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八幡「ふあぁ〜…」由比ヶ浜「ヒッキー眠そうだね!」
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- 1 : 2013/11/25(月) 22:23:17 :
- 10作目。新シリーズ『由比ヶ浜結衣の愛憎』編では1作目です。
今回はいつものほのぼのした奉仕部ではなく、ホラーテイストにチャレンジです。
八幡篇、由比ヶ浜篇の2篇となります。
拙い文ですが、狂気が伝われば良いなと思います。
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- 2 : 2013/11/25(月) 22:27:22 :
- 八幡「ん…あぁ由比ヶ浜か。まあ、ちょっとな」
八幡(由比ヶ浜が教室で話しかけてくるなんて珍しいな……俺なんかに話しかけて大丈夫か?)
由比ヶ浜「ちゃんと寝なきゃダメだよ、ヒッキー!さすがに3時間は少なすぎだと思う!」
八幡「ああ……ん…?なあ、由比ヶ浜、何でお前が俺の睡眠時間を知ってんだ?」
由比ヶ浜「」
八幡「由比ヶ浜?」
由比ヶ浜「…あ、あれー?当たったの⁈あれ適当に言ったのに当たるとかあたしエスパーかも!ね!ヒッキー!あたしマジエスパー!」あたふた
八幡「ふーん、そうか。つーか、いいのか?お前。」
八幡(なんだよ当てずっぽうで会話すんなよな…一瞬俺の生活監視されてるかと思っちゃっただろうが。)
由比ヶ浜「ん?なにが?」きょとん
八幡「いや、だからさ……三浦とかんとこ戻った方がいんじゃねーの?」ちらっ
由比ヶ浜「………」ぼそっ
八幡「…ん?」
由比ヶ浜「ん?なに?」ニコー
八幡(こいつ話聞いて無かったのかよ……また相模とかに嫌味いわれんぞ…?)
八幡「いや……で、なんか用か?」
由比ヶ浜「んー、まあ用って程じゃないんだけどさ…体調悪そうだったから心配しただけっ!じゃまたね!」スタスタ
八幡(それでわざわざ来てくれたのかよ……優しいんだかアホなんだか……優しいんだよな…)
八幡「…寝るか」ドタっ
八幡(……教室後方からはトップカースト連中の声が聞こえる…よし、ちゃんと由比ヶ浜の声も聞こえる…大丈夫だ。)
八幡「……」ねたふり
戸塚「八幡っ、おはよう!」
八幡「とっ!」バッ
戸塚「わっ!ごめん、起こしちゃったかな?」
八幡「と、ととととととつとつ……いや、大丈夫だ。」ぽー
戸塚「そっか、良かった!」にこっ
八幡(戸塚…太陽より眩しいのに直視しても目が痛くないとか……マジ天使……あ、挨拶返すの忘れちまったじゃねえか……八幡、しょっく…)
八幡「ぎょゔ……ごほんっ……今日も朝練か?」テレテレ
戸塚「うん、最近他の部員達もやる気出してくれる様になって来てさ!僕ももっと頑張らなきゃなーって‼」ぐっ
八幡「そ、そうか!頑張るのは良い娘とだな!」ニヤニヤ
八幡(……おっと、あまりの可愛さに変換ミスしちまった…)
戸塚「うん!じゃあ今日も頑張ろう八幡っ」とてとて
ードンッ
八幡(…ん?なんだ?)
戸塚「ったた……あっ、ごめんなさい由比ヶ浜さん。あの、大丈夫?」
由比ヶ浜「…」ぶつぶつ
八幡(由比ヶ浜と戸塚がぶつかったのか……まあ、軽く見た感じ大丈夫そうだが……ん?由比ヶ浜、なんか目がおかしくねえか?)
戸塚「…由比ヶ浜さん?」おろおろ
由比ヶ浜「…いやー、ごめんねさいちゃん!よそ見しちゃってたよ…」ジー
戸塚「ううん…こちらこそ。それより怪我とかない?大丈夫かな?」
由比ヶ浜「うん!へーきへーき………」ジー
戸塚「…由比ヶ浜さん?……って痛……あ、あれ…血だ…」ビクビク
八幡(なに⁈戸塚から血⁈来たのか?ついに来たのか⁈初経⁈……なに言ってんだ俺は、処刑されんぞ。主に雪ノ下あたりから……つーかマジに大丈夫かよ…?)
八幡「…」チラチラ
由比ヶ浜「あ、ごめんさいちゃん!あたしシャーペン持ったまま歩いちゃってて……大丈夫⁈」ジー
戸塚「あ、うん…ちょっと皮が剥けただけみたいだから多分……」
八幡「…」ほっ
由比ヶ浜「でも一応保健室行って、手当てして貰った方がいいよっ!ほら、行こう?ね?行こうよ」ジー
戸塚「う、うん…あ、でももう授業始まるし…僕、1人で行って来るね…」とてとて
由比ヶ浜「…」ジー
八幡(大丈夫か戸塚?あ、俺も寝不足だし、保健室行こうかな……そしたら戸塚と2人っきり⁈……あ、保健室のおばさん居るな…っクソ!仕事すんなよ!)
八幡「……」
由比ヶ浜「…ヒッキー」
八幡「うお!…びっくりした、由比ヶ浜か」
由比ヶ浜「…ヒッキーさいちゃん心配?楽しそうに話してたもんね……」ニコニコ
八幡(なんでこいつこんなにニコニコしてんだよ…)
八幡「まあな……」
由比ヶ浜「」ジー
八幡「ま、でもあの程度なら絆創膏貼ってお終いだろ。んで、お前は?怪我ねーの?」
由比ヶ浜「………!う、うんっ!!だいじょぶだよっ……ヒッキーありがと///」カアァ
八幡「お、おう…」
八幡(なんか…由比ヶ浜の奴おかしくねえか?……気のせいか)
ーーガラガラ
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- 3 : 2013/11/25(月) 23:03:24 :
- ーーガラガラ
平塚「…相変わらず騒がしいな。ほれ、授業を始めるから席につけ」
八幡(1限は現国だったか…最近やけに指されんだよな…)
ーキーンコーンカーンコーン
平塚「今日の所は以上だ。それから比企谷、昼休み職員室に来る様に。」ほくほく
八幡「…うす」どんより
八幡(1時間で4回も指されるとか……その上昼に呼び出し…先生俺のこと好きなんじゃねえの…?)
由比ヶ浜「……………」ぶつぶつ
三浦「ゆ、結衣…?」ビクッ
ーーーーーーーー
ーーーーー
ーーー
ー
八幡(…寝てたら4限が終わった……まあ寝不足だったし丁度いいか)
八幡「…職員室いかなきゃな」スタスタ
ーガラガラ
由比ヶ浜「失礼しましたーっ」
八幡(由比ヶ浜…?職員室に縁なんてないあいつがどうしたんだ??)
八幡「…」
由比ヶ浜「あっ!ヒッキー!!」ぶんぶん
八幡「おう…なんかあったのか?」
由比ヶ浜「うん、ちょっと平塚に話があってさ…」
八幡(由比ヶ浜…いくら先生がアラサーより遥かに若く見えるからってナチュラルに呼び捨てはどーよ…)
八幡「平塚…?」
由比ヶ浜「…ヒッキー呼び出されてるんでしょ?行かなくていいの?」ニコー
八幡「あ、ああ…じゃあ行くわ」
由比ヶ浜「…」ニコニコ
八幡(……なんだこの違和感は)
ーガラガラ
八幡「失礼します。平塚先生は…っと……いたいた」スタスタ
八幡「先生、来ましたけど………って、泣いてるんすか?」
平塚「うっ…うぅ……ひっく……ひ、比企がやぁ……」ぐすぐす
八幡「ちょ、ちょっと落ち着いて下さいよ。…どうしたんすか」
平塚「うぅん……ひっく……なんで…も、ない…ぐすっ」ぐすぐす
八幡「何でもない訳ないでしょ……どうしたんすか」はぁ
平塚「うん……ひっく…誰にも…ひっく……言わない…?」ぐすぐす
八幡(ぐっ……やべえ、普段暴力ばっか振るわれてるからこう弱った姿見せられると……ちょっとドキッとしちゃうだろ……なにこの愛、重い)
八幡「分かりましたから……だから言って貰わないとわかんないすよ。」さすさす
平塚「うぅ…ありがと。…ぐすっ………実は、さっきゆ……!…ひっ!!ひいっ………」ガクガク
八幡(あん?なんだ急にドアの方見て怯え始めて……つーかブレザーぎゅって握るの止めてくんねえかな……八幡トキメキ☆ユキトキ)
八幡「……?」ちらっ
ドア「」シーン
八幡「先生どうしたんすか…何もいないじゃないですか……はぁ」さすさす
平塚「ひ…比企谷。その、すまなかった……ぐすっ……今日のと、ところは…もういいぞ…」ぐすぐす
八幡「はあ?呼び出したのはそっちじゃないすか……」
平塚「…た、頼む……わたしを助けると思ってくれ……なんでもっ…なんでもするから!」ガクガク
八幡(なんでも…だと……なんでもって、その、何でもなんだよね?ぐへ……なんちゃって)
八幡「なんでもですね…わかりましたよ。じゃ、失礼します」スタスタ
平塚「うん……あ、けっ…結婚はあれだぞ…?ぐすっ……ちゃんとお付き合いの申し出を受けてからじゃないと考えてやらないからな!」ぐすぐす
八幡(泣きながらまくしたてるから何言ってっかわかんねえな……つーか先生良い加減、鼻水拭けよ)
八幡「失礼しました」
ーガラガラ
八幡(さて、ベストプレイスに行ってさっさと昼飯食うか。)
八幡「」スタスタ
八幡「」スタスタ
八幡(げっ…誰かいるじゃねえか……って、あれは)
八幡「おう、なにしてんだよこんなとこで。」
由比ヶ浜「あ、ヒッキー!遅かったね!まさか…ずっと平塚に怒られてたの?」ニコニコ
八幡(また呼び捨て…つーかなんかおかしいんだよな……)
八幡「おい、呼び捨て止めてやれろ。あんなでも一応は教師だぞ?」
由比ヶ浜「」
八幡(うお……いきなり真顔に戻るとか、こええよ…)
八幡「お、おい…由比ヶ浜?」
由比ヶ浜「ヒッキーは平塚の方が大事なの?」
八幡「はあ?お前なにいって
由比ヶ浜「答えて」
八幡「いや、大事もな
由比ヶ浜「答えてよ!!!」
八幡(由比ヶ浜…狂ったか?と、とりあえず刺激しない方がいいか…)
八幡「だ、大事じゃ…ない」
由比ヶ浜「そっかあ!そうだよねっ!!あ、もうすぐ昼休み終わるし教室戻ってるね!じゃね、ヒッキー‼」すたすた
八幡「なんだってんだよ…」
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- 4 : 2013/11/25(月) 23:38:30 :
- ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー
ー
八幡(はあ…昼もろくに食えないで授業受けたから腹減ったな…購買でなんか買ってから部室行くか)
八幡「」スタスタ
由比ヶ浜「ヒッキー!」
八幡「」ビクッ
八幡「お、おう。由比ヶ浜か」
由比ヶ浜「ん?どしたの?ヒッキー、そっち部室じゃないよ?」ニコニコ
八幡「ああ、ちょっとこう
由比ヶ浜「まさか、平塚に呼び出されたとかじゃないよね?」
八幡「は?なんでここで平塚先生が出てくんだよ…購買でなんか買ってから向かおうと思ってただけだ」
由比ヶ浜「な、なんだ…そっかそっか!じゃあ、また部室でねっ!」スタスタ
八幡「どうしちまったんだあいつ…」
ーーーーー
ーーー
ー
八幡「あんまパン残ってねえな…どれにすっか……」
???「ちょっと、邪魔なんだけど」
八幡「あ、はい。すんません」すいー
八幡(おー怖…こういう声に棘のある奴は関わらないに限るな…居なくなるまで無視無視)
八幡「…」
???「…あんたどれ買うの?」
八幡「」
???「ちょっと、なに無視してんの?」
八幡(え、なにこの人…いきなり見ず知らずの他人に話すとか……もう1週回ってコミュ症だろ)
八幡「え、俺…ですか」ちらっ
???「…他に誰がいんの」
八幡(あー、なんだっけこの人。川、川なんとかさん…)
八幡「…」
八幡(思い出した、川崎だ。そのデフォルトで睨む姿勢やめて貰えませんかね…)
八幡「…クリームパンだな」
川崎「……好きなの?」
八幡(え?好き?川崎の事か…うーん好きって言うか怖い。……あ、パンの事か)
八幡「まあな。というより消去法だ。この中ならクリームパンが1番好みなだけだ…揚げパンとかは無いわ」
川崎「はあ?あんた揚げパン舐めてんの?」
八幡(しまった……!川崎のやつ、揚げパンを大事そうに抱えてやがる…つーかいくつパン持ってんだよ。育ち盛りにも程があるだろ……それでその胸になったのか)
八幡「いや…」ジー
川崎「……!こ、これは弟達が学校のパン好きって言うから買ってくだけで別にあたしが一人で食べる訳じゃない…」ふい
八幡「あー、そう。相変わらずブラコンだな……じゃ、部活いくわ」スタスタ
川崎「……」ぼそっ
八幡「あ?なんか言ったか?」
川崎「…べつに。シスコンに言われたくないって言っただけ。」ふい
八幡「ほっとけ。じゃあな」スタスタ
???「」タタタッ
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- 5 : 2013/11/26(火) 00:11:53 :
ーーーーー
ーーー
ー
八幡(さて、コーヒーもパンも食ったし、部室に行くかね。)
八幡「」スタスタ
ーガラガラ
八幡「うす」
雪ノ下「こんにちは、比企谷君。」ペラッ
由比ヶ浜「ヒッキー遅い!!」イライラ
雪ノ下「あなたも今来たばかりじゃない…」ペラッ
由比ヶ浜「しー!!」
八幡「…?パン食ってたんだよ…」ドサッ
雪ノ下「珍しいわね、あなたが放課後にパンを食べるなんて…」ペラッ
八幡「まあな…昼食う時間があんまなかったんだよ」
由比ヶ浜「ヒッキー、呼び出されちゃったからね…」
八幡(お前のせいってのもあんだけどな…)
八幡「ああ……それより、ちょっと寝てもいいか?寝不足なんだよ」
雪ノ下「あなたは何をしにここに来ているのかしら…」はぁ
八幡「お前だっていつも本しか読んでねえだろが…依頼主が来たらちゃんと起きるからよ」
雪ノ下「…仕方ないわね。……その、膝掛けならあるけれど、使うかしら?」
八幡「あー…いや、いいよ。寒い訳でもねえしな」
由比ヶ浜「………ヒッキー!これ、使って!」ぐい
八幡「ん?…いや、だから膝掛けとか別に…」
八幡(由比ヶ浜のやつ…また目がおかしくなってやがる)
由比ヶ浜「使って!」
雪ノ下「由比ヶ浜さん?」
八幡「お、おい。雪ノ下どうにかしろよ…こいつ今日ずっとこの調子なんだよ」
雪ノ下「由比ヶ浜さん、無理にこの男に膝掛けを使わせる必要はないわ?」
由比ヶ浜「ゆきのん…ゆきのんは、ヒッキーに膝掛け使わせた癖に、あたしには貸すなって言うの?」
八幡「おい由比ヶ浜。お前おかしいぞ…」
雪ノ下「由比ヶ浜さん…私は彼に膝掛けを使わせた訳ではないわ?現に、この男に膝掛けを貸していないでしょう?よく見なさい…」
由比ヶ浜「……あ。ご、ごめん…ゆきのん。あたし……あれ…」
八幡(落ち着い…た、のか?にしても大丈夫かよ由比ヶ浜…)
八幡「」
雪ノ下「…今日は皆疲れている様だから、終わりにしましょうか。」
由比ヶ浜「…うん」
八幡「そうだな…じゃあ、先帰るわ」スタスタ
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー
ー
八幡「ごちそうさん」
小町「お粗末様〜♪」
八幡(小町の奴、上機嫌で何よりだな……今日は色々疲れたな、いや今日も。か…)
八幡「さて、勉強して艦これやんなきゃな…」
ーーーーー
ーーー
ー
八幡「ふあぁ〜」
八幡(おっと、艦これに夢中になり過ぎて時間経つの忘れてたぜ……もう日付け変わっちまったし寝るか)
八幡「おやすみ、赤城…ふひ」パタン
ーコンコン
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- 6 : 2013/11/26(火) 00:24:32 :
- 八幡「ん?小町か?」
小町「うん、入っていい?」ガチャ
八幡「許可取るまえに入ってんじゃねえか……で、また寝れないのか?」
八幡(年に1週間くらい小町が1人で寝れなくなる現象がおきんだよな…まあいいけどよ。)
小町「さっすがお兄ちゃんっ!なんでもわかってるね!」きゃぴん
八幡「うぜえうぜえ…ほれ、俺も寝るからさっさとしろ」ごろん
小町「もーお兄ちゃんは相変わらず捻デレさんだなあ。」ぽすん
八幡「その造語お前マジでやめろよ……」
小町「えー、これほどお兄ちゃんに相応しい言葉ないんだけどな。……お兄ちゃん」
八幡「あ?」
小町「昨日ちゃんと寝れた??小町が一緒に寝たいって頼むとお兄ちゃん絶対断らないけどさ…ちゃんとお兄ちゃんは寝れてるのかなーって…」
八幡(く…この心配上手め!……寝れてないなんて言えない‼)
八幡「アホ…下らねえ事考えてないで寝ろ。」
小町「…はーい♪」ぎゅっ
八幡「くっつくなよ…あちいな」
小町「小町は寒いんだもーんっ!」ぎゅっ
八幡「うぜえ…」
ープルルルル
小町「ん?お兄ちゃん電話じゃない?」
八幡「あー、いいやめんどくせえ。朝確認する」
ープルルルル
小町「」
八幡「」
ープルルルル
小町「お、お兄ちゃん…?」
八幡「はぁ…ったく……」
八幡「は
由比ヶ浜「もしもしヒッキー?」
八幡「…由比ヶ浜か。なんだよこんな遅くに」
由比ヶ浜「あーうん…ヒッキー寝不足っぽかったから。ちゃんと寝れてるかな?って…」
八幡(寝れてるかの確認がこんな遅くに掛かってくんのは迷惑だろ……さっさと切るか)
八幡「ああ、寝れてるよ。じゃあな」
由比ヶ浜「…ほんとに?」
八幡「…本当だよ。心配してくれんのはありがてえが、もう眠いんだよ。寝かせてくれ」
由比ヶ浜「……」ぶつぶつ
八幡「…?おい」
由比ヶ浜「……わかった。じゃあおやすみヒッキー」
ープツッ
八幡「なんだってんだよ…」
小町「結衣さんなんだって?」
八幡「ああ、ちゃんと寝れてるか?だってよ。なんかおかしいんだよなあいつ…」
小町「まあまあ…結衣さんはお兄ちゃんが心配なんだよーっ!」
ーピロン
小町「おっと、メールだ。………っ‼」
八幡「ん?小町どうした」
小町「うーん……あ、お兄ちゃん。やっぱり今日は小町1人で寝るねっ!」
八幡「ん?お、おう…」
小町「お兄ちゃん……気を付けてね。おやすみっ!」タタタッ
ーバタン
八幡(気を付けて……?なんだ急に小町の奴。……まさか、中2病が発症したか⁈)
八幡「なんてな。寝よ…」
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- 7 : 2013/11/26(火) 00:32:03 :
- ーーーーー
ーーー
ー
八幡(昨日は小町と寝なかったから、結局はぐっすり眠れたな…)
八幡「」突っ伏し
戸塚「八幡、おはよっ」
八幡(と、戸塚っ⁈おはよう!)
八幡「ここは天国か…?」
八幡(しまった!戸塚のあまりの可愛さに心と言葉が入れかわっちった!てへ)
戸塚「てんごく?八幡寝ぼけてるの?」あはは
八幡「ああいや…おはようとつ
戸塚「ひっ!ご、ごめんね八幡っ!またね!」タタッ
八幡「ど、どうしたんだ戸塚…」
由比ヶ浜「ヒッキーおはよっ!」
八幡「ん?ああ、由比ヶ浜か。おす」
由比ヶ浜「」ジー
八幡「…なんだよ」
由比ヶ浜「うんうん。今日はちゃんと寝れたみたいだねっ!」
八幡「あ?おー。まあな」
由比ヶ浜「えへへっ!やっぱりヒッキーはあたしがみててあげ
ーガラガラ
担任「HR始めるぞー席につけー」
由比ヶ浜「じゃあ、またねっ!ヒッキー!」
八幡「お、おう…」
八幡(由比ヶ浜の奴、今日は普通だな。……何を言おうとしたんだ?)
担任「あー、先に皆に報告しておく事がある。川崎だが学校の階段から落ちて足を骨折してな、暫く入院する事になった。」
八幡(マジかよ…大丈夫かあいつ)
由比ヶ浜「」ニヤッ
三浦「…ゆ、結衣?」
八幡「」ゾクッ
八幡(なんだ…今、悪寒が…)
ーー俺がその悪寒の正体に気付いたのは、それから暫くした日の事だった。
今にして思えば、彼女はとうに常軌を逸していたのかもしれない。
だがそんな事に今更気付いたところで、もう何もかも手遅れだった
そう、もう何もかも。
由比ヶ浜「ヒッキー…ずっと一緒だよ」ニコ
-fin
-
- 8 : 2013/11/26(火) 00:34:53 :
- という訳で『由比ヶ浜結衣の愛憎』1作目でした。
壊れてる由比ヶ浜は辛いです(._.)
さて、そんな由比ヶ浜が何を考え、どう行動していたのかは、2作目をご覧頂ければと思います。
では…
-
- 9 : 2013/11/26(火) 01:20:11 :
- なんだ、いつもどおりのガハマじゃないか
-
- 10 : 2013/11/26(火) 01:35:43 :
- 乙!
-
- 11 : 2013/11/26(火) 07:12:12 :
- まとめさせて頂いてますm(_ _)m
-
- 13 : 2013/11/26(火) 17:31:38 :
- よかったよぉ
-
- 14 : 2013/11/26(火) 23:18:00 :
- >>13
サシャ好きさん^o^毎回読んで下さって、嬉しいです(*^^*)ありがとうございます!
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由比ヶ浜結衣の愛憎 シリーズ
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