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エレン「再会・そして地獄へ」エレンチート

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  1. 1 : : 2016/01/30(土) 18:40:02

    http://www.ssnote.net/archives/42998#bottom
    前作です
    URL貼るの初めてなのでうまくできてれば、いいんですが……
  2. 3 : : 2016/01/30(土) 21:35:12
    ありがとうございます‼




    ー847年ー


    キース「オイ貴様!貴様は何者だ!?」


    アルミン「シガンシナ区出身アルミン アルレルトです!」バッ


    キース「そうか!バカみてぇな名前だな‼親がつけたのか!?」


    アルミン「祖父がつけてくれました!」


    キース「アルレルト!貴様は何しにここへ来た!?」


    アルミン「人類の勝利の役に立つためです‼」


    キース「それは素晴らしいな‼貴様は巨人のエサにでもなってもらおう」ガシィ


    キース「3列目後ろを向け!」グイッ


    キース「貴様は何者だ‼」


    ハッ!!


    眼鏡教官「やってるな……お前も初っ端からあれだったろ?」


    新人教官「懐かしいです……でもあの恫喝には何の意味が……?」


    眼鏡教官「通過儀礼だ…それまでの自分を否定して真っさらな状態から兵士に適した人材を育てるには必要な過程だ」


    新人教官「?…何も言われてない子もいるようですが」


    眼鏡教官「あぁ…すでに通過儀礼を終えた者には必要ない…おそらく2年前地獄を見てきたもの達だ……面構えが違う」


    キース「貴様は何者だ!?」


    ジャン「トロスト区出身ジャンキルシュタインです!」バッ


    キース「何しにここへ来た‼」


    ジャン「……憲兵団に入って内地に行くためです」


    キース「貴様内地に行きたいのか」


    ジャン「はい‼」


    キース「ふん!!」ゴッ


    ジャン「ぐっ」ドサッ


    キース「オイ!誰が座っていいと言った‼そんなものでへこたれるようじぁ憲兵になどなれるものか!」


    キース「貴様は何だ‼」


    マルコ「ウォールローゼ南区ジナエ町出身!
    マルコボットです!」バッ


    キース「何しにここへ来た‼」


    マルコ「憲兵団に入り王にこの身を捧げるためです!」


    キース「……そうかそれは結構なことだだが…王は貴様の身など欲してない」


    キース「貴様は何者だ‼」


    コニー「ウォールローゼ南区ラガコ村出身!
    コニースプリンガーです!」バッ


    キース「……逆だコニースプリンガー‼…最初に教わったはずだこの敬礼は"公に心臓を捧げる"決意を示すものだと…貴様の心臓を右にあるのか?コニー……っ!?」ミシミシ


    「」モグモグ


    キース「……オ…イ…貴様なにをしてる?」パッ ドサァ


    「?」キョロキョロ モグモグ


    キース「貴様だ‼貴様に言っている‼貴様…何者なんだ‼」


    サシャ「ゴクン ウォールローゼ南区ダウパー村出身!サシャブラウスです!」


    キース「サシャブラウス…貴様が右手に持っているのは何だ…」


    サシャ「"蒸かした芋"です!調理場に頃頃合いのものがあったので!つい!」


    キース「貴様盗んだのか…なぜだ…なぜ今芋を食べ始めた…」


    サシャ「…冷めてしまってはもとも子もないので…今食べるべきだと判断しました」


    キース「…!?イヤ…わからないな何故貴様は芋を食べた」


    サシャ「?…それは「何故人は芋を食べるのか?」とゆう話でしょうか?」


    キース「………」


    サシャ「……?…あ!」


    キース「 ! 」


    サシャ「半分…どうぞ…」


    キース「は…半…分…?」


    サシャ「」フー



    ーーーーーーーーー

    ーーーーーーー
  3. 6 : : 2016/01/31(日) 06:15:09
    コメントもらえると嬉しいです‼



    コニー「すげぇな…あいつもう5時間走ってるぜ」


    エレン「ああ」(脱水症状になるかも…後で診てやるか…)


    コニー「そういやお前何も言われてないよな
    どこ出身だ?」


    エレン「シガンシナ出身エレンイェーガーだ」


    コニー「シガンシナってことはいたんだよなあの日に」


    ーーーーーーーーー

    ーーーーーーー



    エレン「だから見たって」


    オォー


    「超大型巨人は壁をまたいだって本当か?」


    エレン「イヤ…壁から顔をだす程度だった」


    「じゃあ鎧の巨人は?」


    エレン「俺には普通の巨人に見えたな」


    コニー「じゃあ普通の巨人は?」


    エレン「ウップ」カランカラーン


    マルコ「もうやめよう思い出したくない事だってあるよ」


    ガヤガヤ


    コニー「悪かったな……思い出させちまって」


    エレン「イヤ…巨人なんて本当はたいしたことない……俺達が立体起動装置を使いこなせればな……それで俺は巨人を駆逐してやるんだ!!!」


    「待てよ……」


    エレン「!?……久しぶりだな…ジャン」


    ジャン「ああ…それよりお前…調査兵団に入るつもりか?」


    エレン「ああそうだが……なんだよ?」


    ジャン「………別にお前も調査兵団もバカにするつもりはねぇさ…ただ死ぬんじゃねえぞ」スッ


    エレン「当たり前だ‼」パァン


    ーーーーーーーーー

    ーーーーーーー






    ジャン「!?オイ!あんた…」


    ミカサ「?」クルッ


    ジャン「その…綺麗な黒髪だ…‼///」


    ミカサ「ア…アリガトウ///」スタスタ


    ジャン「!?」(これは脈ありなんじゃ…‼)



    エレンコノカミドウ?

    キレイダトオモウゾ

    エヘヘ///


    ジャン「」


    マルコ「ドンマイ…ジャン」ポンッ




    エレン「それよりミカサお前髪伸びすぎたろ…
    立体起動の時に怪我するぞ」


    ミカサ「わかった…切ろう…」(´・ω・`)ショボーン


    エレン「そんな ショボーン とすんなよ………!?悪いミカサ!さきいっててくれ‼」タッタッタッ


    ミカサ「あっ!エレン‼……ハァ」




    ーーーーーーーーー

    ーーーーーーー
  4. 7 : : 2016/01/31(日) 07:36:59


    サシャ(ああ……私はもう死ぬんでしょうか……もっと美味しいものを食べたかった……)


    「あの……大丈夫?」


    サシャ(この匂い‼)「パァァン!!!!!!」ガッ


    「キャッ!」


    サシャ「フーフー!」ガツガツムシャムシャ


    「あの……水も飲まないと」


    サシャ「……み…」


    「どうしたの?」


    サシャ「かみぃぃぃぃぃぃぃい!!!!!!」バタン


    「えぇ!?」


    オーイヒストリアー


    ヒストリア「!?エレン‼」


    エレン「久しぶりだなヒストリア」


    ヒストリア「ずっとあいたかった!!」ダキッ


    エレン「俺もだよ」ギュ


    ヒストリア「///・・・それよりもこの人が」


    サシャ「」


    エレン「……気絶してるだけだ…」


    ヒストリア「よかった~」


    エレン「あれからいじめられてないか?」


    ヒストリア「うん!!!お姉ちゃんが守ってくれたの!」


    エレン「フリーダが?」


    ヒストリア「うん…お姉ちゃんもここに来てるんだよ?もうあった?」


    エレン「まじでか……」


    ヒストリア「まだあってないみたいだね……お姉ちゃん楽しみにしてたから早くあってあげてね…」


    エレン「わかったよ……それよりそこの隠れてるやつ、出てこいよ」


    「なんでわかった・・・」


    エレン「半分見えてたし……(あれで隠れてるつもりだったのか……」


    「~~~‼///」


    ヒストリア「エレン…後半声出てるよ…」


    エレン「おっと・・つい本音が」


    「~~~っ‼///」ジタバタ


    ヒストリア(なにあの子可愛い…)


    エレン「俺はエレン・イェーガーあんたは?」


    ユミル「ユミルだっ!…///」


    ヒストリア「ヒストリア・レンズだよ、よろしくね」


    エレン「レンズ?」


    ヒストリア「貴族ってこと隠してるの」ボソボソ


    エレン「あぁ~納得」


    ユミル「で?なんだよ」


    エレン「あれヒストリアと一緒に運んで欲しいんだが…」チラ


    サシャ「」


    ユミル「わかったあんたそっち持て」つサシャ


    ヒストリア「了解」サシャ(


    ヒストリア「あ!そうだエレ…っていないし…」

  5. 16 : : 2016/01/31(日) 14:20:51

    ー 男子寮 ー


    エレン「あー眠い…」ガチャ


    「おっ!最後の1人が来たぞ」


    エレン「あ?」


    アルミン「エレン‼…よかったよ一緒の部屋で」


    ライナー「俺はライナー・ブラウン」


    ベルトルト「ベルトルト・フーバーよろしくね」


    エレン「俺は「エレン・イェーガー…だろ?」
    !?…なんで…」


    ベルトルト「食堂であれだけ騒げば嫌でも目立つよ……」


    エレン「そうか……」


    アルミン「そういえばエレンはジャン君と知り合いみたいだけど……」


    ジャン「ジャンでいい…俺とエレンは昔から知り合いだよ」


    エレン「ジャンの母さんを診てる時に遊んでたんだ」


    アルミン「そっか……エレンはいろんなところに友達が居るね…」


    エレン「親友はアルミン1人だけどな!」ニッ


    アルミン「エレン…」ウルウル


    ライナー「あーお取り込みのとこ悪いんだが
    エレン…お前は巨人の恐怖を知ってるはずだ…
    なのに何故調査兵団に?」


    エレン「俺は巨人を見たとき思ったんだ…

    "あいつらはこの世にいちゃいけねえ存在だ"

    って」


    ライナー「そうか……じゃあ!「もういいだろ……眠いんだ……」わっ悪い……」


    エレン「んじゃあお休み~」


    ーーーーーーーーー

    ーーーーーーー
  6. 17 : : 2016/01/31(日) 14:56:35


    ー適正訓練ー


    キース「まずは貴様らの適正をみる!これができんやつには巨人の囮にもなれん……開拓地へ戻ってもらう‼」

    ザワザワ

    マジカヨ


    キース「なに両側の腰に着いたロープでぶら下がるだけだ」






    眼鏡教官「これはまだ初歩の初歩だが立体起動の素質は見てとれる…見ろ…あの子達だ……」


    エレン「」ピタッ


    ミカサ「」ピタッ


    眼鏡教官「何をどうすればいいかすべてわかるのだろう……素質とはそうゆう物だ……ん?今期は出来るものが多いようだ……」


    ジャン「」ギシギシ


    コニー「」ギシギシギシ


    サシャ「」プラーン


    ーーーーーーーーー

    ーーーーーーー
  7. 18 : : 2016/01/31(日) 15:20:41

    ー格闘訓練ー

    エレン「ふん!!」ドシーン


    ライナー「いてて、次はお前がならず者をやる番だ」つ木短刀


    エレン「すまん…大丈夫だったか?」アリガトウ


    ライナー「お前戦い慣れしてるだろ…」イテテ


    エレン「まぁ…そこらの兵なら勝てる自信はあるぞ…」


    ライナー「相当だな………!?…なぁあいつ」


    エレン「あぁアニか…うまくサボってんな」


    ライナー「あの不真面目なやつにも説教だ
    兵士とはどうあるか……あいつにも教えてやろう」
    (少し試してみるか……)






    ライナー「教官の頭突きはいやか?それ以上身長を縮めたくなかったらここに来た時を思い出して真面目にやるんだな」


    エレン「は?何だその言いぐさ」チラ


    アニ「」ゴゴゴゴゴゴ


    エレン(うわっスゲェ怒ってる……これはヤバそうだ本気出すか)スゥ


    ライナー「!?」


    アニ「!?あんたその構えどこで‼」


    エレン「ん?これか?」カマエ


    アニ「それだよ!!!それはお父さんと私しか知らないはず!!!」(ましてや壁の中の人間が知るなんて……)


    エレン「これは……」


    アニ「もういい……あんたは後で話がある」


    エレン「俺か?」


    アニ「そう……でもあんたはここで殺る」ゴゴゴ


    ライナー「お…落ち着けよ…な」アセアセ


    アニ「うるさい!!」スパーン








    エレン「ライナー…」


    ライナー「くそぉ」ブワァ


    ーーーーーーーーー

    ーーーーーーー
  8. 19 : : 2016/01/31(日) 16:46:10

    エレン「大丈夫か?」


    ライナー「すまない…ッテ!」


    エレン「足捻ったんだからおとなしくしてろ」




    ー医務室ー


    エレン「失礼しまーす」


    「はーい…あっ!エレン‼」


    エレン「」バタン


    ライナー「どうしたんだよ?扉閉めて」


    オーイエレーン? キコエテルー? エレーン?


    エレン「なんで…」


    ライナー「?俺は入ってるからな」ガラッ


    エレン「あっ!待て!」


    「もうエレン!急に閉めないでよ」プンプン


    ライナー「グハァ」(天使…いや女神がいる!!)バタッ


    エレン「なんでいるんだよ…"フリーダ"」


    フリーダ「エレンに会いたくて………来ちゃった」キャピッ


    エレン「キャピッ じゃねえよ‼」


    フリーダ「おっ!ノリツッコミ‼」


    エレン「あ"あ"‼調子狂う!!!!」


    フリーダ「もう照れちゃって~」


    エレン「照れてねえし」


    フリーダ「小さい頃はあんなに可愛かったのに………」


    エレン「うるせぇ!それよりなんで白衣着てるんだよ‼」


    フリーダ「あっ!…今期からここに医師として配属されたの!」


    エレン「えっ?」(゜ロ゜)


    フリーダ「だーかーらー今期から医師として配属されたの‼もうっ!聞いてるの?」


    エレン「えぇぇぇぇぇ!!!!!」


    フリーダ「改めてよろしくねエレン」ニコッ


    エレン「そんな…なんで!」


    フリーダ「エレンに会いたくて」


    エレン「そのために資格取ったのか!?」


    フリーダ「うん!!」ニコッ


    エレン「っ!」プイッ


    フリーダ「エレンこっち向いてよ」クルッ(マワリコミ


    エレン「やだ!」プイッ


    フリーダ「んもう!」ガシッ


    エレン「なっ!はなせ!」ジタバタ


    フリーダ「い~や‼」クルッ


    エレン「~~~っ‼///」


    フリーダ「!?」(ワァオ‼顔まっかっか)クスクス






    ヒストリア「………ナニシテルノ?」


    フリーダ「!?ヒストリアァ‼」バッ


    ヒストリア「ナニシテルノ?ネエ?」


    エレン「ヒッヒストリア?どうした?」アセアセ


    ヒストリア「ドウシテオネエチャントエレンガミッチャクシテルノ?」


    フリーダ「ヒストリア?怖いからさっ!カタコトやめよっ!ねっ!」アセアセ


    ヒストリア「ドウシテ?」


    エレン「ヒストリア?一端落ち着こ?」アセアセ


    ヒストリア「わかった…エレンの頼みなら…」


    フリーダ(危ない‼この子ヤンデレ属性があるわっ‼)


    ヒストリア「で?どうしてなの?」


    ~~カクカクシカジカ セツメイチュウ~~


    ヒストリア「ふぅ~ん…私もエレンの照れ顔見たかったな~」


    エレン「てっ!照れてねえし!」アセアセ


    フリーダ「顔真っ赤だったけどね」クスクス


    ヒストリア「エレン可愛い~」クスクス


    エレン(このドS姉妹が‼)




    ライナー「ん?俺は………ハッ!!女神は?‼」クルッ


    フリーダ・ヒストリア「「?」」キラキラ


    ライナー「グハァ」ブシャーーー


    エレン「ライナーが鼻血出して倒れたぁぁ‼」


    ヒストリア「ライナー大丈夫?」キラキラ


    ライナー「我が生涯に………
    いっぺんの悔いなし!!!!!」ブハァ


    エレン「ライナーァァァ‼」




    ーーーーーーーーー

    ーーーーーーー
  9. 21 : : 2016/01/31(日) 17:57:29


    アニ「来たね……」


    エレン「ああ……話ってなんだよ」


    アニ「なに簡単なことさ……私と勝負しな‼」


    エレン「!?……わかったよ……本気なんだな」


    アニ「」コクッ


    エレン「じゃあ……」スゥ



    エレン「いくぞ!!!!」



    ーーーーーーーーー

    ーーーーーーー


    アニ「・・・」(まさか自分の技をかけられるとわね……)


    エレン「ふぅこれでいいか?」


    アニ「ああ私の負けだ……その技誰に教わったんだい?」


    エレン「父さんだよ……」


    アニ「その人の名前はっ!今どこにいる‼」


    エレン「質問が多いな……まあいい、父さんはグリシャ・イェーガー行方不明だ」


    アニ「そう……やっぱり……」


    エレン「なんだよさっきから?」


    アニ「いや………もういいんだ……」


    エレン「はあ?」


    アニ「あんたとの勝負…楽しかったよ」ニコッ


    エレン「!?……お前…笑うと可愛いな…」


    アニ「………っ!?ハアァ!?なっなっ!なにいってんだい‼わっ私がかっかっかっ可愛いぃ!?」


    エレン「んだよそんな動揺すんなよ本当だぞ」


    アニ「ファ!?///」アセアセ


    エレン「プッなんだよその声……っく!」プルプル


    アニ「なっ!私はもう行くよ!///」プイッスタスタ








    エレン「ハァハァ………ソコに居るんだろ?」


    「ベルトルト……」


    ベルトルト「なんでわかったの?」


    エレン「何となく?」


    ベルトルト「理由になってないよ……」クスクス


    エレン「…………お前…アニの事が好きだろ?」


    ベルトルト「えぇ!?///」


    エレン「相談位なら乗ってやるよ…じゃ!」タッ


    ベルトルト「待って‼」


    エレン「ん?」


    ベルトルト「恋愛相談ではないけど…少しいいかい?」


    ーーーーーーーーー

    ーーーーーーー
  10. 22 : : 2016/01/31(日) 18:11:53


    ベルトルト「僕は沢山の人を殺したんだ………」


    エレン「!?」


    ベルトルト「僕は許されない事をしたんだ…
    今になって後悔してる………」


    エレン「お前はそれを俺に話してどうしたいんだ?…罵って欲しいのか?許して欲しいのか?」


    ベルトルト「僕は………僕はぁ!!!」


    エレン「お前それが原因で他人と距離をとってたのか?」


    ベルトルト「えっ?」


    エレン「もっと積極的になれよ!お前適正訓練も凄かったろ?」


    ベルトルト「君に言われるとイヤミに聞こえるよ………」


    エレン「すまん!そんなつもりは………」


    ベルトルト「ううん…お陰で気が楽になったよ……君の言うとおり自分の意志を持って積極的に行動してみるよ‼」スクッ


    ベルトルト「ありがとう……………ゴメンナサイ」ボソッ


    エレン「えっ?最後なんて?」


    ベルトルト「いやっもう行こう消灯時間だ」ダッ


    エレン「あっ!待てよ!」ダッ



    ベルトルト(ごめんねエレン……でも僕は………
    " 戦士 " だから)グッ


    ーーーーーーーーー

    ーーーーーーー
  11. 24 : : 2016/01/31(日) 20:14:51

    ー兵站行進ー


    キース「どうした!アルレルト!貴様だけ遅れているぞ!貴様だけ装備を外すか!?」


    アルミン「くっ………ハァハァ………くそっ!………」


    ライナー「貸せ!アルミン‼」


    アルミン「ライナー!?」


    ライナー・ブラウン

    屈強な体格と精神力を持つ
    何より仲間から高い信頼を得る


    アルミン「お荷物なんか……ハァハァ…死んでもごめんだ‼」ガッ


    ライナー「あっ!オイ!」


    アルミン・アルレルト

    体力面にて兵士の基準に達していないものの
    座学の受け答えにて非凡な発想を見せると聞く
    本人が自分の方向性を獲得すればあるいは………



    ー立体起動ー


    ズバ

    ズバ

    ズバッ


    ジャン(くそっ!またアニとベルトルトか……)


    アニ・レオンハート

    斬撃の進入確度に非の打ち所がない…目標を深くえぐり取る性格は孤立気味連帯性に難がある


    ベルトルト・フーバー

    あらゆる技術をそつなくこなし高い潜在性を感じさせる


    ジャン(斬撃の深さじゃ敵わねぇか…こうなりゃ先に巨人見つけて点数稼ぐしかねぇ!)


    ジャン「憲兵団になるのはオレだ‼」パシューー


    ジャン・キルシュタイン

    立体起動装置の理解が深くその性能を引き出す術に長けている現状を認識する能力も持っているが抜き身すぎる性格が軋轢を生みやすい


    ジャン(見つけた!今度こそ俺が…!?コニー!あの野郎…)


    コニー(あいつの後を追って正解だった)


    コニー「ありがとよジャン!」


    コニー・スプリンガー

    バランス感覚が良く小回りのきく機動が得意
    しかし頭の回転は鈍く作戦の誤認が多々ある


    バスッ!

    コニー「なっ!サシャ!」


    サシャ「やったー」プラーン


    サシャ・ブラウス

    身のこなしが素早く型破りな勘の良さがあるが型にはまらない故に組織的な行動には向かない



    サシャ「上からコニーを尾けた甲斐がありました!」


    コニー「んだよもー」


    ジャン「くそっ!お前らついて来んじゃねぇ!」


    コニー「そうだぞサシャ!ついて来んなよ!」


    ズバッ

    ズバッ


    エレン・イェーガー

    あらゆる難解な科目も完全にこなす実現力がある 歴代でも類のない逸材として最高の評価は
    妥当と言える


    ミカサ・アッカーマン

    こちらも逸材イェーガーがいなければ首席を狙えただろう


    ミカサ「またエレンの方が深い…」


    エレン「お前は女なんだから力の差があって当然だろ?」



    ー馬術ー



    ヒストリア「ハイヤッ!」ヒヒーン


    ヒストリア・レンズ

    他の面では上位陣に劣るが馬術は断トツまた
    訓練兵の皆から天使 女神と言われている


    エレン「すげぇなヒストリア!」


    ヒストリア「そうかな…ありがと///」エヘヘ


    ーーーーーーーーー

    ーーーーーーー
  12. 25 : : 2016/01/31(日) 21:04:30


    キース「貴様ら!明日調査兵団のリヴァイ班が見に来る‼くれぐれも粗相のないように!」


    「「「「ハッ!!」」」」


    アルミン「すごい!リヴァイさんに…人類最強に会えるなんて‼」


    エレン「ああ!明日が楽しみだ‼」


    ヒストリア「エレンは無茶しないでね!」


    エレン「うっわかったよ……」



    ジャン「すげぇな人類最強なんて!」


    マルコ「俺達は憲兵団希望だからあう機会は今回だけかも!」



    ライナー「人類最強……どんなやつか見ておくか」ボソボソ


    アニ「教官はリヴァイ"班"と言ったその班員達にもきおつけなくちゃ」ボソボソ


    ベルトルト「……」


    ライナー「ベルトルト?お前まさか情がわいた訳じゃないだろうな……」


    アニ「っ!」


    ベルトルト「一番危ないのは君だろライナー」


    ライナー「ふっ言うようになったじゃねえか」



    ーーーーーーーーー

    ーーーーーーー


    キース「本日ここに見学に来たリヴァイ班の皆だ……敬礼‼」


    「「「「ハッ!!」」」」バッ


    オルオ「オルオ・ボザドだ」


    エルド「エルド・ジンだよろしく」


    グンタ「グンタ・シュルツよろしく頼む」


    ペトラ「ペトラ・ラルですよろしくね」ニコッ


    リヴァイ「リヴァイだ」


    キース「訓練は立体起動!リヴァイ班には付きたい班についてもらう」


    キース「それでは…

    ーーーーーーー

    ーーーーー

    イェーガー・レンズ!


    「「ハッ!!」」


    ペトラ「キース教官!私はこの班に!」


    キース「わかった…次!」


    アッカーマン・レオンハート


    「「ハッ!!」」


    リヴァイ「俺はここだ」


    キース「!?……わかった」


    ーーーーーーーーー

    ーーーーーーー

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


    エレン・ヒストリア・ペトラ


    ミカサ・アニ・リヴァイ


    ライナー・ベルトルト・エルド


    ジャン・マルコ・グンタ


    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



    コニー・サシャ


    ユミル・アルミン


    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    キース「以上が今回の班だ‼」


    エレン「よろしくお願いしますペトラさん」


    ヒストリア「よろしくお願いします」


    ペトラ「こちらこそよろしく」




    リヴァイ「お前…体の支配は出来てるか?」


    ミカサ(…………?あれかなぁ……)


    ーーーーーーーーー

    ーーーーーーー

    ミカサ『エレンをはなせぇぇぇ!!!!!!』

    ーーーーーーー

    ーーーーーーーーー


    リヴァイ「どうなんだ……」


    ミカサ「支配出来てます‼」


    リヴァイ「ふっいいだろう合格点だ……」


    アニ(えっ?なんのこと?)




    ライナー「よろしくお願いします」


    エルド「おうっ!よろしくな」


    ベルトルト「……」




    オルオ「俺はやらん…何故ならあいつらが俺のいkガチィ」ブシャーーー


    キース「ハァ」(舌噛みきって死ねばいいのに)


    リヴァイハンノヒトリガシタカンデタオレタゾー

    キャーチガデテル

    チッホットケ


    エレン「いいんですか?あれ」


    オルオ「」チーン


    ペトラ「あぁいつもの事だから…」


    ヒストリア「大丈夫かな…」チラ


    ペトラ「こら!見ちゃいけません‼」メヲカクス


    ヒストリア「えっ?どうしてですか?」


    ペトラ「目が腐っちゃうから…」


    エレン「なっ!ヒストリア‼絶対に見るなよ‼」


    ヒストリア「エレン…わかった絶対見ない!」


    ペトラ(なにこの子達純粋で可愛い)キュン



    キース「それでは……」


    「始めぇぇ!!!!!」
  13. 26 : : 2016/02/01(月) 06:58:05

    ーーーーーーーーー

    ーーーーーーー


    エレン「よっ!」パシューー


    ペトラ「ふっ」パシューー


    ヒストリア「くっ!」シュー


    エレン「ヒストリア無理しなくいいんだぞ?」


    ヒストリア「全然大丈夫です!!」シューーー


    エレン(ヒストリアのやつガス吹かしすぎだ
    ……あれじゃあガスが切れる‼)


    ヒストリア「えっ?」ガコッ


    エレン「くそっ!」パシューー


    ヒストリア「どけて!」ヒュゥゥ


    ペトラ「えっ?……キャッ!」ガン ヒュゥゥ


    エレン「ヒストリア!ペトラ!」ギュゥゥゥゥン ガシ



    ドゴッ


    エレン「ガッ!」ドシャーン


    ーーーーーーーーー

    ーーーーーーー


    ヒストリア「んん……エレン?」


    エレン


    ヒストリア「うそ………そんな……っエレン!!!」


    ペトラ「うぅ……」ムクッ


    ヒストリア「ペトラさん!エレンが!!」


    ペトラ「!?エレン君!!」


    エレン「…………ぐっ!」


    ヒストリア「エレン!」


    ペトラ「私はキース教官を呼んでくる!」ダッ


    ヒストリア「エレン?大丈夫……怪我は…」


    エレン「……頭打っただけだ……」フラッ


    ヒストリア「ごめんなさい!私がガス切らしてペトラさんにぶつかったせいで……」


    エレン「……お前に怪我がなくてよかった」ギュ


    ヒストリア「エレン……」


    エレン「もう誰も……失いたくないから」ポロポロ


    ヒストリア「エレン……私は死なないよ」ギュ


    エレン「えっ?」


    ヒストリア「エレンが私を守るから……私もエレンを守るから……2人共死なない!」ギュ


    エレン「ありがとう………ヒストリア」


    ヒストリア「私エレンのこと好きだよ?………
    もちろん異性として………」


    エレン「なっ!///」


    ヒストリア「エレンがあの日に来てくれたお陰で私達家族は変われたの………今私がここにいるのもエレンのおかげ……」


    エレン「そんなんじゃないよ……君達家族はもともと解り合えた俺はそのきっかけにすぎない」


    ヒストリア「そんな事ない!あの日エレンが私につよいといってくれた……そのおかげで私は勇気が出たの……」


    ヒストリア「全部エレンのおかげ」ニコッ


    エレン「ヒストリア……」


    キース「大丈夫か?お前達!!」


    エレン「教官!」


    ペトラ「呼んできたよ……」


    キース「今すぐイェーガーを医務室に運べ!」



    ーーーーーーーーー

    ーーーーーーー
  14. 27 : : 2016/02/01(月) 17:02:01


    ー医務室ー


    フリーダ「エレン!あまり無理しちゃダメだよ‼」


    エレン「うるせぇ……」


    フリーダ「腕と肋2本骨折なんて……どんな無茶したの?」


    エレン「別に何も……」


    フリーダ「エレン……私いやだからね……」


    エレン「なんのことだ?」


    フリーダ「エレンには死んでほしくないの…
    エレンのおかげで、私は力の敬承をしなくてすんだ……ヒストリアが家族皆と仲良くなれた…」


    フリーダ「今のレイス家があるのはエレンのおかげだから!」


    エレン「同じような事をヒストリアにも言われたよ……その時告白された…」


    フリーダ「………う~ん…」


    エレン「どうした?」


    フリーダ「いや……ヒストリアには幸せになってもらいたい反面、エレンには誰とも付き合ってほしくないと言うか………」


    エレン「ハアァ!?それって………」


    フリーダ「あれ?言ってなかったっけ?…私もエレンの事好きだよ」ニコッ


    エレン「そんなさりげなく告白されても!?」


    フリーダ「えぇ~でm コンコン…はーい!」


    ペトラ「失礼します。エレン君大丈夫?」


    エレン「大丈夫ですし、呼び捨てで構いません」


    ペトラ「そお?…じゃあお言葉に甘えて…あっ
    そうだ!あの時………」


    ーーーーーーーーー

    ーーーーーーー

    エレン『ヒストリア!ペトラ!』ギュゥゥゥゥン ガシ

    ーーーーーーー

    ーーーーーーーーー


    ペトラ「エレン私の事呼び捨てにしたでしょ!………ダメだよ先輩には敬意を払わなきゃ!」


    エレン「上からヒストリアが落ちて来るのに気付かず、挙げ句の果てに一緒に落ちる先輩にですか?」


    ペトラ「うぅ……じゃあ今度なんか奢るから……後輩にバカにされるようじゃ威厳が…」


    エレン「冗談ですよ…冗談…ペトラさん焦りすぎですって」ニコッ


    ペトラ「あぅぅ///」


    フリーダ(エレンスマイルを直視した!あれは堕ちたな………ハァ)


    エレン「どうかしました?」


    ペトラ「ううん何でもない、じゃあね///」ダッ


    エレン「………何だあれ?」


    フリーダ「知~らない」プイッ!


    エレン「えぇ?何だよいったい………」


    ーーーーーーーーー

    ーーーーーーー
  15. 29 : : 2016/02/01(月) 18:02:25
    ありがとうございます
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    そしてエレンは首席の座を守ったまま
    2年が経過した……これはそんな中の物語………


    ~番外編・ある日の医務室~


    ー 男子寮(夜)ー


    ジャン「イテテ………ライナーのやつ容赦ねえな………」


    ジャン「そういや医務室の先生が黒髪美人で女神だと噂に……ハッ!いやいや俺にはミカサが‼」


    アルミン「何してるの?ジャン」


    ジャン「アルミン!?お前こそどうしたんだよ
    その傷」


    アルミン「いやぁちょっとね…」ポワワーーン


    ーーーーーーーーー

    ーーーーーーー


    アルミン『エレン!僕の相手をしてくれ‼』


    エレン『ダメだ………俺手加減出来ないから』


    アルミン『お願いします今回だけでも』ペコッ


    エレン『わかった‼わかったから…ほら頭上げろよ…』アセアセ


    アルミン『ありがとエレン!じゃあいくよ!』


    エレン『おう!』



    スパーン

    ーーーーーーー

    ーーーーーーーーー



    ジャン「そうか…まあ明日は久々の休暇だ‼
    しっかり寝る‼」


    アルミン「うん。お休み」


    ジャン「おっおう…(なんか冷たくね?)


    ーーーーーーーーー

    ーーーーーーー

    ~ 朝 ~


    ジャン「ふぁ~イッテ!?(昨日の傷か?)・・」


    ジャン「あれ?(誰も居ない………)キョロキョロ


    ジャン「・・・医務室行こ…」





    ー 医務室 ー


    ジャン「失礼しまーす」


    フリーダ「あれ?どこか怪我したの?」キラキラ


    ジャン「グハァ」ズキューーーン


    フリーダ「大丈夫?」


    ジャン「いえっ!怪我なんてしてません!」キリッ


    フリーダ「そう……なら何故ここに?」ヒキッ


    ジャン「あーえーと……………なんか手伝おうかと思いまして!」


    フリーダ「そう……ならそこの荷物をあそこに運んでくれる?」つカーテンノオク


    ジャン「はい!///」シャーーー カーテンアケル


    ライナー「あ」フキフキ


    コニー「あ」バサッ


    ベルトルト「あっ!ジャン!」


    ジャン「…………なんでお前らが居るんだよ‼」


    ライナー「俺は床拭きに………」


    コニー「俺はベッドシーツ代えに………」


    ベルトルト「僕は怪我で………」


    ジャン「ライナー!コニー!お前ら怪我してねぇだろ!」


    ライナー「お前も怪我してないだろう?」


    ジャン「俺は怪我してんだよ!」


    コニー「あれ?どこか怪我したの?」(ウラゴエ


    ベルトルト「いえっ!怪我なんてしてません!」キリッ


    ジャン「なっ!///」


    ライナー「キリッ だってよwwwwww」


    コニー「くっ!wwwwwww」


    ベルトルト「wwwwww」


    ジャン「てめぇら!!」




    フリーダ(今日も賑やかね………)クスクス


    アルミン「フリーダ先生!手伝いに来ました!………あっ」ガラッ


    ジャンライコニベル「「「「あっ」」」」




    ~~~~~~~~~

    訓練兵団は今日も平和です。 byヒストリア
  16. 30 : : 2016/02/01(月) 21:37:09



    ー 卒団式 ー


    キース「これより上位10名を発表する‼」


    キース「首席!エレン・イェーガー!」


    エレン「ハッ!」


    キース「2番!ミカサ・アッカーマン!」


    ミカサ「ハッ!」


    キース「3番!ライナー・ブラウン!」


    ライナー「ハッ!」


    キース「4番!ベルトルト・フーバー!」


    ベルトルト「ハッ!」


    キース「5番!アニ・レオンハート!」


    アニ「ハッ!」


    キース「6番!ジャン・キルシュタイン!」


    ジャン「ハッ!」


    キース「7番!コニー・スプリンガー!」


    コニー「ハッ!」


    キース「8番!マルコ・ボット!」


    マルコ「ハッ!」


    キース「9番!サシャ・ブラウス!」


    サシャ「ハッ!」


    キース「10番!ヒストリア・レンズ!」


    ヒストリア「ハッ!」


    キース「以上10名の者は、憲兵団への入団を許可する‼皆明日までに所属兵団を決めておくように! 解散!!!」


    「「「「ハッ!」」」」





    ーーーーーーーーー

    ーーーーーーー



    モブ「いーよな お前らは10番以内に入れてよ!どーせ憲兵団に入るんだろ?」


    ジャン「ハァ?当たり前だろ何のために10番内を目指したと思ってんだ」


    マルコ「俺も憲兵団にするよ」


    マルコ「王の近くで仕事ができるなんて・・
    光栄だ‼」


    ジャン「まだお利口さんやってんのかマルコ……」ガシッ


    マルコ「ぶっ!!」


    ジャン「言えよ本音を内地に行けるからだろ?」


    ジャン「やっと このクッソ息苦しい最前線の街から脱出出来るんだ!!内地で安全で快適な暮らしが俺達を待ってっからだろうが!!」ドンドン

    ザワザワ

    マルコ「なっ!お前…は…恥を知れよすくなくともオレはー」


    ジャン「あ~すまんオレが悪かったお前は優等生だったな………しかしお前ならどうする?!」


    ジャン「オレ達が内地に住める機会なんてそうそうないぜ!?それでも「人類の砦」とかいう
    美名のためにここに残るのか?」


    モブ「そりゃあ……好きでこんな端っこに生まれたわけじゃないし……」


    モブ2「巨人の足音に怯えなくて済むんなら…」


    ジャン「だよなぁ…みんな内地に行きたいよなぁ…でお前らは」


    アニ「私も憲兵団に志願する……だけど、あんたと一緒だとは思われたくないわ」


    ベルトルト「僕は……僕は調査兵団に志願するよ」


    ライナー「!?」ブフーー


    アルミン「うわっ!」


    ライナー「すまん………」チラ


    ジャン「………お前本気か?せっかく10番以内に入れたのに………」


    ベルトルト「僕には憲兵団に入ることが正しい選択だとは思わない」


    エレン「俺もそう思う」


    ジャン「エレン…………」


    エレン「別に憲兵団に入るなとは言わないが
    ・・ここも昔は内地だったんだぞ」


    ジャン「何が言いたい?」
  17. 31 : : 2016/02/01(月) 22:22:17


    エレン「4年前……4年前の「ウォールマリア奪還作戦」ことだ……奪還作戦と言えば聞こえはいいが要は政府が抱えきれなかった大量の失業者の口減らしにすぎない」


    エレン「ウォールマリアの住人が少数派だったから争いは表面化しなかった」


    エレン「俺達はそうして今を生きてられる…
    だがもし…もしもまた超大型巨人が攻めてきたてウォールローゼが破られれば」


    エレン「人類の約2割を口減らしするだけじゃあ済まない…ウォールシーナの中だけでは人類の半分も養えない…」


    エレン「つまり………今一番すべきことはウォールマリアの奪還だ」


    シーン


    エレン「すまない……こんなお通夜ムードにするつもりはなかったんだが……」


    ジャン「誰しもがお前みたいにつよい訳じゃないんだ…死ぬなよエレン!」


    エレン「憲兵団に行ってもお前は腐るなよ…
    ジャン!!」スゥ


    ジャン「あぁ!」パァン




    エレン「すまなかったみんな続けてくれ」スタスタ


    ヒストリア「あっ!待って!!」タッタッタッ


    ユミル「オイ!ヒストリア!」


    ーーーーーーーーー

    ーーーーーーー


    ヒストリア「エレン!」


    エレン「ヒストリア……どうした?」


    ヒストリア「ううん何でも……ただエレンに会いに来るだけじゃダメ?」


    エレン「別にそうゆうわけじゃ///」


    ヒストリア「エレン……私調査兵団にしようと思う……」


    エレン「!?ダメだ‼お前には危険すぎる‼」


    ヒストリア「大丈夫……あの時言ったでしょ? 私は死なない……エレンが私を守ってくれる…
    同じように私はエレンを守るから……その為に」


    ヒストリア「エレンを守れるようになる為だけに私は強くなった‼・・・だから私も連れてって、エレンの夢に!」


    エレン「わかったよ…約束だ」


    ヒストリア「絶対だからね!」


    ザッザッ


    ハンネス「~~~~~…っ!」


    エレン「」バッ


    ヒストリア「」バッ


    ハンネス「では今日はここで解散!!」


    「「ハッ!」」バッ






    ハンネス「あー直っていいぞ………規律は大事だがお前が相手だとどうも慣れねぇ…」


    ハンネス「久しぶりだなエレン!」


    エレン「本当に慣れないよ……飲んだくれでも
    今や駐屯部隊長だからな」


    ヒストリア(駐屯部隊長!?)


    ハンネス「あぁ………また大きくなったな………
    そうか…もうこの街に来て5年もたつのか…」


    ハンネス「すまねぇなお前の親、助けられなくて…」


    エレン「あれはハンネスさんのせいじゃないよ………」


    ハンネス「いや……あの時オレは恐くてカルラが怪我してんのにカルラを気遣いもせず逃げた……その結果カルラの傷がひろがってしまった…」


    エレン「…………」


    ハンネス「それにしてもお前が彼女持ちだったとは……」チラ


    ヒストリア「彼女なんて……まだそんな///」


    エレン「///」


    ハンネス「エレン……親父さんはどうだ?」


    エレン「父さん…………うっ!」ズキッ


    ハンネス「!?しまった!」


    エレン「うぅぅ!」ズキズキズキッ


    ザザザザザザザザザザ


    ーーーーーーーーー

    ーーーーーーー

    グリシャ『エレン!……お前はこの力を使って
    " ヤツ "を止めるんだ‼』


    ザザザザ


    グリシャ『エレン!腕を出しなさいっ!』


    ザザザザザザザザザザ

    ーーーーーーー

    ーーーーーーーーー
  18. 34 : : 2016/02/02(火) 07:00:01



    ー男子寮ー


    エレン「うぅ………」


    アルミン「エレン大丈夫?」


    エレン「アル…ミン?」


    ジャン「お前いきなり倒れたんだよ」


    ベルトルト「すごくうなされてたけど」


    エレン「…………すげえ大事な夢を見ていた気がするんだ………でも思い出せない………」


    ジャン「なんだそりゃ?」


    ーーーーーーーーー

    ーーーーーーー


    ー 壁の上 ー


    エレン「ハァ?調査兵団にするって?」


    コニー「あぁ!」


    エレン「お前7位だろ?憲兵にしなくていいのか?」


    コニー「そりゃ憲兵がいいにきまってるけどよ………」


    トーマス「お前の昨日の演説が効いたんだよ」


    コニー「いっイヤ!……あれだ……ジャン!そう俺はあいつと一緒になるのがイヤなんだよ‼」


    トーマス「そう照れることないよ……今期の
    t「あのぅ皆さん」


    サシャ「上官の食糧庫からお肉盗ってきました」スゥ


    エレン「なっ!?」


    コニー「バカってこえー………」


    ミーナ「サシャ!早く戻してきなよ!」


    サシャ「大丈夫ですよ…ウォールマリアを取り返したら牛も羊も増えますから」


    トーマス「ウォールマリア奪還の前祝いってわけか…」


    サムエル「その肉俺も食う 食ったからには腹括らんと!」


    ミーナ「……私も食べるからとっておいてよ!」


    エレン(あれから5年たった…3分の1の領土と2割の人口を失ってようやく人類は尊厳を取り戻しつつある…勝てる………人類の反撃はここからだ‼)



    ピカッ ゴロゴロゴロ ドシャーン


    超大型巨人 シュゥゥゥ


    エレン「」


    超大型巨人 ブシューーー


    エレン「うおっ!」


    コニー「ガッ!」


    トーマス「あつ!」


    エレン(熱!何が………)チラ


    みんな「うわぁぁぁぁ」ヒュゥゥ


    エレン「くっ!全員立体起動に移れ!」パシュッ


    みんな「!」パシュッ


    超大型巨人 ドゴォォォン


    コニー「嘘だろ……また壁に穴を開けられた!
    もうだめだ………巨人が入ってくる‼」


    エレン「………固定砲整備4班!戦闘用意!」


    エレン「目標目の前!超大型巨人………壁を破壊出来るのはヤツだけだ!」パシュゥゥゥ


    コニー「エレン!」


    エレン「よう………5年ぶりだな………」


    超大型巨人 チラ
  19. 35 : : 2016/02/02(火) 07:56:12

    超大型巨人 ブオオオオオン


    エレン「くっ!」タッ


    ガガガガガガ


    エレン(こいつ!固定砲を狙いやがった………
    やはりこいつには知性が‼)


    エレン(しかしチャンスだ‼壁を破壊出来るのはこいつだけ……こいつさえ仕留めれば‼)


    超大型巨人 ブオオオオオン


    エレン「鈍い‼」ズバズバズバッ


    ベルトルト(腕の筋が削がれた!?)


    エレン(いけるっ!)「殺った!!」


    超大型巨人ピシッ ブシュゥゥゥ


    エレン「なっ!?熱っ!」


    超大型巨人 ブシュゥゥゥ


    エレン「いっけぇぇぇぇぇ!!」ブン スカッ


    エレン(手応えはない……外した!?………いや
    消えた…………)


    コニー「エレン!お前がやったのか?」


    エレン「いや……ヤツは5年前と同じ……突然現れ突然消えた……すまん逃がした……」


    トーマス「俺達は動けなかったんだ……仕方ないさ」


    駐屯兵A「何をしてる‼訓練兵!超大型巨人出現時の作戦は既に開始されている‼」


    駐屯兵B「お前らただちに持ち場につけ!……そしてヤツと接触したものは本部に報告しろ!」


    エレン「ハッ!」バッ


    コニー「先遣班の健闘を祈ります‼」バッ


    ーーーーーーーーー

    ーーーーーーー
  20. 36 : : 2016/02/02(火) 10:03:09


    「悔やまれることに最も実践経験の豊富な調査兵団は壁外調査のため出払っている」


    「現在我々「駐屯兵団」のみによって……壁の
    修復と迎撃の準備が進行している。」


    「お前達訓練兵も卒業演習を合格した立派な兵士だ‼ 今回の作戦でも活躍を期待する!」

    バタバタ



    エレン「大丈夫かアルミン!」


    アルミン「だっ大丈夫だこんなのすぐ治まる!」カチャカチャ


    アルミン「し しかし…まずいぞ現状ではまだ縦8mもの穴を塞ぐ技術はない!塞いで栓をするって言ってたあの岩だって…結局掘り返す事さえ出来なかった!」カチャカチャ


    アルミン「穴を塞いでない時点でこの街は放棄される…ウォールローゼが突破されるのも時間の問題……そもそも」カチャカチャ


    アルミン「巨人はその気になれば人類なんかいつでも滅ぼすことができるんだ!」カチャカチャ


    エレン「落ち着け‼アルミン!」


    アルミン「………!!ご ごめん大丈夫……」


    ーーーーーーーーー

    ーーーーーーー


    キッツ「皆…承知しているだろうが敵前逃亡は死罪に値する 心して心臓を捧げよ 解散!!!」


    「「「「ハッ!」」」」


    ジャン「うおぉぉぉ!!なんで今日なんだ…!?明日から内地に行けたっつーのに…」


    イアン「イェーガー訓練兵お前は特別に後衛部隊だ付いてこい‼」


    エレン「いえ!俺よりもアッカーマン訓練兵が適役かと!」


    イアン「何故だ…」


    エレン「俺もミカサも班長ですが、ミカサの班には今期の3番4番がいます!ミカサが抜けても問題ないかと‼」


    イアン「………わかった アッカーマン訓練兵は付いてこい‼」スタスタ


    ミカサ「ハッ!」バッ スタスタ


    ーーーーーーーーー

    ーーーーーーー


    アルミン「エレン……よかったの?後衛部隊じゃなくて」


    エレン「あぁ………それになアルミン…こりゃあいい機会だと思わねえか?」


    アルミン「えっ?」


    エレン「調査兵団に入団する前によ、この初陣で活躍しとけばオレ達は新兵にして……スピード昇格間違いなしだ‼」ニッ


    アルミン「あぁ………間違いない!」


    ミーナ「言っとくけど二人とも………今期の調査兵団志願者は、いっぱいいるんだからね‼」


    トーマス「さっきはエレンに遅れを取ったけど今回は負けないぜ‼誰が巨人を多く狩れるか……勝負だ!」


    エレン「言ったなトーマス!数ちょろまかすなよ!」


    「34班前進!!」


    エレン「行くぞ‼」


    「「おおぉぉぉ!!」」


    ーーーーーーーーー

    ーーーーーーー
  21. 37 : : 2016/02/02(火) 11:25:03


    エレン「なんだよこれ………」シューーー


    アルミン「僕達中衛まで前衛に駆り出されてる‼」シューーー


    ミーナ「巨人がもうあんなに…」シューーー


    ミリウス「何やってんだ普段威張り散らしている前衛の先輩方は………」シューーー


    ナック「まだ殆ど時間が経ってないのに…」シューーー


    トーマス「前衛部隊が総崩れじゃないか!」シューーー


    エレン(決して楽観視していたわけじゃないが…これはあまりにも……)


    トーマス「奇行種だ‼避けろっ!」


    トゴーン


    トーマス「危なかった……」


    エレン「ふんっ!」ズバッ


    巨人「アァァァァァ!!!」シューーー


    エレン「やった!討伐数1………え……」


    アルミン「どうしたのエレン!早く行こう!」


    エレン「なんだよ………あれ……」




    死体 死体 死体 死体
    死体 死体 死体 死体
    死体 死体



    アルミン「なっ!死体の山だ……」


    トーマス「オイ!あれ!」





    「うわぁぁぁぁベチャ


    「ひっ!…………いyグチョ


    女型の巨人「・・・」




    アルミン「あれは…………」


    エレン「ただの奇行種じゃあなさそうだ………」


    女型の巨人「!」


    トーマス「こっちに気付いた!」パシューー


    女型の巨人「」ドドドドドドド


    ミーナ「なっ!はやい!?」シューーー


    エレン「チッ!今ここで仕留める‼」パシューー


    アルミン「待ってエレン!作戦を考えた‼」


    ーーーーーーーーー

    ーーーーーーー
  22. 38 : : 2016/02/02(火) 12:09:00


    アルミン(ヤツは相当脚がはやい………だったら……)


    エレン(脊椎に腱!!)パシューー


    ミリウス(3か所同時に!)パシューー


    ナック(どれかが削げれば歩みは止められる‼)パシューー


    ミリウス「余計な損害くれやがって!!」ギュルルル


    ナック「なぶり殺しにしてやる!」ギュルルル


    女型の巨人「」ドォォォォ


    エレン「なっ!?」


    アルミン「嘘だろ………」


    トーマス「飛びやがった‼」


    ミリウス「あ…………ベチャ


    女型の巨人「シッ!」ブオオオオオン


    ナック「うっ!…………グチョ


    エレン「クソ!」シューーー


    「無事か!お前ら!!」


    ミーナ「ライナー……ベルトルト……」


    ライナー「これは……」


    ベルトルト「一旦引くんだエレン‼そいつには知性がある!!」


    ライナー「ベルトルト!?」


    エレン「だったら尚更ここで止めなきゃな………ミーナ!トーマス!やるぞ‼」パシューー


    ミートー「「了解!」」パシューー


    エレン「ふんっ!(オレが視界を!)ズブッ!


    女型の巨人「ギャァァァァ!!!」フラッ ドシーン


    アルミン「ダメだ………腕でうなじを隠してる」


    エレン(視界は奪った‼少なくとも1分間ヤツは暗黒の中!)プシューー


    ミーナ(それまでに仕留める‼)プシューー


    トーマス(クソ女型に報いを!)プシューー


    女型の巨人「・・・」スゥ


    エレン(腕あげてられなくなるまで削いでやる‼)ズバッ


    トーマス(腕回りの筋肉全部だ!)ズバッ


    ミーナ(目の回復なんてさせるか!)ズバッ




    アルミン(すごい…………僕なんか仲間が殺されて動けないのに…………)




    エレン(その腕をおとしてやる!)ズバズバッ


    女型の巨人「」プラーン


    トーマス(今ならうなじを狙える‼)パシューー


    トーマス「今すぐそのうなじを!ガブッ…


    ミーナ「トーマス!!!」


    女型の巨人「ペッ」


    トーマス


    エレン「なっ!嘘だろ…」


    ミーナ「どうしてよ!まだ目が見えるわけ……!?」


    女型の巨人「」ギロッ!


    ミーナ「片目だけ…片目だけ優先して治したの!?…そんなことが……出来るなんて……」シューー


    女型の巨人「」ドドドドドドド


    エレン「ミーナ!はやく体制をたてなおせ!」


    ミーナ「あ…………ああ……」シューーー


    エレン「ミーナはやくしろぉぉぉ!!!」パシューー


    ミーナ「い…………いyグチャ


    女型の巨人「・・・」


    エレン「……ギリッ!……オイ……」バシュッ


    エレン「死ね!!!」ガキィーン!


    女型の巨人「」ペキペキペキッ


    エレン(何故だ…刃が…………通らない……)


    女型の巨人「」ブオオオオオン


    エレン「あ…………ブチャ!


    アルミン「あぁ………アァァァァァ!!!」


    ベルトルト「くっ!…………」


    ライナー「・・・」


    エレン


    アルミン「うそだ…………うそだぁぁぁ!!!」


    ライナー「ここは引くぞアルミン!」バシュッ


    アルミン「エレンが…………エレンが……」ヘタ


    ライナー「ベルトルト……アルミンを連れてこい」パシューー


    ベルトルト「…………」ガシッ パシューー


    アルミン「エレェェェェン!!!!!」ポロポロ



    女型の巨人「・・・」チラ


    エレン


    女型の巨人「っ!」ダッダッダッ




















    エレン ピクッ

    ーーーーーーーーー

    ーーーーーーー
  23. 39 : : 2016/02/02(火) 16:28:03



    ワァァァ


    市民「オイ!あんた達今がどんな状況か分かってんのか!?」


    リーブス「分かってるからこうなってんだよ!!てめぇらこそ壁から出たかったら手伝え!」


    市民「なに考えてんだよ!荷物より人を通すべきだ‼」


    ソウダソウダ!


    リーブス「いいから押せ!この荷物はてめぇらが一生かけても稼げねぇ代物だ‼手伝えば礼はする!」


    子供「お母さんあれ…………」


    ズシン ズシン ズシン


    市民「巨人だ‼すぐそこまで来てる!」




    兵士A「なんでオレ達を無視する!?」パシューー


    兵士B「奇行種だ‼考えても無駄だ‼」パシューー


    兵士C「精鋭の私達が追い付けないなんて!?このままじゃ…!?」パシューー


    ミカサ「」パシューー


    巨人「」ドドドドド


    ミカサ「ふんっ!」ズバッ


    ドシーン


    ミカサ「…………え?…………(避難が遅いと思ったら………)


    ミカサ「何をしてるの?………今仲間が戦っている…………住民の避難が完了しないから巨人と戦って死んでいる‼」スタスタ


    リーブス「当然だ‼住民の命と財産を守るために心臓を捧げるのがお前らの仕事だ‼タダ飯食らいが100年ぶりに役立ったからっていい気になるな!」


    ミカサ「もうこれ以上は不毛だ…………」スタスタ


    リーブス「やってみろ!お前の雇い主とは昔からの付き合いなんだ下っ端の進退なんて……冗談で決めるぞ‼」


    ミカサ「私がクビになるだけで皆が助かるのなら私は喜んでやろう……」


    下っ端「会長…」


    リーブス「フッ荷物を引け…………」


    ワァァァァァァ


    子供「ありがとう!お姉さん!」


    ミカサ「」バッ ニコッ


    子供「」バッ ニコッ


    イアン「よく仕留めたアッカーマン!」


    ミカサ「いえ…………(エレン……大丈夫だよね…)


    ーーーーーーーーー

    ーーーーーーー


    ミカサ「ふっ!」ズバッ


    ミカサ(撤退の鐘はまだ?)






    兵「よし!施錠は完了した!鐘をならせ!」


    カンカンカンカンカンカン!


    イアン「撤退だ!ガスを補給し壁を登れ!」


    ミカサ「前衛の撤退の支援をしてきます!」パシュ


    イアン「あっ!待ってアッカーマン!」


    ーーーーーーーーー

    ーーーーーーー
  24. 40 : : 2016/02/02(火) 19:24:48



    カンカンカンカンカンカン!


    ライナー「ベルトルト!撤退するぞ!」


    ベルトルト(何故だ…何故皆壁を登らないんだ!?)


    訓練兵「~~~~!」


    訓練兵「~~!~~~~!!」


    ベルトルト「あれは……」


    ーーーーーーーーー

    ーーーーーーー

    ジャン「クソ!……最悪だ!」


    コニー「やっと撤退命令が出たのに……ガス切れでオレ達は壁を登れねぇ!」


    ユミル「そんで死ぬんだろうな……あの腰抜け共のせいで………戦意喪失したんだと…気持ちはわからなくもないが」


    ジャン「オレ達への補給任務を放棄して籠城はねえだろ!案の定本部に巨人が群がってガス補給に行けねぇ‼」


    ミカサ「だから!イチかバチかやるしかない!エレンさえ来れば………」


    ライナー「お前ら何してる‼」バシュッ スタッ


    ヒストリア「皆ガスが切れて壁を登れないの」


    ベルトルト「ふっ!」バシュッ スタッ


    ジャン「ベルトルト………!?アルミン!!」


    アルミン「ジャン………」


    ヒストリア「エレンは?………エレンは何処なの?………」


    アルミン「っ!」


    ヒストリア「ねぇアルミン!エレンは何処なの!?………」


    アルミン「・・・」


    ヒストリア「答えてよぉ!」ポロポロ


    アルミン「僕達………訓練兵………34班………

    トーマス・ワグナー

    ナック・ティアス

    ミリウス・ゼルムスキー

    ミーナ・カロライナ

    エレン・イェーガー

    は女型の巨人と戦闘………自分の使命を全うし…壮絶な戦死を遂げました………」

    ザワッ


    ジャン「おい……何て言った?…………なぁ今何て言った!!!」


    ジャン「エレンが死んだ!?ふざけんな!」


    マルコ「落ち着けジャン!」ガシッ


    ジャン「クソ!……くっそぉぉぉ!!!」


    エレンが死んだ………たったそれだけの事なの

    に……僕達に与える影響は大きすぎた……


    コニー「もう無理だ……」


    ミカサ「…………」ポロポロ


    ヒストリア「いや…………いやだよ…………」ポロポロ



    「奇行種接近!!!」


    女型の巨人「」ドスドス


    アルミン「あいつだ…………あいつが僕達34班を壊滅させたんだ…………」


    ミカサ「あいつが…………あいつがぁぁぁ!」ダッ


    ベルトルト「待つんだミカサ!」ガシッ


    ミカサ「離せぇぇ!……私がエレンの敵を!」


    ベルトルト「ヤツには刃が通らない‼……これ以上の無駄死にはよすんだ…………」


    ミカサ「うっ…………ううぅぅ!」ポロポロ


    アルミン「くそ………僕に力があれば……」ポロポロ


    オォォォォォォオ!!!


    「じゅっ!15m級接近!!!すごい勢いだ‼」


    ドドドドドドド


    巨人「オォォォ!!!」バキィ!


    女型の巨人「ガッ!?」トガァァァ


    アルミン「何が………どうなってるんだ……」


    ミカサ「巨人が巨人を殴った!?」


    ーーーーーーーーー

    ーーーーーーー

    ~ 数分前 ~
  25. 41 : : 2016/02/02(火) 19:58:25


    エレン「……ギリッ!……オイ!」バシュッ


    エレン「死ね!!!」ガキィーン!


    女型の巨人「」ペキペキペキッ


    エレン(何故だ…刃が…………通らない……)


    女型の巨人「」ブオオオオオン


    エレン「あ………………」


    女型の巨人の脚がすぐ目の前にある


    エレン(もうだめだ………これは避けられない)


    直感的にそう思った……でも



    ザザザザ
    ーーーーーーーーー

    ーーーーーーー


    ヒストリア「エレン」ニコッ


    ーーーーーーー

    ーーーーーーーーー


    エレン「っ!」スッ


    考えるよりも体が先に動いた………


    女型の巨人「」ドガァァァン

    ベチャ


    お陰で体が潰されるのは半分だけ………変に長生きしてしまった………


    エレン(もう左半身の感覚がねぇ………このまま死ぬのかな………)


    母さんの所に逝ける…そう思うと楽だった…でも


    エレン(まだだ……まだ死ねない‼………今ここで死んだらどうなる……ヒストリア…フリーダ…
    ミカサにアルミン……アニやベルトルト…)ピクッ


    エレン(残された人のためにもまだ死ぬわけにはいかない!!)ピクピクッ


    その時だった……


    ビリビリビリ!


    ーーーーーーーーー

    ーーーーーーー

    『また帰ってくる‼』


    『ヘマするなよ!』

    ーーーーーーー

    ーーーーーーーーー

    誰の記憶だ?………

    ーーーーーーーーー

    ーーーーーーー

    『エレン!……お前はこの力を使って" ヤツ "を止めるんだ!』


    『やめてよ!父さんは母さんが死んでおかしくなったんだ!!』


    あぁこれは……


    『エレン!腕を出しなさいっ!』


    『やめてよ!父さん!』


    父さんの記憶だ……


    ーーーーーーー

    ーーーーーーーーー


    そしてわかった…この力の使い方……本当の敵が




    巨人「ああ?」ジーー


    エレン(駆逐している…………)


    エレン(この世から…………)


    エレン(一匹残らず!!)カッ!





    ピカッ ゴロゴロゴロ ドシーン!


    黒髪の巨人「オォォォォォォオ!!!」


    殺してやる…………


    巨人「アァァァァァ!!!」


    お前らなんか…………


    黒髪の巨人「」スゥ


    オレがこの手で!


    黒髪の巨人「アァァァァァ!!!」ブオオオオオン


    巨人「」ブチッ


    黒髪の巨人「……………」


    全員殺す!



    オォォォォォォオ!!!
  26. 44 : : 2016/02/03(水) 05:47:59


    オレにはわかる…………


    黒髪の巨人「シュコー」スッ


    女型の巨人はお前なんだろ?


    黒髪の巨人「」ダッ


    オレがお前らを止めてやる


    黒髪の巨人「オォォォォオ!!!」ドドドド


    女型の巨人「!?」


    黒髪の巨人「オォォォ!!!」バキィ!


    女型の巨人「ガッ!?」ドガァァ


    黒髪の巨人「」チラ


    アルミン……ミカサ………ヒストリア…ジャン
    無事で良かった


    ベルトルト「~~~!」


    ライナー「~~~~~~!」


    ライナー…ベルトルト…お前らもそうなんだろ?


    女型の巨人「」スゥ


    黒髪の巨人「」スゥ


    なぁアニ……お前どんな気持ちで俺の仲間を殺した?


    お前らの事情はわかってる……だが、お前は少し殴らせろよ……お前は怒ってるんだ‼


    黒髪の巨人「アァァァ!!!」ブオオオオオン→殴り


    女型の巨人「っ!」スッペキペキ ドガァァァ


    ーーーーーーーーー

    ーーーーーーー


    アルミン「何が………どうなってるんだ……」


    ミカサ「巨人が巨人を殴った!?」


    コニー「オイ!あの巨人こっち見たぞ!」


    ヒストリア「エレン?………」


    ユミル「エレン?なに言ってんだよヒストリア……な訳ねえだろ!」


    アルミン「でもエレンの感じがする……」




    ベルトルト「ライナー!あれは!?」ボソボソ


    ライナー「あぁ……もしあれがエレンなら持ち帰る!」ボソボソ




    ジャン「動くぞ!全員構えろ!」スッ


    黒髪の巨人「アァァァ!!!」ブオオオオオン


    女型の巨人「っ!」スッペキペキ ドガァァァ


    アルミン「クッ!肘を硬貨させて防いだ!」


    ジャン「っ!なんて衝撃だよ‼」


    女型の巨人「シッ!」ペキペキ ブオオオオオン→蹴り


    黒髪の巨人「ガッ!?」ズバッ


    ライナー(硬貨させた蹴りを口のなかに入れて
    顔の顎から上を蹴り飛ばした!?)


    ベルトルト(顔の修復には1~2分ほどかかる
    エレンを連れ去るならそれで十分だ!)



    黒髪の巨人「アァ!!!」ムクッ ペキペキブオオオオオン


    女型の巨人「!?」ドガァァァ


    アルミン「なっ!顔を再生してる!まだ5秒程しか経ってないのに!?」


    ライナー「エレンのヤツ!硬貨してる!」ボソ


    ベルトルト「ライナー!このままだとアニがまずいぞ‼」ボソ


    ライナー「……………オレがいく‼」ダッ


    ピカッ ゴロゴロゴロ ドシーン


    鎧の巨人「ハァァァ」シュコー


    黒髪の巨人(次はお前か?ライナー……)スッ


    鎧の巨人「オォォォ!!!」ダッ


    黒髪の巨人(先人達の硬貨が合わさったオレの硬貨なら)ペキペキ ブオオオオオン→殴り


    黒髪の巨人(お前の鎧も砕ける!)バキィ!


    鎧の巨人「ガァァァ!!!」ドシーン


    ベルトルト(嘘だろ!?ライナーの鎧が一撃で砕かれた!?)


    女型の巨人「」チラ(ここは引くよ………)


    鎧の巨人「」コクッ(了解だ)


    黒髪の巨人「・・・」スゥ


    女型の巨人「」ダッ


    鎧の巨人「」ダッ


    アルミン「逃げた!?」


    黒髪の巨人(まぁいい………なら試してみるか…叫びの力を)スッ


    黒髪の巨人「グォォァァァァ!!!!」ビリビリ


    アルミン「うるさ!?」


    ミカサ「耳が……………」


    ユミル(!?これは)ビリビリ


    ベルトルト(クッ!今すぐここから逃げたい)ビリビリ


    ドドドドドドド


    ジャン「なんだ………巨人達が逃げていった……」


    黒髪の巨人(あとは壁を塞ぐだけだ……)
  27. 47 : : 2016/02/03(水) 16:19:52
    頑張ります‼
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    黒髪の巨人「」ドスドス


    アルミン「ヤツは壁に向かっていってるのか?」


    コニー「なぁあいつを壁に近づけたら危険じゃねえのか?」


    アルミン「いや…………一旦様子を見よう…………」




    黒髪の巨人(ここまで来たらあとは……ドガァァァン
    ……!?なんだ?)


    「君は何をしようとしてるんだい?」


    ベルトルト「あ…………あいつは…………」


    ジャン「どうした?ベルトルト」


    「悪いけど、その壁を塞がれる訳にはいかないんだ」スッ


    黒髪の巨人「・・・」


    ベルトルト「ヤツの手下だ!?」


    筋肉質の巨人(12m級)「今ここで死んでもらう‼」バキィ!


    黒髪の巨人「」フラッ


    筋肉質の巨人「ホラホラどうしたぁぁ!」バキ
    ドガバキ


    ジャン「なっ!一方的に殴られてんぞ!あの巨人!」


    筋肉質の巨人「手も足も出まい!」ドガァァ


    黒髪の巨人(なんだ…この程度か…)ペキペキスゥ


    筋肉質の巨人「あぁ?今さら何しようと無駄だ!」グッ


    黒髪の巨人「」ブオオオオオン→回し蹴り


    筋肉質の巨人「だかrブチィ!………… フラッ ドシーン


    アルミン「なっ!一瞬で顔を蹴り飛ばした‼」


    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    女型の巨人がエレンを連れ去る時に、木をエレン巨人形態ごと蹴り飛ばした回し蹴りを想像してください。
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


    黒髪の巨人(お前は敵だ………容赦なく殺す‼)ブチャ


    コニー「うなじを潰した………」


    黒髪の巨人(さて………今度こそは!)ガシッ


    ユミル「壁を掴んだぞ!大丈夫なのか!?」


    黒髪の巨人「」ペキペキペキペキペキペキペキペキ


    ミカサ「巨人の体が………白くなってる……」


    ベルトルト(全身硬貨まで出来るのか…)


    エレン「プハァ!」バキバキバキ


    アルミン「エレン!?」


    エレン「ふぅ……」


    ヒストリア「エレンが巨人から出てきた!?」


    コニー「オイ!これ!」チラ


    ジャン「穴が完全に塞がってる………」


    アルミン「エレンなの?(潰されたはずの左半身があるなんて……)


    エレン「アルミン……嫌な物見せちまったな…」


    アルミン「僕はもう……エレンが死ぬとこなんて見たくないよ………」ポロポロ


    エレン「悪かっt「動くな!」カシャッ


    キッツ「訓練兵達!こっちに来なさい!」ガシッ


    アルミン「ちょっ!待って下さい!」
















    キッツ「さぁもう貴様1人だ…逃げられんぞ!」


    「「」」カシャッ


    エレン(なんだこの状況……銃を持った兵達に囲まれて………)チラ


    ゴォォォォ


    エレン(上から固定砲で狙われるとか………)


    キッツ「貴様は人間か!?……それとも巨人か!?」


    エレン「…………人間です!!!」


    キッツ「悪く思うな………誰しも皆自分が悪魔だと思いたくないだろう…………」スッ


    エレン「だったら最初から聞くなよ…………」


    キッツ「なっなんだと!?」


    エレン「何がそんなに怖いんだよ……オレが巨人から出てきたことか?」ニヤッ


    リコ「あれは明らかに反逆行為です」


    キッツ「あぁ………」スッ


    エレン「第一あんたら駐屯兵団の方々が早々にやられるからオレ達訓練兵が戦うことになったんだ………」


    エレン「あんたらもう壁工事団にしろよ………
    兵団じゃないから巨人と戦わなくて済むぞ」ニヤ


    駐屯兵「貴様ぁぁ!!」パァン


    エレン「ぐぉぉぉぉおおお!!」ウズクマリ


    アルミン「エレン!」


    駐屯兵「お………お前が悪いんだ!」ニヤッ


    イマナラヤレルンジャナイカ?

    ソウダ!イマコロスゾ!


    エレン「ぐぅぅぅ………」


    駐屯兵「は………はは………化け物が‼いい様だ!」


    エレン「ぐぅぅ……………くっ………あははははははははははは!!!…………なぁんちゃってぇ」ケロッ


    駐屯兵「なっ!…………化け物め!」パァン


    エレン「無駄だよ~」ニタァ


    キッツ「我々をバカにしおって!」スッ


    「いい加減にしなさい」パシッ


    キッツ「なっなんだ貴様は!」


    「エレンも挑発しない!」


    エレン「悪かったよ………フリーダ…」


    フリーダ「まったく………」
  28. 49 : : 2016/02/03(水) 16:49:40


    ーーーーーーーーー

    ーーーーーーー


    ロッド「久し振りだねエレン君」


    エレン「お久し振りです…………ですが何故このような戦場に?」


    ロッド「いやっ愛する娘が心配になってね…」チラ


    ヒストリア「///」


    フリーダ「にしてもエレンもそうなったかぁ…………」


    エレン「何がだ………」


    ロッド「君も記憶を見たなら解るだろ?叫びの力が今何処にあるのか………」


    エレン「えぇ………」


    ロッド「君が初めて家に来た時にグリシャさんと話し合ったんだ………」


    フリーダ「その結果叫びの力はグリシャさんに託すことになった………」


    エレン「そして今オレのなかにある……」


    フリーダ「うん……そうなんだけど……」


    ロッド「先人達の記憶を見た物は自分の記憶と先人達の記憶が混乱し………」


    フリーダ「いたずら好きになるの…………お陰で私も何回お祖父様にいたずらされた事か………」


    エレン「確かに今無性にいたずらしたいな」ニヤッ


    フリーダ「ちょっ!やめてよ!」アセッ


    ピクシス「お取り込み中すみませんがエレン・イェーガー君に要件が…………」


    ロッド「どうぞ」


    ピクシス「エレン・イェーガー君の処分は6日後に裁判で決められる……それまでに地下で拘束するとのことです。」


    エレン「わかった……」スッ


    ピクシス「すまんのぉ」ガシャ


    エレン「それじぁまた今度」ジャラッ


    フリーダ「すぐ会いに行くよ!」


    エレン「ん…」スタスタ


    フリーダ(どうせ裁判で負けてもレイス家の力を使って取り戻すけど……)


    ーーーーーーーーー

    ーーーーーーー


    アルミン「あの……フリーダ先生って……」


    ロッド「彼女はフリーダ・レイス私の娘だ」


    アルミン「えぇぇぇ!!」(゜ロ゜)


    コニー(レイスってなんだ?)


    サシャ(それって美味しいんでしょうか?)


    アルミン「レイス家って言ったら壁内きっての貴族じゃないか!?」


    ヒストリア「えへっ///」


    ジャン「なんでお前が照れてんだよ‼」


    フリーダ「だってヒストリア私の妹だもん」


    ジャン「…………すみませんでした!!」ドゲザ


    ヒストリア「いっいやっいいよ…………」ヒキッ


    ミカサ「ジャン…ヒストリアが引いてるよ…」


    ロッド「みんな今日はご苦労様……祝いに肉をご馳走しよう!」


    サシャ「にくぅぅぅぅ!?!?!?」


    ユミル「いやっお前らエレンはいいのかよ……」


    皆「あっ……」


    ーーーーーーーーー

    ーーーーーーー

    ー 地下牢 ー


    エレン「みんな何してんのかな」(´・c_・`)
  29. 51 : : 2016/02/03(水) 17:31:50


    ー1日目ー


    エレン「フリーダ達まだかなぁ…」


    ー3日目ー


    エレン(誰も来ない……)


    エレン「トイレ行きたいんですが……」


    看守「ダメだ」



    ー6日目ー


    エレン「もうイヤだ!限界だ‼フリーダは会いに来るって言ってたのに1回も来ねぇし!」


    エレン「1人くらい誰か会いに来てくれてもいいじゃん‼なんで誰も来ないの!兎って寂しいと死ぬんだよ‼死ぬよ!オレ寂しくて死んじゃうよ‼」


    看守「その…………ドンマイ」


    エレン「うるせぇぇぇ!痛いよ!その優しさが逆に痛いよ!なんだよ最初は素っ気なかった癖に!心配してくれてありがとう!」ガシャァン


    ハンジ「何これ……」


    ーーーーーーーーー

    ーーーーーーー


    ハンジ「なんだよもう!登場シーンでびっくりさせようと思ってたのに逆にこっちが驚いたよ!」プンプン


    エレン「いや……なんかすみません……なんでもしますから許して下さい‼」ペコッ


    ハンジ「なんでも!?今なんでもするって言ったよね‼……じゃあ巨人の実験させてよ!」キラキラ


    エレン「………チッ…はい……それよりこの人何ですか?」


    ハンジ(今舌打ちした?……)


    ハンジ「……彼はミケ・ザカリアス、そうやって
    初対面の人の匂いを嗅いでは…………」


    ミケ「フッ」


    ハンジ「鼻で笑う癖がある…………ちなみに私はハンジ・ゾエこれでも2人共分隊長やってる」


    エレン「え…………」


    ハンジ「まぁ疑う気持ちは解るけど…………っともう着いちゃったけど……いい?」


    エレン「何がです?」


    ハンジ「イヤッ知らない方がいいかも……勝手だけど私達は君を盲信するしかないんだ……」


    ーーーーーーーーー

    ーーーーーーー


    ー審議所ー


    憲兵「あそこにひざまずけ」


    エレン「」スタスタ スッ ガシャン


    「さぁ始めようか……」


    エレン(あの人は確か……3つ兵団のトップ……
    ダリス・ザックレー総統)


    ダリス「エレン・イェーガー君だね?君は公に心臓を捧げると誓った兵士である…違わないかい?」


    エレン「はい…………」
  30. 52 : : 2016/02/03(水) 22:05:07


    ダリス「異例の事態だ通常の法が適用されない兵法会議とする 決定権はすべて私に委ねられている」


    ダリス「君の生死も今一度改めさせていただく 異論はあるかね?」


    エレン「ありません」


    ダリス「察しが良くて助かるなこの事態は異例を極め相反する感情論がこの壁の中でひしめいておる」


    ダリス「ある者は君を破滅に導く悪魔と呼び」


    ダリス「またある者は希望へと導く救世主と呼ぶ」


    ダリス「やはり民衆に君の存在を隠すことは不可能だった君の存在をいずれかの形で公表せねば巨人と別の脅威が発生しかねない」


    ダリス「今回決めるのは君の動向をどちらの兵団に委ねるかだ。その兵団次第で君の処遇も決定する 憲兵団か…………調査兵団か…………では憲兵団より案を聞かせてくれ」


    ナイル「憲兵団師団長ナイル・ドークより提案させていただきます。我々はエレンの人体を徹底的に調べあげた後速やかに処分すべきと考えています」
  31. 54 : : 2016/02/04(木) 16:01:16
    ありがとうございます
    ーーーーーーーーーーーーー


    フリーダ「」ギロ


    ヒストリア「」ギロ


    ミカサ「」ギロ


    ナイル「かっ彼の危険性を考慮した結果この結論に至りました」ビクッ


    ダリス「では調査兵団の案を伺おう」


    エルヴィン「調査兵団13代団長エルヴィン・スミスより提案させていただきます」


    エルヴィン「我々はエレンを正式に調査兵団に迎え入れ、巨人の力を利用しウォールマリアを奪還します…………以上です」


    ダリス「ん?もういいのか?」


    エルヴィン「はい彼の力を借りればウォールマリアは奪還できます。何を優先するべきかは明確かと」


    ダリス「そうか……ちなみに今後の壁外調査はどこから出発するつもりだ?ピクシス…トロスト区の壁は完全に封鎖してしまっただろ?」


    ピクシス「あぁもう二度と開閉できんじゃろ」


    エルヴィン「東のカラネス区からの出発を希望します……シガンシナまでのルートはまた……一から模索しなければなりません」


    「ちょと待ってくれ!今度こそすべての扉は完全封鎖するのではないのか?」


    「超大型巨人が破壊出来るのは壁のうち扉部分だけだ……そこさえ頑丈にすればこれ以上攻められることはないのに‼」


    リヴァイ「よくしゃべるな豚野郎……扉を埋め固めてる間に巨人が待ってくれる保証が何処にある?」


    ダリス「話を進めよう……エレン、君に質問がある……調査兵団の入団を希望しているようだが」


    ダリス「君はこれまで通り兵士として人類に貢献し" 巨人の力 "を行使出来るのか?」


    エレン「はい!」


    ダリス「それを聞いて安心した……ではエレン・イェーガーは調査兵団に託す‼」


    ナイル「お待ち下さい!こいつが本当に巨人の力を使いこなせるのかわかりません!今ここで嘘をついている可能性もあります‼」


    エレン「……うるせぇな…」


    ナイル「なっ!なんだと‼」カシャッ


    エレン「何をそんなに怯えてるんだよ……巨人も見たことない癖に……力を持ってる人間が戦わなくてどうするんだよ……この腰抜け共め‼」


    ナイル「貴様!「いい加減にしなさい」スッ


    ダリス「おやっこんにちはロッドさん」


    ロッド「えぇお久し振りです」ペコッ


    ナイル「どいて下さいロッドさん!」カシャッ


    ロッド「私がどいたらどうするつもりかい?」


    ナイル「そいつを殺すに決まってます‼」


    ロッド「……君には見えんか……この嘘偽りのない綺麗な目が……」チラ


    エレン「…………」


    ナイル「くっ!…………わかりました…………」


    ダリス「ではこれにて兵法会議を終了する」


    ーーーーーーーーー

    ーーーーーーー
  32. 57 : : 2016/02/05(金) 15:52:53


    ハンジ「ヤッホーエレン」ピョコッ


    エレン「ハンジさん…」


    ハンジ「いやーすごかったね~ナイルのあの顔は笑いもんだよ‼」


    エレン「いえ……オレは言いたいことを言っただけですよ」


    エルヴィン「この裁判に勝てたのはエレン…君のお陰だ」


    リヴァイ「おい………エレンよ……質問がある」


    エレン「何ですか?」


    エルヴィン「君は訓練兵団を首席で卒団、実力も歴代最高と聞いているが……」


    エレン「いえ…オレは皆が支えてくれたから頑張れたんですよ………オレは強くないです」


    エルヴィン「…………リヴァイ……どうだ?」


    リヴァイ「フッ……合格だ」ニヤッ


    ハンジ「すっげぇぇ!リヴァイから合格貰うなんて‼」


    エレン「…………何なんですか?」


    エルヴィン「エレン君を試させてもらった」


    エレン「試す?………今の質問がですか?」


    エルヴィン「あぁ……自分自身を過信しているような者は実力が伸びないからね」


    ハンジ「で!合格ってことは!」


    リヴァイ「お前に班を持たせてやる………出来るよな……」


    エレン「オレの班………」


    エルヴィン「………どうかしたのか?」


    エレン「いえやらせていただきます‼」


    エレン(………………ミーナ・トーマス・ナック・ミリウス…………オレにもう一度…………班長をやるチャンスをくれ……)


    リヴァイ「フッ班員は自分で決めていい」


    エレン「はい!」


    エルヴィン「では行こう……今日は新兵の入団式だ」


    エレン「その前に話がしたいやつがいるんですが……できれば誰にも見られず」


    エルヴィン「…………」チラ


    ハンジ「」コクン


    エルヴィン「わかった……ただし5分だけだ」


    エレン「ありがとうございます‼」


    ーーーーーーーーー

    ーーーーーーー


    エレン「よう……」


    ライナー「オレ達をこんなとこに呼び出してなんのようだ」


    エレン「…………時間がないんだ…この際はっきり言うよ…」


    ベルトルト(やはり気づかれていたかっ!)


    エレン「お前ら調査兵団に入ってオレの班に入れ」


    アニ「!?………いきなり何を言い出すんだい!」


    エレン「オレはお前らの正体を知ってる…」ギロ


    ライナー「っ!」


    エレン「この事を他のやつに言うつもりはない」


    ベルトルト「………何のつもり?」


    エレン「オレはお前らを恨んでなんかいない」


    ベルトルト「!?………君の母を殺したのは僕だよ……それでもか?」


    エレン「あぁ………」


    ライナー「………わかった……お前に従おう」


    ベルトルト「僕も………」


    エレン「ありがとう………お前はどうする?」


    アニ「…………ハァ……仕方ないね………」


    エレン「ありがとうアニ」ニコッ


    アニ「……///」プイッ


    ライナー「おいアニ……何照れてんだよ」ニヤッ


    ベルトルト「ライナー!?死にたいのかい!?」


    ライナー「なぁアニ………お前照れてんだろ?」


    アニ「」イラッ


    ベルトルト「ライナーもうその辺に………」


    ライナー「ベルトルト………アニをからかえる時なんてなかなかないぞ…なぁアニィ」ニヤッ


    アニ「いい加減に………」


    アニ「しろっ!」スパーン


    ライナー「うぅ………くそぉ」ブワァ


    ベルトルト「自業自得だよ………」


    アニ「ふんっ!」プイッ


    エレン「………みんな………ありがとな………」


    ーーーーーーーーー

    ーーーーーーー
  33. 58 : : 2016/02/05(金) 17:19:56


    エルヴィン「私は調査兵団団長エルヴィン・スミス 調査兵団の活動方針を王に託された立場にある」


    エルヴィン「君達は今回壁外調査並の経験を強いられた。かつて例が無いだろう……訓練兵でありながらこれ程犠牲を経験したのは」


    エルヴィン「既に巨人の恐怖も己の力の限界もしってしまったことだろう」


    エルヴィン「壁外調査では巨人と戦うこともあるだろう………自分の胸に聞いてみてくれ、人類の為に心臓を捧げることができるかを…………
    以上だ他の兵団の志願者は解散したまえ」


    ジャン(クソ………頼むぞお願いだ………頼むからこれ以上自分を嫌いにさせないでくれ……)


    ライナー「…………」


    ベルトルト「…………」


    アニ「…………」


    サシャ(今ここから動かないと………また…………)


    コニー(そうだ………オレは元々憲兵になるために村を出たんだ………母ちゃん喜ぶぞ……オレが憲兵になったら………)


    マルコ(僕たちはもう見てしまった……巨人がどうやって人を食べるか………)






    エルヴィン「君達は死ねと言われたら死ねるか?」


    「「死にたくありません!」」


    エルヴィン「……そうか……皆いい表情だ……ここに残ったものを調査兵団に歓迎する……これが本物の敬礼だ‼心臓を捧げよ‼」バッ


    「「ハッ!」」バッ


    ミカサ「」プルプル


    アルミン「………皆……」


    ジャン「あぁ………クソが…最悪だチクショウ…
    調査兵なんて…………」


    マルコ「うぅ……やってやるんだ…………クソ……」


    サシャ「…う……嫌だよぉ……怖いぃ……村に帰りたい……」


    コニー「あぁ………もうどうでもいいや………」


    ヒストリア「」ブルブル


    ユミル「泣くくらいならよしとけってんだよ」


    ライナー「……」


    ベルトルト「……」


    アニ「……」


    エルヴィン「第104期調査兵団は敬礼している総勢23名だな……よく恐怖に耐えてくれた……君達は勇敢な兵士だ心より尊敬する」


    ーーーーーーーーー

    ーーーーーーー


    ジャン「………クソ………チクショウ………」


    エレン「お前ら……」


    アルミン「エレン!」


    ミカサ「エレン……」プルプル


    エレン「………ヒストリア・ライナー・ベルトルト・アニ……少しいいか?」


    ーーーーーーーーー

    ーーーーーーー
  34. 59 : : 2016/02/05(金) 18:01:03


    コンコン


    「入りたまえ」


    エレン「失礼します」ガチャ


    エルヴィン「エレン……何かようかね」


    エレン「オレの班員を連れてきました」


    ライナー「ライナー・ブラウンです」


    ベルトルト「ベルトルト・フーバーです」


    アニ「アニ・レオンハート……」


    ヒストリア「ヒストリア・レイスです……」


    エレン「以上4名です!」


    エルヴィン「そうか……何故この子達を?」


    エレン「その事についてお話を……ヒストリアを除いた彼ら3名は巨人能力者です」


    エルヴィン「!?……となると……超大型巨人達か…」


    エレン「はい……我々は次の壁外調査で巨人を生み出しているすべての元凶を叩くつもりです」


    エルヴィン「巨人を生み出しているすべての元凶だと?」


    エレン「はい……そしてヒストリアはレイス家として真実を知る必要があります」


    「てことは私も?」


    エレン「ファ!?」ビクッ


    ライナー「くっ……」


    ベルトルト「ぷっ……」


    アニ「~~~!!」プルプル


    ヒストリア「…………」プルプル


    エルヴィン「フッ…………」


    エレン「なっ……なっ……///」カァーー


    エレン「いきなり声をかけるな!!!///」


    フリーダ「ごめんごめん」クスクス


    エレン「…………ロッドさん達は?」ムスッ


    ロッド「ここにおるよ…………」


    リヴァイ「エレンよいい声だったぞ」ニヤッ


    エレン「っ~~~~~!!!///」カァーー


    エルヴィン「話を戻そう…………ぷっ」


    エレン「…………わかりました…………次の壁外調査では、ライナー達の故郷に行きたいのですが」


    リヴァイ「故郷?………お前ら壁外出身なのか?」


    「厳密にいえばオレらアッカーマン家もだ」


    リヴァイ「なっ!なんでここにいる! ケニー! 」


    ケニー「オレがここにいるのはこの人の護衛だぜ?」


    ロッド「あぁ」


    リヴァイ「なんで………護衛だと?」


    エレン「落ち着いて下さい」


    ケニー「そうだぞ~落ち着けリヴァイ」


    フリーダ「ケニー!挑発すんな!」


    ケニー「あぁ~ハイハイわかりましたよ!」


    エレン「まぁ詳しくはあっちで話しますが……
    次の壁外調査……故郷が目的でいいですか?」


    エルヴィン「………わかった皆に伝えよう…………
    またエレン班はリヴァイ班と共に旧調査兵団本部にて暮らすこと」


    「「ハッ!」」


    リヴァイ「」チラ




    ロッド「~~~」


    ケニー「~~~~!」




    リヴァイ「チッ…………行くぞエレン……」スタスタ


    エレン「ハイ」スタスタ


    ーーーーーーーーー

    ーーーーーーー


    ー 旧調査兵団本部 ー


    ペトラ「久し振りだね‼エレン!」


    エレン「お久し振りですペトラさん!」


    ヒストリア「お久し振りです!」ペコッ


    ペトラ「あぁいいのよ……ほらっ頭上げて?」


    ヒストリア「はい……」


    エルド「おっお前ら!」


    ライナー「エルドさん!」


    ベルトルト「あの時はお世話になりました」


    エルド「イヤッお前ら立体起動うまいから良かったよ」


    オルオ「チッ………新兵共が…浮かれてんじゃねえよ…まったく………まあお前らはオレの域に達していnガリッ」ブシャー


    グンタ「………お前いい加減それやめろよ…………
    兵長に失礼だぞ………」


    リヴァイ「チッ…うるせぇな……お前らちゃんと掃除しろよ………」スタスタ


    オルオ「あっ兵長!」タッタッタッ


    ワイワイガヤガヤ

    ーーーーーーーーー

    ーーーーーーー
  35. 62 : : 2016/02/05(金) 20:00:52


    「「ご馳走さま」」


    ペトラ「ヒストリア!アニ!ありがとう!さすがにこの人数の料理を作るのは大変だったから」ニコッ


    ヒストリア「いえ…私も楽しかったので‼」ニコッ


    アニ「…………私も楽しかったのです…」


    オルオ「フッ……まぁオレの嫁としてはまずまずだな…………」


    ペトラ「…………ヒストリア今度は何を作ろうか?」


    ヒストリア「そうですね…………」ウーン


    アニ「こーゆーのは?」


    ワイワイキャッキャッ


    オルオ(無視………)チーン


    グンタ「おいあれ見ろよ」プルプル


    エルド「ん?…クルッ…………ごふっww」


    ライナー「…………(先輩を笑うわけには…………)
    くっwwwwやっぱwwwwwムリwwwww」


    ベルトルト「wwwライナーwww笑い過ぎwwww」


    リヴァイ「…………フッ」


    エレン「…………」


    ペトラ「エレンも見れば?あの魂抜けて放心してる顔は面白いよ?ヒストリアも見ないの?」


    エレヒス「「目が腐るので」」プイッ


    オルオ「ゴハァ」


    グンタ「目が腐るwww」


    エルド「そwwれwwはwwひwwでぇww」


    ライナー「www」


    ベルトルト「お腹痛いwww」


    ペトラ(あれまだ信じてたんだ…………)キュン


    リヴァイ「フッ…………エレンよ…話しがある…」


    エレン「はい!」タッタッタッ


    クッオルオソノカオヤメwwww


    ヤベェハライテェwwwwww

    ーーーーーーーーー

    ーーーーーーー


    ー リヴァイの部屋 ー


    エレン「失礼します」


    リヴァイ「………エレン……お前は班を受け持つ訳だが……班員が死ぬことに耐えられるか?」


    エレン「…………一度経験してますので…………」


    リヴァイ「そうか…………結果は誰にもわからない…………信頼に足る仲間の選択を選んでも……自分自信の選択を選んでもな……」


    エレン「はい…………」


    リヴァイ「これだけだ…………オレはもう寝る」


    エレン「お休みなさい兵長」


    リヴァイ「あぁお休み……」


    ーーーーーーーーー

    ーーーーーーー


    ー 1ヶ月後 ー


    「開門始め‼」


    「いよいよだ‼これより人類はまた一歩前進する‼お前達の訓練の成果を見せてくれ!」


    エルヴィン「第57回壁外調査を開始する!」


    エルヴィン「前進せよ!!」


    こうして人類と巨人の最終対決の幕があけた。

  36. 63 : : 2016/02/05(金) 20:04:59
    コメントありがとうございます‼

    続編です
    http://www.ssnote.net/archives/43199
  37. 68 : : 2016/02/23(火) 19:15:00

    誠に勝手ながら

    作品を見やすくするため

    コメントを非表示にさせていただきます。



    四獣を宿した者達

    http://www.ssnote.net/archives/43569

    こちらもよろしくお願いします。
  38. 69 : : 2017/12/29(金) 11:44:30
    ミーナ達がリヴァイ班に似てて草www

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seimaru02

タルテ

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果てしなき冒険は伝説へ シリーズ

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