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ヒロインは改造人間だった!
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- 1 : 2015/03/04(水) 22:18:23 :
- ~フィールド~
ドラゴン「きしゃー!」ズシンッ!
まものがあらわれた!
巨大なドラゴン×1
メカ娘「勇者さん、魔物です!」ガチャッ
勇者「よし、いくぞ!」(*`Д´)ノ ザッ!
女勇者「勇者、フバーハ!」
勇者「えっ?」(゜ロ゜)
女勇者「フバーハ!」
勇者「な、なんで俺が・・・」(ーー;)
女勇者「ゆーしゃ、ふ・ばー・は!」
勇者「『フバーハ!』」(´・ω・`)ノ パアア ← シブシブ
ゆうしゃはじゅもんをとなえた!
やさしいひかりのころもがまわりをつつむ!
メカ娘「ビーム!」ビーッ!
メカむすめのこうげき!
ドラゴンにだいダメージ!
老勇者「『バイキルト!』」パアア
ろうゆうしゃはじゅもんをとなえた!
おんなゆうしゃのこうげきりょくがあがった!
女勇者「『ギガスラッシュ!』」ザンッ!
おんなゆうしゃのこうげき!
ドラゴンにダメージ!
ドラゴン「ぎゃーす!」ゴオオオオー
ドラゴンははげしいほのおをはいた!
女勇者「みゃー!」
勇者「くそっ!」(/≧◇≦\)
老勇者「むうっ!」
メカ娘「?」
おんなゆうしゃ、ゆうしゃ、ろうゆうしゃにダメージ!
メカむすめにはダメージがなかった!
勇者「今度はこっちの番だ!」(*`Д´)ノ
女勇者「勇者、回復!」
勇者「えっ?」(゜ロ゜;)
女勇者「回復!」
勇者「なんで俺が・・・」(ーー;)
女勇者「か・い・ふ・く!」
勇者「『ベホマラー!』」(´・ω・`)ノ パアア
ゆうしゃはじゅもんをとなえた!
おんなゆうしゃ、ゆうしゃ、ろうゆうしゃのHPがかいふくした!
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- 2 : 2015/03/05(木) 04:27:09 :
- メカ娘「ビーム!」ビーッ!
メカむすめのこうげき!
ドラゴンにだいダメージ!
メカ娘「!」ピーッ ピーッ ピーッ
老勇者「『スクルト!』」パアア
ろうゆうしゃはじゅもんをとなえた!
ぜんいんのしゅびりょくがあがった!
女勇者「『ギカディン!』」バリバリー!
おんなゆうしゃはじゅもんをとなえた!
ドラゴンにダメージ!
ドラゴン「ぎゃーす!」ブンッ!
ドラゴンのこうげき!
メカ娘「あっ!」カーン!
しかし、メカむすめにダメージはなかった!
メカ娘「くっ、バッテリーの残量が・・・」ピーッ ピーッ ピーッ
女勇者「勇者、充電!」
勇者「ええっ!」( ; ゜Д゜)
女勇者「メカ娘に充電!」
勇者「俺にも攻撃させろ!」(*`Д´)ノ!!!
女勇者「ゆーしゃ、じゅ・う・で・ん!」
勇者「『ギカディン!』」(´・ω・`)ノ バリバリー
ゆうしゃはじゅもんをとなえた!
メカ娘「復活!」パチッ パチパチッ!
老勇者「ぎゃあー!」バタッ
勇者「じいさん!」!Σ( ̄□ ̄;)
老勇者「こ、腰が・・・」ヒクヒク
勇者「やられたんちゃうんかー!」Σ( ̄皿 ̄;;
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- 3 : 2015/03/05(木) 04:44:01 :
- ドラゴン「」プスプス
メカ娘「勇者さん、いつもいつも充電してもらって済みません///」ペコペコ
勇者「あっ、いや・・・」(´・ω・`)
メカ娘「ビームを連続で撃つと発電が追いつかなくて・・・///」ペコペコ
勇者「それくらいの事なんともないけど・・・女勇者!」(#`皿´)
女勇者「なーに?」
勇者「俺に補助魔法や回復呪文ばっかり振るな!」(*`Д´)ノ!!!
女勇者「いやー、なんかそーいうタイミングになっちゃうのよねー」テヘッ
勇者「てへっ、じゃねー!」(ー。ー#)
老勇者「そ、そんな事より腰が・・・」ヒクヒク
メカ娘「おじーちゃん大丈夫?」ガチャン
女勇者「しょうがないなー、えいっ!」グシャッ
勇者「おい、ぐしゃって?」( ̄□||||!!
老勇者「ふうっ、これでなんとか・・・」ヨロヨロ
メカ娘「今ので治った?」
女勇者「さあ、勇者、さっさとドラゴンを解体してよ」
勇者「なんで俺に言う?」(ー。ー#)
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- 4 : 2015/03/05(木) 05:12:10 :
- ~野営~
老勇者「済まんのう、昔わしが魔王を倒せなかったせいで・・・///」クドクド
メカ娘「おじーちゃんのせいじゃないですよ」ガチャン
老勇者「済まんのう、若い世代にまで負担をかけてしもうて・・・///」クドクド
女勇者「じじーは酔っぱらうと話がくどくなんなー///」ケッ!
勇者「おまーは酔っぱらうと柄が悪くなるがな」(ー。ー#)
メカ娘「勇者さんはお酒飲んでも全然変わらないですね?」ガチャッ
勇者「そうかな?」グビッ
メカ娘「いつもの優しい勇者さんのままです///」ポッ
勇者「メカちゃんも飲む?」
メカ娘「あたし、お酒弱いんですよー」ガチャン
勇者「少しくらいは大丈夫なんでしょ?」
メカ娘「じゃあ、ちょっとだけ」ガチャッ
勇者「はい」トクトク
メカ娘「ありがとうございます」クピッ
メカ娘「ふああ///」カアーッ
勇者「えっ、もう酔ったの?」(;゜∇゜)
メカ娘「生身の部分が少ないから直ぐにお酒が回るんです~///」フラフラ
勇者「ふらふらしてるな、俺に寄りかかりなよ」
メカ娘「えっ、あたし重いですよ///」フラフラ
勇者「大丈夫だよ」
メカ娘「じ、じゃあ///」ズシッ
勇者「う゛っ!」Σ( ̄ロ ̄lll) ミシミシ
メカ娘「勇者さん、なんだか幸せです~♪///」ズシッ
勇者「そ、それは良かった・・・」( ̄□|||| ミシミシミシ
老勇者「若い者は良いのう・・・///」クドクド
女勇者「ちっ、いちゃつくんじゃねーよ///」バーロー
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- 5 : 2015/03/05(木) 05:44:30 :
- ~街道~
メカ娘「~♪」ガッチャン ガッチャン
勇者「メカちゃんはなんでその身体になったんだい?」(´・ω・`)?
女勇者「まさか生まれた時からって事はないわよね?」
メカ娘「生まれた時は普通ですよー、っていうか数ヶ月前まで生身の身体でした」ガチャッ
勇者「えっ、最近じゃん!」(;・ω・)
メカ娘「なんか悪の組織みたいなのに拐われて・・・」ガッチャン
勇者「悪の組織?」(´・ω・`)?
女勇者「○ョッカー?」
メカ娘「気がついたら手術台みたいなのの上で、もうこの身体になってました||||」ズーン
勇者「それで?」
メカ娘「なんか医者みたいな人が『後は我々の命令だけを聞くように改造するだけだ』って言ってたのでビビって逃げました」ガチャッ
老勇者「よく逃げられたの?」
メカ娘「この身体なので、拘束も全部簡単に引きちぎれて・・・」ガッチャン
勇者「なんで悪の組織に拐われたのかとか、なんでそんな身体にされたのとか理由はわからないの?」
メカ娘「逃げる時に悪の組織を皆殺しにしてしまったので・・・」
勇者「えっ、皆殺し?」(;゜∇゜) ヒクッ
メカ娘「あっ、いや、あたしパニくってて、この身体のパワーも上手く制御出来なくて・・・///」アセアセ
勇者「悪の組織を皆殺し・・・」(|| ゜Д゜) ドンビキ
メカ娘「違うんですよー、勇者さーん(泣)」アセアセ
女勇者「勇者に嫌われたくないから必死だな」
老勇者「微笑ましいのう」
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- 6 : 2015/03/05(木) 06:05:09 :
- ~野営~
勇者「じいさん、どうだい?」モミモミ
老勇者「極楽、極楽♪」ハアア
メカ娘「勇者さん優しい///」ポッ
女勇者「ねー勇者、あたしも肩こりがひどいのー、肩もんでー///」アマエッ
勇者「おまーは若いんだから肩こりなんかしないだろー」(ー。ー#) モミモミ
女勇者「女の子は胸に重しがついてるから肩がこるのよ」コリコリ
勇者「重しって、おまー貧乳・・・」(;・ω・) ザンネンムネン
女勇者「ゆーしゃ!」ゴゴゴゴゴ
勇者「ハイハイ、もみますよ」(´・ω・`) ヤレヤレ
女勇者「勇者にだったらどこをもまれても良いわよ~///」ウフン
メカ娘「お、女勇者さんっ!///」ガチャッ!
女勇者「あら、メカちゃんどーしたの~?」ウフッ
メカ娘「あっ、いや・・・///」モジモジ
女勇者「勇者をちょっと挑発しただけでそんなに怒るなんて~」ムフフ
メカ娘「お、怒ってなんて・・・///」アセアセ
女勇者「激ラブ!」ププッ
老勇者「可愛いのう」フォッフォッ
メカ娘「・・・///」カアーッ
勇者「えっ、メカちゃん、俺の事・・・」
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- 7 : 2015/03/05(木) 06:24:38 :
- 女勇者「お前らもう付き合っちゃえよー」ケラケラ
メカ娘「お、女勇者さん、からかわないで下さい!///」カアーッ
勇者「メカちゃん・・・」(´・ω・`)
メカ娘「勇者さん、ごめんなさい、ごめんなさい///」ペコペコ
勇者「な、なんで謝るんだよ?」(;・ω・)
メカ娘「だ、だってあたしこんな身体で・・・」
勇者「メカちゃんのせいじゃないだろ」
メカ娘「あたしが普通の身体だったら勇者さんと・・・」ポロポロ
勇者「俺はメカちゃんの身体の事なんて気にしてないよ」キリリッ
メカ娘「でも、こんな鋼鉄の身体じゃあ、勇者さんに抱きしめてもらう資格なんて・・・」シクシク
勇者「鋼鉄だとか、資格だとか関係ない!」キリリッ
メカ娘「勇者さん!///」ポッ
女勇者「どーんと行け!」
老勇者「思い切り抱きしめ合うのじゃ!」
勇者「メカちゃん!」ガバッ
メカ娘「勇者さん!///」ガシッ!
勇者「ぐはっ!」( ̄□||||!! ポキッ ボキボキィ!
女勇者「な、なんか鈍い音が・・・」タラー
老勇者「折れたのう・・・」タラー
メカ娘「勇者さん、勇者さん!///」ギュギュー!
勇者「ぐぼぁ!」(ノ゜ο゜)ノ ミシミシ ギシギシ
女勇者「と、とどめを刺しにいってる!」
老勇者「成仏せい」ナームー
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- 8 : 2015/03/05(木) 06:30:47 :
- メカ娘「勇者さん、ごめんなさい、ごめんなさい」ペコペコ
勇者「だ、大丈夫だよ」(|| ゜Д゜) ゴフッ!
女勇者「血を吐きながら大丈夫って言う根性は認めるw」
老勇者「折れた肋骨が内臓に刺さっておるのう」
メカ娘「勇者さん、あたし嬉しくて頭が真っ白になってしまって、全然気づかなくて」ペコペコ
勇者「大丈夫、大丈夫」(´д`|||) ゲボッ! ドクドク
女勇者「全然大丈夫そうじゃないw」
老勇者「よく逝かなかったのう」
~~
勇者「という訳でメカ娘と付き合う事になりました」(* ̄ー ̄)
メカ娘「勇者さん、手をつないで良いですか?///」ガッチャン ガッチャン
勇者「いいよ、はいっ」( ・∇・)
メカ娘「勇者さん~♪///」ギュッ
勇者「あ゛!」Σ(T▽T;) グシャッ
女勇者「また折れた?」
老勇者「潰れたと言った方が良いのう」
~~
勇者「」トテトテ
メカ娘「勇者さーん!///」ガッチャン ガッチャン ガッチャン
勇者「ん?」クルッ
メカ娘「勇者さん♪///」ピョン ダキツキッ
勇者「!」(○_○)!! ゴキィ!
女勇者「今度は首の骨か・・・」タラー
老勇者「あの娘に首に飛びつかれてはのう」タラー
メカ娘「勇者さん、ごめんなさい、ごめんなさい///」ユサユサ
勇者「」(○_○)!! ガクガク
女勇者「スゴい破壊力の甘え方・・・」
老勇者「今度はさすがの勇者も逝ったじゃろ・・・」
メカ娘「勇者さん、死なないでー(泣)」
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- 9 : 2015/03/05(木) 07:10:58 :
- メカ娘「勇者さん、ごめんなさい、ごめんなさい」ペコペコ
勇者「いや、大丈夫だから・・・」(´д`|||) ゼイゼイ
女勇者「不死身の勇者w」
老勇者「さすがは勇者と言うか・・・」
メカ娘「勇者さん、ごめんなさい、ごめんなさい」ペコペコ
勇者「いや、俺もだいぶ慣れて来たから・・・」(´д`|||) ボロボロ
老勇者「慣れておらんじゃろ」
女勇者「モンスターじゃなくて、甘えてくる彼女に毎回殺されそうな勇者www」
~野営~
パチパチ
老勇者「今夜は冷えるのう」ブルッ
勇者「年寄りにはこたえるだろうから、俺の毛布も使いなよ」(`・ω・´) バサッ
メカ娘「勇者さん、優しい///」ポッ
女勇者「ゆーしゃ、あたしにも毛布!」クレッ
勇者「そんな何枚もあるか!」(ー。ー#)
女勇者「ちえっ」
メカ娘「勇者さん、あたしと一緒に毛布にくるまりましょ///」ドキドキ
勇者「い、いや、俺は毛布なしでも大丈夫だよ///」(//∇//)
メカ娘「あ、あたしも寒いから///」ファサッ ← 本当は寒さを感じてない
勇者「じ、じゃあ///」
メカ娘「勇者さんの身体温かい///」ピトッ
勇者(メカちゃんの鋼鉄のボディちべたい・・・) プルプル
女勇者「Zzzz」
老勇者「Zzzz」
メカ娘「Zzzz 勇者さ~ん♪///」 ゴロッ ← 寝返り
勇者「ぐえっ!」Σ( ̄ロ ̄lll) ズシッ
チュン チュン
勇者「」( ̄□|||| ピクピク ← 一晩中下じきだった
女勇者「ヤバい、勇者の顔が紫色になってる!」
老勇者「息をしておるのかの?」
メカ娘「勇者さん、死なないでー(泣)」
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- 10 : 2015/03/05(木) 07:39:09 :
- ~フィールド~
ボストロール「があっ!」ブンッ!
ボストロールのこうげき!
メカ娘「!」カーン!
しかし、メカむすめにダメージはない!
女勇者「『ギガスラッシュ!』」ザンッ!
おんなゆうしゃのこうげき!
トロルA「がふっ!」ドサッ
トロルAをたおした!
メカ娘「ビーム!」ビーッ
メカむすめのこうげき!
ボストロールにだいダメージ!
トロルB「があっ!」ブンッ
トロルBのこうげき!
勇者「むっ!」ガッ
しかし、ゆうしゃにダメージはない!
老勇者「ありっ、わしスクルト唱えておらんぞ?」
勇者「メカちゃんの攻撃に比べればこんな打撃くらい!」(#`皿´)
メカ娘「あ、あたし勇者さんに攻撃なんかしてません!(泣)」
勇者「あっ、しまった」Σ( ̄ロ ̄lll) ツイホンネガ
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- 11 : 2015/03/05(木) 07:47:51 :
- ボストロール「」プスプス
トロルAB「」チーン
メカ娘「あたし、あたし、勇者さんに攻撃なんて・・・(泣)」エグッエグッ
勇者「いや、つい口が滑って・・・」(´・ω・`;)
女勇者「フォローになってないw」
メカ娘「ちょっと、ちょっとだけ勇者さんに甘えただけなのにー(泣)///」
女勇者「そのちょっとの破壊力w」
老勇者「半端ないからのう・・・」
メカ娘「ひーん(泣)」シクシク
老勇者「しかし、おぬし打たれ強くなったのう」
勇者「いやー、これもメカちゃんのおかげというか・・・」( ̄∇ ̄*)ゞ
メカ娘「あたしのおかげ?///」ピクッ
勇者「メカちゃんと付き合ってから、身体が鍛えられて・・・」(* ̄∇ ̄)ノ
メカ娘「あたしと付き合ってから?///」ピクピクッ
勇者「モンスターの攻撃くらい全然平気になっちゃって・・・」(* ̄∇ ̄*)
メカ娘「そ、そうかー、あたし勇者さんの役に立ってるんだー///」テレテレ
女勇者「いつもモンスター以上の攻撃を加えてるって意味だけど・・・」(ФωФ) ジトー
老勇者「本人達が幸せなら良いじゃろ」ホッホッ
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- 12 : 2015/03/05(木) 08:40:39 :
- 勇者「汗かいちゃったなー」(´・ω・`;) ゴシゴシ
女勇者「なんかたくましくなったわねー///」
勇者「細マッチョって感じだろw」ムキッ!
女勇者「あたしと付き合ってたころはそんなに筋肉ついてなかったわねw」
『ええーっ!』
ガッチャン ガッチャン ガッチャン ガッチャン ガッチャン ガッチャン
メカ娘「つ、付き合ってたって?」ハアハア
老勇者「えらく遠くから走ってきたのう」
女勇者「よ、良く聞こえたわね・・・」
メカ娘「勇者さんの事なら3km先からでも聞こえます!///」ハアハア
勇者「こわっ!」(゜ロ゜;ノ)ノ
メカ娘「つ、付き合ってたって、勇者さんと?」クグッ
勇者「メカちゃんと出会う前の話だよ」
女勇者「もう別れたけどね」
メカ娘「別れた?」
女勇者「勇者が浮気ばっかして・・・」
勇者「ウソつくな、おまーがドSだからだろ!」(#`皿´)
女勇者「勇者のせいで別れたの」
勇者「どっちのせいだと思う?」
メカ娘「ドSだからですね・・・」
老勇者「ドSじゃからじゃの・・・」
女勇者「むー」(ФωФ)
-
- 13 : 2015/03/05(木) 12:36:47 :
- 女勇者「勇者ったら、二人きりで冒険してた頃は毎晩激しくあたしの身体を求めてきて・・・///」
勇者「うわー、うわー!」\(゜ロ\)(/ロ゜)/ ナニユーンジャ!
メカ娘「ま、毎晩、激しく!||||」ガーン
女勇者「勇者ったら、あの頃はあたしに夢中で・・・///」ポッ
勇者「うわー、うわー!」o(><;)(;><)o ブンブン
メカ娘「うわぁーーーん!(号泣)」
老勇者「間違いなく、ドSじゃのう・・・」
勇者「おまー、純粋なメカちゃんを泣かすなー!」(*`Д´)ノ!!!
女勇者「ウソはついてないもーん、本当の事だもーん」ヘラヘラ
メカ娘「ううっ」エグッ エグッ
女勇者「勇者、なんだったら今でも身体だけの付き合いをしても良いわよ///」ウフッ
メカ娘「うわぁーーーん!(号泣)」
勇者「泣かすなー!」(#`皿´)
老勇者「ドS!」ガクブル
メカ娘「勇者さんのバカー!」ドガッ!
勇者「げふっ!」☆(゜o(○=(゜ο゜)o
メカ娘「女勇者さんのあほー!」ドガッ!
女勇者「がふっ!」☆(゜o(○=(゜ο゜)o
メカ娘「うわぁーーーん!」ガッチャン ガッチャン ガッチャン
老勇者「泣きながら走って行ってしもうたわい」ヤレヤレ
勇者「じ、じいさん、回復を・・・」(´д`|||) ピクピク
女勇者「ち、ちょっとからかい過ぎた・・・」 ピクピク
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- 14 : 2015/03/05(木) 13:13:25 :
- メカ娘「」ショボーン
老勇者「なんじゃ、元気がないのう」
メカ娘「だって・・・」
老勇者「勇者と女勇者が付き合ってたのは昔の話じゃよ、気にしなさんな」フォッフォッ
メカ娘「でも・・・」
老勇者「勇者は今はお前さんの事を一番に想うておるよ」ニコニコ
メカ娘「でも、でも、あたしはこんな身体だから・・・」ショボーン
老勇者「勇者はお前さんの身体の事など気にしとらんよ、お前さんのその優しい心根に愛情を抱いておるんじゃ」
メカ娘「そ、そーなんでしょうか・・・///」ポッ
老勇者「そんな勇者じゃからお前さんも惚れたんじゃろ?」フォッフォッ
メカ娘「惚れたって・・・だって勇者さん、いつも優しーし///」ポォーッ
老勇者「さあ、みんなの所に帰るぞい」
メカ娘「は、ハイ!///」ガチャッ
ガッチャン ガッチャン ガッチャン
女勇者「あっ、帰ってきた!」
勇者「おまー、もういらん事言うなよ!」
女勇者「さすがのあたしもメカ娘のあのぶちかましはもうごめんだわw」
-
- 15 : 2015/03/05(木) 22:00:26 :
- ~野営~
パチパチ
勇者「~♪」(* ̄ー ̄) ジュージュー
老勇者「飯はまだかの?」
女勇者「腹減ったー!」グーギュルルル
勇者「自分で料理しろ!」(#`皿´) ジュージュー
女勇者「長い付き合いなんだから、あたしが料理出来ないってわかってんでしょーw」
勇者「偉そうに料理出来ない言うな!」
老勇者「そんな事では嫁に行けんぞ」ヤレヤレ
女勇者「ねぇ勇者、嫁にもらってーwww」
勇者「あほ、俺の嫁はメカちゃんだ!」(ー。ー#)
メカ娘「えっ、えっ、きゃーーー!///」ボッ
勇者「さあ、出来た」ジュー
老勇者「おお、待ってました♪」シュタッ ← お皿
女勇者「料理の出来る男はステキ♪」シュタッ ← お皿
勇者「ありっ、メカちゃんお皿は?」
メカ娘「あっ、ちょっと待って下さい///」ジュージュー
勇者「えっ、料理してんの?」(´・ω・`)?
メカ娘「ゆ、勇者さんに食べてもらおうと思って・・・///」ジュージュー
老勇者「おおっ、健気じゃ!」モキュモキュ
女勇者「嫁の鑑だ!」モシャモシャ
メカ娘「出来ました///」ジュー
勇者「はい、お皿」サッ
メカ娘「どうぞ、召し上がれ///」ザラザラ
勇者「いただきまーす」Ψ( ̄∇ ̄)Ψ パクッ
メカ娘「ど、どうでしょう?///」ドキドキ
勇者「・・・」モキュモキュ
女勇者「どうなんだろ?」ワクワク
老勇者「なんか孫娘の心配してるみたいな気分じゃわい」ドキドキ
勇者「こ、これ、初めて作ったの?」
メカ娘「そ、そーです///」
勇者「むー」(´・ω・`)
メカ娘「美味しくなかったですか?(半泣)」
勇者「なんか、甘くて、しょっぱくて、辛くて、酸っぱい、不思議な味付けなんだけど・・・(汗)」
メカ娘「・・・||||」ガーン
老勇者「どういう事じゃ?」
女勇者「あの身体、味覚がないんじゃない?」モキュモキュ
メカ娘「えーん、勇者さんのお嫁さんになれないよー(泣)」シクシク
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- 16 : 2015/03/06(金) 06:24:28 :
- 『勇者のお料理教室』
勇者「まず、材料のドラゴンのモモ肉を用意します」(* ̄∇ ̄)ノ
メカ娘「ハイ!」ドサッ
女勇者「OK!」ドサッ
勇者「火が通り易いように一口大に切っていきます」
メカ娘「はい」スパッ スパッ
女勇者「むー」ザシュッ ザシュッ
勇者「切ったら肉が柔らかくなるように包丁の背で軽く叩きます」
メカ娘「はい」トントントン
女勇者「むー」ドスドスドス
勇者「塩胡椒を軽く降ってお肉に下味をつけます」
メカ娘「はい」パラパラ
女勇者「むー」バサッ バサッ
勇者「フライパンに油をひいて、火にかけます」
メカ娘「はい」トローリ
女勇者「むー」ドボドボ
勇者「フライパンが充分に熱せられたら、肉を入れて焼きます」
メカ娘「はい」ジュー
女勇者「むー」ペタッ
勇者「片面に焼け色がついたら裏返して両面をこんがりと焼きます」
メカ娘「はい」ジュージュー ペラッ
女勇者「むー」ポロッ
勇者「ここで、野菜を投入!」
メカ娘「はい」パサッ パサッ
女勇者「むー」ドサドサ
勇者「野菜がしんなりするまで炒めます」
メカ娘「はい」ジュージュー
女勇者「むー」マゼマゼ
勇者「正油大さじ2はい、酒大さじ1ぱい、すりおろした生姜一片分、すりおろしたリンゴで作った合わせ調味料で味付けします」
メカ娘「はい」ジュワー
女勇者「えっ、合わせ調味料って?」オロオロ
勇者「味が行き渡るように軽く混ぜながら炒めて完成です」
メカ娘「出来た!///」ジュージュー
女勇者「合わせ調味料ー!(泣)」
-
- 17 : 2015/03/06(金) 06:44:56 :
- メカ娘「おじーちゃん、出来ました!///」ホカホカ
老勇者「んー、良い匂いじゃのう」クンクン
勇者「メカちゃんに比べてそっちは・・・」(ФωФ) ジトー
女勇者「なんだよ、最後の合わせ調味料って!」
勇者「ドラゴン肉のしょうが焼きを作るのに合わせ調味料を用意しないでどうする!」Σ( ̄皿 ̄;;
女勇者「おまー、罠にはめたな!」
勇者「○ューピー3分間クッキングでもなんでも、あらかじめ合わせ調味料作っておくのは常識だろ!」
女勇者「ぐぬぬ!」
勇者「さあさ、味見、味見」Ψ( ̄∇ ̄)Ψ
女勇者「ゆーしゃ!(怒)」
メカ娘「どーでしょうか?」オソルオソル
勇者「うん、旨い!」モキュモキュ
老勇者「とても初めて作ったとは思えんのう」モシャモシャ
メカ娘「やったー!///」キャー
勇者「メカちゃんはあのアホと違って丁寧に作るから、味付けさえレシピ通りに作れば美味しい料理が出来るよ」(゜∇^d)!!
メカ娘「頑張ります!///」
女勇者「誰かあたしのも味見してー」← あのアホ
老勇者「なんか、見た目からしてヤバいの・・・(汗)」
勇者「こいつ、超~雑に作ってたからな・・・」
老勇者「ぐほっ!」パクッ
勇者「むっ?」パクッ
女勇者「どーなの?」
老勇者「これは・・・メカ娘ちゃんの美味しい料理で口直しせねば」クルッ パクパク
勇者「味付け以前の問題だ・・・料理までドSだな」タラー
女勇者「ううっ、責任取って嫁にもらえ(泣)」
勇者「俺にはメカちゃんがいるから、じいさんにもらってもらえ」(ー。ー#)
老勇者「いくら若い娘でもこいつはお断りじゃ!」
女勇者「||||」ズーン
メカ娘「レシピをメモしとこ♪」((φ( ̄ー ̄ ) カキカキ
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- 18 : 2015/03/06(金) 06:58:02 :
- ~ダンジョン~
メカ娘「あっ、勇者さん、宝箱に薬草が入ってました!」パッ
勇者「メカちゃん、MPを節約出来るから助かるよ」
メカ娘「えへへ///」
女勇者「あ、あそこにも宝箱!」
メカ娘「あたし、開けて来ます!」ピュー
メカむすめはたからばこをあけた!
しかし、たからばこはミミックだった!
ガブッ
ミミックのこうげき!
しかし、メカむすめにダメージはなかった!
メカ娘「勇者さーん、これ何も入ってませんでしたー!///」ザンネーン
老勇者「ミミックは空箱w」
女勇者「ミミックは空箱www」
ミミック「・・・」ガジガジ
老勇者「ミミックに噛みつかれとるのにw」
女勇者「蓋に手を挟まれた程度にも感じてないwww」
勇者「今度から怪しい宝箱は全部メカちゃんに開けてもらうか・・・」
ガチャン! ピュン ピュン ピュン
つうろにしかけられたわながさどうした!
しかし、メカむすめにダメージはなかった!
メカ娘「あれー、勇者さん、壁から矢が飛んで来ましたよー、不思議ですねー?」ガッチャン ガッチャン
老勇者「トラップも無傷で踏み潰して行きよるw」
女勇者「毒ガスも吊り天井も槍ぶすまも平気www」
勇者「落とし穴には落ちるなよー!」(´・ω・`) オモイカラ
-
- 19 : 2015/03/06(金) 07:40:21 :
- ~ダンジョン最深部~
中ボス「この中ボス様に(以下、略)」
女勇者「死亡フラグ!」
中ボス「誰が死亡フラグだ!」
ちゅうボスのいてつくはどう!
すべてのじゅもんのこうかがかきけされた!
老勇者「むうっ、補助魔法が!」
女勇者「ちっ、『メラゾーマ!』」ゴオオオオ
おんなゆうしゃはじゅもんをとなえた!
しかし、じゅもんはかきけされてしまった!
勇者「!」
老勇者「?」
中ボス「くっくっく、この中ボス様の結界には攻撃呪文は効かんのだ!」
メカ娘「じゃあ、ビーム!」ビーッ
メカむすめのこうげき!
中ボス「ぐおおっ!」ジュウッ!
ちゅうボスにだいダメージ!
中ボス「ぐぬぬ、超回復で・・・」
勇者「はい、『ギガディン!』」バリバリー
メカ娘「充電ありがとうございます!///」
老勇者「これなら攻撃呪文じゃないわな・・・」
女勇者「確かに・・・」
メカ娘「ビーム!」ビーッ
中ボス「ぎゃあああ!」ジュジュウッ!
-
- 20 : 2015/03/06(金) 08:03:34 :
- 中ボス「」プスプス
メカ娘「うわー、宝箱がいっぱい!///」
老勇者「何か良い杖はないかの」カパッ
勇者「『勇者の剣』はないかな?」カパッ
老勇者「そんなもん、こんなダンジョンに転がっとらんわ!」
女勇者「あっ、あたしこれ貰い~♪」
勇者「『女神の盾』か・・・」(´・ω・`) イイナー
老勇者「『賢者の杖』くらいしかないのう」カパッ
メカ娘「あっ、勇者さん、あたしこれ貰って良いですかー?」ガチャッ
勇者「ん?『破壊の鉄球』!」ガクブル
老勇者「鬼に金棒じゃの!」ガクブル
女勇者「ゆーしゃ、ゆーしゃ!」ヒラヒラ
勇者「なんだ?」クルッ
女勇者「ほら、『危ない水着』!///」ドヤッ
勇者「着るなー!///」( ̄□||||!!
メカ娘「ゆ、勇者さん、鼻血出てます・・・」 (ФωФ) ジトー
女勇者「いゃん、そんなに見つめないで///」ウフン
メカ娘「アレ、ビームで焼いちゃって良いですか?」
勇者「もう、殺ってもいいよ」(ーー;)
-
- 21 : 2015/03/06(金) 13:11:36 :
- ~街道~
メカ娘「~♪」ガッチャン ガッチャン
勇者「メカちゃん」トテトテ
メカ娘「なんですか、勇者さん?///」ガチャッ
勇者「メカちゃんって、何才なの?」
メカ娘「あっ、18です///」
勇者「メカちゃんの元の身体ってどんな感じだったのかな?」
メカ娘「えっ、『巨乳だったか?』とかですか?///」カアッ
勇者「いや、そこピンポイントじゃなくて・・・」
メカ娘「そんなに大きくないですけど、女勇者さんには勝ってます///」モジモジ
勇者「そんなに大きくないけど貧乳には勝ってると・・・俺の好みだ///」(〃ω〃)
女勇者「貧乳いうなー!」
勇者「髪の色とか髪型とかは?」
メカ娘「黒です、長さは肩までくらい///」
勇者「肩までのサラサラの黒髪・・・これまた俺の好みだ///」(〃ω〃) ← サラサラは勝手に追加
女勇者「むー」← 金髪ロング
勇者「黒髪だったら肌は色白なのかな?」
メカ娘「そんなに白くないですけど、日焼けはあんまりしてませんでした///」
勇者「黒髪に健康的な白い肌・・・すごく俺の好みだ///」(〃ω〃) ← 健康的なも勝手に追加
女勇者「うっ!」 ← 小麦色に日焼け
勇者「背は高いのかな、小柄なのかな?」
メカ娘「このボディより数センチ低いくらいです///」
勇者「俺と並ぶとちょうど良いくらい・・・俺の好みだ///」(〃ω〃)
女勇者「ううっ!」← 背高い、勇者と同じくらい
老勇者「全然好みと合わんのう、お主らなんで以前は付き合っておったんじゃ?」
女勇者「///」プルプル
勇者「ん、どした?」( ・◇・)?
女勇者「ゆーしゃのバカー!」ザシュッ!
おんなゆうしゃのこうげき!
かいしんのいちげき!
勇者「ぐほっ!」( ̄□||||!!
メカ娘「勇者さん!」アワテッ
勇者「会心の一撃はやめれー」(´д`|||) ドクドク
メカ娘「勇者さん、これで」サッ
メカむすめはけんじゃのいしをつかった! パアア
ゆうしゃのHPがかいふくした!
勇者「メカちゃん、この『賢者の石』はどうしたの?」(´・ω・`)?
メカ娘「この前のダンジョンの宝箱に入ってました///」エヘヘ
-
- 22 : 2015/03/07(土) 13:35:27 :
- ~野営~
パチパチ
メカ娘「~♪」クルクル
老勇者「今日は何を作っとるのかの?」
メカ娘「今日は極楽鳥のシチューです♪」
老勇者「メカちゃんもすっかり料理を作るのに慣れたのう」ニコニコ
メカ娘「慣れたなんてー、勇者さんに教えてもらった通りに作ってるだけですよー///」テレテレ
女勇者「むー」グルグル
勇者「おまーも作ってんのか・・・」(´・ω・`)
メカ娘「勇者さん、味をみて下さい///」
勇者「うーん、ちょっと塩足して」(゜∇^d)!!
メカ娘「これくらいかな?」パラパラ
勇者「うん、OK、完成!」(o≧▽゜)o
メカ娘「はい、おじーちゃんどーぞ」サッ
老勇者「うん、旨い、メカちゃんはもういつでもお嫁に行けるのう」モグモグ
メカ娘「そんな事ないですよー///」テレテレ
女勇者「ゆーしゃ、味見してー」グツグツ
勇者「おまー、これ何作ったんだ?」(´・ω・`)?
女勇者「なんか良くわかんない(泣)」
勇者「ぐほっ!」( ̄□||||!! ナンジャコレ!
おんなゆうしゃのこうげき!
ゆうしゃにダメージ!
勇者「メカちゃんと同じ材料で、なんでこうなる!」( ̄□ ̄;)!!
女勇者「てへっ///」
老勇者「こいつはしばらく嫁に行けんのう」ヤレヤレ
-
- 23 : 2015/03/07(土) 16:00:18 :
- ~洞窟~
メカ娘「」ガッチャン ガッチャン
シュシュシュッ カンカンカン! ← 仕掛け弓矢
どうくつのわながさどうした!
メカ娘「あれー、勇者さん、何か飛んで来ました?」キョロキョロ
しかし、メカむすめにはダメージはなかった!
プシュー モクモク ≡3≡3≡3 ← 毒ガス
どうくつのわながさどうした!
メカ娘「うわー、勇者さん、なんか煙いですー!」ケホケホ
しかし、メカむすめにはダメージはなかった!
老勇者「相変わらず、全ての罠を踏み潰して行くのう」
女勇者「というか、全部の罠に引っかかってない?」
勇者「ダメージを受けないのは良いが・・・落とし穴だけには引っかかるなよー」
メカ娘「ハーイ、勇者さん、あっ!」カパッ
ヒューーー ドガチャーン!
老勇者「お、落ちた!」
女勇者「やっぱり・・・」
勇者「メカちゃーん、大丈夫かー?」
メカ娘『えーん、勇者さーん、助けてー!(泣)』← 遥か下
勇者「どうしたー、メカちゃん何があったー?」
メカ娘『暗くて、独りぼっちで怖いですー!』
老勇者「無事な訳じゃの」
女勇者「ダメージ無いんか・・・」
メカ娘『勇者さーん、一人だとさびしーですー///』
-
- 24 : 2015/03/07(土) 20:19:13 :
- 勇者「ロープを垂らすから登ってこい!」クルクルッ パサッ
スルスルスル
勇者「届いたかー?」(* ̄∇ ̄)ノ
メカ娘『大丈夫ですー!』
勇者「ちょっとそのまま待っててー!」
メカ娘『ハーイ!』
勇者「どこかに固定しないと、こちらが引きずり落とされるな」(・д・ = ・д・) キョロキョロ
女勇者「あたしらだけじゃあの娘の重さは支え切れないわよね」
老勇者「そこの石柱で良いんじゃないかの」
勇者「よし、ここに巻き付けるか」グルグル
メカ娘『勇者さーん!』サミシーヨー
勇者「登ってきて良いぞー!」
メカ娘『ハーイ!』グイッ ブチッ!
勇者「あ゛!」(゜ロ゜)
女勇者「あ゛!」
老勇者「あ゛!」
メカ娘『えーん、勇者さん、ロープが切れましたー(泣)』
女勇者「どんだけ重い?」
老勇者「寝返りうっただけで勇者を殺しそうになるだけの事はあるのう」
-
- 25 : 2015/03/07(土) 20:43:52 :
- 勇者「上がってこれないのなら仕方ない、こちらが飛び降りるか・・・」(`・ω・´)
女勇者「仕方がないわねー」
老勇者「年寄りにはキツイのう」
勇者「メカちゃーん、今からそっちに行くぞー!」
メカ娘『勇者さーん、気をつけて下さいねー!』
勇者「」ヒラリ
女勇者「」ヒラリ
老勇者「」ヨッコラショ
ヒューーー ザシュッ ザシュッ ザシュッ!
勇者「ぐぼあぁ!」( ̄□||||!! ドクドク
メカ娘「ゆ、勇者さん大丈夫ですか、ここの床に鋭いトゲトゲが生えてて・・・」ガッチャン ガッチャン
女勇者「そーいう事は先に言って・・・」ピクピク
老勇者「ここでパーティーも全滅かの・・・」ピクピク
勇者「こ、これはダメかも・・・||||」(´д`|||) ドクドク
メカ娘「あうっ、勇者さん死なないでー!(泣)」ギュギューッ!
勇者「げはあぁ!」( ̄□||||!! ボキボキィ!
女勇者「またトドメ刺されてる・・・」ピクピク
老勇者「わ、わしにもお迎えが来たかもしれん・・・」ヒクヒク
-
- 26 : 2015/03/07(土) 20:59:43 :
- メカ娘「勇者さん、ごめんなさい、ごめんなさい」ペコペコ
勇者「いや、大丈夫だから」(´д`|||) ボロボロ
メカ娘「本当にごめんなさい、ごめんなさい」ペコペコ
勇者「メカちゃんは鋼鉄のボディだから、危険に気がつかなかったんだよな」(´д`|||) ハアア
メカ娘「ごめんなさい、ごめんなさい」ペコペコ
女勇者「勇者、ここ出口とかないわよ」
老勇者「どうしたもんじゃの」
メカ娘「あっ、それなら大丈夫です、こっちの壁の向こうに通路があります!」
勇者「えっ、壁の向こうがわかるの?」
メカ娘「『れーだー』とか『せきがいせん』とか『ちょーおんぱ』でわかります!」
老勇者「この壁の向こうかの、隠し扉とかもないようじゃが・・・」
メカ娘「それも任せて下さい!」ドガッ! ガラガラー
勇者「あっ、壁に開いた穴の向こうに通路が!」( ̄0 ̄;
女勇者「ちょっと、あたしら降りてくる必要なかったんじゃ?」
老勇者「これなら一人で脱出が出来たのう」
メカ娘「だ、だってあたし一人で寂しかったし、勇者さんが一緒じゃないと怖いし///」モジモジ
勇者「・・・(汗)」
女勇者「死にかけたんだけど・・・」(ФωФ)
老勇者「わし、お迎えがすぐそこまで来たんじゃが・・・」
-
- 27 : 2015/03/07(土) 21:11:38 :
- メカ娘「勇者さん///」ガッチャン ガッチャン
勇者「どしたの?」トテトテ
メカ娘「て、手をつないでも良いですか?///」
勇者「そおっとね、そおっと」(´・ω・`)
メカ娘「ハイ///」キュッ
勇者「」ε=( ̄。 ̄ )ホッ
女勇者「なんだ今度は勇者の手を握り潰さないのか」チェッ
老勇者「ドSじゃのう」ヤレヤレ
まもののむれがあらわれた!
動く石像×5
勇者「ちっ、コイツらは炎や雷撃は効きにくいぞ!」(ノ`△´)ノ
女勇者「ならば『ザラキ』!」パアア
おんなゆうしゃはじゅもんをとなえた!
うごくせきぞうBのいきのねをとめた!
女勇者「ちっ、一匹だけか!」
メカ娘「ビーム!」ビーッ
メカむすめのこうげき!
うごくせきぞうAにしょうダメージ!
勇者「メカちゃんのビームもあまりきいてない!」(;・ω・)
老勇者「魔法より、直接攻撃の方が確実にダメージを与えるぞい」
女勇者「じゃあ勇者、あたしにバイキルト」
勇者「なんで俺に言う!」(;゜∇゜)
女勇者「勇者、バイキルト!」
勇者「自分で自分にかければ・・・」(`ロ´;)
女勇者「ゆーしゃ、バ・イ・キ・ル・ト」
勇者「『バイキルト』!」(;>_<;)
ゆうしゃはじゅもんをとなえた!
おんなゆうしゃのこうげきりょくがあがった!
-
- 28 : 2015/03/07(土) 21:36:07 :
- 老勇者「『スクルト』!」パアア
ろうゆうしゃはじゅもんをとなえた!
ゆうしゃ、おんなゆうしゃ、ろうゆうしゃのしゅびりょくがあがった!
メカむすめにはこうかがかなかった!
動く石像A「」ブンッ!
うごくせきぞうAのこうげき!
メカ娘「!」カーン!
しかし、メカむすめにダメージは なかった!
動く石像C「」ブンッ!
うごくせきぞうCのこうげき!
勇者「ちっ!」(#`皿´) ガッ!
しかし、ゆうしゃにダメージはなかった!
勇者「こんな打撃よりメカちゃんに抱きつかれる方が・・・」(`・ω・´)
動く石像D「」ブンッ!
うごくせきぞうDのこうげき!
女勇者「みゃー!」ガッ!
おんなゆうしゃにダメージ!
動く石像E「」ブンッ!
老勇者「ぐおっ!」ガッ!
ろうゆうしゃにダメージ!
-
- 29 : 2015/03/07(土) 21:43:23 :
- 女勇者「『ザラキ』!」パアア
おんなゆうしゃはじゅもんをとなえた!
しかし、じゅもんはきかなかった!
女勇者「くそっ、不発!」
勇者「おまー、ザラキだったら俺のバイキルトの意味ないだろーが!」 Σ( ̄ロ ̄lll) ガーン
女勇者「あっ、バイキルトかかってんの忘れてた!」テヘペロ
勇者「わ、忘れてた・・・」( ;∀;) アウアウ
老勇者「わざとでも、わざとでなくてもドS」タラー
メカ娘「勇者さん、みなさん、伏せて下さい!」ブンブンブン
勇者「えっ?」(゜ロ゜)
メカ娘「とうっ!」ブウウウーン!
女勇者「うあっ、『破壊の鉄球』!」フセッ
老勇者「鬼に金棒じゃ!」フセッ
おんなゆうしゃのこうげき!
うごくせきぞうACをたおした!
うごくせきぞうDEにダメージ!
勇者「がふっ!」( ̄□||||!!
ゆうしゃにダメージ!
メカ娘「勇者さん!(泣)」
女勇者「動く石像が一撃で殺られてるのに・・・」
老勇者「勇者も打たれ強くなったのw」
勇者「」(´д`|||) ドクドク
メカ娘「よくも勇者さんを!(激オコ)」プンプン
女勇者「今のはおまーがやった!」
老勇者「無差別攻撃じゃったのw」
-
- 30 : 2015/03/08(日) 07:30:05 :
- 動く石像ABCDE「」チーン
メカ娘「勇者さん、ごめんなさい、ごめんなさい」ペコペコ
勇者「いや、俺が避けれなかっただけだから」(´д`|||) ボロボロ
メカ娘「勇者さん、ごめんなさい、ごめんなさい」ペコペコ
勇者「それより、女勇者!」
女勇者「なーにー?」
勇者「おまー、結局バイキルト無視してザラキ使い続けたな!」(*`Д´)ノ!!!
女勇者「いや、不発がムカついたんで、つい」テヘッ
老勇者「ドS!」
メカ娘「勇者さん、ここにも宝箱がいっぱいありますよ♪」
勇者「開けてみるか」カパッ
ゆうしゃは『ほしふるうでわ』をてにいれた!
メカ娘「あたしも♪」カパッ
たからばこはミミックだった!
メカ娘「なんだあ、空箱かあ」ザンネン
ミミック「・・・」ガジガジ
女勇者「いや、それ空箱とはちょっと違うから・・・(汗)」
老勇者「安定のダメージ無視っぷりじゃのうw」
勇者「『勇者の剣』は無いかな」ゴソゴソ
老勇者「こんな場所の宝箱には入っとらんじゃろ」
女勇者「何が入ってるかな~♪」カパッ
おんなゆうしゃは『ゆうしゃのけん』をてにいれた!
女勇者「やったー!///」
勇者「ああっ、それは俺が!」( ;∀;)
おんなゆうしゃは『ゆうしゃのけん』をそうびした!
女勇者「もうあたしのだもんねー///」
勇者「ううっ」(´;ω;`)
老勇者「こやつらが別れた理由がわかるのう・・・」
メカ娘「勇者さん、かわいそう・・・」
ミミック「・・・」ガジガジ
-
- 31 : 2015/03/08(日) 08:27:28 :
- メカ娘「勇者さんに強力な武器を!///」カパッ
たからばこはミミックだった!
メカ娘「えーん、また空箱!(泣)」
ミミック×2「」ガジガジ×2
女勇者「安定の外しっぷりwww」
老勇者「これは何かの?」カパッ
ろうゆうしゃは『まほうのみずぎ』をてにいれた!
老勇者「これはわしには要らんのう///」ポッ
メカ娘「あたしに下さい///」 ← 勇者が喜ぶかもしれない
女勇者「あたしにちょーだい!」 ← ドSだから
勇者「くそー、せめて他の強力な武器を」カパッ
ゆうしゃは『ゆうしゃのけんかい』をてにいれた!
勇者「『勇者の剣改』?」(´・ω・`)?
女勇者「え゛?」E:勇者の剣
老勇者「なんで『勇者の剣』が何本も?」カパッ
ろうゆうしゃは『がんそゆうしゃのけん』をてにいれた!
老勇者「『元祖勇者の剣』?」
メカ娘「勇者さーん、この宝箱に『真勇者の剣』が入ってましたよー///」ワーイ
ミミック×6「」ガジガジ×6
勇者「勇者の剣が何本も!」!!(゜ロ゜ノ)ノ
女勇者「量産品なのか?」
老勇者「まさか・・・」
メカ娘「これ、勇者さんにあげます///」ハイッ
勇者「あんがと、それよりメカちゃんこれ外しとこうね」バシバシ
ミミック「」パラパラ
メカ娘「あっ、空箱が?」
女勇者「空箱とちゃうて・・・」
メカ娘「すみません付いてるのあたし気がつかなくって、やっぱり勇者さん優しい///」ポッ
老勇者「付いてるゴミを払ってもらった感覚なんかのう」フォッフォッ
-
- 32 : 2015/03/08(日) 08:47:51 :
- ~街道~
勇者「じいさん、『元祖勇者の剣』本当にもらって良いのか?」
老勇者「わしが持つにはちと重すぎるからの」フォッフォッ
女勇者「むー、あたしの普通の『勇者の剣』・・・」ザンネンムネン
メカ娘「勇者さん、『勇者の剣改』に『真勇者の剣』に『元祖勇者の剣』の三本も持って大丈夫ですか、重くないですか?」イッポンモチマショーカ?
勇者「身体を鍛えてるからこれくらい大丈夫だよ」
メカ娘「身体を鍛えてる?」
勇者「メカちゃんだってお姫さま抱っこ出来るくらいだよ」ムキッ
メカ娘「勇者さん///」ポッ
女勇者「やってみい」(ФωФ) ← ドS
勇者「う゛!」(;゜∇゜)
女勇者「やってみい、お姫さま抱っこ」(ФωФ) ジー ← ドS
勇者「よ、よし、やってやる!」(*`Д´)ノ
メカ娘「ゆ、勇者さん、無理しないほうが・・・///」ドキドキ
勇者「とうっ!」(丿 ̄ο ̄)丿 グイッ ダキッ!
メカ娘「きゃーっ!///」ウレシー!
勇者「」( ̄ロ ̄lll) プルプルプルプル
女勇者「超震えてるwww」
メカ娘「勇者さん、素敵ですー///」キャー!
勇者「がっ!」( ̄□||||!! グキッ!
女勇者「あーあ」(ФωФ)
勇者「こ、腰が・・・」(。>д<) ピクピク
老勇者「わしと同じになったのう・・・」
メカ娘「勇者さん、重くてごめんなさい、ごめんなさい」ペコペコ
-
- 33 : 2015/03/08(日) 12:00:42 :
- ~魔王城~
まもののむれがあらわれた!
「勇者だ!」「魔王様の所に行かすな!」「ここで皆殺しだ!」
ワラワラワラ
『勇者』「くそっ、なんて数だ!」
戦士♂「勇者。ここは俺にまかせて先に行け!」ザッ
僧侶♀「戦士♂さん、そんな!」
戦士♂「行け、魔王を倒すんだ! 」
『勇者』「戦士♂!」
魔法使い♀「死ぬなよ、筋肉バカ!」グスッ
戦士♂「筋肉バカは余計だ!」ニヤリ
『勇者』「戦士♂、また後で会おう!」タタタッ
僧侶♀「戦士♂さん、お気をつけて!」テテテッ
戦士♂「さあ、おっぱじめるか!」スラーリ
「きしゃー!」「があぁ!」「あぎゃー!」
戦士♂「うおおおおー!」
-
- 34 : 2015/03/08(日) 16:35:54 :
- ~魔王の間~
魔王「死ねィ、勇者!」ザクッ!
まおうのこうげき!
『勇者』「ぐはっ!」
ゆうしゃにダメージ!
魔法使い♀「勇者!」
僧侶♀「勇者さん、ベホマ!」パアア
そうりょはじゅもんをとなえた!
ゆうしゃのHPがかいふくした!
『勇者』「よし、完全復活!」
僧侶♀「勇者さん、良かった・・・///」パタッ
『勇者』「僧侶♀?」
魔法使い♀「魔法の使い過ぎで気絶した!」
『勇者』「すまない、僧侶♀」
魔法使い♀「勇者、あたしももう限界・・・」ハアハア
『勇者』「ギガディン!」ピシャーン
ゆうしゃはじゅもんをとなえた!
まおうにだいダメージ!
魔王「ぐはっ!」ボトボト
『勇者』「くっ、まだ倒れないか!」ハアハア
魔法使い♀「勇者、さよなら、僧侶♀と幸せに!」ダッ
『勇者』「ま、待てー、魔法使い♀!」ハアハア
魔法使い♀「勇者、愛してるわ、メガンテ!」ドカーン
まほうつかいはじゅもんをとなえた!
魔王「ぐぼあぁ!」
まおうにだいダメージ!
『勇者』「くっ、魔法使い♀・・・」
魔王「ぐぬぬっ」ドクドク
『勇者』「魔王、とどめだ、ギガスラッシュ!」ザシュッ
ゆうしゃのこうげき!
まおうにだいダメージ!
まおうをたおした!
-
- 35 : 2015/03/08(日) 21:08:39 :
- 魔王「」シーン
『勇者』「ま、魔王を倒したぞ、戦士♂、魔法使い♀!」
僧侶♀「」
『勇者』「僧侶♀無事か、ん?」
魔王「」モヤモヤ~
勇者「な、なんだ、魔王の死体から何かが・・・」
(魔王)『勇者め、よくも我が肉体を!』
魔王「」
勇者「なっ、魔王!?」
(魔王)『肉体は滅ぼされたが、我はそう簡単には滅ぼされぬ!』フワフワー
勇者「魔王!」ブンッ! スカッ
ゆうしゃのこうげき!
しかし、(まおう)にダメージはなかった!
(魔王)『ひ弱な人間の身体だが、勇者の仲間ならそれなりに魔力は有ろう』スウッ
僧侶♀「」
『勇者』「僧侶♀!、魔王、貴様ー(怒)!」
魔王(僧侶♀)「なんだこのひ弱な身体は、この魔力を持ってしても我が力が元に戻るのに何百年もかかるわ!」
`『勇者』「魔王、僧侶♀の身体から出ろ!」
魔王(僧侶♀)「なんだ、この娘はお主の事を好いておるようじゃぞw」
『勇者』「魔王、貴様ー!」ワナワナ
魔王「今、この娘ごと殺せば我を倒せるかも知れんぞwww」
『勇者』「くっ!」
(戦士♂『行け、魔王を倒すんだ!』)
(魔法使い♀『僧侶♀と幸せに!』)
『勇者』「うぐっ!」
魔王「『リレミト』!」パアア
『勇者』「あっ、くそっ、『リレミト』!」パアア
~魔王城の外~
魔王「さらばだ勇者、ルーラ!」パアア
勇者「待て魔王、僧侶♀を返せー!」
-
- 36 : 2015/03/08(日) 21:31:24 :
- メカ娘「ううっ!」(´;ω;`)
女勇者「ううっ!」(´;ω;`)
老勇者「50年ほど前の話じゃ」←『勇者』
勇者「50年前にそんな事があったなんて・・・」(´・ω・`)
老勇者「すまんのう、わしらのパーティーは魔王の肉体は滅ぼせたが、霊魂までは・・・」
勇者「しかし、魔王の肉体を滅ぼした事によって数十年の平和が!」(`・ω・´)
メカ娘「そーです、おじーちゃん達のおかげであたし達は平和な世界に産まれる事ができたんです!」
女勇者「トドメ刺しといてくれたら、最高だったんだけど・・・」(ФωФ) ← ドS
勇者「それは言わない約束・・・」(ー_ー;)
老勇者「しかし、数十年間姿を隠していた魔王が現れた・・・」
女勇者「また力が元に戻るのに何百年もかかるんじゃないの?」
老勇者「なぜ、今になって姿を現したのか、力が元に戻ってないのならチャンスだが・・・」
勇者「よし往こう、魔王城へ!」(* ̄∇ ̄)ノ
メカ娘「勇者さん、カッコいい///」ジーン
-
- 37 : 2015/03/08(日) 21:47:03 :
- ~魔王城~
まもののむれがあらわれた!
ワラワラワラ
女勇者「勇者、ここは任せて先に行け!」
勇者「死亡フラグ?」(´・ω・`)?
女勇者「あたしがこれくらいで死ぬと思ってんの?」
勇者「うーん、6:4くらい」(´・ω・`)
女勇者「アホ、冷静に分析すんな、とっとと魔王を倒しに行け!」ウガー!
勇者「ハイ、ハイ、行きゃいいんでしょ、行きゃ!」タッタッタ
メカ娘「女勇者さん、気をつけて!」ガッチャン ガッチャン
老勇者「済まんが、頼むぞ!」タタタッ
女勇者「一人きりになったかな?」キョロキョロ
女勇者「ひーん、ゆーしゃー、愛してるよー!(泣)///」
「ぐるるるる」「がるうっ!」「きしゃー!」
女勇者「何がぐるるるるだ、ドSの女王様なめんなー!」ドガッ!
-
- 38 : 2015/03/08(日) 21:58:25 :
- ~魔王の間~
勇者「ここが魔王の間か・・・」(`・ω・´;) キンチョー
メカ娘「」ガチャッ
勇者「あっ!」(゜ロ゜;) イキナリ
メカ娘「すいませーん、どなたかいらっしゃいますー?」扉| o ^。) ノゾキコミ
勇者「ここ魔王の間だってばさ」(;゜∇゜)
老勇者「メカちゃんはある意味安定感があるのう・・・」
魔王「むはははは、良く来たな勇者!」バサア
勇者「わっ、美少女!///」(//∇//) カワイー
メカ娘「勇者さん!///」ギュギュー
勇者「顔がもげるからヤメテ」(^_^)-c<^_^;)
老勇者「僧侶♀、50年前と変わってないな・・・」
魔王「むっ、貴様は『勇者』か?」
老勇者「50年前の決着をつけに来たぞ!」
魔王「ふはははは、貴様のような老いぼれに我を倒せるとでも・」
メカ娘「ビーム!」ビーッ
メカむすめのこうげき!
まおうにだいダメージ!
魔王「ぐおお、まだ話してるのに!」ジュジュー!
勇者「メカちゃん、美少女を攻撃しちゃダメー!」( ;∀;) アウアウ
メカ娘「美少女って、勇者さん!」(ー。ー#) ムカッ
勇者「じいさんの仲間なんだぞ!」(´・ω・`) カラダハネ
メカ娘「あっ、そか!」(゜m゜;)
魔王「むっ、お前は実験体!」
勇者・メカ娘「「実験体?」」
魔王「よくも我が下僕共を皆殺しにしおったな!」
メカ娘「み、皆殺しって、悪の組織があたしをゆーかいしたから!」\(゜ロ\)(/ロ゜)/ ブンブンブン
魔王「おまけに新たな我がボディの試作品まで盗んで逃げおって!」
メカ娘「盗んだんじゃなくて、これがあたしの身体になっちゃってんの!」\(゜ロ\)(/ロ゜)/ ブンブンブン
老勇者「魔王のボディの試作品?」
勇者「実験体って、魔王の肉体の代わりの強力なボディの?」
魔王「脆弱な人間の身体では我が力が元に戻るのに時間がかかり過ぎる、我の完全復活のために用意した我がボディを実験体の小娘が!」
メカ娘「も、もしかして、あたしに何か特別な能力があったから実験体に?」( ・◇・)?
魔王「いや、アジトの近くをウロウロしてたから・・・」
メカ娘「うわーーーん、あたしの身体返せー!(号泣)」・゜・(つД`)・゜・
魔王「我のボディも返せ!」
-
- 39 : 2015/03/09(月) 07:10:22 :
- 老勇者「メカちゃんのようなボディまで作っていたという事は、やはり完全体にはほど遠いようじゃな」ズイッ
魔王「だからと言って貴様のような老いぼれになど敗けはせん!」ドスッ!
まおうのこうげき!
つうこんのいちげき!
老勇者「がっ!」ボタボタ
ろうゆうしゃにだいダメージ!
勇者「じいさん!」!Σ( ̄□ ̄;)
メカ娘「おじーちゃん!」(。>д<) イヤー
魔王「ふはは・?」グイッ
老勇者「・・・」ガシッ
魔王「むっ、貴様!」グッ
老勇者「僧侶♀、長い間待たせて済まなかったな」ガシッ
魔王(僧侶♀)『ゆ、勇者さん?』
老勇者「僧侶♀迎えに来たぞ、『メガンテ』!」ドガーン
ろうゆうしゃはじゅもんをとなえた!
勇者・メカ娘「「じいさん(おじーちゃん)!」」
魔王「」プスプス
まおうをたおした!
メカ娘「おじーちゃん(泣)」(ノ_<。)
勇者「じいさん、あの世で僧侶♀さんと仲良くな・・・」
魔王「」モヤモヤ~
メカ娘「あっ、出た!」
(魔王)『おのれ、またしても我が肉体を!』ユラユラ
魔王「」
勇者「攻撃だ、逃がすな!」
メカ娘「ビーム!」ビーッ
メカむすめのこうげき!
しかし、(まおう)にはきかなかった!
メカ娘「ありっ、ビームが?」
(魔王)『わはは、物理攻撃など霊魂の我には効かぬわ!』ユラユラ
勇者「『ギガディン』!」ピシャーン!
ゆうしゃはじゅもんをとなえた!
(魔王)『ぐおおっ!』バリバリー
(まおう)にだいダメージ!
勇者「お、俺、初めてまともに攻撃したかも!」(ノ_<。) カンドー
メカ娘「勇者さん、カッコいい///」(///ω///)♪
-
- 40 : 2015/03/09(月) 07:40:16 :
- 勇者「霊魂だけの存在にも魔法は効くようだな、魔王!」ズイッ
メカ娘「はあぁ、勇者さん、カッコ良すぎてトロけそう~///」(///ω///)♪
(魔王)『むうっ!』
まおうははげしいほのおを・・・はけなかった!
まおうのいてつくはどう・・・も、こうかがなかった!
勇者「『ギガディン』!」ピシャーン!
ゆうしゃはじゅもんをとなえた!
(魔王)『うぎゃあああ!』バリバリー
(まおう)にだいダメージ!
メカ娘「きゃー、勇者さん頑張ってー!///」(*≧∀≦*)
(魔王)「くそっ、肉体が無くては不利だ、このスペアの肉体で・・・」スルッ
魔王「くそっ、僧侶♀よりも脆弱な身体だ!」
勇者「また美少女になった!///」(〃ω〃)
メカ娘「あっ、あれあたしの身体!」(゜m゜;)
勇者「え゛?」(゜ロ゜)
魔王「え゛?」(゜ロ゜)
勇者「そ、想像通りの俺好みの美少女!///」(*≧∀≦*)
メカ娘「えっ、そんなあ、勇者さんの好みの美少女だなんてー///」(///ω///)♪ テレテレ
魔王「この身体はあの小娘の肉体か?魔力とか全然無いではないか!」
メカ娘「一般人ですから!」エヘン
魔王「しかも、ドジっ娘属性まで」ツルッ コケッ
メカ娘「てへっ///」(´▽`;)ゞ
勇者「メカちゃん、カワユすぐる///」(〃ω〃)
魔王「しかし、ならばこの肉体はお前たちには滅ぼせんのう」クックックッ
勇者「あ゛!」(゜ロ゜;
メカ娘「あ゛!」(゜ロ゜;
-
- 41 : 2015/03/09(月) 07:50:18 :
- メカ娘「ううっ、自分の身体だからビームが撃てない!」(´;ω;`) シクシク
勇者「め、メカちゃんの身体にキズをつける訳には・・・(汗)」
魔王「行くぞ、勇者!」ブンッ!
まおうのこうげき!
勇者「ぐはっ?」( ̄□||||!!ペチッ!
ゆうしゃにしょうダメージ!
魔王「え゛?」(;゜∇゜)
勇者「ありっ?」(´・ω・`)? ペチッ?
魔王「わ、我の攻撃が?」ペチッ?
勇者「メカちゃんの攻撃で打たれ強くなってるからかな?」(;゜∇゜)
メカ娘「あたし、勇者さんに攻撃なんかしてませーん!(泣)」
魔王「ならば『メラゾーマ』!」ポウッ
まおうはじゅもんをとなえた!
勇者「えっ、メラ?」(´・ω・`)? パッ
しかし、ゆうしゃにダメージはなかった!
魔王「な、何という非力な肉体!」ワナワナ
メカ娘「ただの花嫁修業中の家事手伝いですから・・・ハイ、勇者さん!」サッ! パアア
メカむすめはけんじゃのいしをつかった!
ゆうしゃのHPがかいふくした!
魔王「えっ!」マズイ
まおうのこうげき!ペチッ
勇者「ぐはっ?」(´・ω・`)?
メカむすめはけんじゃのいしをつかった!
まおうのこうげき!ペチッ
勇者「ぐはっ?」(´・ω・`)?
メカむすめはけんじゃのいしをつかった!
延々これの繰り返し(笑)
魔王「ぐああっ!」パタッ
メカ娘「あっ、力尽きた!」(〃∇〃)
(魔王)『くっ、くそっ!』ユラユラ~
魔王「」
勇者「『ギガディン』!」(`・ω・´)ノ ピシャーン!
ゆうしゃはじゅもんをとなえた!
(魔王)『ぎゃあああー!』シュウシュウ
まおうのたましいをたおした!
メカ娘「やったー!」(*≧∀≦*)
勇者「メカちゃん!///」タタタッ
メカ娘「勇者さん!///」(///ω///)♪
勇者「メカちゃん!///」ダキッ!
元魔王「」( ̄ー ̄) ギュッ
メカ娘「そっちか!」(ノ-_-)ノ~┻━┻
-
- 42 : 2015/03/09(月) 08:14:57 :
- メカ娘「これ、どーやったら元に戻れるんですかね?」(´・ω・`)?
メカじゃない娘「」( ̄ー ̄)
勇者「なんか、霊魂だけ移してたみたいだな、戻りたいって念じてみたら?」
メカ娘「戻りたい、戻りたい、戻りたい・・・」ブツブツ
勇者「むー」(´・ω・`)
メカ娘「元の身体に戻りたい、戻ったら美味しい物いっぱい食べたい・・・」ブツブツ
勇者「ダメかな?」(´・ω・`)?
メカ娘「元の身体に戻ったら、勇者さんとあんな事やこんな事を・・・///」ウヘヘ
勇者「こらこら」(;・ω・)
(娘)『』スルッ
メカ娘「」
勇者「今の邪念じゃなかったか?」(;゜∇゜)
(娘)『』スウッ
メカじゃない娘「」
メカじゃない娘「!」パチッ
勇者「メカちゃん、元に戻ったかい?」
メカじゃない娘「勇者さん・・・うげあっ!」( ̄□||||!!
勇者「め、メカちゃん、どうした!」
メカじゃない娘「こっちの身体、ものすごい筋肉痛!」(;>_<;) プルプルプル
勇者「魔王が力尽きたくらいだからな」
メカじゃない娘「ちょっとあっちに戻ります」スウッ
メカ娘「ふうっ、こっちのが楽ちん///」(//∇//)
勇者「戻ったの?」!!(゜ロ゜ノ)ノ
メカ娘「ちゃんとこっちのも持って帰りますから」ヒョイッ
勇者「自分の身体を持って帰るって・・・」
メカ娘「筋肉痛とか収まってから、元に戻ります///」
勇者「ずっと元の身体に戻りたがってたのに、そんな気楽な感じで良いの?」(´・ω・`)?
-
- 43 : 2015/03/09(月) 08:18:46 :
- ~魔王城~
メカ娘「うわー、すごい数の魔物の死体!」ガッチャン ガッチャン
勇者「全部、女勇者が殺ったのか?」
メカ娘「女勇者さんは?」キョロキョロ
勇者「居ないな・・・」
メカ娘「女勇者さん・・・」(´;ω;`) ウウッ
勇者「成仏しろよ」人( ̄ω ̄;) ナームー
女勇者「生きてるわー!」(ФωФ) ズボッ
勇者「なんだそんなとこに埋まってたのか」(;・ω・)
女勇者「魔王は?」
勇者「倒した」
女勇者「そか、じじいは?」
勇者「逝った」
女勇者「そか、逝ったのか」
女勇者「その娘は?」チラッ
勇者「メカちゃんの元の身体」(`・ω・´)
女勇者「見つかったの?」
メカ娘「そーなんですー、元に戻れるんですー/// 」
女勇者「ちっ!」
メカ娘「なんで舌打ち・・・」(ーー;)
~街道~
女勇者「なー、ゆーしゃ、帰ったら嫁にもらってよー///」トテトテ
勇者「あほ」スタスタ
メカ娘「勇者さんは元の身体に戻ったあたしと結婚するんです!///」ガッチャン ガッチャン
女勇者「ゆーしゃ、散々あたしを弄んだ責任取れー!」
勇者「どあほ」
メカ娘「勇者さんはあたしと幸せに・」
女勇者「でもその身体、死にそーじゃん!」
メカ娘「え゛?」ガチャッ
勇者「そーいや、元の身体を助けてからご飯食べたり、水飲んだりした?」(;・ω・)
メカ娘「わ、忘れてた・・・」ガクガク
女勇者「なんで忘れる(笑)」
メカ娘「長いこと生身の身体じゃなかったから」
(/≧◇≦\)
女勇者「普通は忘れない」(ФωФ)
勇者「メカちゃん、早く戻らないと!」
メカ娘「えいっ!」スウッ
メカじゃない娘「えーん、勇者さん、お腹減ったよー、のど渇いたよー!」(。>д<) グーギュルルル
勇者「良かった、まだ元気だ」ε=( ̄。 ̄ ) ホッ
メカじゃない娘「ごきゅっ、ごきゅっ、ごきゅっ」(´;ω;`) ← 水飲んでる
メカじゃない娘「もぐ、もぐ」(´;ω;`) ← パン食べてる
メカじゃない娘「ふうっ、やっと生き返った///」(* ̄◇)=3 ゲプッ
スウッ
メカ娘「復活!」( ̄ー ̄) ガチャッ
勇者「あれっ、また戻んの?」(´・ω・`)?
メカ娘「だって旅にはこの身体の方が楽ですから!」(゜∇^d)!!
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- 44 : 2015/04/06(月) 08:22:44 :
- 続編に続きます(`・ω・´)
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- 45 : 2020/09/29(火) 13:01:38 :
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何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
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