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メガネ兵長!2 〜エピソード:アニ
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- 1 : 2013/12/10(火) 01:11:22 :
- さァて…
一応、リヴァアニ・・・ってカテゴリーになるんですかね??笑
*注意*
一応、シリーズ作品ですが各話読み切りです。
更新は常にマイペースでやらせていただきます。
初めてアニちゃん書きます。不安でしかありません。。
初めての方にも、常連のみなさまにも楽しんでもらえるような内容になることを祈りつつ…!!
いざ、尋常に! 投下開始ーーッ!!!
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- 2 : 2013/12/10(火) 01:27:00 :
ー第57回壁外調査ー
ー巨大樹の森ー
ダンッダンッダンッ!!!
アニ(in 女型の巨人)
『ここで会ったが100年目ってやつさ!!!』にぃ…っ
ドドドドド…ッ!
リヴァイ「エレン!」バッ
「遅い!!」
「さっさと決めろ!!」
アニ『…!』
『アイツがなんか叫んでるけど、よく聞こえないね…』
『なにか仕掛けてくるつもり?』
『…クッ!!』
『ハァ ハァ ハァ…!』
『とにかく、追いつかないことには手も足も出せない』
『もう少しのところまできてるんだ』
『…今こそ、』
『あのいかれチビにこの恨みを晴らすときーー…!』カッ
ーーー
ーー
ー
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- 3 : 2013/12/10(火) 01:27:25 :
- アニきたああああああああああ
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- 4 : 2013/12/10(火) 01:30:16 :
- アニハーきたああああああああああ(笑)
コメ感謝〜(・∀・)/ でもあんまり期待せんといてくれな〜(汗)
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- 5 : 2013/12/10(火) 01:37:33 :
ー数ヶ月前ー
ー調査兵団本部ー
ナナバ 「…以上で、本日の行程の説明を終わる」
「なにか質問のある人はいるかな?」
ライナー「はい」ザッ
「施設全体の見取り図ってもらえるんですかね」
ナナバ「ああ、各班に1枚ずつ準備しているよ」
「ただし、情報漏洩防止の一環として見取り図は見学会の終了時に回収するから、決してなくさないように」
「いいね?」
訓練兵一同『はっ!』
ライナー(…だとよ)
(おまえら、しっかりと見取り図を頭の中にぶち込んでおけよ)
ベルトルト(もちろんだ)コクン
アニ(仕方ないね…)ハァ…
ナナバ「ようし」
「それじゃあ、早速、104期訓練兵団の調査兵団見学会を開始しよう」
「くれぐれも、各班に配属された調査兵団の先輩達の指示には必ず従うようにね」
「…では、一同!」
「敬礼!!」
訓練兵一同『はっ!!』バッ
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- 6 : 2013/12/10(火) 02:32:31 :
- 二コメ目ゲット♪
きたいです!!
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- 7 : 2013/12/10(火) 02:52:45 :
- 間に合った!!
めたんさんの雑談スレからとんできましたよ! 期待!
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- 8 : 2013/12/10(火) 04:04:19 :
- ユンジさま
2コメげっとんおめでとん&ありがとん♪♪
駆逐委員さま
まったりパワー全開で進行中ですからww
いつも応援ありがとうございます〜☆
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- 9 : 2013/12/10(火) 07:20:07 :
- ユンジさま…げへへへへ…
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- 10 : 2013/12/10(火) 16:49:59 :
- アニとかいう女
俺がもらっても?
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- 11 : 2013/12/10(火) 17:32:22 :
- メタンさん、頑張ってください!
メガネ兵長シリーズ大好きです!
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- 12 : 2013/12/10(火) 19:19:58 :
- キタキタキター!!!メガネ兵長シリーズ!
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- 14 : 2013/12/11(水) 01:11:06 :
ー書庫ー
リーネ「というわけで、書庫ではいろんな本を借りて読むことができる」
「兵士たるもの、文武両道を心得ておきたいね」
「仕組みとしては、入団後、配属された班ごとに……」
アニ(どうでもいい…)
(こんなことやったって意味なんか無いよ)
(いつまでこの茶番に付き合わなきゃならないんだか…)
サシャ「食堂の見学はまだですかねぇー!」
コニー「俺はホンモノの調査兵の訓練ってやつが見てえ!」
サムエル「自分は調査兵団に入るつもりはないけど、これもまあいい機会かな」
マルコ「そうだね」
「僕も、憲兵団に志願するつもりだけど、今回の見学会はすごくタメになると思ってる」
ジャン「ハァ?」
「まだそんなお利口さんをやってんのか、マルコ…」
マルコ「え!?」
ジャン「言えよ、本音を」
「内地に行きたいんだろ?」
マルコ「だ、だから、僕は…っ!」
サムエル「まぁまぁ」
ユミル「はあーあー」
「なんでクリスタと同じ班じゃないんだよぉー」
「クリスタぁー」
アニ(…そう)
(「兵団の見学会」なんか点数にならない)
(私を含め熱心な内地志願者はああやって流すもんさ…)
(それ以外はバカ正直な奴らか)
(単にバカか…)
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- 15 : 2013/12/11(水) 01:47:12 :
アニ(…とはいえ)
(いつ、どんな形でこの調査兵団に関する情報が必要になるともわからない)
(面倒だけど、今やるしかないね…)
アニ「あの、すみません」
リーネ「ん?」
「なぁに?質問かな?」
アニ「いえ…」
「敷地の見取り図を貸してもらえますか」
「その、お手洗いに行きたいんですけど、場所がわからないので…」
リーネ「あ、そっかそっか」カサ…
「はい、どうぞ」
「えっとね、私たちはいま、多目的棟2階のちょうどこの区画にいる」トントン
「次にむかう整備室だけど、この建物を出てから訓練場に向かう途中にある」
「この青い印で囲まれた建物だよ」
アニ「わかりました」
「先に進んでてください」
「すぐに追いつきますから」
リーネ「よし」
「それじゃあ、私たちは整備室の見学に進みましょうか」
アニ以外『はーい』
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- 16 : 2013/12/11(水) 16:35:41 :
- 期待!
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- 17 : 2013/12/11(水) 17:14:50 :
- めたんさんのSS大好きです!
特にメガネ兵長シリーズ(≧▽≦)
リヴァイ可愛い~(○´∀`○)
ハンジはもっとリヴァイを苛めるべき♥
期待(≧∇≦*)
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- 18 : 2013/12/13(金) 00:43:05 :
- なんなしー舞曲さま
ありがとうございます!のろのろ進行ですみませんっ(;><`)
るーじゅん@1002さま
コメ感謝です!
嬉しいなあ〜/// 今回はリヴァイに苛められるアニちゃんをお楽しみくださいw
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- 19 : 2013/12/13(金) 00:46:56 :
ー書庫前ー
アニ(さて、と…)
(この見取り図には、今日の見学会で私たちに見せるためのポイントしか書き込まれていないらしい)
(つまり、それ以外の"余計な"情報は伏せられてるってわけだね)
(…でも、私たちがほしいのはその"余計な"情報なのさ)
(今後の私たちの任務に支障をきたす情報が存在するならば、)
(事を起こす前に、それらを抹消する必要がでてくるかもしれない)
(少なくとも、その可能性は否定しきれないだろうね…)
(そして、そんな重要な情報が保管される場所なんて、そうたくさんあるわけでもない)
(つまり、書庫、および禁書保管庫、団長執務室、巨人の生体実験施設、それから、ハンジ分隊長の管理下にあるという研究室…)
(書庫の位置は既に特定済みだし)
(禁書保管庫は、おそらく書庫の奥に見えたドアが入り口だろう…)
(特別な説明はなかったけど、あれだけ厳重に鎖で封じられていたんだ、まず間違いない)
(ライナーが団長執務室を、ベルトルトが巨人の生体実験施設の位置をそれぞれつきとめる)
(…となれば、)
(あとは、ハンジ分隊長の研究室…)
(タイムリミットは15分、てところか)
(それ以上は、さすがに怪しまれかねないからね)
「そろそろ、動くか…」
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- 20 : 2013/12/13(金) 00:51:20 :
- 純粋にSSを楽しんでくれてそうなので嬉しいです
これからもがんばってください
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- 21 : 2013/12/13(金) 01:11:59 :
ーとある部屋の前ー
サササッ
…ピタッ
アニ「・・・」
(ここ…なのか?)
(なにも表示は見当たらないけど、)
(だからといって、そうじゃないとは断言できない)
(…それにしても、)
(なんだろう、なんだか…)
(イヤな感じがする…)
(…どうする?)
(確認しないわけにはいかないけど、)
(どうも気が進まないね…)
「はァ…」
リヴァイ「オイ」
アニ「ひゃっ!!?」 ビックゥーーーッ!!
(※注:びっくりして声が裏返ってます。)
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- 22 : 2013/12/13(金) 01:14:14 :
- namusyakaさま
激励いたみ入ります!(笑)
ありがとうございます♪
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- 23 : 2013/12/13(金) 01:32:43 :
アニ(び、びびっくりしたはぁ〜〜〜っ!!)ドキドキドキ…
(誰かと思えば、リヴァイ兵士長じゃないか!)
(全く気配に気づけなかった…)
(やっぱり只者じゃないらしいね…!!)キッ
リヴァイ「…おい、そこのチビ」
アニ「…!」ピクッ
(なっ!)
(あんただって、十分チビじゃないか!!)いらっ
リヴァイ「こんなとこで何してる」
アニ「え…っと、」
「そ、それは…」
(くっ、まずいことになった…)
(どうする、どうすればいい!?)
リヴァイ「お前、訓練兵だろ」
アニ「…はい」
リヴァイ「ここはお前が立ち入りを許可されてる場所じゃねえ」
アニ「…すみません」
「その、お手洗いから戻ったら、」
「班のメンバーとはぐれてしまったようで、それで…」
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- 24 : 2013/12/13(金) 01:36:08 :
- 期待&支援!
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- 25 : 2013/12/13(金) 01:38:12 :
- チビトルト@お嬢さま
…お嬢さま(笑) ありがとー♪♪
でも今日はここまでっすwww
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- 26 : 2013/12/13(金) 16:43:16 :
- 今日はもう終わり?
明日も頑張ってね!
アニ「……頑張れ///」
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- 27 : 2013/12/13(金) 22:39:44 :
- スタッフさんに二回もコメしてもらえるとは流石すぎですめたんさんw
やっぱ【私の】めたんさんは無敵です!
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- 28 : 2013/12/13(金) 23:42:27 :
- るーじゅん@1002さん
アニに応援されちゃったらがんばるっきゃないな(笑)
ありがとう!
ユンジ♥
よく覚えてるなwww
流石すぎるのは【私の】ユンジだよぉ〜っ!!←
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- 29 : 2013/12/13(金) 23:45:50 :
リヴァイ「…そうか」
アニ(なんとかして、この場を切り抜けないと…)ジリッ
「…ここは、この見取り図だとどの辺りですか」カサカサ…
リヴァイ(…見取り図?)
(ちっ… めんどくせえが)サッ
スチャッ…(※注:メガネを胸ポケットから出してかけた。)
「…どれ、見せてみろ」
アニ「!?」ピシッ…
(メガネなんてかけるのか、リヴァイ兵長は…)
(知らなかったよ…)
(これも、今日の収穫のうちの1つ…って言っていいもんかね)
リヴァイ「オイ、なにしてる」
「早くそいつを寄越せよ、チビ」
アニ「!!」
(あぁぁーーーーッ!!!)
(ま、また…ッ!チビって言ったぁーーーーーッ!!)
(人が気にしてることをズケズケと…ッ!!)
(こいつ、ただじゃおかないよ…)ゴゴゴ…
リヴァイ「…?」
(なんだ…?)
(すげえ殺気だな…)
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- 30 : 2013/12/14(土) 00:17:32 :
アニ(でも… 今は感情的になってる場合じゃない)
(怪しまれないように振る舞わないと…)
「リーネさんが、次は、整備室に向かうと言っていましたが」
リヴァイ「ふん…」 カサ…
「なるほど…」
アニ(…せめて、)
(この部屋が何なのかだけでも引き出さないと…)
(のこのこ帰るわけにはいかないからね)
リヴァイ「…とりあえずだな、」
アニ「はい」
リヴァイ「お前はいま、俺の書斎の前にいるわけだが…」
アニ「!」
(…リヴァイ兵長の書斎だったのか)
(ハンジ分隊長の研究室じゃ、なかった…)ちっ…
(まぁ、一応これも貴重な情報の1つ、か)
リヴァイ(…このチビ)
(初めて俺と対峙するってぇのに、この冷静ぶり…)
(いやに肝が据わってやがるな)
(集団行動には向かねえだろうが…)
(うちにくれば、あるいは…)
「…まぁ、いい」
「俺が、お前を整備室まで連れて行ってやろう」
アニ「…え!?」ギクッ
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- 31 : 2013/12/14(土) 06:59:28 :
リヴァイ「…なんだ、俺じゃ不満か」
アニ「!」
「いえ、そういうわけじゃ…」
リヴァイ「…なら、いい」
(…人のこと言えた立場じゃねえが、)
(愛想のねえやつだな)
アニ(そんな、まさか、兵士長が直々に?)
(まったく、予想外の展開だよ…)
リヴァイ「その前に、少し部屋に寄らせてくれ」
アニ「は、はい…」
ーーー
ーー
ー
ーリヴァイの書斎ー
リヴァイ「すぐに済ませる」
「そこで待ってろ」
アニ「はい」
リヴァイ「…大人しくしてろよ」
アニ「…はい」
(なんだろう…)
(もしかして、警戒…されてるのか?)
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- 32 : 2013/12/14(土) 07:20:43 :
リヴァイ「埃も立てんじゃねえぞ」
アニ(は…?)
「立てません」
リヴァイ「…よし」ガサゴソ…
アニ「・・・」
(ふうん…)
(ずいぶんとキレイに片付けてあるんだな)
(もっと雑然としてるもんだと思ったけど…)
(それとも部下に片付けさせてんのか?)
(…そういえば、)
(私たち、リヴァイ兵長について何も知らないんじゃないか?)
(仮にも、人類最強と謳われるだけの人材だ…)
(もう少し、詳しく調べる必要があるかもしれない)
(後々、私たちの計画を脅かされては元も子もないからね)
リヴァイ「む…」ピクッ
「こりゃぁ…」
アニ(ん…?)
(どうしたんだ…?)
リヴァイ「あのクソメガネ…」ボソッ…
「ち…っ」
アニ「あの…」
「どうか、したんですか?」
リヴァイ「…お前には関係ない」
アニ「…すみません」
(なにさ、自分で言っておいて!
(気になるじゃないか!)
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- 33 : 2013/12/14(土) 18:02:40 :
- いい展開!!
めたんさん、さっっっっすが(*⌒▽⌒*)(*⌒▽⌒*)
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- 34 : 2013/12/14(土) 20:30:25 :
- この二人だと静かw
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- 35 : 2013/12/14(土) 21:29:56 :
- きたい
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- 36 : 2013/12/15(日) 02:19:38 :
- るーじゅん@1002さん
うおおおさりげなくすげえプレッシャーかけられてるw
ありがとうございます♪
ユンジ♥
ねwwどーやって盛り上げようかなー(悩)←
コメさんきゅ♪
蘭々さま
ありがとーう!!がんばりまっす!
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- 37 : 2013/12/15(日) 02:46:14 :
リヴァイ(クッソ……!)
(ティーカップの痕がついたままの資料を寄越しやがって!!)
(文句の1つでも言ってやらねェと気が済まねえな…)いらいら
「チッ!!」
アニ「?」
(一体、なんだっていうんだい…)
(やけにイライラしてるじゃないか)
リヴァイ「おい、チビ」
アニ(コ、コイツ… いつか、潰してやる…)イラ…
リヴァイ「整備室の前に、少し寄り道する」
アニ「・・・」ピクッ
「それは、構いませんが…」
「どこに」
リヴァイ「・・・」
「黙ってついてこい」
「また、迷子になりたくなかったらな」ふん…
アニ「ま…!?」キッ
リヴァイ「なんだ」
アニ「い、いえ…」
(く…っ!)
(あ、あたしは迷子なんかじゃないよ!!)
(ガキ扱いしやがって…!!)
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- 38 : 2013/12/15(日) 03:15:01 :
アニ(お、落ち着け、あたし…)
(今はコイツの言うとおりにしないと…)
リヴァイ「行くぞ」
「もたもたすんな」
アニ「はい」
(ハァ…)
ーーー
ーー
ー
カツカツカツ…
リヴァイ「・・・」
アニ「・・・」
(どこに行くんだろう…)コツコツ…
リヴァイ「…!」ピタッ
ドンッ
アニ「ぶっ!」
「ちょ、急に、止まらないで…」
リヴァイ「ああ、悪い」
「…が」スッ
アニ「?」
ーーー…コッ コツ コツ
ハンジ「ん?」
「あれ、リヴァイ!」ひょこっ
アニ(ハンジ分隊長!?)
(願ってもない…)
(どうやら、運が向いてきたかもしれないね)ふっ
ハンジ「…と、どちらさま?」
「まさか、リヴァイの隠し子とか?」にゃははー♪
リヴァイ&アニ『はぁ!!?』ギロッ!
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- 39 : 2013/12/15(日) 03:35:47 :
リヴァイ「なに寝ぼけたこと言ってやがる」
「このクソメガネ」
「削がれてェのか」
ハンジ「うわっ」ビクッ
「こっわぁ〜〜〜」
「そんなん、冗談に決まってんじゃん!」
アニ(冗談でもお断りだね…)
(コイツの隠し子だなんて、笑えないにも程がある)
ハンジ「髪色や目の色だってずいぶん違うし…」
リヴァイ「当然だ」 アニ(当然だよ)
ハンジ「ああ、でも目つきはそっくりかも?」にやっ
リヴァイ「…いい加減にしろ」ギロッ アニ(…いい加減にしてくれ)ギロッ
ハンジ「ご、ごめんごめん」
「そんなに睨まないでよ、2人とも」
「…んで?」
「誰なの、このお嬢ちゃんは?」
リヴァイ「…迷子の訓練兵だ」
アニ(落ち着け、あたし…)ぷるぷる…
ハンジ「まいご?」
「ああ、今日だったっけ、見学会とかなんとか…」
アニ「訓練兵団所属、アニ・レオンハートです」
-
- 40 : 2013/12/15(日) 03:58:02 :
ハンジ「そっか、アニ訓練兵、か」
アニ「はい」サッ(敬礼)
ハンジ「ああ、いいよ、そんなに畏まらなくても」
アニ「・・・」ス…
ハンジ「で、なんでリヴァイがアニちゃんと一緒にいるわけ?」
リヴァイ「整備室に行きたいんだそうだ」
ハンジ「ふうん?」
「でも、整備室に行くなら、あなたたちが来た道の方向だけど」
リヴァイ「その前に、お前の研究室に行く用事があったんだが…」
アニ「え!?」
リヴァイ「?」
アニ(はっ しまった…!)サッ
(お、思わず声に出してしまった……)
ハンジ「え、なんで?」
リヴァイ「…その手間も省けたようだ」
アニ「そ…!」(そんな…!)
ハンジ「へ?」
「つまり、どゆこと?」
リヴァイ「見ろ」
「…なんだ、これは」カサッ
ハンジ「んん?どれどれー?」
「…げっ」
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- 41 : 2013/12/15(日) 04:21:51 :
ハンジ「あちゃー…」
リヴァイ「こんなもん、鼻紙にも使えねえ」
「やり直しだ」
アニ(そういうことか…)
(だいぶ、神経質な性格のようだね…)
ハンジ「だーーーっ」
「やだやだ、ちょっとくらい見逃してくれればいーのにっ」
「アニちゃんもウチに入るんなら、リヴァイの潔癖性には気をつけなよっ!?」
アニ「え…?」
ハンジ「…あ、そういえば、」
「アニちゃんの志望兵科はどこなの?」
アニ「あ、たしは…」
ハンジ「ん?」
リヴァイ「…おい」
ハンジ「あ、ごめ、」
「言いたくなかったら、無理しなくてもいいんだよ?」
アニ「いえ…」
「…私は、憲兵団に」
リヴァイ「・・・」
ハンジ「そっか、そっか!」
「じゃあ、がんばってね!!」
アニ「はい」
-
- 42 : 2013/12/15(日) 06:36:20 :
ハンジ「はぁー」
「しょーがない、私は仕事に戻りますか」
「んじゃね〜」ヒラヒラ
リヴァイ「また同じミスすんじゃねェぞ」
「クソメガネ」
ハンジ「もー、わかってますよーだっ」 コツ コツ…
リヴァイ「ふん…」
「…悪かったな、付き合わせて」
アニ「いえ」
リヴァイ「こっちの用はもう済んだ」
「行くぞ」
アニ「はい」
(…結局、研究室の位置を特定することができなかった)
(任務を中途半端なままで終えるなんて、)
(情けないよ…)
(所詮、)
(あたしは、戦士のなりそこないにすぎないんだ…)
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- 43 : 2013/12/15(日) 07:05:39 :
カツ カツ カツ…
リヴァイ「憲兵団、か…」ボソッ
アニ「は?」
リヴァイ「イヤ…」
「なんでもない」
アニ(なにさ…)
(言いたいことがあるなら、言えばいいじゃないか)
(どうせ、アンタだって…)ギリッ
ピタ…
リヴァイ「…?」
「どうした、早く歩け」
「本当に迷子になっちまうぞ」
アニ「…し、は…」ギュッ
「あたしは、憲兵団に入る」
「…そんなあたしを、アンタは、どうせ、クズだとか思ってるんだろう?」
リヴァイ「・・・」
アニ「そうやって、あざ笑って、」
「見下して!」
「自分たちだけは、英雄気取りで満足気分に浸ってるんでしょ?」
「…くだらない」
「あたしはもうこれ以上、このくだらない世界で」
「兵士ごっこに興じれるほど、バカになれない」
-
- 44 : 2013/12/15(日) 07:27:33 :
リヴァイ(何もかもがくだらない…)
(自分以外がみんなバカに思えてならない)
(そんな眼だ)
(…まるで、昔の俺を見ているみてぇだ)
「…お前は、俺たちを、」
「調査兵団を憎んでいるのか」
アニ「…いいや」
「だけど、私の見てきた限りでは、訓練兵では」
「憲兵団を目指すクズと悪人が大半を占めていた」
「そんなことは誰でも知ってる事実じゃないか」
リヴァイ「まァ、な」 フー…
「他人より自分の利益を優先させ、」
「周りがズルをすれば一緒に流される」
「確かに、憲兵団はそんなヤツらばかりかもしれん」
「到底正しい人間とは言えないだろう」
アニ「・・・」
リヴァイ「だがな、」
「それだって普通の人間だろ?」
アニ「…!」ハッ
-
- 45 : 2013/12/15(日) 08:01:14 :
リヴァイ「俺たちには、そんなやつらも含めて、壁の中に生きる全人類の未来が託されている」
「少なくとも、俺はそう思っているがな」
アニ「あたしは… ただ…」
リヴァイ「…お前にとって、何が気に入らねえのかは、俺にはわからん」
「何を以て、兵士を、憲兵団を志すのか、もな」
「だが、訓練兵団の卒業までいくらか時間はあるんだろう」
「少し、考えなおしてみるといい」
アニ「・・・」
リヴァイ「整備室はすぐそこだ」
「俺は諸用で町へ出る」
「お前に付き添ってやるのもここまでだ」
「じゃあな、チビ」
アニ「…!」ギリッ
リヴァイ「…っと、じゃねぇ」
「アニ・レオンハート、だったな」
アニ「!!」
リヴァイ「新兵の勧誘は俺の仕事じゃねェんだが…」
「お前は他の兵団にくれてやるには少し惜しい気もする」
「無論、すべてはお前次第だがな」
「待ってるぞ」
「この調査兵団でな…」
ザ… ザッ ザッ ザッ
-
- 46 : 2013/12/15(日) 08:20:51 :
リヴァイ(…アニ・レオンハート、か)
(自分自身の醜さやつまらなさ、弱さ…)
(そういう部分を理解できるお前なら、)
(同じような弱さを持つ人間のために戦うことができるんじゃねぇのか)
(なぁ、アニよ…)
(お前になら、わかるんじゃねえのか…?)
ザッ ザッ ザッーー…
ーーー
ーー
ー
アニ(…あたしは、どんなに願おうと)
(調査兵団には入らない)
(入れやしないのさ…)
「ハァ…」
ベルトルト「アニ!」ぽんっ
アニ「!」
「ベルトルト…」
ベルトルト「そっちは、うまくいった?」
アニ「あ…」
「ごめん、それが…」
ベルトルト「そうか」
「まあ、これについてはまた後で話そう」
アニ「そう、だね…」
ベルトルト「?」
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- 47 : 2013/12/15(日) 08:42:20 :
ー数ヶ月後ー
ー第57回壁外調査ー
ー巨大樹の森ー
ドォ ドォ ドォ ドォ…!!!
アニ(in 女型の巨人)
『ハァ ハァ ハァ…』
『あの日、アイツはあたしを散々こけにした』
『…そのせいで、あたしは、この数ヶ月間、苦しみ、悩んだ』
『なぜ、あたしはあんたたちの敵なのかってね』
『そんなこと、考えたって意味なんかないってわかってたハズなのに』
『この世界に未来なんてないんだから…』
『でも!もうそんなことに頭を抱えなくたっていいんだ!』
『あとは、エレンを奪い、ここから立ち去るだ…け』
『…!!?』
エルヴィン「ッうてェェェーー!!!!」
ダダダダダダダダダダダダッッ!!!!!
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- 48 : 2013/12/15(日) 09:06:56 :
- きたいです!
-
- 49 : 2013/12/15(日) 16:22:33 :
- き、期待!!!!
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- 50 : 2013/12/15(日) 19:45:08 :
- エルヴィン…www
アニ可愛い…♡
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- 51 : 2013/12/16(月) 00:55:29 :
- 蘭々@ナナバさま、駆逐委員さま、るーじゅん@1002さま
ありがとうございます!!
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- 52 : 2013/12/16(月) 01:17:56 :
ギ… ギギギ…
アニ(in 女型の巨人)
『くっ…!』
『やられた…』
『まんまと、おびきだされたってわけかい…』
『・・・!』ピクッ
ビキビキビキビキッ
ガキン!! ガキン!!!
『ハァ…』
『これは、時間との勝負だね…』
『あたしも、あいつらも、どちらが先に仕掛けるか…』
ヒュッ
リヴァイ「オイ…」
「いい加減でてきてくれないか?」
「こっちはそんなに暇じゃないんだが」
アニ『それは、こっちのセリフさ!』
『…ていうか、か弱い乙女の頭の上に立つんじゃないよ!!』
『どれだけ失敬な男なんだい!?』プンスコ
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- 53 : 2013/12/16(月) 01:28:06 :
リヴァイ「なぁ?」
「お前はこれからどうなると思う?」
「お前はこの状況から抜け出すことができると思うのか?」
アニ『…ってやる』
『あたしは、やってやるさ!』
『この状況から抜け出し、エレンも奪う!』
『あのときのように、もう二度と、任務を中途半端のまま放棄したりしない!!』
『何が、何でも…!』ギリッ
リヴァイ「こっちの迷惑も少し考えてほしいもんだ」
「お前を引きずり出す方法を考えては試しを繰り返すんだぞ」
アニ『あんたこそ、あたしたちの邪魔をしないで!』
『…何をしたってもう遅い、全て無駄なのに』
『頼むから、悪あがきしないでくれ…』
リヴァイ「お前は確か…」
「色々なやり方で俺の部下を殺していたが…」
「あれは楽しかったりするのか?」
アニ『…ハッ!』
リヴァイ「俺は今、楽しいぞ」
アニ『・・・』
『殺すのが、楽しいか…だって…?』
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- 54 : 2013/12/16(月) 01:56:35 :
ーアニの回想【トロスト区攻防戦から2日後】ー
ー死体回収及び処理任務にてー
アニ「ごめんなさい…」
(助けられなくて、ごめんなさい…)
(あたしたちの、せいで…)
「ごめんなさい…」
(…調査兵団に入って戦えば、)
(あなたたちを守ることができるのかもしれないのに…)
(あたしには、そうすることができない)
ーーーリヴァイ『待ってるぞ』
『この調査兵団でな…』
(そんな資格、ありはしない…)ギリッ
ライナー「謝っても仕方ないぞ」
「早く弔ってやるんだ」
「……」
「あんなに訓練したのにな…」
ベルトルト(アニ、ライナー…)
(普段は感情を表に出さないあのアニでさえも…)
(今回はさすがにキテるみたいだ)
(…僕が、)グッ
(僕が、しっかりしないと…!)ザッ…
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- 55 : 2013/12/16(月) 02:17:41 :
- よく話ができてるな....ほんと凄い
-
- 56 : 2013/12/16(月) 02:21:15 :
- まじすか!けっこう苦し紛れ&思いつきだったりするんだがwww
アニハーに言われるとめっちゃ嬉しいわ^^ コメさんきゅー♪
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- 57 : 2013/12/16(月) 02:38:36 :
ベルトルト「アニ…」
「…僕たちは、戦士だろ?」ボソッ
アニ「…ハッ!」
ベルトルト「ライナーだって、もちろん僕も、いまはすごく辛い」
「きみだけじゃない」
アニ「そう、だよね…」
ベルトルト「うん」
「さぁ、作業に戻ろう…?」
アニ「あぁ…」
(あたしは、戦士…)
ーーー
ーー
ー
ー第57回壁外調査・右翼策敵支援班ー
ズシン…
ズシン ズシン ズシン…!
アルミン「何だあれ!?」
「速すぎる!!」
ドドドドドドドドドド
ネス「!!」(アルミンの方に…)
「行かせるな!シス!!」
シス「はい!」
アニ(in 女型の巨人)
『ふ…っ』
『邪魔をするヤツは、全員…!』
『殺スのみ!!』 …カッ!
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- 58 : 2013/12/16(月) 03:00:55 :
アルミン「まずいよ!!どうしよう!?」
「僕も死ぬ!!僕も殺される!!」
アニ『エレンはどこ?右翼側にいるんじゃなかったの?』
『あと、1人…』
ズドォォォオォォ!!
アルミン「うッ… ッ…」ゴロゴロ
「…ハァッ ハァッ」ググッ
アニ『動きを止めた…』
『エレンなら、殺すわけにはいかないけど…』スッ
ズシン!!
『エレン、なのかい…?』
『…!』
『アル、ミン…』
『殺しておく、か…?』
『アルミンは、殺しておくべき、なのか…?』
『あたしは、アルミンを、殺せるのか…?』
『・・・』
『考えてる時間は、いまはない…』
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- 59 : 2013/12/16(月) 03:14:05 :
ーーー
ーー
ー
ー巨大樹の森ー
アニ『殺すのが、楽しいかって…』
『そう聞いているの? この男は…?』
リヴァイ「なぁ……?」
「お前もそうだろ?」
「お前なら俺を理解してくれるだろ?」
アニ『あたしは、ただ、邪魔する者を排除しただけ…』
『殺らなければ、殺られてしまうから』
『…だから、あたしが、殺した』
『…!』
『そうだ、あたしが、殺したんだ…』
『あたしは、楽しかった…?』
『わか、らない…』
『ワカラ、ナ…イ……』
リヴァイ「…!」
「そうだ…1つ聞きたいことがあった」
「お前の手足は切断しても大丈夫か?」
「また生えてくるんだろ?」
アニ『!』
-
- 60 : 2013/12/16(月) 03:28:38 :
リヴァイ「お前自身の本体の方だ」
アニ『もう…!
『なりふり構ってられないね…!!』
リヴァイ「死なれたら困るからな」
アニ『やるなら、今…』
『うだうだ考えるのは…』
『これで本当に、おしまいだよッ!!』
『スウゥゥゥゥ』
リヴァイ「!」
きぃぁああぁぁぁぁあああぁぁぁぁぁ
アニ『ハァ ハァ ハァ…』
『くっ… これに、…懸けるしかない!』
リヴァイ「……」
「てめぇ…びっくりしたじゃねぇか…」
ーーー
ーー
ー
-
- 61 : 2013/12/16(月) 15:38:20 :
- アニかっこ可愛い…///
-
- 62 : 2013/12/16(月) 21:37:33 :
- (アニハー×めたんさん…悪くない(´ii`)
美男美女じゃねーか!)
アニの思いとかすげ…
期待です!
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- 63 : 2013/12/16(月) 22:13:23 :
- すっごい完璧になりたってる作品(無名の俺が言えたことではないが)
すごくおもしろいのでがんばってください!!
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- 64 : 2013/12/16(月) 22:55:35 :
- るーじゅん@1002さま リ、リヴァイは…?(笑)
ユンジさま 何の話だ?ww ありがとー♪
LOVEアニ♪byゆうさま いやいや全然完璧じゃないっすよw楽しんでもらえてるようなので嬉しい限りです〜^^
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- 65 : 2013/12/16(月) 23:45:04 :
ミケ「エルヴィン!匂うぞ!」
エルヴィン「方角は?」
ミケ「全方位から多数!同時に!」
アニ『…きた』
『この綱渡り、なんとしてでも凌がなきゃ…!』ギュッ
リヴァイ「オイ…」
「てめぇ…」ゴンゴン
「さっき何かしやがったな」ゴンッ
エルヴィン「全員戦闘開始!!」
「女型の巨人を死守せよ!!」
アニ『いちか、ばちか…!』ゴクリ…
『こいっ!!!』
ガブッ!!
アニ『ぐっ…!』
バキバキバキ!
モシャッ バクバクバク!
アニ『あ、ぁぁ…!!』
『怖い、怖いよ…ッ!』
『早く離脱したいけど、まだだ、まだ早すぎる…』
『わかってた、けど……』
『ダメ… 耐え、るんだ…!!』
ガブリッ!
バクッ!!バキバキ!モシャ…
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- 66 : 2013/12/17(火) 01:01:54 :
ゴォォォオォオォオォォ
エルヴィン「全員、一時退避!!」
アニ『…はっ』
『離脱するなら、今だ!!』
ブチブチブチ!
アニ「はぁッ はぁッ…」
「くっ!!」
(休んでるひまは、ない…!)
「ふっ」バシュッ ギュイィィーーーンッ…
シュゥウウゥゥゥゥーーーーー……
リヴァイ「・・・」チャキ…
(…これで)
(しまいなのか?)
(あっけねえ…)
(中身の野郎は、何がしてえんだ…)
(まさか、死んじまったわけじゃねえだろうな…?)
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- 67 : 2013/12/17(火) 01:34:40 :
- いやん、めたんさんのss新しいの出てた気付かなかった不覚っ!!!!!
そして支援(*^^*)
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- 68 : 2013/12/17(火) 02:13:53 :
ヒュイィィーーーッ…
アニ「・・・」
(ひとまず、あたしは賭けに勝った…)
(でも、あんたたちだってこのまま大人しく引き下がっちゃくれないんだろ?)
(あんたたちはそういう生き物だからね…)にッ…
チャキッ
パシュウゥゥゥゥーーーッ…
ーーー
ーー
ー
グンタ「!」
「おっと…」
「きっとリヴァイ兵長からの連絡だ」カチャ
「兵長と合流するぞ!」パシュッ
ーーー
ーー
ー
パシュウゥゥゥーー…
アニ「…あっちか」
(今すぐ、巨人化できるか…?)
…フッ
ーーーアニの父『父さんだけはお前の味方だ』
『…だから、約束してくれ』
『帰ってくるって…』
(…そうだ)ギリッ
(あたしは、生きて、帰らなくちゃいけないんだ…)
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- 69 : 2013/12/17(火) 02:25:17 :
ヒュイィーー…ン……
アニ(あたしが殺す理由…)
(それは、あんたたちが憎いからじゃない)
(…ただ、生きて帰りたいからなんだ)
(あんたたちだって同じだろう?)
(会いたい人にもう一度会いたいから、)
(生き残るために戦い、そして、殺す…)
(敵を1人殺すたびに、あたしはまた一歩、帰りたい場所に近づけたような気がするんだ)
(それは、ときに、狂気にも似た喜びを伴う)
(そう、楽しい…のかもしれないね……)
ゴォォオォオォォォーーー
グンタ「ん!」
「リヴァイ兵長」
「……イヤ違う…」
「誰だ?」
アニ(見つけた…ッ!!!)にや…
ヒュン
ザ…ク……ッ!!
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- 70 : 2013/12/17(火) 02:32:59 :
- グ、グンタァァ!
-
- 71 : 2013/12/17(火) 02:36:47 :
- 応援です!
どちらも辛いだろうな(´;ω;`)
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- 72 : 2013/12/17(火) 04:04:50 :
アニ「ふ…っ」
(悪いね…)
(あんたに恨みはないんだ…)
ーーーリヴァイ『お前なら俺を理解してくれるだろ?』
アニ(…あぁ、そうさ)
(あたしの本能はソレを知っている)
(殺したくて殺してるんじゃないと言えば、嘘になるだろう)
(でもね…)
(ソレを理解してしまえることは、怖いんだ…)
(あんたにはわからないだろうさ)
(きっと、か弱い乙女の気持ちなんて)
(あたしは、ただ、自分が助かりたいだけなんだ…)
(自分のことしか考えてないんだよ)
(クズみたいなやつだろ?)
(…それでも、)
(普通の人間だと思われたい)
(なんて、まだ願ってる…)
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- 73 : 2013/12/17(火) 04:19:59 :
オルオ「エレン止まるな!進め!!」
ペトラ「誰だ!」
エルド「エレンを守れ!!」
「立体機動で襲ってくるぞ!!」
アニ(…許してくれとは、言わない)
(卑怯者だと罵ってもらって構わない)
(いっそのこと、憎悪をむき出しにして対峙してほしいーー…)
ペトラ「女型の中身が!?」
「それとも複数いるのか!?」
「クッソ……よくも!!」
「かかって来い!!」
「最低でも刺し違えてやるから!!」
アニ(そう、それでいい…!)パチンッ
(そうして、やっと、あたしは…)…ピッ
カッ!!!
(あたし自身が誰なのかを、思い出せるのだからーー…ッ!)
ーおしまいー
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- 74 : 2013/12/17(火) 06:24:31 :
ーおまけー
エルヴィン「リヴァイ」
「今期入団した新兵の名簿だ」
リヴァイ「…!」
エルヴィン「目を通しておいてくれ」カサ…
リヴァイ「…了解だ」
(メガネメガネっと…)スチャ
(ドキドキ…)そわそわ
(…アニ・レオンハート、)
(アニ、A、A…)
ぶつぶつ…
「・・・」
「はぁ…」しょぼん…
エルヴィン「…?」
ーほんとに、おしまい。ー
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- 75 : 2013/12/17(火) 06:49:29 :
- へいちょかわいいよぉ//さま、駆逐委員さま、並びにZELDAさま
遅ればせながら、コメント感謝です!(*^^*)
さらに、道半ばで応援、支援のコメをかけてくださったみなさま、並びに最後まで読み切ってくださったあなた様、
本当に本当にありがとうございます…!!
次回作については、候補がいくつかありまして、現在検討中でございます。
決定次第、どこかでお知らせさせてもらいますね。
…もしくは、いきなり投下開始します(笑)
ではでは、またお会いする日まで!ちゃお〜ノシ
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- 76 : 2013/12/17(火) 08:40:46 :
- いいアニをありがとうございました
-
- 77 : 2013/12/17(火) 23:10:33 :
- アニハー!!最後まで付き合ってくれてありがとう!(涙)
次はもっとがんばるね……
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- 78 : 2013/12/17(火) 23:27:48 :
- さすがでした!
切なくなったのは私だけではないはず。。
-
- 79 : 2013/12/17(火) 23:42:20 :
- ユンジ〜
書いてる本人が一番心ズタボロになったはず。。笑
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- 80 : 2013/12/18(水) 02:39:49 :
- アニ好きになった~!切ないけどよかった!
次回作楽しみにしてます^ω^
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- 81 : 2013/12/18(水) 02:52:48 :
- 駆逐委員さん
嬉しいなぁー♪私もアニが好きになりましたよー!!
書き進めるうちにアニの気持ちの複雑さに気づいて、やばい、アニなめてた…反省……ってなりました笑
私の場合、新しいエピソードを書く度にその主人公が好きになっていきますねww
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- 82 : 2013/12/26(木) 22:48:07 :
- よかったです(=゚ω゚)ノ
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- 83 : 2013/12/27(金) 07:43:31 :
- ミルク兵長さま
うぅ…ありがとうございます…(嬉涙)
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メガネ兵長! シリーズ
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