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大きな海の小さな貝殻 1
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- 1 : 2014/01/21(火) 01:38:09 :
- 前世の記憶の続きとなります(´∀`)/
とにかく平凡な高校生活を送るエレン達です。
注意
1、まだまだss初心者であるため、文章がおかしい等あると思いますが、
暖かい目で見守って頂けたら嬉しいです。
2、誤字脱字には気を付けて書いているつもりですが、
あった場合は、注意して頂けたると助かります。
3、私が受験生のためなかなか来れない時があり、
更新できない日が続く時があると思いますが、ご了承下さい。
明日から、投下していきたいと思います(´∀`*)
よろしくお願いしますm(_ _)m
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- 2 : 2014/01/21(火) 01:46:25 :
- 続ききたーーっ!待ってました(*´ω`*)
更新楽しみにしています。
受験もがんばってくださいね☻
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- 3 : 2014/01/21(火) 01:56:27 :
- >>2
早速コメントありがとうございますっ!
出来るだけ早く更新できるように努力します(_ _)
受験も、頑張ります!!(´∀`*)
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- 4 : 2014/01/21(火) 21:38:31 :
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エレン「あっつ……」
ギラギラと容赦なく照りつける太陽。
耳を塞ぎたくなるぐらいジリジリうるさい蝉。
夏の暑さがいよいよ本格的になってきた頃、
エレンの通う進撃高校では、だんだんと夏休みが近づいてきた。
アルミン「暑いね〜」
エレン「ミカサー!うちわ貸してくれー!」
ミカサ「いくらエレンの頼みでも嫌だ。私も暑いのは同じ。」パタパタ
エレン「ミカサのケチー!」ブー
アルミン「エレン、子供みたい」フフッ
エレン「じゃ、ミカサあおいでよー」
ミカサ「しょーがない。次からちゃんとうちわ持ってくること!わかった?」
エレン「わかったから、早くあおいでくれー!」
ミカサ「はいはい」パタパタ
アルミン「なんか、ミカサとエレンは今でも家族みたいだね」アハハ
エレン「家族だったからな〜」ヘヘッ
ミカサ「エレンと家族だなんて……照れる…///」ポッ
エレン「何、照れてんだよ」アハハ
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- 5 : 2014/01/22(水) 23:01:04 :
- 1日1回ぐらいしか更新できない
すっごい亀更新ですが、よろしくお願いします(_ _)
少しだけ投下
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- 6 : 2014/01/22(水) 23:23:32 :
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3人は、海に行くために放課後公園に集まり、
暑苦しい中計画を立てていた。
エレン「アルミン」
アルミン「うん?なんだい?」
エレン「なんで、公園なんだよ。暑いじゃんか」グデー
アルミン「アハハ、しょうがないよ。3人で集まると言ったらここなんだから」
ミカサ「ここは、木陰があって涼しい」
エレン「俺は暑いぞー」グダー
アルミン「エレン、グダグダしないで『夏休み海に行こう』プロジェクトの計画を立てようよ!」キリッ
ミカサ「……アルミン、ネーミングセンスなさすぎる…」ボソッ
エレン「……だな」ボソッ
アルミン「じゃあ、何か考えてよ!さっきから僕しか考えてないじゃん!」プンプン
エレン「き、聞こえてただとっ!?」
アルミン「聞こえてるよ!」
ミカサ「蝉の鳴き声で聞こえないと思っていた」
アルミン「2人ともわざと聞こえるようにしたんでしょ…。もう、日が暮れちゃうから早く計画立てようよ!」
エレン「ごめんごめん」
ミカサ「今度は真剣に考えよう」
アルミン「しっかりしてよね……」ハァ
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- 7 : 2014/01/22(水) 23:29:08 :
- ほのぼのですなぁーニヘラッ
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- 8 : 2014/01/22(水) 23:33:03 :
- >>7
ほのぼのしてるのもいいかな〜なんて考えながら書いてるので、
そう言って貰えると嬉しいですっ♪(*´▽`*)
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- 9 : 2014/01/24(金) 05:09:23 :
- 期待ですっ!
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- 10 : 2014/01/25(土) 01:31:51 :
- >>9
ありがとうございますっ!!
期待に応えられるよう頑張りますっ!!ヽ(・∀・)ノ
でも、テスト前にて今はss書けません……(_ _)
(グループの方にはいると思います)
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- 11 : 2014/01/26(日) 13:42:59 :
- テスト前だけどどうでもよくなってきた←w
少し投下します!
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- 12 : 2014/01/26(日) 13:45:28 :
- 期待!
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- 13 : 2014/01/26(日) 13:46:46 :
-
それから3人は、海に行く計画を真剣に考えた。
前世からの夢を叶えるために。
だけど、部活はみんなバラバラ。
もちろん、予定が合う日なんてなかった。
アルミン「……そろそろ、暗くなってきたし帰ろうか」
エレン「全然決まってないのに、もうこんな時間か……」
ミカサ「まさか、こんなに予定が合わないなんて……」
アルミン「僕もビックリだよ」
エレン「…あ!ミカサ、1人で大丈夫か?」
アルミン「ミカサだけ、帰る方向逆だもんね」
ミカサ「私は、心配いらない」
エレン「うーん…ミカサも一応女子なんだし、送って行くよ」
アルミン「じゃあ、僕も送って行くよ!まだ、3人で話したいからね」(エレンが『一応』って言ったのは言わない方がいいよね)
ミカサ「ありがとう。帰り道が楽しくなりそう」フフッ
エレン「あ!ミカサが笑ったぞ!」ユビサシ
ミカサ「エレン……そろそろ私が笑うのにも慣れてほしい」ハァ
アルミン「珍しいのはわかるけどね……」
エレン「ミカサ、ごめん!つい……」
ミカサ「……エレンだから、許す!」
エレン「やったぁ!」ワーイ
アルミン(エレンじゃなかったらどうなるんだろうか……)ゾクッ
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- 14 : 2014/01/26(日) 13:49:15 :
- >>12
ありがとうございます(*^ω^*)
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- 15 : 2014/01/26(日) 13:50:28 :
- きたーい
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- 16 : 2014/01/26(日) 18:02:54 :
- >>15
ありがとうございまーす♪ヽ(*´∀`)ノ
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- 17 : 2014/01/26(日) 18:04:10 :
- 面白いですっ!
期待だど~ん
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- 18 : 2014/01/26(日) 18:04:45 :
-
空のオレンジ色が紺色に変わる時間。
薄暗い道を3人は歩く。
少し、笑い声を話に挟みながら。
ミカサの家までゆっくり歩く。
エレン「クンクン……家から夕飯のいい匂いが…」グゥー
ミカサ「エレン、お腹なってる」
アルミン「相当お腹が空いてるみたいだね」アハハ
ミカサ「私の家で、何か少し食べるといい」
エレン「えっ!いいのかっ……じゃなくて…いいよ、悪いし」グゥー
ミカサ「お腹は、なってるけど?」フフッ
エレン「うぅ……少し…貰おうかな…」グゥー
ミカサ「わかった」
アルミン「エレン…フフッ……あはははっ!」
エレン「なっ!なんだよ!アルミン!」グゥー
アルミン「フフフッ……だってフフッ…エレンさっきから、お腹なりっぱなしなんだもんっ!!」アハハハ
エレン「ちょ…だって、お腹すいたんだからよ!しょーがないだろっ!!///」
ミカサ「アルミン!笑いすぎ」フフフッ
エレン「ミカサも笑うなよっ!」ギャーギャー
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- 19 : 2014/01/26(日) 18:06:02 :
- >>17
ドンちゃん……w
2度目の期待ありがとうございますヽ(・∀・)ノ♪
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- 20 : 2014/01/27(月) 22:06:20 :
- おお、更新なさったんですね!
引き続き期待して待っております♪
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- 21 : 2014/01/27(月) 22:15:04 :
- >>20
日曜日だったので、更新しました〜♪(o^^o)
待っててくださるのですか……!ありがとうございます!!(_ _)
また、今週の日曜日あたりに更新になるかもです(´・ω・`)
よろしくお願いします( ̄^ ̄)ゞ
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- 22 : 2014/01/30(木) 09:28:42 :
- テストも頑張ってくださいね☻
応援しておりますー!そして支援〜!
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- 23 : 2014/01/31(金) 03:12:51 :
- >>22
今日、テストを駆逐してきます!!
頑張りますっ!!
応援・支援ありがとうございます(*^ω^*)
日曜日に投下するので、もうしばらく待っててください…(_ _)
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- 24 : 2014/02/02(日) 06:55:18 :
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ゆっくり歩いたはずなのに、
楽しい時間はすぐ過ぎ去ってしまう。
ミカサ「……ここが家」
エレン「なんか、ミカサと家が違うって不思議な感覚だな」アハハ
アルミン「そうだね、2人一緒だったもんね」
ミカサ「うん…ちょっと、待ってて。すぐ、食べ物持ってくるから」タッタッタ
エレン「ありがと!」グゥー
アルミン「エレン、またお腹なってるよー」アハハ
エレン「うるせーなっ///」
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- 25 : 2014/02/02(日) 07:08:58 :
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しばらく待つと、何か手に持ったミカサが家から出てきた。
ミカサ「……これぐらいしかできなかったんだけれど」
エレン「お!おにぎりか!」パァァァ
アルミン「良かったね」
エレン「いただきます!」ガツガツ
アルミン「そんなにがっつかなくても、誰も取らないよ」
ミカサ「そこが、エレンらしいところ」フフッ
アルミン「そうだね」アハハ
エレン「うまい!うまい!!」ガツガツ
ミカサ「そう言って貰えて嬉しい」ニコッ
エレン「え?これ、ミカサが作ったのか?」キョトン
ミカサ「そうだけれど?」
エレン「すっげぇーっ!!めっちゃ、うめぇー!!!」ガツガツ
アルミン「いくらおにぎりが美味しかったからって叫ばなくても……」
ミカサ「そう、良かった」ニコッ
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- 26 : 2014/02/02(日) 07:40:09 :
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エレンは、ミカサの手作りおにぎりを
1分もたたないうちにすべて食べてしまった。
エレン「ごちそうさまっ!!」
アルミン「わっ!早いね」
エレン「そんだけ、うまかったんだよ!」ニカッ
ミカサ「エレンにそう言ってもらえると、とても嬉しい」
エレン「もう1回食べたいぐらい、うまかったぞ」
アルミン「それ、もう1回食べたいって意味でしょ?」
エレン「え……いや…ちがうし!」
ミカサ「嘘ついた」
アルミン「やっぱり、図星だね」ニコッ
エレン「くっそー!なんで、わかるんだよ!」
ミカサ「顔を見ればわかる」
アルミン「そうそう、顔に出てるからわかりやすいよ」
エレン「うぅ…ちくしょう!///」
ミカサ「エレン、顔真っ赤」フフッ
アルミン「ほんとだ」ニコッ
エレン「///……あぁーもうっ!帰るぞ、アルミン!!」スタスタ
アルミン「待ってよ、エレン!」タッタッタ
ミカサ「まだ、照れてる……フフッ…送ってくれて、ありがとう!また、明日!」フリフリ
アルミン「じゃーね!ミカサ!!」フリフリ
エレン「///……じゃーな!」フリフリ
エレンとアルミンは、黒くなった道に消えていった。
街灯の光もない真っ黒な闇の景色。
ミカサは、少し嫌な予感がしていた。
ミカサ「…この嫌な予感が、当たらなければいいのだけど……」
ミカサ「……エレン…アルミン……」
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- 27 : 2014/02/02(日) 10:43:03 :
-
街灯もない道をエレンとアルミンは、歩く。
真っ黒な道は、少し恐怖を感じさせる。
アルミン「……真っ黒だね…」
エレン「ちょっと、話しすぎたな……ちょっと、歩くの早くしよっか」スタスタ
アルミン「…うん……」スタスタ
エレン「…アルミン、暗いのが怖いのか?」
アルミン「……少し…怖いかな…」
エレン「…そうか」
アルミン「高校生にもなって、暗いのが怖いだなんて…笑われるね」シュン
エレン「…誰にでも、怖いものの1つや2つあるって」
アルミン「…そうだね……少し怖いけど、安心したよ」ニコッ
エレン「なら、良かった」ニッ
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- 28 : 2014/02/02(日) 12:22:55 :
-
2人は、少し足早に歩いて行く。
真っ黒な道は、さっき来た道のような感じではなかった。
確かに同じ道なのに、全然違う道を歩いているようだ。
エレン「……」
アルミン「……」
エレン「…なんか嫌な予感がするんだけど……」
アルミン「…え?僕は、何も感じないけど……」
エレン「そうか?なら、大丈夫か…な……」
アルミン「うん、大丈夫だよ…エレンも、怖くなってきた?」
エレン「……ちょっとな…」
アルミン「……あのエレンが、怖がるなんて…大丈夫?」
エレン「……あぁ、大丈夫…」
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- 29 : 2014/02/02(日) 14:15:08 :
-
エレンは、何かを感じ始めていた。
自分の身に、これから何かが起きるような感じが、
エレンを怖がらせていた。
エレン(やっぱり、何か感じる気がする……)
エレン(この帰りに、何かが起きる気がしてきた……)
エレン(嫌な予感だ……)
エレン(なんだか…怖い………)ガタガタ
アルミン「……エレン?…エレン!」
エレン「!…アルミン……どうした?」ビクッ
アルミン「そんなにビックリしなくても……」
エレン「…ごめん」
アルミン「どうしたの?」
エレン「いや……なんでもない…」
アルミン「なんでもない訳ないよ!どうしたの?」
エレン「………なんか…怖いんだよ……」
アルミン「暗いのが怖いの?」
エレン「違う、何かが迫ってくる感じがするんだよ……」
アルミン「何なんだろう…」
エレン「よく……わかんねぇよ…」ガタガタ
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- 30 : 2014/02/02(日) 19:48:46 :
- えっ、えっ∑(OωO )
どうしちゃったんでしょう…怖い、けどわくわくです!
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- 31 : 2014/02/02(日) 20:00:37 :
- まだですか!?めちゃくちゃ怖いです!!!!
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- 33 : 2014/02/03(月) 19:46:58 :
-
エレンの感じる、嫌な予感・迫り来る感覚は、頂点に達していた。
その予感と感覚の恐怖に、エレンはひたすら耐えていた。
エレン「……」ガタガタ
アルミン「エレン…ほんとに大丈夫?もうすぐ、家だからね」
エレン「……おう…」
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- 34 : 2014/02/03(月) 19:50:27 :
-
すると、いきなりパッとエレンとアルミンの後ろからライトが照らされる。
車のようだ。
アルミン「…ん?」
でも、明らかにスピードが出過ぎている…このままでは……。
アルミン「エレン!!!危ないっ!!!」
当たってしまう。
エレン「!!!」
ドカッ……
バタッ……
鈍い音が、静かな住宅街に響く。
アルミンが叫んだ時にはもう、遅かった。
アルミン「エレン!!エレン!!!」
嫌な予感が、当たってしまった…。
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- 35 : 2014/02/03(月) 21:09:42 :
-
アルミン「……あ…あぁ……」
親友が目の前で車にはねられた。
アルミンは、恐怖でその場に立ち尽くしてしまった。
アルミン「……きゅ、救急車!救急車、よ、呼ばなきゃ!!」ガサゴソ
我に返り、とっさにカバンからケータイを取り出すが、
手が震えて3つの番号を押すだけでも時間がかかった。
「どうされましたか?」
アルミン「く、車に人がっ…は、はねられました」
現状を説明するが、頭がうまく回らない。
アルミン「と、とりあえず…エレンの親にも…電話……」
エレンの親にも電話をし終え。
アルミンは、急いでエレンの所へ駆け寄った。
アルミン「エレン……」
やはり、すごい出血だった。
頭からも、出血している。
骨も折れているだろう。
アルミン「エレン!!救急車がもうすぐ来るから!頑張ってっ!!」
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- 36 : 2014/02/04(火) 00:45:06 :
- 今日から木曜日まで更新出来ません(_ _)
なので、今の内に投下したいと思います。
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- 37 : 2014/02/04(火) 00:46:51 :
-
ウーー ウーー
ピーポーピーポー
救急車・パトカーのサイレンが鳴り響く。
何があったのかと人も集まってきた。
エレンは、救急車に運ばれて行く、アルミンもついて行くことになった。
アルミン「エレン……ぶ、無事だよね?!」
エレン「……」
アルミン「エレンがいなきゃっ……!」
アルミン「…海に…3人で……行けないじゃないかっ……!!」ポロポロ
アルミン「…2000年前からの夢だろっ!エレン、しっかりしてよ!!!」ポロポロ
エレン「……」
エレンは、びくともしなかった。
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- 38 : 2014/02/04(火) 00:50:16 :
-
病院に着くと、すぐにエレンは運ばれて行った。
よほど、重症だったのだろう。
アルミン「……エレン…」
アルミンは、病院の椅子にグッタリと座り込む。
立っていることが出来ないぐらい、ショックだったのだ。
アルミン「僕達を置いて行かないでおくれよ……」
アルミン「前は、僕達が君を置いて行っちゃったけど……」
アルミン「こんなの…あんまりだ……」ポロポロ
???「アルミン!!」タッタッタッ
不意に名前を呼ばれたので、少しビックリしつつも
アルミンは、声のする方を見た。
アルミン「……!ミカサ?!」
アルミン「え、確か、ミカサには連絡してなかったけど……」
ミカサ「少し心配だったから、来たらエレンが……」
アルミン「え?ミカサも何か…感じたの?」
ミカサ「…えぇ、アルミンとエレンが帰るときに嫌な予感がした」
アルミン「そういえば、エレンもそんなこと言ってたよ」
ミカサ「エレンも気づいてたの……」
アルミン「……うん」
ミカサ「……そう…」
ミカサ「…今は、エレンの無事を祈ろう」
アルミン「…うん」
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- 39 : 2014/02/04(火) 00:52:20 :
-
ミカサとアルミンが、エレンの無事をしばらく祈っていた時、
エレンの父グリシャと母のカルラが病院に着いた。
アルミンには、2人がすごく落ち着いているように見えた。
カルラ「…!アルミン君、電話ありがとう」
グリシャ「ずっと、エレンについてくれたことを感謝するよ」
アルミン「…いえ、当然の事をしただけですから」
カルラ「また、何かお礼をさせてね」ニコッ
グリシャ「では、エレンの様子を見てくる」
カルラ「いってらっしゃい」
アルミン(この2人の落ち着き用は何なんだ?エレンが助からないかもしれないのに……)
ミカサ「……あの」
カルラ「どうしたの?」
ミカサ「…何でそんなに落ち着いてるのですか?」
ミカサが、アルミンの聞きたかったことを、カルラに質問した。
カルラの顔が少し変わる。
カルラ「……後で、わかると思うわ」
ミカサ「…わかりました……」
納得いかなかったのか、ミカサは少し不機嫌そうな顔をした。
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- 40 : 2014/02/04(火) 00:54:37 :
-
それから10分程度たった頃、
カルラだけがエレンのいる病室に呼ばれた。
呼びに来た看護師は、少し動揺していたようにも見えた。
カルラ「ごめんね、また明日にエレンに会えると思うわ。今日は、家に帰りなさい」ニコッ
ミカサ「……そうですか…」
アルミン「……また、明日来よう…ミカサ」
ミカサ「……そうしよう」
カルラ「迷惑かけて、ごめんなさいね。それじゃあ、気を付けて」ニコッ
ミカサ「…はい」
アルミン「……はい、ありがとうございます…」
2人は、何故カルラが笑っていられるのかが、
不思議でたまらなかった。
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- 41 : 2014/02/04(火) 07:27:01 :
- 一体どんな秘密が・・・
急展開に期待が高まりますね!
更新楽しみにしております!
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- 42 : 2014/02/04(火) 07:31:07 :
- 私も受験生、お互い頑張ろう!!
後、期待♪
-
- 43 : 2014/02/04(火) 18:33:13 :
- アルミンの気持ちになってもらい泣きしそうになりました…
木曜日まで、続きをわくわく待っていますね☻
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- 44 : 2014/02/06(木) 22:21:34 :
- >>41
いつも、コメントありがとうございます(_ _)
急展開のし過ぎではないかと自分でも思ってます(;・∀・)w
書き溜めを一気に全部出しちゃったので、
少しだけですが、更新したいと思います(*^ω^*)
-
- 45 : 2014/02/06(木) 22:23:22 :
- >>42
はい!お互いに頑張りましょう(`・ω・´)
期待、ありがとうございます♪
期待に添えるように頑張りたいと思います( ̄^ ̄)
-
- 46 : 2014/02/06(木) 22:35:07 :
- >>46
いつも、コメントありがとうございます(_ _)
確かに、アルミンの気持ちになると…悲しいですね(´・ω・`)
わくわくして、待っててくださるのですか!…嬉しい(*^ω^*)
じゃあ、期待を裏切らないよう頑張ります!
-
- 47 : 2014/02/06(木) 23:05:44 :
-
次の日の学校、
いつもエレンと一緒に来るはずのアルミンが1人で教室に入ると、
皆が不思議そうな顔をして見ていた。
クリスタ「アルミン、おはよう!エレンは?」
アルミン「クリスタ、おはよう……エレンは休みだよ…」シュン
ユミル「せっかくクリスタが挨拶してんのに、何だよその態度」
クリスタ「もう、ユミル!」
ユミル「悪かったって」ケラケラ
アルミン「…うん」
アルミンは、フラフラと自分の席に着く。
まるで、魂が抜けたようだった。
ベルトルト「…アルミンどうしたのかな?」
ライナー「何かあったっぽいな」
アニ「そうだね」
-
- 48 : 2014/02/06(木) 23:41:41 :
-
皆がアルミンの心配をする中、リヴァイが入ってきた。
リヴァイ「黙って、座れ」ギロッ
いつも、こうして朝のホームルームが始まる。
それと、同時にクラス内は一気に静かになる。
リヴァイ「しばらく、エレンは学校に来れない」
リヴァイ「病院にいるから、見舞いにでも行ってやれ」
アルミン(あれ?……エレンは重症なんじゃなかったっけ…?)
アルミンは、昨日のエレンの様子を思い出した。
リヴァイ「以上だ」
アルミン(おかしい……昨日、見た感じだと1日で治る怪我じゃなかった)
アルミン(お見舞いなんか行っても、話せないだろ……)
アルミン(……取り敢えず今日は、ミカサと様子を見に行こう…)
-
- 49 : 2014/02/07(金) 18:20:21 :
- 急展開にハラハラドキドキ( ; ゜Д゜)
-
- 50 : 2014/02/08(土) 09:13:26 :
- >>49
コメントありがとうございますっ♪
急展開で、話が大分それちゃったな〜w
なんとか、海に行けるようにしなくては……。
更新は夜になりますので、よろしくお願いします(_ _)
(書きためがないなんて言えない…)
-
- 51 : 2014/02/08(土) 10:45:11 :
- き、期待・・・
-
- 52 : 2014/02/08(土) 10:45:27 :
- 前回も面白かったです
-
- 54 : 2014/02/08(土) 11:31:35 :
- 追いつきました!
ストーリー展開が面白いです!
期待です!
-
- 55 : 2014/02/08(土) 11:37:11 :
- >>54
追いついた…ということは、ずっと読んでくれてたのですか!(*゚∀゚*)
期待・感想、ありがとうございます♪
試行錯誤して考えたものなので、そう言ってもらえて嬉しいです(o^^o)
-
- 56 : 2014/02/08(土) 11:37:57 :
- 私なんて、シリーズものでも行き当たりばったりです!w書き留めしてるってすごいですね…
-
- 57 : 2014/02/08(土) 11:46:23 :
- >>56
私も、前回は書きためなしですw
グダグダだったので、今回から書きためしだしました(-ω-)w
行き当たりばったりなんて、すごいですね♪
私は、なんとか終わったって感じでしたよ〜(;・∀・)w
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- 58 : 2014/02/08(土) 21:09:00 :
-
キーンコーンカーンコーン
休み時間が始まった。
アルミンは、机の一点を見ながら考え事をしていた。
アルミン「……」ジー
???「…ン……」
アルミン「……」ジー
???「…アルミン!!!」
アルミン「うわぁっ!」ビクッ
アルミンは、急に大声で呼ばれたので、飛んで驚いてしまった。
アルミン「ビックリしたー」
ミカサ「ごめん…考え事をしているみたいだったけれど?」
アルミン「あぁ、エレンの事だよ」
ミカサ「…そう、元気なのだろうか……エレン…」シュン
アルミン「昨日カルラさんに明日会えるって、言われたから、エレンの様子を見に行こう」
ミカサ「えぇ、そうしよう」
アルミン(今日はエレンに会って、話せたら色々聞こう…)
アルミン(エレンの親が、落ちついていた理由がわかるかもしれないし…)
アルミン(そもそも、なんで明日会えるってわかるんだろう…)
考えれば、謎が深まるばかりだった。
-
- 59 : 2014/02/08(土) 21:17:49 :
-
クリスタ「あ、アルミン!」
ミカサとアルミンが、ボーっとしていた時、クリスタが話しかけてきた。
ミカサ「あぁ、クリスタ、久しぶり!」
ミカサはそう言うが、クリスタはキョトンっとミカサを見つめる。
クリスタ「…私とあなたは、会ったことないはずだけど……?」
そう言われるのは当たり前だ、なぜなら前世でしか会ったことがないから。
ミカサは、それを思い出す。
ミカサ「あぁ、そうか……私はミカサ、よろしく」
クリスタ「ミカサ!よろしくねっ!あ、こっちは、ユミルだよ〜」
ユミル「よろしくなー」
その時、ミカサが少しうつむき、悲しそうな表情をした。
アルミンは、それに気づき、とっさに別の話題を出した。
アルミン「で、ど、どうしたの?クリスタ?」
ユミル「見舞いに行くんなら、皆で行ったらどう?だってさ、女神様からのご提案だよ」ケラケラ
クリスタ「もう!ユミル!先に、言わないでよぉ」プクー
ユミル「悪かったよ、女神さまー」ケラケラ
ミカサは、2人の会話を聞いて少し微笑んだ。
アルミン(大丈夫…みたいだね)
クリスタ「もう、ユミルったら……で、どうかな?」
アルミン「…うーん、エレンの様子がわからないからなぁ……」
クリスタ「無理なら無理でいいんだよ?」
アルミン「…今日は僕とミカサだけで行って、エレンの様子が大丈夫だったら、明日皆で行こうよ」
アルミン「ごめんね、クリスタ」
クリスタ「全然大丈夫だからっ!謝らないでっ!」
アルミン「ありかとう!」
ミカサ「クリスタは、とても優しい」
クリスタ「えへへっ……ありがとう」ニコッ
ユミル(女神の笑顔いただきましたっ!)グッ
アルミン(ユミル……嬉しいのが、顔と行動に出てるよ)アハハ
ミカサ「そろそろ、チャイムが鳴りそうだから、帰る」
アルミン「あ、また、放課後ね!」フリフリ
クリスタ「じゃあね!ミカサ!」フリフリ
ユミル「じゃーなー」フリフリ
ミカサ「うん」フリフリ
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- 60 : 2014/02/08(土) 21:22:31 :
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時は経ち放課後、エレンの病院に向かう道で、
ミカサとアルミンは、今日の事を話していた。
アルミン「今日は、授業中も考え事してて、時間が経つのが早かったよ」アハハ
ミカサ「あの、アルミンが、授業中も考え事をしていたの?珍しい」
アルミン「僕だって、考え事ぐらいするさ」
ミカサ「ごめん……昨日のこと?」
アルミン「うん…少し、気がかりなことがあってね」
ミカサ「……グリシャさんとカルラさんには、ビックリした…」
アルミン「!…ミカサも、気になってた?」
ミカサ「えぇ、少し落ち着き過ぎじゃないかと思った」
アルミン「そうだよね……エレンのことが、心配じゃないのかな?」
ミカサ「それはない!エレンが、調査兵団に行くって言ったら、カルラさんはすごく反対してた!」
ミカサ「……だから、今も…心配していると思う」
アルミン「……そうだよね」
それから2人は、病院に着くまで一言も話さなかった。
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- 61 : 2014/02/08(土) 21:27:18 :
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病院に着くと、2人は緊張してきていた。
会えると言われても、エレンがどういう状態か教えてもらっていない…
つまり、元気な状態なのか、生きているのも大変な状態なのかもわからないのだ。
アルミン「……入ろうか…」
ミカサ「……えぇ…」
2人の間の空気が、ピンとした空気になった。
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- 62 : 2014/02/08(土) 21:29:55 :
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病院の中へ入ると、夏の暑さが吹き飛ぶぐらい涼しかった。
アルミン「エレン・イェーガーさんの病室は、何号室ですか?」
看護師「ひっ…エ、エレン・イェーガーさんの病室は、45号室になります…」
アルミン「?…ありがとうございます」
ミカサ「早く、行こう」
アルミン「う、うん」
アルミン(さっきの看護師さん…何に怯えているんだろう…?)
アルミンは、看護師の反応に疑問を抱いた。
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- 63 : 2014/02/08(土) 21:34:00 :
- ど、どうなるのでしょうか…(゚Д゚)
わくわくされる書き方がお上手ですね!
楽しみにしています☻
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- 64 : 2014/02/08(土) 21:34:53 :
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長い廊下を進み、病院の1番端にエレンの病室はあった。
アルミン「……あったね」
ミカサ「…」コクッ
ミカサは、緊張のあまりか、頷くことしかしなかった。
アルミン「……行くよ」スッ
ミカサ「…」コク
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- 65 : 2014/02/08(土) 21:35:45 :
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ガラガラッ
アルミンは、勢いよくドアを開けた。
その先には…
アルミン「…うっ」
ミカサ「……」
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- 66 : 2014/02/08(土) 21:47:44 :
- >>63
submarineさん!いつも、コメントありがとうございます(´∀`)♪
私は、まだまだですから…アハハ
でも、頑張って書いたので、お褒めの言葉、嬉しいです(_ _)w
今日は、終了です(´∀`)
明日のこの時間まで、お待ちくださいませ(_ _)
コメントくださると嬉しいのですが、
謎の開かない現象が起きるかもしれませんw
開かない現象が起きたときは、
ログインしてませんのでよろしくお願いします(_ _)
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- 67 : 2014/02/09(日) 12:44:37 :
- 期待
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- 68 : 2014/02/09(日) 21:04:36 :
- >>67
期待、ありがとうございます!(´∀`)
今から、始めます(`・ω・´)
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- 69 : 2014/02/09(日) 21:06:16 :
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病室は、窓が空いていて、光に包まれていた。
窓から覗く空は、雲一つなく、とても青く美しい。
ジリジリと蝉の声も、聞こえる。
外には花壇があり、背の高いひまわり達がこちらを見ている。
そして
1人の少年が
ひまわりに負けないぐらいの笑顔で笑っていた。
エレン「ミカサ!アルミン!来てくれたんだなっ!」ニカッ
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- 70 : 2014/02/09(日) 21:11:16 :
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アルミンとミカサは、目を見開いた。
アルミン「……エ…エレン……な…の?」
エレン「あぁ、そうだぞ」
ミカサ「……エレンが…生き…てた……!」
エレン「そうだ、俺は生きてる」
アルミン「エレンは助かったんだっ!!!」ポロポロ
ミカサ「……良かった…」
ミカサ「本当に……良かった…」ポロポロ
2人は、安心したあまり、泣き出してしまった。
エレン「お、おおい!泣くなって!」アセアセ
ミカサ「うっ……うぅ…」ポロポロ
アルミン「だって、エレンが……生きてたんだよぉ」ポロポロ
アルミン「泣かないなんて無理だよぉ」ポロポロ
エレン「お、お願いだから、泣かないでくれって!」
エレン「俺のために、笑ってくれよ!っな?」
アルミン「エレン……」グスッ
ミカサ「エレンのために……?」グスッ
エレン「あぁ、そうだ!俺のために笑ってくれ!頼むっ!」
エレン「親友の泣き顔なんか、見たくないからっ!」ニカッ
アルミン「…エレン……ごめん…」
ミカサ「……ごめんなさい…」
エレン「いいよ、大丈夫だから!」ニカッ
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- 71 : 2014/02/09(日) 21:19:05 :
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蝉の声がなきやんだ。
太陽の光が、強くなる。
うつむいていたアルミンとミカサの顔が上がる。
そして…
アルミン・ミカサ「生きててくれて、ありがとう!!」ニコッ
エレン「!……あぁ!」ニカッ
2人、目に涙をためながら、最高の笑顔で笑った。
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- 72 : 2014/02/09(日) 21:24:13 :
- >>71
名無しなってる…けど、私です(´・ω・`)
『大きな海と小さな貝殻』は、二つに分けることにしました(;´・ω・)
作者の都合で、申し訳ないですが、よろしくお願いします(_ _)
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- 73 : 2014/02/09(日) 21:26:11 :
- 何故か、名無しになってしまいました。
すいません(_ _)
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- 74 : 2014/02/09(日) 21:41:41 :
- http://www.ssnote.net/archives/9793
↑『大きな海の小さな貝殻 2』になります。
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