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ボーイズ&パンツァー9
- ガールズ&パンツァー × ギャグ × ラブコメ
- 1042
- 24
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- 1 : 2015/09/10(木) 12:57:37 :
- ~○○工業大付属 『自走砲部』~
突撃砲娘「ゲルべ小隊、ツリーの飾りつけ完了したであります!」ケイレイ!
隊長「とほほ、ぶちょーさんと二人きりのクリスマスイブが・・・(悲)」イジイジ
副隊長「まだ言ってる・・・」
副部長「どうしたの?」
副隊長「部長さんと二人きりでクリスマスイブを過ごしたかったんだって・・・」
副部長「なるほど・・・」
Ⅳ号戦車娘「ローテ小隊、お菓子の買い出し完了したであります!」ケイレイ!
隊長「はあぁ、ぶちょーさんと二人きりの聖なる夜が~」
副部長「部長は人気者だから独り占めは難しいなw」
副隊長「もう、いい加減あきらめて下さい」
ティーガー娘「ブラウ小隊、飲み物の買い出し完了したであります!」ケイレイ!
隊長「あー、そー」グデ~
副隊長「ちゃんとクリスマスパーティーの準備手伝って下さーい!」
ツェンダップサイドカー「」バババババ
副部長「あっ、部長が帰ってきた」
隊長「紙コップやお皿をテーブルに配って!」シャキーン! テキパキ
副部長&副隊長「え゛!」
部長「フライドチキン買ってきたよー」ドッサリ
隊長「お帰りなさ~い///」テテテッ
部長「もうほとんど準備出来てるみたいだなー」
隊長「頑張って準備しました!」キリリッ
副隊長「このアマ・・・(汗)」ジュンビシテネーダロ
副部長「部長の前だけ・・・(汗)」
部長「あとはケーキだけかな?」キョロキョロ
隊長「そーです、あとはケーキだけです!///」
-
- 2 : 2015/09/10(木) 13:13:24 :
- キューベルワーゲン「」バババババ
部長「おっ、帰ってきたな」
キューベルワーゲン「」キッ ガチャッ
操縦手「到着ー!」
装填手「クリスマスケーキ買ってきたよー///」
砲手「イチゴのもチョコのもあるよ~♪」
通信手「さっそく切り分けよー///」
一年生ズ「ワーイ///」
部長「じゃあ、みんな揃ったしクリスマスパーティーを始めよう!」
副部長「みんな飲み物を注いでー」
隊長「ぶちょーさんコーラで良い?///」ジョボジョボ
部長「隊長は?」
隊長「じゃ、オレンジジュースで///」
部長「はい」ジョボジョボ
隊長「///」ムフフ
部長「そんじゃ、メリークリスマス!」
「「メリークリスマス!」」
一年生ズ「ケーキうみゃい」モシャモシャ
砲手「今夜は飲むぞー!」ゴクゴク
装填手「ジュースだけどなw」
操縦手「チキンうめー///」モキュモキュ
通信手「やっぱクリスマスはケンタだなw」モグモグ
部長「ケーキが甘い・・・」← 甘いのちょっと苦手
隊長「ぶちょーさん、今コーヒーを煎れるね、ブラックで///」イソイソ
砲手「おおっ、嫁の鑑!」
装填手「いや、普通の嫁は飯盒と野戦用コンロでコーヒー煎れたりしないw」
隊長「ん?」コポコポ ← 野戦用コンロ&飯盒
-
- 3 : 2015/09/10(木) 17:47:24 :
- 装填手「さあ、魅惑のプレゼントターイム!///」パンパカパーン♪
砲手&操縦手「うんせ、うんせ」ゴロゴロ
一年生ズ「な、なんだあの巨大な箱は?」「あ、あやしい!」
部長「なにそれ、プレゼント?」
通信手「隊長から部長さんにプレゼントです///」
プレゼント「(隊長)」ゴソゴソ
部長「・・・(汗)」
副部長「ちょっと姿が見えないと思ったら・・・」
副隊長「ベタな仕込みですみません///」
装填手「ささっ、部長さんどぞ、開けて下さい」オモイキッテ!
部長「へ、返品しちゃダメ?」タラー
砲手「あっ、やっぱり~w」
プレゼント「(怒)!」ゴトゴト
操縦手「生ものなので返品交換は受付出来ないそうですw」
部長「今は開けないであとの楽しみにしようかなー」
副隊長「部長さん、楽しみは後にとっとくタイプなんですね~」
通信手「そんじゃ、しばらく放置しときましょうwww」
プレゼント「(悲)」ポツーン
副隊長「副部長さん、これを///」ドキドキ
副部長「て、手編みのマフラー?///」
副隊長「あまり上手く出来てないですけど・・・」
副部長「いや、お店で買ったのみたいに上手く編めてるよ///」
副隊長「そ、そーですかぁ///」テレテレ
砲手「おおっ、女子力高い!」
装填手「やっぱ、箱なんかに入ってるヤツとはモノが違うw」
副部長「じゃあ、お返しにこれを///」
副隊長「まあ、手作りのペンダント?」
副部長「天然石を加工してみたんだ」
副隊長「キレイ~、宝石みたい~♪///」
操縦手「うあ、このカップルヤバい!」
通信手「裏山~///」
突撃砲娘ズ「いつもお世話になってるので、アタシたちでお菓子焼きました~♪」ワタシッ
Ⅳ号突撃砲車長「うわ~、ありがとう///」テレテレ
部長「いやー、ほのぼのするなぁ///」ホクホク
プレゼント「(泣)」シクシク
装填手「あのー、そろそろ・・・」
部長「あっ、そうだった」シュッシュッ パカッ
隊長「ぶちょーさん、あたしがクリスマスプレゼントでーす///」パンパカパーン♪
部長「うわー、びっくりしたー(棒)」
隊長「末長く大事にして下さい///」ペコリ
部長「返品しちゃダメ?」クルッ
砲手「一品モノなので返品交換は受け付けられませんw」
操縦手「あと、危険物なので取り扱いには注意して下さいw」
隊長「誰が危険物じゃー!」(*`Д´)ノ!!! ゴラァ
-
- 4 : 2015/09/10(木) 23:51:22 :
- 隊長「///」ニヘニヘ
部長「あっ、隊長にプレゼント」ゴソゴソ
隊長「なになに~♪///」ワクワク
部長「これを」キラーン
隊長「ゆ、ゆ、ゆ・・・」
部長「指輪欲しいって言ってたから」
隊長「ゆびわー!」( ☆∀☆) キラキラ
部長「高価な石も付いてないし、デザインもシンプルな金の指輪なんだけど・・・」
隊長「はあぁ///」クラクラ
部長「死んだばーちゃんが好きな娘が出来たらあげなさいってくれた物で・・・」
装填手「おおっ、祖母の形見の指輪!///」
砲手「なんか、男前なプレゼントだー!////」
部長「あれっ、隊長、聞いてるー?」
隊長「」(○_○)シーン
副隊長「嬉し過ぎて気絶してるwww」
副部長「立ったまま気絶してる!」
通信手「コイツは弁慶か何かかw」
操縦手「器用なヤツw」
女子大生「部長く~ん///」フラフラ~
部長「ん?」クルッ
女子大生「クリスマスパーチーやんなら、なんれあらしを誘わにゃい!///」ウィー
部長「あれっ、酔ってます?」
女子大生「酔ってなんかないろ~」プハー
部長「うわっ、酒くさー!」
女子大生「クリスマスイブにこんな良い女を独りにするなんてー、部長くん責任取れ!///」グイッー
部長「せ、責任?」ズルズル
女子大生「今夜一晩付き合えー///」グイグイ
部長「ひいい!」ズルズル
一年生ズ「部長さんが酔っ払いに拉致されるー!」「部長さーん、逃げてー!」
隊長「ごらぁ、あたしのぶちょーさんを離せ!」 (#`皿´) プンスカ
副隊長「あっ、隊長が復活した!」
-
- 5 : 2015/09/11(金) 11:52:48 :
- 隊長「ぶちょーさんはアタシんだ、離せ!」
女子大生「ふっふっふっ、部長くんは今夜からアタシのモノだ!///」ギュー
隊長「なにー!」
女子大生「むふふ、一晩中かわいがっちゃる///」ムニュムニュ
部長「お、○される・・・」ガクガク
砲手「や、ヤバイ!」
装填手「部長さんの貞操が!」
隊長「エロJD、これを見ろ!」ペカー キラキラ
女子大生「そ、その指輪は!」ガクガク
通信手「ちゃっかり左手の薬指にはめてるw」
操縦手「油断も隙もないなw」
隊長「この婚約指輪が目に入らぬかー!」
装填手「勝手に婚約指輪って言ってるw」
部長「(婚約指輪じゃないけど、ここは黙っとこう・・・)」
女子大生「こ、婚約指輪!」ガーン!
隊長「アタシとぶちょーさんは将来を誓い合ってるのだ!」
砲手「隊長の頭の中ではそーいう設定になってんだな・・・」
女子大生「ぶ、部長くん、あたしという者がありながら~」ワナワナ
部長「いや、貴女、思いっきり他人ですから・・・(汗)」
女子大生「部長くんのバカバカ~(泣)」テテテッ
部長「泣きながら走って行った・・・(汗)」
隊長「撃退した!」フンス!
部長「ところで隊長」
隊長「なんでしょ?」
部長「その指輪は他の指にはめて」
隊長「さっき、無理やりはめたので、薬指から外れません///」ギュー
部長「無理やりって・・・」
隊長「全然外れません///」グイー ギュッギュー
部長「なんでそんなに無理やりはめる!」
-
- 6 : 2015/09/11(金) 14:59:17 :
- ~黒森峰女学園 女子寮~
隊長「むふふ///」
金の指輪「」キラキラ
隊長「うふふふふふ///」
ピロピロリ~ン♪
隊長「メールだ、ぶちょーさんかな~♪//」ホクホク
スマホ「『メリークリスマス!』隊長父」ピッ
隊長「なんだ、パパか・・・」チッ ← 親に舌打ちすんな
スマホ「『フランス人の死の商人と仕事上で懇意になってね』」ピッ
隊長「フランスの死の商人と懇意になるって、パパ今どんな仕事してんだろ・・・(汗)」
スマホ「『そのつてで、また新しく手に入った戦車をクリスマスプレゼントに送ったから楽しみにしててね』」ピッ
隊長「って言って、この前送ってきたのベルゲパンターに架橋戦車だったからなー・・・(汗)」タラー
スマホ「『今度のは強力な大砲積んだ戦車だから、すごい戦力になるぞ!』」ピッ
隊長「なんだろうヤークトティーガーとかじゃないだろうなー?」
スマホ「『今日にも部長くんのところに届くから』」ピッ
隊長「ごらぁ、いきなりぶちょーさんとこに送んなー、事前に連絡しろー!」
~○○工業大 『自走砲部』~
キューベルワーゲン「」ボボボボボ
隊長「この時期、オープントップは辛い」ブルブル
キューベルワーゲン「」キキッ
隊長「誰もいないのかな?」キョロキョロ
部長「いるよ」ヒョイッ
隊長「あっ、ぶちょーさん///」
部長「冬休みに突入したから他の部員は来てないけどね・・・」
隊長「ぶちょーさんは年末年始に帰省は?」
部長「実家帰っても誰もいないから・・・」
隊長「なんだー、帰省するのならついてってご両親にご挨拶しようと思ってたのにー」(´・ω・`)
部長「ついてって両親に挨拶!」ガクガク
隊長「婚約の報告もしたかったし」(ФωФ)
部長「(やっぱ、隊長の頭の中では婚約した事になってんだな・・・)」タラー
隊長「それより、またパパが・・・」
部長「ああ、届いているよ・・・(汗)」
隊長「ど、どんなの送って来たの?」ドキドキ
-
- 7 : 2015/09/11(金) 18:24:54 :
- ピロピロリ~ン♪
隊長「ん、メール?」
部長「いや、こっちのメール着信音だ」ピッ
スマホ「『部長く~ん、たしけてー、いつもの射撃練習場で戦車が故障して動けないの~』女子大生」ピッ
部長「女子大生さんからか・・・」
隊長「むっ、酔っ払い女!」ムカッ
部長「仕方ないなぁ・・・」トテトテ
隊長「えー、助けに行くのー?」
部長「人手が足りないから手伝ってくれる?」
隊長「あたしも一緒に行くんなら、まあ良いか///」
部長「隊長、ベルゲパンターの運転頼んで良い?」
隊長「りょーかーい!」テテテッ
ベルゲパンター「」ガロン ガロロロロ ← エンジン始動
部長「水温が上がるまで十分アイドリングして」
隊長「あい///」
~射撃練習場~
ベルゲパンター「」キュラキュラキュラ
女子大生「おーい、こっちこっちー!///」フリフリ
隊長「あ、アレは・・・」
部長「アレだけは買うなと言ったのに・・・」
ヤークトティーガー「」ズーン!
女子大生「変速機がおかしくなっちゃって・・・」
部長「何やったんです?」
女子大生「新しく買ったから、試し撃ちに来ただけだよー!」
隊長「それだけで壊れる?」
女子大生「大学から自走してきて、試し撃ちして、帰ろうと思ったら変速機が・・・」
部長「コレはそういう戦車なんです・・・(汗)」
女子大生「何もしてないよー」
部長「コレは駆逐艦並の大砲に、巡洋艦並の装甲に、パンターと同じエンジンなんですから・・・買っちゃいけないって言ったでしょ」
女子大生「だって、128mm砲の火力が・・・」
??「うーん、うーん」
隊長「アレは?」
女子大生「砲弾が重くて、装填手がぎっくり腰になっちゃって・・・」
隊長「128mm砲弾でぎっくり腰とは、装填手いと憐れ・・・」
部長「弾頭と装薬の分離式だけど、弾頭だけでも28kgあるんじゃなかったっけ?」
隊長「うあっ、そりゃ装填手は即死だ!」
-
- 8 : 2015/09/12(土) 04:26:23 :
- 部長「コレ、ベルゲパンターで牽引出来るかな?」
隊長「これ、何tくらいあんの?」
部長「75t、米軍現用のM1A1より重い」
隊長「重んもー!」
部長「とにかくワイヤーで繋ぐか・・・」ガチャガチャ
隊長「シャックル(連結金具)もいるよねー」ガチャガチャ
女子大生「くそー、仲が良いな~」ウラヤマ
隊長「だって、嫁(仮)だも~ん///」キラキラ~
女子大生「な、なに、その指輪ー!」ビックラ
部長「えっ、覚えてないの?」
女子大生「な、なにが?」キョトン
部長「うちの部と隊長んとこの娘たちとクリスマスパーティーやってたとこに酔っぱらって乱入して・・・」
女子大生「誰が?」
隊長「記憶ないんだ・・・(汗)」
部長「記憶ないほど泥酔してたのか・・・」
女子大生「え、もしかしてアタシが?」
部長「もしかしなくても、貴女ですよ」
隊長「もうちょっとでぶちょーさんを拉致られるとこだったのに・・・」
女子大生「部長くんを拉致?」
隊長「一晩中エロい事してやるって、あたしのぶちょーさんをどこかに引きずって行こうと・・・」
女子大生「うーん、酔っぱらってる時しか思い切った行動に出られないんだよなー///」クソー
部長「酔っぱらってない時もちょっとは考えてるのか!」ガクガク
女子大生「部長く~ん、あたしというものがありながらこんな娘を嫁(仮)にするなんて~///」
部長「いや、貴女思いっきり他人ですから」
女子大生「そんなぁ、あたしと部長くんの仲じゃん!」
部長「いいえ、他人です!」キッパリ
隊長「あたしの夫(仮)のぶちょーさんに手を出そうとすんな!」
女子大生「部長くん、部長くん、あたしは不倫でも良いよ~///」テヘッ
隊長「ぶちょーさん、ヤークトティーガー置いて帰ろうか?」
女子大生「ああっ、それだけは!」
-
- 9 : 2015/09/12(土) 16:10:11 :
- 部長「隊長、微速前進してみて」
隊長「あい」グイッ
ベルゲパンター「」ガロロロ
ヤークトティーガー「」ズシッ
隊長「ぐぬぬ 」グイーッ
ベルゲパンター「」ズルズル ← 進まない
隊長「だめぽ」(´・ω・`)
部長「隊長、一回止まって」
隊長「あい」ガキッ
部長「ヤークトティーガーの方も騙し騙し動かすしかないな・・・」ヨジッ
ヤークトティーガー「」ガロン ガロロロロ ← エンジン始動
部長『隊長、微速前進』グイッ
隊長『あい』グイッ
ベルゲパンター「」ガロロロ
ヤークトティーガー「」ギィー ノロノロ
女子大生「動いた!///」← ベルゲパンターの上
ヤークトティーガー「」ギシ ギシ
部長『変速機やられてるなぁ・・・』
ベルゲパンター「」ノロノロ
隊長『重いよー、遅いよー』ウーン
部長『WWⅡ中もヤークトティーガーは一日に3~40kmしか移動出来なかったらしいからね』
隊長『どーやって戦場まで輸送してたのよー?』
部長『色々と取り外して鉄道輸送』キャタピラトカフェンダートカ
隊長『使えねー』( ´△`)
部長『故障したら、重くて回収出来ないから爆破、故障や燃料切れで放棄された方が敵に撃破されたのより数が多いw』
隊長『燃料切れって、燃費悪そう~、どんくらい?』
部長『リッター100mくらいw』
隊長『30km走るのに300Lもいるじゃん!』
~○○工業大付属 『自走砲部』~
ベルゲパンター「」ノロノロ
ヤークトティーガー「」ギシギシ
隊長『や、やっとたどり着いた・・・(汗)』
部長『その奥で停めて』
隊長『あい』ギッ
ベルゲパンター「」キキッ
部長「牽引ケーブル外してと・・・隊長、ベルゲパンターは元の場所に停めて」ガチャガチャ
隊長「あい」グイッ
ベルゲパンター「」ガロロロ
女子大生「あれっ、部長くん、アレは?」
部長「隊長のお父さんがクリスマスプレゼントにって送って来たんですよ・・・(汗)」
ヤークトティーガー「」ズーン ← 隊長のパパが送って来た別のヤツ
隊長「ぶちょーさん、ぶちょーさん///」テテテッ
部長「なに?」
隊長「アレ、ぶちょーさんにあげるー///」ニコッ
部長「いらない」
隊長「遠慮なんかしないでも~」ニヘニヘ
部長「遠慮じゃなくて、アタシがプレゼントーってのと同じくらい迷惑」
隊長「アタシはヤークトティーガーか!」(#`皿´)
女子大生「部長くん、部長くん///」ポンポン
部長「なんですか?」クルッ
女子大生「ウチのヤークトティーガーもあげるー///」
部長「だーかーらー、最初から買うなっつとろーが!」
-
- 10 : 2015/09/12(土) 21:32:53 :
- ~○○工業大付属 男子寮~
隊長「冬はやっぱり炬燵だね~///」ヌクヌク
部長「男子寮に堂々と・・・」
隊長「えへへ、ぶちょーさんのお部屋来ちゃった///」
部長「女人禁制なんだけど」
隊長「だって、誰もいないじゃん」
部長「まあ、さすがに年末年始だから」
隊長「うちの女子寮も誰もいないし、寮母さんもお休みなのよねー」
部長「だからってウチの男子寮に来るか?」
隊長「だって、エサが無いから餓死しちゃうw」
部長「エサが無いのはこっちも同じだよ」
隊長「二人で助け合えば生きていけるw」ニヘラ
部長「まさか泊まるつもり?」
隊長「襲わないから安心してw」
部長「隊長は大晦日は紅白派?」
隊長「ガキ使派w」
部長「じゃあ、泊まって良し」
隊長「やったーw」
部長「今夜は一緒にテレビ見て、明日は一緒に初詣に行くか」
隊長「うんっ///」
部長「隊長、みかん食べる?」
隊長「皮むいて~」
部長「自分でむきなよ」
隊長「ぶちょーさんが皮むいてくれたのを食べたい///」
部長「めんどくさー」ムキムキ
隊長「めんどうと言いながらむいてくれる///」ニヘニヘ
部長「はい」ポテッ
隊長「むふふ///」モシャモシャ
部長「さて、年越し蕎麦でも・・・」
隊長「あたし○ん兵衛が良い///」
部長「いや、ちゃんと作るんだけど・・・」
隊長「えっ、もしかして昆布や鰹節でだし取ったりすんの?」
部長「いや、そこは○んだしw」
-
- 11 : 2015/09/14(月) 06:59:11 :
- 隊長「うみゃい///」ズルズル
部長「寮の調理場に具の材料が玉子と海苔しか無かったから、月見蕎麦だけどな」ズルズル
隊長「ぶちょーさん、お料理出来るんだねー///」ニカニカ
部長「簡単なものなら」
隊長「結婚したら、家事の分担よろしくお願いします///」ペコリ
部長「(やはり、俺たちは結婚する設定になってんだな・・・)」ズルズル
隊長「あたしがお掃除や洗濯するからー、ぶちょーさんはお料理して欲しいな~///」ニヘニヘ
部長「結婚なんて、まだ先の話」
隊長「あたし的にはいつでもOK!」キッパリ
部長「少なくとも大学卒業した後だよ」
隊長「ええーっ(悲)」
部長「就職とかもどうなるかわかんないのに、結婚なんて出来ないでしょ」
隊長「二人で助け合えば生きていける!」キリリッ
部長「そればっか・・・」
隊長「ぶちょーさんはどーいうとこに就職すんの?」
部長「いや、その前に大学で何を専攻するのか考えないと・・・」
隊長「○○工業大理工学部戦車科w」
部長「そんな授業ない!」
隊長「えー、無いの~?」(´・ω・`)?
部長「ウチの大学は戦車道には力を入れてるけれど、あくまで部活だから」
隊長「ふぁ~、寝ようかなー」ネムイ
部長「そうだな、ゆく年くる年も見たし、寝るか」
隊長「寒いので添い寝して下さい///」
部長「ダメ」
隊長「凍死する~」ブルブル
部長「・・・」
隊長「むふふ///」ヌクヌク ← 結局添い寝
部長「はんにゃー、はーらーみーたー」ブツブツ
隊長「なんでお経?」(´・ω・`)?
部長「煩悩を祓ってる・・・(汗)」
-
- 12 : 2015/09/14(月) 20:57:45 :
- 隊長「明けましておめでとうございます///」ツヤツヤ
部長「明けましておめでとうございます」ゲッソリ
隊長「本年もよろしくお願いします///」ツヤツヤ
部長「なんでそんなに艶々してんの?」ゲッソリ
隊長「一晩中ぶちょーさんに甘えたので///」ツヤツヤ
部長「こっちは寝れなかった・・・」ゲッソリ
隊長「我慢しなくても良かったのに~///」ムフフ
部長「いや、一線越えたら絶対に歯止めが効かなくなる・・・」
隊長「ぶちょーさんって、好物を後に取っとくタイプなんだねーw」
部長「いや、そう言うのとちょっと違う気がする・・・」
隊長「朝ごはん食べよー♪」
部長「雑煮でも作るか」
隊長「わーい♪」
部長「調理場にあった有り合わせの野菜しか入って無いけど・・・」コトッ
隊長「いただきまーす♪」フーフー ズルズル
部長「うん、まあまあ」モシャモシャ
隊長「うまうま///」モキュモキュ
部長「雑煮食べたら初詣に行こ」モグモグ
隊長「あい」ズルズル
部長「なにしてんの?」
隊長「初詣と言えば着物!」ガサガサ
部長「和服持って来たの?」
隊長「大和撫子のたしなみです///」
部長「着付けとか・」
隊長「むんっ!」ヌギッ
部長「い、いきなり脱ぐな!///」クルッ
隊長「むふふ、JKの生着替え中///」バサバサ
部長「なにがしたいんだ?」
隊長「もう、着替え終わったよー」
部長「着物の着付け一人で出来るんだ・・・」
隊長「大和撫子として当然!」フンス!
部長「出来る事と出来ない事の格差が激しいね・・・(汗)」
隊長「良く言われます・・・」トホホ
-
- 13 : 2015/09/14(月) 23:20:02 :
- ~神社~
部長「なんかここに来るの夏祭り以来だなー」トテトテ
隊長「『あの時の隊長の浴衣姿は可愛かったなー』とぶちょーさんは思い出した///」ニヘラ。
部長「いや、自分で言わないでくれる?」タラー
隊長「『夏祭りの花火よりも隊長の方が何倍もキレイだ』とぶちょーさんはあの時思った///」ニヘニヘ
部長「否定はしません」
隊長「嬉すい///」ニカニカ
部長「隊長は黙ってたら美少女だからなー」
隊長「しゃべったら何になるのよ?」
部長「残念な美少女w」
隊長「むー」(´・ω・`)
部長「さあ、お詣りしよう」
隊長「あい」
部長「お賽銭、お賽銭」カラン
隊長「とうっ!」カラン
ガランガラン パンパン
隊長「(ぶちょーさんと結婚できますように・・・)」オイノリー
部長「(今年も良い年に・・・)」オイノリー
隊長「(ぶちょーさんと結婚・・・)」ゴゴゴ
部長「・・・(汗)」
隊長「(ぶちょーさんと結婚・・・)||||」ゴゴゴゴゴ
部長「なんか怖い・・・」
-
- 14 : 2015/09/15(火) 16:30:54 :
- ~黒森峰『戦車道部』二軍~
副隊長「隊長まだ来てないの?」キョロキョロ
一年生ズ「来てませーん」
副隊長「来れる部員だけで新春撃ち初め会をやるって、自分から言ってたのに・・・」
一年生ズ「なんか、女子寮にもいないそーです」
副隊長「まさか、隊長が行方不明に?」
バババババ
副隊長「んっ?」クルッ
ツェンダップサイドカー「」バババババ キキッ
隊長「ありがとー、また後でねー///」フリフリ
バババババ
副隊長「隊長、部長さんとこにいたんですか?」
隊長「年末年始はプチ同棲///」ツヤツヤ
副隊長「男子寮に突撃したんだ・・・(汗)」
隊長「三日間ぶちょーさんに甘えたおした///」ツヤツヤ
副隊長「はっ、ま、まさか一線を超えて・・・」アセアセ
隊長「三日三晩誘惑したけど、ぶちょーさんの鋼の意思は崩せなかった・・・」トホホ
副隊長「さすがは部長さん」ホッ
隊長「何人くらい集まった?」
副隊長「全部で10人ですね」
隊長「じゃあティーガーⅠとパンターA型の2両で行くか・・・」
副隊長「ティーガーⅡは?」
隊長「アレは慣れた人間じゃないと扱いが難しいから」
副隊長「珍しくマトモな判断・・・」
-
- 15 : 2015/09/15(火) 18:46:32 :
- ~射撃練習場~
ティーガーⅠ「」キュラキュラキュラ
パンターA型「」キュラキュラキュラ
隊長『あれっ、ぶちょーさん達まだ来てない?』
副隊長『あっ、副部長さんは来たんじゃ?』
ヤークトパンター「」キュラキュラキュラ
副隊長「副部長さん、明けましておめでとうございます///」ペコリ
副部長「副隊長さん、おめでとう、今年もよろしく///」ペコリ
隊長「ぶちょーさんは?」
副部長「少し遅れてるけど、もうすぐ来るよ」
隊長「出発が遅かったの?」
副部長「いや、向こうの方が先に出たんだけど」
隊長「?」
キュラキュラ
隊長「あ゛!」(゜ロ゜)
ヤークトティーガー「」キュラキュラ ← すごい遅い
隊長「納得!」
副隊長「な、なにあれ、ヤークトティーガー?」
隊長「うちのパパがクリスマスプレゼントに送って来たの」
副隊長「じゃあ、隊長の?」
隊長「いや、いらないからぶちょーさんにあげたー///」
副隊長「あげたって・・・」タラー
部長「お待たせー」カパッ
隊長「ぶちょーさん、それ撃たせて、撃たせてー」テテテッ
副隊長「いらないからあげたんじゃないの?」
隊長「今年の初撃ちは128mm砲で///」ヨジヨジ
部長「あ、ちょっと待ってトラベリングロック解除しないと・・・」
隊長「えっ、車内から解除出来ないの?」
部長「コイツは車外からでないと出来ないんだよ」
隊長「めんどくさー、外しっぱなしじゃダメなの?」ガチャガチャ ← トラベリングロック解除中
部長「短い距離でも移動中は128mm砲の長くて重い砲身を固定してないと、砲架の歯車が磨耗して照準が狂うんだよ」
隊長「使えねー」( ´△`) ノシッ ← 乗り込んだ
部長「撃つんなら、砲手席に」
隊長「何これ、砲弾と薬莢が別々?」
部長「128mm砲弾が重すぎて、弾頭と装薬が一体だと持てないんだよ」
隊長「ひぇー」
部長「よっこらしょ!」ガチャツ ← 砲弾
ローダー「よいしょ!」ガチャツ ← 薬莢
部長「装填良し!」
隊長「むー」カチッ
ヤークトティーガー「」ズドーン!
標的「○」ドカッ!
隊長「か、感動ー!///」ジーン
-
- 16 : 2015/09/15(火) 21:49:26 :
- 部長「よいしょ!」ガチャツ
ローダー「よっこらしょ!」ガチャツ
※ヤークトティーガーには装填手が二人乗ってました
部長「装填良し!」
隊長「とりゃっ!」カチッ
ヤークトティーガー「」ズドーン!
標的「○」ドガッ!
隊長「はわわ、的のスクラップ戦車がバラバラに・・・///」ドキドキ
部長「WWⅡじゃあ建物の裏に隠れたM4シャーマンを建物ごと吹っ飛ばしたらしいからねw」
副隊長「あ、あたしにも撃たせて下さーい///」ヒョイッ
部長「良いよ、隊長、代わったげて」
隊長「あい」スクッ
副隊長「ひゃー、こんな大口径砲を撃つの初めて///」ワクワク
隊長「じゃあ、砲弾を装填・」グッ
部長「あっ、隊長、危な・」
隊長「がっ!」Σ(゜Д゜) グキッ
部長「その砲弾だけで28kgもあるから・・・って遅いか(汗)」
隊長「こ、腰が・・・(泣)」ピクピク
部長「隊長、大丈夫?」グイッ
隊長「わ、わーい、お姫様抱っこだー♪///」ニヘニヘ ヒクヒク
副隊長「さすが、転んでもタダでは起きない・・・」タラー
-
- 17 : 2015/09/16(水) 11:11:54 :
- ヤークトティーガー「」ズドーン!
ティーガーⅠ「」ドーン!
ヤークトパンター「」ズドーン!
パンターA型「」ドーン!
部長「みんな、大体何発かずつは撃ったかな?」パチパチ
隊長「どーしたの、火なんか起こして、この寒いのにBBQ?」ズキズキ
部長「みんな、家から余ったお餅持って来た?」
一年生ズ「ハーイ///」ワラワラ
隊長「なるほど!」ナットク
部長「網の上にお餅を並べて」パチパチ
一年生ズ「わーい///」ナラベッ
部長「さて、こっちで鍋を火にかけて・・・」
副隊長「缶詰めの小豆投入しますね~///」ドボドボ
隊長「ぜんざいか///」ワクワク
部長「焼けたのから小豆の鍋に放り込んでー」
一年生ズ「これ焼けた♪」「あつっ!」「これもOK」ワイワイ
副隊長「さあ、出来たかしら、割り箸と器持って整列!」
隊長「あい!」セイレツ!
副隊長「は、速っ!」
隊長「よそってくらさい///」ニヘニヘ
副隊長「はい、どーぞ」ジャボッ
隊長「うまうま///」ズルズル
一年生ズ「うみゃい///」「あったまる~///」「お代わり有るかな~///」モキュモキュ ズルズル
隊長「ぶちょーさん、ぶちょーさん///」モグモグ
部長「なに?」← 甘いの苦手なので焼き餅
隊長「ヤークトティーガーってなんであんなにダメな子なの?」
部長「連合軍の戦車を3000mの距離から撃破出来るようにって、元々の要求仕様が無茶なんだよ」
隊長「3000mの距離って、現代のMBTじゃん!」
部長「只でさえアンダーパワーなティーガーⅡの車体をベースに、駆逐艦並の大砲と巡洋艦並の装甲を装備してるんだ、そりゃ走ったらすぐ壊れるよ」
隊長「同じような足回りのティーガーⅡよりも故障が多いのはなんでなんだろ?」
部長「ティーガーⅡよりも重量あるのと、砲塔がないから照準するのに一々方向転換が必要で操向変速機とか転輪とかキャタピラとかに余計に負担がかかるからだよ」
隊長「ティーガーⅡより武装も装甲も強力なのにあんまり活躍したイメージないよね」
部長「砲塔が無いから側面に回られたら終わりだし、128mm砲は装弾に時間かかって連射速度も遅いし・・・」
隊長「車体のベースは同じでも、ティーガーⅡの方がバランス良いんだね、やっぱ」
部長「隊長は今まで通りティーガーⅡを使った方が良いよ」
隊長「ぶちょーさんはヤークトティーガーどーすんの、2両も有るしw」
部長「この超使えないヤツをどうしたもんかなーw」
隊長「そういや、一軍のヤークトティーガーはどーしてんだろ?」
-
- 18 : 2015/09/16(水) 12:40:06 :
- ~黒森峰女学園~
隊長「はぁ///」
副隊長「・・・」
隊長「はあぁ///」
副隊長「授業中なんでスけど・・・」
隊長「はああぁ///」
副隊長「なんでそんなにため息ばかり?」
隊長「冬休みのぶちょーさんとのプチ同棲は幸せだったなぁ~///」ハアア
副隊長「またそんな事言ってる・・・」
教師「こら隊長、なんだその指輪は!」ビシッ
副隊長「あっ、『魔王の指輪』が見つかった!」
隊長「『魔王の指輪』と違う、婚約指輪!」(#`皿´)
教師「ガキんちょのクセに一丁前に左手の薬指なんかに指輪なんかしやがって」イラッ
隊長「むふふ///」キラキラ~
教師「校内で指輪をするのは校則違反だ、直ぐに外せ、没収するぞ!」ハズセ!
隊長「これ、外れなくなったんです~」ギュー
教師「な、なんだこれ、指の関節の方が明らかに太い・・・(汗)」ギュッギュー
隊長「だから外せませーん」ヘラヘラ
副隊長「さすがは『魔王の指輪』・・・」オソルベシ
教師「どうやってはめたんだ?」
隊長「愛の奇跡です///」ポッ
教師「仕方ない」スチャッ
隊長「な、ワイヤーカッター?」ビクゥ!
教師「これで外してやろう」クックック
隊長「こ、これはお祖母様の形見の指輪で」ガクガク
教師「おまーの祖母?」
隊長「夫(仮)のお祖母様///」テレテレ
教師「じゃあ、切断!」シャキーン
隊長「ダメー、大事な婚約指輪なんだからー」
教師「だったら、おまーの指の方を切って外してやる!」カチーン
隊長「鬼ー!」
教師「鬼で結構・・・」ジリジリ
隊長「鬼婆ー!」
教師「鬼はいいけど、BBAは許さん!」← アラサーです
隊長「じ、自分が彼氏とかいないから嫉妬してんだろー!」
教師「ぐぬぬ、き、貴様、決して言ってはイケナイ事を・・・||||」ゴゴゴゴゴ
-
- 19 : 2015/09/16(水) 13:13:36 :
- ~○○工業大付属 『自走砲部』~
部長「えっ、決闘?」
隊長「あい」
部長「学校の先生と?」
隊長「あい」
部長「なにがあったの?」
隊長「いろいろあって・・・(汗)」
無線機『ローテ1より黒騎士1へ』
隊長『こちら黒騎士1』
無線機『目標はヤークトティーガーを選んだもよう、繰り返す、ヤークトティーガーを選んだもよう』
隊長『了解、引き続き偵察を続けろ』
無線機『ローテ1了解、交信終了』カチッ
部長「決闘って、『戦車道』で?」
隊長「教師も学生の頃『戦車道』を少しやってたらしくて・・・」
部長「で、相手はヤークトティーガー?」
隊長「一軍から戦車と乗員を借りるみたいで・・・」
部長「なるほど」
隊長「あたしもヤークトティーガーにした方が良いかな、ティーガーⅡだと不利だよね」
部長「うーん、ヤークトティーガー同士だったら運まかせの勝負になりそうだし、ティーガーⅡ使うんならパンターの方が良いかな」
隊長「えっ、パンター?」
部長「そう、パンター」
隊長「か、火力も装甲も向こうが・・・」
部長「機動力が上だし、砲塔もある、それに75mm/L70ならヤークトティーガーの側面装甲を遠距離から貫通出来る」
隊長「で、でも・・・(汗)」
部長「ティーガーⅡの88mm/L71でもヤクトティーガーの250mmの正面装甲は貫通出来ないし、側面を狙うんだったら機動力のあるパンターの方が有利だよ」
隊長「本当にパンターでヤクトティーガーを?」
部長「ヤークトティーガーがダメな子なのはもう知ってるだろ?」
隊長「そりゃそーだけど・・・」(´・ω・`)
-
- 20 : 2015/09/16(水) 16:28:52 :
- ~黒森峰女学園~
教師「ガキんちょのクセに婚約だなんて、ムカつく!」イライラ
黒森峰一軍隊員「先生、準備出来ました」ケイレイ!
ヤークトティーガー「」ガロロロロ ← アイドリング中
教師「うむ、隊長のヤツをけちょんけちょんにしてやる!」ノシッ
一軍副隊長「んっ、来たな」 ← 審判役
ヤークトティーガー「」キュラキュラ
一軍副隊長「んっ、な、なんだアレは?」ギョッ
パンターF型「」キュラキュラキュラ ← 大学の『戦車道部』から借りてきた
一軍副隊長「パンターF型! あんな物いったいどこから?」
副隊長「がんばれー!」
装填手「てきとーにがんばれー!」
砲手「おもしろいから負けちゃえー!」
操縦手「隊長が勝つに2000バーツ」
通信手「じゃあ、教師が負けるに1000リラ」
一年生ズ「みゃー、ぎゃんばりぇー!」キャー!
一軍副隊長「二軍の連中がみんな応援してる・・・アレに誰が乗ってるんだ?」
パンターF型「」ガロロロロ
部長「水温OK、油圧、電圧OK」← 操縦
Ⅳ号突撃砲車長「車内通話機問題なし、前方機銃OK」← 通信&前方機銃
副部長「砲操作機構良し、照準器良し!」← 砲手
ブルムベア車長「砲開閉機OK、砲身内異物チェックOK」← 装填
隊長「頼もしい///」ホクホク
-
- 21 : 2015/09/16(水) 17:40:15 :
- 一軍副隊長『試合開始ー!』ピピー ← ホイッスル
教師「全速前進!」キリリッ
砲手「あっ、先生待って下さい、移動するんならトラベリングロックしないと・・・」アセアセ
教師「ぐぬぬ」ギリリッ
隊長「ぬー」(○_○)← 双眼鏡
部長「どうだ、見えるか?」
副部長「見つけた、トラベリングロックかけてるw」← ステレオ式照準器
ブルムベア車長「突撃してくるつもりだなw」
部長「ちょっとつついてやれw」
副部長「外に出てる乗員が車内に入ったら撃つw」
隊長「パンターの75mmじゃあ正面の装甲は・・・」(´・ω・`)? ムリポ
部長「撃破が目的じゃないからw」
副部長「撃つぞ!」カチッ
パンターF型「」ドーン!
ヤークトティーガー「」ガキン ← 跳ね返した
教師「75mmなんかでやられるか!」フンッ
通信手「砲塔2時に発射炎!」
教師「右旋回、反撃しろ!」
砲手「えっ、撃つんならトラベリングロックを外さないと・・・」アセアセ
教師「なんでトラベリングロックかけた!」イラッ
操縦手「だって、先生さっき全速前進って・・・」
教師「早く外せ!」イライラ
装填手「お、お願い撃って来ないで・・・」ドキドキ ← 車外に出てる時に砲弾が飛んできたら事故扱い
副部長「またトラベリングロック外すみたいw」
部長「撃っちゃえw」
隊長「鬼www」
Ⅳ号突撃砲車長「撃っちゃおw」パタタタタタ ← 前方機銃
装填手「あうっ!」ビシビシッ
一軍副隊長『装填手死亡!』ピピー
装填手「装填手がやられた!」
砲手「でも、トラベリングロックは外れた!」
操縦手「右旋回します」グイッ
ヤークトティーガー「」グルーッ
部長「全速で走るぞつかまれ!」グイッ
パンターF型「」キュラキュラキュラ
隊長「ぶ、ぶちょーさん、敵に側面さらしてる!」アセアセ
-
- 22 : 2015/09/16(水) 18:39:24 :
- 部長「隊長、発砲炎が見えたら合図!」
隊長「あい!」
砲手「くそー、逃がすか・・・」キリキリ
教師「早く撃て!」
砲手「くらえ!」カチッ
ヤークトティーガー「」ズドーン!
隊長「撃った!」
部長「!」グッ
パンターF型「」キイッ ← 急ブレーキ!
スカッ
教師「外れた、何やってる!」
砲手「くそっ、偏差射撃の裏をかかれた」
※全速で走ってるパンターに命中させるために未来位置を狙った
教師「次弾装填急げ!」
もう一人の装填手「急げと言われてもあたし一人じゃ・・・」ヨロヨロ モタモタ
※ヤークトティーガーは砲弾と装薬を別々に装填します
パンターF型「」キュラキュラキュラ
教師「右に回りこまれるぞ、旋回しろ!」
操縦手「了解!」グイッ
ヤークトティーガー「」グル-ッ
装填手「あ゛!」グキッ! ← 28kgの重量+遠心力w
砲手「に、鈍い音が・・・」タラー
装填手「こ、腰がぁ・・・(泣)」ピクピク
教師「次弾装填まだか!」
装填手「む、無理!」ヒクヒク
教師「だ、誰か交代しろ!」
通信手「あ、あたしが・・・」ノシッ
パンターF型「」ドーン! ← 停止&射撃
ヤークトティーガー「」ゴキッ!
操縦手「キャタピラをやられた!」
教師「早くしろ!」アセアセ
パンターF型「」ドーン! ← 連射
ヤークトティーガー「」ガキョン! ← 装甲が弾いた
通信手「よいしょ」ヨロヨロ ガチャン ← 弾頭
パンターF「」ドーン! ← 三連射
ヤークトティーガー「」ガキッ!
操縦手「反対側のキャタピラまで!」
パンターF型「」キュラキュラキュラ ← また全速力
砲手「早く装填しないと、射界から出てしまう!」
※砲塔がないので射界が狭い(左右10°ずつ)
通信手「そ、装填よし(汗)」ヨロヨロ ガチャン ← 装薬
砲手「くっ!」カチッ
ヤークトティーガー「」ズドーン!
パンターF型「」スカッ
教師「外れたぞ!」
砲手「こっちが撃つより先にパンターが射界の外に出たんです!」
教師「くっ」
隊長「へっへっへ、フォイアー!」
パンターF型「」ドーン!
ヤークトティーガー「とほほ」つ『白旗』ピラッ
※側面の装甲は80mmなのでパンターの75mmL/70砲でも貫通する
一軍副隊長『ヤークトティーガー撃破!』ピピー
隊長「勝利!///」フンス! ← ほとんど何もしてない
-
- 23 : 2015/09/16(水) 22:08:35 :
- 一軍副隊長「隊長、おまーいつの間にあんな戦い方を・・・(汗)」
隊長「ふふん、クルーが優秀だから///」ニヤリ
一軍副隊長「パンターF型に乗ってたクルーはウチの二軍の隊員じゃないな、是非とも一軍にスカウトを・・・」
隊長「あー、それは無理!」ニヘニヘ
一軍副隊長「なぜだ?」
隊長「みんな男子だからw」サラッ
一軍副隊長「男子!」ビックラ
隊長「あたしの個人的な決闘だから、別に男子に戦車に乗ってもらっても問題ないでしょ」
一軍副隊長「そ、それはそうだが・・・(汗)」
教師「悔しい、悔しい~(泣)」シクシク
部長「負けたのが相当悔しいみたいだな・・・」
教師「隊長の彼氏が結構イケメンで悔しい~(泣)」
副部長「負けたのが悔しいんじゃなかったw」
隊長「さて先生、約束通り」
教師「わたくしは彼氏のいないアラサー女であるにも関わらず、美少女JKの隊長様の婚約に嫉妬して申し訳ありませんでしたー!」ドゲザッ ← あらかじめ決めた台詞を言わされてる
隊長「むふふ///」
部長「隊長、先生に土下座なんてちょっとやりすぎなんじゃあ?」
隊長「でも、あたしが負けたら、指輪を切って外すか、左手の薬指切って外すかの2択だったんだよー」
部長「左手の薬指切るって・・・」
隊長「あたし的には、もし負けたら本当に薬指切って、手術で無事つながるか祈る予定でした///」ムフフ
部長「ゆ、指輪なんか新しいのいくらでも買ったげるから~(泣)」( ;∀;) ユビキルナ
隊長「この指輪が良いの///」ポッ
-
- 24 : 2015/09/17(木) 13:14:55 :
- ~○○工業大付属 『自走砲部』~
ガンガン ギギーッ バチバチッ
Ⅰ号戦車A型「」トコトコ
隊長「なんか今日はにぎやかー!」カパッ
副部長「やあ、いらっしゃい」
隊長「みんな忙しそうね」
副部長「大学の『戦車道部』の戦車が整備に入ってるんでね」
隊長「ふーん、パンターGにティーガーⅡとティーガーⅠ、Ⅳ号戦車L/70(V)にⅣ号戦車H型・・・さすがは戦車整備中隊(汗)」
副部長「部員総出で整備だよw」
隊長「大変だなー」
副部長「大学の戦車道部には、この前、無理言ってパンターF型を貸してもらったからね・・・」
隊長「あ、あたしのせいか!」(゜ロ゜;ノ)ノ スザッ
副部長「いや、隊長のせいって訳でもないんだけどね、いつもの事だし」
隊長「ぶちょーさんは?」キョロキョロ
副部長「大学の方のヤークトティーガー直してるよ」
隊長「あんがと///」テテテッ
ヤークトティーガー「」ズーン ← 大学のヤツ
ヤークトティーガー「」ズーン ← 隊長父が送ってきたヤツ
隊長「ありっ、なんか違う?」(ФωФ) ジー
部長「車台が違うんだよ」
隊長「あっ、ぶちょーさん///」
部長「大学のヤツはポルシェ型、お義父さんのヤツはヘンシェル型なんだよ」
隊長「どう違うの?」
部長「サスペンションと転輪が違う」
隊長「あっ、こっちは転輪が9枚であっちは8枚!」
部長「大学のヤツの方が初期型だね」
隊長「大学のヤツ直してんの?」
部長「まあ、故障って言っても変速機の調子が悪いだけだから」
隊長「直ったらまた128mm砲撃ちたいなー///」
部長「なんだったら、1両持って帰る?」
隊長「持って帰る途中で故障しそうだし、整備も出来ないから、撃つ時だけ呼んで///」(゜∇^d)!! ワガママー
ボーイズ&パンツァー10に続く
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