このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
本当にいらないのは
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- 1 : 2016/06/22(水) 17:40:11 :
- おはこんばんちわ。 天月夜です。
初、おそ松さんSSです。
*アテンション*
・駄作です。
・キャラ崩壊です。
・シリアス……?……かもです。
・駄作です。(ここ重要!)
駄作者は年中松贔屓です。
よって、このSSは、年中松メインです。
できればシリアスに持っていきたいところですが…
ギャグになる可能性があります()
こんな駄作でも、読んでやるよ イケヴォ、な方は有難うございます!
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- 2 : 2016/06/22(水) 17:42:02 :
- 年中松メインとか私得じゃん。
期待&お気に入り登録。
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- 3 : 2016/06/22(水) 17:43:50 :
- >>2
は、早い!?www
期待&お気に入り登録まで!?
有難うございます!!
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- 4 : 2016/06/22(水) 17:48:37 :
- side ○○○松
兄にも、弟にもなりきれなくて、
いつも真ん中で分けられる僕ら。
世間一般では僕らのことを『年中松』何て呼ぶらしいけど
6人もいるのに、僕らは本当に必要なのかな……
僕らがいなくても……きっと______。
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- 5 : 2016/06/22(水) 17:56:55 :
- チョロ松「おい、起きろクズ共!もう昼だぞ!」
おそ松「え~あと5時間~……」
チョロ松「5時間!?分じゃなくて、時間!!?」
トド松「んー、チョロ松兄さんうるさい…」
チョロ松「いいから早く起きろあざトッティ!僕ハロワ行くからな!!」
トッティ「トッティって言わないでよ!って名前が!?」←
おそ松「え~、チョロちゃん兄ちゃんに構ってよー」
十四松「おそ松兄さんやきうっすか!?」←
トド松「野球じゃないよ十四松兄さん」
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- 6 : 2016/06/22(水) 18:06:45 :
- 一松「ん……」モゾ
チョロ松「あ、一松ー。一松も早く起きな?」
一松「んー…」
チョロ松「はいはい、あと5分だけね……」
一松 コクン モゾモゾ…←
紅松「「いや、何で会話できんの……?」」
十四松「チョロ松兄さんすげー!!」
チョロ松「ったく……、早くしなきゃ朝飯片付けられるぞ」
カラ松「ッフ……、おはようbrother…。今日もいい天「朝飯ー!!!」………………え……?っちょ、ま、待ってくれ…!」←
ドタドタバキメキ ←(4人が階段を降りていく)
チョロ松「ふー……………、行ったか………。一松…?」
一松 モゾモゾ
「…チョロ松兄さん……」
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- 7 : 2016/06/22(水) 18:14:08 :
- チョロ松「目のとこ赤くなってる…。擦っちゃ駄目だって前も言っただろ?」
一松「……ごめん」
チョロ松「また泣いてたのか……。そろそろ寝る位置変えてもらおう」
一松「ん、チョロ松の隣がいい。」
一松は僕と2人っきりになると僕を呼び捨てで呼ぶ。
あぁ、申し遅れました、僕は松野家三男、松野チョロ松です。
こっちは四男一松。
僕らには、他の兄弟には言ってない、ある秘密がある。
それは―――――――――――――――――……
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- 8 : 2016/06/22(水) 18:24:19 :
- 一松「ね、チョロ松………僕らって、松野家6つ子に必要なのかなぁ……」
口調も幼い頃に戻り、不安の色をうつした目で、縋るように僕を見上げる一松。
チョロ松「ふふ……銭湯でトッティに、お前はいらない子的なことを言ったはいいけど、本当のいらない子は僕かもね……」
自傷的に呟く僕を、一松が軽く小突いた。
一松「チョロ松、『僕ら』でしょ。自分1人だけ、責めないでよ…」
チョロ松「うん…………ごめん…。これじゃ、どっちが兄かわかんないな」
一松「そういうの、僕の前ではやめてよ。僕は、チョロ松が居ればそれでいい。」
チョロ松「ありがと、一松。僕も…」
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- 9 : 2016/06/22(水) 18:35:53 :
- 僕も一松も、これは依存だってわかってる。
一松が僕に依存して、
僕が一松に依存して……
互いに傷を慰めあう、そんな関係。
まだ、僕ら6つ子が、中学の時
僕はおそ松兄さんの相棒だった。
一松は十四松と、カラ松はトド松と。
6つ子といえど、全員しばしば個性が現れてくる時期で、
僕の個性は、『おそ松兄さんの相棒』だった。
松野家6つ子の長男、松野おそ松。
喧嘩が強く、負け知らず。
郊外でも、知る人ぞ知る有名な不良だった。
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- 10 : 2016/06/22(水) 18:40:35 :
- それでも、不良だったおそ松兄さんは、クラスメイトに煙たがられることもなく、順風満帆な青春時代を送った。
授業態度は最悪でも(居眠り、遅刻の常習犯)、明るく、人懐っこい性格のおそ松兄さんは、クラスでも人気者だった。
僕は、『影』。
光が強ければ強い程、影は濃くなる。
僕は、おそ松兄さんの『影』だった。
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- 11 : 2016/06/22(水) 18:46:14 :
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- 12 : 2016/06/22(水) 18:55:07 :
- 僕は、いつもおそ松兄さんとつるんで
他の友達が全然居ない訳ではなかったけど、
おそ松兄さんと肩を組み続けた。
まだ、『相棒』っていう立場に立てているかな、なんて、
順調に個性を見つけていく兄弟を見て、焦りが出始めた。
前は横一列で進んでいたのに
僕だけが、置いて行かれたみたいだった。
ボクダケガ、『無個性』ダ。
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- 13 : 2016/06/22(水) 19:35:42 :
- 期待
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- 14 : 2016/06/22(水) 21:12:10 :
- 待って本当最近涙腺どうしたのかな・・・。
もう泣けてきた・・・()
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- 16 : 2016/06/23(木) 18:09:53 :
- 焦った僕は、無理矢理にでも個性を見つけようとした。
おそ松兄さんと喧嘩に明け暮れるだけだった毎日を改め
真面目になろうとした。
授業にしっかりと出て、
制服の前をきちんと留めて、
喧嘩もやめた。
おそ松兄さんは面白くなさそうにしてたけど
『相棒』と呼び合うこともなくなった。
それで、真面目になったつもりだった。
これで、僕もみんなと同じだと思った。
全て、上手くいく……
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- 17 : 2016/06/23(木) 18:16:11 :
- 勉強の成果も現れ、僕の成績は順調に上がっていった。
おそ松兄さんと悪童やってた時の方が
絶対僕の性には合ってたけど、
前まで喧嘩してた時間を勉強で埋めるだけ。
この頃になると、おそ松兄さんも諦めて
ふとした時に絡んでくるだけになった。
少し寂しいと思いつつも、これで良かったんだと思えるようになった。
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- 18 : 2016/06/23(木) 18:16:56 :
- ―――――――だけど…
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- 19 : 2016/06/23(木) 18:22:05 :
- ある日、僕は、教室に忘れ物をした。
明日は学年末のテストで、テスト勉強に使うためのノートを
机に置きっぱなしにしてしまった。
悪いと思いながらも、オレンジ色に染まる廊下を駆け抜け、教室を目指した。
ここ1週間はテスト期間で全ての部活がないはずだ。
静寂に包まれた校内に、僕の吐いたため息がよく響いた。
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- 20 : 2016/06/23(木) 18:29:05 :
- ―――――――見慣れた教室の前に立つと、それは聞こえた。
「なあ、松野って6つ子だよな?6人もいらなくねぇ??www」
チョロ松「っ!?」
僕は、息を飲んだ。
聞き耳を立てるのはいけないことだけど、内容が内容なだけに
何でもないような顔で教室に入っていくのは無理だった。
呆然としている間にも、不愉快な声は言葉を紡いでいく。
どうやら、1人2人じゃないようだ。
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- 21 : 2016/06/23(木) 18:50:56 :
- うおお!!期待!!
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- 22 : 2016/06/23(木) 18:53:16 :
- 「おま、wそれはひでぇだろwww」
「だって、無駄に同じ顔じゃん?気持ち悪くねぇ?www」
「それは、www言っちゃダメなやつだぜwww」
反吐が出る。
僕達を馬鹿にして笑ってる向こうの奴らにも、
何もできずに立ってるだけの自分にも。
「でもさー、俺チョロ松一番嫌いだわwww」
―――――――――――僕……?
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- 23 : 2016/06/23(木) 18:53:49 :
- >>21
うおお!!あざす!
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- 24 : 2016/06/23(木) 19:00:48 :
- 「だってよー、昔はおそ松のおまけみたいだったのにさ、最近真面目ぶっちゃっててさ?wwwむかつくよなー」
「チョロ松?wどれ?w」
「ほら、三男。おそ松と昔組んでて、最強とか言われてた奴」
「あぁあ!wwwあの元ヤンの真面目君ねwww」
「俺あいつに顔蹴られて歯折れたんだよなー。そのせいで彼女にも振られたし」
「それwwwはwお前がw悪かっただけwwじゃねぇの?www」
うるさい。
うるさいうるさいうるさいうるさい!!!
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- 25 : 2016/06/23(木) 19:51:52 :
- わかってる。
そんなことわかってるよ。
僕がおそ松兄さんのおまけだって事。
「あー、あと、一松?あいつもなんかムカつくわーww」
それでも、まだ僕だけが悪く言われるならよかった。
僕の1番目の弟、一松。
誰よりも真面目で誰よりも兄弟思いの、優しい奴。
何で、そんな一松が悪く言われなきゃいけないんだ。
「お前チョロ松と一松嫌いとかwww真面目ちゃんを嫌っていくスタイルどうにかしろよwww」
「むーりーwwwだってあいつ校舎裏で野良猫に餌付けしてんの見たぞ。何いい子ぶっちゃってんだかww」
バァンッ
チョロ松「ふざけんなよ」
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- 26 : 2016/06/23(木) 20:02:05 :
- 気づいたらドアを思いっきり開けていた。
僕に顔を蹴られたと聞こえた時から、中にいるのはろくな連中じゃないとは思っていたけど、
我慢できなかった。
所詮ガラが悪いだけのただのチンピラ。
今こそ訛ってはいるものの、おそ松兄さんと喧嘩してた僕の相手になるはずがない。
僕は手始めに、真ん中に居たリーダー格の男の顔面に回し蹴りを入れた。
「っひ!?」
「ま、松野!?お前っ、何番目だ!?」
チョロ松「皆さん噂の三男チョロ松ですけど?僕を馬鹿にするのはいいけど、他の兄弟を馬鹿にするのは許さない。」
「す、すみませんすみませぐぁ!」
次の日、僕は真面目になって初めて学校をサボった。
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- 27 : 2016/06/23(木) 20:05:24 :
- ( ^o^)<ンアアアアアア期待ンアアアア
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- 28 : 2016/06/24(金) 21:08:30 :
- 「―――ロ……つ?――――ロ松!チョロ松!!」
チョロ松「っえ?…………あ、一松ごめん。ちょっとボーっとしてた…」
一松「チョロ松、大丈夫…?」
いつの間にか僕は上の空になっていたようだ。
一松の呼ぶ声で現実世界に引き戻され、妙な倦怠感を感じる。
一松「………中学の…こと……?」
チョロ松「っ!……はは、一松にはやっぱりバレちゃうね…」
僕は気づかないうちに過去を思い出していたらしい、
いやな記憶が脳裏にこびりついて、消えてくれない。
一生僕を離してくれない。
一松「酷い顔だよ?辛いなら辛いって言ってよ…、」
チョロ松「一松も、自分のことがあるだろ。お前に無理してほしく無いんだ……」ニコッ
一松「っ!」
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- 29 : 2016/06/24(金) 21:08:58 :
- >>27
期待あざす!
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- 30 : 2016/06/25(土) 16:19:46 :
- 一松「………そりゃあ、僕だって、いじめられてた時は辛かったよ……。でも、1番辛いのはチョロま「一松…」……………。」
チョロ松「それ以上、言うな…」
一松は、中学の頃いじめられていた。
丁度僕が学校をサボった日から、
僕にボコられて逆恨みした奴らが、一松をターゲットにした。
『あんな勉強しかできない真面目ちゃん、6つ子に要らないだろwww』
『だよなーww三男四男だけ面白くねーわw面白成分が他の兄弟に全部取られちゃったんじゃねーの??www』
『面白成分て何だよwww』
あぁ、五月蠅い。
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- 31 : 2016/06/25(土) 16:27:05 :
もう、やめてよ………………
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- 32 : 2017/01/07(土) 20:02:05 :
- 期待してますよっ!
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- 33 : 2017/04/09(日) 20:50:04 :
- あ
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- 34 : 2017/06/13(火) 22:46:51 :
- とてもいい!
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- 35 : 2018/04/29(日) 14:29:21 :
- 涙腺崩壊(´・_・`)
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- 36 : 2018/05/13(日) 16:40:58 :
- 期待
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- 37 : 2018/07/14(土) 23:08:42 :
- 頑張ってください。期待
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- 38 : 2018/08/07(火) 07:57:59 :
- 続き正座待機
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- 39 : 2018/08/15(水) 02:31:21 :
- 期待いいいいいぃい
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- 40 : 2019/03/16(土) 20:05:25 :
- 続き全裸待機してます。
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