このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
この作品はオリジナルキャラクターを含みます。
【一話】"壁内"の聖杯大戦<白>
-
- 1 : 2016/09/14(水) 23:59:23 :
-
【注意点】
・基本、胸糞注意()
・元ネタである【Fate/Apocrypha】【進撃の巨人】の一部設定を改変
・上記の注意点によってもたらされるであろう、キャラ崩壊
シリーズ2作品目です。
進撃メンバーがマスターとなり、サーヴァントを使役していきます。
こっちのシリーズは手を抜くところは手を抜き、ガッツリやるところはガッツリ、というコンセプトでやっていきます。
元ネタを知らない人でも楽しめるように、頑張ります。
-
- 2 : 2016/09/15(木) 00:05:48 :
――――Fate/Apocrypha NEX――――
The sage out."Open ,Gates of Heaven.Bless us and bestow miracles upon us!"
-
- 3 : 2016/09/15(木) 00:20:37 :
――――聖杯戦争
万能の願いを叶えると言われる聖杯を巡る戦い
人類が三層にわたる壁の内に理想都市を繁栄させていた頃。
壁外にて陰に忍び、生き延び続けた"反"人類の間では、こことは別の次元と交信し、過去に名を馳せた英雄達を【サーヴァント】として召喚し、最後の一騎になるまで熾烈な殺し合いをするという、極めて特殊な戦争 を繰り返していたという――――
だが、壁内の人間にとって、壁の外とは謂わば"無い"も同然であった。
壁内で生まれ、壁内で育った者達にとって、今目の前に広がる街そのものが、"到達点"であり、"世界"そのものであったのだ。
その為か、過去3度に渡り"壁外"の聖杯戦争は続けられたにも関わらず、壁内の者たちはおろか、それらを統括せし王ですら、その実態を掴むことは無かった。
だが―――――――――
-
- 4 : 2016/09/15(木) 00:37:36 :
壁外にて行われた4度目の聖杯戦争。
時勢の影響か―――
壁外"以外"に住まうモノ達全てに対して秘匿とされ、陽の目を浴びる事すら無いであろうと思われてきたこの儀式は、壁内のとある"派閥"によって介入を受けてしまう。
その異常事態を機に、
聖杯戦争のシステムそのものが壁内の各地の権力者達に
情報として拡散した。
驚くと共に欲に眩んだ権力者達は
壁外の聖杯戦争の模倣を試み始めた。
それほどまでに―――
"レイス"
"アッカーマン"
"ユミル"
この御三家が構築した聖杯戦争のシステムは、
儀式として優れていたのだ。
だが、
壁外における聖杯戦争は以降60年
一度も行われていない。
現在―――
亜種の聖杯戦争は壁内各地で繰り広げられている。
が、その殆どは極めて小規模...
召喚する英霊も多くて五体。
儀式を成立させたとしても、
万能の願望を叶えるまでには至っていない――――――
-
- 5 : 2016/09/15(木) 22:31:18 :
-
【ウォール・シーナ 王城】
???「―――それは至極当然の事だ。儀式が成功する筈もない」
???「何故なら、壁外の聖杯戦争の核ともいえるものを、亜種聖杯戦争を行う権力者共は持ち合わせてはいないのだから―――」
???『ホホウ!拙者のハーレム計画完成の為にも、その"核"とやらは何か是非とも知りたいですなァ!ていうか、教えてチョンマゲ!!デュフッwww』
???「...口が減らぬ男だ」タメイキ
???『まぁまぁ!このような形で拙者と出会ったのも何かのエン!そう冷たい反応しないの!ささ!早く此度の財宝 の詳細を教えてくだされ~♡』クネクネ
???「............まぁ、いい」
???「それは―――――大聖杯だ」
???「壁外の聖杯戦争では、土地の"霊脈"と呼ばれる英霊召還、使役に適した力の溢れる地に核となる大聖杯を埋め込み、その上で聖杯戦争で奪い合う小聖杯に魔力を注ぎ込んでいた」
???『ホゥホゥ...それでそれで!?』ズイッ
???「...あー、それ以上近づかないでくれる?酒臭い。あとキモイ」キッパリ
???『デュフフフフwwwwwそんなにハッキリ言っちゃって、もぉっ!マスターのい・じ・わ・る♡』
???「はいはい汚い汚い臭い臭い。誰も得しないよそんなムサいオヤジのキメ顔。話聞く気ないならもう霊体化しててくれる...?」ジトー
???『おっと失礼!久々のシャバだったので、拙者としたことがテンションアゲアゲになってしまいwww話を続けてくだされ!』
???「...聖杯戦争を模倣する権力者共は小聖杯しか用意できてない。全く、くだらない贋作者 どもだ」
???『ではでは、今回の聖杯戦争はソレらとは違うと!?』ズイズイッ!
???「あーくっせ...その通りだよ、"黒髭"」
???「この地には大聖杯がある。この私が自ら60年前―――壁外からちょいと拝借してきた大聖杯が、ね」
???『ファッ!!?ちょっとちょっと王サマ!?拙者の職業柄、財宝を略奪してきたことは凄いと思うよ!?でもでも、王サマの外見、どう見てもよぼよぼのG ちゃんじゃん!60年前にって、王サマ一体いくつなの!?』
???「おい。王様って呼ぶなっつったろ。あと、今は俺の年齢関係ないだろ。...それに関しては作者が【謎っぽい要素あったほうが盛り上がるかな】とか思ってつけた設定なんだよ。あとあとになって俺がラスボスみたいに偉そうにその事を語る予定だったんだよ。これで分かった?満足?」イライラ
???『おぉーっと!出ましたメタ発言!有難うございます!!wwww』
???「あーもう...この件に関しては読者のご想像にお任せ、ってオチでいいや面倒くせぇ」
???「とにかく、大聖杯はおれ...私が壁外から奪ってきたの。そんで、ちょうどここの王城の地下室がなかなかいい感じの霊脈になってたから、そこに大聖杯を繋げたの。はい説明終わり」
???『えぇー...拙者もっと詳しく聞きたぁーい...』ウワメヅカイ
???「あーーーーーうっぜぇぇぇぇぇぇ」イライライライライラ
-
- 6 : 2016/09/15(木) 22:55:05 :
ドア「」コンコン!
???「ん?何の用だ」
秘書「総統、客人が御見えです」
???「分かった。とおせ」
-
- 7 : 2016/09/15(木) 23:16:37 :
???「......」スッ
???「おぉ、誰かと思えば、やはり君か――――――」
???「スミス財団創設者兼代表、エルヴィン・スミス」
エルヴィン「えぇ、お久しぶりです。王直属中央第一憲兵団長、ダリス・ザックレー総統......」チラッ
「...................」ドクドク
エルヴィン「驚きましたよ。"王の飼い犬"とまで呼ばれた程、王への絶対的忠義を貫き通してきた貴方がまさか、己が主を"その手にかける"とは」ジロッ
ダリス「あぁ、確かにそうだ。私はこの老いぼれの体を、この命を。骨の髄まで王に捧げるとこの役職に就いたその瞬間から誓い、今日まで生き続けてきた。この契り、我が命が尽きようと途絶えることはない」
エルヴィン「...の割に、言動と行動がまるで一致していないように見えますがね―――――」
- 著者情報
- この作品はシリーズ作品です
- 「進撃の巨人 × Fate」カテゴリの最新記事
- 「進撃の巨人」SSの交流広場
- 進撃の巨人 交流広場
- 「Fate」SSの交流広場
- Fate 交流広場