one for all all for one
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- 1 : 2015/02/13(金) 09:43:43 :
- 私小説です。更新は遅いですはい
よろしくお願いします
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- 2 : 2015/02/13(金) 10:11:11 :
- 『one for all all for one』
~一人はみんなのために
みんなは一人のために~
いい言葉だと思いませんか?
これが6年2組の学級目標。
だけど、学級目標なんてなんの役にも立ってない。だって所詮、紙に書いてある《文字》なんだから…
けど皆、先生に怒られたくないから、表向きだけ守ってる。勿論私もその一人で、嫌でもなにも言えない。
友「ねぇ私。図書室行かない?読み聞かせがあるって!!」
私「え?そうなの!?なら早く行こう!」
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- 3 : 2015/02/23(月) 01:45:26 :
- ーー廊下ーー
読み聞せか、楽しみだなぁ。
もともと本を読むのが好きな私は、この時間が癒しだった。図書室なら誰の悪口も聞こえない、物語の世界。
友「ねぇ」
そんなことを考えてると、友の声がした。
私「どうしたの?」
普通に答える私。
友「今日さ、M子に足踏まれたんだよねぇ。もう最悪!!デブなんだから人の足踏むなよ。
しかも謝らないしさぁ…もうマジウザい!!!私もそう思うでしょ?」
私「えっと…私は、」
友の話に出てきた《M子ちゃん》とは、クラスの嫌われ者。
太った容姿と元特別支援学級。そして『謝らない』『返事をしない』これが嫌われている原因だろう。
正直に言うと、私も彼女が嫌いだ。でも悪口を言うまでじゃない。ないけど……
私「うん、そうだね。確かにウザいよ。謝らないとか、人として終わってるよね~(笑)」
友「だよね!!」
私「うん……」
その後、図書室までの足取りは重かった……。
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- 4 : 2015/02/23(月) 11:53:51 :
- 期待です
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- 5 : 2015/02/24(火) 21:40:26 :
- >>4
期待コメありがとうございます!
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- 6 : 2015/03/05(木) 07:21:06 :
- その目標、私たちの学校でも一緒です。
今日しての後ろに、英語版も日本語版も両方はってある。
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