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八幡「ただいま」 小町「お帰り、お兄ちゃんっ♪」パタパタ
- やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
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- 1 : 2013/12/10(火) 20:19:00 :
- 17作目。【比企谷兄妹の愛情録】シリーズでは1作目です。
八幡と小町の愛情をテーマにお届けします。
小町のデレ成分が多めの今作、拙い文ですが頑張ります。
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- 2 : 2013/12/10(火) 20:21:39 :
- 小町「今日は遅かったんだねー」
八幡「まあちょっとな…って、飯作ってたのか?だったら迎えに出て来なくていいのによ」ぬぎぬぎ
八幡(また小町的にポイント高い☆とか言いだすんだろーな)
小町「うーん、まあいいじゃないですか!」
八幡(あれ?小町マイスターの俺が小町の行動予想を外すなんて珍しいな…悔しくねえけど)
小町「それよりお兄ちゃんっ!小町を見て、何か言うことなーい?」くるんっ
八幡「あー、今日も可愛いな。うん、小町超可愛い」がしがし
小町「うっわ…出たよ適当。まあお兄ちゃんに期待した小町がバカだったんだね」よよよ
八幡「泣き真似すんなうぜえから…つか、料理途中なんだろ?いいのか?」
八幡(スカートをもう少し長くしろ。なんて言えねえな…その新しいエプロンで隠れてちょっとエロいとか思って無いんだからね⁉︎)
小町「あっ!そうだったよ!今日はお兄ちゃんの好きな料理だから喜ぶと思うな」きゃぴん
八幡「はいはい。じゃあ着替えてくるわ」すたすた
小町「はーい、あなた♡」パタパタ
八幡(妹が嫁とかないわ。可愛いから尚うぜえ……)
ーーーーー
ーーー
ー
八幡(お、この匂いは…)
ーガチャ
八幡「シチューか、美味そうな匂いだな」すたすた
小町「今日のルーは小町特性ブレンドだからねっ!お兄ちゃんは座っててよ」るんるん
八幡「おー。いや、手伝うわ。皿出しとけばいいか?」
八幡(小町も学校から帰って料理やって疲れてんだろうしな。顔には出さないから凄えわほんと)
小町「あ、忘れてた…ごめんね。ありがと、お兄ちゃん」ふらふら
八幡「おう。って…小町?」
八幡(小町の奴、何かフラついてねえか?)
小町「…ん?なに?」
八幡「いや、おま
小町「あ!パセリ買うの忘れちゃったよ!どうしようっ」あわあわ
八幡「パセリ?あんなもん上に少し散らすだけだろ?無くてもいんじゃねーの?」
小町「うわー…お兄ちゃんて本当風情がないよね。小町的にポイント低いよ」
八幡「悪かったな……んで?あった方が良いなら買ってくるけど」
八幡(…んー、気のせいか?)
小町「うーん、どうしようかな。小町的にはあった方が引き締まるんだけど、もうお兄ちゃんお腹減ってるよね?」むむむ
八幡「まあ減ってるには減ってるが、どうせ食うなら2人とも満足して食った方が良いだろ」
小町「お兄ちゃん///もー、ほんとお兄ちゃんは捻デレさんだね!」ツンツン
八幡「ツンツンすんな。じゃあ買ってくるからお前座って待ってろ」
小町「はーい!捻えちゃん!」
八幡「捻えちゃんて誰だよ…つか性別変わってんじゃねえか……」
八幡(やっぱ、気のせいだな。しっかり立ってるし。顔も……って)
八幡「…小町」
小町「ん?なにー」
八幡「あー、なんだ。買ってきて欲しいもんあるか?アイスとか、ヨーグルトとかよ」
八幡(顔、赤くねえか?って効いてもなんともないって言うに決まってるわな)
小町「え?うーん、特に無いかな?ていうかどうしたのお兄ちゃん?いきなり」
八幡「まあな、どうせ買うならついでにって思ってよ。まあ、行ってくるわ」
小町「うん!あ、……もう外暗いし、気を付けてよね?」きゅ
八幡「わかったわかった。つか裾にぎんな、歩けねーだろ。」
八幡(小町はあの事故依頼、俺が夜や早朝に出掛けるのを嫌がる節があるな……ったく、いつまでも気にしやがって)
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- 3 : 2013/12/10(火) 20:23:39 :
ーーーーー
ーーー
ー
八幡(ふう、結構時間かかっちまった)
八幡「ただいま」がちゃ
八幡「…」ぬぎぬぎ
八幡(やけに静かだな……小町のやつ、ぶっ倒れてんじゃないだろうな⁈)
八幡「…」スタスタ
ーガチャ
リビング「」シーン
八幡「小町?」
八幡(いねえ…部屋で寝たのか?)
小町「ん、お兄ちゃん?」むく
八幡「うお!」
八幡(ソファで寝てたのか。細すぎてわからんかった)
小町「んあ?なに、驚いた顔して。変なの……くぁ」ふぁーあ
八幡「お前がいきなり声掛けるからだろ。パセリ、買ってきたぞ?」
小町「お、ありがとお兄ちゃんっ!じゃあ、ちゃっちゃっと仕上げちゃうねー」パタパタ
八幡「おう。」
八幡(やっぱ、少し赤いな…)
ーーー
ー
八幡・小町「頂きます」
八幡「お!相変わらず小町のシチューは美味いな!!」もぐ
小町「ありがと。お兄ちゃん料理だけはまともに褒めてくれるもんね」
八幡「おい、それじゃまるで俺が他のことは何も褒めてないみたいじゃねーか」
小町「いや。だからそう言ってるんだけど」
八幡「いやいや、なに言ってんだ小町。俺なんて褒める事が日課みたいなとこあんだろ。つーか周りの物全てを褒めてるまである。」
小町「周りの物全てを褒めてる人はそれはそれで嫌だけどね」
八幡「だな。俺もそんな奴絶対友達にならん」
八幡(つーかそんな奴いんのかよ)
小町「自分で言った事じゃないですか。ていうか、お兄ちゃん適当に会話しすぎ!学校でもそうなの?」
八幡「あ、バレた?いやーやっぱ思ってもない事は言うもんじゃねえな。ま、学校じゃそもそも話し相手がいねーけどな」
八幡(そう、だから思ってる事をひた隠しにして生きてる俺なんて本当は超真摯なんじゃねえの?これからの流行は思ってる事言わない系男子だな!…なにそれただのコミュ障)
小町「結衣さんとかいるじゃん。ていうか、お兄ちゃんの冗談て基本つまんないけど、ご飯中の冗談はもっとつまんないよね」
八幡「き、気が緩むんだよ…小町の飯は美味いからな」
八幡(ほんと、小町からたまにくる言葉のDVどうにかなりませんかねえ…?お兄ちゃん小町に攻撃されんのが1番堪えるんだけど……いや、雪ノ下も相当だな。)
小町「お兄ちゃん…そ、そんな事急に言ったって…ポイントあげないんだからね?」
八幡「いらねーよ。第一そのポイント貯めて一体どうなんだよ」
小町「ふっふっふ。それはですね…なんと!小町と結婚できまーす!」
八幡「…ん、いらね」もぐもぐ
八幡(妹と結婚とかさすがにいらねー。小町が他人だったら全力でポイント稼ぎに行ってまったく稼げないまであるな。稼げないのかよ……っていうか小町の奴、学校の男共にも同じ様なポイント制度設けてんじゃねえだろうな?)
小町「うっわー、また適当でたよ。じゃあー、小町になんでも命令できちゃ
八幡「マジ⁉︎何でもだと!?」
八幡(何でもっつったら何でもだよな⁉︎よし決めた、ポイント貯めまくって来たる日に向けて待機だ。絶対に……)
小町「……お兄ちゃん。がっつき過ぎて正直小町でも引くよ…」
八幡「勝手に引いてろ。どんなに引かれようとポイント貯めまくっちまえば、お前は俺のもんだからな」ふん
八幡(小町は嫁に出さん!!そのためならば、いくら引かれようとも構わないのだ!やだなに俺マジいいお兄ちゃんだなおい!)
小町「え、ちょ、ちょっと///お兄ちゃん急になに言ってんの?///」あわあわ
八幡「…?」もぐもぐ
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- 4 : 2013/12/10(火) 20:25:32 :
- 小町「いや、そりゃあね?お兄ちゃんにそう言われて嬉しくない訳じゃないんですよ?でもほら、小町達は兄妹だし……///」もじもじ
八幡「はあ?兄妹だからこそだろうが。お前はバカだな小町」
小町「き、兄妹だからこそ…!?そ、それっていつから……///」きゃーきゃー
八幡「いつから?」
八幡(小町を嫁に出さんと決めた頃かー……あれ?いつだっけ。まあいいか適当で)
八幡「んなもん、ずっと昔からに決まってんだろ」もぐもぐ
小町「⁈……ふにゃ///」ぽふん
八幡「にゃ?」
八幡(なんだ?いきなり猫の真似か?雪ノ下が飛びつきそうだな。……小町って意外と猫っぽいよな)
小町「…ほ、本当?」
八幡「あ?なにが」
小町「いま言った事だよ。本気なのかなーと思いまして///」
八幡「あー、おお。間違いなく本気だな!」
八幡(親父と俺はマジで小町を嫁に出す気はねーしな。ていうか小町が嫁に出たら親父死ぬんじゃねーの)
小町「しょ、そうでしゅか…///」
八幡「噛みまくっ
小町「お、お兄ちゃんの気持ちは……とりあえず、分かったよ。で、でもさ…雪乃さんは?」
八幡「最後まで言わせろよ……つか、え?なんで雪ノ下?」
八幡(雪ノ下の話なんてしてたっけな?あ、でもそうだ。)
小町「お、お兄ちゃんはさ…雪乃さんの事で小町に隠し事あったり、しないの?」
八幡「んー隠し事って訳じゃねえんだけどよ…その、言うのが遅くなったんだが」
八幡(この感じ……週末に雪ノ下が遊びに来るって知ってんのか小町。やっぱ色々準備とかあんだろうし早めに言えって催促かな)
小町「う、うん…」
八幡「週末に雪ノ下が来るからよ。まあ、よろしく頼むわ」
小町「え、よ…よろしくって⁈ていうか雪乃さんは何をしに来るのかな?」
八幡「はあ?雪ノ下がウチに来るんだぞ?1こしか理由ねーだろ」
八幡(カマクラに会いに来るに決まってんだろ……ていうかどんだけうちの猫好きなんだが)
小町「そ、そっか……うん。そうだよね。じゃあ、やっぱり小町に言ったのは遊びだったんだね……」ぼそぼそ
八幡「はあ?いやだから遊びだっつったろ……あ、ついでにお前雪ノ下に色々教えて貰えば?」
小町「……遊び」ぼそ
八幡「……?おい小町?」
小町「うっさい!お兄ちゃんのバカ!!」ガタッ
八幡「は?いやいやお前雪ノ下が来るの教えるの遅くなったからってそんなに怒るなよ……って、小町⁉︎」サッ
小町「…あれ」フラッ
ードタァ
八幡「ってえ……おい、大丈夫かよ」
八幡(このばか…具合悪りいのにいきなり立つなよ)
小町「…はあ、はぁ」ぼー
八幡「小町?……あつっ!」
八幡(なんだこれ、38度くらいは下らねえんじゃねえか?こんなに具合悪りいなら無理しないで寝てればいいのによ)
八幡「小町、とりあえず運ぶぞ」んしょ
八幡(……軽りぃな)
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- 5 : 2013/12/10(火) 20:28:33 :
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーーーーー
ーーー
ー
小町「ん……おにいちゃん?」
八幡「おー。起きたか、どうだ?調子」
八幡(かれこれ4時間くらいは寝てたか…多少顔色も戻ったが……)
小町「んー、もう大丈夫。」にこ
八幡「…ばか。大丈夫な奴はぶっ倒れたりしねーんだよ。んで、本当はどうなんだ」
八幡(こんな時まで無理しやがって……)
小町「ん、ちょっとだるいです。」
八幡「初めから素直に言えよアホ。ほら、とりあえず熱測れ」ほい
小町「ごめんなさーい……あれ?口で測るやつじゃないの?」
八幡「あーあれな。なんか知らんが電池切れててよ…これしかなかった」
小町「うえー、ボタン外すのだるいー。お兄ちゃん測って」
八幡「……はあ。ったく、ほら寄こせ」
八幡(風邪の時くらいしか、甘えらんねえのかもな。ダメな兄貴を持つと、妹は大変なんだな…すまん)
小町「え?いいの…?」ほい
八幡「2回言わすな。ん、腕挙げろ。……っ
小町「ふへへぇ…くすぐったいよ、お兄ちゃん///」
八幡「文句言うな。……よっと。鳴るまで大人しくしろよ」
八幡(…ちゃんと成長してんだな。って、何を考えてんだよ)
小町「…はーい♪」
ーピピピピッ
八幡「…37.8か。地味にあんな……なんか食えるか?リンゴとか」
小町「あんま食欲ないかも」
八幡「そうか。冷えピタ、貼るか?」
小町「え?うち冷えピタなんてあったっけ?」
八幡「あー、まあな。んでどうすんの?」
小町「…じゃ、貼る」
八幡「はいはい。」ピタ
八幡「じゃ部屋に戻るから、なんかあったら呼べよ」スタ
小町「…」ぎゅっ
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- 6 : 2013/12/10(火) 20:32:29 :
- 八幡「あ?どうした?」
小町「……もうちょっと、居てほしいなーなんて///」
八幡「お前な…病人は寝てろっつんだよ」
小町「い、今寝てたしさ!じゃあ小町が寝るまででイイから!なんなら添い寝してもいいよっ!」ぎゅう
八幡「バカやろ。添い寝したら確実に移るだろーが」ふっ
八幡(まあ、今日くらいとことん甘えさせてやっか)
小町「いっけない、バレちゃいました?」にしし
八幡「寝るまでだからな」ガシガシ
小町「んー///ありがとお兄ちゃんっ」えへ
八幡「そういや、いつから具合悪かったんだよ?」
小町「うーん。今日の朝にはちょっとキツかったかも…」
八幡「あのなあ…そういう時はすぐ言え。風邪の時くらい俺が朝飯も夜飯も作るからよ」
八幡(妹の体調に気付けなかった俺が言えたようなセリフじゃねえよな…)
小町「…だって」
八幡「だって?」
小町「うーうん。なんでもない!」
八幡「そうか」
小町「そうなのです!」にしし
八幡「お前はイナズマかよ」
八幡(何この妹可愛いデース!危うく俺が小町の司令になっちゃうとこだったわ)
小町「イナズマ?なにそれ」
八幡「んだ、たまたまかよ……つか、まだ眠くなんねーの?」
小町「いやー、それが全く。困りましたね……」
八幡「そう思うんなら少しは寝る努力しろよ……」
小町「そいえばさ、お兄ちゃんって小町の頭撫でるの癖だよね?って、さっき思った!」
八幡「唐突だなおい…でも、まあ言われてみりゃそうかもな。なんだ、嫌だったか?」
八幡(ここで嫌とか言われたら相当凹むぞ!八幡18年目の真実⁉︎)
小町「んーん、ぜんぜーん!あ、ただちょーっと乱暴かなとは思いますね」
八幡「乱暴?いや、全然普通だろ。ていうかどんだけ優しく撫でなきゃいかんのだ」
小町「女の子は繊細なんですよーっ!というわけで、はい♪」
八幡「はい?」きょとん
小町「いや、なにきょとんとしてんの?…これだからゴミぃちゃんは……はぁ」
八幡「ゴミぃちゃんって言うな。つーかお前明らかに寝る気ねえよな?」
小町「うっさい。普通今の流れだと優しく撫でる練習でしょー!」ぷんすか
八幡「おいなんだそのふざけた理論」
八幡(つーか何で俺が怒られてんだよ…)
小町「というわけで!はい♪お兄ちゃんっ」
八幡「どんなわけだ……こうか?」がしがし
小町「んー///……ん、まだ雑ですな!」
八幡「嘘つけ!今思いっきり喜んでたろうが」
小町「妹はお兄ちゃんに撫でられると無条件で嬉しいものなのですよっ。でも、それと撫で方のクオリティは別物だねっ!」ちっちっ
八幡「うぜえ……じゃ、こうか」ナデナデ
小町「ふあー///気持ちいーけど、まだちょっと愛が足りないっていうか」
八幡「なんだそりゃ……自慢じゃないが愛なんていつも込めてんぞ。俺はコミュニティが狭い分、家族愛が強いからな!」
八幡(そう!家族愛の塊みたいなものなのだ!お袋は、まあ母の日になんかやってるし、親父はー………小町なんてたまに自転車で学校まで送ってるしな!親父は……まあいいか)
小町「お兄ちゃんが家族を大事にしてくれてるのは知ってるけどさー。たまには違う愛も欲しいなっ☆なんて」
八幡「違う愛?あーあれか、世界平和とかそんなんだろ。」
小町「世界平和祈りながら小町の頭撫でるとか意味わかんないでしょ……だからさっ!例えば、彼女さんに撫でてあげる時みたいな?」
八幡「彼女さんだあー?はっ!んなもん出来た事もねーからな、どんな気持ちで撫でるとかわかんねーよ」
八幡(ちなみにこの先も出来る予定は無いのです!)
-
- 7 : 2013/12/10(火) 20:41:27 :
- 小町「じゃ、じゃあ……小町で、練習してよ…」
八幡「は?何を」
小町「っち!ゴミぃちゃん鈍感すぎ……」
八幡「おいお前いま舌う
小町「そんなんじゃお兄ちゃんに彼女が出来た時に困っちゃうでしょ?だから、小町で彼女にするみたいに練習するの!いい!?」
八幡「優しく撫でる練習の次は彼女に撫でる練習かよ……」
小町「小町はお兄ちゃんの為を思って言ってるのに…悲しいよっ。しくしく」
八幡「あーもう。わかったから泣き真似すんな……あと毛布ちゃんと掛けろよ……」さっさっ
小町「あ、ズレてた……ありがと///」
八幡「そーいや、昔から寝相悪かったな……お前」なでなで
八幡(昔はよくこんな風に寝るまで付いててやったっけな)
小町「…///」
八幡「ん?おい、なんか言えよ。この撫で方じゃダメだったか?」なでなで
小町「…///」こくん
八幡「マジか…ハードル高すぎねえか?どーすりゃいんだよ」
八幡(これでもダメとか…一生彼女の頭撫でらんねえんじゃねえの俺)
小町「…も、もう少しゆっくり撫でて///」
八幡「…あいよ」なでなで
小町「……ん///」
八幡「もういいか?」なでなで
八幡(また顔が赤くなってきてんな…喋り過ぎて熱上がってきたか)
小町「…小町が寝るまでって言った」
八幡「いやいや、寝るまで撫でるとは言ってねえだろうがよ…」なてわなで
小町「…やだ」
八幡「……ったく。早く寝ろよ」なでなで
小町「…えへへ、やだ///」
八幡「お前な……」なでなで
小町「……お兄ちゃん」
八幡「あん?」なでなで
小町「心配かけてごめんね」
八幡「んなもん気にする位なら早く治せ」なでなで
八幡(体調崩す時なんて誰だってあんのに、いちいち気にするなよ)
小町「…ありがと。あのね、今日小町どーしてもお兄ちゃんに見せたいものがあって…それで」
八幡「……エプロン」すっ
小町「…え?」
八幡「変えたんだろ?……帰ってきた時に言わなくて、悪かった」
八幡(普通に褒めるのが癪で、言わなかったばっかりに最後まで無理させちまった様なもんだしな……)
小町「き、気付いてたの…?」
八幡「毎日お前の事見てる俺が気付かないわけねーだろ。そのー…なんだ、似合ってたよ」
小町「…お、お兄ちゃん……ぐすっ」
八幡「はあ?いや…ちょ、おま…なんで泣いてんだよ!」あせあせ
小町「ぐすっ……なーんてっ!うっそー!」ごしごし
八幡「お前なあ……」
八幡(このガキ…一瞬マジ泣きかと思っちまったよ)
小町「へへへ…ごめんなさーい♪」
八幡「ったく!もう行くからな、お前も寝ろ」
小町「ん、ありがとね!……お兄ちゃん?」
八幡「なんだ?」
小町「…大好きっ♪」
八幡「バーカ……んなもん、知ってるっつの」がしがし
小町「ん…///へへへ……そっかー。知ってたか……お兄ちゃんは、小町の事好き?」
八幡(何を言い出すかと思えば……聞くまでもないだろうに、このアホは)
八幡「ああ、世界一可愛いよ」
ーベッドに横になりながら俺を伺いみる小町の頬は、熱のせいかさっきよりも鮮やかな朱色に染まっていた。
大事な妹の一大事にしがないお兄ちゃんが出来る事なんざ、たかがしれている。
ーあとで、冷えピタ替えてやんなきゃな。
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- 8 : 2013/12/10(火) 20:44:13 :
- 以上で【比企谷兄妹の愛情録】シリーズ1発目、八幡編part,1は終わりです。
この後に続く小町編part,1などは順次投稿しますので、以下をどうぞhttp://www.ssnote.net/series/204
小町にはなんだかんだ甘い八幡はカッコいいです。
ではまた…
-
- 9 : 2013/12/10(火) 21:09:51 :
- おおお
小町サイコーだ
やべぇさらに惚れたぜ
-
- 10 : 2013/12/10(火) 23:37:58 :
- >>9
コメントありがとうございます!
次の小町編も、頑張るのでよろしくお願いします。
-
- 11 : 2013/12/11(水) 00:03:50 :
- >>10
頑張ってね
期待ぃ
-
- 12 : 2013/12/11(水) 01:19:33 :
- やっぱり小町最高だわ...
>>1 期待してますww
-
- 13 : 2013/12/11(水) 02:16:45 :
- >>12
ヘチマさんコメントありがとうございます!
期待に応えられるように、頑張ります(^o^)
-
- 14 : 2014/03/29(土) 16:44:51 :
- いいねいいね
視点が変わると印象も変わっていいね
-
- 15 : 2015/05/05(火) 05:42:51 :
- こまちちゃん可愛い
さらに好きになった。
-
- 16 : 2016/10/27(木) 15:05:38 :
- 威哥王:http://zzleshirts.com/p250.html
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-
- 17 : 2017/10/20(金) 20:47:55 :
- 神ダワww
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- 18 : 2019/03/19(火) 00:32:49 :
- 俺もシスコンの自信あるけど!!
妹は・・ウワーン(;o;)
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- 19 : 2020/09/28(月) 11:18:59 :
- 高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
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【キャロル様教団】
http://www.ssnote.net/archives/86972
何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
http://www.ssnote.net/archives/86986
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- 20 : 2022/05/23(月) 18:36:22 :
- 諸君 私はサシャが好きだ
諸君 私はサシャが好きだ
諸君 私はサシャが大好きだ
頑張る姿が好きだ
芋を食べている姿が好きだ
笑ってる所が好きだ
寝てる姿が好きだ
困ってる顔が好きだ
絶望する顔が好きだ
パァンに飛びつく姿が好きだ
真顔が好きだ
髪型が好きだ
平原で 街道で
城壁で 草原で
凍土で 屋根で
草むらで 空中で
室内で 暗闇で
この地上で存在するありとあらゆるサシャの行動が大好きだ
戦列をならべた同志のサシャSSが 更新と共に他厨の心を吹き飛ばすのが好きだ
結構高く浮き上がったユーザーが サシャSSを見て心がでばらばらになった時など心がおどる
同志が操作するパソコンのサシャの萌え画像が他厨の心を撃破するのが好きだ
奇声を上げて燃えさかる激論から飛び出してきた奴を容赦ない罵倒でなぎ倒した時など胸がすくような気持ちだった
攻撃先をそろえた同志の行列が他厨の心意気を蹂躙してから洗脳するのが好きだ
恐慌状態の新参者が既に意気消沈してる他厨を何度も何度も攻撃している様など感動すら覚える
敗北主義の裏切り厨を吊るし上げていく様などはもうたまらない
発狂している他厨共が私の振り下ろした指がスマホとともに喘ぎ声を上げるR18のサシャのSSにばたばたと薙ぎ倒されるのも最高だ
哀れな他厨共(レジスタンス)が雑多な反論で健気にも立ち上がってきたの完璧な理論で他厨共の心ごと木端微塵に粉砕した時など絶頂すら覚える
クリスタLOVEのクリスタ厨に滅茶苦茶にされるのが好きだ
必死に守るはずだったサシャ愛が蹂躙されクリスタLOVEに書き換える様はとてもとても悲しいものだ
エレン厨の物量に押し潰されて殲滅されるのが好きだ
エレンのエロSSに惑わされ害虫の様に地べたを這い回りながら興奮しながら読む時など屈辱の極みだ
諸君 私は討論を地獄の様な討論を望んでいる
諸君 私に付き従うサシャ親衛隊同士諸君
君達は一体何を望んでいる?
更なる討論を望むか?
基地外ばっかの糞の様な討論を望むか?
鉄風雷火の限りを尽くし三千人ほどの閲覧者の心を殺す嵐の様な討論を望むか?
『討論! 討論! 討論!』
よろしい ならば討論(クリーク)だ
我々は渾身の力をこめて今まさにサシャSSを書かんとする親指だ
だがこの暗い闇の底で半年もの間堪え続けてきた我々にただの討論ではもはや足りない!
嫁争奪戦を!!
一心不乱の嫁争奪戦を!!
我らはわずかに 進撃ファンの千分の一に満たない敗残ニートに過ぎない
だが諸君は一騎当千の古強者だと私は信仰している
ならば我らは諸君と私で総力100万と1人の軍集団となる
サシャの可愛さを忘却の彼方へと追いやり眠りこけている連中を叩き起こそう
髪の毛をつかんで引きずり降ろし眼を開けさせ思い出させよう
連中にサシャの素晴らしさを思い出させてやる
連中に我々のサシャの愛を思い出させてやる
天と地のはざまには奴らの哲学では思いもよらない事があることを思い出させてやる
一千人と一人のニートの戦闘団で
世界を燃やし尽くしてやる
さぁ……諸君
サシャSSを作るぞ
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