この作品はオリジナルキャラクターを含みます。
この作品は執筆を終了しています。
大魔王「そなたが新たな魔王だ!」部長「意味が良くわからない・・・」
-
- 1 : 2016/07/17(日) 08:26:34 :
- ~東の国 王宮 謁見の間~
大魔王「大魔王の部下と言えば『側近』と『魔王』だろ、普通」
部長「それはそうですがー」(´・ω・`)
大魔王「『側近』はもういるし」
側近「あい」(ФωФ)
大魔王「だからお前が『魔王』」ビシッ
部長「自分はこの国の公務員に採用されたんですよねー、『魔王』ってどの部署の配属なんスか?」(´・ω・`)?
大魔王「えーと、どこだっけ?」クルッ
側近「『魔王』は、総務課」(ФωФ)
部長「総務課なんスか、『魔王』って?」
側近「一応、総務課の秘書室付きって事で」
部長「秘書室なんスかー」
側近「女の子ばっかりの職場だから、ハーレムだぞw」
部長「でも、女の子って・・・」( ̄~ ̄;)
側近「もちろん、みんなサッキュバス」(ФωФ)
-
- 2 : 2016/07/17(日) 19:37:27 :
- ~東の国 王宮 総務課 秘書室~
ザワザワ
サッキュバスA「若い男だ♪」
サッキュバスB「きゃー、イケメン♪」
サッキュバスC「アタシらの餌食に♪」
部長「ホントにサッキュバスの園だ」(´・ω・`)
側近「こら、静かに!」ビシッ
サッキュバスたち「」シーン
側近「本日付けで総務課秘書室に配属の部長くんだ」
部長「部長です、よろしくお願いします」ペコリ
サッキュバスたち「ウチらの部署に若い男!///」「キターーー!///」「毎日精気を吸い取り放題♪///」ヒャッハー
部長「あー、自分はもう婚約者いますのでー」(´・ω・`)
サッキュバスたち「ちっ」「なんだ女いるのか」「とほほ」スゴスゴ
部長「意外とあっさり・・・」
側近「甘い!」
サッキュバスA「(婚約者とかいても別にコッチは構わないわよねー)」ギラギラ
サッキュバスB「(なんとかコイツら出し抜いて独り占めを・・・)」ギラギラ
サッキュバスC「(秘書室に初めて配属された若い男、逃さん!)」ギラギラ
部長「な、なんか皆さんギラギラしてますねー」(´・ω・`;)
側近「一応言っとくが、部長くんの彼女はLv99の賢者だから、部長くんを誘惑するんなら、命がけでやれ」(ФωФ)
サッキュバスたち「げっ、Lv99!」「賢者完ストかよ~」「確かに命がけだな~」
-
- 3 : 2016/07/17(日) 22:27:22 :
- 部長「えーと、何をすればー?」(´・ω・`)?
側近「とりあえず経理関係の書類を」ドサッ
部長「どうすれば良いんですか?」
側近「各課からの経費の請求書と領収書の金額のチェックと集計を」
部長「金額が合ってるかチェックするんですねー?」(´・ω・`)
側近「総務課の仕事の半分は経費の精算だからな」(ФωФ)
サッキュバスA「えーと、150引く80はー」モタクタ
サッキュバスB「ふぁー、眠くなってきた」ウトウト
サッキュバスC「お昼休みまだかなー」ヘラヘラ
部長「あのー」(´・ω・`)
側近「どうした、何か分からないとこでも?」
部長「チェック全部終わりました」(* ̄ー ̄)ノドサッ
側近「は、早っ!」
部長「『かしこさ』と『すばやさ』のパラメーターが高いのでー」(´・ω・`)
側近「そうか、超有能な子だった・・・(汗)」
部長「次は何をすればー?」(´・ω・`)?
側近「え、えーと、じゃあこの予算書と見積書のチェックと集計を」ドサッ
部長「あっ、これくらいなら昼までに終わりますねー」パラパラ
側近「(有能過ぎる、午後からコイツに何やってもらおう・・・)」(ФωФ)
部長「・・・」φ(..)サクサク
サッキュバスA「えーと、360かける7は・・・電卓、電卓~」モタクタ
サッキュバスB「ふぁー、眠っ」ムニャムニャ
サッキュバスC「お腹減ったなー」グーギュルル
側近「有能と無能の差が激し過ぎる!」(ФωФ)
-
- 4 : 2016/07/18(月) 03:24:52 :
- キーンコーンカーンコーン
サッキュバスA「やったー、昼休みだ~♪」
サッキュバスB「ご飯、ご飯~♪」
サッキュバスC「新人くん、食堂行こっ♪」
部長「あっ、自分お弁当ありますから」つ『愛妻弁当』スッ
サッキュバスたち「ちぇー」スゴスゴ
側近「あのヨメ(仮)が作ったのか?」
部長「自分は料理出来ないのでー」(´・ω・`)
側近「へー、何でも出来そうなのに」
部長「家の事は副部長に何もやらせてもらえません」
側近「(確か、独り暮らしの能力を奪って一緒に暮らす作戦だったかな・・・)」
部長「いただきます」パクッ
側近「じゃ、あたしも食堂行ってくっから」
部長「あい」モグモグ
~王宮 食堂~
サッキュバスA「あー、今日もご飯が美味しい」モキュモキュ
サッキュバスB「むー、新人くんと一緒にランチしたかったー」モシャモシャ
サッキュバスC「アタシ、明日からお弁当にしよーかなー」パクパク
サッキュバスA「あんた、お弁当作れるの?」モキュモキュ
サッキュバスC「ぐっ」ソーダッタ
サッキュバスB「アタシらエロい事以外無能だもんねー」ヘラヘラ
側近「エロい事以外無能って自分で言いきったな」(ФωФ) モグモグ
-
- 5 : 2016/07/18(月) 08:44:16 :
- ~東の国 王宮 地下~
魔方陣「」ブーン
大魔王「『えろいむえっさいむ、えろいむえっさいむ・・・』」ブツブツ
部長「」(´・ω・`) ジー
大魔王「『出でよ、アークデーモン!』」パアア
魔方陣「」カッ!
サッキュバス(♀)「!」ポンッ
大魔王「あ゛」
サッキュバス(♀)「?」キョトン
部長「またサッキュバス・・・」(´・ω・`)
大魔王「お、お前に見られてて緊張したから・」アセアセ
部長「言い訳しなくて良いです」キッパリ
大魔王「くっ」
部長「今でも王宮のスタッフはサッキュバスばかりなのに・・・」ブツブツ
大魔王「大体、なんでお前はここにいるんだ、仕事はどうした?」
部長「側近さんが、大魔王様が変なモノ召還しないように見張っとけと」(´・ω・`)
大魔王「ぐぬぬ、側近のヤツめ、わしを信用しとらんのか」
部長「どうせたいしたモノは召還出来ないって言ったんスけどー」(´・ω・`)
大魔王「わしを微妙にバカにしてないか?」
部長「でも、召還されるのはサッキュバスばかり・・・」
大魔王「こ、この高度な召還術は難易度が高くて・」アセアセ
部長「そーですかぁ?」(´・ω・`)?
大魔王「お前、やってみい!」ゴラァ
部長「えっ、自分がっスか?」
大魔王「そーだ、そこまで言うならやってみい!」
部長「じゃ、『えろいむえっさいむ、えろいむえっさいむ・・・・』」( ̄ー ̄) ゴゴゴゴゴ
魔方陣「」ブーン
大魔王「呪文覚えておるのか!」ガクガク
部長「『出でよ、ドラゴン!』なーんて」パアア
魔方陣「」カッ!
ドラゴン(幼体)「ぎゃーす」ポンッ
大魔王「あっ、ホントに召還した!」ガクガク
-
- 6 : 2016/07/18(月) 08:57:43 :
- 魔方陣「」ブーン
ドラゴン(幼体)「きしゃー」ヨチヨチ
部長「ちっこいなー」(´・ω・`)
大魔王「こ、高難易度の召還術を一発で・・・」ガクガク
部長「自分、高レベルの賢者っスから」
ドラゴン(幼体)「ぎゃーす」ヨチヨチ
大魔王「し、しかし、こんな幼体しか召還出来んとはな」フフン
部長「でも、ちゃんとドラゴンっスよ」(´・ω・`)
大魔王「くっ」
部長「ちょっと仕事抜けて良いっスか?」
大魔王「ん、どこに行くのだ?」
部長「コレ、外にリリースして来ます」つ『ドラゴン(幼体)』プラーン
大魔王「リリース?」
部長「コレ、絶滅危惧種っスから」(´・ω・`)
ドラゴン(幼体)「きしゃー」ジタバタ
大魔王「ドラゴンなんかリリースして良いのか?」
部長「あっ、こうしてどんどん個体数増やしていけば、絶滅危惧種の指定が解除されるかも」(゜∇^d)!!
大魔王「それ、世間的にはスゴい迷惑なんじゃないのか?」
部長「いや、ドラゴンスレイヤー部存続の危機っスから」(`・ω・´) キリリッ
大魔王「ドラゴン増やしたら人類存続の危機にならないか?」
~裏山~
部長「そおれ」(* ̄∇ ̄)ノ⌒ポイッ
ドラゴン(幼体)「ぎゃーす」パタパタ
部長「無事に大きくなって帰って来いよー」
大魔王「稚魚の放流みたいだな・・・」
-
- 7 : 2016/07/18(月) 09:36:30 :
- ~東の国 部長の家~
チュンチュン
副部長「むー」パチッ
部長「Zzz」( ̄ー ̄) スヤスヤ
副部長「むふふ///」ギューッ
部長「むにゃっ、苦し・」( ´△`) モガッ
副部長「むふふふ///」スリスリ
部長「う~ん、う~ん」(´д`|||) モガモガ
副部長「はっ、早く起きないと遅刻する!」ガバッ
副部長「『ピオリム』!」パアア
ふくぶちょうはじゅもんをとなえた!
ふくぶちょうのすばやさがあがった!
副部長「顔洗ってお化粧して・・・」バシャバシャ シャコシャコ ヌリヌリ ← 高速洗顔&メイク
副部長「『ピオリム』!」パアア
ふくぶちょうはじゅもんをとなえた!
ふくぶちょうのすばやさがあがった!
副部長「お弁当作って、朝ごはんの用意して・・・」トントントン ジュージュー ← 高速調理
部長「おあよー」(´・ω・`) モソッ
副部長「すぐ朝ごはん出来るから!」ジュージュー
部長「むー」 シャコシャコ ← 普通速歯みがき
副部長「出来たよー、早く食べてー!」バタバタ
部長「いただきます」モグッ
副部長「あ、あたしもう行かなきゃ」モグモグ
部長「朝は慌ただしいなー」(´・ω・`) モグモグ
副部長「お弁当、コレだからねー、『ルーラ』!」バビューン!
ふくぶちょうはじゅもんをとなえた!
部長「長距離通勤とかやめて大学の近くに住めば良いのにー」(´・ω・`) モグモグ ← 王宮は近い
-
- 8 : 2016/07/18(月) 09:57:16 :
- ~勇者国 国立魔法大学 教室~
副部長「えー、ヒャド系の呪文は・」カキカキ
盾士「」ボーッ ← 賢者学部2年生 ← 集中力0
鎧娘「」ウトウト ← 魔法使い学部2年生 ← 集中力マイナス
副部長「寝るな、『ヒャド』!」ピキーン
ふくぶちょうはじゅもんをとなえた!
鎧娘「ぎゃっ、ちべたい!」ブルッ
よろいむすめのめがさめた!
盾士「うわっ!」ビクゥ
副部長「はい、盾ちゃん、教科書の65Pから読んで」
盾士「とほほ、副部長先生厳しい~」つ『教科書』
~部長の家~
副部長「きゃー、遅くなっちゃったー!」バタバタ
部長「お帰り~」(´・ω・`)
副部長「急いでご飯の支度するね!」ドタドタ
部長「んじゃ、その間にお風呂に水汲んでおくかー」ノシッ
副部長「『メラミ』!」ゴオオオオー
ふくぶちょうはじゅもんをとなえた!
炊飯釜「(米)」グツグツ
副部長「『メラ』!『メラ』!『メラ』!」ポウッ
ふくぶちょうはじゅもんをとなえた!
フライパン「(豚肉)」ジュージュー
副部長「『メラミ』!」ゴオオオオー
ふくぶちょうはじゅもんをとなえた!
お鍋「(味噌汁)」グツグツ
副部長「ご飯出来たよー♪」つ『豚肉しょうが焼き』ホカホカ
部長「ご飯作るのにどんだけMP消費してんの?」(´・ω・`)?
副部長「時間は無いけど、MPは無限にある///」ムフフ
-
- 9 : 2016/07/18(月) 23:13:02 :
- ~食卓~
副部長「明日からお休みねー」パクパク
部長「やっと週末だなー」モグモグ
副部長「休日はなにしよー?」モキュモキュ
部長「仕事と家事で毎日忙しいんだから、休日くらい家(うち)でゆっくりしたら?」(´・ω・`)
副部長「そーねー、実家(うち)でゆっくりするのも良いかもねー」モシャモシャ
部長「たまには家(うち)で身体を休めて」ズルズル
副部長「実家(うち)に帰るの久しぶりかもー」モグモグ
部長「家(うち)に帰るの久しぶり?」(´・ω・`)?
副部長「しばらく実家(うち)に帰ってないじゃん」モキュモキュ
部長「なんか噛み合ってない気が・・・」(´・ω・`;)
副部長「さて、ご飯食べたからお風呂沸かそっと」スクッ
~浴室~
部長「お湯が沸騰するから『メラゾーマ』はやめてね」(´・ω・`)
副部長「大丈夫、大丈夫、『メラミ』!」ゴオオオオー
ふくぶちょうはじゅもんをとなえた!
副部長「湯加減はー?」チャプッ
副部長「うーん、ちょっと熱いか、『ヒャド』!」ピキーン
ふくぶちょうはじゅもんをとなえた!
副部長「どれどれ」チャプッ
副部長「うーん、今度は冷まし過ぎた『メラ』!」ポウッ
ふくぶちょうはじゅもんをとなえた!
湯槽「」ホカホカ
副部長「よし、ちょうど良し!」ニカニカ
部長「いや、MP浪費しないで水を足したりした方が・・・」(;・ω・)
-
- 10 : 2016/07/19(火) 07:17:27 :
- ~浴室~
部長「ふー、良い湯だー」(* ̄ー ̄) チャポン
副部長「背中流してあげよっかー?」ニヘニヘ
部長「じゃ、一緒に入る?」
副部長「えっ、わっ、ひゃ~っ///」アタフタ
部長「どしたの?」(´・ω・`)?
副部長「は、恥ずかちぃ///」カァーッ
部長「自分から背中流そうかって言っといて・・・」
副部長「で、でも、一緒にお風呂入るとかは恥ずかちぃ///」ドキドキ
部長「小さい頃は時々一緒に・」
副部長「それ、幼稚園の頃の話じゃない、今は恥ずかしいの!///」ドキドキ
~寝室~
部長「おやすみー」( ̄ー ̄) ゴロッ
副部長「ねー、ねー」
部長「なに、エロい事?」(´・ω・`)?
副部長「ち、ちがっ///」
部長「じゃ、なに?」
副部長「そろそろ入籍を~///」
部長「二人とも働き出したところで、まだ結婚式の費用が・・・」
副部長「式は後で先に入籍だけでも!」
部長「別にいいけど、先に何ヵ月も夫婦として暮らしてから後に結婚式って、なんか新鮮味ない事ない?」
副部長「むー、そう言われるとー」
部長「じゃ、おやすみー」( ̄ー ̄) ゴロッ
副部長「むふふ///」ダキッ
部長「やっぱりエロい事?」(´・ω・`)?
副部長「それは入籍してから、今は部長を抱き枕にして我慢する~♪」ギューッ
-
- 11 : 2016/07/19(火) 16:16:09 :
- ~勇者国 副部長の実家~
副部長「はあーっ、やっぱり実家(うち)はゆっくり出来る~♪」ゴロゴロ ← くつろげる
部長「うちって実家の事だったのね」(´・ω・`) セイザッ ← くつろげない
副部長父「よく来てくれたねー」ニコニコ
部長「あっ、おじさん」セイザッ
副部長父「もう、お義父さんと呼んでくれて良いんじゃないかな?」ニカニカ
部長「あ、はい・・・(汗)」 ← 全然くつろげない
副部長母「部長くんが来てくれたから、今夜はご馳走にしなくっちゃねー」ニコニコ
部長「あ、いや、お構いなく」(´・ω・`;) ← 漂うアウェイ感
副部長父「ところで、うちの娘はいつ貰ってくれるのかな?」ズイッ
部長「え、えーと、まだ二人とも働き出したところでー」(; ̄ー ̄A
副部長母「でも、もう二人は二十年もお付き合いしてるでしょ?」ズイッ
副部長「二才の頃からね」(ФωФ)
部長「そ、そのー、今はまだ結婚式の費用を貯めてるところでー」(; ̄ー ̄A
副部長父「なんだ、式の費用ならわしらが」ズイッ
副部長母「娘の嫁入りの時のための貯金が」ズイッ
部長「(絶対絶命)!」((((;゜Д゜)))
~東の国 王宮~
王女「きゃー!」
家庭的な娘系サッキュバス「きゃー、きゃー!」
大魔王「なんだ、どうしたんだ?」ノシッ
王女「厨房にゴキブリが!」プルプル
大魔王「なんだ、ゴキブリか」
家庭的な娘系サッキュバス「それがスゴい大きなゴキブリで!」ガクガク
大魔王「やれやれ、わしが退治して・・・」ノシッ
ガサゴソ
大魔王「んっ、そこか!」クルッ
○ラフォーマー?「じょうじ」ノシッ
大魔王「え゛?」 ((((;゜Д゜))) ← こっちも絶対絶命
-
- 12 : 2016/07/19(火) 19:21:24 :
- ~東の国 王宮 病室~
大魔王「うーん、うーん」ボロッ
部長「ゴキブリに凹られた?」(´・ω・`)?
側近「そうだ」(ФωФ)
部長「意味が良くわかりません」(´・ω・`)
側近「身長180cm前後(推定)、体重80kg前後(推定)で直立歩行して棍棒を使うゴキブリだそうだ」
部長「大魔王様、頭をどこかでぶつけ・」(´・ω・`)
大魔王「打ち所が悪かったんじゃない!(怒)」プンスカ
側近「コイツはいつも頭オカシイが、今回は王女様やサッキュバスも見てる」(ФωФ)
大魔王「お、お前、サラっとヒドい事を・・・」プルプル
部長「ゴキブリの化け物なのはわかりましたが、大魔王様って、大魔王ですよね?」(´・ω・`)?
大魔王「ふ、ふいを突かれて!///」カァーッ
側近「言い訳は良いから」(ФωФ)
大魔王「くっ・・・」
側近「とりあえず厨房のゴキブリを退治してくれ」
部長「了解です」(* ̄∇ ̄)ノ
~東の国 王宮 厨房~
部長「ゴキブリだったら素早いよなー」(;・ω・)
部長「『ピオリム』!」パアア
ぶちょうはじゅもんをとなえた!
ぶちょうのすばやさがあがった!
部長「ついでに『スクルト』!」パアア
ぶちょうはじゅもんをとなえた!
ぶちょうのしゅびりょくがあがった!
部長「よし」(`・ω・´) ノシノシ
ガサゴソ
部長「んっ!」クルッ
ゴキブリ「じ、じょうじ・・・」ノシッ
部長「『マヌーサ』!」パアア
ぶちょうはじゅもんをとなえた!
ゴキブリはあやしいきりにつつまれた!
ゴキブリ「じょうじ!」ブンッ
ゴキブリのこうげき!
ミス!
ゴキブリはダメージをあたえられない!
部長「ホントに人型のゴキブリだ、『ラリホーマ』!」パアア
ぶちょうはじゅもんをとなえた!
ゴキブリ「じ・」バタッ
ゴキブリはふかいねむりにおちた!
ゴキブリ「Zzz」
部長「ふうっ」(´・ω・`)
-
- 13 : 2016/07/19(火) 20:06:56 :
- 部長「サンプル捕獲しましたー」つ『ゴキブリ』ズルズル
大魔王「サンプル言うな!」
側近「そこの台の上に」
部長「よいしょ」つ『ゴキブリ』ドサッ
側近「うーん、見事にゴキブリの化け物だなー」(ФωФ)
王女「なんだか、人間みたいですわねー」オソルオソル
部長「でも、外骨格に触角に羽根に・・・虫ですね」(´・ω・`)
側近「しかし、なんでこんな姿に・・・」ウーム
大魔王「きっと火星かなんかで進化して・」
側近「お前は黙ってろ」(ФωФ)
大魔王「くっ」
部長「よろいみたいな甲皮だなー」コンコン
側近「むー」ジー
部長「どうですか、何かわかりますか?」
側近「コイツは、大魔王の魔素にあてられて突然変異したみたいだな」
王女「魔素?」
側近「大魔王の纏う闇のオーラだ、動植物を魔物に変えてしまったりとか・・・」
部長「と言う事はー」(´・ω・`)
側近「凹られたのはコイツの自業自得」(ФωФ) キッパリ
大魔王「自業自得言うな!」ゴラァ
側近「人間も余り長く大魔王と一緒に居ると影響があるかも・・・」
部長「あっ、自分は光の神の加護を受けた『勇者』なんで大丈夫です」(`・ω・´) キリリッ
王女「わたくしも王族なので大丈夫です、たぶん・・・」
大魔王「たぶんなのか?」
-
- 14 : 2016/07/20(水) 06:22:33 :
- 家庭的な娘系サッキュバス「きゃー、きゃー!」テテテッ
側近「どした?」
家庭的な娘系サッキュバス「またゴキブリ出ました~(泣)」
側近「コイツ一匹じゃないのか?」
ゴキブリ「じょうじ」ムクッ
ゴキブリはめをさました!
部長「起きるな!」(*`Д´)ノ!!!ザシュッ
ぶちょうのこうげき!
ゴキブリ「じ、じ・」ガクッ
ゴキブリをたおした!
部長「ゴキブリは一匹見つけたら50匹は居ると言いますからねー」(´・ω・`)
側近「討伐隊を編成しないと・・・」
~東の国 王宮 地下~
ゴーレム(焼きレンガ製)「」ズラー
キラーマシン(鋼鉄製)「」ズラー
うごくせきぞう「」ズラー
部長「またコイツらか」(´・ω・`)
側近「我が軍の主力だからな」
部長「普通の兵士とかは?」(´・ω・`)?
側近「一部は市街地の治安維持とかを」
部長「お巡りさんですね」
側近「後は屯田兵」(ФωФ)
部長「開拓してるんスか」(´・ω・`)
側近「それでは出動!」
ゴーレム(焼きレンガ製)「」ノシノシ
キラーマシン(鋼鉄製)「」ガチャガチャ
うごくせきぞう「」ズシンズシン
~東の国 王宮 厨房~
側近「よし、ゴキブリを駆逐しろ!」
ゴーレム「」ノシノシ
キラーマシン「」シャキーン
うごくせきぞう「」ズシン
ゴキブリA「じょうじ!」
ゴキブリAはなかまをよんだ!
ゴキブリBがあらわれた!
ゴキブリB「じょうじ!」
ゴキブリBはなかまをよんだ!
ワラワラワラ
側近「え゛!」ガクガク
-
- 15 : 2016/07/20(水) 06:31:56 :
- ゴキブリたち「じ、じょうじ!」フンス!
ゴーレムだったモノ「」← 焼きレンガの山
キラーマシンの残骸「」ガシャッ
うごくせきぞうだったモノ「」← 石くず
部長「善戦しましたけど全滅しましたねー、我が軍」(´・ω・`)
側近「て、撤収!」(ФωФ) アセアセ
~東の国 王宮 ゴキブリ対策室~
部長「でも、ゴーレムやキラーマシンもゴキブリ倒してましたよ」(´・ω・`)
側近「相手の数が多すぎるんだ」
家庭的な娘系サッキュバス「このままじゃ、厨房が使えません~」
大魔王「なんだ、なんだ、たかが虫けらに苦戦しおって」フンッ
側近「一番最初に凹られたヤツは黙ってろ」(ФωФ)
大魔王「くっ」
側近「第一、ゴキブリが化け物になったのお前のせいだかんな!」(ФωФ)
大魔王「あ、主のわしをお前呼ばわり・・・」プルプル
~東の国 王宮 地下~
ゴーレム「」ズラー
キラーマシン「」ズラー
うごくせきぞう「」ズラー
部長「決死隊を編成しました」(´・ω・`)
大魔王「前とどう違うんだ?」
部長「今回はゴキブリとの戦闘はなるべく避けて」
大魔王「避けてどうする?」
部長「ゴキブリの巣にホウ酸ダンゴを置いてくるという」(´・ω・`)
大魔王「微妙な作戦だな・・・」
-
- 16 : 2016/07/21(木) 05:51:31 :
- ~国立魔法大学ドラゴンスレイヤー部~
部長「そなたが新たな部長だ!」(`・ω・´) ビシッ
射手「えっ、アタシ?」ギョッ
副部長「そうよ、貴女が部長」
射手「あ、アタシ、ドラゴン一匹も・」アセアセ
部長「他の部員もみんな単独でのドラゴン駆逐数は0だから」(´・ω・`)
商人「そやな」← 駆逐数0
魔女「確かに」← 駆逐数0
盾士「0ですね」← 駆逐数0
鎧娘「0です」← 駆逐数0
射手「で、でも・・・」アセアセ
部長「共同での撃破数ならお前が一番多い」
副部長「貴女、部長のパーティーに入ってる事が多かったから」
射手「ぶ、部長なら魔女の方が・・・」アセアセ
部長「いや、ドラゴンを一番凹ったヤツが部長になるのが伝統だから」(´・ω・`)
射手「単独でドラゴン撃破してないのに・・・」オドオド ← 単独駆逐数0
部長「自分も副部長との共同撃破ばかりで単独駆逐数は数えるほどだよ」← 共同撃破は多数
副部長「二人での共同作業です///」ムフフ
魔女「あたしも僧侶達との共同撃破ばかりで単独駆逐数は0よ」
副部長「単独駆逐数が三桁とかいってるのって、勇者センパイだけだから」← やはり単独駆逐数0
射手「むー」
部長「で、魔女が副部長」(´・ω・`)
魔女「はい」
部長「商人は引き続きマネージャー」(´・ω・`)
商人「まかしときぃ」
遊び人「アタシは、アタシは~?」ピョンピョン
副部長「もちろん平部員」(ФωФ) キッパリ
遊び人「とほほ」
商人「よっしゃ、射手の部長就任祝いをパーっとやろか!射手の奢りでー」
射手「げっ!」ガクブル
-
- 17 : 2016/07/22(金) 22:20:13 :
- 射手「え゛?」ギョッ
盾士「ゴキブリの駆除?」キョトン
鎧娘「なんで私たちが?」
部長「ドラゴンが絶滅危惧種に指定されて狩れないから」(´・ω・`)
副部長「それに経験値集めて部員のレベルアップの為にも」
魔女「でも、なんでゴキブリ?」
遊び人「アタシ、ゴキブリきらーい」プルプル
部長「バイト代が出るんだけど」(´・ω・`)
商人「おっしゃ、うちらにまかしときぃ!」
副部長「コイツはそう言うと思ったw」
~東の国 王宮 厨房~
鎧娘「たあっ!」ポカスカ ← 猫パンチ
よろいむすめのこうげき!
ゴキブリAをたおした!
盾士「シールドアタック!」つ『ゆうしゃのたて』バキッ!
たてしのこうげき!
ゴキブリBをたおした!
射手「ぬー」つ『オーディンボウ』キリキリ ピュンッ
いてのこうげき!
ゴキブリCをたおした!
魔女「『メラゾーマ』!」ゴオオオオー
まじょはじゅもんをとなえた!
ゴキブリDをたおした!
商人「とうっ!」つ『どくがのこな』バサッ
しょうにんはどくがのこなをつかった!
ゴキブリEはからだがしびれてうごけない!
商人「死ねっ!」つ『てつのやり』ブシャッ
しょうにんのこうげき!
ゴキブリEをたおした!
ゴキブリF「じょうじ!」ガジガジ
遊び人「ぎゃー、喰われる~(泣)」ジタバタ
部長「とうっ!」スパッ
ぶちょうのこうげき!
ゴキ//ブリF「じ?」ズバァ
ゴキブリFをたおした!
ゴキブリG「じょうじ!」
ゴキブリGはなかまをよんだ!
ゴキブリHがあらわれた!
ゴキブリIがあらわれた!
ゴキブリJがあらわれた!
・
・
・
ゴキブリZがあらわれた!
射手「ぎゃー!(泣)」
商人「な、なんちゅう数や!」ガクガク
-
- 18 : 2016/07/23(土) 05:58:17 :
- ~東の国 王宮 総務課~
部長「今日の分のバイト代を払うよー」(´・ω・`) ジャラッ
盾士「わーい」ボロッ ← 戦士タイプなので前衛
鎧娘「わーい」ヨロヨロ ← 武闘家タイプなので前衛
部長「ゴキブリ討伐一匹50Gだからね」(´・ω・`)
射手「///」つ『お金』ホクホク ← 後衛なので無傷
魔女「もう、MPがすっからかんだわ~」つ『お金』 ← コイツも後衛
商人「うーん、毒蛾の粉を使こうたさかい儲けが少ないなー」つ『お金』← 経費は出ません
遊び人「あのー、アタシもバイト代~」ボロッ
部長「遊び人は何匹討伐したの?」(´・ω・`)?
遊び人「一匹も討伐出来ません~(泣)」シクシク
部長「完全歩合制なんで、君にはお弁当の支給だけ」つ『べんと』
遊び人「とほほ」
~東の国 王宮 謁見の間~
部長「ゴーレム隊とバイト隊を投入して、厨房のゴキブリは駆除しました」(´・ω・`)
大魔王「そうか、良かった、良かった」アンシン
側近「しかし、生き残りが地下食糧庫の方に逃げ込んだようで」
大魔王「地下の食糧庫、そんなのあったか?」
側近「籠城用の非常食が備蓄されている倉庫で普段は使ってないんですけどー」
大魔王「非常食の備蓄ってどれくらいあるんだ?」
側近「一年くらい籠城しても平気なくらい」(ФωФ)
大魔王「めっちゃあるじゃん!」ガバッ
部長「繁殖力強いから、このままほっとくと増えますね、ゴキブリ」(´・ω・`)
-
- 19 : 2016/07/23(土) 09:20:31 :
- ~東の国 王宮 地下~
部長「えー、それでは二次討伐隊を編成します」(´・ω・`)
ゴーレム(焼きレンガ製)「」ノシノシ
キラーマシン(鋼鉄製)「」ガチャガチャ
うごくせきぞう「」ズシンズシン
部長「突撃隊は損害に構わず前進!」
側近「ふむふむ」(ФωФ)
盾士「今日も頑張る!」
鎧娘「えいえいおー!」
魔女「前衛はまかせたわ」
遊び人「なんかやだなー」
商人「バイト代のためや、がんばりぃ!」
射手「///」コクコク
部長「バイト隊は突撃隊に後続して戦果を拡大!」
側近「ふむふむ」(ФωФ)
ゴーレム(干しレンガ製)「」ノシノシ
キラーマシン(ベニヤ製)「」ギイギイ
うごくもくぞう「」ギシギシ
部長「工作隊は隙を見てゴキブリの巣にホウ酸ダンゴを設置!」
側近「そこでホウ酸ダンゴかよ!」(ФωФ)
~東の国 王宮 地下食糧庫~
ゴキブリA「じょうじ!」ブンッ
キラーマシンA「」グシャッ
射手「むー」キリキリ ピュンッ
いてのこうげき!
ゴキブリB「じょうじ!」ドカッ
ゴーレムA「」ガラガラッ
商人「あかん、突撃隊が次々殺られとる!」アセアセ
魔女「前より増えてない?」
鎧娘「とりゃあー!」ドカッ
よろいむすめのぶちかまし!
ゴキブリCをたおした!
ゴキブリD「じょうじ!」ブンッ
ゴキブリDのこうげき!
鎧娘「げふっ!」ドクドク
よろいむすめにダメージ!
ゴキブリE「じ、じ・」ガジガジ
遊び人「たしけて~(泣)」ジタバタ
盾士「敵が多すぎる~(汗)」つ『ゆうしゃのたて』
たてしはみをまもっている!
商人「て、撤退や、撤退!」
魔女「まさかこんなに増えてるなんて!」
-
- 20 : 2016/07/23(土) 11:31:19 :
- ~東の国 王宮 ゴキブリ対策室~
側近「うーむ、想像以上の繁殖力」(ФωФ)
部長「ホウ酸ダンゴは効いてるんですけどねー」(´・ω・`)
側近「こちらが駆除するよりも増える方が速くて追いつかん」
部長「地下食糧庫の備蓄の量だとかなりの数のゴキブリが・・・」
側近「なんとかこれ以上増えるのを止めないと」
部長「あっ」
側近「どした?」(ФωФ)
部長「良い事思いつきました」(´・ω・`)
~東の国 王宮 地下食糧庫~
サッキュバスA「突撃~♪」キャー
サッキュバスB「精気を無制限で吸い放題!」ギラギラ
ゴキブリ「じ、じょうじ!」ビクゥ
サッキュバスC「逃げんな!」ガシッ
ゴキブリ「じ、じ・」ガクガク
サッキュバスC「むふふ///」チューッ ズルズル
ゴキブリ「じ・・・」カサカサ
側近「なるほど、サッキュバスなら王宮にいっぱい居るしな」(ФωФ)
部長「とにかくサッキュバスさん達にゴキブリの精気を根こそぎ奪ってもらって・・・」(´・ω・`)
側近「繁殖力さえ奪えば、後はなんとでもなるな」
~~
サッキュバスA「げぷっ///」マンプク
ゴキブリA「」カサカサ
サッキュバスB「むふっ///」ツヤツヤ
ゴキブリB「」ピクピク
サッキュバスC「こらっ、もっと吸わせろ!」ユサユサ
ゴキブリC「」チーン ← 死んでます
側近「初めてアイツらが役にたった」(ФωФ)
部長「後はとどめのホウ酸ダンゴで」(´・ω・`)
側近「やっぱりホウ酸ダンゴなんだな・・・(汗)」
-
- 21 : 2016/07/23(土) 11:42:34 :
- ~東の国 王宮~
大魔王「やっとゴキブリを駆除出来たか」ホッ
部長「なんとか」(´・ω・`)
大魔王「ふうっ、やれやれだな」
側近「元はと言えばお前が悪い」(ФωФ) ジロッ
大魔王「主の事をお前って言うな!」プンスカ
側近「まったく、ゴキブリを魔物に変えてしまうなんて・・・」
王女「きゃー、きゃー!」バタバタ
キレイなお姉さん系サッキュバス「きゃー!」ドタドタ
大魔王「どうした、またゴキブリか?」スザッ
王女「お庭にハチが!」プルプル
側近「蜂?」(ФωФ)
キレイなお姉さん系サッキュバス「お妃様が刺されそうになって!」アセアセ
大魔王「庭の花壇にミツバチでも?、それとも危険なスズメバチか!」
王女「そ、それがスゴい大きなハチで!」アタフタ
キラービー「」ブーン
部長「えーと、あれキラービーですねー」(´・ω・`)
大魔王「は、ハチの魔物・・・」ガクガク
側近「またお前のせいだろ、きっと」(ФωФ)
大魔王「くっ・・・」
部長「キラービー駆除しますか?」(´・ω・`)?
側近「コイツを駆除しないとキリがない」(ФωФ)
大魔王「主の事をコイツって言うな!」ゴラァ
部長「どうしましょう、スパッと逝きますか?」(´・ω・`)つ『ドラゴンスレイヤー』スラリ
側近「何か言い残す事はあるか?」(ФωФ)
大魔王「やめー!(泣)」
-
- 22 : 2016/07/25(月) 22:23:25 :
- 大魔王(♂):数百年の眠りから目覚め、東の国を制圧し君臨中。
数百年の眠りからの寝起きだからかイマイチ調子が出ない。
ビジュアル的には渋い男前。
側近(♀):大魔王に魔界から召還された魔族。
大魔王の右腕だが、頼りない大魔王に反抗的。
小悪魔的な魅力の美女。
王女(♀):東の国の国王の娘、大魔王に色々と責任取らせて嫁に。
普段はおっとりしているが、酒乱気味。
サッキュバスたち(♀):大魔王が魔物を召還しようとすると、高い確率で召還されてしまい王宮内はサッキュバスだらけ。
様々なタイプがいるが全員エロい美女。
東王(♂):東の国の元国王、地下牢で快適な引きこもり生活中。
大臣(♂):東の国の大臣、有能な人材なので引き続き国政の面倒をみている。
知的なイケメン。
部長(♂):光の女神の加護を受けた『勇者』だったが、就活の結果、東の国の公務員に採用され総務課秘書室付き『魔王』に就任。
ドラゴンスレイヤー部先代部長。
ドラゴンスレイヤーランキング二位
『竜王』を倒した。
副部長(♀):部長の幼なじみで婚約者、高位の賢者で国立魔法大学の新米教員として働いている。
ドラゴンスレイヤー部先代副部長。
勇者(♂):ドラゴンスレイヤー部先々代部長。
歩く核兵器級の戦闘力だが生活力はない。。。
ドラゴンスレイヤーランキング一位
『魔王』(先代)を倒した。
光の女神(♀):勇者のストーカーから嫁にランクアップ。
勇者と同じでやはり生活力に問題が。。。
-
- 23 : 2016/07/26(火) 07:48:53 :
- ~勇者国 冒険者の酒場~
副部長「こんにちはー」
部長「ちわー」
女主人「あら、いらっしゃい、久しぶりねー」
副部長「今、東の国に住んでるから~」
女主人「貴女、魔法大学で先生してるんじゃなかったの?」
副部長「夫の仕事の都合で」(ФωФ)
部長「まだ夫じゃないですけどね」(´・ω・`)
女主人「仕事の都合って?」
副部長「宅のは東の国の上級公務員をしておりますの」(*´∇`*) オホホ
部長「上級って勝手につけないで」(´・ω・`)
女主人「公務員って何やってんの?」
副部長「宅のは総務課の秘書室付きのエリートコースを突き進んでますの」(*´ω`*) ウフッ
女主人「へー、役職とかあんの?」
部長「『魔王』って、役職なのかなー?」(´・ω・`)?
女主人「『魔王』?」キョトン
部長「『大魔王』の直属だからって・・・」
副部長「『側近』さんはもう居るしねー」
光の女神「ごらぁー!」プンスカ!
部長「あっ、居たんスか」
光の女神「アタシの加護を受けた『勇者』が『魔王』を名乗るなんて~」プルプル
副部長「でも、向こうはお給料出るしー」
光の女神「ぐっ」
部長「光の女神の『勇者』って報酬ないですよね」(´・ω・`)
光の女神「そ、そなたには『大魔王』を倒す使命が・・・」
部長「けど、大魔王さん割りと良い王様ですよ」(´・ω・`)
副部長「王女さんとも仲良しだしねー」
光の女神「ぐぬぬ」
-
- 24 : 2016/07/26(火) 07:57:25 :
- 女主人「あっ、注文とるの忘れてた、何か飲む?」
部長「じゃ、ビールで」
副部長「あたしもー」
光の女神「アタシも~」
女主人「お前、金ないだろ」
光の女神「ぎくっ!」
女主人「だいぶツケも溜まってるんだけど・・・」
光の女神「ぎくぎくっ!」
女主人「じゃ、ビール2つねー」
光の女神「部長くーん、奢って~」トホホ
部長「仕方ないなー」(´・ω・`)つ『お金』
副部長「うちの夫(仮)にタカるな」(ФωФ)
女主人「じゃ、ビール3つ」トンッ
光の女神「んぐっ、んぐっ、んぐっ」ゴクゴク
副部長「一気飲み」
光の女神「ぷはー」つ『空ジョッキ』ドンッ
部長「もう飲んだんスか?」(´・ω・`)?
光の女神「お代わり~///」
副部長「だからうちの夫(仮)にタカるな」(ФωФ)
光の女神「ウチのダンナの収入が不安定で~」
部長「センパイまだ就職決まってないんスか?」(´・ω・`)?
光の女神「そーなのよー」トホホ
副部長「スペック高いのに・・・」
光の女神「勇者スキル完ストとかドラゴンスレイヤーランキング一位とか、『光の女神』の加護を受けた『勇者』として『魔王』を倒したとか、就活に関係ないスペックばっかでー」
部長「『光の女神』の加護を受けた『勇者』って、やっぱり世間に評価されないんだな・・・」(;・ω・)
副部長「あたし達も『竜王』倒してんのにそこはあんまり評価されてないわよね」(ФωФ)
-
- 25 : 2016/07/28(木) 12:58:54 :
- 勇者「はああ~、疲れたー」トボトボ
光の女神「お帰り~♪」
勇者「はああ」ノシッ
光の女神「その様子だと今日も仕事見つからなかったのね」
勇者「うん」
光の女神「とほほ」
勇者「お腹減ったなー」グーギュルルル
光の女神「暴れ牛鳥とか食べれる魔物もいなかったの?」グーギュルルル
勇者「うん」グーギュルルル
光の女神「お金も無いよね」グーギュルルル
勇者「うん」グーギュルルル
光の女神「お腹減ったなー」グーギュルルル チラッ
部長「これで何か食べて下さい」( ;∀;)つ『お金』
光の女神「やったー、日替わり定食2つね~♪」
女主人「日替わり2つオーダー入りました~」パタパタ
副部長「うちの夫(仮)にタカるなって」(ФωФ)
女主人「はい、日替わり2つ」コトッ
光の女神「ごちになります」モグッ
勇者「部長くんは東の国で公務員やってるんだっけ?」モグモグ
部長「ええ、まあ」(´・ω・`)
勇者「給料ってどれくらい貰ってんの?」モグモグ
部長「ええと」(´・ω・`)つ『給与明細』ガサゴソ
副部長「見せて!」つ『給与明細』サッ
部長「あっ」
副部長「ふむふむ、あっ、あたしの月給の倍くらいある!」ガクガク
部長「大学の給料って安いの?」(´・ω・`)?
副部長「いや、部長の給料が多いの」
光の女神「アタシ新しい服が欲しー」(*´∇`*)
副部長「うちの夫(仮)にタカるな!」(ФωФ)
光の女神「ちぇっ」
副部長「でも、ヨメ(仮)には服買ってね」(*´∇`*)
-
- 26 : 2016/07/29(金) 15:59:17 :
- ~東の国 王宮~
大魔王「害虫駆除のバイト?」
部長「ええ、自分は色々と仕事がありますのでー」(´・ω・`)
大魔王「この前の学生アルバイトか?」
部長「学生さんは平日は授業があるのでー」
大魔王「他のヤツか、使えるのか?」
部長「自分の部活のセンパイっス」(´・ω・`)
大魔王「ドラゴンスレイヤー部?」
部長「自分の前の代の部長っス、ドラゴンスレイヤーランキング一位っス」
大魔王「部長くんより強いのか!」ガクガク
部長「うちのヨメ(仮)がMP全使いして強化魔法をバキバキにかけた状態の自分が・・・」
大魔王「その状態の部長くんが?」
部長「素のままのセンパイと同じくらいっスねー」(´・ω・`)
大魔王「そ、それは、半端じゃない強さだな・・・(汗)」
~東の国 王宮 庭園~
キラービー「」ブーン
部長「取りあえず駆除して下さい」(´・ω・`)
勇者「おっけ~」
部長「庭園、いや、王宮がヤバいので大規模破壊呪文とかはやめて下さいね」
勇者「ぐっ」
大魔王「大規模破壊呪文って、なんなんだ?」ガクガク
部長「センパイならこれくらい簡単でしょ」(´・ω・`)つ『箸』サッ
蜜蜂「」プーン
部長「はっ!」つ『箸』パシッ!
大魔王「は、箸で飛んでる蜜蜂をつかんだ!」ガクガク
勇者「いやまあ、出来るけどさ」つ『箸』パシッ!
大魔王「そんなの出来るの宮本武蔵かお前らだけだ!」ガクガク
-
- 27 : 2016/07/29(金) 21:10:47 :
- 勇者「むー」つ『小石』ポンポン
キラービー「」ブーン
勇者「とうっ!」(* ̄∇ ̄)ノ ブンッ
ゆうしゃのこうげき!
キラービー「!」ビシッ! ポトッ
キラービーをたおした!
勇者「とう、とうっ!」(* ̄∇ ̄)ノ ブン ブンッ
ゆうしゃのこうげき!
キラービー「!」ポト ポトッ
キラービーをたおした!
大魔王「小石を投げるだけで・・・」
部長「後はセンパイに任せますねー」(´・ω・`)
~~
勇者「とうっ!」ビュンッ
ゆうしゃのこうげき!
キラービー「」ビシッ! ボトッ
キラービーをたおした!
部長「センパイ、お疲れさまです、休憩してお昼にして下さい」(´・ω・`) トテトテ
勇者「もうそんな時間か、お弁当か何か出んの?」
部長「食券出しますから王宮の食堂で食べて下さい」つ『食券』ピラッ
勇者「食券制なのか、ここ・・・」
光の女神「・・・」グーギュルルル
勇者「あっ!」
光の女神「・・・」グーギュルルル
勇者「ぶ、部長くん、出来れば嫁の分の食券も・・・///」
部長「センパイの奥さんなんでここに居るんですか」(´・ω・`)つ『食券』シブシブ
-
- 28 : 2016/08/04(木) 20:10:40 :
- ~東の国 王宮 食堂~
光の女神「夫~、ここ、ご飯とお味噌汁お代わり自由だよ♪」ヒャッハー
勇者「恥ずかしいから大声出さないで///」
光の女神「アタシも働くのならこんな職場が良いなぁ~」モグモグ
勇者「そんな事言って、働いた事無いでしょ」モグモグ
光の女神「ここでなら頑張れる気がする///」モグモグ
部長「(光の神の加護を受けた『勇者』が『大魔王』の部下になったって怒ってたのに、『光の女神』の自分は良いのか・・・)」
勇者「あれっ、部長くん食事は?」モグモグ
部長「あっ、自分は家からお弁当持って来てるので」(´・ω・`)
勇者「そっか、副部長の作った『愛妻弁当』だな」モグモグ
部長「まだ、ヨメ(仮)ですけどね」
光の女神「良いなー、『愛妻弁当』アタシも食べたい~」モグモグ
部長「どちらかというと貴女は作る方でしょ!」(`・ω・´) ビシッ
光の女神「夫~、今度『愛妻弁当』作って~♪」アマエッ
部長「えーと、専業主婦ですよね」
勇者「うん」
部長「家事とかは・・・」
勇者「聞かないで(泣)」
部長「・・・」(;・ω・)
勇者「そっちのヨメ(仮)と交換しない?」
部長「イヤです」キッパリ
-
- 29 : 2016/08/04(木) 20:26:20 :
- ~東の国 王宮~
王女「きゃー、きゃー」パタパタ
大魔王「どうしたのだ?」
王女「花壇にイモムシが!」プルプル
大魔王「なんだ、それくらいで・・・」ヤレヤレ
王女「もんすごい大きいんですけど・・・」ジトー
大魔王「ま、また、魔物化してんの?」ガクガク
~東の国 王宮 花壇~
キャタピラー「」ウゾウゾ
大魔王「イモ虫と言えばイモ虫だが・・・」
側近「またお前の闇のオーラのせいか」(ФωФ)
大魔王「お前って言うな!」プンスカ
キャタピラー「」ウゾウゾ
部長「センパイ、お願いします」(´・ω・`)
勇者「了解!」チャキッ!
ゆうしゃのこうげき!
~東の国 王宮~
王女「きゃー、きゃー」パタパタ
大魔王「今度はなんだ?」
王女「バルコニーで景色を眺めてたら大きな蝶が!」アタフタ
大魔王「なんだ、蝶か」
王女「お付きの娘がこんな風になって」つ『サッキュバス』ズルズル
エロい人妻系サッキュバス(マヒ)「」シビビ
大魔王「それ、蝶じゃなくて毒蛾でしょ・・・(汗)」
~東の国 王宮 バルコニー~
しびれあげは「」ヒラヒラ
大魔王「あっ、蛾じゃなくてホントに蝶だ!」
王女「でしょー」プクーッ ← ちょっとふくれてる
部長「センパイ、お願いします」(´・ω・`)
勇者「了解!」チャキッ!
ゆうしゃのこうげき!
-
- 30 : 2016/08/04(木) 20:56:21 :
- ~東の国 王宮 総務課~
部長「害虫駆除の費用がバカになんないなー」(´・ω・`) パチパチ ← そろばん
側近「あのバカのせいだ」(ФωФ) チッ
大魔王「誰がバカだ!」ゴラァ
部長「あっ、いたんスか」
側近「虫やなんかが魔物化してんの全部お前のせいだろ」
大魔王「そ、それとバカとは関係ないだろ!」
部長「大魔王様、闇のオーラとか魔素とか出すの止めて貰えませんか?」(´・ω・`)
大魔王「どうやったら止められるのか、こっちが聞きたいわ!」イライラ
部長「止められないんスか?」(´・ω・`)?
大魔王「闇のオーラとか、別に出したくて出してる訳じゃないからな」フンッ
側近「お前の息の根を止めたら止まるんじゃないないのか?」(ФωФ) ジロッ
部長「あっ、なるほど」(`・ω・´)つ『ドラゴンスレイヤー』スラーリ
大魔王「やめー!(泣)」
側近「勇者国の『王様』が『勇者』に『魔王』討伐を依頼する気持ちが、最近良くわかるようになってきた」(ФωФ)
大魔王「わかるなー!」ゴラァ
王女「きゃー、きゃー」パタパタ
部長「あっ、また」(´・ω・`)
大魔王「今度は何の虫だ?」
王女「裏庭の木が急に動き出して!」
大魔王「木?」
側近「木か・・・」(ФωФ)
~東の国 王宮 裏庭~
じんめんじゅ「」ウゾウゾ
部長「えーと、どっちを?」(´・ω・`)つ『ドラゴンスレイヤー』チャキッ
大魔王「?」キョトン
側近「大魔王の方を先に斬れ」(ФωФ) キッパリ
大魔王「その『どっち』なのか!」ガクガク
-
- 31 : 2016/08/05(金) 20:42:00 :
- ~東の国 王宮~
大魔王「ふぁああ、ヒマだなー」ノビッ
側近「お前はなにも仕事してないからな」(ФωФ)
大魔王「ぎくっ」
側近「いつも王宮内をうろうろしてるだけだろ、お前」(ФωФ)
大魔王「ぎくぎくっ」
側近「国政はあたしと大臣がみてるし、王女様と結婚してからは勇者国も攻めてないし・・・」クドクド
大魔王「ぎくぎくぎくっ」
側近「部長くんが『魔王』に就任してからは更に・・・」クドクド
大魔王「あ、アークデーモン召還して来ようかなー」ソソクサ
側近「またサッキュバスが増えるだけだから止めとけ!」(ФωФ)
大魔王「うっ」ピタッ
側近「最近は全然成功してないだろ、もうサッキュバスは要らない」(ФωФ)
大魔王「じゃ、じゃあ、王宮内を視察して・・・」ソソクサ
側近「それを王宮内をうろうろしてるだけって言ってんだ」(ФωФ)
~東の国 王宮 庭園~
勇者「とうっ!」ブンッ
ゆうしゃのこうげき!
ガメゴン「ぐはっ!」ドクドク
ガメゴンをたおした!
勇者「これで終わりかな?」キョロキョロ
王女「それにしても庭園の池の亀まで魔物になってしまうなんて~」ヤレヤレ
部長「センパイ、お疲れさまです、お昼にして下さい」(´・ω・`) トテトテ
勇者「もうそんな時間?」クルッ
部長「食堂の食券を」(´・ω・`)つ『食券』ピラッ
光の女神「///」グーギュルルル
部長「また来たんスか・・・」
勇者「部長くん、食券をもう一枚」
部長「バイト代から引いといて良いですか?」つ『食券』ピラッ
勇者「そ、それだけは・・・」オーマイガッ
-
- 32 : 2016/08/05(金) 21:13:12 :
- ~東の国 王宮 食堂~
光の女神「今日もここのご飯は美味しい///」モキュモキュ
部長「せめてセンパイの仕事をちょっとでも手伝ってくれたら食券出しやすいんスけどー」(´・ω・`)
光の女神「『神』には他の大事な仕事があるから、普通の仕事とかしないのだ」モキュモキュ
勇者「大事な仕事って?」モグモグ
光の女神「そ、それは神々の秘密でここでは言えない///」モキュモキュ
勇者「ここでは言えないって・・・(汗)」
部長「つまり、口から出まかせなんスね」(´・ω・`)
光の女神「大体、『神』と言うものは働いたりせずに、神殿への寄進とかお布施とかお供えとかで生活するものであって・・・」モキュモキュ
勇者「神殿ないじゃんw」
光の女神「部長くんもアタシへのお供え物のつもりで毎日食券を用意しなさい///」モキュモキュ
部長「堂々のタカり宣言っスか」( ̄□ ̄;)!!
光の女神「まったく、最近は寄進とかお布施とか全然無いし、祭祀とかはどうなってるんだ!」プンスカ
部長「怒りだした」(;・ω・)
勇者「神殿とか無いけど、『光の女神』の祭祀ってどうなってんの?」
光の女神「アタシの祭祀は各国の王家がやっているのだ」エッヘン
勇者「ああ、なるほど・・・」
光の女神「でも、東の国の王家はもう祭祀やってくんないし」イジイジ
部長「大魔王が王様っスからね」(´・ω・`)
勇者「勇者国の王家は?」
光の女神「ああーっ、最近勇者国の王様全然アタシにお供えしてないー!」ガタン!
部長「いやまあ、この実態を知ってしまったら祭祀を続ける気が・・・」(;・ω・)
光の女神「どゆ意味」(ー。ー#)
-
- 33 : 2016/08/05(金) 21:41:31 :
- ~東の国 王宮 地下~
大魔王「『えろいむえっさいむ、えろいむえっさいむ・・・』」ブツブツ
側近「また召還かよ・・・」(ФωФ)
部長「他に仕事ないっスから」(´・ω・`) ← ヘンなモノ召還した時追い返す用に待機
側近「アイツはヒマかも知れんが部長くんは仕事が・・・」イライラ
大魔王「お前らうるさい、気が散る!」プンスカ!
側近「ほら、また失敗した時用に予防線張ってる」(ФωФ)
部長「お前らのせいで気が散ったからって?」(´・ω・`)?
大魔王「くっ」プルプル
魔方陣「」パアア
大魔王「『出でよ、アークデーモン!』」ゴゴゴゴゴ
魔方陣「」カアッ
サッキュバス(♀)「!」ポンッ
大魔王「ああっ!」ガクガク
側近「やっぱり」(ФωФ)
サッキュバス(♀)「?」キョロキョロ
部長「今日のは何系サッキュバスっスかねー?」(´・ω・`)?
サッキュバス(♀)「///」モジモジ
側近「うーん、妹系ってとこかなー」(ФωФ)
部長「またサッキュバス増えましたねー」(´・ω・`)
大魔王「ううっ(泣)」シクシク
側近「泣くなw」
部長「うちのヨメ(仮)が召還の方法が間違ってるっポイってー」(´・ω・`)
大魔王「ええっ!」ガクガク
側近「そういや、部長くんの嫁は魔法大学の研究者だったなー」
部長「魔方陣も呪文もなんかちょっとおかしいってー」(´・ω・`)
大魔王「え、えーと、どこがおかしいのか奥さんに教えて貰えんもんかな(汗)」
部長「うちのヨメ(仮)は大学の授業とか研究とか家事とか色々と忙しくてー」(´・ω・`)
大魔王「そ、そこをなんとか!」ドゲザッ
側近「情けない・・・」(ФωФ)
-
- 34 : 2016/08/05(金) 22:03:54 :
- ~東の国 王宮 地下~
副部長「魔方陣はー、ここんとこが間違っててー」φ(..) カキカキ ← 魔方陣修正中
大魔王「ふむふむ///」
副部長「呪文もー、『エロイムエッサイム、我は求め訴えり』って唱えてー」
大魔王「ふむふむ///」
側近「何で間違ってるって?」(ФωФ)
副部長「この前、失敗して『古きもの(古代神)』を召還しちゃったから、原因を調べてて」
部長「大学で?」(´・ω・`)?
副部長「召還術の専門の教授もいるし、一般には非公開の魔導書とかも有るから」
部長「忙しいのに良く調べたなー」
副部長「魔法の研究なら仕事時間中に出来るから///」テヘッ
大魔王「よ、よーし、早速新しい魔方陣で召還を///」ワクワク
側近「いきなりかよ」(ФωФ)
副部長「魔方陣直したので、強力な魔物も、それこそ神だろうと悪魔だろうと召還出来ますから気をつけて下さいね」
大魔王「え、えーと、気をつけるってどうやって・・・(汗)」
側近「なんかスゴい悪寒」(ФωФ)
部長「センパイ呼んで来るんでちょっと待って下さい」(;・ω・)
~~
勇者「何すれば良いの?」キョトン
部長「何かヘンなモノを召還した時に追い返す仕事です」(´・ω・`)
勇者「ヘンなモノ?」
副部長「この前は失敗して『古きもの』を召還しちゃって・・・」
勇者「古代神を?」
部長「二人がかりでなんとか追い返したんですけど」(´・ω・`)
副部長「もっと強力なのが召還された時のためにセンパイも待機を」
大魔王「なんか失敗する事前提で準備してない?」タラー
側近「大丈夫だ、誰もお前の事は信用してない」(ФωФ) キッパリ
-
- 35 : 2016/08/05(金) 22:24:12 :
- 魔方陣「」パアア
大魔王「『エロイムエッサイム、エロイムエッサイム・・・』」ブツブツ
側近「今度はスゴいエロいサッキュバスとかかなー」(ФωФ)
部長「それくらいで済んだらまだマシですよー」(´・ω・`)
魔方陣「」パアア
大魔王「『我は求め訴えりー!』」イライラ
勇者「バイト代別に出るかなー?」ワクテカ
副部長「それは夫(仮)に聞いて下さい」
魔方陣「」ズゴゴゴゴ
大魔王「『出でよ、アークデーモン!』」イライライラ
魔方陣「」カッ!
ペカー
大魔王「うわっ、眩っ!」
側近「アークデーモンじゃないな」(ФωФ)
部長「ですねー」(´・ω・`)
魔方陣「」ペカー
光の女神「!」ポンッ
副部長「あっ!」(゜ロ゜)
勇者「よ、ヨメだ・・・」
光の女神「ん、ん?」キョロキョロ
部長「『光の女神』を召還した・・・」
副部長「確かに神でも悪魔でも召還出来るって言ったけど・・・」(ー_ー;)
光の女神「はっ、ここがアタシの新しいお家///」ワクテカ
部長「ここに住み着くつもりですか」(;・ω・)
側近「ヘンなモノが出たから追い返せ」(ФωФ)
勇者「いや確かにヘンなモノだけど追い返すのは・・・(汗)」
部長「お昼ご飯奢りますから連れて帰って下さい」(´・ω・`)つ『食券』ピラッ
勇者「さあ、お昼ご飯食べたら帰るよ」つ『光の女神』ズルズル
光の女神「やだー、アタシここに住む~」ジタバタ
大魔王「な、なんで・・・」ガックリ
副部長「うーん、どうやら不調の原因は魔方陣や呪文だけじゃなかったみたいねー」ヒラヒラ
側近「結局、お前自身が原因なんだろ」(ФωФ)
大魔王「わ、わしのせいなのか!」ガクガク
-
- 36 : 2016/08/10(水) 21:35:04 :
- ~東の国 王宮~
王女「ねぇねぇ、貴方~///」アマエッ
大魔王「ん、なんだ?」
王女「わたくし、欲しいモノがあるんですけどー///」モジモジ
大魔王「欲しいモノ?」
~東の国 王宮 地下~
魔方陣「」パアア
側近「犬?」(ФωФ)
大魔王「妃が犬を飼いたいと言っててな」
側近「で、なんで召還なんだ?」(ФωФ)
大魔王「魔方陣も呪文も修正したし、今度こそ!」フンス
部長「犬なら召還するよりも、ペットショップかどこかで・・・」(´・ω・`)
大魔王「いや、妃のためにわしが最高の犬を召還して・」
側近「賭ける?」(ФωФ)
部長「じゃ、失敗に500Gで」(* ̄ー ̄)
側近「あたしも失敗に賭けたいw」
大魔王「ふん、見てろ、『エロイムエッサイム、エロイムエッサイム・・・』」ゴゴゴゴゴ
魔方陣「」カアッ
側近「どんな犬が出るのかな?」(ФωФ)
部長「そもそも犬が出ますかね?」(´・ω・`)?
大魔王「『我は求め訴えりー!』」
魔方陣「」カアアッ
犬?「!」ポンッ
大魔王「や、やったー!」ハアハア
側近「確かに犬っぽいけど」(ФωФ)
犬?「ぐるるる」×3
部長「首が3つありますねー」(´・ω・`)
側近「ケルベロス(地獄の番犬)だ」(ФωФ)
ケルベロス「がるるるる」×3
大魔王「これで妃も喜んでくれるな///」ホクホク
側近「いや、コレ連れて行ったら王女さん泣いちゃうだろ」(ФωФ)
部長「番犬には良いかも知れないけれど、ペットには・・・(汗)」(;・ω・)
-
- 37 : 2016/08/10(水) 21:52:12 :
- ケルベロス「ぐるるる」×3
大魔王「こんなに可愛いのに」ニカニカ
側近「どこがだ」(ФωФ)
大魔王「ほれ、お手」サッ
ケルベロス「がぶっ」ガジガジ
大魔王「ぎゃー!」ブッシャー
部長「だから、ペットじゃなくて番犬要員ですってー」(´・ω・`)
ケルベロス「がるるるる」×3
大魔王「痛いよー、痛いよー(泣)」ドクドク
部長「ワンコはちゃんと躾をしないと」(´・ω・`)
ケルベロス「がう、がう!」×3
部長「ほら、噛んじゃダメだって」( *・ω・)ノ
ケルベロス「がうっ!」
部長「とうっ!」(*`Д´)ノ!!!ブンッ
ケルベロス「あうっ!」バキッ
側近「ケルベロスを素手で・・・」(ФωФ)
ケルベロス「ぐるるる」ジリジリ
部長「むっ!」(`・ω・´)ノサッ
ケルベロス「きゅーん、きゅーん」シュン
部長「お手」(* ̄ー ̄)ノ サッ
ケルベロス「くーん」ポテッ
側近「地獄の番犬を手なずけた・・・」(ФωФ)
~東の国 王宮 正門~
ケルベロス「がるるるる」×3
光の女神「あっ、ワンコが居る!」
勇者「番犬かな?」 ← 害虫駆除のバイトに来た
ケルベロス「ぐるるる」×3
光の女神「お手するかなー?///」
勇者「いらない事すると噛まれるよ」
光の女神「大丈夫、大丈夫、お手」サッ
ケルベロス「がぶっ」ガジガジ
光の女神「ぎゃー!(泣)」ドクドク
勇者「ほら、噛まれた・・・(汗)」
-
- 38 : 2016/08/11(木) 11:43:29 :
- 王女「わたくし、可愛いワンちゃんとお散歩したいんですの~///」モジモジ
大魔王「ちょっと大型犬だけど・」
側近「あほ、王女様が食い殺されるわ!」(ФωФ)
大魔王「ぐぬぬ、ならばもう一度・・・」
側近「またケルベロス召還すんのか?」(ФωФ)
大魔王「くっ」
側近「可愛いワンちゃんって王女様が言ってんだろー」(ФωФ)
大魔王「き、貴様、主に向かってタメ口を・・・(怒)」プルプル
部長「あのー」(´・ω・`)
大魔王「なんだ!」
部長「こんな子で良いですかねー」つ『わんこ』プラーン
王女「きゃー、可愛い~♪」キャー
大魔王「ど、どうしたんだ?」
部長「ブリーダーに一匹譲ってもらいましてー」(´・ω・`)
側近「有能!」(ФωФ) ビシッ
わんこ「くーん」フリフリ
王女「きゃー、わたくしにも抱かせて~♪」ホクホク
大魔王「むー」
側近「むの~」(ФωФ) チラッ
大魔王「うっさい!」
部長「ちゃんと躾られてるし、雌犬だからあんまし吠えませんよ」(´・ω・`)
王女「お手するかな、お手」サッ
わんこ「わんっ」ポテッ
王女「きゃー、賢いっ!///」ウキウキ
大魔王「どれどれ、お手」サッ
わんこ「」プイッ
大魔王「・・・(汗)」タラー
わんこ「」ツーン
大魔王「お手と言ったら、お手」サッ
わんこ「がぶっ」ガジガジ
大魔王「ぎゃー!」ジタバタ
側近「賢い犬だなー」(ФωФ)
部長「でしょー」(´・ω・`)
-
- 39 : 2016/08/11(木) 19:53:20 :
- ~東の国 王宮 庭園~
王女「~♪」トテトテ
わんこ「」ハッハッハッ ← お散歩中
大魔王「わしも犬をお散歩させようかな」チラッ
ケルベロス「がるるるる」×3
側近「やめとけ、ケガすんぞ」(ФωФ)
王女「さあ、お散歩は終わりにして食堂でワンちゃんにご飯をあげましょう///」ニコニコ
わんこ「わんっ」フリフリ
部長「あー、お妃様、犬は雑食性で人間と同じモノを食べれますけど、人間用の味付けだと塩分が多すぎるので注意して下さい」(´・ω・`)
王女「まあっ、わたくしのお食事を分けてあげたりとかは出来ないのですか?」
部長「少しくらいなら大丈夫ですけど、あまりたくさんやるとダメですよ」
王女「わかりましたわ、さあ、行きましょ」トテトテ
わんこ「わんっ」フリフリ
大魔王「詳しいな、犬飼った事あるのか?」
部長「犬の飼育について書かれた本を2~3冊も読めばこれくらいは・・・」(´・ω・`)
大魔王「・・・」 ← 全然本読んでない
側近「やはり、むのー」(ФωФ) ケッ
大魔王「うるさい!」
~東の国 王宮 正門~
ケルベロス「がるるるる」×3
光の女神「ひーん(泣)」
勇者「どうしたの?」
光の女神「コイツが入れてくれない~」
ケルベロス「ぐるるる」×3
勇者「別に大丈夫だけど」スタスタ
ケルベロス「」シーン
光の女神「ホントに?」トテトテ
ケルベロス「がう、がうっ!」ガバッ
光の女神「ぎゃー、アタシだけ差別すんなー!(泣)」
-
- 40 : 2016/08/11(木) 20:51:16 :
- ~東の国 王宮 寝室~
王女「ワンちゃん、一緒に寝ましょうね~♪」ダキッ
わんこ「わんっ」フリフリ
大魔王「むー」ポツーン ← 放置中
王女「お休みなさーい」コテン
わんこ「わんっ」ポテッ
大魔王「ふうっ、わしも寝るか」モゾモゾ
王女「Zzz」スヤスヤ
わんこ「Zzz」スピー
大魔王「Zzz」クカー
~翌朝~
大魔王「おふぅ」ドクドク
王女「えーん、えーん(泣)」シクシク
側近「何があったんだ?」(ФωФ)
大魔王「わ、わしは何も・・・」ドクドク
側近「血塗れじゃん」(ФωФ)
部長「お妃様、泣いてないで、何があったんですか?」(´・ω・`)?
王女「大魔王様が浮気を~、えーん(泣)」シクシク
側近「浮気?」(ФωФ)
大魔王「わ、わしは何も・・・」ドクドク
王女「何もって、ベッドの中に裸の若い娘を連れ込んでたじゃないですかー(泣)」シクシク
側近「」(ФωФ) ジロッ
大魔王「わ、わしは何も!」アセアセ
部長「この娘の事か?」(´・ω・`)?
若い娘(?)「あっ、ご主人様~♪」フリフリ
部長「え、ご主人様って?」(´・ω・`)?
若い娘(?)「ご主人様、ボクです、ボク」フリフリ
部長「ボクっ娘には知り合いはいないけど・・・キミ尻尾生えてるね」(;・ω・)
若い娘(?)「良く見て下さいよ~」ピコピコ
部長「しかも、ケモ耳・・・」(;・ω・)
若い娘(?)「ボクの事、わかんないんですかー?」つ『わんこの首輪』
部長「もしかして、わんこ?」(´・ω・`)?
犬娘(わんこ)「そーでーす~♪」フリフリ
-
- 41 : 2016/08/11(木) 21:12:31 :
- 大魔王「」ゴゴゴゴゴ ← 闇のオーラ
側近「つまり、大魔王の魔素のせいで魔物化したと」(ФωФ) ジトー
犬娘「たぶん、そーでーす~♪」フリフリ
部長「ゴキブリが○ラフォーマーになるくらいですからねぇ」(´・ω・`)
大魔王「」ゴゴゴゴゴ ← 闇のオーラ
側近「ちっ、まったく厄介な」(ФωФ)
大魔王「舌打ちすんな!」
王女「えっ、浮気じゃなかったんですの?」オロオロ
大魔王「だから最初から浮気じゃないと」ドクドク
王女「どうしましょう、わたくし大魔王様をゴルフクラブでおもいっきりぶっ叩いてしまいましたわ」オロオロ
側近「ゴルフクラブ!」(ФωФ)
大魔王「もう凶器は使わないで(泣)」ドクドク
部長「えーと、この娘どうします、飼います?」(´・ω・`)?
王女「ワンちゃんじゃないから、もう良いです」プルプル
大魔王「わしが飼ったら色々とややこしくなるだろ」プルプル
側近「見た目は若い娘だからな」(ФωФ)
犬娘「ご主人様が飼って下さい///」フリフリ
部長「えっ、自分が?」(´・ω・`)?
側近「部長くん、この娘お家に連れて帰ってくれる?」(ФωФ)
犬娘「ボク、ご主人様なら、ペット(愛玩動物)でもペット(性奴隷)でも///」スリスリ
部長「すいません、それヨメ(仮)に殺されるんスけどー」( ;∀;)
大魔王「いや、元々部長くんが連れて来たんだし」
部長「でも、わんこを犬娘(わんこ)に変えちゃったのは大魔王様ですよねー」(´・ω・`)
-
- 42 : 2016/08/12(金) 12:49:14 :
- ~部長の家~
副部長「ペットを飼いたいって?」
部長「えーと、犬をー」(´・ω・`)
副部長「小さな白いお家に、わんちゃんかー良いわねー///」ムフッ
部長「実はもう貰って来てるんだけどー」(´・ω・`)
副部長「どんな子なの?」ワクワク
部長「賢くて大人しいメスの犬なんだけどー」(´・ω・`)
副部長「えー、見せて、見せてー///」
部長「おーい、入っといでー」オーイ
犬娘「おじゃましまーす///」トテトテ
副部長「え゛!」
犬娘「どーも、初めまして」ペコリ
副部長「どこが犬なのよ!」ゴラア
部長「ほら、尻尾生えてるでしょ」(;・ω・)
犬娘「生えてます」フリフリ ← シッポ
部長「耳もケモ耳だし」(;・ω・)
犬娘「ケモ耳です」ピコピコ ← ケモ耳
副部長「どー見てもコスプレした若い女の子なんだけど・・・」ワナワナ
部長「でも犬だよね」(;゜∀゜)
犬娘「そーでーす」ニカニカ
部長「お手」(* ̄∇ ̄)ノ サッ
犬娘「ハイっ」ポテッ
部長「お座り」(* ̄ー ̄)
犬娘「ハイっ」スワリッ
部長「ちんちん」(* ̄∇ ̄*)
犬娘「ご主人様、失礼します///」ゴソゴソ ポロン
副部長「ぎゃー!///」
部長「そのちんちんじゃなーい!///」!Σ( ̄□ ̄;)アセアセ
副部長「う、浮気は許さん!」つ『てんばつのつえ』ゴゴゴゴゴ
部長「浮気とかじゃないですぅ~(泣)」( ;∀;)
犬娘「そーです、まだ発情期の季節じゃないんでそーゆーの大丈夫です」キッパリ
副部長「じゃ、発情期の季節になったら?」
犬娘「もちろんご主人様と子作りします///」ポッ
部長「あわわ」Σ( ̄ロ ̄lll)
副部長「全然大丈夫じゃないー!『ザ・ラ・キ』!」パアア
ふくぶちょうはじゅもんをとなえた!
部長「ぐはぁ!」( ̄□||||!!
ぶちょうのいきのねをとめた!
犬娘「ぐはぁ!」( ̄□||||!!
いぬむすめのいきのねをとめた!
-
- 43 : 2016/08/13(土) 09:12:57 :
- ~東の国 王宮~
部長「というような事に・・・」((((;゜Д゜))) ガクガク ブルブル
犬娘「ボクもまだ死にたくない~」ガクブル
側近「確かにあのヨメ(仮)ならそうなりかねないな」(ФωФ)
大魔王「仕方ない、王宮の中庭に犬小屋でも建てて・」
犬娘「ボクは室内犬なんで犬小屋暮らしとか無理です」キッパリ
大魔王「(怒)」プルプル
側近「じゃあどうすんだよ」(ФωФ)
犬娘「この王宮でご主人様と暮らします///」フリフリ
部長「王宮で、一緒に?」(´・ω・`)?
犬娘「ハイ、愛欲にまみれつつ///」ハアハア
部長「発情期の季節じゃないって・・・」(´・ω・`)
犬娘「人間と暮らしてるとペットも人間化して年中発情可能に///」ハアハア
副部長「うらぁ!」つ『てんばつのつえ』ドカッ!
部長「な、なんでここに!」((((;゜Д゜))) ガクガク ブルブル
副部長「うーわーきーもーのー||||」ゴゴゴゴゴ
部長「ひいいっ」(゜ロ゜;ノ)ノ
副部長「『ギガイオナズン』!」パアア
部長「だ、大規模破壊呪文!」( ̄□||||!!
ふくぶちょうはじゅもんをとなえた!
ピカッ ズズーン ゴゴゴゴゴ ← 閃光&キノコ雲
王宮跡「」ヒュウウウウー ← 更地
部長「きっとこのような事に・・・」((((;゜Д゜))) ガクブル
側近「今のはどのあたりから妄想に入ったんだ?」(ФωФ)
犬娘「それはともかく、ご主人様、お散歩に連れて行って下さい」ハアハア
部長「そゆとこはわんこのままなんだな」(´・ω・`)
-
- 44 : 2016/08/15(月) 07:16:41 :
- 犬娘「///」フリフリ ← 尻尾
側近「しかし、わんこがたった数日で魔物化するとは・・・」(ФωФ) チラッ
大魔王「」ゴゴゴゴゴ ← 闇のオーラ
側近「面倒くさい魔素だな」(ФωФ)
大魔王「面倒くさい言うな」
側近「しかし、部長くんは毎日そばに居て良く平気だなー」(ФωФ)
部長「『光の神』の加護を受けた『勇者』ですから」(`・ω・´) ペカー ← 光の神の加護
側近「なるほど、護られてるのか」(ФωФ)
部長「自分よりも大魔王様と結婚してる王女さんの方が・・・」(´・ω・`)
王女「わたくしも王家の者ですから、『光の神』の加護を・」
部長「加護されてないみたいですよ?」(´・ω・`)? ペカー
王女「えっ?」シーン ← 加護無し
大魔王「」ゴゴゴゴゴ ← 闇のオーラ
王女「か、加護されてない?」ガクガク
部長「全然」(´・ω・`)
王女「な、なんで・・・」ガクガク
部長「『光の女神』の祭祀ってちゃんとやってます?」(´・ω・`)?
王女「そ、そう言えば全然・・・」ガクブル
側近「あっ、それでだ」(ФωФ)
王女「う~ん」フラ~
大魔王「あっ、妃しっかりしろ!」ダキッ
王女「う~ん、う~ん||||」プルプル
大魔王「だ、大丈夫か?」ゴゴゴゴゴ ← 闇のオーラ
側近「大丈夫じゃないだろ」(ФωФ)
部長「むしろ離れた方が・・・」(´・ω・`)
-
- 45 : 2016/08/15(月) 07:35:47 :
- ~東の国 王宮 病室~
王女「う~ん、う~ん||||」
大魔王「しっかりしろ、わしがついてるぞ」ゴゴゴゴゴ
側近「いや、むしろ離れろって」(ФωФ)
王女「ま、魔物になりゅう~||||」プルプル
部長「どんな魔物になるんスかねぇ」(´・ω・`)?
王女「魔物いやー(泣)」シクシク
大魔王「絶対にお前を魔物になんかさせないぞ」キリリッ
側近「いや、これお前のせいだろ」(ФωФ)
犬娘「ご主人様~、連れて来ましたー」トテトテ
光の女神「なんだ、なんだご飯食べてんのに」モグモグ
側近「お前、いつもうちの王宮で飯食ってんな」(ФωФ)
部長「えーと、王女さんに『光の神』の加護をー」(´・ω・`)
光の女神「イヤ」アッサリ
部長「そこを何とか」(´・ω・`)
光の女神「だって、ここの王家は全然アタシの事を奉って無いじゃん」
側近「まあ、大魔王が『光の女神』の祭祀はせんわな」(ФωФ)
光の女神「ちゃんと祭壇にお供えとか、お賽銭とかー」
側近「金目かよ」(ФωФ)
部長「でも、毎日ここでご飯食べてますよね」(´・ω・`)
光の女神「ぎくっ!」
部長「働いてないけど、食券もらってますよね」(´・ω・`)
光の女神「ぎくぎくっ!」
部長「これって、お供えしてるんじゃ?」(´・ω・`)?
光の女神「あ、アレは・・・だから部長くんには加護を」アセアセ
部長「自分は元々加護を受けた『勇者』っスよね」つ『食券』ピラッ
光の女神「とほほ」パアア ← 加護
-
- 46 : 2016/08/15(月) 07:49:23 :
- 光の女神「王宮の食堂の食券大量ゲット♪///」つ『食券』ビラッ
部長「まあ、お布施って事で・・・」(´・ω・`)
光の女神「じゃ、加護してあげる///」パアア
王女「うーん、うーん||||」ペカー ← 光の神の加護
側近「むー」(ФωФ)
王女「Zzz」スヤスヤ
大魔王「おおっ、顔色が良くなった」ゴゴゴゴゴ ← 闇のオーラ
側近「だからお前は離れろって」(ФωФ)
部長「いや、でも中和してるみたいなんで大丈夫ですよ」(´・ω・`) ペカー
側近「腐っても光の神だな」(ФωФ)
光の女神「誰が腐っとんじゃ!」(#`皿´) ゴラア
部長「ちなみに女神さん、この子を元に戻せます?」(´・ω・`)?
犬娘「?」ハッハッハ
光の女神「えーと、どうやって?」キョトン
側近「聞き返すのかよ」(ФωФ)
部長「やっぱり無理か」(´・ω・`) ザンネンムネン
犬娘「ボクはこのままで良いです、ご主人様///」ハッハッハ
部長「あっ、そう言えば、大臣さんは大丈夫なんですか、王宮に居る数少ない普通の人間でしょ?」(´・ω・`)?
側近「大臣なら大丈夫、執務室を王宮の大魔王の居室の反対側に引っ越した」(〃ω〃)
大魔王「それで最近姿を見かけないのか」
部長「それだけで大丈夫っスか?」(´・ω・`)?
側近「執務室には何重に結界張ってるし、あたしのお手製の護符も持たせてる」(〃ω〃)
部長「手厚いですねー」(´・ω・`)
側近「そりゃ、あたしの大切な人・///」(〃ω〃)
大魔王「え゛?」
側近「な、なんでもない!」(///ω///) カアーッ
-
- 47 : 2016/08/21(日) 08:29:52 :
- ~東の国 王宮 総務課秘書室~
部長「えー、新たに秘書室に配属された犬娘くんです、みんな仲良くしてあげてね」(´・ω・`)
犬娘「よろしくお願いします」ペコリ
サッキュバスA「なんだ女か・・・」チラッ
サッキュバスB「興味なし」シラー
サッキュバスC「Zzz」スピー
側近「仕事中に堂々と寝るな!」(ФωФ)
犬娘「ご主人様、ボクは何をすれば?」ハッハッハ
部長「えーと、この書類を・」(´・ω・`)
犬娘「犬なので読み書き出来ません」ハッハッハ
部長「どうしましょ?」(´・ω・`)?
側近「窓口業務でもやってもらうか」(ФωФ)
~総務課 窓口~
部長「じゃ、ここで窓口を」(´・ω・`)
犬娘「ボクはここで何をすれば?」ハッハッハ
部長「来客から用件を聞いて受付を」
犬娘「つまり社内No.1美人受付嬢ですね!」フリフリ
部長「めんどくさいからそういう事で良いよ、もう」(´・ω・`)
~総務課 秘書室~
犬娘「ご主人様、ご主人様」トテトテ
部長「来客かい?」(´・ω・`)?
犬娘「魔物を退治して欲しいそうです」フリフリ
部長「そーいうのは冒険者の店に・・・」
犬娘「来客は冒険者の店の人なんですけどー」ハッハッハ
部長「どゆこと?」(´・ω・`)?
-
- 48 : 2016/08/22(月) 07:17:10 :
- ~東の国 田園地帯~
副部長「でぇと、でぇと~♪」トテトテ
犬娘「おさんぽ、おさんぽ~♪」クンクン
副部長「誰?」
部長「ウチの部署に配属された・」
犬娘「ボクはご主人様の・もがっ」ムギュッ
部長「ややこしくなるから、お前は黙ってろ」(´・ω・`)
副部長「でも、どうしたの、急にピクニックに行こうだなんて?」トテトテ
部長「最近、休日にお出かけしてなかったから」
副部長「まあ良いけど、なんで二人っきりじゃないの?」トテトテ
部長「え、えーと、配属されたばかりの新人さんと親睦を深めるのを兼ねてー」(; ̄ー ̄A
副部長「むー」ジトー
部長「あ、ほら、初めての部下だし」( ̄0 ̄;)
副部長「部下、初めての部下、出世したのねー///」ジーン
犬娘「ボクは部下じゃなくてご主人様の・」
部長「良いから、探索続けて」(#`皿´)
犬娘「はい」クンクン
副部長「探索ってなに?」
部長「あー、そのー、お弁当食べるのに良い場所とか・・・(汗)」
犬娘「あっ、これかな?」クンクン
部長「どっち?」(´・ω・`)?
犬娘「こっちです、ご主人様」ハッハッハ
副部長「???」
~怪しい洞窟の入口~
犬娘「あー、ご主人様ー、洞窟ですよー(棒」
部長「本当だー、洞窟だー(棒」
副部長「なんで棒読みなの?」
部長「ちょっと探検しようかー(棒」
犬娘「そーですねー、探検しましょう(棒」
副部長「だから、なんで二人とも棒読みなの?」
-
- 49 : 2016/08/23(火) 07:04:05 :
- 部長「えーと、松明とー、洞窟狭そうだから剣も短めのヤツをー」ゴソゴソ
副部長「なんか用意良いわね」
犬娘「ご主人様、ボクにも武器を」フリフリ
部長「じゃ、これ」つ『ぼくさつ2号』
犬娘「なんでカッコいい短剣とかじゃないんですか?」
部長「狭い場所で扱い慣れてない剣を使うと、仲間に当たる危険性があるからな」(´・ω・`)
犬娘「むー、これトンカチの化け物みたいなんですけどー」つ『ぼくさつ2号』
部長「それなら滅多やたらに振り回せないだろ」
副部長「ちょっとー」
部長「さ、さあ、洞窟探検だ(棒」
犬娘「洞窟探検だ(棒」
副部長「むー」
~洞窟内部~
犬娘「こっちです、ご主人様」クンクン
部長「枝道とか無ければ良いが・・・」つ『松明』パチパチ
副部長「???」トテトテ
犬娘「んっ、前の方に気配が、2~3匹くらい」クンクン
部長「松明の灯りが届かないなー、副部長、適当に攻撃魔法唱えて」(´・ω・`)
副部長「え、呪文唱えるの?『ベギラゴン』! 」パアア
ふくぶちょうはじゅもんをとなえた!
?ABCをたおした!
犬娘「やった!」フリフリ
部長「相手弱いからもうちょい弱めの呪文で良いよ」(´・ω・`)
副部長「弱い、相手?」キョトーン
犬娘「消し炭みたいになってますね」クンクン
ゴブリンA「」コゲコゲ
副部長「ゴブリン?」
部長「さあ、どんどん奥に行こう!」
犬娘「行きましょう!」
副部長「ちょっと待て、どーいう事か説明しろ!」(# ゜Д゜) オラア
-
- 50 : 2016/08/23(火) 07:23:21 :
- 副部長「ボランティア?」トテトテ
部長「田園地帯に最近ゴブリンが増えて、家畜を奪われたり、人が襲われたり・・・」
副部長「それって、冒険者の仕事でしょ」
部長「ゴブリンって雑魚だから報酬が安くて冒険者に人気無くて・・・」
副部長「確かに雑魚いわね」
部長「で、報酬が安くて済む初心者の冒険者を送り出したら何組もパーティーが全滅して・・・」
副部長「だったら、ベテランの冒険者に・」
部長「報酬安いからベテランの冒険者に引き受け手が無くて・・・」
副部長「で、あたしたちがボランティア?」
部長「そう」(´・ω・`)
副部長「普通に冒険者の店から仕事として引き受け・」
部長「自分ら公務員なんで副業は・・・」
副部長「あっ、そか、うちも副業禁止だった」
部長「でしょ」
副部長「だったら、最初から言ってくれれば・・・」
犬娘「だって、相談に来た冒険者の店の受付嬢がスゴい可愛いかったなんて言えないですよねー、ご主人様」フリフリ
部長「こ、こら、言ってはいけない事を!」Σ( ̄ロ ̄lll)
副部長「・・・||||」プルプル
部長「冒険者の店の人が美人だったからではなく、困ってる人達のために!」(`・ω・´) キリリッ
副部長「ウソつけ!」つ『ぼくさつ2号』バキッ
犬娘「あっ、それボクの」ハッハッハ
部長「冒険者の店の人より副部長の方が美人です、だから殴らないで(泣)」(´;ω;`) シクシク
副部長「もっと言え///」つ『ぼくさつ2号』
部長「誰よりも副部長の事が一番です(泣)」( ;∀;)
副部長「よーし///」
犬娘「でも、冒険者の店の受付嬢、おっぱい大きかったですねw」
副部長「・・・||||」プルプル
部長「おまーは、なんで余計な事ばかり!」( ̄□||||!!
-
- 51 : 2016/08/23(火) 13:02:32 :
- ~東の国 冒険者の店~
部長「受付嬢さん、ゴブリンの巣穴を潰して来たよ~」(´ノω・`メ) ボロッ
受付嬢「お疲れさまです、うわー、激戦だったんですねー」
部長「いや、これはゴブリンにヤラれたんじゃなくて・・・」(´ノω・`メ) ← ヨメ(仮)にヤラれた
副部長「アレが美人の受付嬢?」ムカムカ
犬娘「そーです、おっぱいも大きいでしょ」
受付嬢「あら、そちらはパーティーの方?」
副部長「ヨメ(仮)です」フンス!
犬娘「ペットです」ハッハッハ
受付嬢「うわー、部長さんの奥さんってキレイな人ですねー」ニコッ
副部長「ふふん///」ニカニカ
犬娘「いきなり機嫌良くなりましたねー」ハッハッハ
部長「さすが普段海千山千の冒険者の相手をしてる冒険者の店の受付嬢だな」(´・ω・`)
受付嬢「では、ゴブリン討伐の報酬を」ゴソゴソ
部長「あ、いや、自分ら公務員なんで報酬は受け取れないから」
受付嬢「えっ、無報酬で良いんですかー?///」
部長「副業禁止なんでー」(´・ω・`)
受付嬢「本当にボランティアなの?」
部長「ええ」
受付嬢「じゃ、無料で良いんなら、この古い砦に住み着いたゴブリンの件と、寂れた村の近くにゴブリンが現れた件も・・・」つ『依頼書』ガサゴソ
部長「えっ」(;・ω・)
副部長「無報酬と聞いたとたん前のめりに依頼して来た!」ガクガク
犬娘「現金ですね」ハッハッハ
-
- 52 : 2016/08/23(火) 13:14:45 :
- 部長「いやー、その件は出来れば別の冒険者に・・・」(; ̄ー ̄A
受付嬢「貴方がたならきっと立派なゴブリンスレイヤーになれますよ!」
副部長「いや、あたしらドラゴンスレイヤーだし」ヒラヒラ
受付嬢「ゴブリンスレイヤーだって頑張れば銀等級にだってなれるんですよ!」
部長「えーと」(´・ω・`) シルバーッテ
副部長「光の神の加護を受けた『勇者』ってもっと等級高いんじゃない?」
受付嬢「お願いしますよー、他に引き受け手が無いんですよー」トホホ
部長「仕方ないなー」つ『依頼書』シブシブ
副部長「結局引き受けた・・・(汗)」タラー
部長「この古い砦ってヤツ壊して良いの?」
受付嬢「あっ、大丈夫です」
部長「最悪更地になるけど」(´・ω・`)
受付嬢「更地に?」キョトーン
部長「ゴブリンをチマチマ退治すんのめんどーだから、砦ごと吹っ飛ばそうかと」
受付嬢「えっ、石造りの砦ですよ?」
副部長「石造りの砦だから無理って思ってるだろうけど甘い!」(ФωФ) マジデヤッチャウヨ
~古い砦~
犬娘「ご主人様、砦の中に大勢の気配が」クンクン ピコピコ
部長「やっぱり、中に入ってチマチマやるのめんどーだなー」
副部長「砦ごとやっちゃいましょうよ」
部長「じゃ、『ギガディン』!」バリバリー
ぶちょうはじゅもんをとなえた!
副部長「あたしは『イオナズン』!」ドカーン
ふくぶちょうはじゅもんをとなえた!
古い砦「」ガラガラガラ
ふるいとりでにダメージ!
部長「『メラゾーマ』!」ゴオオオオー
副部長「『マヒャド』!」カチーン
-
- 53 : 2016/08/24(水) 04:32:22 :
- ~東の国 冒険者の店~
受付嬢「えっ、古い砦が更地になってたって?」
冒険者A「いやー、近くを通ったらあのデカイ砦が跡形もなくなっててビックリしたよ」
冒険者B「更地ってわけじゃないけど、あの頑丈そうな昔の砦跡が完全に瓦礫になってたw」
受付嬢「あ、あの人達、本当に砦ごとゴブリンを・・・」ガクブル
犬娘「こんちわー」フリフリ
部長「ちわー」(´・ω・`) ノシッ
副部長「こんにちはー」トテトテ
受付嬢「あっ、い、いらっしゃいませ!」ビクーン
部長「今週も何か困ってる依頼とか有る?」(´・ω・`)?
受付嬢「い、今、お茶を出しますので、どうぞくつろいでて下さい」バタバタ
副部長「なんか、いきなり待遇良くなったw」
犬娘「ボクはお茶より、ミルクの方が」ハッハッハ
部長「で、今日はどんな依頼が?」ズルズル ← お茶
受付嬢「えーと、部長さん達のパーティーには大物をー」ガサゴソ
部長「いや、他の冒険者の仕事取っちゃったら悪いから、他の人が受けてくれないヤツを」(´・ω・`)
受付嬢「いや、でも、部長さん達にショボい仕事はー」ガサゴソ
副部長「あんたこの前ゴブリンスレイヤーになれって言ってたじゃん」
受付嬢「他の冒険者が受けてくれないヤツで大物はー」ガサゴソ
犬娘「スゴい探してますね」フリフリ
部長「無かったら別に無理して探さなくて良いよ」(´・ω・`)
副部長「あたしたちは仕事じゃないし」
受付嬢「やっぱり報酬安くて受けてくれないショボい仕事しか・・・」トホホ
部長「それで良いよ」(´・ω・`)
-
- 54 : 2016/08/24(水) 08:20:12 :
- ~東の国 冒険者の店~
部長「ただいまー」(´・ω・`) ノシッ
犬娘「いまー」ハッハッハ
受付嬢「あっ、もう帰ってきた」
副部長「お茶!」(* ̄ー ̄)
受付嬢「どぞ」つ『お茶』サッ
副部長「あんがと」ズルズル
受付嬢「もう退治してきたんですかー?」
部長「30匹くらいしかいなかったから」ズルズル
受付嬢「30って、中堅どころの冒険者でも苦戦する数ですけど・・・」
部長「そなの?」(´・ω・`)?
受付嬢「それをたった3人のパーティーで///」
犬娘「ボクはペットなんで戦力外です」ハッハッハ
受付嬢「東の国の冒険者ギルドにこんな人がいたなんて///」ホクホク
副部長「あたし達、冒険者ギルドに登録してないわよ」
受付嬢「えっ?」
部長「元々勇者国の人間だし」(´・ω・`)
副部長「学生だったから、勇者国でもちゃんと冒険者登録してないけどね」
受付嬢「じゃあ、うちで冒険者登録して下さい!」
部長「いや、ボランティアだから」(´・ω・`)
副部長「副業禁止だしね」
受付嬢「貴方がたならすぐに銀等級に!」
副部長「あたしら、等級で言ったら金か白金だからw」
受付嬢「えー、金とか白金って伝説の英雄クラスで、今なら『魔王』を倒した『勇者』か『竜王』を倒した『勇者』の二人くらいでないとー」プークスクス
部長「『竜王』なら倒したけど」(´・ω・`)
副部長「ねー♪」
受付嬢「げっ、マジっすか!」
-
- 55 : 2016/08/24(水) 20:50:43 :
- 勇者のところから一気に読みました!面白いです!応援してます!
-
- 56 : 2016/08/25(木) 06:39:08 :
- ~冒険者の店~
受付嬢「『光の神』の加護を受けた『勇者』がウチの店に///」ヒャッハー
副部長「なんか舞い上がってるわねー」
受付嬢「ぜ、是非ともウチの店所属の冒険者に!///」
部長「いや、ウチの職場は副業禁止って何度も」(´・ω・`)
受付嬢「ウチで冒険者登録して下さいよー、お願いしますよー」
副部長「保険かなんかのしつこい勧誘みたいになって来た」
受付嬢「ウチの店、中堅以上の冒険者の登録が無くて、同業者の中でも実績がー(泣)」
部長「泣かれても登録出来ません」(´・ω・`)
受付嬢「お仕事の公務員って何やってるんです、もしかして兼業出来るんじゃ?」←しつこい
部長「王宮の総務課で『魔王』やってんだけど」(´・ω・`)
受付嬢「ま、『魔王』!」ガクガク
犬娘「今、ちょっとヒキましたねー」ハッハッハ
受付嬢「いや待てよ、『魔王』が冒険者登録してたら、それはそれでウチの店に箔がつくかも///」ワクテカ
副部長「全然引いてないw」
受付嬢「『勇者』や『魔王』向けの仕事は~♪」ガサゴソ
部長「どうせその依頼書の中に世界を救う的なヤツのとかってないでしょ」(´・ω・`)
受付嬢「ううっ、ショボい仕事しか見つからない~(泣)」つ『依頼書』
副部長「やっぱりw」
受付嬢「あっ、一個スゴいのが有った♪」つ『依頼書』
部長「なに、スゴいのって?」(´・ω・`)?
受付嬢「勇者国の王様から『大魔王』の討伐の依頼が!」つ『依頼書』
副部長「でも今、大魔王さんこの国の王様よねー」
部長「国家反逆罪でタイーホ」(ー。ー#) ガチャッ ← 手錠
受付嬢「いやー(泣)」
-
- 57 : 2016/08/27(土) 10:44:27 :
- ~勇者国 国立魔法大学~
盾士「先生~!」シュタッ
鎧娘「せんせー!」ガチャッ
副部長「なに?」
盾士「先生はドラゴンスレイヤー部の顧問ですよねー///」ニマニマ
鎧娘「ですよねー///」ニカニカ
副部長「そ、そうだけど・・・(汗)」← OG&新米教師なので顧問を押しつけられた
盾士「じゃ、部活の引率お願いします///」ペコリ
鎧娘「おながいします///」ペコリンコ
副部長「ええっ、部活の引率!」ヒキッ
盾士「そーでーっす!」ニカニカ
鎧娘「でーっす///」ニヘニヘ
副部長「ドラゴンスレイヤー部は放ったらかしで良いって言うから顧問引き受けたのにー」トホホ
盾士「以前は部長さんが有能だったのでー」
鎧娘「今の部長さんはむのーなのでー」
副部長「無能って言っても、貴女達ただモンスターを狩りに行くだけでしょ」
盾士「この前、私達だけでワイバーン狩りに行ったら・・・(泣)」シクシク
鎧娘「危うく全滅するとこでしたーw」ヘラヘラ
副部長「確かに以前のドラゴンスレイヤー部に比べれば戦力ダウンが著しいわね」(ー_ー;)
盾士「全滅しないよーに引率お願いしまーす♪」
鎧娘「おながいしま~す♪」
副部長「引率ってどこに行くの?」
盾士「別にまだ決めてませーん」
鎧娘「ワイバーン狩りでも、リヴァイアサン狩りでも良いですよー」
盾士「あっ、バハムートなんかも良いかなー」
副部長「お前ら、そんなに全滅したいんか」(ФωФ)
-
- 58 : 2016/08/28(日) 21:18:19 :
- ~東の国 冒険者の店~
射手「~♪」トテトテ ← 現部長
商人「ちょっと早かったかいな?」スタスタ
受付嬢「あらっ、見た事ない娘たちねー」ジー
射手「?」キョロキョロ
商人「まだ、誰も来てへんな、座って待とか」スワリッ
射手「///」コクコク
受付嬢「待ち合わせか・・・」
魔女「あっ、二人とも早いわねー」スタスタ
冒険者A「おっ、美人///」
冒険者B「見た事ない娘だな、新人かな?///」
盾士「おはよーございまーす!」トテトテ
鎧娘「ざいまーす」ガッチャン ガッチャン
受付嬢「また女の子だ」
冒険者A「この娘も美少女///」チラッチラッ
冒険者B「もう一人はゴツい鎧兜から可愛い声が・・・」タラー
受付嬢「貴女達、待ち合わせ?」ニコッ
盾士「先生とここで落ち合う事になっててー」
受付嬢「先生?」
魔女「副部長先生です」ニコッ
受付嬢「『勇者』様の奥さんか・・・」
冒険者A「女の子だけのパーティーかな?///」チラッチラッ
冒険者B「女の子だけじゃ危ないんじゃないかな?///」チラッチラッ
副部長「みんな揃ってるー?」トテトテ
鎧娘「あっ、せんせー///」ガチャリ
盾士「おはよーございまーす!」ペコリ
商人「遊び人がまだ来てへんわ」
副部長「まあ、あの娘は居ても居なくても同じだから別に良いわ」
射手「居ても居なくても・・・」
魔女「遊び人かわいそ過ぎw」
-
- 59 : 2016/08/28(日) 21:42:11 :
- 受付嬢「皆さんでボランティアしてくれるんですか?///」ワクテカ
副部長「部活だから無料で引き受けてあげる」
受付嬢「えーと、ゴブリンの案件はー///」ガサゴソ
副部長「ゴブリンじゃなくて、大型の魔物の被害とかないの?」
受付嬢「えっ、大型の魔物?」
副部長「ドラゴンは絶滅危惧種に指定されて狩れないから、何か他のヤツを」
受付嬢「うーん、大型の魔物ねー」ガサゴソ
副部長「ドラゴンの亜種とかの案件ない?」
受付嬢「ドラゴンの亜種って・・・皆さんレベルどれくらいなんですかー?」
副部長「あたし賢者Lv99」← 完スト済
射手「戦50賢30」
商人「うちは商人Lv65」
魔女「わたしは魔法使いLv60」
盾士「賢者はLv20ですけど戦士はLv55なんですよー///」← 戦士だけレベルUP
鎧娘「わたしは魔法使いはLv25で武闘家がLv60ですー///」← 武闘家だけレベルUP
副部長「貴女たち、魔法大学の生徒なんだからちょっとは魔法の勉強しなさいよ」
受付嬢「なにげにみんなレベル高い・・・(汗)」
副部長「腐ってもドラゴンスレイヤー部ですから」(ФωФ)
冒険者A「れ、レベル50~60!」ガクガク
冒険者B「女の子だけのパーティーが危ないところを俺が助けてとか、儚い夢だった・・・」スゴスゴ ← この人達レベル30前後
受付嬢「ウチの店の常連客がドン引きしてるw」
-
- 60 : 2016/08/28(日) 23:35:00 :
- ~冒険者の店~
部長「ちわー」(´・ω・`) ノシッ
受付嬢「あっ、勇者様!」アセアセ
部長「うちのヨメ(仮)が帰って来ないんだけどー」(´・ω・`) コマッタ
受付嬢「そ、そうなんですか」キョドキョド
部長「何か知らない?」(´・ω・`)?
受付嬢「え、えーと」オロオロ ワタワタ
部長「知ってるね」(ー。ー#) バレバレ
受付嬢「危険だからって、止めたんですよー(泣)」ワーン
部長「相当危険な案件紹介したな」(# ゜Д゜) ギロッ
受付嬢「皆さん、揃ってレベル高かったしー(泣)」シクシク
部長「どんな案件だったの?」
受付嬢「これです」つ『依頼書』ピラッ
部長「なんだこれ、ほとんど不明の案件じゃないか」(´・ω・`)?
受付嬢「被害者も依頼受けた人も誰も帰って来ないのでー」トホホ
部長「えらい案件を紹介すんなー」(ー_ー;)
受付嬢「ど、どうするんです?」オロオロ
部長「もちろん助けに行く」(`・ω・´)
受付嬢「た、助けに行くって・・・」
部長「大丈夫、まだ生きてる」
受付嬢「わ、わかるんですか?」
部長「わかるよ」(* ̄ー ̄)
受付嬢「愛とか信頼とか、何かで繋がってるからとか?」
部長「いや、副部長は死んだら絶対に化けて出てくるに違いないから」(´・ω・`)
受付嬢「そう言う事ですか・・・」
-
- 61 : 2016/08/28(日) 23:56:30 :
- 受付嬢「だ、大体の場所しかわからないんですけどー」
部長「大丈夫、犬に匂いを追わせるから」
受付嬢「あの犬っぽい女の子ですか?」
部長「いや、今日は強力なの連れて来た」( ̄ー ̄)
ケルベロス「がるるるる」×3
受付嬢「うわっ、恐っ!」スザッ
部長「それっ、副部長の匂いを追跡しろ」つ『布』
ケルベロス「くんくん」×3
受付嬢「その布は?」
部長「副部長の洗ってないパンツ」つ『おパンツ』
受付嬢「よりによって!」ヒキッ
部長「洗濯してないヤツが家にこれかくつ下しかなかったんだよ」(´・ω・`)
受付嬢「洗濯してないくつ下よりはマシか・・・」
~山地~
ケルベロス「がう、がう」クンクン
部長「だいぶ山奥だな」
受付嬢「ひい、ひい(汗) 」ダラダラ
ケルベロス「ぐるるるる」×3 ピタッ
部長「ここか?」(´・ω・`)?
受付嬢「洞窟ですかー?」ハアハア
部長「元々の依頼はこの辺りで行方不明が大勢出てるって案件だったろ?」
受付嬢「原因不明なんですけど、大型の魔物を目撃したってウワサも有ってー」
部長「さて、中に何が居るのやら」つ『松明』
受付嬢「えー、中に入るんですかー?」
部長「中に入らないと副部長を助けらんないだろ」(´・ω・`)
受付嬢「やだなー」
部長「副部長死んだら絶対化けて出るよ、キミんとこに毎晩」(ー。ー#)
受付嬢「さ、さあ、助けに行きましょう!」
-
- 62 : 2016/08/29(月) 00:50:12 :
- ~洞窟内~
受付嬢「だ、だいぶ奥まで来ましたねー」ビクビク
部長「まだ入口から少ししか進んでないじゃないか」(´・ω・`)つ『松明』パチパチ
ケルベロス「がう、がう」ハッハッハ
受付嬢「ううっ、今にも何か出そう」キョロキョロ
ケルベロス「ぐるるるる」ピタッ
部長「んっ?」(´・ω・`)?
???「」ヌッ
受付嬢「うわー、出たー(泣)」ヒイイッ
ケルベロス「がるるる」×3
ケルベロス「?」クンクン
部長「どした?」
ケルベロス「くーん///」フリフリ ← 尻尾
部長「むー」(´・ω・`)
副部長「・・・」ブツブツ
部長「あっ、ヨメ(仮)!」( ̄□ ̄;)!!
受付嬢「い、生きてる?」
副部長「・・・」ブツブツ
部長「副部長、無事か、ケガは?」
副部長「背が低くてスイマセン」ブツブツ
部長「えっ?」
副部長「おっぱいが小さくてスイマセン」ブツブツ
受付嬢「なんかぶつぶつ言ってる(汗)」
副部長「童顔でスイマセン」ブツブツ
部長「催眠かな、何か精神攻撃を喰らってるみたいだなー」(´・ω・`)?
受付嬢「と、とにかく奥さんは無事だったんだから早く洞窟から出ましょう!」グイグイ
部長「他の娘達は?」(´・ω・`)?
受付嬢「うっ、ま、また今度助けに・・・」
部長「手遅れにならないうちに助けるの!」(#`皿´)
受付嬢「ひーん、何が出るかわかんないのにー(泣)」
-
- 63 : 2016/08/29(月) 01:08:29 :
- ケルベロス「くんくん」ハッハッハ
受付嬢「ひーん(泣)」トボトボ
部長「他の娘達は洞窟の奥か」(`・ω・´)つ『松明』パチパチ
副部長「ぼんきゅっぼんじゃなくてスイマセン」ブツブツ
部長「正気に戻らないなー」(´・ω・`)
受付嬢「頬っぺたとかひっぱたいたら治るんじゃ?」
部長「頬っぺたひっぱたくなんて、そんな怖い事出来るか」(´д`|||)
受付嬢「奥さんの尻に敷かれてるんですね」
ケルベロス「がうっ!」ピタッ
部長「ん、洞窟が広くなって・・・」
盾士「盾を取り上げないでー(泣)」シクシク
鎧娘「よろいがー、よろいがー」ウーン ウーン
部長「あっ、いた!」
商人「金~、そのお金はうちの大事な~」
部長「みんな正気じゃない」タテニヨロイニカネカヨ
???(魔)「」フヨフヨ
受付嬢「な、なんか居る!」ガクガク
ケルベロス「がるるる」×3
受付嬢「黒くて丸くて大きな一つ目がフヨフヨ浮いてる!」
部長「バッグベアードだ!」
受付嬢「バッグ・なに?」
バッグベアード「!」カッ!
受付嬢「うわっ、眩し・」クラッ
部長「さ、催眠光線だ!」Σ( ̄ロ ̄lll) クラッ
受付嬢「な、なんてあたしは生きる価値が無いんだろう」ブツブツ
部長「くっ、受付嬢・・・」フラフラ
ケルベロス「がうっ!」ガブッ
部長「痛っ!」( ̄□||||!!
ケルベロス「がう、がう!」ガジガジ
部長「ふうっ、噛まれた痛みで催眠が解けた」
ケルベロス「くーん」フリフリ
-
- 64 : 2016/08/29(月) 01:26:16 :
- 部長「お前には、催眠光線は効かないのか?」
ケルベロス「がうっ!」フリフリ
受付嬢「あたしなんて生きてる価値が無い・・・死のう」フラフラ
部長「止めたげて」(´・ω・`)
ケルベロス「がう、がう」ノシッ
受付嬢「放せー、自殺させろー」ジタバタ
バッグベアード「」フヨフヨ
部長「獲物を精神攻撃で自殺に追い込んで喰ってるのか?」
副部長「巨乳じゃなくてスイマセン」ブツブツ
部長「自殺・・・しないよな、キャラ的に」(´・ω・`)
副部長「手足が短くてスイマセン」ブツブツ
部長「盾ちゃん、ちょっと一枚借りるよ」つ『盾』
盾士「盾を取り上げないでー(泣)」シクシク
バッグベアード「」フヨフヨ
部長「おいっ、みんなを元に戻せ!」(`・ω・´)
バッグベアード「!」カッ! ← 怪光線
バッグベアードのせいしんこうげき!
部長「おっと」つ『ミラーシールド』
ミラーシールドがかいこうせんをはねかえした!
バッグベアード「(眩)!」カアッ
部長「『ギガスラッシュ』!」ズバァ
ぶちょうのこうげき!
かいしんのいちげき!
バッグベアードをたおした!
部長「ふうっ、これでみんな元通りに」(´・ω・`)
副部長「ちっぱいでスイマセン」ブツブツ
部長「あれっ?」(´・ω・`)?
ケルベロス「くーん(困)」ノシッ
受付嬢「放してー、死なせてー」ジタバタ
部長「あれっ、戻んないの?」(´・ω・`)?
-
- 65 : 2016/08/29(月) 01:47:14 :
- ~冒険者の店~
副部長「部長と結婚するまでは死ねません」(* ̄ー ̄)
部長「やっと正気に戻った」(´・ω・`)
魔女「後釜狙いなので、副部長さんより先に死ねません///」
射手「///」コクコク
部長「それでか」(´・ω・`)
副部長「あたしの後釜狙うな!」(*`Д´)ノ!!!
商人「血の滲むような努力で貯めた金を遺してなんか死ねへんわ」
部長「そういう娘でした」(´・ω・`)
盾士「『勇者の盾』がわたしを護ってくれました、たぶん・・・」
鎧娘「『勇者のよろい』があたしを護ってくれました、たぶん・・・」
部長「いや、キミらも自殺するようなキャラじゃないから」(´・ω・`)
副部長「でも、バッグベアードの催眠光線で正気を失ってたのに一人も犠牲者が出なくて良かったわ」
部長「いや、一人犠牲が出そうなんだけどー」(´・ω・`)
副部長「えっ?」
受付嬢「放して~、死なせて~」ジタバタ
ケルベロス「がうっ!」ノシッ ← 押さえつけてる
副部長「あの娘だけ正気に戻ってないの?」
部長「そうみたい」(´・ω・`) コマッタ
副部長「死なせてあげたら」(ФωФ) サクット
部長「しかし、色々と気にしてたんだなー」ジー
副部長「えっ、あたし? ま、まあ、チビだし、貧乳だし、童顔だし///」
部長「でも、自分も背は高くないし、ほっそりした娘が好きだし、キレイ系より可愛い系が好みだし」(´・ω・`)
副部長「みゃー、ぶちょーん、愛してるううう///」(*≧∀≦*)
射手「ちっ」ケッ
魔女「ふんっ」プイッ
商人「やれやれ、お熱いこっちゃ」ヒラヒラ
-
- 66 : 2016/08/30(火) 08:20:27 :
- ~高校時代(回想)~
副部長「むー」φ(..) ← 勉強中
マネージャー(♀)「試合会場でまで勉強しなくても」
副部長「部長の試合以外興味ないから」φ(..) カリカリ
マネージャー「おまーも剣道部のマネージャーなんだから仕事しろ!」ゴラァ
アナウンス「いよいよ次はこの全国大会の決勝試合です」
副部長「おっ、部長の試合だ」(* ̄ー ̄)
アナウンス「決勝は○○高校三年勇者選手と○○高校二年部長選手の対戦です」
マネージャー「うちの高校の部員どうしで決勝戦だなんて///」ワクワク
副部長「部長ぐわんばれぇ~」(*`Д´)ノ!!!ゴゴゴゴゴ
マネージャー「勇者先輩が勝ったら大会三連覇か~///」ワクワク
副部長「部長ぐわんばれぇ~」(*`Д´)ノ!!!ゴゴゴゴゴ
勇者「」トテトテ
部長「」トテトテ
審判「礼!」
勇者「」ペコリ
部長「」ペコリ
審判「始め!」サッ
勇者「うおりゃー!」ドドドドド!
部長「ぬおおおー!」ガガガガガ!
審判「うわぁあああ!」ドカッ!
会場「」グラグラ
勇者「どうりぁあー!」ドドドドド!
部長「ぐおおおおー!」ガガガガガ!
会場「」ピシッ ビキビキ
アナウンス「か、会場が壊れる、観客の皆さんは避難を!」ヒイイッ
副部長「うーん、なかなか良い勝負」(* ̄ー ̄)
マネージャー「は、早く逃げないと!」アセアセ
勇者「めん!」ペシッ
部長「あ」(´・ω・`) ペチッ
副部長「あ゛あ゛あ゛あ゛」Σ( ̄ロ ̄lll) ヤラレタ!
審判「い、一本!」ボロッ
部長「うーん、センパイには勝てないなー」ペコリ
勇者「いやー、接戦だったよー」ペコリ
アナウンス「勇者選手の優勝、前人未到の三連覇です!」
~帰り道~
副部長「うああああーん(泣)」・゜・(つД`)・゜・
部長「なんでお前が号泣すんの?」(´・ω・`)?
副部長「だ、だって、部長負けちゃった」(´;ω;`) エグッエグッ
部長「勇者センパイには勝てないよ~」(´・ω・`)
副部長「ううっ、部長に優勝して欲しかった~」( ;∀;)
部長「来年は優勝するから」(´・ω・`)
副部長「ホントに?」(´;ω;`) エグッエグッ
部長「絶対に優勝する」(´・ω・`)
副部長「や、約束してくれる?」(*´ω`*)
部長「来年はセンパイ卒業していないから」(´・ω・`)
副部長「そゆ事ね」(ФωФ)
-
- 67 : 2016/08/30(火) 13:15:46 :
- ~国立魔法大学~
鎧娘「せんせー、高校の時から同じ部活だったんですねー」
副部長「あたしはマネージャーだけどね」(ФωФ)
盾士「大学も部長さんと同じ大学を選んだんですかー?」
副部長「それが受験勉強のし過ぎで、受験当日に風邪ひいて高熱出しちゃって大変だったのよー」
盾士「うあ、最悪」
副部長「自分では動けないから、部長に試験会場までおぶって行ってもらって」
鎧娘「ぶちょーさんも大変だ・・・」
副部長「試験終わると同時にぶっ倒れて」
盾士「ひえぇ」
副部長「でも、トップ合格したった」(* ̄ー ̄)
鎧娘「それはスゴい」
~国立魔法大学合格発表(回想)~
掲示板「副部長 合格」
副部長「やった」(* ̄ー ̄) ムフフ
部長「トップ合格かー、すごいなー」(´・ω・`) カンシン
副部長「そ、そーだ、部長は?」( ̄□ ̄;)!! キョロキョロ
部長「合格したよ、ほら隣~」(* ̄∇ ̄)ノ ピッ
掲示板「部長 合格」
副部長「あ、あたしの隣って2位合格じゃん!」!Σ( ̄□ ̄;)
部長「かーちゃんが家はお金ないから奨学金狙えって」(´・ω・`)
副部長「(あ、あたしは死ぬほど努力したのに、部長もあっさり特待生を・・・)」Σ( ̄ロ ̄lll) ガーン
~国立魔法大学~
盾士「副部長先生スゴいと思ったけど・・・」
鎧娘「部長さんの底の知れなさの方がスゴいかも・・・」
副部長「秀才が天才に勝つのは色々大変なのよー」(´д`|||)
盾士「部長さんに勝たなきゃいけないんですか?」
副部長「せめて勉強でくらい勝ってないと、他の事では全然太刀打ち出来ないし、対等の関係になれないで部長が遠い存在になっちゃうじゃん」(´д`|||) ハアア
鎧娘「意外に苦労してるんですねー(汗)」
-
- 68 : 2016/08/30(火) 16:21:03 :
- ~また回想~
副部長「むー」φ(..) カリカリ ← 努力家の秀才
部長「副部長、ちょっと勉強教えて」(´・ω・`)
副部長「えー、部長にあたしが教える事なんてないよー///」(*´∇`*) ムフッ
部長「いや、副部長は学年首席だから」(´・ω・`)
副部長「わかんないのって、どこ?」(〃ω〃)
部長「アインシュタインの特殊相対性理論の重力波仮説についてー」(´・ω・`) クワシク ← 天然系の天才
副部長「ぐはぁ!」( ̄□||||!!
~国立魔法大学~
副部長「天然系の天才に勉強で負けないのは大変だった」(´д`|||)
盾士「勉強教えてってレベルじゃない!」ガクガク
鎧娘「部長さんが何を言ってるのかすらわかりませーん」ポカーン
副部長「中学の時は部長が生徒会長であたしが副会長でー///」(*´ω`*)
盾士「中学も一緒だったんですか!」
副部長「小学校も幼稚園も一緒よ」(ФωФ)
鎧娘「そんな小さな頃から・・・」
副部長「家が隣どうしだったから毎朝部長を迎えに行って、仲良く手をつないで通園してた///」
盾士「もう、部長さんのヨメになって下さい・・・」
鎧娘「とてもじゃないけどかないませーん」
~東の国 王宮 総務課~
キーンコーンカーンコーン
サッキュバスA「お昼だ、お昼~♪」
サッキュバスB「さあ、メシ、メシ~♪」
部長「さてと」つ『愛妻弁当』
側近「今日も愛妻弁当か」
部長「仕事もあるのに毎日作ってくれるんです」(* ̄ー ̄) イタダキマス
側近「毎日かー、大変だな」
部長「もう、かれこれ10年になるかなー」(*´ω`*) モグモグ
側近「何が?」
部長「中学の頃から弁当作ってくれてたから」
側近「え゛、中学?」
部長「うちのかーちゃんがその頃仕事忙しくてお弁当作れなくてー」(´・ω・`)
側近「母親の代わりに作ってくれてたのか?」
部長「ええ」(*´ω`*) モグモグ
側近「もう、責任とって嫁に貰ってやれ」(ФωФ) ケナゲダシ
部長「結婚式の費用貯まったら嫁に貰いますよ」(´・ω・`) アッサリ
側近「あっ、そなの」(ФωФ) アッサリシテンナー
-
- 69 : 2016/08/31(水) 15:52:37 :
- ~東の国 王宮~
大魔王「仲人なんて緊張するな///」ドキドキ
王女「どーんと構えてたら良いんだよ、どーんと!///」ヒック
大魔王「えっ、呑んでるの?」
王女「結婚式といえば酒だろ!///」ウィー
大魔王「誰だ呑ましたのー!(泣)」
側近「素面だと面白くないじゃん」壁|ωФ) ジー
~新郎控え室~
部長「衣装がきゅうくつだなー」(´・ω・`)
部長父「あの小さかった隣の娘さんがうちに嫁に来るのかー」シミジミ
部長「今でも小さいけどね」(´・ω・`)
部長母「早く孫が抱きたいわー///」ホクホク
部長「気が早いよ」(´・ω・`)
光の女神「式は神前式だから、アタシが直々に執り行うから」トテトテ
部長「大丈夫なんスか?」(´・ω・`)?
光の女神「ちょっと台詞を噛むくらいはご愛嬌w」
部長「不安だな」(;・ω・)
商人「花嫁の方も準備出来たみたいやでー」トテトテ
遊び人「副部長さんのドレス姿きれーだったよー」トテトテ
光の女神「よし、式を始めるか!」キリリッ
~結婚式場~
光の女神「え、えーと、それではー誓いのー、えーと」オロオロ
部長「やっぱり」(´・ω・`)
勇者「昨夜何回も練習したんだけどなー」← 客席
光の女神「それでは誓いのチッスをー」オロオロ
副部長「ぶ、、部長///」(* ̄3 ̄) ムチュー
バタン!
部長「ん?」
副部長?「もがー!(怒)」ゴロゴロゴロー
光の女神「えっ?」ギョッ
部長「副部長が二人?」(´・ω・`)?
副部長?「むー、むー///」ゴロゴロ
部長「ぐるぐる巻きに縛られて、猿轡まで・・」ホドキホドキ
副部長「そ、そいつはニセモノよ!」← 縛られてた方
副部長「くっ!」← 結婚式してた方
-
- 70 : 2016/08/31(水) 16:47:28 :
- 光の女神「は、花嫁が二人?」オロオロ
部長「えーと、モシャスか・・・」(´・ω・`)
副部長「ぶ、部長、アタシは本物よ!」アセアセ
副部長「部長、そいつが控え室でアタシを縛って入れ替わったのよ!」
副部長「アタシがそんなに簡単にやられるわけ無いじゃない、あんた入れ替わったフリをしてるんでしょ!」
光の女神「ど、どっちが本物?」キョロキョロ
部長「あっ、そうだ犬娘に匂いで判別を・」
犬娘「Zzz」スピー
部長「あれっ、寝てる?」(´・ω・`)?
商人「起きひんな、コレ薬かなんかで眠らせられてるんちゃうか?」ユサユサ
副部長「計画的犯行ね!」
副部長「あんたがやったんでしょ!」
部長「どっちがどっちやら・・・」(;・ω・)
副部長×2「部長、あたしがわからないの?(涙)」ウルウル
部長「えーと」(; ̄ー ̄A
副部長?「その二人はどちらも偽者よ!」ビシッ
副部長(鎧姿)「本物はこっちよ!」ガチャリ
部長「おいおい、二人同時に現れんなよ」
側近「て言うか、鎧姿の方は騙す気あんのか?」(ФωФ)
王女「にゃんか花嫁がいっぱい///」ケラケラ
部長「えーと、凍てつく波動お願いします」(´・ω・`)
大魔王「ぬんっ!」バーン
だいまおうのいてつくはどう!
すべてのじゅもんのこうりょくがかきけされた!
魔女「あっ!」パッ! ← 結婚式してたヤツ
射手「ぬー」パッ! ← 縛られてたヤツ
盾士「きゃっ!」パッ! ← 3人目のヤツ
鎧娘「みゃー」パッ! ← 正体バレバレのヤツ
部長「本物いないじゃないかー!」( ̄□||||!!
-
- 71 : 2016/08/31(水) 19:28:59 :
- 魔女「あと少しで婚姻の誓いだったのにー」グヌヌ
射手「アタシの作戦邪魔すんな!」← たぶん最初に入れ替わった
盾士「良いアイディアだと思ったのになー」
鎧娘「まさかみんながみんなやってるなんてー」
遊び人「あたし達には出来ないわねー」トホホ ← モシャスは使えない
商人「いや『変化の杖』買うたらウチらでも・・・」ニヤリ
側近「こらこら」(ФωФ)
部長「本物の副部長は?」(・д・ = ・д・) キョロキョロ
副部長(マヒ)「ぶ、ぶちょ~」ズリズリ
部長「あっ、本物いた!」!Σ( ̄□ ̄;)
副部長(マヒ)「ど、毒を盛られて・・・」シビビ
側近「こいつら容赦ないな」(ФωФ) ドクカヨ
部長「『キアリー』!」パアア
ぶちょうはじゅもんをとなえた!
ふくぶちょうのマヒがなおった!
副部長「おーまーえーらー||||」つ『ぼくさつ2号』ゴゴゴゴゴ
魔女「ひいいっ!」射手「みゃー!」
ドカッ バキッ ゲシッ!
魔女「反省してます」(´ノω・`メ) ボロッ
射手「(失神)」(○_○)ピクピク ← たぶんコイツが毒盛った
盾士「痛いよー、痛いよー」(´д`|||) ドクドク
鎧娘「ごめんなさーい」(。>д<) シクシク
副部長「さ、さあ、結婚式を初めからやり直しを」ゼヘーゼヘー
側近「どこから這いずって来たのか知んないけど、ウェディングドレスが泥々のヨレヨレだぞ」(ФωФ)
副部長「ああっ!」( ̄□||||!! ガーン
部長「これじゃ、結婚式は延期してやり直しだなー」(´・ω・`)
副部長「ううっ」(´;ω;`)
光の女神「延期してやり直しだとまた式の費用がかかるよー」
部長「また貯金からやり直しだなー」(´・ω・`)
副部長「そんなぁ~(泣)」(ノ_<。) ヒーン
~東の国 王宮 総務課~
部長「いただきます」つ『愛妻弁当』
側近「んっ、なんだその弁当?」チラッ
部長「どうかしましたか?」(´・ω・`) モグモグ
側近「白ご飯と梅干しか入ってないじゃん」
部長「もう一度結婚式をやり直す費用を貯めるから節約だって」(´・ω・`) モグモグ
側近「鬼嫁みたくなってないか?」(ФωФ)
-
- 72 : 2016/09/03(土) 22:08:50 :
- ~ゴブリンスレイヤー 第一話~
ゴブリン「しゃああっ!」ブンッ
戦士(♂)「げふっ(死)!」ザシュッ ザシュッ
武闘家(♀)「れ、レ○プされるー!」ビリビリー
魔法使い(♀)「ごふっ(毒)」ドクドク
女神官「た、助け・」つ『矢』ブッスリ
ゴブリン「(笑)」ニタァ
女神官「はわわ||||」ジョーッ
部長「なんか聞こえたなー」(´・ω・`) トテトテ
副部長「闘いの音じゃない?」トテトテ
ゴブリン「!」クルッ
女神官「た、助け・」
ゴブリン「(殺)!」つ『弓矢』キリキリ ピュン!
ゴブリンのこうげき!
女神官「危っ」ハッ
部長「なんか矢が飛んで来た」つ『矢』パシッ ← 手で掴んだ
副部長「もー、危ないわねー」プンスカ
女神官「な、なんか緊張感の無い人達・・・」タラー
ゴブリン「しゃああっ!」バッ!
部長「とうっ」(* ̄∇ ̄)ノ スパッ
ぶちょうのこうげき!
ゴブリン「ぎゃあーっ!」ボタボタ
ゴブリンをたおした!
副部長「『メラゾーマ』!」ゴオオオオー
ふくぶちょうはじゅもんをとなえた!
ホフゴブリン「があっ!」メラメラ パチパチ
ホフゴブリンをたおした!
副部長「消し炭にもならないか、ホフゴブリンにもメラゾーマは勿体なかったわねー」
部長「とうっ、とうっ」(* ̄∇ ̄)ノ スパッ スパッ
ぶちょうのこうげき!こうげき!
ゴブリン「けぼっ!」「ぐあっ!」ボタボタ
ゴブリンをたおした!たおした!
副部長「これだけかしら?」キョロキョロ
部長「これが最後の一匹」(´・ω・`)ノ ザシュッ
まもののむれをやっつけた!
-
- 73 : 2016/09/03(土) 22:26:22 :
- 女神官「た、助かった・・・」ホッ
魔法使い(毒)「ごぼっ」ドクドク
女神官「はっ、し、しっかりして!」ユサユサ
部長「ケガしてんの?」(´・ω・`)?
女神官「ゴブリンに短剣でお腹を刺されて」
副部長「あちゃー、毒にヤラれてるわねー」
女神官「ど、毒!」ガクブル
部長「ゴブリンはすりつぶした毒草に自分の糞尿を混ぜて剣や矢に塗ったりするんだよなー」
副部長「もう全身に毒がまわってるわねー」
魔法使い(毒)「し、死なせて・」ゴフッ
部長「とりあえず『キアリー』!」パアア
ぶちょうはじゅもんをとなえた!
副部長「でもって『ベホマ』!」パアア
ふくぶちょうはじゅもんをとなえた!
魔法使い「と、とどめを・・・ありっ?」ゼンカイ
まほうつかいのHPがかいふくした!
部長「こっちの娘は矢が刺さってるなー」(´・ω・`)
女神官「こ、コレには毒塗ってなくて良かった」ズキズキ
部長「抜くよ」つ『矢』グッ
女神官「痛い、痛い(泣)」ジタバタ
副部長「動いたら抜けないでしょ『ラリホーマ』!」パアア
ふくぶちょうはじゅもんをとなえた!
女神官「Zzz」コテッ
部長「えいっ」(´・ω・`)ノズボッ
女神官「ぎゃわー!」ガバッ
副部長「うるさいわね、『ベホイミ』!」パアア
ふくぶちょうはじゅもんをとなえた!
女神官「あっ」ゼンカイ
おんなしんかんのHPがかいふくした!
部長「そっちの娘はケガはー?」(´・ω・`)?
武闘家「あ、あたしはゴブリンに服を破られただけです、あっ///」ポロリ
部長「あっ///」(///ω///) ポロリ
ドカッ バキッ!
副部長「あたし以外の女の裸は見るな!」つ『ぼくさつ2号』プルプル
部長「今のは事故ですよー」(´ノω・`メ) ボロッ
-
- 74 : 2016/09/03(土) 22:42:37 :
- 部長「着替えとか無いから、とりあえず雨具でも着てて」つ『合羽』スッ
武闘家「す、すみません///」
魔法使い「せ、戦士(♂)が・・・」
戦士(死)「」チーン
副部長「あら、派手に殺られてるわねー」
女神官「戦士さん・・・」ナームー
武闘家「ゴブリンに前後から挟み撃ちされて、戦士は真っ先に・・・」
部長「とりあえず生き返らせて」(´・ω・`)
魔法使い「えっ?」
武闘家「えっ?」
女神官「えっ?」
副部長「『ザオリク』!」パアア
ふくぶちょうはじゅもんをとなえた!
せんしがいきかえった!
戦士「えっ、あれっ?」キョロキョロ
魔法使い「せ、戦士を生き返らせた!」ガクガク
武闘家「ま、まじっスか!」ガクガク
女神官「ほ、本格的な奇跡を初めて見た///」プルプル
戦士「こ、これはいったい?」キョトン
部長「ところでー」(´・ω・`)
女神官「な、なんでしょうか?///」
部長「誰かおしっこチビって無い?」(´・ω・`) クチャイ
女神官「///」ツカー
~冒険者の店~
部長「というような事があってー」(´・ω・`)
受付嬢「それでこんな事に・・・」
初心冒険者たち「『勇者』様だ///」「カッコいい///」「憧れるわ~///」ワイワイ
副部長「助けたパーティーの子達が話を広めたみたいねー」ヤレヤレ
受付嬢「ウチの店が初心者の冒険者のたまり場みたくなったw」
女戦士(初)「『勇者』様、『勇者』様///」トテトテ
部長「なに?」(´・ω・`)?
女戦士(初)「サインくらさい///」つ『色紙』サッ
-
- 75 : 2016/09/03(土) 23:06:22 :
- 女戦士(初)「サイン貰った~♪///」つ『色紙』
初心冒険者たち「お前度胸あんなー」「うらやまー」「アタシも明日は色紙用意して来よ」ワイワイ
副部長「若い娘たちにモテモテで良いわね~」(ー。ー#) フンッ
部長「いや、モテてるんじゃないでしょ」(´・ω・`)
副部長「鼻の下が伸びてるわよ」ツーン
部長「伸びてません」(´・ω・`)
副部長「そりゃ、15~16くらいのロリっ娘の方があたしみたいなBBAより良いわよね~」(ー。ー#) ← 23
部長「いや、むしろ副部長の方があの娘らより年下に見えるんだけどー」(´・ω・`)
副部長「」チンマリ ← 合法ロリ
初心冒険者(♀)「///」ボンキュッボン ← 発育が良い
副部長「それはそれで腹立つわー」(#`皿´)
女僧侶(初)「あのー///」モジモジ
副部長「なに、また『勇者』様にサイン?」
女僧侶(初)「あのー、あたしは『賢者』様のサインを~///」モジモジ
副部長「えっ、あたし?」
女僧侶(初)「賢者スキルを完ストされてるなんてスゴいです~///」
副部長「い、いやー、それほどでも~///」テレテレ
部長「鼻の下伸びてるよー」(´・ω・`)
女僧侶(初)「その若さで『賢者』なだけじゃなくて、完ストまでなんて、憧れます~///」
副部長「い、いや、貴女も努力次第で///」テレテレ
女僧侶(初)「いえ、あたしはもう18ですから~」
副部長「じゃあ、まだまだこれから・」
女僧侶(初)「もう今からでは~」
副部長「いやいや、貴女があたしの年になるくらいにはレベルも・」
女僧侶(初)「えっ、あれっ?」キョトン
副部長「どしたの?」(ФωФ)
女僧侶(初)「あ、あたしより年下なんじゃないんですか?」
副部長「あたしはおまーらより年上じゃー!」(*`Д´)ノ!!!
-
- 76 : 2016/09/04(日) 07:32:11 :
- 受付嬢「このしょぼい案件とこっちのしょっぱい案件と、このどーでも良い案件をお願いしたいんですけどー」つ『依頼書』ピラッ
部長「しょぼいのとしょっぱいのは良いけど、どうでも良い案件はどうでも良いんだったらいらない」(´・ω・`)
受付嬢「まあそう言わずについでにお願いします」つ『依頼書』グイグイ
副部長「ついでって言うな」
部長「とりあえずしょぼい案件から片付けるか」つ『依頼書』
副部長「んじゃ、行ってくるねー」トテトテ
受付嬢「行ってらっしゃーい」フリフリ
初心冒険者たち「おー、『勇者』様出動だ///」「アタシついてこ///」「見学しなきゃ///」「どんな魔物が相手かなー///」ゾロゾロ
部長「な、なんか大勢ついてくる」(´・ω・`)
副部長「中高生くらいの初心冒険者が後からゾロゾロと・・・(汗)」
ガラーン
受付嬢「みんなついて行ったw」
ガラーン
受付嬢「そして急にヒマになるウチの店・・・(汗)」
~田園地帯~
女戦士(初)「とうっ!」ブンッ
いっかくうさぎ「(死)!」ザシュッ
武闘家(初)「やーらーれーたー」ドクドク
副部長「えーい世話のやける、『ホイミ』!」パアア
アルミラージ『ラリホー』パアア
女僧侶(初)「Zzz」コテッ
部長「ほら、こんなとこで寝てないで、『ザメハ』!」パアア
魔法使い(毒)「ぐあぁ、毒が~」ピクピク
副部長「あー、もう、『キアリー』!」パアア
戦士(初)「ぐはあ!」ボタボタ
部長「『ホイミ』!」パアア
副部長「あー、もう、こんな雑魚この子達がいなけりゃイオナズンでまとめて焼き払うのに!」
部長「初心者の面倒見るのでいっぱいいっぱいで戦えない!」(;゜∀゜)
-
- 77 : 2016/09/04(日) 08:25:40 :
- まもののむれをやっつけた!
部長「こんな雑魚を相手に時間かかったなー」(´・ω・`) ヤレヤレ
副部長「攻撃呪文一発で焼き払えたのに、チマチマと回復呪文でMPを無駄に使っちゃったわ」
女戦士(初)「やったー、勝ったー!///」イェーイ
武闘家(初)「初めて魔物倒した~♪///」ヒャッホー
魔法使い(初)「スゴい、スゴーい///」ピョンピョン
部長「初心者の子達が嬉しそうだからまあ良いか」(´・ω・`)
副部長「さあ、次のしょっぱい案件を片付けましょ」トテトテ
部長「次は山の方だっけ?」トテトテ
初心冒険者たち「次は山かー」「今度はどんな魔物かなー」「次もがんばろー!」ゾロゾロ
部長「ま、まだ、ついてくる!」(;゜∀゜)
副部長「遠足の引率みたいね・・・」
~山地~
まもののむれがあらわれた!
女戦士(初)「行くぞー!」デデデッ
武闘家(初)「おうっ!」デデデッ
部長「こらー、勝手に前に出るなー!」(#`皿´)
魔法使い(初)「『メラ』!」ポウッ
副部長「そっちもまだ早いー!」
女僧侶(初)「ええっと、どうしたら?」オロオロ
部長「まず先に数を減らす!」
副部長「『イオナズン』!」ドドーン
魔法使い(初)「うわっ、最上級呪文だ、初めて見た!」
部長「『スクルト』!」パアア
女戦士(初)「あっ、守備力が///」アガッタ
副部長「よし行けー!」(*`Д´)ノ!!!
武闘家(初)「どりゃあー!」デデデッ
-
- 78 : 2016/09/04(日) 17:28:16 :
- ~冒険者の店~
部長「ただいま~」(´・ω・`) ノシッ
副部長「お茶ちょうだ~い」トテトテ
受付嬢「あっ、帰ってきた」
初心冒険者たち「レベルが一個あがった///」「いやー、楽しかった///」「勉強になるなぁ///」ゾロゾロ
受付嬢「まだ連れて歩いてたんだ・・・」
部長「しょぼい案件としょっぱい案件を片付けて来たよー」(´・ω・`)
受付嬢「どーでも良い案件は?」
部長「どうでも良いんでしょ?」(´・ω・`)?
受付嬢「ついでにやってよー」
部長「また今度ね」(´・ω・`)
受付嬢「次はいつ来てくれるんですか?」
部長「来週は用事あるから、再来週かなー」
受付嬢「それまでにしょぼい案件溜めとかないと」
副部長「溜めるなよ」(ФωФ)
初心冒険者たち「次は再来週だって///」「アタシその日大丈夫///」「あたしもー///」ガヤガヤ
部長「次もついてくる気か!」( ̄□ ̄;)!!
~冒険者の店 2週間後~
部長「ちわー」(´・ω・`) ノシッ
副部長「ちわー」トテトテ
初心冒険者たち「あっ、『勇者』様だ///」「うわー、ボク初めて会う///」「今日もがんばるぞー///」「アタシもついて行って良いかなー///」ワイワイ ガヤガヤ
部長「な、なんか人数増えてないか?」(;・ω・)
副部長「倍くらいになってるわね・・・」
受付嬢「この前の子達から話が広まって」
部長「また口コミか」
受付嬢「おかげさまで商売繁盛です♪」つ『お茶』コトッ
副部長「初心冒険者相手に商売になるの?」
受付嬢「初心者には薬草とかポーションとかが売れるんで///」ホクホク
部長「初心者はHPもMPも低いからなー」(´・ω・`)
-
- 79 : 2016/09/05(月) 05:55:49 :
- 副部長「どんなの売ってるの?」
受付嬢「薬草3個に毒消し草がセットになった初心者セットとかー」
副部長「ふむふむ」
受付嬢「薬草12個が10個分の値段で買える徳用セットとかー」
副部長「薬草以外はー?」
受付嬢「ちょっと高いけど、HPとMPを一気に回復するスタミナドリンクもありますよー」
副部長「もっと珍しい物とか無いのー?」
受付嬢「未成年には販売出来ませんけど、夜のスタミナドリンクなんかも」ヒソヒソ
副部長「そ、それってどんな物なの///」ドキドキ
受付嬢「いやー、もう、一晩中ビンビンに」ヒソヒソ
副部長「そ、それ、何個か売ってくらさい///」ドキドキ
部長「こらこら」(´・ω・`)
受付嬢「ところで今日のしょぼい依頼なんですけどー」つ『夜のスタミナドリンク』スッ
副部長「あい///」つ『お金』
部長「だから売るなって」(´・ω・`)
受付嬢「この案件を」つ『依頼書』ピラッ
部長「いつもながらしょぼい案件だなー」つ『依頼書』ジー
受付嬢「いやー、だから世界を救う的な案件もあるんですよー」つ『重要依頼書』ピラッ
部長「そんな依頼ボランティアで引き受けれんわ」(´・ω・`)
副部長「それじゃ、ちゃっちゃと片付けましょ」
部長「じゃ、行って来るよ」スタスタ
受付嬢「行ってらっしゃーい」フリフリ
初心冒険者たち「おー出発だ///」「ついてこ、ついてこ///」「今日はどんな魔物かなー///」ゾロゾロ
部長「やっぱり初心者の子達みんなついてくんのか」(;・ω・)
ガラーン
受付嬢「また、急に店がヒマになったw」
-
- 80 : 2016/09/05(月) 06:18:29 :
- ~冒険者の店~
カランカラン
受付嬢「いらっしゃいませ~」ニカニカ
ギルド長「わしだ」ノシッ
受付嬢「ぎ、ギルド長!」ビクゥ
ギルド長「最近はどうだ?」ジロジロ
受付嬢「う、売り上げも順調で・」ワタワタ
ギルド長「ふむ、アイテムの売り上げも増えたし、依頼も順調にこなしてるようだな」フムフム
受付嬢「は、はひっ」アセアセ
ギルド長「初心者のパーティーが全滅したりもしなくなったしな」ギロッ
受付嬢「ひいいっ」ギクゥ
ギルド長「この店は万年赤字だったから、そろそろ店を畳むか、人員を替えようかと考えてたところで・」
受付嬢「あ、あたし路頭に迷ってしまう」ガクガク
ギルド長「正直ギルドのお荷物だったんだが、この調子ならもっと大きな仕事を任せても」ウーム
受付嬢「お、大きな仕事?」ドキドキ
ギルド長「今の売り上げ実績なら店を畳まなくて済むかも」チラッ
受付嬢「は、はいっ、なんでも任せて下さい、ウチの冒険者ならなんだってやれます!」キリリッ
ギルド長「ふむ、ではこの依頼を冒険者に当たってみてくれ」つ『依頼書』スッ
受付嬢「は、はひっ」つ『依頼書』
ギルド長「では頼んだぞ」ノシッ
受付嬢「ぎ、ギルド長いつも急に来るんだもんなー」ドキドキ
受付嬢「し、しかし、ウチの店がギルドのお荷物状態で閉店の瀬戸際だったとは」ヤバカッタ
受付嬢「うーん、『勇者』様、コレ受けてくれるかなー?」つ『依頼書』
-
- 81 : 2016/09/05(月) 12:44:06 :
- 受付嬢「おながいします」つ『依頼書』
部長「いやー、ボランティアなんだからもっとしょぼい仕事を」(´・ω・`)
受付嬢「そこをなんとか」ドゲザッ
部長「無理だってば」(; ̄ー ̄A
受付嬢「アタシを助けると思って」オガミッ
部長「でも、受付嬢さんって美人だしー」(´・ω・`)
受付嬢「えっ?いや、まあ、美人ですけどね///」テレテレ
部長「美人にあんまり優しくするとうちのヨメ(仮)が怒るんだよねー」(´・ω・`)
副部長「もちろん怒ります」つ『ぼくさつ2号』チャキッ ← クインケ (甲赫-レートB)
受付嬢「どうしてもー?」ウルウル
部長「ダメです」(´・ω・`) キッパリ
受付嬢「じゃあ、おーい、君たち~」つ『依頼書』トテトテ
初心冒険者たち「なんですかー?」「もしかしてお仕事?」「あたしたちで良いんですかー?」
部長「こらこら、初心者のとこに持って行くなって」(;・ω・)
受付嬢「あなた達レベルは?」
魔法使い(初)「レベル3になりました~♪」
女戦士「あたしはレベル4」
武闘家(初)「あたしなんかもうレベル5だよー」
ワイワイ
受付嬢「うーん、だいたいレベル3~5くらいか・・・でも大勢いるしなんとかなるか!」フンス!
部長「なんとかなるかなー」(´・ω・`)?
副部長「ならないでしょ」
受付嬢「こうなったらあたし自ら出撃して」つ『てつのやり』ガサゴソ
部長「自ら出撃?」(´・ω・`)?
受付嬢「この装備も久しぶりだなー///」つ『てつのまえかけ』ガチャッ
副部長「貴女、元冒険者なの?」
受付嬢「そーでーす///」つ『ターバン』マキマキ
部長「レベルいくつ?」
受付嬢「商人レベル15っ!」エッヘン
部長「レベル15・・・」(;・ω・)
副部長「び、微妙・・・」(ФωФ)
-
- 82 : 2016/09/05(月) 17:35:21 :
- 受付嬢「じゃあ行くぞー!」ハリキリー
初心冒険者たち「「おおーっ!」」ワイワイ
部長「大丈夫かなー?」(´・ω・`)?
副部長「大丈夫じゃないでしょ」(ФωФ)
受付嬢「それじゃ留守番おながいします」ペコリ
部長「え゛!」
副部長「あたしらに店番押し付けるつもり?」
受付嬢「しゅっぱーつ!」トテトテ
初心冒険者たち「「出発~♪」」ゾロゾロ
部長「おーい!」( ̄O ̄)ノ
副部長「お店ほったらかして行っちゃった・・・」
~森林地帯~
女僧侶(初)「で、どんな魔物なんですかー?」トテトテ
受付嬢「それが被害者はみんな殺されちゃってるし、討伐に出たパーティーも何組も全滅してて目撃者がいないのよねー」トテトテ
女戦士(初)「パーティーが何組も全滅?」ドキッ
受付嬢「あっ、でも、ほら、あたしたちはこんなに大勢だから」ヘラヘラ
武闘家(初)「じゃ、どんな魔物かわからないんですかー?」
受付嬢「人を食べるってのと、火を吐くってのと、大きいってくらいしか・・・」
魔法使い(初)「なんでそんな事わかるんですかー、やっぱり目撃者?」
受付嬢「魔物に返り討ちにあった冒険者の死体がかじられてて黒焦げでペチャンコだったから・・・」
武闘家(初)「あわわ」ガクブル
ズシーン
女戦士(初)「大きな魔物なんですかねー?」
ズシーン
受付嬢「スゴい大きいみたい」
ズシーン
魔法使い(初)「地響きたてるくらいに?」ガクガク
ズシーン
受付嬢「そうそう、こんな感じに地響きたてるくらい・」
ズシーン
受付嬢「え゛?」クルッ
ヒドラ「きしゃー!」ズシン
受付嬢「出たー!(泣)」
-
- 83 : 2016/09/06(火) 01:57:45 :
- 武闘家(初)「ひ、ヒドラだ~(泣)」ヒイイッ
受付嬢「みんな落ち着いて、弓隊攻撃!」
盗賊(初)「とうっ!」つ『ショートボウ』ピュン
狩人(初)「えいっ!」つ『ロングボウ』キリキリ ピュン
騎士(初)「たあっ!」つ『クロスボウ』ピュン
ヒドラ「!」プスッ プスッ
受付嬢「次は魔法攻撃!」
魔法使い(初)「『メラ』!」ポウッ
ヒドラ「!」ジュッ
受付嬢「圧倒的じゃないか我が軍は・・・突撃ー!」つ『てつのやり』デデデッ
女戦士(初)「たあーっ!」デデデッ
武闘家(初)「やあー!」テテテッ
ヒドラ「きしゃー!」ゴオオオオー
ヒドラははげしいほのおをはいた!
受付嬢「ぎゃー!(泣)」コゲコゲ
女戦士(初)「みゃー!(泣)」コゲコゲ
武闘家(初)「か、回復を~」コゲコゲ
女僧侶(初)「そ、そんな大勢に一辺にかけれないわよ~」アセアセ ← ホイミしか出来ない
受付嬢「そ、そうだ『薬草』を」モシャモシャ
女戦士(初)「『薬草』苦い・・・」モシャモシャ
武闘家(初)「あたし『薬草』持ってない(泣)」コゲコゲ
女僧侶(初)「じゃ、『ホイミ』!」ポワッ
武闘家(初)「復活!」シャキーン
ヒドラ「きしゃー!」ゴオオオオー
ヒドラははげしいほのおをはいた!
女僧侶(初)「みゃー!(泣)」コゲコゲ
武闘家(初)「ま、また~(泣)」コゲコゲ
受付嬢「ゆ、弓隊援護を~」コゲコゲ
狩人(初)「あたしらもヤラれてます(泣)」コゲコゲ
受付嬢「魔法使い~」
魔法使い(初)「・・・」ヒクヒク
盗賊(初)「レベル低いんで死にかけてます~(泣)」
-
- 84 : 2016/09/06(火) 02:41:34 :
- ヒドラ「ぎゃーす!」ズシン
受付嬢「ひいいっ!」ヘタッ
ヒドラ「」つ『牙』ガパッ
受付嬢「く、喰われる!」ガクガク
ブッシャー!
受付嬢「ぐぎゃあー!」ボタボタ
ヒドラの首「!」ボトッ
受付嬢「え゛?」キョトン
部長「ヒドラが相手ならそう言ってくれれば良いのに」(´・ω・`)つ『ドラゴンスレイヤー』チャキッ
受付嬢「ゆ、『勇者』様!(嬉)」
副部長「あたしらそっち方面の専門家なのにー、『ベホマラー』!」パアア
ふくぶちょうはじゅもんをとなえた!
しょしんぼうけんしゃたちのHPがかいふくした!
武闘家(初)「た、助かった・・・」ホッ
女僧侶(初)「す、スゴい、全員を一度に・・・」
ヒドラ「きしゃー!」ズシン ← 首はまだ2つ残ってる
女戦士(初)「あっ、ま、まだ動いてる!」ガクガク
魔法使い(初)「に、逃げ・」ワタワタ
部長「大丈夫だ、『ギガスラッシュ』!」ズバア
ぶちょうのこうげき!
ヒドラ「がふっ!」ドクドク
ヒドラをたおした!
ヒドラ「」チーン
女僧侶(初)「や、やったー///」
武闘家(初)「スゴい、スゴ~い///」ピョンピョン
部長「久しぶりに大物を斬ったなー」つ『ドラゴンスレイヤー』
受付嬢「ゆ、『勇者』様、惚れて良いですか~///」ポオーッ
部長「」(´・ω・`) チラッ
副部長「ダメ!」つ『ぼくさつ2号』チャキッ
部長「だそうです」(´・ω・`)
受付嬢「ところで、店番の方は?」
副部長「お前、今それ言うか?」(ФωФ)
部長「ちゃんと代理頼んだよ」(´・ω・`)
~冒険者の店~
ケルベロス「ぐるるるる」×3
犬娘「そんな唸ってたら、恐くてお客さん近寄らないってばー(困)」トホホ
-
- 85 : 2016/09/06(火) 08:12:14 :
- ~冒険者の店~
部長「こんちわー」(´・ω・`) ノシッ
副部長「ちわー」トテトテ
受付嬢「あっ、『勇者』様///」ポッ
部長「今日もなんかしょぼい依頼ある?」(´・ω・`)?
受付嬢「ま、まあ、お茶でも飲んでくつろいで下さい///」つ『コーヒー』ホカホカ
部長「なんか待遇良くなったなー」ズルズル
副部長「あたしもコーヒー」
受付嬢「ほれ、飲め」つ『水』ドンッ ビチャッ
副部長「待遇悪くなった・・・」プルプル
武闘家(初)「『勇者』様、『勇者』様///」トテトテ
部長「なに?」(´・ω・`)?
武闘家(初)「さ、サインが欲しいんですけどー///」テレテレ
部長「色紙かなにかに書くの?」
武闘家(初)「これに///」つ『婚姻届』ピラッ
部長「こ、この用紙は」(;・ω・)
武闘家(初)「ヨメにしてくらさい///」ペコリ
部長「」(´・ω・`) チラッ
副部長「(怒)」つ『ぼくさつ2号』プルプル
魔法使い(初)「あー!(怒)」カバッ
女戦士(初)「こらー、抜け駆けすんなー!(怒)」プンスカ
受付嬢「なに婚姻届なんか用意してんのよー!(怒)」ゴラァ
武闘家(初)「あたしはあんたらよりすばやさのパラメーター高いもんねー」ヒラヒラ
受付嬢「ぐぬぬ」
部長「まあまあ、ケンカしないで」(´・ω・`)
女僧侶(初)「そうよ、ここは一つわたしが『勇者』様のヨメになると言うことで丸く収めて・」ニコニコ
武闘家(初)「なんでだー!(怒)」ゴラァ
受付嬢「丸く収まってないー!(怒)」
部長「えーと」(´・ω・`) チラッ
副部長「皆殺しにして良い?」つ『ぼくさつ2号』ゴゴゴゴゴ
部長「半殺しくらいで我慢したげて」(´・ω・`)
ドカッ バキッ ゲシッ!
受付嬢「えーと、今日のしょぼい依頼なんですけどー」(´ノω・`メ) ボロッ
武闘家(初)「今日もついて行って良いですかー?」(´ノω・`メ) ボロッ
部長「君ら打たれ強いな」(;・ω・)
-
- 86 : 2016/09/07(水) 07:31:25 :
- ~冒険者の店~
カランカラン
受付嬢「いらっしゃいませ~」ニカニカ
ギルド長「わしだ」ノシッ
受付嬢「ぎ、ギルド長!」ビクゥ
ギルド長「この前はやっかいな案件ご苦労だったな」
受付嬢「い、いえ・・・それより、今お茶を」アタフタ
ギルド長「いや、ちょっと寄っただけで直ぐ帰るから」
受付嬢「き、今日は何か?」ビクビク
ギルド長「この前のヒドラ退治の賞金をまだ渡してなかったんでな」つ『大金』ジャラッ
受付嬢「あ゛!」
ギルド長「冒険者達にまだ支払ってなかったろ」
受付嬢「(完全に忘れてた・・・)」
ギルド長「まさか忘れてたとか・」ジロッ
受付嬢「そ、そんな事はありません!」ブンブン
ギルド長「じゃ、ヒドラを倒した冒険者に分配してくれ」つ『お金』ドサッ
受付嬢「うわー、大金だー」ドキドキ
ギルド長「じゃ、わしは帰るから」ノシッ
受付嬢「次に来るときは、予告してから来て下さいねー」フリフリ
ギイッ バタン
受付嬢「ふぅー、店が潰れて我が身が路頭に迷わないようにするのでいっぱいいっぱいで報酬の事忘れてた・・・」つ『お金』ジャラッ
ギルド長「やっぱり忘れてたのか」(ФωФ) ジー
受付嬢「ぎゃー!」マダイター!
~東の国 王宮~
大魔王「わしの出番少なくないか?」
側近「主役は部長くんだからな」(ФωФ)
大魔王「わしは準主役級だろ!」
側近「お前、サッキュバス召還するくらいしか芸が無いからじゃねーの」(ФωФ)
大魔王「・・・」
-
- 87 : 2016/09/08(木) 06:28:11 :
- ~冒険者の店~
部長「ヒドラ退治の報酬?」(´・ω・`)?
受付嬢「大物だけに結構な金額で」つ『お金』ドチャッ
副部長「やった、結婚式の資金~♪///」ホクホク
部長「副業禁止」(´・ω・`)
副部長「結婚式の資金~(泣)」( ;∀;) ホシイ
部長「ダメだって」( ̄O ̄)
副部長「ううっ」(ノ_<。)
部長「これは受け取れないよ」つ『お金』ドチャッ
受付嬢「えー、じゃあどーしよー」
部長「ヒドラ退治に一緒に行った子達に分けてあげて」
受付嬢「あっ、もしかしてあたしも分け前貰って良いんだ///」ホクホク
副部長「嬉しそうにすんな!」(。>д<)
魔法使い(初)「えっ、あたしたちが貰って良いんですかー?///」
受付嬢「ほれ、分け前やるから並んで並んで」つ『お金』ジャラジャラ
女戦士(初)「やったー、これで『鉄のつるぎ』が買える~♪」
武闘家(初)「『武闘着』買うのに足りるかな~?」
女僧侶(初)「わたしは何を買おうかしら?」
副部長「あたしの結婚式の資金が~(泣)」( ;∀;)
部長「あきらめなって」(´・ω・`)
受付嬢「これで久しぶりにお肉が食べれる、お酒も買っちゃお~♪」ホクホク
部長「一人だけ生活が苦しそうなのがいるな」(´・ω・`)
受付嬢「だってあたし給料安いし~、この子達と違って生活があるし~」
副部長「この子達は違うの?」
受付嬢「だってこの子ら小遣い稼ぎの学生だもん」
部長「学生?」(´・ω・`)?
副部長「この子達、職業冒険者じゃないの?」
受付嬢「この子らは学校休みの日だけバイトに・・・そうか『勇者』様も仕事休みの日しか来てないか・・・」
部長「それでいつもこの店で会うのか」(´・ω・`)
-
- 88 : 2016/09/08(木) 07:13:02 :
- 女戦士(初)「ピチピチのJKでーっす///」
女僧侶(初)「JCも何人かいますけどね」
部長「ホントに学生なんだ」(´・ω・`)
武闘家(初)「あたしら高校の『冒険者部』っス!」
部長「部活・・・」(´・ω・`)
副部長「どっかで聞いた事あるような話ねー」
魔法使い(初)「高校卒業したら勇者国の大学に行こうかとー///」
部長「国立魔法大学?」(´・ω・`)?
女僧侶(初)「そうです」ニコッ
副部長「う、ウチの学校!」ガクガク ← 教員
女戦士(初)「なんでも『ドラゴンスレイヤー部』って部活があるとか?」
部長「あるねー」(´・ω・`)
武闘家(初)「あたしら入学したらその部活に入りまーす///」ニカニカ
部長「だって」(´・ω・`) ← 『ドラゴンスレイヤー部』先代部長
副部長「マジっすか!」ガクブル ← 『ドラゴンスレイヤー部』顧問
部長「毎日この子達と勉強出来るね」(´・ω・`)
副部長「い、今の部員だけでも大変なのに・・・専業主婦になろうかな~」(´д`|||) トホホ
~次の話に続きます~
-
- 89 : 2020/09/29(火) 13:03:01 :
- 高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
http://www.ssnote.net/archives/80410
恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
http://www.ssnote.net/archives/86931
害悪ユーザーカグラ
http://www.ssnote.net/archives/78041
害悪ユーザースルメ わたあめ
http://www.ssnote.net/archives/78042
害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
http://www.ssnote.net/archives/80906
害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
http://www.ssnote.net/archives/81672
害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
http://www.ssnote.net/archives/81774
害悪ユーザー筋力
http://www.ssnote.net/archives/84057
害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
http://www.ssnote.net/archives/85091
害悪ユーザー空山
http://www.ssnote.net/archives/81038
【キャロル様教団】
http://www.ssnote.net/archives/86972
何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
http://www.ssnote.net/archives/86986
- 著者情報
- この作品はシリーズ作品です
-
ドラゴンスレイヤー部 シリーズ
- 「勇者・魔王」カテゴリの最新記事
- 「勇者・魔王」SSの交流広場
- 勇者・魔王 交流広場