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女神「貴方が選ばれた勇者です」勇者「また?」
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- 1 : 2018/07/29(日) 10:45:04 :
- ~始まりの街~
女神「また?」キョトン?
勇者「えー、またですかぁ~」(´・ω・`)
女神「またと言いますのは?」
勇者「あ、いや、ボクは初めてですけどウチの家系は代々勇者をやらされててー」(´・ω・`)
女神「やらされてるって・・・(汗)」タラー
勇者「誰か他の人はいないんですかー?」(´・ω・`) ウンザリ
女神「すみません、私に力が無いばかりに(涙)」ウルウル
勇者「あ、いや、泣かないで下さいよー」(;・ω・) アセアセ
女神「私がもっと力のある女神でしたら他の人を探す事も・・・(泣)」シクシク
勇者「もっと力のある女神って、女神さんは何の女神なんですか?」(´・ω・`)?
女神「私は縁結びの女神です」ポワー
勇者「縁結び? 普通こういうの光の女神とか地母神とか・・・」(;・∀・)
女神「マイナーな女神ですみません」ペコペコ
勇者「あ、いや、マイナーとかメジャーとかボク余り気にしないですけど」(; ̄ー ̄A
女神「では、『縁結びの女神の勇者』になっていただけるのですか?」パアア
勇者「うーん、なんか複雑な気持ち」( ´△`)
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- 2 : 2018/07/29(日) 11:00:20 :
- 勇者「で、『縁結びの女神の勇者』ってなんの為に選ばれたんですか?」(´・ω・`)
女神「それはもちろん『魔王』を倒すためですわ」キッパリ
勇者「えっ、誰かの縁を取り持つとかじゃなく、普通に魔王倒すの?」(´・ω・`)?
女神「これも何かの縁ですから」ニコニコ
勇者「まさかそれが言いたかっただけなんじゃ?」(; ̄ー ̄A
女神「では、縁結びの女神の本領発揮で勇者さんの旅の仲間を」ハリキリー
勇者「仲間ならもういますよ」(´・ω・`)
女神「え゛?」
勇者「例えばコイツとか」(* ̄∇ ̄)ノ
ごっつい鎧兜「・・・」ガチャリ ← 部屋のソファーに座ってる
女神「ま、まぁ、強そうな戦士さん///」ドキドキ
ごっつい鎧兜「戦士? ワタシは僧侶だぞ」ガチャリ
女神「こんなごっつい鎧兜姿で僧侶って言われても・・・」フルアーマー
ごっつい鎧兜(僧侶)「ほら、武器だって聖職者は刃のついた武器は使えないからコレだし」っ『ごっついメイス』ドシン
女神「ほら、ってそんな熊でも一撃で殺せそうなメイス見せられても・・・」カタナヨリコワイ
ごっつい鎧兜(僧侶)「僧侶と言ってもワタシは戦女神様の戦闘神官、『戦乙女』だからな」ガチャリ
女神「メジャー神の神官! って言うか女の人だったー!(驚愕)」ビックラ
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- 3 : 2018/07/29(日) 11:17:52 :
- 戦乙女「何を驚いてるのだ?」ガチャリ
勇者「いや、まあ、普通ビックリするわな」(;・ω・)
女神「戦乙女と言う事は未婚なのかしら?」ニコッ
戦乙女「あ、あたりまえだ、ワタシは聖職者だぞ!///」カアーッ
女神「うーん、そうかぁ戒律があるかぁ~」ザンネン
勇者「そんなとこで縁結びの女神の本領発揮しようとしないで下さいよー」(´・ω・`)
女神「あらっ、こちらの方もお仲間かしら?」チラッ
布の服の男「・・・」← 床に正座してます
勇者「あー、彼は」(* ̄∇ ̄)ノ
女神「布の服に木の杖、魔法使いさんかしら?」
布の服の男「・・・」っ『木の杖』
勇者「彼は『剣豪』くんです、なんでも真っ二つに斬っちゃう居合いの使い手なんですよー」(* ̄∇ ̄)ノ エヘッ
女神「えっ、でも、剣なんて?」キョトン?
ハエ「」プーン
剣豪「!」っ『仕込み杖』シュパパッ
ハ//エ「」ポトッ
女神「は、ハエが真っ二つに||||」ガクガク
勇者「剣豪くんの刀は杖に仕込んであるんですよー」(* ̄∇ ̄)ノ エヘッ
女神「仕込み杖・・・(汗)」タラー
剣豪「・・・」っ『仕込み杖』チャキッ
女神「む、無口な方ね」
勇者「あともう一人」(* ̄∇ ̄)ノ コッチニ
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- 4 : 2018/07/29(日) 11:33:21 :
- 謎の少女「?」 ← ベッドでごろごろしてます
女神「こ、今度は当てますから、まだ正解を言わないで下さいね!」アセアセ
勇者「いや、クイズとかじゃないんだけど」(;・ω・)
女神「えーと、戦士っぽい人が僧侶でー、魔法使いっぽい人が剣士でー」ブツブツ
謎の少女「勇者くん、この人なにやってんの?」キョトン
勇者「まあ、ちょっと待ってあげて」(´・ω・`)
女神「パーティーのバランスからしたら魔法使いなんだけどー、でもあの装備品はー」ブツブツ
謎の少女「なんかアタシ見てブツブツ言ってるー」キモイ
女神「ええい、裏をかいて遊び人!」ビシッ
勇者「ぶっぶー」(´・ω・`) ハズレ
女神「あぁー、やっぱり魔法使いかぁ~」ザンネン
勇者「魔法使いでもないよ」(´・ω・`)
謎の少女「アタシは竜族の『竜王』よ」ニカニカ
女神「そんなん当てられますかー!」
竜王「自分で当ててみるって言ったんじゃない」ケラケラ
勇者「今は人型の形態とってるけど、良く見ると小さな角とか尻尾とかヒントが」(´・ω・`)
女神「くうー、ヒントを見逃したぁ~」
戦乙女「お前達は長い時間かけていったい何をしているのだ?」ガチャリ
剣豪「同意」ボソッ
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- 5 : 2018/07/29(日) 12:01:25 :
- 女神「しかし、改めて見てみると勇者さんも・・・」ジー
勇者「どうかしましたか?」(´・ω・`)
女神「皮のよろい」
勇者「そうですけど」(´・ω・`)っ『皮のよろい』
女神「弓矢」
勇者「主力武器です」(´・ω・`)っ『ショートボウ』
女神「鉄のやり」
勇者「接近戦用です」(´・ω・`)っ『鉄のやり』
女神「短剣」
勇者「護身用です」(´・ω・`)っ『短剣』
女神「勇者さん、盗賊なんですか?」
勇者「いえ、レンジャーです」(`・ω・´) キリッ
女神「なんか悪寒が・・・」ブルッ
竜王「ねー、勇者くん、この人だれー?」
戦乙女「そうだ、何なのだこの女?」
勇者「あー、この人は女神様です」(* ̄∇ ̄)ノ
女神「どうもご挨拶遅れました、縁結びの女神です」ペコリ
竜王「縁結びの女神ぃ?(笑)」ゲラゲラ
戦乙女「どマイナーな女神~www」プークスクス
剣豪「・・・」フム
女神「わ、わたし泣いてもいいですよね(涙)」エグッ エグッ
勇者「それは仕方ないですね」(´・ω・`)
女神「あの二人に一生縁が来ないようにしてもいいですよね(涙)」エグッ エグッ
勇者「それはやめてあげて」(; ̄ー ̄A
竜王「ねー、勇者くんお腹空いた~」アマエッ
勇者「じゃあ、ご飯食べに行こう」(* ̄∇ ̄)ノ
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- 6 : 2018/07/29(日) 12:23:40 :
- ~冒険者の酒場~
竜王「はむっ、はむっ♪」っ『焼いた肉塊』
女神「肉スゴい食べますね」ジー
剣豪「・・・」っ『焼き魚定食』モクモク
女神「こっちは質実剛健って感じかしら」
勇者「はい、お水~」(´・ω・`)っ『お盆』カチャカチャ
女神「勇者さん、セルフサービスのお水全員の分取って来てくれる人なんですね」
ウェイトレス「『ステーキセット』お待たせしました~」っ『ステーキセット』ジュー
戦乙女「うむっ」っ『ごっつい兜』ガパッ
女神「ああっ!」ガタッ
戦乙女(素顔)「どうしたのだ、変な声を出して?」っ『ナイフ&フォーク』カチャカチャ
女神「戦乙女さん、スゴい美人さんじゃないですかー!」
戦乙女「なんだそんな事で驚いてるのか」フフン
女神「普段ごっつい兜で顔が隠れてるのが勿体ないですわ」
戦乙女「ふふん、戦女神様の戦闘神官に必要なのは力だ、まあ神に仕える身として美しいにこした事はないがな」トクイッ
女神「金髪に碧眼に白い肌・・・勇者さん、勇者さん、戦乙女さん美人ですよね!」
勇者「うーん、でも美人は3日も見たら飽きるから」(´・ω・`)っ『カレーライス』モグモグ
戦乙女「ちょっと殴って良い?」っ『ごっついメイス』プルプル
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- 7 : 2018/07/29(日) 12:46:44 :
- 勇者「で、『魔王』を倒すんだっけ?」(´ノω・`メ) ← ごっついメイスで殴られた
女神「この始まりの街から旅立って、魔物を倒しながら経験値を積んでレベルアップを」っ『冒険の書』ペラッ
戦乙女「でも我々のメインスキルは完ストしているからもうレベル上がらんぞ」← 修道僧Lv99
剣豪「うむっ」← 剣士Lv99
女神「えっ、完スト?」ギョッ
竜王「勇者くん達のパーティー無駄にレベル高いもんねー」ケラケラ
勇者「武闘家とかのサブスキルならまだレベルアップ出来ますけどー」(´・ω・`) ← レンジャーLv99
女神「で、では、『魔王』を倒すために神の加護を受けた聖なる剣『勇者の剣』を探しに」っ『冒険の書』ペラッ
戦乙女「お前、持ってなかったか?」チラッ
剣豪「これか」っ『勇者の剣』ペカー
女神「ええーっ!」ガクガク
勇者「ああ、剣豪くんは名剣とか魔剣とか集めるのが趣味でー」(´・ω・`)
女神「持ってるんだ・・・(汗)」タラー
剣豪「この剣は拙者では装備出来ぬ」っ『勇者の剣』ペカー
勇者「じゃあ、借りとく」(´・ω・`)っ『勇者の剣』ペカー
女神「この人達、レベル完ストしてるし、『勇者の剣』持ってるし・・・」ガクガク
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- 8 : 2018/07/29(日) 13:43:03 :
- 女神「わたしに用意出来るのはこれだけなんですけどー(涙)」っ『旅人の服』『ひのきの棒』『50G』
剣豪「着替え用か?」っ『旅人の服』ヒラッ
戦乙女「この棒はなんなんだ?」っ『ひのきの棒』ジー
勇者「お小遣いあげるね」(* ̄∇ ̄)っ『50G』チャリン
竜王「わーい♪」
女神「ううっ、恥ずかしくて死にそう///」
戦乙女「しかし、本格的に遠征するのならばそれなりの資金が要るな」ガチャリ
勇者「竜王ちゃんの食費もバカにならないしなー」(;・ω・)
竜王「てへっ///」ポリポリ
勇者「じゃあ、冒険者ギルドに行くか」(´・ω・`)
女神「やっと旅立ちっぽくなってきたかも///」
~冒険者ギルド~
女神「冒険者ギルドで報酬の高いクエストを探すんですね///」ワクワク
勇者「ちわー」(´・ω・`) トテトテ
受付嬢「あっ、勇者さん、お疲れ様です」ペコペコ
女神「やっぱり、高レベルの冒険者は扱いが違うわねー///」
受付嬢「い、今、お茶を」アセアセ
勇者「いや、それより仕事を」(´・ω・`)
受付嬢「では、どうぞこちらへ」サッ
勇者「帳簿は?」(´・ω・`)
受付嬢「こ、こちらに」っ『帳簿』サッ
女神「帳簿?」
勇者「うーん、依頼額にー、報酬額にー、ギルドの経費にー」(´・ω・`)っ『そろばん』 パチパチ
女神「いったい何を?」キョトン
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- 9 : 2018/07/29(日) 14:03:55 :
- 受付嬢「ギルドにある現金は全部でこれだけです」っ『大金』ドサッ
勇者「えーと、職員の給料とー、経費を差し引いてー」(´・ω・`)っ『そろばん』パチパチ
女神「???」
勇者「コレみんなの分の給料ね」(´・ω・`)っ『お金』ジャラッ
受付嬢「ははっ、ありがたき幸せー」っ『お金』ジャラッ
勇者「残りは貰ってくよ」(´・ω・`)っ『お金』ジャラッ
受付嬢「はい、ギルド長」ペコリ
女神「今、ギルド長って言いましたか?」ホヘー
竜王「言ったよー」ニヘニヘ
女神「冒険者ギルドのギルド長?」ホヘー
戦乙女「もちろん冒険者ギルドだ」キッパリ
剣豪「うむっ」コクリ
勇者「さあ、遠征資金だよー」(´・ω・`)っ『お金』ジャラジャラ
女神「ゆ、勇者さんの底が知れない!」ガクガク
竜王「勇者く~ん、デザート食べたい♪」アマエッ
勇者「さっきめっちゃお肉食べたでしょ」(;・ω・)
竜王「甘いモノは別腹~♪」アマエッ
勇者「太るよ」(´・ω・`)
竜王「育ち盛りだもん大丈夫!」エヘン
勇者「育ち盛りなのか?」(´・ω・`)
竜王「そうだよー、あと二百年もしたら、戦乙女よりもボンキュッボンになるから///」テレテレ
勇者「あと二百年はキビシイな」Σ( ̄皿 ̄;;
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- 10 : 2018/07/29(日) 19:43:25 :
- ~フィールド~
竜王「むふふ///」っ『シュークリーム』モシャモシャ
女神「結局、お菓子買ってあげるんですね」
竜王「勇者くんも一個食べる?」っ『シュークリーム』
勇者「ボクは甘いモノ苦手だから」(´・ω・`) イラナイ
戦乙女「ならばワタシが一個貰おうか」ガチャリ
竜王「BBAがこんな甘いモノ食べたら太るよ」モシャモシャ
戦乙女「誰がBBAだ!第一貴様の方が年上だろうが!(怒)」ガチャガチャ
竜王「竜族の中では若いもーん」モシャモシャ
戦乙女「ちっ、ロリBBAめ」ガチャガチャ
女神「戦乙女さんって何歳くらいかしら、婚期は逃しかけているのは間違いなさそうだけどー」ブツブツ
戦乙女「わ、ワタシは聖職者だ、こ、婚期とか関係ないー!(激怒)」ガチャリ
勇者「あーあ、逆鱗に触れちゃった」(;・ω・)
女神「勇者さんなんてお似合いなんじゃあないですか?」
勇者「ボクの好みのタイプは黒髪で小柄でほっそりした家庭的な娘です」(´・ω・`) キッパリ
戦乙女「ぐうっ」← 金髪長身筋肉質
竜王「勇者くんはアタシみたいなのがタイプなのよね~♪」← 全然違う
女神「ま、まあっ、勇者さんはわたしがタイプなんですね///」ポッ ← たまたま合致
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- 11 : 2018/07/29(日) 20:01:47 :
- ~フィールド~
竜王「勇者くん、だいぶ山の方に来たねー」トテトテ
勇者「よっと」(* ̄∇ ̄)ノ ポキン
勇者「~♪」(´・ω・`)っ『枯れ枝』
勇者「むっ」(* ̄∇ ̄)ノ ポキン
女神「勇者さん、いったい何を?」
剣豪「薪拾いだ」ボソッ
勇者「おっ、薬草生えてる」(´・ω・`) ガサガサ
竜王「勇者くん、コレ食べれるのー?」っ『やくそう』
勇者「食べれるけど、苦いよ」(´・ω・`)っ『くさりがま』バッサバッサ
竜王「じゃあ、いらない」ポイッ
戦乙女「勇者、先を急ごう」ガチャリ ガチャリ
勇者「んっ、わかった」(´・ω・`)っ『やくそう』ドッサリ
???「」バサバサー
竜王「あっ、野鳥?」
勇者「むっ!」(´・ω・`)っ『ショートボウ』サッ
勇者「とうっ!」ι(`ロ´)ノ キリキリ ピュンッ
野鳥「(死)」っ『矢』ポトッ
女神「まあっ、命中しましたわ」
勇者「大漁、大漁」(* ̄∇ ̄)っ『野鳥』
戦乙女「勇者、ワタシは先を急ごうと言ったんだが||||」っ『ごっついメイス』ゴゴゴゴゴ
勇者「ああっ、そ、そうでしたね」(;゜∇゜)
竜王「山に入ると勇者くんのレンジャー魂が発揮されるのよねー」ケラケラ
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- 12 : 2018/07/29(日) 20:20:36 :
- ~フィールド~
勇者「よっと」(* ̄∇ ̄)ノ ポキン
竜王「うーん、なんか魔物とか出て来そうな雰囲気」クンクン ←たぶん嗅覚が優れてる
女神「何か臭うのですか?」
竜王「戦乙女のブーツで蒸れた足が臭い」クンクン
戦乙女「臭くないわー!(怒)」っ『ごっついメイス』プルプル
まもののむれがあらわれた!
竜王「助かった」ホッ
戦乙女「後で覚えておけ!」ムカムカ
ボストロール×1 トロル×2
女神「えっ、最初はスライムとか||||」ガクブル
勇者「とうっ!」ι(`ロ´)ノ キリキリ ピュンッ
ゆうしゃのこうげき!
ボストロール「がっ!」っ『矢』プスッ
ボストロールにダメージ!
戦乙女「どりゃあー!」っ『ごっついメイス』バキッ
いくさおとめのこうげき!
トロルA「げふっ」ドクドク
トロルAにダメージ!
トロルB「がああっ!」っ『巨大なこんぼう』ブンッ
トロルBのこうげき!
剣豪「むっ」ヒラリ
けんごうはひらりとみをかわした!
竜王「勇者くん、がんばれー♪」フリフリ
りゅうおうはたのしそうにおどっている!
女神「やっぱり遊び人で間違ってなかった」
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- 13 : 2018/07/29(日) 20:34:27 :
- トロルA「がああっ!」っ『巨大なこんぼう』バキッ
戦乙女「ぬおおっ!」っ『ごっついメイス』バキッ
女神「こちらは壮絶なしばき合い」
トロルB「がああっ!」っ『巨大なこんぼう』ブンッ
剣豪「とうっ!」っ『仕込み杖』シュパッ
トロルBの右手「」ボトッ
女神「こちらは華麗な戦い」
ボストロール「がああっ!」っ『巨大なこんぼう』ブンッ ブンッ
勇者「おっとっと」(´・ω・`) テッテッテ
女神「逃げてる・・・」
勇者「とうっ、とうっ!」ι(`ロ´)ノ ピュン ピュンッ
ボストロール「ぐあっ!」っ『矢』プス プス
女神「こちらはチマチマと魔物のHP削ってるのね」
竜王「勇者くーん、退屈だよぅ~」ヒラヒラ
女神「手伝う気はないんですね」
戦乙女「どりゃあー!」っ『ごっついメイス』ドカッ
トロルA「げぼあっ」バタッ
トロルAをたおした!
戦乙女「ふうっ」ゼヘーゼヘー
剣豪「とうっ!」っ『仕込み杖』シュパパッ
トロルBの首「!」ポトッ
トロルBをたおした!
ボストロール「がああっ!」っ『巨大なこんぼう』ブン ブンッ
勇者「おっとっと」(´・ω・`) テッテッテ
女神「勇者さんはまだ倒せないんですね・・・」
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- 14 : 2018/07/29(日) 20:47:55 :
- 勇者「とうっ、とうっ!」ι(`ロ´)ノ ピュン ピュンッ
ゆうしゃのこうげき!
ボストロール「ぐあっ!」プス プスッ
ボストロールにダメージ!
剣豪「むっ」っ『仕込み杖』フキフキ
女神「もう刀を拭いてますわね」
戦乙女「勇者、『戦女神の戦歌』歌って応援してやろうか?」ニカッ
※呪歌の一種
勇者「お前、微妙に音痴だからいらない」(´・ω・`) テッテッテ
戦乙女「わ、ワタシは音痴じゃない!」っ『ごっついメイス』プルプル
勇者「お前の呪歌は絶妙のタイミングで音外したりするから調子狂う」ι(`ロ´)ノ ピュン ピュンッ
戦乙女「ぐぬぬ」っ『ごっついメイス』プルプル
女神「お二人仲が良いんですねー」ホッコリ
竜王「そうっ?」
戦乙女「くそっ、歌ってやる!戦女神の~♪」ラララ~
いくさおとめはうたった!
ゆうしゃのこうげきりょくがあがった!
勇者「やめてって」ι(`ロ´)ノ ピュンッ
戦乙女「勲しをぉ~♪」ラララ~
いくさおとめはおとをはずしてしまった!
ゆうしゃのすばやさがさがった!
ボストロール「がああっ!」っ『巨大なこんぼう』バキッ
勇者「がふっ!」( ̄□||||!!ボタボタ
クリーンヒットした!
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- 15 : 2018/07/29(日) 21:05:57 :
- 竜王「もうっ!」ゴオオオオー
りゅうおうははげしいほのおをはいた!
ボストロール「ぐあっ!」コゲコゲ
ボストロールをたおした!
まもののむれをやっつけた!
竜王「勇者くん大丈夫?」
勇者「だ、だから歌うなと」(´д`|||) ピクピク
戦乙女「いやあ、すまん、すまん///」ポリポリ
女神「戦乙女さん、早く勇者さんに回復呪文を!」アセアセ
戦乙女「え゛、回復呪文?」ギクッ
女神「僧侶なんですよね?」
戦乙女「え、えーと(汗)」
勇者「『ベホマ』!」パアア
ゆうしゃはじゅもんをとなえた!
ゆうしゃのHPがぜんかいした!
勇者「ふうっ、酷い目にあった」(´ノω・`メ)
女神「あらっ、勇者さん回復呪文を」
勇者「ボクのサブスキルは賢者だから」(´・ω・`)
女神「普通、賢者の方をメインにしません?」
竜王「勇者くん、お腹減ったー」グギュルルル
女神「燃費悪いですわねー」
竜王「誰かさんのせいで勇者くん助けるのに激しい炎吐いたからお腹減ったー」グギュルルル
戦乙女「・・・(汗)」タラー
女神「(戦乙女さん意外とポンコツかも・・・)」
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- 16 : 2018/07/29(日) 21:21:40 :
- ~野営地~
勇者「水汲み、水汲み」(´・ω・`)っ『布バケツ』チャポチャポ
勇者「薪を」(´・ω・`)っ『枯れ枝』ドサッ
勇者「『メラ』!」(* ̄∇ ̄)ノ ポウッ
たき火「」パチパチ
勇者「鍋をかけてと」(´・ω・`)っ『鍋』
竜王「勇者くん、ご飯まだー?」グギュルルル
勇者「とりあえず、コレ食べといて」(´・ω・`)っ『乾パン』ガサガサ
竜王「わーい」ポリポリ
勇者「昼に捕った野鳥を捌いてと」(´・ω・`)っ『包丁』スパッ スパッ
戦乙女「勇者、ワタシも空腹なのだが」グギュルルル
勇者「もうちょっと待って」(´・ω・`)っ『お米』ザラザラ
女神「勇者さんしか働いてない!」ガクガク
勇者「お湯沸いたな、鳥ガラ投入」(* ̄∇ ̄)ノ チャポン
女神「剣豪さんは?」キョロキョロ
剣豪「むんっ、むんっ」っ『日本刀』ブン ブンッ
女神「素振りしてる・・・」
竜王「勇者くん、乾パンなくなったー」カラッポ
勇者「もうちょっと待って、お鍋に野鳥の肉とお米と野草投入」(* ̄∇ ̄)ノ チャポッ
鍋「」グツグツ
竜王「わー、今日は野鳥の雑炊だぁ///」ワクワク
-
- 17 : 2018/07/29(日) 21:52:42 :
- 勇者「それではいただきます」(´・ω・`)
竜王「いたらひまふ///」モグモグ
剣豪「いつもすまぬな」モグッ
戦乙女「うむっ、今日も美味い」モグモグ
女神「あのー、食前のお祈りとかは?」
勇者「ボクはいつも大地の恵みに感謝しつつ食事をいただいてます」(´・ω・`) モグモグ
女神「あっ、いえ、聖職者の方が約一名」チラッ
戦乙女「戦女神様の教団は戦場で敵を屠る時以外は特にお祈りなどはない」モグモグ
女神「(うーん、この女には勇者さんは勿体なく思えて来ましたわ)」← 縁結びの神の職業病
竜王「勇者くん、おかわり」っ『お椀』カラッポ
女神「(この竜族の少女も勇者さんになついてますけど、お似合いかというとー)」← 職業病
勇者「剣豪くんはもう良いの?」(´・ω・`)っ『お玉』
剣豪「うむっ」っ『お椀』カタッ
戦乙女「では、ワタシがお代わりを貰おうか」っ『お椀』サッ
女神「(美人だけどポンコツ過ぎる)」
竜王「勇者くん、もっとお肉~」モグモグ
勇者「仕方ないな、じゃあソーセージでも」(´・ω・`)っ『フライパン』ジュー
竜王「わーい♪」
戦乙女「では、ワタシも少し貰おうか」
女神「・・・」
-
- 18 : 2018/07/29(日) 22:09:10 :
- ~小川~
サラサラ
勇者「~♪」(´・ω・`)っ『お皿』チャプチャプ
女神「勇者さん、皿洗いまで・・・」
勇者「どうかしましたか?」(´・ω・`)?
女神「勇者さん、あの二人を甘やかし過ぎです!」
勇者「いやー、でもー」(´・ω・`)
女神「でもじゃなくて!」
勇者「竜王はまだ育ち盛りだし、竜族なんだからお肉をいっぱい食べさせないと栄養不足に」(´・ω・`)っ『お椀』チャポチャポ
女神「で、では、戦乙女さんは?」
勇者「あの娘は良いとこの出でお姫様育ちだから家事とかは出来なくて」(´・ω・`)
女神「お姫様?」
勇者「王家じゃないけど、大貴族のお嬢様だったと」(´・ω・`)
女神「な、なんでそんなお嬢様が戦闘神官なんかに?」
勇者「なんか姉妹が何人もいて末の娘だからとか」(´・ω・`)
女神「でも勇者さん一人で薪拾いから狩りから食事の用意まで」
勇者「レンジャーですから」(`・ω・´) キリッ
女神「で、あの二人のどちらが勇者さんの恋人なんですの?」
勇者「ボクの好みのタイプは黒髪の小柄でほっそりした家庭的な娘です」(´・ω・`) キッパリ
女神「ま、まあっ、わたし?///」← たまたま合致
勇者「さて、テント建てに行かないと」(´・ω・`) ソソクサ
女神「ああっ」
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- 19 : 2018/07/29(日) 22:28:13 :
- ~野営地~
勇者「~♪」(* ̄∇ ̄)っ『テント』バサバサ
竜王「勇者くん、眠いよ~」ムニャムニャ
勇者「さあ、テント出来たから中に入って寝て寝て」(´・ω・`)
竜王「勇者くん、一緒に寝よ~」っ『毛布』ズルズル
勇者「ボクは野営地の周りに魔物避けのトラップ仕掛けるから先に寝てて」(´・ω・`)っ『縄』
竜王「じゃ、待ってる~」ネムネム
剣豪「拙者は少し周りを見回って来よう」っ『日本刀』チャキッ
勇者「剣豪くん気をつけてね」(´・ω・`)
戦乙女「うむっ、では、ワタシは先に休ませて貰う」っ『テント』バサッ
女神「(やっぱりポンコツ)」
勇者「~♪」(´・ω・`)っ『縄』グルグル
女神「楽しそうにワナ仕掛けてますね」
勇者「レンジャーですから」(`・ω・´)
女神「竜王ちゃんまで寝ないで待ってるのにあの女は」
勇者「いや、寝不足は美容の大敵だから、あの娘もお肌の曲がり角に差し掛か」(´・ω・`)
ヒュッ
勇者「ごふっ!」( ̄□||||!!
石「」コロコロ
女神「て、テントから石投げて来た!」ガクガク
勇者「さて、ボクらも寝ましょうか」(´ノω・`メ) ドクドク
女神「流血してますけど・・・」
-
- 20 : 2018/07/29(日) 22:50:29 :
- ~野営地~
戦乙女「Zzz」クカー
竜王「勇者く~ん」ギューッ ← 勇者を抱き枕に
勇者「むっ」(´・ω・`) パチッ
女神「Zzz」スピー
勇者「さてと」(´・ω・`) ゴソゴソ
剣豪「早いな」ムクッ
勇者「あっ、起こしちゃった?」(;゜∇゜)
剣豪「いや、鍛練の時間だ」っ『日本刀』チャキッ
チュンチュン
女神「むー」ボーッ
女神「ぬー」キョロキョロ
戦乙女「Zzz」クカー
竜王「うーん、勇者く~ん」ギューッ ← いないので戦乙女に抱きついてる
女神「朝ですわね」っ『テント』パサッ
剣豪「むんっ、むんっ!」っ『日本刀』ブンッ ブンッ
女神「朝早くから素振り///」リッパ
剣豪「むっ、起きたのか」
女神「お早うございます、勇者さんは?」
剣豪「そこに」チラッ
勇者「大漁、大漁」(´・ω・`)っ『釣竿』
女神「朝早くから釣り?」
勇者「さて、朝食の用意を」(´・ω・`)っ『川魚』ピチピチ
女神「(勇者さん、スゴい働き者)」
たき火「」パチパチ
川魚「」ジュージュー
勇者「良い感じに焼けて来た」(´・ω・`)
竜王「(ヨダレ)」ダラダラ
勇者「先に顔洗って来ないと食べさせないよ」(´・ω・`)
-
- 21 : 2018/07/29(日) 22:56:23 :
- 勇者「ではいただきます」(´・ω・`)
竜王「いたらひまふ」モグモグ
剣豪「うむっ、捕れたての魚は美味いな」モグッ ←好物
戦乙女「むー」っ『川魚の塩焼き』
女神「(まさか食べ方わからないとか)」
戦乙女「勇者、頭と骨取って」っ『川魚の塩焼き』サッ
女神「ええーっ!」
勇者「川魚なんて頭からまるごと食べれるのに」(´・ω・`)っ『包丁』スパッ
戦乙女「良いから全部取って」ムフー
女神「(取ってあげるんだ)」
竜王「勇者くん、コレ焼けたー?」っ『川魚』ジュー
勇者「あっ、それボクの分」(´・ω・`)
竜王「ゴメン食べちゃった」モグモグ
勇者「じゃ、もう一匹焼くか」(´・ω・`)っ『川魚』
竜王「ついでにアタシの分もう一匹焼いて」モグモグ
戦乙女「ワタシの分ももう一匹焼いて貰おうか、もちろん頭と骨は取って」
勇者「お昼の分に残して置きたかったんだけどなー」(´・ω・`)っ『川魚』
女神「・・・」
-
- 22 : 2018/07/29(日) 23:25:36 :
- ~フィールド~
勇者「むっ」(* ̄∇ ̄)ノ ポキン
勇者「~♪」(´・ω・`)っ『枯れ枝』
女神「勇者さん」
勇者「薪拾いしないと燃料が」(´・ω・`)
女神「その話じゃないです」
勇者「では?」(´・ω・`)?
女神「勇者さんがあの二人の事を愛してらっしゃるのはわかりますけど少し甘やかし過ぎです」
勇者「えっ、ボクあの二人を愛してるの?」σ( ̄∇ ̄;)
女神「勇者さんが優しいのはわかりますけどどちらか一人に決めて」
勇者「むっ」(`・ω・´)っ『鉄のやり』チャキッ
女神「え゛!」ビクゥ
勇者「どりゃー!」(*`Д´)っ『鉄のやり』デデデッ
女神「あさっての方に走って行った(汗)」ドキドキ
勇者「お、重い」(´・ω・`;)っ『イノシシ』ズルズル
竜王「わーいお肉だぁ~♪」ピョンピョン
戦乙女「ふむ、今夜はジビエ料理だな」
剣豪「拙者はぼたん鍋が良いな」
勇者「女神さん、えっと、何の話でしたっけ?」(´・ω・`)?
女神「あのー」
勇者「お話はイノシシの皮を剥ぎながらでも良いですか」(´・ω・`)っ『皮剥ナイフ』ゴシゴシ
女神「いえ、もう良いです」ハアー
-
- 23 : 2018/07/30(月) 06:53:52 :
- ~野営地~
勇者「このお肉は凍らせて」(´・ω・`)っ『イノシシのモモ肉』
竜王「あいっ」ビュウウウー
りゅうおうはこごえるふぶきをはいた!
勇者「オッケー♪」(´・ω・`)っ『冷凍イノシシモモ肉』カキーン
竜王「早く焼いて食べようよー」ジュルッ
勇者「じゃあ、イノシシの前肢は炭火焼き」(* ̄∇ ̄)っ『イノシシ前肢肉』ジュー
竜王「やったー♪」
勇者「イノシシのバラ肉は燻製にするから塩水に漬けてと」(´・ω・`)っ『イノシシバラ肉』チャポッ
竜王「燻製?」
勇者「ベーコンにしたら日持ちするから」(´・ω・`)
竜王「やったー♪」
勇者「このクズ肉をミンチにして」(´・ω・`)
竜王「あいっ」っ『ミンチ器』クルクル ムニムニ
※肉を入れてハンドル回すとミンチが出て来ます
勇者「羊の腸膜の塩漬けを水で戻してと」(´・ω・`)
竜王「ミンチ出来たよー」っ『ミンチ肉』
勇者「イノシシ肉の臭み消しにハーブ混ぜるか」(´・ω・`)
竜王「あいっ」マゼマゼ
勇者「さあ、ソーセージメーカーに羊の腸とミンチをセットしてと」(´・ω・`)
竜王「アタシこれ好き~♪」クルクル ムニムニ
※ミンチ肉を入れてハンドル回すと腸詰めが出来ます
-
- 24 : 2018/07/30(月) 07:06:22 :
- 勇者「さて、バラ肉を燻製器に入れてと」(* ̄∇ ̄)っ『イノシシのバラ肉』
竜王「アタシが着火する~♪」
勇者「チップはサクラにしようかな」(´・ω・`)っ『桜のチップ』ザラザラ
竜王「着火!」ボッ
りゅうおうはちいさなほのおをはいた!
燻製器「」モクモク
勇者「さて、次は出来た腸詰めをボイルしてと」(´・ω・`)っ『腸詰め』
鍋「」グツグツ
竜王「ねー、出来たら味見して良い~♪」
勇者「保存食用だから一本だけね」(´・ω・`)
竜王「やったー♪」
戦乙女「うむっ、ワタシも味見をしよう」ズイッ
女神「こんな時だけ出て来た・・・」
勇者「レバーは痛み易いから先に食べないと」(´・ω・`)っ『フライパン』ジュージュー
竜王「レバニラ炒め食べる!」
戦乙女「もちろんワタシも食べる!」
勇者「イノシシのヒレ肉は臭み消しに生姜醤油に漬けてと」(´・ω・`)っ『イノシシのヒレ肉』チャポッ
竜王「それも焼こう♪」
戦乙女「うむっ、焼こう!」
勇者「イノシシの前肢が焼けて来たな」(´・ω・`)っ『イノシシ前肢肉』ジュー
竜王「食べりゅう~♪」
戦乙女「うむっ、ワタシも食べる!」
勇者「焼けた肉に岩塩かけてと」(* ̄∇ ̄)ノ パラパラ
-
- 25 : 2018/07/30(月) 07:17:30 :
- 竜王「うま、うま///」っ『イノシシ肉』モシャモシャ
戦乙女「うむっ、ジビエ料理というのも野趣に満ちて良いものだな」っ『イノシシ肉』パクパク
勇者「イノシシのヒレ肉は串焼きに」(´・ω・`)っ『鉄串』
竜王「それも食べりゅう~♪」
戦乙女「ワタシもいただこう!」
剣豪「拙者は肉よりも魚の方が」
勇者「あっ、剣豪くんには朝の川魚の残りを焼くね」(´・ω・`)っ『川魚』
剣豪「すまぬ、好物でな///」
女神「勇者さんが良い人過ぎる」ガクガク
ゆうしゃはおおきなベーコンとソーセージとれいとうイノシシにくをてにいれた!
勇者「うーん、これで1週間分の食糧は確保出来たかなー」(´・ω・`)
竜王「レバニラ炒めもうみゃい///」モグモグ
戦乙女「レバーは鉄分の補給に良いと聞く」モグモグ
勇者「いや、3日分くらいかなぁ」(;・ω・)
女神「苦労してますね」
竜王「勇者くーん、串焼きも焼けたんじゃない?」
戦乙女「醤油の焦げる匂いが良い感じだぞ」
女神「まだ食べるんだ・・・」
勇者「うん、良い感じに焼けた」(* ̄∇ ̄)っ『串焼き』
竜王「食べりゅう~♪」
戦乙女「もちろんワタシもいただこう!」
女神「勇者さんまだ何も食べてない!」ガクガク
-
- 26 : 2018/07/30(月) 09:00:08 :
- ~小川~
サラサラ
勇者「~♪」(´・ω・`)っ『お皿』チャプチャプ
『ミンチ器』『ソーセージメーカー』『お鍋』『鉄串』『燻製器』ドッチャリ
女神「こ、こんな大荷物持って旅を・・・」
勇者「竜王の食糧確保大変なんですよー」(;・∀・)
女神「肉食系神官もね」
勇者「さて、洗い終わった道具をリュックに詰めてと」(´・ω・`) ツメツメ
女神「その大荷物を一人で担いでるんですか?」
勇者「剣豪くんは刀のコレクション担いでるし、戦乙女はごっつい鎧兜と武器で限界だから」(´・ω・`)っ『巨大なリュック』
女神「竜王ちゃんは?」
勇者「子供に荷物持たせるわけには」(´・ω・`)
女神「(竜族のあの娘が一番力持ちなんじゃあ?)」
~野営地~
勇者「さあ、テント建ててと」(* ̄∇ ̄)っ『テント』バサバサ
たき火「」パチパチ
竜王「Zzz」ウトウト
戦乙女「Zzz」クカー
女神「みんな居眠りしてる・・・」
剣豪「勇者、周りを見回って来たが危険な魔物などは近くにはおらぬようだ」ザッ
女神「このパーティーは男性陣は頼りになりますね」
勇者「さあ、みんなテントに入るよ」(* ̄∇ ̄)ノ
竜王「勇者くん、眠いからお姫様抱っこでテントに運んで~」アマエッ
戦乙女「ワタシもお姫様抱っこで運んで貰おうか」ネムネム
女神「(残念美人)」
-
- 27 : 2018/07/30(月) 12:50:56 :
- ~フィールド~
勇者「むっ」(* ̄∇ ̄)ノ ポキン
勇者「~♪」(´・ω・`)っ『枯れ枝』
竜王「勇者く~ん、イノシシ肉焼こうよ~」トテトテ
勇者「さっき朝食を食べたとこでしょ」(´・ω・`) トテトテ
竜王「ちぇーっ」トテトテ
勇者「むっ」(´・ω・`)っ『鎖鎌』シャキーン
竜王「また薬草?」
勇者「食べれる野草」(´・ω・`)っ『鎖鎌』ザシュザシュ
竜王「食べれる草なら手伝う~」ブチブチ
女神「薬草だと手伝わないんですね」
勇者「むむっ」(´・ω・`)っ『ショートボウ』サッ
竜王「今度はなに~?」
勇者「しっ」(´・ω・`)b
竜王「・・・」
勇者「とうっ、とうっ、とうっ!」ι(`ロ´)ノ ピュン ピュン ピュンッ
女神「目にも止まらぬ連射!」
勇者「とうっ、とうっ、とうっ!」ι(`ロ´)ノ ピュン ピュン ピュンッ
女神「さらに連射!」
野鴨「」ボトボトッ
竜王「わーい、お肉だぁ~♪」
勇者「大漁、大漁」(´・ω・`)っ『野鴨』
戦乙女「ふむっ、今夜は鴨の胸肉のソテーなど良いな」ジュルッ
女神「わたしの中で戦乙女さんの評価がどんどん下がっていく。。。縁結びの女神の名に懸けて勇者さんにはきっと良縁を!」ゴゴゴゴゴ
-
- 28 : 2018/07/30(月) 13:08:48 :
- まもののむれがあらわれた!
キラーパンサー×5
勇者「むっ、さては血の匂いに引き寄せられたか、この鴨肉を狙ってるな」(´・ω・`)
竜王「にゃにぃ!(激怒)」プンスカ
戦乙女「ワタシの鴨肉を狙ってるだとー!(激怒)」っ『ごっついメイス』プルプル
女神「鴨肉狙われて激怒してる」
竜王「突撃ー!」デデデッ
戦乙女「鴨肉を護れー!」ガッチャン ガッチャン
勇者「あっ、剣豪くん」(´・ω・`)
剣豪「どうした?」
勇者「あの毛皮高そうだから、なるべくキズつかないように斬ってね」(´・ω・`)
剣豪「うむっ」っ『仕込み杖』チャキッ
竜王「たあっ!」ドカッ
りゅうおうのこうげき!
キラーパンサーAをたおした!
戦乙女「だありゃ!」っ『ごっついメイス』バキッ
いくさおとめのこうげき!
キラーパンサーBをたおした!
女神「瞬殺!」ガクガク
剣豪「はっ!」っ『仕込み杖』シュパパッ
けんごうのこうげき!
キラーパンサーCをたおした!
キラーパンサーDのこうげき!
ザシュッ
キラーパンサーEのこうげき!
ガブッ
勇者「ぐっ」(´ノω・`メ) ドクドク
ゆうしゃにダメージ!
ゆうしゃはかもにくをまもっている!
女神「勇者さん、鴨肉じゃなくて自分の身を守って~(泣)」アウアウ
-
- 29 : 2018/07/30(月) 15:35:16 :
- 剣豪「とうっ!」っ『仕込み杖』シュパパッ
けんごうのこうげき!
キラーパンサーEをたおした!
まもののむれをやっつけた!
剣豪「勇者、無事か?」っ『仕込み杖』チャキッ
勇者「鴨肉は無事だよ~」(´ノω・`メ)っ『鴨肉』 ドクドク
女神「勇者さんが全然無事じゃない!」
竜王「アタシの鴨肉が無事だー♪」ヤッター
戦乙女「ワタシの鴨肉でもあるがな」フム
女神「この娘たちは~」イラッ
勇者「さて、キラーパンサーの毛皮を剥がないと」(´ノω・`メ)っ『皮剥ナイフ』ドクドク
女神「勇者さん、その前に手当てを」アセアセ
勇者「こんなのかすり傷だから」(´ノω・`メ)っ『キラーパンサーの毛皮』ゴシゴシ
女神「もうっ!戦乙女さん、回復呪文を」
戦乙女「えっ、ワタシが?」ギクッ
女神「戦乙女さん、僧侶なんでしょ」
戦乙女「か、回復呪文は少し苦手で」アセアセ
女神「(回復呪文が苦手な僧侶)」プルプル
いくさおとめのこうかんどがさがった!
竜王「はい、勇者くん」っ『やくそう』サッ
りゅうおうはやくそうをつかった!
ゆうしゃのHPがかいふくした!
女神「(異種族だけどこの娘の方が・・・)」
りゅうおうのこうかんどがあがった!
-
- 30 : 2018/07/30(月) 22:04:47 :
- ~野営地~
勇者「うーん、二人の倒したキラーパンサーABの毛皮はボロボロだなぁ」(´・ω・`)っ『キラーパンサーAの毛皮』ボロッ
竜王「だってぇ、鴨肉がぁ~」ムー
勇者「剣豪くんの斬ったキラーパンサーCDEの毛皮しか売り物にならないな」(´・ω・`)っ『キラーパンサーCの毛皮』← 無傷
戦乙女「そんな事よりも鴨の胸肉のソテーを」グギュルルル
勇者「じゃあ、鴨を捌くか」(´・ω・`)っ『包丁』スパッ スパッ
竜王「やったー♪」
勇者「荷物からダッチオーブン持って来て」(´・ω・`)
竜王「あいっ」テテテッ
勇者「内蔵を抜いた鴨に木の実と茸を詰めてと」(´・ω・`) ツメツメ
竜王「取って来たよー」っ『ダッチオーブン』
勇者「オーブンをたき火にのせて、この二羽はローストに」(´・ω・`)っ『オーブンの蓋』カパッ
竜王「鴨のロースト♪」ジュルッ
勇者「ダッチオーブンの蓋の上にも炭火を置いてと」(´・ω・`) ノセノセ
鍋「」グツグツ
勇者「煮たったお湯に鴨の鳥ガラ投入」(* ̄∇ ̄)っ『鳥ガラ』
戦乙女「スープか?」
勇者「あっ、お米も炊かないと」(´・ω・`)っ『飯ごう』
剣豪「しばらくぶりに白い飯が食えるな」ホクホク
-
- 31 : 2018/07/30(月) 22:20:38 :
- 勇者「さて、鴨の胸肉をフライパンに投入!」(* ̄∇ ̄)っ『フライパン』ジュー
竜王「やったー♪」ヒャッハー
戦乙女「ワタシの方が先だからな」っ『お皿』
勇者「塩胡椒をしてと」(´・ω・`)ノ パラパラ
竜王「良い匂いして来た~♪」
勇者「ブランデーで香り付け」(´・ω・`)っ『フライパン』ジュワー
戦乙女「むうっ、これは間違いない!」っ『お皿』
勇者「出来た」(* ̄∇ ̄)っ『フライパン』ジュー
戦乙女「」っ『お皿』サッ
竜王「」っ『お皿』サッ
勇者「ちゃんと胸肉一枚ずつあるから」(´・ω・`) ノセノセ
竜王「いたらひまふ」モグモグ
戦乙女「うむっ、良い火加減だ」っ『ナイフ&フォーク』カチャカチャ
勇者「さっきの鍋に鴨肉のクズ肉を叩いて作ったつくねを投入」(* ̄∇ ̄)っ『鴨肉つくね』ポチャン
剣豪「つくね汁か?」ホクホク
勇者「食べれる野草と茸を投入」(* ̄∇ ̄)ノ ドサッ
剣豪「良いな」
勇者「仕上げに味噌を溶いて出来上がり」(´・ω・`)っ『お味噌』マゼマゼ
剣豪「味噌味のつくね汁か故郷を思い出すな」っ『お椀』サッ
勇者「ご飯も炊けたみたいだ」(* ̄∇ ̄)っ『飯ごう』ホカホカ
-
- 32 : 2018/07/30(月) 22:41:17 :
- 剣豪「うむ、良い味だ」っ『つくね汁』ズルズル
竜王「」ジー
戦乙女「」ジー
女神「剣豪さんの食事を狙ってる」
勇者「君ら二枚目の鴨肉焼いてるから!」(;・ω・)っ『フライパン』ジュー
竜王「」っ『お皿』サッ
戦乙女「」っ『お皿』サッ
勇者「ふうっ」(; ̄ー ̄A
竜王「勇者くん、オーブンのお肉ももう良いんじゃない?」モグモグ
勇者「どれ、ローストの方は?」(´・ω・`)っ『ダッチオーブンの蓋』カパッ
鴨肉「」コンガリ
勇者「うーん、こんがりとキツネ色に」( ̄ー ̄)
竜王「食べりゅう~♪」っ『お皿』
戦乙女「ワタシも食べりゅう~♪」っ『お皿』
勇者「今、切り分けるから」(´・ω・`)っ『包丁』
竜王「アタシ丸かじりで良い」っ『鴨のロースト』モシャモシャ
戦乙女「ワタシも自分で切れる」っ『ナイフ&フォーク』カチャ カチャ
勇者「いや、一人分づつに切り分けるって意味なんだけど」(;・∀・)
女神「・・・」
勇者「さて、ボクの分の肉も焼くか」(´・ω・`)っ『フライパン』ジュー
竜王「」ジー
勇者「コレはボクの分だからね」(´・ω・`)っ『フライパン』ジュー
竜王「」っ『お皿』カラッポ
勇者「半分だけだからね」( ´△`)っ『フライパン』ジュー
竜王「うんっ///」ニカニカ
女神「勇者さんが良い人過ぎる!」
-
- 33 : 2018/07/30(月) 23:03:13 :
- ~野営地~
チュンチュン
女神「早いわね」っ『テント』パサッ
たき火「」パチパチ
勇者「あっ、おはようございます」(´・ω・`)っ『フライパン』ジュージュー
女神「朝食の支度?」
勇者「ええ、コーヒー飲みます?」(* ̄∇ ̄)っ『やかん』
女神「いただきます」っ『コップ』スッ
勇者「今、パンケーキ焼きますね」(´・ω・`)っ『フライパン』ジュー
女神「今朝はパンケーキとベーコン?」チラッ
勇者「近くに泉はあったけど魚がいなくて」(´・ω・`)
女神「なるほど」っ『コーヒー』ズズッ
剣豪「拙者はぱんけぃきは苦手だな」← 日課の素振り終わった
勇者「あっ、剣豪くんには昨日のご飯の残りでおむすび作ったから」(´・ω・`)っ『おにぎり』サッ
剣豪「いつもすまぬな」ホクホク
女神「うーん、勇者さん良い人過ぎて良縁を結ぶの難しいわー」←職業病
勇者「さあ、焼けた」(´・ω・`)っ『フライパン』ジュー
竜王「」っ『お皿』サッ
勇者「先に顔を洗って来なさい」(´・ω・`)
竜王「ちぇーっ」シブシブ
ドッパーン
竜王「顔洗って来た♪」ドボドボ
勇者「誰が泉に飛び込めと」(;・ω・)
女神「残念美人は?」
竜王「まだ寝てる~」モグモグ
勇者「残念美人で通じるんだな」(´・ω・`) ワカル
-
- 34 : 2018/07/30(月) 23:23:20 :
- ~フィールド~
勇者「むっ」(* ̄∇ ̄)ノ ポキン
勇者「~♪」(´・ω・`)っ『枯れ枝』
勇者「んっ」Σ(゜Д゜) ピクッ
女神「勇者さん、どうしました?」
ヒュッ ヒュッ
剣豪「むっ」っ『仕込み杖』カキン ← 刀で払った
戦乙女「んっ?」カキン ← 当たったけど鎧が弾いた
勇者「はっ!」(* ̄∇ ̄)ノ パシッ ← 手で掴んだ
女神「ま、魔物?」スザッ
勇者「手裏剣だ」(;・ω・)っ『手裏剣』
竜王「またあの娘~」
女神「???」
謎の少女「うはははーっ、剣豪、此処で会ったが百年目、お命頂戴する!」ザッ
剣豪「またお前か」ウンザリ
謎の少女「いざ、尋常に勝負!」っ『小太刀』シュッ
剣豪「『ラリホーマ』!」パアア
けんごうはじゅもんをとなえた!
謎の少女「くっ、魔法とは卑怯な」クラクラ
戦乙女「いきなり不意討ちで手裏剣投げるヤツが卑怯とか言うな」
謎の少女「む、無念 Zzz」スピー
なぞのしょうじょはふかいねむりにおちた!
女神「何なんですかこの人?」
竜王「えーと、剣豪さんのお友達~」
剣豪「友人ではない」キッパリ
戦乙女「こやつは時々、剣豪に勝負を挑んで来るのだ」ガチャリ
-
- 35 : 2018/07/30(月) 23:40:14 :
- 謎の少女「Zzz」スピー
勇者「この娘、剣豪くんの流派と対立してる流派の後継者って言ってたかな」(´・ω・`)
剣豪「もう良い、先を急ごう」
女剣士「Zzz」スピー
勇者「よいしょっと」(´・ω・`)っ『女剣士』ダキッ
剣豪「何連れて行こうとしておるのだ」
勇者「いや、だってこんな所で寝てたら魔物や獣に襲われるから」(;・ω・)
戦乙女「襲われたのはこちらだぞ」
勇者「いや、せめて街まで」(´・ω・`)っ『女剣士』
剣豪「勝手にしろ」プイッ
女神「勇者さん、優しい」
竜王「そんな勇者くんに惚れました///」
戦乙女「うむっ、ヤツなら我が伴侶にしてやっても良い」キッパリ
女神「こら残念美人、なんで勇者さんに上から目線!(怒)」
戦乙女「残念美人?」キョトン
竜王「お前だよ、お前」
~旅人の宿~
宿屋「旅人の宿にようこそ、何名様ですか?」
勇者「この娘一人なんだけど」(´・ω・`)っ『女剣士』Zzz
宿屋「大層お疲れのご様子、早速お部屋にご案内します」
勇者「よいしょ」(´・ω・`)っ『女剣士』トサッ
女剣士「Zzz」スピー ← 宿のベッド
勇者「コレ宿代ね」(´・ω・`)っ『15G』ジャラッ
宿屋「毎度どうも」ペコリ
勇者「あとこの娘が起きたらこのお金渡しといて」(´・ω・`)っ『お金』ジャラッ
-
- 36 : 2018/07/30(月) 23:56:03 :
- ~街~
勇者「さて、買い物、買い物」(´・ω・`) トテトテ
竜王「勇者くん、あの店で売ってるお菓子食べたい///」グイグイ
勇者「先に必需品の補給を」(;・ω・)
戦乙女「ワタシもあの菓子を食べたいぞ」グイッ
勇者「いや、先に補給~」( ´△`) ズルズル
女神「二人がかりで引き摺られて行った」
竜王「~♪」っ『クレープ』モグモグ
戦乙女「うむっ、初めて食べたが美味い菓子だな」っ『クレープ』モグモグ
勇者「はい、女神さん」(´・ω・`)っ『クレープ』
女神「えっ、私にも?」
勇者「ええ、どうぞ」(* ̄∇ ̄)っ『クレープ』
女神「(ど、どうしましょう、わたし縁結びの女神なのに勇者さんに惚れてしまいそうですわ)///」っ『クレープ』ドキドキ
~道具屋~
道具屋「今日は売りに来たのかね、買いに来たのかね?」
勇者「じゃあ、先に毛皮買って」(´・ω・`)っ『キラーパンサーの毛皮』『イノシシの毛皮』
道具屋「イノシシの毛皮は10G、キラーパンサーの毛皮はこの三枚を90Gで買い取ろう」
勇者「この二枚は?」(´・ω・`)?
道具屋「その二枚はキズだらけで売り物にならないね」
勇者「むー」Σ( ̄皿 ̄;;
竜王「てへっ」
戦乙女「なぜこちらを睨んでいるのだ!」
-
- 37 : 2018/07/31(火) 06:32:34 :
- ~食料品店~
勇者「お米と小麦粉と塩胡椒と」(* ̄∇ ̄)っ『調味料』
竜王「お肉買って~」
勇者「お肉はお山で獲れるでしょ」(;・ω・)
竜王「むー」
勇者「お肉とかまでお店で買ってたらすぐに破産」(´・ω・`)
戦乙女「勇者、キャビアとかフォアグラなどの高級食材も置いてあるぞ」
勇者「そんなの買うお金ないわー!」(*`Д´)ノ!!!
戦乙女「い、いや、置いてあると言っただけだ」タジタジ
勇者「あと非常食の乾パンとチョコレート」(* ̄∇ ̄)っ『乾パン』
竜王「このチョコ美味しい」モグモグ
勇者「非常食をすぐ食べるな!」(*`Д´)ノ!!!
剣豪「勇者、味噌と醤油を」っ『味噌』
勇者「んっ、これは必要」(´・ω・`)っ『醤油』
戦乙女「剣豪だけズルいのではないか?」
勇者「全然ズルくない、調味料は必要」(´・ω・`)
戦乙女「ならばワタシも何か高級な調味料を」ガサガサ
勇者「わざわざ探すな!」(*`Д´)ノ!!!
店員「全部で80Gになります」っ『そろばん』
戦乙女「毛皮が100Gで売れたから黒字だな」
勇者「すでにクレープで30G使ってますが」(´・ω・`)
竜王「女神の分が赤字かぁ」ザンネン
戦乙女「女神の分10G赤字か」ムネン
女神「なんでわたしの分なんですかー!」
-
- 38 : 2018/07/31(火) 07:03:03 :
- ~旅人の宿~
女剣士「Zzz」スピー
女剣士「むっ」パチッ
女剣士「ここはどこだ?」キョロキョロ
女剣士「なんで私はベッドで寝てる?」キョトン
女剣士「ここは宿屋か?」キョロキョロ
女剣士「確か私は山道で剣豪に勝負を挑んで・・・」ムー
ガチヤッ
女剣士「なのになぜ宿屋なんかに?」トテトテ
宿屋「お目覚めですか、もうお昼ですよ」ニコッ
女剣士「私はなぜここに泊まってるんだ?」
宿屋「お連れ様が眠りこけたお客さんを連れていらっしゃって」
女剣士「連れ?」
宿屋「大層お疲れなので寝かせてくれと」
女剣士「あっ、その、私、宿代が///」パタパタ
宿屋「お連れ様からもういただいてます」
女剣士「えっ?」
宿屋「それとこちらを」っ『お金』ジャラッ
女剣士「なんだその金は?」
宿屋「お連れ様から渡してくれと」
女剣士「目付きの悪い侍から?」
宿屋「いえ、狩人風の方から」
女剣士「では剣豪ではないな、狩人風・・・そんな知人はいないが、誰だ?」
~街~
勇者「へっくし」( ゜д゜)、;'.・←印象薄いらしい
女神「(黒髪でほっそりしててこれで家庭的ならあの女剣士さんとご縁を結ぶのも良いかも知れないですねー)」← 職業病
-
- 39 : 2018/07/31(火) 08:12:07 :
- ~フィールド~
勇者「むっ」(* ̄∇ ̄)ノ ポキン
勇者「~♪」(´・ω・`)っ『枯れ枝』
女神「勇者さん」
勇者「なんですか?」(* ̄∇ ̄)ノ ポキン
女神「剣豪さん達に隠れてあの娘にお金を渡してましたわね」
勇者「気付いてたの」(;・ω・)
女神「ええ、女神ですから」ニコッ
勇者「長旅ってお金かかるんですよねー」(´・ω・`)
女神「勇者さんなら自給自足出来そうですけれど」
勇者「アレがいるから」(;・∀・) チラッ
竜王「勇者くん、お腹減った~」グギュルルル
戦乙女「今日は何の肉なのだ?」ガッチャン ガッチャン
女神「肉食竜と残念美人・・・(汗)」
勇者「ボクがレンジャーじゃなかったらパーティー崩壊してますよ」ι(`ロ´)ノ キリキリ ピュンッ
雉「(死)」っ『矢』ポトッ
竜王「わーいお肉~♪」っ『雉』
女神「あの娘、黒髪でほっそりしててキレイな顔立ちの娘ですよねー」チラッ
勇者「えっ、どの娘?」(´・ω・`)?
女神「勇者さんがお金あげた女剣士さんですよ」
勇者「えっ、あの娘って髪黒かったっけ?」(;・ω・)
女神「もうっ、勇者さんの好みのタイプじゃないんですか?」ジタジタ
勇者「ボクの好みのタイプは黒髪で小柄でほっそりした家庭的な」(´・ω・`)
女神「だからあの娘!」ジタジタ
-
- 40 : 2018/07/31(火) 13:06:47 :
- 竜王「勇者くんは赤毛で褐色で小柄な女の子が好みのタイプなんだよねー♪」ギューッ ← 自分の事
勇者「はい、そうです(棒)」(´・ω・`) ヤレヤレ
戦乙女「いや、金髪碧眼で色白ですらっと背の高い女が好きに違いない!」ガッチャン ガッチャン
勇者「いえ、全然」(´・ω・`) キッパリ
戦乙女「竜王と扱いが違う!(怒)」
勇者「だって好みのタイプじゃないし」(´・ω・`)
戦乙女「ワタシはこう見えてこのごっつい鎧を脱げばボンキュッボンだぞ!」ガッチャン ガッチャン
勇者「ボクはほっそりした娘が好きです」(´・ω・`)
戦乙女「このロリコン!(怒)」← 言葉の暴力
いくさおとめのこうげき!
勇者「ごふっ!」( ̄□||||!!
ゆうしゃにダメージ!
竜王「勇者くん、大丈夫、竜族のアタシは合法だから」ギューッ ← たぶん100才以上
勇者「むっ」(`・ω・´)っ『鉄のやり』シャキーン
戦乙女「なっ、やる気か!」っ『ごっついメイス』チャキッ
勇者「とうっ!」ι(`ロ´)ノ ブンッ ← 投げ槍
戦乙女「うわーっ!」アセアセ
鹿「(死)」っ『鉄のやり』ブッスリ
勇者「大漁、大漁」( ̄ー ̄)
竜王「わーい、お肉~♪」
戦乙女「あー、びっくりした」ホッ
-
- 41 : 2018/07/31(火) 20:45:49 :
- 勇者「むっ」(* ̄∇ ̄)ノ ポキン
勇者「~♪」(´・ω・`)っ『枯れ枝』
勇者「おっ、食べれるキノコだ」(´・ω・`)っ『キノコ(天然物)』ブチブチ
竜王「勇者くん、コレは?」っ『毒キノコ』
勇者「それは毒キノコ」(´・ω・`)
竜王「食べる?」っ『毒キノコ』
戦乙女「食べるわけないだろ!」ガチャリ
勇者「おっ!」(´・ω・`)っ『鎖鎌』シャキーン
竜王「薬草?」
勇者「いや、野生のハーブ」(´・ω・`)っ『鎖鎌』ザシュ ザシュッ
女神「勇者さん、狩りだけじゃなくて植物とかも詳しいんですねー」
勇者「レンジャーですから」(`・ω・´) キリッ
女神「勇者さん、ハーブティーとかにするんですか?」
戦乙女「いや、そのハーブを使って鹿肉の香草焼きに決まっている」ズイッ
女神「えっ、決まってるんですか?」
戦乙女「そうだ、なにしろワタシの好物だからな」エヘン
勇者「あ、いや、ハーブティーに」(;・∀・)
戦乙女「ワタシの好物だと言っているのだ」グリグリ
勇者「わかりました、わかりました、香草焼きにしますよぅ」( ´△`)
剣豪「尻に敷かれておるな」ボソッ
竜王「アタシは肉が食べれるのならどっちでも良い」エッヘン
-
- 42 : 2018/07/31(火) 22:18:42 :
- ~野営地~
勇者「さて、剥いだ鹿皮を干してと」(* ̄∇ ̄) っ『鹿皮』ペラッ
竜王「勇者くん、早くお肉焼こうよー」
勇者「今、下ごしらえしてるから」(´・ω・`)
戦乙女「うむっ、下ごしらえは大事だな、でも早く焼いてくれ」
たき火「」パチパチ
勇者「鹿のフィレ肉は根菜やキノコと一緒にダッチオーブンでローストに」(´・ω・`)っ『ダッチオーブンの蓋』カパッ
戦乙女「うむっ、良いな」
勇者「フライパンを温めて、ハーブとオリーブオイルでマリネした鹿のモモ肉をソテーして」(´・ω・`)っ『フライパン』ジュー
戦乙女「うむっ、ますます良いな」
勇者「塩胡椒して、香り付けにワインを」(´・ω・`)っ『フライパン』ジュワー
竜王「」っ『お皿』サッ
戦乙女「」っ『お皿』サッ
剣豪「拙者ははぁぶとかは苦手なのだが」
勇者「ハーブの苦手な剣豪くんには雉を塩焼きに」(´・ω・`)っ『雉肉串焼き』ジュー
竜王「雉も食べりゅう~♪」モグモグ
戦乙女「ワタシも食べる!」モグモグ
剣豪「拙者の雉だぞ!」
勇者「君らにはまだ鹿フィレ肉のローストが」(´・ω・`)っ『ダッチオーブンの蓋』カパッ
竜王「食べりゅう~♪」っ『お皿』サッ
戦乙女「雉はあきらめてやろう」っ『お皿』サッ
-
- 43 : 2018/07/31(火) 22:41:19 :
- ~山道~
女剣士「路銀が尽きてもう旅が続けられないところだったが、この金でまだしばらく剣豪を追えるな」スタスタ
女剣士「なんとか早く剣豪に追いつかねば」スタスタ
女剣士「ふうっ、山道はやっぱりキツイな」ハアハア
女剣士「腹も減ったし」グギュルルル
女剣士「んっ、あれは?」
おにぎり『ご自由にお食べ下さい 賞味期限◯月×日』
女剣士「こんな所におにぎりが・・・何かのワナか?」
おにぎり「」チョコン
女剣士「」ジー
おにぎり「」チョコン
女剣士「考え過ぎか、いただこう」っ『おにぎり』ワシッ
女剣士「うむっ、塩味が効いてて美味い」モグモグ
女剣士「山中では路銀があっても食べ物は手に入らないから助かる」モグモグ
~野営地~
勇者「~♪」(* ̄∇ ̄)っ ニギニギ
竜王「勇者くん、おにぎり作ってんの?」
勇者「あ、ちょっと夜食に」(´・ω・`)っ『おにぎり』
竜王「アタシはお肉が良い~」
戦乙女「ワタシも米より肉だな」
勇者「君らのじゃない!」Σ( ̄皿 ̄;;
剣豪「拙者はもう満腹だが」
勇者「ボクの夜食!」(#`皿´)
~深夜~
勇者「みんなを起こさないように」(´・ω・`) コソコソ
勇者「この辺りで良いかな」(´・ω・`)っ『おにぎり』チョコン
-
- 44 : 2018/08/01(水) 03:43:59 :
- ~フィールド~
勇者「んっ」Σ(゜Д゜) ピクッ
ヒュッ ヒュッ
勇者「はっ!」(* ̄∇ ̄)っ『手裏剣』パシッ
剣豪「むんっ」っ『仕込み杖』ペシッ
戦乙女「んっ?」カキン
おんなけんしがあらわれた!
女剣士「うはははーっ、此処で会ったが(以下略)」
剣豪「『ラリホーマ』!」パアア
けんごうはじゅもんをとなえた!
女剣士「ひ、卑怯な Zzz」パタッ
おんなけんしはふかいねむりにおちた!
戦乙女「なかなかしつこいストーカーだなw」ガチャリ
竜王「とどめはー?」
剣豪「拙者は女人は斬らぬ」
女神「ねっ、黒髪で小柄でほっそりしたキレイな顔立ちの娘さんでしょー?」
勇者「うーん、でも、この娘の事うはははーって登場するとこか、魔法で眠ってるとこしか知らないし」(;・ω・)
女神「残念美人の戦乙女さんよりずっとお似合いだと思うんですけどねー」
勇者「そりゃまあ、ボクも戦乙女よりは知らない娘の方が」(´・ω・`)
戦乙女「お前たちワタシの悪口を言ってないか?」っ『ごっついメイス』プルプル
剣豪「先を急ぐぞ」っ『仕込み杖』スタスタ
勇者「よいしょっと」(´・ω・`)っ『女剣士』ダキッ
剣豪「連れて来るな!」
女神「剣豪さん魔法使ってましたけど?」
剣豪「拙者のサブスキルは魔法使いなのでな」
-
- 45 : 2018/08/01(水) 06:48:46 :
- ~険しい山道~
女剣士「早く剣豪たちに追いつかないと」ハアハア
女剣士「のどが渇いたな、泉かせめてわき水でも」キョロキョロ
水筒『キレイな清水です ご自由にお飲み下さい』
女剣士「こんなところに水筒・・・」
女剣士「うんっ、美味い水だ」ゴクゴク
女剣士「ふうっ、生き返った、親切な人もいるもんだな」っ『水筒』チャプチャプ
~夜道~
女剣士「さすがに足下も見えなくなって来たな、今日はこれ以上進めないか」
女剣士「今夜はこの辺りで野宿するか」
女剣士「夜がふけて冷え込んで来たな」ブルッ
女剣士「山奥だし、かなり冷えるな」ブルブル
毛布『山の夜は冷えます ご自由にお使い下さい』
女剣士「こんなところに毛布が・・・」
女剣士「ありがたい///」っ『毛布』パサッ
女剣士「はあ~、暖かい///」ヌクヌク
~朝~
チュンチュン
女剣士「ふぁー、朝か、良く寝た」ムクッ
たき火「」パチパチ
女剣士「んっ、たき火?」
女剣士「誰か私の近くで野宿でもしてたのかな?」
川魚「」ジュージュー
女剣士「旨そうだな」グギュルルル
女剣士「あ、いや、他人の魚だからな」プルプル
川魚『釣り過ぎた魚です ご自由にお召し上がり下さい』ジュージュー
女剣士「なんという幸運///」モグモグ
-
- 46 : 2018/08/01(水) 07:10:51 :
- ~野営地~
勇者「な、なんかスゴい疲れる」(´д`|||)
女神「いや、二組もお世話をしてたら疲れますよ」
竜王「勇者くん、お肉焼いて~」アマエッ
勇者「じゃあ、鹿肉の残りを」(´・ω・`)っ『冷凍鹿モモ肉』
竜王「やった~♪」
勇者「んっ」Σ(゜Д゜) ピクッ
戦乙女「どうした、早く肉を焼け」
勇者「ちょっと狩りに行って来る」(´・ω・`)っ『鉄のやり』スチャッ
竜王「狩りに行く前にお肉~」
戦乙女「おいっ、肉を焼いてからにしろ」
~フィールド~
女剣士「とうっ!」っ『手裏剣』ヒュッ ヒュッ
ヒドラ「きしゃー!」プス プス
女剣士「くっ、体が大き過ぎて手裏剣が効かない」
ヒドラ「ぎゃーす!」ズシン
女剣士「ちっ」っ『小太刀』シュパッ
ヒドラ「きしゃー!」ゴオオオオー
女剣士「わっ、あぶっ!」アセアセ
勇者「あー、狩りに来たらたまたま人が魔物に襲われてるのを見つけたー(棒)」(´・ω・`)っ『鉄のやり』
女剣士「気を付けろ、コイツ手強いぞ」っ『小太刀』シュパッ
勇者「狩りなら慣れてる」(`・ω・´)っ『鉄のやり』ドスッ
女剣士「助太刀かたじけない!」っ『小太刀』シュパッ
~野営地~
勇者「ただいま~」(´・ω・`)っ『ヒドラ』ズルズル
竜王「お腹減って死ぬぅ~」グギュルルル
戦乙女「なんだソレ食べれるのか?」
-
- 47 : 2018/08/01(水) 12:52:06 :
- 女神「段々と魔物も強力になって来ましたね」
勇者「まあ、なんとかなるでしょ」(´・ω・`)
女神「勇者さんももっと強力な武器や防具を」
勇者「武器は剣豪くんの借りるから」(* ̄∇ ̄)っ『勇者の剣』ペカー
女神「武器はあるんだった」
勇者「防具もコレ動き易いし」(´・ω・`)
女神「もっと防護力の高い、あれっ?」ゴシゴシ
勇者「女神さん、目がどうかしました?」(´・ω・`)?
女神「勇者さんの防具のパラメーターがおかしい?」
勇者「と言うと?」(´・ω・`)?
女神「ただの皮のよろいなのにスゴく防護力が高い」
勇者「あ、この皮よろいドラゴンの皮やうろこで出来てるので」(* ̄∇ ̄)ノ
女神「え゛?」
勇者 レンジャーLv99
ぼうぐ:皮よろい ← 竜の皮とうろこ製
たて:皮のたて ← 竜の皮製
かぶと:皮のぼうし ← 竜の皮製
ぶき:ショートボウ ← 弦が竜の腱製
もちもの:短剣 ← 竜の爪製
女神「全部材料がドラゴン!」
勇者「狩りには使わないけどドラゴンの牙製の矢尻とかも」(* ̄∇ ̄)っ『竜牙の矢』
女神「ドラゴンの皮製品なんて貴重で高価な物をどこで?」
勇者「あー、ボクらのパーティーは元々ドラゴンスレイヤーなんですよ」(* ̄∇ ̄)ノ アッサリ
-
- 48 : 2018/08/01(水) 13:15:04 :
- 女神「ドラゴンスレイヤー!」
勇者「悪いドラゴンを退治するのがお仕事です」(* ̄∇ ̄)ノ
女神「で、でも、竜王ちゃんは竜族でしょ」
勇者「あの娘の討伐をギルドに依頼されたのが最初の出会いです」(´・ω・`)
女神「討伐!」
勇者「激しい闘いでした、まあなんとかボクらが勝ったんですけどね」( ̄ー ̄)
女神「それで仲間に?」
竜王「アタシが可愛いから討伐するのやめたんだよね~♪」ニヘニヘ
勇者「この娘そんなに悪い事してなかったし、マンイーター(人食い)のドラゴンでもなかったから」(´・ω・`)
女神「どうしてマンイーターではないと?」
竜王「だってアタシ生肉食べれない~」
勇者「人や家畜を襲ったりしないで、村や旅人の食べ物を盗み食いする食い逃げ常習犯だったので」(´・ω・`)
女神「調理された食べ物しか食べれないんですね」
勇者「食い逃げと言っても、ドラゴンなんで村祭りのご馳走の豚の丸焼き一匹分とか、巨大なベーコンやハムの塊とか豪快な食い逃げで」(;・ω・)
女神「それは豪快・・・」
勇者「ボクが保護者になる条件で討伐依頼を取り下げて貰って」(´・ω・`)
竜王「それ以来勇者くんに餌付けされてます」ニヘニヘ
女神「なんだか色々と納得」
-
- 49 : 2018/08/01(水) 23:22:23 :
- 戦乙女「ワタシと勇者の出会い?」
女神「ええ、どんなだったのかと思って」
戦乙女「ふむっ、ロマンスあふれる話だぞ」
女神「まあっ」キラキラ
戦乙女「あれは我が『戦女神教団』の戦闘神官団で邪竜の討伐を行った時だった」
女神「ふむふむ」
戦乙女「相手は都市を丸ごと一つ滅ぼした邪竜で、私の率いる戦闘神官団もかなりの苦戦を強いられてな」
女神「都市を丸ごと滅ぼした邪竜!」ガクガク
戦乙女「私を除いて部隊は全滅してしまったのだ」
女神「全滅・・・」
~戦乙女の回想~
戦乙女「ごふっ」ボタボタ
勇者「戦女神教団のお姉さん、大丈夫っスか?」(´・ω・`)
戦乙女「貴様らは?」ヒューヒュー
勇者「冒険者ギルドの邪竜討伐隊っス」(* ̄∇ ̄)ノ
戦乙女「我が戦闘神官団を全滅させた邪竜を倒すとは・・・」ゴホッ
邪竜「(死亡)」チーン
勇者「竜殺しの冒険者をかき集めて来たっスから、まあコッチもだいぶ殺られましたけど」(´・ω・`)
戦乙女「ごぼっ!」ドクドク
勇者「あー、姉さんだいぶヤバいなー、『ベホマ』!」(* ̄∇ ̄)ノ パアア
ゆうしゃはじゅもんをとなえた!
いくさおとめのHPがぜんかいした!
戦乙女「すまん、助かった」ホッ
-
- 50 : 2018/08/01(水) 23:40:08 :
- 戦闘僧侶A~E「(死亡)」チーン
戦乙女「お前たち、しっかりしろ」ユサユサ
へんじがない、ただのしかばねのようだ
戦乙女「くっ」
勇者「姉さん以外全滅っスね」(´・ω・`)
戦乙女「お前たちの中に蘇生呪文が使える高レベルの僧侶や賢者はいるか?」
勇者「いますけど、ウチの連中の蘇生が優先っス」(´・ω・`)
戦乙女「コイツらはワタシの部下なのだ、なんとか蘇生してやってくれ!」
勇者「うーん、じゃあ一人1000Gなら」(´・ω・`)
戦乙女「なっ、か、金を取るのか!」
勇者「えー、でも、冒険者が仲間の蘇生を神殿にお願いに行ったらお金取りますよねー」(;・ω・)
戦乙女「そ、それは神殿では高位の聖職者が蘇生をするから」
勇者「ウチも高レベルの冒険者しか蘇生呪文を使えないっスよ」(#`皿´)
戦乙女「ぐうっ」
勇者「姉さんの部下は五人だから5000G」( ̄ー ̄) キッパリ
戦乙女「そんな大金の持ち合わせは・・・よし、わかった、ワタシの身体で払おう!」
勇者「じゃあ、冒険者ギルドで働いて返して下さい」(´・ω・`)
戦乙女「ワタシの身体で払うと言ってるだろうが!」
勇者「良いスか、働いて返すんスよ、『ザオリク』!」(* ̄∇ ̄)ノ パアア
-
- 51 : 2018/08/02(木) 06:34:02 :
- 女神「今の回想のどの辺りにロマンスあふれてました?」
戦乙女「邪竜との戦いで命を落とした部下たちを救う為に、我が身を犠牲にする悲劇のヒロインがワタシだ///」
女神「借金を返す為に勇者さんのパーティーに?」
戦乙女「まだ半分も返せてないがな」
女神「5000Gなら大金だけれども高レベルの冒険者の報酬なら返せない金額じゃないでしょ」
戦乙女「勇者のヤツ、ワタシの分の報酬からピンハネしているのだ」
勇者「ピンハネなんて人聞きの悪い、食費やら宿代やら生活費を貰ってるだけでしょ」(´・ω・`)
戦乙女「その生活費とやらをピンハネされた残りの金額ではなかなか借金が減らなくてな」
勇者「お前が色々とムダ遣いするからだろ」(*`Д´)ノ!!!
女神「戦乙女さん、このパーティーが居心地が良くて借金を返してしまう気がないんでしょ」クスクス
戦乙女「だからワタシはこの高貴な身体で一括で払うと言っているというのに勇者が」
勇者「ちゃんと働いて現金で返せ」(#`皿´)
戦乙女「ところで勇者、今夜は何の肉なのだ?」
勇者「話をそらすな」(#`皿´)
戦乙女「ああそうだ、洗濯物がたまっているので洗ってくれ」っ『汚れた下着類』ドサッ
勇者「洗濯くらい自分でやれ!」(#`皿´)っ『汚れた下着類』← でも受け取ってる
-
- 52 : 2018/08/02(木) 22:19:34 :
- ~小川~
サラサラ
勇者「~♪」(´・ω・`)っ『戦乙女のおパンツ』ジャブジャブ
女神「本当に洗濯してる・・・」
勇者「女神さん、この黒いパンツとか聖職者としておかしいですよねー」(* ̄∇ ̄)っ『絹の黒パンティ』ヒラヒラ
女神「それを洗ってる勇者さんもどうかと思いますけど・・・(汗)」
???「」ガサガサ
女神「誰!」スザッ
女剣士「あのー、お弁当箱を返しに」っ『弁当箱』
勇者「あー、洗濯終わったら洗うからその辺に置いといて~」(´・ω・`)
女剣士「あっ、ざっと洗ってありますから」
女神「お弁当まで作ってあげてるんだ・・・(汗)」
女剣士「ねぇ狩人さん、どうしたら強くなれるんですかねー?」ハァー
勇者「剣豪くんは強いからねぇ」(´・ω・`) チャプチャプ
女剣士「あたし才能無いのかなぁ~」ハァー
勇者「君に足りないのは才能じゃなく、努力と鍛練」(`・ω・´)
女剣士「努力と鍛練?」
勇者「ボクは毎朝5時に起きて釣りに行く」(* ̄∇ ̄)ノ
女剣士「?」キョトン
勇者「でもって、朝6時くらいから朝食の仕度を始める」(´・ω・`)
女剣士「??」
勇者「それで朝7時過ぎにはみんなに朝ご飯を食べさせる訳だが」(* ̄∇ ̄)ノ
女剣士「???」
勇者「剣豪くんはボクと同じ時間に起きて、朝食までの間ずっと素振りをしている」(´・ω・`)b
女剣士「うおっ!」
女神「私的には勇者さんの方がスゴい」
-
- 53 : 2018/08/03(金) 07:28:37 :
- 女剣士「狩人さん、一手御教授願います!」っ『小太刀』チャキッ
勇者「お洗濯物干してからね」(* ̄∇ ̄)ノ『黒パンティ』ヒラヒラ
女剣士「とうっ!」シュパッ
勇者「コッチの木の枝に物干しロープを」(´・ω・`) ヒョイッ
女剣士「たあっ!」シュパッ
勇者「ロープの反対をコッチの木に」(´・ω・`) ヒラリッ
女剣士「ちゃんと相手して下さい!」シュパパッ
勇者「だから洗濯物干してから」(* ̄∇ ̄)ノ『黒パンティ』ヒラヒラ
女剣士「たああっ!」シュパパッ
勇者「とうっ!」(#`皿´)っ『竜爪の短剣』チャキッ
女剣士「う゛!」ピタッ ←のど元に勇者の短剣
勇者「洗濯物干してからって言ってるのに」(´・ω・`)
女剣士「ま、参りました」ペタン
女神「私的には目にも止まらない攻防だった(汗)」タラー
女剣士「狩人さんにも敵わないなんて、あたしはダメだ・・・」ハァー
女神「いえ、勇者さんが規格外に強いだけなんじゃあ?」
女剣士「狩人さん、あたしを弟子にして下さい!」ドゲザッ
勇者「えっ」(´・ω・`)?
女神「ええーっ!」
女剣士「お願いします!」ドゲザッ
勇者「うーん」( ̄~ ̄;) ← 色々考え中
女神「勇者さん、二組お世話してるよりも一組にまとめた方が楽ですよ」
勇者「それもそうか」(´・ω・`)
おわなけんしがなかまになった!
-
- 54 : 2018/08/03(金) 20:57:18 :
- ~野営地~
竜王「勇者くん、お洗濯よりお肉~」グギュルルル
戦乙女「勇者はいつまで洗濯をしているのだ」 ← 貴女のパンツ洗ってます
竜王「んっ?」ピクッ
ヒュッ ヒュッ
剣豪「むんっ」っ『仕込み杖』カキン ← 刀で弾いた
戦乙女「んっ?」カキン ← 当たったけど鎧が弾いた
竜王「またあの娘?」っ『手裏剣』
女剣士「うはははーっ、此処で会ったが百年目、いざ尋常に勝負!」ザッ
剣豪「『ラリホーマ』!」パアア
けんごうはじゅもんをとなえた!
女剣士「くっ、魔法とは卑怯な Zzz」パタッ
おんなけんしはふかいねむりにおちた!
竜王「この娘も学習しないね」ツンツン
勇者「『ザメハ』!」(* ̄∇ ̄)ノ パアア
ゆうしゃはじゅもんをとなえた!
おんなけんしはめざめた!
剣豪「勇者、いったい何を?」
勇者「ちゃんとみんなに挨拶しなさい」(´・ω・`)
女剣士「先生の弟子になりました、女剣士です」ペコリ
剣豪「弟子?」
戦乙女「勇者、ワタシという者が有りながらこんな若い娘と!」キー
勇者「お前は早く借金返せ」(#`皿´)
竜王「勇者くん、まさかアタシの肉をその娘に!」ガクガク
勇者「この娘はそんなにたくさんご飯食べないから」(´・ω・`)
竜王「じゃ、まあ良いか」ニヘニヘ
-
- 55 : 2018/08/04(土) 07:58:36 :
- ~野営地~
チュン チュン
勇者「むー」(´・ω・`) パチッ
女剣士「Zzz」スピー
勇者「起きるのだ、パダワン」(* ̄∇ ̄)ノ ユサユサ
女剣士「ふぁ~い、マスター」ネムネム
~小川~
勇者「~♪」(* ̄∇ ̄)っ『釣竿』ポチャン
女剣士「マスター、ミミズが気持ち悪くて針にエサを付けれません!」っ『釣り針』
~野営地~
たき火「」パチパチ
川魚「」ジュージュー
勇者「~♪」(* ̄∇ ̄)っ『塩』パラパラ
女剣士「マスター、お米の水加減はこれくらいで良いですか?」っ『飯盒』チャプン
~小川~
勇者「~♪」(´・ω・`)っ『お皿』チャプチャプ
女剣士「マスター、あたしが洗います!」
~野営地~
女剣士「たあっ!」っ『小太刀』シュパッ
勇者「パダワン、踏み込みが甘い!」(#`皿´)っ『竜牙の短剣』シュパパッ
~フィールド~
暴れ牛鳥「ぶももー!」ドドドッ
勇者「コイツは美味しいヤツだ、逃がすな!」(#`皿´)っ『鉄のやり』
女剣士「はいっ、マスター!」っ『竹やり』
~野営地~
勇者「この暴れ牛鳥からは『霜降り肉』『フィレ肉』『とりササミ』だけじゃなく、『魔獣の皮』も採れるのだ」(´・ω・`)っ『皮剥ぎナイフ』ゴシゴシ
女剣士「なるほど美味しいだけじゃないんですね、マスター!」
竜王「良いから早く霜降り肉~」グギュルルル
戦乙女「勇者、そんな小娘にかまってないで早く霜降り肉を焼け!」グギュルルル
-
- 56 : 2018/08/04(土) 09:28:05 :
- ~野営地~
勇者「~♪」(* ̄∇ ̄)っ『フライパン』ジュー
竜王「早く霜降り肉~」っ『お皿』グギュルルル
戦乙女「ワタシが先だ!」っ『お皿』グギュルルル
勇者「ほら、二人とも一枚ずつだよ」(´・ω・`)っ『フライパン』ジュー
竜王「わーい、お肉~♪」モグモグ
戦乙女「直ぐにお代わりの肉を焼いてくれ」ガツガツ
勇者「まったくもう」(;・ω・)っ『フライパン』ジュージュー
女剣士「マスター!」
勇者「どした、パダワン?」(´・ω・`)っ『フライパン』ジュー
女剣士「鳥ササミを包丁で叩いてつくねにして、つくね汁を作って見ました///」っ『お鍋』ホカホカ
勇者「ふむ、美味しく出来てる」(* ̄∇ ̄)っ『お玉』ズズッ
女剣士「そ、そうですか///」テレテレ
竜王「アタシも食べりゅう~♪」
戦乙女「ワタシも貰おうか」
勇者「ほら、お前ら霜降り肉焼けたから」(´・ω・`)っ『フライパン』ジュー
竜王「やっぱりお肉~♪」っ『お皿』サッ
戦乙女「焼きたてを食わねばな」っ『お皿』サッ
女剣士「剣豪さん、どうぞ」っ『お椀』ホカホカ
剣豪「毒など入ってないだろうな」
女剣士「入ってません!」
剣豪「ふむ、良い味だ」っ『お椀』ズルズル
女神「勇者さん、勇者さん、あの娘良いお嫁さんになりそうですねー」ワクワク
勇者「戦乙女よりはかなりマシだね」(´・ω・`) カナリマジデ
-
- 57 : 2018/08/04(土) 21:20:25 :
- ~野営地~
女剣士「たあっ!」っ『小太刀』シュパッ
勇者「だぁりゃ!」(#`皿´)っ『竜爪の短剣』シュパパッ
剣豪「まったく、物好きな」フウッ
女神「どうかしました?」
剣豪「勇者のヤツ、女剣士をきっと立派なレンジャーに育て上げるのだろうな」フンッ
女神「レンジャー目指してないですよね」クスクス
剣豪「まあ、人斬りの技よりは良いだろうがな」ボソッ
女神「剣豪さんはなぜ勇者さんの仲間に?」
剣豪「ふむ、人斬りの業の修練に飽いたので、魔物でも斬ろうかと思ってな」
女神「魔物を斬る?」
剣豪「しかし、地理には不案内だし、魔物やら野山の知識も余り無いのでな、冒険者ギルドに案内人を頼んだのだが」
女神「まさか、勇者さんが案内人に?」
剣豪「そのまさかだ、ヤツめいきなり竜の棲む洞窟に連れて行きおった・・・」
女神「ひぇー」
~剣豪の回想~
ドラゴン「きしゃー!」ズシン ズシン
剣豪「ドラゴンではないか!」アセアセ
勇者「えっ、でもお兄さん強そうだったから 」(´・ω・`)っ『ショートボウ』
剣豪「魔物を斬りたいとは言ったがいきなりドラゴンとは!」タラー
ドラゴン「ぎゃーす!」ゴオオオオー
剣豪「のわっ!」フセッ
勇者「よそ見してると殺られるっスよ」ι(`ロ´)ノ キリキリ ピュンッ
~野営地~
剣豪「いきなりひどい目に会った」フウッ
女神「勇者さんらしい」クスクス
-
- 58 : 2018/08/04(土) 22:26:02 :
- ~竜の洞窟~
ドラゴン「(死亡)」チーン
剣豪「て、手強かった」ゼヘー ゼヘー
勇者「いやー、コレで剣士の兄さんもドラゴンスレイヤーっスよー」(´・ω・`)っ『狩猟用ナイフ』ゴシゴシ
剣豪「何をしているのだ?」
勇者「ドラゴンの肝を採ってるんスよ」(* ̄∇ ̄)っ『ドラゴンの肝』ズルッ
剣豪「そんなモノどうするのだ?」
勇者「薬の材料とか食材とか、貴重なんで高価なんスよ」(´・ω・`)っ『狩猟用ナイフ』ゴシゴシ
剣豪「そうなのか」
勇者「他にも心臓とか目とかは魔法薬の材料になるし、武器の材料になる牙に爪、防具の材料になる皮に鱗とドラゴンは捨てる処が無い位っスよ」(* ̄∇ ̄)っ『ドラゴンの心臓』ズルッ
剣豪「まさかとは思うが高価な材料を手に入れるために拙者をこの洞窟に案内したのではないだろうな?」
勇者「いやー、兄さんが魔物を斬りたいって言うからここに案内したんスよ、ドラゴン狩るだけなら自分一人で大丈夫なんで」(* ̄∇ ̄)っ『ドラゴンの牙』ズボッ
剣豪「一人で?」タラー
勇者「自分、プロのレンジャーっスから」(* ̄∇ ̄)っ『ドラゴンの爪』ズボッ
剣豪「いくらプロとは言え・・・」
勇者「あっ、でも」(;・ω・)
剣豪「どうした?」
勇者「一人でドラゴンの材料運びきれないから、ちょっと兄さんにも持って貰っても良いっスか?」(´・ω・`)
-
- 59 : 2018/08/04(土) 22:54:03 :
- ~フィールド~
まもののむれがあらわれた!
キラーベア×4
勇者「どりゃあああ」(#`皿´)っ『鉄のやり』デデデッ
女剣士「マスター、援護します!」っ『竹やり』テテテッ
戦乙女「うおりゃあ!」っ『ごっついメイス』ガッチャン ガッチャン
剣豪「むんっ」っ『仕込み杖』シュタタッ
竜王「そりゃっ!」ゴオオオオー
女神「あらあら」
まもののむれをやっつけた!
キラーベアA「(死亡)」っ『鉄のやり』ブッスリ
キラーベアB「(死亡)」ズタズタ
キラーベアC「(死亡)」スッパリ
キラーベアD「(死亡)」コゲコゲ
勇者「うーん、二匹分しか毛皮が採れないなー」( ̄~ ̄;)
女剣士「コイツなんか黒焦げだ」っ『竹やり』ツンツン
竜王「てへっ」
女神「ちょっと皆さん」
勇者「どうかしましたか?」(´・ω・`)っ『皮剥ぎナイフ』ゴシゴシ
女神「なぜ魔法を使って戦わないで、肉弾戦ばかりなんですか?」
勇者「えーと」(;・ω・)
女神「勇者さんは賢者、戦乙女さんは僧侶、剣士さんは魔法使いのスキルがあるんでしょ」
勇者「賢者はサブスキルだし」(´・ω・`)
剣豪「拙者も魔法使いは本職ではない故」
戦乙女「ワタシもサブ・」
女神「戦乙女さんは本職の僧侶ですよね!」ビシッ
戦乙女「ぐうっ」
女神「魔物も強力になって来ましたし、魔王を倒す為にも、魔法を使った戦い方に慣れて下さい」
-
- 60 : 2018/08/04(土) 23:09:06 :
- まもののむれがあらわれた!
うごくせきぞう×2 アークデーモン×1
勇者「『バイキルト』!」(* ̄∇ ̄)ノ パアア
ゆうしゃはじゅもんをとなえた!
ゆうしゃのこうげきりょくがあがった!
戦乙女「『スカラ』!」パアア
いくさおとめはじゅもんをとなえた!
いくさおとめのしゅびりょくがあがった!
剣豪「『ピオリム』!」パアア
けんごうはじゅもんをとなえた!
けんごうのすばやさがあがった!
勇者「どりゃあああ」(#`皿´)っ『鉄のやり』デデデッ
戦乙女「うおりゃあ!」っ『ごっついメイス』ガッチャン ガッチャン
剣豪「むんっ!」っ『仕込み杖』シュタタッ
竜王「みんな頑張れ~♪」フリフリ
女神「やっぱり肉弾戦・・・」プルプル
女剣士「えー、ちゃんとみんな魔法使ってるじゃないですかー」
勇者「どりゃあ!」(#`皿´)っ『鉄のやり』
うごくせきぞうA「!」ガラガラ
戦乙女「うおりゃ!」っ『ごっついメイス』
うごくせきぞうB「!」ガラガラ
剣豪「とうっ!」っ『仕込み杖』シュパパッ
アーク//デーモン「ぐはっ!」スッパリ
女神「全然、いつもの肉弾戦・・・(汗)」タラー
女剣士「いつもと違って魔法も使ってますよぉ」
まもののむれをやっつけた!
勇者「コレ、漬物石くらいにしかならないな」(´・ω・`)っ『うごくせきぞうの頭』ポイッ
戦乙女「そっちのは食べれないのか?」
剣豪「お前、デーモンを食べたいのか?」
-
- 61 : 2018/08/05(日) 09:17:47 :
- ~山道~
勇者「むっ」(* ̄∇ ̄)ノ ポキン
勇者「~♪」(´・ω・`)っ『枯れ枝』
女剣士「///」ハアハア
勇者「山道はキツイかね、パダワン?」(* ̄∇ ̄)ノ ポキン
女剣士「いえっ、平気ですマスター」ハアハア
戦乙女「ワタシは全然平気ではない!」ゼヘー ゼヘー
竜王「そんなごっつい鎧兜着てるからw」
勇者「それ、脱いだら?」(´・ω・`)
戦乙女「脱いだ鎧兜をお前が運んでくれるのなら」ゼヘー ゼヘー
勇者「じやあ、そのまま着といて」(* ̄∇ ̄)ノ ポキン
戦乙女「貴様~」ゼヘー ゼヘー
勇者「んっ?」(´・ω・`) クンクン
プーン
戦乙女「貴様、淑女のワタシの前で放屁をするなどと」
勇者「コレ、おならじゃなくて硫黄の匂いだよ」(´・ω・`) クンクン
女剣士「硫黄ですか、マスター?」
勇者「温泉とか湧いてるんじゃないかな」(´・ω・`)
戦乙女「温泉?! 良し、入るぞ!」
勇者「80℃の熱湯かも知れないよ」(;・ω・)
戦乙女「良いからさっさと温泉を探せ!」
勇者「まったく、人使いの荒い」(´・ω・`) ガサガサ
~温泉~
ポコポコ
勇者「んー、ちょっとぬるいけど、まあ大丈夫かな?」(´・ω・`)っチャポ チャポ
戦乙女「うむっ、これで汗が流せる」っ『ごっつい兜』ガポッ ムアッ
勇者「うあっ、女臭っ」Σ(゜Д゜)
戦乙女「臭くない、フェロモンだフェロモン!」ムアッ
-
- 62 : 2018/08/05(日) 09:44:45 :
- ~山中の温泉~
カポーン
戦乙女「ふうっ、山道で汗をかいた身体にぬるま湯がちょうど良い///」チャパッ
女剣士「(うーん、戦乙女さんスゴい巨乳)」
竜王「アタシ、温泉って初めて~♪」チャパ チャパ
女剣士「(竜王ちゃんもスタイル良いなぁ)」
戦乙女「どうしたのだ、パダワン?」
女剣士「なんでもないです」プクプク
女神「女剣士さん、大丈夫ですよ」チャパッ
女剣士「女神さん、何がですか?」
女神「勇者さんは、黒髪で小柄でほっそりした家庭的な娘がタイプらしいですから」ニコッ
女剣士「えっ、ま、マスターが、そんなっ///」カァーッ
戦乙女「しかし、きっと勇者は圧倒的なワタシの魅力に堕ちるのだ」フフン
女神「いったいどこからその自信が?」
戦乙女「なんなら力づくででも」ゴゴゴゴゴ
女神「力づくはやめなさい!」
女剣士「戦乙女さんは高貴な家柄の出だって聞きましたけど、なんで神官に?」
戦乙女「まあ、貴族の義務と言うヤツだな」フフン
女神「で、本当のところは?」ジー
戦乙女「我が家は娘ばかり6人姉妹で、長女に婿を取り、次女以下を嫁に出すのに持参金で破産しそうになってな」
女剣士「持参金で破産!」
戦乙女「貴族同士の婚姻では家格に見合った持参金を用意せねばならぬからな、持参金が用意出来なければ娘を修道院にでもやるしか・・・」
女神「一般人との婚姻なら、持参金はいらないのですか?」
戦乙女「まあ、親は反対するだろうがな」
-
- 63 : 2018/08/05(日) 10:36:58 :
- ~フィールド~
勇者「よっと」(* ̄∇ ̄)ノ ポキン
勇者「~♪」(´・ω・`)っ『枯れ枝』
女剣士「薪拾い、薪拾い」っ『枯れ枝』
女神「うーん、第1候補は女剣士ちゃんだけど、戦乙女さんもこのままだと哀れだしなー」トテトテ
戦乙女「哀れって言うな!」ガッチャン ガッチャン
女剣士「第1候補?」スタスタ
竜王「アタシは~、第何候補ー?」トテトテ
戦乙女「第一、ワタシと勇者はこんなにもお似合いではないか!」ガッチャン ガッチャン
勇者「ボクより背が高くない?」(´・ω・`)
戦乙女「ブーツのせいだ、踵の低い靴を履けば同じ位だ!」ガッチャン ガッチャン
勇者「ボクより年上だったんじゃ?」(´・ω・`)
戦乙女「一つ上なだけだ、ほぼ同い年だ!」ガッチャン ガッチャン
勇者「王家に連なる大貴族の姫君だったんじゃ?」(´・ω・`)
戦乙女「まあ、一般庶民とは不釣り合いな家柄だが、魔王を倒した英雄とならば」ニヤリ
勇者「そ、そういう作戦だったのか!」!Σ( ̄□ ̄;)ガクガク
女神「あっ!」← 今気付いた
戦乙女「魔王を倒した英雄ならば我が夫に相応しい」フフン
勇者「魔王倒すの止める」(;・ω・) ピタッ
女神「それは困ります~」
勇者「魔王倒したら、なんか無理矢理に戦乙女の家に引き摺られて行く予感が」(´д`|||)
戦乙女「父上も魔王を倒した英雄ならば否とは言わんだろう」フフン
-
- 64 : 2018/08/05(日) 13:02:28 :
- ~魔王城~
魔王城「」ゴゴゴゴゴ
女神「あれが魔王城」ゴクリ
戦乙女「逝くぞ勇者、魔王を倒して英雄になるのだ!」ハリキリー
勇者「なんかやだなー」(´д`|||)
剣豪「ほら、勇者この剣を」っ『勇者の剣』ペカー
勇者「剣豪くんが魔王斬っちゃってよ」(´・ω・`)b
剣豪「この剣は勇者しか装備出来んのだ」っ『勇者の剣』グイグイ
女剣士「マスターの背中はあたしが護ります」っ『小太刀』チャキッ
勇者「えー、パダワンまで」(´д`|||)
竜王「勇者くん、早く倒しちゃってご飯食べよー」グイグイ
勇者「背中押すなよー」(´д`|||)
戦乙女「良いから早く行け!」っ『勇者』ズルズル
女神「引き摺られて行った」
~魔王城正門~
剣豪「とうっ!」っ『仕込み杖』シュパパッ
竜王「やあっ!」ゴオオオオー
門番の魔//物A「」スッパリ
門番の魔物B「」コゲコゲ
戦乙女「よし、良い調子だ」っ『勇者』ズルズル
~魔王城内部~
スケルトン「」ワラワラ
マミー「」ゾロゾロ
竜王「うあっ、雑魚がいっぱい!」
女剣士「たああっ!」っ『小太刀』シュパッ
戦乙女「ええい、邪魔するな!」っ『ごっついメイス』ブンブン
剣豪「ここは拙者に任せて先に進め!」っ『仕込み杖』シュパパッ
戦乙女「よおし、任せた!」っ『勇者』ズルズル
勇者「いい加減、無理矢理引き摺ってくのやめて」(´・ω・`)
-
- 65 : 2018/08/05(日) 13:20:44 :
- ~魔王の間~
女神「ここが魔王の間?」
ゴゴゴゴゴ
女剣士「なんかスゴい禍々しい気配が||||」
戦乙女「よし、勇者行け!」ドンッ
勇者「おっとっと」(´・ω・`)っ『勇者の剣』
魔王「ふはははは、よくぞここまでたどり着いたな、勇者よ!」バサア
勇者「えっ、人間?」(´・ω・`)?
魔王「我は人間の魔王、偉大なる魔導師にして召喚魔術師だ」バサア
勇者「なぜ人間が魔物を?」(;・ω・)
魔王「我が無限の魔力により召喚した魔物の軍勢で、世界を支配する為よ」フフン
勇者「世界を支配だと」(`・ω・´)
魔王「王族だの貴族だのと生まれだけで人の上に立ち支配するヤツらの権力を我が全て奪うのだ!」バサア
勇者「あー、その気持ちちょっとだけ」(´・ω・`) ワカル
戦乙女「魔王の気持ちを理解すんな!」ペシッ
魔王「『バイキルト』!『スクルト』!『ピオリム』!『フバーハ』!」パアア
まおうはじゅもんをとなえた!
まおうののうりょくがあがった!
女剣士「あっ、強化魔法を!」
魔王「『ボミオス』!『ルカニ』!『マヌーサ』!」パアア
竜王「今度は弱体化!」
まおうはじゅもんをとなえた!
ゆうしゃののうりょくがさがった!
魔王「ふはははは、勇者め返り討ちにしてくれるわ!」ゴゴゴゴゴ
勇者「えいっ」(*`Д´)ノ!!! バーン
ゆうしゃのいてつくはどう!
すべてのじゅもんのこうりょくがかきけされた!
-
- 66 : 2018/08/05(日) 13:35:31 :
- 魔王「え゛?」ギョッ
女神「え?」ギョッ
戦乙女「よおし、勇者チャンスだ!」ハリキリー
竜王「勇者くん、行け~♪」フリフリ
魔王「おのれ、ならば魔獣の召喚を!」ゴゴゴゴゴ
勇者「えいっ」(*`Д´)ノ!!! バーン
ゆうしゃのいてつくはどう!
魔王「な、なぜ、凍てつく波動を?」ガクガク
勇者「あれっ、使っちゃいけなかった?」(´・ω・`)
女神「普通、魔王しか使えない技ですから」
魔王「お、おのれぇ~」ガクガク ← 魔法無ければ只の人
勇者「まあ良いや、とうっ!」(*`Д´)っ『勇者の剣』ザシュッ
魔王「ぐあっ」ボタボタ
女剣士「やった!」
まおうをたおした!
魔王「ぐ、ぐふっ」ドクドク
勇者「いやー、終わった、終わった」(´・ω・`)
魔王「ま、まだ終わりではない」ゲボッ
勇者「むっ」(`・ω・´)っ『勇者の剣』
魔王「我が最後の魔力で勇者、貴様に恐ろしい呪いを」ゲホッ ゲホッ
勇者「な、なんて迷惑な」(;・ω・)
魔王「勇者、貴様はそこの女と一生添い遂げるのだ!」ビシッ
勇者「ぎゃー!」( ̄□||||!!
女神「ぎゃー!(泣)」
戦乙女「ぎゃー!(泣)」
竜王「な、なんと言う恐ろしい呪い!」ガクガク
勇者「く、くそっ!」(*`Д´)ノ!!! バーン
ゆうしゃのいてつくはどう!
しかし、のろいはかいじょされなかった!
-
- 67 : 2018/08/05(日) 13:53:17 :
- 魔王「ぐふっ」バタッ
勇者「こ、こら死ぬな、呪いを解け!」(#`皿´)っ『魔王』ユサユサ
魔王「(死亡)」チーン
へんじがない、ただのしかばねのようだ!
勇者「・・・」(;・ω・) チラッ
女神「うわーん、縁結びの女神のお仕事を魔王なんかに取られた~(号泣)」ヒーン
女剣士「えーん、流れ的にあたしがヒロインだと思ったのに~(泣)」シクシク
竜王「勇者くーん、お腹減った~」グギュルルル
勇者「・・・」(;・ω・) オソルオソル
戦乙女「魔王さん、ありがとー(感涙)」ウルウル
勇者「ぎゃー!」(。>д<) コイツカヨー
魔王「(死亡)」チーン
勇者「『ザオリク』!」(* ̄∇ ̄)ノ パアア
ゆうしゃはじゅもんをとなえた!
戦乙女「こ、こら、魔王さんを甦らせようとするな!」アセアセ
剣豪「どうやら魔王は倒したようだな」ヨロッ
勇者「け、剣豪くん」(´・ω・`)
剣豪「なんだこの騒ぎは?」キョロキョロ
勇者「魔王は倒したけれども魔王が死ぬ前に恐ろしい呪いを」(;゜∇゜) アセアセ
剣豪「恐ろしい呪い?」ギョッ
勇者「ボクが戦乙女と一生添い遂げるという恐ろしい呪いをかけられて」(´д`|||)
剣豪「ぷっ」
勇者「ちょ、今、笑った?」(# ゜Д゜) ギロッ
剣豪「ぷっ、くくく」
勇者「こら、笑うな」Σ( ̄皿 ̄;;
剣豪「わっはっはっは!」
勇者「爆笑すんな!」(ノ`△´)ノ ゴラァ
-
- 68 : 2018/08/05(日) 17:41:26 :
- ~魔王城~
勇者「金目のモノ、金目のモノ」(´・ω・`) ガサゴソ
女剣士「マスター」ガッカリ
勇者「ボランティアで冒険者やってるんじゃないからねー」(´・ω・`)っ『王冠っぽいモノ』ガチャッ
女剣士「でも、英雄なのにー」
勇者「英雄でもご飯は食べていかねばならない、パダワンも金目のモノを探すのだ」(* ̄∇ ̄)ノ
女剣士「はーい」シブシブ
竜王「勇者くん、コレは?」っ『宝石』ザラザラ
勇者「出かした、今夜は暴れ牛鳥のA5ランク霜降り肉を焼いてやるぞ」( ̄ー ̄)
竜王「やった~♪」
戦乙女「お前たちは何をしているのだ?」
勇者「戦利品漁り」(´・ω・`) ガサゴソ
戦乙女「人間の魔王を倒した英雄が金品を漁るなどと」
勇者「まだ借金を返してないヤツが上から目線でモノ言うな!」(#`皿´)
戦乙女「ふふん、ワタシにそんな事を言っていて良いのかな?」ニヤリ
勇者「う゛、な、なんだか戦乙女がスゴい美人に見えて来た」Σ( ̄皿 ̄;;
戦乙女「まあ、ワタシは元からスゴい美人だがな」フフン
勇者「ぐぬぬ、なんだか戦乙女の事がスゴい愛しくなって来た」((((;゜Д゜))) ガクガク
戦乙女「さすがは魔王の呪い」フフン
勇者「ぬおおっ、正気に戻れボク!」(#`皿´)っ『竜爪の短剣』プルプル
戦乙女「ちょっと待て、自傷行為はヤメろ!」
勇者「放せー!」(#`皿´)っ『竜爪の短剣』プルプル
-
- 69 : 2018/08/05(日) 20:36:58 :
- 女神「はぁ~」
剣豪「どうしたのだ、ため息などついて」
女神「私がしっかりしていないから、人間の魔王なんかに縁結びの神の仕事を邪魔されて」ハアー
剣豪「ふむ、しかしまあ、アレはアレで縁なのかも知れぬ」
女神「でも」
剣豪「女神どのの気に病む事ではない」
女神「勇者さんと戦乙女さんが結ばれるのなら、出来れば私が縁を結びたかった」ハアー
剣豪「女神どのが縁を結んでおれば、きっと勇者に怨まれたであろうさ」
女神「でもでも、私縁結びの神なのに~」ショボーン
~野営地~
勇者「~♪」(* ̄∇ ̄)っ『フライパン』ジュー
竜王「わーい、A5ランク霜降り肉~♪」っ『お皿』サッ
戦乙女「もちろんワタシの方が先だがな」っ『お皿』サッ
勇者「ぐぬっ、ぐぬぬ」(#`皿´)っ『フライパン』プルプル
女剣士「魔王の呪いに抵抗してる」
戦乙女「素直をなれば楽になるものを」ヒラヒラ
勇者「どりゃあ!」(*`Д´)っ『フライパン』ジュー
竜王「わーい♪」っ『A5ランク霜降り肉』ジュー
女剣士「さすがはマスター、呪いに打ち勝った!」
竜王「うみゃい、うみゃい///」モグモグ
戦乙女「では、次はワタシの分」っ『お皿』
勇者「はーい、今直ぐに」(* ̄∇ ̄)っ『フライパン』ジュー
女剣士「いや、抵抗してるだけで全然勝ってないかも(汗)」タラー
勇者「ハイ、お待ちどう」(´・ω・`)っ『フライパン』ジュー
戦乙女「ふむ、美味い」っ『霜降り肉』モグモグ
-
- 70 : 2018/08/05(日) 23:07:53 :
- 戦乙女「さっそくお代わりを焼いて貰おうか」っ『霜降り肉』モグモグ
女剣士「えっ、次あたしの分」っ『お皿』
竜王「勇者くーん、アタシもお代わり~」っ『お皿』カラッポ
勇者「次はパダワンの分」(´・ω・`)っ『フライパン』ジュー
戦乙女「ゆ・う・し・ゃ」モグモグ
勇者「ぐぬぬ、お前まだ食べてるだろ」(#`皿´)っ『フライパン』プルプル
戦乙女「愛しい人が優先であろう?」っ『お皿』モグモグ
勇者「どりゃあ!」(*`Д´)っ『フライパン』ジュー
女剣士「良かった、ご飯食べれる」っ『霜降り肉』ジュー
勇者「あー、なんか疲れる」( ´△`) グッタリ
戦乙女「良いから早く肉を焼け」っ『お皿』
勇者「はーい、今直ぐに」(* ̄∇ ̄)っ『フライパン』ジュー
戦乙女「ふむ、魔王の呪い効いているのだが、いまいち完全ではないな」
たき火「」パチパチ
勇者「さあ、テント、テント」(´・ω・`)っ『テント』バサバサ
戦乙女「これからはワタシたち二人用のテントと他の者のテントの二つ必要だな」フム
勇者「て、テントはコレ一個しか」((((;゜Д゜))) ガクガク
戦乙女「次に街に着いたら買わねばな」ニコッ
勇者「ぐふっ」Σ( ̄皿 ̄;;
女剣士「マスター、ピンチ!」
竜王「えー、アタシ勇者くんと一緒が良い~」← いつも勇者を抱き枕にしてる
戦乙女「今度からはワタシが勇者を抱き枕にするのだ」ニマニマ
勇者「ひいいっ」( ̄□||||!!
-
- 71 : 2018/08/05(日) 23:35:51 :
- ~街道~
戦乙女「こっちだ」ガッチャン ガッチャン
勇者「そっちの道だと始まりの街に帰れないけど」(´・ω・`) スタスタ
戦乙女「こっちに行けば我が家の領地なのだ」ガッチャン ガッチャン
勇者「領地!」(;・ω・) ピタッ
戦乙女「貴様はワタシの伴侶となるのだ、両親に紹介しておかねばな」
勇者「り、両親に紹介!」((((;゜Д゜))) ガクガク
戦乙女「何を緊張しているのだ、大丈夫だワタシに任せておけ」
勇者「いや、緊張してるんじゃあないんだけど」(´・ω・`;) ダラダラ
戦乙女「さあ、逝くぞ」っ『勇者』ズルズル
女剣士「また引き摺られて行った(汗)」タラー
竜王「面白そうだし、アタシもついていこー」トテトテ
剣豪「さて、どうしたものかな」
女神「私は始まりの街に帰ります」
剣豪「ふむ、そうか」
女神「人間の魔王は無事に倒せましたし、縁結びの神としての仕事に戻ります」ペコリ
剣豪「拙者は勇者と往く、達者でな」
女神「皆様もお達者で」ペコリ
~戦乙女の実家の領地~
戦乙女「我が家は王族にも連なる大貴族で、領地も広く豊かな穀倉地なのだ」っ『勇者』ズルズル
勇者「そんな大貴族でも娘の持参金が払えないのか?」(´・ω・`) ズルズル
戦乙女「大貴族が故に持参金の額も大きい、それに魔物との戦費が嵩んでな」
勇者「あ、それなら魔王を倒したんだし戦費とかもういらないじゃないか」(゜∇^d)!!
-
- 72 : 2018/08/05(日) 23:59:38 :
- 戦乙女「人間の魔王が召喚していた魔物は居なくなったからな、戦費が減って我が家の財政は良くなるだろうが」
勇者「じゃあ、持参金も用意出来るね」(゜▽゜*) ヤッター
戦乙女「しかし、今さら他の貴族の処へなど嫁に行く気はない」チラッ
勇者「えー、なんでー?」(´・ω・`)
戦乙女「勇者、貴様の事を愛しているからだ///」カァーッ
いくさおとめはじゅもんをとなえた!
勇者「きゅっ!」(○_○)バタッ
ゆうしゃのいきのねをとめた!
女剣士「マスター、しっかり!」ユサユサ
戦乙女「な、なぜワタシが愛の告白をしただけで即死呪文と同じ効果になるのだ!(怒)」ゴラァ
竜王「さ、さすがは戦闘神官」タジタジ
女剣士「ああっ、マスターの呼吸が止まってるぅ!」アセアセ
剣豪「どれっ、むんっ!」ドスッ
勇者「げほっ」( ̄□||||!!
ゆうしゃはいきをふきかえした!
勇者「お、恐ろしい呪文だった」(´д`|||) ゼヘー ゼヘー
戦乙女「大丈夫だ、これからは毎日耳元で愛をささやいてやるから直ぐに慣れる///」ニマニマ
勇者「毎日!」((((;゜Д゜))) ガクガク
~戦乙女の実家~
女剣士「実家って言うよりも(汗)」タラー
竜王「まんまお城だぁ~」デケー
剣豪「貴族の屋敷どころではないな、まさに領主の城か」
勇者「あのー、手土産とかそーいうのはー」(・д・ = ・д・) オロオロ
戦乙女「手ぶらで大丈夫だ」っ『勇者』ズルズル
-
- 73 : 2018/08/06(月) 00:31:40 :
- ~応接室~
戦乙女父「許さーん!」ドンッ
戦乙女「父上!」
勇者「あっ、そーですか」(´・ω・`) ソソクサ
戦乙女「帰ろうとするな!」グイッ
戦乙女父「我が家は王族に連なる血筋だ、それをどこの馬の骨ともつかぬ男に」
戦乙女「父上、勇者は『女神に選ばれた勇者』で『魔王』を倒した英雄なのです」
勇者「なのです」(´・ω・`) チョコン
戦乙女父「英雄か知らんが、どうせ我が家からの持参金が目あてなのだろう」
勇者「むっ」(`・ω・´) カチン
戦乙女「父上、言って良い事と悪い事が!」
勇者「どうぞこれをお納め下さい」(´・ω・`)っ『大金』ドチャッ
戦乙女父「な、なんだその金は?」
勇者「持参金などは要りません、逆にこの高貴な女性を妻にもらい受けるための結納金です」(`・ω・´) キリッ
戦乙女「勇者///」ポッ
戦乙女父「むっ、一介の冒険者がこのような大金を」ジャラッ
勇者「レベルの高い冒険者なもので」(´・ω・`)
戦乙女父「ふむ、しかしこの金は二人のこれからの生活に必要であろう」っ『大金』ズイッ
戦乙女「父上、では?」パアア
戦乙女父「お前を戦女神の神殿に入れた時は断腸の思いだったが・・・良き伴侶を見つけたようだな」
戦乙女「ハイっ///」ニコッ
勇者「(魔王の呪い恐るべし、もう少しで全財産を結納金に)」((((;゜Д゜))) ガクガク
-
- 74 : 2018/08/07(火) 07:03:13 :
- ~食堂~
ご馳走「」ズラー
女剣士「うわー、これぞ宮廷料理って感じ~」
竜王「うみゃい、うみゃい♪」モグモグ
剣豪「贅沢だな」フム
戦乙女母「普段はもっと質素なお食事ですのよ」ニコニコ
勇者「今日はご馳走なんですか?」(´・ω・`)
戦乙女母「末の娘が素敵な旦那様を連れて帰って来たからお祝いですの」ニコッ
勇者「ぶほっ」(|| ゜Д゜) ゴフッ
剣豪「せっかくだが、拙者の口には合わんな」
女剣士「スゴいご馳走なのにー」ハムハム
剣豪「拙者には米と魚と汁さえあれば事足りる」
竜王「そー言われてみればご馳走よりも勇者くんの焼いてくれた肉の方が美味しいような」モグモグ
勇者「いや、お前らボクの立場が」(;゜∀゜) タラー
戦乙女母「あら、着替え終わったようね」チラッ
勇者「んっ」(´・ω・`)
戦乙女(お姫様ver.)「お、おかしくないかな?///」シャナリーン
女剣士「お、お姫様ドレス!」ガタッ
竜王「うわー!」キレー
戦乙女「姉上に着付けとメイクを手伝って貰ったのだが///」キラキラ
剣豪「なるほど、素が良いから磨けば光るモノだな」
戦乙女「勇者、どうかしたのか?///」テレテレ
勇者「ま、魔王の呪いで戦乙女がものすごい美女に見える!」((((;゜Д゜))) ガクガク
竜王「いや、それ呪いのせいじゃないから」モグモグ
勇者「ま、魔王の呪い恐るべし!」Σ( ̄ロ ̄lll)
戦乙女「一発殴って良い?」っ『ごっついメイス』プルプル
-
- 75 : 2018/08/07(火) 07:50:51 :
- ~街~
勇者「どこに行くの?」(´ノω・`メ) トテトテ
戦乙女「戦女神様の神殿だ」スタスタ
勇者「何しに行くの?」(´・ω・`)?
戦乙女「人間の魔王を倒した報告と寿引退の届け出だ///」ポッ
勇者「寿引退!」!!(゜ロ゜ノ)ノ スザッ
戦乙女「け、結婚すれば乙女ではなくなるからな///」カァーッ
勇者「じゃあ、行ってらっしゃい」(´・ω・`)ノ
戦乙女「貴様も一緒に行くのだ!」っ『勇者』グイッ
勇者「神殿に報告なら一人でも」(´・ω・`) ズルズル
戦乙女「一人では神殿の皆に自慢の伴侶を見せびらかせないだろうが///」っ『勇者』ズルズル
勇者「えー、一人で行ってよー」( ´△`) ズルズル
~戦女神の神殿~
女神官「戦乙女様が!」ヒソヒソ
戦闘僧侶(♀)「隊長が殿方を!」ヒソヒソ
戦乙女「ふふん///」
神官長(♀)「戦乙女殿、人間の魔王討伐の件は伝え聞いている、ご苦労だったな」
戦乙女「はっ!」ペコリ
勇者「あのー、神殿で呪い解いて欲しいんですけどー」(´・ω・`)
戦乙女「こ、こらっ///」
神官長「ふむ、しかしその呪いは戦女神様のお力では解けんぬようだな」ジー
勇者「えー」( ´△`) ガッカリ
神官長「戦女神様のお力は戦と勇気と正義について発現するのでな」
戦乙女「呪いはこのままで良いので、ワタシの寿引退を///」
神官長「むうっ、まさかこのような日が来るとは、戦乙女殿を伴侶に選ぶとは貴方は真の勇者だ!」
-
- 76 : 2018/08/07(火) 08:10:27 :
- 勇者「真の勇者だって言われても」( ´△`) ハアー
女神官「あの戦乙女様が寿引退、まさかっ!」ヒソヒソ
戦闘僧侶「返り血を浴びながら、楽しそうに魔物を虐殺していた隊長が寿引退!」ヒソヒソ
女神官「なんだか私にも希望が湧いてきた~」ヒソヒソ
戦闘僧侶「隊長なんかが寿引退出来るなら私だって!」ヒソヒソ
勇者「お前、元部下たちにエラい事言われてんぞ」(´・ω・`)
戦乙女「勝利者の余裕で気にならない///」ムフフ
勇者「魔王の呪いのおかげなんだけどな」(´・ω・`)
戦乙女「神官長殿、神殿より拝領した武器、防具を返納いたします」っ『ごっつい鎧兜』ガチャッ ← 勇者が担いで来た
神官長「その武器防具は返納しなくてもよろしい、記念に持ち帰りなさい」
戦乙女「しかし、戦女神様の加護を受けた神聖な武器防具ゆえ他の戦闘僧侶に」
神官長「そなたの使っていたごっつい武器防具を身に付けて戦える戦闘僧侶は一人もおりませんから」
戦乙女「え゛?」キョトン
勇者「なるほど神殿でも突出したバカ力だったんだな」(´・ω・`)
戦乙女「バカ力言うな!」ペシッ
~街~
勇者「戦女神の神殿でも呪いは解けないかー」(´・ω・`) トボトボ
戦乙女「なんだ、ワタシの伴侶になるのが不満なのか?」
勇者「不満じゃないと思ってたのか!」(#`皿´)
戦乙女「わ、ワタシのどこが不足なのだ?(涙)」ポロポロ
勇者「くうっ、泣かれると弱い」( ´△`)
-
- 77 : 2018/08/07(火) 13:04:18 :
- ~街~
戦乙女「~♪」ガッチャン ガッチャン
女剣士「街中でそんなごっつい鎧兜着なくても」トテトテ
戦乙女「この方がドレスより落ち着く」ガッチャン ガッチャン
竜王「アタシもその方が似合ってると思うよー」トテトテ
戦乙女「ちょっと複雑だが、お前の事だから別に他意は無いのだろうな(汗)」ガッチャン ガッチャン
女剣士「女三人で街に出るのって珍しいですねー」トテトテ
戦乙女「ちょっと、勇者に内緒で買い物をな///」
竜王「何買うのー?」ニヘニヘ
戦乙女「勇者への誕生日プレゼントだ///」テレテレ
女剣士「あー、それなら勇者さんと一緒には買いに行けないですよねー」
竜王「勇者くんに何買ったげるのー?」
戦乙女「いや、何が良いか思いつかなくて、それでお前たちに買い物に付き合ってもらっているのだ」
竜王「なるほど~」
女剣士「うわー、難しいなぁ~」
竜王「勇者くんからは何か誕生日プレゼント貰った事あるのー?」
戦乙女「うむっ、昨年の誕生日にはコレを貰った///」っ『銀の髪飾り』
女剣士「あっ、それいつも髪に着けてたヤツ!」
戦乙女「うむっ、ワタシの一生の宝物なのだ///」テレテレ
女剣士「うわー、一途~」
竜王「勇者くんちゃんと誕生日プレゼントとかあげてたんだ~」
女剣士「そーいうとこキチンと押さえてるわね、コレは惚れるわ~」
戦乙女「だから今日はみんなで勇者に最高の誕生日プレゼントを探すのだ!」
-
- 78 : 2018/08/07(火) 15:05:11 :
- ???「女ばかり三人です」コソコソ
???「護衛などの姿は無いな?」コソコソ
???「チャンスだ、一気に!」コソコソ
戦乙女「んっ?」クルッ
馬車「」ガラガラガラ
竜王「なに、なに?」
???「戦乙女父のご息女だな?」ヒラリ
戦乙女「何ヤツだ!」
???「我らに同行してもらおう、抵抗しなければ危害は加えぬ」っ『短剣』チャキッ
???「」ワラワラ
女剣士「どうします?」っ『小太刀』チャキッ
戦乙女「もちろん決まっている」っ『ごっついメイス』ズイッ
???「て、抵抗しなければ危害は加えぬと言っているだろうが!」
竜王「ねぇ、やっちゃって良い~?」ペキポキ
戦乙女「魔物では無いからな、死なない程度にやってしまえ!」っ『ごっついメイス』ブンッ
???「ひいいっ」
~路地裏~
???「(気絶)」← 死屍累々
戦乙女「この程度の人数でワタシを拉致しようなどと笑止!」っ『???』ボロッ
女剣士「何者ですかねー?」
戦乙女「誰の手の者だ?」っ『???』グイッ
???「口を割るとでも?」フンッ
戦乙女「むんっ!」ポキッ
???「ゆ、指がぁ~(汗)」ヒイイッ
竜王「無慈悲w」
戦乙女「話すまで指を一本ずつ折っていって、十本折ったら次は爪を剥がす」
???「話します、話しますからぁ~(涙)」
~尋問中~
戦乙女「ふむ、悪徳領主の手の者か」
手下A「もう、勘弁して下さい~」
戦乙女「ならばよかろう、お前たちに同行しよう」
手下A「え゛?」
-
- 79 : 2018/08/07(火) 19:06:39 :
- ~戦乙女の実家~
女剣士「大変だー、戦乙女さんが拉致されたー(棒)」テテテッ
勇者「えっ、戦乙女が誰を拉致ったって?」(´・ω・`)
女剣士「マスター違います、戦乙女さんが悪者に拐われたんですよ~」ワタワタ
勇者「パダワン、いったいどんな悪者が戦女神の戦闘神官みたいな危険なモノを拐うと言うのだね?」(ノ´∀`*) クスクス
女剣士「本当なんですよー、戦乙女さんと竜王ちゃんが捕まって、なんとかあたしだけ逃げて来たんです~」
勇者「あの二人ならほっといても脱出してくるんじゃないか?」(´・ω・`)
女剣士「マスター、戦乙女さんは悪徳領主の城に連れ去られたんです、助けに行かないと!」
勇者「なぜ悪徳領主のところだと?」(´・ω・`)
女剣士「手下を拷問・あ、いや、なんでもないです」ワタワタ
~悪徳領主の城~
戦乙女「ほれ、さっさと案内せんか!」スタスタ
手下A「す、すいません、体中が痛くて」ヨロヨロ
竜王「ボロボロだもんねー」ニヘニヘ
手下A「回復呪文とかかけてもらえません?」
戦乙女「戦女神の戦闘神官に回復の二文字はない!」キリッ
竜王「回復呪文は苦手だって正直に言えw」
悪徳領主「ふふふ、我が未来の妃よ、よくぞ参った」
戦乙女「気安くワタシに触れようとするな」ペシッ
悪徳領主「その気位の高さもまた調教のしがいがあるわい」ヒリヒリ
竜王「コレが悪者の親玉かぁ」ジー
悪徳領主「んっ、お付きの侍女か?」
竜王「んー、それで良いや」ヒラヒラ
-
- 80 : 2018/08/07(火) 19:46:40 :
- ~戦乙女の実家~
戦乙女父「婿殿、この先祖伝来の鎧兜を使いなさい」ガチャガチャ
勇者「重いの苦手なんだけどなー」(´・ω・`) ← されるがまま
剣豪「ほら、勇者の剣と鉄の槍を」っ『勇者の剣』ガチャッ
勇者「ショートボウの方が良いんだけどなー」(´・ω・`)っ『勇者の剣』チャキッ
戦乙女父「おおっ、立派な武者ぶりだ」ホレボレ
勇者「そうっスか?」(´・ω・`)
女剣士「マスター、白馬を借りて来ました~」っ『白馬』ヒヒーン
勇者「なんで白馬?」(´・ω・`)
女剣士「囚われの姫君を助けに行くんなら白馬に乗って行かないと!」リキセツ
勇者「悪徳領主の城ってボク場所を知らないんだけど」(´・ω・`)
戦乙女父「うむっ、今すぐ地図を用意させよう」
勇者「それより誰か案内してよー」(´・ω・`)
女剣士「こういうのは単身助けに向かうもんですよ、マスター!」
剣豪「うむっ、そういうものだ」
勇者「なんでみんなしてそんな盛り上がってんの?」(´・ω・`)
~悪徳領主の城~
悪徳領主「そなたは第5位の王位継承者」ニマニマ
竜王「戦乙女のお姉さんとかは?」
戦乙女「我が国では王家の男子と未婚の女性に継承権があるのだ」
竜王「そっか、戦乙女のお姉さんはみんな結婚してるもんね」
悪徳領主「上位の王位継承者を亡き者にし、そなたに王位を継がせ、その後にわしと婚姻すればこの国はわしのモノ」ククク
戦乙女「だが、ワタシは勇者と結婚すると決まっているのだがな」フフン
-
- 81 : 2018/08/07(火) 20:25:32 :
- ~戦乙女の実家~
戦乙女母「ウチの末の娘は気が強いように見えて意外とアレですから」クドクド
勇者「あのー、もう出発準備出来てるんですけどー」(´・ω・`)っ『白馬』ヒヒーン
戦乙女母「では勇者殿、このお弁当を道中でお食べになって」っ『お弁当』
勇者「どうも」(´・ω・`)っ『お弁当』
戦乙女母「生水は飲まないように、あっ、水筒も用意しないと」アタフタ
勇者「あのー、出発が」(´・ω・`)っ『白馬』ヒヒーン
~悪徳領主の城~
戦乙女「この城の戦力は?」クルッ
悪徳領主「ふははは、助けなど期待するだけムダ・」
戦乙女「お前には聞いてない!」ゲシッ
悪徳領主「ぐべっ!」
手下A「領主様の私兵が30人ほどです」ペコリ
戦乙女「たった30人ぽっちか?」フンッ
手下A「姫君が5人ばかり減らしてしまわれたので」
竜王「30人位ならアタシ一人でも蹴散らせるな」ニヘニヘ
悪徳領主「ふははは、私兵だけではないぞ!」ムクッ
スケルトン「」ワラワラ
マミー「」ゾロゾロ
戦乙女「むっ、この魔物は・・・さては召喚魔術か」
召喚術師(♀)「我が師がお前たちに世話になったようだな」ユラリ
竜王「我が師?」
戦乙女「貴様、人間の魔王に縁(ゆかり)の者か?」
召喚術師「人間の魔王は我の師匠であった」
戦乙女「そうか、今は亡き人間の魔王には大層世話になった」
召喚術師「え゛?」
戦乙女「人間の魔王さんには感謝している!」
召喚術師「な、なんか調子狂うな~」
-
- 82 : 2018/08/07(火) 20:47:37 :
- ~悪徳領主の城~
戦乙女「城の図面を!」
手下A「はい、こちらに」っ『図面』パサッ
悪徳領主「こ、こらっ、勝手に!」
戦乙女「なんだこの防備は、なってない!」プンスカ
悪徳領主「え゛?」
戦乙女「もっと城の防備を固めろ、トラップを仕掛けたりとか、工夫をせんか工夫を!」イライラ
悪徳領主「えーと(汗)」タラー
竜王「まあ、ビックリするよねー」
戦乙女「地下迷宮とまではいかなくとも、もっと困難な、そうだお前!」ビシッ
召喚術師「えっ、私?」ビクゥ
戦乙女「もっと強力な魔物は召喚出来んのか?」ズイッ
召喚術師「城の警護ならスケルトン程度で十分」
戦乙女「ワタシの愛しの勇者がこのワタシを単身助けに来るのだぞ、もっと派手な魔物で迎え撃たなければ盛り上がりに欠けるだろうが!」
召喚術師「は、はぁ」タジタジ
戦乙女「わかったらさっさと強力な魔物を召喚しろ!」
召喚術師「は、はいっ!」
~街道~
勇者「こっちの道であってるのかなー?」(´・ω・`)っ『白馬』パカラッパカラッ
~悪徳領主の城~
召喚術師「も、もうコレで魔力の限界||||」ゼヘーゼヘー
戦乙女「勇者を迎え撃つには少々貧弱な戦力だが仕方ない、ものども配置につけ!」ビシッ
ゴーレム「」ズシン ズシン
地獄の騎士「」ガチャ ガチャ
悪徳領主「な、何、この女?」ガクガク
手下A「お前がこんな危険人物を拐って来いなんて命令するからだろが!」
-
- 83 : 2018/08/07(火) 21:04:12 :
- ~悪徳領主の城~
勇者「ごめんくださーい」(´・ω・`)
城門「」シーン
勇者「入れてくれないか」(´・ω・`) ヤッパリ
勇者「仕方ない」(´・ω・`)っ『勇者の剣』スラリ
勇者「とうっ!」(#`皿´)っ『勇者の剣』ブンッ
城//門「」ズズーン
~城内~
私兵「ほ、報告、侵入者の剣の一振りで城門が真っ二つにされました!」ガクガク
悪徳領主「なっ!」ワナワナ
戦乙女「さすがはワタシの勇者だ///」ムフフ
~回廊~
スケルトン「」ワラワラ
マミー「」ゾロゾロ
勇者「うあー、めんどくさー」(´・ω・`)っ『勇者の剣』
スケルトン「」っ『錆びた剣』
マミー「」っ『毒爪』
勇者「『イオナズン』!」(* ̄∇ ̄)ノ パアア
~城内~
私兵「ほ、報告、スケルトンとマミーが侵入者の魔法の一閃で焼き払われ全滅しました!」
悪徳領主「ぜ、全滅?」ワナワナ
召喚術師「わ、私の兵士たちが・・・」ガクッ
戦乙女「良いぞぉ、勇者~///」ワクワク
~広間~
ゴーレム「」ズシン ズシン
地獄の騎士「」ガチャ ガチャ
勇者「うーん、炎系の呪文はゴーレムには効きにくいか」(´・ω・`)
地獄の騎士「はあ~」
じごくのきしはやけつくいきをはいた!
勇者「おっと」(´・ω・`)っ『勇者の剣』ヒラリ
ゆうしゃはひらりとみをかわした!
勇者「『ギガスラッシュ』!」(#`皿´)っ『勇者の剣』ズバァ
-
- 84 : 2018/08/07(火) 21:23:04 :
- 私兵「ほ、報告、ゴーレムと地獄の騎士も侵入者に蹴散らされて全滅しました!」
悪徳領主「な、なにぃ!」ガクガク
召喚術師「わ、私が全力で召喚した強力な魔物なのに」ヘタッ
戦乙女「気にするな、相手が悪かっただけだ、なにせワタシの勇者だからな」ポンポン
召喚術師「いや、そんな慰められかたしても・・・」タラー
戦乙女「さあ勇者、最後の魔獣を倒してワタシを助けに来い!」ニマニマ
召喚術師「私の召喚した魔物もう全滅したけど・・・」
~悪徳領主の城最奥部~
ドラゴン「きしゃー!」ズシン
勇者「むっ、ドラゴンか!」(`・ω・´)っ『勇者の剣』
ドラゴン「ぎゃーす!」ゴオオオオー
勇者「こら、竜王お前だろ」(*`Д´)ノ!!!
竜王「ちぇー、ばれてたー」シュウシュウ
勇者「ボクがお前を誰か他のドラゴンと間違うわけがないだろ」(´・ω・`)っ『勇者の剣』
竜王「てへっ」
~悪徳領主の部屋~
勇者「悪いヤツはここかー?」(´・ω・`)っ『勇者の剣』ノシッ
戦乙女「勇者、ワタシを助けに来てくれたのだな?///」ポッ
勇者「あっ、城を乗っ取った悪いヤツがいた!」(#`皿´)
戦乙女「違う、ワタシは悪人に拐われた姫君だぞ!」プンスカ
悪徳領主「」ボーゼン
召喚術師「」ボーゼン
勇者「そこの被害者の人、コレに懲りたら二度とこんな危険人物を拐おうとするんじゃないぞ」(´・ω・`)
悪徳領主「」コクコク
戦乙女「危険人物違う~、ワタシは拐われたお姫様~」
-
- 85 : 2018/08/07(火) 21:49:24 :
- ~戦乙女の実家~
戦乙女父「婿殿、悪徳領主は反逆罪で投獄、領地も没収された」
勇者「そうなんですか」(´・ω・`)
戦乙女父「王位簒奪の企みだからな、軽くて死罪であろう」
勇者「軽くて死罪って、重いとどうなるんだ?」((((;゜Д゜))) ガクガク
戦乙女父「で、悪徳領主の領地が空きになるのだが」
勇者「悪い予感」( ´△`) ハアー
戦乙女父「国王陛下が婿殿を新しい領主にと」
勇者「やっぱり」(;゜∇゜)
戦乙女父「王位簒奪の企みを未然に防いだ功績もあるし、我が家の娘婿でもあるし、何より人間の魔王を倒した英雄!」
勇者「すいません、ボクは自由に暮らしたいんですけど」(´・ω・`)
戦乙女父「なに、領主になれば悠々自適の暮らしが送れるのだよ」
勇者「でも、領主としての責任とか義務とか」(´・ω・`)
戦乙女父「婿殿ならば立派にやって行けるとも!」
勇者「うーん、平行線だ」(´・ω・`)
戦乙女「勇者、ワタシが領主夫人として補佐するから大丈夫だ///」ダキッ
勇者「お前、合法的に領地を乗っ取っただろ」(;・ω・)
戦乙女「なあに、わざとじゃない、偶々だ、偶々」ニマニマ
勇者「領主なんて柄じゃないんだけどなー」( ´△`)
戦乙女「勇者が立派な領主になれるようにワタシがみっちり仕込んでやる///」ギュー
~とりあえずおしまい~
-
- 86 : 2018/08/11(土) 17:51:24 :
- ~新領主の城~
勇者「君ら悪徳領主の部下は、新たにボクに忠誠を誓うか反逆罪で投獄かの二択だって」(´・ω・`)
手下A「ちなみに反逆罪だと?」
勇者「普通の死刑かスゴく痛い死刑のどっちかだって」(´・ω・`)
手下A「我ら手下一同、新領主様に忠誠を誓います」ペコリ
勇者「君らには正規の衛兵になってもらうつもりだから、訓練とか厳しいよ」(´・ω・`)
手下A「死ぬ気で頑張ります」
勇者「じゃあ、次はそっちの悪い魔法使いさんだけど」(´・ω・`)
召喚術師(♀)「わたし悪徳領主に金で雇われてただけです、悪い魔法使いじゃないです」
勇者「悪い魔法使いは火炙りの刑になるんだとか」(´・ω・`)
召喚術師「わたし悪い魔法使いじゃないです、雇われてただけなんです、お願い助けて~(涙)」ウルウル
勇者「でも、キミ人間の魔王の弟子なんだよね?」(´・ω・`)
召喚術師「人間の魔王は師匠だったんですけど、世界征服がどーとか危ない事言い出したんで逃げて来たんです、信じて下さい(泣)」シクシク
勇者「うーん」(;・ω・)
召喚術師「命を助けて貰えるならなんでもします、なんならこの身体だってあなた様に差し出します!」ボン キュッ ボン
バキッ ドカッ
戦乙女「ふー、ふー!(怒)」っ『ごっついメイス』ポタポタ
勇者「迷惑だから、危うい発言は控えて」(´ノω・`メ) ドクドク
召喚術師「良くわかりました(痛)」ドクドク
-
- 87 : 2018/08/12(日) 09:12:53 :
- ~新領主の城中庭~
勇者「全員、整列~」(* ̄∇ ̄)ノ
衛兵たち「はい!」ゾロゾロ
勇者「じゃあ、訓練始めるよ」(´・ω・`)
衛兵たち「はっ!」
勇者「こちらが訓練教官の剣豪くん」(* ̄∇ ̄)ノ
剣豪「うむっ」ズイッ
衛兵たち「よろしくお願いします」ペコリ
剣豪「では、まず準備運動に素振り千本!」ビシッ
衛兵たち「ええっ!」ガクガク
勇者「じゃあ、後よろしく~」(* ̄∇ ̄)ノ
衛兵たち「ああっ、領主様行かないで~(泣)」
~新領主城内~
勇者「君、何匹くらいモンスター召喚出来るの?」(´・ω・`)
召喚術師「スケルトンなら50体くらいですね」
勇者「じゃあ、スケルトン出せるだけ出して」(* ̄∇ ̄)ノ
召魔術師「●△▼□◆」ゴゴゴゴゴ
スケルトンたち「」ゾロゾロ
召喚術師「こ、こんなにスケルトンを召喚して何を?」ゼヘー ゼヘー
勇者「コレ装備させて」(´・ω・`)っ『鍬』ガチャッ
召喚術師「農具ですか?」キョトーン
~新領主の執務室~
勇者「うーむ」(;・ω・)っ『帳簿』ペラペラ
竜王「勇者くん、お勉強?」ニヘニヘ
勇者「ふむふむ」(´・ω・`)っ『そろばん』パチパチ
女剣士「マスター、何の計算ですか?」
勇者「うん、堅実に経営すれば税金今よりかなり下げれるな」(* ̄∇ ̄)っ『帳簿』
女剣士「うあー、新領主有能~」
-
- 88 : 2018/08/12(日) 09:34:22 :
- 戦乙女「減税ぃ~||||」っ『ごっついメイス』ゴゴゴゴゴ
勇者「何、新領主夫人は贅沢がしたいの?」(´・ω・`)?
戦乙女「あっ、いや、そういう訳ではないが///」テレテレ
勇者「税金下げたら領民が喜ぶじゃない」(´・ω・`)
戦乙女「し、しかし、戦や災害などに備えてある程度の蓄財も」アセアセ
勇者「蓄財はするよ」(´・ω・`)
戦乙女「し、しかし、税金を下げると」
勇者「不要な支出を抑えて、教育とか領地内のインフラ整備とか必要な予算は減らさないから」( ̄ー ̄)
戦乙女「で、でも」
勇者「税金を下げれば領民にも余裕出来るし、新たな農地の開墾とか副業とか奨励して家計収入の増加を計ろうかと」(´・ω・`)
戦乙女「ぐっ」← 勇者が正し過ぎて言葉に詰まる
女剣士「新領主有能~」
~荒れ地~
スケルトンA「」っ『鍬』ザッシュ ザッシュ
スケルトンB「」っ『鉞』コーン コーン
スケルトンC&D「」っ『畚』ワッセ ワッセ
召喚術師「す、スゴい疲れる(汗)」ハアー
勇者「うん、順調、順調」( ̄ー ̄)
召喚術師「こんな場所を開墾してどうするんですか?」
勇者「畑にする」(´・ω・`)
召喚術師「いや、畑なのはわかってます」
勇者「お芋さん畑にする」( ̄ー ̄)っ『種芋』
召喚術師「いや、何を作るのかを聞いてるんじゃあないんですけど」
~新領主の城中庭~
剣豪「次、腕立て伏せ千回!」ビシッ
衛兵たち「し、死ぬ!」ゼヘー ゼヘー
-
- 89 : 2018/08/12(日) 09:52:25 :
- ~新領主の城 門前~
村人A「こ、ここか?」キョロキョロ
村人B「ここ領主様のお館じゃねぇか?」
村人A「あっ、でも看板が!」
看板『冒険者ギルド』
村人B「本当に入って良いのか?」
~新領主の城内~
案内板『冒険者ギルド受付』
村人A「本当にお館の中に受付が・・・」
女剣士「冒険者ギルドに仕事の依頼ですか?」
村人B「へ、へえ、おら達の村に魔物が」
女剣士「では、こちらの申込み用紙に必要事項を記入して下さい」← 受付嬢
村人A「おら達、あんまし読み書きが出来なくて(汗)」
女剣士「では、こちらで記入しますので内容を口述して下さい」っ『羽ペン』
カキカキ
女剣士「なるほど、ゴブリンが村の周囲に」っ『羽ペン』
村人B「畑や家畜が荒らされるくらいならともかく、おっかぁや娘っ子が拐われるんじゃねぇかと気が気じゃなくて」
女剣士「わかりました、冒険者を派遣しましょう」
村人A「そ、その、報酬は?」っ『お金』チョッピリ
女剣士「ボランティアなんでご飯が食べれれば良いそうです」
村人B「ボランティア?」
女剣士「その代わり、ご飯いっぱい食べますけど(笑)」
勇者「さて、行こうか」(´・ω・`)っ『ショートボウ』
竜王「ボランティア出動!」ニヘニヘ
~田舎の村~
勇者「とうっ、とうっ!」ι(`ロ´)ノ ピュン ピュン
ゴブリンたち「ごふっ」っ『矢』プスッ
竜王「やあっ!」ゴオオオオー
ゴブリンたち「ぎゃあっ!」コゲコゲ
-
- 90 : 2018/08/12(日) 10:13:47 :
- 竜王「鶏の丸焼き美味しい///」モキュ モキュ
勇者「すいません、この娘本当にいっぱい食べるんです」(;・ω・)
村長「いやいや、うちの村にはお金はありませんが、食べ物ならたんとございますでな」ニコニコ
勇者「(現金収入は少ないけれど、食物はそこそこ豊かと)」φ(..) メモメモ
村長「しかし、たった二人で村の近くに住み着いたゴブリンどもを駆除なさるとは」ニコニコ
勇者「また、困った事が有れば冒険者ギルドに使いを出して下さい」(´・ω・`)
~新領主の城~
戦乙女「あなたぁ~、お帰りなさ~い、食事にする?お風呂にする?それともワ・タ・シ?」
竜王「ご飯!」
勇者「食事で」(´・ω・`;)
戦乙女「ワタシを選べ!(怒)」ゴゴゴゴゴ
勇者「強要はやめて」(´・ω・`)
戦乙女「ところでコレはなんだ?」っ『冒険者ギルド受付』
勇者「案内板」(´・ω・`;)
戦乙女「なぜ冒険者ギルドを城内に開設してるのかと聞いてる!(怒)」ゴゴゴゴゴ
勇者「領地内の困り事の相談を」( ̄ー ̄)
戦乙女「新領主が直接相談受けるなど聞いた事がないわ!」プルプル
勇者「だって衛兵とか出動させたらお金かかるし」(´・ω・`)
戦乙女「その時のための冒険者だろう!」
勇者「でも、村の人たちもあんまりお金無いから、なかなか冒険者も雇えないんで」(´・ω・`)
戦乙女「報酬をもらってないのか?」
竜王「コレが今回の報酬」っ『玉ねぎ』ドッサリ
-
- 91 : 2018/08/12(日) 11:14:38 :
- ~新領主の城 中庭~
剣豪「よし、小休止!」
衛兵たち「も、もう、動けません」バッタリ
剣豪「休憩が終わったら武装したままで長距離走だ」
衛兵たち「本気で殺しにかかってる!」ガクガク
~新領主の城~
勇者「う~ん」(´・ω・`)っ『資料』ペラペラ
戦乙女「また何か悪だくみをしてるのか?」←でもまんざらじゃない
勇者「悪だくみじゃないよ」(;・ω・)
戦乙女「で、今度は何を企んでる?」フフン
勇者「学校作って良いかな?」(´・ω・`)
戦乙女「ふむ、教育か、良い事だな」
勇者「じゃあ、城の空いてるスペースに」(* ̄∇ ̄)ノ
戦乙女「だから、なんで城内に造ろうとする!(怒)」
勇者「新しい学校建てたりとかお金が」(´・ω・`)
戦乙女「もっと他の場所に」
勇者「城内は広くてまだまだ空きスペースが」(´・ω・`)
戦乙女「わかった、わかった、お前が領主なんだ好きにしろ」
勇者「学校給食とかもやって良い?」( ̄ー ̄)
戦乙女「お前、本当にやりたい放題だな(汗)」
~新領主の城~
看板『冒険者ギルド』
看板『公立小学校』
看板『学校給食センター』
戦乙女「看板が増えていく・・・」
~城の厨房(学校給食センター)~
勇者「今日のメニューはカレーライスと野菜サラダ」(´・ω・`)っ『包丁』トントントン
竜王「出来たら味見して良い?」っ『お鍋』マゼマゼ
戦乙女「領主自ら給食センターで働いてる・・・」プルプル
-
- 92 : 2018/08/12(日) 12:08:29 :
- ~新領主 執務室~
勇者「給食センターに近所の主婦のパート募集と」φ(..) カキカキ
当番兵「お呼びですか、領主様」カチャッ
勇者「コレ、市場の掲示板に貼って来て」(* ̄∇ ̄)っ『募集広告』
当番兵「はっ、かしこまりました」ペコリ
勇者「さてと」(´・ω・`)
~開墾地~
スケルトンたち「」ザクザク
勇者「う~ん、思ったより良い作柄だな」( ̄ー ̄)っ『お芋』ズボッ
召喚術師「しかし、こんな痩せた土地では芋くらいしか」
勇者「城で出た生ゴミとかで堆肥作ってるから、それで土壌改良を」(´・ω・`)
召喚術師「ムダに農耕の知識とかあるんですね」
勇者「水利もいるなぁ」(;・ω・)
召喚術師「灌漑ですか、スケルトンにため池でも掘らせます?」
勇者「いや、スケルトンに掘らせなくても良いよ、『イオナズン』!」(* ̄∇ ̄)ノ パアア
ゆうしゃはじゅもんをとなえた!
大穴「」ポッカリ
召喚術師「一発で大穴が・・・」ガクガク
勇者「これで雨が降ったらため池が出来るだろ」(´・ω・`)
召喚魔術師「そ、そうですね・・・(汗)」タラー
~城内冒険者ギルド~
女剣士「あっ、マスター新しい依頼です」っ『依頼書』ヒラヒラ
勇者「んっ」(´・ω・`)っ『依頼書』
竜王「なんか前より忙しいね~」
勇者「いや、城の使用人が雑用とかしてくれるから旅をしてた時よりもかなりヒマなんだけど」(;・ω・)っ『ショートボウ』
竜王「もしかして勇者くん、ひまつぶしに色々やってんの?」
-
- 93 : 2018/08/12(日) 21:54:32 :
- ~新領主の城~
小学生たち「わーい♪」テテテッ
女教師「こらっ、廊下を走っては行けません!」
冒険者たち「受付嬢さん、今日は何か良い仕事あるかな?」ゾロゾロ
女剣士「えーと、今日の依頼はー」っ『依頼書』ペラッ
勇者「給食のおばちゃん、これ魔物退治に行って来た農村からもらったから給食に使って」(* ̄∇ ̄)っ『かぼちゃ』ドッサリ
給食のおばちゃん「おばちゃんじゃなくてお姉さんでしょ、領主様(怒)」グリグリ
竜王「給食のおば・お姉さんにぐりぐりされる領主www」プークスクス
衛兵たち「あー、疲れた~」ヨロヨロ
剣豪「お前たち、もっとしゃきっとしろ」
戦乙女「城内がだんだんカオスになってきた・・・(汗)」タラー
~開墾地~
スケルトンたち「」ザクザク
勇者「畑をさー、左手の荒地の方にもっと広げよう」(* ̄∇ ̄)ノ アッチ
召喚術師「芋の収穫が終わったんでスケルトンたちも手が空いてるから良いですけど」
勇者「今までの畑にはコレを蒔こう」(´・ω・`)っ『種』
召喚術師「何の種ですか?」
勇者「キャベツ」( ̄ー ̄)っ『キャベツの種』
召喚術師「キャベツの種?」
勇者「新しく開墾出来た畑には芋を植えて、芋を収穫した畑は野菜を植えるんだ」(´・ω・`)
召喚術師「なぜ野菜を?」
勇者「同じ作物を続けて育てると土が痩せる事があってだね」( ̄ー ̄)
召喚術師「本当にムダに農耕の知識が有りますね」
-
- 94 : 2018/08/12(日) 22:20:20 :
- ~新領主 執務室~
勇者「ううむ、学費免除、給食費無料って結構財政に負担かかるなぁ」(´・ω・`)っ『そろばん』パチパチ
戦乙女「親から学費や給食費を貰えば良いのでは?」
勇者「学費が必要になったら学校に来れなくなる子供が出てくるよ」(´・ω・`)
戦乙女「親が貧乏な家か」フム
勇者「学校給食が有るから、一食分の食費が浮くって理由で学校に来れる子供もいるからね」(´・ω・`)
戦乙女「教員は神殿の神官や寺院の僧侶のボランティアだから給料は要らないのだろ?」
勇者「ボランティアの教員には給料払ってないけど、神殿や寺院に寄進はしてるから人件費は0じゃないよ」(;・ω・)
戦乙女「神殿に寄進を受ける為に、神官にボランティアをさせてるとは」ヤレヤレ
勇者「まあ、神官さん達もご飯は食べなきゃならないから」(´・ω・`)
戦乙女「まったく神殿も寄進だの寄付だのと」
勇者「ところで戦女神神殿の元神官さん」(* ̄∇ ̄)ノ
戦乙女「な、なんだ?」ギクッ
勇者「1クラス受け持ってくれませんか?」(´・ω・`)
戦乙女「ふっふっふ、戦女神様の戦闘神官に学識が有るとお思いか?」ムリッ
勇者「やっぱり」(;゜∇゜)
~新領主の城 回廊~
小学生たち「」ゾロゾロ
勇者「ん、君たち下校の時間かね?」(´・ω・`)
小学生たち「あっ、校長先生さよなら~」フリフリ
勇者「ハイ、さようなら」(* ̄∇ ̄)ノシ
戦乙女「いつから校長先生になったんだ?」タラー
-
- 95 : 2018/08/12(日) 22:47:57 :
- ~新領主の執務室~
勇者「戦争ですか?」(;・ω・)
戦乙女父「うむっ、隣国が我が国への侵攻準備をしていると密偵からの情報だ」
勇者「うーん、せっかく領地経営が軌道に乗ったのに」( ´△`)
戦乙女父「王都では軍の召集を始めておる」
勇者「ボクらも召集されるんですか?」(´・ω・`)
戦乙女父「いや、ワシらの領地は国境沿いだからな、地方領主は領地に残って防備を固めるのだ」
勇者「もしかしてウチの領地も最前線?」(;゜∇゜)
戦乙女父「国境沿いの村は焼かれるだろうから住民は避難させて、この城と街を王都からの増援が来るまで護り抜くのだ」
勇者「うーん」( ̄~ ̄;)
戦乙女父「婿殿の武勇は心配してはおらんが、兵が足りぬのなら少しワシ領地の兵を割いて・」
勇者「あ、いや、義父上の兵をお借りしたら、そちらの領地の防備が手薄になりますから」(´・ω・`) イラナイ
戦乙女父「そうか必要になったらいつでも言ってくれ」
勇者「うーん、なんとか国境沿いの村も護れないかなー」(;・ω・)っ『地図』
戦乙女父「国境の砦に兵を置けば護れるが、それではこの城が手薄になってしまうぞ」
勇者「うーん、この砦を護ればこの街道は抑えられる、でも両方の拠点を護るだけの兵力が」(´・ω・`)っ『地図』
戦乙女父「さて、ワシも領地の防備を固めねばならん」ガタッ
勇者「わざわざ知らせに来ていただいてありがとうございます」(´・ω・`)
戦乙女父「婿殿ももうワシらの一族だからな」
-
- 96 : 2018/08/12(日) 23:10:20 :
- ~新領主の城~
勇者「剣豪くん、衛兵は?」(´・ω・`)
剣豪「35名だ、鍛え上げてあるぞ」
勇者「パダワン、冒険者は?」(´・ω・`)
女剣士「この街出身の冒険者が10名加勢してくれます」
勇者「召喚術師、スケルトン達にも武装を」(´・ω・`)
召喚術師「50体に武装させます、農作業のやり過ぎで戦い方忘れてるかも知れませんけど」
勇者「竜王は?」(´・ω・`)
竜王「お腹減った~」グギュルルル
勇者「まだ、少し兵力足りないか」(´・ω・`)
戦乙女「真打ち登場!」ガッチャン ガッチャン ←ごっつい鎧兜
勇者「さて、どうしたものか?」(´・ω・`)
戦乙女「無視するな!」
勇者「仕方ない、召喚!」(* ̄∇ ̄)ノ パアア
召喚術師「えっ、召喚魔法?」
???(♂)「」(´・ω・`)
???(♀)「」
???(♂)「」(´・ω・`)
???(♀)「」(ФωФ)
戦乙女「だ、誰だ?」
勇者父「どうも勇者父です」(´・ω・`)
勇者母「勇者母です」ペコリ
勇者祖父「どうも勇者祖父です」(´・ω・`)
勇者祖母「勇者祖母だ」(ФωФ)
勇者「ウチの一族です」(* ̄∇ ̄)ノ
戦乙女「えっ、勇者のお父様にお母様///」
勇者「えーと、父が先代の勇者で、母が先代の魔王、祖父が先々代の勇者で、祖母が魔導師」(* ̄∇ ̄)ノ
戦乙女「ちょっと待て、今お前さらっと『魔王』って」ワナワナ
勇者母「わたし若い頃ちょっとだけ『魔王』やってまして、お恥ずかしい///」テレテレ
-
- 97 : 2018/08/12(日) 23:33:22 :
- 戦乙女「人間の魔王との戦いで『凍てつく波動』が使えた理由がやっとわかった」
勇者父「ウチの息子は勇者と魔王の力を兼ね備えたチートな能力のレンジャーなのだ」(´・ω・`)b
戦乙女「ま、まさか、愛する人が魔族とのハーフだったとは」ガクガク
女剣士「イヤならわたしが貰いますよ」ニヤニヤ
戦乙女「イヤだなんて一言も言ってない!」アセアセ
勇者祖母「で、どの娘がウチの孫の嫁なんじゃ?」(ФωФ) ジー
女剣士「わたしです、今貰いました」ハイッ
戦乙女「勇者はワタシのモノだ、貴様にはやらん!」ムキー
勇者「一応、こっちの金髪で背が高い方なんだけど」(´・ω・`)ノ
戦乙女「い、一応・・・」タラー
勇者祖母「そっちの黒髪の娘の方が良いんじゃないのか?」(ФωФ) チラッ
女剣士「お祖母様、やっぱりそう思いますぅ~///」テレテレ
勇者「でも、人間の魔王に呪いをかけられてこっちの金髪と一生添い遂げる羽目に」( ´△`)
戦乙女「そ、その、言い方、ワタシもう泣いて良い?(泣)」エグッ エグッ
勇者祖父「でも、なかなかのベッピンさんじゃないか」(´・ω・`)
勇者父「美人だしスタイルも良いし」(´・ω・`)
戦乙女「ちょっと立ち直った」エヘッ
勇者「でも、黒髪で小柄でほっそりした娘がタイプなんだよなー」(´・ω・`)
戦乙女「ああっ、そう言えばお義母様もお義祖母様も黒髪で小柄でほっそりしてる!」ガクガク
-
- 98 : 2018/08/13(月) 08:06:39 :
- ~作戦会議室(執務室)~
勇者「衛兵隊と応援の冒険者はこの街と城の守備隊」(´・ω・`)
衛兵「はっ」ケイレイ
勇者「街の青年団や消防団にも協力を呼びかけてるし、神殿や寺院の神官や僧侶も負傷者の救護とか手伝ってくれる」(´・ω・`)
戦乙女「新領主は人望が有るからな///」ホクホク
勇者「で、ボクらは国境の砦で敵軍を迎え撃つ」(`・ω・´)
戦乙女「ちょっと待て、砦で敵の軍と戦うだと?」
勇者「あそこを護らないと国境沿いの村々が敵に焼かれる」(´・ω・`)
戦乙女「この兵力で?」
勇者「勇者が3人と凶悪魔導師が1人に魔王が1人、ドラゴン1匹に雑魚モンスター50体いれば大丈夫でしょ」(´・ω・`)b
勇者祖父「まあ、ぎっくり腰にさえならなければ」(´・ω・`)
勇者祖母「婆ちゃんにまかせときなさい」(ФωФ)
勇者父「母さん、孫に凶悪って言われてるよ」(´・ω・`)
勇者母「勇くん、お母さんはあんまり戦力にならないわよ」
竜王「一匹って言われた!」ガクガク
召喚術師「雑魚って言わなくても」
女剣士「ああっ、わたしが戦力にカウントされてない!」
戦乙女「相手は何百、いや何千もいるかも知れないんだぞ!」
勇者父「まあ大丈夫だろ、それくらい」(´・ω・`)
勇者母「むしろ相手の方が心配」
勇者祖母「戦力差が大きいと手加減出来んからな」(ФωФ) ムフッ
勇者祖父「皆殺しとかかわいそうだからな」(´・ω・`)
戦乙女「負ける心配よりも、皆殺しを心配してる!」ガクガク
-
- 99 : 2018/08/13(月) 08:45:05 :
- ~国境の砦~
勇者母(元魔王)「なんだかものすごい大勢来たわよ~」バッサ バッサ ← 偵察に行ってた
戦乙女「本当に魔族なんだ・・・(汗)」タラー
勇者「むっ」(´・ω・`)っ『ショートボウ』サッ
勇者父「むっ」(´・ω・`)っ『ショートボウ』サッ
勇者祖父「むっ」(´・ω・`)っ『ショートボウ』サッ
竜王「親子三代そっくりwww」ケラケラ
勇者「とうっ」ι(`ロ´)ノ キリキリ ピュン
勇者父「とうっ」ι(`ロ´)ノ キリキリ ピュン
勇者祖父「とうっ」ι(`ロ´)ノ キリキリ ピュン
戦乙女「こんな遠くからとどかな・」
ギャアー ヒィッ
女剣士「とどいてるよ」っ『双眼鏡』ジー
勇者「パダワン、どれくらいいる?」(´・ω・`)
女剣士「か、数えきれません」っ『双眼鏡』プルプル
勇者「あちゃー、敵の主力部隊とか来ちゃったか」(´・ω・`;)
戦乙女「どうするんだよ!」
勇者祖母「やはり手加減は出来んの」(ФωФ) フッフッフ
勇者母「お義母様が恐い・・・」ガクブル
勇者父「矢の数より敵の方が多いな」ι(`ロ´)ノ ピュンピュン
勇者祖父「ちっとも数が減らんな」ι(`ロ´)ノ ピュンピュン
勇者「召喚術師、スケルトンに砦の城門を守らせて」ι(`ロ´)ノ ピュンピュン
召喚術師「たった50体じゃあ焼け石に水・・・」
勇者祖母「大丈夫じゃ、城門まで近寄らせんわ」(ФωФ) ムフッ
竜王「そろそろアタシも戦闘モードに」ゴゴゴゴゴ
-
- 100 : 2018/08/13(月) 09:08:24 :
- ~戦場~
敵兵「くそっ、こんな距離から矢を!」
敵隊長「ええい、敵は寡兵だ、数で押せ!」
ピュン
敵隊長「あ゛!」っ『矢』プスッ
たいちょうをたおした!
敵兵「た、隊長!」アセアセ
敵将軍「怯むな、砦までの距離を詰めろ!」
ピュン
敵将軍「え゛?」っ『矢』プスッ
しょうぐんをたおした!
敵兵「し、将軍まで!」ガクガク
~国境の砦~
勇者「敵が魔法の射程距離に入ったな」(´・ω・`)
勇者祖母「婆ちゃんにまかせとけ、『イオナズン』!」(ФωФ) パアア
勇者父「じゃあ、『ギガディン』!」(* ̄∇ ̄)ノ パアア
勇者祖父「わしも、『ギガディン』!」(* ̄∇ ̄)ノ パアア
戦乙女「相手がかわいそうになってきた(汗)」タラー
竜王(ドラゴン形態)「やあっ」ゴオオオオー
ウワー ギャー ヒイイッ
敵兵「ま、魔法部隊、防御呪文を!」アセアセ
魔法部隊A「『マホトーン』!」パアア
魔法部隊B「『フバーハ』!」パアア
魔法部隊C「『スクルト』!」パアア
勇者母「たあっ!」バーン
ゆうしゃははのいてつくはどう!
すべてのじゅもんのこうりょくがかきけされた!
魔法部隊「ああっ、無効化された!」ガクガク
女剣士「さすがです、お義母様!」
勇者母「やあねぇ、わたしコレしか出来ないのよ///」テレテレ
勇者祖母「『ベギラゴン』!」(ФωФ) パアア
勇者「ボクも『ギガディン』!」(* ̄∇ ̄)ノ パアア
-
- 101 : 2018/08/13(月) 09:29:37 :
- もちろんかった!
戦乙女「圧倒的だな我が軍は!」フフン
召喚術師「スケルトン要らなかった!」ガクガク
勇者祖母「だから、城門には近寄らせんと言ったろうが」(ФωФ) フンッ
~国境の砦~
戦乙女父「ま、まさか寡兵で敵の侵攻部隊主力を撃退、いや、全滅させるとは(汗)」タラー
勇者「あ、やっぱりここに来てたの主力だったんですか」(;・ω・)
戦乙女父「他の国境地帯では陽動や小競り合いだけだったのでな、あわてて救援に来たのだが」
戦場「」死屍累々
戦乙女父「まさか、勝ってるとは(汗)」
勇者「いや、敵が多かったんで手加減出来なくて」(´・ω・`)
戦乙女父「さすがは我が娘が伴侶に選んだ男だな」ウムウム
勇者父「なんだなんだ新しい親戚か?」(´・ω・`)
勇者祖父「わしらも挨拶を」(´・ω・`)
戦乙女父「どちら様かな?」
勇者父「勇者の父です、先代の『勇者』です」(´・ω・`)
勇者祖父「勇者の祖父です、先々代の『勇者』です」(´・ω・`)
戦乙女父「おおっ、婿殿の父上と祖父上ですか、わしは戦乙女の父です」ペコリ
勇者母「勇者の母です、どうもうちの息子がお世話に」フカブカー
戦乙女父「婿殿の母上、なんとお若い!」
勇者母「いえ、見た目ほど若くないんですよ」ホホホ ← 200才
勇者祖母「なんせ、わしより年上じゃからな」(ФωФ)
戦乙女父「この戦力が有れば我が一族で敵国を平らげる事も」ゴゴゴゴゴ
戦乙女「父上!」コラッ
勇者「イヤですよ、面倒くさい」(´・ω・`)
-
- 102 : 2018/08/14(火) 09:07:24 :
- ~新領主の城~
看板『冒険者ギルド』← 受付嬢:女剣士
看板『公立小学校』← 校長:勇者
看板『学校給食センター』← パートのおばちゃん
看板『賢者の学院分校』←?
看板『冒険者養成所』←?
看板『手芸教室』←?
戦乙女「なんか看板が増殖してる(汗)」タラー
戦乙女「どーいう事だ、勇者!」っ『勇者』グイッ
勇者「いや、うちの家族が勝手に」(´・ω・`;)
戦乙女「賢者の学院の分校って?」
勇者「婆ちゃんが賢者の学院の教授で」(´・ω・`)
戦乙女「冒険者の養成所って?」
勇者「爺ちゃんと父ちゃんが初心冒険者を訓練するって」(´・ω・`)
戦乙女「『手芸教室』ってのはなんなんだ?」
勇者母「あのー、布の切れ端とかで可愛い小物作ったりとかー、ダメでしょうか?」シューン
戦乙女「あっ、お義母様、い、いや、ダメとかそう言うのではなくて///」ワタワタ
勇者母「キレイな余り布とかでカバー作ったり小物入れ作ったりとか楽しいですよ」ニコニコ
戦乙女「そ、そうですね、お義母様、良いですねぇ」ヒクヒク
勇者母「じゃあ、貴女も手芸教室に入りましょう」っ『戦乙女』グイッ
戦乙女「ええっ!」カンユウ!
勇者「行ってらっしゃーい」(* ̄∇ ̄)ノシ
戦乙女「勇者、助けて~(泣)」ズルズル
勇者「この機会に女の子らしい趣味でもやってみたら」( ̄ー ̄)
戦乙女「ムリ、ムリ~(泣)」ズルズル
-
- 103 : 2018/08/14(火) 09:42:18 :
- ~新領主の城内~
小学生たち「今日の給食何かな~?」ワイワイ
冒険者たち「良い仕事あるかな~?」ゾロゾロ
近所の若い娘たち「今日は何を作るのかしら~?」キャイキャイ
~学校給食センター~
勇者「給食のおばちゃん、今日のメニューなんにしましょうか?」(* ̄∇ ̄)っ『野菜』ドッサリ
給食のおばちゃん「給食のお姉さんだって言ってるでしょ、校長先生!」
~冒険者ギルド~
女剣士(受付嬢)「依頼の受付はこちらで~す、新規の冒険者の登録は養成所の方で~す」
~冒険者養成所~
勇者父「初心冒険者は登録した後、ここで研修受けてもらうからね」(´・ω・`)
勇者祖父「初心冒険者で魔法使いや僧侶の人は賢者の学院分校の方で研修じゃからの」(´・ω・`)
~賢者の学院分校~
勇者祖母「ほら、魔法使いと僧侶はとっととこっち来い」(ФωФ)
戦乙女「小学生はともかく、冒険者を量産するつもりなのか?(汗)」タラー
勇者母「あらっ、ここにいたの?」ニコニコ
戦乙女「あっ、お、お義母様?!」ドキッ
勇者母「さあ、今日も教室に」っ『戦乙女』ガシッ
戦乙女「わ、ワタシは手芸とか苦手で」アセアセ
勇者母「今日はお料理教室だから大丈夫よ」ニコニコ
戦乙女「お料理教室?」
勇者母「近所の若い娘さんたちを集めてお料理を教えてるのよ、花嫁修業に」ニコッ
戦乙女「は、花嫁修業!」スザッ
勇者母「貴女、勇くんのお嫁さんなのに全然お料理出来ないなんて事はないわよねぇ」チラッ
戦乙女「うっ、お料理教室行きます」ショボーン
-
- 104 : 2018/08/15(水) 22:53:25 :
- ~勇者くんの寝室~ AM5:00
勇者「むー」(´・ω・`) パチッ
戦乙女「Zzz」スピー
勇者「起こさないようにと」(* ̄ー ̄) ソー
~新領主の城中庭~ AM5:30
剣豪「むんっ、むんっ」← 素振り中
勇者「剣豪くん、お早よ」(* ̄∇ ̄)ノ
剣豪「こんな早くから、どこかに出掛けるのか?」
勇者「ちょっと畑に」(´・ω・`)
~開墾地~ AM6:30
勇者「わっせ、わっせ」(´・ω・`;)っ『鎌』ザシュ ザシュ
召喚術師「ふわ~、ねむっ」
勇者「よしっ」(* ̄∇ ̄)っ『キャベツ』ドッサリ
召喚術師「うわっ、早っ!」ビックラ
勇者「やあ、お早う」(* ̄∇ ̄)ノ
召喚術師「こんな朝早くから収穫ですか?」
勇者「朝採り野菜を学校給食に使いたくて」(* ̄ー ̄)っ『キャベツ』
召喚術師「行ってくれればスケルトンに届けさせるのに」
勇者「それだと君が早起きしなきゃならないだろ」(´・ω・`)
召喚術師「その気づかい好き///」ポッ
~勇者くんの寝室~ AM7:00
戦乙女「むー」ムクッ
戦乙女「ありっ、勇者いない?」キョロキョロ
~公立小学校~ AM8:00
小学生たち「校長先生おはよー」テテテッ
勇者「みんなお早う」(* ̄∇ ̄)ノ
~学校給食センター~ AM9:00
勇者「おばちゃん、朝採りキャベツを使ったメニューって何が良いかな?」(´・ω・`)
給食のおばちゃん「お姉さんだって言ってるでしょ!」っ『包丁』ワナワナ
勇者「ほ、回鍋肉かロールキャベツかどっちがいいと思いますか、お姉さん」(;゜∇゜) ヤバイ
-
- 105 : 2018/08/15(水) 23:15:52 :
- ~冒険者ギルド~ 12:00
勇者「お疲れー、お腹減っただろ、これ差し入れ」(* ̄∇ ̄)っ『回鍋肉』ホカホカ
女剣士「やたっ///」
勇者「パダワン、帳簿見せて」(´・ω・`)っ『帳簿』ペラペラ
女剣士「どうですか、マスター?」モグモグ
勇者「うーん、雑魚モンスター退治の報酬少し増やしても良いかな」(´・ω・`)っ『そろばん』パチパチ
女剣士「どれくらい増やします?」モグモグ
勇者「とりあえず一割増しにして、しばらく様子見て」(´・ω・`)っ『そろばん』パチパチ
女剣士「わかりました、依頼書の報酬金額書き換えときます」
~公立小学校~ PM3:00
小学生たち「校長先生さよならー」テテテッ
勇者「はい、さようなら」(* ̄∇ ̄)ノ
~執務室~ PM8:00
勇者「えーと、今月の領地の収支はと」(´・ω・`)っ『そろばん』パチパチ
竜王「勇者くん、お腹減った~」グギュルルル
勇者「あっ、ボクもお昼食べるの忘れてた」(;・ω・) グギュルルル
勇者母「勇くん、夕食を持って来たわよ~」っ『夕食』カタッ
勇者「あっ、ありがとう」(* ̄∇ ̄)ノ
勇者母「もう、ご飯食べるのを忘れて仕事してるなんて」シンパイ
竜王「(ヨダレ)」ダラダラ
勇者母「貴女はさっきみんなと夕食を食べたでしょ?」
勇者「食べてたのか」(;・ω・)
~勇者くんの寝室~ PM11:00
勇者「ただいま~」(´・ω・`)
戦乙女「Zzz」スピー
勇者「起こさないようにと」(* ̄ー ̄) ソー
-
- 106 : 2018/08/15(水) 23:55:50 :
- ~執務室~
戦乙女「勇者!」ドンッ
勇者「そんな怪力でテーブル叩いたら」(´・ω・`;) コワレル
戦乙女「新婚早々レスってどーいう事だ!」ドンッ
勇者「え、えーと、帰った時にはもう寝てるから」(;・ω・)
戦乙女「いつまでワタシを乙女のままで居させるつもりだ!」ドンッ
勇者「いつまでって言われましても」(;゜∇゜) タラー
戦乙女「もしかして、時間が経てば魔王の呪いの効果が無くなるかもって考えてるんじゃないのか?」ジトー
勇者「あっ、いや、そんな」(;゜∀゜) アセアセ
戦乙女「わ、ワタシのどこが不足なの?(涙)」ポロポロ
勇者「(泣かれると弱い)」( ´△`) ハアー
戦乙女「ワタシはこんなにも勇者の事を愛してるのに(泣)」シクシク
勇者「ボクも愛してるよ」(´・ω・`)
戦乙女「魔王の呪いの力ででしょ?(泣)」シクシク
勇者「いや、美人だし、プロポーションも良いし」( ´△`)
戦乙女「外見だけ?」チラッ
勇者「勇気があるし、いざとなったらボクの背中を守ってくれるし」( ´△`)
戦乙女「本当に愛してる?」チラッ
勇者「愛してるよ」( ´△`)
戦乙女「よし、では子作りしよう、子作り!」っ『勇者』ガシッ
勇者「お、おまっ、ウソ泣きしてたろ!」( ; ゜Д゜) ズルズル
戦乙女「いや、本気で泣いていた、ただワタシは切り換えが速いのだ」っ『勇者』ズルズル
勇者「ちょ、寝室に引きずり込むな!」(|| ゜Д゜) ズルズル
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- 107 : 2018/08/16(木) 09:01:10 :
- ~食堂~
女剣士「マスター、コーヒー飲みます?」っ『コーヒーカップ』コトッ
勇者「はい」( ´△`) ハアー
領主夫人「うふっ///」ピットリ
竜王「・・・」っ『肉塊』モグモグ
勇者「はぁー」( ´△`)っ『コーヒー』ズルズル
領主夫人「うふふっ///」ベタベタ
剣豪「昨夜何かあったのか?」っ『味噌汁』ズズッ
領主夫人「いゃん、恥ずかしい///」イチャイチャ
勇者「実は、人間の魔王にかけられた呪いが解けた」( ´△`) ハアー
女剣士「マスター、おめでとうございます!」ヤッター
勇者「はぁ~」( ´△`) ガッカリ
剣豪「時すでに遅し、か?」フム
勇者「て言うか結ばれたら解けちゃった」( ´△`) ザンネンムネン
領主夫人「ワタシたちはこれで名実共に夫婦に///」テレテレ
女剣士「結ばれたら解けるって、魔王の呪い恐るべし(汗)」タラー
剣豪「まあ、責任取って一生添い遂げるのだな」ヤレヤレ
竜王「バッドエンドだ」っ『肉塊』モグモグ
勇者「バッドエンド言うなよ~」( ´△`) ハアー
領主夫人「ハッピーエンドよ///」ムフフ
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- 108 : 2020/09/29(火) 13:05:13 :
- 高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
http://www.ssnote.net/archives/80410
恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
http://www.ssnote.net/archives/86931
害悪ユーザーカグラ
http://www.ssnote.net/archives/78041
害悪ユーザースルメ わたあめ
http://www.ssnote.net/archives/78042
害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
http://www.ssnote.net/archives/80906
害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
http://www.ssnote.net/archives/81672
害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
http://www.ssnote.net/archives/81774
害悪ユーザー筋力
http://www.ssnote.net/archives/84057
害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
http://www.ssnote.net/archives/85091
害悪ユーザー空山
http://www.ssnote.net/archives/81038
【キャロル様教団】
http://www.ssnote.net/archives/86972
何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
http://www.ssnote.net/archives/86986
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