悲しい物語。
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- 1 : 2016/09/11(日) 22:31:51 :
- 私の実話を含めたあの日の物語。
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- 2 : 2016/09/11(日) 22:38:07 :
- 私は寝ていた。
誰にも邪魔されることなく。
ぐっすりと。
そんな日に蹴って起こされた。
「ずっと寝てるくらいなら犬の散歩でもしてこい」
私にとっては邪魔で仕方ない。
それからまた一言。
「それともあれか。旅館の寮に行くか?」
それは完結に言うと消えろ、といわれているような気がして腹が立った。
だが私は出て行った。
この家から逃れる為に。
あの。父という存在から逃げる為に。
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