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半端者

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  1. 1 : : 2016/02/19(金) 15:07:04

    エレアニの原作喰種パロ



  2. 2 : : 2016/02/19(金) 15:37:32
    あっ、私、期待してもよろしいでしょうか?



    ヨホホホホホホホホホホ
  3. 3 : : 2016/02/19(金) 18:01:04
    超期待
  4. 4 : : 2016/02/19(金) 20:40:27
    よっ!
    期待期待エレンだぜ!!
  5. 5 : : 2016/02/19(金) 22:09:28

    エレン「母さ〜ん……腹減った〜」

    カルラ「これで我慢して頂戴……」スッ

    エレン「?これは?」

    カルラ「コーヒーから作ってみたの。コーヒー以外の物も入ってるから美味しくないかもしれないけど…………」

    エレン「ふぅん」パク

    カルラ「……どう?」

    エレン「うぅ………不味いまではいかないけど………」

    カルラ「ごめんね………私が喰種だから……」

    エレン「母さ(ガチャ)

    グリシャ「ただいま」

    カルラ「お帰りなさい」

    グリシャ「ほら。エレン。土産だ」っ

    エレン「本!!」バッ

    グリシャ「本に夢中になり過ぎるなよ」

    カルラ「あなた……食事の用意が出来てます」

    グリシャ「ありがとう」

    エレン(いいなぁ……)ジ-

    カルラ(ごめんね………エレン )

    エレン「俺本読んでくる!」タタタタタ

    グリシャ「………ん?それは?」

    カルラ「コーヒーでゼリーと言うものを作ってみたんです。あまり好評じゃありませんでしたが」

    グリシャ「喰種について調べてるんだがやはり人肉かコーヒー、水以外に口に出来るものは見当たらない」

    カルラ「………そうですよね」

    グリシャ「私は諦めないぞ。研究を続け、お前とエレンを(ガチャ)……エレンか?(バン!)ガッ!」ブシャァァァァァ

    カルラ「!?あなた!!」

    山賊「動くな。こいつを殺すぞ?」カチャ

    グリシャ「カルラ………逃げろ……」

    山賊2「俺達金に困っててさ………あんた金あるだr…………!!」

    カルラ ピキピキ(赫眼)

    山賊「喰種!?………こいつはスゲェ………」

    山賊2「前かっさらって良かったぜ」カチャ

    カルラ「クインケ!?(山賊が何故!?)」

    山賊「喰種は兵団に持ってけば金になる」

    山賊2「おい!こいつを助けたければ俺達に従え!!」カチャ

    グリシャ「クッ!」

    カルラ「グリシャ!!」

    山賊「さぁ……どうする?」

    カルラ「分かったわ……」スッ

    グリシャ「カルラ!!」

    山賊2「なら……」ブン!

    カルラ「ッ!」ブシャァァァァァァァ

    山賊2「逃げないように足を切ってと………」

    グリシャ「この!!」ドン!

    山賊「なっ!?」ドサァァァ

    山賊2「テメー」ブン!

    グリシャ「ガハッ」ブシャァァァァァァ

    カルラ「グリシャ!!」

    山賊「お前も死ね!!」バン!バン!

    カルラ「ッ!」ズズズズズ ブン!

    グサァァァァァア!!!

    山賊「ガッ!!」ブシャァァァァァ

    山賊2「あ、あ……………」ブシャァァァァァ

    バタッ

    カルラ(………意識が)クラ チラ

    グリシャ

    カルラ「グリシャ………」

    ガチャ

    エレン「え…………!?」

    カルラ「エレ……ン………」

    エレン「母さん!!」

    カルラ「私は……もう駄目よ………」

    エレン「嫌だ!」

    カルラ「エレン」スゥ(エレンの頬に触れる)

    エレン「母さん……」ポロポロ

    カルラ「私を食べなさい」

    エレン「!?」

    カルラ「強くなる為に私を。生きる為にグリシャを………」

    エレン「そんな事!!」

    カルラ「あなたは喰種………でもいつか人間と分かり合える日がきっとくるわ……」

    エレン「人間のせいで父さんと母さんが!!」

    カルラ「グリシャも人間よ」

    エレン「!」

    カルラ「そしてあなたにも人間の血が流れているわ」

    エレン「母さん………」

    カルラ「生きなさい………エレン」

    カルラ「生きて………いつか…………」ガクッ

    エレン「母さん……?」

    カルラ

    エレン「あ、あ、ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!! 」ポロポロ













  6. 6 : : 2016/02/19(金) 22:14:40


    数ヶ月後

    タタタタタタタタ

    ドガッ

    ズテ-

    「いってぇ!!!」

    「はしゃぐからだろ」

    「ちげぇよ!何かに引っかがって!!」

    「引っかがって?………ん?」チラ

    「ガキが倒れてんな」

    「ここだと仕方ないだろ」

    「ウッ………」

    「生きてるぞ!!」

    「どうする?」

    「………汚ぇガキだな」

    「「は?」」












    数年後

    訓練兵団









  7. 7 : : 2016/02/20(土) 10:32:10

    通過儀礼は原作のまま

    食堂

    ワ-ギャ-ワ-ギャ-

    エレン(チッ………うるせぇな)

    オッ!
    ケンカカ?

    ジャン「調査兵団に入りたいなんて自殺志願者じゃねぇか」ケラケラ

    アルミン「僕がどう思おうと君に関係ないだろ!それにここ数年調査兵団の死亡率は減っている!」

    ジャン「減ってるだけだろ?死んだのは変わりねぇ!!」

    エレン(………)

    ミカサ「アルミン……部屋へ戻ろう」

    ジャン「!(綺麗な黒髪美人!!)」ドキッ

    アルミン「ミカサ!!」

    ミカサ「こんな馬みたいなやつ構っても時間の無駄」

    ジャン ガ-ン サラサラ

    アルミン(あれ?ジャンが砂になってく……)

    ミカサ「明日から訓練が始まる。今日はもう休むべき」

    アルミン「………分かったよ」




    エレン(飯……食いたくねぇな…………)ジ-

    エレン(!そうだ!!あの食い意地がスゲェ女!あいつ餌付けすれば楽出来るんじゃね!?)

    エレン(俺は食わなくて済む。手駒が出来る。一石二鳥だ!)ソソクサ





    グラウンド

    サシャ「も………死ぬ………」バタッ

    エレン(いたいた)スタスタ

    サシャ「…………!」クンクン

    エレン「おいお前「パァァァァァァァァァァァン!!!」バクッ!

    エレン(え?喰種並に身体能力ね?)

    サシャ モグモグモグ

    エレン(これ旨そうに食ってるって事は人間だよな?さっきも芋食ってたし)

    サシャ「!」ジタバタ!!

    エレン「?何してんだ?」

    タタタタタ

    「パンが喉詰まったんだよ!これ水!」スッ

    グビグビ

    サシャ「死ぬかと………思っ……た………」ガクッ

    サシャ ス-ス-

    エレン「………寝たな」

    「寝たね」

    エレン「お前名前は?」

    「私?私はクリスタ・レンズだよ」ニコ

    エレン「ふぅん………」

    クリスタ「あなたは?」

    エレン「エレンだ」

    クリスタ「よろしくね。エレン」ニコ

    エレン「…………」

    クリスタ「?」キョトン

    エレン「よろしくして欲しければ作り笑い止めろ」

    クリスタ「!」

    エレン「じゃ、俺女子寮入れないし後頼むな」クル スタスタ

    クリスタ「私1人じゃ運べないよ!!」

    エレン「後ろに隠れてるやついるからそいつとやれ」スタスタ

    「!」

    エレン「じゃあな〜」スタスタ

    クリスタ「え?」クル

    「………。」スタスタ

    クリスタ「あなたは?」

    「ユミルだ」

    クリスタ「この子運ぶの手伝ってくれる?」

    ユミル「断りたいがあんたら2人と同じ部屋でね。そいつがいなきゃ連帯責任になりかねん」

    クリスタ「ありがとう(何で隠れてたんだろ?)」

    ユミル(気配を消してたのに………何故気付いた?)




    男子寮

    ガチャ

    「!良かった。消灯前に来た」

    エレン「あれ?そんなギリギリか?」

    「間に合ったから気にすんな!俺はライナーだ!」

    「僕はベルトルトだよ」

    「僕はアルミン。よろしく」

    エレン「エレンだ(最後のやつは馬面と喧嘩した調査兵団希望のやつか)」

    ライナー「なんでマスクをしてんだ?」

    ベルトルト「片目だけ隠してるけど怪我かい?」

    エレン「まぁそんなとこ。左目はあんま人に見せれないんだよ」

    アルミン「でも眼帯じゃなく口まで隠してるのは?」

    ※金木と同じマスクを付けてます

    エレン「このマスクは形見でな(父さんが死ぬ前……もうすぐ誕生日だった俺に買ってくれてた………)」

    ライナー「!済まない………」

    エレン「気にすんな。こんなの付けてたら気にするのが普通だ」

    ベルトルト「そろそろ寝ようか?」

    ライナー「教官が見回りにくるしな」

    エレン「そうしよう」

    アルミン「じゃあおやすみ」

    「「おやすみ」」

    エレン(マスクは目立つよなぁ………どうすっかな…………)








  8. 8 : : 2016/02/21(日) 16:04:58
    こんにちはリヴァイ兵長大好きです。
    とても面白いです。
    期待しています。
  9. 9 : : 2016/02/21(日) 21:28:31

    次の日

    適正検査を終え……

    キース「基礎訓練を始める!腕立て、腹筋、外周!始めろ!!」

    エレン「よし……やるか!」


    訓練後の食堂

    オイ……アイツナニモンダ?
    ハヤスギンダロ

    エレン(これぐらいでキツいとか……弱過ぎんだろ)

    クリスタ「エレン早いね!」

    ライナー「体を動かすのには自信があったんだがな………」


    エレンは圧倒的なスピードで
    訓練をこなし、自主錬までしていた


    エレン「あれぐらいじゃな………」

    ベルトルト「あれぐらいじゃ……って」

    ユミル「お前化物だな」

    エレン「ッ!」

    クリスタ「ユミル!!」

    ユミル「事実だろ」

    エレン(こいつは人間と違う匂いがする………これは………)スッ(ユミルの耳元に顔を)

    ユミル「テメェ!!「化物……否定はしない。だがお前『も』他人の事言えるのか?」ボソッ

    ユミル「!」ゾクッ

    エレン(やはり………なら)

    クリスタ「ユミル大丈夫!?顔真っ青だよ!?」

    ユミル「あ、あぁ………(何でこいつは………まさか私はこいつの仲間を………)」ガクガク

    エレン(さて、どう動く?)

    ライナー「エレン………何言ったんだ?」

    エレン「別に。人を怒らすなよと釘を刺しただけだ」

    エレン「なぁ?」ゴゴゴゴゴゴ

    ユミル「!」コクコク

    ベルトルト(あのユミルって子………性格的にあれはおかしい………何をしたんだ?)

    ユミル(逆らったら殺される!)ガクガク

    クリスタ(優しい人………じゃないの?)





    アルミン「ん?あそこ騒がしいね」

    ミカサ「あのエレンって人は危険」

    アルミン「そう?」

    ミカサ「あの身体能力………それにマスク……まるで」

    アルミン「これから3年間共に過ごす仲間に対して何を言うつもりだい?」

    ミカサ「!……済まない。でもアルミンも気を付けて」

    アルミン「ハァ……分かったよ」

    ミカサ(喰種は滅びたと言われている………でももし生き残りがいるなら………)

    ミカサ(私が殺す………喰種は許さない!!)












  10. 10 : : 2016/02/21(日) 21:57:06
    期待‼
  11. 11 : : 2016/02/22(月) 10:44:13

    訓練生活を送りしばらくが経過

    ライナー「エレンは相変わらず凄いな!」

    ベルトルト「ほんとにね!」

    エレン(………こいつらの生活を見て何か……)

    エレン(ライナーは戦士だの兵士だの)

    エレン(ベルトルトはたまに罪の意識に潰れているし)

    エレン(………ユミルはよく分かんね)

    エレン(後は……成績がまぁ良く、サボりぐせがあるあいつ………)ジ-

    アニ「」

    エレン(女子寮に行く訳には行かねぇからな………ユミルとあいつはよく分かんねぇだよな)

    ライナー「ん?アニが気になるのか?」

    エレン「?アニ?」

    ライナー「見てただろ?」

    エレン「あの金髪のチビ?」

    アニ イラ

    ライナー「(´゚艸゚)∴ブッ」

    アニ カチン!

    ベルトルト(ライナーオワタ\(^o^)/)

    スタスタ ブン! クルン ズテ-

    ーナイラ チ-ン

    エレン「ライナーが宙を舞った!!」

    アニ「誰がチビだって?」ギロッ

    エレン「!……感に触ったなら謝るよ………ごめんな」ナデナデ

    アニ「!……この手はなんだい?」

    エレン「えっ?……あ………つい?」

    アニ「ハァ……何か怒る気も失せたよ」

    ベルトルト「ライナー大丈夫?」ツンツン

    アニ「ライナーが悪い」

    エレン「変わった格闘術使うなお前」

    アニ「あんたに関係ないでしょ?」

    エレン「まぁ……な」

    アニ「チッ………(どうせ女らしくないよ」ボソッ

    エレン「?相手の力や体重を利用して攻撃してんだろ?男より女向けじゃん」

    アニ「は?」

    ベルトルト「アニ〜。後半声出てたよ」

    アニ「!?」

    エレン「それに俺は美人だと思うけどなぁ……」

    アニ「!?///」

    エレン「なぁ?ベルトルト」

    ベルトルト「えっ、そうだね(平然と言えるなんて………エレンは天然か?)」

    ベルトルト(つかアニの事は昔からずっと見てたしそんなの分かってるよ………)

    エレン「ちゃんと女らしいぞ?」ポンポン

    アニ「///部屋戻る!(初めて女扱いされた!)」クル スタスタ

    エレン「?」

    ライナー(ベルトルト………負けるなよ!!)

    エレン(よく分からんが………もう少し様子を見るべきかな?)

    エレン(さっきの顔真っ赤にしたアニ………何かクールの見た目とは違って………ギャップ萌えってやつ?なんか可愛かったな………)







    ミーナ「アニ部屋に戻っちゃった………やっと一緒に食事してくれたのに………」ショボン

    クリスタ「それよりエレンって何者?」

    ユミル(あいつほんとに何者だよ?)

    ミーナ「でもさっきのアニ意外だよね!」

    クリスタ「恐らくツンデレってやつだね!」

    ミーナ「これからエレンとアニをなるべく絡ませよう!」

    クリスタ「了解であります!」(`・ω・)ゞ

    ユミル(………私に被害こなきゃいいが………)











  12. 12 : : 2016/02/22(月) 12:48:44
    期待
  13. 13 : : 2016/02/22(月) 14:30:27

    更にしばらくして

    キース「今日はペアで立体機動をやってもらう!」

    キース「アルレルト!レンズ!」

    アルミン「ハッ!(よし!)」

    クリスタ「ハッ!(アルミンは私と同じぐらい………足引っ張ることはないかな?)」

    キース「アッカーマン!キルシュタイン!」

    ジャン「ハッ!((´⊙౪⊙)۶ッッッィィィィイイイイヨッシャアアアアアアアァ!!!!)」

    ミカサ「ハッ!」チッ

    キース「(今舌打ちされた?)ユミル!フーバー」

    ユミベル「ハッ!」

    キース「スプリンガー!ブラウス!」

    コニサシャ「ハッ!」

    一同(ちゃんとゴール出来るのか?)

    キース「最後!イェーガー!レオンハート!」

    エレン「ハッ!(最近アニと組むの多いな)」
    ※対人格闘など他の訓練もペアを組んでる

    アニ「ハッ!(………嬉しいけど………舞い上がっちゃ…………私は戦士………忘れかけていた………)」

    エレン(?何か元気ない?)

    キース「始めろ!!」

    訓練兵「ハッ!」

    ライナー(あれ?俺は?)










  14. 14 : : 2016/02/22(月) 14:53:51

    パシュ パシュ

    エレン「お前どうしたんだ?」

    アニ「何が?」

    エレン「今日元気ない」

    アニ「!………別に………(意外とよく見てるね………)」

    エレン(そういや超大型巨人が穴を空けた日………こいつは何かしたのか?)

    アニ(こいつと訓練をして楽しいと思う自分がいる。でも私は戦士………いずれこいつも………)

    エレン「!アニ!!」

    アニ(………何で私は戦士として産まれたんだろう………未来がないとしてもここの奴らと一緒に普通の人生を歩みたかった………)

    エレン「アニ!!!」

    アニ「?なんだ(スカッ)……え?」

    アニは考え事に夢中になり
    エレンの叫びも聞こえず
    崖を通り過ぎ………

    アニ(嘘………)ヒュゥゥゥゥ

    アニは重力により落ちていく

    アニ(………フッ。これから戦士の使命で誰かを殺すぐらいなら死んだ方がマシか………)ヒュゥゥゥゥ

    エレン「あの馬鹿!」ダッ

    アニ(ライナー、ベルトルト………ごめん)ヒュゥゥゥゥ

    アニ(………どうせ死ぬなら………想いを伝えときたかったな………)ヒュゥゥゥゥ

    ガシッ!

    アニ「!?」

    エレン グルン! バシュッ

    ガキン!

    エレン「チッ!」

    エレンはアニを掴み
    立体機動を崖に向け放った

    だがそれは弾かれてしまう

    アニ「何で私を助けるのさ!?あんたまで死ぬ必要ないだろ!!」

    エレン「………今から見る事は誰にも言うなよ」

    アニ「え?」

    エレン ズズズズズズ

    アニ(え?これって………)

    エレン ビュン!ビュン!

    グサァァァァ

    ガガガガガガガ

    エレンは赫子を出しそれを壁に突き刺し
    落ちる勢いを止めていく

    バサァァァァァァ

    アニ「!」

    エレン「!(マスクが!!)」ピキピキ

    風圧によりエレンの付けていた
    マスクは飛び去り
    赫眼ごと素顔をアニに見られてしまう

    アニ「喰種?………え?片目だけ………」

    ガガガガガガガガ ピタッ

    エレンの赫子により
    落下の勢い勢いが止まった

    アニ「止まった………?」

    エレン「まだこの高さじゃ怖いだろ」

    アニ「え?」チラ

    エレン達は崖の中心当たりにいた

    エレン「少しずつ降りる。少し我慢してくれ」

    エレンは赫子を器用に使い
    少しずつ降りていく

    アニ(片目の喰種………前座学で………確か生まれるのは奇跡とまで言われる喰種………)








    崖下









  15. 15 : : 2016/02/22(月) 15:56:32
    期待
  16. 16 : : 2016/02/22(月) 16:55:28
    期待‼
  17. 17 : : 2016/02/23(火) 11:19:15

    エレン「さて、何を考えていたんだ?」

    アニ「それよりあんたは……」

    エレン「人間と喰種の子供」

    アニ「生まれるのは奇跡とまで言われる隻眼の喰種…………」

    エレン「質問に答えた。俺の質問にも答えろ」

    アニ「それは………」

    エレン「お前がただの人間じゃない事ぐらい気付いている」

    アニ「!?」

    エレン「巨人だろ?」

    アニ「なんで………」

    エレン「喰種は五感が優れている。巨人と戦った事もある。お前らからは巨人と同じ匂いがする」

    アニ(お前『ら』………バレているんだね……)

    エレン「俺は別に巨人に恨みはない。お前が巨人でも受け入れてやるよ」

    アニ「え………?(今なんて?)」

    エレン「俺さ………本当は調査兵団なんだよね」

    アニ「調査兵団!?」

    エレン「そう。仲間や友達を作る為に訓練兵団入れられた」

    エレン「団長達は俺が説得する。だからさ………俺に付いてこないか?」

    アニ「何で私なんか………」

    エレン「ん〜………何かほっとけない」

    アニ「何かって………」

    エレン「ライナーやベルトルトを見てもさ………辛そうな顔してる時あんだよ」

    アニ「!」

    エレン「やりたくてやったわけじゃないんだろ?」

    アニ「………」コク

    エレン「色々話してくれよ。力になるから」

    アニ「………」

    エレン「まぁお前らの力も貸してもらうけどさ」ニッ

    アニ「私達は巨人だよ!?化物なんだよ!?」

    エレン「化物って俺もある意味そうなんだが?俺は人間と喰種。お前は人間と巨人。半端者同士仲良くしようぜ?」

    アニ「私達はとんでもない事をしたんだ!」

    エレン「償いの為に付いてきたらいい」

    アニ「巨人に償えって!?馬鹿じゃないの?」

    エレン「馬鹿はお前だろ。巨人だ?何?1,5m級か?随分小さな巨人だな」ククク

    アニ「なっ!?」フルフル

    エレン「俺の目の前にいんのは辛い事を抱えて苦しんでるアニ・レオンハートって名前の人間だ」

    アニ「!!」

    エレン「調査兵団は喰種である俺も受け入れたし…………仲間を作る為に訓練兵団に入れさせられたんだ。お前達も受け入れさせてやるよ」

    エレン「だからさ………仲間になれよ」

    アニ「………いいの?仲間になって」

    エレン「あぁ。ライナー達も受け入れる」

    アニ「私達は大罪人。それでも?」

    エレン「俺の仲間になって償え。手伝う」

    アニ「私達を仲間にしたせいであんたm


    アニはエレンに唇を塞がれた

    エレンの唇をにより……


    エレン「お前ごちゃごちゃうるさい」

    アニ「あんた……今………///」ワナワナ

    エレン「いいから俺に付いて来い。今は辛くともいずれ幸せにしてやっから」

    アニ「!そ、それって……///」

    エレン「あ?」

    アニ「こ……告白?///」

    エレン「分かんね………誰かを好きになった事ないし。でも多分お前の事好き」

    アニ「なんで私なんかを………」

    エレン「最初は同情とかだと思う」

    アニ「!」

    エレン「でもさ、お前最初はあんま感情出さなくても少しずつ見せてくれるようになってんだよな」

    エレン「何か段々お前の事よく見てた」

    アニ「そう………」

    エレン「………で?返事は?」

    アニ「………簡単に倒してくれたね」

    エレン「倒す?何をだ?」

    アニ「戦士としての私を………さ」スッ

    チュ

    エレン「!」

    アニ「返事はこれでいいだろ!///」

    エレン「………顔真っ赤」

    アニ「うるさい!///」

    エレン(父さん、母さん………相手はちゃんとした人間とは言えないけど………俺にも守りたい大事な人が出来たよ)








  18. 18 : : 2016/02/23(火) 15:17:12
    期待‼
  19. 19 : : 2016/02/23(火) 15:29:58

    訓練終了後食堂

    アレエレンクン?
    カッコイイ…

    ライナー「おい!エレン!」

    エレン「うっせぇな」

    ベルトルト「エレンマスクないとイケメンだね」

    エレン「そうか?」

    アニ コクコク

    ミーナ「アニが素直!?」

    ゲシッ

    ミーナ「痛い」ナミダメ

    アニ「うるさい」

    エレン「ライナーじゃないんだから程々にな」

    アニ「気を付けるよ」

    ライナー「俺ならいいみたいに言うな!!」

    エレアニ「?」キョトン

    ライナー「二人してキョトンとするな!(あれ?アニ?何か………)」

    クリスタ「そういえばエレン達珍しく最後の方だったね」

    エレン「途中事故ってな」

    ユミル「お前らがか?」

    エレン「アニが。助けたら遅れた」

    ベルトルト「大丈夫?アニ」

    アニ「大丈夫(お陰でエレンと付き合えたし///)」

    クリスタ「エレンはなんでマスク外したの?」

    エレン「アニ助けた時に飛んでいった」

    ライナー「!おいおい……あれ形見じゃなかったのか?」

    アニ「え?」

    エレン「アニ無事だしいいよ」

    アニ「ちょっと!そんな大事な物なら言ってよ!」

    ユミル(あのアニが大声出した!?)

    エレン「気にすんな」

    ベルトルト「?でもエレン左目何ともないよね?」

    エレン「昔左目病気になったんだよ。完治したと思うけど昔から付けてたからないと違和感あるし一応な」

    ライナー「なら保健室行けば眼帯くれると思うぞ?」

    エレン「後で行くよ」

    ライナー チラ

    アニ(話さないと……エレンとの事)コクリ

    ライナー「じゃ、そろそろ部屋戻るか」

    クリスタ「おやすみ〜」

    ライナー「(女神が俺に挨拶を!?)おy

    エレベル「おやすみ」

    ライナー(このクソ野郎共がぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!)

    ベルトルト(アニの様子今までと違うけど何かあったのかな?)




    エレン(さっきアイコンタクトしてたな。一応付いていくか)











  20. 20 : : 2016/02/23(火) 15:35:29
    期待‼
  21. 21 : : 2016/02/23(火) 21:24:52
    期待です(*´ω`*)
  22. 22 : : 2016/02/24(水) 15:32:53

    兵舎裏

    ベルトルト「アニ。一体何があったんだい?」

    ライナー「お前らしくなかったぞ」

    アニ「私は………戦士を止める」

    ライベル「!?」

    ライナー「それが何を意味するか分かってんのか!?」

    アニ「…………」

    ベルトルト「君の気持ちは分からない訳じゃない。璧内の人間は悪魔の末裔なんかじゃなかった。でも僕らは「エレンは」

    アニ「エレンはそれでも私達を受け入れてくれるって言った」

    ライナー「!………お前話したのか?」

    アニ コクリ

    ベルトルト「それならエレンを…………!私達?」

    アニ「エレンは私が話す前から私達が巨人だと気付いていた」

    ベルトルト「アニ………そんな「嘘じゃねぇよ」

    アニ「エレン!」

    エレン「俺もただの人間じゃねぇからな」

    ライナー「どういう事だ?」

    エレン ピキピキ

    ベルトルト「!それは………」

    エレン「赫眼………喰種の目だ」

    ライナー「片目だけ?………ならお前は」

    エレン「人間と喰種の子。そして俺は調査兵団でもある」

    ベルトルト「なら僕達を始末しようとするのが普通じゃないかい?」

    エレン「伊達にお前らと同じ部屋じゃない。お前らが声を殺して泣いたりしてるのには気付いている」

    ライナー「!………調査兵団だと言ったな。そんな大口叩くならそれだけの地位にいるのか?」

    エレン「あぁ。近いうち分かる」

    ライナー「近いうちに?」

    エレン「エルヴィン団長は人類が勝利する為なら何でも使う。お前らが味方になると示せれば受け入れられるだろう」

    ベルトルト「………君は何故僕達を?」

    エレン「俺は巨人に恨みはない。むしろ親を人間に殺されたからな。巨人より人間の方に恨みがあるぐらいだ」

    ライナー「ならお前こっち「でもな」

    エレン「俺には……父さん………人間の血も流れている」

    エレン「………それに飢餓状態で死にかけてた所を助けて貰った。人間には恨みもあるが恩だってある」

    エレン「まぁ俺が喰種だと知れたら嫌われるだろうな………でもよ………調査兵団……1部のやつだけど俺みたいな化物を受け入れてくれた」

    エレン「………だからさ。俺は俺を助けてくれた調査兵団の人達のようにお前らを助けたいと思ってる」

    ライナー「………ベルトルト。どうしたい?」

    ベルトルト「!」

    ライナー「俺は戦士と兵士に人格が分かれるほど狂ってる」

    ライナー「アニは兵士になると言っている。俺はお前らがどちらを選んでも構わない」

    ライナー「エレンには悪いが戦士を貫くなら俺もそうする。兵士となりエレンに付いていくなら3人一緒だ」

    ライナー「俺とお前は壁を壊した当人だ。アニと違う判断でも仕方ない」

    アニ「!ライナーもベルトルトも!!」

    ライナー「元々アニには戦士は向いてないんだ………俺はアニがエレンに付いていくと言って残念な気持ちがないわけではないが………正直ほっとした」

    アニ「ライナー………」

    ライナー「エレン。先に礼を言う。誘ってくれてありがとう。だが俺達も覚悟を決めてやったんだ」

    エレン「…………」

    ライナー「ベルトルト………お前はどうする?」










  23. 23 : : 2016/02/24(水) 15:55:42

    ベルトルト「エレン……僕達を味方につけたいなら喰種だという事を皆にバラして」

    アニ「!?」

    ベルトルト「僕達を味方に引き入れたら君に喰種とバレた時以上の仕打ちがくるだろう。それでも同じ事を言える?」

    エレン「日にちはこっちが決めていいか?」

    ベルトルト「!!」

    エレン「俺の地位を示す時………近いうち訓練兵団に調査兵団がくる。その時皆に報告する。それでも構わないか?」

    ベルトルト「仲間に助けて貰おうと?」

    エレン「俺が本当に喰種だと分かって仲間にしているか。俺は本当に調査兵団か。示すのには丁度いいだろ?」

    エレン「別にお前の望むタイミングでも構わない。いや、お前が言いふらしても構わない。そうじゃないと酷い仕打ちはこないだろうしな」

    ベルトルト「………本気?」

    エレン「それでお前らが仲間になんなら」

    エレン「俺はお前らを………特にアニを守ると決めた。その為ならなんだってやるさ」

    ベルトルト「………アニと付き合ってるの?」

    エレン「今日訓練で事故った時からな」

    ライナー「!(ベルトルトのやつ!それを妬んでエレンを!)」

    ベルトルト「………アニ」

    アニ「!……なに?」

    ベルトルト「エレンと知り合って日は浅い方だ。それでもエレンを信頼出来る?」

    アニ「出来る。だから戦士を止めると決意出来た」

    ベルトルト(エレンもアニもすぐに返事をした………本気なんだね)

    ベルトルト「ライナー………」

    ライナー「………」

    ベルトルト「戦士を………止めていいかな?」

    ライナー「!………いいんだな?」

    ベルトルト「うん………家族には悪いけど僕は「おい!ちょっと待て」

    ベルトルト「なに?君の仲間になる決意する所なのに」

    エレン「なんで家族を見捨てようとしてんだ?」

    ベルトルト「君の仲間になるなら家族は「俺は」

    エレン「お前らの家族も助けるつもりだぞ?」

    ベルトルト「え?」

    エレン「仲間になるなら当然だろ。俺はアニに家族が人質にされてるの聞いてる。仲間になれ=家族を見捨てろにすんな」

    エレン「お前を仲間に引き入れ、お前らには力を貸してもらうし、お前らの家族を救うのに力を貸す。当たり前だろ」

    エレン「………で?いつ喰種だってバラせばいい?」

    ベルトルト「いいよ……そんなの」

    エレン「はぁ!?」

    ベルトルト「あれは君にどれだけの覚悟があるか見る為だから」

    エレン「!じゃあ……」

    ベルトルト「君の仲間になるよ」

    ライナー「よろしく頼む」

    エレン「あぁ!」








  24. 24 : : 2016/02/24(水) 16:09:20
    期待‼
  25. 25 : : 2016/02/24(水) 18:04:52
    エレンは調査兵団なのか…
  26. 26 : : 2016/02/26(金) 09:46:43
    >>25
    あはは(笑)
    後で暇あれば直します
    調査兵、調査兵団所属に
    脳内変換しといて下さい。
  27. 27 : : 2016/02/26(金) 10:17:20

    更にしばらくし……

    ミカサ ジ-

    エレン「なぁライナー」

    ライナー「なんだ?」

    エレン「最近ミカサに見られるんだが俺なんかしたか?」

    ライナー「さぁな」

    エレン「アルミンに声掛けてもミカサがいたら邪魔されんだよな」

    ベルトルト「それは後に回して今日はついに「調査兵団が来る日だね」

    アニ「あんたがどれぐらい偉いか楽しみだよ」

    エレン「久しぶりに会えるから楽しみだ!」



    ミカサ(調査兵団の人達が来た時にあいつを!)ゴゴゴゴゴ

    アルミン(最近のミカサ………エレンに何かするつもりか?………なんでだ?)





    グラウンド

    キース「今日は調査兵団の方が来られた!何人かは少し遅れたそうだが彼らを見本に訓練に励め!!」

    訓練兵「ハッ!」

    アルミン(楽しみだなぁ)ワクワク

    キース「紹介しよう!調査兵団最強部隊リヴァイ班の補佐班の方たちだ!」

    エルド「エルドだ。よろしく」

    ミタメカッコヨクネ?

    エルド(元気にしてるかな?)

    グンタ「グンタだ。今日は頑張ろう」

    クリアタマダ!!

    グンタ グサッ

    オルオ「フッ、オルオだ。まぁ俺のようになれるよう努力しな」

    キモッ!
    フケガオ!!

    オルオ「………(泣)」

    ペトラ「オルオ!気持ち悪………。ペトラよ。皆今日はよろしくね」ニコ

    テンシ!ケッコンシヨ!!

    ペトラ「結婚はちょっと………///」

    男子達(マジで可愛い!!)

    キース「まず彼等と「教官!」

    ミカサ「話があります」

    アルミン(ミカサ!?何を?)

    キース「アッカーマン………今貴様が「喰種がいます」

    エレン「!」

    ミカサ「訓練兵に喰種が紛れてます。協力し討伐を」

    オルオ「おいおい。ふざけんなよ?」

    エルド(まさか……な)

    ミカサ「あいつです」スッ

    エレン「!(いつバレた!?)」

    ミカサ「前の立体機動の訓練……彼はミスをし、崖から落ちた所、喰種の赫子を使い危機を脱しました」

    アニ(私のせいで!?)

    グンタ「それは本当か?」

    ミカサ「彼はあまり食事もしません、それは喰種だからです」

    ペトラ「………君……彼女の話は本当?」

    グンタ「馬鹿か!?本人に聞いて「本当ですよ」

    エレン「俺は喰種だ」

    ナッ!!エレンガグ-ル!!?
    オレタチクワレル!

    オルオ「正直に答えるとは馬鹿だな!」チャキ!

    ミカサ「喰種は必ず殺す」チャキ

    グンタ「確か次席のミカサ・アッカーマンだったな………援護を頼む」

    ペトラ「喰種………まだ生き残りが………」

    「「止めろ!!」」

    一同「!?」

    オルオ「エルド………どういうつもりだ?」

    ミカサ「………教官………何故止めるんですか?」

    キース「貴様ら勝てん」

    エルド「その人に手を出したらリヴァイ兵長に殺さるぞ」

    ペトラ「リヴァイ兵長に?」

    エレン「!………お前は………」

    エルド「お久しぶりです。エレンさん」

    エレン「随分出世したな」

    エルド「エレンさんにお陰です」

    グンタ「おいエルド……その喰種と知り合いなのか?」

    エルド「エレンさんは俺の命の恩人だ。まぁお前らが知らないのは無理がない。エレンさんが訓練兵団に入ると同時にお前らはリヴァイ班補佐班に入ったからな」

    ミカサ「キース教官は彼が喰種と知って入団を?」

    キース「私は元調査兵団団長だ。イェーガーは調査兵団とて働いていたからな。当然知ってる」

    アルミン「え………調査兵団として働いていた?」


    「あ?騒がしいな……」

    「訓練始まってねぇな」

    「あいつどこだ?」


    エルド「!ご苦労様です!リヴァイ兵長!ファーランさん!イザベルさん!」







  28. 28 : : 2016/02/26(金) 10:47:46

    リヴァイ「エルド……今どういう状況だ?」

    イザベル「!発見!」ダッ

    ファーラン「落ち着きないな」

    ダキッ

    イザベル「エレン久しぶり!!」

    エレン「久しぶりイザベル」

    アニ(誰?あの女)イライラ

    ファーラン「よぉ。元気にしてたか?」ナデナデ

    エレン「あぁ!」

    一同 ポカ-ン

    ペトラ「え?……喰種と仲良くしてる………?」

    リヴァイ「……お前喰種だとバレたのか?」

    エレン「ついさっきバレたのでバラしました!」

    リヴァイ「あほか」ドガッ

    エレン「すんません……」イタイ…

    キース「騒ぎになる前で良かったわい」

    ミカサ(何故!?喰種と仲良くしてる!?)

    アルミン(何者なんだい……君は?)

    ライナー(リヴァイ兵士長と親しげ!?)

    ベルトルト(エレン真面目に結構高い地位にいるの!?)

    アニ(あの赤毛の女……)イライラ

    キース「まぁイェーガー。貴様も含め自己紹介しろ」

    ファーラン「訓練兵達。整列しなおせ」

    イザベル「オルオ達もな」

    グ-ルイルノニ………

    オルオ「ですが……」

    リヴァイ「とっとと並べ!!」ゴゴゴゴ

    一同「ハッ?」ビクッ バッ

    ファーラン「じゃ、リヴァイ班のファーランだ」

    イザベル「同じくイザベル!」

    リヴァイ「兵士長のリヴァイだ」

    アルミン(あれがリヴァイ班……)

    リヴァイ「お前も早く言え」

    エレン「はい………リヴァイ班所属副兵士長のエレン・イェーガーです!」

    一同「!?」

    ミカサ「副兵士長………?」

    ライナー「マジかよ……」

    オルオ「そんなやつが今まで現れなかったリヴァイ班の最後の1人何ですか!?」

    ペトラ「しかも副兵士長なんて……」

    ファーラン「オルオ……口に気をつけろ」ギロッ

    オルオ「!」ビクッ

    グンタ「ですが説明して頂かないと納得出来ません!」

    イザベル「説明は多分あるけどさ……あんまエレンを侮辱すると許さねぇぞ?」

    リヴァイ「………お前」

    ミカサ「……私ですか?」

    リヴァイ「憎しみを持った目だ。喰種に恨みあんのか?」

    ミカサ「……両親を殺されました」

    リヴァイ「エレンの両親は人間に殺された」

    ミカサ「それは喰種だか「エレンの父親は人間だ」………え?」

    リヴァイ「エレン。赫眼を出せ」

    エレン「………はい」ピキピキ

    ミカサ「!……片目?」

    アルミン「隻眼の喰種!?」

    リヴァイ「こいつは人間と喰種の子だ。確かに喰種だが人間でもある」

    リヴァイ「喰種を恨むなとは言わん。だがこいつは恨みのある人間……俺達の為に戦っている。その事を考えてみろ」

    リヴァイ「他の奴もよく聞け。エレンは俺達の弟のような存在だ。もしエレンに手を出すやつは………」







    「殺す」ゴゴゴゴゴゴゴゴ




    リヴァイ班以外「!」ビクッ

    リヴァイ「以上だ」

    エレン「殺気スゲェ〜」

    エルド(リヴァイ兵長、ファーランさん、イザベルさん…………軽くブラコンですよね)

    エレン「エルドも出世したよなぁ……俺いた頃新米だったのに」

    エルド「覚えて頂いてて光栄です」

    エレン「覚えてる覚えてる。俺がミスって喰種だとバレたのお前だけだし、お前俺の事怖がんなかったしな」

    ペトラ「エルドはなんで?」

    エルド「昔初陣で巨人に喰われそうになった所をエレンさんに助けられたんだよ」

    エルド「喰種と知って驚きはしたがエレンさんに対して恐怖心を感じた事はないな」







  29. 29 : : 2016/02/26(金) 10:56:07
    期待‼
  30. 30 : : 2016/02/26(金) 14:48:43

    グンタ「だが喰種なんだろ?食事はどうしてる?」

    エレン「地下街で」

    ファーラン「つかエレンの母さんのレート名言えば皆少しは警戒を…………解くような解かないような…… 」

    ペトラ「そんな凄い喰種なんですか?」

    イザベル「強いけど罪の無い人は襲わないで有名だな。俺エレンの母さんに助けられた事あるよ」

    アルミン「それってまさか『狩人』ですか!?」

    ファーラン「よく分かったな」

    アルミン「罪人のみを狙い、一般人は狙わないどころか助ける………実力は喰種の中でもトップクラスと言われた喰種ですよね!?」

    ファーラン「わざわざ説明あんがと」

    ライナー「そんな有名な喰種なのか?」

    ジャン「逆にお前知らないのか!?」

    ライナー(璧外にいたからな)

    マルコ「喰種は恨まれる対象なのは当たり前。だけど罪人のみを狙い人助けをする狩人は人によってはヒーロー扱いされてる喰種だよ」

    ベルトルト「ならエレンの喰種名は隻眼の狩人……って感じかな?」

    イザベル「!いいなそれ!カッケー!!」

    リヴァイ「頑張れよ、副兵士長の隻眼の狩人」

    エレン「そんな肩書きつけないで下さい」

    アニ「?地下街で食事っていつの間に……」

    エレン「俺たまにキース教官に呼ばれただろ?」

    キース「私はイェーガーの事情を知ってるからな」

    アニ「!なるほど」

    ファーラン「………お前エレンの彼女か何かか?」

    アニ「!?///」

    エレン「おう!」

    ファーラン「………良かったな大事なやつが出来て」ナデナデ

    エレン「……ファーランってよく人の頭撫でるよな」

    ファーラン「そうか?」

    イザベル「つかファーランよく気付いたな!」

    ファーラン「さっきイザベルがエレンに抱き着いた時めっちゃ殺気出してた」

    イザベル「………ごめんな?」

    アニ「い、いえ!」アタフタ

    ファーラン「少し警戒してたんだけどエレンの彼女なら仕方ないな」

    アニ「すいません………(そんな殺気出してたかな?)」

    ライナー(良かった……俺に暴力がくるかと思った………)

    ベルトルト(ライナー凄い安心した顔になってる)

    エレン「!なぁファーラン」ヒソヒソ

    ファーラン「?」

    エレン「リヴァイには出来たの?」ヒソヒソ

    ファーラン「………残念ながら」ヒソヒソ

    エレン「いい歳なのに……」ヒソヒソ

    ファーラン「補佐班のペトラがリヴァイに惚れてるからくっつけようと計画中」ヒソヒソ

    エレン「そしたらロリコン扱いしてやろ」ヒソヒソ ニシシ

    ゴツン!ゴツン!

    リヴァイ「何を話している?」

    エレファー「すいません」シュ-(たんこぶ)

    リヴァイ「そろそろ訓練を始めるぞ」

    一同「ハッ!」








  31. 31 : : 2016/02/26(金) 15:07:28
    期待‼
  32. 32 : : 2016/02/27(土) 01:45:08
    期待!
  33. 33 : : 2016/02/27(土) 02:11:45
    期待!!!⤴
  34. 34 : : 2016/02/27(土) 09:16:42
    きたいぃーー
  35. 35 : : 2016/02/27(土) 10:15:27

    リヴァイ「まずは立体機動からだな」

    ペトラ「?対人格闘を先にする予定ですが?」

    リヴァイ「エレンと対人格闘をしたら立体機動やれん」

    ファーラン「エレンとリヴァイは互角の実力だぞ(訓練兵団の生活でエレンの方が強くなったかもしんないけど)」

    オルオ「あのガキと兵長が!?」

    エルド「喰種は人間より身体能力ありますからね」

    イザベル「むしろ喰種と渡り合える兄貴がスゲェよな」

    リヴァイ「?そういやエルヴィンはいないのか?」

    キース「エルヴィンが来るとは聞いてないぞ?」

    リヴァイ「奇行種とエルヴィン………エレンに会いたがってたんだがな………」

    エレン「ハンジさんはちょっと………」

    ペトラ(この子もハンジさんの恐怖知ってるのね)

    リヴァイ「まぁでも近いうち呼び出し食らうだろうがな」

    エレン「誰かのクインケ壊れたんですか?」

    リヴァイ「ミケの班のゲルガーとオルオ」

    エレン「………またゲルガーさん……もうクインケあげないで下さいよ………」ハァ

    オルオ「何でてめぇが偉そ(ドガッ)

    リヴァイ「エレンは副兵士長。お前らの上司だからな?」

    オルオ「すんません(チッ!)」

    リヴァイ「あとお前らのクインケはエレンの赫子からだ。そんな態度取るなら使うな」

    オルオ「なっ!?」

    ペトラ「そうなの!?……あ、すいません!そうなんですか?」

    エレン「あの人にはちょっとイラッとしてますが別に敬語じゃなくてもいいですよ」

    グンタ「了解です。クインケは喰種の死体から作ると聞いたんだが?」

    エレン「あなた方の使うのはクインケモドキです。赫子は再生出来るので赫子を取り抜かずに根っ子の少し上の部分を切ってクインケを作ってるんです」

    ペトラ「本来のクインケは喰種の死体から赫子を引き抜き作る。でも私達が使うのはエレンさんから切り取った赫子から作ったものを………という事ですか?」

    エレン「さん付けもいいです。まぁそういう事です」

    リヴァイ「ナイフとか小さいのを除けばちゃんとしたクインケはあんまないな」

    エレン「憲兵団に羽赫、駐屯兵団に尾赫、調査兵団にリヴァイの持つ甲赫。強力なクインケは3つですね」

    アルミン「質問いいですか?」

    エレン「あぁ。あと俺相手にはいつも通りで」

    アルミン「鱗赫のクインケはないのかい?」

    エレン「憲兵団にあったんだが鱗赫は他の赫子に比べ脆いから壊れたと聞いている」

    ペトラ「エレンのも鱗赫よね?」

    グンタ「あれ?ハンジさんの隊は羽赫だよな?」

    エレン「俺は鱗赫と羽赫の二つ持ちなので」

    アルミン「二つ持ち!?隻眼の喰種ってだけでも驚きなのに……」

    キース「貴様ら…………今日の本題忘れてないか?」

    「「「「あ!」」」」

    キース「訓練を始めろ!!」




    リヴァイ「………」

    ファーラン「随分張り切ってんな」

    リヴァイ「あ?」

    ペトラ(分かるの!?)

    ファーラン「久しぶりに本気で競えるから今日楽しみだったろ?」

    リヴァイ「うるせぇ」スタスタ

    ファーラン「ツンデレだなぁ……」

    イザベル「まぁ私達じゃ実力不足で兄貴についていけないからな………」

    ペトラ(流石ずっと一緒にいるだけあって兵長の事を………)シュン








  36. 36 : : 2016/02/27(土) 10:17:50
    期待‼
  37. 37 : : 2016/02/27(土) 14:08:43

    立体機動訓練中

    エレン「………」

    オルオ「ケッ!なんだ!俺達と同じぐらいじゃねぇか!」

    ミカサ(流石精鋭………速い)

    アニ(付いていくので精一杯だね)

    クル

    リヴァイ「………」ジ-

    ファーラン「エレンのやつ何してんだ?」

    イザベル「手を抜いてるようには見えないけどな………」

    リヴァイ(チッ!ミスった………言うの忘れてた)



    対人格闘

    ライナー「流石人類最強………速い……」ゼェゼェ

    ベルトルト「調査兵団の精鋭でも追いつかないなんて………」ゼェゼェ

    グンタ「なぁ」

    ペトラ「エレンの事でしょ?」

    エルド「昔はもっと速かったんだが………」

    オルオ「買い被り過ぎなんだよ!」

    リヴァイ「おいエレン」

    エレン「!はい?」

    リヴァイ「さっき言うの忘れてた。外せ」

    オルオ「外せ?」

    エレン「訓練兵団にいる間は付けとくんじゃ?」

    リヴァイ「もうバレたし俺がつまらん」

    ファーラン(つまらないが本音だな)

    エレン「………わかりました」スッ

    アニ「(まだなんか隠し事(ズドン!)………え?」

    オルオ「嘘だろ!?」

    エレン「ん〜………久しぶりに体が軽い」ノビ-

    ペトラ「まさかずっと体に重りを!?」

    エレン「うん」

    ライナー「ただでさえ凄いのに今まで本気じゃなかったのかよ………」

    ミカサ(戦ってたら死んでた………)

    アルミン(エレンとミカサが戦わず済んで良かった)ホッ

    イザベル「どおりで立体機動が遅いわけだ」

    グンタ「あれで遅いんですか!?」

    ファーラン「エレンの本来の立体機動は赫子も使ってやるからな、赫子使わなくてもお前らより上だが」

    イザベル「単純な立体機動のスピードは兄貴が上だけど立体機動自体はエレンの方が凄いぞ」

    リヴァイ「喰種は五感が優れている。敵の場所、周りの状況を掴みながらやるから俺より遅いだけだ」

    エレン「いや、リヴァイみたく立体機動出来ねぇし」

    ファーラン「前巨人全身ズタボロにしてたからな」

    アニ(リヴァイ兵長相手に戦ったら勝てる気がしないね)

    イザベル「それをエレンが赫子で押さえ付けてハンジさんに上げてたよな」

    ファーラン「泣いて喜んでたな」

    エレン「あぁしないとハンジさんに俺が狙われる!!」

    リヴァイ「それは流石に………な」

    ファーラン「!なんだ。たまたま捕まえた訳じゃなかったのか」

    エレン「リヴァイに協力頼んだ」

    リヴァイ「同情して手伝った」

    イザベル「エレンと兄貴にかかれば鎧の巨人とかでも余裕だな!」

    ファーラン「調子乗ると痛い目見るぞ?」

    ライナー(エレンの仲間になって良かったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!)











  38. 38 : : 2016/02/27(土) 15:13:08
    ライナー安堵の叫びwww
  39. 39 : : 2016/02/27(土) 17:30:15
    エレンのつけてた重りは何キロですか?
  40. 40 : : 2016/02/27(土) 18:19:38
    期待です!エレンが副兵士長だったとは…凄いw

    頑張って下さい(`・∀・´)
  41. 41 : : 2016/02/28(日) 10:02:14
    >>39

    特に考えてませんでした……

    まぁ喰種だとバレないように
    (それでも主席だったけど)
    動きを抑制する為の重りなので
    人2人分ぐらいの重さで

  42. 42 : : 2016/02/28(日) 10:20:53

    リヴァイ「さて、やるぞ」スッ チャキ

    エレン「ちょい待て。何故にクインケ?対人『格闘』だよな?」

    リヴァイ「いいからいいから」キニスンナ

    エレン「キャラ崩壊してんぞ!?」キニスルワ!

    リヴァイ「あ?いいから殺るって言ってんだろ!」

    エレン「殺る気なのか!?」

    リヴァイ「クソ眼鏡のせいでストレス溜まってんだよ!!」

    エレン「八つ当たりじゃねぇか!」

    ファーラン(エレンいなくなって喰種を調べる時間に使ってた時間をリヴァイいじりにしてるからな)

    リヴァイ「ペトラ!始めの合図しろ!」

    ペトラ「!はい!!」ビクッ!

    エレン「俺納得してねぇぞ!」

    訓練兵(…………この人達が最強と言われたリヴァイ班なのか…………)

    ペトラ「始め!!」

    エレン「始めるな!!」

    ライベルアニ(エレンどんまい)

    リヴァイ ダッ

    エレン「クソっ!」ピキピキ(赫眼)

    リヴァイ(久々に本気で暴れられる!!)ワクワク



    イザベル「兄貴機嫌いいな」

    オルオ「そうなんですか?」

    ファーラン「エレン相手だとリヴァイ本気で暴れられるからな………」

    グンタ「………本気で暴れられる?」

    ファーラン「………あいつらバトル馬鹿だから戦うの好きなんだよ」

    イザベル「壁外調査と違って遊びで戦うから楽しんでやるんだよな」

    ファーラン「まぁ遊びってレベルの戦いじゃねぇけど」

    ペトラ「え?」

    イザベル「前は確か………」

    ファーラン「エレンが完全回復に3日。リヴァイが完治するのに3ヶ月………まぁ一ヶ月で仕事復帰しやがったけど」

    エルド「………それって前に壁外調査を急遽延期したやつですか?」

    イザベル「おう!」

    ファーラン「まぁ今は見とけ。見ても役に立つか分からんけど」

    ペトラ「?(あの2人強いから参考になるんじゃ?)」














  43. 43 : : 2016/02/28(日) 10:39:33
    面白いです!
    頑張ってください。
  44. 44 : : 2016/02/28(日) 10:46:08
    期待です!続きも頑張って下さい(`・∀・´)
  45. 45 : : 2016/02/28(日) 11:59:25
    あ....期待してもぉた.....
  46. 46 : : 2016/02/28(日) 13:22:28
    期待!
  47. 47 : : 2016/02/28(日) 16:15:17

    リヴァイ ブン!

    エレン サッ ズズズズズ(羽赫)

    ババババババババババババ

    リヴァイ「シールドモード」スッ
    ※リヴァイのクインケは
    東京喰種の有馬みたいな感じ

    ガキンガキンガキン

    エレン ダッ

    リヴァイ「ガンモード」バチバチ バン!

    エレン スッ(羽赫を盾に)

    ドカァァァァァァン

    ダッ

    リヴァイ「ソードモード」ブン!

    エレン ブン!

    ガキン!

    リヴァイ「鱗赫も出せ」ガチガチ

    エレン「必要になったらな!」グルン!ブン!

    リヴァイ「なら………」スッ

    リヴァイはクインケと
    立体機動を繋げた

    リヴァイ「切り刻んでやる」




    ベルトルト「立体機動とクインケを!?」

    ファーラン「立体機動を使って動いた方が自在に動けるからな」



    リヴァイ「いくぞ」ビュン

    エレン(まさかリヴァイがここまでやる(殺る)気があるとは………)

    リヴァイ パシュ ダッ

    ガキン!

    エレン「チッ!(普通アンカーを飛び道具代わりに使わねぇよ!)」

    リヴァイ ブン!

    エレン「!危ね!」サッ

    グル ピュン!

    エレン「!?あっつ!!」

    リヴァイは立体機動の蒸気を
    エレンに浴びせながら跳ぶ

    リヴァイ グルングルン ブン!!

    そこから遠心力を活かし
    エレンに斬りかかる

    エレン「喰らうか!」スッ(羽赫を構える)

    ガキン!スッ

    エレン「!?」

    リヴァイ「ガンモード」バチバチ

    リヴァイはクインケが羽赫に当たった瞬間
    鍔迫り合いをせずクインケのモードを変え
    エレンにクインケの銃口を向ける

    リヴァイ「喰らえ」バン!


    ドカァァァァァァァァァン!!







  48. 48 : : 2016/02/28(日) 16:50:08
    エレンどうなったの?
  49. 49 : : 2016/02/28(日) 20:59:11

    アニ「エレン!」

    ライナー「おいおい……」

    ベルトルト「訓練のレベルじゃないよ………」

    イザベル「まだまだ」

    アニ「え?」

    ファーラン「エレンのやつちゃんと防いだな」



    グルグルグル

    エレン「残念!」(羽赫を体全体に巻いてる)

    リヴァイ「チッ!」

    エレン「今のは危なかった………(マジでギリギリ防げた)」

    リヴァイ「なら」スッ

    エレン「!」ジリ


    オルオ「もう1つクインケを!?」

    ファーラン「…………(皆に見せんのか)」

    イザベル「エレン大丈夫かな………」

    アニ「そんな強いクインケ何ですか?」

    イザベル「いや……強いけど………」

    アニ「?」



    エレン ズズズズズ

    リヴァイ(まだ駄目か………)

    ファーラン「イザベル……止めるぞ」ダッ

    イザベル「あぁ」ダッ


    ザッ


    ファーラン「どう止める?」

    リヴァイ「………臨機応変に」

    イザベル「作戦無しか……」


    キース「訓練兵!リヴァイ班補佐班下がれ!!」

    「「!!」」

    キース(やはりまだ制御は出来ないか……)

    アニ「エレン…………?」チラ



    エレン「ガガガガガ!!」ズズズズズ



    ペトラ「何が起こってるの!?」

    グンタ「分かんねぇよ!」



    エレン「オレハ………オレハ!!!」ズズズズ


    リヴァイ「間合い気をつけろよ!」ダッ

    ファーラン「それ気にしたら近づけねぇよ」ダッ

    イザベル「エレン!正気に戻れ!!」








  50. 50 : : 2016/02/28(日) 21:10:25
    面白いです!
    頑張ってください。
  51. 51 : : 2016/02/28(日) 21:22:37
    期待です頑張ってください‼
  52. 52 : : 2016/02/29(月) 01:21:51
    期待!!
  53. 53 : : 2016/02/29(月) 05:41:46
    赫者かな?期待です(*´ω`*)
  54. 54 : : 2016/02/29(月) 10:16:33

    イザベル「ファーラン!」スッ

    ファーラン「あぁ!」スッ

    ババババババババババ

    イザベルとファーランは左右に別れ
    羽赫のクインケでエレンを狙い撃つ

    エレン バッ!

    ガキガキガキン!


    ライナー「完全に防がれてる!!」

    ベルトルト「エレンの様子がおかしい………一体何が…………」


    イザベル「やっぱこれじゃダメージ無しか」

    ファーラン「足止めには充分だろ」


    ミシ ズザァァァァァァァ!


    エレン「ガ!?」ブシャァァァァァア

    エレンの足元から何かが出てきて
    それがエレンを貫く

    エレン ギロッ!

    リヴァイ「一撃で終わらないぞ」

    先程の攻撃に続き
    足元から複数の攻撃が
    エレンを貫こうとするが………

    ガキン!

    リヴァイ「!」

    エレン「アァァァァァァァ!!」バサァァァァ

    エレンは赫子で全て受け止め
    攻撃を全て弾いた


    イザベル「!この手が通じなくなったか!?」

    ファーラン「これが一番エレンを止めるのに有効なやり方だったんだが………」

    リヴァイ「意識が無くとも成長しているって事だろ」

    ファーラン「普段なら喜ぶとこだが今の状況じゃ喜べねぇ………」


    エレン ギロッ


    リヴァイ「…………おい!エレンの女!!」

    アニ「!?」

    リヴァイ「俺達で隙を作る。あいつを止めろ」

    イザベル「兄貴!?」

    ファーラン「いくらなんでもそれは!!」

    リヴァイ「………やるかやらないか………どっちだ?」

    ベルトルト「アニ!危ないよ!!」

    ライナー(………いざという時は……俺が犠牲になってでも守る)グッ

    アニ「…………やります!」

    リヴァイ「フッ………ファーラン、イザベル。あいつの動き、赫子を止めるぞ」

    ファーラン「………ハァ。簡単に言ってくれるな」

    イザベル「エレンの彼女!無理はすんなよ!」

    アニ「はい!」

    リヴァイ「赫子は俺が止める」ダッ

    ファーラン「俺らじゃ無理だっての」ダッ

    イザベル「エレンには悪いけど少し痛い思いをさせる」ダッ


    エレン「アガガガガ」ダッ ブン!

    リヴァイ スッ

    ガキン!!!!

    エレンの両翼の赫子を
    リヴァイはクインケで受け止める


    リヴァイ「今だ!!」


    ファーラン「ハァ!」ブン!!

    イザベル「おらぁ!」ブン!!

    ズサァァァァァァァ!!


    ファーランとイザベルが
    エレンの羽赫を切り落とす


    イザベル「今だ!!」

    アニ(エレン………)ダッ


    エレン ズズズズズ


    エレンは4本の鱗赫を出した


    リヴァイ「させるかよ」ダッ!!

    リヴァイは高く跳ぶ

    パシュ グサッ!!

    エレン「アガ!」ブシャァァァァァ

    リヴァイはエレンの両肩にアンカーを刺す

    リヴァイ「ハァ!」ブン!

    ガスを噴出しながら
    落下の勢いも使い
    リヴァイはエレンの鱗赫を全て切り裂く


    エレン「ア……」ズズズ

    エレンはすぐに赫子を再生させようとした所で


    ダキッ!


    アニ「エレン!元に戻って!!」

    エレン「アガガガガ!!」スッ


    エレンがアニに向け
    再生しつつある赫子を向ける


    ベルトルト「アニ!危ない!!」

    ライナー(間に合え!!)ダッ


    アニ「エレン!!」

    エレン「ガァァァァァァァ!」ブン!


    エレンはアニに赫子を放つ

    アニはこれからくる衝撃に備え眼をつぶる

    だが目を閉じたアニに
    予想していた衝撃がくる事はない


    アニ スゥ(恐る恐る目を開ける)

    アニ「!」

    エレン「ア………アニ………?」

    エレンの赫子はアニの目の前で止まり
    エレンはアニの名を呼んだ

    アニ「エレン……?」

    エレン「………ごめん」バタッ

    エレンはアニに倒れ込む

    アニ「エレン!?」

    エレン ス-ス-

    リヴァイ「………何とかなったな」

    ファーラン「初めてだな。エレンがあの状態から俺達が気絶させずに意識を戻したのは」

    イザベル「でもやっぱエレンも強くなってる………これから止めるのは……」

    リヴァイ「今まで簡単だった事もないだろ」

    イザベル「でも!」

    リヴァイ「………いい加減克服して貰わないとな」

    リヴァイはエレンの暴走のきっかけの
    クインケを見つめる

    リヴァイ「これじゃあ大事なやつを守るどころかこいつが大事なやつに手をかける」

    ファーラン「………だが」

    リヴァイ「………どうしたらいい?」

    リヴァイは答える筈のない
    クインケにたずねる















  55. 55 : : 2016/02/29(月) 10:34:35
    面白いです!
    頑張ってください。
  56. 56 : : 2016/02/29(月) 13:15:04
    期待!
  57. 57 : : 2016/02/29(月) 20:41:30
    期待!
  58. 58 : : 2016/02/29(月) 22:35:22
    期待‼
  59. 59 : : 2016/03/01(火) 00:57:10
    期待してます!
  60. 60 : : 2016/03/01(火) 10:13:37

    しばらくして………

    パチ

    エレン「…………」

    アニ「起きたかい?」

    エレン「………アニ?」

    アニ「うん」

    エレン「俺は………」

    リヴァイ「暴走した」

    エレン「!!………そうですか」

    リヴァイ「お前は強くなってる。これからお前の暴走を止めるのは至難だ」

    エレン グググ

    アニ「リヴァイ兵長。エレンが起きたら説明すると言いましたよね?」

    リヴァイ「あぁ。エレン。話しても大丈夫なやつ連れて来い。エルヴィンも来てる」

    エレン「団長が?」

    リヴァイ「教官室にいる」スタスタ

    エレン「……アニ。ライナーとベルトルトを」

    アニ「………だけでいいのかい?」

    エレン「………今はな。お前らの事も話そうと思う。覚悟しといてくれ」

    アニ「!分かった………」





  61. 61 : : 2016/03/01(火) 10:21:51
    期待
  62. 62 : : 2016/03/01(火) 10:38:55

    教官室

    エルヴィン「初めまして。調査兵団団長のエルヴィン・スミスだ」

    リヴァイ「………そいつらになら話していいんだな?」

    エレン「はい。それにこいつらも普通の人間じゃありません」

    リヴァイ「あ?」

    エルヴィン「………巨人になれる人間かい?」

    ライナー達「!?」

    イザベル「団長!?」

    ファーラン「そいつらの反応………エレン。どういう事だ?」

    エルヴィン「フッ。予想以上だ」

    リヴァイ「どういう事だ?」

    エルヴィン「私は超大型巨人達には知世があると考えていた。そして彼らは今期訓練兵に紛れる事も」

    ライナー(なんて頭脳だよ!)

    エルヴィン「エレンを訓練兵に入れたのは喰種の五感で中身の人間を見つけてもらう為」

    エレン「………こいつらは」

    エルヴィン「連れてきたという事は仲間なんだろ?受け入れよう」

    リヴァイ「!?エルヴィン!?」

    エルヴィン「今回の訓練兵の訓練に参加したのは巨人の中身の目星を付ける為。リヴァイ班で始末するつもりだった」

    ベルトルト「!」

    エルヴィン「仲間になるなら強力な戦力になる」

    アニ(エレンの言う通り……勝つ為なら何でも利用する人だね)

    リヴァイ「こいつらが原因で……」

    エルヴィン「なら始末するか?エレンは邪魔するぞ?」

    リヴァイ「………」

    エルヴィン「それに元はといえばエレンに友達を作るよう言ったのお前だろ」

    エレン「え?(リヴァイの指示なの?)」

    ファーラン「………エレンは巨人と知って……」

    エレン「むしろ知ってから仲良くなった」

    イザベル「彼女と付き合ったのは?」

    エレン「知ってから」

    ファーラン「………一応聞くがお前ら仲間だと思っていいのか?」

    ライナー「仲間だと受け入れてくれるなら!」

    ベルトルト「………ここの人達に死んでほしくありません」

    エルヴィン「やはり黒幕がいるのかい?」

    アニ「え?」

    エルヴィン「君らみたいな子供が壁を理由もなく壁を壊すなんて考えないだろう」

    エルヴィン「なら誰かが指示したと考えるのが普通だ」







  63. 63 : : 2016/03/01(火) 22:09:01
    期待です!
  64. 64 : : 2016/03/01(火) 22:44:20
    期待!
  65. 65 : : 2016/03/01(火) 22:47:06
    期待‼
  66. 66 : : 2016/03/02(水) 10:56:50

    リヴァイ「そこまで考えていたのか?」

    エルヴィン「もし人間が巨人になれるなら……な」

    エルヴィン「お前とハンジが璧外で見付けたノート。あれを見て予想していた」

    リヴァイ「あれか……」

    ライナー「璧内でノート?」

    リヴァイ「立体機動装置が壊れ、馬もいなく、歩きで壁を目指したやつがいてな」

    ベルトルト「そんな事!?」

    リヴァイ「もちろん途中で死んだ。だがそいつは死ぬまでの事をノートに記していた」

    アニ「………内容は?」

    リヴァイ「巨人がすぐ自分を食べなかった。巨人が喋った」

    アニ「喋る巨人!?」

    リヴァイ「大きさは3mぐらい。ユミル様と喋ったらしい」

    ベルトルト「(あいつじゃない……)え?」

    ライナー「ユミル?」

    リヴァイ「知ってるのか?」

    エレン「同期でそいつ巨人化能力者」

    ファーラン「おいおい。まだそんなやつがいるのか?」

    ライナー「ユミルも俺達と同じ!?」

    ベルトルト「てかエレン!知ってたなら教えてよ!」

    エレン「悪い。忘れてた」

    エルヴィン「?君達と繋がりはないのかい?」

    アニ「知らないです」

    ベルトルト「!もしかしてあの時の!?」

    イザベル「あの時?」

    ベルトルト「べリックを食べた巨人じゃ!?」

    リヴァイ「ちゃんと説明しろ」

    ベルトルト「……巨人が人を食べる理由なんですが………」

    エルヴィン「理由があるのか………」

    ベルトルト「知性がない巨人が僕等みたいな巨人化能力者を食べると巨人化能力者………即ち人間に戻れます」

    エルヴィン「………巨人は人間に戻る為本能で人間を食べると?」

    ベルトルト「恐らく………」

    ファーラン「べリックってのは?」

    ライナー「俺達のもう1人仲間です。来る途中で食べられましたが………」

    アニ「ただ喋る巨人………それは私達に指示は送ったやつ以外で見たことありますん」

    リヴァイ「巨人が喋るか……糞眼鏡が喜びそうな事だ」

    エレン「ですね」アハハ……

    エルヴィン「ならユミルという訓練兵を調べといてくれ」

    アニ「あの………」

    リヴァイ「まだあるのか?」

    アニ「ユミルと一緒にいるクリスタって子が」

    エレン「ウォール教がクリスタを監視してる時あるな」

    エルヴィン「ウォール教が?」

    エレン「クリスタ本人は多分なんも知らない。だが壁に関わりがあるやつだと思う」

    アニ「ウォール教はクリスタが何かを話したら殺すよう指示されてるみたいです」

    リヴァイ「調べたのか?」

    アニ「……はい」

    エレン「もうそんな危ない真似すんなよ」

    アニ「……うん」

    エルヴィン「ならユミルはクリスタって子の秘密を知って近付いてる可能性があるな」

    ファーラン「今期の訓練兵一体何なんだ?」

    イザベル「凄い集まりだな」

    リヴァイ「………だな」←この状況真面目に話せと怒りたかったが確かに……と思ってしまった

    エルヴィン「私達も調べるだけ調べるがエレン。頼んだぞ」

    エレン「了解」

    エルヴィン「さてじゃあ私達は「あの」

    リヴァイ「まだあんのか?」

    アニ「エレンの暴走の話を聞きに来たんですが………」

    リヴァイ「…………そうだったな」

    ファーラン「衝撃な事実を聞いて忘れてた」

    イザベル「団長まで忘れるぐらいだからな」

    エルヴィン「済まない。まずエレンの暴走。あれは喰種の力によるものであの状態を半赫者という」








  67. 67 : : 2016/03/02(水) 14:03:40
    面白いです!
    頑張ってください。
  68. 68 : : 2016/03/02(水) 15:31:19

    ライナー「半赫者?」

    ファーラン「喰種は共食いをし、喰種の血を強める事で赫者になれる。それの未完成の状態の半赫者という」

    ベルトルト「共食い!?」

    アニ「喰種はエレン以外………」

    リヴァイ「エレンは母親を喰った」

    アニ「母親を!?」

    リヴァイ「あぁ。エレンの母親は致命傷を負い、エレンを生かす為自らを喰わせた」

    エレン「…………」

    リヴァイ「暴走した原因だが」

    ベルトルト「あのクインケに何が?」

    リヴァイ「このクインケはエレンの母親から作ったクインケだ」

    ライナー「え?エレンの母親はエレンが………」

    リヴァイ「クインケは赫子から作る。エレンは両親が殺された後両親の遺体を大切に保管していた」

    リヴァイ「こいつは両親を殺した山賊を喰らい生き延びたが空腹に限界が来て、両親を食べない様地下街へ行った」

    リヴァイ「エレンは途中空腹で倒れ、そこでたまたま俺達がそこに居合わせた」

    ベルトルト「兵長達は………」

    リヴァイ「俺達は地下街出身だ………まぁ詳細は聞くな」

    ベルトルト「はい」

    リヴァイ「まぁその時俺は気に入らないやつを殺した後でこいつに会ってな」

    ライナー(さらりと爆弾発言した)

    リヴァイ「そいつの死体を喰わせた」

    リヴァイ「………で、そっからエレンは俺達と行動を共にした」

    アニ「………なんで?」

    リヴァイ「なんでだ?」

    エレン「何となく」

    リヴァイ「……だと」

    アニ(割と適当……)

    リヴァイ「まぁ俺達としても喰種の五感は役に立ったしな。ちゃんと飯与えれば危険もないし」

    エルヴィン「その時リヴァイ達は立体機動装置を操っていて、私が調査兵団に引き込もうと地下街に行った」

    リヴァイ「俺とエレンは逃げれたんだが………」

    ファーラン「俺達が捕まっちまってな………」

    イザベル「泣く泣く調査兵団に入団させられたんだ………」

    エルヴィン「………喰種と知った時は驚いたがね。リヴァイ達がエレンも受け入れろと騒ぎ出して大変だった」

    リヴァイ「短いとは言え一緒に過ごしたやつだからな」

    エルヴィン「まぁ人間であるリヴァイ達が無事だし引き入れても大丈夫かなって思い入団させた」

    ライナー(やっぱ扱い適当……)

    エルヴィン「エレンに事情を聞き御両親を埋葬しようとしたんだが」

    リヴァイ「喰種は共食いをしたら強くなる。こいつの母親は最強と言われた喰種」

    エルヴィン「ならクインケを作ってから母親を食べさせようと判断した」

    アニ「それって………」

    エルヴィン「あぁ。酷い事をエレンにさせた」

    リヴァイ「………だがエレンの母親はエレンが生きる事を望んでいた」

    ファーラン「……リヴァイにエレンの母親のクインケを持つのは一番強いからだ」

    イザベル「兄貴はそのクインケを皆を守る為に使う」

    ファーラン「だが母親を喰ったエレンがそのクインケを見ると………」

    リヴァイ「両親を助けれなかった時のこと、自分は望んでないのに母親を喰った事に罪悪感に駆られ暴走するようになった」

    ベルトルト「エレンの母親を食べさせなければ………」

    リヴァイ「こいつにもいずれ守りたい者が出来る。こんな時代だ。力が無ければ守れない」

    イザベル「だから後悔させる………嫌な思いをさせると分かってもそうしたんだ」












  69. 69 : : 2016/03/02(水) 18:20:26
    期待!
  70. 70 : : 2016/03/02(水) 22:29:14
    期待!
  71. 71 : : 2016/03/03(木) 02:01:20
    期待⤴⤴⤴
  72. 72 : : 2016/03/03(木) 07:31:10
    期待です
  73. 73 : : 2016/03/03(木) 19:45:49
    期待です!
  74. 74 : : 2016/03/04(金) 09:53:51

    最近コメント多くて
    嬉しいですねぇ\(´ω` )/

    期待以外も何かあるともっと嬉しいッス!
  75. 75 : : 2016/03/04(金) 10:24:27

    ベルトルト「そこまで考えて……」

    ファーラン「お前ら巨人だが家族はいるか?」

    ライナー「いますが?」

    ファーラン「俺達は地下街で育った。親の顔も知らない」

    ライナー「…………」

    ファーラン「いつの間にか俺とイザベルは一緒にいた」

    ファーラン「………リヴァイは地下街で名が知れ始め危険と判断した俺達はリヴァイを消そうとした」

    アニ「え?」

    ファーラン「返り討ちになったけどな」

    イザベル「そっから3人で行動してる」

    ライナー「何故一緒に………?」

    ファーラン「リヴァイは強いだけじゃなく………何か惹き付ける力があんだよ」

    イザベル「地下街出身なのに人類最強と呼ばれ慕われるぐらいだしな」

    ファーラン「リヴァイからしたら迷惑だったろうが俺達はこいつに付いてくと決めた」

    イザベル「兄貴嫌そうな顔してたけどちゃんと私達の事守ってくれたんだぜ!」ニシシ

    リヴァイ「うるせぇ」

    ファーラン「……でしばらくしてエレンに会った」

    イザベル「私達に取ってはリヴァイ班はチームの仲間であり家族なんだ」

    ベルトルト「家族………」

    ファーラン「だからエレンが喰種だろうがなんだろうが関係ない」

    イザベル「お前らもな!」

    ライナー「俺達も………?」

    エルヴィン「君達は卒団後リヴァイ班に入って貰う」

    アニ「え!?」

    イザベル「だからお前らも仲間………家族だ!」

    ファーラン「黒幕のやつに家族を人質にでもされてんだろ?」

    ライナー「!なんで分かるんですか?」

    リヴァイ「そんな理由でも無けりゃお前らみたいなガキがあんな事するか」

    ベルトルト「………ごめんなさい」

    リヴァイ「謝るな。許されない」

    ベルトルト「!」

    リヴァイ「過去は変えれない。罪は消えない。だが未来は選べるし、罪は償える」

    ベルトルト「はい!」

    リヴァイ「エレン」

    エレン「はい」

    リヴァイ「お前もだ。いい加減にしろ」

    エレン「………」

    リヴァイ「過去は忘れろ。いつまで母親を引きずる?」

    エレン「でも」

    リヴァイ「ここにいるのが今のお前の家族だ。今のままじゃこいつらにお前と同じ思いをさせる事になるぞ?」

    エレン「!!」

    リヴァイ「あの時は確かに助けれなかった。だが今は違うだろ?」

    エレン「俺は……」

    リヴァイ「お前は強い。だがもっと強くなれる 」

    リヴァイ「強くなって守れ。もう失わないように」

    リヴァイ「それがお前の親の望みだ」

    エレン「………はい」

    リヴァイ「なら赫者の力をコントロールし、こいつらの家族を助けに行くぞ」

    アニ「!?」

    リヴァイ「さっきイザベルが言っただろ?お前らはもう家族だと。なら家族の家族を助けるのは当たり前だ」

    アニ「………ありがとうございます」ウルウル

    エレン「アニ」ギュ

    アニ「エレン……」

    エレン「ベルトルト達にバラした時言っただろ?お前らの家族も助けるって」ニッ

    アニ「うん」

    エレン「諦めんなよ………絶対に助けるから」ナデナデ

    アニ「うん!」ダキッ!ポロポロ

    ベルトルト(嘘みたいだ……巨人で皆に恐れられる存在の僕達を)ポロポロ

    ライナー(家族と呼び………助けてくれるやつがいるなんて)ポロポロ








  76. 76 : : 2016/03/04(金) 13:00:22
    期待
  77. 77 : : 2016/03/04(金) 15:16:54

    エルヴィン「話は纏まったな」

    リヴァイ「色々予想外な事が多いけどな」

    ベルトルト「あの……」

    エルヴィン「まだ何かあるのかい?」

    ベルトルト「僕達に命令を下している人から卒団式の日壁を壊すように指示が来ています」

    リヴァイ「無視しろ」

    エルヴィン「無視したら駄目だろ」

    リヴァイ「なら壁を壊せと?」

    エルヴィン「そうだな……」

    ファーラン「団長!?」

    エルヴィン「実行させた方が相手は自分に従っていると思い、裏をかけるんだが………」

    エレン「壊しても塞げばいいんじゃ?」

    イザベル「どうやって?」

    エレン「アニが」

    アニ「私!?」

    エレン「アニの巨人体は誰も見てない。人間を喰らいにいかなければ奇行種と判断されるだろ?」

    アニ「そうかもしれないけど奇行種が優先的に殺されるじゃないか」

    エレン「お前ら巨人化解く時どうしてる?」

    ライナー「巨人のうなじから出る」

    リヴァイ「だから巨人の弱点はうなじか」

    ファーラン「って事はやっぱ………」

    リヴァイ「その先は言うな」

    ファーラン「あぁ(人間を殺してた事になるのか………)」

    エレン「出た後の巨人体は?」

    ベルトルト「巨人と同じ様に蒸気を出して消えるよ」

    エレン「ならベルトルトが穴を開ける。アニが塞ぐ。俺達でうなじを攻撃したフリしてアニを助ける」

    エルヴィン「確かにいい作戦だが穴をどう塞ぐ?」

    エレン「蹴り飛ばして穴を開けるなら大岩とかが周りにあるはず。それを運ぶ」

    アニ「それ巨人体でも………」

    エレン「アニしか出来ない。キツいだろうが他に案があるか?」

    ライナー「俺はどうしたら?」

    エレン「お前は訓練兵の中でも兄貴分。訓練兵をアニに近付けないように誘導して貰う」

    ライナー「アニ………大丈夫か?」

    アニ「大丈夫じゃないよ………でも」

    エレン「俺が出来たらやる。出来なかった時は頼む」

    ベルトルト「どうやってエレンが?」

    エレン「………赫者になって赫子で運ぶ」

    リヴァイ「!!」

    エレン「運べなければ壊された穴の上の部分を切り落とす」

    ファーラン「赫者になれる前提で話すんだな」ニッ

    エレン「使いこなしてやるよ」ニッ

    イザベル「じゃあ」

    エルヴィン「キース教官、ピクシス司令には私から話を通しておこう」

    リヴァイ「エレン……」

    エレン「後で見せてやるよ。俺の赫者の姿」

    リヴァイ「フッ………期待してるぞ?」

    ベルトルト「なら卒団式の日は」

    エルヴィン「エレンの作戦でいく」

    エルヴィン「数日前に集まり作戦の確認をする。その日まで君達は訓練に励みたまえ」

    ライナー達「ハッ!」



    ファーラン「さて……じゃあ」

    イザベル「早速……」

    リヴァイ「見せてもらおうか」

    エレン「外でですよ?」スタスタ

    リヴァイ達 スタスタ

    アニ(ほんとに大丈夫かな……)スタスタ

    ライナー(暴走してもアニは俺が守る)スタスタ

    ベルトルト(赫者……暴走状態の半赫者でも強いのに………赫者とはどれだけ強いんだろ?)スタスタ




















  78. 78 : : 2016/03/04(金) 18:07:10
    期待
  79. 79 : : 2016/03/04(金) 18:46:55
    期待!
  80. 80 : : 2016/03/04(金) 20:35:23
    頑張って下さい!
  81. 81 : : 2016/03/05(土) 05:38:20
    期待⤴⤴⤴⤴
  82. 82 : : 2016/03/05(土) 10:26:47

    その日の夜

    食堂

    リヴァイ「不味いな」モグモグ

    エレン「調査兵団は旨いもん食ってるのか?」ズズゥ(コーヒー)

    リヴァイ「エルドとペトラの料理は旨い」

    エルペト「!?」

    リヴァイ「?何を驚いてる?」

    エルド「初めて聞きましたよ……」

    ファーラン「お前の感想分かりづらいんだよ」

    イザベル「悪くないって言うけど旨いか普通か分かんないよな」

    リヴァイ「グンタはまぁまぁ。オルオは………論外」

    オルオ グサッ!

    グンタ「前オルオが食事当番の日皆倒れたからな………」

    アルミン「調査兵団の方は自炊なんですか?」

    グンタ「リヴァイ班、補佐班は旧本部にいるから家事全般自分達でやるんだ」

    ライナー(俺料理出来ねぇ)

    ベルトルト(僕達リヴァイ班入ったら料理しないといけないのかな?)

    アニ(料理するのはいいけどエレンは食べれないからなぁ………)




    少し離れた席

    ミカサ ジ-

    クリスタ(気まずい……)

    ユミル(こいつなんで私達の所なんだよ?)



    ジャン「喰種のくせに………あいつのせいでミカサが辛そうな顔してるじゃねぇか………」モグモグ

    マルコ「君は何にもしない方がいいよ」

    ジャン「あ?」

    マルコ「ミカサにはミカサの事情がある。エレンは喰種でも僕達に危害を加える訳じゃない」

    ジャン「んなの分かんねぇだろ」

    マルコ「君が何かしても無駄だよ」

    ジャン「チッ!」

    マルコ(ほんと何もしなければいいけど)

    コニー「エレンカッケーよな!!」メ キラキラ

    マルコ(………コニーの純粋さはたまに癒されるよ………普段は馬鹿すぎて疲れるけど)

    コニー「仲良くなれば羽みたいなやつ………かぐねだっけ?見せてくれっかな?」

    マルコ「きっと見せてくるよ(コニー全く悪意がないからね)」




    ファーラン「にしてもすぐに赫者になれたな」

    ペトラ「赫者?」

    イザベル「補佐班は見てなかったな。昼エレン暴走したろ?」

    リヴァイ「エレンはあの力を暴走させず、更に強くした」

    エルド「更に強くなったんですか!?」

    グンタ「この短時間で…………?」

    ライナー「軽く怖かったな……」

    ベルトルト「巨人相手でも負けなさそう……」

    エレン「負けねぇよ!」

    オルオ「ケッ!」

    リヴァイ「オルオ………何故エレンを認めない?」

    オルオ「喰種ですよ!?しかもこんなガキですし!」

    リヴァイ「お前老け顔だが歳はあんま大差ないだろ」

    ファーラン「老け顔だから10歳ぐらいは離れて見えるな」

    イザベル「オルオと同期のペトラはエレンは年も近いし姉弟って感じだな!」

    オルオ グサグサ!!

    ペトラ「そうですかね?」

    エレン「イザベルは弟って感じだな」

    イザベル「私女なんだけど……」

    リヴァイ「確かにな」

    イザベル「兄貴まで!?」ガ-ン!!

    ペトラ(上司を弟扱いって………どう反応したら……)

    ファーラン「オルオ。調査兵団がここ数年死亡率が下がってるのはエレンの活躍だからな?」

    オルオ「え?」

    ファーラン「喰種は五感で巨人を探し殺す。危ない調査兵を見つけたら影で助ける」

    エルド「俺もそのお陰で生きてるしな」

    ファーラン「討伐数もリヴァイと同じかそれ以上。こいつは公表してないだけでちゃんと実践を出している」

    イザベル「オルオが今のままならお前が原因で連携にミスが生まれる」

    リヴァイ「そうなる前にお前を補佐班から外す」

    オルオ「なっ!?」

    ファーラン「エレンが調査兵団に戻ったらエレンを中心に作戦立てるからな」

    イザベル「今まではエレンの存在隠してたけどバラしたからな」

    リヴァイ「グンタ、ペトラもだ。エレンが嫌なら別の隊に移動してもらう」









  83. 83 : : 2016/03/05(土) 15:13:51
    期待!
  84. 84 : : 2016/03/05(土) 16:05:28

    ペトラ「私は構いません」

    グンタ「兵長と戦った時みたく暴走しないなら……」

    イザベル「暴走は多分大丈夫だ!」

    ファーラン「暴走したら今度からはここにいる全員で止めればなんとかなるだろ」

    グンタ「暴走の可能性はあるんですか?」

    ファーラン「あんまないが0ではない」

    リヴァイ「ライナー、ベルトルト、アニをリヴァイ班に加える。人手は気にしなくていいぞ」

    オルオ「!?更にガキを!?」

    リヴァイ「オルオは異動だな」

    オルオ「!」

    ファーラン「グンタはどうする?」

    グンタ「俺は……」

    リヴァイ「迷うなら異動だ。その迷いが戦場では命取りだ」

    グンタ「…………」

    リヴァイ「俺のクインケはエレンの母親から作ったもの。エレンとエレンの大事なやつ、エレンを大事に思えるやつ以外に振るうつもりは無い」

    イザベル「ペトラはほんとにいいのか?」

    ペトラ「私は喰種と聞いてもちろん怖いとは思いますが兵長達はエレンを信用してますし、先程言われたように弟みたいに見れたらいいなぁ………と」

    ペトラ「あ!上司相手にすいません!!」アタフタ

    エレン「いえ………ありがとうございます」

    リヴァイ「なら、エルド、ペトラをリヴァイ班へ。オルオはミケ、グンタはハンジの所へ異動だ」

    エルド「リヴァイ班に?」

    リヴァイ「エレンはリヴァイ班じゃなくイェーガー隊を作り、リヴァイ班と行動する」

    エレン「え?聞いてませんが………」

    リヴァイ「今決めたからな」

    ファーラン「団長は?」

    リヴァイ「後で話す」

    オルオ(こんなガキのせいで兵長と!?)

    グンタ(エレンは悪くない……だが喰種をそう簡単には……)

    リヴァイ(知人を喰種に殺されたグンタはやはり駄目か…………オルオはエレンに敵意があり過ぎる)

    ファーラン(エルドはともかくペトラは意外だな。もう少し抵抗があるかと思ったが………)

    ペトラ(喰種………コーヒー以外何か口に入れれるものないのかしら…………)ウ-ン

    アニ(喰種のエレンは受け入れてくれたけど私達の正体を知ったらどうなるんだろ…………)

    アルミン(イェーガー隊か………)

    ライナー(あれ?そういやなんでアルミンがこのメンツにいるんだ?)

    ベルトルト(さぁ?後ろからミカサが見てるよ)

    ライナー(え?)クル


    ミカサ(<●>ω<●>)


    ライナー(…………明日の俺生きてるかな)トオイメ

    ベルトルト(ご愁傷さま)

    ライナー(助けてくれよ!?)

    ベルトルト(選択肢は一緒に死ぬか見捨てるか)

    ライナー(見捨てる気か!?)

    ベルトルト(世界は……残酷なんだ……)

    ライナー(この……裏切り者がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!)


    ミカサ(アルミン………)ジ-




  85. 85 : : 2016/03/05(土) 18:33:56
    ライナー、どうやらそれは思い込みな様だぞ
  86. 86 : : 2016/03/05(土) 19:42:25
    ライナー……生きて帰れよ!グハッΣ(´Д



    期待!
  87. 87 : : 2016/03/05(土) 22:35:28
    期待です
  88. 88 : : 2016/03/06(日) 11:04:41

    リヴァイ「!そうだ。アニ」

    アニ「はい?」

    リヴァイ「料理は出来るか?」

    アニ「まぁ……それなりに」

    リヴァイ「後でレシピを渡すからそれ作ってみてくれ」

    アニ「?」

    リヴァイ(探すの大変だった)

    エレン「リヴァイ達はいつまでいるんだ?」

    リヴァイ「食ったら帰る」

    エレン「急だな」

    イザベル「残りの訓練生活頑張れ!」

    エレン「おう!」

    ファーラン「デートとか今のうちにしとけよ。調査兵団にきたらする暇が無くなるぞ」ニヤリ

    アニ「///」

    エレン「ファーランはイザベルとな」ボソッ

    ファーラン「人の心配はしなくていい」チョップ

    エレン「チェ……」イタイ

    イザベル「?」

    リヴァイ「お前らも調査兵団入団後の訓練はここより辛い。しかも俺達は精鋭だからな。今からしっかり鍛えとけよ?」

    ライベル「はい!」

    ペトラ「私も負けないよう頑張らなくちゃ!」

    エルド「エレンさんに恩返し出来る様頑張ります!」

    エレン「あぁ。頑張れよ」

    アニ(リヴァイさんの言ってたレシピってなんのレシピだろ?)

    エレン(アニの手料理かぁ……食べたいな……)





  89. 89 : : 2016/03/06(日) 15:28:04

    次の休日 食堂

    アルミン「皆は今日なにするの?」

    ライナー「俺はベルトルトと買い物」

    ベルトルト「まぁ特に買う物ないんだけどね」

    クリスタ「あ!なら私達と一緒に来る?」

    ライナー「!?」

    ユミル「クリスタ!?」

    クリスタ「アルミンとミカサもいるけど」

    アルミン「一緒に行こ?(男1人寂しかったんだよね)」

    ベルトルト「アルミンと女子四人って………ハーレム邪魔して悪いね」

    ライナー「だがアルミンが紛れても違和感ないよな」

    アルミン「それどういう意味?」

    ユミル「ベルトルさんは私も女子扱いしてくれんのな」

    ベルトルト「へ?」

    ユミル「女として……女性扱いはされるが私を女『子』と扱うやつはいないからな」

    クリスタ「ユミル大人っぽいからね。それ言ったらミカサもそんな感じがするけど」

    ミカサ「そう?」

    クリスタ「ミカサは恰好いいから憧れる!」

    ミカサ「そうハッキリ言われると………照れる」

    クリスタ「照れてるように見えない………」

    ベルトルト「せっかくのお誘いだし一緒に行こうかな?」

    ライナー「荷物持ちぐらいしてやるよ!」

    クリスタ「よろしく!」

    アルミン「……エレンは?」

    ミカサ「!」

    エレン「俺?」

    アルミン「良かったら一緒にどう?」

    エレン「わりぃけど止めとくわ。アニが何かやるみたいだし」

    ライナー「そういやアニを見かけないな」

    エレン「調理場んとこ」

    ベルトルト「?エレン人間の食べ物食べれないんじゃ?」

    エレン「まぁな。でもアニが待ってて言うし」

    アルミン「!リヴァイさんがアニに渡したレシピじゃない?」

    エレン「そんなの渡してたなぁ………でも俺食えねぇし………」

    ベルトルト「アニは何を作ってるんだろ?」

    「私が何だって?」

    エレン「アニ………あれ?それって………」

    アニ「ん?あぁこれ?これがリヴァイさんに渡されたレシピのやつ。食べてみてよ」

    クリスタ「黒い………ゼリー?」

    エレン「これ………」

    ユミル「喰種なのに食えんのか?」

    アニ「リヴァイさんからメモでエレンに食わせろって………」

    ライナー「これなんなんだ?」

    アニ「これは「コーヒーゼリー」

    アニ「知ってたのかい?」

    エレン「……頂くよ」スッ

    ライナー「俺もいいか?」

    アニ「え?」

    ライナー「ちょ!」ガ-ン

    アニ「冗談さ。クリスタ達も食べてみる?」

    クリスタ「気になるし食べる」

    ユミル「私はいいや」

    ミカサ「………いらない」

    アルミン「僕もいいかい?」

    ベルトルト「せっかくだし僕も」

    エレン パク

    アニ「………どうだい?」

    ツゥ

    一同「!?」

    エレン「やっぱあんま旨くないな………」

    アニ「じゃあ無理して食べないでも」

    エレン「……でも懐かしい………」

    ベルトルト「エレンは食べた事あるの?」

    エレン「これは……母さんが殺される前に人間の食事を羨ましがった俺に作ってくれたものだ」

    一同「………」

    エレン「ライナー達は食べるならミルクとかかけて食えよ?」

    ライナー「ミルク?」

    エレン「じゃないと人間からしたら苦いぞ?これ」

    アニ「あ……だから材料にミルクあったんだ」

    エレン「リヴァイ達どうやってこれを……」

    アニ「はい」っ

    エレン「?なにそれ?」

    アニ「リヴァイさんから食べたら渡せって」

    エレン「?」ペラ


    どうだ?母親の味ってやつは?

    お前の母さんはこれを作るのに
    色々試したらしい

    風化してたりしてたが
    お前の家だった場所に
    メモが残されててな

    何とか解析しながら
    味を再現してみた

    メモがちゃんと見えた訳じゃねぇから
    見えない部分はペトラ達に予測してもらった

    少し味に違いがあるかもしれないが
    俺は悪くないと思う

    イザベル達はミルクかけなきゃ
    食べれてなかったが……

    まぁ嫌じゃなければアニにまた作って貰え

    リヴァイより


    エレン「リヴァイ………」

    アニ「大事にされてるね」

    エレン「………そうだな」

    アルミン「僕はミルクかけないと苦いかな……」

    クリスタ「私も………でも甘いもの食べてる時口直しにいいかも!」

    ユミル「太るぞ?」

    クリスタ「ウッ!」グサッ

    ベルトルト「僕はこのままでも好きかな」

    ライナー「このままもいけるがミルクかけたのもいいぞ?」

    ミカサ ウズウズ(少し気になる)

    エレン(母さん………母さんは喰種なのに人間が食べても美味しいと思えるものを作り出したみたいだよ)

    エレン(最初なんて父さん……母さんの手料理食べたら苦しんでたのにな……)










  90. 90 : : 2016/03/06(日) 15:58:24
    期待!
    カルラいい人だー!!
  91. 91 : : 2016/03/06(日) 19:33:06
    期待
  92. 92 : : 2016/03/06(日) 20:09:53
    期待⤴
  93. 93 : : 2016/03/06(日) 21:08:30
    期待!
  94. 94 : : 2016/03/06(日) 21:09:28

    エレン「アニ……また作ってくれよ?」

    アニ「!……任せな」

    アルミン「アニはこれからどうするの?」

    アニ「私?」

    アルミン「良かったら一緒に出掛けない?」

    アニ「エレンは?」

    エレン「アニが行くなら」

    クリスタ「一緒に行こうよ!」メ キラキラ

    アニ「う、うん」

    クリスタ ∩(´∀`)∩ワァイ♪

    ライアルユミ(可愛い)ツゥ

    アニ(エレンと2人きりが良かったけど)チラ

    エレン モグモグ

    アニ(まぁいいか)モグモグ

    ミカサ「………」

    アニ「どこ行くのさ?」

    クリスタ「先ず服屋さん!」

    ユミル「訓練用の服とアルミンの女装用のな」

    アルミン「え?」

    ポン

    ミカサ「問題ない。アルミンなら似合う」(o´・ω-)b

    ライベル(アルミンどんまい)

    クリスタ「何着せようかなぁ?♪」

    アルミン(僕に味方はいないの!?)

    エレン(リヴァイ達に何かお礼買わないとな)







  95. 95 : : 2016/03/06(日) 21:09:36
    期待‼
  96. 96 : : 2016/03/07(月) 11:10:32



    ミカサ ジ-

    クリスタ「♪」

    ユミル ケラケラ

    アニ「アルミンの女装用の服探すの楽しんでるね」

    アルミン「僕嫌だよ……」

    ライナー「ミカサとユミルが手を組んだら最凶だよな」

    ベルトルト「肉体的にミカサ、精神的にユミル………標的にされたら最後だね」

    アルミン (。•́ωก̀。)…グス

    ライナー(ウホッ♂(シュパン!)

    ーナイラ チ-ン

    ベルトルト「ライナー………(救いようがないよ)」

    アニ「良からぬ事を考えていた」

    アルミン「?」

    エレン「アニは服見ないのか?」

    アニ「私は別に(ガシッ)

    ユミル「お前パーカーしかないだろ?」

    クリスタ「オシャレデビューしようか?アニ」

    アニ「…………」

    エレン「見てこいよ」

    クリスタ「アニ借りてくね〜」スタスタ

    アニ「ちょ!」ズルズル

    ポン

    アルミン「…………」

    ミカサ「アルミンも」

    アルミン「この悪魔の末裔がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!」

    ミカサ「アルミン………店内では静かに」

    アルミン「ごめんなさい」シュン

    ミカサ「行くよ」ガシッ スタスタ

    アルミン「(´;ω;`)ウゥゥ」ズルズル

    ユミル(面白いものが見れそうだ)ククク

    エレン「………俺達どうする?」

    ベルトルト「……エレンは服買わないの?」

    エレン「興味無い。最小限あればいい」

    ベルトルト「アニもオシャレするんだしエレンもせっかくだししたら?」

    エレン「えぇ……」

    ベルトルト「エレン見た目いいんだしシンプルなのが良さそうだね」

    エレン「なんでやる前提で……」

    ベルトルト「それとは別にアニと何かペアルックでも買ったら?付き合ってるんだし」

    エレン「あぁ………そういうの分かんないから手伝ってくれ」

    ベルトルト「まずはエレンの服ね」

    エレン「それはいら「手伝わないよ?」……分かった」

    ベルトルト(報われない恋になったけど……せめてアニを喜ばしてあげたいな)


















  97. 97 : : 2016/03/07(月) 15:41:58
    ベルトルさんええやつやなぁ・・・
  98. 98 : : 2016/03/08(火) 00:49:25
    何でいっつもベルサイユとかベロベロトとかベンジャミンとかベルベロトンとかになってるんだろ?

    このssのベルトルさんは良い人っぽいね!期待
  99. 99 : : 2016/03/08(火) 02:03:36
    いや、ベルトルさん自体を馬鹿にしてるんじゃなくてベルトルトの名前ネタはかなりの割合で使われてるぞ
  100. 100 : : 2016/03/08(火) 09:51:09
    (ーー;).。oO(ベルトルさん嫌いじゃないけどエレンとアニをくっつける為にクズキャラにしようか迷っていたなんて言えない)
  101. 101 : : 2016/03/08(火) 10:28:47

    しばらくして……


    ライナー「俺だけ置いていきやがって………」

    ベルトルト「君気を失ってたじゃないか」

    エレン「お前みたいな大男を背負いながら買い物しろと?」

    ライナー「お前ならできるだろ」

    エレン「嫌だよ。アニならいいけど」

    ライナー「………そうだよな」ズ-ン

    スタスタ

    エレン「女子達(アルミンも入ってる)戻ってきたみたいだぞ」

    ベルトルト(アルミンとクリスタを見た後のライナーの末路が容易に想像出来る)

    アニ「!エレンも服買ったんだ(格好良い///)」

    エレン「まぁな………?アニは服買わなかったのか」

    クリスタ「何個か候補の出したからエレンに選んで貰おうと思って!」

    エレン「クリスタは買って着替えたんだな」

    ユミル「クリスタはやらんぞ?」

    クリスタ「私はユミルのじゃないよ?」

    ベルトルト「ユミルも私服変えたんだ」

    ユミル「皆着替えたからな………それにクリスタがうるさいし」

    ベルトルト「似合ってるよ?ユミルは大人っぽい服が合ってるね」ニコ

    ユミル「!?///うるせぇ馬鹿///」

    ライクリエレアニ(ユミル褒められるのよわっ!)

    ベルトルト「?」

    ユミル(男子に初めて褒められた)ドキドキ

    エレン「………ユミルに比べクリスタは」

    クリスタ「誰が子供みたいなのかな?」ニコ(ブラックスマイル)

    エレン「(確かに思ったがまだ何も言ってない……)……可愛らしいぞ?なんかリボンとか付けた方がいいんじゃないか?」

    アニ ムカ

    クリスタ「あ、ありがと///(褒められると思わなかったしアドバイスまでされた)」

    ライナー(エレンに先越された!?)

    ベルトルト(エレン…………正しい判断ではあるけどそれは駄目だよ)チラ

    アニ ゴゴゴゴゴ

    ベルトルト(アニが嫉妬全開中ですよ〜。気付いてエレン〜)

    ミカサ「そろそろアニの服を選んで」

    ライナー「!ミカサはどんな服でもマフラー着けるんだな」

    ミカサ「大事だから」

    ベルトルト「ミカサがワンピースってちょっと意外」

    ミカサ「ユミルに着せられた」

    エレン「マフラー着けるならシャツ系の服にカーディガンやブラウスの方がいいんじゃないか?」

    クリスタ「あ!確かに」

    アニ「そっちの方がミカサも普段着るのに抵抗ないんじゃない?」

    ベルトルト「これから秋になるしね」
    ※今は夏の終わりらへんの設定で

    ユミル(あればただ見たかっただけだからいいんだが…………つかエレンのやつ………何気にセンスいいな)チラ

    クリスタ

    ユミル(確かにリボンとか付けたら人形みたいな可愛さが………それを抱き締めたい)

    ベルトルト(エレン自分のは適当のくせに人の服はちゃんと見てるんだね)
    ※エレンは自分の服を選ぶのは適当で
    今エレンが着ている服はベルトルトがコーディネート

    ミカサ「………そうする。それより……」スッ

    アルミン「うぅ///」

    ベルトルト(どう見ても女の子だね)

    エレン(ユミルやミカサより女らしい気が……)

    ベルトルト(それ本人達に言わないでね)

    エレン(直接脳内に!?)

    ライナー「ウホッ♂」

    ドガッ バキッ ブン アッー!

    ライナー ピクピク

    ベルトルト(最後可笑しくない?)

    エレン「なんかクリスタの髪を短くしたらこんな感じか?」

    ユミル「クリスタの方が可愛いがな!(予想より可愛く出来てなんか悔しい………)」ガク

    ミカサ「アルミンも負けてない(私は女なのに………アルミンに負けてる気がする………)」ガク

    クリスタ(2人ともどうしたんだろ?)

    アルミン「着替えてきていい?///」

    クリスタ「アルミンは今日その格好のままだよ?」

    アルミン「え?」

    アニ「ミカサ会計して、アルミンの元の服は訓練所に送ってたよ?」

    アルミン「なっ!?」

    エレベル(アルミンどんまい!)

    アルミン「本を買う為にお金取っておきたかったけど………」

    ミカサ「アルミン………着替えを買っても着替えさせないし、更にリボンなど装飾をする」

    アルミン「………」

    ミカサ「帰ってからもクリスタの服を借り着せ替えをする」

    アルミン「オワタ\(^o^)/」

    クリスタ(アルミンに私の着た服を貸すのは……///)

    ベルトルト「アハハ………そろそろアニの服選びに行こうか?」

    エレン「だな」

    アニ(エレン褒めてくれるかな?)












  102. 102 : : 2016/03/08(火) 12:53:04
    期待です
  103. 103 : : 2016/03/08(火) 14:34:56

    クリスタ「さて……エレンはどんなのがお好みかな?」

    エレン「そういうのよく分かんねぇだよな……」

    ユミル「その割にはさっきミカサとかにはちゃんとした意見言えてたじゃねぇか」

    エレン「小さい頃から森の奥にいたから誰かと遊んだりしなかったから本ばっか読んでたんだよ」

    アルミン(不謹慎だけどちょっと親近感)

    エレン「小説とかに出てきたキャラのイメージと似た感じだったからそのキャラの服装を元に考えただけだ」

    ミカサ「どんな小説?」

    エレン「読みまくったからタイトルとかは覚えてない。山賊に襲われた時家は無くなったしな」

    ミカサ「………ごめん」

    エレン「つか意外だな」

    ミカサ「?」

    エレン「喰種に恨みがあるから俺に関わらないと思ってた」

    アニ「それは私も同意見だね。アルミンがエレンの近くにいたら睨んでたし」

    アルミン「え?」

    ミカサ「友達がいなく本ばっか読んでたのはアルミンもそう。私も山奥に住んでいてある日家族を殺された」

    ミカサ「何も知らなければただ恨んでいた。でもあなたの境遇は私達に似ている……いや。私達より酷い」

    アルミン「ミカサ……」

    ミカサ「私にはアルミンがいた。でもあなたは違う。たまたま地下街に居たから出会いがあった」

    ミカサ「もちろん喰種の事は恨んでいる。でもあなたにそれをぶつけるの間違いだ。あなたは喰種と人間の間の存在。喰種だけではない。それが私の今の考え」

    エレン「そうか……」

    ミカサ「あなたは力を制御したと言った。だが暴走した場合は喰種……恨みの対象と判断し、排除するからそのつもりで」

    エレン「………フッ。了解」

    ライナー「何か服のセンスから話が飛んだな……」

    ベルトルト「でもミカサの考えを聞けて良かったんじゃない?」

    クリスタ「そろそろアニの服選んであげようよ」

    エレン「!あれは?」

    ユミル「あれ?」

    エレン「あのマネキンが着てる服」
    ※服装は皆さんの想像にお任せします
    秋物、オシャレ感漂う服で

    クリスタ「あれは………」

    ユミル「流石に………」

    ミカサ「値段が高い」

    アニ「それに私じゃ似合わない」

    エレン「着てみろよ」

    アニ「え?」

    エレン「すいませーん」

    アニ「ちょ!?」

    タタタタタ

    店員「はい?」

    エレン「あれこいつに」

    店員「あちらの服は「高いの知ってる。払えるから」

    店員「わかりました」スタスタ

    ユミル「おいおい……」

    クリスタ「あの服貴族の人と同等かちょっと劣るぐらいいい生地を使ったやつだよ?」

    店員「こちら……よろしいですか?」

    アニ「エレン………」

    エレン「いいからいいから」

    エレン「クリスタ達もいるか?」

    クリスタ ブンブン

    ミカサ「流石にそれは……」

    ユミル(簡単に言ってくれるな……ほんとに大丈夫か?)

    エレン「アニとりあえず着てみろよ」

    アニ「う、うん(私が普段着るパーカー………10枚分ぐらいはするね)」





    ------------------------------


    アニ「どう?」ドキドキ

    エレン「似合ってるぞ」ニッ

    アニ「///」

    エレン「アルミンの服はミカサ買った言ってたけど他は?」

    クリスタ「これからだよ」

    エレン「店員さん。会計。まとめて払うわ」

    店員「わかりました(ほんとにお金あるの?訓練兵なのに?)」

    クリスタ「悪いよ……」

    ユミル「アニのだけにしとけって(流石に値段聞きたくねぇ)」

    店員「○○○○○円になります」

    ライナー(たけぇぇぇぇぇぇぇぇ!!)

    エレン「ん」っ

    アルミン(すんなり出したぁぁぁぁぁぁぁ!?)

    店員(!?財布にまだお金ある!?)

    エレン「さて次行こうぜ」

    店員「あ、ありがとうございました………(訓練兵だよね?何?あの所持金!?)」

    クリスタ達 ポカ-ン

    エレン「次行くぞ?どこ行くんだ?」











  104. 104 : : 2016/03/08(火) 15:02:35
    エレン食費いらないもんな
  105. 105 : : 2016/03/08(火) 17:03:59
    副兵士長だからじゃない?
  106. 106 : : 2016/03/08(火) 22:45:13
    そういう事か((納得
  107. 107 : : 2016/03/09(水) 10:10:55

    ベルトルト「次行く前にさっき買ったのあげたら?」

    エレン「それもそうだな」

    アニ「?」

    エレン「アニ」チョイチョイ

    アニ「なに?」

    エレン「これ」っ

    アニ「………ピアス?片方だけ?」

    ベルトルト「エレンの左耳」

    アニ「あ」

    クリスタ「ペアルックだ」

    エレン「耳なら訓練の邪魔にならないしな」

    ユミル「ベルトルさん選んだのか?」

    ベルトルト「アクセサリーを何かって言っただけ」

    ライナー「シンプルなピアスだな」

    エレン「俺はその方が好きだしアニの髪飾りも割とシンプルな方だからな」

    ユミル(ちゃんと見てるんだな)

    ベルトルト(値段はこっちも結構高いけどね)

    アルミン「エレンお金大丈夫なの?」

    エレン「?余裕だが?」

    ミカサ「さっきの服。ピアス。高いはず」

    エレン「お前らと違って食費はかからないし、外出も今までしなかったからな」

    ベルトルト「服もエレンは訓練用以外まともにないからね」

    ライナー「だからエレンに服買わせたのか?」

    ベルトルト「エレン見た目いいんだから服もちゃんとしたの着て欲しかったからね」

    エレン「本読むの好きだけどまだ図書室ので充分だったから買ってないしな」

    ユミル「図書室のどんだけ読んでんだよ?」

    アルミン「図書室行くと必ずと言っていいほどエレンいるからね」

    エレン「興味あるのは大体読んだから図書室にある半分ぐらいは読んだぞ」

    ライナー「あの量の半分って………」

    エレン「それに調査兵団で昔から働いてるし、今副兵士長だからな。お前らが予想する以上の金あるぞ?」

    ベルトルト「多分というより確実に憲兵以上あるよ」

    ユミル「マジかよ!?」

    エレン「たまにリヴァイ達に何か買うことぐらいにしか金使う事なかったからな」

    ミカサ「アニの事を放置するべきではない」

    エレン「ん?付け終わったか?」

    アニ「うん」

    エレン「他のやつが良かったか?ペアルックじゃなくても髪飾りにしようか悩んだんだが」

    アニ「いや、これで充分さ」フフ

    エレン「なら良かった」ニッ

    クリスタ(いいなぁ………自分の本性を知られてもエレンは………)

    クリスタ(私は………クリスタだから皆………ヒストリアになったら………)

    エレン(………こいつは何を抱えてんだか………それに)チラ


    ??


    エレン(あれは壁の宗教のやつ………なぜクリスタを監視する?)

    エレン(まぁいい………今はこいつらを楽しませる事が優先だ)

    エレン(そろそろユミルの件もどうにかしないといけないしな。忙しくなりそうだ)








  108. 108 : : 2016/03/09(水) 10:12:18

    >>104
    >>105

    両方正解です!


  109. 109 : : 2016/03/09(水) 10:23:10
    エレン…クリスタも堕とすきか……いいぞ!もっとやれっ((殴

    期待です
  110. 110 : : 2016/03/09(水) 12:55:02
    そうだそうだ!やっちま((殴

    期待!!
  111. 111 : : 2016/03/09(水) 15:07:21
    行け行け!ヤっちま(殴蹴玉2つをチーンミキサー
  112. 112 : : 2016/03/09(水) 16:55:33
    続き気になります!

    期待!
  113. 113 : : 2016/03/09(水) 18:57:53
    期待です
  114. 114 : : 2016/03/09(水) 20:54:41
    期待!
  115. 115 : : 2016/03/10(木) 09:13:27

    アニ「何考えてるの?」

    エレン「別に?」

    ライナー「次はどこ行く?」

    ユミル「そろそろ飯時………」

    ベルトルト「あ………」

    エレン「出来ればコーヒー飲める所で頼む」

    クリスタ「なら前ユミルと行った喫茶店にしよ?」

    ユミル「ベルトルさん達にはすこし物足りないかもしれんが」

    ライナー「大丈夫だ」

    ベルトルト「案内よろしくね」

    クリスタ「了解です」(`・ω・´)ゞビシッ!!

    アニ「………大丈夫?」

    エレン「あぁ(やっぱ皆と一緒に食事とかしてみたいな………)」

    アルミン(今度から出掛ける時は昼過ぎでサシャは連れてこないよう気を付けないと)



  116. 116 : : 2016/03/10(木) 22:39:26
    期待!
  117. 117 : : 2016/03/11(金) 00:27:27
    期待⤴
  118. 118 : : 2016/03/11(金) 10:22:14

    喫茶店

    ライナー「悪いなエレン」

    エレン「気にすんな。今更だ」スンスン

    アニ「どうしたの?」

    エレン「いや?」

    店員「お待たせしました」

    エレン「どうも」

    ベルトルト「流石にコーヒーだけは速いね」

    エレン ズズゥゥ

    エレン「………店員さん」

    店員「はい?」

    エレン「これ誰淹れたの?」

    店員「店長ですが?」

    エレン「分かりました」

    店員「?」

    アルミン「何かあったのかい?」

    エレン「いや?コーヒーは美味いのに風味が弱いから残念だなぁって思っただけ」

    ライナー「店長なら腕があるだろうし」

    エレン「まぁ味はいいが客は少ないみたいだし挽きたての豆じゃなかったんだろ」

    アニ「流石コーヒーは厳しいね」

    エレン「コーヒーは味も大事だが香りも大事だからな」

    ユミル「何で喰種はコーヒーだけ飲めるんだ?」

    エレン「父さんが調べてたが理由は謎だな」

    店員「お待たせしました」

    ミカサ「料理がきた」

    店員「それと」スッ

    エレン「?おかわりはまだ言ってないぞ?」

    店員「店長からです。久しぶりにコーヒーが分かるお客様が来たと喜んでました」

    エレン「ありがとうございます」

    店員「いえ」

    エレン「いい香りだ」スンスン ズズゥゥ

    ライナー「俺はよく分かんねぇや」

    ベルトルト「料理の匂いもするしね」

    クリスタ「私は紅茶なら分かるんだけどな……」

    エレン「アニ。また来よう」

    アニ「気に入ったの?」

    エレン「あぁ。さっきより美味い」

    クリスタ「連れて来て良かったね」

    ユミル「客が少ないのは店側からしたらあれだが私達からしたらゆっくり出来るしいいな」

    アルミン「僕達も食べようか」

    エレン(………昔母さんが淹れたコーヒーに味とか似てる気がする………気のせいか?)





    エレンは知る由もないが……






    店員「店長………彼は」

    店長「カルラの子だろう」

    店員「大きくなりましたね」

    店長「あぁ。カルラに似ているな」

    店員「母親同様人間と仲良くしてるんですね」

    店長「喰種を理解しようとする人間だっているさ。グリシャのように」

    店員「私は理解出来ませんがね」

    店長「だがこの店で働くのは好きだろ?相手が人間でも」

    店員「それは……」

    店長「まぁ私達は彼が上手くいくことを祈ろう」

    店員「………はい」



    この喫茶店は喰種が経営している店

    一時期は人間も働いていた為
    その人間に教わり料理も提供出来る

    その人間は喰種の味方をした事により
    人間により殺された

    店長の恋人だった

    カルラも昔この店で働いていた

    キースと共に来たグリシャと
    カルラは恋に落ち

    店長はカルラが
    自分のようにならないよう反対したが
    2人は結婚した

    反対していたが
    店長は2人を祝福もした

    カルラ達が死んだ事は
    後日コーヒー豆を届けに行った時知った

    カルラの息子の存在は知っていたが
    既に殺されたと諦めていた

    店にエレンが来店した時
    懐かしいカルラの匂い
    コーヒーのみの注文
    小声で店長達に聞こえないよう話していたが
    喰種は聴覚もいい
    ユミルが喰種と発したのを聞き取り
    エレンをカルラの息子と判断した

    店長はエレンを
    孫を見るような目で見守り
    エレンの幸せを祈っていた











  119. 119 : : 2016/03/11(金) 11:30:37
    期待です
  120. 120 : : 2016/03/11(金) 16:44:58
    期待‼
  121. 121 : : 2016/03/11(金) 19:56:27
    芳村とトーカみたい
  122. 122 : : 2016/03/11(金) 20:19:44
    >>121
    そんな感じをイメージしましたから
  123. 123 : : 2016/03/12(土) 04:10:22
    期待
  124. 124 : : 2016/03/12(土) 09:47:44
    芳村さんいい人だよね〜!

    期待!頑張って下さい♪
  125. 125 : : 2016/03/12(土) 10:05:18
    >>124
    いい人ですよね~( ̄∀ ̄)

    毎回これともう1つの作品に
    コメントして頂きありがとうございます

  126. 126 : : 2016/03/12(土) 10:08:31
    期待です!
  127. 127 : : 2016/03/12(土) 10:25:39

    ライナー「美味かった」フゥ

    ベルトルト「2人前食べたらお腹いっぱいだよ」

    ユミル「大男2人は2人前食べれば問題ないんだな」

    アルミン「僕は一人前で充分かな」

    ミカサ「アルミンはもっと食べるべき」

    エレン「そんなんじゃミカサに勝てねぇぞ?」

    アルミン「ウッ!………頑張ります」

    ミカサ「負けるつもりはないけど」

    クリスタ「紅茶もいいけどたまにはコーヒーもいいねぇ」ズズゥ

    エレン「さて、会計お願いします」

    店員「はい。○○○円になります」

    エレン「はい」っ

    店員「丁度頂きます。あとこちらを」っ

    エレン「?」

    店員「コーヒー豆………訓練所にあるのはあまり良くない豆かと思いまして」

    エレン「悪いよ」

    店員「これは最初のサービスです。また御来店下さい」

    エレン「………ありがとうございます。また来ます」

    店員「ありがとうございました」ペコ

    エレン スタスタ チラ


    店長 ジ-


    エレン(あの人が店長?どこかで見たような………)


    店長 ピキピキ(赫眼)


    エレン「!!(喰種!?)」


    店長 ニコ ペコリ


    エレン(………まさか!?)

    アニ「エレン?」

    エレン(そうか……ここが……昔母さんの働いていた………)

    エレン(………あの人はたまにコーヒー豆や肉を持って来てくれた人だ………)

    エレン(母さんから話は聞いてたけどよくまだ店を続けていた………いや、今まで生き残っていたな)

    エレン(今度来る時は店長とゆっくり話したいもんだな)

    アニ「エーレーンー?」

    エレン「?なんだ?」

    アニ「上の空だから。呼んでも反応しないし」

    エレン「悪い」

    アニ「何かあったの?」

    エレン「この店を教えてくれたクリスタに感謝しねぇとって思ってただけさ」

    エレン「サンキュ」ナデナデ

    クリスタ「!!えへへ///」

    アニ ムス-

    アルライ(女神の頭を撫でただと!?羨ましい!!)

    ユミル(文句言いてぇが何か言うべきじゃねぇ気がする)

    ベルトルト(エレン………もう少しアニに構ってあげてよ………)




  128. 128 : : 2016/03/12(土) 12:38:49
    鈍感と言うのは怖いものだなぁ・・・


    期待してます
  129. 129 : : 2016/03/12(土) 15:59:23
    >>125
    いえいえ(∀`*)ゞ
    頑張って下さい♪
  130. 130 : : 2016/03/12(土) 16:00:14

    街中

    エレン「後は何か買うもんとかあるのか?」

    クリスタ「私は馬用のブラシかな?」

    ライナー「?訓練所から支給品があるよな?」

    クリスタ「あるけど馬にあったちゃんとしたのがいいから」

    エレン「そういう気配りが出来るから馬術1位なんだろ」

    アルミン「だけどお金大丈夫なの?」

    クリスタ「ブラシ買う月は金欠だけど今日はエレンが服を買ってくれたからね」

    ユミル「馬に金使うって何か勿体ない感じがするんだよなぁ………」

    ミカサ「サシャは食べ物に全て使ってそう」

    ユミル「確かに」ケラケラ

    アルミン(あれでなんで太らないんだろう?)

    エレン「アニ」ボソッ

    アニ「なに?」

    エレン「気付いてるだろ?監視されてる」

    アニ「壁の宗教のやつでしょ?」

    エレン「動く気配がある。クリスタを見といてくれ」

    アニ「!分かった」

    エレン(クリスタは夢中になると周りが見えない傾向があるからな………)

    アニ「それはいいけど……」

    エレン「?」

    アニ「もう少し私に構ってよ………」シュン

    エレン「え?」

    アニ「なんかクリスタがいい思いしてる……」

    エレン「ヤキモチか?」

    アニ「うるさい!///」

    ユミル「イチャつくなら2人きりの時にしろよ」

    アニ「!?」

    ベルトルト「アニもエレンの前だと素直になってきたよね」

    アニ「///」

    ライナー「か弱い乙女だもんな?」ニヤニヤ

    アニ イラ

    シュパン!

    ーナイラ「な、なぜ……おれ……だ……け………」ピクピク

    アルミン(可哀想に)

    クリスタ(エレンとアニいいなぁ………)ジ-

    ミカサ(………この子もエレンを?)










  131. 131 : : 2016/03/13(日) 00:12:06
    期待だよ!
  132. 132 : : 2016/03/13(日) 05:51:34
    期待!
  133. 133 : : 2016/03/13(日) 14:00:58

    馬用品を売ってる店

    クリスタ「どれにしよっかなぁ……」

    エレン「?」

    アニ「どうしたの?」

    エレン「ジャンの顔写真が並んでる………?」

    ベルトルト「ジャンじゃなく馬の写真ね」

    ライナー「ジャンは馬面だからな?馬じゃないぞ?」

    アルミン「それ馬に失礼だからね」

    エレン「ごめん……馬」

    ユミル(ジャンw)ケラケラ

    ミカサ「ジャンより馬の方が可愛いし有能」

    アニ(ジャンが聞いたら死んでただろうね)

    クリスタ ジ- スタスタ


    「今だ」コソコソ


    アニ(クリスタブラシを選ぶのに夢中になってる………)


    ダッ!


    「大人しくしろよ?」ガシッ

    クリスタ「!?」


    アニ「クリスタ!!」ダッ


    ユミル「クリスタ!?」バッ


    「気付かれたか………」タタタタタタ


    ライナー「おい!待て!!」ダッ


    「待てと言われて待つかよ!!」タタタタタ


    エレン「いや、待ってもらう」ザッ


    「!?(こいつさっきまであそこにいたはず!)」ピタッ

    エレン「不思議そうな顔してるな?お前らが前々からクリスタを監視してたの気付いてるからな?」

    クリスタ(私監視されてたの!?)

    (バレてただと!?)


    ユミル「クリスタを離せゴラァ!!」ブン!(飛び蹴り)


    「ガッ!」

    クリスタ「キャッ!」

    ガシッ

    エレン「ユミル………クリスタを抱き抱えてたこいつを蹴ったらクリスタまで危ないだろ」

    ユミル「悪い……クリスタ大丈夫か?」

    クリスタ「エレンのお陰で……」

    エレン「さて、色々話してもらうからな?」










  134. 134 : : 2016/03/13(日) 14:26:13
    期待‼
  135. 135 : : 2016/03/13(日) 16:30:17

    「話すもんか!!」

    エレン「だよな」

    ユミル「どうするんだ?」

    エレン「壁に穴空けるか」

    「なっ!?」

    エレン「こいつら馬鹿みたいに壁大事にするしな。命より壁の方がいいだろ」

    ベルトルト「でもそれは………」

    エレン「その時は隻眼の狩人の登場だ」ニヤ

    ライナー「お前な……」

    エレン「で?話す?話さない?」

    「お前如きが壁に穴を空けるなど!!」

    エレン「出来るよ?」ピキピキ(赫眼)

    「喰種!?(!さっき狩人とか………まさか!?)」

    エレン「まぁ話さなくてもいいよ。話さないなら俺の食事になってもらうから」ペロリ

    アニ「本当に壁を壊すのかい?」

    エレン「あぁ」

    (どうすれば………)ガクガク

    ライナー(この反応………やはり壁の宗教のやつらは壁の秘密を………)

    アニ(壁の中が巨人なのは私達も知っていてエレンには既に教えてある)

    ベルトルト(だからこそ脅しのネタに使えるわけか)


    ユミル(………こいつはどこまで知ってる?探りを入れてもバレるからな………私の事も知ってるみたいだし………)

    クリスタ(貴族だから?でもなんで壁の宗教の人が私を監視するの?)

    ミカサ(クリスタを監視?なぜ?)

    アルミン(エレンはやけに落ち着いた対応を………こうなる事を想定済み?)






  136. 136 : : 2016/03/13(日) 16:42:17
    期待
  137. 137 : : 2016/03/14(月) 02:45:29
    期待だよ!
  138. 138 : : 2016/03/14(月) 10:45:48

    「は、話します………」

    エレン「話が分かる奴で良かったよ」ニコ

    エレン「クリスタ達は訓練所戻っててくれ」

    クリスタ「え?」

    ユミル「ふざけんな!」

    エレン「こいつ1人だけだと?クリスタを拐おうとするやつは他にもいる。キース教官に話して訓練所にいた方が安全だ」

    ミカサ「後で事情を話すなら従う」

    エレン「………」

    ミカサ「話す気がないなら残る。別に残った所でここにいるのは成績上位ばかり。ユミルも訓練は本気でやってない。対象に問題はないはず」

    ユミル(こいつにすら手を抜いてることはやっぱバレてんのか)

    エレン「話してもいいが危険が増える。お前はアルミンをわざわざ危険に晒したいのか?」

    ミカサ「守るから問題ない」

    エレン「敵が貴族とかでも?権力使われたらお前らの地位じゃ何も出来ない」

    ミカサ「相手が貴族?」

    エレン「恐らくな。壁に何か秘密がある。何か隠されてる真実があるならそれを知るのはかなりのお偉いさんだろ。で、壁の宗教の奴らはそいつに通じてる」

    アルミン「なんでそこまで?」

    エレン「壁の宗教の奴らは真実をある程度知ってるからこそ壁を守ろうとする。貴族共は壁の宗教の奴らは利用価値があるから何もしない」

    ミカサ「それはあなたの憶測でしょ?」

    エレン「合ってるだろ?」

    「は、はい。あなたの言う通りです」

    ミカサ「!」

    アルミン「でも何でクリスタが……」

    エレン「真実を知ればお前ら憲兵に狙われるぞ」

    ユミル「………ここは従うべきだな」

    アルミン(ユミルが食い下がった!?)

    エレン「貴族に通じるなら憲兵団もこいつらの味方になる。適当な罪をでっち上げ捕まるぞ」

    アルミン「!!」

    エレン「ある程度聞いたら俺もすぐ戻る。キース教官に事情を離し匿ってもらい、エルヴィン団長に連絡してくれ」

    ライナー「行くぞ」

    ベルトルト「ミカサが先頭を。僕達は後ろを注視する」

    アニ「ユミルとアルミンは私とその真ん中でクリスタを守るよ」

    ミカサ「………了解」

    ユミル「クリスタ………」

    クリスタ「大丈夫…………(私のせいで皆が………)」

    アルミン「……………。」











  139. 139 : : 2016/03/14(月) 11:17:38

    エレン「………居なくなったな……じゃあ話せ」

    「何から話せば……?」ビクビク

    エレン「クリスタを狙う理由」

    「あの子は貴族の子供です」

    エレン(やはり……)

    「ですが……」

    エレン「?」

    「貴族の方の本妻……じゃなく………」

    エレン「妾の子………か」

    「はい………」

    エレン「だが何故今更クリスタを狙う?」

    「分かりません………ただ」

    エレン「ただ?」

    「あの子の父親はレイス家……」

    エレン「確か端っこにいる貴族だったな………」

    「それは自分を守る為………レイス家の正体は王の一族」

    エレン「!?」

    「フリッツ王は影武者。この壁の中はレイス家により裏から操られてる………」

    エレン(………まさか王様まで出てくるか……)

    「あと……」

    エレン「?」

    「あなたはケニーという男を知ってますか?」

    エレン「誰だ?」

    「それは(ブシャァァァァァァァァァア) バタッ

    エレン「!!」

    「なんだ………餓鬼相手に……」

    エレン「誰だお前?」ギロッ

    「噂のケニーというやつだ」ニヤ

    エレン「!!(こいつ……強い!!)」

    ケニー「訓練生か?………ん?もしかして噂のやつか?」

    エレン「噂?」

    ケニー「喰種」

    エレン「何だ………俺の情報バレてんのか」ピキピキ

    ケニー「おっ!ほんとにいやがった!隻眼の喰種」

    エレン「俺を殺しに来たのか?」ギロッ

    ケニー「まぁそのつもりだったがこいつが余計な事を話さないようにするのが目的だ」

    エレン(………リヴァイと同じぐらい強そうだな)

    ケニー「警戒しなさんな。何にもしねぇよ」

    エレン「信じるとでも?」

    ケニー「戦ったら俺が死ぬ。死ぬのはゴメンだ」

    エレン「なら俺から挑めば………」

    ケニー「今憲兵が訓練所に向かったぜ?」

    エレン「!?」

    ケニー「喰種のお前なら今からでも間に合うだろう………だが」

    エレン「クソ!」クル ダッ

    ケニー「………」

    「何故見逃した?」

    ケニー「いくら俺でも1人じゃ勝てませんよ」

    「わざわざ出向いたのにヒストリアはいないのか」

    ケニー「………何故今更あの子供を?」

    「私自身はどうでもいい。ただの予備で生かしただけだ。だが我儘をいうやつがいてな」

    ケニー「………」

    「それにしても隻眼の喰種………存在したとはな」

    「あいつがいたら下っ端憲兵ではヒストリアを連れてくるのは無理だな」

    「………仕方ない。戻るか」クル スタスタ

    ケニー(ククク。面白い展開になりそうだ)











  140. 140 : : 2016/03/14(月) 12:04:31
    期待してます
  141. 141 : : 2016/03/15(火) 04:12:37
    期待
  142. 142 : : 2016/03/15(火) 10:17:53

    訓練所

    ガバッ

    エレン「皆無事か!?」

    アニ「そんな急いで………予想以上にヤバいの?」

    エレン(デマか?)

    ライナー「情報は引き出せたのか?」

    エレン「ある程度は………だが殺された………」

    ベルトルト「エレン?」

    エレン「あの男………ケニーって男………見た感じで分かる。あいつリヴァイと同等以上に強い」

    ミカサ「人類最強と呼ばれるヤツと同等以上!?」

    エレン「……あいつの目は………今までにたくさん殺しを行ったやつの目だ」

    アルミン「でも君が相手なら」

    エレン「お前らを捕らえに憲兵が行ったと言われて急いで来たんだが………」

    「憲兵なら叩き返した」

    エレン「!キース教官………」

    キース「厄介な事になったな………」

    エレン「えぇ……」

    ユミル(私はどうするべきだ?)

    エレン「クリスタ………お前本当の名は?」

    クリスタ「!!」

    エレン「聞いた……貴族の妾の子……なんだろ?」

    クリスタ「…………」コクリ

    エレン「………お前の父親は璧内で一番偉い……王様だった」

    クリスタ「王様……?」

    エレン「………あぁ」

    アルミン「王様ってフリッツ王が!?」

    エレン「あれは偽物だ」

    ミカサ「偽物?」

    エレン「………キース教官。団長達はいつこちらに?」

    キース「3日後だな」

    エレン「3日後………(敵がどう動くか分からない……)」

    クリスタ「………リア」

    エレン「?クリスタ?」

    クリスタ「ヒストリア・レイス………それが私の本名」





  143. 143 : : 2016/03/15(火) 10:25:12
    面白いです!
    頑張ってください。
  144. 144 : : 2016/03/15(火) 16:04:51

    エレン「そうか。改めてよろしくな。ヒストリア」

    ヒストリア「…………」

    エレン「?」

    ライナー「どうしたんだ?」

    ヒストリア「………私は要らない子だから……」

    アニ「どうしたのさ?らしくないよ?」

    ヒストリア「クリスタとヒストリアは違う。クリスタは皆の為に生きる優しい子………絵本に出てくるような」

    エレン(絵本?)

    ヒストリア「でも私は違う。他人なんてどうでもいい………私自身にも興味がない、つまらない存在」

    ベルトルト「そんなこと……」

    ヒストリア「お母さんに言われた……お前を産まなければ……お前を殺す勇気があれば………」

    アルミン「そんな………」

    ヒストリア「私自身死ぬ勇気もない。クリスタは私が皆の役に立って死ぬ為の存在」

    ミカサ「………」

    ヒストリア「もうクリスタでいる事も出来ない………生きてるだけでお母さんだけじゃなく皆を不幸にする」

    ユミル「そんなことない」

    ヒストリア「お母さんは私のせいで殺されたよ?なのにそんな事言えるの?」

    ユミル「それは……」

    ヒストリア「お母さんは私の目の前で首を裂かれ死んだ。私と一緒にいたら皆もそうなるかもしれないよ」

    エレン(ケニーってやつか?)

    ヒストリア「エレン。私を食べてよ」

    一同「!?」

    エレン「あ?」

    ヒストリア「私を殺して食べて」

    エレン「断る」

    ヒストリア「何で?今まで食事をするのに人殺してるでしょ?」

    アニ「ヒストリア!!」

    ヒストリア「罪人じゃないから?安心して。私は生きてるだけで罪。罪人よ?」

    ライナー「落ちつけって……」

    ヒストリア「落ち着いてるよ?」

    アルミン「君のやろうとしてる事は間違ってるよ」

    ヒストリア「どうでもいいよ。死ぬのに正しいも間違いもないでしょ?」

    ユミル(………クリスタじゃなくなるとこうも変わるのか)

    ミカサ(………この子はエレンをずっと見ていた。もしこの子の心を動かせるならそれは………)









  145. 145 : : 2016/03/15(火) 20:09:50
    なんか六兆年と一夜物語の小説版と歌にヒストリアの生きてるだけで罪が似てる
    期待です
    いつも見てます
  146. 146 : : 2016/03/15(火) 21:25:32
    >>145
    特に意識して無かった……
    言われてみればそうかも( °Д°)

    期待ありがとうございます

  147. 147 : : 2016/03/16(水) 10:09:58

    エレン「死にたきゃ勝手に死ね」

    アルミン「エレン!!」

    ヒストリア「それじゃあ駄目なんだよ。私は意味ある死に方をしたいんだから」

    エレン「何故だ?」

    ヒストリア「え?」

    エレン「お前はクリスタになって誰かの役に立とうとしていた。それは何故だ?」

    ヒストリア「私と違ってクリスタは「死ぬ理由がないと死ねないのか?」

    エレン「本当に死にたいなら誰かに話すこと無く死ねる筈だ」

    ヒストリア「だから私は自殺する勇気「なら人攫いに攫われればいいだろ?」

    エレン「さっきのやつじゃないぞ?貴族の慰めものになればいい。あいつらの快楽の道具になって必要なくなれば捨てられ死ぬだろ」

    ヒストリア「それは……」

    エレン「お前の正体を知らない貴族は多いだろう。お前の容姿だ。喜んでお前を犯すだろうな」

    ユミル「おい!エレン!!」

    エレン ギロッ!

    ユミル ビクッ!

    エレン「どうだ?ちゃんと役に立つだろ?」

    ヒストリア「………」

    エレン「お前本当に死にたいのか?」

    ヒストリア「私は……」

    エレン「クリスタは絵本に出てくるような優しい子ってさっき言ったな?」

    ヒストリア「……それがなに?」

    エレン「何故それを目指した?」

    ヒストリア「………?」

    アニ「ヒストリア?」

    ヒストリア「………あれ?なんでだろう………」

    ミカサ「え?」

    エレン「お前母親に嫌われてたんだよな?ならお前に絵本を読んでくれていたのは誰だ?母親が読んでくれるとは思えないんだが」

    ヒストリア「!!………それは」

    エレン「それは?」

    ヒストリア「………分からない」

    アルミン「分からない?」

    ヒストリア「絵本を読んでもらった気がする………でも………」

    エレン「誰が読んでくれたかは知らねぇ。だが絵本の子供。自分に絵本を読んでくれた人………お前はそういう人になりたいと思ったんじゃないか?」

    ヒストリア「………」

    エレン「絵本を読んでくれた人に言われたんじゃないか?ヒストリアはこの絵本の子供のような優しい子になってねって」

    ヒストリア「!!」

    エレン「お前はそれを目指した。その時に母親に必要ない存在と言われ、母親は殺された」

    エレン「そして絵本を読んでくれた人とも会わなくなった」

    エレン「自分の存在価値を見失ったお前は誰かに必要とされたいと願いながらも母親の言葉が胸に残っていた」

    エレン「だから誰かの為に死ねばそれが絵本を読んでくれた人、母親。2人の願いが叶う。お前はそう思ったんだ」








  148. 148 : : 2016/03/16(水) 10:23:47
    面白いです!
    頑張ってください。
  149. 149 : : 2016/03/16(水) 19:49:58
    ミカサ!?エレンをすんげー理解してる!?
  150. 150 : : 2016/03/16(水) 23:21:17
    期待
  151. 151 : : 2016/03/16(水) 23:41:58
    期待だよ!
  152. 152 : : 2016/03/17(木) 20:53:09
    期待です
  153. 153 : : 2016/03/17(木) 21:24:39
    期待して待ってまーす
  154. 154 : : 2016/03/18(金) 16:07:13

    ヒストリア「私は……」

    アルミン「エレン……よくそこまで分かったね……」

    エレン「こいつの笑顔が作り笑顔だってのは初日から気付いている。何かを隠しているのは分かりきった事だからな」

    ユミル「だからと言ってそこまで普通分からないだろ」

    エレン「こいつの話から絵本って単語が出てきてから疑問だったんだ」

    ミカサ「別に絵本は普通だと思うけど?」

    エレン「こいつは普通じゃないだろ?」

    ヒストリア「!」

    エレン「まぁ今回の件で色々予測がたてれたよ」

    アニ「?」

    ライナー「例えば?」

    エレン「今話しても意味ない」

    ベルトルト「それよりこれから僕らはどうするの?」

    エレン「んー……まず敵と味方をハッキリさせるか」

    ミカサ「ここにいるのは皆味方じゃ?」

    エレン「そう簡単な話じゃないんだ」

    アルミン「それは一体?」

    エレン「………お前はもし仲間に巨人がいたらそいつをどうする?」

    アルミン「エレン?」

    エレン「お前のおじいちゃんを間接的に殺した超大型巨人………壁を壊した鎧の巨人………もしそいつらの正体が訓練生だとしたらどうする?」

    ミカサ「………ふざけた冗談「真面目だ」

    エレン「どうする?」

    アルミン「超大型巨人……」グググ

    ベルトルト「………」

    ミカサ「削ぐ」

    エレン「………お前は家族を守る為、敵を討つ為なら相手の気持ちなど考えないと?」

    ミカサ「意味がわからない」

    エレン「もし璧外に人が住んでいて、そいつらはそこに住む家族の為壁を壊したとしたら?」

    アルミン「………え?」

    ミカサ「………」

    エレン「それを聞いた上で聞く。それでもお前らは」

    アルミン「…………まさか!!」

    ミカサ「アルミン?」

    アルミン「………ライナー、ベルトルト、アニ…………君達が巨人なのかい?」

    ミカサ「!?」

    ヒストリア「え?」

    ユミル「………。」

    アルミン「君達は巨人でエレンは君達を受け入れた。だから一緒に行動してる……違うかい?」









  155. 155 : : 2016/03/18(金) 16:30:06

    ベルトルト「…………そうだよ」

    ミカサ「!!」

    ベルトルト「僕が超大型巨人」

    ライナー「俺が鎧の巨人だ」

    アルミン「………アニ……君も………」

    アニ「………あの日巨人が多かった……それは私が引き連れてきたから………」

    アルミン「……エレンは何時からこの事を?」

    エレン「最初から。喰種は五感が優れている。こいつらからは人間以外の匂いもしたからな」

    ユミル(だから私の事まで……)

    エレン「………お前も俺達と同じ部屋だから気付いてるだろ?ライナーとベルトルトが夜うなされている事を」

    ミカサ「………」

    エレン「………別にこいつらを許せとは言わない。許した訳じゃないしな」

    ミカサ「ならば何故……」

    エレン「………償わせる」

    ミカサ「ならそいつらは「殺さねぇよ」

    エレン「こいつらを殺せば死んだ人間は蘇るのか?殺した所で意味なんかねぇよ」

    ミカサ「だが……」

    エレン「まぁほとんどの人間は殺せって言うだろうな。だが俺はこいつらを守ると決めた」

    アルミン「君は……」

    エレン「まぁ俺は巨人に恨みがない。お前らはある。この差は大きいだろうが………調査兵団はこいつらを受け入れた」

    アルミン「え!?」

    エレン「まぁ事実を知ってるのは団長とリヴァイ、ファーラン、イザベルだけ」

    エレン「ミカサの実力、アルミンの頭脳、俺はお前らをアニ達と一緒に俺の部隊に入れたいと考えている」

    ミカサ「………」

    エレン「まぁ………嫌だよな………」

    アルミン「ベルトルト達は………何であんな事を……」

    ベルトルト「さっきエレンが言ったけど……」

    ライナー「……俺達は璧外で生まれ、育ち、家族を人質にされている」

    ベルトルト「……人間を殺す事になる……抵抗はあった。でも璧内の人間は悪魔の末裔と教えられていた」

    アニ「………実際は違ったけど」

    ベルトルト「僕達は人類を殺しまくるかある力を見つけなければいけなかった」

    アルミン「ある力?」

    ベルトルト「座標と呼ばれる力」

    ミカサ「座標?」

    ライナー「……その力は知世のない巨人を操れる」

    アルミン「巨人を!?」

    ベルトルト「璧内にもこの力がある……僕達はそれを見つける為に来た」

    ミカサ「ならば何故壁を……」

    アニ「命令されたから……」

    アルミン「命令?」

    ライナー「壁を壊して璧内に侵入し、璧内について調べろと」

    アニ「………本当はトロスト区まで壊す予定だったけど」

    ミカサ「………」

    ベルトルト「座標を持つものを炙り出す為………そして」

    ライナー「邪魔な人間を消すために……」











  156. 156 : : 2016/03/18(金) 16:45:40
    期待‼
  157. 157 : : 2016/03/19(土) 01:43:26
    期待だ!
  158. 158 : : 2016/03/19(土) 16:18:27

    ミカサ「ならば何故人類に味方する?」

    アニ「エレンのお陰さ」

    アルミン「君は一体……」

    エレン「全ての事実を知った上で受け入れただけだ」

    ベルトルト「そしてエレンは人質にされた僕達の家族を助けてくれると言った」

    ライナー「リヴァイ兵長達は自分の隊のメンバーは家族同然といい、その中に俺達も受け入れてくれると………」

    アニ「そして家族の家族を助けるのは当たり前と言ってくれた」

    アルミン「………僕は君達のせいで家族を失ったのに!!!」

    エレン「………それを承知で話している」

    ミカサ「何故話した?この事実を知らなければ」

    エレン「リヴァイ班とイェーガー班は家族だ。あまり隠し事はしたくない。それに途中でその事実を知る事になるだろ。それなら最初から話すべきだと判断した」

    ミカサ「………そう」

    エレン「アルミンがどんな選択をしても恨まない。だが俺は家族の為に生きる」

    アルミン「家族家族って血も繋がってないのに!」

    エレン「ならお前とミカサはどうなんだ?」

    アルミン「それは!」

    エレン「俺にはもう父親も母親もいない。だが守るべき存在はいる」

    アルミン「………」

    エレン「血の繋がりなんて関係ねぇ。俺は大事な人達の為に生きる。それだけだ」

    ミカサ「………アルミン」

    アルミン「………ヒストリアとユミルはどう思うの?」

    ヒストリア「私は別に……」

    ユミル「………」

    エレン「ユミル………お前の目的は」

    ユミル「………ハァ。ライナー達がこっちにつくなら私は敵になれねぇよ」

    ミカサ「………ユミルも」

    ユミル「そうだ。私も巨人になれる。そいつらとは事情が違うがな」

    エレン「ヒストリアに近づいたのは壁に関わるやつと知ってか?」

    ユミル「あぁ。ここに来るまで教会で寝泊りした時貴族に捨てられた妾の子の存在を聞いた」

    ユミル「私はヒストリアを捕まえライナー達が逃げる時付いていき、ヒストリアを対価に生き延びようと考えた」

    ヒストリア「!?」

    ユミル「真実を知らなくても壁に関わる一族………殺されないようにするには………」

    エレン「お前はライナー達の黒幕の存在を?」

    ユミル「………少しは知ってる」

    「「「「!!」」」」












  159. 159 : : 2016/03/19(土) 16:30:46
    期待‼
  160. 160 : : 2016/03/19(土) 20:22:31
    期待
  161. 161 : : 2016/03/20(日) 01:36:23
    期待だお!
  162. 162 : : 2016/03/20(日) 01:54:20
    期待‼️
  163. 163 : : 2016/03/20(日) 17:44:57

    ユミル「私は元が巨人だ」

    ライナー「………」

    ユミル「ライナー達は元は人間。今は巨人の力を得た人間。だが私は違う」

    ベルトルト「君は………」

    ユミル「恐らくお前らの仲間を喰ったな」

    アルミン「ベルトルト達の仲間を食べた?」

    ユミル「巨人は今の私やベルトルさん達みたいなやつを食べると巨人化出来る人間になる。私がそうだ」

    ユミル「お前らの3倍は生きてるな。壁の外で60年さまよったよ」

    ヒストリア「60年!?」

    ミカサ「ユミルは年不相応の知識を持ってる」

    ユミル「アルミンもそうだと思うがな」

    ユミル「話がズレたな。まぁ昔話から始めよう」

    ユミル「昔人間は人間同士で争っていた

    そしてある国の人間は争いに勝つ為禁忌に触れた

    人体実験

    それにより人間は自分達ですら

    制御が出来ない化物……巨人が誕生した

    大半の巨人は失敗作

    だが巨人は人間を食らう

    作り出したやつらは

    失敗作を処分せず自分達を守る為

    成功作から更なる大きさの巨人を作り

    国の周囲に並べ国を守る壁とした

    壁が誕生すると失敗作を国の外へと放り出し

    その国以外の大半の国は巨人により

    なす術なく滅んでしまった

    だが巨人に負けじと戦う国がいた

    だが当時うなじを削ぐことにより

    巨人は活動を停止する事は発見されてない

    いくら攻撃をしても再生する巨人に対し

    巨人と渡り合えた国も押されていった

    巨人の進行により敗れかけていた国は

    いよいよ敗北寸前までいった

    だがしかし

    この時巨人を作り出した国へ

    スパイに行った仲間が帰ってきた

    その者はある人体実験をされた

    巨人を操る力

    この力により巨人に負けかけていた国は

    滅ぶことは無かった

    だがしかし

    当時巨人を操る力の唯一の成功体の脱走は

    巨人を生み出した国からしたら許し難い事件

    壁により守られている国は

    巨人を操る力を持つものを殺す事にした

    だが問題がある

    巨人を生み出した国は巨人を操る力がない

    このまま挑んでも負ける

    そう判断し

    巨人を操る力を持つものが

    壁の中で恋をした女性を人質にとった

    巨人を操る力を持つものは悩んだ

    自分の国か惚れた女

    二択を責められたのだから

    苦悩の末

    自分の国を守る事を選んだ

    惚れられた女は自分が選ばれなかった

    事実に落胆し憎んだ

    憎悪とは怖いものだ

    惚れられた女は自ら人体実験を挑み

    惚れた男よりも強い力が目覚めた

    巨人だけではなく人間の記憶すら操る力

    その力を使い惚れた男の国を滅ぼした

    惚れた男とその仲間、家族

    何人かは生き残り何とか逃げ切った

    そして惚れた男は

    自分の国を滅ぼされた事により

    憎悪の塊と成り果てた

    そして決心した

    必ず復讐を遂げることを」

    ユミル「惚れた男………そのライナー達の親玉ジークの先祖」

    ユミル「惚れられた女………それがレイス家の先祖」

    ユミル「この世界は2人の失恋から生まれた憎悪によりこんな状況なのさ」









  164. 164 : : 2016/03/20(日) 18:22:18
    期待ですな
  165. 165 : : 2016/03/20(日) 19:44:04
    なんと!そんなことが!?
    期待
  166. 166 : : 2016/03/21(月) 00:16:50
    期待
  167. 167 : : 2016/03/21(月) 11:50:25

    アルミン「ユミルはどうしてそんな事を?」

    ユミル「私はその当時作り出された巨人だからな」

    ミカサ「昔………それは」

    ユミル「まぁ100年ぐらいだな。だから100年前に今の技術でも作れないと言われる壁が突如出来たんだ」

    ヒストリア「でもそれなら何で……

    ユミル「真実を知る事はいい事だけじゃない。知る事により不幸も生まれる」

    ライナー「喋る巨人が璧外にいて、そいつはユミル様と発したらしい。それは何故だ?」

    ユミル「!!………まだ生き残りがいたのか」

    ベルトルト「生き残り?」

    ユミル「私には本当の名前なんてない。ユミルってのは私を………いや、私達を作り出した人の名だ」

    アニ「どういう意味だい?」

    ユミル「さっきの言い方じゃ勘違いしてるだろうが私は璧内じゃなく璧外で作られた巨人なんだ」

    ライナー「璧外で!?」

    ユミル「巨人を操るだけではなく、巨人を生み出す力を持つ人間も同時に誕生した」

    ベルトルト「?ならその人間がいれば」

    ユミル「そいつの存在を知るものはいない。そいつの力を作るのに参加したやつらはそいつにより巨人にされた」

    アニ「……その力……」

    エレン「知ってんのか?」

    ユミル「巨人を操る力……この力はジークの父親。巨人を生み出す力………それを持つのがジークの母親だ」

    ユミル「私はジークの母親から生まれた巨人。人間から産まれたからな。巨人でも知識はある」

    ユミル「そしてジークは両親の力と両親の恨みを引き継いだ」

    ヒストリア「母親の方は璧内に恨みが……?」

    ユミル「璧内に恨みがいる巨人は多い。家族や友達を巨人にされ、そいつは自我がない。死んだも同然だ」

    アルミン「直接関係ない話なんだけど1つ質問いいかな?」

    ライナー「この流れで関係ない話って……」

    アルミン「喰種………何故誕生したんだい?」

    「「「!!」」」

    アルミン「巨人は分かった。なら喰種は何故だい?」

    ユミル「喰種については私も詳しくは知らん。だが巨人に対抗する為に作られた存在と聞いた事はある」









  168. 168 : : 2016/03/21(月) 19:39:39
    !?!?!?!?!?
  169. 169 : : 2016/03/21(月) 21:42:49

    ミカサ「喰種の話の前に巨人の話を整理したい」

    ライナー「戦士長ジークの父親はレイス家の先祖と恋仲だった」

    ベルトルト「だが結ばれず互いを憎む結果になった」

    アニ「巨人を操る力以外に巨人を生み出す力があり、その者は戦士長と結ばれた」

    ヒストリア「ユミルはその戦士長?の人のつまりから産まれた?」

    ユミル「あぁ」

    ヒストリア「ならその戦士長と兄弟?」

    ユミル「いや?」

    ヒストリア「?」

    ユミル「まぁ兄弟とも言えるがな。ジークと巨人を生み出す力を持つ人間の子供がジーク。私に父親はいねぇよ」

    ライナー「そういやその巨人を生み出す力を持つ人間の名前がユミルなのか?」

    ユミル「そうだ」

    ベルトルト「なら元祖ユミルは………?」

    ユミル「ジークに喰われたよ」

    ミカサ「何故?」

    ユミル「巨人はな、能力を持つ巨人の脊髄を喰らうと喰った相手の力を得られる」

    アルミン「でもジークは力を持って産まれたんでしょ?」

    ユミル「力を強める為に両親を喰ったのさ。そして元のユミル……母親から産まれた巨人もな」

    エレン「お前は……」

    ユミル「私は悪運が強くてね………逃げきれたのさ」

    アニ「なら私達は………」

    ユミル「まぁ座標を手に入れようが失敗しようがいずれ喰われただろうな」

    ベルトルト「そんな………」

    エレン「お前………もしヒストリアを連れていけたとして……どうやって助かる気だったんだ? 」

    ユミル「さぁな。恨みの対象の一族………連れてけば何かしら褒美が貰えるかもしれないだろ?」

    エレン「そんな望みの薄い………」

    ユミル「座標の力は璧内が強い。だがジーク本人が攻め込んできたら太刀打ち出来るやつが璧内にはいない」

    ユミル「ジークについた方が死なずに済む可能性が高いからな」









  170. 170 : : 2016/03/21(月) 21:45:15
    期待‼
  171. 171 : : 2016/03/22(火) 10:18:20
    期待
  172. 172 : : 2016/03/22(火) 10:57:33

    ユミル「喰種についてだが……」

    ユミル「謎ばかりで分からん」

    アルミン「え?」

    ユミル「璧内で生まれたのは確かだ。璧外にはいないからな」

    エレン「喰種は多分………」

    アニ「エレン?」

    エレン「人間兵器………そして武器にする為に作られたんだと思う」

    ライナー「どういう意味だ?」

    エレン「巨人の実験で分かったんだろ。自分達に従うのと従わないのがいると」

    エレン「なら従わないのは………殺してクインケにすれば役に立つ」

    ベルトルト「なるほど………」

    エレン「喰種にされた者はその驚異的な能力を持つ事で人間に従いたくなかった………だから殲滅作業が始まった」

    ミカサ「……なら喰種は」

    エレン「巨人の時のようにならないよう少なく作った。だから対象が出来た」

    エレン「喰種の身体能力の高さ、回復力は巨人の力を人間サイズに凝縮して作られたからだと思う」

    ヒストリア「でもならエレンみたいな隻眼の喰種が誕生したようには思えないけど?」

    エレン「従わない事が出来ないやつもいたんだろ………」

    エレン「夫婦のうち片方を喰種にして暮らさせたとかな」

    ヒストリア「それなら……」

    エレン「普通のやつは人間を殺す事を躊躇う。喰種にされたやつは人間を殺せず、人肉を用意して貰う。じゃなければ空腹で理性を失い大事な人を手にかけてしまうからな………」

    ライナー「だが何故人間と喰種の子供の方が優秀なんだ?喰種の方が身体能力、感覚器官は優れているのに」

    エレン「………お前らと同じだろ」

    ベルトルト「僕達?」

    エレン「ただの巨人と巨人になれる人間………巨人になれる人間のが強い。それと似たようなもんだろ」

    アニ「でもそれは知性があるかないかじゃ………」

    エレン「他の種に劣っている部分があっても世界で一番脅威的な生物は人間って事だろ」






  173. 173 : : 2016/03/22(火) 18:08:28
    面白いです!
    頑張ってください。
  174. 174 : : 2016/03/22(火) 22:51:06
    深イイね~!!
  175. 175 : : 2016/03/22(火) 23:08:22
    期待です
    作者さんガンバッテー(´∀`*)
  176. 176 : : 2016/03/23(水) 10:25:01

    ライナー「ここまで複雑に色々絡んでくるとはな……」

    エレン「それよりアルミン、ミカサ」

    アルミン「なに?」

    エレン「お前らはこれからどうする?」

    ミカサ「これから?」

    エレン「言っただろ?お前らがいいのなら俺の部隊に入ってほしいと」

    アルミン「………」

    エレン「さっきの喰種の話は俺の予想だ。だが巨人の話は真実だろう。それを聞いた上でどうしたい?」

    ミカサ「私はアルミンを守る。家族をもう失わない為に」

    アルミン「………僕は巨人を許さない」

    ベルトルト「っ!」

    アルミン「でも……僕はエレンに付いていくよ」

    ライナー「!!」

    アルミン「ベルトルト達のした事を許すつもりは無いよ。でも………」

    エレン「でも?」

    アルミン「友達を助けたい………僕は今まで友達とかいなかったから………ここで出来た友達は大切にしたい」

    ライナー「………俺達の正体を知った上でまだ友達と呼んでくるのか?」

    アルミン「……うん。ライナーには訓練で色々助けてもらった。ベルトルトだって影ながら皆のフォローをしてるのだって分かってる」

    ミカサ「……アニも何だかんだ皆の事をよく見てライナー以外には優しくしてる」

    ライナー(お前も俺に容赦ないけどな)

    ミカサ「対人格闘で倒した相手に手を貸す(ライナー以外に)。クリスタが図書室で寝ていた時に毛布をかけてた」

    ヒストリア(あれアニだったんだ………)

    ミカサ「他にもある。あなたは本当はとても優しい。エレンと付き合うようになってからは更に」

    アニ(………真面目な顔でそんな事言われると困るね)

    ミカサ「あなたがたの訓練生活が偽りではないのなら私は受け入れる」

    アルミン「皆でバカやって楽しんで笑って……あれは嘘なんかじゃないよね?」

    ベルトルト「もちろんだ!訓練は確かに辛い………でも皆と過ごす日々はそれ以上に楽しい!」

    ライナー「使命なんか忘れてお前らと過ごしていきたいと思う程にな……」

    エレン「…………ユミル。ヒストリアは?」

    ユミル「私達もか?」

    エレン「俺が気付いてないとでも?お前はヒストリアを利用する為仲良くなった。でも今は違うんだろ?」

    ヒストリア「え?」

    ユミル「ケッ!」

    ヒストリア「ユミル?」

    エレン「まぁ野暮なことは言わないでやるよ」

    エレン「ヒストリアも会いたい人がいるだろ?」

    ヒストリア「!………」コクリ

    アルミン「会いたい人?」

    エレン「ヒストリアに絵本を読んでくれた人。多分座標の力を持つのがその人だ」

    ライナー「座標!?」

    エレン「ヒストリアは絵本を読んでもらった記憶はあるが内容や人は覚えてない」

    エレン「その人は周りに見放されたヒストリアを面倒見てたんだろ。だがレイス家との関わりがあれば何があるか分からない。だから記憶を無くす事で守ってたんだろ。何も知らなければ生きていても問題はないからな」

    ベルトルト「でもヒストリアを拐おうとしたやつが」

    エレン「座標の力を持つ人に何か問題が起き、レイス家の血縁者、ヒストリアが必要になったのかもな」

    アニ「捨てといて利用する為にヒストリアを」ギリ

    エレン「まぁ可能性の1つだ。別の理由があるかもしれない」

    ユミル「よくあれこれ思い付くな」

    エレン「後悔はしたくないからな。常に最悪の事態まで考慮し対策案考える」

    エレン「死んだら終わりだ。なら死なないように死ぬ程努力するのは当たり前だろ?」

    アルミン「!!」

    エレン「アルミンは知識や考えが常人以上。仲間を死なせない為にはアルミンの頭脳がいる」

    エレン「ミカサは戦闘力が高いし巨人化出来るやつ、俺は戦闘力はもちろんある程度怪我は治せるから簡単には死なん。戦闘面は俺らがメインでやれば被害は減るだろう」

    エレン「ヒストリアは妾だろうが王族の子だ。いざという時は王の座につかせる」

    ヒストリア「私が王!?」

    エレン「俺らで世界を変える!!」






  177. 177 : : 2016/03/23(水) 10:42:19
    期待‼
  178. 178 : : 2016/03/23(水) 23:48:50
    さては作者様‥‥‥ブリーチ好きだな?笑
    応援してます!期待です!
  179. 179 : : 2016/03/24(木) 08:50:33
    >>178
    浦原さんの
    掴めないキャラは好きっス
  180. 180 : : 2016/03/24(木) 09:08:08

    アニ「そんな事まで考えていたのかい」

    エレン「今考えた」

    ベルトルト「世界を変えるって……」

    ライナー「随分デカく出たな」

    エレン「俺達は普通じゃないやつの集まりだ。やる事も普通じゃないって事だ」

    ヒストリア「私が王なんて無理だよ!!」

    エレン「それは今座標を持つやつ次第だ」

    ヒストリア「それでも……」

    アルミン「でも世界を変えるってどうやって?」

    エレン「まずは座標を持つやつを味方にする」

    ミカサ「いきなり王政と戦うと言う事!?」

    エレン「座標があれば璧外調査もジークと戦う時以外に被害は出ないで済むからな」

    ライナー「それを団長達が許すか?」

    エレン「団長は今の王政に疑問を感じてるから大丈夫だ」

    ベルトルト「でも調査兵団の活動をしないと怪しまれるよ?」

    エレン「勝負は訓練兵団卒業してすぐだな」

    アルミン「それだと人数増えて逆に……」

    エレン「確かに人数が増えて邪魔が増える。だが憲兵団の上官共は新米に仕事を任せ自分達は遊ぶ。俺達の行動は規格外な事をする。上官は酔っぱらい役立たず、新米は指示を出すやつがいないからな。何も出来ないだろ」











  181. 181 : : 2016/03/24(木) 13:58:00
    期待‼️
  182. 182 : : 2016/03/24(木) 20:08:29
    エレンの頭良すぎるっす。期待
  183. 183 : : 2016/03/25(金) 14:52:31

    エレン「マルコみたいなやつが多ければ危ないが大抵のやつは楽する為に憲兵団に入るだろ。雑務はやるが真面目に仕事するやつなんて1握りだ」

    アルミン「マルコは真面目だし、夢は王の下で働くことだからね」

    エレン「まぁその夢は叶いそうにないがな………王は偽物だから」

    ユミル「ならマルコを味方につけりゃ後楽だろ?ジャンもミカサがいりゃなんとかなるだろ」

    ミカサ「何故私が?」

    ミカサ以外(ジャンはミカサに惚れてるからね。その恋叶いそうにないけど)

    エレン「確かにいい案だが下手に仲間にしてケニーに狙われたら危ないからな。止めといた方がいいだろう」

    ヒストリア「ケニー………」

    エレン「あいつは俺かリヴァイじゃないと無理だ。恐らく強力なクインケも持ってるだろう………」

    キース「とりあえず今はエルヴィン達が来るまで周りに気を付け生活。エルヴィン達がきたらこれからどうするかしっかり話せ」

    アニ「流石に疲れたね………」

    ライナー「何か色々話を聞いて頭使ったしな」

    ミカサ「お風呂でも入ってスッキリしたい」

    ヒストリア「………」

    ベルトルト「大丈夫だと思うけど気を付けて入ってね?」

    ユミル「覗くなよ?」

    ベルトルト「覗かないよ!!」

    アルミン「覗いた瞬間僕等皆殺しにされるね」

    ライナー「覗きたいがな!!」

    ドガッ バキッ!

    ライナー チ-ン

    アルミン(思っても言うなよ)








  184. 184 : : 2016/03/25(金) 15:23:23
    期待
  185. 185 : : 2016/03/25(金) 16:22:17
    ーナイラ出たアヒャヒャヒャヽ(´>∀<`*)ノアヒャヒャヒャ!!
  186. 186 : : 2016/03/25(金) 19:37:13
    俺「覗きは男のロマンだ(`・∀・´)
  187. 187 : : 2016/03/25(金) 21:07:36
    ドガッバキッ!

    ーナイラ チ-ン
  188. 188 : : 2016/03/25(金) 23:58:11
    期待‼
  189. 189 : : 2016/03/26(土) 11:15:35

    入浴後

    エレン「話ってのは何だ?ヒストリア」

    ヒストリア「……何で私まで助けようとするの?」

    エレン「何でそんな事を聞く?」

    ヒストリア「憲兵に私を渡せばいい。それでとりあえず皆安全になる。なのに何でしないの?」

    エレン「とりあえずの安全なんか要らねぇよ」

    ヒストリア「貴族は隠し事ばかり。他に何があるか分からない」

    エレン「だから?」

    ヒストリア「アニ達は仲間。だから助ける。なら私やユミルは?」

    エレン「お前もユミル「仲間じゃなかった」

    ヒストリア「私が攫われそうになった時は偽りの私。仲間じゃない。上辺だけの関係。ユミルだってジークとかいうやつに私を使って生き残ろうとした」

    エレン「………」

    ヒストリア「仲間だって言おうとしてたけどエレンだって私を王にするって………結局はユミルと同じで私を利用する為?私が殺してって言っても断ったのはまだ利用価値があるから?」

    エレン「ならお前はどうしたい?」

    ヒストリア「分からないよ………。でも利用される為に生きたくない」

    エレン「ハァ……今のお前は絵本を読んでくれた人を探すって理由があるだろ」

    ヒストリア「会いたいとは思ってる。でも……」

    エレン「でもなんだ?」

    ヒストリア「その人との記憶がない。会っても気付かないかもしれない。それにその人も結局私を………」

    エレン「お前さ。クリスタは偽りとか言ったけど俺はそうは思わないぞ?」

    ヒストリア「え?」

    エレン「クリスタだった時でも、そしてヒストリアの今、自分の為とか言いながらお前は誰かの為に動こうとしてる」

    ヒストリア「それは」

    エレン「今も自分を憲兵に差し出せば皆が安全になるとか言ったよな?」

    ヒストリア「別にそれはそうしない理由を聞きたかっただけで……」

    エレン「お前の本質はクリスタでもヒストリアでも変わらない。誰かの為に動く人間だ」

    ヒストリア「そんな事ない………もしそうなら死にたがらない」

    エレン「それは母親が原因だろ」

    ヒストリア「でもこれが今の私」

    エレン「そう思い込もうとしてるだけだろ?」

    ヒストリア「………」

    エレン「絵本を読んでくれた人を見付けれないかも。その人もお前を利用するだけかも。お前は今不安なんだろ?だから俺に話をしに来た」

    エレン「安心したいと思いながら安心する事に恐怖がある。希望が出来て、それがは絶望に変わるかもしれないから」

    ヒストリア「…………何でもお見通しね」

    エレン「お前が分かりやすい。今まで死ぬ理由を作る為に生きていたから俺に付いて行ったらどう生きればいいか分からないんだろ?俺はお前を死なせてくれないから」






  190. 190 : : 2016/03/26(土) 20:40:56
    期待!!
  191. 191 : : 2016/03/27(日) 11:11:06

    ヒストリア「………」

    エレン「まぁとりあえずさ。俺達の為に生きてくれよ」

    ヒストリア「?」

    エレン「王にするとか言ったけどそれはあくまで可能性の話だし」

    ヒストリア「エレン達の為………」

    エレン「死ぬ理由ならやらないけど生きる理由なら作ってやる」

    ヒストリア「!」

    エレン「お前の本性は人の為に動く。なら俺達の為に動け」

    エレン「お前は成績上位に入るだけの実力はある。それに璧外だとお前の馬術は重要だ」

    ヒストリア「………」

    エレン「絵本を読んでくれた人……親に見捨てられたお前をわざわざ面倒を見に行ったんだ。お前が気付かなくても行けば向こうから出てくるさ」

    ヒストリア「………うん」

    エレン「死にそうになっても俺が守る。俺じゃなくてもライナーとかいるしな」

    ヒストリア「………分かった」

    エレン「ならそろそろ部屋戻って寝ろ」

    ヒストリア「うん。おやすみ」

    エレン「おやすみ」クル スタスタ

    ヒストリア「…………エレン!!」

    エレン「?まだ何かあんのか?」

    ヒストリア「………私は皆みたいに強くない。だから絶対に守って」

    エレン「当たり前だ」スタスタ ヒラヒラ(手)

    ヒストリア(…………アニはズルい)

    ヒストリア「あ〜あ。彼女いる人に恋するなんて………」

    ヒストリア「………でもこんな私でも優しくしてくれて……救ってくれて………好きになるなって方が無理あるよ」ショボン

    ヒストリア「………叶わない恋でも少しぐらい幸せ分けてもらうのはいいよね?」

    ヒストリア「♪」クル スタスタ


    ヒストリアはこれから役に立つ度
    エレンに頭を撫でさせたりして
    何かをして貰っていた

    アニの邪魔をすることは(あまり)ないが
    かなり嫉妬はさせていた

    アニは嫉妬はしてるものの
    今まで誰からも愛されてなかったから
    しょうがないか……と割り切りながらも
    このままエスカレートしたら……と考え
    何か対処法を考えている













  192. 192 : : 2016/03/28(月) 19:03:51
    ヒストリア…(;´Д`)
  193. 193 : : 2016/03/28(月) 19:33:51
    期待
  194. 194 : : 2016/03/28(月) 22:46:52
    面白いです!
    期待してます!
  195. 195 : : 2016/03/29(火) 22:34:43
    期待
  196. 196 : : 2016/03/30(水) 10:42:09

    3日後

    エルヴィン「遅くなって済まない。悪いが早速……エレン。話とは?」

    エレン「クリスタ……いえ。ヒストリアが人攫いにあいました」

    リヴァイ「クリスタ?ヒストリア?誰だ?」

    ヒストリア「私です」

    エルヴィン「クリスタ・レンズ。馬術に優れた子だね。資料で見たよ。だがヒストリアとは?」

    エレン「ヒストリアはクリスタの本名。ヒストリア・レイス。王の娘です」

    エレン「フリッツ王は影武者。真の王の名はロッド・レイス」

    エルヴィン「!!」

    エレン「ヒストリアが攫われた際ケニーという人が現れたんですがご存知ですか?」

    リヴァイ「!!ケニーだと!?」

    ファーラン「そいつって……」

    エレン「知ってるんですか?」

    イザベル「兄貴の……」

    リヴァイ「俺の育ての親だ」

    ライナー「人類最強の!?」

    エレン「通りで………」

    ベルトルト「エレン?」

    エレン「あの人からはリヴァイと同等以上の実力を感じた」

    リヴァイ「戦い方や思考………色んな事を教わった」

    エルヴィン「ケニーとは首裂きケニーか?」

    リヴァイ「あぁ」

    アルミン「首裂き!?」

    エルヴィン「憲兵を殺しまくった男………100人を超える憲兵の首を裂いたと言われている………実在したとは」

    ミカサ「憲兵を100人以上!?」

    ユミル「ちょっと待てよ!憲兵を殺しまくった奴が何で王様といんだよ!?」

    リヴァイ(………ケニー)グググ

    エルヴィン「?君は?」

    エレン「こいつがユミルです」

    リヴァイ「こいつがか……」

    エルヴィン「君も巨人かい?」

    ユミル「………はい」

    リヴァイ「……お前の班員めちゃくちゃだな」

    ファーラン「隻眼の喰種。巨人化人間4人。王様の子………」

    イザベル「ミカサって確か兵100人分の実力があるって言われてるやつだよな?」

    ミカサ「そうなんですか?」

    イザベル「エレンがいるから凄みに欠けてるが過去最大の優秀な訓練生って言われてる」

    リヴァイ「そこのキノコ頭は?」

    アルミン「!?」ガビ-ン

    ミカサ ギロッ!!

    エレン「アルミン・アルレルト」

    エルヴィン「確か座学が優秀な子だね」

    エレン「いずれエルヴィン団長のような人になると思ってます」

    アルミン「え?」

    エルヴィン「そうか。それは楽しみだ」










  197. 197 : : 2016/03/30(水) 11:09:01
    団長のようにって、頭が・・・色にてr(殴 期待‼️
  198. 198 : : 2016/03/30(水) 11:12:38
    多分、そのうちハゲ(殴

    期待!!
  199. 199 : : 2016/03/30(水) 12:20:59
    期待
  200. 200 : : 2016/03/31(木) 02:07:55
    期待しよう
  201. 201 : : 2016/03/31(木) 11:28:49
    期待!!
  202. 202 : : 2016/04/01(金) 00:35:10
    そしてカツラをかぶっt(ミカサ『』ドカッバキッミシミシバキン

    チーーン
  203. 203 : : 2016/04/01(金) 11:27:35

    エルヴィン「話を続けよう。これから私たちはどうするべきだ?」

    エレン「まず王政の問題を片付けます」

    イザベル「?なんでだ?」

    ファーラン「アホか。先にそっちやらなきゃ下手すれば壁外調査自体出来ない。それにすぐ行動を起こさなければ向こうのペースに呑み込まれるだろ」

    エルヴィン「だがどう攻める?どう解決する?今の状況じゃ何をしても私達が不利になる」

    エレン「ロッド・レイスには子供がいるはずなんです。ある特別な力を持った………そいつを味方に出来れば………」

    ファーラン「特別な力?」

    エレン「座標と言われる力で、人の記憶、無知性巨人を操る事が出来ます」

    エルヴィン「そんな力が………」

    エルド「あの……」

    リヴァイ「なんだ?」

    エルド「人の記憶を操れるなら何かしようとしても無駄なんじゃ………」

    エレン「ライナー達は操られない。問題ない」

    エルド「ですが………」

    ペトラ「………」ジ-

    エレン「………信じられないか?やっぱり……」

    エルド「…………信じたいですが……でもこいつらが原因で」

    リヴァイ「………まぁそうだよな」

    ライナー「………」

    ペトラ「事情は聞きました………それでも………」

    エルド「仲間……と見る事はまだ………」

    アニ「それで充分です」

    ライベル「!」

    ペトラ「え?」

    アニ「私達はそれだけの事をしたんです。寧ろすぐに殺しにこられても文句は言えません」

    アニ「私達を信用して下さいなんて言うつもりはありません。言う資格なんてありませんから」

    アニ「ただ今はエレンの為に力を貸してください」ペコ

    エレン「アニ………」

    エルド「………分かった」

    ペトラ「………あなた達を仲間と見れるよう努力するわ」

    ベルトルト「ありがとうございます!」バッ

    ライナー「皆さんを守る為頑張らせて頂きます!!」バッ

    エルヴィン「………では話を戻そう」

    エルヴィン「座標を持つ人間………どこにいるか目星はあるか?」

    エレン「全くありません」

    リヴァイ「ならどう探す?」

    エレン「とりあえず牧場の近くの建物を」

    エルヴィン「牧場の近く?何故だ?」

    エレン「ヒストリアは馬飼いの所にいて、ヒストリアの元に座標の持ち主と思われる人が来てたんです」

    エレン「ヒストリアとの接触は恐らく周りに内緒で……だから人が歩いて行ける距離かと」

    エルヴィン「そうか……ならヒストリア。君がいた牧場の場所を後で詳しく説明してくれ」

    ヒストリア「はい」

    エレン「探すのは俺とリヴァイをメインとした二チームで」

    リヴァイ「何故俺をメイン?」

    エレン「ケニーを知ってるんだろ?」

    リヴァイ「なるほど」

    ライナー「でもケニーと王様に繋がりがあるのか?」

    エレン「まぁ実力的にあるはずだ。かなり強いしな。それに殺人鬼が憲兵団にいるんだ。それなりの地位のやつがケニーを利用してるんだろ」








  204. 204 : : 2016/04/02(土) 06:48:26
    期待
  205. 205 : : 2016/04/02(土) 11:12:12

    エレン「じゃあリヴァイはリヴァイ班でケニーを探してくれ」

    リヴァイ「分かった」

    エレン「俺達は……アニ、ベルトルト、ヒストリアで探すか」

    アルミン「僕達は!?」

    エレン「アルミンは団長と作戦でも考えてくれ」

    アルミン「僕なんかかエルヴィン団長と!?」

    エルヴィン「ふむ。アルミンの考え方も知りたいな。他の者は何故だ?」

    エレン「ライナーとミカサは臨機応変に」

    ユミル「私はヒストリアと!」

    エレン「ユミルは残って問題が起きたら合図を出してもらう」

    ユミル「合図?」

    エレン「巨人化する際雷が出るだろ?皆それを合図に行動する」

    ユミル「それならライナーでも」

    エレン「鎧の巨人が璧内に現れ誰かに見られたらヤバイだろ。普通にでかいし」

    エレン「お前の巨人体は3mだろ?ライナーと違って隠れやすい」

    ユミル「見つかったらどうすんだよ!?ライナー達と比べたら私の巨人体は弱いぞ!」

    エレン「その為にライナーとミカサ置いてくんだろ」

    ミカサ「了解」

    リヴァイ「俺達はどうする?」

    エレン「ケニーと戦いは避けたいがそうはいかないだろうからな………」

    エレン「………あ」

    アニ「何かあるのかい?」

    エレン「そういや立体機動装置って種類があるのか?」

    ライナー「は?」

    エレン「今思い出したんだけど………ケニーの立体機動装置は形が少し違ったし、ブレードが無かった」

    リヴァイ「ブレードが無い?」

    エレン「あれは……多分銃……かな?」

    エルヴィン「新しい立体機動装置が……」

    アルミン「………対巨人ではなく対人間の立体機動装置」

    一同「!!」

    アルミン「憲兵団の仕事は調査兵団と違って相手は人間。銃ならブレードより効率的だ」

    ベルトルト「そんな物まで!?」

    アルミン「それに憲兵団にあると言われる強力なクインケは羽赫。遠距離攻撃。もしケニーが持っていたら………」

    ユミル「予想以上にヤバイな」

    エルヴィン「こちらにも羽赫のクインケはある」

    エレン「俺の赫子を切り取って「違う」

    エルヴィン「君のお母さんのはクインケだ」

    エレン「!!それはリヴァイが!!」

    リヴァイ「俺のは鱗赫………お前の母親はお前同様羽赫と鱗赫の2つ持ち。羽赫でもクインケは作れる」

    エレン「!!」

    リヴァイ「アニ……お前が使え」

    アニ「私ですか!?」

    エルヴィン「羽赫は遠距離攻撃が出来るが近距離戦も得意だ」

    リヴァイ「本来なら巨人化出来ないミカサかうちの班員にやりたいがな。エレンの母親のクインケだ。エレンの最も大切な人が持つべきだ」








  206. 206 : : 2016/04/02(土) 18:33:34
    期待
  207. 207 : : 2016/04/03(日) 10:58:52

    アニ「ですが……」

    エルヴィン「何か問題が?」

    アニ「やっぱりミカサ達にあげた方が……」

    エルヴィン「リヴァイとミカサには今試作で、作ったのを使ってもらう」

    リヴァイ「俺もか?」

    エルヴィン「まぁ憲兵団にもあるかもしれないが我々はある喰種から特別なクインケを作った」

    エレン「特別なクインケ?」

    エルヴィン「名をアラタ。赫者から作ったクインケだ」

    ファーラン「赫者から?」

    エルヴィン「あぁ。甲赫の鎧のクインケだ」

    リヴァイ「鎧なんて邪魔くせぇ」

    エルヴィン「その鎧の使用者は喰種並の身体能力を得られる」

    アルミン「喰種並の!?」

    エルヴィン「体に負担が大きい為使える者は限られるが」

    イザベル「兄貴は分かるけどなんでミカサもなんだ?」

    ファーラン「俺やエルドでも良くね?いくら優秀でも新人に負けてるつもりはない」

    エルヴィン「恐らく2人は親戚の関係だからだ」

    ミカサ「親戚!?」

    リヴァイ「何故俺とこいつが?」

    エルヴィン「ミカサに関してはエレンに聞いたんだが……リヴァイとミカサ……君達にはある共通点があった。私達にはよく分からないが」

    リヴァイ「どういう事だ?」

    エルヴィン「全身支配」

    リヴァミカ「!!」

    エルヴィン「リヴァイ………お前の性はアッカーマンなのかもしれない」

    リヴァイ「全身の支配………出来るのか?」

    ミカサ「………はい」

    ペトラ「全身支配って何ですか?」

    エルヴィン「リヴァイの身体能力は異常に高い。ミカサもだが。それは自分の意思で肉体を支配出来ているから……だそうだ」

    エルド「よく意味が……」

    エルヴィン「私も理解は出来ていない。体験した事ないからね。エレンから前ミカサの話を聞いた時は驚いた」

    リヴァイ「………と言う事は」

    ミカサ「一族について知ってる事は?」

    リヴァイ「俺は知らねぇ。だが知ってるかもしれないやつはいる」

    ミカサ「誰?」

    リヴァイ「ケニーだ」

    ミカサ「!!」

    リヴァイ「全身支配の事もケニーから聞いた。あいつも恐らく………」

    エルヴィン「まぁ詳細は分からないが2人なら使いこなせるだろうと判断した」

    ファーラン「俺達は?」

    エルヴィン「正直アラタはよっぽどじゃなければリヴァイ達にも使わせれない」

    リヴァイ「あ?」

    エルヴィン「アラタは負担が大きい。それはクインケに己を喰わせるからだ」

    ミカサ「クインケに喰わせる?」

    エルヴィン「クインケと自分を一体化させると言った方がいいかな?それにより喰種並の身体能力を得られる」

    リヴァイ「力を得る為には代償がいるって事か」

    エルヴィン「あぁ」






  208. 208 : : 2016/04/03(日) 12:57:19
    期待
  209. 209 : : 2016/04/04(月) 05:01:42
    面白い!期待です
  210. 210 : : 2016/04/04(月) 15:30:38

    エルヴィン「だがクインケをいくつか作ったので君達に捧げよう」

    エルヴィン「まずはリヴァイ班。ファーランには甲赫で作ったクインケを」

    ファーラン「………大剣か」
    ※亜門のクインケ

    エルヴィン「これは2つに分ける事も出来る」

    ファーラン「………筋トレ増やさないとな」

    エルヴィン「イザベルには鱗赫のクインケだ」

    イザベル「おぉぉ!」
    ※什造のクインケ

    エルヴィン「扱いが難しいだろうが頑張ってくれ」

    イザベル「おう!」

    エルヴィン「エルド、ペトラには羽赫のクインケだ」

    エルド「援護は任せて下さい!」

    エルヴィン「そのクインケは威力は低いが使い方はファーランのと同じ感じだ」

    ペトラ「うわっ!合体したら刀になった!」

    エルヴィン「分ければ銃、合わせれば刀。他のクインケには劣るがブレードより色々出来るだろう」

    エルヴィン「次にイェーガー班。ライナー!君も甲赫のクインケだ」

    ライナー「俺にも!?」

    エルヴィン「大剣。ファーランのと違い分割は出来ないがその分防御力は高い」

    ライナー「しっかり攻撃を受け止めてやる!」

    エルヴィン「次にベルトルト!君も甲赫でギミッククインケだ!」

    ベルトルト「槍のクインケ……ん?ギミッククインケ?」

    エルヴィン「ボタンを押してみろ」

    ベルトルト「はい」ポチ

    ベルトルト「!!盾になった!!」

    エルヴィン「君は援護が得意らしいからな。距離を取り戦える槍。そして盾で皆を守ってくれ。次にヒストリア!君のは甲赫と尾赫のキメラクインケだ」

    ヒストリア「鞭と………(シャキン!)……刀になった」

    エルヴィン「君は身軽だからね。使いやすいだろう。次にアルミン。君は羽赫のクインケだ」

    アルミン「変わった銃ですね………」

    エルヴィン「今の世には知られてないが昔はあった銃らしい。スナイパーライフルというのを元に作ったクインケだ」

    エルヴィン「撃つのに時間がかかるがエネルギーを溜めれば距離・威力が強くなる。次!ミカサ!甲赫のクインケだ!」

    ミカサ「これは……」

    エルヴィン「東洋の日本刀というのを元に作ったクインケだ。刃を長くしたがね」

    ミカサ「………これなら刀一本でもうなじを削げそう」

    エルヴィン「ユミルのはこれから鱗赫のクインケを作るよう指示しよう」

    ユミル「私のだけないのかよ」

    エルヴィン「君は後でハンジの元へ行き採寸を」

    ユミル「なんで私だけ………」

    エルヴィン「君の巨人体は3mぐらいなんだろう?それぐらいの大きさなら巨人体でも使えるクインケを作った方がいい。爪のようなクインケを」

    ユミル「なるほどね。採寸は巨人体のか」

    エルヴィン「あぁ。最後……アニ」

    アニ「これが………エレンのお母さんの」

    エルヴィン「リヴァイがエレンとの戦いで見せたクインケを覚えているかい?」

    アニ「剣や銃になったやつですか?」

    エルヴィン「そのクインケも剣と銃に変形させれる。盾には出来ないがね」

    リヴァイ「俺のはハイブリッドクインケ。元が羽赫と甲赫の合体した特別な赫子だった」

    エルヴィン「大切に使ってくれ」

    アニ「はい!」
















  211. 211 : : 2016/04/04(月) 17:18:58
    期待
  212. 212 : : 2016/04/05(火) 09:36:18

    ライナー「そういえばエレンの母親の鱗赫のクインケってのは」

    リヴァイ「これがそうだ」

    ライナー「何故兵長はクインケを2つ?そのクインケを使う事はあるのですか?」

    リヴァイ「使うぞ?このクインケは強くなるからな」

    ペトラ「強くなる?」

    リヴァイ「このクインケは鱗赫。威力はあるが壊れやすい。だが再生力が高くてな」

    ファーラン「折れてもすぐに刃が出てくるんだよ」

    リヴァイ「そしてこいつはクインケでありながら人や巨人を喰らうことが出来る」

    アルミン「そんな事が!?」

    リヴァイ「このクインケはさっき説明にあったアラタとは別の赫者の力がある。今は喰種がいないからその力はあまり活用出来ないが」

    リヴァイ「このクインケは喰種と同じだ」

    ミカサ「どういう事?」

    リヴァイ「さっき人間を食べれると言っただろ?なぜクインケにそんな機能を付けたと思う?」

    ベルトルト「喰種と同じ…………!!まさか!」

    リヴァイ「そう。このクインケは喰種を喰らうことで更なる力を得られる。喰種が共食いをし強くなるようにな」

    エルヴィン「対喰種を想定し作ったクインケだ。巨人相手でも刃が再生するからね。ブレードいらずなんだ」

    アニ「私が貰ったクインケには………」

    エルヴィン「君のは普通のクインケだ。リヴァイに渡そうと思ったがハイブリッドクインケが完成したからそれは元々エレンに渡すつもりだったんだ」

    エレン「俺に?」

    エルヴィン「喰種とはいえ、クインケがないよりいいかと思ってな」

    リヴァイ「つかエルヴィン。いつの間にこれだけのクインケを………」

    エルヴィン「あぁ。ピクシス司令に協力を仰いだ」

    リヴァイ「あの爺さんがよく承諾したな」

    エルヴィン「まぁ色々根回ししたからな」

    エレン「結局俺にクインケは無しか」

    エルヴィン「用意をしようにも何を用意すべきか悩んでな」

    エレン「?」

    エルヴィン「エレンは羽赫、鱗赫を持ってるがクインケを持たすならどの赫子のクインケを持たすべきか考えていたら決めれなかった」

    エレン「あぁ………」

    エルヴィン「甲赫を考えたが他にも結構いるからね。尾赫はエレンが望むとは思えないし」

    エレン「まぁクインケなら甲赫が良かったですね」

    エルヴィン「甲赫の赫子は残りがほぼない。それに正体がバレたからね。赫子で戦って貰っていいかな……と」

    エレン「!!」

    エルヴィン「どうした?」

    エレン「俺が喰種だとバレている………なのに何故討伐とか裁判にかける……そういった話が出てこないんだ!?」

    アルミン「確かに………憲兵団なら動いているはず………」

    ミカサ「調査兵団が仲間にしたと言っても裁判にてダリス・ザックレーの判決を待たなければ認められない」

    エルヴィン「………エレンを使って何か企んでいるのか?」










  213. 213 : : 2016/04/05(火) 14:48:25
    調査兵団は、喰種をかくまっているかくまっているっていう情報を市民に言ったりして調査兵団を解散させるため?
  214. 214 : : 2016/04/05(火) 17:58:20
    なるほど‼️期待‼️頑張ってください。
  215. 215 : : 2016/04/06(水) 09:48:53

    シーナのある場所

    ロッド「言われた通り調査兵団には何もしてないぞ」

    「ありがとうございます〜」

    「ガァ!」ジタバタ

    ロッド「そいつは?」

    「この子ですか?あの双子のお兄ちゃんですよ」

    ロッド「お兄ちゃん?」

    「同じ実験体って意味です」

    ロッド「私が知らない実験体が?」

    「この子は喰種に襲われ死にかけていた所にグリシャ・イェーガーと出会ったんです」

    「アァ!!」ズズズズズ

    「あら、暴走したら駄目だよ」バババババババ

    「ガァァァァァァァァ!!」ガクッ

    ロッド「………百足みたいな赫子を出したな」

    「アハハハ。この子は最初の実験体で成功体。あの双子より強いですよ」

    ロッド「何故双子を逃がした?」

    「あの双子はお兄ちゃん大好きですから。エレン・イェーガーを呼んで来てくれますよ」

    ロッド「なんだと!?」

    「早く会いたいなぁ………私と同じ存在………エレン・イェーガー君♡」

    ロッド「チッ!………隻眼の梟………いや、エト」

    エト「何ですか?」

    ロッド「お前の目的はなんだ?」

    エト「ふふふ………まだ秘密です♡」

    エト「金木君………私の役に立ってね?」

    金木「……………」











  216. 216 : : 2016/04/06(水) 10:05:59

    トロスト区

    ハンネス「問題はなさそうだな」

    モブ「なら帰りに飲んで行きませんか!?」

    ハンネス「お!いいな!」

    ツンツン

    ハンネス「ん?」クル

    モブ「双子?どうしたんだい」

    「グリシャ・イェーガーかエレン・イェーガーという人がどこにいるか知りませんか?」

    ハンネス「グリシャさんは数年前から行方不明だ」
    ※グリシャは原作と同じように疫病を治し有名
    だが森の奥で暮らしていた為
    山賊に襲われ殺された事は知られてない

    モブ「エレンって確か訓練兵団にいる喰種が
    そんな名前じゃ?」

    ハンネス「あぁ………確か………!!」

    モブ「イェーガー………?親子!?」

    ハンネス「いや……グリシャさんは人間だ!一緒に飲んだことがある」

    「訓練兵団………そこにいるのね」

    「ありがとうございます」

    クル タタタタタタタ

    ハンネス「おい!嬢ちゃん達!!」

    タタタタタタ

    モブ「何が何だか………」

    ハンネス「…………」



    「助けてくれるかな?」

    「………私達じゃお兄ちゃんは助けれない」

    「………でも」

    「ナシロ………私達はエレン・イェーガーとも兄弟と言える。話せば助けてくれるわ」

    ナシロ「クロナ………」

    クロナ「早く行きましょう」

    ナシロ「うん」






    (続)











  217. 217 : : 2016/04/06(水) 12:49:14
    期待
  218. 218 : : 2016/04/06(水) 15:00:17
    シロとクロとエトだ!超期待です!(この3人好き)
  219. 219 : : 2016/04/06(水) 17:33:10
    期待です
  220. 220 : : 2016/05/07(土) 07:24:04
    あれ? 訓練兵に入ってる時は重りをつけてるんだよね?
    風呂場とか寮にいる時みんな気づかなかったのかな?
  221. 221 : : 2016/09/23(金) 10:05:12
    後の方か先に入ってたんじゃないの?
  222. 222 : : 2016/09/25(日) 23:06:18
    続きはよ
  223. 223 : : 2017/12/29(金) 20:13:32
    ついに金木が出てきた!東京喰種登場人物参上!!!!!!
  224. 224 : : 2020/10/01(木) 13:24:29
    高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
    http://www.ssnote.net/archives/80410

    恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
    http://www.ssnote.net/archives/86931

    害悪ユーザーカグラ
    http://www.ssnote.net/archives/78041

    害悪ユーザースルメ わたあめ
    http://www.ssnote.net/archives/78042

    害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
    http://www.ssnote.net/archives/80906

    害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
    http://www.ssnote.net/archives/81672

    害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
    http://www.ssnote.net/archives/81774

    害悪ユーザー筋力
    http://www.ssnote.net/archives/84057

    害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
    http://www.ssnote.net/archives/85091

    害悪ユーザー空山
    http://www.ssnote.net/archives/81038

    【キャロル様教団】
    http://www.ssnote.net/archives/86972

    何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
    コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
    http://www.ssnote.net/archives/86986

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