クリスタ···お前だったか···」
クリスタ「あなたの元で私は力を付けた、あなたの研究技術は全て盗んだつもり」
エレン「この"脳集波装置"も俺がクリスタに頼んで作って貰った」
アルミン「頼んだ?」
クリスタ「実は1ヶ月くらい前に、私はエレンと再開した」
ペトラ「えっ?」
クリスタ「ごめん···黙ってて···」
エレン「その時にこれを渡した」スチャ
リヴァイ「無線機?」
エレン「体内通信型のね、これで連絡を取り合ってた」
クリスタ「それでエルヴィン先生の目的を知って頼まれたのが脳集波装置」
エレン「全てはお前を攻め落とすため···人類の未来のため」
エルヴィン「ほう···では私を殺すのか?」
エレン「そうしたい所だがお前は利用価値がある」
エルヴィン「ならーーーーー」
エレン「だがここにお前以上の研究員がいる」
クリスタ「これを···」
エルヴィン「!!!これは!?」
クリスタ「あなた長年かけても成功しなかった研究、"メソン・カノン"の設計図、わたしが作りました」
エルヴィン「そんな···私が···負けるなど···」
エレン「諦めてこっちに来るか?抵抗して恐竜に食い殺されるか?」
エルヴィン「···両方ノーだ」
エレン「何を言ってーーーーー」
ベチャ
エレン「っ!!??」
クリスタ「先生!?」バッ
エルヴィン「こういう···非常時用に···体内に猛毒を廻す···ナノマシンを···注入してある···」
エレン「馬鹿なことを!!」
エルヴィン「さらばだ···クリスタ···弟子として···誇りに···おもっ···て···いる···」フッ
クリスタ「先生···」ポロポロ
エレン「···遺体は、こいつの生家に埋めよう」
クリスタ「うん···」ポロポロ
ワシントンD.C.奪還作戦、終了。
-
- 15 : 2016/12/22(木) 21:08:24 :
- IUPF本部
キース「そうか···エルヴィンは"犬"だったか···」
リヴァイ「ああ、皮肉なことにな」
キース「惜しい、実に惜しい···」
コンコン
リヴァイ「きたか、入れ」
ガチャ
エレン「どうも、キースさん」
ジーク「邪魔するぞ」
ペトラ「わたしたちも良いんですか?」
リヴァイ「構わない」
キース「ここに集まったメンバーは?」
リヴァイ「アリス、ペトラ、クリスタ、アルミン、ジャン、ライナーだ」
キース「それと···」
ジーク「鷹の団団長のジーク·イェーガーだ」
エレン「同じく兵士長のエレン·イェーガーです」
ミーナ「副団長のミーナ·カロライナでーす」
キース「君たちが例の鷹の団だな、まず礼を言わせてくれ」ペコリ
キース「私の部下を、救ってくれてありがとう」
ジーク「こんな世界だ、味方勢力に協力しただけだ」
エレン「礼を言う必要は無いってことです」
キース「まあ言わせてくれ、さて···?リヴァイ」
リヴァイ「ああ、本題に移ろう」
ジーク「IUPFと鷹の団で同盟を組もうって話か?」
リヴァイ「そんな感じだ」
ジーク「そっちの人数が多すぎる、不服が出た時に収まりがつかねえぞ?」
リヴァイ「まぁ、IUPFだけだとそうなるな」
エレン「IUPFは事実上解体ですよね」
アリス「え?」
アルミン「やはりエルヴィン元帥ですね」
ライナー「何か関係あんのか?」
エレン「俺達が極秘に調査した結果だが、エルヴィンはIUPFの裏で資金操作をしていたそうだ」
ジャン「それがどう関係してくんだよ?」
クリスタ「つまり、IUPFの財政はエルヴィンが全額裏金で回していたの」
ペトラ「つまり···IUPFへの資金援助と収入はほぼ完全に絶たれたってこと?」
リヴァイ「そういう事だ」
エレン「それぞれが元の配属に戻らければいけなくなった」
ペトラ「そんな···」
ジーク「そこでだ」
アリス「ん?」
ジーク「世界的に信頼度の高い傭兵団"龍勢組"なら、SORTもマヴェリック社も味方に出来る」
キース「3集団統合···そして1つの連合が生まれ、そこに新兵団"鷹の団"が加わる」
リヴァイ「そう···"同盟"を組むっつうことだ」
ライナー「だからIUPFだけじゃないってことか···てか最初からIUPF除外すりゃいいじゃん!?」
エレリヴぁ「そこは作者に申し出てくれ」
-
- 16 : 2016/12/22(木) 21:19:59 :
- ジャン「敏腕研究員で、なおかつ"作戦立案の天才"、IUPF元帥エルヴィンは、裏切りに失敗した上命綱を手放し愛弟子の目の前で自殺···」
アルミン「いま嘆いても仕方ないよ、たとえ間違っていたとしても、過去は変えられないのだから···」
エレン「そんで、次の議題だが···いい加減出てこい!!」
みんな「え?」
ケニー「うるっせえなエレンよぉ」スタ
アリス「いつの間に!」ジャキ
ペトラ「くっ!!」スチャ
エレン「大丈夫、武器下げて」
アリス「でも···」スッ
エレン「変なマネしたら即検索禁止ワード級の事するから大丈夫」
アルミン「怖っ!!?」ビクッ
エレン「キースさん?」
キース「お前かリヴァイに預けたい、その為に同盟を組ませたようなものだからな」
エレン「んじゃ基本うちで預かるよ、ジーク兄さん?」
ジーク「検索したらパソコンが大爆発起きるように設定しといてやる」
ライナー「恐ろしい···」
-
- 17 : 2016/12/22(木) 22:01:37 :
- ケニー「まったく、人質はもっと丁寧に扱えよ」
エレン「捕虜のほうがいいか?」
ケニー「そっちの方が退屈じゃねえな」
エレン「どうやら俺とお前は少々思考回路が似てるようだな?」ニタァ
ケニー「そいつは反吐が出る」ニタリ
エレンゴォォォォォォォォケニーォォォォォオオオオオ
リヴァイ「仲良さそうだな」
エレン「まぁ···長い1日が終わった···」
ーーーーー談話室
エレンとペトラは久々の2人の時間···数年ぶりの2人の時間を過ごしている。
エレン「ここらは星が良く見える···」
ペトラ「そうなの?」
エレン「ほぼキャンプ生活だったかんな〜」
ペトラ「へー楽しそう!」
エレン「砂だらけになっていいんなら一緒に来ていいぞ」ニシシ
ペトラ「うーんどーしよっかなー」
エレン「ハハハ」
その後しばらく談話は続き、久々の夜を楽しんだエレンだった。
クリスタ「アルミンかぁ···」
7分前
アルミン「冷えるなー」
クリスタ「まだ冬の終わりだよ?」
アルミン「僕の故郷は冬終わりはだいぶ温かいんだよ」
クリスタ「ほー」
アルミン「···いいのかい?エレンのところに行かなくて」
クリスタ「···」チラ
エレン「そんでその時兄さんがーーー」
ペトラ「うそぉーあの人がそんなことするのー?」
ワイワイ
クリスタ「この前エレンと久々にあった時、ぶつかってみたの」
アルミン「エレンと極秘にあった時?」
クリスタ「うん···」
ーーーーー奪還作戦前
クリスタ「エレン!」
エレン「ん?」
クリスタ「わたしは、あなたが好き!」
エレン「···」
クリスタ「だから、今ペトラいないけど!あなたの本当の気持ちを教えて···!!」
エレン「クリスタ、ありがとう」ダキッ
クリスタ「え?」
エレン「でも、ごめん」
エレン「俺はやっぱり、ペトラを幸せにしたい」
クリスタ「···わたしじゃ、ダメなの?」ポロポロ
エレン「正直悩んださ···でも···」
クリスタ「?」ポロポロ
エレン「ペトラは、ガキの時から、泣き虫だった俺を守ってくれた···」
エレン「親がいなくなった時も、寄り添ってくれた···」
クリスタ「···」ポロポロ
エレン「だから今度は、俺が幸せにしてやんねえと」
ーーーーー
クリスタ「エレンの心の中には、昔からペトラさんがいた···」ポロポロ
アルミン「クリスタ···」
クリスタ「あ···ごめん、泣くつもりはなかったけどーーーーー」
ガバ
クリスタ「!?」
アルミン「泣いたっていいんだよ···泣くことは何も悪くない」
クリスタ「アルミン···」ポロポロ
その後、5分間は泣いていたそうだ。
-
- 18 : 2016/12/24(土) 22:40:06 :
- 再開を分かち合う最中、再び闇は動き始めている···
「そうか···ケニーは寝返ったか···」
「惜しい人材を失いましたね」
「まぁ···いいだろう、我々の作戦は既に成功した」
「さて···序曲 を奏でよう···」
オォォ…
戦いは近い···
-
- 19 : 2016/12/24(土) 22:41:59 :
- ここで切ります!
次話、『序曲』よろしくですm(*_ _)m
-
- 20 : 2016/12/24(土) 22:47:57 :
- http://www.ssnote.net/archives/50933
次作ですm(*_ _)m
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- 著者情報
- この作品はシリーズ作品です
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