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王様「そなたが選ばれた勇者だ!」女勇者「正義をするのです!」
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- 1 : 2016/09/19(月) 08:57:48 :
- ~勇者国 王宮 謁見の間~
王様「そなたには光の神の加護を受けた『勇者』として『魔王』を倒し、世界に平和をもたらす使命があるのじゃ」
女勇者「必ず世界を平和にするのです!」キリリッ
王様「ああっ、まともな返事は久しぶりだ」ジーン
女勇者「?」キョトン?
大臣「王様、王様」ゲフン ゲフン
王様「辛く困難な旅になると思うが・・・」
女勇者「女勇者の本気を見るのです!」キリリッ
王様「やっぱり、素直で純真な少年少女を『勇者』に選ぶのが正解だった」ジーン
女勇者「では、行って来るです!」トテトテ
女勇者 ♀ 16 勇者 Lv1
ぶき 未装備
よろい E:ぬののふく
たて 未装備
かぶと 未装備
もちもの なし
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- 2 : 2016/09/19(月) 09:11:08 :
- ~勇者国 王宮~
兵士「王様、王様!」アタフタ
王様「なんじゃ、騒がしい」
兵士「こんなのが道にぶっ倒れてました」つ『女勇者』ズルズル
王様「さっき出て行ったとこじゃろ・・・(汗)」
大臣「ど、どうしたのじゃ女勇者?」アセアセ
女勇者「す、スライムにやられて・・・」ピクピク
王様「スライムに・・・(汗)」
女勇者「ぶ、武器が無くて・・・」ピクピク
王様「」チラッ
大臣「渡すの忘れてました///」テヘッ
女勇者「苦いです」つ『やくそう』モグモグ
王様「大臣、『勇者』に旅の支度を」キリリッ
大臣「『勇者』殿、『ひのきのぼう』と『たびびとのふく』それに『50G』です」ジャラッ
女勇者「うわー、オラこんただ大金初めて持つだー///」つ『50G』ジャラッ
王様「え゛?」
大臣「え゛?」
女勇者「せ、正義をするのです!///」アセアセ
女勇者 ♀ 16 勇者 Lv1
ぶき E:ひのきのぼう
よろい E:たびびとのふく
たて 未装備
かぶと 未装備
もちもの 50G
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- 3 : 2016/09/19(月) 09:24:26 :
- ~勇者国 商店街~
武器屋「いらっしゃい、今日は買いに来たのかね、売りに来たのかね?」
お品書き「どうのつるぎ 100G てつのつるぎ 300G」
女勇者「ぬぬっ」つ『50G』
防具屋「いらっしゃい、今日は買いに来たのかね、売りに来たのかね?」
お品書き「かわのよろい 100G てつのよろい 300G」
女勇者「ぐぬぬ」つ『50G』
道具屋「いらっしゃい、今日は買いに来たのかね、売りに来たのかね?」
お品書き「やくそう 5G どくけしそう 8G」
女勇者「くうっ、やくそう買うと武器や防具が・・・」
武器屋「いらっしゃい、今日は買いに(略)」
防具屋「いらっしゃい、今日は買いに(略)」
道具屋「いらっしゃい、今日は買いに(略)」
女勇者「うう~(悩)」つ『50G』ウロウロ
王様「なんか店の周りをウロウロし始めたぞ」ジトー
大臣「初めてのおつかいを見てる気分ですね」ジトー
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- 4 : 2016/09/19(月) 09:52:25 :
- 女勇者「ぬー」ウロウロ オロオロ
商人「ねーちゃん、なにウロウロしとんのや?」
女勇者「えっ?」
商人「さっきから商店街の中をあっち行ったりこっち行ったり」
女勇者「欲しい武器や防具を買うのにお金が足りなくて~///」トホホ
商人「なんや初心者かー、先ずは『やくそう』でも買うとき」
女勇者「で、でも、『やくそう』を買ったらお金が・・・」オロオロ
商人「金いうても命あっての物種やさかいなー、回復呪文使えへんのやったら『やくそう』が命綱やでー」
女勇者「じゃ、『やくそう』買うのです」トテトテ
道具屋「いらっしゃい、今日は買いに(略)」
女勇者「『やくそう』くらさい」つ『50G』ドチャッ
道具屋「『やくそう』10個で50Gだよ」
商人「こらこら、全財産使うヤツがおるか、宿代は残しとかんかい!」
女勇者「えっ、あっ、そうだった!」ハッ
商人「ほんまにもう・・・」
女勇者「『やくそう』5個くらさい」
商人「『やくそう』5個で25Gだよ」
女勇者「えーと」つ『25G』ジャラジャラ
商人「ちょい待ち」ヒョイッ
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- 5 : 2016/09/19(月) 10:01:28 :
- 商人「まとめ買いするんやさかい、ちょっとはまけてもええんちゃうか?」
道具屋「くっ!」
商人「なんかオマケ付けるんでもええでー」
道具屋「ぐぬぬ」
商人「なんやったら他の店に・」
道具屋「◎■▽★!」ペラペラ
どうぐやのこうげき!
商人「◇◆□▼☆!」ペラペラ
しょうにんのこうげき!
女勇者「なんかスゴい舌戦が始まったのです!」
道具屋「ぐはぁ!」バタッ
商人「か、勝った」ゼヘーゼヘー
どうぐやをたおした!
女勇者「あっ、勝ったのです」
商人「『どくけしそう』を1個オマケに付けさせたでー」ニカニカ
女勇者「ど、どうも、ありがとうございます///」ペコペコ
商人「ええから、ええから、まあがんばりやー」トテトテ
女勇者「むむっ、頑張るです!」キリリッ
女勇者 ♀ 16 勇者 Lv1
もちもの 25G やくそう 5 どくけしそう 1
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- 6 : 2016/09/19(月) 11:00:00 :
- ~フィールド~
女勇者「~♪」トテトテ
まものがあらわれた!
スライム×1
女勇者「ぬっ!」つ『ひのきのぼう』スチャッ
スライム「!」ポヨン
スライムのこうげき!
女勇者「がふっ!」
おんなゆうしゃに2のダメージ!
女勇者「やったなー!(怒)」ペシペシ
おんなゆうしゃのこうげき!
スライムに2のダメージ!
スライム「(怒)!」ポヨン
スライムのこうげき!
女勇者「げふっ!」
おんなゆうしゃに2のダメージ!
女勇者「このー!(怒)」ペシペシ
おんなゆうしゃのこうげき!
スライムに1のダメージ!
スライムをたおした!
女勇者「ふうっ///」ハアハア
HP 7/11
女勇者「残りHP7かー」
女勇者「『やくそう』使おっかなー」ゴソゴソ
女勇者「うーん(悩)」つ『やくそう』
女勇者「まだ良いか」ゴソゴソ
女勇者「~♪」トテトテ
まもののむれがあらわれた!
女勇者「むっ!」つ『ひのきのぼう』スチャッ
スライム×3 スライムベス×1
女勇者「ああっ!」ガクガク
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- 7 : 2016/09/19(月) 11:17:54 :
- ~国立魔法大学 ドラゴンスレイヤー部~
商人「てな事があってなー、初心者の冒険者を助けたったんやー、人助けはやっぱ気持ちええなー///」ニカニカ
魔女「何言ってんのよ、貴女はただ値段交渉がしたかっただけでしょ」
射手「///」コクコク
商人「値引き交渉はあきんどの生き甲斐や!」フンス!
鎧娘「ただいま~♪」ガッチャン ガッチャン
盾士「ただいまー」つ『女勇者』ズルズル
魔女「なにそれ?」
鎧娘「フィールドに落ちてました~」ガチャン
女勇者「」ボロッ
魔女「なんでもかんでも落ちてる物を拾って来ちゃいけないとあれほど・」プンスカ
射手「///」コクコク
盾士「でもー、放っといたら死んじゃうかとー」
商人「あっ、商店街で会うた初心冒険者やんか!」
魔女「なんだ知り合いか」つ『女勇者』グイグイ
商人「ウチに押しつけようとすんな!」ゴラァ
鎧娘「誰か回復呪文をー」ガチャリ ← 武闘家&魔法使い
盾士「『ちからのたて』は戦闘中しか使えなくてー」← 戦士&賢者
商人「誰か、早よ」← 商人
魔女「部長、よろしく」 ← 魔法使い
射手「むー、『ベホイミ』!」パアア ← 戦士&賢者
いてはじゅもんをとなえた!
おんなゆうしゃのHPがかいふくした!
魔女「あっ、忘れてたけど盾ちゃんも賢者なんでしょ?」
盾士「あんまり唱えないもんで、回復呪文を忘れちゃいましたー」ヘラヘラ
副部長「||||」つ『ぼくさつ2号』プルプル ← 魔法大学教師
盾士「はっ!」Σ(゜Д゜)
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- 8 : 2016/09/19(月) 11:30:27 :
- 盾士「ちゃんと魔法の勉強もします」(´ノω・`メ) ボロッ
副部長「よーし」つ『ぼくさつ2号』
女勇者「はっ、ここは?」キョロキョロ
商人「あんたがフィールドで倒れてたとこを、ウチらの仲間が見つけたんや」ニカニカ
女勇者「あ、あなたは値段交渉の人!」ハッ
商人「どういう覚え方や・・・」
魔女「間違いない」ウンウン
射手「///」コクコク
女勇者「た、大変お世話になり・」ペコペコ
副部長「あっち、あっち」ヒラヒラ
女勇者「た、助けて下さったのは、こちらのお二人ですか」ペコペコ
盾士「むふふ///」エッヘン
鎧娘「むふふ///」エッヘン
女勇者「あっ!///」ドキッ
商人「どないしたんや?」
女勇者「な、なんて立派な鎧!///」ドキドキ
鎧娘「ふふん///」つ『ゆうしゃのよろい』
魔女「まあ、最上級クラスだわねー」
女勇者「それに引き替えアタシは・・・」ボロッ
副部長「『ひのきのぼう』って久々に見たわね」
商人「着てるのも普段着みたいなモンやしなー」
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- 9 : 2016/09/19(月) 12:06:42 :
- 副部長「部室の物置に使ってない装備とかあるんじゃない?」
商人「ちょっと探してみよかー」トテトテ
女勇者「えっ?」
盾士「うわっ、ホコリが!」バサッ
射手「!」ゲホゲホ
魔女「うわー、カビ臭い~」オソルオソル
鎧娘「何か良いモノ無いかな~」ガチャン ガチャン
女勇者「あ、あのー」
商人「ちょっと錆びてるけど『てつのよろい』あったでー」ニカニカ
盾士「ちょっとカビ臭いけど『かわのたて』がありました」
鎧娘「なんかスゴい兜見つけましたー///」つ『ゆうしゃのかぶと』ペカー
魔女「あっ、それ・・・剣士先輩が卒業する時に置いてったのね」
副部長「お前ら、そんな大事なモン物置に放置すんな」(ーー;)
射手「ぶき、ぶき」ゴソゴソ
魔女「武器は無いわねー」ガサゴソ
商人「みんな売っ払ったかなー?」
副部長「武器は・・・コレで良いか」つ『ぼくさつ2号』 ← クインケ(甲赫ーレートB)
女勇者 ♀ 16 勇者 Lv1
ぶき E:ぼくさつ2号
よろい E:てつのよろい
たて E:かわのたて
かぶと E:ゆうしゃのかぶと
副部長「なんか『かぶと』だけ豪華ね」(ФωФ)
おんなゆうしゃは『ゆうしゃのかぶと』をてにいれた!
女勇者「えっ、こ、コレ、くれるんですか?///」
商人「誰も使うてへんヤツやさかいなー」ヒラヒラ
女勇者「あ、ありがとうございます///」フカブカー
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- 10 : 2016/09/19(月) 18:33:12 :
- ~フィールド~
女勇者「親切な人たちに助けてもらった上に、装備まで貰っちゃった///」ホクホク
まもののむれがあらわれた!
スライム×2 スライムベス×1
女勇者「むっ!」つ『ぼくさつ2号』スチャッ
スライムAのこうげき!
おんなゆうしゃにダメージはない! ← 防具補正
スライムBのこうげき!
おんなゆうしゃに1のダメージ!
スライムベスのこうげき!
おんなゆうしゃに1のダメージ!
女勇者「女勇者の本気を見るのです!」つ『ぼくさつ2号』ブンッ
おんなゆうしゃのこうげき!
スライムA「!」ベチャッ
スライムAに3のダメージ!
スライムAをたおした!
スライムBのこうげき!
おんなゆうしゃにダメージはない!
スライムベスのこうげき!
おんなゆうしゃに1のダメージ!
女勇者「たあっ!」つ『ぼくさつ2号』ブンッ
おんなゆうしゃのこうげき!
スライムBに3のダメージ!
スライムBをたおした!
スライムベスのこうげき!
おんなゆうしゃに1のダメージ!
女勇者「最後の一匹!」つ『ぼくさつ2号』ブンッ
おんなゆうしゃのこうげき!
スライムベスに5のダメージ!
スライムベスをたおした!
まもののむれをやっつけた!
女勇者「や、やった///」ハアハア
HP 7/11
女勇者「ここは油断せずに『やくそう』を」モグモグ
おんなゆうしゃはやくそうをつかった!
おんなゆうしゃのHPがかいふくした!
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- 11 : 2016/09/19(月) 18:48:37 :
- 女勇者「強力な武器で攻撃力上がったし、防具のおかげでダメージも少ないし、どんどん魔物を退治するのです!」フンス!
まもののむれがあらわれた!
いっかくうさぎ×2 アルミラージ×1
女勇者「むっ、ウサギさんとて容赦しません!」つ『ぼくさつ2号』スチャッ
いっかくうさぎAのこうげき!
おんなゆうしゃに1のダメージ!
いっかくうさぎBのこうげき!
おんなゆうしゃに1のダメージ!
アルミラージ『ラリホー』ポウッ
アルミラージはじゅもんをとなえた!
女勇者「Zzz」コテッ
おんなゆうしゃはねむってしまった!
女勇者「Zzz」スピー
いっかくうさぎA「」ゲシッ
おんなゆうしゃはめをさまさない!
いっかくうさぎB「」ゲシゲシッ
おんなゆうしゃはめをさまさない!
女勇者「Zzz」ピクピク
アルミラージ「」ピョンピョン
いっかくうさぎ×2「」ピョンピョン
まもののむれはたちさった!
~夜~
ホーホー ← たぶんフクロウ
女勇者「Zzz」スピー
~朝~
チュン チュン ← たぶんスズメ
女勇者「Zzz」クカー
~昼間~
女勇者「Zzz」スピー
鎧娘「あっ、昨日の娘だ!」ガッチャン ガッチャン
盾士「昼間っから野営?」トテトテ
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- 12 : 2016/09/19(月) 19:03:44 :
- ~国立魔法大学 ドラゴンスレイヤー部~
鎧娘「ただいま~」ガッチャン ガッチャン
盾士「ただいまー」つ『女勇者』ズルズル
商人「あっ、昨日の娘やんか?」
魔女「どうしたの?」
鎧娘「道の真ん中で眠りこけてたのでー」ガチャリ
盾士「放っとくと誰かにレ○プされそうだったのでー」つ『女勇者』クカー
射手「レ○プって・・・(汗)」
鎧娘「全然起きないので『ザメハ』お願いしまーす」ガチャリ
魔女「貴女たち『ザメハ』も使えないの?」
盾士「やだなぁ、私たちに使えるわけが無いじゃないですかー」ヘラヘラ
鎧娘「魔法なんて全然勉強してないんですからー」ヘラヘラ
副部長「おまーら、魔法大学に何しに来てんだ~||||」ユラーリ
鎧娘「あ゛!」ギクゥ
盾士「あ゛!」ギクゥ
ゲシッ バキッ ドカッ!
副部長「はあはあ///」つ『てんばつのつえ』ボロッ
盾士「体罰反対~」(´ノω・`メ) ボロッ
鎧娘「魔法の勉強もちゃんとしますから~」(´ノω・`メ) ボロッ
副部長「ところでこの娘は?」
魔女「とりあえず起こしますね、『ザメハ』」パアア
まじょはじゅもんをとなえた!
おんなゆうしゃはめざめた!
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- 13 : 2016/09/19(月) 19:18:31 :
- 女勇者「ありっ、ここは?」キョロキョロ
商人「あんた、道の真ん中で眠りこけてたんやて」
女勇者「あっ、あたしアルミラージに魔法かけられて・・・」ハッ
鎧娘「アルミラージって何だっけ?」ガチャリ
盾士「わたしに聞かないでw」
魔女「うさぎの魔物よ、『ラリホー』を使うヤツ」
鎧娘「もしかして強いモンスター?」ガチャリ
射手「ザコ」キッパリ
商人「雑魚も、雑魚や」ヒラヒラ
盾士「そんな雑魚にやられるなんて・・・」チラッ
女勇者「とほほ」ショボーン
副部長「まあ、初心者の間は仕方ないわよ」
女勇者「は、はい///」
商人「でも、初心者のうちに命落とすヤツも多いしなー」ヒラヒラ
女勇者「ぎくぅ!」
魔女「初心者の間はHPもMPも少ないし、使える呪文も・・・」
女勇者「ど、どうすれば?」オロオロ
副部長「貴女、なんでパーティー組まないの?」
女勇者「パーティー?」キョトーン
副部長「冒険者の店で仲間を探して・」
女勇者「あ゛!」ガタン!
商人「今、それに気がついたんか?」
盾士「アホの娘だ」
鎧娘「アホの娘だ」
魔女「お前らが言うな!」
射手「///」コクコク
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- 14 : 2016/09/19(月) 19:39:42 :
- ~勇者国 冒険者の酒場~
女主人「えーと、勇者 Lv1?」
女勇者「はいっ」
女主人「むー」ジロジロ
女勇者「?」キョトン
女主人「貴女、未成年よね?」
女勇者「ち、中学はちゃんと卒業・」
女主人「ウチは酒場だから未成年は~」グイグイ
女勇者「いや、お酒とかじゃなくて、冒険者登録を!」ジタバタ
女主人「お酒はハタチになってから!」ゲシッ
女勇者「あうっ!」ポテッ
商人「店を追い出された・・・(汗)」
魔女「レベル1ってとこで待遇があからさまに変わったわね」
副部長「あの女主人は昔からそんな女でした・・・」
~東の国 冒険者の店~
女勇者「すみません、こんな遠くまで」ペコペコ
部長「いや、こっちの方が家近いから」トテトテ
女勇者「す、ステキな旦那さんですねー///」トテトテ
副部長「そうでしょ、そうでしょ///」テレテレ
部長「ちわー」カタン
副部長「こんにちわー」
受付嬢「ゆ、『勇者』様、いらっしゃいませ///」ピューッ
女勇者「『勇者』様?」キョトン
受付嬢「『勇者』様、お茶をどぞ///」つ『コーヒー』ホカホカ
部長「あんがと」つ『コーヒー』ズルズル
副部長「あたしには?」
受付嬢「」プイッ
副部長「ぐぬぬ」
受付嬢「『勇者』様、今日は何を?///」
部長「冒険者登録を・」
受付嬢「ええーっ、『勇者』様、ウチで冒険者登録をしてくれるんですか~♪」ヒャッハー
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- 15 : 2016/09/19(月) 19:56:48 :
- 受付嬢「なんだこの娘か・・・」ハア
副部長「あからさまにがっかりすんな」
部長「だから、うちの職場は副業禁止って何度も・・・」
受付嬢「ほれ、登録申請書を書いて」つ『申請書』ポイッ
副部長「申請書投げるな!」ゴラァ
女勇者「え、えーと、えーと」カキカキ
氏名 女勇者
年齢 16才
学歴 中学卒業
職歴 なし
レベル 勇者Lv1
受付嬢「レベル1かぁ~」チッ
副部長「舌打ちすんな!」ゴラァ
受付嬢「んっ、あんたのスキル『勇者』なの?」つ『申請書』ジー
女勇者「はいっ///」
副部長「もしかして『光の神の加護を受けた勇者』?」
女勇者「はいっ、駆け出しですけど///」ペカー
部長「もしかして勇者国の王様に?」(´・ω・`)?
女勇者「はいっ、『魔王』を倒すんです!」
ぼうけんしゃのみせのくうきがこおりついた!
副部長「えーと」チラッ
部長「えーと」(´・ω・`) ← 今の『魔王』はコイツ
女勇者「ど、どうかしましたか?///」アセアセ
部長「この娘に仲間を探してあげて」(´・ω・`) ← 倒されるかもしれない
受付嬢「かしこまりぃ!」ハリキリー
副部長「さすがは我が夫(仮)、あっさりスルーした・・・」(; ̄ー ̄A
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- 16 : 2016/09/19(月) 20:19:19 :
- 受付嬢「んーと」キョロキョロ
初心冒険者たち「なになにー?」「あたしたちに用?」「もしかして仕事~?」
受付嬢「お前とお前とお前、それにお前もちょっと来い!」ビシッ
副部長「雑な仕事だなー」
初心冒険者たち「なんですかー?」ゾロゾロ
受付嬢「お前らこの娘とパーティー組め!」ビシッ
武闘家(初)「えー、ガキじゃん!」← ♀ 16
女戦士(初)「お前が言うなw」← ♀ 17
僧侶(初)「貴女、今のレベルは?」 ← ♀ 17
女勇者「ま、まだレベル1です///」カァッ
魔法使い(初)「レベル1かぁ」 ← ♀ 16
副部長「みんないつもの娘たちだ・・・」
女勇者「さ、最初はみなさんの足を引っ張るかもですけど・・・」オドオド
部長「みんな、仲良くしてあげてね」(´・ω・`)
初心冒険者たち「は~い、『勇者』様~♪」ハイハーイ
副部長「なるほど、この娘たちなら夫(仮)の言うことを素直に聞くから選んだのね」
受付嬢「いや、てきとーに選んだんですけど」
副部長「一瞬でも、有能って思ったあたしが間違ってた・・・」(ФωФ)
おんなせんしがなかまになった!
ぶとうかがなかまになった!
まほうつかいがなかまになった!
そうりょがなかまになった!
-
- 17 : 2016/09/19(月) 21:19:50 :
- 女勇者「女勇者です、みなさんよろしくお願いします」ペコリ
女戦士(初)「オレは女戦士、戦士レベル5だ」
女勇者「うわー、レベル5なんですかー」
女戦士(初)「ふふん///」エッヘン
武闘家(初)「ボクは武闘家、武闘家レベル6だよ」
女勇者「レベル6、すごーい」パチパチ
武闘家(初)「ふふん///」エッヘン
魔法使い(初)「魔法使いだ、レベルは3」ボソッ
女勇者「レベル3?」ザンネン
魔法使い(初)「アホの娘と違って魔法が使える職業はレベルUPが遅いんだ」ボソッ
女戦士(初)「誰がアホの娘だ!」ゴラァ
武闘家(初)「アホの娘って言うな!」プンスカ
僧侶(初)「まあまあ、わたしは僧侶よ、僧侶レベルは4」ニコッ
女勇者「よろしくお願いします」ペコペコ
副部長「前衛に援護に回復と、一応バランスは良さそうね」
部長「後はこの娘たちにまかせて良さそうだな」(´・ω・`)
受付嬢「じゃ、『勇者』様、しょぼい案件としょっぱい案件と、どーでも良い案件を」つ『依頼書』ピラッ
副部長「どーでも良い案件持ってくんなって」(ФωФ)
部長「君らもどれかやる?」(´・ω・`)?
武闘家(初)「『勇者』様と一緒が良いでーす///」
魔法使い(初)「同意」ボソッ
副部長「何件か有るから手分けをして・・・」
女勇者「じゃあ、どれかを引き受けるです!」キリリッ
受付嬢「んじゃ、あんたらどーでも良い案件を」つ『依頼書』サッ
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- 18 : 2016/09/19(月) 21:51:26 :
- 初心冒険者たち「よーし、行くぞー!」「えいえいおー!」ゾロゾロ
受付嬢「じゃ、『勇者』様はしょぼい案件としょっぱい案件を」つ『依頼書』サッ
副部長「どれどれ」つ『依頼書』
依頼書1『洞窟に住みついたミノタウルス退治』
※強力なモンスターです
副部長「これ、しょぼい案件かしょっぱい案件かどっち?」プルプル
受付嬢「こっちがしょぼい案件かな?」つ『依頼書』サッ
依頼書2『森に住みついたグリフォン退治』
※もっと強力なモンスターです
副部長「しょぼくないわ!」(*`Д´)ノ!!!
受付嬢「いやー、最近ギルドから厄介な案件がうちの店に廻るようになってきてー」
副部長「あたしらを利用する気満々だな」(ФωФ)
部長「あっ、じゃ、もしかしてどーでも良い案件も?」(´・ω・`)?
受付嬢「いや、アレは楽勝ーっスよ」ヘラヘラ
副部長「楽勝?」
受付嬢「なんか鶏の化け物だとか・・・」
部長「鶏・・・それ、コカトリスって名前じゃなかった?」(´・ω・`)?
受付嬢「あー、それそれ///」ニカニカ
※コカトリスは石化能力を持ち、巨大な鶏の身体に蛇の尻尾がある強力なモンスターです
副部長「初心者にそんなん倒せるかー!(怒)」つ『てんばつのつえ』バキッ
受付嬢「がふっ!」
~コカトリスの森~
女勇者(石)「」ピキーン
副部長「びっくり顔で固まってる・・・」
女戦士(石)「」つ『てつのつるぎ』カキーン
武闘家(石)「」ゴロン ← 飛び蹴りの姿勢のまま
部長「一応戦おうとはしてたんだな」(´・ω・`)
魔法使い(石)&僧侶(石)「」ヒシッ
副部長「この二人は泣きながら抱き合ってる」(ФωФ)
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- 19 : 2016/09/19(月) 22:10:37 :
- 女戦士(初)「し、死ぬかと思った」ゼヘーゼヘー
武闘家(初)「石にされちゃうなんて」ゼヘーゼヘー
魔法使い(初)「ひーん(泣)」ヒシッ
僧侶(初)「もう大丈夫よ」ナデナデ
副部長「やれやれ」
女勇者「モンスターはどこですか!」つ『ぼくさつ2号』キョロキョロ
部長「あそこだよ」つ『ドラゴンスレイヤー』チャキッ
女勇者「んっ」クルッ
コカ//トリス「(死)」ドクドク
女勇者「あ、あの化け物を一太刀で!」ガクガク
部長「君たちにはちょっと荷が重かったなー」(´・ω・`)
女勇者「ぶ、部長さん、あたしを弟子にして下さい!」ドゲザッ
部長「えっ、弟子?」
女勇者「『魔王』を倒すために修行をするのです!」ドゲザッ
部長「えーと」(´・ω・`) ← 実は『魔王』
女戦士(初)「えいっ」ゲシッ
女勇者「あうっ」ゴロン
女戦士(初)「師匠、オレを弟子に!」ドゲザッ
武闘家(初)「えいっ♪」ドゲシッ
女戦士(初)「げぼっ!」バタッ
武闘家(初)「弟子ならボクを」ドゲザッ
魔法使い(初)「『ラリホー』」ポウッ
武闘家(初)「Zzz」コテッ
魔法使い(初)「弟子を採るのなら優秀な者を・」
僧侶(初)「『ザキ』」パアア
魔法使い(初)「ぐはぁ!」ピクピク
副部長「おいおい、おまーレベル4だろ」(ФωФ) ザキツカウナ
僧侶(初)「弟子よりも、あたしをヨメに///」ポッ
副部長「・・・||||」つ『ぼくさつ2号』プルプル
女勇者「あっ、それあたしの武器・・・」
-
- 20 : 2016/09/19(月) 23:12:08 :
- 僧侶(初)「(気絶)」ドクドク
部長「ヨメ(仮)を怒らせるから」(´・ω・`)
副部長「ふんっ」つ『ぼくさつ2号』
僧侶(初)「(瀕死)」ピクピク
女戦士(初)「アホの娘だw」ゲシッ
武闘家(初)「アホの娘だw」ゲシッ
魔法使い(初)「おいおい、死人にむち打つな」ボソッ ← まだ死んでません
女勇者「あのー、あたしを弟子にー?」ブキカエシテクラサイ
部長「光の神の加護を受けた『勇者』なら、自分の力でやりとげないと」
女勇者「はっ、そうだった、あたしは『勇者』だったのです!」
部長「自分の力を信じて、そして仲間と力を合わせて」
女勇者「わかりました、正義をするのです!」キリリッ
副部長「放置すんの?」ヒソヒソ
部長「レベル上げるのに何年も時間がかかった方が」ヒソヒソ
副部長「なるほど」ヒソヒソ
女勇者「お二人、何を話してるんですかー?」
副部長「先ずは地道にレベルを上げる事ね」ポンポン
女勇者「はいっ///」 ← まだ勇者Lv1
副部長「ふむ」 ← 賢者Lv99
部長「『魔王』倒せるようになるのに何年かかるかなー?」(´・ω・`)? ← 戦士Lv99 賢者Lv70 勇者Lv50
副部長「いや、むしろレベルが近づくより引き離しそうw」
-
- 21 : 2016/09/20(火) 07:22:47 :
- ~東の国 冒険者の店~
受付嬢「降ろして下さい~(泣)」プラーン ← 逆さ吊り
副部長「しばらくそうやって反省してなさい」
部長「ミノタウルスは力技だけで魔法とか使わないから」つ『依頼書』
副部長「じゃあ、アホの娘隊で駆逐して来なさい」
盾士「ハーイ///」
鎧娘「頑張りまーす///」ガチャリ
魔女「アホの娘隊・・・(汗)」
商人「自分たちで認めんなや」
副部長「射手や魔女もアホの娘隊の援護に」
魔女「一応、別枠扱いで良かった」ホッ
射手「///」コクコク
部長「グリフォンは副部長と二人で片付けるか」(´・ω・`)
副部長「おっけー♪」
商人「なーなー、ウチはー?」
副部長「あんたは初心者隊のお目付け役」
商人「えー、ウチが?」
部長「うーん、もう一人くらい初心者隊に付けるか」
~ミノタウルスの洞窟~
ミノタウルス「ぶももー!(怒)」
鎧娘「たあっ!」ポカスカ ← 猫パンチ
盾士「シールドアタック!」つ『ゆうしゃのたて』バシバシ ← 盾で殴ってるだけ
射手「ぬー」キリキリ ピュンッ ← オーディンボウ
魔女「うーん、単体だからやっぱりメラゾーマかなー、もしかしてヒャド系の方が効いたりしないかしら~(悩)」ブツブツ
射手「援護はよ!」
-
- 22 : 2016/09/20(火) 07:39:36 :
- ~グリフォンの森~
グリ//フォン「(死)」ドクドク
部長「他のみんなは大丈夫かなー?」つ『ドラゴンスレイヤー』ポタポタ
副部長「やっぱり瞬殺」(ФωФ)
~フィールド~
女勇者「女勇者の本気を見るのです!」つ『ぼくさつ2号』ブンッ
おんなゆうしゃのこうげき!
スライムAに3のダメージ!
スライムAをたおした!
女戦士(初)「めんどくさー」ペシペシ
スライムBをたおした!
武闘家(初)「めんどくさー」ゲシゲシ
スライムCをたおした!
魔法使い(初)「『メラ』!」ポウッ
スライムベスをたおした!
商人「圧倒的じゃないか、我が軍は」クックック
僧侶(初)「あらっ、新手の魔物?」
暴れ牛鳥「ぶももー!」ドドドド
あばれうしどりはとっしんした!
女戦士(初)「ぎゃー!」ドカーン
武闘家(初)「ぎゃー!」ドカーン
女勇者「女勇者の本気を見るので・ぎゃー!」ドカーン
魔法使い(初)「も、もうMPが!」アセアセ
商人「よし、行け!」パッ
暴れ牛鳥「ぶもっ?」
ケルベロス「がるるる」×3 ← 初心者隊の切り札
暴れ牛鳥「ぶももー||||」ガクガク
ケルベロス「がぶっ」×3 ブッシャー!
暴れ牛鳥「(死)」チーン
女戦士(初)武闘家(初)女勇者「」ピクピク
僧侶(初)「MPがもったいないんで、各自やくそうで治して下さいねー」ニコッ
魔法使い(初)「おいおい、回復呪文かけてやれよ・・・(汗)」
商人「ウチもそう思う・・・(汗)」
-
- 23 : 2016/09/20(火) 07:55:17 :
- ~冒険者の店~
受付嬢「あのー、頭に血が登って来たのでそろそろ降ろして下さ~い」プラーン
副部長「あんたは頭に血が足りないから、もう少し頭に血を溜めなさい」
受付嬢「ひーん(泣)」プラーン
部長「よしよし、ご苦労さま」ナデナデ
ケルベロス「くーん///」×3 フリフリ
女勇者「い、犬に助けられた・・・」ガーン
商人「普通の犬やあらへんけどなw」 ← 地獄の番犬です
副部長「暴れ牛鳥の『しもふりにく』と『フィレにく』『とりササミ』に『まじゅうのかわ』も手に入ったわね///」ホクホク
部長「ケルベロスはご褒美にどの肉が良い?」キリワケ キリワケ
ケルベロス「///」つ『とりササミ』パクッ
副部長「『しもふりにく』かと思ったのに、意外とヘルシーね」
ケルベロス「~♪」モグモグ
副部長「じゃ、うちは夕食用に『しもふりにく』を///」ムフフ
受付嬢「じゃあ、あたしは『フィレにく』で良いです///」プラーン
副部長「なんで分け前もらえると思う」(ФωФ)
受付嬢「ダメですか」プラーン
商人「『まじゅうのかわ』いらんのやったらウチが///」
部長「売り払った代金は初心者隊に分けてあげてよ」つ『まじゅうのかわ』スッ
商人「大丈夫、大丈夫、あんじょうするさかいまかしときぃ♪」
-
- 24 : 2016/09/20(火) 20:43:45 :
- 女勇者「勇者Lv2になったのです!」エッヘン
女戦士(初)「まだスライムしか倒してないけどな」ヒラヒラ
女勇者「それは言わない約束なのです」トホホ
魔法使い(初)「で、『メラ』は覚えたのか?」ボソッ
女勇者「うっ!(汗)」
僧侶(初)「『ホイミ』は使えるようになりましたか?」ニコッ
女勇者「ううっ!(汗)」
武闘家(初)「まだ呪文使えないのかー」
女勇者「まだなのです」 ← Lv3にならないと使えない
武闘家(初)「まだまだレベル上げなきゃねー」
女勇者「とほほ」ショボーン
女戦士(初)「『魔王』を倒すのにはどれくらいレベルUPしないといけないのかなー?」
魔法使い(初)「想像もつかないな」ボソッ
僧侶(初)「『魔王』ってレベルどれくらいなんでしょうか?」
副部長「戦士Lv99、賢者Lv70、勇者Lv50」(ФωФ) サラッ
武闘家(初)「な、なんかスゴい具体的~」ヒキッ
女勇者「戦士Lv99って完ストなのです!」ガクガク
魔法使い(初)「『魔王』なのに勇者Lv50って?」ボソッ
副部長「い、いや、大体それぐらいのレベルって事よ」(; ̄ー ̄A
-
- 25 : 2016/09/20(火) 21:33:26 :
- ~東の国 王宮~
ケルベロス「がじがじ///」つ『暴れ牛鳥の骨』
犬娘「ボクにもちょっとちょうだい~」ダラダラ ← ヨダレ
~総務課 秘書室~
大魔王「勇者国の国王が、新たに『光の神の加護を受けた勇者』を選んだそうだ」シンパイ
部長「知ってた」(´・ω・`)
大魔王「さすがに耳が早いな」
部長「大魔王様はどこからその情報を?」(´・ω・`)?
大魔王「勇者国には内通者がいてな」クルッ
光の女神「むふふ///」つ『食券』ビラッ
部長「なるほどそっちルートの情報ですか」(´・ω・`)
側近「お前、うちと勇者国で二股かけるなよー」(ФωФ)
光の女神「アタシはプロの女神だから、報酬に
見合った仕事をするだけ・・・」ニヤリ
側近「なにプロの殺し屋みたいな事言ってんだ」
大魔王「しかし、これからは『勇者』が『魔王』の命を狙う事になるとは・・・」シンパイ
部長「いや、心配ないです」(´・ω・`) Lv2ダシ
大魔王「ううむ」シンパイ
側近「そんなに心配なら『魔王』じゃなく、直接『大魔王』にアタックしてもらったら?」(ФωФ)
大魔王「い、いや、先ずは『魔王』が順番先だろ!」アセアセ
側近「どー見ても『魔王』のが『大魔王』より強いし」(ФωФ) ジトー
大魔王「ふっふっふっ、貴様らはまだ我が真の力を・」バサァ ← マント
部長「では真の力を見せてもらいましょうか」(`・ω・´)つ『ドラゴンスレイヤー』チャキッ
大魔王「す、すいません、調子こきました、剣をおさめて下さい」ペコペコ
-
- 26 : 2016/09/21(水) 03:31:39 :
- 部長 ♂ 23 公務員
戦士 Lv99 ← 完スト済
賢者 Lv70
勇者 Lv50
魔王 Lv 1 ← New
部長「知らない間に魔王スキルが」(´・ω・`)
大魔王「レベルアップすれば『いてつくはどう』が使えるようになるぞ」ニカニカ
部長「『いてつくはどう』を使っちゃうと副部長にかけてもらった強化呪文がかき消されちゃうんで、要らないスキルですね」(´・ω・`)
大魔王「・・・」ザンネンムネン
部長「他には特殊能力とかないんですか?」(´・ω・`)?
大魔王「め、『メラゾーマ』みたいな威力の『メラ』とか・・・」
部長「『メラゾーマ』使えるから別に要らないですね」(´・ω・`)
大魔王「くっ・・・」
側近「やっぱり、勇者スキルの方が魔王スキルより強そうだな」ケラケラ
部長「魔王スキルってどうやったらレベルアップするんスか?」(´・ω・`)?
側近「『勇者』倒せば良いんじゃない?」
部長「じゃあ、大魔王様の今のレベルは?」
大魔王「えっ、わし?」ギクゥ
側近「そういや、お前、『魔王』レベルいくつなんだ?」(ФωФ)
大魔王「主に向かってお前とか・(怒)」プンスカ!
側近「誤魔化さなくて良いから、今レベルいくつ?」(ФωФ)
大魔王「ひ、秘密だ!///」バサァ ← たぶん恥ずかしいレベル
部長「えーと、これで計れるかなー」つ『スカウター』ゴソゴソ ← ○ラゴンボールのヤツ
大魔王「計るなー!(怒)」
-
- 27 : 2016/09/21(水) 06:54:32 :
- ~部長くんの家~
副部長 ♀ 23 大学講師
賢者 Lv99 ← 完スト済
武闘家 Lv1 ← New
部長「なに、その格好?」(´・ω・`)?
副部長「似合う?///」 ← 稽古着
部長「何かのコスプレ?」
副部長「ちーがーうー、練習すんの!」プンスカ!
部長「格闘技やんの?」
副部長「賢者は完ストしたし、苦手な近接戦闘のスキルを磨こうかと///」テヘッ
部長「(近接戦闘苦手って、いつも『けんじゃのつえ』や『ぼくさつ2号』で凹ってるじゃないか・・・)」(´・ω・`)
副部長「で、練習台になって」ガシッ ← 衿をつかむ
部長「あっ」
副部長「とうっ!」グイッ ← 投げる
部長「むー」( ̄ー ̄) ズシッ ← 投げられない
副部長「ぐぬぬ」グイグイ ← 頑張る
部長「むー」( ̄ー ̄) ズシッ ← でも投げられない
副部長「ぶ、部長って柔道やってた?」ゼヘーゼヘー
部長「剣道部だったの知ってるでしょ」(´・ω・`) ヤッテマセン
副部長「うーん、おかしいなー」つ『柔道入門』ペラペラ
柔道入門『重要ポイント:相手の力を利用して投げる』
副部長「そ、そうか、ただ立ってただけだから・・・部長、今度はそっちも投げて良いわよ」ガシッ
部長「ぬー」( ̄ー ̄) ズシッ
副部長「ぐぬぬ」グイグイ
部長「えいっ」( ̄ー ̄)ノΞ(´Д`) ポイッ
副部長「ぐはぁ!」ゴロゴロ
部長 ♂ 23 公務員
武闘家 Lv1 ← New
-
- 28 : 2016/09/21(水) 07:12:40 :
- 副部長「うーん」つ『柔道入門』ペラペラ
部長「(本のせいじゃないと思うけど)」(´・ω・`)
柔道入門『重要ポイント:投げに失敗した時は寝技に持ち込む』
副部長「これだ!」つ『柔道入門』
部長「今度は何?」(´・ω・`)?
副部長「とうっ、ともえ投げ!」グイッ ゴロン
部長「ん?」バタッ
副部長「ふぎゃっ!」ベチャッ ← ただ単に部長の下敷きになった
部長「何やってんの?」
副部長「ここから、寝技で」ググッ
部長「?」キョトン
副部長「どうっ?」グイグイ
部長「どうっ?って、関節きまってないから、ただの『だいしゅきホールド』なんだけど」(´・ω・`) ← ただ単に手足で抱きつかれてる
副部長「も、もっと絞めて落としてやる!」グイグイ
部長「よいしょ」(´・ω・`) スクッ ← 何事も無いようにそのまま立つ
副部長「あらっ?」ポテッ
副部長「うーん、おかしいなー」つ『柔道入門』ペラペラ
柔道入門『解説図:腕ひしぎ十字固め』
副部長「えーと、こうやってー」つ『柔道入門』ゴソゴソ
部長「本見ながら何やってんの?」
副部長「これでどうだ?」ギューッ
部長「えーと」(´・ω・`)ノ スクッ ← また何事も無いようにそのまま立つ
副部長「ありっ?」プラーン ← 腕にぶら下がってる
部長 ♂ 23 公務員
武闘家 Lv2 ← レベルUP!
副部長「なんで部長の方がレベルアップすんのよ~(泣)」プラーン
-
- 29 : 2016/09/21(水) 12:44:17 :
- 女勇者「訓練をするのです!」フンス!
女戦士(初)「しゃあない、相手してやるか」つ『てつのつるぎ』チャキッ
女勇者「たあーっ!」つ『ぼくさつ2号』デデデッ
女戦士(初)「ぬっ!」つ『かわのたて』サッ
女勇者「とうっ!」つ『ぼくさつ2号』ペシペシ
女戦士(初)「防御がお留守だ!」ペシッ!
おんなせんしのこうげき!
女勇者「ぐはぁ!」バタッ
おんなゆうしゃをたおした!
女勇者「まだまだ訓練するのです!」ムクッ
武闘家(初)「じゃあ、次ボクね」シュタッ
女勇者「たあーっ!」つ『ぼくさつ2号』デデデッ
武闘家(初)「先手必勝!」シュッ
ぶとうかのこうげき!
女勇者「ぐはぁ!」バタッ
おんなゆうしゃをたおした!
女勇者「く、訓練するのです~」ヨロヨロ
魔法使い(初)「次はわたしか・・・」ボソッ
女勇者「たあーっ!」つ『ぼくさつ2号』デデデッ
魔法使い(初)「『メラ』!」ボウッ
まほうつかいはじゅもんをとなえた!
女勇者「ぐはぁ!」コゲコゲ
おんなゆうしゃをたおした!
女戦士(初)「無慈悲な攻撃だなーw」
女勇者「」ピクピク
僧侶(初)「MPがもったいないので、自分の『やくそう』で治して下さいね」ニコッ
武闘家(初)「コイツの方が無慈悲だw」
-
- 30 : 2016/09/21(水) 13:03:41 :
- ~フィールド 野原~
女勇者「とうっ!」つ『ぼくさつ2号』ブンッ
※ぼくさつ2号はハンマー状の武器です
おんなゆうしゃのこうげき!
スライムべス「!」ベチャッ
スライムべスをたおした!
まもののむれをやっつけた!
~フィールド 山地~
女勇者「『メラ』!」ボウッ
おんなゆうしゃはじゅもんをとなえた!
バブルスライム「!」ジュウッ
バブルスライムをたおした!
まもののむれをやっつけた!
~フィールド 湖畔~
スライムBのこうげき!
スライムCのこうげき!
女戦士(初)「ぐはぁ!」
おんなせんしにダメージ!
女勇者「『ホイミ』!」ポウッ
おんなゆうしゃはじゅもんをとなえた!
女戦士(初)「おおっ///」パアア
おんなせんしのHPがかいふくした!
~冒険者の店~
女勇者「勇者Lv5になったのです!」エッヘン
女戦士(初)「おおーっ」パチパチ ← 戦士Lv7
武闘家(初)「回復呪文も使えるようになったなー」← 武闘家Lv8
僧侶(初)「貴女、もうすぐあの娘に抜かれるわよw」 ← 僧侶Lv6
魔法使い(初)「ふん、抜かれたりはしない、わたしももうすぐLv6だ」ボソッ ← 魔法使いLv5
-
- 31 : 2016/09/22(木) 06:15:23 :
- ~部長くんの家~
サンドバッグ「」プラーン
副部長「やっぱり格闘技と言えば打撃系!」 ← 武闘家Lv1
部長「まだやんの?」(´・ω・`)? ← 武闘家Lv5
副部長「ふむふむ」つ『空手入門』ペラペラ
空手入門『基本その1:正拳突き』
副部長「むっ!」サッ
サンドバッグ「」プラーン
副部長「とうっ!」グキッ
部長「今なんか変な音が」(;・ω・)
副部長「け、蹴り技の方が良いかな」ズキズキ
空手入門『基本その2:まわし蹴り』
副部長「とうっ!」ベチッ
サンドバッグ「」プラーン
副部長「あうあう」ヒリヒリ
部長「足の甲が真っ赤になってる」(;・ω・)
副部長「おかしいなー」つ『空手入門』ペラペラ
部長「鍛えてない素手や素足でいきなりサンドバッグを叩いたらケガするよ」(´・ω・`)
副部長「いや、たぶん、この本の解説がおかしい」つ『空手入門』ペラペラ
部長「ちょっと見せてみ」
副部長「ほい」つ『空手入門』サッ
部長「ふむふむ」つ『空手入門』ペラペラ
副部長「なんか書いてあるヤツやってみて」
部長「えーと、これをこうやって・・・」つ『空手入門』ジー
サンドバッグ「」プラーン
部長「破っ!」ドスッ!
サンドバッグ「!」ズバァ! ドザザザー ← 砂
副部長「『まじゅうのかわ』製のサンドバッグが||||」ガクガク
部長「本に書いてる通りにやっただけなのに・・・」(´・ω・`)
空手入門『上級編:貫手』ペラッ
副部長「なんでいきなり出来る!」ガクガク
-
- 32 : 2016/09/22(木) 09:58:19 :
- ~冒険者の店~
女勇者「勇者 Lv10になったのです!」フンス!
女戦士(初)「もうそろそろダンジョンとか探検しても良いんじゃね?」ハリキリー ← 戦士 Lv12
武闘家(初)「こらこら、死亡フラグ立てんなよ」 ヒラヒラ ← 武闘家 Lv13
魔法使い(初)「ダンジョンは『リレミト』が使えるようにならないとキビしいぞ」 ← 魔法使いLv11
僧侶(初)「と言う事は貴女が早くレベルアップしないから行けないのね」ニコッ ← 僧侶 Lv11
魔法使い(初)「相変わらず、にこやかにキツい事言うなぁ」ボソッ
カラン カラン
冒険者たち「」ドヤドヤ
受付嬢「あっ、客だ、いらっしゃいませ~」
傭兵「ねーちゃん、酒だ、酒!」ドサッ
盗賊「ちっ、しけた店だな」ドサッ
受付嬢「な、なんか柄の悪い客・・・(汗)」
破戒僧「早く酒を持ってこい!」ドンッ
受付嬢「あ、あの、おビールとかで・・・」アセアセ
魔導師「いいから早く持ってこい!」ガンッ
受付嬢「は、はひ!」ピューッ
女勇者「な、なんか乱暴な人たちです」
女戦士(初)「初めて見る顔だなー」
受付嬢「はひ、おビールです」ガチャ ガチャ
盗賊「遅い!」つ『ビール』グイッ
傭兵「くびぐび」つ『ビール』グイッ
魔導師「もっと良い酒はないのか」つ『ビール』グイッ
破戒僧「ねーちゃん、ここに座れや」つ『ビール』グイッ
受付嬢「こ、ここはそういうお店じゃ!」アセアセ
-
- 33 : 2016/09/22(木) 10:13:34 :
- 傭兵「ねーちゃん、まあそう言わずに」グッ
受付嬢「ひーん(泣)」
女勇者「受付嬢さんが絡まれてるです!」
盗賊「てめえら何こっち見てんだ!」ドンッ
破戒僧「なんだなんか文句でもあんのか?」ドンッ
武闘家(初)「見てません、見てません」アワアワ
僧侶(初)「そんなぁ、文句だなんてぇ」ヘラヘラ
魔法使い(初)「コイツら、受付嬢を見捨てたな」ボソッ
女勇者「!」スクッ
女戦士(初)「ちょ、おま・」アセアセ
女勇者「正義をするのです!」キリリッ
魔法使い(初)「言うと思った」ボソッ
武闘家(初)「(頑張れー)」ササヤキゴエ
僧侶(初)「(わたしたちを巻き込まない程度に頑張ってー)」ササヤキゴエ
魔法使い(初)「コイツらは・・・」ボソッ
傭兵「げへへ」ゲラゲラ
受付嬢「ひーん(泣)」
女勇者「ぬー」トテトテ
盗賊「なんだこのガキ?」
女勇者「受付嬢さんを放すのです!」ビシッ
破戒僧「うっさい、このガキ!」ゲシッ
女勇者「がふっ!」バタッ
女戦士(初)「あっさりやられた!」ガクガク
女勇者「う、受付嬢さんを放すのです」ムクッ
魔法使い(初)「根性あるな」ボソッ
魔導師「もっと痛い目にあわねぇとわかんねぇのか?」ニヤリ
女勇者「受付嬢さんを放すのです」ヨロヨロ
傭兵「やっちまえ!」
「『マホトーン』!」パアア
魔導師「『メラミ』!」スカッ
まどうしはじゅもんをとなえた!
しかしこうかがなかった!
-
- 34 : 2016/09/22(木) 10:32:33 :
- 盗賊「ちっ、どいつが?」キョロキョロ
僧侶(初)「///」チラッ
魔法使い(初)「わたしでは唱えられない呪文だ」フルフル
部長「受付嬢を放せ」(´・ω・`) ノシッ
副部長「放しなさい」トテトテ
武闘家(初)「『勇者』様~♪」ヒャッハー
受付嬢「『勇者』様///」タスカッタ
傭兵「なんだてめえ!」
魔導師「よくも俺の呪文の邪魔を!」
破戒僧「てめえらも痛い目にあいてぇのか!」
部長「君らこそ、痛い目に遭わないとわかんないの?」つ『ドラゴンスレイヤー』スラーリ
傭兵「くっ」ツヨソウ
盗賊「ちっ」つ『女勇者』ガシッ
女勇者「あっ!」ジタバタ
盗賊「剣を捨てないとこのガキの顔をズタズタに切り裂くぞ」つ『短剣』ピタピタ
部長「ぬっ」(`・ω・´)
盗賊「命までは取らねぇが、嫁に行けない顔になるぜ」つ『短剣』ピタピタ
女勇者「部長さん、あたしにかまわず正義をするのです!」ジタバタ
部長「くそっ、剣を捨てるからその娘を放せ」ポイッ ⌒『ドラゴンスレイヤー』ガラン
女勇者「部長さん!」ハラハラ
破壊僧「げへへ、半殺しにしてやるぜ」ポキポキ
傭兵「二度と減らず口を叩け・」ノシッ
部長「破っ!」ドスッ!
傭兵「ぐぼぁ!」ドクドク
盗賊「す、素手で鎧を着た傭兵を!」
破戒僧「て、てめえ何を!」アセアセ
部長「えーと、貫手かな?」(´・ω・`)? ← 武闘家 Lv30
魔導師「くそっ!」つ『まどえしのつえ』ブンッ
← マホトーンで魔法は使えない
副部長「ぬっ!」ガシッ ← 襟を掴んで
魔導師「なっ!」グラッ
副部長「一本背負い!」グイッ ← 投げる!
魔導師「ぐはっ!」ビターン!
-
- 35 : 2016/09/22(木) 10:51:57 :
- 魔導師「(気絶)」ヒクヒク
副部長「は、初めて入門書どおりに投げれた(感動)」( ;∀;) ジーン ← 武闘家 Lv2
部長「とうっ!」シュバッ! ← 貫手
破戒僧「ぐぼぁ!」ドクドク
盗賊「ああっ!」ヤラレタ
受付嬢「えーと」つ『てつのやり』ゴソゴソ
女戦士(初)「残りは一人だけか」つ『てつのつるぎ』チャキッ
武闘家(初)「なんか文句あるのかってー?」ポキポキ
魔法使い(初)「文句は・・・あるな」ボソッ
僧侶(初)「みんな、死ぬ一歩手前までやっちゃいなさい!」ニコッ
盗賊「ぎゃー!」ボカスカ!
副部長「武闘家スキルが役に立つ日が来るとは・・・(感動)」( ;∀;) ジーン ← まだ感動してる
女勇者「はぁ、助けられてばかりで自分はダメな『勇者』です」ショボーン
部長「そんな事はないよ」(´・ω・`)
女勇者「でもー」
部長「『勇者』に必要なのは力じゃなくて、正義の心だ、君にはその正しい心がある!」(`・ω・´) キリリッ
女勇者「で、でも、弱くては正義が出来ないです」
部長「いきなり強くなる事は出来ないが、正しい心をなくさなければきっと道は拓ける」ビシッ
女勇者「わかったです、『魔王』を倒す日まで正義をするのです!」ハリキリー
部長「(うーん、それはちょっと複雑・・・)」(´・ω・`)
副部長「は、初めて一本背負いを・・・(感動)」( ;∀;) ジーン ← まだやってる
-
- 36 : 2016/09/22(木) 11:10:00 :
- 部長 ♂ 23 公務員
戦士 Lv99 ← 完スト済
賢者 Lv70
勇者 Lv50
武闘家 Lv30 ← レベルUP
魔王 Lv1
部長「雑魚ばっかりでなかなか経験
値を稼げないなー」(´・ω・`)
副部長 ♀ 23 大学講師
賢者 Lv99 ← 完スト済
武闘家 Lv3 ← レベルUP
副部長「同じだけ格闘技の練習してんのになんでこんなに差が!」ガクガク
女勇者 ♀ 16 勇者
勇者 Lv10
女勇者「正義をするのです!」
女戦士(初) ♀ 17 高校生
戦士 Lv12
女戦士(初)「『勇者』様の弟子になりたい///」
武闘家(初) ♀ 16 高校生
武闘家 Lv13
武闘家(初)「ボクが『勇者』様の弟子になるんだ!」
魔法使い(初) ♀ 16 高校生
魔法使い Lv11
魔法使い(初)「二人ともなれば良いんじゃないか?」
僧侶(初) ♀ 17 高校生
僧侶 Lv11
僧侶(初)「わたしは『勇者』様の奥さんになりたいです、愛人でも良いです///」
魔法使い(初)「お前頭おかしい」ボソッ
受付嬢 ♀ 21 店員
商人 Lv15
受付嬢「『勇者』様助けて下さい、生活が苦しいです」
部長「それは助けてあげれません」(´・ω・`)
ケルベロス ♂ ? 番犬
地獄の番犬 Lv50
ケルベロス「がるるる」×3
犬娘 ♀ ? ペット
愛玩犬 Lv3
犬娘「ペットなので戦闘力はありません///」
-
- 37 : 2016/09/23(金) 22:05:51 :
- ~冒険者の店~
受付嬢「『勇者』様、今日もしょぼい案件としょっぱい案件とどーでも良い案件が///」つ『依頼書』
部長「大型の魔物の退治とかはしょぼくないからね」(´・ω・`)
受付嬢「今日は大丈夫ですよ~」ヘラヘラ
女勇者「あたしたちも魔物を退治するのです!」
受付嬢「じゃあ、初心者隊はコレやって」つ『依頼書』サッ
部長「ちょっと待って、その案件どんな魔物?」(´・ω・`)?
受付嬢「しょぼい蛇の魔物ですよ~」ヘラヘラ
部長「その蛇の魔物、もしかしてバシリスクっていわない?」(´・ω・`)?
受付嬢「あっ、良く知ってますねー」ヘラヘラ
部長「とんでもない化け物じゃないかー!」(*`Д´)ノ!!!
女勇者「とんでもない化け物なんですか!」ガクガク
副部長「この前のコカトリスみたいな石化能力持った大蛇よw」
女勇者「石化・・・(汗)」タラー
女戦士(初)「コカトリス並の化け物かよ!」ガクガク
武闘家(初)「もう石になるのはイヤー!」
魔法使い(初)「アイツ頭おかしい・・・」ボソッ
僧侶(初)「じゃなきゃ、わたしたちを亡きものにしようとしてますわね」タラー
受付嬢「だ、ダメですか・・・(汗)」アセアセ
副部長「貴女、仕事の配分が本当に下手ねー」ヤレヤレ
部長「他の案件は?」
受付嬢「えーと、あとは『きめんどうし』退治とサイクロプス退治ですねー」つ『依頼書』
部長「なんで初心者隊に『きめんどうし』を振らない」(;・ω・)
受付嬢「いや、なんとなく・・・」
副部長「じゃあ、あたしたちがバシリスクで、アホの娘隊がサイクロプス退治ね」
鎧娘&盾士「アホの娘隊で呼び名を定着させるんですか~!」
-
- 38 : 2016/09/23(金) 22:22:38 :
- ~フィールド 森~
バシリスク「しゃあー!」ズルズル
副部長「ああっ、蛇の魔物だから手も足も、衿や袖も無いから柔道の技で投げれない!」 ガクガク ← 稽古着
部長「いや、普通に魔法で戦って」(´・ω・`)
~フィールド 山地~
サイクロプス「ごあぁ!」ズシン ズシン
鎧娘「たあっ!」ポカスカ ← 猫パンチ
盾士「シールドアタック!」つ『ゆうしゃのたて』バキッ!
商人「アホの娘隊~、頑張れ~♪」ヤンヤ ヤンヤ
射手「~♪」フレー フレー
魔女「お前らも戦え!(怒)」
~フィールド 沼地~
きめんどうしA「『メダパニ』!」パアア
きめんどうしAはじゅもんをとなえた!
女戦士(初)「はらひりほろはれ~」フラフラ
おんなせんしはこんらんした!
武闘家(初)「目を覚ませ!」バキッ!
魔法使い(初)「正気に戻れ」ゲシッ
女戦士(初)「はっ!」キョロキョロ
僧侶(初)「ついでにもう一発!」ドカッ!
女戦士(初)「もう正気に戻ってる!(怒)」ゴラァ
きめんどうしB「『メダパニ』!」パアア
きめんどうしBはじゅもんをとなえた!
女勇者「くっ!」クラッ
おんなゆうしゃはこんらん・
女勇者「正義をするのです!」フンス!
おんなゆうしゃはこんらんしなかった!
女勇者「女勇者の本気を見るのです!」つ『ぼくさつ2号』ブンッ
おんなゆうしゃのこうげき!
きめんどうしBをたおした!
-
- 39 : 2016/09/24(土) 05:39:03 :
- ~フィールド 森~
バシ//リスク「(死)」ドクドク
副部長「武闘家スキルを使いたかったのに~」ザンネンムネン ← 稽古着
部長「人型じゃないモンスターには柔道スキルは使えないよ」(´・ω・`)つ『ドラゴンスレイヤー』ポタポタ
~フィールド 山地~
射手「ぬっ!」つ『オーディンボウ』キリキリ ピュン!
いてのこうげき!
サイクロプス「があっ!」プスッ
サイクロプスにダメージ!
鎧娘「たああー!」ガッチャン ガッチャン ガッチャン
よろいむすめのぶちかまし!
サイクロプス「げふっ!」ドカッ!
サイクロプスにダメージ!
鎧娘「げふっ!」ガシャッ
よろいむすめにもダメージ!
魔女「巨人相手にぶちかましすんな!」
鎧娘「か、回復を~」ピクピク
盾士「しょうがないなー」つ『ちからのたて』サッ パアア
~フィールド 沼地~
きめんどうしC「『メダパニ』!」パアア
きめんどうしCはじゅもんをとなえた!
武闘家(初)「はらひりほろはれ~」フラフラ
ぶとうかはこんらんした!
女戦士(初)「さっきのお返し!」ドカッ!
魔法使い(初)「目を覚ませ!」ゲシッ
武闘家(初)「はっ!」キョロキョロ
僧侶(初)「とどめ!」バキッ!
武闘家(初)「なんでとどめなんだ!(怒)」
女勇者「女勇者の本気を見るのです!」つ『ゆうしゃのかぶと』ゴチン!
おんなゆうしゃのこうげき!
きめんどうしC「ぐはぁ!」ボタボタ
きめんどうしCをたおした!
まもののむれをやっつけた!
僧侶(初)「あの娘、今、頭突きしなかった?」
魔法使い(初)「新しい技だな」ボソッ
-
- 40 : 2016/09/24(土) 06:07:00 :
- ~冒険者の店~
女勇者「勇者Lv15になったのです!」フンス!
受付嬢「今日は平日だからヒマだな~」フアァー
女勇者「部長さん達はお仕事だし、みんなも学校なのです」ポツーン
受付嬢「客はあんた一人だけか~」ヒマヒマ
初心冒険者たち「ちわー」ゾロゾロ
女勇者「ありっ、みんな学校は?」
受付嬢「どしたのー、学校クビになったのー?」
女戦士(初)「クビちゃうわ!」
僧侶(初)「土曜に行事があったので、振替休日なんですよー」ニコッ
受付嬢「なーんだ」
魔法使い(初)「今日は何か依頼は無いのか?」ボソッ
受付嬢「ない」アッサリ
武闘家(初)「なんで?」
受付嬢「『勇者』様もみんなも休日にしか来ないから・・・」
魔法使い(初)「平日はサボってるのか」ボソッ
受付嬢「サボってないー!、ただ週末にだけ頑張れば良いかと・・・」
僧侶(初)「それをサボってるって言うんじゃないかしら?」ニコッ
女戦士(初)「仕事無いのか~」ザンネンムネン
武闘家(初)「そうだ!」ハッ
魔法使い(初)「なんだ?」ボソッ
武闘家(初)「ボクたちレベル上がったし、そろそろ『魔王』倒せるんじゃね?」 ← 武闘家 Lv20
女戦士(初)「そうだなー、オレもだいぶレベルアップしたからなー///」← 戦士 Lv18
僧侶(初)「大丈夫かしら?」 ← 僧侶 Lv17
魔法使い(初)「いや、大丈夫じゃないだろ」 ← 魔法使い Lv16
女勇者「正義をするのです!」ゴゴゴゴゴ
受付嬢「一番レベル低いのにヤル気になってる!」
-
- 41 : 2016/09/24(土) 06:27:27 :
- ~東の国 王宮~
女戦士(初)「もし『魔王』に、『勇者』よワシのものになれ!なーんて言われたらどうする?」トテトテ
女勇者「正義をするのです!」キリリッ
僧侶(初)「『魔王』がスゴいイケメンでもー?」クスクス
女勇者「う゛!」ピタッ
魔法使い(初)「もし『魔王』に、『勇者』よワシの部下になれば世界の半分を与えよう!って言われたらどうするんだ?」ボソッ
女勇者「正義をするのです!」キリリッ
武闘家(初)「『魔王』が『勇者』様みたいなステキな人でもー?」プークスクス
女勇者「う゛!」ピタッ
女戦士(初)「ここが『魔王城』か・・・」
王宮「」デーン
女勇者「な、なんか普通のお城です」
魔法使い(初)「全然『魔王城』っぽくないな」ボソッ
武闘家(初)「この中には魔物がうようよと・・・」
王宮「」デーン
僧侶(初)「全然そうは見えないわね」ニコッ
女勇者「とにかく行くのです!」スタスタ
~王宮 正門~
女戦士(初)「むっ、入り口に門番が!」ピタッ
ケルベロス「ぐるるる」×3
魔法使い(初)「ケルベくんじゃないか」ボソッ
武闘家(初)「おーい、ケルちゃん通してー」トテトテ
ケルベロス「がるるる、がう、がう!」×3
僧侶(初)「通してくれませんわねー」コマッタ
女戦士(初)「融通きかないヤツだなー」
※ケルベロスくんはプロの番犬(地獄の門番)です
女勇者「ぬー」ガサゴソ
魔法使い(初)「何を探してるんだ?」
女勇者「あった、はいっ、ケルベくん」つ『暴れ牛鳥の骨』サッ
ケルベロス「~♪」つ『暴れ牛鳥の骨』ガジガジ
女勇者「今のうちに通るのです!」
魔法使い(初)「賄賂か・・・」
-
- 42 : 2016/09/24(土) 06:46:30 :
- ~東の国 王宮 総務課~
犬娘「ご主人様、ご主人様!」バタバタ
部長「どしたの、あわてて」(´・ω・`)?
犬娘「武装した5人組が王宮に侵入しました!」アセアセ
部長「武装した5人組?」
犬娘「は、はいっ」
部長「ところで背中側に何を隠してるの?」(´・ω・`)?
犬娘「こ、これは関係ないです///」つ『暴れ牛鳥の骨』ササッ
~~
女戦士(初)「『魔王』はどこだ?」キョロキョロ
武闘家(初)「ま、魔物はいないのか?」キョロキョロ
まもののむれがあらわれた!
サッキュバス×3
魔法使い(初)「出た」ボソッ
女勇者「正義をするのです!」つ『ぼくさつ2号』スチャッ
サッキュバスA「んっ?」チラッ
サッキュバスB「なんだ、全部女か」ジー
サッキュバスC「つまんね、行こ、行こ」スタスタ
女勇者「ありっ?」
僧侶(初)「なんかスルーされましたわね?」
~~
魔法使い(初)「この城の中、サッキュバスしかいない」ボソッ
女勇者「しかも、全然相手にしてもらえないです!」ガクガク
僧侶(初)「でもまあ、HPとMPが減らなくて良いですわね」スタスタ
女戦士(初)「『宝箱』とかないのかなー?」キョロキョロ
武闘家(初)「宝箱の部屋みたいな場所はみんなカギかかってるー!」つ『扉』ガチャ ガチャ
僧侶(初)「『魔法のカギ』って高価でわたしたちには手が出ないんですよね~」
-
- 43 : 2016/09/24(土) 07:02:40 :
- 女勇者「えーと、『魔王』ですか?」
大魔王「違う、ワシは『大魔王』だ」バサア
女勇者「どうしよう?」クルッ
女戦士(初)「別に『大魔王』でも良いんじゃね?」
武闘家(初)「同じようなもんだろ?」
女勇者「などと言っておりますが・・・」
大魔王「ワシを倒したければ、先に『魔王』を倒しなさい」ドキドキ
魔法使い(初)「別にどっちが先でも良いんじゃないか?」ボソッ
大魔王「い、いや、物事には順序と言うものが・・・」アセアセ
僧侶(初)「そう言うものかしら?」
女勇者「じゃあ『魔王』はどこですか?」
大魔王「総務課で仕事してるんじゃないのか?」
女勇者「総務課?」キョトーン
大魔王「王宮の2階の東側だ」
女勇者「わかったのです、案内ありがとうございました」ペコリ ← 礼儀正しい
初心冒険者たち「」ゾロゾロ
大魔王「行ったか・・・」ホッ
側近「おまー、今、初心者の冒険者相手にビビってなかったか?」(ФωФ) ジー
大魔王「み、見てたのか!」ガクガク
~王宮 2階~
女勇者「総務課ってどこなのです?」ウロウロ
女戦士(初)「あー、ハラ減った~」グーギュルルル
僧侶(初)「そういえばもうお昼ですわね」
キーンコーンカーンコーン
魔法使い(初)「なんだこの鐘の音は?」
サッキュバスたち「ハラ減った~」「今日は何かなー?」「食堂早く行こ!」ゾロゾロ
武闘家(初)「魔物がいっぱい部屋から出て来た!」
-
- 44 : 2016/09/24(土) 07:23:16 :
- 部長「あっ、武装した5人組ってやっぱり君たちか」(´・ω・`) ミツケタ
女戦士(初)「あー、『勇者』様~♪」パアア
武闘家(初)「『勇者』様~///」フリフリ
女勇者「部長さんがなんでここに?」
魔法使い(初)「『勇者』様も『魔王』を倒しに来たんじゃないのか?」
僧侶(初)「さすがはわたしの『勇者』様///」ニコッ
魔法使い(初)「『勇者』様はお前のじゃない」ボソッ
部長「君たち食事は?」(´・ω・`)?
武闘家(初)「まだでーす」グーギュルルル
女戦士(初)「ハラ減った~」グーギュルルル
部長「じゃ、これを」つ『食券』スッ
女勇者「食券?」つ『食券』
部長「和定食、洋定食、カレーに丼物に麺類、なんでも好きなモノ食べれるから」(´・ω・`)
女戦士(初)「やったー!」
武闘家(初)「な、何にしよう!」
~食堂~
女勇者「ご飯とお味噌汁はお代わり自由なのです!」つ『唐揚げ定食』ガツガツ ズルズル
武闘家(初)「オレ、超大盛りにしてもらった///」つ『カツカレー超大盛り』ホクホク
女戦士(初)「ボクは丼物と麺類のセットだ!」
つ『カツ丼&天ぷら蕎麦』バーン
僧侶(初)「3人とも、はしたない位大食ねー」つ『大盛りカツ丼』ズシッ
魔法使い(初)「お前もな」つ『普通盛りミソラーメン』ズルズル ← この娘だけ少食
部長「若い娘は良く食べるなー」(;・ω・)
-
- 45 : 2016/09/24(土) 07:35:08 :
- ~王宮 正門~
女勇者「どうもごちそうさまでした」ペコリ ← 礼儀正しい
部長「じゃ、気をつけて帰ってね」(´・ω・`)
女勇者「それでは失礼します」ペコリ
女戦士(初)「はぁー、カツカレー旨かった~♪」トテトテ
武闘家(初)「満足~♪」ゲプッ
僧侶(初)「『勇者』様、わたしにわざわざご馳走して下さるなんて///」ポッ
魔法使い(初)「ご馳走して貰ったのお前だけじゃないけどな」ボソッ
女戦士(初)「美味しい食堂だったなー///」トテトテ
武闘家(初)「機会があったら次は違うメニューを///」トテトテ
女勇者「ご飯とお味噌汁お代わり自由は正義なのです!」キリリッ
魔法使い(初)「ところで『魔王』は?」ボソッ
女戦士(初)「え゛!」
武闘家(初)「え゛!」
女勇者「わ、忘れてたのですー!」ガクガク
僧侶(初)「あらあら、これでは貴女たち『魔王城』に、ただお昼ご飯を食べに行っただけですわよ」ニコッ
魔法使い(初)「お前もな」ボソッ
ケルベロス「~♪」つ『暴れ牛鳥の骨』ガジガジ
部長「おい、番犬が賄賂に釣られたらダメじゃないかー」(´・ω・`)
ケルベロス「///」ガジガジ
-
- 46 : 2016/09/24(土) 10:28:06 :
- ~東の国 王宮~
女勇者「今日こそは正義をするのです!」フンス!
女戦士(初)「今日は丼物かなー、麺類も捨てがたいしなー///」
武闘家(初)「ご飯とお味噌汁お代わり自由の定食も捨てがたい///」
魔法使い(初)「お前ら、昼ごはん食べに来たのか?」ボソッ
僧侶(初)「そうよ、貴女たち、まだお昼には早いから『魔王』退治で時間潰しをしないといけませんわ」ニコッ
魔法使い(初)「お前にとって『魔王』は昼時までの時間潰しなのか・・・」
女勇者「とにかく、女勇者の本気を見せるのです!」ズンズン
~王宮 正門~
女勇者「ありっ、ケルベくんがいないのです?」キョロキョロ
女戦士(初)「じゃあ堂々と通れるな」スタスタ
武闘家(初)「あれー、門が閉まってるよ」スタスタ
『本日定休日』
魔法使い(初)「『魔王城』に定休日なんかあるのか?」
※今日は週末で学校も役場もお休みです
僧侶(初)「困りましたわねー」
女勇者「おーい」コンコン
シーン
女戦士(初)「誰も居ないみたい」キョロキョロ
魔法使い(初)「定休日だからな」ボソッ
僧侶(初)「どうしましょう?」
女勇者「仕方ないから冒険者の店に行くのです」トホホ
武闘家(初)「あー、食堂で食べたいメニューいっぱいあったのに~」ザンネンムネン
女戦士(初)「また今度の楽しみにするしかないか~」
~冒険者の店~
受付嬢「いらっしゃ~い」フリフリ
部長「ん、みんな今日は遅かったね」(´・ω・`)?
※お仕事がお休みなので『魔王』はここにいます
副部長「どこかに寄り道してたの?」
-
- 47 : 2016/09/25(日) 09:26:54 :
- ~部長くんの家~
部長「ふはははは、『勇者』よ、我がものになれ!(棒」(´・ω・`)ノバサァ
副部長「いゃん、あたしはとっくに貴方のものよ///」(*´∇`*) ウフッ
部長「あ、いや、これは女勇者に言う台詞で・」(´・ω・`)
副部長「あたしより若い娘の方が良いのー!(泣)」(。>д<)
部長「うーん、やっぱり、『勇者』よ、我が部下となればお前に世界の半分を与えよう(棒 の方が良いかなー?」(´・ω・`)?
副部長「なにそれ?」
部長「いや、女勇者が『魔王』倒しに来た時の練習」(´・ω・`)
副部長「『魔王』倒しにって、あの娘のレベルだと何年先になるかわからないわよ」
部長「いや、でも、この前『魔王城だ~♪』って言いながら王宮まで来たし」(´・ω・`)
副部長「アイツら自分たちの実力わかってないのか・・・」プルプル
部長「わかってないんじゃない?」
副部長「前に、戦士Lv99 賢者Lv70 勇者Lv50って、目安言っといたんだけどなー」
部長「あと武闘家Lv30と魔王Lv1も追加しといて」(´・ω・`)
副部長「魔王のレベルだけバランス悪いわね」
部長「副部長の賢者Lv99と武闘家Lv3ってのもバランス悪くない?」
副部長「なんで部長だけ武闘家のレベルがポンポン上がるのよ!(怒)」
部長「武闘家のスキルは戦士スキルのパラメーターと連動するから・・・」(´・ω・`)
副部長「ぐぬぬ、賢者スキルと連動するジョブは無いのか・・・」
部長「たぶん、遊び人スキルなら連動・」
副部長「遊び人スキルは要らない!」(#`皿´)
-
- 48 : 2016/09/26(月) 03:04:40 :
- 部長「ふはははは、よくぞここまでたどり着いたな『勇者』よ!(棒」(´・ω・`)ノ バサァ
副部長「世界の平和のために、『魔王』お前を倒す!」ノリノリー
部長「わしはそなたと戦うつもりはない(棒」
副部長「なにっ?」
部長「『勇者』よ、我がものとなれ!(棒」(´・ω・`)ノ バサァ
副部長「はいっ///」(〃ω〃) ムフッ
部長「えーと」(´・ω・`;)
副部長「あたしは貴方のものよ///」ピトッ
部長「はいって言われると先が続かないんだけどー」
副部長「じゃあ、やっぱり別パターンかな?」
部長「ふはははは、よくぞここまでたどり着いたな『勇者』よ!(棒」(´・ω・`)ノ バサァ
副部長「『魔王』、世界の平和のためにお前を倒す!」ノリノリー
部長「『勇者』よ、わしはそなたと戦うつもりはない(棒」(´・ω・`)
副部長「なにっ?」
部長「わしの部下にならぬか、『勇者』よ?(棒」(´・ω・`)ノ
副部長「お前の部下だと?」
部長「わしの部下になれば『勇者』よ、そなたに世界の半分を与えよう(棒」(´・ω・`)ノ バサァ
副部長「世界の半分と言う事は、部下と言うより、対等なパートナーと言う事なのかしら?///」(〃ω〃) モジモジ
部長「えーと」(´・ω・`;)
副部長「貴方とあたしの二人で世界を共有するのね///」(*´ω`*) ウフッ
部長「やっぱりOKされると先が続かない」(´・ω・`)
副部長「それより、もっと練習しないとセリフが全部棒読みよ」
-
- 49 : 2016/09/26(月) 07:59:57 :
- ~東の国 王宮~
女勇者「今日こそ正義をするのです!」フンス!
女戦士(初)「今日こそ『魔王城(の食堂)』を攻略するぞー///」
武闘家(初)「よーし、今日はどのメニューを攻略するかなー///」
魔法使い(初)「メニュー?」
僧侶(初)「どこを重点的に攻略するつもりなのか良くわかるわね」クスッ
~東の国 正門~
ケルベロスの頭A「Zzz」スピー
ケルベロスの頭B「Zzz」クカー
ケルベロスの頭C「ぐるるる」キョロキョロ
※ケルベロスは3つの頭が交替で眠るので24時間営業で番犬出来ます
女戦士(初)「今日はケルベくん居んな」
武闘家(初)「良かった定休日じゃないみたいだ」
ケルベロスの頭A「!」ムクッ
ケルベロスの頭B「!」ムクッ
ケルベロス「ぐるるる」×3
魔法使い(初)「通してくれないのか?」
僧侶(初)「女勇者さん、賄賂、賄賂」ハヤク
女勇者「ケルベくん、通して」つ『暴れ牛鳥の骨』サッ
ケルベロス「」プイッ
※この前、みんなを通してしまって部長くんに怒られた
女勇者「ありっ?」つ『暴れ牛鳥の骨』
女戦士(初)「お腹いっぱいなのかなー?」トテトテ
武闘家(初)「ケルベくん、通るよー」トテトテ
ケルベロス「がるるる、がう、がう!」
僧侶(初)「きゃっ!」
魔法使い(初)「通してくれないみたいだ」
女勇者「こ、困ったのです!」
-
- 50 : 2016/09/26(月) 13:12:07 :
- ケルベロス「がるるる」×3
女戦士(初)「ケルベくんに勝てる?」
武闘家(初)「むりぽw」
女勇者「どうするです、中に入れないです」オロオロ
僧侶(初)「裏から忍び込みましょ」
魔法使い(初)「バカ正直に正面から入る必要ないからな」
女勇者「正直はあたしの唯一の取り柄なのです!」
女戦士(初)「いいから、いいから」ズルズル
武闘家(初)「裏にまわるよ」ズルズル
女勇者「『勇者』は正面突破なのです!」ズルズル ← 二人がかりで引きずられてる
僧侶(初)「正面突破って言われてもねぇ」トテトテ
魔法使い(初)「あたしたちでは、ケルベくんを突破出来ないだろ」トテトテ
~王宮 勝手口~
魔法使い(初)「なんだ、誰も居ないじゃないか」キョロキョロ
僧侶(初)「潜入成功ですわね」ニコッ
女戦士(初)「裏口はフリーパスじゃんか」トテトテ
武闘家(初)「よし、食堂を目指すぞ!」トテトテ
女勇者「食堂じゃなくて、『魔王』を探すのです!」
~王宮 裏庭~
まもののむれがあらわれた!
じんめんじゅ×3
女勇者「魔物なのです!」つ『ぼくさつ2号』スチャッ
じんめんじゅA「」ウニョ ウニョ ← 触手
じんめんじゅAはしょくしゅをのばした!
女戦士(初)「うわー!」グルグル プラーン
おんなせんしはしょくしゅにまきつかれた!
魔法使い(初)「女戦士が触手に捕まったぞ」
僧侶(初)「きっと触手にあんなことやこんなことをされるのですわ///」
女戦士(初)「触手が初めてはイヤー(泣)」プラーン
-
- 51 : 2016/09/26(月) 13:15:34 :
- 女勇者「女戦士さんを助けるのです!」つ『ぼくさつ2号』ブンッ
おんなゆうしゃのこうげき!
じんめんじゅAにダメージ!
僧侶{初)「あらっ、困ったわ」アセアセ
女勇者「どうしたですか?」
僧侶(初)「武闘家と魔法使いが・・・」
じんめんじゅB「」ウニョ ウニョ
魔法使い(初)「捕まったぞ」プラーン
じんめんじゅC「」ウニョ ウニョ
武闘家(初)「捕まっちゃったー」プラーン
女勇者「ああっ、主戦力が!」ガクガク
僧侶(初)「わたしは回復役ですから戦力としては期待しないで下さいね」
魔法使い(初)「お前、いつもMPもったいないって回復してないだろ」プラーン
僧侶(初)「てへっ///」ペロッ
女戦士(初)「くぬーっ!」ジタバタ プラーン
武闘家(初)「くそっ、ほどけない!」ギリギリ
女勇者「ど、どうすれば!」アセアセ
じんめんじゅA「」つ『禍々しい形の触手』シャキーン
女戦士(初)「ひいいっ!」ガクブル
女勇者「なっ、マツタケみたいな形の触手なのです!」
僧侶(初)「まあっ、きっとあの触手で女戦士の○○○を、ズボズボしたり、☆☆☆をズコズコしたりするのですわ///」ドキドキ ワクワク
魔法使い(初)「お前、何喜んでるんだ?」プラーン
武闘家(初)「なんでボクらは触手にぐるぐる巻きにされてるだけなんだ、女戦士だけズルい!」プラーン
魔法使い(初)「お前も何を期待してるんだ」プラーン
女勇者「女戦士さんの貞操が絶体絶命なのです!」
僧侶(初)「ああっ、女戦士がひどい目にあわされそう///」ドキドキ ワクワク
女戦士(初)「喜ぶなー!(泣)」ジタバタ
-
- 52 : 2016/09/26(月) 21:22:37 :
- ???「とうっ!」ズバァ!
じんめ//んじゅA「!」バッサリ
女戦士(初)「えっ?」ジタバタ
じんめ//んじゅA「(死)」バササッ
女戦士(初)「むぎゅっ」ポテッ
???「もう大丈夫だ」つ『はやぶさのけん改』チャキッ
女戦士(初)「た、助かった///」ホッ
僧侶(初)「ちえっ」ツマンナイ
女勇者「あ、貴方は?」
勇者「私は王宮の害虫駆除の仕事をしている勇者という者だ」(`・ω・´) キリリッ
女勇者「勇者さん?」
武闘家(初)「おーい」プラーン
魔法使い(初)「良いから助けろ」プラーン
勇者「とうっ!」つ『はやぶさのけん改』ザシュ ザシュッ!
じんめ//んじゅB「(死)」バサバサー
魔法使い(初)「ぐべっ!」ドサッ ← 運動神経悪い
じんめ//んじゅC「(死)」ドザザザー
武闘家(初)「とうっ!」ヒラリッ ← 運動神経良い
女勇者「じ、じんめんじゅを一太刀で!」
勇者「君たちケガは無いか?」(`・ω・´) キリリッ
女戦士(初)「は、はひっ///」ポォーッ
僧侶(初)「貴女、邪魔!」ドゲシッ
女戦士(初)「あうっ!」ゴロゴロ
僧侶(初)「おかげさまで助かりました///」フカブカー
勇者「どうやらケガ人はいないようだな」フウッ
魔法使い(初)「じんめんじゅが斬られた時に地面に落とされて・」ヒリヒリ
武闘家(初)「ソコはクレームつけるなって」グッ
魔法使い(初)「むー、むー///」モガモガ
-
- 53 : 2016/09/26(月) 21:51:28 :
- 女勇者「あたしを貴方の弟子にして下さい」ドゲザッ
勇者「弟子?」
女勇者「あたしは『魔王』を倒すためにもっともっと強くならないといけないのです!」ドゲザッ
勇者「んっ、今『魔王』って言った?」
女勇者「『魔王』を倒して世界を平和にするのです!」
勇者「(今の『魔王』って部長くんだよな)・・・」
女勇者「お願いです、あたしを弟子に!」ドゲザッ
勇者「『魔王』を倒して世界を平和にするだって?(部長くんを倒しても世界は平和にならないんだけど、むしろ逆効果・・・)」
女勇者「光の神に選ばれた『勇者』としての使命なのです!」
勇者「(ウチの奥さんがこの娘を選んだのか)・・・(汗)」タラー
女勇者「お願いします!」ドゲザッ
勇者「『魔王』は強力な魔物だ、お前たちでは倒せない、帰れ!(とりあえず断ろ)」
女勇者「あたしでは『魔王』を倒せないのはわかってるのです、だから弟子に!」ドゲザッ
勇者「わたしにも『魔王』は倒せない・・・」
女勇者「えっ!」
勇者「『魔王』の力はわたしとほぼ互角」
女勇者「ご、互角?(汗)」タラー
女戦士(初)「この人と『魔王』が互角・・・(汗)」
武闘家(初)「あんなに強いのに・・・(汗)」
勇者「『魔王(部長くん)』には強力なパートナー(副部長)もついているしな」
僧侶(初)「強力なパートナー?」
魔法使い(初)「『側近』ってヤツじゃないのか?」
-
- 54 : 2016/09/27(火) 03:31:41 :
- 部長「センパイ、お疲れさまです、お昼休みとって下さい」(´・ω・`) トテトテ
勇者「あっ、部長くん!(ヤバい、今来たら・・・)」
女勇者「あっ、部長さん!」
僧侶(初)「『勇者』様~♪」フリフリ
部長「なんだ君たちも来てたのか」(´・ω・`)
勇者「えっ、この娘たち知り合いなの?」ギョッ
部長「ええ、色々ありまして」
僧侶(初)「もっと色々有りたいです///」ムフフ
魔法使い(初)「絶対にエロい事考えてるな」ボソッ
勇者「(いったいどういう人間関係なんだろう?)」
女勇者「部長さんと勇者さんは知り合いなのですか?」
部長「そうだよ」(´・ω・`)
女勇者「こ、こんな強い人達が二人も///」
部長「あっ、とにかく、センパイ食事を」つ『食券』サッ
光の女神「///」ウロウロ
部長「えーと、部長くん嫁の分にもう一枚///」
部長「わかってますよ」(´・ω・`)つ『食券』
光の女神「やったー♪」ヒャッハー
部長「いつもすまないな」つ『食券』×2
僧侶(初)「嫁!」ガーン
魔法使い(初)「嫁がいてもいなくてもお前には関係ない」ボソッ
女戦士(初)「あのー、『勇者』様~///」グーギュルルル
武闘家(初)「ボクらにも『食券』を~///」グーギュルルル
部長「王宮の食堂の探検に来たのか・・・君たちの分まで『食券』持って来てないよ」(´・ω・`)
女戦士(初)「ええー!(泣)」
部長「事務所に取りに行くからついておいで」(´・ω・`)
武闘家(初)「やったー♪」ヒャッハー
-
- 55 : 2016/09/27(火) 03:56:00 :
- ~王宮 食堂~
女勇者「やっぱり、ご飯とお味噌汁お代わり自由は正義なのです!」つ『トンカツ定食』ガツガツ ズルズル
女戦士(初)「なんかメニュー被っちゃったけど美味しい///」つ『天丼&天ぷら蕎麦』ズルズル パクパク
武闘家(初)「もの凄~い悩んでコレになった///」つ『超大盛りカツカレー』モキュ モキュ
僧侶(初)「みんなちょっと食べ過ぎよ」つ『ラーメン&カレーセット』モグモグ ズルズル
魔法使い(初)「お前もな」つ『カレーうどん』 ← 一人だけ少食
部長「若い娘は本当に良く食べるなぁ」(´・ω・`)つ『愛妻べんと』モグモグ
勇者「うーん、あの娘たち、部長くんが『魔王』だって知らないのかなー?」つ『豚肉しょうが焼き定食』
※本日の定食は和定食が天ぷら定食、洋定食が豚肉しょうが焼き定食です
光の女神「夫~、ナスの天ぷらあげるから、しょうが焼き一切れ頂戴~///」モグモグ
~王宮 正門~
女戦士(初)「満足~♪」ゲプッ
武闘家(初)「今日も美味しかった~♪」ホクホク
女勇者「どうもごちそうさまでした」フカブカー
部長「今度からはいつ来るか言っといてね、『食券』用意しておくから」(´・ω・`) アポシテネ
僧侶(初)「じゃあ、明日も~♪」
魔法使い(初)「毎日来るつもりか?」ボソッ
部長「あれっ、今日も明日も平日なのに君たち学校は?」(´・ω・`)?
僧侶(初)「夏休みなんです~♪」
-
- 56 : 2016/09/27(火) 05:43:28 :
- ~部長くんの家~
部長「ただいま~」(´・ω・`)
副部長「お帰り~♪」チクチク
部長「あれっ、早いね?」(´・ω・`)?
副部長「夏休みで授業ないからw」 チクチク ← でも研究とかの仕事で大学には行ってる
部長「何やってんの?」
副部長「お裁縫」チクチク
部長「ふーん、家事とかなんでも出来るなー」(´・ω・`) サスガ
副部長「ヨメ(仮)の鑑だから/// 」(〃ω〃) チクチク
部長「それ、何作ってんの?」
副部長「『魔王』の衣装」つ『やみのころも』ピラッ
部長「『魔王』の衣装?」
副部長「いつもの格好で、我こそが『魔王』だ!って言ってもあの娘たちには理解出来ないわよ」
部長「それはそうかな・・・」(´・ω・`)
副部長「なんかこう、禍々しい『魔王』っぽい格好しなきゃ」チクチク
部長「あれっ、そっちのは?」モウイッコ?
副部長「そっちのはあたしの衣装」チクチク
部長「えっ、副部長の?」
副部長「『魔王』が貴方なら、『側近』はヨメ(仮)のあたしでしょ///」(〃ω〃) チクチク
部長「『側近』役やるの?」
副部長「だって適役はあたししかいないじゃん!」フンス!
部長「別に『側近』は居なくても・・・」
副部長「『魔王』が『勇者』を口説いたりする場面はちゃんと見張ってないと」(ФωФ) ジトー
部長「い、色々と準備が大変だなぁ」(; ̄ー ̄A
副部長「『魔王』の行動はちゃんと『側近』が監視してるからね」(ФωФ) ジトー
部長「監視ですか・・・」(´・ω・`;)
-
- 57 : 2016/09/27(火) 21:35:56 :
- ~西の荒野~
副部長「なんだか懐かしいわねー」トテトテ
部長「コレを手に入れた時以来だからなー」つ『ドラゴンスレイヤー』スタスタ
女戦士(初)「遂にダンジョンかー///」トテトテ
武闘家(初)「ダンジョン攻略は初めてだなー///」トテトテ
部長「うーん」(´・ω・`)
女勇者「『魔王』討伐のために強力なアイテムゲットなのです!」フンス!
魔法使い(初)「ダンジョンなんて大丈夫なのか?」トテトテ
僧侶(初)「『勇者』様と一緒なら大丈夫よ」トテトテ
副部長「ぞろぞろと付いてくるわね」(ФωФ)
~ダンジョン入口~
部長「えー、ここは古代王国の栄えた跡です」(´・ω・`)
僧侶(初)「古代王国の跡?」キョロキョロ
魔法使い(初)「でも、なにもない」キョロキョロ
ヒュウウウウー
部長「地上の建物とかは長い年月で全て失われてしまいました」(´・ω・`)
女勇者「本当に何もないのです」キョロキョロ
部長「古代王国の地下の部分だけ残っていて、ダンジョンになっています」(´・ω・`)
女戦士(初)「よーし、行くぞー!」スタスタ
武闘家(初)「ダンジョン攻略だー!」スタスタ
部長「あ、ちょっと」(´・ω・`)
ピュン ピュン ピュン
女戦士(初)「ぐはぁ!」プスプス
武闘家(初)「ぎゃあー!」プスプス
部長「トラップとかあるから気をつけてって言おうとしてたのに」(´・ω・`)
女戦士(初)「は、早く言ってくらさい」つ『矢』ピクピク
武闘家(初)「か、回復してくらさい」つ『矢』ドクドク
-
- 58 : 2016/09/28(水) 22:04:49 :
- 部長「みんなトラップには気をつけ・」(´・ω・`)
女勇者「ぐはっ!」グサッ
魔法使い(初)「げぼっ!」グサッ
僧侶(初)「あらっ、壁から槍が・・・」コソコソ
女戦士(初)「オレを盾にすんな!」ゴラァ
女勇者「」つ『槍』ピクピク
副部長「貴女たちは先頭歩いちゃダメ」つ『槍』ズボッ
魔法使い(初)「」つ『槍』ドクドク
武闘家(初)「お前は特に防御力が低いんだから」つ『槍』ズボッ
部長「ムダにMP使ってるなー、『ベホマラー』!」(* ̄∇ ̄)ノ パアア
副部長「あたしと部長が先頭行くから貴女たちは後ろをついて来なさい」
女勇者「わ、わかったのです!」
部長「」ズンズン
副部長「」コソコソ
魔法使い(初)「副部長さん、明らかに『勇者』様を盾にしてる・・・」
ピュン!
部長「おっと」(´・ω・`)つ『矢』パシッ
女戦士(初)「飛んで来た矢を素手で掴んだ!」
部長「」(´・ω・`) スタスタ
ズババッ!
部長「えいっ!」(´・ω・`)ノ『槍』ポキン
武闘家(初)「槍を素手でへし折った!」
僧侶(初)「な、なんであんな事出来るのかしら?」
副部長「たぶん、前にも一回来た事があるから」(* ̄ー ̄)
魔法使い(初)「いや、それだけではとても・・・」
ピュン!
部長「とうっ!」(´・ω・`)ノ『矢』ペシッ ポトッ
武闘家(初)「また・・・」
副部長「部長は天才だから、前に来た時のトラップの場所を完璧に覚えてるのよ」
女戦士(初)「えー、まさか~」
部長「あっ、この先ガスが出る穴があるから息を止めて走り抜けるよ」(´・ω・`)
女勇者「本当に覚えてるみたいなのです!」ガクガク
-
- 59 : 2016/09/29(木) 02:29:43 :
- まもののむれがあらわれた!
マミー×5
マミーA~E「」ワラワラ
女戦士(初)「たあっ!」ズバァ
おんなせんしのこうげき!
マミーAにダメージ!
マミーA「(怒)」ドカッ
マミーAのこうげき!
女戦士(初)「げぼっ!」
おんなせんしにダメージ!
武闘家(初)「とうっ!」ゲシッ
ぶとうかのこうげき!
マミーBにダメージ!
マミーB「(怒)」ガブッ
マミーBのこうげき!
武闘家(初)「ぎゃー!」
ぶとうかにダメージ!
副部長「お前ら、邪魔だから前に出んな!」ゴラァ
女勇者「じ、邪魔って・・・」アセアセ ← 釣られて前に出てた
部長「良いから伏せて」(´・ω・`)
女戦士(初)「伏せる?」フセッ
武闘家(初)「敵の前で?」フセッ
女勇者「こうですか?」フセッ
副部長「『ベギラゴン』!」ドカーン!
ふくぶちょうはじゅもんをとなえた!
部長「『ギガディン』!」ピシャーン!
ぶちょうはじゅもんをとなえた!
マミーA~Eをたおした!
まもののむれをやっつけた!
僧侶(初)「一気に焼き払いましたわ」
魔法使い(初)「確かに邪魔だったな」ボソッ
副部長「次また前に出たら、魔物ごと焼き払うわよ」
女戦士(初)「ひええ」ゾゾー
武闘家(初)「魔物ごと焼き払うって・・・(汗)」タラー
部長「あとMPのムダだからケガしないで、『ベホマラー』!」(* ̄∇ ̄)ノ パアア ← MPのムダと言いながらも優しいので回復してあげる
-
- 60 : 2016/09/29(木) 02:53:32 :
- 副部長「かなり奥まで来たわねー」トテトテ
女勇者「あっ、『宝箱』があるのです!」
武闘家(初)「やった~♪」
部長「そうだ、もしピンク色の怪しい武器が『宝箱』に入ってたら・」(´・ω・`)
女戦士(初)「こういうヤツですか?」つ『いんまのオノ』サッ
部長「呪われアイテムでトラップだから触らないようにって言おうと思ったのに」(´・ω・`)
女戦士(初)「え゛!」つ『いんまのオノ』デロデロデロ~
おんなせんしはのろわれた!
武闘家(初)「うわっ!」スザッ
魔法使い(初)「呪いのアイテムだ」ボソッ
女戦士(初)「うっ///」ハアハア
おんなせんしはとてもエッチなきぶんになってしまった!
女戦士(呪)「ゆ、『勇者』様~///」ハアハア
僧侶(初)「女戦士の様子がおかしいですわ!」
女戦士(呪)「『勇者』様~///」ヌギッ
副部長「とうっ!」つ『てんばつのつえ』バキッ
ふくぶちょうのこうげき!
女戦士(呪)「あうっ!」バタッ
おんなせんしにダメージ!
副部長「『シャナク』!」パアア
ふくぶちょうはじゅもんをとなえた!
おんなせんしののろいがとけた!
女戦士(初)「今のは、殴らないでいきなり『シャナク』でも良かったんじゃ?」ヒリヒリ
副部長「夫(仮)に近づく女はとりあえず殴る!」(#`皿´)
部長「だからMPのムダだと何度も・・・『ベホイミ』!」(* ̄∇ ̄)ノ パアア
-
- 61 : 2016/09/29(木) 07:26:55 :
- 武闘家(初)「『勇者』様、コレは大丈夫ですよね?」つ『いんまのツメ』
デロデロデロ~
部長「触っちゃダメだってば」(´・ω・`)
武闘家(初)「『勇者』様~///」ハアハア
副部長「『シャナク』!」(#`皿´)ノ パアア
女勇者「部長さん、コレは?」つ『いんまのヤリ』
デロデロデロ~
部長「だから何で触る」(´・ω・`)
女勇者「ぶ、部長さん~///」ハアハア
副部長「『シャナク』!」(#`皿´)ノ パアア
魔法使い(初)「コレはなんだ?」つ『いんまのバイブ』ウニョン ウニョン
デロデロデロ~
部長「あからさまに怪しいモノを」(´・ω・`)
魔法使い(初)「な、なんかグネグネうねって///」つ『いんまのバイブ』ハアハア
副部長「『シャナク』!」(#`皿´)ノ パアア
僧侶(初)「コレは何かしら?」つ『いんまのローター』ブルブル
デロデロデロ~
部長「なんでみんな触るの」(;・ω・)
僧侶(初)「こ、これは持って帰っても良いですよね///」つ『いんまのローター』ハアハア
副部長「『シャナク』!」(#`皿´)ノ パアア
部長「君たち、『宝箱』に近づくの禁止」(`・ω・´)
女勇者「はーい」ショボン
副部長「まったくもうMPを盛大にムダ使いさせて・・・」ゼヘーゼヘー
部長「コレ飲んで」つ『MP回復薬』スッ
副部長「はぁー、五臓六腑に染み渡る~♪」ゴクゴク
-
- 62 : 2016/09/30(金) 02:18:06 :
- 女戦士(初)「たあっ!」ペシペシ
武闘家(初)「やあっ!」ゲシゲシ
女勇者「とうっ!」ペシペシ
地獄の騎士「」ハアアー
じごくのきしはやけつくいきをはいた!
女勇者(マヒ)「ぐはぁ!」シビビ
おんなゆうしゃはしびれてうごけない!
副部長「『バイキルト』!」パアア
ふくぶちょうはじゅもんをとなえた!
ぶちょうのこうげきりょくがあがった!
部長「どりゃっ!」(*`Д´)ノ!!! ズバァ
ぶちょうのこうげき!
地獄//の騎士「げぼっ!」ドクドク
じごくのきしをたおした!
まもののむれをやっつけた!
僧侶(初)「やりましたわね」ニコニコ
魔法使い(初)「お前は何もしてないけどな」ボソッ
部長「ダンジョンの中はアンデッド系が多いなぁ」(´・ω・`)
女勇者(マヒ)「動けないのです」シビビ
武闘家(初)「『やけつくいき』ってこうなるんだ」ツンツン
女戦士(初)「回復呪文で治るのか?」
僧侶(初)「『キアリク』で治るわよ」
魔法使い(初)「じゃあ、早く治してやれよ」
僧侶(初)「わたしはまだ唱えられません」エッヘン
魔法使い(初)「唱えられないのにイバるな!」
副部長「(この娘たち良くこんなで『魔王』にチャレンジしようって思うわね)・・・(汗)」
女勇者(マヒ)「まだ動けないのです」シビビ
部長「『キアリク』!」(* ̄∇ ̄)ノ パアア
ぶちょうはじゅもんをとなえた!
おんなゆうしゃのマヒがなおった!
-
- 63 : 2016/09/30(金) 07:42:37 :
- 女勇者「コレ、なんなのです?」ギョッ
巨大な白骨「」ズーン
部長「あー、コレ、この前に来た時に倒した宝の番人」(´・ω・`)
魔法使い(初)「こ、こんな大きな骨格の化け物を?」ガクガク、
副部長「コレ、アークドラゴンって言う古竜だったのよ」
僧侶(初)「古竜?」ナニカシラ?
副部長「神殺しの竜とか呼ばれる竜の上位種よ」
女勇者「神殺しの竜!」ヒエエ
巨大な白骨「」ズーン
女戦士(初)「すげーなー///」ペタペタ
武闘家(初)「こんな怪物をたおしちゃうなんてなー///」ペタペタ
部長「あっ、そんなに近づいたり触ったりしたら」(´・ω・`)
巨大な白骨「」モゾッ
女戦士(初)「ありっ、動いた?」ビクッ
武闘家(初)「ま、まさかぁ、骨なのに~」ドキドキ
巨大な白骨「きしゃー!」ガチャガチャ
女戦士(初)「うわー!(泣)」
武闘家(初)「動いたー!(泣)」
ドラゴンゾンビがあらわれた!
部長「古竜は魔力が高いので、死んだ後も自身の魔力でゾンビ化したり・」(´・ω・`)
女戦士(初)「ぎゃー!(泣)」
武闘家(初)「先に言ってよー!(泣)」
ドラゴンゾンビ「ぎゃーす!」ノシノシ
女勇者「二人が危ないのです!」つ『ぼくさつ2号』ブンッ
おんなゆうしゃのこうげき!
ドラゴンゾンビ「?」ペシッ
ドラゴンゾンビにダメージはなかった!
女勇者「ええっ!」
-
- 64 : 2016/09/30(金) 07:54:47 :
- 部長「アンデッドには火が有効で・」(´・ω・`)
魔法使い(初)「『メラ』!」ポウッ
まほうつかいはじゅもんをとなえた!
ドラゴンゾンビ「?」ジュッ
ドラゴンゾンビにダメージはなかった!
魔法使い(初)「火が効かない?」
僧侶(初)「あんな大きな相手に火がショボ過ぎるのよ」
副部長「『メラゾーマ』!」ゴオオオオー
ふくぶちょうはじゅもんをとなえた!
ドラゴンゾンビ「ぎゃーす!」コゲコゲ
ドラゴンゾンビにダメージ!
僧侶(初)「ほら、あれくらいじゃないと」
魔法使い(初)「あんなスゴい呪文唱えられるか!」
女戦士(初)「たあたあ」ペシペシ
武闘家(初)「やあやあ」ゲシゲシ
ドラゴンゾンビ「きしゃー!」ブンッ
女戦士(初)「ぎゃー!(泣)」ゴロゴロ
武闘家(初)「うあー!(泣)」ゴロゴロ
女勇者「ぬおおー!」デデデッ
ドラゴンゾンビ「ぎゃーす!」ズシン
女勇者「たあっ!」つ『ぼくさつ2号』ブンッ
おんなゆうしゃのこうげき!
ドラゴンゾンビ「?」ペチッ
しかし、ドラゴンゾンビにダメージはなかった!
女勇者「ぺ、ペチッって・・・」
副部長「根性は認める」(ФωФ)
部長「はい、はい、みんな少し下がって」つ『ドラゴンスレイヤー』ゴゴゴゴゴゴ
ドラゴンゾンビ「ぎゃーす!」ノシノシ
部長「『ギガスラッシュ』!」(*`Д´)ノ!!! ズバァ!
ぶちょうのこうげき!
ドラゴン//ゾンビ「がふっ!」ガラガラ
ドラゴンゾンビをたおした!
-
- 65 : 2016/09/30(金) 08:04:07 :
- 巨大な白骨「」ボロッ
女勇者「うーん(悩)」ムムム
副部長「何か考え込んでる」
女勇者「やっぱり武器がダメなのです」つ『ぼくさつ2号』
副部長「そこか!」(ФωФ)
女勇者「やっぱりああいう銘のある剣じゃないと・・・」
部長「?」(´・ω・`)つ『ドラゴンスレイヤー』
女戦士(初)「そーだよなー、オレの剣は無銘だし~///」
武闘家(初)「ボクなんか素手だし~///」
魔法使い(初)「確かに武器が劣っているな」
僧侶(初)「貴女、魔法使いだから武器関係ないじゃない」
女勇者「『魔王』を倒すには強力な武器がいるのです!」
副部長「本当に武器のせいか?」(ФωФ)
女勇者「強力な武器があれば『魔王』だって倒せるに違いないのです!」
副部長「・・・」(ФωФ)
部長「じゃあ、この奥に『ゆうしゃのけん』が・」(´・ω・`)
女勇者「えっ、『ゆうしゃのけん』?」
部長「ここに『ゆうしゃのよろい』も『ゆうしゃのたて』も、君が装備してる『ゆうしゃのかぶと』もあったから、きっと『ゆうしゃのけん』もあるはずなんだ」(´・ω・`)
女勇者「ゆ、『ゆうしゃのけん』があれば『魔王』を倒せるのです!」フンス!
魔法使い(初)「倒せるかぁ?」
僧侶(初)「どうかしらねw」
女戦士(初)「よーし、『ゆうしゃのけん』を探すぞー!」デデデッ
武闘家(初)「早い者勝ちだー!」デデデッ
女勇者「ああっ、早い者勝ちじゃないのです!」アセアセ
-
- 66 : 2016/09/30(金) 13:18:40 :
- ゆうしゃのけん「」ペカー
女戦士(初)「あったー!」デデデッ
武闘家(初)「宝箱に入ってんじゃないのか!」つ『宝箱』ポイッ
女戦士(初)「むふふ///」つ『ゆうしゃのけん』グイッ
ゆうしゃのけん「」ガッシリ
女戦士(初)「ぬ、抜けない!」グイグイ
武闘家(初)「なにやってんの?」キョトン
女戦士(初)「岩にぶっ刺さった『ゆうしゃのけん』が固くて抜けない~」プルプル
武闘家(初)「じゃ、二人がかりで!」グイッ
女戦士(初)「ぬー!」プルプル
武闘家(初)「むー!」プルプル
ゆうしゃのけん「」ガッシリ
武闘家(初)「全然抜けない」ゼヘーゼヘー
女戦士(初)「どうなってんの?」ゼヘーゼヘー
副部長「ムダよ、『ゆうしゃのけん』は選ばれた『勇者』にしか抜けないわよ」
僧侶(初)「そう言う設定なんですね?」
魔法使い(初)「設定いうな」ボソッ
部長「ほら」(´・ω・`)ノ『ゆうしゃのけん』スポッ ← 選ばれた勇者だから抜ける
女戦士(初)「あ゛!」アッサリ!
部長「選ばれた『勇者』なら片手でも抜けるだろ」つ『ゆうしゃのけん』ブッスリ ← また刺した
武闘家(初)「せっかく抜いたのに、また元に戻さないでも・・・(汗)」
副部長「さあ、抜きなさい」つ『女勇者』グイグイ
女勇者「えっ、あたし?」
魔法使い(初)「お前以外誰が抜くんだ?」ボソッ
女勇者「も、もし、抜けなかったら?」ガクガク
女戦士(初)「ニセ勇者」(ФωФ)
武闘家(初)「ニセ勇者」(ФωФ)
女勇者「そ、それ、怖い!」(´;ω;`) ブワッ
僧侶(初)「大丈夫よ、根拠はないけどw」
-
- 67 : 2016/09/30(金) 15:41:17 :
- ゆうしゃのけん「」ペカー
女勇者「むー」つ『ゆうしゃのけん』ガシッ
女勇者「はいっ!」(*`Д´)ノ『ゆうしゃのけん』スポッ
女戦士(初)「抜けた!」
武闘家(初)「おー!」パチパチ
女勇者「やったあー!抜けたぁー!!」ヘ(≧▽≦ヘ)♪ クルクル
魔法使い(初)「踊るなよ」ボソッ
僧侶(初)「よっぽど自信なかったのね」
おんなゆうしゃは『ゆうしゃのけん』をてにいれた!
女勇者「コレ、もういらないので返すのです」つ『ぼくさつ2号』スッ
副部長「はいはい」つ『ぼくさつ2号』
部長「さあ、帰るよー」(´・ω・`)
女勇者「はいっ!///」つ『ゆうしゃのけん』
女戦士(初)「いいなー///」トテトテ
武闘家(初)「ボクも『ゆうしゃのけん』欲しいなー///」トテトテ
副部長「『ゆうしゃのけん』は一本しかないわよw」
まもののむれがあらわれた!
女勇者「ぬっ、まかせるのです!」つ『ゆうしゃのけん』スチャッ
地獄の騎士「」ガチャッ
女勇者「ぬおおー!」デデデッ
地獄の騎士「」ハアアー
じごくのきしはやけつくいきをはいた!
女勇者(マヒ)「お、おふぅ!」シビビ
おんなゆうしゃはしびれてしまった!
女勇者(マヒ)「ゆ、『ゆうしゃのけん』があれば・・・」つ『ゆうしゃのけん』シビビ
おんなゆうしゃはしびれてうごけない!
僧侶(初)「ダメねぇ」
魔法使い(初)「『ゆうしゃのけん』持ってても意味がないな」ボソッ
-
- 68 : 2016/10/01(土) 11:26:30 :
- 女勇者 ♀ 16 勇者 Lv20
ぶき E:ゆうしゃのけん
よろい E:てつのよろい
たて E:かわのたて
かぶと E:ゆうしゃのかぶと
女勇者「これで『魔王』を倒せるのです!」フンス!
魔法使い(初)「倒せるか?」ボソッ
~東の国 王宮~
側近「魔王の間?」(ФωФ)
部長「第3会議室をちょっと借ります」(´・ω・`)
~王宮 第3会議室~
商人「『魔王の玉座』はそこに置いてんかー、怪しい魔神像はあっちにずらっと並べるんやー」テキパキ
部長「飾りつけはこれでよし」(´・ω・`)
~第4会議室~
副部長「はいはい、エキストラは集まってー」(* ̄∇ ̄)ノ
鎧娘「はーい」ガッチャン ガッチャン
副部長「それぞれ設定の衣装を受け取って」つ『衣装』ガサガサ
盾士「『魔王軍四天王』かー、興奮するなー///」ワクワク
魔女「『勇者』とその仲間をブチ殺せば良いんですね?」ワクテカ
射手「///」コクコク
副部長「殺しちゃダメー!」(#`皿´) ゴラァ
部長「どれ、『魔王』の衣装を」つ『やみのころも』ゴソゴソ
魔王(部長)「こんなもんか」(´・ω・`)
側近(副部長)「部長は何着ても似合う///」
黒騎士(盾士)「四天王一の剣士の設定です///」
アイアンゴーレム(鎧娘)「四天王一の力持ちの設定です///」
大魔導師(魔女)「四天王一の魔力の持ち主の設定です///」
暗黒神官(射手)「数合わせです」
-
- 69 : 2016/10/02(日) 21:04:51 :
- ~魔王の間控え室(第4会議室)~
黒騎士(盾士)「えー、我こそはー、魔王軍四天王一の剣の使い手『黒騎士』だー(棒」
側近(副部長)「ものすごい棒読み・・・(汗)」
アイアンゴーレム(鎧娘)「えーと、えーと、我こそは魔王軍四天王のー、一番の怪力の持ち主『アイアンゴーレム』だー、いざじんじょ・がふっ(噛」
側近(副部長)「台詞を噛むな!」
アイアンゴーレム(鎧娘)「上手く言えませーん(困)」
側近(副部長)「もうちょっとスラスラ台詞を言えるように」
黒騎士(盾士)「だってー、『魔王』様もー」
側近(副部長)「んっ?」クルッ
魔王(部長)「ふはははは、よくぞここまできたな『勇者』よー(棒」(´・ω・`)ノ バサァ
側近(副部長)「あ、あんなに練習したのに・・・」プルプル
大魔導師(魔女)「くっくっく、良くここまで来れたわね、でもここから先は魔王軍四天王一の魔力の持ち主のこの『大魔導師様』が通さん!」ゴゴゴゴゴ
側近(副部長)「逆に貴女のスゴい演技力の方が浮いて見えるわね・・・(汗)」
暗黒神官(射手)「///」シーン
側近(副部長)「お前は何かしゃべれ、無口にも程がある!」
犬娘「ご主人様、ご主人様、来ましたよー」テテテッ
魔王(部長)「えっ、もう来たの?」(´・ω・`)?
犬娘「もうそこまで来てます///」ハッハッハ
魔王(部長)「どうっ?」(´・ω・`) クルッ
側近(副部長)「演技力以外は準備万端」
魔王(部長)「じゃあ、始めるか」(´・ω・`)
側近(副部長)「四天王、配置についてー!」
魔王(部長)「犬娘、あと一つお願い」(´・ω・`)
犬娘「なんですか、ご主人様?」ハッハッハ
-
- 70 : 2016/10/02(日) 21:20:41 :
- ~東の国 王宮 正門前~
女勇者「今日こそは『魔王』を倒すのです!」ズンズンズン
女戦士(初)「コイツに『魔王』倒せると思う?」トテトテ
武闘家(初)「『ゆうしゃのけん』あるし大丈夫なんじゃね?」テキトー
女勇者「むっ!」ピタッ
魔法使い(初)「どうしたんだ?」ボソッ
ケルベロス「がるるる」×1
僧侶(初)「いきなり強敵ねw」
ケルベロスの首A「Zzz」スピー
ケルベロスの首B「Zzz」クカー
ケルベロスの首C「ぐるる」キョロキョロ
女勇者「ケルベくんが見張ってるのです(汗)」
ケルベロスの首C「Zzz」コテッ
ケルベロスの首A「!」ムクッ
魔法使い(初)「3つの首が交代で見張ってるからなぁ」ボソッ
僧侶(初)「24時間体制の番犬ですわねー」
女戦士(初)「どうする?」
武闘家(初)「戦っても勝ち目ないよ」
※番犬に勝てないのに『魔王』に挑戦しないで下さい
魔法使い(初)「ん、誰か来た?」ボソッ
犬娘「おーい、ケルベくーん、お散歩行こ~♪」トテトテ
ケルベロスの首ABC「!」ムクッ!
犬娘「鎖外して、リード着けてー」ガチャガチャ
ケルベロス「///」ハッハッハ
犬娘「よし、行こー!」
ケルベロス「~♪」デデデッ
犬娘「うわー、そんな引っ張っんないでー!」グイグイ
僧侶(初)「お散歩に行ったみたいですわねー」
女勇者「チャンスなのです!」
-
- 71 : 2016/10/02(日) 21:52:45 :
- ~東の国 王宮~
女勇者「今のうちに忍び込むのです」コソコソ
サッキュバスA「あの娘達また来てんなー」ジトー
サッキュバスB「ほんとだー」ジトー
まもののむれがあらわれた!
サッキュバス×3
魔法使い(初)「いきなり見つかってるな」ボソッ
サッキュバスC「どーせ、また食堂に爆食いに来たんじゃねーのー?」ヘラヘラ
サッキュバスA「まっ、うちらには関係ねーけどー」スタスタ
サッキュバスB「女は要らない」スタスタ
サッキュバスC「たまには男の子も迷いこんで来いっつーのー」スタスタ
女戦士(初)「行っちゃった・・・」
武闘家(初)「この『魔物城』は魔物とエンカウントしても戦いにならないなー」
女勇者「チャンスなのです!」ズンズンズン
僧侶(初)「貴女はそればっかりねぇ」トテトテ
???「待てぃ!」ザッ
武闘家(初)「むっ、魔物か?」ピタッ
黒騎士(盾士)「わ、我こそは魔王軍四天王一の剣の使い手『黒騎士』だ!(棒」ガチャッ
側近(副部長)「もっと台詞をスラスラと言え!」壁|ωФ) ジトー
女勇者「ま、魔王軍四天王?」
魔法使い(初)「黒騎士?」
黒騎士(盾士)「我が宿命のライバル、女戦士よ、いざ尋常に勝負!」スチャッ
僧侶(初)「あらっ、ご指名よ?」
魔法使い(初)「お前、宿命のライバルだったのか?」
女戦士(初)「えーと・・・(汗)」
武闘家(初)「やっぱ、こういう時は『ここはオレにまかせて先に行け!』だよな」ニカニカ
女戦士(初)「え゛?」
女勇者「ここはまかせたのです!」ズンズンズン
女戦士(初)「ちょ、ちょっと!」アセアセ
僧侶(初)「よろしくねー」スタスタ
側近(副部長)「よしよし」壁|ωФ) ジー
-
- 72 : 2016/10/02(日) 22:08:30 :
- 女勇者「」ズンズンズン
???「待てぃ!」ガチャッ
僧侶(初)「また?」
アイアンゴーレム(鎧娘)「えーと、我こそは魔王軍四天王一の怪力の持ち主の設定の者だ!(棒」ガッチャン ガッチャン
側近(副部長)「台詞が微妙におかしい!」壁|ωФ) ハラハラ
女勇者「魔王軍四天王!」
魔法使い(初)「四天王っていうんだから四人いるよな」ボソッ
アイアンゴーレム(初)「えーと、えーと、我が宿命のライバルな設定の武闘家よ!(棒」ガチャッ
僧侶(初)「今度は貴女が宿命のライバルな設定ですって」クルッ
武闘家(初)「な、なんかスゴい強そうなんだけど~」ガクブル
アイアンゴーレム(鎧娘)「えーと、えーと、いざじんじょ・がふっ、尋常に勝負!(棒」
側近(副部長)「台詞を噛むな!」壁|ωФ) ジトー
魔法使い(初)「ほれ、行け」グイグイ
武闘家(初)「もっと弱そうなのを宿命のライバルに~」ガクガク
女勇者「ここはまかせたのです!」ズンズンズン
僧侶(初)「じゃあ適当に頑張ってねー」ヒラヒラ
魔法使い(初)「死して屍拾う者無し」ボソッ
武闘家(初)「こらー、置いて行くなー!(泣)」
~~
女戦士(初)「たあっ!」ペシペシ
おんなせんしのこうげき!
しかし、くろきしにダメージはない!
黒騎士(盾士)「ぬー」つ『ゆうしゃのたて』
くろきしはみをまもっている!
-
- 73 : 2016/10/02(日) 23:30:14 :
- 女勇者「『魔王』を倒すのです!」ズンズンズン
???「待てぃ!」ザッ
魔法使い(初)「三人目だ」ボソッ
僧侶(初)「今度はどっちの宿命のライバルかしら?」
側近(副部長)「コイツら慣れてきたな」壁|ωФ) ジー
大魔導師(魔女)「この先には行かせん!」バサァ
女勇者「むっ、何者なのです!」
大魔導師(魔女)「我こそは魔王軍四天王一の魔力の持ち主、『大魔導師』様だ」ウハハハハ
側近(副部長)「なんでこの娘だけノリノリなの?」壁|ωФ) ジトー
女勇者「なんか魔法使いっぽいのです!」
僧侶(初)「じゃあ貴女の相手ね」
魔法使い(初)「私の?」
大魔導師(魔女)「我が永遠の宿敵、魔法使いよ、今日こそは血祭りにあげてくれるわ!」ゴゴゴゴゴ
僧侶(初)「ほら、永遠の宿敵だって」
魔法使い(初)「アイツとは初めて会うんだが・・・」
大魔導師(初)「いざ、勝負!」バサァ
僧侶(初)「じゃあ後お願いねー」トテトテ
女勇者「ここはまかせたのです!」ズンズンズン
魔法使い(初)「おーい」
側近(副部長)「ここまでは、予定どおり」壁|ωФ) ジー
~~
武闘家(初)「たあっ!」ゲシゲシ
ぶとうかのこうげき!
しかし、アイアンゴーレムにはダメージはない!
アイアンゴーレム(鎧娘)「ぬー」ガチャッ
アイアンゴーレムはみをまもっている!
-
- 74 : 2016/10/02(日) 23:43:25 :
- 女勇者「『魔王』を倒すのです!」ズンズンズン
???「」バッ
女勇者「むっ、何者なのです!」サッ
暗黒神官(射手)「///」シーン
側近(副部長)「何かしゃべれ!」壁|ωФ) ジー
僧侶(初)「もしかして魔王軍四天王?」
暗黒神官(射手)「///」コクコク
側近(副部長)「相手に察してもらうな!」壁|ωФ) ジー
女勇者「もしかして僧侶さんの宿命のライバルなのですか!」
暗黒神官(初)「///」コクコク
僧侶(初)「良かったですわ、わたしだけ宿命のライバルがいなかったらどうしようかと」ホッ
側近(副部長)「コイツも大概だなー」壁|ωФ) ジー
女勇者「僧侶さんと勝負するのですか!」
暗黒神官(射手)「///」コクコク
側近(副部長)「たから、しゃべれって」壁|ωФ) ジトー
女勇者「ではまかせたのです!」ズンズンズン
~~
大魔導師(魔女)「『メラ』ぞーま!」ポウッ
だいまどうしはじゅもんをとなえた!
魔法使い(初)「『ヒャド』!」ピキーン
まほうつかいはじゅもんをとなえた!
大魔導師(魔女)「さすがは我が宿命のライバル、やるな!」フハハハハー ← ノリノリ
-
- 75 : 2016/10/03(月) 00:52:08 :
- ~魔王の間(第3会議室)~
側近(副部長)「『魔王』様、計画どおり四天王が『勇者』の仲間を足止めしております」ペコリ
魔王(部長)「今は二人きりなんだから演技しなくても」(´・ω・`)
側近(副部長)「『勇者』は、まもなく一人きりでここにやって来ます」クックックッ
魔王(部長)「いや、だから二人きりなんだから雰囲気とか出さなくても」(´・ω・`)
~王宮のどこか~
女勇者「な、なんか迷ったのです!」ウロウロ オロオロ
館内見取り図「」
女勇者「あっ、案内図があったのです///」テテテッ
館内見取り図「現在地↓」
女勇者「うーん、『魔王』はどこに・・・」ジー
館内見取り図「魔王の間(第3会議室)→」
女勇者「あっちなのです!」ズンズンズン
~~
僧侶(初)「ぐぬぬ、『ホイミ』!」パアア
そうりょはじゅもんをとなえた!
あんこくしんかんのHPがかいふくした!
暗黒神官(射手)「『ベホイミ』!」パアア
あんこくしんかんはじゅもんをとなえた!
そうりょのHPがかいふくした!
僧侶(初)「なかなかやりますわね!」
暗黒神官(射手)「///」コクコク
大魔王「えーと、君らここで何やってんの?」キョトーン
僧侶(初)「勝負の邪魔をしないで!」
暗黒神官(射手)「///」コクコク
大魔王「勝負って、なんの勝負?」キョトーン
-
- 76 : 2016/10/03(月) 01:21:43 :
- 黒騎士(盾士)「うあー、やーらーれーたー(棒」バタッ
女戦士(初)「て、手強い相手だった///」ゼヘーゼヘー
黒騎士(盾士)「」ピクピク
女戦士(初)「そうだ、みんなと合流しないと」テテテッ
黒騎士(盾士)「行ったかな?」ムクッ
女戦士(初)「間違えた、こっちだった///」デデデッ
黒騎士(盾士)「・・・」バタッ
女戦士(初)「んっ、今動いたような・・・」
黒騎士(盾士)「(早く行って!)」ヒクヒク
女戦士(初)「気のせいか」デデデッ
~~
アイアンゴーレム(鎧娘)「うあー、やーらーれーたー(棒」ガシャン
武闘家(初)「て、手強い相手だった///」ゼヘーゼヘー
アイアンゴーレム(鎧娘)「」ピクピク
女戦士(初)「おっ、お前も倒したのか」テテテッ
武闘家(初)「なんとかね」ゼヘーゼヘー
女戦士(初)「よし、みんなと合流しよう」テテテッ
武闘家(初)「了解!」テテテッ
アイアンゴーレム(鎧娘)「あー、ちかれた」ムクッ
~~
大魔導師(魔女)「がふっ、お、おのれ・・・さすがは我が宿敵」ガクッ
魔法使い(初)「やったのか?///」ゼヘーゼヘー
大魔導師(魔女)「くっ、ま、『魔王』様申し訳ありません・・・『魔王』様万歳!」バタッ
魔法使い(初)「手強い相手だった///」ゼヘーゼヘー
大魔導師(魔女)「(迫真の演技!)」ヒクヒク
女戦士(初)「おーい」テテテッ
武闘家(初)「無事かー?」テテテッ
魔法使い(初)「なんとかな」ボソッ
-
- 77 : 2016/10/03(月) 07:10:41 :
- ~魔王の間(第3会議室)~
女勇者「ここなのです!」ズンズンズン
女勇者「えーと」コンコン ← ドアをノックしてる
ドア『どうぞー』
女勇者「失礼しますのです」ガチャッ ← 礼儀正しい娘
魔王(部長)「ふはははは、よくぞここまでたどり着いたな、『勇者』よ(棒」(´・ω・`)ノ バサァ
側近(副部長)「また一段と棒読み」柱|ωФ) ジー
女勇者「お前が『魔王』か!」
魔王(部長)「初めまして、『魔王』です」ペコリ ← 礼儀正しい
女勇者「あ、こ、こちらこそ初めまして///」ペコリ ← 礼儀正しい
魔王(部長)「『勇者』よ、我がものになれ(棒」(´・ω・`)ノ バサァ
女勇者「えっ、我がものって?」マジッスカ
魔王(部長)「我が部下になれば世界の半分をそなたに与えよう(棒」(´・ω・`)ノ バサァ
女勇者「世界の半分よりも、『魔王』お前を倒して世界を平和にするのです!」つ『ゆうしゃのけん』スチャッ
側近(副部長)「その意気や良し」柱|ωФ) ジー
魔王(部長)「愚か者め、ならば死ぬがよい!」(´・ω・`)ノ バサァ
女勇者「『魔王』を倒すのです!」つ『ゆうしゃのけん』ペシペシ
側近(副部長)「『ゆうしゃのけん』でそのショボい攻撃かよ」柱|ωФ) ジー
~~
僧侶(初)「『ホイミ』!」パアア
暗黒神官(射手)「『ベホマ』!」パアア
女戦士(初)「あれは何をやってるんだ?」
武闘家(初)「さあ?」
暗黒神官(初)「ぐはぁ!」バタッ
僧侶(初)「や、やりましたわ///」ゼヘーゼヘー
魔法使い(初)「なんか知らんが勝ったみたいだぞ」
-
- 78 : 2016/10/03(月) 07:29:48 :
- 魔王(部長)「ぬんっ!」バーン
まおうのいてつくはどう!
すべてのじゅもんのこうりょくがかきけされた!
女勇者「むっ、呪文が!」アセアセ
側近(副部長)「いや、お前呪文使ってないから」柱|ωФ) ジー
女勇者「たあっ!」つ『ゆうしゃのけん』ブンッ
ザクッ
魔王(部長)「ぐはぁ!」( ̄□||||!!チョッピリ
側近(副部長)「ああっ!」柱|ωФ) ドキドキ
女勇者「殺れるのです!」つ『ゆうしゃのけん』ペシペシ
魔王(部長)「(チマチマなぶり殺しみたいだから、もっと一思いに殺ってくれ)」(´・ω・`) ポタポタ
女勇者「たあっ!」ペシペシ
魔王(部長)「(ダメみたいだな)」(´・ω・`)つ『ゆうしゃのけん』ワシッ
女勇者「むっ、剣を!」つ『ゆうしゃのけん』グイッ
魔王(部長)「ぐはぁ!」( ̄□||||!! ブッスリ
女勇者「えっ、自分で剣を刺した?」ギョッ
側近(副部長)「ああっ!」柱|ωФ) ハラハラ
魔王(部長)「お、おのれ『勇者』め・・・」ドクドク
女勇者「い、いや、今のはあたしじゃ!」アセアセ
魔王(部長)「我を倒すとは・・・げふっ」ドクドク
女勇者「ちょ、しっかり・」ユサユサ
魔王(部長)「我を倒したとて、人の心の中に闇がある限り第二、第三の魔王がいずれ現れ・・・」ピクピク
女勇者「し、しゃべってないで『やくそう』を!」つ『やくそう』アセアセ
魔王(部長)「ごふっ!」ガクッ
女勇者「ひ、人殺しをしてしまったのです||||」ガクガク ← ちょっと違う
-
- 79 : 2016/10/03(月) 07:44:30 :
- 側近(副部長)「ま、『魔王』様~(泣)」デデデッ
女勇者「むっ!」クルッ
側近(副部長)「『魔王』様、『魔王』様(泣)」ヒシッ
女勇者「あっ!」オロオロ
側近(副部長)「『魔王』様~(号泣)」ユサユサ
女勇者「た、大変申し訳ないことを・・・」ペコリ
側近(副部長)「そなたは光の神に選ばれた『勇者』、『魔王』と闘うのは使命だったのであろう(泣)」エグッ エグッ
女勇者「で、でも~」ショボーン
側近(副部長)「『魔王』を倒したのだろう、もう行け!(泣)」エグッ エグッ
女勇者「し、失礼しますのです」ペコリ ← あくまで礼儀正しい
~~
女勇者「これで良かったのですか?」トボトボ
女戦士(初)「おー、いたいた」トテトテ
武闘家(初)「無事かー?」トテトテ
女勇者「無事なのです」ショボーン
魔法使い(初)「『魔王』は?」
女勇者「なんとか倒したのです」ショボーン
僧侶(初)「やったわね!」ニコニコ
女勇者「はぁ」ショボーン
女戦士(初)「何しけた顔してんだよ!」バシバシ
武闘家(初)「使命を果たしたんだろ?」バシバシ
女勇者「魔物を倒した時と違ってなんだか心が痛いのです」ショボーン
~魔王の間(第3会議室)~
魔王(部長)「」( ̄ー ̄) チーン
側近(副部長)「『ザオリク』!」パアア
そっきんはじゅもんをとなえた!
魔王(部長)「あー、死んだ、死んだ」(´・ω・`) ムクッ
まおうがいきかえった!
側近(副部長)「よかった///」ホッ
魔王(部長)「ありっ、目が真っ赤だよ」(´・ω・`)?
側近(副部長)「めっちゃ泣いたったw」
-
- 80 : 2016/10/03(月) 07:55:27 :
- 女勇者「こ、こんなに心が痛いなんて、もしかして使命の方が間違ってたのでは?」トボトボ
女戦士(初)「何考えこんでんだよー」トテトテ
僧侶(初)「悩むなんて貴女には似合わないわよ」ニコニコ
魔法使い(初)「さらっと、ひどい事言うな」ボソッ
武闘家(初)「それにしても腹減った~」グーギュルルル
女戦士(初)「魔王軍四天王と死闘した後だからなー」グーギュルルル
僧侶(初)「こんな時には・・・」キョロキョロ
魔法使い(初)「タイミング良く・・・」キョロキョロ
部長「これが欲しいんでしょ?」(´・ω・`)つ『食券』ヒョコッ
女戦士(初)「やったー♪」
女勇者「あっ、あれっ?(涙)」ポロポロ
武闘家(初)「どした?」
女勇者「な、なんか涙が止まらない」(´;ω;`) ポロポロ
魔法使い(初)「泣くほど食券が嬉しいのか?」ヤレヤレ
僧侶(初)「やあねぇ、意地汚い」ヒラヒラ
女勇者「ち、ちがっ、部長さんの顔を見たらなんだか急に涙があふれて(泣)」(´;ω;`) ポロポロ
部長「それで良いんだよ」ナデナデ
女勇者「ぶ、部長さん?」(´;ω;`) ポロポロ
部長「さあ、みんなお腹減ったろ、食堂に行こう」ニコニコ
初心冒険者たち「はーい♪」
~食堂~
女勇者「やっぱりご飯とお味噌汁お代わり自由は正義なのです!」つ『照り焼きハンバーグ定食』ガツガツ
魔法使い(初)「ご飯食べたら元気になったなw」
女戦士(初)「なんか向こうの席に見たことあるような人たちが」モグモグ
武闘家(初)「他人のそら似だろ」モシャモシャ
鎧娘「働いたからお腹減った~」モグモグ
盾士「いやー、久々に燃えたなー///」モキュモキュ
射手「///」コクコク
魔女「つい、演技に熱が入っちゃったわー///」パクパク
副部長「貴女たち、まだ仕事あるからご飯食べたら第4会議室に来てよ」(ФωФ)
-
- 81 : 2016/10/03(月) 12:32:58 :
- ~勇者国 王宮~
王様「あの『勇者』が『魔王』をもう倒したとは///」ホクホク
大臣「即戦力じゃなかったので、もっと時間がかかるかと思ったんですがね」
王様「やはり『勇者』は純真な少年少女から選ぶのが正解だった///」ジーン
大臣「これで東の国の国力も少しは落ちますかね?」ホクホク
王様「次は『大魔王』を亡きものにして東の国を我々の・・・」
魔王(部長)「やっぱり諸悪の根源はここか」(´・ω・`) ノシッ
側近(副部長)「殺人教唆でタイーホします」トテトテ
王様「むっ!」
大臣「な、なにヤツ!」
魔王(部長)「どーも『魔王』です」(´・ω・`)ノ バサァ
側近(副部長)「ヨメ(仮)の『側近』です」ニカニカ
王様「なっ、『魔王』は『勇者』に倒されたのではないのか!」スザッ
魔王(部長)「甦りますた」(´・ω・`)
側近(副部長)「甦らせますた」
王様「くっ!」
大臣「で、出合えー、出合えー、くせ者だ!」
魔王(部長)「呼んでも誰も来ないよ」(´・ω・`)
側近(副部長)「この部屋の外で魔王軍四天王がこの城の兵隊凹ってるからw」
~~
アイアンゴーレム(鎧娘)「たああーっ!」ガッチャン ガッチャン ドカッ!
兵士たち「ぎゃー!」バタバタ
大魔導師(魔女)「死人が出るからぶちかましは止めなさい!」アセアセ
暗黒神官(射手)「///」つ『オーディンボウ』キリキリ ピュン
黒騎士(盾士)「シールドアタック!」つ『ゆうしゃのたて』バキッ!
-
- 82 : 2016/10/03(月) 12:45:33 :
- ~東の国 冒険者の店~
女戦士(初)「なんかさー、勇者国滅んだらしいねー?」
武闘家(初)「難しい事は興味なし」ヒラヒラ
女勇者「勇者国が滅んだ?」ギョッ
魔法使い(初)「なんでも東の国の自治領になるらしいな」ボソッ
女勇者「ほ、滅んだらどうなるのですか?」
僧侶(初)「贅沢とかして税金を無駄遣いしてた貴族たちを追放したから、税金とか安くなるらしいわよ」ニコッ
女勇者「滅んだ方が良くなるのですか?」
魔法使い(初)「庶民は歓迎してるそうだぞ」ボソッ
女勇者「むー(悩)」
女戦士(初)「おまー、『魔王』討伐の褒美もらいそこねたんじゃね?」
女勇者「あ゛!」(゜ロ゜;
武闘家(初)「まだ褒美もらってなかったの?」
女勇者「わ、忘れてたのです」プルプル
僧侶(初)「タダ働きになったわねw」プークスクス
カランカラン
受付嬢「いらっしゃいませー」
部長「こんちわ」(´・ω・`) ノシッ
副部長「ちわー」トテトテ
受付嬢「あっ、『勇者』様///」ポッ
部長「違うよ、『勇者』はこの娘だから」つ『女勇者』グイッ
女勇者「えっ、えっ、あたし?///」オロオロ
副部長「『魔王』を倒した『勇者』だものねw」 ケラケラ
受付嬢「アタシには『勇者』は、『勇者』様一人だけなんで~す♪」
部長「まあ、良いけど」(´・ω・`)
受付嬢「最近うちの店に来てくれなかったじゃないですかー」イヤン
部長「いやー、仕事忙しくて」(´・ω・`)
受付嬢「仕事が?」
部長「勇者国領の領主になっちゃって」(´・ω・`)
副部長「(勇者国は『魔王』領になりました)」(゜∇^d)!!
-
- 83 : 2016/10/03(月) 22:03:30 :
- 受付嬢「勇者国の領主!スゴいじゃないですか~♪///」ポォーッ
部長「いや、領主って言っても王侯貴族じゃなくて、ただの公務員だから」(´・ω・`)
副部長「でもって、あたしは領主夫人」フンス!
受付嬢「じゃあ、とりあえず領主様、ショボい案件としょっぱい案件と、どーでもいい案件を」つ『依頼書』ピラッ
副部長「ごらぁ、領主にショボい仕事頼むな!」(*`Д´)ノ!!!
~東の国 王宮~
大魔王「部長くんが勇者国領の経営に専念するとこっちが手薄になるなぁ」シンパイ
王女「なんだか心細いですわ」
大臣「でも、部長くんと同じくらい有能な人物なんてそうそう見つからないでしょう・・・」
側近「じゃあ、とりあえずアンタ採用」(ФωФ)
勇者「えっ、俺?」
光の女神「やったー、夫の就職が決まったー♪」ヘ(≧▽≦ヘ)♪
~国立魔法大学ドラゴンスレイヤー部~
部長「射手と魔女と商人に内定出すね」(´・ω・`)
射手「やった///」
魔女「公務員~♪」
商人「就活せんでようなったw」
※三人とも四年生
部長「人手不足だから優秀な人材は大歓迎だよ」(´・ω・`)
盾士「あのー」
鎧娘「あたしたちも大学中退して~」
部長「大学卒業しないと採用しない」(´・ω・`) キッパリ
盾士「ぐっ!」 ← 二年生
鎧娘「とほほ」 ← 二年生
部長「卒業したらウチにおいで」(´・ω・`)
盾士&鎧娘「は~い」シブシブ
遊び人「あのー、アタシも卒業したら採用してくれる~?」 ← 三年生
部長「卒業するまでに覚りを開いて賢者になってね」(´・ω・`)
遊び人「とほほ」
-
- 84 : 2016/10/03(月) 22:25:54 :
- ~冒険者の店~
女戦士(初)「よーし、今日も冒険だー!」
副部長「ちょい待ち」 グイッ
女戦士(初)「な、なんですか?」
副部長「貴女と貴女は受験生でしょ」(ФωФ)
僧侶(初)「そ、そうですけど・・・」
副部長「ウチの大学入りたいなら、今から猛勉強!」つ『参考書』ドサッ
女戦士(初)「ひいいっ!」
副部長「わかんないとこは教えたげるから!」
僧侶(初)「こ、こんなにたくさん?」つ『参考書』ペラペラ
武闘家(初)「頑張れよー」ケラケラ
魔法使い(初)「受験生は大変だなw」クスッ
副部長「あんた達も笑ってる場合じゃないわよ、一年なんかすぐなんだから!」つ『参考書』ドサッ
武闘家(初)「げっ!」
副部長「今のうちからやっとけば楽になるわよ!」
魔法使い(初)「とほほ」
女勇者「みんな大変なのです」
部長「君も他人事じゃないよ」(´・ω・`)
女勇者「えっ、あ、あたしは学校行ってないから」アセアセ ← 中卒
部長「高校くらいは卒業しておきなさい」(´・ω・`)
女勇者「で、でも、学費が、仕事もしないと・・・」
部長「学費くらい出してあげるし、働きながらがよかったら定時制の高校もあるよ」(´・ω・`)
女勇者「えっ、えっ、あたし学校行っても良いのですか?///」
部長「『魔王』を倒した褒美だよ、学校に行きなさい」(´・ω・`)
女勇者「やったー、教育は正義なのです!///」
女戦士(初)「なんでアイツ勉強が嬉しいんだ?」つ『参考書』
武闘家(初)「大学行きたいけど受験勉強イヤー(泣)」つ『参考書』
魔法使い(初)「もう、あきらメロン」つ『参考書』
僧侶(初)「はあっ、勉強でもしますか」つ『参考書』
副部長「未来のドラゴンスレイヤー部員4名ゲット!」(o≧▽゜)o
~おわり~
-
- 85 : 2020/09/29(火) 12:59:33 :
- 高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
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恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
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害悪ユーザースルメ わたあめ
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害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
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害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
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害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
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害悪ユーザー筋力
http://www.ssnote.net/archives/84057
害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
http://www.ssnote.net/archives/85091
害悪ユーザー空山
http://www.ssnote.net/archives/81038
【キャロル様教団】
http://www.ssnote.net/archives/86972
何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
http://www.ssnote.net/archives/86986
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