ボーイズ＆パンツァー６

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ボーイズ＆パンツァー６

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1 : さまようよろい : 2015/08/25(火) 23:11:33

～黒森峰女学園～

隊長「あれっ、みんなは？」ｷｮﾛｷｮﾛ

副隊長「もう夏休みも終わりですからね・・・」φ(．．) ｶﾘｶﾘ

隊長「なにやってんの？」

副隊長「夏休みの宿題です(悲)」

隊長「えっ、今やってんの？」

副隊長「隊長もそろそろやり始めないと・・・」

隊長「何を？」

副隊長「練習試合に夏合宿に訓練、部活三昧だった夏休みも終わりが近づいたから、たまった宿題を・・・」

隊長「あたし、宿題なんかもうとっくに終わってるよ」ｻﾗｯ

副隊長「ええーっ！」

隊長「夏休みに入って３日目位で片付けたw」ﾆﾍﾗ

副隊長「隊長、勉強だけは出来るから・・・」ﾀﾗｰ

隊長「うははははーって、勉強だけってなんだ、勉強だけってー！あたしはスポーツ万能、才色兼備だぞー！(怒)」

副隊長「あたしはお料理とかお裁縫とか編み物とかは得意だけど、学校の勉強は苦手なのよね～」ﾄﾎﾎ

隊長「なんか、あたしは勉強苦手だけど良い嫁になりますよ～的なヤな感じだな・・・(汗)」

副隊長「隊長は・・・部長さんがかわいそう(哀)」ﾊﾗﾊﾗ

隊長「どーいう、意味だ！」ﾌﾟﾝｽｶ

副隊長「彼氏に持ってきたお弁当が戦闘糧食・・・」

隊長「くっ、・・・他のみんなも夏休みの宿題か？」

副隊長「部活どころじゃないですよ」ﾄﾎﾎ

隊長「あたし一人じゃ練習も出来ないな・・・部長さんとこ遊びに行こうかな///」

副隊長「そんな事言って、いつも遊びに行ってるじゃないの・・・」

ティーガーⅠ「」ｶﾞﾛﾝｶﾞﾛﾛﾛﾛ ← エンジン始動！

副隊長「ごらぁ、重戦車をチョイ乗りに使うなー！」
2 : さまようよろい : 2015/08/26(水) 05:16:03

～◯◯工業大付属『自走砲部』～

ｶﾞﾝｶﾞﾝｷﾞｷﾞｰｯｼﾞｯｼﾞｼﾞｯ

Ⅰ号戦車A型「」ﾄｺﾄｺ

部長「ん、Ⅰ号戦車？」

隊長「やほー！///」ｶﾊﾟｯ

部長「隊長か、珍しいな軽戦車なんて・・・」

隊長「ティーガーで遊びに来ようとしたら、燃料勿体ないって副隊長に怒られた///」ﾃﾍｯ

部長「まあ、重戦車は下駄替わりに使う物じゃないわな・・・」

隊長「ここはいつ来ても工場みたいに賑やかね」ｷｮﾛｷｮﾛ

部長「部のヤツ以外に大学の『戦車道部』のヤツも面倒みてるからな」

隊長「アレはなにやってんの？」

部長「大学のパンターG型の砲身を交換してる」

隊長「あっちは何を溶接してんの？」

部長「大学のⅢ号戦車J型に増加装甲つけてる」

隊長「あっちはクレーンで何を？」

部長「一年生部員に、Ⅳ号戦車L/70(A)を教材にエンジン交換の実習」

隊長「部の名前、『戦車整備中隊』に変えたらw」

部長「試合や訓練だけじゃこの部活は出来ないよ」ﾋﾗﾋﾗ

隊長「ぐっ、・・・あ、アレは大学の戦車？」 ← 試合や訓練しかしてないので誤魔化す

部長「大学のだったんだけど、この前パンターF型を納入して余剰車両になったから、ウチの部に貰った」

隊長「エレファントじゃん～♪」

部長「改修前の前期型だから、正確にはフェルディナントだけどね」

隊長「チタデル戦仕様だ///」ﾜｸﾃｶ
3 : さまようよろい : 2015/08/26(水) 05:29:52

隊長「おおっ、重装甲～♪」ﾍﾟﾀﾍﾟﾀ

部長「これとヤクトティーガーだけは買うなって言ってたんだけど・・・」ﾔﾚﾔﾚ

隊長「なんでー？」

部長「重過ぎて機動力が最悪なんだよ」

隊長「でも、この火力と重装甲は捨てがたい///」ﾎｸﾎｸ

部長「それで忠告も聞かずに大学の方で先月買っちゃったんだけど・・・」

隊長「まだ買ったとこなんだ・・・」

部長「エンジンや足回りのメンテ大変だし、故障多いから大学の『戦車道部』も結局もて余して・・・」

隊長「それで払い下げか・・・コレってハイブリッドなんでしょ？」

部長「ハイブ・・・ガスエレクトリックだよ」

※エンジンで発電してモーターで駆動します

隊長「燃費良いの？」

部長「いや、ハイブリッドじゃないから・・・」

隊長「燃費良くないなら、他に何かメリットあんの？」

部長「モーター駆動だから、変速機が要らない」

隊長「？」← メカ音痴

部長「WWⅡ当時の技術で５０ｔ超えるような重戦車用の変速機を作るのは難しかったんだ」

隊長「そんで変速機なしでいけるように・・・」

部長「でも、変速機は故障しないかわりに他の部分が壊れるw」

隊長「ダメじゃん・・・(汗)」

部長「他にも、大型モーターのせいで無線に雑音が入るなんて地味な欠点とかも有るんだよなーw」

一年生ズⅣ号戦車娘「ぶちょーさーん、これなんて訳せばいいんですか～？」ﾋｮｲｯ

隊長「あっ、ウチの一年！」
4 : さまようよろい : 2015/08/26(水) 18:40:30

Ⅳ号戦車娘「あー、隊長だ～」 ← エレファントの車体上

隊長「おまー、こんなとこで何してる？」

Ⅳ号戦車娘「夏休みの宿題でーす」ﾆﾍﾆﾍ

隊長「宿題？」

Ⅳ号戦車娘「わかんないとこ、部長さんに教えてもらってまーす///」

隊長「なんでそんなところで宿題を？」

Ⅳ号戦車娘「エレファントの装甲板がひんやりとして気持ち良いから～♪」

別のⅣ号戦車娘「ぶちょーさーん、この漢字なんて読むんですかー？」ﾋｮｺｯ ← エレファントの戦闘室上

隊長「ん、何人かいるのか？」

Ⅳ号戦車娘「ウチの娘はみんなエレファントの車体の上や戦闘室の上にいますよー」

隊長「全員いるのか？」

Ⅳ号戦車娘「突撃砲チームも向こうにいますよ」

隊長「えっ」ｸﾙｯ

一年生ズ突撃砲娘「これ教えて～」ｱﾏｴｯ

Ⅳ号突撃砲車長「ん、ちょっと見せてみー」ﾄﾞﾚﾄﾞﾚ

隊長「ウチの一年生が全員ここにいる！」ｶﾞｸｶﾞｸ

Ⅳ号戦車娘「先輩もいますよー」

隊長「え゛！」

二年生ズティーガークルー「ここ、わかんないんスけど・・・」

副部長「どれどれ？」

隊長「ほとんど全員いるじゃん！」ｶﾞｸｶﾞｸ
5 : さまようよろい : 2015/08/27(木) 08:06:13

隊長「ウチの娘たちは勉強出来ないな～」ﾄﾎﾎ

部長「まあ、計画的ではないなw」

隊長「あたしはとっくに宿題終わらせた」ｴﾍﾝ

部長「隊長、一番無計画な感じなのに偉いねー」ﾆｺｯ

隊長「えへへー、って微妙に褒められてない事ない？」

部長「隊長は勉強は出来るんだなー」

隊長「だから、なんで『勉強は』なの！」ﾑｽｯ

部長「隊長たちは三年になったら受験勉強でしょ？」

隊長「部長さん達は大学の付属高校だからエスカレーターなんだよね」

部長「まあ、余所の大学受けるんじゃなければ、受験はしなくて良いな」

隊長「でも、あたしも学年での成績がトップクラスだから、推薦入学狙ってるんだけど」

部長「隊長、頭が良いんだな！」ﾋﾞｯｸﾗ

隊長「なんでビックリするのよ～！(怒)」

部長「推薦って、どこの大学？」

隊長「◯◯工業大///」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

部長「う、ウチの大学！」ｷﾞｮｷﾞｮｯ

隊長「部長さんと机を並べて勉強します！」ｶﾞｯﾂﾎﾟ

部長「・・・」ｶﾞｸｶﾞｸ

隊長「なんなら、下宿も寮なんかじゃなく、一緒にアパート借りて同居なんかも良いかも///」ﾎﾟｯ

部長「そ、そんな事まで考えて・・・」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

隊長「あたし的には、同居だけじゃなく、同棲でも、いきなりの学生結婚でも///」ﾑﾌﾌ

部長「だ、誰か助けて・・・」ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
6 : さまようよろい : 2015/08/27(木) 13:05:43

一年生ズ「部長、Ⅳ号L/70のエンジン交換終わりました！」

部長「ん、OK」

一年生ズ「試運転しますか？」

部長「いや、ちょうどいい頃合いだから昼にするか・・・おーい、そっちはどうだー？」

副部長「Ⅲ号の増加装甲は終わったよ、パンターの砲身はとりあえず交換終わった、調整は午後からだな」

部長「Ⅳ号のエンジンの試運転も午後だ、メシにしよう」

副部長「OK」

部長「お昼ご飯食べに行くよー」

Ⅳ号戦車娘ズ「ハーイ」ﾜﾗﾜﾗ

突撃砲娘ズ「わーい、ご飯、ご飯///」ｿﾞﾛｿﾞﾛ

Ⅳ号戦車娘ズ「どこにご飯食べに行くんですかー？」

部長「ここの学食は夏休みでやってないけど、大学の方の学食がやってるから」ﾄﾃﾄﾃ

突撃砲娘ズ「わー、あたし大学の中に行くの初めてー///」ﾜｸﾜｸ

Ⅳ号戦車娘ズ「あたしカレー食べよ♪」「あたしラーメン！」ｷｬｲｷｬｲ

～◯◯工業大学食～

Ⅳ号戦車娘「うまうま～♪」ﾓｷｭﾓｷｭ

突撃砲娘「うまうま～♪」ｽﾞﾙｽﾞﾙ

部長「あれっ、隊長は？」ｷｮﾛｷｮﾛ

副部長「一緒に来てないね？」

Ⅳ号突撃砲車長「お弁当でも持って来てたのかな？」

部長「えっ、お弁当？」

副部長「あの、戦闘糧食な娘がー？」

Ⅳ号突撃砲車長「そうか、部長の嫁は料理出来ないんだったな」

部長「俺の嫁と呼ぶのはヤメレ！」
7 : さまようよろい : 2015/08/27(木) 15:34:26

～◯◯工業大付属『自走砲部』～

Ⅳ号戦車娘ズ「大学の学食カレー美味しかった///」ﾄﾃﾄﾃ
「カツカレーはボリュームあった///」ｹﾞﾌﾟｯ

突撃砲娘ズ「ラーメンは味噌より塩ラーメンの方が良かったかなー？」ﾄﾃﾄﾃ
「トンコツラーメンは旨かったゾ///」ﾑﾌﾌ

副部長「あっ！」ﾋﾟﾀｯ

部長「どした？」

副部長「エレファントがない・・・」ﾀﾗｰ

部長「え゛？」

エレファントのあった場所「」ｶﾗｯﾎﾟ～

Ⅰ号戦車A型「」ﾁｮｺﾝ

部長「エレファントがⅠ号戦車に化けた・・・(汗)」

Ⅳ号戦車娘「ぶちょーさーん、こんなの貼ってましたー！」ﾋﾟﾗｯ

つ『ちょっとエレファント貸してね～ (はぁと) ばうあー』

部長「エレファント、隊長にパクられた・・・」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

エレファント「」ｷｭﾗｷｭﾗ

隊長「中速前進！///」

操縦手「あい」ｸﾞｲｯ

エレファント「」ｷｭﾗｷｭﾗ

隊長「全速前進ー！///」

操縦手「はいはい」ｸﾞｲｰｯ

エレファント「」ｷｭﾗｷｭﾗ

隊長「遅ーい！」

操縦手「これで全速力だよ～」

※路上最高速度２０km、不整地最高速度１５km(笑)
8 : さまようよろい : 2015/08/27(木) 21:22:34

エレファント「」ｷｭﾗｷｭﾗﾌﾗﾌﾗ

隊長「なんかちょっと蛇行してない？」

操縦手「左右の駆動用モーターの回転数が微妙に合わない・・・(汗)」ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

通信手「真っ直ぐ直進すんのが一番難しいなんて・・・」ﾀﾗｰ

隊長「ト◯タの電子制御が！」ｶﾞｸｶﾞｸ

砲手「電子制御なんかあるか！」

装填手「いや、これ、ト◯タじゃなくてポルシェ製だから・・・」

隊長「これ、ポルシェだったら、もっと速く・・・」(´・ω・`)

砲手「ポルシェティーガーの時点でアンダーパワーなのに、88mmL/71積んで、装甲も強化したら、そら走らんわ・・・」

隊長「やっぱり、ハイブリッドはト◯タじゃないと・・・」

装填手「ガスエレクトリックだってばさ」

～◯◯工業大付属『自走砲部』～

部長「"いずも"型の二番艦は"かが"か、胸熱・・・」

副部長「俺は"やましろ"と予想してたんだけどな・・・」

Ⅳ号突撃砲車長「"ながと"じゃなかった、無念・・・」

一年生ズ「何の話ですか～？」ｷｮﾄｰﾝ

～道路～

エレファント「」ｷｭﾗｷｭﾗ

操縦手「しかし、勝手に借りて怒られないか？」

隊長「旦那の物は嫁の物、嫁の物は嫁の物！」ﾌﾝｽ!

通信手「あたしだったら、こんなヤツ嫁に貰わないw」

隊長「ぶちょーさんはやさしーから///」ﾃﾚﾃﾚ

砲手「部長さん、隊長甘やかし過ぎ！」

装填手「部長さん、なんでこんなのと付き合ってんだか？」

隊長「こんなの言うな！」ｺﾞﾗｧ

通信手「いや、本当に付き合ってんのか？」

操縦手「そーいや、隊長がストーカー行為してるだけのような気も・・・」

隊長「ちゃんと付き合ってるわ！」

砲手「隊長が付き合ってるって主張してるだけじゃん」

装填手「部長さんの合意がなければ付き合ってるとは言えない」

隊長「ぐぬぬ、それ以上御託抜かすと、アタシのモーゼルマシンピストルが火を吹くぞ・・・」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

装填手「(最後は暴力に訴えるし・・・)」
9 : さまようよろい : 2015/08/29(土) 06:27:21

～射撃練習場～

エレファント「」ｽﾞﾄﾞｰﾝ

的「・」ﾄﾞｶｰﾝ

隊長「おおっ、1500mでも弾道が低伸する！///」ﾎﾚﾎﾞﾚ

砲手「ティーガーの88mmより強力！///」ｳｷｳｷ

隊長「次弾装填！」ｷﾘﾘｯ

装填手「ティーガーの砲弾より重い～」ﾖﾛﾖﾛ

装填手「装填良し！」ｶﾞﾁｬﾝ

隊長「フォイヤー！」

砲手「」ｶﾁｯ

エレファント「」ｽﾞﾄﾞｰﾝ

的「・」ﾄﾞｶｰﾝ!

砲手「うひゃー、標的のスクラップがバラバラになりそう～♪」ﾜｸﾜｸ

隊長「コレ欲しいなぁ、なんとか貰えないかな～♪」

装填手「旦那の物は嫁の物って言ってたじゃんw」

隊長「アタシを嫁にあげるから、結納代わりにコレ頂戴ってぶちょーさんに頼もうかな～///」

砲手「誰得www」ｹﾗｹﾗ

装填手「コレあげるから、頼むから嫁に来ないでーって言われたりしてwww」ｹﾞﾗｹﾞﾗ

隊長「うっさいわ！」ﾌﾟﾝｽｶ

操縦手「あたしはコレいや～、真っ直ぐ走らないー(泣)」

無線手「あたしもイヤ、地味に無線器にノイズが・・・(泣)」

隊長「攻撃力最高だから、他の細かい事は気にしない！」ｷｯﾊﾟﾘ

装填手「ところで、帰ったらちゃんと宿題写させてくれるんだろうな？」

砲手「そうだ、あたしらが夏休みの宿題してるとこを拉致ったんだからな」

隊長「さて、なんのことやら・・・」ｵﾄﾎﾞｹ

操縦手「と、とぼける気かー！」ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ

隊長「勉強と言うものは自分の為にするものなり！」

無線手「あたしらが宿題してたのを邪魔しといて何抜かすー！」ｺﾞﾙｧ!

砲手「コイツ、最初から騙す気だったな！」ﾜﾅﾜﾅ

装填手「この裏切り者めー！」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ
10 : さまようよろい : 2015/08/29(土) 07:45:43

～◯◯工業大付属『自走砲部』～

エレファント「」ｷｭﾗｷｭﾗ

部長「あっ、帰って来た！」

エレファント「」ｷｭﾗｷｭﾗ

つ隊長「・・・」ﾌﾟﾗｰﾝ

部長「エレファントの砲身に縄でぐるぐる巻きの隊長が吊り下げられてる・・・(汗)」

副部長「何のプレイだ？」

隊長「ぶちょーさーん、たしけてー(泣)」ﾌﾟﾗｰﾝ

砲手「うっさい、裏切り者！」ﾌﾟﾝｽｶ

装填手「スカートだから武士の情けで逆さ吊りにされなかっただけでも有難いと思え！」ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ

副部長「仲間割れ？」ｷｮﾄﾝ

部長「いや、何か悪さしてお仕置きされてるんだろ・・・」 ← 良くわかってらっしゃる

隊長「ひーん(泣)」

部長「やれやれ、よいしょっと」ｽﾞﾙｽﾞﾙ ← とりあえず助ける

隊長「ぶちょーさん、優しい～///」ﾆﾍﾆﾍ

装填手「お仕置きなのに喜んでる・・・(汗)」

砲手「どんな状況でも、部長さんに甘えられれば満足なんだな・・・(汗)」

部長「エレファントはどうだった？」

隊長「88mmL/71サイコー！///」ﾑﾌﾌ

部長「他の娘は？」

操縦手「真っ直ぐ走らない、サイテー」ﾄﾎﾎ

無線手「無線にノイズが・・・」ﾄﾎﾎ

部長「やっぱり・・・」

隊長「でも、攻撃力が・・・」

部長「クルスク戦ではⅢ号突撃砲で攻撃失敗したソ連軍のパックフロントを易々と突破してるからな・・・」

隊長「是非ともウチの子に・・・///」ﾎｼｲ

部長「うちの部の備品だからダメ」

隊長「そんな事言わないで～」

砲手「あっ、良い事思いついた！」

部長「？」

砲手「エレファントと一緒に居たいみたいなんでコレここに置いて行きます」つ『隊長』ﾋｮｲｯ

装填手「そだな！」

部長「それだけは勘弁して・・・(汗)」
11 : さまようよろい : 2015/08/29(土) 17:19:53

隊長「不束者ですが宜しくお願いします///」ﾍﾟｺﾘ

無線手「本当に不束者w」ｹﾗｹﾗ

隊長「うっさい！」

操縦手「コレ置いて行きますので、後は煮るなと焼くなとご自由にw」

装填手「煮ても焼いても食べれないと思いますがw 」

隊長「どうせなら、新鮮なうちに生で食べて・・・///」ﾎﾟｯ

砲手「食中毒起こしそう・・・いや、それ以前に毒がw」

隊長「なんで毒あるんじゃ！」

部長「それよりも隊長、明日近くの神社で夏祭りがあるんだけど・・・」

隊長「えっ、えっ///」

部長「花火とかもやるから、良かったら一緒に・」

隊長「うわあああーん！(号泣)」

部長「うわっ！ど、どうしたの？」ﾋﾞｯｸﾗ

隊長「は、初めてぶちょーさんに誘って貰った～(泣)」ｴｸﾞｯｴｸﾞｯ

部長「えっ、初めてだったかな？」

砲手「(やっぱ、一方通行じゃないか気にしてたんだな・・・)」ｺｿｺｿ

無線手「(夏祭りに誘われて号泣すんなよな・・・)」ｺｿｺｿ

装填手「(付き合ってるって言いながら、内心メッチャ不安だったんだな・・・)」ｺｿｺｿ

操縦手「(しかし、部長さんもあのストーカー女のどこが良いんだか・・・)」ｺｿｺｿ
12 : さまようよろい : 2015/08/29(土) 17:41:29

～黒森峰～

隊長「どーしよ、どーしよ」ｳﾛｳﾛ

副隊長「なに、うろうろしてるんですか？」

隊長「と、とりあえずシャワー浴びてこよ！」ﾄﾃﾄﾃｼﾞｬｰｼﾞｬｰ

副隊長「さっきから、３回目じゃあ？」

砲手「喪女、初デートに舞い上がるの図w」

副隊長「初デート？」

無線手「部長さんに夏祭り誘われてテンパってんのw」

副隊長「なるほど」ﾅｯﾄｸ

隊長「な、何を着て行ったら？」ｵﾛｵﾛ

装填手「夏祭りって言えば浴衣だろ」

隊長「そ、そうか！」ｺﾞｿｺﾞｿﾊﾞｻｯ!

無線手「ちゃんと浴衣あるじゃん！」

操縦手「浴衣ってさぁ、下着はどうすんの？」

隊長「えっ、どゆ事？」ｷｮﾄﾝ

操縦手「和服って下着履かないって言うじゃん」

隊長「ええっ、ノーブラノーパンで浴衣なの？///」ｶｧｰｯ

装填手「隊長は貧乳だから、ブラはどーでも良いとしてw」

隊長「貧乳ちゃうわ！」ﾌﾟﾝｽｶ

無線手「下着着けてたら、浴衣に下着のラインが透けるんじゃね？」

隊長「ど、どーしたら・・・」ｵﾛｵﾛ

砲手「そうだ、そういう時のためにTバックと言う便利なモノが！」

隊長「持ってないから、買ってくる！」ﾀﾞｯｼｭ

副隊長「こらこらあんた達、喪女からかってないでトメレ！」

隊長「浴衣を着てみた！」ﾋﾞｼｯ

副隊長「隊長、可愛い、可愛い」

隊長「そ、そうか？///」ﾃﾚﾃﾚ

装填手「でも、なんでまたこんな時にまた、ものもらいで目を腫らす・・・(汗)」

隊長「な、なんか目が弱くて・・・」(´ノω・`) ﾌﾟｸｰ

砲手「ストレスなのかな？」

無線手「金髪にカラコン、アイパッチに浴衣w」

操縦手「キャラと浴衣が合わねーwww」

副隊長「部長さんとは何時に待ち合わせてるの？」

隊長「あっ、５分過ぎてる・・・」(´；ω；`) ｼｸｼｸ

副隊長「泣いてないで早よ行けー！」
13 : さまようよろい : 2015/08/29(土) 21:40:26

～待ち合わせ場所～

部長「」ﾎﾟﾂｰﾝ

隊長「お、お待たせー！///」ﾊｱﾊｱ

部長「走らなくても大丈夫だよ」

隊長「で、でも、だいぶ遅れて・・・」ﾊｱﾊｱ

部長「絶対に遅れると思ったから、余裕をみて待ち合わせ時間決めたから」

隊長「絶対に遅れるって・・・(汗)」ｵｸﾚﾀｹﾄﾞ

部長「男と違って、女の子は支度に時間がかかるから・・・」

隊長「そう言ってくれると・・・///」ﾎｯ

部長「浴衣着て来たんだね」ﾆｺﾆｺ

隊長「ど、どうかな？///」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

部長「可愛いよ」ﾆｺｯ

隊長「に、似合ってる？///」ﾃﾚﾃﾚ

部長「でも、金髪、カラコンはともかく、アイパッチは浴衣とは合わないな・・・(汗)」

隊長「またものもらいが・・・」(´ノω・`) ﾌﾟｸｰ

？？？「ぶちょーさーん♪///」ｿﾞﾛｿﾞﾛ

隊長「え゛？」

一年生Ⅳ号戦車娘ズ「あっ、たいちょーだ！」ｿﾞﾛｿﾞﾛ

隊長「こ、これは・・・」ｶﾞｸｶﾞｸ

部長「みんな揃ってるかい？」

Ⅳ号戦車娘ズ「ハーイ///」

部長「じゃあ、行こうか」
14 : さまようよろい : 2015/08/29(土) 22:06:04

～夏祭り～

Ⅳ号戦車娘ズ「あたし金魚すくいやるー！」「ヤキソバ食べたい///」「あたしフランクフルト食べよ～///」ｷｬｲｷｬｲ

隊長「あ、あたしだけを誘ってくれたんじゃないんだ・・・」ｲｼﾞｲｼﾞ

部長「おーい、みんなー、あんまりバラけるなー！」

Ⅳ号戦車娘ズ「ハーイ///」ﾊﾞﾗﾊﾞﾗ～

隊長「二人だけで夏祭りに行くんだと思ったのに・・・」ｳﾙｳﾙ

部長「隊長、人が多いからみんなについて行かないとはぐれるよ」ｷｭｯ ← と言いつつ手をつなぐ

隊長「うんっ///」ﾆｺﾆｺ ← 一発で機嫌良くなる

部長「どうかした？」

隊長「なんで一年生の娘達を祭りに誘ったの？」

部長「いや、一年生の娘達が祭りに行きたいって言ってて・・・」

隊長「えっ？」

部長「女の子だけだと怖いから付いて来て欲しいって・・・」

隊長「そ、そーだったの・・・」

部長「だったら、隊長も誘おうと」

隊長「///」ﾆﾍﾆﾍ

部長「隊長、なにか食べる？」

隊長「このまま、手をつないで歩くのが良いれす///」ﾎﾟｯ

部長「(こういう時は隊長も可愛い乙女になるんだな・・・)」

Ⅳ号戦車娘「ぶちょーさん、金魚捕ったー！」ﾆｶﾆｶ

Ⅳ号戦車娘「ヤキソバうみゃい///」ﾓｼｬﾓｼｬ

隊長「(ガキんちょ邪魔！)」
15 : さまようよろい : 2015/08/30(日) 10:40:48

部長「そろそろ花火大会の始まる時間だな」

隊長「見に行こ♪///」ﾙﾝｯ

部長「みんなー、花火見に行くよー」

Ⅳ号戦車娘ズ「ハーイ///」ｷｬｲｷｬｲ

隊長「(ぶちょーさんはすっかり保護者だな～)」

ｿﾞﾛｿﾞﾛ

部長「この辺りが良いかな」ｷｮﾛｷｮﾛ

Ⅳ号戦車娘「もっと前の方はー？」

部長「あんまり前だと、花火を見るのにずっと上を見上げて首が痛くなるよw」

Ⅳ号戦車娘「あっ、そーか///」ﾅﾙﾎﾄﾞ

ﾄﾞｰﾝ

隊長「あっ、始まった！」

Ⅳ号戦車娘ズ「うわー、きれー！///」

ﾄﾞｰﾝ

隊長「///」ﾋﾟﾄｯ ← 一年生ズが花火に見とれてるスキを付いて部長さんにくっつく

部長「きれいだな・・・」ﾎﾟﾂﾘ

隊長「いや、それほどでも///」ﾃﾚﾃﾚ

部長「今のは花火の事を言ったんだけど・・・」

隊長「えー、あたしはー？」ﾌﾞｰ

部長「もちろん、隊長は花火よりキレイだよ」ﾆｺｯ

隊長「///」ｯｶｰｯ! ← 不意討ちくらいました

Ⅳ号戦車娘ズ「あー、たいちょーが真っ赤だー！」「ひゃー、あつい、あついw」ｹﾗｹﾗ

隊長「ごらぁ、お前ら冷やかすなー！///」ﾃﾚﾃﾚ
16 : さまようよろい : 2015/08/30(日) 13:16:04

～黒森峰女学園～

隊長「えー、夏祭りでぶちょーさんとの愛が確認出来たので・・・///」ﾏﾝｿﾞｸ

副隊長「何を言ってんですか？」

隊長「次は、『戦車道』でのあたし達の成長を確認したいと思います！」ｷﾘﾘｯ

砲手「いや、夏休みの宿題でそれどころじゃ・・・(汗)」

装填手「宿題写させろー！」

隊長「宿題か『戦車道』かどっちが大事だと思ってんだー！」ｺﾞﾗｧ

操縦手「宿題！」

通信手「宿題！」

隊長「ふふん、学園側もそう思ってるかな？」

副隊長「えっ、ていうと？」

隊長「訓練や対外試合で忙しい一軍や他の運動部の選手とかがちゃんと宿題を提出してると思うか？」

砲手「そ、それは・・・」

装填手「確かにあいつらボクらより忙しいしな・・・」

隊長「学園にとって成果さえ出せば宿題などどうでもいいのだよ」(ФωФ) ｷﾗｰﾝ

操縦手「な、なんと！」

通信手「言いきったな！」

隊長「他校から練習試合の申し込みが来ている・・・」

副隊長「あたし達に？」

隊長「もちろん一軍にだが、相手は弱小校なので一軍は断るつもりだ・・・」

装填手「そいつらに勝てば・・・」

砲手「も、もしかして？」

隊長「宿題提出免除！」(ФωФ) ｷﾗｰﾝ

操縦手「おおっ！///」

通信手「弱小校って、あたしらで勝てる相手なのか？」

隊長「相手はマジノ女学院だ」ﾆﾔﾘ

副隊長「お嬢様学校ね」

隊長「しかも、使用戦車はおフランス製」(ФωФ) ｷﾗｰﾝ

副隊長「な、なんか勝てそうな予感///」
17 : さまようよろい : 2015/08/30(日) 13:31:46

一年生ズⅣ号戦車娘「しつもーん！」

隊長「なにかな？」

Ⅳ号戦車娘「部長さんの応援はー？」

隊長「今回は学校行事扱いだから外部からの助っ人は無し・・・」

突撃砲娘「ええっ、『自走砲部』の応援無しですかー？」

隊長「『自走砲部』に助っ人に来てもらったら、あたし達の成長を確認出来ないだろ！」

副隊長「いつも助っ人の方が主戦力ですものね」

操縦手「しかし、助っ人無しで勝った事あったっけ？」

通信手「いや、いつも部長さん達の力で勝ってる・・・」

隊長「大丈夫、マジノ女学院の使用戦車は旧式のフランス製ばかりだ、あたしらのドイツ製戦車の敵じゃない！」

砲手「しかし、隊長の作戦が不安・・・(汗)」

装填手「確かにそこが一番不安・・・(汗)」

隊長「・・・」ﾜﾅﾜﾅ

副隊長「隊長、部長さんにメールで作戦指示を受けながら指揮を・・・」

一年生ズ「それがいいー！」

隊長「おーまーえーらー・・・」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ
18 : さまようよろい : 2015/08/30(日) 21:00:00

～ミーティング～

隊長「えー、マジノ女学院の戦力だが、過去の公式戦の記録によると、ルノーB1bis重戦車、ソミュアS35中戦車、オチキスH39軽戦車などで編成されていると思われる・・・」

一年生ズⅣ号戦車娘「しつもーん！」

隊長「なんだ？」

Ⅳ号戦車娘「たいちょーが調べたんですかー？」

隊長「も、もちろんだ！」ｷｮﾄﾞｷｮﾄﾞ

Ⅳ号戦車娘「部長さんに聞いたんですね、わかりました・・・」

隊長「・・・(汗)」ﾊﾞﾚﾃﾙ

ルノー B1bis 75mmL/17(車体固定式)、47mmL/32

ソミュア S35 47mmL/32

オチキス H39 37mmL/35

隊長「B1の車体に固定式で装備されてる75mm砲は歩兵支援用で対戦車能力は低いが、S35にも装備されてる47mm砲は対戦車戦闘用で注意が必要だ」

副隊長「ふむふむ」ﾒﾓﾒﾓ

隊長「H39の37mm砲も側面や後面なら貫通される恐れがある」

一年生ズ突撃砲娘「むー」

隊長「しかし、こんな旧式戦車がティーガーやパンターに勝てると思うか？」

一年生ズ「思いませーん」ﾊｲﾊｰｲ

隊長「だから、マジノ女学院は戦車道の名門なのに弱小と言われてる」

副隊長「じゃあ、逆に負けたらスゴい恥ずかしいですね///」

隊長「」(ФωФ) ｼﾞﾄｰ

副隊長「その目、ヤメテ下さい・・・(汗)」
19 : さまようよろい : 2015/08/30(日) 21:32:13

エレファント「」ｽﾞｰﾝ

隊長「むふふ、88mmL/71///」ﾆﾏﾆﾏ

副隊長「また、部長さんとこからパクって来たんですか？」

隊長「パクった言うな、借りてきたの！」

副隊長「どうせ無理矢理なんでしょ」

隊長「旦那の物は嫁の物、嫁の物は嫁の物！」ﾌﾝｽ!

副隊長「そんな事言ってたら、部長さんに嫁にもらってもらえませんよ」ﾊｱｱ

隊長「ううっ」(´；ω；`) ｼｸｼｸ

副隊長「少し気にしてたのね・・・(汗)」ﾔﾚﾔﾚ

隊長「エレファントに黒森峰のマークを！」ｷｦﾄﾘﾅｵｼﾃ

一年生ズ「ハーイ」ﾍﾟﾀﾍﾟﾀ

副隊長「えっ、あれは？」

隊長「いちいちマークをステンシル塗装するの面倒だから、シール作った///」ﾃﾍｯ

副隊長「『自走砲部』から戦車借りるのはデフォなんですね・・・」ﾀﾗｰ

隊長「あたしがエレファント使うから、副隊長がティーガー使う？」

副隊長「あたしは使い慣れたパンターが良いわね」← 実はティーガーⅠよりパンターの方が高性能です

隊長「じゃあ、ティーガーは一年生の誰かに使わせるか・・・」

～今回の編成～

エレファント 88mmL/71 隊長車

Ⅲ号突撃砲G型 ×２ 75mmL/48 一年生ズ

パンターA型 75mmL/70 副隊長車

ティーガーⅠ後期型 88mmL/56 一年生ズ

Ⅳ号戦車J型 75mmL/48 一年生ズ
20 : さまようよろい : 2015/08/31(月) 07:40:32

～演習場～

隊長「あっ、シトロエンスタッフカー！」

副隊長「なんか、キューベルワーゲンとはずいぶん違う・・・」

隊長「高級車っぽいな・・・」

シトロエンスタッフカー「」ｷｷｯｶﾞﾁｬｯ

マジノ隊長「皆さま、ご機嫌よう」ｼｬﾅﾘｰﾝ

隊長「ご、ごきげんよう・・・(汗)」

マジノ隊長「本日はお日柄もよろしくて、本当に『戦車道』日和ですわね」ﾆｯｺﾘ

隊長「お日柄？」ｷｮﾄｰﾝ

副隊長「『戦車道』日和？」ﾎﾟｶｰﾝ

マジノ隊長「今日はあたくし達との練習試合を喜んで受けて下さって大変感謝しておりますわ」

隊長「は、はぁ」

マジノ隊長「本日のルールですけれど」

隊長「あっ、はいはい」

マジノ隊長「本日の練習試合は公式戦に準拠したフラッグ戦でよろしいかしら？」

隊長「公式戦準拠？」

マジノ隊長「特に戦車の台数は１０両までと・・・」ｷﾗｰﾝ

隊長「う、うちはそれでよろしゅうございます」

副隊長「隊長、しゃべり方移ってます・・・」

マジノ隊長「それでは３０分後の開始でよろしくて？」

隊長「３０分後・・・OK！」

マジノ隊長「それでは皆さま、ご健闘を」ｼｬﾅﾘｰﾝ

シトロエンスタッフカー「」ﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ

隊長「な、なんか戦う前に疲れた・・・(汗)」

副隊長「聖グロリアーナ以上にお嬢様みたいですね・・・」
21 : さまようよろい : 2015/08/31(月) 07:55:50

隊長「中速前進、パンツァーフォー！」

エレファント「」ｷｭﾗｷｭﾗ

隊長『黒騎士１より黒騎士２、３あたしに続け！』

Ⅲ号突撃砲車長『ゲルべ２、３でーす』

隊長「こ、こいつら・・・」ﾑｶｯ

隊長『ブラウ小隊はフラッグ車を守れ！』

副隊長『ブラウ１了解』

ティーガー車長『ローテ２りょーかい！』

Ⅳ号戦車車長『あたしはローテ３でーす』

隊長『小隊毎にコードネーム統一しろ！』

ティーガー車長『普段使ってるコードネームじゃないと間違えちゃいまーす！』

隊長「ぐぬぬ」

砲手「隊長、正面に敵戦車！」

隊長「むっ、距離1000m、徹甲弾装填！」

装填手「はいよ！」ｶﾞﾁｬﾝ

隊長『黒騎士小隊停止、各個射撃、重戦車から殺れ！』

Ⅲ号突撃砲車長『ゲルべ２了解』『ゲルべ３りょーかい！』

隊長「・・・」ﾑｶﾑｶ

操縦手「むっ」ｷｷｯ

砲手「とりゃっ！」ｶﾁｯ

エレファント「」ｽﾞﾄﾞｰﾝ!

ルノーB1bis「うわっ！」つ『白旗』ﾋﾟﾗｯ

ソミュアS35「」ﾄﾞﾝｯ!

ルノーB1bis「」ﾄﾞﾝｯ!

エレファント「」ｶﾞｷｮﾝｺﾞｷｮﾝ! ← 47mm対戦車砲弾を装甲が弾いてる

エレファント「」ｽﾞﾄﾞｰﾝ!

ルノーB1bis「わわっ！」つ『白旗』ﾋﾟﾗｯ

隊長「うははははー、エレファント無双ー！」
22 : さまようよろい : 2015/08/31(月) 08:13:59

Ⅲ号突撃砲車長『あっ、９時方向に敵戦車！』

隊長「なにっ！」

オチキスH39「」ﾄﾞﾝｯ

オチキスH39「」ﾄﾞﾝｯ

オチキスH39「」ﾄﾞﾝｯ

エレファント「」ｶｰﾝｶﾞｷﾞｯﾍﾞｷｯ!

隊長「37mmじゃ、側面でもエレファントの装甲は貫通出来な・・・今なんか鈍い音した？」

操縦手「キャタピラ殺られた・・・(汗)」

隊長「え゛！」

Ⅲ号突撃砲車長『隊長車のキャタピラがやられたー！』

Ⅲ号突撃砲車長『反撃だー！』

Ⅲ号突撃砲G型「」ｸﾞﾙｯ ← 方向転換

※突撃砲は砲搭が無いので車体ごと旋回して照準します

隊長『あっ、こら・』

Ⅲ号突撃砲G型「」ﾄﾞｰﾝ

Ⅲ号突撃砲G型「」ﾄﾞｰﾝ

オチキスH39「きゃっ！」つ『白旗』ﾋﾟﾗｯ

オチキスH39「ひっ！」つ『白旗』ﾋﾟﾗｯ

隊長『黒騎士２、３正面に残ってる敵に側面向けてるぞ！』

Ⅲ号突撃砲車長『ゲルべ２、３でーす』

ソミュアS35「」ﾄﾞｰﾝ

ｶﾞｷｯ!

Ⅲ号突撃砲G型「やーらーれーたー！」つ『白旗』ﾋﾟﾗｯ

Ⅲ号突撃砲車長『ゲルべ２が殺られた！』

Ⅲ号突撃砲G型「」ﾄﾞｰﾝ

オチキスH39「ぎゃん！」つ『白旗』ﾋﾟﾗｯ

ソミュアS35「」ﾄﾞｰﾝ

ｺﾞｷﾝ!

Ⅲ号突撃砲G型「そ、側面装甲を！」つ『白旗』ﾋﾟﾗｯ

隊長『黒騎士１よりブラウ小隊、ゲルべ２、３が殺られた、黒騎士１も行動不能、支援しろ！』
23 : さまようよろい : 2015/08/31(月) 08:31:42

パンターA型「」ﾊﾞﾙﾝﾊﾞﾙﾙﾙﾙ

副隊長『ブラウ１よりローテ２、あたしは黒騎士１を支援に行く、お前はフラッグ車を守れ！』

ティーガー車長『ローテ２了解！』

副隊長『フラッグ車は危なくなったら全力で逃げろ！』

Ⅳ号戦車車長『ローテ３りょーかい！』← こいつがフラッグ車

パンターA型「」ﾊﾞﾙﾙﾙﾙ

副隊長「目標、正面、距離1000m！」

砲手「目標視認！」

副隊長「停止、徹甲弾装填！」

操縦手「」ｷｷｯ

装填手「装填よし！」ｶﾞﾁｬﾝ

砲手「照準よし！」

副隊長「フォイヤー！」

砲手「」ｶﾁｯ

パンターA型「」ﾄﾞｰﾝ

ソミュアS35「きゃー！」つ『白旗』ﾋﾟﾗｯ

副隊長「やはり、マジノ校の戦車は相手にならない・・・」

ティーガー車長『ローテ２より、ブラウ１後方に敵戦車！』

副隊長「なにっ！」ｸﾙｯ

M４シャーマン「」ﾄﾞｰﾝ

ｶﾞｰﾝ!

パンターA型「なっ！」つ『白旗』ﾋﾟﾗｯ

副隊長「し、シャーマン！」
24 : さまようよろい : 2015/08/31(月) 12:50:37

隊長「ブラウ１がシャーマンに殺られた！」

装填手「なんでマジノ校にシャーマンが？」

砲手「自由フランス軍が米国から供与されて使ってたからなんじゃ？」

隊長「ぐぬぬ、米国製を使うとは卑怯な！」

通信手「他校の戦車借りて使ってるヤツがなに言ってる」

隊長『フラッグ車逃げろ！』

Ⅳ号戦車J型「逃げろー！」ｷｭﾗｷｭﾗｷｭﾗ

ティーガー車長「11時方向、距離1200m、徹甲弾！」

ティーガーⅠ「このーっ！」ﾄﾞｰﾝ

M4シャーマン「」ﾋｭﾝｯ

ティーガー車長「外れた～(泣)」

M4シャーマン「」ﾄﾞｰﾝ ×３

ティーガーⅠ「」ｶﾞｷﾝｶﾞﾝｯｶﾞｷｮﾝ

ティーガー車長『みゃー、やられる～！』

隊長「徹甲弾装填！」

装填手「えっ？」ｶﾞﾁｬﾝ ← 反射的に装填

隊長「キャタピラがやられただけで、まだ撃破判定はされてない、正面のソミュアを潰せ！」

砲手「とりゃっ！」ｶﾁｯ

エレファント「」ｽﾞﾄﾞｰﾝ!

ソミュアS35「わっ！」つ『白旗』ﾋﾟﾗｯ

隊長「敵のフラッグ車はシャーマンか、操縦手旋回しろ！」

操縦手「えっ、キャタピラが・・・」

隊長「片方残ってたら向きぐらい変えられるだろ！」

操縦手「で、でも・・・」

隊長「夏休みの宿題の提出免除がかかってんだぞー！」

操縦手「そ、そーだった！」ｸﾞｲｯ

エレファント「」ｷｭﾗｷｭﾗｶﾞｶﾞｶﾞｯ ← 右のキャタピラだけで旋回中

M4シャーマン「」ﾄﾞｰﾝ ×３

ティーガーⅠ「」ｶﾞｷｮﾝｶﾞｺﾞﾝｶﾞﾝｯ ← メッタ打ちされてます

ティーガー車長『わっ、わっ！』((((；゜Д゜))) ｸﾞﾗｸﾞﾗ

砲手「シャーマンが突っ込んでくるぞ！」

ティーガー車長「側面とられたら殺られる、バック、バック！」ｱｾｱｾ

ティーガーⅠ「」ｷｭﾗｷｭﾗﾉﾛﾉﾛ

ﾄﾞｶｰﾝ！

M4シャーマン「あっ！」つ『白旗』ﾋﾟﾗｯ

ティーガー車長「あっ、エレファントまだ生きてる！」
25 : さまようよろい : 2015/08/31(月) 14:34:58

M4シャーマン「！」ｸﾞﾙｰｯ ← エレファントの向きに旋回中

隊長「側面をさらしてる、教育してやれ！」

砲手「えいっ！」ｶﾁｯ

エレファント「」ｽﾞﾄﾞｰﾝ!

ｶﾞｰﾝ

M4シャーマン「うわっ！」つ『白旗』ﾋﾟﾗｯ

M4シャーマン「」ﾄﾞｰﾝ

エレファント「」ｶﾞｷｮﾝ! ← シャーマンの75mm砲では至近距離でないと前面装甲は貫通出来ない

隊長『シャーマンの最後の１台、あれがフラッグ車だ！』

ティーガー車長『こっちにお尻向けてる、チャーンス！』ﾆﾍﾗ

ティーガーⅠ「」ﾄﾞｰﾝ

ｶﾞｰﾝ!

M4シャーマン「わわっ！」つ『白旗』ﾋﾟﾗｯ

隊長「全部倒したか・・・」

マジノ隊長『競技終了ですわ、フラッグ車が『撃破』されました全車戦闘中止なさい』

隊長「いや、戦闘中止ってマジノはもう全滅してるから・・・」

Ⅳ号戦車車長『逃げろー！』ｷｭﾗｷｭﾗ

ティーガー車長『おーい、帰ってこーいw』

マジノ女学院 Ⅹ 敗北

ルノーB1bis ×2
ソミュアS35×2
オチキスH39×3
M4シャーマン×3 内１台フラッグ車
全10両被撃破

黒森峰荷車 ○ 勝利

エレファント×1 行動不能
Ⅲ号突撃砲G型×2 撃破
パンターA型×1 撃破
ティーガーⅠ×1 残存
Ⅳ号戦車J型×1 残存フラッグ車
3.5両被撃破 2.5両残存
26 : さまようよろい : 2015/09/01(火) 06:53:25

マジノ隊長「あたくし達の完敗ですわ」ｻﾞﾝﾈﾝﾑﾈﾝ

隊長「いや、こっちも(意外に)苦戦だったから・・・」

マジノ隊長「米国製の戦車なんかを使ったのが間違いでしたわ、やはりおフランスの戦車でないと・・・」

隊長「いや、敗因はそこじゃないんじゃないかな・・・(汗)」

マジノ隊長「しかし、キャタピラを損傷しても、あきらめずに戦い続けるなんて『戦車道』の鑑ですわね」

隊長「いや、それほどでも・・・///」ﾃﾚﾃﾚ

マジノ隊長「でも、あんな重駆逐戦車の足回りが損傷しては回収や修理が大変・・・」

隊長「はっ！」(゜ロ゜;

マジノ隊長「あれでは自走出来ないですわね」

エレファント「」ﾍﾞﾛｰﾝ ← 左のキャタピラ切れてる

隊長「・・・(汗)」

マジノ隊長「もし、修理代が嵩むようでしたら、ウチの学院に請求して下さいましね」← お金持ち学校

隊長「か、借り物壊しちゃった・・・||||」ｽﾞｰﾝ

操縦手「３番目の転輪もヤられてるな・・・」

通信手「キャタピラも何コマかバラバラになってる・・・」

隊長「なんとか修理を・・・」ｱｾｱｾ

装填手「こんな重戦車ボクらでジャッキアップなんか出来ないよ」

隊長「キャタピラだけでもつないで、牽引を・・・」

砲手「予備キャタピラ１個だけでもすげー重いんだけど・・・」

隊長「・・・」

副隊長「あきらめて部長さん呼んで」

隊長「(泣)」(´；ω；`) ｼｸｼｸ

副隊長「泣くくらいなら最初から無理矢理借りてくんな！」(ФωФ)

ボーイズ＆パンツァー７に続く

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さまようよろい

@yasuo40

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