この作品は執筆を終了しています。
ー The Left Heroes ー ep:3
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- 1 : 2014/01/20(月) 22:42:51 :
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ご覧いただきありがとうございます!
・リヴァイ兵長が班員の遺品を整理する、短編読み切りシリーズの第3作目です。
シリーズページはこちら…
http://www.ssnote.net/series/402
・今回も捏造設定てんこ盛りでお送りします。笑
楽しんでもらえたら嬉しいです。
それでは、よろしくお願いします☻
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- 2 : 2014/01/20(月) 23:01:01 :
オルオの部屋がいくつかの木箱を残して空っぽになる頃には、既に日が傾き始めていた。
次は、エルドの部屋だ。
リヴァイ「エレン、エルドの部屋は俺がやる。お前は少し休め。」
エレン「え、いいですよ、俺も手伝います!」
リヴァイ「いや、休め。…そのついでに、コーヒーを淹れて持って来い。」
エレン「…はい、わかりました。」
エルドの部屋はそんなに時間がかからずに片付けられるだろう。あいつは俺に似て、なかなかの綺麗好きだったからな。
案の定部屋は綺麗に整頓されていて、机の上には作戦の計画書や本が綺麗に並べられていた。
それらをまとめて木箱に押し込んでいく。
エルド『リヴァイ兵長!エルド・ジンです。今回このような職務をいただき、とても光栄に思っております。どうぞよろしくお願いします!』
朗らかな笑顔で言うエルドの声が、鮮明に蘇ってくる。
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- 3 : 2014/01/20(月) 23:07:16 :
- キター!(^^)
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- 4 : 2014/01/20(月) 23:07:35 :
- 更に気体!
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- 5 : 2014/01/20(月) 23:08:01 :
- 期待w
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- 7 : 2014/01/20(月) 23:39:42 :
リヴァイ「!!」
ガシャーーーーーン!!!
金属が床に落ちる音が部屋に響く。
エレン「どうしたんですか兵長!!!」
その音にびっくりしたのか、エレンが部屋に飛び込んできた。
リヴァイ「なんでもねえ…缶を落としちまっただけだ。」
落とした拍子に蓋が開いて、中身が床にばら撒かれてしまった。…全て手紙のようだ。
エレン「あ、集めるのお手伝いします。」
リヴァイ「…すまない。」
エレンと2人で散らばった手紙を拾い集める。
その全てに流れるような美しい字で、『親愛なるエルドへ』と書かれている。
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- 8 : 2014/01/21(火) 01:01:36 :
・
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オルオ『おいエルド、手紙だぞ。』
グンタ『なんだ?彼女か?』
エルド『ああ、そうだ。』
ペトラ『相変わらずお熱いなあ!』
エレン『エルドさん、彼女いるんですか!』
エルド『はは、エレンには言ってなかったね。もう付き合って6年になるかな。』
ペトラ『もうそんなに経つんだ!リーズルさん、だっけ…結婚とか、考えてないの?』
エルド『そろそろ、とは思ってるけど…』
オルオ『お前も良い年だしな。』
エルド『まあな。…結婚式には、もちろんお前らも出席してくれよ。』
グンタ『もちろん!楽しみにしてるぜ。』
ペトラ『当たり前よ!』
オルオ『まあ、出席してやってもいいがな。』
エレン『俺も行きます!』
エルド『おう、ありがとよ。…あの、結婚式の挨拶は、ぜひ兵長にお願いしたいと思ってるんですけど…挙式が決まったら、お引き受けいただけますか?』
・
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・
そういえば、そんなことを頼まれていたな。
エレン「…!?兵長!これ…」
エレンが手紙の山の中から、手紙ではないものを拾い上げた。
リヴァイ「…」
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- 9 : 2014/01/21(火) 17:56:30 :
- いやん期待(・ω・)
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- 10 : 2014/01/21(火) 18:41:01 :
- >>9 さま
コメントありがとうございます!
ご期待に添えるような作品にするべく、頑張りますね☻
どうぞよろしくお願いします。
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- 11 : 2014/01/21(火) 19:16:56 :
- 《さま》いーよ!
頑張ってね!(・ω・)( -_-)ジッ
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- 12 : 2014/01/21(火) 20:01:11 :
- >>10
るーじゅんさん(さん付けにしました。笑)ありがとうございます(´◡͐`)
ep:3は今日中に完結予定です。
これから投下していきますね☻
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- 13 : 2014/01/21(火) 20:02:59 :
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ー 数日後 ー
リヴァイ「…突然お邪魔してすみません。」
女性「いえ…いらっしゃることは、お伺いしてましたから。あの、どのようなご用件でしょうか?」
女性…リーズル・ケリーは、亜麻色の髪を腰まで伸ばした、美しい人だった。
エルドが惚れるのも頷ける。
リヴァイ「…エルド・ジンの遺品を整理していたら、貴方に返すべき品物が見つかったのでお届けにまいりました。」
エルドの名前を出すと、彼女の瞳の奥が揺れた。
リーズル「そう…エルドの…わざわざ、すみません。」
…まだエルドがいなくなったショックから、立ち直れていないのだろうか。
あの缶を木箱から出し、リーズルに渡す。
リヴァイ「こちらです。」
彼女は震える手で、恐る恐る缶を開ける。
リーズル「…私の、手紙…」
リヴァイ「エルドはあなたからの手紙を、大切この缶に保管していたようです。」
リーズル「そうですか…」
リーズル「…!!」
彼女の細い指が、缶の中から小さな箱を取り出す。
リーズル「…あ。」
箱の中身は、結婚指輪だった。
リヴァイ「…彼からあなたへの、最後の贈り物です。」
リーズル「…エルド…」
箱を握りしめたまま、彼女はさめざめと泣き出した。
…こんなとき、なんて声をかけたらいいのだろう。
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- 14 : 2014/01/21(火) 20:43:40 :
リーズル「…すみません、まだ、気持ちの整理がついていないんです…彼がいなくなったって、信じたくなくて。また…ある日突然帰ってくる気がして、ならないんです。」
嗚咽まじりに、彼女が語り出す。
リーズル「わたしとエルドは幼馴染で、物心ついた頃から、ずうっと一緒にいました。だから、彼がいない生活なんて…全然、考えられなくて…」
リーズル「…分かってるつもりです。前に進まなきゃいけない、って。でも…どうしても出来ないんです。」
リヴァイ「…あなたは、幸福になるべき人だ。」
リーズル「…え?」
そんな言葉が口から出ていて、自分でも驚いてしまう。
リヴァイ「…好きなだけ、エルドを想っていていいと思います。けど…あいつはあなたにきっと幸福になって欲しいと思っているはずです。」
リーズル「幸福に…」
リヴァイ「人が死ぬということは、受け入れがたいことではあるけど…残された者は、その向こうにある幸福を掴むんです。」
リヴァイ「あなたはエルドの分まで、幸福を掴んでください。それが彼にとっての、最高の弔いになりますから。」
そこまで一気に話して、我に返った。
…俺は初対面の女に向かって、何を言ってるんだ?
彼女は、びっくりした顔で俺を見つめている。
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- 15 : 2014/01/21(火) 22:26:10 :
リヴァイ「…失礼。そろそろお暇します。」
そそくさと家を出ようとドアを開けると、彼女に呼び止められた。
リーズル「あの、リヴァイ兵長さん!…ありがとうございます。わたし、彼の死を悲しむことが最大の弔いだと思っていました。」
リーズル「でも…確かにきっと彼は嫌がりますね。残されたわたしが、いつまでも泣いてばかりいたら。」
彼女はそっと涙の跡を消すように、頬を手の甲でこすった。
リーズル「…わたし、きっと幸せになります。エルドの分まで!」
そういって笑った彼女の笑顔は、今日見たどの表情よりも美しかった。
…なあ、エルド。
お前の分まで幸せになれ、だなんて
お前の女に勝手なことを言ってすまない。
けど…お前もきっとそう言うだろう?
開いたドアから爽やかな風が吹き込み、リーズルの長い髪をなぞる。
ーーーはい、兵長。お世話になりました。
ー fin ー
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- 16 : 2014/01/21(火) 22:31:31 :
最後までお読みいただき、ありがとうございました☻
シリーズ3作目は、エルドさんに焦点を当てたお話でした。
エルドと彼女との話をどうしても書きたくて、どうもありがちな内容ではありますが、書かせていただきました。
次回がいよいよシリーズ最終話となります。
スレッドはこちら…
http://www.ssnote.net/archives/8416
こちらもお読みいただけたら嬉しいです。
重ねてのお礼になりますが、ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました!
またよろしくお願いします。
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- 17 : 2014/01/21(火) 22:54:10 :
- 乙!よかったよ!
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- 18 : 2014/01/21(火) 23:15:50 :
- >>17 さま
コメントありがとうございます!
楽しんでいただけて嬉しいです☻
とても励みになりました。
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- 19 : 2014/01/22(水) 08:10:06 :
- あ、あれ涙が.....
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- 20 : 2014/01/22(水) 17:26:53 :
- >>19 さま
またまたコメントありがとうございます!
熱心に読んでいただけてわたしも涙が出そうです(´;ω;`)笑
いつもありがとうございます。
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- 21 : 2014/02/01(土) 22:06:37 :
- 付き合って6年だけでもうなんか泣けてきた
よかった!
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- 22 : 2014/02/01(土) 22:23:11 :
- >>21 さま
コメントありがとうございます☻
そういっていただけて嬉しいです(´;ω;`)
励みになりました!
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- 23 : 2020/10/06(火) 10:06:43 :
- 高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
http://www.ssnote.net/archives/80410
恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
http://www.ssnote.net/archives/86931
害悪ユーザーカグラ
http://www.ssnote.net/archives/78041
害悪ユーザースルメ わたあめ
http://www.ssnote.net/archives/78042
害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
http://www.ssnote.net/archives/80906
害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
http://www.ssnote.net/archives/81672
害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
http://www.ssnote.net/archives/81774
害悪ユーザー筋力
http://www.ssnote.net/archives/84057
害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
http://www.ssnote.net/archives/85091
害悪ユーザー空山
http://www.ssnote.net/archives/81038
【キャロル様教団】
http://www.ssnote.net/archives/86972
何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
http://www.ssnote.net/archives/86986
http://www.ssnote.net/categories/%E9%80%B2%E6%92%83%E3%81%AE%E5%B7%A8%E4%BA%BA/populars?p=18
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- 24 : 2020/10/26(月) 13:58:57 :
- http://www.ssnote.net/users/homo
↑害悪登録ユーザー・提督のアカウント⚠️
http://www.ssnote.net/groups/2536/archives/8
↑⚠️神威団・恋中騒動⚠️
⚠️提督とみかぱん謝罪⚠️
⚠️害悪登録ユーザー提督・にゃる・墓場⚠️
⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️
10 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:30:50 このユーザーのレスのみ表示する
みかぱん氏に代わり私が謝罪させていただきます
今回は誠にすみませんでした。
13 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:59:46 このユーザーのレスのみ表示する
>>12
みかぱん氏がしくんだことに対しての謝罪でしたので
現在みかぱん氏は謹慎中であり、代わりに謝罪をさせていただきました
私自身の謝罪を忘れていました。すいません
改めまして、今回は多大なるご迷惑をおかけし、誠にすみませんでした。
今回の事に対し、カムイ団を解散したのも貴方への謝罪を含めてです
あなたの心に深い傷を負わせてしまった事、本当にすみませんでした
SS活動、頑張ってください。応援できるという立場ではございませんが、貴方のSSを陰ながら応援しています
本当に今回はすみませんでした。
⚠️提督のサブ垢・墓場⚠️
http://www.ssnote.net/users/taiyouakiyosi
⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️
56 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:53:40 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
ごめんなさい。
58 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:54:10 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
ずっとここ見てました。
怖くて怖くてたまらないんです。
61 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:55:00 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
今までにしたことは謝りますし、近々このサイトからも消える予定なんです。
お願いです、やめてください。
65 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:56:26 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
元はといえば私の責任なんです。
お願いです、許してください
67 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
アカウントは消します。サブ垢もです。
もう金輪際このサイトには関わりませんし、貴方に対しても何もいたしません。
どうかお許しください…
68 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:42 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
これは嘘じゃないです。
本当にお願いします…
79 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:01:54 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
ホントにやめてください…お願いします…
85 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:04:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
それに関しては本当に申し訳ありません。
若気の至りで、謎の万能感がそのころにはあったんです。
お願いですから今回だけはお慈悲をください
89 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:05:34 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
もう二度としませんから…
お願いです、許してください…
5 : 墓場 : 2018/12/02(日) 10:28:43 このユーザーのレスのみ表示する
ストレス発散とは言え、他ユーザーを巻き込みストレス発散に利用したこと、それに加えて荒らしをしてしまったこと、皆様にご迷惑をおかけししたことを謝罪します。
本当に申し訳ございませんでした。
元はと言えば、私が方々に火種を撒き散らしたのが原因であり、自制の効かない状態であったのは否定できません。
私としましては、今後このようなことがないようにアカウントを消し、そのままこのnoteを去ろうと思います。
今までご迷惑をおかけした皆様、改めまして誠に申し訳ございませんでした。
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ー The Left Heroes ー シリーズ
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