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大きな海の小さな貝殻 2
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- 1 : 2014/02/09(日) 21:37:45 :
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2つ分けさせていただきました(´・ω・`)
読みにくいと思いますが、よろしくお願いします(_ _)
注意
1、まだまだSS初心者であるため、文章がおかしい等あると思いますが、
暖かい目で見守っていただけたら嬉しいです。
2、誤字脱字には気を付けて書いているつもりですが、
あった場合は、注意していただけるとありがたいです。
3、私が受験生のためなかなか来れない時があり、
更新できない日が続く時があると思いますが、ご了承下さい。
明日から更新させて、いただきます(`・ω・´)
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- 2 : 2014/02/09(日) 21:38:24 :
- 期待!
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- 3 : 2014/02/09(日) 21:43:20 :
- >>2
おお!早いw
期待、ありがとうございます(*´∀`*)♪
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- 4 : 2014/02/10(月) 00:04:44 :
- 期待です!
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- 5 : 2014/02/10(月) 20:02:49 :
- 支援!期待!
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- 6 : 2014/02/10(月) 20:51:06 :
- 頑張れぇー
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- 8 : 2014/02/10(月) 21:14:53 :
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光が包むエレンの病室。
ひまわり達が、夏の風に踊るように揺れている。
やはり、蝉はうるさい。
アルミン「まさか、ミカサと同じこと言うなんてね」アハハ
ミカサ「私も、ビックリした」フフフッ
少し照れ隠しをする様に、笑い出す。
エレン「よーし!2人も笑顔になったし、何もないけどゆっくりしていけよ!」
アルミン・ミカサ「うん!」
エレン「また、一緒になってんぞ〜」ケラケラ
アルミン「エレン、馬鹿にしないでよ〜」アハハ
ミカサ「エレンは、悪い子」フフッ
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- 9 : 2014/02/10(月) 21:36:09 :
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アルミンとミカサは、エレンのベットに腰掛ける。
3人は、目が合いニッと笑い合う。
アルミン「ねぇ!今日は、たくさん話す事があるんだよ!」ニコニコ
エレン「お?今日、何かあったのか?」
ミカサ「何?早く、聞かせてほしい」
アルミン「うん!あのね、コニーがねっ……」
そして、いつもの何気ない会話が始まる。
アルミンが話を始めて、エレンがその話を真剣に聞く、ミカサはもちろん相槌を打つだけ。
そんな、何気ない日々が一番の幸せなんだと3人は思った。
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- 10 : 2014/02/11(火) 18:51:24 :
- やっと追いついたwww
書き溜めるなんて凄いですねwwwwww
面白いです^ ^
期待♪♪
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- 11 : 2014/02/11(火) 21:06:04 :
- >>10
そんなに長いですかね?w
今もグダグダですけど、
書きためしないと、もっとグダグダになりますからww
期待ありがとうございます♪(*^ω^*)
今日は、ほんの少しだけ投下しますね(´・ω・`;)
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- 12 : 2014/02/11(火) 21:09:51 :
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1時間程度話していた頃、話はエレンの話になった。
アルミン「そういえば、エレンは昨日は重症だったよね…?」
アルミン「ストレートに聞くけど、エレンは何で今、軽症なんだい?」
エレン「えっと……」
ミカサ「アルミン、エレンが困っt」
アルミン「だって、おかしいでしょ?昨日は、重症だったんだよ?」
アルミン「頭からは血が出てたし、骨だって折れてたはず……」
アルミン「どうしてそんなに回復が早いの?」
エレン「……」
アルミン「ねぇ、エレン…知ってるなら教えてよ……」
エレン「それは……無理だ…」
アルミン「……そっか…」
黙り込むエレンとアルミン。
気まずい空気が流れ込む。
ミカサ「…アルミン、今日は帰ろう」
アルミン「うん……」
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- 13 : 2014/02/11(火) 21:12:11 :
-
ガラガラッ
アルミン「!」
ミカサ「!」
エレン「!」
アルミンとミカサが帰ろうとした時、突然ドアが開いた。
グリシャ「驚かせてしまってすまない」
エレン「父さん、どうしたの?」
グリシャ「アルミン君とミカサさんに、話があったんだ」
エレン「……あのこと…話すの?」
グリシャ「あぁ、話す」
エレン「!……話すのか…」シュン
アルミン「あのことって、何ですか?」
グリシャ「誰にも言ってはいけないよ?」
ミカサ「誰にも言いません」
アルミン「もちろんです」
グリシャ「では、そこの椅子に座ってくれ」
グリシャ「聞かれていたら、まずいからね」
アルミン「…?わかりました」スタッ
ミカサ「…」スタッ
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- 14 : 2014/02/13(木) 01:16:26 :
- >>11
自分、読むんが遅いんで...w
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- 15 : 2014/02/14(金) 23:52:20 :
- >>14
なるほど…私もですw
文書、早く読めるようになりたいです(-ω-)
テストの日まで、SS書けません(´・ω・`)
テストの日は、2/19・20です。
よろしくお願いします(_ _)
少し投下します(`・ω・´)
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- 16 : 2014/02/14(金) 23:54:13 :
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さっきまで騒がしかった病室が、静かになる。
グリシャ「君達は、前世の記憶があると聞いたのだが、本当にあるのかい?」
アルミン「はい、ところどころ抜けていますがあります」
ミカサ「私もあります」
グリシャ「そうか、では、本題に入ろう」
グリシャ「アルミン君」
アルミン「はい」
グリシャ「君は、エレンの回復が早いと思わなかったかい?」
アルミン「!…確かに、思いました」
グリシャ「昨日は意識不明の重体だったのに、1日経っただけで、話せるぐらいの軽症になった」
グリシャ「誰が見ても、おかしいと感じるだろう」
グリシャ「そこで2人に質問する、エレンの異常なぐらいの回復の早さの理由は、何だと思う?」
アルミン「そんなこと…わかりません……」
ミカサ「…何なんですか?」
グリシャ「そうか…でも、その答えは前世の記憶が知っているだろう」
ミカサ「……え?」
グリシャ「記憶をたどってみなさい、答えが見えてくるはずだよ」
アルミン「記憶を……たどる…」
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- 17 : 2014/02/14(金) 23:55:31 :
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アルミンは、記憶をたどり始める。
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――――――――
――――――
――――
壁が破られ、悲劇が始まった…
開拓地に送られ、苦労した日々…
訓練兵団に入り、訓練を頑張った…
初めて巨人を目の前にして、怖かった…
巨人に食べられかけたが、エレンに助けられた…
知性を持ち、巨人を殺す巨人が現れた…
その巨人から、エレンが出てきた…
エレンは『巨人』だったんだ…
――――――――――
――――――――
――――――
――――
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- 18 : 2014/02/14(金) 23:59:43 :
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アルミン「…!」
ミカサ「どうしたの?アルミン?」
アルミン「ミカサは……思い出してないの?」
ミカサ「ごめんなさい…思い出せなかった……」
アルミン「…そうなんだ……」
グリシャ「アルミン君は思い出したんだね」
アルミン「…はい」
アルミン「エレンには、まだあの能力があるのですね?」
ミカサ「あの能力…?」
グリシャ「そう、アルミン君の言う通り…」
グリシャ「エレンは今も『巨人』の能力があるんだよ」
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- 19 : 2014/02/15(土) 15:53:57 :
- 期待だな
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- 20 : 2014/02/17(月) 15:57:50 :
- やばい!!
超面白いです!!!!
書き方参考にさせてもらいます!!!
続きに期待!!
あ、あとフォローよろしくです!!
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- 21 : 2014/02/19(水) 01:55:53 :
- そ、そういうことだったのですね…!
めっちゃおもろいです。
期待しています☻!!
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- 23 : 2014/02/19(水) 20:14:53 :
- お疲れ様です!!!
明日も期待しております( ̄^ ̄)ゞ
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- 24 : 2014/02/20(木) 21:01:46 :
- 期待だなぁー
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- 26 : 2014/02/20(木) 23:05:04 :
-
ミカサ「!!……エレンが…巨人…?」
グリシャ「今も巨人化出来るのかは、わからないけれどね」
グリシャ「傷の回復が早いのは、巨人の能力だろう」
ミカサ「……」
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- 27 : 2014/02/20(木) 23:17:46 :
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アルミン「…ミカサ?」
ミカサ「…」
エレン「…お、お前も…か?」
ミカサ「…」
エレン「……何で…何で今も……クソっ!」
アルミン「…エレン……」
エレン「また…人じゃないって……みんな…みんな……」ポロッ
エレン「…俺の事を……化け物って……」ポロポロ
エレン「……俺は…化け物なんかじゃ……ないのに…」ポロポロ
エレン「…人を助けたかった……だけなのに…」ポロポロ
エレン「……なのに…何で……!」ポロポロ
ミカサ「……エレン」ポンッ
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- 28 : 2014/02/20(木) 23:25:34 :
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ミカサは、エレンの頭を優しくなでた。
エレン「……ミカサ…?」グスッ
ミカサ「…エレンは、化け物なんかじゃない…私の、親友…家族…」
ミカサ「だから、私はエレンのことを化け物だなんて思わない!」ニコッ
エレン「…!ミカサ……ありがとう…」
アルミン「僕も、エレンを化け物なんて思わないよ」
アルミン「だって、エレンはエレンなんだからね!」ニコッ
エレン「アルミン……ありがとう…!」
グリシャ「エレン、いい友達を持ったな……大切にしなさい」
エレン「うん!」ニコッ
グリシャ「じゃあ、私はそろそろ失礼するよ」
アルミン・ミカサ「ありがとうございました!」ペコリ
グリシャ「エレンをよろしく頼むよ」
ガラガラ
バタン
また、病室が静かになる。
だけど、さっきの静かさよりも温かかった。
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- 29 : 2014/02/21(金) 00:11:39 :
- おおお!!
始まったか!
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- 30 : 2014/02/21(金) 00:12:11 :
- 追いついた!ハァハァ息切れnow
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- 32 : 2014/02/21(金) 20:52:28 :
- 面白いです。
頑張って下さい(`・ω・´)
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- 33 : 2014/02/21(金) 23:02:02 :
- >>32
ありがとうございます♪
頑張ります!(`・ω・´)
今日は、少しだけ投下です(_ _)
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- 34 : 2014/02/21(金) 23:05:49 :
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エレン「…なぁ」
ミカサ「なに?」
アルミン「どうしたの?」
エレン「海……行かないか?」
ミカサ・アルミン「えっ?」
アルミン「…エレン…今、何て?」
エレン「だから、海行こうって」
ミカサ「エレン、それは無理じゃない?」
アルミン「そうだよ!予定なんか全然合わなかったじゃないか」
エレン「予定なんか、空ければいいじゃねぇか」
アルミン「空ける?…どういうこと?」
エレン「そのまんまの意味だ!」ダッ
アルミン「うわぁ!エレン!?」ダッ
ミカサ「!?」ダッ
そう言うとエレンは、ベットから飛び降り、
ミカサとアルミンの手を掴んで走り出した。
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- 35 : 2014/02/22(土) 01:01:15 :
- この死に急ぎやろぉーがぁー!!!
なにミカサの腕つかんでんだ!?
俺はジャンだ!
馬面じゃねぇーからな!(-_-#)
じゃあな!
また来る!
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- 36 : 2014/02/22(土) 16:18:50 :
- >>35
ジャン!?w
いや、バッチリ『手』掴んでますからねw(*^ω^*)
また、来てくれるなんて光栄です♪
ありがとうございます!!
今日こそは、9:00に投下です(`・ω・´)
今日は、たくさん投下できると思います♪
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- 37 : 2014/02/22(土) 17:05:53 :
- また会ったな!
頑張れよ!
また来るぜ!
んじゃな
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- 38 : 2014/02/22(土) 21:46:54 :
- >>37
また、来てくださったんですか!
ありがとうございます♪(*^▽^*)
頑張りますっ!!
また、来てくださいね〜(o^^o)
ギリギリ9時だ(-ω-)
今から、投下しますね!
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- 39 : 2014/02/22(土) 21:51:55 :
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エレン「海、行くぞっ!」タッタッタッ
アルミン「ちょっと、エレン!傷は、大丈夫なの?!」タッタッタッ
ミカサ「走っても平気なの?」タッタッタッ
エレン「あぁ!とっくに治ってるし、走っても全然大丈夫だ!」タッタッタッ
看護師「ちょ、ちょっと!イェーガーさん!?」
医者「待ちなさい!あなたは、患者なんですよ!!」
エレンは、医者が止めに来たにもかかわらず、
全力で走って行った。
医者「だ、誰か!追ってくれっ!」
グリシャ「追わなくていいですよ」
医者「グリシャさん!本当に、追わなくていいんですか?」
グリシャ「あの子は、もう全治してるはずですからね」
医者「ぜっ、全治しているんですか!?…わ、わかりました……」
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- 40 : 2014/02/22(土) 21:55:06 :
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エレン達は走り続けた。
無我夢中で走っていたため、
病院から、かなり遠い所まで走って来ていた。
エレン「ここまでくれば…大丈夫だろ」ハァハァ
ミカサ「そうね」フゥ
アルミン「何で、ミカサは平気なの…」ゼェゼェ
ミカサ「?」キョトン
エレン「ミカサは凡人じゃないって事ぐらい知ってるだろ」
アルミン「そりゃ、知ってるよ!」
ミカサ「エレン、アルミン、それは私を馬鹿にしてるの?」ニコッ
エレン・アルミン「してません、申し訳ありませんでした」ドゲザ
ミカサ「なら、よろしい」
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- 41 : 2014/02/22(土) 21:57:07 :
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少しの沈黙。
3人の目が合う。
エレン「…ププッ」
沈黙を破ったのは、やはりエレンだった。
アルミン「…フッフフッ」
ミカサ「…フフッ」
アルミンとミカサもエレンにつられて含み笑いをする。
エレン・アルミン・ミカサ「あっははははっ!!」
3人は笑いに耐えきれず、一気に笑い出した。
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- 42 : 2014/02/22(土) 21:59:16 :
-
エレン「何だよ、今の」アハハッ
アルミン「ほんと、コントみたい」アハハッ
ミカサ「すごく面白かった」フフフッ
エレン「あ!それよりもさ!ミカサがあんなでっかい口開けて笑うところ、初めて見た気がする!」
アルミン「あ!そういえば、そうだね」
ミカサ「それだけ、面白かったってことなの…」ムスッ
エレン「あ、また、怒らせちまったか?」アセアセ
アルミン「ご、ごめん!ミカサ!怒らないでね」アセアセ
ミカサ「怒ってない…」ムスッ
エレン「怒ってるじゃん」
ミカサ「怒ってない」
エレン「怒ってr」
アルミン「ねぇ!エレン、ミカサ、見て!!」ユビサシ
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- 43 : 2014/02/22(土) 22:00:49 :
-
アルミンがいきなり大声をあげて、エレンとミカサを呼んだ。
エレン「いきなり何だよ、アルミ…ン……!」
ミカサ「ここ……!」
アルミンの指さした方向を見て、エレンとミカサは、目を見開いた。
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- 44 : 2014/02/22(土) 22:26:54 :
- 頑張ってるみたいだな!
やっぱりお前はいいスレを
書く奴だな!
期待しているぞ!
あと、敬語はやめろかったるい。
明日また来るからな!
じゃあ!
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- 45 : 2014/02/23(日) 12:44:46 :
- >>44
敬語をやめるんですか…りょ、了解!
いいスレ書く奴って…照れるよ(*ノωノ)w
期待、ありがとう!
頑張るよ(`・ω・´)
今日こそは9時ピッタリに…って思っています(´・ω・`)
よろしくお願いします(_ _)
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- 46 : 2014/02/23(日) 19:15:41 :
- あぁ!
待ってるからな!
期待してるぞ!
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- 47 : 2014/02/23(日) 21:04:41 :
- >>46
ありがとう!(`・ω・´)
9時になりましたので、投下します(・∀・)
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- 48 : 2014/02/23(日) 21:06:34 :
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キラキラと光る水が打ち寄せては、また引いていく。
水は、夕日に照らされオレンジ色をしているようだった。
白い砂浜には、誰かが残した足跡。
その足跡は、打ち寄せられた水に消えていった。
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- 49 : 2014/02/23(日) 21:07:40 :
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エレン「海…だ……!」
ミカサ「キラキラして…綺麗……!」
アルミン「初めて…見たね……!」
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- 50 : 2014/02/23(日) 21:18:33 :
-
エレン「…3人で、やっと来れたなっ!」ニッ
ミカサ「…うん」ニコッ
アルミン「…3人そろって見れて良かったよ」ニコッ
3人は、顔を見合わせ笑い合った。
でもエレンは、少し曇った顔をしているようだった。
アルミン「エレン…?どうしたの?」
エレン「…前は、1人で見たんだよな…って思い出して……」
ミカサ「!…」
アルミン「!…」
エレン「あの時は、気づいたら泣いてたんだ……」
エレン「ちょうどこの海みたいに、キラキラして綺麗な海の前で……」
ミカサ「…」
アルミン「…」
エレン「あの時は、涙でぼやけて…あんまり見れなかった…」
エレン「でもな…」
ミカサ「…?」
アルミン「…?」
エレン「来世では、笑って3人でちゃんと海見ようって…思ったんだ!」
アルミン「!…2000年前からの夢が叶ったんだね」ニコッ
ミカサ「!…エレンとアルミンと一緒に来れて良かった」ニコッ
エレン「あぁ!!」ニカッ
エレンは、本当に笑った。
さっきの曇った笑顔ではない、いつも以上の笑顔で笑った。
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- 51 : 2014/02/23(日) 21:42:09 :
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それから3人は、波の音を聞きながら、海を眺めていた。
エレン「…」
ミカサ「…」
アルミン「…」
静かな波の音が、3人の耳に響く。
大きなオレンジ色の夕日が、水平線へ少し隠れていた。
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- 52 : 2014/02/23(日) 21:46:54 :
-
エレン「…なぁ」スクッ
すると突然エレンは、何を思ったか、急に立ち上がった。
ミカサ「何?」
アルミン「どうしたの?」
エレン「…えっと……」
エレン「貝……」
ミカサ「貝?」
アルミン「貝が…何?」
エレン「貝拾い…したいなってな……」アハハ
ミカサ「なんだ…そんなこと」
エレン「な、なんだとは何だよ!」
アルミン「ちょっと、喧嘩しないでよ、貝拾いしたいんでしょ?」
エレン「おう…」
ミカサ「でも…何で、貝拾い?」
エレン「あ、それはな……」ガサゴソ
エレンは、病院の服の胸ポケットから、何かを取り出そうとしていた。
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- 53 : 2014/02/26(水) 21:17:50 :
-
エレン「あっ!」ツルッ
ポトッ
エレンが、手をすべらせて何かを落とした。
ミカサ「…貝?」
アルミン「貝…だね」
エレン「…」ヒョイッ
エレンは無言で貝を拾い、懐かしそうな目で貝を見ていた。
ミカサ「…エレン?」
エレン「ん?あぁ、ごめん」
アルミン「その貝は、何?海は、初めてなんじゃないの?」
エレン「この貝は…」
エレン「2000年前の貝なんだ」
ミカサ「え?」
エレン「この貝を病室で見てたらさ、海行きたくなってな…」
アルミン「え…何で、2000年前の貝をエレンが持ってるの?!」
エレン「俺の家の地下にあったんだ」
ミカサ「その、貝が?」
エレン「あぁ」
アルミン「でも、2000年前の貝っていう証拠は?」
エレン「あるぞ」ピラッ
エレンはアルミンに一通の手紙を渡した。
-
- 54 : 2014/02/26(水) 21:26:58 :
-
アルミン「題名みたいなのがあるね…」
ミカサ「何て読むかわかる?」
その題名は、ボロボロになっていて読むのも困難だった。
アルミン「2000年後の…君へ…?かな」
ミカサ「エレンは、この手紙を書いたことを覚えてないの?」
エレン「あぁ、人類が勝った後から何にも覚えてねぇな」
ミカサ「そう…」
アルミン「ねぇ、内容見てもいい?」
エレン「あぁ」
アルミンは、黄ばんでボロボロになった手紙を丁寧に読んでいく。
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- 55 : 2014/02/27(木) 16:12:14 :
- よう!
また来たぜ!
最近書いてねぇーみてぇーだな!
期待してるぞ!
じゃあな
-
- 56 : 2014/02/27(木) 16:53:35 :
- 期待だーーーー!!
-
- 57 : 2014/02/27(木) 19:01:56 :
- ふおお、続きが気になりますっ(((o(*゚▽゚*)o)))
楽しみにしておりますねー!
-
- 58 : 2014/02/28(金) 21:30:19 :
- >>55
ありがとうございます!
なかなか忙しくて…(´・ω・`)
期待ありがとうございます♪
>>56
期待ありがとうございます!
期待に添えるように頑張ります(`・ω・´)
>>57
楽しみにしててくれるなんて、嬉しいです♪(。・・。)
面白くなるように頑張りますっ!
色々やらなければならない事をしていると、
ssが後回しになっちゃって、なかなか書けない( p_q)
折角、楽しみにされている方がいらっしゃるのに、申し訳ないです。
ですが、明日は土日なのでたくさんssを考える事が出来ると思います!
明日、一気に投下したいと思いますので、よろしくお願いします(_ _)
明日には、終わらせたいですね…。
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- 59 : 2014/03/01(土) 21:29:55 :
-
――――――――――――――――――――
2000年後の世界の人へ
俺の名前は、エレン・イェーガーだ。
2000年後まで、この手紙が残っているのは、
俺は知っている。
なぜ知っているか、それは、未来から来たから。
多分、誰も信じないだろうけど
そうじゃないと、つじつまが合わないだろ?
なぜこの手紙を書いたか、それは、
一緒に入れてある貝を2000年後の
ミカサとアルミンに渡してほしいんだ。
人類は勝った、けど、俺の家族や幼馴染みがいない。
だから、せめて未来のミカサとアルミンにってな。
一つしか取れなかったけど、二人に渡してくれ。
二枚目には、重要なことを書くから、必ず読めよ。
――――――――――――――――――――
-
- 60 : 2014/03/01(土) 21:36:08 :
-
アルミン「…あれ?二枚目は?」
重要な内容と書かれている、二枚目がない。
アルミンは、重要な内容というのが気になって仕方がなかった。
エレン「…あ、あぁ、二枚目は俺宛だったから家に置いてきた……」フイッ
なぜか、エレンはアルミンから目をそらした。
アルミン「…あ、そうなんだ……」
エレンの答えを聞いて、少し落胆するアルミン。
『重要なこと』とは、何なのか。
-
- 61 : 2014/03/01(土) 21:45:56 :
-
ミカサ「ねぇ、じゃあ、その貝殻は私とアルミンの?」
手紙の内容を気にしていないのか、ミカサが貝の話をする。
エレン「おう、そうらしいぜ」
エレン「はい!」スッ
アルミン「わぁ…」
ミカサ「綺麗…」
エレン「2000年前からの、プレゼントってわけだな」
アルミン「すごいね」
ミカサ「えぇ」
-
- 62 : 2014/03/01(土) 21:48:50 :
-
エレン「ていうか、貝拾いしようぜ!」
いつもより、大きな声で呼びかけるエレン。
アルミンには空元気のように見えた。
アルミン(エレンは、まだ何か隠している気がする…)
アルミン「……」
ミカサ「早く見つけよう」
エレン「おう!」
アルミン「……」
エレン「アルミン?どうした?」
アルミン「え、いや…何でもないよ!」
エレン「そうか、早く探そうぜ!」
アルミン「うん…」
白い砂浜で貝拾いが始まった。
-
- 63 : 2014/03/01(土) 21:50:34 :
-
〜1時間後〜
エレン「あれ…貝、ないな……」
あれから1時間も貝を探しているが、なかなか見つからない。
アルミン「もうちょっと探す?」
ミカサ「3人の思い出を作りたいから、探したい」
エレン「もうちょっとだけ、探そうぜ」
アルミン「…わかったよ」
夕日が水平線に半分、隠れていた。
もうすぐで夜になってしまう。
アルミンは、少し焦り始めていた。
暗くなれば、また、昨日のようになるのではないかと心配だった。
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- 64 : 2014/03/01(土) 21:57:24 :
-
そして、貝拾いを再開した時だった。
ミカサ「…あっ!」
ミカサが、珍しく大きな声を出した。
エレン「見つけたかっ?!」
ミカサ「あった…貝があった!」
アルミン「やったね!」
ミカサが見つけた貝は、3つならんでいた。
丸い貝、縦長の貝、少し欠けてしまっている貝。
まるで、3人に見つけられるのを待っているようだった。
エレン「3人で分けられるなっ!」
ミカサ・アルミン「うん!」
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- 65 : 2014/03/01(土) 22:00:52 :
-
3つならんだ貝殻を、1人1つ拾っていく。
丸い貝は、エレン。
エレン「うわぁ…」
縦長の貝は、ミカサ。
ミカサ「小さい…」
少し欠けている貝は、アルミン。
アルミン「欠けているけど、綺麗だね…」
夕日でオレンジ色に見える貝殻は、とても綺麗だった。
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- 66 : 2014/03/01(土) 22:03:49 :
-
エレン「俺…これを一生の宝物にする!!」
ミカサ「私も、宝物!」ニコッ
アルミン「僕も、宝物にするよ!」ニコッ
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- 67 : 2014/03/01(土) 22:10:20 :
-
大きな海で拾った
ただの小さな貝殻が
エレン・ミカサ・アルミンの大切な宝物へと変わった。
エレン(この思い出も……いつか…)ギリッ
End
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- 68 : 2014/03/01(土) 22:16:05 :
- 『大きな海の小さな貝殻』終わりです!
グダグダでしたが見ていただき、ありがとうございました(_ _)
続きは、まだまだ書けていないのでかなり先に投下になると思います。
読んでいただけたら嬉しいです。
よろしくお願いします(_ _)
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- 69 : 2014/03/02(日) 00:25:02 :
- 重要な事って何ー?
チョー気になる!
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- 70 : 2014/03/02(日) 10:46:47 :
- 終わっちまったか・・・
俺も《重要なこと》ってのが
気になるな…
まぁなんにせよ
書くか書かないかは
おめぇーが決めることだ!
今なにをすべきかを
考えろよ?
最後にマルコは死んじまったが
俺は死なねぇー・・・
マルコの意志も受け継がなければ
行けねぇーんだ!
てめーも頑張れよ!
そういや
二期ってやらないのか?
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- 71 : 2014/03/02(日) 10:47:53 :
- 少しばかりミスったな…
すまねぇー・・・
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- 72 : 2014/03/02(日) 18:44:23 :
- お疲れさまです!
実はジャンを書いてたのは俺です!
迷惑かけました・・・
すみませんでした・・・・
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- 74 : 2014/03/03(月) 00:26:28 :
- いえいえ!
風邪大丈夫ですか?
はやく治ってほしいです!!
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- 75 : 2014/03/03(月) 01:48:40 :
- 執筆、おつかれさまでした!
最後の描写が美しくて感服してしまいました。
常に暇人さんのSSはストーリーがどれも分かりやすく、それでいて斬新なので読んでいてとても面白いですし、勉強になります。
続きも楽しみにしていますね(o'ω')ノ
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- 77 : 2014/03/05(水) 20:56:59 :
- 重要なってのが気になる!!
早く続きがよみたいーー!!
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- 78 : 2014/03/08(土) 09:55:53 :
- >>77
やはり、気になりますか(-ω-)フフフ
できるだけ、早く投下できるよう努力します!
読んでいただき、ありがとうございました(_ _)
春休みの予定が沢山あり忙しいので、
続きの投下が4月になるかもしれません(´・ω・`)
申し訳ございません(_ _)
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- 79 : 2014/03/12(水) 06:46:39 :
- 続きにも期待!!!!
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- 80 : 2014/03/20(木) 17:13:09 :
- >>79
期待ありがとうございます!!
なかなか、続きを投下できず申し訳ないです。
読んでいただき、ありがとうございました(_ _)
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- 81 : 2014/08/20(水) 23:28:56 :
- 書いてないじゃないか〜
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- 83 : 2016/10/14(金) 19:12:04 :
- 書いてくださ~い
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- 84 : 2016/10/14(金) 20:28:10 :
今まで、お待たせしてすみませんでした。
そして、読んでいただきありがとうございます。
次のお話です。
よければ、こちらからどうぞ。
↓↓
http://www.ssnote.net/archives/49271
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