このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
この作品は執筆を終了しています。
アニ「高校初の文化祭」 アルアニ
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- 1 : 2018/03/21(水) 07:50:55 :
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はい、前回の続きです。
前回↓
アニ「繰り返し」 アルミン「今度は僕が」
http://www.ssnote.net/archives/58193
注意
1、アルアニ 現パロ
2、文章力ない
3、誤字脱字があるかも
4、投稿が遅くなる時もある
5、荒らしは無し
追加
6、アルミンがS
どうぞ
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- 2 : 2018/03/21(水) 11:46:44 :
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第四章
笑顔。
アニ「……っはあ…」ドサッ
やっと退院できたのはいいけど、家に帰ってくるまでに結構疲れた。
運動不足かな…。
意外と距離あったし。
ベッドの上に載って身体を休ませる。
明日から、また学校…。
まぁミカサ達の教室手伝ってればいいんだけど。
帰ってきたのは昼すぎなのに、もう外は暗くなり始めた。
外が暗くなる時間、早くなってきたな…。
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- 3 : 2018/03/21(水) 12:14:58 :
-
翌日
授業出るって言ってもホームルームの長い話が嫌いだから、朝は屋上で過ごす。
って思ってたんだけど…。
クリスタ「…アニ?」ガチャ
アニ「ん、クリスタ」
クリスタ「やっぱり居た。ほらアニ、早く来てよ!」
アニ「長い話がだるいの」
クリスタ「もう、そんな事言ってないで」
アニ「…終わったら行くから」
クリスタ「駄目、今!」
アニ「…嫌」
クリスタ「よし、おいで」ズルズル
アニ「ちょっ、待ってよ…」ズルズル
教室
クリスタ「おっはよ〜」
サシャ「おはようございます、クリスタ!」
サシャ「…って、えぇ!?」
クリスタ「なにしたの?」
サシャ「後ろにいる人…」
クリスタ「ああ、アニ?」
サシャ「そうそう、どうしたんですか?」
クリスタ「いいのいいの、気にしないで」
私よりも少し背の低いクリスタの後ろに隠れる。
人と接するのは苦手だから。
気にしないで って言ってるけど、茶髪のポニテしてる子は気にしてる様子。
そんなに驚くの?
私の席の一つ前がクリスタだから安心した。
窓際の一番後ろの席。
でも、私の隣の子が…。
コニー「お前、今まで何してたんだ?」
そう聞いてくる割には興味なさそうに、にいっと笑ってるだけ。
バカっぽい子だ。
アニ「…別に」
ふいっと顔を逸らして、窓の外に目をやる。
でも悪い気はしなかったらしく、ねぇねぇ と煩いぐらいに言ってくる。
それでも無視した。
クリスタ「コニー、先生から聞いたでしょ?アニが事故に巻き込まれたって」
コニー「んあ?こいつだったのか?」
クリスタ「そうだよ、全く…。」
コニー「俺知らなかった」ドヤッ
いやいや、自慢することじゃないし。
本当に馬鹿だね。
でもなんか、コニー?って人が言うこと面白い…。
「席につけー」
皆「はーい」ガタガタ
アニ「……………」
出た、担任。
めっちゃ噛みまくってるから話が長いんだよ…。
地味にウザイし。
オルオ「お、お前今日は来たんだな」
いちいち話を振るなって。
ほら、視線が飛んできた。
クリスタは、大丈夫だよ って小声で言ってくれたんだけど…。
やっぱりおかしいのかな。
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- 4 : 2018/03/21(水) 12:18:49 :
- (っ'ヮ'c)ウゥッヒョオアアァ
待ってましたァァァァァ!
期待っス!
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- 6 : 2018/03/21(水) 12:42:20 :
- スマホいじってて投稿されたかな〜っみてみたらこの状況!(語彙力(ू˃̣̣̣̣̣̣︿˂̣̣̣̣̣̣ ू)もう高校生になるのにこのアホさ悲しくなってくるよ(ू˃̣̣̣̣̣̣︿˂̣̣̣̣̣̣ ू))
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- 8 : 2018/03/21(水) 20:48:50 :
それでも他人事のように知らない振りをする。
先生は まあいい といって話を続けた。
前と変わっていない。
相変わらず舌を噛みまくってる。
最初の頃は皆笑っていたけど、今は呆れてるっていうか、慣れたらしい。
…はぁ、早く終わんないかな。
「きりーつ」
「気をつけー」
「ありがとーございましたー」
ちょっと適当な挨拶が終わって、一時限目から文化祭準備の時間を貰った。
劇は、私とクリスタとあと数人だけがやらないらしい。
頑張ってねー という軽い気持ちしかなかった。
クリスタ「二年生の方に行ってみよっか」
アニ「うん」
オルオ「お前ら、どこ行くんだよ?」
クリスタ「ちょっとそこら辺です」タッタッタッ
オルオ「待て!話はまd…っ!」ガリッ
アニ「……………」
クリスタ「アニ、行こ」
アニ「あ、うん」
二年一組
丁度このクラスも文化祭の準備をしてる最中だった。
でも、殆ど男子は働いてなくて喋ったり遊んだりしている。
エレンとアルミンはミカサの付き添いでやってんだろうね。
クリスタ「失礼します」ガラガラ
ミカサ「クリスタ」
ミカサ「と、アニ」
エレン「どうした?」
クリスタ「手伝いに来た」
ミカサ「え?」
アニ「暇だったから」
エレン「お前らの教室はいいのか?」
クリスタ「うん。私達は参加しないから」
クラス中がもっと煩くなった。
クリスタが居るー って言ってるのが殆どだけど。
担任は今居ないらしく、騒いでも大丈夫ってことらしい。
ミカサ「そういえばアニ」
アニ「ん?」
ミカサ「アルミンとはどう?」ボソッ
アニ「なにが?」
ミカサ「上手くいってる?」
アニ「…えっと…」
答えに戸惑ってアルミンの方を見た。
アルミンは会話が聞こえてたらしく、私の手を取って言う。
アルミン「こういうこと」
ミカサ「いつの間に…。言って欲しかった」
アルミン「ごめんね」
エレン「なんでお前ら手繋いでんの?」
さっきまでクリスタと話し込んでいたエレンがやっと気づいた。
ちょっとしてから、察したらしい。
エレン「まじで?」
アルミン「まじで」
アニ「時間差すぎる…」
エレン「良かったな、アルミン」
ミカサ「エレン、私も…」
エレン「今お前と手繋ぐことないだろ」
ミカサ「…ごめんなさい」シュン
「おいおい、ミカサが悲しんでるだろ?」
エレン「なんだよ、ジャン…」
ジャン「それでも彼氏かよ」
エレン「お前が突っ込んでくるとこなんかねぇよ」
ミカサ「ちょっとエレン、落ち着いて。ジャンも」
ジャン「チッ、わーったよ。悪かったな」
アルミン「ジャンも最初っから来なきゃいいのに」
ジャン「ミカサが悲しんでるところを見逃すって?俺には無理だな」
エレン「俺がなんとかするからいいんだよ」
ジャン「はあっ!?お前だけに任せられっかよ」
エレン「なんだよそれ!」
ガラガラ
「ちょっと、煩いわよ!廊下まで声が響いてる!」
ミカサ「…先生」
ミカサ「ごめんなさい…」
ペトラ「またエレンとジャン?」
ミカサ「そうです」
ペトラ「全く、懲りないわね…」
-
- 9 : 2018/03/21(水) 21:18:19 :
-
ペトラ「あれ、一年生の子じゃない。どうしたの?」
クリスタ「手伝いに来たんです」
ペトラ「いいの?」
クリスタ「はい!」
ペトラ「ありがとう、じゃあ貴方も?」
アニ「…はい」
返事を返したあと、一歩引いてアルミンの影に隠れた。
アルミンと手を繋いだまま。
それどころか、その手に力を入れる。
ペトラ「それじゃあ二人とも、よろしくね」
クリスタ「はい」
ペトラ「もしかして担任はオルオ?」
クリスタ「そうですよ」
ペトラ「ああ、ならあいつにはお礼言わなくていっか」
急に口が悪くなる。
声のトーンも低くなった。
あいつ って…。
ペトラ「名前は?」
クリスタ「私はクリスタです」
アニ「…あ、アニ、です…」
ペトラ「クリスタ、アニ、ミカサも。ちょっといいかな?」
ミカサ「なんですか?」
ペトラ「ちょっと来て」
クリスタ「はい?」
先生に連れてこられたのは、二年の多目的室。
もの置き場の割にはガランとしてる。
先生は、その中に置いてあった一つの袋を持ってきた。
ミカサ「…あの、なんですか、その袋」
ペトラ「これね、カフェを開く時に着る服なんだけど」
ミカサ「服ってきまってましたっけ」
ペトラ「ううん、でもこれ着ると可愛いと思うよ」
そう言って取り出したのは、メイド服…。
アルミンに着ろって言ったことはあるけど、まさか私が?
ミカサ「あ、あの…、それって…」
ペトラ「そう、これを着てもらうわ」
ミカサ「なんで急に!?」
ペトラ「いや、ね?ある人から女子のメイド姿が見たいって言われちゃって」
ミカサ「…誰ですか?」
ペトラ「それは口止めされてるんだよね」
ミカサ「…はぁ」
ペトラ「一回着てみて」
ミカサ「えっ、私だけ?」
ペトラ「二人も」
アニクリ「え?」
クリスタ「わ、私達も…?」
アニ「私は着ない」
ミカサ「…手伝ってくれるんでしょ?」
アニ「私は着な…」
ミカサ「ん?」
アニ「だから…」
ミカサ「え?」
アニ「……。…解った。二人が着るなら、いいよ…」
最悪だ。
誰だよ見たいって言った人…。
まあ誰だったとしても遠慮なんてしないから。
死ぬ寸前まで…
クリスタ「アニ、八つ当たりは駄目だからね」
アニ「……はい」
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- 10 : 2018/03/21(水) 21:20:41 :
- 期待!
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- 11 : 2018/03/21(水) 21:35:08 :
- 期待!明日はアニの誕生日です。後9日でエレンの誕生日です。二人ともおめでとうございます。
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- 12 : 2018/03/21(水) 21:48:06 :
- 期待!
アニちゃんのメイド見てみたい…
あ、想像したら赤い絵の具が鼻から…
(* ̄ii ̄)(* ̄ii ̄)(* ̄ii ̄)(* ̄ii ̄)
あと2時間13分でアニちゃんの誕生日!!
一足はやいけど.*・♥゚Happy Birthday ♬ °・♥*.アニちゃん!! よし、12時になったらここでおめでとうメールみたいにやるぞぉぉぉぉ!
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- 14 : 2018/03/21(水) 23:56:30 :
ペトラ「じゃあ、カーテン閉めとくから着替えて」
アニ「え、今!?」
ペトラ「当たり前じゃない」
アニ「…うぅ…//」
ペトラ「ほら、恥ずかしがってたら駄目!」
アニ「…一瞬だけですよ…」シャッ
ペトラ「ミカサとクリスタも…って、あれ?」
クリスタ「どうでしょうか?」
ミカサ「着てみたのはいいけど、ちょっと…///」
ペトラ「あら、可愛い!思ってた以上ね。似合ってる」
クリスタ「アニは?」
ペトラ「今着替え中」
ミカサ「それにしてもクリスタは、なんか違和感がない」
ミカサ「凄く似合ってる」
クリスタ「そ、そう?ありがとう…」
クリスタ「ミカサも可愛いよ」
ミカサ「私は、そんな…」
アニ「…着ま、した…」シャッ
ペトラ「…!」
クリスタ「わぁ〜」キラキラ
ミカサ「…おおー…」
アニ「…うっ、そんな見ないでよ…//」
ペトラ「可愛い!」
クリスタ「新鮮だね、普段もお洒落とかしないし」
ミカサ「これ、誰でも惚れると思う…」
ペトラ「んー、でもなんか違うんだよなぁ…」
アニ「えっ…?」
ペトラ「…あ、そうだ」
ペトラ「こっち付けてみて」
渡してきたのは、猫耳カチューシャ…。
なんで私だけ。
もっと恥ずかしいんですけど…!
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- 15 : 2018/03/22(木) 00:00:00 :
- なう(2018/03/22 00:00:00)
アニⒽ⃞ⓐ⃞ⓟ⃞ⓟ⃞ⓨ⃞ ᵕ̈*Ⓑ⃞ⓘ⃞ⓡ⃞ⓣ⃞ⓗ⃞ⓓ⃞ⓐ⃞ⓨ⃞
誕生日おめでどぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!
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- 17 : 2018/03/22(木) 00:02:07 :
- 待ってたからね笑
てかアニのメイド…(* ̄ii ̄)
期待!
-
- 19 : 2018/03/22(木) 01:09:13 :
アニ「ちょっと、これは…」
そう言って付けようとしなかったけど、カポッと被せられた。
恥ずかしくて、軽く握った右手を口元に持っていく。
こんな姿をあいつらに見られたら終わりだ。
ペトラ「アニはツンデレだからね、猫が似合うよ」
アニ「そんな…」
アニ「それに私、接客とか苦手なんですけど…」
ペトラ「それでいいんだよ、萌える」
アニ「も、萌えるって…//」
ミカサ「これは…」
クリスタ「最強ですね…」
ミカサ「恐るべし…」
クリスタ「エレン達呼んでくる?」
ミカサ「うん、お願い。その間に私は着替えてる」
クリスタ「え?駄目」
ミカサ「えっ?」
クリスタ「ちゃんと彼氏にも見てもらわなきゃ」
ミカサ「えぇ?//」
クリスタ「じゃ、行ってくる」タタタッ
二年一組
クリスタ「エレン、アルミン」コソッ
エレン「おお、クリスタ」
クリスタ「しーっ」
アルミン「ん?」
クリスタ「ちょっと来て」
エレン「おう」ガラガラ
エレン「…って、クリスタ?その格好…」
クリスタ「まぁ、いろいろあって…」
クリスタ「そんな事はいいから、来て!」
エレン「?」
多目的室
クリスタ「ここ」ガラガラ
エレン「ここ?」
エレン「…っ!///」
アルミン「っ!?!?」
アニ「…あ……」
ミカサ「……///」
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- 20 : 2018/03/22(木) 01:27:29 :
な、なんで?
アルミン…?
あーもう!
なんで居んの!
最悪…。
アニ「うぅ…//」
アルミン「あ、アニ…」
その場にしゃがみ込んで、膝に顔を埋める。
…もしかして、クリスタ?
なにしてくれてんの…!
ペトラ「どう?エレン、アルミン」
ペトラ「アニ達可愛くない?可愛いよね!」
エレン「は、はい…、なんか…」
ミカサ「…変だったら言って」
エレン「変じゃねぇよ、…似合ってるから」
ミカサ「あ、ありがとう…//」
ペトラ「アルミンはどう思う?」
アルミン「えっ!?まぁ…、エレンと同じです」
アニ「…もうやだ……」
消え入りそうな声で呟く。
クリスタに 早いよ! って言われたけど、全部クリスタのせいだからね。
恨むよ。
クリスタ「アルミン、アニがちょっとヤバくない?」
アルミン「んー、なんか言ってみるよ」
アルミン「ねぇアニ」
アルミンは私の近くに来てしゃがむ。
そして耳元に顔を近づけた。
横目で見て、一瞬目が合ったけどすぐ逸らす。
アルミン「可愛いよ」ボソッ
アニ「…!/////」
アニ「ばか!アルミンの馬鹿!」
アルミン「二回も言わなくたっていいのに…」
アニ「…馬鹿ぁ…///」
その言葉に慣れてきたと思ってたけど、今それ言う!?
ほんっと馬鹿!
…バカしか言えない。
アニ「…もう、本当に辞めて…///」
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- 21 : 2018/03/22(木) 01:36:17 :
- ちょ、待ってアニが可愛すぎて鼻血が…
アニちゃんはわしを大量出血させたいのか??
( ´థ౪థ)ニヤニヤが止まらない
アニのメイドみたいやべぇ…やべぇよ…アニ可愛すぎるよ!!!嫁にしたいよ!結婚したいよ!アニ付き合ってください!!!orz
期待っス!(* ̄ii ̄)ハナヂダラダラ
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- 23 : 2018/03/22(木) 10:28:36 :
-
アニ「…私もう着替える」
アニ「あんた達も戻って」
エレン「ええ?」
ペトラ「あ、客が来たときは「いらっしゃいませ」じゃないよ?」
ミカサ「へ?」
ペトラ「折角服可愛いのに、普通の挨拶じゃつまらないでしょ?」
ペトラ「だから、「お帰りなさいませ、ご主人様」って言うの」
アニ「はぁ!?」
もうこれ以上恥かかせないでよ…。
絶対言わないからね。
ペトラ「一人だけ違う方が恥ずかしいわよ」
アニ「うっ…」
見抜かれてた。
確かにそうかもしれない。
でも…。
ペトラ「エレン、あと一人男子連れてきて」
エレン「なんでですか?」
ペトラ「お試し」
エレン「?解りました」タッタッタッ
エレン「おいジャン!」
ジャン「あ?なんだよ」
エレン「ちょっと来い」
ジャン「はあ?なんでお前の言うこと聞かなきゃねぇんだよ」
エレン「いいもの見れるぞ」
ジャン「いいもの?」
エレン「とにかく来い」
ジャン「ったく…」
ガラガラ
エレン「連れてきました」
ジャン「っ!?!?!?」
ジャン「み、みかっ!は?」
ミカサ「なに、ジャン」
ジャン「あ、いや、その…」
ジャン「か、可愛い格k」
ペトラ「皆は誰のが見たい?」
アルミン「僕はアニ」
アニ「はっ?」
エレン「俺ミカサ」
ジャン「待て!俺もミカサがいい!」
エレン「駄目だ」
ジャン「なんでだよ!」
エレン「クリスタがいるだろ?」
クリスタ「え?」
ジャン「なんだよ、その言い方」
エレン「まあ、ミカサには俺がいるから諦めろ」
ジャン「ちくしょう…」
ジャン「…まぁいい」
-
- 24 : 2018/03/22(木) 10:54:46 :
アニ「どういうこと?」
ペトラ「アルミンの前でさっき言った挨拶、してみて」
アニ「や、やだ…///」
私が言うと絶対変になるから。
それにアルミンの前って…//
先生、どうかしてる…。
ペトラ「ミカサはエレンの前でいいのかな?」
エレン「はい」
ミカサ「わ、私も…?」
ペトラ「当たり前じゃない、アニだけだとアニが怒るからね」
よく解ってんじゃん。
今も多少怒ってるんだけど。
ペトラ「クリスタはジャンの前でいい?」
クリスタ「私はいいんですけど、ジャンが…」
ジャン「ミカサ…はぁ」ボソッ
アルミン「いい加減諦めなよ…」
ジャン「そんな簡単に諦められっか!」
クリスタ「(ジャンはミカサの事ばっかり…)」ムー
アルミン「…周りももっと見ればいいのに」
ジャン「な、なんだよ周りって」
アルミン「ミカサから一回目を離してみればって事」
ペトラ「ほらほら、始めて始めて」
ミカサ「言うね…?」
エレン「お、おう」
ミカサ「…お帰りなさいませ、ご主人様…」ニコ
エレン「…!/////」
ミカサ「ど、どうしたの!?」
エレン「お前、ヤバっ…」
ミカサ「えっ?えっ?」
ジャン「くっそ、エレンの奴め…、羨ましい…!」
クリスタ「(…またミカサの事考えてる…)」ムッ
クリスタ「ジャン!次私いくね」
ジャン「おう、いつでもどーぞ」
クリスタ「…(こうなったら…)」
クリスタ「お帰りなさいませ、ご主人様♡」ニコッ
ジャン「お、おう…」
クリスタ「どう?」
ジャン「…まぁ、いいんじゃねぇの?」
クリスタ「正直言って?」
ジャン「俺はいつも正直だ」
ジャン「(ちょっと可愛いと思ったのは気のせいだよな、うん)」
-
- 25 : 2018/03/22(木) 12:35:32 :
- (ΦωΦ)ホホォ…
アニちゃんの“お帰りなさいませ、ご主人様”はどう来るか…楽しみですな(* ̄ii ̄)ハナヂダラダラ
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- 27 : 2018/03/22(木) 14:26:15 :
アルミン「アニ、見せて」
アニ「えっ!?…や、やだ…」
ミカサ「私達もやった」
クリスタ「ちゃんとやらないと!」ワクワク
アニ「…えっ、と……」
アルミンはご主人様じゃないし…。
それになんかミカサ達より見られてるんだけど。
ちょっと、緊張する…。
アニ「…お、お帰りなしゃっ…!」
アルミン「ふっ!」
アニ「うぁ…///」
噛んだ。
しかも笑われた…!
なんでここで噛んじゃうの?
アルミン「もう一回、だね」
アニ「はぁ?もうやだ…」
ペトラ「緊張したの?」
アニ「…ちょっとだけ」
クリスタ「緊張しなくてもいいのに」
アニ「そ、そう言われても…」
ペトラ「もう一回やってみようか」
アニ「……一回だけですからね」
アニ「…お帰りなさい、ませ…、ご主人様…」
アルミン「また噛むところだったでしょ」
アニ「う、煩い」
アルミン「笑って?」
アニ「えっ?こ、こう?」ニヘラ
クリスタ「」キューン
ミカサ「ちょ、クリスタがキュンと来てどうするの?」
クリスタ「だって可愛いじゃん、あの笑い方」
クリスタ「ってか普段からあんまり笑んないから、いや、初めて見たけど?」
ジャン「落ち着けよ」
クリスタ「ジャンに言われたくないー」
ジャン「なっ、なんだよそれ!」
クリスタ「そのままの意味だよ」フイッ
-
- 28 : 2018/03/22(木) 18:10:25 :
- (* ̄ii ̄)ハナヂダラダラ
もう口から血を吐くレベル
アニ可愛すぎ!
期待!
-
- 30 : 2018/03/23(金) 00:18:14 :
- あ、あっという間にアニちゃんの誕生日終わっちゃった…なんか悲しいな…(ू˃̣̣̣̣̣̣︿˂̣̣̣̣̣̣ ू)
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- 31 : 2018/03/23(金) 00:19:46 :
- >>29大丈夫d('∀'*)
アニちゃん見てれば吐血しても元気出るし!
アニちゃんパワー最強✩
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- 32 : 2018/03/23(金) 00:29:19 :
アルミン「アニ、ちゃんと笑えるでしょ?」
クリスタ「えっ?アルミン、アニの笑顔見たことあるの?」
アルミン「まぁね」
クリスタ「いいなぁ…」
アルミン「って言ってるよ、アニ」
アニ「…顔が引き攣る…」
アルミン「ほぐしてあげよっか?」
アニ「いらない」
アニ「本番の時でいい」
ミカサ「それだともっと緊張するんじゃ…」
アニ「気合いだよ」
ミカサ「そ、そう…」
アニ「じゃ、着替えてくる」シャッ
ペトラ「そうね、そろそろ終わった方がいいかも」
ペトラ「ま、そういう事だから、男子達は教室戻った戻った」
エレン「えぇ?」
ミカサ「…変態」
エレン「はっ!?カーテン閉めてんだから見えねぇだろ!」
ジャン「ふっ、変態言われてやんの」
エレン「うるせぇ!」
ミカサ「なに、見たいの?」
エレン「ばっ!ちげぇわ!」
ミカサ「ムキにならないで。嘘だよ」
エレン「くっ…」
ジャン「ぷふっ…」
エレン「お前うぜぇ…」
ジャン「ああ!?なんだよ!」
エレン「やんのか!?」
ミカサ「辞めて」
ペトラ「二人とも、いい加減にしなよ?」ニコ
エレジャン「」ゾクッ
エレジャン「…はい」
ったく、騒がしい。
ちょっとは落ち着いて欲しいもんだよ。
ジャンっていう人はミカサが好きなんだろうね。
態度で丸わかり。
エレンが居るんだから諦めればいいのに…。
でも、もしアルミンが違う人と、両思い…、だったら…。
私も諦められないかも。
ちょっと解るな、その気持ち…。
だって私、すぐ嫉妬しちゃうし。
-
- 34 : 2018/03/23(金) 00:36:45 :
- ああ、アニの誕生日が〜
次に来るのはエレンか!
でもね、絶対アニの方がいい!
-
- 35 : 2018/03/23(金) 00:39:00 :
- この世で1番最強な力はアニちゃんパワーだぁ!
みんなを落とせる!(あれ、字あってるかな?)
願いがひとつ叶うなら…
アニちゃんに好かれたい…アニちゃんに嫉妬されたい…アニちゃんを生でみたい…
アニちゃんに触れたい…アニちゃんの声もっと聞きたい…アニちゃんの笑顔もっと見たい…
(願いひとつじゃねーな笑ひとつだけとか無理だな笑)長文失礼! 期待っス!
-
- 38 : 2018/03/23(金) 08:42:43 :
アニ「着替えましたー」
ミカサ「晴れ晴れした表情してるね」
アニ「うん、解放感がある」
ミカサ「そんなに?」
アニ「すごい楽」
クリスタ「なーんか着替えるの勿体なかった気がする」
アニ「別にいいじゃん、こっちの方が楽」
クリスタ「それ二回目」
ミカサ「にしてもアニ、乱れてたね」
アニ「変な言い方はやめて」
クリスタ「本当の事じゃん」
ミカサ「じゃあ、凄い暴れてた…?」
アニ「いやいや、暴れてないし」
クリスタ「もう照れまくってたって言った方が早くない?」
ミカサ「確かに」
アニ「もう振り返るのは駄目」
クリスタ「なんでよー!」
ペトラ「ほらほら、ミカサとクリスタも着替えて、授業終わっちゃうよ」
ミカサ「はーい」
クリスタ「なんか私達も勿体無い…」
ペトラ「そんなこと言ってないで着替えちゃいなさい」
ペトラ「私は教室に戻るから。アニも来て」
アニ「…はい」
本番にちゃんとやる って言っても、私本番に弱いからな…。
やばい時は…、誰かに代わろう。
まあ慣れちゃえばいいんだけど、それが難しいんだよね。
でも、やるとしても猫耳だけは絶対つけない。
何言われようが関係ないから。
…ペトラ先生、地味に怖いからな。
ま、強制じゃないよね、…多分。
-
- 39 : 2018/03/23(金) 12:56:31 :
- ( ゚∀゚)・;’.、グハッ!!
アニたんきゃわわ
期待!
-
- 41 : 2018/03/23(金) 20:36:02 :
文化祭前日
ミカサ「ちょっと、やばいかも…」ズーン
ユミル「あ?」
ミカサ「…貴方が来るなんて珍しい」
ユミル「悪ぃーな」
ミカサ「別にいいけど」
ユミル「で、どうしたんだよ?」
ミカサ「明日が当日なのに、まだ出来上がってない…」
ユミル「そうか」シレー
ミカサ「ユミルも手伝ってくれないだろうか」
ユミル「えぇー、やだよ」
ユミル「つーか、あの男子共が遊んでばっかだからだろ」
ミカサ「そうだけど…」
ユミル「私は悪くねぇし」
ミカサ「……確かに、その通り…」
ユミル「まぁ…、クリスタがやるっつーんだったら手伝ってやるけど…」
ミカサ「本当?クリスタは今日も来てくれるって言ってた!」
ユミル「そうかそうか、良かったな」
ミカサ「貴方は嬉しくないの?」
ユミル「嬉しいぞ?けど最近忙しいって言って構ってもらえねぇんだよ…」
ミカサ「それは災難だった」
ユミル「お、解ってんじゃねぇか」
ミカサ「多少は」
ユミル「まぁ、許可貰えば夜までいいってな」
ミカサ「そうなの?」
ユミル「ああ。お前先生の話聞いてたか?」
ミカサ「……ん?覚えてないけど…」
ユミル「そ、そうか…(意外と天然かよ…)」
ユミル「ま、そういう事だから。クリスタが来たら私も来る」
ユミル「じゃあな」
ミカサ「どこ行くの?」
ユミル「…さあな」
-
- 42 : 2018/03/23(金) 21:44:52 :
-
数分後
クリスタ「ごめんミカサ!遅れちゃった!」
アニ「話が長くて…」
ミカサ「ううん、大丈夫!」
ミカサ「…じゃないかも…」
クリスタ「えっ?」
ミカサ「明日なのに、まだ…」
アニ「まあ私達も結構話し込んでたしね」
ミカサ「そう、だから…」
クリスタ「大丈夫!まだ時間あるんだし、夜まで残っちゃえばなんとかなるよ!」
ミカサ「そう思う?」
アニ「私達にも責任あるんだから」
クリスタが手を動かさないで口を動かいてたからなんだけどね。
それに合わせてミカサも喋り出すし…。
私はちょっかい出されながらもちゃんとやってたから。
結局は私が一番働いてたって事。
全く、こうなる事は予想してたよ…。
ミカサ「二人とも…、ごめんね」
クリスタ「ミカサが謝る事じゃないよ、私も悪かったし」
アニ「本当だよ」ジロッ
よく解ってんじゃん って顔でクリスタを横目で見る。
クリスタは うっ と声をあげた。
アニ「はぁ、こうやって話してるうちにも時間なくなるよ」
クリスタ「おっ?やる気ですな」
アニ「誰のせいだと思ってんの」
クリスタ「ふふ〜ん」
アニ「いやいや、自慢じゃないし。逆にヤバいし」
クリスタ「ご、ごめん」
ミカサ「よし、じゃあ早速やろうか!」
ミカサ「…あ、そうだ」
クリスタ「?」
ミカサ「ユミルー、クリスタ来たよー!」
ユミル「私のクリスター!」ピューン
クリスタ「きゃあっ!ユミル、急に来ないでよ〜」
ユミル「可愛いなぁ、クリスタは」
クリスタ「もうっ、なんで来たの!?」
ユミル「手伝いに来た!」キリッ
クリスタ「えっ?あのユミルが?」
ユミル「クリスタが居るならって条件だぜ」
クリスタ「えぇ?じゃあ頑張ろー!」
アニ「……………」
ミカサ「……えっと…」
ユミル「おー!」
アニ「!?」
-
- 43 : 2018/03/23(金) 22:09:43 :
- 期待です。ケニーめ、変装アニのパンツ見やがって羨ましい。
-
- 44 : 2018/03/23(金) 23:27:48 :
- >>43ケニーと場所変わりたい…いや、アニのパンツになりたい☜ただの変態
期待っス!
-
- 46 : 2018/03/24(土) 18:35:38 :
- 見えてると思う笑
アニちゃん足結構上げてるし笑
くぅーアニちゃんに蹴られたい(M発言笑)
蹴られた時にスカートの中身みたい
見る余裕ないけど笑
ケニー(´-ω-`)ウラヤマ~ あれは絶対みてる!笑
-
- 48 : 2018/03/24(土) 19:04:07 :
- アニちゃんほんとに自分を殺しにかかってるよ大量出血で死んじゃう笑
アニちゃん可愛いよ愛してるアニちゃん!
-
- 49 : 2018/03/24(土) 19:12:29 :
放課後
クリスタ「あとちょっとなんだけど…」
アニ「どこがちょっとなのさ」
クリスタ「うぅ〜」
ミカサ「結局手動かなかったね…」
クリスタ「仕方ないことだよ、女子って皆そんなもん!」
アニ「私は違う」
ミカサ「嘘。アルミンの話した時は真っ赤になってた」
アニ「煩い!ってか私そんな喋ってないから」
クリスタ「解りやすいなぁ」
アニ「知らない」
ミカサ「どうする?先生に言ってみる?」
アニ「そうした方がいいんじゃない」
ミカサ「じゃあ行ってくる」ピューン
クリスタ「…速いね」
アニ「うん」
クリスタ「…あれ、ユミルは?」
アニ「今更?」
クリスタ「いやぁ、ね…?」
アニ「なに」
クリスタ「…気づかなかった…」
アニ「だと思った」
アニ「普通にサボってたよね」
クリスタ「あれでも続いた方だと思うよ?」
アニ「集中力ないんだ」
クリスタ「そうなんだよ」
アニ「へー」
クリスタ「うん」
アニ「……………」
クリスタ「………?」
クリスタ「どうしたの?」
アニ「なにが?」
クリスタ「急に黙り込んで」
アニ「いや、別に。話す話題がなくなったなーと思って」
クリスタ「そんな事ないよ」
アニ「例えば?」
クリスタ「んー…」
クリスタ「何話す?って話題」
アニ「意味な」
クリスタ「え、そう?」
ミカサ「来たよ」
クリスタ「ミカサ登場!」
アニ「あんたさ、テンションおかしくなってきてない?」
クリスタ「…大丈夫!」
アニ「本当かな…。で、どうだったの?」
ミカサ「いいって。あと、エレン達も手伝ってくれるって言ってた」
クリスタ「やったー!楽しくなる!」
アニ「遊びに来たんじゃないでしょ?」
クリスタ「もう、そんな真面目にならないでよ」
アニ「真面目じゃないし」
クリスタ「おう?まぁそんな事はいいんだけど」
どうでもいいんだったらいちいち言わなくてもいいじゃん。
ってかこうやってるうちにも時間なくなる。
さっさと終わらせて早く帰りたいんだけど。
-
- 50 : 2018/03/24(土) 21:22:23 :
クリスタ「疲れたよ〜…」
ミカサ「あとちょっとだから頑張って!」
クリスタ「…うんっ!」
エレン「お前ら昨日までずっと話してたからな、そりゃ進まないわけだ」
クリスタ「しょうがないじゃん、話したいこととかいっぱいあったんだから!」
エレン「それでも手を動かせよ…」
クリスタ「…ごめんなさい」
エレン「別に謝んなくてもいいけど…」
クリスタ「だって、謝れって言ってるもんでしょ」
エレン「違うわ!」
ジャン「はぁ、テンション高ぇーな」
エレン「あ?普通だが」
ジャン「明らかにお前らのテンションが昼間と違うだろ」
クリスタ「私も!?」
ミカサ「クリスタ、手」
クリスタ「ああっ!」
アルミン「クリスタ忙しいね」
クリスタ「まーね」
アニ「…はぁ」
どんだけためてたの。
今まで皆ずっと働き詰めでやっと終わる頃だった。
看板だって、料理だって…。
今の時間は8時前。
かなり遅い時間だった。
登下校は自転車じゃないし、歩きだと20分近く。
帰れない事はないけど、ちょっと暗すぎる。
私に任せられた仕事は終わったから、壁に寄りかかって休憩した。
ミカサ「…ふぅ」
クリスタ「おいしょっ…、っ痛てて!」
ミカサ「大丈夫!?」
クリスタ「うん、立ち上がろうとしたんだけど、足が…」
ミカサ「気をつけて」
ミカサ「それより…」
エレン「?」
ミカサ「全部、完成しました!」
クリスタ「おおーっ!」
アニ「おめでと」
エレン「良かったな」
ミカサ「うんっ!」
ミカサが最後の仕上げをして、やっとで終わった。
集中してたらもっと早かったのに。
って思ったけど、口には出さないでおく。
そして先生が号令をかけた。
ペトラ「皆、お疲れ様」
ペトラ「それでは、起立」
ミカサ「ありがとうございました」
皆「ありがとうございました」
ペトラ「うん、よく頑張った」
ペトラ「それじゃあ、解散!」
-
- 51 : 2018/03/24(土) 22:56:51 :
- アルミン!アニちゃんを家まで送り届けるんだ!ついでに泊まっちゃE!
そーいえばアニちゃんのメイド姿ゲームで見れたよね?(死地からの脱出だっけ??)あのアニちゃん可愛い♡メイド姿も可愛いけど髪下ろしてて花冠してるアニちゃん可愛いすぎる(* ̄ii ̄)
期待っス!(長文失礼!)
-
- 53 : 2018/03/25(日) 00:40:17 :
- 自分も持ってないケドね笑
アニちゃん可愛い♡自分のモノにしたい♡♡
作者さんの好きなように!!
(あれ逆だよね…明らかに文章の順番間違えた…まぁいいか≧(´▽`)≦アハハハ)
-
- 54 : 2018/03/25(日) 01:03:01 :
エレン「アルミン、ミカサ帰ろうぜ」
アルミン「うん」
エレン「アニもどうだ?」
アニ「私は違う方向だから」
ミカサ「そう。暗いけど、大丈夫…?」
アニ「…まぁ、大丈夫でしょ」
アルミン「なら僕が送っていくよ」
アニ「…は?」
アルミン「アニを一人にすると危なっかしいし」
アニ「なっ!そんな事ないよ!」
アルミン「冗談。でも、もう真っ暗だよ」
アニ「いいよ、別に…」
ミカサ「アニ、無理したら駄目。たまには甘えないと」
アルミン「二人の時は結構甘えてくるよ」
アニ「ちょっ!?」
エレン「えっ、まじで?」
アニ「あ、甘えてないよ!」
ミカサ「へぇ、アニがね…」
アニ「〜〜!!///」
アニ「アルミン、行こ」
アルミン「えっ?」
アニ「あの、お願い…//」
アルミン「うん」ニコ
手を引っ張って教室から出る。
その時にエレンが 気を付けろよー って言ってくれた。
あんた達もね と心の中で呟く。
さっきまでの恥ずかしさで言えなかった。
アルミンも言わなくたっていいのに。
ってか私、そんなに甘えてる?
どっちかって言うと、甘えられてる方だと思うんだけど。
…クリスタに聴かれなくてよかった。
あの中に居たら絶対からかわれてたよ。
アルミン「ね、アニ」
アニ「ん?」
アルミン「甘えてきて」
アニ「はっ?」
アルミン「最近なにも出来なかったからさ、寂しくなってきた」
靴を履き替える際に離した手を、また繋いできた。
それを私から繋ぎ変えて、手を絡める。
そんなふうに言われたら何かしてあげたくなっちゃうじゃん。
けど、自分の行動とは逆の言葉が出てきた。
アニ「あんたに合わない言葉だね、寂しいなんて」
アルミン「そうかな、アニが居ないと寂しいんだよ」
アニ「…知らない」
アルミン「だからさ」
アニ「ん?」
アルミン「後で何かしてもいい?」
アニ「何かって…、なに」
アルミン「…何だろうね、僕がしたいこと…?」
アニ「…はあ?私にも出来ることにしなよ」
遠回りして いいよ って言ってるもんだね、これ。
別に大した事じゃないと思うけど。
…いや、アルミンだから何し出すか解ったもんじゃない。
話をしながら校門をくぐる。
やっぱ、暗いな…。
-
- 56 : 2018/03/25(日) 08:23:04 :
- アニちゃん争奪戦!
・:*三( ε:))☆((:3 )三*:・。
-
- 57 : 2018/03/25(日) 13:05:26 :
- 期待!アニ アンチなんか負けるな!アンチなんかアニの悲しみを知らないだけだ!ちなみに私は敵でも味方でも全員好きだ!だってみんな悲しい過去と現状を持っているから。
-
- 58 : 2018/03/25(日) 13:22:33 :
帰り道を喋りながら歩く。
いつもは一人でだったけど、たまにはこういうのも良いかもね。
でも、もうすぐ私の家に着く。
アルミン「ここだっけ?」
アニ「うん。ありがと」
アルミン「夜に”女の子”を一人で帰らせるわけにはいかないからね」
アニ「っ…」
アニ「じ、じゃあまた明日」
アルミン「あっ、待って!」
アニ「なに…っ!」
やられた。
キス。
不意打ちやめろってば…。
アルミン「最近、してなかったからね」
アニ「だからって外でしないでよ…」
アルミン「なんで?」
アニ「…わかってるくせに」
アルミン「バレたか」
アニ「当たり前」
アニ「…あんたもそろそろ帰ったら」
アルミン「急に冷たくなったね」
アルミン「でも、そうさせてもらうよ」
アニ「…お休み」
そっと抱きつく。
アルミンも合わせてくれた。
そしてもう一度 お休み と言って、家に駆け込む。
目を合わせずに。
「チョッ、オスナッテ!」
「ワタシモミタイノ!」
アルミン「ん?」
アルミン「何してんの、エレン、ミカサ」
エレン「ほらバレた!」
ミカサ「エレンが騒いだからでしょ」
アルミン「どうしたの?」
エレン「い、やぁ〜…、ちょっと心配でな、見に来てみた」
ミカサ「そういう事」
アルミン「もう、大丈夫だよ」
エレン「にしても、甘かったな」
ミカサ「エレン!」
エレン「あ…」
アルミン「どっから見てた?」
エレン「…全部」
ミカサ「ごめんなさい、悪気はなかった」
アルミン「(見られちゃってたか…)」
アルミン「僕はいいけど、多分アニが知ると怒るよ?」
エレン「悪い!黙っててくれ!」
アルミン「どうしよっかな」
エレン「お願い!」
アルミン「ふふ、しょうがない、言わないでおくよ」
エレン「ありがとうアルミン!」
エレン「ってか、よく外で出来るな」
ミカサ「…エレン」
エレン「」
ミカサ「自業自得」
アルミン「…普通でしょ?」
エレン「はっ!?普通じゃねーよ」
アルミン「嘘、エレンは出来ないの?」
エレン「無理だな」
アルミン「えー?」
ミカサ「話なら歩きながらでも出来る。早く帰ろう」
エレン「おう、そうだな」
アルミン「帰ろっか」
エレン「おう!」
-
- 60 : 2018/03/25(日) 14:45:36 :
- ( ´థ౪థ)ニヤニヤ期待!
-
- 62 : 2018/03/25(日) 20:53:59 :
アニside
…そうだね。
最近何にもしてなかったね。
私が退院してから今まで、何も。
最初は私も、少しだけ寂しいって…、思ったことはあるけど…。
そんな状況にも慣れてきたし。
ピコン♪
クリスタ『起きてる?』
クリスタからラインが来た。
アニ『起きてる。何の用?』
クリスタ『もう、酷いな』
アニ『で、なに?』
クリスタ『ああ、そうだったね』
クリスタ『アルミンとの帰り道はどうでしたか〜?』
…なんであんたが知ってんの。
もしかして、見てたのかな?
アニ『あんた知ってんの?』
クリスタ『うん、手繋いで教室から出てくとこ見たんだ』
アニ『ふーん』
やっぱり。
エレンが最後に大きい声出したからだと思うけど。
クリスタだけは勘弁して欲しいよ。
結構食いついてくるから。
クリスタ『で、どうだったの?』
アニ『どうって…、普通だったよ』
クリスタ『進展は無かった?』
アニ『だから普通だってば』
クリスタ『本当かなぁ』
アニ『うん』
クリスタ『なら明日、アルミンに聞いてみよ』
アニ『は?』
クリスタ『ん?何も無いんでしょ?(。-∀-)にや♡』
アニ『ない、』
アニ『用はそれだけ?』
クリスタ『うん、あと暇だったから』
アニ『そう。私は暇潰しに使われてたって事』
クリスタ『ちーがーう!』
アニ『まあいいや、終わったんなら切るよ』
クリスタ『電話じゃないんだから』
クリスタ『じゃあ明日ね、お休み』
アニ『お休み』
ったく、あいつもあいつで怖いよ。
素直に言いそう。
嘘ついたっていいのに。
少しは恥じらいってのを覚えてほしいよ…。
-
- 63 : 2018/03/25(日) 21:48:07 :
- (ノ´∀`*)エヘヘ
アニちゃんLOVE♡♡
アニちゃんとLINEしたいよぉぉぉぉぉぉぉぉ
( ´థ౪థ)ニヤニヤ( ´థ౪థ)ニヤニヤ( ´థ౪థ)ニヤニヤ
期待×期待=期待!
-
- 64 : 2018/03/25(日) 22:17:58 :
翌日
アニ「………」フワァ
今、登校中。
私は朝が弱い。
だから凄く眠い。
もっと寝れるんだったら寝ていたいよ。
しかも土曜日。
平日にやれって思う。
…はぁ、だる。
今日、”あれ”しなきゃないんだ…。
「アニ!」
アニ「ん?」
クリスタ「おはよう!」
アニ「…はよ」
クリスタ「テンション低っ」
アニ「朝嫌い」
クリスタ「そうなんだ、いつもより口数少ないね」
アニ「ん」
クリスタ「まー、今日は楽しもうよ!」
アニ「…ん」
楽しむっていうより、恥かきに行くって言った方が合ってるかもしれない。
…今日だけ。
我慢しないと。
手伝うって言ったから熟さないと。
やらなくてもいいって言うんなら喜んで辞めるんだけど。
クリスタ「私ちゃんとやるから、アニも頑張りなよ?」
アニ「はいはい」
やっぱ、そんな事は駄目ですよね…。
最初から解ってたんだけど。
-
- 66 : 2018/03/25(日) 22:37:08 :
学校
クリスタ「おお、玄関から結構凄いね」
アニ「うん」
玄関の扉の上に看板があったり、壁にチラシが何枚かあったり…。
中には風船の束もある。
気合い入れてるな。
クリスタ「アニ、行くよ!」
アニ「えっ?」
そう言ってクリスタが教室に向かって走り出す。
その後に私もついて行った。
一年三組
クリスタ「おはよう、サシャ!」
サシャ「おはようございます!」
サシャ「アニもおはようございます」
アニ「…おはよ」
サシャっていう子はだんだんと私にも慣れてきてくれて、こういった挨拶をしてくる。
でも私はまだあまり慣れなくて…。
一回クリスタに言われたことがあったな。
サシャは良い子だから大丈夫 って。
私の人見知りは凄いからな。
チャイムが鳴って、ホームルームが始まる。
先生がいちいち噛むのにもつまらなくなった。
呆れた じゃなくて、つまらない だよ。
長い話が続いてる中、ドアを開ける音がした。
ミカサ「失礼します」
クリスタ「ミカサ!?」
ペトラ「私も居るよ」
オルオ「どうしたペトラ」
ペトラ「あんたは黙ってな」
教室に笑いが起こる。
ペトラ先生と担任のやり取りは面白いと話題になっていた。
ペトラ「クリスタ、アニ」
アニクリ「はい」
ペトラ「もう来て頂戴?」
クリスタ「今ですか?」
ペトラ「そう。大丈夫?」
オルオ「俺の話はまだ終わってn…」ガリッ
ペトラ「煩い。舌を噛みきって死ねば良かったのに」
ペトラ「…という事で、いい?」
クリスタ「大丈夫です!アニ、行こ」
アニ「あ、うん」ガタッ
-
- 67 : 2018/03/25(日) 22:37:55 :
- 絵文字使うアニちゃんか…( ゚∀゚)・;’.、グハッ!!
-
- 68 : 2018/03/26(月) 17:28:39 :
- 期待!変装アニの胸は貧乳、巨乳、普乳?巨人中6話でアニのノーパンが見れます!
-
- 69 : 2018/03/26(月) 17:30:42 :
- 私は貧乳だと思う。
-
- 71 : 2018/03/26(月) 18:58:15 :
- ノーパンのやつなら一時停止してみたけど
綺麗に光?(勢いを表す光みたいなやつ)で隠されててくそぉぉぉって死んだ記憶があるよ笑
-
- 72 : 2018/03/26(月) 19:16:20 :
- そうです。あと進撃の巨人ロストガールズ予告後半がYouTubeに投稿されました。見たい人は見てください。
-
- 73 : 2018/03/26(月) 19:23:14 :
- パッと見予告という言葉を見逃してガチでビビった笑
-
- 74 : 2018/03/26(月) 19:25:43 :
- あれ、見当たらない…
探し方がダメなのかな?
載せることできますか??
-
- 75 : 2018/03/26(月) 19:30:28 :
- 見つけた!
3回連続投稿すいませぇぇん!!
-
- 76 : 2018/03/26(月) 20:59:58 :
- すみませんロストガールズ後半予告を見たい場合は瞬間少年マガジンのチャンネルにあります。YouTube
-
- 77 : 2018/03/26(月) 21:14:38 :
二年一組
ミカサ「あ、クリスタ!アニ!」
クリスタ「やっほ!」
エレン「お前ら今日ノってんな」
クリスタ「そんな事ないよ〜」
ジャン「いや、昨日以上じゃねぇか?」
エレン「あ、お前居たのか?」
ジャン「ああ!?」
エレン「なんだよ、気付かなかっただけだろうが!」
アルミン「辞めなよ」
アニ「ジャン、あんたも突っ込まなきゃいい話でしょ」
ジャン「くそっ…」
ミカサ「今日は忙しくなる(多分)。喧嘩している暇はない」
ジャン「…そうだな」
ミカサ「エレンもわかって」
エレン「解ってるよ」
ペトラ「はいはい、そこまで」
ペトラ「じゃあ…」
アニ「」ソーッ
クリスタ「アニ?」ニコッ
アニ「…はい」
クリスタ「レッツゴー!」タタタッ
ミカサ「うん」タタタッ
アニ「…」ズルズル
クリスタ「おおー、やっぱりレースは可愛いですなぁ」
ミカサ「少しだけどね」
アニ「……………」
クリスタ「なにしてるの?」
アニ「…これ、付けたくない」
猫耳。
一応着替えたのは着替えたんだけど、やっぱりこれだけは…。
誰かに笑われるでしょ、こんなの。
アニ「はい、クリスタ。あげる」カポッ
クリスタ「何で私?」
アニ「うん、クリスタの方が似合ってる」
ミカサ「…?」
私より何倍も可愛い。
元がいいから、だと思う。
私じゃなくたっていいじゃない。
なんで私だけ飾り付きなんだよ。
-
- 78 : 2018/03/26(月) 21:24:08 :
- なんでアニちゃんだけ飾り付きかって?
それはねー!
アニちゃんが可愛さならからだよぉおぉぉぉお!
可愛いよォおアニちゃん
ぁぁがなぁたつあぬぁあぁこもがなa@g(言葉にならない叫び)
( ´థ౪థ)ニヤニヤ( ´థ౪థ)ニヤニヤ( ´థ౪థ)ニヤニヤ
期待×期待=期待
-
- 79 : 2018/03/26(月) 21:40:42 :
クリスタ「…んー、じゃあ…」
クリスタ「ピン!貸してあげる!」
アニ「はぁ?ピン?」
クリスタは時分の鞄から、淡い桃色のアメピンを二つ取り出した。
そして、左側にクロスさせて留める。
アニ「これ…?」
クリスタ「これなら気にならないでしょ?」
アニ「私は何も付けなくていいの」
クリスタ「そんな事言わないでさぁ」
アニ「…あんたには悪いけど、違和感があるからミカサに貸すよ」
そう言って、今度はミカサの髪ににピンを付けてあげる。
ミカサは ?? だった。
それからピンがある所をポンポン触ってる。
クリスタ「むぅ〜…」
アニ「…なに」
クリスタ「ミカサに似合ってるから許すけど…」
ミカサ「えっ?」
アニ「でしょ、私センスある」
クリスタ「自分で言わないの!」
アニ「冗談で言っただけでしょ?」
クリスタが座ったから上から見下ろす。
んー… と唸って考えてるのが目に入った。
と思ったらまた鞄の中に手を入れて漁る。
クリスタ「あった!」
今度は何を見つけたんだって思いながら覗き込む。
青い、リボン…。
もしかしてとは思ってたけど、そのもしかしてだった。
ってかクリスタの鞄、物詰め込みすぎ。
クリスタ「おいしょっ」クルクルッ キュッ
クリスタ「腕あげるから疲れるな…」
クリスタ「でも出来たよ!」
アニ「…はあ……」
諦めよう。
もう面倒だ。
けど今まで出てきた中ではまだマシな方。
いつも結んでるから違和感なんかない。
クリスタ「…ふふっ」
アニ「…なに笑ってるのさ」
クリスタ「なんでも?」
アニ「…?」
クリスタ「ミカサ」
ミカサ「ん?」
クリスタ「」コソコソ
ミカサ「…」
クリスタ「後で見てみなよ」コソッ
ミカサ「解った」
アニ「…なんの話?」
クリスタ「ん?アニが可愛いなって話」
アニ「そ」シレーッ
-
- 81 : 2018/03/26(月) 21:47:16 :
- 期待ヾノ≧∀≦)イエイエ!
(なんか日本語おかしいな笑)
-
- 83 : 2018/03/27(火) 08:47:51 :
- 期待!おい、聞いてくれよ!巨人中のアニはブラもパンツも履いていなかったてよ。チアガールアニはブラも着けていなくって、巨人中6話か7話かはパンツも履いていなかったてよ。これはロリコンに大人気。
-
- 84 : 2018/03/27(火) 09:55:52 :
- あと、巨人中の女子ももしかして...。全員好きだー!クリスタ太ももがエロい。
-
- 85 : 2018/03/27(火) 10:41:17 :
- >>83チアガールのアニマジで鼻血物
ベルの気持ちが分かる
-
- 86 : 2018/03/27(火) 15:34:56 :
ペトラ「ふふっ、準備はいいわね。行くよ」
クリスタ「えっ?三人だけですか?」
ペトラ「ええ、他の子達は食べ物作ってるだけでいいって言ってたから」
アニ「…なら私もそっち側に…」
クリスタ「アニ?」ニッコ
アニ「…」
ミカサ「でも、もしもの時大変じゃないですか?」
ペトラ「まぁ、その時は代わってもらうから」
アニ「…行きたくない……」
クリスタ「ほらほら、大丈夫だよ」
クリスタに手を引っ張られて教室に行った。
殆どの男子はもう他の教室に行ったらしい。
居るのは、前の三人…。
テーブルや椅子がある中、遊んでいた。
…狭い空間で。
女子は裏に行って喋っている。
ここが開くのはあと十分近く。
間に合うのかな…?
エレン「お、ミカサが来た」
ジャン「本当だ!かわi」
エレン「黙れ」
ジャン「ああ!?」
エレン「喧嘩すんなっつーわれただろ」
ジャン「お前が喧嘩売ってくるからだろうが」
エレン「知らねえよ」
アニ「………」ハァ
クリスタ「もう皆呆れてるね…」
エレン「ん?なんか匂いしねぇか?」
アルミン「うん、いい香りだよね」
クリスタ「あ、気づいた?」
エレン「なにが?」
クリスタ「アニが、少し香水つけてるの」コソッ
アルミン「…アニが?」
アニ「…ん?」
私?
…なんかしたっけ。
確かになんか香りがするけど…。
まさか…。
アニ「…クリスタ、あんた私に何か付けたでしょ」
クリスタ「ええ?知らないよ」
アニ「…やっぱり」
アニ「何つけたの、取って」
クリスタ「無理だよ、香水だし」
アニ「はぁ?」
なんでそんなやつ付けたのさ。
時間経てば消えるとは思うけど。
勝手にやんなよ…。
アニ「どこに付けたの」
クリスタ「首に」
アニ「…はぁ…」
クリスタ「ほら、少しキラキラしてるでしょ?」
ミカサ「あ、本当だ。言ってたのってこれ?」
クリスタ「そう」
通りで異様に首触ってたという訳か…。
ったく…。
-
- 87 : 2018/03/27(火) 16:03:41 :
エレン「あれ、クリスタが付けてんの?」
クリスタ「なにを?」
エレン「それ」
そう言って猫耳を取った。
クリスタは取られたのを奪い返してエレンの頭に付ける。
ジャンに大爆笑されてた。
クリスタとアルミンにも笑われてる。
なんとなくミカサの方を見ると脹れっ面になっていた。
ヤキモチ、かな。
アニ「ミカサ?」
ミカサ「…何?」
アニ「嫉妬してる?」
ミカサ「…うん」
アニ「大丈夫だよ、エレンは…」
ミカサ「エレンって、私よりも可愛い…。狡い」
アニ「っ……」
そっち系?
…まぁ、似合ってるっちゃ似合ってるんだけど…。
男が…。
ペトラ「ミカサ、アニ、クリスタ」
ミカサ「はい?」
ペトラ「三人は午前やってもらうよ」
クリスタ「えっと…、はい」
ミカサ「…午後は?」
ペトラ「午後から上がっていいんだけど、どう?」
クリスタ「私は午後もやっていいんですけど…」
アニ「私は却下」
ペトラ「皆も他の所回って見たいでしょ?動きっぱなしだと疲れちゃうし」
ミカサ「…はい」
ペトラ「今年のカフェは二箇所しかないから、忙しくなりそうなんだよ」
ペトラ「だから、交代してやってもらうね」
クリスタ「解りました」
ペトラ「クリスタとアニは初めてなんだから、特に楽しまないと」
クリスタ「はい!」
ペトラ「じゃあ、あと少しで開店するから準備してね」
ミカクリ「はーい」
アニ「………」
ペトラ「あんた達、行かないんだったら手伝いなさい」
エレン「えー?手伝いとか面倒だろ」
ペトラ「エレン?」ニコリ
エレン「…はい、手伝います」
アルミン「じゃあまた後でね、エレン」
エレン「はっ!?」
ジャン「楽しめよ」ニヤ
エレン「待て!お前らもだ!」
エレンは教室から出ようとした二人を捕まえて引き摺り戻した。
…手伝わなくたっていいのに。
居ると逆に煩くなる。
-
- 88 : 2018/03/27(火) 16:33:42 :
- アニちゃん愛してマッス!
期待×期待×期待×期待×期待×期待=期待
-
- 90 : 2018/03/28(水) 00:09:38 :
ペトラ「よし、じゃあアニ」
アニ「は、はい…?」
ペトラ「扉にかけてるやつ、裏返して来て」
アニ「(裏返しにしてきてって、ペトラ先生…。)…私が?」
ペトラ「あ、クリスタと行ってきなよ」
アニ「…はい」
これぐらいなら。
そう思ってクリスタを連れて教室から出る。
扉を開けて目に入ったのは、私がよく知ってる人が歩いてくるところ…。
その一人と目が合った。
ライナー「お、アニ」
アニ「………」
ライナー「そう睨むなって」
アニ「…はぁ…」
アニ「…で、何?」
ライナー「酷ぇな、通りかかっただけだろ」
ライナー「…つーかお前二年だっけ?」
アニ「一年だよ」
ライナー「じゃあ何でここにいんだよ」
アニ「あんた煩い。文句あるなら違うとこ行って」
ライナー「そうツンツンするな」
ライナー「折角だから見てってやるよ」
アニ「いらない。帰っ…」
クリスタ「お帰りなさいませ、ご主人様」ニコッ
アニ「……………」
ライナー「」グハッ
ベルトルト「………」
クリスタ「どうぞこちらへ」
ライナー「お、おう!」
ベルトルト「……………」
アニ「…あんたもご苦労だね」
ベルトルト「うん。…アニ、その格好似合ってるね」
アニ「…どうも。あんた、入るなら入って」
ベルトルト「うん、じゃあ失礼します」
アニ「私のクラスじゃないけど、どうぞ」
はぁ、体格大きい男が二人…。
しかも一番最初って…。
なんか、最悪…?
-
- 91 : 2018/03/28(水) 02:08:09 :
- アニちゃんかわゆす
ベル兄もライ兄もアニちゃんの兄貴だからねぇ〜
✩期✩待✩
-
- 93 : 2018/03/28(水) 12:14:01 :
- 進撃の巨人のキャラで基本的に嫌いなキャラはいないと思います!
でもssのエレアニのミカサがsage多いのでそのミカサについてはイライラしてます(公式のミカサは大好きだYO!)アニの幸せを邪魔するものは許さーん!
-
- 94 : 2018/03/28(水) 12:33:47 :
-
ペトラ「あ、早速お客さん来たね」
エレン「なんかアニ、あの二人睨んでないか?」
ペトラ「う、うん…。知り合いかな?」
ジャン「あいつにも知り合い居たんだな」
アルミン「ジャン後で殺られるよ」
ジャン「………」
クリスタ「メニューはこちらになります。お決まりになりましたら…」チラッ
アニ「……ハァ」
クリスタ「…アニに」
アニ「はっ?」
ライナー「おう、解った」
クリスタ「それでは失礼します」タタタッ
アニ「ちょっとあんた、どういう事?」
クリスタ「だって、知ってるんでしょ?あの二人」
アニ「まあ、幼馴染だからね」
クリスタ「へぇ、そうなんだ。通りで仲良いなぁって思った」
アニ「仲良くなんてないし」
クリスタ「ほら、行った行った!」
アニ「」タッ
アニ「…で、決まった?」
ライナー「客に向かってそれは無ぇだろ」
アニ「勝手に入った人に言われたくないね」
ライナー「冷てぇな…。まあ慣れてるからいいけど」
ライナー「じゃあ、オムライス」(←巨人中の影響で…。)
アニ「はっ、全部食べれんの?」
ライナー「朝飯食ってねぇからな」
アニ「だっさ」
アニ「…ベルトルトは」
ベルトルト「僕はそんなにお腹空いてないから、ココアでいいよ」
アニ「アイスとホットあるけど」
ベルトルト「なら冷たい方」
アニ「解った。ちょっと待ってな」
一回裏に行った。
そしてさっき注文してたのを言ってから、クリスタ達がいる方に行く。
小声で話したり小さく笑ったりしてた。
クリスタ「あ、アニ」
ミカサ「あの人って知ってる人?」
アニ「うん」
ペトラ「なら緊張もしなかったんじゃない?」
アニ「多少はしたけど、それ程でもなかった」
ペトラ「良かったわね」
クリスタ「…(先生にタメ口…)」
-
- 96 : 2018/03/28(水) 16:09:39 :
- アルミカか!
見たことないなぁ〜
違和感あるかも笑
みんな幸せになってくれるのが1番だな!
-
- 98 : 2018/03/28(水) 22:59:27 :
- >>97
こんどアルアニ調べてみてみます!
-
- 99 : 2018/03/28(水) 22:59:51 :
- 間違えたーーー
アルアニ×
アルミカ〇
-
- 101 : 2018/03/28(水) 23:12:20 :
- その画像みつけました!
たしかに超カワイィ━━━d(ゝω・´★)━━━ッ!
-
- 103 : 2018/03/28(水) 23:46:24 :
- アルミカに目覚めた☜
-
- 104 : 2018/03/28(水) 23:48:04 :
ペトラ「あ、ほら、また人来たよ。じゃあミカサ、行ってみようか」
ミカサ「あ、はい(女の子だけど、あの挨拶でいいんだよね…?)」
ミカサ「お帰りなさいませ、ご主人様。こちらへどうぞ」
アルミン「…あれ、笑顔じゃないね」
エレン「…ああ」
アルミン「もしかして笑うのはエレンの前だけかな」
ジャン「は!?なんだよそれ!」
アルミン「煩いよ、例えばの話」
エレン「まーでも、女子の前だってそんなに笑わねぇじゃん、あいつ」
アルミン「特別なのかもね」
ジャン「はあっ!?」
アルミン「ちょっとジャン!」
ジャン「わ、悪ぃ…」
ペトラ「アニ、あの二人に持って行ってあげて。出来たらしいから」
アニ「はい」
もういいや。
今日、今日だけだから。
感情を消そう。
…そういえば私、アルミンに会ってから変わったんだっけ。
それまでは何もかも一人だったから自由。
その時はなんなんだって思ってたけど、今だともう…、好き。
アルミンが好きだから…。
良かった、と思ってる。
私にも大事な人、出来た…。
アニ「…お待たせ」
ライナー「おお、来た」
アニ「じゃ。…あ、ケチャップは適当にかけて」
ライナー「面倒、アニがかけてよ」
アニ「私も面倒だし」
ライナー「後でジュース一本あげるから」
アニ「二本で」
ライナー「解った解った」
アニ「ならいいよ」
『き ら い』
うん、私にしては上出来。
ってか才能あるかも。
アニ「心がこもってるから美味しいよ」
ライナー「そうか?ならいただきまーす」
アニ「あんたの食べてるとこなんて見たくないから行くね」
ライナー「酷いな、お前は」
アニ「なら食うな」
ライナー「食べるって!」
はぁ、全く煩い奴だな。
昔っから私が言うことに反応して…。
まぁ、楽しんでる自分もいるんだけど。
-
- 106 : 2018/03/28(水) 23:49:47 :
- もちろんアルアニ大好きですとも!!
エレアニも!!(アニばっか笑)
-
- 108 : 2018/03/28(水) 23:56:00 :
- 特に 貴方が作るアルアニ最高!
-
- 110 : 2018/03/29(木) 00:18:46 :
- ヾノ≧∀≦)イエイエ!
-
- 111 : 2018/03/29(木) 10:25:36 :
ミカサ「混んできたね」
アニ「まぁ昼になるからね」
ミカサ「恥ずかしいって思うよりも忙しい」
アニ「そう思ってる暇ないもんね」
クリスタ「でも特にアニは人気だったよ?」
ミカサ「そうだよね、入ってきた男子とかアニが接客すると赤面してたもん」
アニ「そうなの?」
クリスタ「えっ?逆に解らなかったの!?」
アニ「変わらないでしょ」
ミカサ「いやぁ、皆の変化は凄いよ」
アニ「そうかな」
クリスタ「あ!だったら彼氏が妬いてんじゃない?」
アニ「はっ?彼氏、って…」
クリスタ「仲良く話してるとこを見ててさ、嫉妬してるかもよ」
アニ「………。そんなわけないでしょ」
ペトラ「話ばっかじゃ駄目だよ!」
クリスタ「ごめんなさい!」
アニ「言われたね」
クリスタ「いつもの癖」
てへっと笑って仕事に戻った。
クリスタが動き出したから私も動く。
…嫉妬、ねぇ…。
するわけないよ、あいつに限って。
エレン「午後はどうなんだろうな、俺ら」
アルミン「同じじゃない?」
エレン「ま、そうかもな」
エレン「じゃあどうする?皆で回る?」
アルミン「そうした方がいいと思う。ジャンも来る?」
ジャン「ミカサが居るならな」
エレン「ミカサ居ねぇから帰れ」
ジャン「はぁ!?」
アルミン「エレン、ミカサも居るでしょ?別に一緒でもいいじゃん」
ジャン「あ?なんだよ」
アルミン「ごめん、言い方間違えた」
エレン「…はぁ、まーいいや。ミカサを取るなよ」
ジャン「流石の俺でも人のもんは取らねぇぜ」
エレン「珍しくいい事言うな」
ジャン「珍しくねぇわ!」
ペトラ「いい加減にしようか?」ニッコリ
エレジャン「」
-
- 112 : 2018/03/29(木) 11:01:03 :
- アルミン嫉妬してアニにキスしそう笑(勝手な妄想です)期待!!
-
- 113 : 2018/03/29(木) 11:26:16 :
エレン「…にしても、手伝うって言った割には何にもやってねえな」
ペトラ「え?ならメイド服着る?」
エレン「いや、絶対着ませんから」
ペトラ「ま、あと10分ぐらいで午前の部終わるから」
エレン「そうっすか」
ペトラ「うん。ここで食べていきなよ」
エレン「いいんですか?」
ペトラ「勿論、代金は払わなきゃないけどね」
エレン「ですよねー…」
ペトラ「ふふっ、嘘よ。今回は特別にここに居る私のクラスの子は好きなの食べていいわ」
エレン「マジで!?」
ペトラ「うん」
エレン「ここに居て良かったって今思った」
数分後
ペトラ「最後のお客さんが居なくなったら一旦休憩ね」
ミカサ「はい」
クリスタ「ありがとうございました。また来てくださいね」ニコ
ガラガラ…
クリスタが扉にかけてあるプレートを裏返して、一回休みに入る。
ペトラ「丁度終わったみたいだね」
ペトラ「どう、疲れた?」
ミカサ「意外と疲れました」
ペトラ「でしょ?じゃあ午後は楽しんできなよ」
クリスタ「はい!」
アニ「それより着替えて来ていい?もう着てる意味は無いと思うけど」
ペトラ「ああ、いいわよ。三人とも着替え終わったらまたここに来て」
ミカサ「解りました。行こっか」
クリスタ「うん!」
ペトラ「えーっと、全員で十二人…」
ペトラ「よく出来てたわね…」
ペトラ「って、あれ?ユミル、なにしてるの?」
ユミル「ただ休んでますけど」
ペトラ「まぁそうだね」
ユミル「そんなに疲れてないけどな、ずっと休んでたし」
ペトラ「あ、そうなの?」
ユミル「私は料理苦手だから、こういうのは出来る奴に代わればいいんだよ」
クリスタ「嘘!ユミルが作るの美味しいじゃん!」
ユミル「うおっ!いつから居たんだよ、お前」
クリスタ「今来た!」
ユミル「そうか」
-
- 115 : 2018/03/29(木) 11:58:04 :
昼ご飯をここで食べていいって事にはびっくりしたけど、 遠慮しないで って言われた。
普通に、ってか美味しかった。
食べ終わった後、6人?で回ることになったらしい。
でもこれじゃあ…。
アニ「6人って…、流石に人数が多くない?3人ずつでいいでしょ」
クリスタ「女子と男子に分かれるってこと?」
アニ「うん」
クリスタ「えぇ?つまんないじゃん」
クリスタ「いや、楽しいと思うけど」
アニ「多すぎても…」
クリスタ「ん?もしかして、二人っきりがいいの?」
アニ「違っ!」
一瞬アルミンの方を向いたら目が合って、にこって笑顔になった。
違うって言ったけど、ちょっとは、思ってた。のかな…。
クリスタはにやけてるし。
クリスタ「あれ、私”アルミンと”って言ったっけ?」
アルミン「ん、僕?」
アニ「………。クリスタ…」
エレン「もう皆で行こうぜ」
クリスタ「そうだよ!」
アニ「…解ったよ」
結局皆で行くことになった。
多少はわかってたよ、こうなる事は。
…はぁ、集団行動とか…。
どうせ何処かではぐれるんだから。
-
- 116 : 2018/03/29(木) 12:44:32 :
- はぐれてアルミンとイチャイチャラブラブ…((殴
スビバセンデジダ…
(´ρ`*)コホン
期待!!!!
-
- 117 : 2018/03/29(木) 16:13:40 :
- 期待!明日はエレンの誕生日です!おめでとうございます。あと8日でジャンの誕生日です。おめでとうございます。
-
- 119 : 2018/03/29(木) 18:56:37 :
-
クリスタ「あ、ねえ!体育館行ってみよ!」
アニ「え?」
エレン「えー?食べ物のとこ回りてぇよ!」
アニ「さっき食べたでしょ!」
ミカサ「私はエレンと同じ所で」
アニ「はっ?」
あーもう、忙しい!
どこ行くかまとまんない。
だから嫌なんだよ…。
エレン「じゃあミカサ!あっち行こうぜ!」
ミカサ「うん!」
アニ「あ、ちょっ!」
クリスタ「じゃあジャン!私達は体育館行こ、劇だよ!」クイクイ
ジャン「おい、引っ張るなよ!俺はミカサ…」
クリスタ「ジャン?」ニコッ
ジャン「はぁ、ついてけばいいんだろ」
クリスタ「珍しく話が早いね、じゃあレッツゴー!」
アニ「待って!」
アニ「……あ…」
アルミン「行っちゃったね…」
アニ「………」
アルミン「僕達もどっか行こっか」
アニ「うん…」
勝手に行かないでよ、皆。
こいつと二人って…。
いや、昨日の夜も送ってくれたんだけど。
なんか…、ね…。
-
- 120 : 2018/03/29(木) 21:32:43 :
クリスタ「…あ、ミカサ達はっけーん」
ミカサ「あ、居た」
クリスタ「アニとアルミンを二人だけにしたのはいいけど、私達はどうしよう?」
ミカサ「私はエレンと回りたい」
クリスタ「そっか、なら私はしょうがないけどジャンと歩くことにするよ」
ジャン「はっ?」
クリスタ「文句ある?」
ジャン「ありすぎ」
クリスタ「…あ、二人はもう行っていいよ」
ミカサ「え?あ、うん。じゃあまた」
ミカサ「エレン行こう」
エレン「あ、おう」
クリスタ「…はあ、いい加減諦めなって」
ジャン「なんでお前に言われなきゃねぇんだよ」
クリスタ「だって、ミカサはエレン一筋なんだよ。解ってるでしょ?」
ジャン「…そんな事は解ってる。正直諦めかけてるし」
クリスタ「お、偉いね。ってかジャン、今日は素直」
ジャン「いっつも素直だよ」
クリスタ「…なんか口調が優しくない?逆に気を使っちゃうんだけど」
ジャン「まあお前も一応女だからな」
クリスタ「あれ、私を女の子扱いしてくれてんの?」
ジャン「だって女だろ?」
クリスタ「見た目で解るでしょ」
ジャン「さっきから言ってるだろ」
クリスタ「まーいいや、立ち止まってるのも邪魔になるし、どっか回ろうか」
ジャン「…ああ」
-
- 121 : 2018/03/29(木) 22:09:02 :
- ( ´థ౪థ)ニヤニヤ(ಡ౪ಡ)ニヤニヤ
( ゚д゚)ハッ!
期待!!!
-
- 122 : 2018/03/29(木) 22:21:05 :
- 期待!明日はエレンの誕生日です。あと8日でジャンの誕生日です。おめでとうございます。
-
- 123 : 2018/03/29(木) 22:22:05 :
-
アニside
アニ「…どこ行くの」
アルミン「んー、どこがいい?」
アニ「何あるかが解んない」
アルミン「そっか。…アニが怖がるとこ見たいなぁ」
アニ「…ならお化け屋敷、行く?」
アルミン「好きなの?」
アニ「好きってわけじゃないけど、苦手でもない」
アルミン「なんだ、じゃあ意味無いかな」
アニ「いいよ、回るとこないし行こ」
アルミン「乗り気だね」
アニ「いや、そういうわけじゃない」
別に強がってない。
昔からお化けとか幽霊とか、信じなかったし。
……。
…今、思い出すのはやめておこう。
もっと、素直になれ …、か。
これでも前よりは感情的になったと思うけどね。
アニ「…その前にどっかでやってんの?」
アルミン「三年生が」
アニ「じゃあ、三年の方に向かおっか」
アルミン「…あ、アニ!そっち違う!」
アニ「えっ?」
アルミン「そっち行くと裏庭に出ちゃうよ」
アニ「そうなの?」
アルミン「うん。…もしかして知らなかった?」
アニ「ま、まぁ…」
アルミン「だったら尚更勝手に動いちゃ駄目だよ」
アニ「…ごめん」
本気で知らなかった。
意外にこの学校が広くて、どこがどこだか未だに解らない。
皆勝手に動くなって思ったけど、私だってそうだな。
まあアルミンに付いていけば良かったんだけど。
そう思ってたら、アルミンが手を伸ばしてきた。
繋ぐって事かな。
理解はしたよ、でも…。
アニ「…ひ、一人で歩けるよ」
アルミン「アニがどこ行くか心配だよ」
アニ「あんたには付いてくから」
アルミン「それでも」
アニ「…人、居るじゃん」
アルミン「気にしないでいいよ、そんなの」
アニ「気にするの」
そう言ってたけど、私の手を取って歩き出す。
人に見られるから嫌って言ってんのに、この男は…。
そんなふうに思ってたんだけど、やっぱり抵抗はできなくて。
って言うより、私も合せちゃう。
-
- 125 : 2018/03/29(木) 23:28:53 :
- あと32分で…
-
- 126 : 2018/03/30(金) 00:00:04 :
- なう(2018/03/30 00:00:00)
エレン誕生日おめでとぉぉぉぉぉぉぉ!!
ℋ੨ppყ ᙖ ౹̊ণ৳hძ੨ყ·*⋆ฺ࿐♡
-
- 127 : 2018/03/30(金) 00:00:22 :
- (…4秒遅れた…)
-
- 129 : 2018/03/30(金) 00:16:27 :
- おめでとー
-
- 130 : 2018/03/30(金) 01:01:19 :
三年教室前
アニ「…ちょっと混んでるね」
アルミン「うん」
アニ「…あ」
アニ「ライナー、ベルトルト…」
ライナー「お、アニ。お前も来たのか」
ライナー「珍しい事もあんだな」
アニ「………」
ちょっと怒って、わざとアルミンの後ろに隠れる。
これでなんで来たか解るだろうと思った。
けど。
ライナー「お?彼氏か?」
アニ「あんたに言う筋合いは無い」
ライナー「おいおい、そんな事言うなよ」
いつもなら頭を乱暴に撫でてくるけど、今はしてこない。
多分アルミンが居るから。
まぁなんだかんだ言ってこいつは優しいからね。
ライナー「お前ら入るんだったらこっち並んどけ」
アニ「うん。行こ、アルミン」
アルミン「あ、うん」
さっきよりも少し距離を置く。
あんな姿、あいつらだけには見られたくないし。
って言っても、手を離してくれないから意味無いんだけどね。
ライナー「…ベルトルト?」
ベルトルト「ん?」
ライナー「どうした?」
ベルトルト「なにが?」
ライナー「…お前、アニ好きだったろ」
ベルトルト「そんな事、ないよ…」
ライナー「ベルトルト、お前な…」
ベルトルト「僕はただ、アニの幼馴染って関係だけでいいんだよ」
ベルトルト「だから、ね」
ライナー「…そうか、お前がそう言うなら俺はいいんだ」
ライナー「いきなり悪かったな」
ベルトルト「…いや」
アルミン「………」
アニ「…?」
-
- 131 : 2018/03/30(金) 01:09:28 :
- 期待!
-
- 133 : 2018/03/30(金) 01:48:10 :
- き・た・い!
き・た・い!
お・う・え・ん・す・る・よ!
(337拍子のつもりがなんか変だな…センスなくて悲しい
-
- 135 : 2018/03/30(金) 11:09:05 :
- >>134
運動会とかでよくやる応援?みたいなもの…かな?応援団がよくやってる奴です!
タンタンタン タンタンタン
タンタンタンタンタンタンタン(3.3.7になっている)
語彙力ねぇな…(泣)調べた方が早いかも笑
-
- 137 : 2018/03/31(土) 00:00:21 :
ライナー「じゃあ次お前らな、もう入っていいよ」
アニ「ライトとかないの?」
ライナー「必要か?」
アニ「真っ暗だと逆に何も見えないじゃん」
ライナー「ああそっか、ならこれ持ってけ」
渡されたのは薄い光が付いた、おもちゃの蝋燭のランプ。
これ持って行けって。
無かったら、暗闇に目が慣れるまであまり見えないからいいけど。
でも、なぁ。
アニ「…もしかしてあんた、ふざけてる?」
ライナー「ふざけてねーよ、皆にはこれ渡してたし」
アニ「あぁそう」
ライナー「(…今ベルトルト居ないし、ちょっと弄ってもいいよな)」
ライナー「あ、そうだった。手繋いでいかないとはぐれるかもな」
アルアニ「………」
ライナー「ってことで、行ってらっしゃーい」
アニ「はいはい」
ライナー「…アルミン、だっけか?」
アルミン「はい」
ライナー「…まあ頑張れよ」グッ
アルミン「…はい」グッ
アニ「…あんたら何やってんのさ」
ライナー「いいじゃねぇか、先詰まってるから行け」
アニ「解ったって、…アルミン」
アルミン「うん」
珍しく私から手を繋いだ。
ライナーが言ったことは嘘っぽかったけど、私が手繋ぎたかったからかな。
アルミンは手を握り返してくれた。
やっぱり男の子だなって思う。
安心、する…。
-
- 138 : 2018/03/31(土) 01:18:09 :
…暗くは、ない。
カーテンは黒いけど、まだ日が出てるから少しだけ明るい。
けどちゃんとは見えない。
ランプ使わなくてもよかったと思う。
腕疲れたし、持っていたランプを下ろす。
それと同時にピタッと何かが当たった。
アニ「…なにこれ」
アルミン「こんにゃく、吊るしてるやつ…?」
アニ「冷た…」
アルミン「しょうがないよ」
アニ「ってか、このこんにゃく勿体無い」
アルミン「はは、そうだね」
怖がることもなく、ズレた話をしながら進む。
大体のルートは後ろの扉から入ってって一周まわり、前の扉から出てくってとこかな。
その内にどんな仕掛けがあるのか。
アニ「そういえば、ライナーと何話してたの」
アルミン「ライナー?」
アニ「ここ入る時に喋ってたでしょ」
アルミン「ああ、僕もよく解んなかった」
アニ「合わせた的な?」
アルミン「そうなるね」
曲がる時、そこからお化け役の子が あ゛ーっ! と飛び出してきた。
普段の私なら声はそんなに出さないはず。
でも。
アニ「っいやあっ!」
アルミン「うわっ!?」
アニ「!!」
びっくりしてアルミンの腕をぎゅっと掴んだ。
なんで…?
その子が一瞬、あの車に…。
急に飛び出してきた車…。
もう、出たい…。
アルミン「アニ、大丈夫?」
アニ「…うん」
アニ「……あの、ごめん…」
アルミン「あ、いや、謝らなくてもいいよ」
アニ「…本当に、ごめん…。…行こ」
アルミン「…うん」
あんな強気だったのに、笑っちゃうよね。
さっき言ったことが嘘だったって。
思われた、よね。
-
- 148 : 2018/04/01(日) 07:49:38 :
-
ライナー「お、出てきたな」
アニ「…じゃあね」
ライナー「はっ?」
私がいつもより冷たくなってるから驚いてるのかな。
早くここから立ち去りたい一心で、だけど。
もっと言うと、アルミンからも離れたい。
あんなことして恥ずかしいって思いと、ちょっと罪悪感あるから。
でも、アルミンを連れて走る。
一瞬だけど、横目でライナーを見た時は呆れてた。
でも笑ってて。
…苦笑いかな。
それからまた戻って行ったんだけど。
私の勝手な都合…。
アルミン「アニ、どうしたの?」
アニ「………」キィ
アルミン「…ここ、屋上だよ?」
アニ「…うん」
誰もいないところ。
ここぐらいしかない。
案の定、人は誰もいなかった。
…なんか、逃げてきたみたい。
そんなつもりは、ないけど…。
アルミン「アニ」
アニ「…ん?」
アルミン「…叫んでたね」
アニ「うっさい」
アルミン「アニの声にびっくりしたよ」
アニ「もうその話はいいでしょ」
アルミン「はは、そうだね」
言わない。
言ったところで は? ってなるだけだ。
ありえない事だね、あんなの。
人が車に見えた?
はっ、冗談じゃない。
もう本当に笑えてくるよ。
そう思いながらフェンスに寄りかかって、下を見る。
日が沈みかけて、辺りはオレンジの光に包まれていた。
一定の時間しか見れない光。
…はぁ、昔の私を思い出すよ。
アルミン「アニ…」
アニ「…さっきから、な、に……」
アニ「……………」
-
- 149 : 2018/04/01(日) 08:13:09 :
- ようやく家に帰ってきたー!
30夜31遊ぶ1帰ってくる
という1日半だけだっけど めっちゃ長く感じた…(どーでもいいことすいません!)
アニちゃんきゃわわ♡˖꒰ᵕ༚ᵕ⑅꒱
期待!
-
- 151 : 2018/04/01(日) 15:19:39 :
-
背中が温かくなったと思ったら、やっぱり…。
アニ「アルミン、どうしたの」
アルミン「…なんでも」
アニ「学校だから駄目、離れて」
アルミン「…嫌だ」
駄目って言ってるのに、更に回してる手を強めてきた。
こりゃ甘えてるな。
小さくため息をついて、私もアルミンに寄りかかる。
アニ「……ちょっとだけだからね」
アルミン「アニも来てんじゃん」
アニ「…うん」
アルミン「…好きだよ」
アニ「…私も」
しばらくこのままの体勢でいた。
でも、いきなりドアの開く音がして。
アニ「っ!あ、アルミン、もういいでしょ!」
アルミン「あっ、待って!」
アニ「や、やだ!」
エレン「…何してんだよ?」
クリスタ「ちょっとエレン!空気読めないの?」
エレン「はあ?」
クリスタ「いま何か取り込み中だったかもしれないんだよ!?」
エレン「そうなのか?」
アニ「違うから」
アルミン「ミカサは?」
クリスタ「そろそろ時間だからってジャンと一緒に教室戻って行ったよ」
アルミン「ジャンと?」
エレン「だからアルミンとアニも探してたのに…」
クリスタ「ま、そういう事だからね。アニ、教室行こ」
アニ「あ、うん」
アニ「じゃあ」
エレン「おう」
クリスタ「それでアニ、何してたの?」
アニ「特に何も」
クリスタ「嘘だー、二人っきりだったのに?」
アニ「…その二人っきり辞めて」
クリスタ「なんでよ〜」
クリスタ「で、何してたの?」
アニ「ただ話してただけだよ」
クリスタ「それだけ?」
アニ「それだけ」
クリスタ「…ん〜…」
納得いかないような顔して…。
抱きつかれてた、なんて言ったら面倒な事になるんだろうね。
何もなかったような顔をして話を終わらせようとする。
そのうちに教室についた。
…あと少しだけでもいいから、アルミンと一緒に居たかったな。
……なんてね。
わがままもそこそこにしよ。
-
- 152 : 2018/04/01(日) 21:09:27 :
-
オルオ「よーし、今日はもう帰っていいぞ」
クリスタ「アニ、帰ろ!」
アニ「うん」
サシャ「あの、アニ!」
アニ「…ん?」
クリスタ「どうしたの、サシャ」
サシャ「なんか、二年生の人が呼んでいますよ」
アニ「私?」
サシャ「あ、クリスタもって言ってましたけど…」
クリスタ「解った、ありがとうサシャ!」
サシャ「いえ、お安い御用ですよ!」
クリスタ「アニ行ってみよ」
アニ「うん」
二年の人って言ったら、あいつらしかいない。
ほら、やっぱり。
その三人がいる。
エレン「アニ、クリスタ!一緒に帰ろうぜ!」
クリスタ「うんっ、いいよ」
アニ「えっ?」
クリスタ「ん?いいでしょ?」
アニ「あ、うん」
ミカサ「………?」
クリスタ「じゃあ行こう!」
エレン「あ、寄り道して行かね?」
クリスタ「賛成!」
エレン「じゃあ早速!」
クリスタ「うん、しゅっぱーつ!」ピューン
エレン「おい、抜け駆けは駄目だぞ!」
クリスタ「なら追い越してみれば〜!」
アルミン「…仲良いね」
ミカサ「うん」
アルミン「いいの?ミカサ」
ミカサ「なに?」
アルミン「クリスタと、…楽しそうだよ?」
ミカサ「大丈夫、私はエレンを信じてるから」
アニ「…っ……」
アルミン「そっか…」
ミカサ「それともアルミンは何か知ってるの?」
アルミン「えっ?」
ミカサ「エレンの事凄く心配してたように聞こえたから…」
アルミン「いや、そういうわけじゃないよ」
アルミン「ただ、ミカサは大丈夫なのかなって思って」
ミカサ「私は大丈夫だから」
アルミン「良かった」
流石幼馴染。
やっぱり深いね。
…その中に私が入ってもいいのかな。
私、邪魔なんじゃないかな…。
ミカサ「私達も行こう」
アルミン「そうだね」
アニ「…あ」
アルミン「…アニ、置いてくよ?」
アニ「…うん」
アルミン「絶対置いてなんか行かないんだけどさ」
アニ「……うわ…」
手首を掴まれ走り出して、先にいるミカサに追いつく。
けどその後も手は離してもらえなかった。
それどころかちゃんと繋いできて…。
ミカサにふっと見られたけど、何か理解したらしい。
少し、笑ってた。
ミカサもいる前でよくこんな事が出来るね。
-
- 153 : 2018/04/02(月) 16:33:49 :
-
エレン「って言っても、もう暗くなるな」
クリスタ「そうだね…」
エレン「行くか?」
クリスタ「私は行きたいけど、皆は大丈夫なのかな」
アニ「私はパス。ただでさえ遠いほうなのに」
クリスタ「そっか…」
ミカサ「私も門限ある」
クリスタ「んー…、なら今日は辞めとこっか」
エレン「いつか遊べばいいからな、じゃあ解散するか」
クリスタ「うん、皆またね!」タッタッタッ
ミカサ「うん、じゃあね」
ミカサ「私達も帰ろう」
エレン「アルミンはアニを送ってくだろ?」
アニ「えっ?」
アルミン「うん」
ミカサ「そう?なら先に帰ってる」
アルミン「解った。昨日みたいについてこないでよ?」
エレン「お、おい、アルミン!」
アニ「は?」
エレン「あー、いや…」
アニ「ついてきた?」
エレン「あ、母さんに頼まれたのあったんだ!ミカサ行くぞ!」
ミカサ「えっ、あ、じゃあまた学校で」
アニ「ちょっ、待ってよ!」
エレンとミカサが走り去っていった。
行く前にちゃんと説明しろよ…。
あっ、思って振り返る。
アニ「なんか、無理矢理押し付けたみたいで悪いね」
アルミン「そんな事ないよ。ほら」
アニ「…ん」
手を握って歩き出す。
近距離でも結構慣れてきた。
…そんなことよりも。
アニ「昨日ついてきたってどういう事?」
アルミン「言っちゃっていいかな」
アニ「あんたから話切り出したくせに、今更なに言ってんの」
アルミン「はは、そうだよね。言っちゃっていっか」
アニ「どうぞ」
アルミン「ざっくり言うと、昨日の帰りにエレンとミカサが僕達の後を追ってきたって」
アニ「なんで?」
アルミン「さあ?」
アニ「はぁ、…ストーカーかよ」
アルミン「悪気は無かったんだから許してあげなよ」
アニ「…うん」
悪気はないって…。
ならなんでついてきたの。
…ん?
ってことは、さ…。
アニ「ああっ!」
アルミン「えっ!?」
アニ「じゃあ、昨日のやり取り全部知ってたの…?」
アルミン「見てたらしいからね」
アニ「うっわ…、あいつ絶対許さない…」
だから外では嫌なんだよ…。
ってか、よくアルミン平常でいれるね。
後悔とかないのかな。
…まぁ、こいつの事だし後悔なんてないんだろうね。
アニ「あんたって本当、変わってるね」
アルミン「そう?」
アニ「うん」
-
- 154 : 2018/04/02(月) 18:03:57 :
- 期待!新中学生おめでとう!あるっとあにさん。アルアニLOVEさんも進級おめでとうございます。
-
- 156 : 2018/04/02(月) 23:11:46 :
アルミン「…じゃあまた」
辺りを見渡す。
エレンとミカサは…、ついてきてないね。多分。
アルミン「…ん?どうしたの?」
アニ「あ、いや…」
アルミン「そんなに周り気になる?」
アニ「…まあね」
アルミン「そっか」
そう言って笑う。
私結構気にしてるんだけど。
…あ、明日休みだし…。
アニ「あの、さ…」
アルミン「何?」
アニ「今日、泊まっていかない?」
アルミン「ん?」
アニ「だから、今日私の家に泊まってってよ…」
アルミン「急にどうしたの?」
アニ「…なんとなく、私の気分」
アルミン「はは、そうなんだ」
アルミン「でも、何も準備してないよ?」
アニ「いいじゃない、それでも」
アルミン「寂しくなった?」
アニ「……………」
ちょっとは、寂しいよ。
楽しかった空間が一気に静まり返るんだもん。
だから、時間がある日ぐらいは…。
アニ「…うん」
アルミン「そっか。…なら、そうするよ」
アニ「本当…?」
アルミン「嘘ついてると思う?」
アニ「…思んない」
アニ「……っじゃあ、家に上がって」
アルミン「うん」
お邪魔します って言ったから返事を返す。
どうせ私しかいないんだから、言わなくたっていいのに。
アニ「風呂はいってきな、湯ためとくから」
アルミン「ありがとう」
アニ「ん」
風呂場に行って軽く洗ってから湯をためた。
アルミンがいないうちに夕飯の支度を始める。
まあ料理は出来る。
美味しいかは解らないけど。
-
- 157 : 2018/04/02(月) 23:18:09 :
- アルミンがアニちゃんの家に泊まるって〜!?
(//><)ウラヤマッアルミンそこ変われや!!
期待してます!!
あと>>154さんありがとう!
-
- 159 : 2018/04/03(火) 23:35:13 :
-
アルミン「上がったよ」
アニ「…あんた、髪乾かしてないの?」
アルミン「ドライヤーが何処にあるか解らない」
アニ「ああ、ちょっと待ってて」
アルミン「自然に乾くからいいよ」
アニ「そう?なら座ってて」
アルミン「何か手伝おうか?」
アニ「…大丈夫」
アルミン「いい?」
アニ「うん」
テーブルに色々置いていく。
全部出来上がって私も席についた。
アルミン「わ、美味しそ!」
アニ「そうかな?」
アルミン「うん。いただきまーす」
アニ「…いただきます」
アルミンが一口食べて んー、美味しい! って言ってくれた。
嬉しいけど、 良かったね の可愛くない言葉が出た。
私、正直じゃないね。
もうこんな私に笑えてくるよ。
食べ切れるかなって思ってたけど、きれいに完食した。
アルミン「美味しかった、ご馳走様」
アニ「お粗末様」
アニ「私風呂入ってくる」
アルミン「うん」
アニ「あ、食器そのままでいいからね」
アルミン「洗っとくよ?」
アニ「…悪いよ」
アルミン「夕飯ご馳走になったんだから」
アニ「…じゃあ、お願い」
アルミン「うん」
そう言ってリビングを出る。
泊まりに来た人に手伝わせていいのかなとは思ったけど、アルミンが言うんだし。
…後で何か仕掛てみよう。
どんな反応するかな。
-
- 160 : 2018/04/04(水) 00:26:05 :
- お?アニちゃん仕掛けるのか!?
わしなんてアニちゃんが仕掛けた日にゃ気絶するな!
(っ'ヮ'c)<ウッヒョォォォォオってなりながら笑
アルミン(´。・o・。`)ウラヤマ~
アルミンと変わりたい
そこ変われ!!
期待!
-
- 161 : 2018/04/04(水) 00:39:58 :
アルミン「あ、アニお帰り」
アニ「…ただいま」
アルミン「今お笑いやってるよ」
アニ「本当だ」
風呂から上がってリビングに戻ったら、アルミンがソファーに座ってテレビを見ていた。
食器は綺麗に洗わさってる。
私もアルミンの隣に腰掛けた。
近寄って手を握る。
様子を見ても特に変化はなかったけど、握り返してくれた。
その後も何も言ってくれない…。
…これは失敗。
今度は寄りかかってみる。
一瞬目が合ったけどすぐテレビに戻された。
そして ふふっ と笑って…。
テレビで笑ったのか私に笑ったのかはわらかなかった。
…これも失敗だな。
何かないかな…。
アルミンを驚かせれるの。
…あ。
顔を近づけて頬に軽くキスをする。
それから緩く抱きつく。
どうだ?
アルミン「もう、アニどうしたの?さっきから」
アニ「…特に何も無いけど」
アルミン「何も無かったらこんな事しないでしょ」
そう言って頭を撫でられる。
…なんでこんなに反応薄いの…?
アニ「…アルミン」
アルミン「ん?」
アニ「…好き」
アルミン「うん」
アニ「好き」
アルミン「うん」
アニ「好き」
アルミン「…アニ、今日ちょっと違うね」
アニ「………普通」
アルミン「そう?」
アニ「そうだよ」
アルミン「…僕もアニ好き」
私の額にチュッとキスされる。
…それだけじゃ嫌。
アニ「ん…」
アルミン「………」
自分から口にキスをする。
やっぱり今日の私おかしいかも…。
呆れられてるかな?
一瞬そう思ったけど、私が満足するまでやる。
アニ「っはぁ…//」
アルミン「アニ大丈夫?」
アニ「うん…」
アルミン「なんかいつもより積極的じゃない?」
アニ「…引いた?」
アルミン「引かないよ、嬉しい」
アニ「…そう…//」
いつもしないような事をして、顔は真っ赤だと思う。
アルミンもちょっと赤くなってる。
…のは気のせいなのかな?
アルミンが凄くにこにこしてるから、私も小さく笑った。
アルミン「久し振りにアニの笑った顔見たな。可愛い」
アニ「煩い」
-
- 163 : 2018/04/04(水) 02:03:21 :
- え、ちょ、ちょまっ
(* ̄ii ̄)(* ̄ii ̄)
…よし拭けた
アニちゃんからあんなことされたら気絶するんだが!!??アルミンすげぇな!
-
- 165 : 2018/04/04(水) 12:03:54 :
アニ「アルミン…」
アルミン「何?」
アニ「…暇」
アルミン「もう暇になったの?」
アニ「うん。何かない?」
アルミン「んー、何あるかな」
アニ「…じゃあキスしていい?」
アルミン「また?」
アニ「暇なんだもん」
アルミン「そっか」
また? って言いながら嬉しそうじゃん。
そして抱き締められる。
……?
目の前が揺らいだ。
…いや、押し倒された…?
アニ「……?」
アルミン「…っ」
アニ「どうしたの?」
アルミン「…いや、ごめん」
アニ「え?」
私の隣に寝転がった。
そしてまた ごめん の一言。
何を謝ってんだ、こいつは?
アニ「あんたこそ大丈夫?」
アルミン「うん、僕は大丈夫だよ」
アニ「嘘」
アルミン「本当だよ」
アニ「じゃあなんで謝んの?」
アルミン「………」
アニ「アルミン?……っんう」
答えはなかったけど、代わり(?)にキスしてきた。
…感覚が変だ。
一瞬そう思ったけど、すぐに理解して。
アニ「んんっ!?」
アニ「っ…、ちょっと待って…//」
アルミン「ん?」
アニ「い、今…//」
アルミン「…今?」
アニ「………///」
今、舌…、入ってきた、よね…。
なにあの感覚。
なんか、ずっとやってると変になりそう…。
アルミン「暇だったんでしょ?」
アニ「うん…。でも、さっき謝ってたじゃん。なんでってこと聞きたかったのに」
アルミン「なんでだろうね」
アニ「は?」
アルミン「知らなくていいよ」
アニ「…?そう…」
そう言われると気になってくるじゃん。
…あれどうやんのかな?
まず普通にキスして…。
その後…。
…モノは試しだ。
ものじゃないけど…。
アニ「…アルミン」
アルミン「なに?」
アニ「…あむっ」
アルミン「ん…」
…やり方合ってんのかな。
でも、これ…、気持ちいい。
なんか意識が飛びそう…。
アニ「…っん」
アニ「これでいいの?」
アルミン「なにが?」
アニ「さっきの、キス…」
アルミン「知らなかった?」
アニ「…知ってたけど、実際にした事なかったから…」
アルミン「アニの初めて奪っちゃった」
アニ「…何その言い方」
アルミン「ごめんごめん」
アニ「…ん…//」
何やってたんだろう、私。
思い返してみたらやっぱり今日、なんか変だな。
うわ、恥ずかしくなってきた…。
アニ「…私、もう寝る」
アニ「あんたは前使った部屋で寝て」
アルミン「うん」
アニ「…じゃあ、お休み」
アルミン「お休み」
自分の部屋に駆け込む。
まだ心臓が落ち着かない。
…当たり前か。
-
- 166 : 2018/04/04(水) 17:57:52 :
- (* ̄ii ̄)ハナジブォォォ
アニちゃん°+♡:.(っ>ω<c).:♡+°
期待!
-
- 167 : 2018/04/04(水) 18:46:19 :
- 期待!アニかわいい、、、、、。
-
- 169 : 2018/04/05(木) 00:11:06 :
アニ「んん……、ふぁ…」
アニ「…ん?」
アルミン「………」スースー
アニ「……………」
…どうなってる?
ここ、私の部屋。
…じゃ、ない…?
アルミンに貸してた部屋じゃん。
え?なんでここで寝てたの?
まさか私、寝ぼけてここに来たのかな。
ってか、なんで起きたら私がこいつに抱きついてんの?
寝起きで上手く頭が回転しない時に、アルミンの目がゆっくり開いた。
…やばっ。
アルミン「…あ、アニおはよ…」
アニ「…おはよ」
アルミン「寒い?」
アニ「…なんで?」
アルミン「起きてても抱きついてるから」
アニ「…違う」
アルミンから身体を離す。
別に寒くないし。
って、問題はここじゃない。
アニ「なんで私がここで寝てたの?」
アルミン「覚えてない?」
アニ「へっ?」
アルミン「聞く?」
アニ「…うん」
私何かしたっけ。
記憶が無い。
…でも、起きたらこの状況だし…。
まぁ、聞くだけ聞いてみよう。
-
- 170 : 2018/04/05(木) 00:13:42 :
- え??
アニちゃんはアルミンの部屋に行って何をしてたの!?(´・¿?・`)キニナルキニナル
-
- 171 : 2018/04/05(木) 00:44:52 :
昨日の夜
アルミン「…あ、スマホ忘れてきた」
リビングにスマホを置いてきたままだったから取りに行った。
扉を開けたら、ソファーにアニが寝てたのを見つけた。
起こすのも可哀想だけど、風邪ひいちゃうからな。
アルミン「アニ、起きて」
アニ「…んんー……」
アルミン「こんなとこで寝てたら風邪ひくよ」
アニ「……やだ…」
アルミン「じゃあ起きて」
アニ「…んーん……」
手強い。
話してれば目覚めるかな。
床に座って話し始める。
アルミン「えっと…、アニ、文化祭楽しかった?」
アニ「うん…」
アルミン「アニ慣れてたでしょ」
アニ「うん…」
アルミン「お化け屋敷は?」
アニ「……うん…」
駄目だ、これ。
起きそうにない。
しょうがない、部屋に連れてくか。
ポケットにスマホを入れて、アニをおぶった。
案外軽いな。
階段を上がってアニの部屋のドアに手をかける。
でも、勝手に入ったら怒られるかな。
そう思って、借りた部屋に行く。
途中で落ちそうになったけど…。
アルミン「…はあ…」
ベッドに下ろして布団をかけてあげた。
僕は床にでも寝るかな。
ベッドから離れようとしたけど、袖口をクイッと引かれた。
アルミン「アニ?」
アニ「……………」
寝ぼけてるのかな。
振りほどこうと思えば簡単に振りほどけれる力だったけど、それが出来なかった。
駄目ってのは解ってるのに…。
そんな気持ちを無視して、アニの隣に背を向けて寝転んだ。
離れて寝ればいいよね。
けどアニが僕の背中にくっついてくるから、逆に眠れなくなった。
しかも顔埋めてきたし。
アルミン「もう、本当にわざとじゃないの?」
アニ「…覚えてない」
アルミン「てか何でリビングに居たの?」
アニ「…一回トイレに起きたんだよ」
アルミン「…記憶あるじゃん」
アニ「いや、その後は本当に知らないもん」
アルミン「ヤバかったよ」
アニ「っ、なにが」
アルミン「色々と」
アニ「なんでさ」
私何やってたんだよ。
相当変なことしてたじゃない。
アルミンがこんなになるぐらいだったの?
…怖いんだけど…。
-
- 172 : 2018/04/05(木) 06:29:37 :
- `;:゙`;:゙;`(゚Д゚*)ガハッ
アニちゃん(* ̄ii ̄)
アニちゃんに抱きつかれたい…
アルミン羨ましいんだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぁぉお!!!!
期待!
-
- 174 : 2018/04/05(木) 20:47:25 :
- アニちゃんの彼氏になりたい!
(あ、自分女だった…)
くそぅ…男になりたい
-
- 175 : 2018/04/05(木) 23:45:49 :
アニ「…まぁその話はもういいよ」
アニ「ずっと居るのもアレだし私は行く」
アルミン「うん」
身体を起こして立ち上がる。
……あれ?
何もしてこない。
アルミンなら引き止めたりしそうなのに。
…って、なに変な期待してんの。
あんな意地悪してくる奴に。
……もしかしてこれも意地悪?
なんてね、そんなわけないか。
部屋から出てドアを閉める時、一瞬だけアルミンの方を見た。
アルミンも私の方を見てたみたいで、優しく微笑んでくれた。
その笑顔に少し体温が上がった気がするのは気のせい。
私もあんなふうに笑えれたらいいのに。
だって今は、前とは違う。
苦しかった事から解放された。
だから、今なら心から笑えるのに。
笑えないんじゃなくて、笑顔をつくるのが苦手…?
…どうなんだろ。
もう楽しかったらなんでもいいや。
アニ「…ふふっ」ニコ
アルミン「なに笑ってるの?」
アニ「うわっ、いつから居たの」
アルミン「さっき」
アニ「…そんな時間経ってないじゃん」
アルミン「アニが行ってすぐに部屋出たもん」
アニ「………」
なら一緒に来てもよかったんじゃ…。
…はぁ、全くあんたは。
アニ「馬鹿だな…」
アルミン「ん?」
アニ「…何でもない」
アルミン「そう…?」
アニ「うん」
アニ「…あ、アルミン」
アルミン「なに?」
アニ「ん」
両手を広げる。
何したの って聞かれたけど、表情で解った。
絶対にこの意味知ってるでしょ。
私が黙りこくってるから諦めたのか、背中に手を回してきた。
アルミン「どうしたの?」
アニ「…おはよう、アルミン」
アルミン「はは、起きた時に言ったじゃん」
アルミン「……アニおはよう」
アニ「…うん」ニコッ
-
- 176 : 2018/04/06(金) 00:46:00 :
んー、一応終わりかな?
いっつも変なとこで終わっちゃうな…。
じゃあまた今度、の作品で。
-
- 177 : 2018/04/07(土) 00:44:13 :
- 続きです ↓
http://www.ssnote.net/archives/58559
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- 著者情報
- この作品はシリーズ作品です
-
アニ「もう一度」 アルアニ&現パロ シリーズ
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