この作品はオリジナルキャラクターを含みます。
勇者「なんか惚れられたっぽい」
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- 1 : 2018/10/22(月) 04:05:29 :
- ~旅人の宿 勇者の部屋~
看板娘「勇者さん、朝ですよ~」コンコン
勇者「ああ、お早う」(* ̄ー ̄)っ『歯ブラシ』シャコシャコ
看板娘「朝ごはん出来てますよ~」っ『ドア』カチャッ
勇者「今、下に行くよ」(* ̄ー ̄)っ『タオル』フキフキ
~旅人の宿 食堂~
看板娘「ごはんこれくらい?」っ『しゃもじ』
勇者「ありがと」(* ̄ー ̄)っ『お茶碗』
看板娘「お代わりしてね」ニコッ
勇者「いただきます」(* ̄人 ̄)
看板娘「ねぇ、美味しい?」ジー
勇者「うん、美味しい」(* ̄ー ̄) モグモグ
看板娘「今朝の朝食、あたしが作ったのよ」
勇者「そうなのか」(* ̄ー ̄) モグモグ
看板娘「勇者さんだけに///」ポッ
勇者「ぐふっ」( ; ゜Д゜)
看板娘「大丈夫、のどに詰まったの?」っ『お茶』サッ
勇者「そ、そういえば他のお客さんは?」(・д・ = ・д・) イナイ
看板娘「大食堂の方でお父さんとお母さんが給仕してる」
勇者「なんでボクだけ」(;゜∇゜) タラー
看板娘「勇者さんにあたしの手料理食べて欲しかったから///」テレテレ
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- 2 : 2018/10/22(月) 06:24:29 :
- ~旅人の宿 帳場~
宿女将「勇者さんは良いお客さんだけどあんまり強そうじゃないわね」
宿主人「そうだな強そうには見えないな」
看板娘「えー、勇者さん良い人じゃない、乱暴者の多い冒険者なのに礼儀正しくって」
宿女将「勇者さんは良い人だよ、ただあんまり強くなさそうって言ってるだけ」ヒラヒラ
宿主人「強い冒険者ってゴツい鎧兜に剣とか斧とかねぇ」
看板娘「確かに勇者さんは軽そうな皮よろいに弓矢だけどー」ムー
勇者「ただいまー」(* ̄ー ̄)っ『ドア』カチャッ
看板娘「あっ、勇者さんお帰りなさい///」パタパタ
勇者「女将さん、貴重品って預かって貰えます?」( ̄ー ̄)
宿女将「ええ、帳場で預かれるモノなら」
勇者「じゃあ、コレ預かって下さい」(* ̄ー ̄)っ『金貨』ドチャッ
宿女将「こ、こんな大金!」ガクガク
宿主人「こ、これは銀行に預けて貰わないと」ヒクヒク
勇者「あっ、やっぱりムリですか」( ̄ー ̄)シマイシマイ
看板娘「勇者さん、そんな大金どうしたの?」ビックラ
勇者「いや、仕事の報酬だけど」(* ̄ー ̄)
看板娘「冒険者ってそんなに稼げるの?」
勇者「たまたま良い仕事だったから」(* ̄ー ̄)
看板娘「たまたまって・・・(汗)」タラー
勇者「あっ、そうだ、看板娘にはいつも世話になってるからコレあげる」(* ̄ー ̄)っ『宝石のペンダント』キラッ
看板娘「こ、こんな大きな宝石の///」ハワワ
勇者「宝物を見つけたんだけど、これは気に入ったから売らなかったんだ」(* ̄ー ̄)
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- 3 : 2018/10/23(火) 07:03:00 :
- ~旅人の宿 食堂~
看板娘「ねえ勇者さん、コレあたしに似合う?」っ『ペンダント』キラキラ
勇者「良く似合ってるよ」(* ̄ー ̄)っ『茶碗』モグモグ
看板娘「良かった///」ムフフ
勇者「(そうかアレから待遇が良くなったんだな)」(* ̄ー ̄) モグモグ
~旅人の宿 帳場~
勇者「行って来ます」(* ̄ー ̄)ノ シュタッ
看板娘「あらっ、お出かけ?」
勇者「冒険者ギルドに」(* ̄ー ̄)
看板娘「あっ、じゃあ、留守の間にお部屋のお掃除しておくわね」ニコッ
勇者「いや、別に掃除はしなくても大丈夫だから」( ̄ー ̄)
看板娘「あとお洗濯とかもしておくから」ニコニコ
勇者「えっ、洗濯物とかわからないでしょ」(゜.゜)
看板娘「勝手に部屋に入って探すから、だいたいどこに何があるかぐらい把握してるし」ニカニカ
勇者「えーと」(;゜∇゜) タラー
看板娘「お家の事はあたしに任せてお仕事行ってらっしゃい」フリフリ
勇者「(これは待遇が良くなったのとちょっと違う気がしてきた)」( ; ゜Д゜) ゾクッ
~街~
勇者「うーん、看板娘が嫁化してないか?」(ー_ー;) トテトテ
???(♀)「勇者さ~ん」フリフリ
勇者「ん?」(* ̄ー ̄) チラッ
酒場娘「どこ行くの?」ニコッ
勇者「冒険者ギルドだよ」(* ̄ー ̄)
酒場娘「最近あんまりお店に来てくれないわねー」ツンツン
勇者「宿で食事する事が多くなってね」(* ̄ー ̄)
酒場娘「あんな宿の家庭料理なんかよりウチの店の料理の方が美味しいわよ」ギューッ
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- 4 : 2018/10/23(火) 12:41:01 :
- ~街~
酒場娘「ねえねえ、お店に寄ってよ~」グイグイ
勇者「今は冒険者ギルドに行くの」(#`皿´)
酒場娘「じゃあ、帰りに寄ってよ」ニコッ
勇者「わかった、わかった」(* ̄ー ̄)
酒場娘「アタシ、勇者さんから貰ったコレ、スゴい気に入ってるんだ~♪」っ『ブレスレット』キラッ
勇者「(あっ、そういやこの娘にも宝物あげたんだっけ)」(;゜∇゜)
酒場娘「絶対に来てね~」フリフリ
勇者「とりあえず冒険者ギルド行こ」(ー_ー;) ソソクサ
~冒険者ギルド~
勇者「ちわー」(* ̄ー ̄)っ『ドア』カチャッ
???(♀)「あっ、勇者さん(はぁと)」フリフリ
勇者「またか」(ー_ー;)
受付嬢「今、お茶いれますね///」イソイソ
勇者「それより仕事を」(* ̄ー ̄)
受付嬢「勇者さん、これ似合ってますか?」っ『銀の髪飾り』キラッ
勇者「(コレもあげたんだっけ)」(ー_ー;)
受付嬢「ギルドの冒険者さんからこんなステキなプレゼント貰ったの初めてです///」ポッ
勇者「えーと、仕事を」(* ̄ー ̄) ソソクサ
受付嬢「勇者さんにはわたしが厳選したクエストを斡旋しますね」っ『帳簿』パラパラ
冒険者A「なんだアイツ、受付嬢さんを独占しやがって」ムカムカ
冒険者B「俺たちの憧れの受付嬢さんに!」イライラ
冒険者C「くそっ、アイツ一度痛い目に」ポキポキ
女冒険者「あんた達やめといた方が良いわよ」ヒラヒラ
冒険者たち「なんだと?」ズイッ
女冒険者「あの人この大陸最強のドラゴンスレイヤーだから///」ポッ
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- 5 : 2018/10/24(水) 07:47:37 :
- 冒険者A「あのしょぼい装備の優男が大陸最強だって?」ゲラゲラ
冒険者B「ドラゴンスレイヤーじゃなくてゴブリンスレイヤーじゃないのか?」 ゲラゲラ
冒険者C「俺が試してやる」ポキポキ
女冒険者「あーあ、知~らない」ヤレヤレ
受付嬢「このクエストなんかどうです?///」ピトッ
勇者「ちょっと、受付嬢さん近いって」(;゜∇゜) アセアセ
冒険者C「おいっ!」ズイッ
勇者「ん?」(* ̄ー ̄) チラッ
冒険者C「ちょっと面貸せや」グイッ
受付嬢「今、クエストの依頼を!」ムッ
冒険者C「あっ、いや、すぐ済みますから」ヘコヘコ
~冒険者ギルドの裏~
冒険者C「受付嬢さんに色目使いやがって!(怒)」っ『げんこつ』ブンッ
勇者「いや受付嬢さんの方から」(* ̄ー ̄) ゴチン
※顔だと痛いのでオデコで受けた
冒険者C「痛うっ、野郎、舐めやがって!(怒)」っ『ナイフ』チャキッ
勇者「何、怒ってんの」(* ̄ー ̄)
冒険者C「うるさい!」っ『ナイフ』シュッ ポキン
勇者「高価そうなナイフなのに勿体ない」(* ̄ー ̄) ←無傷
冒険者C「ちっ、皮よろいの下に鎖かたびら着てやがる(激怒)」っ『戦斧』グッ
勇者「ちょ、何出してんの」( ; ゜Д゜)っ『短剣』シャッ
冒険者C「半殺しくらいで勘弁してやる!」っ『戦斧』ブンッ
勇者「とうっ!」(#`皿´)っ『短剣』スパッ
冒険者C「俺の戦斧がチンケな短剣に!(驚)」っ『戦//斧』スッパリ
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- 6 : 2018/10/24(水) 12:36:58 :
- 冒険者C「あぶぶ」バッタリ ←半殺し
勇者「半殺しで良かったんだよね?」(* ̄ー ̄)
冒険者C「俺を半殺しにしてくれって言ったんじゃない(涙)」ピクピク
※勇者の(見た目)しょぼい装備
ぶき E:短剣(ドラゴンの爪製)
よろい E:皮のよろい(ドラゴンの皮製)
たて E:皮のたて(ドラゴンの皮製)
かぶと E:皮のぼうし(ドラゴンの皮製)
もちもの やり(ドラゴンの牙製の穂先)、ショートボウ(ドラゴンの腱製の弦)、矢(ドラゴンの牙製の矢尻)
冒険者C「ず、ずるい(泣)」シクシク
~冒険者ギルド~
受付嬢「じゃあこのクエストで」っ『依頼書』
勇者「うん、それにする」(* ̄ー ̄)
受付嬢「勇者さん、パーティーを組みますか?」
勇者「うーん」(* ̄ー ̄) チラッ
冒険者たち「ふんっ」ガルル
女冒険者たち「アタシ、アタシ///」フリフリ
勇者「やっぱりソロで良いや」(* ̄ー ̄)
受付嬢「でも強力なモンスターの討伐ですよ」
勇者「大丈夫、大丈夫」(* ̄ー ̄)
受付嬢「勇者さんにもし何かあったらわたし・・・(涙)」ウルウル
勇者「これ前に行った事ある場所だな『ルーラ』!」バビューン
受付嬢「ああ、行っちゃった、勇者さん一人で大丈夫かしら」シンパイ
勇者「ただいま~」(* ̄ー ̄)っ『コカトリス』ズルズル
受付嬢「もう帰って来た!」ズコー
勇者「たまたまルーラで飛んだとこコイツがにいてね」(* ̄ー ̄)っ『コカトリス』ズルズル
受付嬢「なんで持って帰って来るんですか!」
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- 7 : 2018/10/24(水) 21:59:46 :
- ~冒険者ギルド~
勇者「ちゃんと眼球は潰してあるから石化したりはしないよ」(* ̄ー ̄)っ『コカトリス』ズルズル
受付嬢「こんな魔物の死骸を持って帰って来てどうするんですか?」タラー
勇者「えっ、ニワトリのバケモノだから食べれるんじゃない」(* ̄ー ̄)っ『狩猟用ナイフ』キラッ
受付嬢「鶏肉。。。毒とか無いんですか?」
勇者「たぶん」(* ̄ー ̄)っ『狩猟用ナイフ』スパッ
受付嬢「あっ、勇者さん、とりあえず報償金です」っ『お金』ジャラッ
~冒険者の酒場~
酒場娘「レッツ、唐揚げパリー!」っ『鶏唐』ホカホカ
冒険者たち「うまうま///」っ『唐揚げ』モグモグ
看板娘「こんなとこじゃなくてもウチで唐揚げくらい出来たのに」イライラ
勇者「いや、大勢じゃないと食べきれないから」(* ̄ー ̄)っ『ビール』
看板娘「ハイ、ビール」っ『瓶ビール』サッ
受付嬢「勇者さんにはわたしが注ぎます」っ『瓶ビール』サッ
看板娘「あたしが注ぐからいいの!」っ『瓶ビール』サッ
勇者「あのー、代わりばんこで」(* ̄ー ̄)っ『グラス』サッ
酒場娘「ハイ、どーぞ」っ『瓶ビール』トクトク
看板娘「あー!(怒)」っ『瓶ビール』プルプル
受付嬢「抜け駆け!(怒)」っ『瓶ビール』ワナワナ
酒場娘「ここは冒険者の酒場なんだから、勇者さんへのサービスはあたしの仕事だもんね~」ヒラヒラ
看板娘「勇者さん、次はあたしが注ぐから早く飲んで」っ『瓶ビール』サッ
受付嬢「勇者さん、わたしも注ぎますから早く飲んで下さい」っ『瓶ビール』サッ
勇者「なんだか忙しいな」(* ̄ー ̄)っ『ビール』ゴクゴク
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- 8 : 2018/10/25(木) 23:36:45 :
- ~冒険者の酒場~
受付嬢「勇者しゃん、あたひもね腰かけじゃにゃいんれすけろ、寿退社には憧れるんれしゅよ///」クドクド←酔ってる
看板娘「うあっ、めんどくさー」←ほぼ素面
勇者「ボクも少し酔ってきた///」(///∇///)っ『ビール』グビッ
酒場娘「あっ、勇者さんならあたしの部屋に泊めても良いわよ~♪」ピトッ
看板娘「離れろ水商売女、勇者さんはあたしが責任持って連れて帰るから」グイグイ
酒場娘「何が水商売女よ、宿屋だって似たようなもんでしょ!」プンスカ
看板娘「勇者さんはあんたみたいな水商売女よりも、あたしみたいな家庭的な女の子が好きなんだからね」ベロベロベー
酒場娘「なにが家庭的よ、掃除や洗濯なんか家政婦でも出来るわよ!」ムギー
看板娘「誰が家政婦だ!」プンスカ
受付嬢「勇者しゃん、お持ち帰りしてくりぇても良いんれすよ///」エヘエヘ
勇者「ふぁ~、眠くなって来た」( ̄0 ̄) フアー
看板娘「じゃあ勇者さん、あたしのお部屋に帰りましょ///」ギュッ
酒場娘「あたしのお部屋じゃないだろ、勇者さんの部屋!」プンスカ
受付嬢「ありぇ、お持ち帰りは?///」エヘエヘ
看板娘「さあ、勇者さん家に帰るわよ」っ『勇者』ズルズル
勇者「眠~」( ̄ー ̄) ズルズル
酒場娘「ちょっとコレは?」っ『受付嬢』エヘエヘ
看板娘「そいつは任せた!」シュタッ
酒場娘「任せたじゃない、コレも連れて帰れ!」っ『受付嬢』エヘエヘ
看板娘「それはいらないからあげるw」っ『勇者』ズルズル
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- 9 : 2018/10/27(土) 21:24:12 :
- ~旅人の宿 勇者の部屋~
勇者「Zzz」( ̄ー ̄) スヤスヤ
勇者「むっ」(´・ω・`) パチッ
勇者「んっ?」(゜.゜) チラッ
看板娘(全裸)「勇者さん、おはよう///」ムフッ
勇者「げっ、全裸!」( ; ゜Д゜)
看板娘(全裸)「どうしたの勇者さん?」ギューッ
勇者「えーと、何もしてないよね」(ー_ー;)
看板娘(全裸)「あらっ、勇者さん昨晩はあんなに可愛がってくれたのに~///」ウフフッ
勇者「あべしっ!」((((;゜Д゜))) ←勇者は既に死んでいる
~旅人の宿 勇者の部屋~
チュンチュン
勇者「うーん、うーん」( ̄ー ̄;) ジタバタ
勇者「はっ、夢か」(;゜∇゜) パチッ
勇者「恐ろしい夢だった(汗)」(ー_ー;) ダラダラ
看板娘(着衣)「勇者さん、どうしたのそんなに寝汗かいて?」キョトン
勇者「ぴゃああっ!」(゜ロ゜;ノ)ノ ビクゥ
看板娘(着衣)「朝ごはん出来てますよ」ニコッ
勇者「良かった、看板娘服着てる」(〃´o`)=3 ホッ
看板娘(着衣)「えっ、何、服着てるって?」キョトン
勇者「い、いや、何でもない、気にしないで」(;゜∇゜) アセアセ
看板娘(脱衣)「ちょっと恥ずかしいけど、勇者さんが望むのなら脱ぐけど///」ヌギッ
勇者「脱がなくて良い、いや、脱がないで!」(。>д<)
~冒険者の酒場 酒場娘の部屋~
受付嬢(全裸)「えーと、昨晩何があったの?」キョトン
酒場娘(全裸)「もう、あたしお嫁に行けない(泣)」シクシク
受付嬢(全裸)「わたしが何かしたの?」ガクガク
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- 10 : 2018/10/28(日) 09:52:04 :
- ~旅人の宿 帳場~
勇者「ちょっと仕事行って来るね」(* ̄ー ̄)っ『ショートボウ』
看板娘「あっ、勇者さん、ちょっと待って!」ドタバタ
勇者「何してんの?」(´・ω・`)?
看板娘「はい、コレ」っ『布袋』サッ
勇者「何それ?」(´・ω・`)?
看板娘「お弁当作ったの、お昼に食べて」っ『手作り弁当』ニカニカ
勇者「えーと、ありがと」( ´△`) ハアー
看板娘「じゃ、行ってらっしゃい」フリフリ
~街(冒険者の酒場付近)~
勇者「ヤバいな、宿屋と客の関係じゃなくなって来てるよな~」(ー_ー;)っ『お弁当』トテトテ
酒場娘「勇者さーん///」フリフリ
勇者「やあ、おはよう」(* ̄ー ̄)ノ
酒場娘「これからお仕事?」ニコッ
勇者「ちょっと魔物退治に」(* ̄ー ̄)
酒場娘「じゃあ、コレ持って行って」っ『布袋』サッ
勇者「何それ?」(´・ω・`)?
酒場娘「お弁当作ったんだ~、お昼に食べて///」っ『お弁当』ニカニカ
勇者「お弁当。。。」(;゜∇゜)っ『お弁当』×2
酒場娘「お仕事頑張ってね~♪」フリフリ
~街(冒険者ギルド付近)~
勇者「ここは早足で」(* ̄ー ̄) ソソクサ
受付嬢「勇者さん!」ガシッ
勇者「あっ、受付嬢さん!」(;゜∇゜) ツカマッタ
受付嬢「勇者さん、今日は遠出ですよね」ニコッ
勇者「ええ、まあ」(* ̄ー ̄)
受付嬢「わたしサンドイッチ作ったんで持って行って下さい」っ『サンドイッチ』サッ
勇者「(またお弁当か)」( ; ゜Д゜)
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- 11 : 2018/10/28(日) 10:36:47 :
- ~フィールド~
勇者「お昼を食べ過ぎた」( ̄Д ̄) ゲプッ
ヒドラ「きしゃー!」ズシン ズシン
勇者「とうっ!」ι(`ロ´)ノ キリキリ ピュン
ヒドラ「ぎゃーす!」っ『矢』ブスッ
勇者「か、身体が重い」(;゜∇゜) ノタノタ
ヒドラ「きしゃー!」ゴオオオオー
ヒドラははげしいほのおをはいた!
勇者「おっと!」( ; ゜Д゜) ノタノタ
ゆうしゃはひらりとみを、かわせなかった!
勇者「みゃー!」((((;゜Д゜))) ゴオオオオー
ゆうしゃにダメージ!
~旅人の宿~
看板娘「もうっ、ボロボロじゃない(涙)」っ『救急箱』
勇者「すみません」(´ノω・`メ) ボロッ
看板娘「手強い魔物だったの?」っ『消毒薬』ピュッピュッ
勇者「いや、普通のヒドラだったんだけど」(´ノω・`メ)
看板娘「ヒドラって火を吐く人食いの危険な怪物じゃないの!」っ『傷薬』ペタペタ
勇者「危険だから退治を」(´ノω・`メ)
看板娘「もう冒険者なんて危ない仕事辞めたら?」っ『包帯』マキマキ
勇者「仕事辞めたら生活が」(´ノω・`メ)
看板娘「冒険者なんて引退して、あたしと二人で小さなお店でも開いてとか///」ポッ
勇者「え゛?」(;゜∇゜)
看板娘「あっ、いや、別にこの宿屋を継ぐのでも良いのよ///」テレテレ
勇者「でも、冒険者ギルドで大物を倒せるのボクくらいしか」(´ノω・`メ)
看板娘「あたしは勇者さんの事が心配なのよ(涙)」ウルウル
勇者「(君らのお弁当の食べ過ぎが原因でケガしたって言えない雰囲気になってきた)」(ー_ー;)
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- 12 : 2018/10/28(日) 11:22:28 :
- ~旅人の宿 食堂~
勇者「~♪」(* ̄ー ̄)っ『お茶碗』モグモグ
看板娘「勇者さん、美味しい?」ジー
勇者「うん、美味しい」(* ̄ー ̄) モグモグ
看板娘「今夜はあたしの力作なのよ」ニコッ
勇者「女将さんじゃなくて、看板娘が今日の夕食作ったのか」(* ̄ー ̄) モグモグ
看板娘「勇者さんだけにね」キリッ
勇者「ごふっ」( ; ゜Д゜)
看板娘「ねぇ、冒険者の酒場の料理とどっちが美味しい?」ジー
勇者「(また答えにくい事を)」(ー_ー;) モグモグ
看板娘「あたしの手料理の方が美味しいわよね?」ジー
勇者「看板娘の料理も美味しいけど、冒険者の酒場のコックさんの料理もなかなかの味でー」(´・ω・`)
看板娘「そうよね、冒険者の酒場の料理はアイツじゃなくて、コックさんが作ってるもんね」ニカニカ
勇者「(勝利宣言したな)」(* ̄ー ̄) モグモグ
看板娘「だいたい勇者さんがプレゼントしたりするからアイツや受付嬢が勘違いするのよ」クドクド
勇者「あ、でも、日頃お世話になってる人に感謝の気持ちを」(; ̄ー ̄A
看板娘「あんな高価な物を?」
勇者「ごっつい宝石の付いた王冠だとか宝杖とかの高価な宝物は売って、あげたのはそんなに高価じゃないアクセサリーとかだから」(* ̄ー ̄)
看板娘「でもあたしにはこんなに高価な宝物をプレゼントしてくれたのよね///」っ『宝石のペンダント』キラッ ←そんなに高価じゃないアクセサリー
勇者「(うーん、日頃お世話になってる感謝の気持ちの品とは言えない雰囲気)」(ー_ー;)
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- 13 : 2018/10/28(日) 13:41:03 :
- ~ドラゴンの洞窟~
ドラゴン(死亡)「」チーン
勇者「うん、今日はなかなか調子良い」(* ̄ー ̄)っ『ドラゴンの牙のやり』ズボッ
ドラゴン(死体)「」ドクドク
勇者「さて、ドラゴンの解体の前に洞窟の奥を調べるか」(* ̄ー ̄) スタスタ
?「」キラッ
勇者「むっ、お宝?」(* ̄ー ̄)
斧?「」キラッ
勇者「トマホークか、ミスリル銀製だな、ドラゴンに殺られたドワーフの冒険者でも居たのかな」(* ̄ー ̄)っ『ミスリルのトマホーク』モライ モライ
金銀宝石「」キラッ
勇者「おっ、この洞窟のヌシが集めたお宝だ」(* ̄ー ̄)
勇者「本当にドラゴンって金とか宝石とか好きだよなぁ」(* ̄ー ̄)っ『黄金の宝剣』キラッ
勇者「おかげで儲かるけど」(* ̄ー ̄)っ『布の袋』シマイ シマイ
勇者「コレなんか高そうだな」(* ̄ー ̄)っ『ごっつい宝石のネックレス』ジャラッ
勇者「ドラゴンの牙とか爪とかウロコとかも売れるし本当にドラゴンスレイヤーは一度やればやめられないな」(* ̄ー ̄)っ『布の袋』シマイ シマイ
勇者「ドラゴンは知能が高いからカラスみたいにピカピカ光るモノを集めるんじゃなくて、宝物だけを集めてるけど」(* ̄ー ̄)っ『黄金のティアラ』キラッ
勇者「割りとしょぼい宝物とかも集めてるんだよな」(* ̄ー ̄)っ『サンゴの髪飾り』キラッ
勇者「しょぼい宝物は一般庶民にプレゼントすると喜んでくれるけど」(* ̄ー ̄)っ『銀のロザリオ』キラッ
勇者「あっ、コレなんか看板娘が喜びそうだな」(* ̄ー ̄)っ『ルビーの指輪』キラッ
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- 14 : 2018/10/28(日) 17:47:31 :
- ~ドラゴンの洞窟~
勇者「~♪」(* ̄ー ̄)っ『狩猟用ナイフ』ザシュッ
ドラゴン(死体)「」ドクドク
勇者「この立派な牙は槍の穂先に出来るな」(* ̄ー ̄)っ『ドラゴンの大牙』ギラリ
勇者「小さな牙は矢尻用だな」(* ̄ー ̄)っ『ドラゴンの牙』ギラリ
勇者「~♪」(* ̄ー ̄)っ『狩猟用ナイフ』ザシュッ
勇者「この爪なら短剣を作れるな」(* ̄ー ̄)っ『ドラゴンの大爪』ギラリ
勇者「ドラゴンの牙に爪に」(* ̄ー ̄)っ『布の袋』シマイ シマイ
勇者「宝物もあるからドラゴンの皮とか肉まで一人じゃ運べないな」(* ̄ー ̄)=3
勇者「ドラゴンの眼球と心臓と肝だけでも」(* ̄ー ̄)っ『狩猟用ナイフ』ザシュッザシュッ
勇者「よし、帰るか『ルーラ』!」(* ̄∇ ̄)ノ バビューン
~街~
勇者「さて、冒険者ギルドに行く前にこの荷物を」(* ̄ー ̄)っ『布の袋』ズッシリ
看板娘「勇者さ~ん///」フリフリ
勇者「ん、なんでこんな所に?」(* ̄ー ̄)
看板娘「ちょっとお使いに来てたの、それにしても大荷物ね、一個持ちましょうか?」
勇者「重いよ」(´・ω・`)っ『布の袋』ズッシリ
看板娘「一個くらいなら大丈夫よ」っ『布の袋』ズシッ
勇者「ほら重いでしょ」(´・ω・`)
看板娘「いったい何が入って・」っ『布の袋』パサッ
布の袋『ドラゴンの眼球、心臓、肝』デロン
看板娘「ぎゃー!」キモッ
勇者「宝物の袋とかじゃなく、よりによってドラゴンの内臓の袋を」(ー_ー;)っ『宝物の袋』『ドラゴンの牙や爪の袋』
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- 15 : 2018/10/28(日) 18:10:48 :
- ~街 宝飾店~
勇者「コレ買い取ってくらさい」(* ̄ー ̄)っ『宝物の袋』ズシッ
鑑定士「ふむふむ、コレは良い仕事をしてますね」っ『黄金の宝剣』キラッ
勇者「コレも買ってくらさい」(* ̄ー ̄)っ『黄金のティアラ』キラッ
鑑定士「コレも素晴らしい」っ『黄金のティアラ』キラキラ
看板娘「うひゃー、スゴい宝物~」クラクラ
勇者「こんなのもあるよ、着けてみる?」(* ̄ー ̄)っ『ごっつい宝石のネックレス』ジャラッ
看板娘「む、ムリムリ~」プルプル ←一般庶民
鑑定士「これ位でどうでしょう?」っ『そろばん』パチパチ
勇者「ん、じゃあ銀行に入金しといて」(* ̄∇ ̄)ノ
鑑定士「毎度どうも、また良い宝物を見つけたら持って来て下さい」ニマニマ
~街~
勇者「次は武器屋だな」(* ̄ー ̄)っ『布の袋』ズッシリ
看板娘「スゴい宝物だったわねー///」ドキドキ
~街 武器屋~
武器屋「ふーむ」っ『ドラゴンの大牙』ギラリ
勇者「三本買って」(* ̄ー ̄)
武器屋「お前、一番良い牙隠し持ってるだろ」ジロッ
勇者「ドラゴンの爪もあるよ」(* ̄ー ̄)っ『ドラゴンの爪』ザラザラ
武器屋「ふむっ、ドラゴンの右前足の人差し指の爪は?」っ『ドラゴンの爪』ギラリ
勇者「ここにあるけど」(ー_ー;)っ『ドラゴンの爪(右人差し指)』ギラリ
武器屋「ちっ、自分用か、しゃあねぇな」
勇者「あと槍の柄を一本と矢を20本売って」(* ̄ー ̄)
武器屋「先に買い取りの金だ」っ『お金』ドチャッ
看板娘「お金の入った袋の音が重い♪」
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- 16 : 2018/10/28(日) 18:32:08 :
- ~街~
勇者「あと一軒だな」(* ̄ー ̄)っ『布の袋』ズシッ
看板娘「それ、気持ち悪いのが入ってた袋?」
勇者「ここからはついてこない方が」(* ̄ー ̄) チラッ
看板娘「でもついて行く♪」ニコッ
勇者「だよねー」(* ̄ー ̄)っ『布の袋』ズシッ
~街 怪しい館~
魔導師「今日はその娘を売りに来たのかね?」ジロッ
看板娘「ひいっ!」ガクブル
勇者「そんな訳ないでしょ」(* ̄ー ̄)っ『布の袋』ドチャッ
魔導師「未婚の乙女ならば色々と使い途が」ニヤニヤ
看板娘「な、何に使われるんだろ、生け贄?」ガクガク
勇者「じゃあ、コレはいらないのかい?」(* ̄ー ̄)っ『ドラゴンの心臓』ズルリ
魔導師「おおっ!」ギラリ
勇者「眼球も肝もあるよ」(* ̄ー ̄)っ『ドラゴンの眼』ゴロリ
魔導師「ぜ、全部ワシが買う、置いて行け」っ『お金』ジャラッ
勇者「他にもコレが欲しいって魔法使いがいるんだけど」(* ̄ー ̄)っ『ドラゴンの肝』
魔導師「ほら、コレをやるから全部ワシに売ってくれ」っ『魔法のポーション』カタッ
~街~
看板娘「あー、怖かった~」ドキドキ
勇者「だからついて来ない方が良いって言ったのに」(* ̄ー ̄) スタスタ
~街 冒険者ギルド~
受付嬢「さすがは勇者さんですね~///」ニコニコ
看板娘「良いから早く報酬金」キッパリ
受付嬢「コレは勇者さんの報酬金なんですよ!」っ『報酬金』ジャラッ
看板娘「夫婦の財布は一つだから」フンッ
受付嬢「なっ!」ゼック
勇者「煽るなよ~」(; ̄ー ̄A
-
- 17 : 2018/10/28(日) 18:56:20 :
- ~冒険者の酒場~
勇者「仕事の後のビールは旨い」(* ̄ー ̄)っ『ビール』ゴクゴク
看板娘「ねぇ、もしかして勇者さんってスゴいお金持ち?」っ『瓶ビール』トクトク
勇者「スゴいかどうかわからないけど、貯金はそこそこあるな」(* ̄ー ̄)っ『ビール』グビッ
看板娘「お金貯めてどうするの?」
勇者「老後の備えかな」(* ̄∇ ̄)っ『ビール』グビッ
看板娘「老後の備えって。。。」
勇者「別に贅沢とかしないし、他に貯金の理由も特にないな」(* ̄ー ̄) アッサリ
看板娘「勇者さんってあんまり欲とかないのねー」ホヘー
勇者「あっ、そうだ、コレ看板娘にお土産」(* ̄ー ̄)っ『ルビーの指輪』キラッ
看板娘「えっ、えっ///」アワワ
勇者「ドラゴンの洞窟で見つけたんだけど、看板娘に似合いそうだったから」(* ̄ー ̄)
看板娘「そ、そんな、こんな所でいきなりプロポーズだなんて///」ドキドキ
勇者「え゛」(;゜∇゜)
看板娘「びっくりしたけど、でも嬉しい~♪」っ『ルビーの指輪』キラッ
勇者「あ、いや、プロポーズとかじゃ」( ; ゜Д゜) アセアセ
看板娘「あたしの誕生石とかまで調べてくれてたのね///」っ『ルビーの指輪』ハメハメ
勇者「えっ、誕生石とか、あ゛、ちょっと、左手の薬指にはめるのは」((((;゜Д゜))) ガクガク
看板娘「素敵~♪」っ『ルビーの指輪』ウットリ
勇者「ただのお土産なんだけど話を聞いてくれない」(ー_ー;)
-
- 18 : 2018/10/28(日) 19:16:13 :
- ~冒険者の酒場~
酒場娘「勇者さん来てくれてたのね♪」ヒョイッ
勇者「やあ」(* ̄∇ ̄)ノ
酒場娘「さあ、どうぞ」っ『瓶ビール』トクトク
勇者「あっ、コレ酒場娘にお土産」(* ̄ー ̄)っ『サンゴの髪飾り』キラッ
酒場娘「きゃー、嬉しい///」っ『勇者』ダキッ
看板娘「ちょっと、それ浮気!(怒)」プンスカ
酒場娘「浮気じゃなくて、あたし本気だから大丈夫」ベー
看板娘「正妻の前で堂々と浮気するとは!」っ『ルビーの指輪』キラッ
酒場娘「なっ、その指輪は!」ガクガク
看板娘「見よ、正妻の証!」っ『ルビーの指輪』キラキラ
酒場娘「くっ、ま、眩しい」クラクラ
勇者「なんで太陽見た吸血鬼みたいになってんの?」(* ̄ー ̄)っ『ビール』グビッ
看板娘
しょくぎょう やどや
そうしょくひん E:ほうせきのペンダント
E:ルビーのゆびわ ← New
酒場娘
しょくぎょう さかば
そうしょくひん E:ぎんのブレスレット
E:サンゴのかみかざり ← New
酒場娘「ぐぬぬ、アイツの装備の方が攻撃力が高い(汗)」
勇者「装飾品に攻撃力って」(; ̄ー ̄A
看板娘「ふふん」
受付嬢「あら~、勇者さんも飲んでるんですかぁ///」っ『焼酎』フラー
看板娘「あ、酔っぱらいだwww」
勇者「そうだ、受付嬢さんにもお土産を」(* ̄ー ̄) ゴソゴソ
受付嬢「わたしにお土産ぇ?///」エヘエヘ
勇者「うーん、酔っぱらってない時に渡した方が良いかな」(* ̄ー ̄)っ『銀のロザリオ』ジャラッ
-
- 19 : 2018/10/28(日) 20:57:19 :
- ~旅人の宿 帳場~
勇者「女将さん、今月の分です」(* ̄ー ̄)っ『お金』ドチャッ
女将「あらっ、勇者さん、多すぎるわよ」っ『お金』ジャラッ
勇者「看板娘にお弁当とかも作って貰ってるから」(* ̄∇ ̄)ノ
女将「アレはあの娘が好きでやってる事だから」ヒラヒラ
勇者「まあ、今月は稼ぎも多かったんで受け取って下さい」(* ̄ー ̄)
女将「どうも、ありがとうございます」ホクホク
勇者「じゃあ」(* ̄∇ ̄)ノ
女将「あっ、勇者さん」
勇者「なに?」(* ̄ー ̄)
女将「ウチの娘を嫁に貰わない?」アッサリ
勇者「ぶほっ」( ; ゜Д゜)
女将「我が娘ながら、なかなかの器量よしだし、ちょっと気が強いけど面倒見の良い娘でしょ」ニコッ
勇者「ボクはまだ結婚は」(; ̄ー ̄A
女将「ウチの娘がイヤって訳じゃないのね?」
勇者「冒険者って危険な仕事だし」(* ̄ー ̄)
女将「じゃあ、冒険者を引退したらウチの娘を貰ってよ」ニコニコ
勇者「えーと、本人の意思が」(; ̄ー ̄A
看板娘「勇者さんがオッケーならいつでも嫁に行きます!」ヒョコッ
勇者「うおっ!」(゜ロ゜;ノ)ノ
女将「ほら本人もこう言ってるしw」
看板娘「ねぇ、勇者さんはどういう女の子が好きなの?」
勇者「えーと、優しくて」(* ̄ー ̄)
看板娘「オッケー」ウム
勇者「家庭的で」(* ̄ー ̄)
看板娘「余裕でオッケー」ウムウム
勇者「世話好きな」(* ̄ー ̄)
看板娘「得意分野!」ガッツポ
勇者「気立ての良い娘かな」(* ̄ー ̄)
看板娘「それもギリセーフ」ホッ
女将「自分でギリって言うな!」コラッ
-
- 20 : 2018/10/29(月) 07:36:45 :
- ~旅人の宿 帳場~
勇者「じゃ、仕事行って来ます」(* ̄ー ̄)っ『やり』
看板娘「お母さん、あたしも行って来るねー」
勇者「(どこかに出かけるのか?)」(* ̄ー ̄)
~街~
看板娘「今日も良い天気ねぇ~♪」トテトテ
勇者「なんかついて来る」(* ̄ー ̄) スタスタ
~冒険者ギルド~
受付嬢「勇者さ~ん、いらっしゃい♪」フリフリ
看板娘「さて、今日の仕事は?」スワリッ
勇者「え゛」(;゜∇゜)
受付嬢「ちょっと貴女?」
看板娘「勇者さん向けの仕事を早く紹介してよ」
受付嬢「なんで貴女が?」
看板娘「未来の旦那様のお仕事を知っておくのも良いかと思って///」っ『ルビーの指輪』キラッ
勇者「まだ左手の薬指に指輪はめてる」(ー_ー;)
受付嬢「勇者さんコレなんかどうでしょう?」っ『依頼書』ピラッ
看板娘「見せて」っ『依頼書』パシッ
受付嬢「(こっ、この娘は・・・)」イライラ
看板娘「ふむふむ『北の山の魔物の討伐』これ、ちょっと場所が遠くない?」っ『依頼書』ヒラヒラ
受付嬢「勇者さんにちょうど良い依頼なんです!」
看板娘「もっとこう、報酬が良くて、宝物とかあって、魔物も弱い依頼はないの?」っ『依頼書』ヒラヒラ
受付嬢「そんな都合の良い依頼ありません!(怒)」プンスカ
看板娘「ちぇー、ケチ」プクー
受付嬢「勇者さんには報酬が高い、危険で強力な魔物を討伐をしてもらわないと!」
看板娘「ええっ、あたしの未来の旦那様を危険に晒すんだ!」ガクガク
受付嬢「なんだかわたしが悪人みたいじゃないですか!」
-
- 21 : 2018/10/30(火) 04:15:42 :
- ~北の山(フィールド)~
看板娘♀ 宿屋
ぶき E:出刃包丁
よろい E:皮のエプロン(ドラゴンの皮製)
たて E:なべのふた
かぶと E:てつのなべ
そうしょくひん E:ルビーのゆびわ
勇者「なんでこんな所までついて来てんの」(´・ω・`) タラー
看板娘「いやー、未来の旦那様のお仕事ぶりを見ておこうかと///」テヘッ
受付嬢♀ 冒険者ギルド職員
ぶき E:いかづちのつえ(ギルド備品)
よろい E:旅人のふく(私服)
たて 未装備
かぶと E:銀のかみかざり
そうしょくひん E:銀のロザリオ
勇者「受付嬢さんまで」(´・ω・`)
受付嬢「色々と心配で・・・」エヘッ
看板娘「魔女だ、魔女!」ビシッ
受付嬢「魔女じゃありません、女魔法使いです!」キー
勇者「まったく、いつ魔物があらわれるかわからないのに」(* ̄ー ̄) フゥ
まもののむれがあらわれた!
看板娘「とうっ!」っ『出刃包丁』ペシペシ
かんばんむすめのこうげき!
スライムAをたおした!
受付嬢「たあっ!」っ『いかづちのつえ』ペシペシ
うけつけじょうのこうげき!
スライムBをたおした!
勇者「めんどくさー」(* ̄ー ̄)っ『ドラゴンの牙のやり』ブンッ
ゆうしゃはやりをなぎはらった!
まもののむれをやっつけた!
看板娘「ふうっ、手強い相手だった」っ『出刃包丁』ハアハア
勇者「いや、スライムは最弱の魔物だから」(* ̄ー ̄)
受付嬢「いやー、久しぶりの実戦でした」っ『いかづちのつえ』ハアハア
勇者「いや、なんで魔法の杖で魔物を殴ってんの、本当は実戦経験なんて無いんでしょ」(* ̄ー ̄)
-
- 22 : 2018/10/30(火) 07:56:01 :
- ~北の山(フィールド)~
看板娘「この辺りは景色キレイねー、勇者さん♪」トテトテ
勇者「君、ハイキング気分でしょ」(´・ω・`)
受付嬢「ま、魔物はいないですよね(怖)」っ『いかづちのつえ』キョロキョロ
勇者「怖いんだったらついてこなければ良いのに」(´・ω・`)
看板娘「勇者さん、ここでお弁当にしましょうよ♪」っ『お弁当』サッ
勇者「本当にハイキング気分なんだから」(ー_ー;)
受付嬢「あっ、勇者さんわたしもサンドイッチ作って来たんです///」っ『サンドイッチ』サッ
勇者「ボクは魔物を退治に~」(ー_ー;)
酒場娘「なんであたしだけのけ者にするのよ!(怒)」プンスカ
さかばむすめがあらわれた!
看板娘「余計なヤツまでついて来ちゃた」チッ
まものもあらわれた!
看板娘「え゛?」ギョッ
トロル「ぐふふ」っ『酒場娘』プラーン
看板娘「とにかく助けて~(泣)」プラーン
受付嬢「魔物に捕った状態でいきなりあらわれるな!」ガクガク
勇者「もう、勝手について来るから」(* ̄ー ̄)っ『ショートボウ』サッ
酒場娘「助けて~(泣)」ウェーン
勇者「猛毒を塗った毒矢だから当たらないでね」ι(`ロ´)ノ キリキリ ピュン
酒場娘「ぎゃー、毒矢いやー!」ジタバタ
トロル「ごふっ」っ『毒矢』プスッ
酒場娘「あいたっ」ポテッ
看板娘「よしっ、酒場娘を離した!」っ『出刃包丁』ペシペシ
受付嬢「チャンス!」っ『いかづちのつえ』ペシペシ
トロル(即死)「」チーン
勇者「いや、もう毒矢で死んでるから」(* ̄ー ̄)
-
- 23 : 2018/10/30(火) 22:16:59 :
- 酒場娘「ふぃー、助かった~(汗)」ヤレヤレ
看板娘「ちょっと、アンタ」ジトー
酒場娘「なに?」
受付嬢「その格好。。。」タラー
酒場娘「どうかした?」キョトン
酒場娘♀ 遊び人
ぶき E:ピコピコハンマー
よろい E:バニースーツ
たて 未装備
かぶと E:うさみみバンド
そうしょくひん E:あみタイツ
看板娘「どうかしてるのはアンタの頭!」プンスカ
受付嬢「よりによってその装備。。。」タラー
勇者「なんでそんな格好を?」(´・ω・`)
酒場娘「ウチにあった冒険者装備はコレしか///」テヘッ
勇者「それ、フィールドで魔物と戦う格好じゃないから」(ー_ー;)
~北の山(フィールド)~
勇者「たあっ!」ι(`ロ´)ノ キリキリ ピュン
ゆうしゃのこうげき!
トロルB「んっ?」っ『毒矢』プスッ
トロルBはどくにおかされた!
トロルB「ぐぼぁ!」バッタリ
トロルBをたおした!
トロルB(即死)「」ピクピク
酒場娘「うぁー、毒矢強力~♪」
勇者「危ないから普段はあまり使わないんだけどね」(* ̄ー ̄)っ『毒矢』ズボッ
看板娘「ねぇ、なんで今日は使ってるの?」
受付嬢「それは、トロルはやたらとHPの高い魔物ですから物理打撃で戦うよりも」ペラペラ
勇者「トロルは食べれないから」(* ̄ー ̄) アッサリ
受付嬢「え゛?」
勇者「食べれる魔物に毒矢を使うと肉がダメになっちゃうからね」(* ̄ー ̄)
看板娘「納得したw」
-
- 24 : 2018/11/03(土) 12:04:57 :
- ~北の山(フィールド)~
たき火「」パチパチ
こんがり肉「」ジュージュー
受付嬢「うーん、良い匂い♪」クンクン
酒場娘「肉の焼ける匂いに釣られて魔物とか出て来ない?」っ『アジシオ』フリフリ
勇者「たぶん大丈夫だよ」(* ̄ー ̄)
酒場娘「なんで?」っ『コショウ』パラパラ
受付嬢「この辺りに出る魔物は人食いでしかも生肉しか食べないのでー」
酒場娘「さっき、あたしは喰われる寸前だったんだ||||」ガクガク
勇者「肉の焼ける匂いよりも、若い女性の体臭とか尿の臭いとかに敏感で」(* ̄ー ̄)
看板娘「ぎゃー、魔物だぁ!」デデデッ
まものがあらわれた!
ボストロール「ぐへへっ」ノシッ
勇者「あっ」(* ̄ー ̄)
看板娘「ま、ま、ま、魔物が!」ゼヘーゼヘー
勇者「さては臭いに誘き寄せられたか」(* ̄ー ̄)っ『ショートボウ』サッ
看板娘「誘き寄せられた?」キョトン
酒場娘「アンタ、野ションしてたんでしょwww」ゲラゲラ
看板娘「えっ、えっ?///」カァーッ
受付嬢「わかりやす~w」クスクス
勇者「いいからとにかく肉は護っててよ」ι(`ロ´)ノ キリキリ ピュン
ボストロール「べほっ!」っ『毒矢』プスッ
酒場娘「肉は死守します」っ『こんがり肉』サッ
看板娘「あたし、野ションなんかしてない!///」リキセツ
受付嬢「あぁ、ハイハイ」ヒラヒラ
看板娘「絶対してない!///」ジタンダ
酒場娘「もうわかってるからあきらメロン」ヘラヘラ
看板娘「勇者さん、あたし、してないからね!///」リキセツ
勇者「あー、今ちょっと忙しいから」ι(`ロ´)ノキリキリ ピュン
-
- 25 : 2018/11/03(土) 12:27:25 :
- ~冒険者の酒場~
看板娘「乾杯~」っ『ビール』サッ
勇者「乾杯」(* ̄ー ̄)っ『ビール』カチン
看板娘「いやー、無事に仕事が終わって良かった///」っ『ビール』グビッ
受付嬢「看板娘さんが魔物の親玉を誘き寄せてくれたからですね♪」っ『ビール』ゴクゴク
看板娘「あたしは何もしてない!(怒)」ドンッ
酒場娘「こらっ、叩くな、テーブル壊れる!」っ『ビール』コトッ ←お代わり持って来た
勇者「ほら暴れるとビールがこぼれるから」(* ̄ー ̄)っ『ビール』グビッ
受付嬢「はい、勇者さん、魔物退治の報酬です」っ『お金』ドチャッ
酒場娘「あっ、アタシには?」ズイッ
受付嬢「貴女、ギルドに冒険者登録してないでしょ?」アッサリ
酒場娘「そんなぁ~」シオシオ
看板娘「ええーっ、あたしが捨て身で魔物を誘き寄せたのにー!」ガバッ
受付嬢「何もしてないのか、誘き寄せたのか、貴女の脳内設定はどうなってるのよ?」ジトー
酒場娘「アタシにも報酬寄越せ~」ジタバタ
看板娘「あたしにも報酬寄越せ~」ジタバタ
勇者「まあまあ、ここはボクが奢るから」(* ̄ー ̄)っ『ビール』グビッ
酒場娘「じゃ、アタシも飲も」っ『コップ』サッ
看板娘「じゃあ、高い料理頼んじゃお」っ『メニュー』ペラペラ
受付嬢「えっ、勿論わたしも奢りなんですよね?///」っ『ビール』ゴクゴク
勇者「なんか奢りと聞いたとたん飲むペース速くなってない?」(´・ω・`;)
-
- 26 : 2018/11/04(日) 10:58:25 :
- ~冒険者の酒場~
看板娘「むー」っ『ショートボウ』ビョン ビョン
勇者「何してんの?」(* ̄ー ̄)
看板娘「こんな弓矢でドラゴン倒すの?」っ『ショートボウ』ビョョーン
勇者「さすがに弓矢ではドラゴン倒せないよ」(* ̄ー ̄)
酒場娘「じゃあ、コレでブスっと」っ『ドラゴンの牙のやり』サッ
勇者「やりも使うのは使うけど」(* ̄ー ̄)
受付嬢「コレでドラゴン倒すんれすよね~///」っ『ミスリルのトマホーク』キラッ
勇者「それ、この前拾ったヤツ」(* ̄ー ̄)
酒場娘「コレ?」っ『ドラゴンの爪の短剣』サッ
勇者「違います」(* ̄ー ̄) キッパリ
看板娘「やっぱり毒矢?」
勇者「毒使ったらドラゴンの肉を食べれなくなるじゃない」(* ̄ー ̄)
酒場娘「食べれるんだ、ドラゴン(汗)」
受付嬢「じゃあ、何を使ってるんれすか?///」っ『焼酎』ゴクゴク
勇者「これ」(* ̄ー ̄)っ『日本刀』ゴソゴソ
看板娘「日本刀?」キョトン
勇者「『どらごん・すれいやぁ』と言う銘の刀だ」(* ̄∇ ̄)っ『どらごん・すれいやぁ』スラリ
看板娘「名前と刀が合ってない(困惑)」
勇者「どんなモノでも真っ二つに」(* ̄∇ ̄)っ『どらごん・すれいやぁ』キラリ
看板娘「そんなに切れ味が良いのなら、なんでいつもは使ってないの?」
勇者「手入れ大変なんだよ、錆びるし」(´・ω・`)
受付嬢「普通の剣とか槍とかも錆びるれしょ?/// 」っ『焼酎』グビッ
勇者「だから」(* ̄ー ̄)っ『ドラゴンの牙の短剣』← 鉄じゃないから錆びない
酒場娘「納得www」
-
- 27 : 2018/11/04(日) 21:38:44 :
- ~冒険者ギルド~
ガヤガヤ ザワザワ
看板娘「なんだか今日はザワついてるわね?」トテトテ
勇者「またついて来たのか」(* ̄ー ̄)
受付嬢「ゆ、勇者さん、大変です!」ワタワタ
勇者「どうしたの、ドラゴンでも出た?」(* ̄ー ̄)
受付嬢「魔物の軍勢がこの街に向かってるのをギルドの冒険者が見つけて」オロオロ
勇者「いきなり襲われる前に見つけて幸運だったね」(* ̄ー ̄) オチツキー
受付嬢「あっ、そー言えば、そうかも」ハタッ
勇者「ギルド所属の冒険者全員集合」(* ̄∇ ̄)ノ オーイ
受付嬢「あっ、ハイ!」
勇者「あと、街の自警団にも非常呼集」(* ̄ー ̄)
受付嬢「はいっ、直ぐに!」キリリッ
看板娘「冒険者登録を」っ『申込書』ヒラッ
酒場娘「アタシも登録を」っ『申込書』ヒラッ
受付嬢「今それどころじゃない!」ゴラァ
~街の外壁~
勇者「魔法使いと弓矢を使える冒険者は外壁の上に陣どって」(* ̄ー ̄)ノ
狩人「はいっ」っ『ロングボウ』テテテッ
勇者「戦士や武闘家は街門の守備」(* ̄ー ̄)ノ
戦士「まかせとけ」っ『バトルアックス』ノシノシ
勇者「回復呪文使える人は治癒専念で後方に待機」(* ̄ー ̄)ノ
女僧侶「かしこまりました」ペコリ
看板娘「勇者さん、冒険者ギルドでも偉いんだね」ホヘー
受付嬢「なにしろ勇者さんは金等級の冒険者ですから」エヘン
酒場娘「受付嬢のその白磁等級ってどれくらい偉いんの?」チラッ
受付嬢「一番下っぱです///」っ『白磁』チャラッ
-
- 28 : 2018/11/04(日) 22:06:36 :
- ~街の外壁~
勇者「うーん」( ̄~ ̄;)
看板娘「どうしたの?」
勇者「看板娘は装備変更」(* ̄ー ̄)っ『武器&防具』ドサッ
看板娘♀ 宿屋
ぶき 出刃包丁→ E:いかづちのつえ
よろい 皮のエプロン→ E:皮のマント(ドラゴンの皮製)
たて なべのふた→ 未装備
かぶと てつのなべ→ E:とんがりぼうし(ドラゴンの皮製)
そうしょくひん E:ルビーの指輪
酒場娘「魔女だ、魔女www」
受付嬢「わたしの『いかづちのつえ』(涙)」ウルウル
勇者「あれ、ギルドの備品だから」(* ̄ー ̄)
看板娘「なんでこの装備?」っ『いかづちのつえ』
勇者「絶望的に打撃力ないから」(* ̄ー ̄) アッサリ
看板娘「絶望的とか言わなくても」トホホ
勇者「次、酒場娘」(* ̄ー ̄)っ『武器&防具』ドサッ
酒場娘「えっ、いや、アタシは~」ヒラヒラ
勇者「遊び人を遊ばせてる余裕ギルドに無いから」(* ̄ー ̄) キッパリ
酒場娘♀ 酒場
ぶき ピコピコハンマー→E:鉄のつめ
よろい バニースーツ→E:ぶとう着
たて 未装備
かぶと うさみみバンド→E:サンゴの髪かざり
そうしょくひん ガーターベルト→ほしふるうでわ
看板娘「武闘家?」
酒場娘「なんで?」っ『鉄のつめ』
勇者「君はダンスとか得意でしょ」(* ̄ー ̄)
酒場娘「得意だけど?」キョトン
勇者「ダンスが得意な人は格闘技のセンスあるんだよね」(* ̄ー ̄)
看板娘「舞踏家の武闘家だwww」
受付嬢「『遊び人は楽しそうに踊っている』が、まさか格闘技に繋がるとは」
-
- 29 : 2018/11/04(日) 22:24:07 :
- ~街の外壁~
受付嬢「あのー、わたしもー」オソルオソル
勇者「じゃ、これ」(* ̄ー ̄)っ『スリングショット』サッ
受付嬢「パチンコ?」キョトン
勇者「弓矢より簡単で素人でも当たるから」(* ̄ー ̄) アッサリ
看板娘「素人w」プッ
酒場娘「素人www」ケラケラ
受付嬢「///」っ『スリングショット』プルプル
斥候「魔物が来たぞー!」っ『望遠鏡』ジー
まもののむれがあらわれた!
勇者「来たか」(* ̄ー ̄)っ『ショートボウ』サッ
斥候「魔獣どもがぞろぞろと(汗)」っ『望遠鏡』タラー
勇者「とうっ!」ι(`ロ´)ノキリキリ ピュン
ゆうしゃのこうげき!
狩人「えっ、まだ射程外」っ『ロングボウ』ギョッ
斥候「あっ、先頭の魔獣に当たった!」っ『望遠鏡』ジー
オークAをたおした!
狩人「ええっ!」っ『ロングボウ』
勇者「とうっ、とうっ!」ι(`ロ´)ノピュン ピュン
ゆうしゃのれんぞくこうげき!
看板娘「さすがはあたしの未来の旦那様///」エヘン
酒場娘「誰が誰の旦那様だって?(怒)」プンスカ
看板娘「良いからアンタは下に行って門を護ってなさいよ」ヒラヒラ
酒場娘「ちっ、後で覚えときなさいよ」スタスタ
受付嬢「(うーん、わたしはいつ撃ったら良いんだろう?)」っ『スリングショット』ビョーン
狩人「よし、俺たちの射程に入ったぞ」っ『ロングボウ』キリキリ
斥候「良く狙えよ」っ『クロスボウ』チャキッ
受付嬢「(うーん、わたしはまだ届かないだろうなぁ)」っ『スリングショット』ビョーン
-
- 30 : 2018/11/04(日) 22:41:15 :
- 勇者「とう、とうっ!」ι(`ロ´)ノ ピュン ピュン
ゆうしゃのこうげき!
ゆうしゃのこうげき!
看板娘「ねぇ、もう魔法届く?」っ『いかづちのつえ』クイクイ
勇者「そろそろ前の方の魔物には届く」(* ̄ー ̄)っ『ショートボウ』キリキリ
看板娘「よしっ///」っ『いかづちのつえ』サッ
かんばんむすめは『いかづちのつえ』をたかくかかげた!
ドドーン
看板娘「おおっ、魔法出た~♪」っ『いかづちのつえ』
受付嬢「100%杖の力ですけどね」ケッ
看板娘「何か言った?」クルッ
受付嬢「いえ、何も」ヒラヒラ
勇者「そろそろパチンコも」(* ̄ー ̄)
受付嬢「あっ、ハイ///」っ『スリングショット』ビョーン パッ
うけつけじょうのこうげき!
ビシッ
キラーエイプCに5のダメージ!
受付嬢「たったの5ダメージ」プルプル
看板娘「たあっ!」っ『いかづちのつえ』サッ
バリバリー
勇者「ボクは矢が無くなったから下へ門を護りに行くから」(* ̄ー ̄)っ『ドラゴンの牙のやり』チャキッ
看板娘「ここから援護するから、気をつけて行って来てねー」っ『いかづちのつえ』フリフリ
受付嬢「わたしも援護します、ダメージ5ですけど||||」っ『スリングショット』プルプル
~街門~
戦士「どりゃあ!」っ『バトルアックス』ブンッ
キラーベアA「ごふっ」ボタボタ
女騎士「やっ!」っ『ロングソード』スパッ
オークD「げべっ」ドクドク
勇者「やってる、やってる」(* ̄ー ̄)っ『ドラゴンの牙のやり』テテテッ
-
- 31 : 2018/11/04(日) 22:59:03 :
- ~街門~
酒場娘「勇者さん、魔物が多くて!」ハアハア
勇者「とうっ!」(* ̄ー ̄)っ『ドラゴンの牙のやり』ブンッ
ゆうしゃはやりをなぎはらった!
キラーパンサーABC「ぐはぁ!」ボタボタ
勇者「みんなちょっと下がって」(* ̄ー ̄)
戦士「おうっ」ノシノシ
勇者「『イオナズン』!」(* ̄∇ ̄)ノ パアア
ゆうしゃはじゅもんをとなえた!
ドカーン
勇者「『ギガディン』!」(* ̄∇ ̄)ノ パアア
ゆうしゃはじゅもんをとなえた!
バリバリー
魔物?「ぐるる」ヨロッ
勇者「おっ、まだ一匹しぶといのがいるな、『メラゾーマ』!」(* ̄∇ ̄)ノ パアア
ゆうしゃはじゅもんをとなえた!
ゴオオオオー
女騎士「す、凄い(汗)」
戦士「魔物が集団で消し飛んだ!」
酒場娘「そんなスゴい呪文使えるのに、なんでいつも弓矢を使ってんの?」タラー
勇者「魔法で焼き払ったら肉とか毛皮とか採れないじゃない」(* ̄ー ̄) キッパリ
酒場娘「あっ、そこかぁ」ナットク
魔物?「(炭)」コゲコゲ
魔物?「(回復)」シュウシュウ
女騎士「むっ、一匹まだ生きてるぞ!」っ『ロングソード』
勇者「さっきのしぶといヤツか」(* ̄ー ̄)
魔物(犬系?)「ぐるる」シュウシュウ
狩人「とうっ!」っ『ロングボウ』ピュン
斥候「やあっ!」っ『クロスボウ』ピュン
受付嬢「えいっ」っ『スリングショット』ビョーン パッ
魔物?「?」っ『矢』プス プスッ
戦士「効いてない?」
-
- 32 : 2018/11/04(日) 23:21:02 :
- ~街門~
魔獣?「ぐるるる」ノシッ
勇者「とうっ!」(#`皿´)っ『ドラゴンの牙のやり』ブスッ
魔獣?「がるるっ!」シュウシュウ
酒場娘「勇者さんの攻撃も効いてない!」
魔獣?「がうっ!」ドカッ
戦士「のわっ!」ドサッ
女騎士「きやっ!」バタッ
勇者「手入れが面倒だけど仕方ない」(* ̄ー ̄)っ『どらごん・すれいやぁ』スラッ
魔獣?「がうっ!」ドドドッ
勇者「たあっ!」(#`皿´)っ『どらごん・すれいやぁ』ズバァ
魔獣?「そんな攻撃効かないよ」シュウシュウ
酒場娘「魔物がしゃべった!」
魔獣?「ボクは魔王軍四天王の一人、魔獣将軍、どんな武器だろうとボクに致命傷を与えることは出来ないよ」フフフ
勇者「えーと、銀の武器とかも?」(´・ω・`)
魔獣将軍「あっ、それは、ちょっと」ヒキッ
勇者「やっぱり銀の武器は効くんだな」(* ̄ー ̄) ナルホド
魔獣将軍「ま、まさか、持って無いよね?」アセアセ
勇者「むっ」(* ̄ー ̄)っ『ミスリル銀のトマホーク』チャキッ
魔獣将軍「きゃあ!」ガクブル
勇者「とうっ!」(#`皿´)っ『トマホーク』ドカッ
ゆうしゃのこうげき!
魔獣将軍「ごふっ!」ドクドク
まじゅうしょうぐんにダメージ!
ドカッ バキッ ゲシッ
魔獣将軍(♀)「きゅうっ」ポンッ
酒場娘「えっ、巨大な魔獣が女の子に?」
魔獣将軍(♀)「参りました」ドゲザッ
勇者「それが本当の姿か」(* ̄ー ̄)っ『ミスリル銀のトマホーク』
-
- 33 : 2018/11/04(日) 23:46:48 :
- ~街門~
魔獣将軍(♀)「降参します」っ『白旗』ヒラヒラ
勇者「ライカンスロープか、ミスリルのトマホーク売らなくて良かった」(* ̄ー ̄) ホッ ←ミスリル銀は高値で売れます
魔獣将軍(♀)「ボクは獣人族の狼娘、どうかボクと結婚して下さい///」ペコリ
勇者「えっ?」(´・ω・`)
狼娘「ボクの種族では自分を倒した強い相手を伴侶に選ぶんだ、だから貴方と///」ポッ
勇者「えっ、ちょっと待って」(;゜∇゜) タラー
狼娘「ボクは自分の種族で最強だから、もうお嫁に行けないんじゃないかと思ってたけど・・・良かった///」ホッ
勇者「良かったじゃなくて」( ; ゜Д゜) ガクガク
狼娘「ボク、割りと可愛い方だと思うし、尻尾ももふもふしてて気持ち良いよ///」っ『尻尾』モフモフ
勇者「うーん、確かに可愛らしい顔立ちだけど」(ー_ー;)
狼娘「じゃ、お嫁に///」っ『尻尾』ブンブン
勇者「それよりさっき魔王軍四天王とか言ってなかった?」(; ̄ー ̄A
狼娘「あっ、それ、もう辞めた」アッサリ
勇者「辞めたって」(;・ω・)
狼娘「あんなブラックな職場より永久就職の方が///」テヘッ
看板娘「させるかぁ!」っ『いかづちのつえ』バキッ
酒場娘「抜け駆けすんな!」っ『鉄のつめ』ザシュッ
受付嬢「永久就職ならわたしもしたいわ!」っ『スリングショット』ビシッ ビシッ
狼娘「ふふん、そんな攻撃全然効かないね~♪」エヘン
看板娘「ぐぬぬ、ならば銀の武器を!」っ『銀のスプーン』サッ
勇者「それ武器じゃないよ」(* ̄ー ̄)
-
- 34 : 2018/11/05(月) 22:12:56 :
- ~旅人の宿 勇者の部屋~
勇者「やっぱり手入れが大変」(* ̄ー ̄)っ『どらごん・すれいやぁ』ポンポン ←刀に打粉しています
狼娘「いゃあ、旦那様にその刀で斬られた時はボク真っ二つにされるかと思いましたよ~///」っ『尻尾』フリフリ
勇者「宿にまでついて来ちゃった」(ー_ー;)
看板娘「勇者さん、うちの宿はペット禁止ですからね!」っ『ほうき』ドンッ
狼娘「ボクはペットじゃない、旦那様のお嫁さん!(怒)」ガルルル
看板娘「お嫁さんって言っても貴女が一方的に勇者さんに言い寄ってるだけでしょ」シッシッ
狼娘「一緒に暮らしてボクの良いところをいっぱい旦那様に知ってもらえばきっとお嫁にもらってくれる!」
看板娘「残念、勇者さんは既にあたしの夫なんだから」っ『ルビーの指輪』キラッ
狼娘「ええっ!」ガクガク
看板娘「言い寄ってもムダ、さあ帰った、帰った!」シッシッ
狼娘「旦那様、本当なの?」クルッ
勇者「えーと」(; ̄ー ̄A
看板娘「(とりあえず口裏あわせて追い出すのよ!)」ゴゴゴゴゴ
勇者「本当だよ、看板娘はボクと結婚してるんだ」(* ̄ー ̄) ウソー
狼娘「そんなぁ~」っ『尻尾』ダラリ
看板娘「わかったらさっさと」
狼娘「だったら、第二夫人で良いです」キッパリ
勇者「えっ?」(;゜∇゜)
狼娘「看板娘さんが第一夫人で良いですから、ボクを第二夫人に!」っ『尻尾』フリフリ
勇者「ちょっ、第一夫人なんとか言ってよ」( ; ゜Д゜)
看板娘「第一夫人って事はあたしが正妻かぁ、悪くないわねぇ~///」ウヘヘ
勇者「こりゃダメだ」┐( ̄ヘ ̄)┌
-
- 35 : 2018/11/07(水) 07:01:13 :
- ~旅人の宿 帳場~
狼娘「どうぞよろしくお願いします」ピコピコ ←けもミミ
狼娘「~♪」っ『尻尾』フリフリ
女将「あら、可愛い娘ね、獣人族?」ニコニコ
狼娘「旦那様の処にお嫁に来ました、狼娘です」ペコリ
女将「勇者さん!(怒)」ピキピキ
勇者「なんでしょう?」(´・ω・`)
女将「ま、まさかウチの娘を捨てたんじゃないでしょうね?」ゴゴゴゴゴ
勇者「えーと」(; ̄ー ̄A
狼娘「あっ、ボク第二夫人です」っ『尻尾』フリフリ
看板娘「お母さん、あたしが第一夫人だから」ニカニカ
女将「だったら良いか」アッサリ
勇者「良いんかい!」( ; ゜Д゜)
~冒険者ギルド~
狼娘「冒険者登録して下さい」っ『申込書』ヒラッ
狼娘♀ 獣人族(魔族?)
ぶき 爪、牙(変身時)
よろい 毛皮(変身時)
たて 未装備
かぶと けもミミ
そうしょくひん もふもふな尻尾
特技 巨大な狼に変身する
好物 お肉
受付嬢「申込書に好物とか書くな!」ゴラァ
狼娘「あっ、職業:専業主婦(第二夫人)って書くの忘れた」っ『尻尾』ダラン
受付嬢「冒険者ギルドに登録しに来た時点で専業主婦じゃないでしょ」ヒラヒラ
狼娘「あっ、夫婦共働きかぁ///」っ『尻尾』ブンブン
看板娘「あっ、あたしも職業欄に主婦って書いとかなきゃ」φ(..) カキカキ
受付嬢「お前ら、わたしは忙しいんだから、冒険者ギルドに遊びに来るな!(怒)」プンスカ
酒場娘「早くあたしの冒険者登録もしてよ」っ『申込書』ヒラッ
受付嬢「お前らもう帰れ!(怒)」ゴルァ
-
- 36 : 2018/11/07(水) 20:34:55 :
- ~旅人の宿 食堂~
看板娘「ハイ、勇者さんたくさん食べてね」っ『お茶碗』ホカホカ
勇者「いただきます」(* ̄ー ̄)っ『箸』
狼娘「ボクのご飯は?」っ『尻尾』フリフリ
看板娘「ほれ、食え」っ『ドッグフード』ザラッ
狼娘「ボクにもちゃんとしたご飯!」ガルル
看板娘「贅沢なヤツだな」っ『生肉』スッ
狼娘「なんで生肉なんだよ、ちゃんと料理してよ!」プンスカ
看板娘「んー、じゃ、ちょっとコレ見て」っ『満月の絵』サッ
狼娘「あ゛!」ガクガク
シュウシュウ
狼娘(魔獣モード)「ぐるる」
看板娘「ハイ、ご飯」っ『生肉』サッ
狼娘(魔獣モード)「~♪」モグモグ
看板娘「ほら、やっぱり生肉好きじゃないw」
勇者「料理するのが面倒だからってわざわざ変身させなくても」(* ̄ー ̄)っ『お茶碗』モグモグ
~旅人の宿 玄関~
狼娘「旦那様、お散歩行きましょう、お散歩!」グイグイ
勇者「えっ、お散歩行きたいの?」(* ̄ー ̄)
狼娘「ハイっ///」っ『尻尾』ブンブン
看板娘「あ、ちょっと待って」ゴソゴソ
勇者「どしたの?」(* ̄ー ̄)
看板娘「コレ着けて、ウチの町内放し飼い禁止だから」っ『首輪&リード』サッ
狼娘「ボクは犬じゃない!(怒)」ガルル
看板娘「ハイっ!」っ『満月の絵』サッ
狼娘「あ゛!」ガクガク
シュウシュウ
狼娘(魔獣モード)「がう、がう」グイグイ
勇者「ちょっとそんなに引っ張らないで」(;・ω・)っ『リード』グイグイ
-
- 37 : 2018/11/08(木) 07:33:04 :
- ~冒険者ギルド~
勇者「ちーっす」(* ̄ー ̄) ノシッ
受付嬢「あっ、勇者さん、大変です!」アセアセ
勇者「どしたの、また魔物でも攻めて来た?」(* ̄ー ̄)
受付嬢「お、王宮から勇者さんに呼び出しが!」オロオロ
勇者「じゃ!」(* ̄∇ ̄)ノ バイバイ
受付嬢「帰らないで下さい!」ヒシッ
勇者「どうせ王宮行ったら『そなたこそは選ばれた勇者だ、魔王を倒し世界に平和を!むはは』ってな事言われるんだろ?」( ̄ヘ ̄)フンッ
受付嬢「たぶん(汗)」タラー
勇者「そんな簡単に魔王倒せたら苦労しないよ」(´・ω・`) ヤレヤレ
看板娘「ねー、ねー、勇者さん王宮行くの?///」ヒョイッ
酒場娘「王宮ってどんななのかなー?///」ヒョイッ
勇者「王宮行きたいのか」(ー_ー;)
受付嬢「勇者さん、魔王倒せたらご褒美いっぱい出ると思いますよ」クイクイ
勇者「ご褒美って『よくぞ魔王を倒した、褒美に姫を妻に与えよう』ってヤツじゃないのか?」(* ̄∇ ̄)
看板娘「国王殺す!」っ『どらごん・すれいやぁ』スラリ
狼娘(魔獣モード)「ぐるるる」シュウシュウ
酒場娘「第二夫人も国を亡ぼすとか言ってるようです」ヒラヒラ
受付嬢「ギルド本部経由の通達なんですよー、シカトとか不味いんですよー、行くだけでも王宮に行って下さいよー」ヒシッ
看板娘「まずはコイツから血祭りに」っ『どらごん・すれいやぁ』ジリジリ
狼娘(魔獣モード)「がるるる」ジリジリ
酒場娘「受付嬢さん、逃げてーw」
-
- 38 : 2018/11/09(金) 21:23:34 :
- ~勇者国 王都~
ガヤガヤ ゾロゾロ
受付嬢「うわー、王都はスゴい賑やかですねー///」キョロキョロ
勇者「人が多いな」(* ̄ー ̄)
受付嬢「わー、本当にスゴい大きな街、わたし王都に初めて来ましたぁ♪///」キョロキョロ
勇者「初めてなのか」(* ̄ー ̄)
受付嬢「うわー、あの大きな建物は神殿か何かですかねぇ?///」キョロキョロ
勇者「まるで観光に来たみたいだな」(* ̄ー ̄)
受付嬢「い、いえっ、違います、わたしはギルドの職員として勇者さんに王都の案内を!」キリッ
勇者「王都の案内って、初めて来たって今言ったじゃない」(* ̄ー ̄) ヤレヤレ
看板娘「勇者さん、勇者さん、あの屋台で売ってるお菓子食べたい///」クイクイ
酒場娘「あたしも!」ハイハーイ
勇者「クレープか、買っといで」(* ̄ー ̄)っ『お金』チャラッ
看板娘&酒場娘「わーい♪」テテテッ
受付嬢「あっ、わ、わたしも!」デデデッ
勇者「あれっ、お前は行かないのか?」(* ̄ー ̄)
狼娘「ボクはあっちの屋台のお肉の串焼き食べたいです(涎)」ダラダラ
勇者「そうか、お前は肉食系だったな」(* ̄ー ̄)っ『お金』チャラッ
狼娘「わーい♪」テテテッ
看板娘&酒場娘「うまうま///」っ『クレープ』モシャモシャ
狼娘「うまうま///」っ『串焼き』モグモグ
受付嬢「ゆうひゃはん、ほろほろもうひゅうにひきまひょう(勇者さん、そろそろ王宮に行きましょう)///」っ『クレープ』モグモグ
勇者「それ、食べ終わってからな」(* ̄ー ̄)
-
- 39 : 2018/11/10(土) 08:02:59 :
- ~勇者国 王宮 謁見の間~
王様「そなたこそは選ばれた『勇者』だ!」ビシッ
勇者「やっぱり」(* ̄ー ̄) ヤレヤレ
王様「魔王を倒し世界に平和をもたらすのだ!」キリッ
勇者「やっぱ魔王か」(* ̄ー ̄)
王様「魔王を倒した暁には褒美としてこの王女を妻に娶るが良い」キリッ
王女「///」ポッ
狼娘(魔獣モード)「ぐるるる」ゴゴゴゴゴ
王様&王女「ひいっ!」ガクブル
勇者「おすわり!」(*`Д´)ノ ビシッ
狼娘(魔獣モード)「ぐるる」スワリッ
王様「ど、どうしたのじゃ、褒美に王女を妻に娶るのが不満なのか?」
王女「勇者様、お慕い申し上げておりますわ///」ポッ
看板娘「『ザラキ』!」パアア
酒場娘「『ザラキ』!」パアア
受付嬢「『ザラキ』!」パアア
さんにんはそくしじゅもんをとなえた!
王様「ぐうっ!」ガクッ
王女「あうっ!」バタッ
おうさまとおうじょのいきのねをとめた!
勇者「なんで僧侶でもないのに即死呪文唱えるの」(ー_ー;)
看板娘「なんとなく今なら使える気がしたw」
勇者「MPのムダだから唱えちゃダメ、『ザオリク』!」(#`皿´)ノ パアア
ゆうしゃはじゅもんをとなえた!
王様「むうっ、今何が?」ムクリ
おうさまがいきかえった!
勇者「『ザオリク』!」(* ̄∇ ̄)ノ パアア
王女「あらっ?」ムクッ
おうじょがいきかえった!
王女「この命は勇者様が与えて下さったモノ、つまりわたくしは勇者様のモノですわ///」ポッ
勇者「この娘もちょっと変わってんな」(´・ω・`)
-
- 40 : 2018/11/10(土) 09:09:38 :
- ~勇者国 王宮 謁見の間~
王様「勇者に旅の支度を」バサッ
大臣「はっ、勇者様、『ひのきの棒』と『旅人の服』それに『50G』です」サッ
勇者「えいっ!」(#`皿´)っ『ひのき//の棒』ポキン
大臣「な、なにを?」スザッ
勇者「金等級の冒険者に『ひのきの棒』を支給すんな、薪にもならんわ!」(ー。ー#) ピキピキ
王女「まあっ、男らしくてステキ///」ポッ
大臣「で、ではせめてお金を」っ『50G』チャリッ
勇者「そんな子供のこづかいみたいな額のお金要らない」(ー。ー#) ピキピキ
王女「まあっ、なんて欲の無い方///」ポッ
受付嬢「金等級の冒険者で思い出した」ゴソゴソ
酒場娘「なに?」
受付嬢「選ばれた勇者よ、冒険者ギルドから白金等級を授けよう」っ『白金等級証』チャラッ
勇者「で?」(´・ω・`)
受付嬢「あっ、いや、勇者さんが『選ばれた勇者』になられたので冒険者ギルドが等級を上げてですねー///」っ『白金等級証』ワナワナ
勇者「等級上げるって、それだけ?」(´・ω・`)
受付嬢「真顔でそれだけって言われましても///」っ『白金等級証』プルプル
看板娘「白金等級ってなに?」キョトン
酒場娘「金等級は英雄クラスで、白金等級は伝説の英雄クラスの冒険者って事よ」
看板娘「勇者さんが伝説の英雄かぁ、なんかカッコいいなぁ///」ワクテカ
狼娘「ボクの旦那様なんだならカッコいいに決まってます///」っ『尻尾』フリフリ
-
- 41 : 2018/11/11(日) 10:53:25 :
- ~王都 ルィーダの酒場~
女主人「あらっ、仲間を探してるの?」ニコッ
勇者「魔法使いはいないかな?」(* ̄ー ̄)
女主人「ちょうど良い人が居るわ」
勇者「どんな人?」(* ̄ー ̄)
女主人「若くて可愛い女の子よ、即死呪文が得意なの」ニコッ
勇者「あっ、その人は後で良いです」(´・ω・`)
女主人「じゃあ、他にどんな人を探してるの?」
勇者「えーと、戦士とか」(* ̄ー ̄)
女主人「そうねぇ、通常攻撃系なら武闘家の女の子しかいないわねぇ」
勇者「その人も後で良いです」(´・ω・`)
女主人「他に紹介して欲しい人は?」
勇者「回復系の呪文を使える人を」(* ̄ー ̄)
女主人「あら、ちょうど僧侶の女の子がいるわよ」
勇者「じゃあ、その人を紹介して下さい」(* ̄ー ̄)
王女 ♀ 僧侶
ぶき E:けんじゃのつえ
よろい E:ひかりのドレス
たて 未装備
かぶと E:おうごんのティアラ
王女「勇者様、お慕い申し上げております///」ポッ
勇者「えーと」(´・ω・`) ガッカリ
王女「少しでも勇者様のお役に立てればと///」モジモジ
勇者「回復呪文使えるの?」(* ̄ー ̄)
王女「『ホイミ』でしたら///」カァー
勇者「(ホイミレベルにしては装備がムダに豪華)」(ー_ー;)
王女「あっ、でもわたくし王家の秘宝を持ってますのよ」っ『けんじゃのいし』ペカー
勇者「おうっ」(゜ロ゜;ノ)ノ
王女「これでどんなお怪我でも治して差し上げられます///」ポッ
勇者「その石だけ貸して」(* ̄∇ ̄)ノ
王女「それはダメです」イヤイヤ
-
- 42 : 2018/11/11(日) 11:18:43 :
- ~ルィーダの酒場~
勇者「王宮で会ったのが初めてだよね」(* ̄ー ̄)
王女「そうですわ///」ニコッ
勇者「初めて会ったのにお慕いしてますってなんで、『勇者』だから?」(´・ω・`)
王女「お父様や大臣さんから大陸一のドラゴンスレイヤーで英雄だとお聞きして憧れておりまして///」ポッ
勇者「うわさ話でか」(* ̄ー ̄) フム
王女「お父様から『魔王』を倒したら夫となる方だとお聞きして。。。でも恐い人だったらと不安でしたのですけど、お会いしたらとても素敵な方で///」ポォーッ
勇者「(お姫様育ちだからか、ちょっと思い込み強いタイプかな)」(; ̄ー ̄A
看板娘「あんた、お姫様かも知れないけれど結婚しても第三夫人だからね!」ビシッ
王女「第三?」キョトン
狼娘「そうです、ボクが第二夫人なんですからね!」っ『尻尾』ブンブン
酒場娘「ちょっと、あたしが抜けてるわよ!」ゴルァ
看板娘「あんたは愛人くらいで良いのよ」ヒラヒラ
酒場娘「なんであたしがあのほわーんとしたお姫様より下なのよ!」ムギー
女主人「さあさあ、パーティーが揃ったんなら出て行って下さい」シッシッ
勇者「あっ、ちょっと、まだ冒険者を」(;゜∇゜)
女主人「貴方の連れて来た女の子達が他の冒険者を追い返しちゃって仕事にならないの、早く連れて帰って!」プンスカ
勇者「他の冒険者?」(´・ω・`)
狼娘(魔獣モード)「がるるるる」ズイッ
一般冒険者「きゃー!」スタコラ
看板娘「第二夫人、邪魔者は店に入れちゃダメよ!」
酒場娘「特に若い女の冒険者は全部追い返すのよ!」
勇者「あ゛」Σ( ̄皿 ̄;;
-
- 43 : 2018/11/11(日) 12:58:52 :
- ~フィールド~
前衛 狼娘(魔獣モード)
前衛 酒場娘(武闘家)
遊撃 勇者(勇者)
後衛 看板娘(魔法使い)
後衛 王女(僧侶)
まもののむれがあらわれた!
勇者「とうっ!」ι(`ロ´)ノ キリキリ ピュンッ← 遠距離攻撃
ゆうしゃのこうげき!
勇者「やあっ!」(#`皿´)っ『ドラゴンの牙のやり』ブスッ ←中距離攻撃
ゆうしゃのこうげき!
看板娘「えいっ!」っ『いかづちのつえ』バリバリー
かんばんむすめはつえをたかくかかげた!
勇者「たあっ!」(*`Д´)っ『どらごん・すれいやぁ』スパッ ←接近戦
ゆうしゃのこうげき!
狼娘(魔獣モード)「がるっ!」ガブッ
おおかみむすめのこうげき!
酒場娘「破っ!」ゲシッ
さかばむすめのこうげき!
王女「はいっ!」っ『けんじゃのいし』パアア
おうじょはけんじゃのいしをたかくかかげた!
まもののむれをやっつけた!
看板娘「勇者さん、なんか1ターンに3回攻撃してない?」
勇者「日頃の鍛練のおかげです」(* ̄ー ̄)
王女「さすがは勇者様ですわ///」ポッ
看板娘「あんたはアイテムを高く掲げただけじゃない」フンッ
狼娘「第一夫人も杖を高く掲げただけですけどね」っ『尻尾』モフモフ
酒場娘「いやー、勇者さんが強力な魔物をどんどん倒すから経験値がいっぱい貯まるわね♪」ヒャッハー
看板娘「みんなのレベルも上がってパーティーらしくなって来たわね」ニカニカ
勇者「うーん」(´・ω・`)
王女「どうかされましたか?」
勇者「何か忘れてるような」(ー_ー;)
~王都 ルィーダの酒場~
受付嬢「あのー、わたし(泣)」シクシク
-
- 44 : 2018/11/11(日) 22:30:40 :
- ~フィールド~
勇者「えっ、記者?」(´・ω・`)
女記者「ハイ、取材を」っ『手帳』メモメモ
勇者「今ちょっと忙しいんだけど」ι(`ロ´)ノ キリキリ ピュンッ
キングヒドラ「きしゃー!」っ『矢』ブスッ
女記者「では、勇者様が忙しいようなので、新人ながらヒロインに抜擢された王女様にインタビューを」っ『手帳』メモメモ
王女「そんなぁ、わたくしがヒロインだなんてぇ///」テレテレ
キングヒドラ「ぎゃーす!」ゴオオオオー
看板娘「ぎゃー!(泣)」コゲコゲ
酒場娘「みゃ~!(泣)」コゲコゲ
女記者「王女様、今のお気持ちは?」っ『手帳』メモメモ
王女「そうですねぇ、勇者様と二人で世界の平和の為に頑張っていこうかとー///」モジモジ
看板娘「『けんじゃのいし』はよ!(怒)」コゲコゲ
酒場娘「こらぁ、こんな時にインタビューとか受けてんな!(怒)」コゲコゲ
王女「あっ、ちょっとお待ち下さいね」っ『けんじゃのいし』ペカー
女記者「あっ、そのポーズ良いですね、ホレ描いて」
絵師「そのまま、そのまま」っ『スケッチブック』カキカキ
狼娘(魔獣モード)「がるる!」ガブッ
王女「まだでしょうか?」っ『けんじゃのいし』プルプル
絵師「もう少しで」っ『スケッチブック』カキカキ
キングヒドラ「きしゃー!」ゴオオオオー
キングヒドラははげしいほのおをはいた!
女記者「ぎゃー!(泣)」コゲコゲ
王女「きゃー!(泣)」コゲコゲ
絵師「ああっ、せっかく描いたのに!(泣)」っ『スケッチブック』コゲコゲ
勇者「何やってんの」(´・ω・`)
-
- 46 : 2018/11/13(火) 08:24:27 :
- ~フィールド~
王女「えいっ!」っ『けんじゃのいし』パアア
ぜんいんのHPがかいふくした!
女記者「王女様は忙しいようなので、こちらに取材を」っ『手帳』メモメモ
看板娘「えっ、あたし?///」クルッ
女記者「お名前を」っ『手帳』メモメモ
看板娘「看板娘です、魔法担当です///」テレテレ
女記者「貴女と勇者様とのご関係は?」
看板娘「勇者さんの正妻です」キッパリ
女記者「えっ?」ギョッ
狼娘「あっ、ボクが第二夫人です、第二夫人」っ『尻尾』フリフリ
女記者「ええーっ!」ビックラ
キングヒドラ「きしゃー!」ズンズン
勇者「とうっ!」(#`皿´)っ『ドラゴンの牙のやり』ブスッ
女記者「勇者様の第一夫人に第二夫人?」っ『手帳』メモメモ
看板娘「その通り」エッヘン
狼娘「ボクが第二夫人です、ボクが!」っ『尻尾』ブンブン
王女「あのー、わたくしは第三夫人らしいのです」オズオズ
女記者「す、スクープだ!」ワクテカ
酒場娘「だからあたしを抜かすな!(怒)」
勇者「良いからみんな戦って」Σ( ̄皿 ̄;;
女記者「世界を救う勇者が実はパーティーでハーレムを作っていた、これは売れる!」ワナワナ
勇者「お前、報道じゃなくて芸能記者だろ」(´・ω・`)
キングヒドラ「きしゃー!」ゴオオオオー
女記者「ぎゃー!(泣)」コゲコゲ
勇者「危険だから戦闘中の取材は禁止」(´・ω・`)っ『ドラゴンの皮のたて』サッ
女記者「は、はひっ(泣)」コゲコゲ
-
- 47 : 2018/11/17(土) 20:46:06 :
- ~フィールド~
バッサ バッサ
看板娘「何、あれ?」ジー
酒場娘「ドラゴン?大きい??」ホヘー
狼娘「あっ、あれは黒龍将軍です!」っ『尻尾』ピーン
王女「お知り合いなのですか?」
狼娘「黒龍将軍は魔王軍四天王でも最強と言われる最凶の魔物!」っ『尻尾』ダラン
ズシーン
ブラックドラゴン「我こそは、魔王軍四天王筆頭の・」フハハハハ
勇者「うらぁ!」(#`皿´)っ『どらごんすれいやぁ』ズバァ
ブラックドラゴン「ぐはぁ!」ボタボタ
看板娘「いきなり攻撃したwww」
ブラックドラゴン「ちょ、まっ、名乗りを・」ドクドク
勇者「だらぁ!」(#`皿´)っ『どらごんすれいやぁ』ズバァ
ブラックドラゴン「げぼぁ!」ボタボタ
酒場娘「容赦ないなwww」
ブラックドラゴン「は、話を聞け!」ドクドク
勇者「ひ、久しぶりに大物のドラゴンが獲物だ!」( ☆∀☆)ギンギン
ブラックドラゴン「え゛?」ギクゥ
勇者「狩るぞ!」(#`皿´)っ『どらごんすれいやぁ』ズバァ
ブラックドラゴン「ぎゃあー!」ボタボタ
王女「アレが魔王軍最強なのですか?」キョトン
狼娘「いや、旦那様とは相性が悪かったというか(汗)」タラー
勇者「おらぁ!」(#`皿´)っ『どらごんすれいやぁ』ズバァ
ブラックドラゴン「もうヤメて~(泣)」ボタボタ
看板娘「飛んで火に入る夏の虫www」ゲラゲラ
酒場娘「最強のドラゴンスレイヤーの前にドラゴンがノコノコ現れるなんてねーwww」ゲラゲラ
-
- 48 : 2018/11/17(土) 21:09:35 :
- ~フィールド~
ブラックドラゴン(死亡)「」チーン
勇者「さあ、解体、解体」(* ̄ー ̄)っ『狩猟用ナイフ』ズバッ
看板娘「あっさり獲物にwww」プークスクス
酒場娘「魔王軍四天王最強なのにwww」
勇者「うーん、この黒い皮で防具作ったらカッコいいかも」(* ̄∇ ̄)っ『ブラックドラゴンの皮』
看板娘「黒龍の皮よろいかぁ、カッコいいわねー」
酒場娘「これだけ大きいドラゴンだったら皮よろいも皮のたても大量に作れるんじゃない♪」
勇者「うむっ、牙も立派だ」(* ̄ー ̄)っ『ドラゴンの牙』ギラリ
狼娘「さすがに少し哀れ」ナームー
王女「元仲間ですものね」
勇者「ちょっとこの肉を料理してくれない?」(* ̄ー ̄)っ『ドラゴンのヒレ肉』
看板娘「ドラゴンなんか食べれるの?」
勇者「牛肉よりも美味しいよ」(* ̄ー ̄)
看板娘「じゃ、晩御飯のおかずね」っ『肉斬り包丁』キラリ
たき火「」パチパチ
ドラゴンのヒレ肉「」ジュージュー
看板娘「うーん、肉の焼ける良い匂い♪」っ『胡椒』パラパラ
狼娘「良い匂い(涎)」ダラダラ
王女「元仲間を食べるんですか?」ジトー
狼娘「あっ、いや、その、まさかぁ///」ヒラヒラ
看板娘「尻尾の肉はシチューにしましょ♪」
鍋「(ドラゴンの尻尾肉)」グツグツ
狼娘「美味しそう(涎)」ダラダラ
王女「食べる気満々ですわねw」プークスクス
狼娘「あっ、いや、その、供養になるかと思って///」グギュルルル
勇者「いただきます」(* ̄ー ̄)っ『ドラゴン肉』モグモグ
狼娘「ああっ、美味し過ぎて涙が出る///」っ『尻尾』ブンブン
酒場娘「どっちの涙だ?」っ『ドラゴン肉』モシャモシャ
看板娘「尻尾の方が本心ねw」っ『ドラゴン肉』モキュモキュ
-
- 49 : 2018/11/24(土) 07:47:20 :
- ~フィールド~
まものがあらわれた!
???♀「うははははー、勇者よ、俺が魔王軍四天王魔虎将軍だ、勝負しろ!」ザッ
勇者「女の子?」(* ̄ー ̄)
看板娘「獣耳に尻尾が生えてる」
酒場娘「獣人族か?」
狼娘「むうっ、厄介な相手だな」っ『尻尾』ダラン
王女「お知り合いですか?」
勇者「強いの?」(* ̄ー ̄)
狼娘「ボクより強い事は無いと思いますが」っ『尻尾』ダラン
看板娘「じゃあ何が厄介なのよ?」
狼娘「旦那様に負けたら嫁に来たがります」っ『尻尾』ダラン
酒場娘「お前と同族だった!」ガクガク
勇者「それは面倒だなぁ」(´・ω・`)
虎娘「何をごちゃごちゃ言ってる、往くぞ!」ザッ
看板娘「勇者さんは!」っ『銀のフォーク』サッ
酒場娘「アタシたちが護る!」っ『銀のスプーン』サッ
虎娘「武器じゃないだろソレ!」バシッ
看板娘&酒場娘「ギャー!」ゴロゴロ
王女「お二人とも大丈夫ですか?」っ『けんじゃのいし』パアア
狼娘(魔獣モード)「仕方ないボクが!」ゴゴゴゴゴ
虎娘(魔獣モード)「けっ、裏切り者が!」ゴゴゴゴゴ
ドカッ バキッ ゲシッ
看板娘「うーん、互角の戦いねぇ」ボロッ
酒場娘「ダメージは与えてるけど、どんどん回復してるな」ボロッ
王女「けんじゃのいしを使うヒマがありません」
狼娘(魔獣モード)「ぐるる」ガブッ ←噛みつき
虎娘(魔獣モード)「がうっ」シュウシュウ ←回復
虎娘(魔獣モード)「がるる」ザシュッ ←引っ掻き
狼娘(魔獣モード)「ぐうっ」シュウシュウ ←回復
勇者「決着が着かないな」(´・ω・`)
-
- 50 : 2018/11/24(土) 08:01:48 :
- ~フィールド~
カァー カァー
狼娘(魔獣モード)「ぐるる」ゼヘーゼヘー
虎娘(魔獣モード)「がるる」ゼヘーゼヘー
王女「もう日が暮れますね」オロオロ
看板娘「決着着かないわね」ハアー
酒場娘「もう三日間くらいやらせとけば?」ヒラヒラ
勇者「そうもいかない」(* ̄ー ̄)っ『ミスリルのトマホーク』スチャッ
看板娘「やっぱそうなるかー」ヤレヤレ
勇者「とうっ!」(#`皿´)っ『ミスリルのトマホーク』ザシュッ
虎娘(魔獣モード)「ぎゃん!」ブッシャー
勇者「とう、とう、とうっ!」(*`Д´)っ『ミスリルのトマホーク』ザシュザシュザシュッ
虎娘(魔獣モード)「ぎゃあー!」ドクドク
狼娘「旦那様、ボクのために!」シュウシュウ
酒場娘「ちょっと違う」ヒラヒラ
勇者「むっ」(* ̄ー ̄)っ『ミスリルのトマホーク』ボタボタ
虎娘「ううっ」シュウシュウ
看板娘「人型に戻った」フウッ
虎娘「ま、負けた・・・俺はお前の嫁に(以下略)///」ポッ
勇者「やっぱり」(´・ω・`) ガッカリ
王女「勇者様の第何夫人なのでしょうか?」
看板娘「えーと、第4夫人かなぁ?」
狼娘「ボクが第2夫人です、第2!」っ『尻尾』ブンブン
酒場娘「ちょっと待て、アタシが抜けてる!(怒)」プンスカ
勇者「扶養家族がどんどん増えてないか」( ´△`) ハアー
虎娘「強い人///」っ『尻尾』フリフリ
とらむすめがなかまになった!
ゆうしゃはだいよんふじんをてにいれた!
酒場娘「ちょっと待て、アタシは!」ゴラァ
看板娘「ウチの国の法律って何人までOKだっけ?」
王女「四人までですわ」
-
- 51 : 2018/11/25(日) 09:35:13 :
- ~野営~
たき火「」パチパチ
勇者「戦いが長引いて野営になってしまったな」(* ̄ー ̄)っ『枯れ枝』ポイッ
虎娘「この肉うんまっ///」っ『ドラゴン肉』モシャモシャ
看板娘「スゴい食べるわねぇ」タラー
虎娘「コレうめぇなぁ何の肉だ?」っ『ドラゴン肉』モグモグ
狼娘「黒龍将軍の肉なんだけど」っ『ドラゴン肉』モキュモキュ
虎娘「ええっ!」っ『ドラゴン肉』プルプル
酒場娘「さすがに元仲間の肉はショックだよねー」ヒラヒラ
虎娘「そっかぁ、アイツこんなに旨い肉だったのかぁ///」っ『ドラゴン肉』モグモグ
王女「全くショック受けてませんね」タラー
虎娘「さぁ、飯も食ったし」スクッ
勇者「んっ?」(´・ω・`)
虎娘「子作りしよ、子作り」っ『勇者』ワシッ
看板娘「ごらぁ!」プンスカ
酒場娘「なにすんだ!」プンスカ
虎娘「何怒ってんだよ、俺はコイツの嫁なんだから良いだろ」っ『勇者』グイッ
狼娘「ご飯食べて腹がふくれたら子作りって、お前は獣か!」グルルル
虎娘「お前には言われたくないわ!」ガルルル
王女「ちょっと待ちなさい第4夫人」ピシッ
虎娘「な、なんだよ」っ『勇者』ワシッ
王女「物事には順序と言うものがあるのです」キリッ
酒場娘「さすがは王女、そこはかとなく威厳が」
王女「子作りも先ずは第1夫人から」ピシッ
虎娘「ええーっ(不満)」っ『勇者』ワシッ
看板娘「えっ、ちょ、第1夫人からって、そのっ、心の準備が!///」ワタワタ
狼娘「第1夫人が心の準備出来てないなら、第2夫人のボクからでも良いですよ///」っ『尻尾』ブンブン
-
- 52 : 2018/11/25(日) 11:21:02 :
- ~フィールド~
看板娘「勇者さんとの子作りがイヤだとかじゃないのよ、ただその、雰囲気とかー///」アセアセ
虎娘「強い男の種で子供作って種族を繁栄させるのに雰囲気とか関係ない!」キッパリ
看板娘「だからって、こんな野っ原で子作りだなんて、獣じゃあるまいし!///」ワタワタ
虎娘「獣ですけど」(ФωФ)キッパリ
狼娘「そこは否定しなよ」っ『尻尾』ダラン
王女「第1夫人が乗り気でないようでしたら、第3夫人のわたくしが今夜は勇者様の夜伽を///」ポッ
狼娘「あー、第2夫人のボクが先だってば!」っ『尻尾』ブンブン
虎娘「順番だとかややこしいなぁ、ヤれば良いじゃんヤれば」ポリポリ
看板娘「ちゃんと式を挙げて、正式な夫婦の誓いをたててから、二人だけで初夜を///」ゴニョゴニョ
虎娘「まどろっこしい言ってないでさっさとヤれば良いじゃん!」イライラ
看板娘「獣じゃないんですから、段取りがあるんです!」キーッ
虎娘「だから獣なんですけど」(ФωФ)フンッ
狼娘「否定しろよ」っ『尻尾』ダラン
王女「そうですわ、今夜の夜伽を誰にするか勇者様に決めて貰いましょう」ポンッ
虎娘「よし、誰が選ばれても恨みっこなしな」ニマニマ
狼娘「ボクが選ばれるに決まってる」っ『尻尾』ブンブン
看板娘「(え、選ばれたらどうしよう)///」ドキドキ
勇者「Zzz」( ̄ー ̄)スヤスヤ
酒場娘「あんたらの話長いからとっくに勇者さん寝てるけど、アタシの膝枕でwww」っ『勇者』ダキッ
虎娘「てっ、てめー!(怒)」プンスカ
狼娘「嫁じゃないクセに!(怒)」プンスカ
-
- 53 : 2018/11/25(日) 11:48:36 :
- ~フィールド~
まものがあらわれた!
???♀「『イオナズン』!」ドカーン
看板娘「のわー!」コゲコゲ
酒場娘「ぎゃあー!」コゲコゲ
勇者「王女さん、けんじゃのいし」(´ノω・`メ)コゲコゲ
王女「はいっ!」っ『けんじゃのいし』パアア
勇者「ダークエルフか?」(* ̄ー ̄) チラッ
ダークエルフ?♀「くくく」ズイッ
狼娘「あっ、アイツは!」シュウシュウ ←回復中
虎娘「魔導将軍!」シュウシュウ ←回復中
王女「お知り合いですか?」っ『けんじゃのいし』パアア
狼娘「魔王軍四天王の最後の一人魔導将軍です!」っ『尻尾』ピーン
虎娘「魔王軍最強の魔法使い。。。」っ『尻尾』ダラン
魔導将軍「ふふん、魔王軍最強の魔法の使い手がワタシだ」トクイトクイ
勇者「強いの?」(´・ω・`)
狼娘「精霊魔法から暗黒魔法、禁呪など使えない魔法はないと噂される魔法使いです」
虎娘「魔力だけなら魔王様と同じくらい強力だとの噂が」
魔導将軍「ふふふ、魔王様と互角の魔力と言われるワタシの恐ろしさをとくと味わうが良い、『漆黒の闇の底に燃える地獄の業火よー』」ゴゴゴゴゴ
看板娘「うわっ、なんか恐い呪文を詠唱し出した!」ガクガク
酒場娘「ひええ」ガクガク
勇者「『マホトーン』!」(* ̄∇ ̄)ノパアア
ゆうしゃはじゅもんをとなえた!
魔導将軍「(そんなしょぼい呪文など)」ゴゴゴゴゴ
まどうしょうぐんのじゅもんをふうじた!
魔導将軍「え゛?」ピタッ
勇者「最強の魔法使いなんでしょ」(* ̄ー ̄)
魔導将軍「」コクコク
勇者「だからマホトーン」(´・ω・`) アッサリ
-
- 54 : 2018/11/25(日) 12:07:38 :
- ~フィールド~
まどうしょうぐんのじゅもんをふうじた!
魔導将軍「え、えーと」オロオロ
勇者「じゃ、肉弾戦オンリーで」(* ̄ー ̄)
魔導将軍「ええっ!(泣)」シクシク
狼娘(魔獣モード)「ぐるる」ゴゴゴゴゴ
虎娘(魔獣モード)「がるる」ゴゴゴゴゴ
魔導将軍「や、やめて死んじゃう(涙)」プルプル
勇者「二人とも待て!」(* ̄∇ ̄)ノ
狼娘(魔獣モード)「ぐる」ピタッ
虎娘(魔獣モード)「がる」ピタッ
魔導将軍「貴方様の下僕としてなんでもやりますからどうか命だけは」ドゲザー
勇者「うーん、でもダークエルフはちょっと信用がなぁ」( ̄ー ̄) ムー
魔導将軍「夜伽でもなんでも貴方様の思いのままにいたします!」ヒシッ
勇者「そっち系は間に合ってるんだけど」( ̄ー ̄)
魔導将軍「あんな小娘達なんかよりもこのダークエルフのエロい身体が貴方様のモノに!」ムチムチ
看板娘「ただの命乞いなのはわかってるけど」っ『いかづちのつえ』サッ
酒場娘「言って良い事と悪い事が」っ『鉄のつめ』サッ
王女「まさかコレで攻撃する事になるとは」っ『けんじゃのいし』サッ
勇者「三人とも待て!」(* ̄∇ ̄)ノ
ドカッ バキッ ゲシッ
魔導将軍「ぎゃー、誰だ石で殴ってんのは!」ジタバタ
勇者「待てって言ったのに」(´・ω・`)ザンネン
魔導将軍「とりあえず降伏させて下さい(涙)」ボロッ
看板娘「最初からそう言えば良いのよ、最初から」フンッ
-
- 55 : 2020/09/29(火) 13:05:26 :
- 高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
http://www.ssnote.net/archives/80410
恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
http://www.ssnote.net/archives/86931
害悪ユーザーカグラ
http://www.ssnote.net/archives/78041
害悪ユーザースルメ わたあめ
http://www.ssnote.net/archives/78042
害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
http://www.ssnote.net/archives/80906
害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
http://www.ssnote.net/archives/81672
害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
http://www.ssnote.net/archives/81774
害悪ユーザー筋力
http://www.ssnote.net/archives/84057
害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
http://www.ssnote.net/archives/85091
害悪ユーザー空山
http://www.ssnote.net/archives/81038
【キャロル様教団】
http://www.ssnote.net/archives/86972
何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
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