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魔王たおしたから、しばらくのんびりと・・・
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- 1 : 2015/01/28(水) 07:45:45 :
- ~旅人の宿~
勇者「おはよー」ポリポリ
看板娘「勇者さん、片付かないから朝ごはん早く食べちゃって下さい!」カチャカチャ
勇者「はいはい」トサッ
看板娘「おとーさん、勇者さんの分!」トテトテ
厨房『はいよ!』ジュージュー
看板娘「勇者さん、コーヒーはブラックで良いですね?」カタッ トクトクトク
勇者「うん」ズルズル
看板娘「はい、ごはんどーぞ」カタン
勇者「いただきまーす」モキュモキュ
看板娘「そのスープの器は熱いから気を付けて、あっ、コーヒーお代わりは?」テキパキ
勇者「おまーは良く気が付くし、世話好きできっと良いお嫁さんになるんだろうなぁ」モシャモシャ
看板娘「い、いつでも勇者さんの嫁になれますよ///」ポッ
勇者(しまった、地雷踏んだ・・・) モグモグ
看板娘「おとーさんも勇者さんがこの家にずっと居てくれたらって・・・///」カアッ
勇者(・・・汗) モグモグ
看板娘「ウチは一人娘だし、男手が欲しいっていつも・・・///」ポッ
勇者(!) ウグッ! グググ グルジー!
看板娘「もお、喉つめちゃって、お水、お水!///」
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- 2 : 2015/01/28(水) 08:10:45 :
- 看板娘「はい、勇者さん、郵便物」ドサドサッ
勇者「また?」ウンザリ
看板娘「本当にもう毎日毎日・・・」ガサガサ
勇者「広告とか勧誘とかのDMは全部捨てちゃって」ポイポイノポイッ
看板娘「個人からの手紙だけでもこんだけ」ドサッ
勇者「これ、みんなファンレターか・・・」
看板娘「勇者さんが魔王を倒して世界を救ってからはホント毎日山のように・・・」
勇者「魔王は倒したけれど世界は救ってないよ」ヒラヒラ
看板娘「勇者さんのそんな謙虚なところも・・・///」ポッ
勇者(危ない、また地雷だ!)
看板娘「でも、女の子からのばっかり」(ФωФ) ジー
勇者「魔王倒してからは毎日これだもんなー」ガサガサ
勇者「えーと、なになに『憧れの勇者様、わたしは東の街のJKです・・・』」ペラッ
看板娘「JK!」ピクッ
勇者「『勇者様の逞しい×××でわたしの可愛い○○○を・・・』///」プルプル
看板娘「・・・」(ФωФ) ジー
勇者「だ、誰だこんな悪戯///」ポイッ
看板娘「悪戯かしら?」(ФωФ) ジトー
ガサガサ
勇者「どれどれ『尊敬する勇者様、あたしは南の村のJCです・・・』」ホッ
看板娘「中学生なら・・・」ホッ
勇者「『あたしのピンクの○○○を勇者様の逞しい×××で・・・』///」ヒクヒク
看板娘「淫行は犯罪ですよ」(ФωФ) ジトー
勇者「い、淫行だなんて、まさか・・・」アセアセ
『○○○を』ポイッ 『×××で』ポイッ
勇者「うーん、こんなのばっか・・・」
看板娘「もー、近所のJCの集団が店の前で出待ちしてたり、バカJKが夜中に忍び込もうとしたり・・・」ヤレヤレ
勇者「迷惑かけて申し訳ない・・・」シュン
看板娘「あっ、いや、勇者さんが悪いんじゃないからあやまらなくても///」アセアセ
勇者「以前はこんなじゃなかったんだけどなー」
看板娘「王様が『魔王を倒した褒美に姫を嫁にあげよう』って言ったのを断ってから若い女の子達の人気が大ブレイクしたわねー」
勇者「まあ、会った事もないお姫さんといきなり結婚って言われてもって感じだったしなぁ・・・」
看板娘「で、でも、勇者さんが断ってくれてあたし嬉しかった///」ポッ
勇者(いかん、このままではまた地雷原に踏み込んでしまう!) ドキドキ
看板娘「勇者さん、あたしなら淫行にならないわよ///」ヌギッ ← 19才 家事手伝い 美少女
勇者「で、出かけて来ます!」ダッシュ
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- 3 : 2015/01/28(水) 08:36:33 :
- ~冒険者の酒場~
キイッ
女主人「あら、勇者さん、いらっしゃい」
勇者「ビールと何かつまむ物をちょうだい」
女主人「昼間っから飲んだくれてて良いの?」コトッ
勇者「ヒマだし、他に行くとこもないし」グビグビ
女主人「お金あるんだから、こんな店で飲んでないでもっと豪遊とかしないの?」
勇者「お金ないよ」キョトン
女主人「えっ、でも王様から魔王を倒したご褒美を・・・」キョトン
勇者「魔物に親を殺された子供達を養育してる施設に寄付した」アッサリ
女主人「え゛、寄付!、もしかして全部?」
勇者「うん」
女主人「うんじゃないわよ、全部寄付するバカがどこにいるのよ!///」ポッ
勇者「ここかな・・・」
女主人「お金なくてどーすんのよ」タラー
勇者「ビール代を払うくらいはちゃんとあるから」グビッ
女主人「そ、そんな事は気にしてないから!///」カアッ
勇者「じゃ、ビールお代わり」
女主人「一生遊んで暮らせるくらいの金額だったんじゃないの?///」ポッ
勇者「そーだけど、遊んで暮らす気はないから・・・でも、生活費がなくなる前に何か仕事を探さないとなー」
女主人「な、なんならずっとここに居てもいいんだけど///」ポッ
勇者「えっ?」
女主人「こ、この店の主人になる気はない?///」モジモジ
勇者「この店の主人?」キョトン
女主人「姉さん女房ってダメ?///」チラッ ← 25才 飲食業 美人
勇者(しまった、いつの間にか地雷原に踏み込んでた・・・) ダラダラ ← 22才 フリーター
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- 4 : 2015/01/28(水) 13:14:56 :
- キイッ
女主人「いらっしゃ・・・女の子?」
???♀「貴方が魔王を倒した勇者様ですか?」トテトテ
勇者「そーだけど」
???♀「ボクを弟子にして下さい!」ドゲザッ
勇者「弟子?」
弟子「先生のような立派な冒険者になりたくて故郷の村から・・・」
勇者「おまー、何才?、学校は?」
弟子「!」ギクゥ
勇者「まだ学校行かなきゃいけない年齢だよね」
弟子「ぼ、ボクもう18で・・・」キョドキョド
勇者「中学生くらいか?」
女主人「どーみても14~5才ね」
弟子「と、飛び級で卒業して・・・」キョドキョド
勇者「うそつけ」
弟子「う、うちの村の学校は魔物に・・・」キョドキョド
勇者「それもうそだろ」
弟子「村に帰ったら借金の質に売春宿に売り飛ばされるんですー(泣)」
勇者「それもう・」
大男「餓鬼が逃げ込んだのはここか!」ノシノシ
弟子「ひいい!」
勇者「あっ、これは本当だったのね」
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- 5 : 2015/01/28(水) 16:01:50 :
- 大男「この餓鬼、手間とらせやがって」グイグイ
弟子「せ、先生ー、助けてー!」ズルズル
勇者「おい、お前ちょっと待て」ズイッ
大男「なんだテメェは」ギロッ
勇者「俺の弟子を放せ」
弟子「先生!///」パアア
大男「なんだと、関係ねぇヤツはすっこんでろ!」
勇者「その娘の借金はいくらだ、俺が払う」
女主人「ちょ、ちょっと貴方お金ないって・・・」アセアセ
勇者「おまー、いくら借りてんだ?」
弟子「3000Gです、先生///」ウルウル
勇者「3000Gだな」ドサッ ジャラッ
大男「おっと、3000Gは元金だ、今は利子やら手数料やらで30000Gになってんだ」ヒラヒラ
勇者「なるほど30000Gか」ニヤニヤ
大男「なに笑ってやがる!」
勇者「そーいう元金が10倍になるようなわけのわからん借金なら、安心して踏み倒せるだろ」クスクス
大男「てめー!」ブンッ
勇者「よっと!」ヒョイッ パシッ ギリギリ
大男「ぐ、ぐあっ!」ダラダラ
勇者「あんまり動いたら腕が折れるよ」ギリギリ
大男「ぐうっ・・・」ダラダラ
弟子「先生、格好良い!///」
女主人「勇者さん、ステキ///」ポォーッ
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- 6 : 2015/01/28(水) 19:12:44 :
- 大男「て、テメェこんな真似して只で済むとでも・・・」ダラダラ
勇者「思ってるよ」ギリギリ
女主人「ちょっとあんた、この人この前魔王を倒したんだから、下手に逆らわない方が良いわよ」
大男「ま、魔王を倒した?」ギョッ
勇者「さあ、弟子を放せ」
大男「へ、へい・・・」ポイッ
弟子「た、助かった」ポテッ
勇者「じゃ、こっちも放してやる」パッ
大男「くうっ、折れるかと・・・」サスリサスリ
勇者「これ持って帰れ」ジャラッ
大男「えっ?」
女主人「えっ?」
弟子「ええっ!」
勇者「その代わり、二度と顔を見せるな」
大男「わ、わかりやした」スタコラ
弟子「先生、な、なんでお金を!」
勇者「3000Gは借りたんだろ?」
弟子「で、でも、あいつらボクが可愛いからって父ちゃんを博打でハメて・・・」
女主人「自分で可愛い言うな」(ФωФ) ムカッ
勇者「博打なんかするからだ」
弟子「むー」
女主人「でも、勇者さん、よくあんな大金持ってたわね、施設に寄付したんじゃなかったの?」
勇者「褒美の金は全部寄付したさ、あの金は武器や防具を売った作った金だよ」
弟子「先生、そんな大事なお金をボクのために///」
勇者「借用書はちゃんと書けよ」
弟子「え゛、くれたんじゃないんですか、あのお金!」(´・ω・`)
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- 7 : 2015/01/28(水) 21:02:11 :
- ~旅人の宿~
看板娘「えっ、この娘もしかして勇者さんの子供?」ギョギョッ!
勇者「俺にこんな大きな子供がいるわけないだろ!」ガー
看板娘「あー、びっくりしたー」ドキドキ
弟子「誰、この女?」
看板娘「料理、洗濯、お掃除と勇者さんの身の回りの世話をしているから、あたしは嫁も同然!」フンス
弟子「なんだ只の宿の人じゃん」
看板娘「ぐぎぎ」タシカニソーダケド
勇者「こいつ一応弟子にしたから、よろしく頼むよ」
看板娘「勇者さん、未成年への淫行は犯罪ですよ・・・」(ФωФ) ジトー
勇者「淫行違う!」
弟子「ぼ、ボクの方はいつでもOKなんだけど・・・///」カアッ
看板娘「ぺったんこの貧乳のくせに」(ФωФ) ジー
弟子「ぼ、ボクはこれから成長するんだ///」タブン
勇者「それより、こいつ文無しなんだけど・・・」
看板娘「金ないなら出てけ!」(ФωФ) シッシ
弟子「いやー!(泣)」
勇者「そこをなんとか、ツケで頼むよ」
看板娘「勇者さんの頼みなら仕方ないなー///」
弟子「やったー!」
看板娘「借用書書けよ!」(ФωФ) ギロッ
弟子「ま、また借用書!」ガクブル
勇者「よいしょっと」ガチャッ ← 装備色々
看板娘「あれっ、勇者さん、冒険ですか?」
勇者「ちょっと大きな出費があって、生活費を稼がないといけなくてな」
看板娘「コイツのせいか」(ФωФ) ジトー
弟子「とほほ」
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- 8 : 2015/01/29(木) 05:10:13 :
- ~フィールド~
勇者 ♂22 勇者Lv99
武器 E:メタルキングのやり
よろい E:メタルキングよろい
盾 E:メタルキングの盾
かぶと E:メタルキングヘルム
弟子 ♀14 勇者Lv1
武器 E:ひのきのぼう
よろい E:旅人の服
盾 未装備
かぶと 未装備
弟子「先生、勇者の剣とか、勇者のよろいじゃないんですか?」トテトテ
勇者「勇者の剣、よろい、盾、かぶとは王国の宝物庫の中だ」スタスタ
弟子「えっ、売っちゃったんですか?」
勇者「売ってない!勇者の武器は国の、いや、世界の宝だから王国に保管を頼んだの、俺が気軽に冒険に使って良い物じゃない」
弟子「でも、先生の今の装備メタルキングシリーズですよねー、いいなー」ウラヤマ
勇者「勇者シリーズの次に強力な装備を自分用に残しておいたんだ」
弟子「先生のお古で良いからもっと良い装備が欲しー///」
勇者「他の装備は売っちまったよ」
弟子「えー」ザンネン
勇者「売った金もなくなっちまったがな」(ФωФ) ジトー
弟子「とほほ」
まもののむれがあらわれた!
スライム×3
弟子「せ、先生!」
勇者「とりあえず戦え!」
でしのこうげき!
弟子「とうっ!」ぺちっ!
スライムAに2のダメージ!
勇者「ぺちっ?」
スライムAのこうげき! ボカッ
弟子「あうっ!」
でしに3のダメージ!
スライムBのこうげき! ボカッ
弟子「あうあうっ!」
でしに2のダメージ!
スライムCのこうげき! ドカッ
弟子「みゃー!」
でしに3のダメージ!
弟子「せ、せんせ・・・」ピクピク
勇者「おまー、なんでスライム相手に死にそうなの?」
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- 9 : 2015/01/29(木) 07:16:37 :
- 勇者「やれやれ」ヒョイッ
ゆうしゃのこうげき!
さみだれ突きをはなった! ドドドッ
スライムABCをたおした!
弟子「さ、さすが先生・・・」ピクピク
勇者「相手は雑魚中の雑魚だから」
でしのレベルが上がった!
メラのじゅもんをおぼえた!
弟子「や、やった~」ピクピク
勇者「やった~じゃないよ、ホイミ!」ポウッ
ゆうしゃはじゅもんをとなえた!
でしのHPがかいふくした!
弟子「復活!」シャキッ
勇者「いいから、スライムの死体を集めて」
弟子「こんなのどーすんですか?」アツメアツメ
勇者「持って帰ってお百姓さんに売るの、肥料になるから」
弟子「売る?いくらくらいで売れるんですかねー///」ワクテカ
勇者「一匹1G」
弟子「え゛!」タッタ1G!
勇者「肥料だからな」
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- 10 : 2015/01/29(木) 07:26:26 :
- 勇者「さあ、あと2997匹倒さないと借金返せないぞー」
弟子「あと2997匹・・・|||||」ズーン
勇者「一日分の生活費くらいは稼がないと、借金が増える一方だぞ」(ФωФ) ジロッ
弟子「とほほ」
まもののむれがあらわれた!
スライム×2 スライムベス×3
スライムAのこうげき! ポテッ
ゆうしゃはダメージをうけない!
弟子「メラ!」ポウッ
でしはじゅもんをとなえた! ジュウー
スライムBをたおした!
スライムベスAのこうげき!
スライムベスBのこうげき!
スライムベスCのこうげき!
弟子「・・・」ピクピク
勇者「イオナズン!」ドーン!
ゆうしゃはじゅもんをとなえた! ジュジュジュー
スライムA、スライムベスABCをたおした!
まもののむれをやっつけた!
勇者「ほら、早く死体を集めろ」
弟子「せ、せんせ、それよりも早くホイミを・・・」ピクピク
勇者「あっ、おまーそのままそこを動くなよ」スタスタ
弟子「動きたくても、動けません・・・」ピクピク
ズシン ズシン キシャー! ドカッ ゲシッ ドシーン
弟子「?」
勇者「今日の生活費確保w」ズルズル
弟子「せ、先生が見たこともない巨大な魔物を引き摺ってる!」ガクブル
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- 11 : 2015/01/29(木) 07:43:49 :
- ~旅人の宿~
勇者「ちょっと出かけてくるよ」
弟子「先生、お供します!」ビシッ
看板娘「あっ、勇者さん、近所のJC達が家の前で出待ちしてますよ」
勇者「えー、また?」
弟子「出待ち?」
勇者「めんどーだなー、レオムル!」パアア
看板娘「いってらっしゃーい、気をつけて」
(勇者)『じゃあ、いってくる』
(弟子)『せ、先生ー、これは?』キョロキョロ
(勇者)『良いからついてこい』
~旅人の宿 玄関先~
JC´s「勇者様まだかしら」「油断しちゃダメよ」「今日こそは勇者様に・・・」ザワザワ
ドア「」ソーット
JC´s「キター!」「勇者様~♪」「えいっ!」バサー ← 投網
(?)『!』モガモガ ← 網に捕まった!
JC´s「捕まえた~♪」「やっぱり姿を消して出入りしてたのね」「勇者様、もう逃がさない~♪」キャイキャイ
弟子「せ、先生、ボクを囮にするなんてヒドイ!」モガモガ
JC´s「なにこのちっこいの?」「逃げられた?」「おまーのせいだ!」ゲシッ
弟子「むぎゅっ!」
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- 12 : 2015/01/29(木) 08:10:48 :
- ~冒険者の酒場~
キイッ
女主人「勇者さん、いらっしゃい」ニコニコ
勇者「あれっ、機嫌良さそう、なんか良いことあったの?」キョトン
女主人「いいえ、別に///」ニコニコ
勇者「ビールとおつまみちょーだい」スワリッ
女主人「はい、どうぞー///」コトッ
勇者「あんがと」グビグビ ← ビール
女主人「ねえ、勇者さん///」スワリッ
勇者「どしたの?」ポリポリ ← つまみ
女主人「もうあんまりお金ないんでしょ///」モジモジ
勇者「まあね」グビッ
女主人「宿屋を引き払って、ここに移ってきたら?ここなら、家賃とか宿泊代とか要らないわよ///」モジモジ
勇者(地雷原に放り出された予感・・・)
女主人「勇者さんは年上の女なんか興味ない?あたしなんかおばさんかなー///」チラッ
勇者「い、いや、年上って言っても二つ三つしか変わらないし、おばさんだなんて・・・」ダラダラ
女主人「そう、良かった///」ギューッ
勇者(そ、そんな風に腕に抱きついたら・・・む、胸が肘に当たってる!) ドキドキ
弟子「先生ー!」バタン!
女主人「ちっ!」イイトコロデ
勇者 (地雷原脱出成功!) ホッ
弟子「先生、ヒドイですー、ボクを見捨てるなんてー」ウルル
勇者「たかがJCごときに捕まるとは、我が弟子として未熟!」喝!
弟子「で、でも・・・人数が・・・網も・・・」ゴニョゴニョ
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- 13 : 2015/01/29(木) 08:36:00 :
- キイッ
女主人「いらっしゃ・・・あらっ、勇者さんのお客さんのようね?」
???♀「貴方が魔王を倒した勇者ね?」キリッ
???A♂「」ズイッ
???B♂「」ズイッ
弟子「何、この黒ずくめのよろいかぶとの人達?」
勇者「あんたは?」
???♂A「こちらは『女勇者』様だ」
???♂B「『勇者組合』を束ねておられる方だ」
勇者「勇者組合?」
女勇者「30名を超える勇者が所属する組織よ」
勇者「その勇者組合が俺に何か用?」
???♀「貴方をあたし達の仲間にしてあげるわ///」ニコリ
勇者「仲間?勧誘か」
女勇者「貴方ならあたしの勇者組合の幹部に迎えてあげるわよ」
勇者「うーん、それって俺になんかメリットある?」
女勇者「個の力では出来ない事も組織の力をもってすれば・・・」
勇者「組織の力ねぇ」
女勇者「人気、実力、共に貴方はあたしの右腕にふさわしい」
勇者「お願いですから、仲間になって下さいの間違いじゃないの?」
???A♂「貴様、女勇者様になんと言う口の聞き方だ!」ズイッ
???B♂「女勇者様、こんなヤツなど我々が!」ズイッ
女勇者「A、B、静かにしなさい」
雑魚勇者A「むっ」
雑魚勇者B「は、はい」
女勇者「勇者、あたしの部下になりなさい」
勇者「うーん、君、美人だし、お友達としてなら付き合ってもいいけど・・・」
弟子「先生!」
雑魚勇者A「貴様、女勇者様に数々の暴言を!」ワナワナ
雑魚勇者B「女勇者様にお友達だと!」プルプル
女主人「ちょっと貴方達、人の店で揉め事を起こさないで!」
女勇者「今日のところは帰るわ、勇者、良く考えておきなさい///」クルッ スタスタ
女勇者 (あ、あたしの美貌の完全勝利!///) ← ちょっと勘違い?
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- 14 : 2015/01/29(木) 08:43:33 :
- 弟子「二度とくんなー!」ペッペッ
女主人「塩まいちゃえ!」エイッ
勇者「まあまあ、そんなに邪険にしなくても、けっこう美人だったじゃないか///」ヒラヒラ
弟子「先生は顔さえ良ければ良いんですか!」ムギー!
勇者「いや、スタイルも『ぼんきゅっぼん』だったし///」
弟子「ボクだって、あと三年くらいしたら!」
勇者「おまーのかーちゃん巨乳?」
弟子「ひ、貧乳です・・・」
勇者「じゃあ、ダメじゃん」
弟子「ううっ(泣)」
女主人「勇者さん、あんな性格悪そうな女が良いんですか!」キー
勇者「いや、そんな事は・・・」
女主人「や、やっぱり年上より若い娘の方が良いのね」シクシク
勇者「い、いや、女主人さんもまだ若いですよー」タジタジ
弟子「でも、やっぱ若い方が良いですよねー、先生」
女主人「黙れガキんちょ!」
弟子「今はおっ○いや色気で負けてても、ボクにはバラ色の未来が!」
女主人「おまーは5年後でも10年後でも貧乳!」
弟子「でも、今が盛りの人はこれからは劣化していく一方だから・・・」
女主人「劣化!」ガーン
弟子「10年後にはボクはキレイなお姉さん、女主人はおばさん」
女主人「お、おばさんー!ガキんちょ、おまー、決して言ってはならない言葉を~|||||」ゴゴゴゴゴ
弟子「誰がガキんちょだー!」ゴゴゴゴゴ
※勇者はとっくの昔に逃げたw
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- 15 : 2015/01/29(木) 21:59:34 :
- ~旅人の宿~
看板娘「勇者さん、おはようございます///」
勇者「おはよー」ポリポリ
看板娘「はい、新聞///」トサッ
勇者「あんがと」バサバサ
看板娘「コーヒーはブラック?///」ポコポコ
勇者「うん」
弟子「むー」
看板娘「もはや、嫁もどーぜん!」フンス!
弟子「べーだ!」ベー
看板娘「おとーさん、勇者さんの分!」
厨房『はいよ!』ジュージュー
看板娘「はい、勇者さんどうぞ///」カタン
勇者「いただきまーす!」
看板娘「ほれ、食え!」(ФωФ) ポイッ
弟子「・・・」
勇者
トースト
オムレツ&ベーコン
コーンスープ
サラダ
オレンジジュース
コーヒー
弟子
コッペパン
水
弟子「差別だー!」
看板娘「おまー、宿泊費5Gしか払ってないだろ!」(ФωФ)
弟子「ううっ!」
看板娘「勇者さんはちゃんと正規の料金の15G払ってくれてるんだから、食事に差があってとーぜん!」(ФωФ)
弟子「は、反論できない・・・」
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- 16 : 2015/01/29(木) 22:16:31 :
- ~フィールド~
弟子「メラ!」
でしはじゅもんをとなえた! ポウッ ジュウッ
いっかくうさぎAをたおした!
アルミラージA「ラリホー!」パアア
アルミラージAはじゅもんをとなえた!
弟子「Zzzz」パタッ
でしはねむってしまった!
勇者「イオナズン!」ドォーン!
ゆうしゃはじゅもんをとなえた!
アルミラージAB、いっかくうさぎBCをたおした!
まもののむれをやっつけた!
勇者「起きろ!」ゲシッ
弟子「むにゃ?」
勇者「さっさとウサギを集める」
弟子「わーい、お肉、お肉」アツメアツメ
勇者「そのウサギ食ったら借金返せないぞ」(ФωФ)
弟子「ううっ!」
???「ぶももー!」
まものがあらわれた!
暴れ牛鳥×1
暴れ牛鳥「ぶももー!」ドドドドド
あばれうしどりはとっしんしてきた!
弟子「メラ!」ポウッ
でしはじゅもんをとなえた! ジュウッ
あばれうしどりに9のダメージ!
暴れ牛鳥「ぶももー!」ドドドドド
あばれうしどりはでしにとっしん!
弟子「みゃー!」ドーン!
でしに10のダメージ!
勇者「とうっ!」ザシュッ
ゆうしゃのこうげき!
かいしんのいちげき!
暴れ牛鳥「ぶも・・・」バッタリ
あばれうしどりをたおした!
でしのレベルがあがった! テレッテレッレレレー
ホイミのじゅもんをおぼえた!
弟子「や、やった~」ピクピク
勇者「また死にかけてる・・・」
弟子「ホイミ!」スカッ
でしはじゅもんをとなえた!
しかしMPがたりない!
勇者「アホ」
弟子「・・・」ピクピク
勇者「この暴れ牛鳥は看板娘へのお土産にしようかな♪」
勇者はしもふりにくとササミとまじゅうのけがわをてにいれた!
弟子「せ、せんせ、ホイミしてくらさい・・・」ピクピク
-
- 17 : 2015/01/30(金) 08:32:35 :
- ~旅人の宿~
看板娘「~♪///」ニッコニコ
弟子「なんだかご機嫌?」
看板娘「夫のお土産を喜ぶ嫁の図///」ルンッ
弟子「嫁じゃないだろ!」ムキー!
勇者「ビールお代わりー」コトン
看板娘「はーい、貴方~♪///」テテテ
勇者「あ、あの、普通に勇者さんって呼んで(汗)」タラー
厨房『おーい、出来たぞー』ジュージュー
看板娘「はい、はーい」テテテ
弟子「わーい、お肉ー!///」 ← お金ないので久しぶり
看板娘「勇者さん、どぞっ///」カタッ
勇者「おおっ、霜降り肉のステーキ!」ワクワク
看板娘「ほれ、おまーも」ポイッ
弟子「ううっ、扱いは雑だけどお肉だー!///」ジュルッ
勇者「いただきます」カチャッ
看板娘「あたしここ座るね」カタッ
勇者「?」モグモグ
看板娘「えへへー、せっかくのお土産だから勇者さんと一緒に食べようと思って///」ムフフ
勇者 (また地雷原に踏み込んだか・・・)
看板娘「こーして、一緒のテーブルで食事してるとなんだか本当の夫婦みたい///」ウットリ
勇者 (プレッシャーで、もやは肉の味がわからん) ダラダラ
弟子「先生、お肉食べないんだったら、ボクに下さい!」モキュモキュ
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- 18 : 2015/01/30(金) 08:50:16 :
- ~冒険者の酒場~
キイッ
女主人「あら、勇者さん、こんな時間に珍しい」
勇者「ワインちょうだい、あとチーズかなにか」
女主人「今夜は一人?」カチャカチャ
勇者「弟子はお腹いっぱいになって、宿で幸せそうに寝てる」
女主人「くすっ、子供なのね、どうぞ」トクトクトク
勇者「あんがと」グビッ
女主人「勇者さんが抱き枕になってくれたらあたしも幸せそうに眠れるんだけどなー///」
勇者「サラッと何言ってんの?///」
女主人「年上の女が若い子を口説いちゃダメ?///」ピトッ
勇者「だ、ダメじゃないですけど・・・///」ダラダラ
女主人「勇者さん、いつもは昼間に来るから・・・今夜は遅くなっても良いんでしょ?///」ピトッ
勇者「も、もしかして酔ってます?///」ドキドキ
女主人「勇者さんにもっと酔わせてー///」ギュー
勇者 (そ、そんな抱きついたりしたら、色んなところが当たってるー!)
キイッ
勇者「あっ、ほら、お客さん!」ドキドキ
女主人「今夜は貸し切りでーす///」ギュー
女勇者「ふざけるな!」カツ カツ カツ
勇者「あっ、組合の人!」
女勇者「お・ん・な・ゆ・う・しゃ!」ゴゴゴゴゴ
勇者「そーでした(汗)」
女勇者「私も同じ物を」ユビサシー
女主人「」ツーン
女勇者「わ・た・し・も同じ物を!」ガーッ
女主人「ちっ!」シブシブ
女勇者「勇者、この前の話は考えてくれたか?
」キリリッ
勇者「えーと、お友達から始めようって話だっけ///」
女勇者「い、いきなりお付き合いを始めるのも恥ずかし・・・違うー!///」ウガーッ!
勇者「意外に面白い娘だなw」
-
- 19 : 2015/01/30(金) 09:19:05 :
- 勇者「いや、別に一人でも冒険出来るから」クピッ
女勇者「しょんなころいわにゃいれ、あらひのぶきゃになりぇ///」グデングデン
勇者「お酒弱いのね・・・」クピッ
女勇者「よわきゅにゃんかにゃいぞー!///」ヒック
勇者「スゴい酔ってる」クピッ
女勇者「よってにゃんかにゃいろー!///」ウィー
勇者「なんか可愛い///」
女主人「勇者さん!|||||」ゴゴゴゴゴ
勇者「はわわ、生命が危ない!」ガクブル
女勇者「むー、にぇむい」ムニュムニュ
勇者「あっ、こら!寝るなー!」
女勇者「Zzzz」ポテッ
勇者「あーあ、寝ちゃった・・・」
女勇者「Zzzz」グデー
勇者「こ、コレ置いて帰っても・・・」
女主人「」ツーン
勇者「やっぱダメ?」
~冒険者の酒場→旅人の宿~
勇者「女主人さんはご機嫌斜めだし・・・」トボトボ
女勇者「Zzzz」 ← おんぶされてる
勇者「旅人の宿に連れて帰っても、看板娘が・・・」トボトボ
女勇者「えへへー、おんぶー・・・Zzzz」ギュー
勇者「幸せそうな顔で寝やがって・・・」トボトボ
-
- 20 : 2015/01/30(金) 09:34:13 :
- ~旅人の宿 翌朝~
女勇者「???///」← 何も覚えてない
看板娘「ゆ、勇者さん、これはいったい!|||||」ゴゴゴゴゴ
勇者「い、いや、冒険者の酒場で酔いつぶれて寝ちゃったから・・・」
看板娘「酔いつぶれた女の子をお持ち帰りしたと・・・」クラクラー
女勇者「むー、頭痛い」 ← 二日酔い
勇者「女主人さんが置いて行くなって・・・」
看板娘「だからと言ってお持ち帰りなど・・・|||||」 (ФωФ) ゴゴゴゴゴ
勇者「ご、誤解してるみたいだけど、弟子の部屋に泊めてあげただけで・・・」アセアセ
看板娘「・・・」(ФωФ) ジー
弟子「ホントですよー、ボク気持ち良く寝てたのに夜中にベッド追い出されてー」プンスカ
看板娘「ほ、ホント?///」
弟子「ボク、ソファーで寝たんですからー」プンプン
看板娘「なんだー、勇者さん、疑ってごめんねー///」
勇者「やっとわかったか」ホッ
看板娘「でも、本当に浮気だった時は・・・|||||」(ФωФ) ゴゴゴゴゴ
勇者「なんで浮気は許さん的な立ち位置に居るんだ!」
-
- 21 : 2015/01/30(金) 09:46:22 :
- 勇者「・・・」パクパク
弟子「・・・」モグモグ
女勇者「勇者、あの娘は何だ?」
弟子 (女勇者は呪文を唱えた!)
勇者「ん、この宿の娘だけど」
弟子 (しかし勇者には効果がなかった!)
女勇者「こ、恋人なのか?///」ズイッ
弟子 (女勇者の攻撃!)
勇者「いや、そーいう訳でもないけど・・・」
弟子 (勇者は攻撃をヒラリとかわした!)
女勇者「違うんだな///」ヨシヨシ
勇者「でも、毎日身の回りの世話とかしてくれてて家族も同然と言うか・・・」
弟子 (勇者の攻撃!)
女勇者「か、家族も同然!」ガーン
弟子 (会心の一撃!女勇者にダメージ!)
女勇者「そ、そう言えば、昨夜の酒場の店主とも親密そうだったな」
勇者「常連客だからな」
女勇者「ずっとこの店に居ても良いとか言われてるんじゃないのか?」
勇者「うっ、鋭い!」
弟子 (女勇者のカウンターがきまった!)
-
- 22 : 2015/01/30(金) 10:16:39 :
- ~フィールド~
弟子「なんなんですかねー、あの女」トテトテ
勇者「自分の組織に俺を勧誘したいんだろ」スタスタ
弟子「でも、看板娘とか女主人とかの事を根掘り葉掘り・・・」
勇者「確かに聞いてたけど・・・」
弟子「あの女も先生の事が好きなんじゃあ?」
勇者「ははっ、まさか・・・」
弟子「先生、声が震えてますよ」
勇者「それより、おまー気づいてる?」
弟子「えっ、何をですか?」キョトン
勇者「修行が足らんな」ハアッ
弟子「えっ、えっ?」
勇者「出てこい!」
ズザザザザ
弟子「うあっ!コイツら」イッパイ!
女勇者「さすが、気づかれてるとは・・・」キリリ
勇者「二日酔いはもう治ったのか?」
女勇者「ええ、もう大丈夫・・・///」カアッ
弟子「先生ー!」
勇者「お前は離れて見てろ」
弟子「はいっ!」テテテ
女勇者「いくら貴方が強くても30対1ではどうかしらね」ニコリ
勇者「何が目的だ?」
女勇者「もちろん貴方をあたしの右腕に」
勇者「だから友達からならと・・・」
女勇者「友達からなんてイヤっ!///」
勇者「え゛?」
女勇者「い、いや、力ずくでも仲間になってもらうぞ///」カアーッ
-
- 23 : 2015/01/30(金) 11:16:33 :
- 雑魚勇者A「へっへっへ、馬鹿なヤツ」ジリッ
雑魚勇者B「女勇者様に逆らうとは」ジリッ
弟子「せ、先生~」
女勇者「飽和攻撃!」バッ
勇者「来るか!」ザッ
女勇者「ライディン!」
雑魚勇者A「ベギラマ!」
雑魚勇者B「ヒャダルコ!」
雑魚C「メラミ!」
雑魚D「メダパニ!」
E「ルカニ!」
F「ギラ!」
G「・・・」
H ・・・
(以下、省略)
おんなゆうしゃたちはじゅもんをとなえた!
勇者「マホカンタ!」パアア
ゆうしゃはじゅもんをとなえた!
おんなゆうしゃたちのじゅもんをはねかえした!
「ぎゃあー」「ぐわわっ」← 阿鼻叫喚!
女勇者「ぐううっ」ヨロヨロ
勇者「お前ら馬鹿だろ?」
女勇者「くそっ、半分以上が戦闘不能か・・・」フラフラ
勇者「即死呪文使わなくて良かったなw」
女勇者「魔法はもう使えない、動ける者は直接攻撃!」
-
- 24 : 2015/01/30(金) 11:54:27 :
- 雑魚勇者D「りゃあ!」ブンッ
ざこゆうしゃDのこうげき!
勇者「」 ヒョイッ
ゆうしゃはヒラリとかわした!
雑魚勇者E「どりゃあ!」ブンッ
ざこゆうしゃEのこうげき!
勇者「?」 ペチッ
ゆうしゃにダメージをあたえられない!
女勇者「えっ?」ペチッ?
雑魚勇者B「うりゃあ!」ブンッ
ざこゆうしゃBのこうげき!
勇者「!」ガッ
ゆうしゃに1のダメージ!
女勇者「勇者・・・つ、強い///」ポォーッ
勇者「めんどくさー」ブゥーーン
ゆうしゃはやりでなぎはらった!
「ぐわー!」「ぎゃあっ!」
おんなゆうしゃのぶかはぜんめつした!
女勇者「あたしの部下が全滅・・・///」ポォーッ
勇者「女勇者、『勇者』は頭数じゃない、ましてや部下だのなんだの上下があるものでもない・・・」
女勇者「カッコいい///」(〃ω〃) ウットリ
勇者「『勇者』はNo.1の存在ではなく、オンリーワンの存在だ!」キリリッ
女勇者「勇者、ステキ・・・///」 ( ☆∀☆) メロメロ
-
- 25 : 2015/01/30(金) 12:20:29 :
- 弟子「先生ー!」トテトテ
勇者「弟子、こっち来んな、早く逃げろ!」
弟子「えっ?」ナンデ?
勇者「気配、というよりこの地響きに気がつかないのか?」ズシン ズシン ズシン
弟子「あ゛!」ピタッ
勇者「早くここから離れろ!」
弟子「は、はひー!」ピュー
女勇者「ゆ、勇者、これは?」ズシン ズシン
勇者「ベホマズン!」パアア
ゆうしゃはじゅもんをとなえた!
おんなゆうしゃたちのHPがかいふくした!
女勇者「な、なぜ回復を?」
勇者「大物だ、全員でかかるぞ」
女勇者「わかったわ///」
グレータードラゴン「きしゃー!」ズシン
雑魚勇者K「なっ、ドラゴン!」ヒイイ!
雑魚勇者A「れ、レッサーじゃない!」ガクブル
雑魚勇者B「グレータードラゴンなんて俺達には無理だ!」ガクブル
勇者「手分けして、フバーハとスクルトを・・・」
雑魚勇者Z「に、逃げろ!」ダッ
雑魚勇者M「うわーっ!」ダッシュ
女勇者「あ、貴方達、戦うのよ!」ニゲルナ!
雑魚勇者A「こ、こんなヤツと戦えるか!」ダッ
雑魚勇者B「早く逃げろ!」ダッシュ
女勇者「AやBまで・・・」
-
- 26 : 2015/01/30(金) 13:04:46 :
- 勇者「ちっ、フバーハ!」パアア
ゆうしゃはじゅもんをとなえた!
やさしいひかりのころもがあたりをつつむ!
グレータードラゴン「きしゃー!」スウッ ゴオオオーーッ
グレータードラゴンははげしいほのおをはいた!
女勇者「みゃー!」
おんなゆうしゃに50のダメージ!
勇者「女勇者!」
ゆうしゃに20のダメージ! ← Lvの高さと防具の防御力が高い
女勇者「だ、大丈夫!」コゲコゲ
勇者「なら、スクルトだ!」
女勇者「は、はい、スクルト!」パアア
おんなゆうしゃはじゅもんをとなえた!
ゆうしゃとおんなゆうしゃのしゅびりょくがあがった!
勇者「ギガディン!」ピシャーン!
ゆうしゃはじゅもんをとなえた!
グレータードラゴン「ぐぎゃー!」バリバリー
グレータードラゴンに200のダメージ!
グレータードラゴン「ぎゃーす!」ブンッ
グレータードラゴンのこうげき!
勇者「むんっ!」ガキッ
ゆうしゃに30のダメージ!
勇者「女勇者、バイキルト」
女勇者「はい、バイキルト!」パアア
おんなゆうしゃはじゅもんをとなえた!
ゆうしゃのこうげきりょくがあがった!
勇者「とうっ!」ドスドスドスドス!
ゆうしゃのこうげき!
ゆうしゃはさみだれづきをはなった!
グレータードラゴン「ぎゃーす!」ドクドク
グレータードラゴンにごうけい180のダメージ!
-
- 27 : 2015/01/30(金) 13:20:17 :
- 勇者「ちょっとその剣貸して」
女勇者「はい、どうぞ///」ハイッ
勇者「てきとーに援護して!」
女勇者「はい、ライディン!///」ピシャーン!
おんなゆうしゃはじゅもんをとなえた!
グレータードラゴン「ぎゃーす!」ビリビリ
グレータードラゴンに50のダメージ!
勇者「ギガスラッシュ!」シヤキーン!
ゆうしゃのこうげき!
かいしんのいちげき!
グレータードラゴン「ぐがっ!」ザシュッ!
グレータードラゴンに300のダメージ!
グレータードラゴン「」ズズーン
グレータードラゴンをたおした!
女勇者「勇者、すごい///」ポォーッ
勇者「ほい、剣をあんがと」ハイッ
女勇者「い、いえ、これくらい、なんでも///」モジモジ
勇者「ところで、これでわかった?」
女勇者「『勇者』はNo.1ではなくてオンリーワン・・・///」ポォーッ
勇者「そーいうこと」
女勇者「あたし、あたし、勇者のオンリーワンになるわ///」ポォーッ
勇者「いや、なんかちょっと違う・・・(汗)」
弟子「せ、先生ー!」トテトテ
勇者「おっ、無事だったか」
弟子「なんか勇者組合の連中が逃げて来ましたけど・・・」
勇者「アレにびびって逃げたんだ」
弟子「な、なんすかアレ、ドラゴン?」
勇者「神or魔王>◎グレータードラゴン>>>レッサードラゴン>魔物>人間、的なヤツだな」
弟子「先生、そんなん倒したんですか!」
-
- 28 : 2015/01/30(金) 18:32:29 :
- 弟子「ありっ、先生、なんすかアレ?」
女勇者「ゆーしゃ~///」ホワーン
勇者「うーん、よくわかんない・・・」
女勇者「ゆーしゃ~///」メロメロ
弟子「目が逝ってますけど・・・」
勇者「逝ってるゆーな!」
弟子「仲間達が自分を見捨てて逃げたショックで?」
勇者「いや、グレータードラゴン倒すの手伝ってくれてたから・・・」
弟子「なるほど、先生はグレータードラゴン倒すついでに、アレも堕としたと」(ФωФ) ジトー
勇者「堕とすゆーな!」
女勇者「ゆーしゃ、部下にはならないけれど、友達からならって言ってたわよね///」モジモジ
勇者「まあな」
女勇者「お友達からじゃなくて、いきなりお付き合いから始めるのではダメかしら・・・///」ドキドキ
勇者「・・・(汗)」ダラダラ
弟子「やっぱ、堕としてるじゃん!」(ФωФ) ジトー
勇者「え、えーと・・・」オロオロ
女勇者「ゆーしゃはあたしみたいな女キライ?///」
勇者「キライじゃないけど・・・」
女勇者「あたしの事、どう思ってるの?///」
勇者「い、いや、美人だし、スタイルも良いし・・・」
女勇者「あたしって外観だけ?///」
勇者「せ、戦闘でも戦力になるし・・・」
女勇者「あたし、ゆーしゃのパートナーになれるかな?///」ポッ
勇者「・・・(汗)」ダラダラ
弟子「先生、なんで追い込まれてるんですか?」
勇者「あっ、そーだ、おまー街までお使いに行ってくれ」
弟子「お使い、なんすかそれ?」
勇者「街から商人達を呼んでこい 」
弟子「商人?」キョトン
勇者「このグレータードラゴンは大金になるぞ」
弟子「た、大金? い、行って来まーす!」ダッシュ!
女勇者「ゆーしゃ、弟子を追い払って二人きりにしてどうするつもりなの?///」ニジリ
勇者「あっ、自爆してしまった!」
-
- 29 : 2015/01/31(土) 09:28:34 :
- 弟子「先生ー、商人達を連れて来ましたー!」テテテ
勇者「遅いじゃないかー(泣)」
弟子「先生、なんで泣きそうになってんすか?」タジタジ
女勇者「ちっ!」
弟子「コイツのせいか・・・」(ФωФ)
商人A「おおっ、グレータードラゴン!初めて見たw」ワクテカ
商人B「うほっ、こりゃ良い素材が採れそうだwww」ホクホク
商人C「ウチは竜の牙と爪を・・・」ワイワイ
商人D「あたしんとこは竜の皮を・・・」ワイワイ
女勇者「皆さん、欲しい部位の希望を紙に書いてあたしに出して下さい、もし希望が重なるようなら入札をします!」
勇者「なんか仕切り始めた・・・」
弟子「なんすかあの女?」
商人A「えーと、うちは・・・」カキカキ
商人B「こんだけで良いかな、もっと要るかな・・・」カキカキ
女勇者「うーん、商人Cさん、この量ならもっとお金を払って貰わないと!」
商人C「おねーさん、厳しいなー」トホホ
勇者「海千山千の商人達と互角に渡り合ってる!」
弟子「しっかり者の嫁ですね」(ФωФ)
勇者「嫁ってゆーな!」
女勇者「貴方~、竜の心臓はこの値段で良い?///」ピトッ
勇者「は、はひ、この金額でOKれす(汗)」
弟子「先生、魔物には強いけど、押しの強い女に弱いですね・・・」(ФωФ)
勇者「女は魔物だ・・・」ガクブル
女勇者「」ズイッ
勇者「!」ビクゥ!
女勇者「竜の目玉なんだけどー///」ピトッ
勇者「め、目玉れすか?」キョドキョド
弟子「先生、残念すぎる・・・」(ФωФ)
-
- 30 : 2015/01/31(土) 09:47:53 :
- ~冒険者の酒場~
弟子「先生、あの竜、スゴい高く売れましたね!」モグモグ
勇者「儲かったから、今日は奢りだぞ!」
弟子「わーい、やったー、女主人さん、お代わりー!」
勇者「女勇者がてきぱきと商人達と交渉してくれたから、助かったよ」
女勇者「も、もっと褒めて///」ピトッ
女主人「はい、弟子ちゃんお代わり、ちょっとあんた邪魔!」グイーッ
女勇者「なんでこの狭いところからお代わりを出す!」
女主人「あたしの店の中で勇者にくっつくな!」ムキー
女勇者「そんなのあたしの勝手だ!」ムキー
弟子「先生~」モシャモシャ
勇者「俺に止めれるわけないだろ・・・」
弟子「やはり残念・・」モキュモキュ
女主人「勇者さん、ビールお代わりは?///」
勇者「あっ、次はワインにするわ」
女主人「わかったわ、ワインと何かつまむ物持ってくるわね///」ドンッ
女勇者「ごらぁ、でかいケツぶつけんな!」
女主人「わざとだから大丈夫」オホホ
弟子「女の闘いコワー」モグモグ
勇者「ん、これ、おまーの分」ジャラッ
弟子「分け前貰えるんすかー、ありっ、少な!」
勇者「おまー、竜と戦ってないだろ」
弟子「ぐっ」
勇者「街まで商人達を呼びに行ったお駄賃に100G」
弟子「で、でも、100Gはうれしー!」
女主人「はい、勇者さん、ワイン///」トクトクトク
勇者「あんがと」
女勇者「あたしにもグラスー!」
女主人「高いワインだからおまーには勿体ない!」
女勇者「だったら、一つのグラスでゆーしゃと一緒により飲む///」
女主人「ちっ」カタッ ← ワイングラス
女勇者「勝利!」フンス
弟子「せんせー」(ФωФ) モキュモキュ
勇者「もう、何もゆーな・・・」
-
- 31 : 2015/01/31(土) 10:06:00 :
- 女勇者「ゆーしゃ、かんぱーい!///」カチン
勇者「ん、乾杯」クピッ
女勇者「んー」グビグビ
勇者 (あっ、コイツ酒弱かったんじゃ?)
勇者「これ、女勇者の分の分け前ね」ヨッパラウマエニ
女勇者「そんにゃー、あぶないとこゆーしゃにたしゅけてもりゃったにょに、わきみゃえにゃんて~///」ゴクゴク
勇者「もう、酔ってる!」
女勇者「よってにゃんかにゃいじょー!///」
弟子「ちゃんと酔ってるじゃん!」(ФωФ)
女勇者「よってにゃいー!///」ウキー
勇者「とほほ」
女勇者「にぇー、にぇー、ゆーしゃはあらひのころろーおもってぃえんの?///」
勇者「良く聞き取れません・・・」
女勇者「あらしふぁゆーしゃにょことしゅきしゅきー!///」ギューッ
弟子「これ、録画して明日女勇者に見せたら愉しそうですね」(ФωФ)
勇者「録画するゆーな!」
女勇者「ゆーしゃ・・・Zzzz」コテン
勇者「あっ、また寝た!」
女勇者「Zzzz」
弟子「酒、弱っ!」(ФωФ)
女主人「」ムカムカ プルプル
勇者「え、えーと、コレ・・・」
女主人「石くくりつけて川に捨ててくれば良いのね」ヒクヒク
勇者「い、いや、持って帰ります・・・」コワー
-
- 32 : 2015/01/31(土) 17:12:59 :
- ~旅人の宿~
女勇者「なんであたしはここに???」
弟子「全然記憶がないんだ・・・」
看板娘「勇者さん!」プンスカ
勇者「は、はひっ!」セイザ
看板娘「正座なんかしても許しません!」ゴゴゴゴゴ
勇者「とほほ」
弟子「相変わらず、先生弱い・・・」ユーシャナノニ
看板娘「ちょっと貴女、ウチは宿屋なんだから泊まるんだったらちゃんと泊まってくれないと!」
女勇者「なんでここに泊まったかのか記憶がないのだが・・・そうだ、どうせ泊まるなら勇者との二人部屋を用意してもらおうか」
看板娘「な、なんですってー!」
女勇者「客として宿泊費を払えば良いのだろう?」ニヤリ
看板娘「うぎぎ!」ギリギリ
女勇者「ねぇ、貴方、ツインが良い?それともやっぱりダブル?///」
勇者「そ、そんな火に油を注ぐような・・・」オロオロ
厨房『おーい、出来てるぞー!』
勇者「お、おじさん、グッドタイミング!」
看板娘「ちっ!」スタスタ
女勇者「ねえ、勇者はあたしと同じ部屋はイヤ?///」
勇者「弟子、おまーどう思う?」クルッ
弟子「ぼ、ボクに振らないで下さいよー」アセアセ
看板娘「はい、勇者さん、朝ごはん///」カタン
勇者「あんがと」
看板娘「いーえ、嫁も同然ですから///」フンス!
女勇者「むぎぎ!」
看板娘「ほれ、食え!」(ФωФ) ポイッ
女勇者「水とパンだけ?」
弟子「いつも、こーなんです」ハムハム
-
- 33 : 2015/02/01(日) 22:16:27 :
- 女勇者「勇者、今ならあたしの『勇者組合』に入ってくれるわよね///」ポッ
勇者「えっ、まだ俺を部下にしようと?」
女勇者「ううん、対等なパートナーとして///」カアッ
勇者「うーん」
女勇者「だって、あたしたちもう付き合ってるしー、だったら『勇者組合』に入ってくれても良いでしょう///」ムフフ
勇者「それとこれとは別・・・え゛、俺と付き合ってる事になってんの?」
女勇者「だって28くらいで勇者が付き合っても良いって///」ポッ
勇者「いや、言ってない!」
女勇者「弟子も『勇者組合』の下っぱにしてあげるわよ」
弟子「なんで下っぱー!」ムギー
女勇者「弟子、これはあたしが昔使ってた武器とか防具とかだけど、使う?」ドサドサ
弟子「ゆ、『勇者組合』に入ります!」( ☆∀☆) キラキラ
勇者「即答か!」
弟子「みんな貧乏が悪いんです(泣)」シクシク
勇者「おまー、物に弱いな・・・」
弟子「だってー、ボクまだひのきの棒と旅人の服なんですよー」
女勇者「弟子も『勇者組合』に入るならちゃんとした装備をしなきゃあねー」
弟子「は、はい、ボス!」(ФωФ) キラーン
勇者「あっさり裏切りやがった!」
弟子 ♀ 14 勇者Lv3
ぶき E:やいばのブーメラン
よろい E:てつのよろい
たて E:てつのたて
かぶと E:てつかぶと
どうぐ E:しゃくようしょ
つかえるじゅもん
メラ
ホイミ
しょじきん 100G
弟子「やったー、攻撃力、守備力大幅アップ!」ワーイ
勇者「借用書は道具なのか?」
弟子「呪いのアイテムです・・・」(ФωФ)
-
- 34 : 2015/02/02(月) 07:53:10 :
- 弟子「先生、新しい装備で早速冒険に行きましょう!」ワクワク
勇者「いや、でもいつもの武装JC達が宿の前で出待ちしてるから・・・」
弟子「そんなの新装備のボクが蹴散らして来ますよ!」フンス!
ドガッ! ギャーッ
ゲシッ! ガシッ! グエッ
ドガーン!
ズルズル
弟子「せ、せんせ・・・」ピクピク
勇者「弱っ!」
弟子「ほ、ホイミしてくらさ・・・」ガクッ
勇者「いくら武装してるとはいえ、只のJCに負けるとは・・・」
女勇者「ゆーしゃ、宿の前で出待ちしてるJC達を蹴散らして来れば良いのね!///」ガチャリ
勇者「え、えーと・・・」
女勇者「ライバルは早めに潰すに限る、JCとて容赦は・・・」クックックッ
勇者「な、なるべく血は見ないようにお願いします・・・」ガクブル
『ごらぁ、ガキども勇者はあたしのもんだー!』
『なんだとテメー!』『ざけんな、ババア!』
『ライデイン!』
『うぎゃあああー!』
勇者「アイツ、中学生相手に容赦ないな・・・」ヒキッ
女勇者 ♀20 勇者Lv50
ぶき E:しっぷうのレイピア
よろい E:まほうのよろい
たて E:ちからのたて
かぶと E:黄金のティアラ
どうぐ E:ぶか×30
つかえるじゅもん
ライデイン 他多数
勇者「部下は道具なのか、怖いなこの女||||」ズーン
弟子「ボ、ボス・・・(汗)」
-
- 35 : 2015/02/02(月) 08:15:15 :
- ~城下町~
女勇者「これにこりて、しばらくはあのJC達も寄り付かないわよ」オホホ
弟子「さ、さすがはボスでげす///」(ФωФ) ヘラヘラ
勇者「コイツら・・・」
女勇者「今日が新生『勇者組合』の再出発よ!」
弟子「ボス、頑張るでげす!」(ФωФ) エイエイオー!
勇者「だから俺は『勇者組合』に入ってないって・・・」
女勇者「部下じゃなくて対等なパートナーなら良いでしょー///」ポッ
勇者「俺は群れるの嫌いなの」
女勇者「ゆ、ゆーしゃはあたしが一緒に居るのがイヤなの?」ウルウル
勇者「い、いや、そんな・・・」オロオロ
弟子「せんせー、女の子泣かせたー(棒)」(ФωФ) ジトー
女勇者「ゆーしゃは、あたしの気持ちなんか全然・・・」シクシク
勇者「ううっ!」ヤバイ
女勇者「あたしがどれだけゆーしゃの事を・・・」メソメソ
勇者「あうあう」キョドキョド
弟子「先生、本当に魔王を倒した勇者なのかな?」(ФωФ) ジトー
女勇者「ゆーしゃのばかばかばかー!」テテテ
弟子「あっ、ボス、どこに行くでげす!」タタタッ
勇者「ふうっ、女勇者は美人だけど、なんだか苦手だな・・・」スタスタ
女勇者「ばかばかー!」テテテテ
弟子「ボス、待ってくらさい」タタタッ
女勇者「勇者の・・・ありっ?」クルッ
弟子「ボス、どうしたでげす?」
女勇者「ゆ、勇者は?」キョロキョロ
弟子「あっちの方に行ったでげす」
女勇者「ゆーしゃ、なんで追いかけて来てくれないのよー!」プンスカ
弟子「追いかけてくると思ってたんでげすか?」(ФωФ)
-
- 36 : 2015/02/02(月) 13:16:19 :
- 勇者「久しぶりに一人きりになれた・・・」トテトテ
???♂「ダンナ、金持ちの旦那」チョイチョイ
勇者「ん、商人か?金持ちって俺のこと?」クルッ
??商人「へへへ、旦那は見たところ大層立派な武具をお持ちだ、相当のお金持ちなんでしょ」
※勇者は超高価なメタル装備です
勇者(グレータードラゴン売ったから懐は暖かいけど・・・)
??商人「旦那、掘り出し物があるんですが」
勇者「掘り出し物ってなに、エロい物?」
??商人「へっへっへ、少々値がはりますが旦那なら・・・」グイグイ
勇者「なんか怪しい店だなー」
??商人「旦那、こいつは滅多に手に入らないレア物ですぜ」
勇者「これは、エルフ?」
奴隷商人「どうです、奥方にするも良し、側室にするも良し、高貴なエルフの娘ですぜ」
奴隷「・・・」ウルウル
勇者「おまー、親に売られたのか?」コソッ
奴隷「///」フルフル
勇者「奴隷狩りに捕まった?」コソコソ
奴隷「・・・」コクコク
勇者「俺は『勇者』だ」ボソッ
奴隷「タスケテ、ユウシャ・・・」
奴隷商人「旦那、旦那になら50万Gで・・・」
勇者「50万は高いなぁ・・・」
奴隷商人「この娘は生娘なんですぜ、100万でも安いくらいで・・・」
勇者「まあ、50Gでもおまーには払わないけどな・・・」シャキン
奴隷商人「なっ、てめー、なんのつもりだ!」
勇者「奴隷売買って犯罪だよ」チャキッ
奴隷商人「ちっ、金持ちのボンボンじゃねぇのか、野郎ども出番だ!」
勇者「曲者だ、出合え、出合えー!」
奴隷商人「おまーが言うな!」
用心棒A「どうした?」ノシノシ
用心棒B「なんだコイツは?」ドスドス
奴隷商人「えらく金のかかった装備してやがるから金持ちのボンボンかと思ったが、どうやらタチの悪い冒険者らしい・・・」
用心棒C「殺っちまって良いのか?」ポキポキ
用心棒D「こんな優男一人オラだけでも・・・」グフフ
-
- 37 : 2015/02/02(月) 21:12:35 :
- 奴隷商人「殺れ!」
奴隷「!」
用心棒A「うおおー!」ブンッ
ようじんぼうAのこうげき!
ヒョイッ
ゆうしゃはこうげきをヒラリとかわした!
用心棒B「ぬおおーっ!」ドガッ
ようじんぼうBのこうげき!
ペチッ
ゆうしゃにダメージをあたえられない!
用心棒C「があぁー!」ゲシッ
ようじんぼうCのこうげき!
ゆうしゃに1のダメージ!
用心棒D「なっ、コイツ、化け物?」
ようじんぼうDはみをまもっている!
勇者「化け物とは失礼な、ギガディン!」
ゆうしゃはじゅもんをとなえた!
ガラガラ ピシャーン!
ようじんぼうたちをたおした!
奴隷「ユウシャ///」ポォーッ
奴隷商人「あわわ!」ヘタッ
勇者「とうっ!」ポクッ
奴隷商人「きゅっ!」パタッ
勇者「峰打ちじゃ、安心いたせ」← 槍の柄で殴った
勇者「さっ、もう大丈夫」クルッ
奴隷「・・・」ジャラジャラ
勇者「鎖か、えいっ!」パキン! ← 鉄の首枷を壊した
奴隷「!」ギョッ
勇者「いや、安物だから素手でも・・・」 ← 普通は出来ない
奴隷「・・・」プルプル ← ちょっとビビった
弟子「先生、こんな所に、あっ!」
女勇者「ゆ、ゆーしゃ・・・」プルプル
勇者「ん、どした?」
奴隷「///」ピトッ
勇者「あ゛!」
女勇者「ゆーしゃ|||||」ゴゴゴゴゴ
-
- 38 : 2015/02/02(月) 22:56:01 :
- ~冒険者の酒場~
勇者「だから、奴隷商人に捕まったエルフの娘を助けただけなんだってー」ボロボロ
奴隷「ユウシャ、カワイソ」ナデナデ
女勇者「い、いや、そーかなーとは思ったんだが・・・」
勇者「だったら先にボコボコに殴るな!」
女勇者「てへっ///」
女主人「てへっ、じゃないわ、この暴力女!勇者さん、良いことしたのに可哀想に///」ギュー
勇者「ああっ、何か色んな所がムニムニ当たってる!///」
女勇者「ごらぁ、あたしの勇者に抱きつくな!」ガーッ!
女主人「勇者さんは貴女のモノじゃないわ!」ベーッ
奴隷「!」グーグーギュルルルルー!
勇者「ん、お腹減ってんの?」
奴隷「///」コクコク
勇者「女主人さん、この娘に何か食べる物を」
女主人「わかったわ、ちょっと待ってね」
弟子「ついでにボクにもー!」グーギュルルル
勇者「あっ、俺にはビールね」
女主人「はい、お待たせ」カタン
奴隷「///」アムアム
弟子「・・・」モキュモキュ
勇者「///」グビグビ
女勇者「にぇー、にぇー、ゆーしゃ///」ベローン
勇者「おまー、いつの間に飲んだんだ?」
女勇者「しゃっき、ちょぴっと///」ケラケラ
勇者「コスパ良いヤツだなー」
女勇者「んー、ゆーしゃ、しゅきしゅきー!///」ギューッ
奴隷「!」ムッ!
奴隷「・・・///」ギューッ
勇者「ある意味、両手に花///」
弟子「先生、未成年への淫行は犯罪ですよ」(ФωФ) ジー
勇者「おまー、何歳?」
奴隷「116サイ///」
勇者「だって」
弟子「ご、合法ロリか!」
勇者「エルフだからなwww」
奴隷「///」コクコク
勇者「それより女勇者、おまー『勇者組合』の手下をすぐ集められるか?」
女勇者「ゆーしゃ、しゅいきぃ・・・Zzzz」ガクリ
勇者「また、寝ちまった・・・」
-
- 39 : 2015/02/03(火) 07:49:42 :
- ~旅人の宿~
看板娘「ゆ、勇者さん||||」プルプル
女勇者「Zzzz」 ← 酔っぱらって寝てる
勇者「は、はひ?」 ← おんぶしてる
奴隷「///」ギュッ ← 勇者の服の裾掴んでくっついてる
弟子「・・・」 ← 荷物持ち
看板娘「冒険に出かけたんじゃないんですか?||||」ゴゴゴゴゴ
勇者「と、途中まで行ったんだけど・・・」キョドキョド
看板娘「うちはちゃんとした旅人の宿で連れ込み宿じゃないんですよ!」プンスカ
勇者「い、いや、奴隷商人に捕まってたこの娘を保護して・・・」オドオド
看板娘「えっ、奴隷?」キョトン
奴隷「ユーシャ、タスケタ」コクコク
看板娘「そ、そーだったの、そうよね、勇者は『勇者』だもんね///」ハハッ
勇者「やっと誤解がとけた」ホッ
看板娘「でも、いつまでその女おんぶしてんの~||||」 ゴゴゴゴゴ
勇者「はっ!」ヤバイ
女勇者「Zzzz」 ← とりあえず放置
勇者「この娘、お風呂に入れてあげて欲しいんだけど」
奴隷「・・・」クンクン オエッ
看板娘「わかったわ、こっちにおいで」
奴隷「///」コクコク
弟子「あっ、ボクもお風呂行くー!」トテトテ
勇者「あの娘に着替えが要るな、弟子のだと小さ過ぎだし、とりあえず俺のシャツとかで間に合わせるか・・・」ゴソゴソ
~風呂場~
『あっ、ちょっと、動いたら目に泡がはいるわよ』ゴシゴシ
『///』コクコク
『うわー、看板娘さんのおっ○い美乳~、うらやまー///』
『弟子ちゃんの貧乳もちっちゃくて可愛いわよ』
『これから、大きくなるんですー!』
『この娘も小さめだけど、形が良くて、○首なんて透き通るようなピンクでキレイ///』
『・・・///』カアッ
キャイキャイ
勇者「着替え持って来たら、鼻血でた・・・」ドクドク
-
- 40 : 2015/02/03(火) 08:11:08 :
- 勇者「うーん、やっぱ女主人>女勇者>看板娘>奴隷>弟子だな」
女勇者「なんの話だ?」ムニュムニュ
勇者「あっ、起きた?」
女勇者「で、なんの話だ!」ズイッ
勇者「・・・(汗)」ダラダラ ←○っぱいの大きさなんて言ったら殺される
女勇者「で、なにが女主人>女勇者>看板娘>奴隷>弟子なんだ?」
勇者「え、えーと、年齢的な・・・」アセアセ
女勇者「でも、それなら奴隷が一番年上だろ」
エルフダシ
勇者「い、いや、見た目的な・・・」ダラダラ
女勇者「そうか、でも、大きさなら負けてても、女主人よりあたしの胸の方が形が良いぞ///」
勇者「あうっ、ちゃんとわかってたのね!」
弟子「あー、良い湯でした///」ホカホカ
奴隷「///」テテテッ ポスッ
勇者「ちょっと!///」テレテレ
女勇者「ごらぁ、あたしの勇者の膝に座るな!」ガォーッ!
看板娘「勇者さんはいつ貴女のモノになったの?///」トスッ ピトッ
女勇者「貴様まで、勇者の隣に!」プルプル
看板娘「勇者さん、お風呂上がりだから、肌ツルツルでしょー///」ホカホカ ツヤツヤ
奴隷「///」ホカホカ ツヤツヤ
勇者「ふ、二人からスゴい良い匂いがする///」ドキドキ
看板娘「あんな、汗臭い女とは違うもの///」ピトッ
女勇者「!」→ ダッシュ! デデデ
弟子「あっ、ボス、どこに行くでげす?」(ФωФ)
看板娘「ふっふっふ、お風呂の栓抜いといたもんねー///」ヘラヘラ
勇者「おまー、怖いことすんな・・・」
看板娘「湯船に氷水でも満たしておけば良かった?」
勇者「殺されるわ!」
-
- 41 : 2015/02/03(火) 08:28:46 :
- ~フィールド~
雑魚勇者'S「」ゾロゾロ
女勇者「部下をみんな集めてどうするの?」トテトテ
勇者「ちょっと人手が要るから」スタスタ
女勇者「や、やっぱり、組織があった方が良いでしょ///」
勇者「まあ、お手伝いの人数集めるのは楽だけど・・・」
弟子「お手伝いの人数?」トテトテ
勇者「こっちで間違いない?」
奴隷「///」コクコク
女勇者「あらっ、この娘?」
勇者「道案内」
女勇者「どこに、エルフの里?」
勇者「奴隷狩りのアジト」
女勇者「なるほど、奴隷狩りを殲滅するのにあたしの部下を///」
勇者「いや、奴隷狩りを殲滅するのは俺一人で出来るんだけど・・・」
女勇者「え゛?」
~奴隷狩りのアジト~
勇者「ここか?」
奴隷「・・・」ガクガク ブルブル
勇者「怖いのに道案内させて済まなかったな」
奴隷「///」フルフル
勇者「じゃあ、この周囲を包囲して」
女勇者「二人一組で周囲に散らばれ、相手に気取られるな!」
雑魚勇者'S「はっ、女勇者様」
勇者組合下っぱ(弟子)「だ、誰かボクと組に」ウロウロ
-
- 42 : 2015/02/03(火) 08:39:41 :
- 弟子「奴隷と組になった・・・」(ФωФ)
奴隷「///」コクコク
勇者「・・・」スタスタ
弟子「あっ、先生!」
勇者「」ドガッ!
ドア「」バーン
勇者「」ノシノシ
弟子「うあ、忍び込むとかないんだ!正面突破!!」
ドカーン!
ズガーン!
バリバリー!
弟子「中はどうなってんだろ?」
ドア「」ヌウッ
奴隷狩りボス「くっ、くっ、く」ノシノシ
弟子「せ、先生!」
奴隷狩りボス「く、苦しい・・・」バタッ
シーン
弟子「ありっ?」
勇者「お手伝いの人達集まってー!」ヒョイッ
弟子「本当に一人で殲滅した!」
女勇者「ほ、本当に一人で片付けたのか、何人くらいいたの?///」ホレボレ
勇者「20人くらいしか居なかったよ」
女勇者「20人を一人で///」( ☆∀☆) キラキラ
弟子「ボス、目が逝ってるでげす」(ФωФ)
勇者「手分けして奴隷狩りを縛り上げて、それに牢屋に女の人が10人くらい捕まってるからそっちも助けてあげて」
女勇者「A、半分連れて牢屋を、Bは残りで奴隷狩りを縛り上げなさい」
雑魚勇者A・B「はっ、女勇者様」
-
- 43 : 2015/02/03(火) 08:52:58 :
- 女勇者「エルフの女性だけじゃなく、人間の女性も狩っていたとは・・・」
勇者「何人いた?」
雑魚勇者A「エルフの娘が5人と人間の女性が7人です」
勇者「売り飛ばされる前に助けられて良かった」
女勇者「勇者、この人達どうする、捕まえた奴隷狩りも?」
勇者「ふむ、じゃあ、10人くらいでエルフの娘達をエルフの里に送ってくれる?」
雑魚勇者A「では、私が10名率いて」
勇者「あとの残りで、捕まえた奴隷狩りと助けた女の人を役所に引き渡して」
雑魚勇者B「畏まりました」
女勇者「ねえ、ねえ、勇者、組織って良いでしょー///」
勇者「全部自分一人でやる手間が省けるだけ」
女勇者「そんなー、あたし、一生懸命お手伝いしたのにー///」
弟子「いや、ボスは何もしてなかった」(ФωФ)
奴隷「///」コクコク
雑魚勇者B「それでは保護した女性を役所に引き渡して、奴隷狩りを牢屋に放り込んできます」
勇者「よろしく!」
雑魚勇者A「我々はエルフの里まで、この娘たちを護送してきます」
エルフ娘'S「ユウシャ///」「タスケテクレテアリガト///」「コノオンハワスレナイ///」
勇者「道中、気をつけて帰ってね」バイバーイ
弟子「ばいばーい!」
奴隷「///」バイバーイ! ← なんで残る?
-
- 44 : 2015/02/03(火) 09:53:13 :
- ~冒険者の酒場~
弟子「今日も先生の奢りでご馳走だー!」
勇者「いやー、良いことした後の酒は旨い!」グビグビ プハー
女勇者「本当に美味しいわね、勇者///」グビグビー
勇者「あっ、そんな飲んだら!」
女勇者「にぇー、にぇー、よかったにぇー、ゆーしゃ///」ベロベロ~
勇者「酔ったとこ、ちょっと可愛いかも///」
女主人「勇者!」ズイッ
勇者「!」ビクウ!
女主人「奴隷に売り飛ばされそうになってた女の人達を助けたんですって?///」ニコニコ
勇者「う、うん」ホッ
女勇者「しょー、しょー、ゆーしゃがにぇー///」フニャフニャ
女主人「おまーには聞いとらん、寝とけ!」ガーッ
女勇者「Zzzz」パタッ
弟子「ぼ、ボス・・・」(ФωФ) ザンネンムネン
女主人「ところで勇者さん、この娘はなんでここに居るの?」ヒクヒク
勇者「え゛?」クルッ
奴隷「///」ハムハム
勇者「あれっ、奴隷?」
弟子「ボクの横でご飯食べてる・・・」
勇者「な、なんでみんなとエルフの里に帰らなかったの?」
奴隷「アタシ、ユウシャノドレイ///」ポッ
勇者「ぽっ、じゃなくて・・・」
奴隷「アタシ、ユウシャノスキナコトナンデモスル///」カアッ
勇者「なんでもって///」
奴隷「アンナコトモコンナコトモ///」ドキドキ
勇者「あ、あんな事やこんな事!///」ゴクリ
女主人「ゆ、勇者さん!|||||」ゴゴゴゴゴ
勇者「はっ!」(゜ロ゜;
-
- 45 : 2015/02/03(火) 12:46:18 :
- 勇者「痛いよー、痛いよー」シクシク
女勇者「Zzzz」 ← おんぶされてる
奴隷「ユーシャ、カワイソ///」トテトテ
弟子「先生、魔王とか竜は倒せるのに、女の人にはボコボコにされるって・・・」ナンテザンネン
勇者「女主人さんには逆らえない」ガクブル
弟子「看板娘さんには?」
勇者「もちろん逆らえない」ガクガク
弟子「女勇者のボスには?」
勇者「逆らえない・・・」アウアウ
弟子「全然ダメじゃん」ザンネンムネン
勇者「魔物とか悪者相手なら楽勝なんだけど・・・」トホホ
奴隷「ユーシャ、ドンマイ!///」
~旅人の宿~
勇者「ただいまー」ガチャッ
看板娘「あっ、勇者さん、お客さんよ!」
勇者「お客さん?」
看板娘「若くてキレイな女の人よ||||」ゴゴゴゴゴ
勇者「お、お願い、殴らないで・・・」ガクガク
弟子「先生、なんて残念な・・・」(ФωФ)
看板娘「殴らないわよ、それよりずっと待ってるみたいだから・・・」
勇者「こっちの部屋?」
看板娘「あっ、それ置いてったら?」
女勇者「Zzzz」 ← それ
-
- 46 : 2015/02/03(火) 13:06:33 :
- ???♀「貴方が勇者様ですか?」
勇者「はい、そうです」キリリ
???♀「あの、そちらの方は?」
弟子「先生の弟子です///」
奴隷「ユーシャノドレイデス///」
勇者「お前らついてくんな!」
弟子「てへっ」
奴隷「テヘッ」
勇者「ところで貴女は?」
姫「初めまして勇者様、姫と申します」シャナリン
勇者「えっ、姫って・・・もしかして」
姫「はい、この国の王女です///」
奴隷「ダレ?」ボソボソ
弟子「王様が魔王を倒した褒美に先生のお嫁にって・・・」ゴニョゴニョ
勇者「え、えーと、王様の申し出はお断りさせて貰って・・・」
姫「勇者様、わたくしにどこか至らないところがあったのでしょうか?」ウルウル
勇者「い、いえ、貴女に至らないところがあったとかではなく、お会いしたこともないのに急に結婚などと・・・」オロオロ
姫「まあ、ではこうしてわたくしは勇者様にお会いしましたし、お嫁に貰っていただくのに何の支障もなくなったのですね///」パアア
勇者「あっ、いえ、一回会ったからって結婚とか・・・」アタフタ
姫「だって、だって、会ったことがないからと勇者様が!」
勇者「いや、そうじゃなくて・・・」アセアセ
弟子「先生、また絶体絶命のピンチ」(ФωФ) ジー
奴隷「ユーシャ、ガンバ!///」
-
- 47 : 2015/02/03(火) 16:03:55 :
- 勇者「え、えーと、姫は俺がどんな男かも知らないのに、結婚なんていきなり過ぎるって思わなかったんですか?」
姫「だって勇者様は魔王を倒した英雄ですし、お会いした事はなかったですけど、お父様や重臣の方から色々なお話は聞いてますから///」
勇者「いや、魔物を倒す以外何の取り柄もない男なんですけど・・・」
姫「そんなことないですわ、今日も勇者様が人身売買組織を壊滅されたと、大臣さんが言ってらして///」ポッ
勇者「あ゛!」
弟子「自爆っぽいすね」(ФωФ) ジー
姫「なんて、立派な方なんでしょう///」ホレボレ
奴隷「ユーシャ、リッパ、リッパ///」
勇者「じ、実は女性にもだらしなくて・・・」
姫「そ、その事は・・・調査済みです///」カアッ
勇者「え゛、調べた?」
姫「そ、その、わたくしと結婚して王位を継いで下さるのなら、側室を何人か置くくらいは///」
勇者「えー、ちょっと待って、ちょっと待って、王位?!」
姫「はい、次期国王になっていただきたいと///」ニコニコ
勇者「・・・(汗)」ダラダラ
弟子「先生、いや、陛下、一生ついていくでげす」(ФωФ)
奴隷「ワーイ、ユーシャオーサマー!///」
-
- 48 : 2015/02/04(水) 04:18:30 :
- 看板娘 ♀19 美少女 美乳(C) 茶髪
宿屋の娘
結婚したら宿屋の後継ぎ
女主人 ♀25 美女 巨乳(F) 黒髪
酒場の主人
結婚したら酒場の主人
女勇者 ♀ 20 美女 美乳(D) 黒髪
冒険者
結婚しても生活は変わらないかも?
奴隷 ♀ 116 美少女エルフ 貧乳(A) 金髪
勇者の奴隷
結婚しなくても何でもしてくれるらしい
姫 ♀ 18 美少女 貧乳(B) 金髪
王女
結婚したら次期国王
弟子 ♀ 14 がきんちょ (つるぺた) 茶髪
冒険者見習い
結婚対象外
弟子「な、なんでボクだけ扱いがヒドイ?」
奴隷「ツルペタッテナニ?」
-
- 49 : 2015/02/04(水) 04:29:40 :
- 勇者「うーん、うーん///」
弟子「先生、熱出しちゃいました・・・(汗)」
奴隷「ユーシャ、ダイジョブ?」ナデナデ
看板娘「勇者さん、お粥作ったわよ///」トテトテ
勇者「お腹減ってない///」
看板娘「無理してでも食べないと熱が下がらないわよ、はいアーン///」
勇者「じ、自分で食べれる///」
看板娘「アーン///」
勇者「自分で」
看板娘「アーン|||||」ゴゴゴゴゴ
勇者「アーン」パクッ
看板娘「美味しい?///」ニコニコ
勇者「あっつ!///」ハヒー!
看板娘「あら、熱かった?ふーふーするね///」フーフー
弟子「ボクらはこんなの見せつけられて、いったいどーすれば・・・(汗)」
奴隷「アタシモユーシャニアーンシタイ!///」
『面会謝絶』
女勇者「なんだこの面会謝絶って!」ムッ
姫「勇者様、いらっしゃいますかー?」コンコン
『勇者さんは重病なのでお会い出来ませーん///』
女勇者「おまー、立場利用して勇者を独り占めしてるだろ!」プンスカ
姫「わたくしが勇者様を看病いたしますわ!」
『騒ぐと病人の身体に障るので帰って下さーい///』
弟子「看板娘さん、頭良い!」(ФωФ)
奴隷「ユーシャ、ヒトリジメー!」
-
- 50 : 2015/02/04(水) 08:26:57 :
- ~旅人の宿~
看板娘「勇者さん、熱は下がったー?///」コンコン
「」シーン
看板娘「ん、寝てるのかな?」ガチャッ
「」カラッポ
看板娘「ありっ?」キョロキョロ
「」ピラッ ドサッ
看板娘「何かしら?」トテトテ
『看板娘へ 長い間お世話になりました、しばらく旅に出ます。このお金は親切にしてくれたお礼です、お父さん共々お元気で』
看板娘「に、逃げたー!||||」
~フィールド~
弟子「せんせー、黙って出てきて良かったんですかー?」トテトテ
勇者「ちゃんとお手紙書いといたじゃん」スタスタ
弟子「でもー」トテトテ
勇者「旅に出るなんて言ったら、止められるに決まってるし・・・」
弟子「旅に出るって、逃げただけでしょ」(ФωФ) ジー
勇者「うっ!」
弟子「女性関係がこんがらがってどうにもならないから、逃げただけでしょ」(ФωФ) ジトー
勇者「ううっ!」
弟子「しかも、女性関係から完全には逃げ切れてないし」(ФωФ)
勇者「?」
奴隷「アタシ、ユーシャヒトリジメ///」ピトッ
勇者「あ゛!」ワスレテタ
-
- 51 : 2015/02/04(水) 08:40:58 :
- 弟子「先生、どこに行くんですかー?」トテトテ
勇者「とりあえず国外に脱出しないと」スタスタ
弟子「完全に逃亡者っすね」(ФωФ)
勇者「逃亡者ゆーな!」
弟子「自分で国外脱出って言ってんじゃないすか・・・」
奴隷「アタシ、ユーシャイッショ、ドコデモイイ///」ピトッ
勇者「奴隷は弟子と違って良い娘だなー///」ナデナデ
奴隷「///」ニコニコ
弟子「ぶー」
勇者「むっ!」ピタッ
弟子「ど、どーしたんですか?」
勇者「おまー、気配を探ってみ」
弟子「えっ、な、何も・・・」キョロキョロ
勇者「修行が足りーん!大勢に囲まれかけてるぞ」
弟子「ええっ、も、もしかして人身売買組織の仕返しとか!」ガクブル
勇者「だったら、返り討ちにしてやるんだが・・・この気配は!」
女勇者「ゆーしゃ、何であたしに黙って旅に出るのよー!(泣)///」ダダダッ ドンッ!
勇者「やっぱり・・・」トホホ
女勇者「あたしも旅についていくー!(泣)///」ギュッギュー
勇者「あっ、そ、そんな、胸を押しつけな・・・///」ドキドキ
女勇者「もう、放さないからー(泣)///」ギューーー!
勇者「い、息が・・・///」ムギュッ ムギュー
弟子「先生、返り討ちはー?」(ФωФ)
奴隷「ユーシャ、ウチジニw」
-
- 52 : 2015/02/04(水) 13:13:12 :
- 勇者「・・・(汗)」トボトボ
女勇者「~♪///」ピトッ
弟子「せんせー、ボスからは逃げ切れなかった・・・」(ФωФ) ジー
雑魚勇者×30「・・・」ザッザッザッ
弟子「しかも、なにこの大人数パーティー?」(ФωФ) ジトー
奴隷「///」コクコク
まもののむれがあらわれた!
トロル×3 ボストロール×1
雑魚勇者×30「・・・」ズラーリ
ボストロール「・・・(汗)」
ドカッ バキッ ゲシッ ゴキッ!
まもののむれをやっつけた!
弟子「魔物をよってたかってフクロにした!」
勇者「か、数の暴力!|||||」ガクブル
女勇者「組織力の勝利!」フンス
~街道の食堂~
店員「いらっしゃいませー、何名様ですか?」
勇者「34名です・・・」
店員「え゛?」
女勇者「てへっ///」
~街道の宿屋~
主人「旅人の宿にようこそ、何名様ですか?」
勇者「34名です・・・」
主人「え゛?」
女勇者「てへっ///」
~街道~
勇者「・・・」スタスタ
女勇者「~♪///」トテトテ
弟子「・・・」ノタノタ
奴隷「///」テケテケ
雑魚勇者×30「」ゾロゾロ
村人A「な、なんだアレ?」ヒソヒソ
村人B「軍隊か?」ヒソヒソ
勇者「・・・(汗)」
女勇者「てへっ///」
-
- 53 : 2015/02/05(木) 04:35:44 :
- 勇者「人数多すぎ!」
女勇者「で、でも、この人数だと魔物なんか瞬殺でしょ?///」
勇者「食事しに店にも入れないし、宿にも泊まれないし、周囲からは変な目で見られるし・・・」
女勇者「な、なん組かに分けたら食事も出来たし、宿も何軒かに分宿したし・・・」
勇者「スゴい不便!」
女勇者「ほ、他の事では人数多い方が便利よ!///」タブン
勇者「他の事って、例えばどんな?」
女勇者「え、えーと・・・」
弟子「思いつかないんだ・・・」(ФωФ)
奴隷「///」コクコク
勇者「とにかく多すぎるから、人数減らして!」
女勇者「じゃ、じゃあ、あたしと勇者の二人でパーティー組も!///」
勇者「で?」
女勇者「あとの32人でパーティー・・・」
勇者「34人も32人も変わらんだろが!」
女勇者「てへっ///」
弟子「ぼ、ボス・・・」(ФωФ) ザンネンデゲス
奴隷「///」コクコク
勇者「せめて10人くらいづつのパーティーに分けてだな・・・」
雑魚勇者A「じゃ、じゃあ、自分は勇者さんと同じパーティーが良いです!///」
雑魚勇者B「じ、自分も!///」
雑魚勇者C「俺も」「ぼくも」「私も」ワイワイ
弟子「全員、先生と一緒のパーティーが良いって・・・(汗)」
奴隷「・・・(汗)」
勇者「おまーら、それじゃパーティー分割出来ないだろーが!」
雑魚勇者A「だ、だって勇者さんがいないと不安だし・・・」
雑魚勇者B「自分ら勇者さんと一緒に冒険したいんですよー///」
女勇者「そ、組織力の勝利!///」
勇者「勝利してない!」
-
- 54 : 2015/02/05(木) 13:13:40 :
- 勇者「はあぁー」トボトボ
女勇者「どーしたの勇者、ため息なんかついて?///」トテトテ
弟子「いや、ボスが原因でげす」(ФωФ)
奴隷「!」タタタッ
弟子「ん、奴隷ちゃんどったの?」
奴隷「・・・」プチプチ
弟子「何で草むしってんの?」
奴隷「///」ホレ
弟子「なに?」キョトン
勇者「あっ、薬草だ!」
奴隷「ユーシャ、アゲル///」ムフフ
勇者「あんがと」
奴隷「!」テテテッ
弟子「あっ、また!」
奴隷「///」プチプチ
女勇者「あらっ、あれは毒消し草ね!」
勇者「奴隷は薬師のスキルがあったのか・・・」
女勇者「エルフは植物の扱いに長けているものねー」
弟子「奴隷ちゃんにそんな特技があったなんて・・・」
奴隷「///」エヘン
勇者「そういや、おまーは何か特技ってないの?」
弟子「えっ、ボクっすか!」ギクッ
女勇者「何かしらあるでしょ?」
弟子「ううっ!」
勇者「まさか何もないなんて事ないよな?」
弟子「・・・」
女勇者「えっ、まさか!」
弟子「うわーん、バカップルがいじめるー!」(。>д<)
勇者「誰がバカップルだ!」
女勇者「カップルはカップルなんだけど///」ポツ
-
- 55 : 2015/02/05(木) 22:54:11 :
- まもののむれがあらわれた!
暴れ牛鳥×3
弟子「あっ、美味しいヤツだ!///」
ドカッ バキッ ゲシッ!
まもののむれをやっつけた!
弟子「また、数の暴力!」
勇者「魔物も余程の大群じゃなければ瞬殺だな・・・」
奴隷「///」コクコク
女勇者「勇者、今夜は野営になりそうだから、暴れ牛鳥の肉でBBQしましょ///」
勇者「じゃあ、野営出来そうな場所を探すか」
女勇者「そこの貴方たち野営場所を探索、貴方たちは川で水を調達、貴方たちは薪を集めて来て!///」ハリキリー
弟子「ボスがいきなり仕切り始めた・・・」(ФωФ)
女勇者「貴女たちは・・・えっ?」
奴隷「///」ゴニョゴニョ
女勇者「食べれる野草を探す?OK、下っぱと二人で探して来て!///」
弟子「下っぱって、ボクか?」(ФωФ)
女勇者「早く行く!」
弟子「へいへい」トテトテ
勇者「さて、暴れ牛鳥を捌くかな・・・」
女勇者「勇者、そんな事は後でも・・・///」ポッ
勇者「後?」
女勇者「みんな追い払って、やっと二人きりになったんだから・・・///」ニジリッ
勇者 (ゆ、油断してたら、いきなりのピンチ!)
女勇者「ねぇ、ゆーしゃ///」ピトッ
勇者 (ま、魔物出てこい、お願い出てきて!)
まもののむれがあらわれた!
勇者「キターーー!」( ;∀;)
女勇者「ちっ!」(ー。ー#)
-
- 56 : 2015/02/06(金) 08:48:03 :
- ~野営~
ジュージュー パチパチ
弟子「わーい、BBQだ、BBQ!」
奴隷「///」コクコク
女勇者「せっかく勇者と二人きりになれたのに||||」ズーン
勇者「い、いや、人数多いし暴れ牛鳥三匹じゃ肉が足りなかったかもしれなかったから、良かったじゃないか・・・」ヘラヘラ
女勇者「良くないー!///」アマエッ
弟子「ボス、すっかりデレてるでげす」(ФωФ)
奴隷「///」コクコク
ジュージュー
雑魚勇者α「勇者さん、霜降り肉焼けました///」トテトテ
勇者「あんがと」パクパク
雑魚勇者α「///」ソソクサ
勇者「勇者組合に女の子いたんだ」モグモグ
女勇者「何人かいるわよ///」モキュモキュ
勇者「小柄なのが何人かいるなと思ってたけど、普段よろいかぶとだから・・・」モグモグ
雑魚勇者β「勇者さん、ごくらく鳥の塩焼きです///」トテトテ
勇者「あんがと」パクパク
雑魚勇者β「///」ソソクサ
勇者「ん?」モグモグ
女勇者「勇者、どーしたの?」モキュモキュ
勇者「なんで、あの娘たちすぐに側を離れちゃうのかな?」キラワレテル?
女勇者「それは、部下の女の子には30秒以上勇者の側にいたらライディン!って言ってあるから///」
勇者「おまー、そんな事を言ってんのか!」
-
- 57 : 2015/02/06(金) 13:06:57 :
- ~旅人の宿~
看板娘「ひーん、勇者さん、あたしに黙って出ていくなんてー(泣)」シクシク
親父「泣いても仕方ないだろう・・・」
看板娘「だって、だってー(泣)」エグッエグッ
親父「勇者さんは魔王を倒した英雄なんだし、お前と結婚して宿の主人に収まるような人じゃないだろ」ヤレヤレ
看板娘「姫が次期王様になんて言わなかったら、たぶん今でもうちに・・・」メソメソ
親父「いくらお前が勇者さんと仲が良くてもお姫様が相手ではなぁ」ハアッ
看板娘「勇者さん、今頃どこに・・・」エグッエグッ
『ただいまー』ガチャッ
看板娘「え゛!」
親父「え゛!」
勇者「ありっ、どしたの、なんで泣いてんの?」
看板娘「ゆ゛ーじゃざん!///」デデデ ドスッ!
勇者「た、体当たりは止めて・・・」
看板娘「ゆ゛ーじゃざん、ゆ゛ーじゃざん!///」ポロポロ ギュー
勇者「く、苦し・・・///」ミシミシッ
弟子「せんせー、お熱いでげすね」(ФωФ)
奴隷「///」コクコク
-
- 58 : 2015/02/06(金) 13:15:15 :
- 看板娘「えっ、国境を越えれなかった?」
勇者「そーなんだよねー」
看板娘「どして?」
勇者「国境警備隊に怪しまれて・・・」
看板娘「なんで?」
弟子「なんせ重武装した30数名の怪しさ全開の集団っすから」(ФωФ)
奴隷「アヤシイ///」コクコク
看板娘「あの女のせいねw」
勇者「あれで止めなかったら、国境警備の意味がない」トホホ
弟子「ボスが強行突破を主張して、もうちょっとで国境警備隊と戦闘になるところだったでげす」(ФωФ)
勇者「もう少しで逃亡者から犯罪者になるところだった・・・(汗)」
看板娘「でも、あの女が馬鹿なおかげで勇者さんが帰ってきた~♪///」ウフフ
女勇者「誰が馬鹿だ、誰が!」プンスカ
弟子「あっ、ボスでげす!」(ФωФ)
看板娘「ああら、もう少しで勇者さんを独り占め出来たのに残念だったわねー」オホホ
女勇者「うぎぎ!」クヤシイ
勇者「そんな、火に油を注がないでも・・・」
-
- 59 : 2015/02/06(金) 21:19:18 :
- ~翌日~
女勇者「あれっ、おじさんだけ、勇者達は?」
親父「娘と出かけたよ」
女勇者「出かけた?」
親父「今日は勇者さん達しかお客さんいないから、娘が仕事休みにして勇者さんと遊びに行ったんだ」
女勇者「ど、どこに?」
親父「さあ?」
女勇者「ぐぬぬ、まさか帰ってきた次の日に出かけるとは・・・油断した!」ザンネンムネン
~街~
看板娘「勇者さんと一緒に出かけるなんて久しぶり~♪///」ルンルン
勇者「旅から帰ってきたところなのに~」トボトボ
看板娘「あたしに黙って旅に出た埋め合わせよ!///」ピトッ
勇者「とほほ」
弟子「お出かけ、お出かけー♪」トテトテ
奴隷「///」トテトテ
看板娘「ガキんちょがついて来なければもっと良かったのに~」ムー
~ジュエリーショップ~
看板娘「ゆーしゃさん、ゆーしゃさん、これなんか良くない?」( ☆∀☆) キラキラー
勇者「指輪とか良くわかんないよー」
店員「お客様、ご婚約指輪をお探しですか、それとも結婚指輪?」ササッ
看板娘「えーっ、婚約とか結婚だなんて~♪ ・・・そう見えますー?///」ニヤニヤ
店員「いやー、お二人ともお似合いですよー」ヘラヘラ
看板娘「いやー、やっぱそーかー♪///」ムフフ
店員「店に入っていらした時からこのお二人は結ばれる運命だと・・・」
看板娘「そんなー、運命だなんてー♪///」テレテレ
勇者「この店員、殺して良い?||||」ゴゴゴゴゴ
弟子「先生、殺人はヤバいでげす!」(ФωФ)
奴隷「///」コクコク
看板娘「勇者さん、この結婚指輪か、この婚約指輪か、このペアリングかどっちが良いと思う?///」(〃ω〃)
勇者「ぺ、ペアリングでなんとか勘弁して下せえ」(´;ω;`)
弟子「ぼ、ボクにもなんか買って!///」
奴隷「アタシモ!///」
-
- 60 : 2015/02/06(金) 21:46:23 :
- 弟子「わーい!///」 ← 安い髪飾り買って貰った
奴隷「///」 ← 同じの買って貰った
看板娘「こ、これで婚約したも同然!///」フンス!
勇者「婚約指輪じゃなくて、ただのペアリングだぞー」
看板娘「つまり、あたし達は付き合ってるという証!///」ムフフ
勇者「とほほ」
看板娘「そりゃ、勇者は魔王を倒した英雄だし、お姫様からも求婚されてるし、ただの宿屋の娘のあたしなんか眼中に無いかも知れないたけど・・・」ウジウジ
勇者「英雄だなんて、俺はただ・・・ 」
弟子「先生はただ魔物に強くて女の子に弱いってだけっすよね!」(゜∇^d)!!
ドカッ バキッ ゲシッ!
弟子「か、看板娘さん、痛い・・・」ピクピク
看板娘「ガキんちょ、空気読め!」プンスカ
勇者「さすがにあのタイミングで会話に割って入って来るのは・・・(汗)」
奴隷「///」コクコク
~アパレルショップ~
看板娘「ねー、ねー、勇者さん、これなんかどお?///」
店員「お客様、お似合いですよ!」
勇者「うーん」
看板娘「じゃ、こっちかな?」
店員「そちらもお似合いですねー!」
勇者「うーん」
看板娘「ゆーしゃさん、どーなの、唸ってるばかりじゃわかんないよ?」
勇者「うーん、看板娘は可愛いから、何を着ても似合うよ///」
看板娘「はううっ///」カアッ
弟子「先生が珍しく会心の一撃を決めた!」オオッ!
奴隷「///」コクコク
看板娘「そ、そんなぁ、可愛いから何着ても似合うだなんて~♪///」テレテレ
勇者「いや、可愛いだけじゃなくて、看板娘はスタイルも良いし///」
看板娘「!///」ボッ!
弟子「先生、意識してないんだろうけど・・・これは看板娘さんを落としてしまう!」
奴隷「///」コクコク
-
- 61 : 2015/02/07(土) 03:49:19 :
- ~レストラン~
看板娘「にぇー、にぇー、ゆーしゃさん、この服似合ってる~?///」テレテレ ← 勇者に新しい服を買って貰った
勇者「とっても似合ってるよ」サラッ
看板娘「しゃーわせー」( ☆∀☆) キラキラ
弟子「完全に落ちたでげす」(ФωФ)
奴隷「///」コクコク
ウェイトレス「お待たせしましたー」カタッ
弟子「わーい!」ハンバーグー!
奴隷「///」ハンバーグー!
弟子「うま、うま///」モキュモキュ
奴隷「ウマ、ウマ///」パクパク
看板娘「うーん」
勇者「どしたの?」モグモグ
看板娘「せっかくのデートなのに、余計なのがくっついて来てるから・・・」
勇者「デート?」
看板娘「うん、デート///」ムフフ
勇者「い、いや、ただ買い物に付き合って、一緒にご飯食べて・・・」
看板娘「それってデートじゃん!」リキセツ
勇者「・・・(汗)」ダラダラ
弟子「先生、今まで何のつもりだったんだ?」
(ФωФ) モキュモキュ
奴隷「・・・///」パクパク
~市場~
ザワザワ
勇者「人が多いなー」
看板娘「勇者さん、はぐれないように手をつないで///」キュッ ← もちろん作戦
勇者「えっ///」
看板娘「むふふー、あっ、勇者さん、こっちに!///」グイグイ
勇者「ち、ちょっと」ヒッパンナ
弟子「あっ、人混みでボク達をまくつもりだ!」
奴隷「!」
弟子「見失うなー!」モガモガ
奴隷「///」ジタバタ
看板娘「ぬー、しぶとい!」グイグイ
弟子「負けるかー!」モガモガ
奴隷「///」コクコク
-
- 62 : 2015/02/07(土) 04:24:42 :
- 雑魚勇者A「あっ、いたぞ、勇者さんだ!」
雑魚勇者B「みんな、こっちだ!」
勇者「えっ、勇者組合?」
看板娘「ちっ、追っ手か!」
勇者「追っ手って?」
看板娘「勇者さん、こっちに!」テテテッ
雑魚勇者α「逃げたわ!」
雑魚勇者A「逃がすな、追え!」
看板娘「あの女、追っ手を放つとは!」テテテテッ
勇者「あのー・・・(汗)」タタタタッ
看板娘「勇者さん、捕まるわけにはいかないわ!」テテテテッ
勇者「な、なんか路上にバリケードが・・・」タタタタッ
王国軍兵士「」ズラー
看板娘「なっ、軍隊?」ギョッ!
王国軍「勇者様だ!」「姫様の命令だ、身柄を確保しろ!」「逃がすな!」ワラワラ
勇者「えっ、えっ?」オロオロ
勇者組合「王国軍?」「勇者さんが!」「勇者さんを渡すな!」ワラワラ
ドカッ ゲシッ バキッ ボカッ
勇者「せ、戦闘が始まってしまった!」
王国軍兵士「勇者様、姫様がお待ちに!」ダッ
雑魚勇者「勇者さんは渡さん!」ガキッ!
勇者「ひええ!」オロオロ
看板娘「むー、あたしの勇者さんは誰にも渡さない!」ドゲシッ!
王国軍兵士「ぶべっ!」
雑魚勇者「げふっ!」
弟子「やっと追いついたと思ったら、なんか大乱闘に!」(ФωФ)
奴隷「///」コクコク
-
- 63 : 2015/02/07(土) 19:41:49 :
- 姫「ひるむな、我が軍の方が人数が多い!」バッ
弟子「あっ、お姫さんが姫騎士になってる!」
王国軍兵士「うおおおーっ!」ドドドド
女勇者「させるかー、ライディン!」ピシャーン!
王国軍兵士「うぎゃあああ!」バリバリー
奴隷「・・・」ガクブル
勇者「ど、どーしたら・・・」オロオロ ウロウロ
看板娘「勇者さん、今のうちにこっちに!」グイッ
勇者「えっ!そ、そこは・・・」
弟子「ありっ、先生達見失った!」
奴隷「///」キョロキョロ
~???~
看板娘「ふうっ、この建物の中なら大丈夫そうね」ヤレヤレ
勇者「い、いや、ちょっとここは・・・///」ドキドキ
看板娘「えっ、なにこの部屋?」キョロキョロ
勇者「知らないで入ったの?」
看板娘「とっさに入ったけど、照明も変だし、巨大なベッドが・・・?」
勇者「こ、ここ、ラブ○テルなんだけど・・・///」
看板娘「えーっ!///」カアッ
勇者「と、とりあえず出よ///」ソソクサ
看板娘「で、でも、外に出たら捕まっちゃう!///」ギュッ
『お客様、ご休憩ですか、お泊まりですか?』
勇者「い、いや、間違えて入っちゃって///」アセアセ
看板娘「え、えと、お泊まりで///」カアーッ
勇者「なに言ってんのー!(泣)」
-
- 64 : 2015/02/07(土) 20:00:04 :
- ~○ブホテル~
勇者「お、俺はしばらくのんびりと過ごしたかっただけなのに、なんでこんな事に・・・」ワナワナ
看板娘「おーっ、このベッドスゴい!///」ポヨン
勇者「ベッドで遊んでる場合かー!」
看板娘「こ、こういうとこ入んの初めてだけど、ま、まず、シャワー浴びたら良いのかな///」
勇者「な、なんでエッチする方向に持っていく!」
看板娘「だ、だってあたし勇者さんとなら///」モジモジ
勇者「もし手を出したら、そこが俺の人生のゴールだろ?」
看板娘「良くわかってらっしゃる///」モジモジ
勇者「責任取れないから手は出さない!」
看板娘「もう遅い、大事な一人娘をラ○ホテルなんかに連れ込んだなんてうちのお父さんが知ったら・・・///」ムフフ
勇者「おまーが、ここに引っ張り込んだんだろー!」
看板娘「も、もう、観念してあたしの婿に///」
勇者「なんでそうなる!」
看板娘「じゃあ、姫と結婚して王様になるの?」
勇者「い、いや、王様は無い!」プルプル
看板娘「じゃあ、女勇者と結婚して30何人で冒険の旅に出るの?」
勇者「それも、ちょっと・・・」
看板娘「まさか、奴隷ちゃんと?」
勇者「いや、あの娘はまだ子供だから・・・」
看板娘「弟子は無いわよねーw」
勇者「無いな!」キッパリ
~外~
弟子「へっくし!」(ФωФ)
奴隷「ウワササレテルw」
-
- 65 : 2015/02/08(日) 01:40:10 :
- 看板娘「じゃあ、あたしと結婚するか、女主人さんと結婚するかの二択ね!///」
勇者「二択って・・・」
看板娘「勇者さんは年上の女が好きなの?」ウルウル
勇者「そ、そんな、目に涙ためて見つめるのは反則・・・」
看板娘「あたしって、そんなに魅力ない?」ウルウル
勇者「い、いや、そんな事は・・・」
看板娘「勇者さんはあたしの事どう思ってるの?」ウルウル
勇者「ど、どうって、その・・・」
看板娘「お願い、ちゃんと言って///」ウルウル
勇者 (や、ヤバい、相当ヤバい)(;゜∇゜)
看板娘 (うーむ、あと一押し)(゜∇^d)!!
ドガーン! ガラガラ
看板娘「きゃっ!」シガミッ
女勇者「ゆーしゃ、こ、こんなところでそんな女と|||||」ゴゴゴゴゴ
勇者「げっ、女勇者!」
姫「勇者様、こんな所に逃げ込むなんて!」
勇者「ひ、姫まで!」
看板娘「ぬー、あと一歩のところを!」
勇者「あと一歩って・・・」
看板娘「勇者さん、ここは一先ず脱出よ!」ギュッ
勇者「じゃ、リレミト!」パアア
姫「あっ、逃げた!」
女勇者「リレミトなら外に出ただけだ、逃がすかー!」ドドドド
-
- 66 : 2015/02/08(日) 02:00:52 :
- 弟子「あっ、先生!」タタタッ
奴隷「///」テテテッ ピトッ
看板娘「外に出た!」キョロキョロ
勇者「すぐに追いかけてくるぞ!」クルッ
女勇者「待てー!」ドドドド
姫「勇者様~!」
看板娘「キターーー!」
勇者「掴まれ、ルーラ!」パアア ビュウウウ
看板娘「きゃー、勇者さんに拐われたー、略奪婚だー///」ウレシー!
勇者「略奪婚違う!」
奴隷「///」コクコク
勇者「あれっ、おまえら?」
看板娘「あっ、余計なのくっついてきた!」ギョッ
弟子「余計なのじゃない!」シガミッ
看板娘「ついて来るな!」ゲシゲシ
弟子「みゃー!」シガミッ
奴隷「ア、アブナ!」シガミッ
勇者「暴れたら危ない!」
看板娘「だって、二人きりの新婚旅行にお邪魔虫が///」アマエッ
勇者「新婚旅行じゃない、ただの逃亡!」
-
- 67 : 2015/02/08(日) 23:36:51 :
- ~南の島~
弟子「あちー(汗)///」ダラダラ
奴隷「///」コクコク
勇者「南の島だからな」
看板娘「ゆーしゃさん、新婚旅行に○ワイだなんてー///」テレテレ
勇者「新婚旅行じゃない、○ワイでもない!」
看板娘「じゃ、○゛アム?///」(´・ω・`)?
勇者「○゛アムでもない!」
看板娘「とりあえず、水着買って海に行きましょー///」キャー!
勇者「バカンスに来たんじゃないんだけど・・・」
看板娘「つまり、新婚旅行!///」パアア
勇者「いや、バカンスで良いです」トホホ
弟子「わーい、バカンスだー!」
奴隷「///」ワーイ!
~サーフショップ~
看板娘「ねー、ねー、勇者さん、このビキニか、このワンピースかどっちが良いと思う?///」ピラッピラッ
勇者「うーん、看板娘にはどっちも似合いそう///」
看板娘「こ、この危ない水着は?///」ピラッ
勇者「そ、それ、ほとんど身体が隠れないヤツじゃん、却下!」
看板娘「じゃあ、ちょっとマニアックにスク水はどう?///」テレテレ
勇者「そ、それは興奮す・・・看板娘は最初のビキニが良いんじゃないか?」
看板娘「じゃ、これにしよ!///」エヘッ
弟子「 先生、ボクは?///」ウロウロ
勇者「ガキんちょはスク水!」
弟子「ボクのスク水姿に萌えるなんて、そんなマニアックなwww」ケラケラ
勇者「萌えてない、おまーには可愛いビキニとか100年早いから!」
弟子「ぶー」
奴隷「///」ケラケラ
看板娘「ねー、ねー、勇者さんはコレどう?///」
勇者「なんで競泳用?普通のにして!」
弟子「ブーメランパンツ!///」
奴隷「モッコリ!///」
-
- 68 : 2015/02/09(月) 08:16:11 :
- ~ビーチ~
勇者
よろい E:普通のサーフパンツ
勇者「一時はどうなるかと思ったが、こうして海でのんびりするのも良いな~♪」クツロギー
看板娘
よろい E:お洒落なビキニの水着(パレオ付き)
かぶと E:大きな麦わら帽子
看板娘「はい、勇者さん、ビール///」コトッ
勇者「あんがと」グビグビ
看板娘「ここは良いとこねー///」ニコッ
勇者 (水着姿の看板娘の笑顔が眩しすぎてまともに見れない・・・///)ドキドキ
(看板娘のすらりと伸びた手足、サラサラの髪、白い肌、女性らしいまろやかな美しい曲線を描く肢体・・・水着姿はヤバい!///)
看板娘「どうしたの勇者さん?///」 ← 勇者が照れてるのわかってて言ってみる
弟子
よろい E:スク水
どうぐ E:浮き輪
弟子「みゃー、進まないー!」バシャバシャ
奴隷
よろい E:可愛いワンピースの水着
奴隷「・・・///」スイーッ スイーッ
弟子「むー」(´・ω・`) ナゼニ?
奴隷「///」ケラケラ
看板娘「・・・ガキんちょが居なくて二人きりなら最高なのに・・・」
弟子「せんせー!」テテテッ
勇者「なに?」
弟子「イカ焼き食べたいです///」(〃ω〃)
奴隷「デス///」(〃ω〃)
勇者「お小遣いあげるから、買っておいで」ジャラッ
弟子「わーい!」テテテッ
奴隷「///」テテテッ
看板娘 (チャーンス!)
看板娘「ぬぇ、勇者さん、背中に日焼け止め塗ってー///」ヌリヌリ
勇者「え゛!」(地雷原?)
看板娘「日射しが強いからこのままじゃ、やけどしちゃうから~///」ヌリヌリ
勇者「むー」(地雷原に踏み込むか悩んでる)
看板娘「背中が真っ赤になっちゃう前に早くー!///」ワタシ
勇者「仕方ないなー」← 地雷原に踏み込んだ!
看板娘 (勝利!) ガッツポ!
勇者 (うーん、看板娘の肌スベスベ///) ヌリヌリ
看板娘「きゃー、くすぐったい!///」テレテレ
奴隷「///」ヌリヌリ
弟子「みゃー、くちゅぐったい!///」(〃ω〃)
看板娘「い、いつの間に!///」カアーッ
弟子「イカ焼きダッシュで買って来ました」(ФωФ)
奴隷「・・・」コクコク
看板娘「あたしの真似すんなー!///」プンスカ
勇者「優秀な地雷除去装備だな・・・」
弟子「イカ焼きのお小遣いの分働きました」(ФωФ) モグモグ
奴隷「///」コクコク モグモグ
-
- 69 : 2015/02/09(月) 13:11:11 :
- ~レストラン~
看板娘「うっわー、大きなエビー!///」キャー
勇者「ロブスターなんて贅沢だなー」ニコニコ
看板娘「あらっ、白ワインが冷えてない」
勇者「んじゃ、ヒャド!」パキーン
看板娘「あっ、ちょうど良く冷えたw、便利ねぇ魔法みたい///」
勇者「いや、魔法だから・・・」
看板娘「はい、勇者さん」トクトク
勇者「じゃあ、いただきます」クピッ
看板娘「んー、美味しー!///」モグモグ
勇者「うん、良い味だ!」 モグモグ
看板娘「貴方~、あたし幸せー///」ウットリ
勇者「し、新婚旅行な雰囲気に持っていこうとしないで・・・」
看板娘「だって新婚旅行///」(〃ω〃)
勇者「違う!」
弟子「エビなんか頭から食べる!///」(ФωФ) バリバリ
奴隷「ウマウマ///」モキュモキュ
看板娘「むー」(´・ω・`) フンイキダイナシ
弟子「パパー、ママー、楽しい旅行だねー///」( 〃▽〃)
奴隷「///」コクコク
勇者「パパ、ママ言うな!」
看板娘「家族旅行の雰囲気を醸し出すな、こんな大きな子供いらんわ!」( ̄□||||!!
-
- 70 : 2015/02/09(月) 16:06:33 :
- ~王宮~
王様「まったく、市街地で大規模な戦闘などと・・・」ヤレヤレ
姫「ごめんなさーい」トホホ
女勇者「なんであたしだけ手枷足枷!」ジャラジャラ
王様「しかも、理由が痴話喧嘩とは・・・」
姫「だってお父様、勇者様が・・・」
王様「ごらぁ、いくら王女でも勝手に王国軍を出動させんな!」
姫「はーい」シブシブ
女勇者「やーい、怒られてやんの」ニヤニヤ
王様「おまー、牢屋行き」
女勇者「ひえぇ」ジャラジャラ
姫「お、お父様、わたくしにも責任が!」
王様「おまーも牢屋入る?」
姫「いえ、この女の責任です!」キッパリ
女勇者「裏切り者ー!(泣)」ジャラジャラ
王様「この者を牢へ!」
近衛兵「はっ!」
女勇者「牢屋はイヤだー!」ズルズル
姫「ライバルが一人減りましたわね♪」
王様「姫、おまーはしばらく外出禁止!」
姫「とほほ」
~冒険者の酒場~
女主人「最近、勇者さんが全然来てくれない(泣)、やっぱり年上はダメなのかしら・・・」イジイジ
~海~
弟子「たーすーけーてー!」(。>д<)
奴隷「///」ジタバタ
看板娘「何あれ、イカ?」(´・ω・`)?
大王イカ「」ウニョウニョ
勇者「なんでアイツらはこんな平和な海で魔物に襲われてるんだ?」
看板娘「イカ焼きの祟り?」
-
- 71 : 2015/02/09(月) 21:58:19 :
- ~旅人の宿~
看板娘「お父ーさん、ただいまー///」ガチャッ
親父「おおっ、やっと帰ってきたか!」
弟子「たらいまー」コンガリ
奴隷「イマー///」コンガリ
看板娘「これ、お土産の大王イカの沖漬け///」ドサッ
親父「おまー、勇者さんとデートに行くって出たっきり何日も・・・」
看板娘「ごめーん、心配した?」
親父「勇者さんが一緒だからそれほど心配はしてないが、いったいどこに行ってたんだ?」
看板娘「ちょっと南の島まで新婚旅行に///」ポッ
親父「南の島?新婚旅行!」
勇者「新婚旅行違うー!」(´;ω;`)
看板娘「お父さん、あたし達結婚したの、ほらっ!///」( ☆∀☆) キラキラー
親父「結婚ー!」
勇者「ペアリングを左手の薬指にはめるなー!」( ;∀;)
看板娘「ほらっ、貴方もちゃんと薬指にはめて!///」ギュッギューッ!
勇者「やめてー!」(。>д<)
親父「勇者さんがうちの娘を貰ってくれるなんて・・・」ウルウル
勇者「お、おじさんちが・」(;゜∇゜)
親父「今日からはおじさんではなく、お義父さんと呼んでくれ!」ガシッ
勇者「お、お義父さん、違うんです~(泣)!」
義父(親父)「俺にこんな立派な息子が・・・(泣)」
勇者嫁(看板娘)「あたしも今日から呼び方を変えてもらお!///」
弟子「この親娘は・・・」(ФωФ) ザンネンムネン
奴隷「///」コクコク
-
- 72 : 2015/02/10(火) 13:04:19 :
- 勇者「ぬーーー!」ギリギリー
勇者「だ、だめだ・・・」ハアハア
弟子「先生、どしたんすか?」
奴隷「?」
勇者「看板娘に無理矢理はめられた指輪が取れない・・・(汗)」
弟子「結婚指輪取れないんすか?」(ФωФ)
勇者「結婚指輪違うー!」
弟子「左手の薬指から外れないなんて・・・」
勇者「まさか、呪いがかかってんじゃないだろうな|||||」ゾー
勇者嫁「いや、呪いじゃなくて愛の奇跡!///」フンス!
勇者「看板娘、その名前やめて、紛らわしいから・・・」
勇者妻「じゃあ、これでw」
勇者「それも、ダメ!」
弟子「先生、その指輪もし呪いかかってるんなら教会で呪いを解いてもらったら?」
看板娘「教会ー!貴方~、早く行きましょー!!///」( ☆∀☆) キラキラ
勇者「教会は、今の俺にとって最も危険地帯なんだけど・・・」
奴隷「デンジャラスゾーン///」
弟子「そっか、うっかり教会行ったら入籍させられるのか」(ФωФ)
-
- 73 : 2015/02/10(火) 22:39:20 :
- ~街~
弟子「パパー、のどかわいたー!」(〃ω〃)
奴隷「パパー、カワイター!」
勇者「パパ言うな!」
看板娘「貴方~、ちょっと何か飲んでいく?」(〃ω〃)
勇者「貴方言うな!」
~冒険者の酒場~
女主人「いらっしゃ・・・勇者さん!///」パアア
勇者「ビール下さい、この娘達にはジュースを」
女主人「しばらくぶりに来てくれたと思ったのに、一人じゃないのね・・・」イジイジ
看板娘「むふふ///」キラキラー
女主人「!」
勇者「?」キラキラー
女主人「ゆ、勇者さん、その指輪は?」ワナワナ
勇者「この指輪は、看板娘が・」
看板娘「あらーっ、あたし達の結婚指輪に気がついちゃいましたー?///」オホホ
勇者「看板娘!///」
女主人「||||」プルプル
勇者「あのー・・・」
女主人「び、ビールとジュース持って来ますね」ヒクヒク
勇者「おまー、結婚指輪ってゆーなよ!」
看板娘「ライバルは早めに潰すに限る!」フンス!
弟子「さすがは勇者嫁!」(ФωФ)
奴隷「///」コクコク
勇者「ん、女主人さん遅いな?」
女主人「お待たせー///」トテトテ
看板娘「あっ、来た!」
女主人「はい、勇者さんビール、貴女達にはジュース」コトッ
勇者「いただきまーす!」グビグビ
弟子「わーい」ゴクゴク
奴隷「///」ゴクゴク
看板娘「むー」チビチビ
勇者「ん?・・・Zzzz」コテッ
看板娘「あ゛!」ネチャッタ?
弟子「ぐぼぁ!」( ̄□||||!! ゲボッ
奴隷「???」ビクゥ!
弟子「ど、毒が・・・」ピクピク
看板娘「やはり!」
女主人「ちっ、ジュースのグラスをすり替えるとは!」
看板娘「勇者さん、キアリーを!」
勇者「Zzzz」
看板娘「起きない、これは不味いかも!」
弟子「げぼぁあー!」(゜Д゜≡゜Д゜) ガクガク
看板娘「で、弟子が死んでしまう!」ガクブル
奴隷「コレ!///」ゴゾゴソ
看板娘「えっ、毒消し草!」
弟子「苦い・・・」( TДT)モシャモシャ
看板娘「ふうっ、眠り薬くらいならともかく、いきなり毒薬を仕込むとはなんて女!」
女主人「何か入ってると読んで弟子のとすり替えるとはなんて女!」チッ
弟子「この女達怖い||||」(´д`|||) モシャモシャ
奴隷「・・・||||」プルプル
勇者「Zzzz」( ̄q ̄)zzz
-
- 74 : 2015/02/11(水) 08:34:14 :
- 雑魚勇者α「あっ、勇者さん!」
勇者「ん、君は・・・」
雑魚勇者α「今までどこに?」
勇者「いや、君達から逃げてたんだけど・・・」
雑魚勇者α「勇者さん、あれから大変な事に!」
勇者「大変な事?」
看板娘「いや、王国軍と市街戦してる時点で大変なんだけど・・・」
弟子「それ以上に大変な事ってあるかな」(ФωФ)
奴隷「///」コクコク
雑魚勇者α「あの後、女勇者様が王国に捕らえられて、牢屋に入れられちゃったんですよー!」
勇者「・・・」
看板娘「いや、捕まるでしょ、そりゃ・・・」
弟子「街中であれだけの騒ぎを起こしたんだから・・・」(ФωФ)
奴隷「///」コクコク
雑魚勇者α「勇者さん、女勇者様を助けて下さいよー!」
勇者「助けろって言われてもなー(汗)」
雑魚勇者α「そんなー(泣)」
看板娘「放置に1票」
弟子「1票」
奴隷「1!」
雑魚勇者α「も、もし、死刑になんかなったら・・・(泣)」
勇者「うーん、それはさすがに寝覚めが悪いなぁ」
雑魚勇者α「勇者さん!」パアア
看板娘「でも、助けたら助けたでめんどくさいわよ」(ФωФ)
勇者「むー、確かに・・・」
雑魚勇者α「勇者さん!(泣)」
勇者「さて、どうしたものか?」
-
- 75 : 2015/02/11(水) 08:48:38 :
- ~王宮 正門~
勇者「さて、どうしたもんかな?」
看板娘「貴方、危ない事は止めておきなさいよー!」
雑魚勇者α「そんなぁ、奥さん、勇者さんを止めないで下さいよー」
看板娘「奥さん?///」ピクッ
雑魚勇者α「勇者さんを行かせてあげて下さいよー、奥さん!」
看板娘「お、奥さんだなんてぇ~♪///」テレテレ
弟子「雑魚勇者αさん巧いでげす」(ФωФ)
奴隷「///」コクコク
勇者「とりあえず、女勇者の様子を見に行くか」
雑魚勇者α「やったー!」
勇者「レオムル使って忍び込むかな、ん?」クイクイ
奴隷「・・・///」ホレッ
勇者「消え去り草か、用意が良いな」
奴隷「///」ニコニコ
看板娘「それ、あたしにも頂戴!」
勇者「おまー、ついてくんの?」
看板娘「夫が浮気しないか見張らないとw」
勇者「夫ゆーな!」
勇者「」モシャモシャ ← レオムル使えるけどせっかく用意してくれたので使う
看板娘「」モシャモシャ ← 絶対について行く
弟子「」モシャモシャ ← 面白そうなのでついて行く
奴隷「」モシャモシャ ← とりあえずついて行く
-
- 76 : 2015/02/11(水) 09:14:31 :
- (勇者)『』コソコソ
(看板娘)『』コソコソ
(弟子)『』コソ ポテッ
(奴隷)『』クスクス
衛兵「?」キョロキョロ
(看板娘)『しーっ!』
(弟子)『てへっ』
(奴隷)『テヘッ』
~牢屋~
勇者「牢屋に番人が居るな」コソコソ
看板娘「また、消え去り草使う?」コソコソ
勇者「いや、番人には眠ってもらう」
弟子「ま、まさか、殺るんでげすか?」(ФωФ)
勇者「いや、本当に眠ってもらう、ラリホーマ!」パアア
牢番「Zzzz 」( ̄q ̄)zzz
女勇者「!」ジャラッ
女勇者「そこに居るのは?」ガチャッ
勇者「思ったより元気そうだなw」
女勇者「勇者、助けに来てくれたの!///」ウルウル
看板娘「いや、牢屋暮らしは大変だろうから着替えとか差し入れにwww」
弟子「囚人に面会に来たでげす」(ФωФ)
奴隷「///」コクコク
女勇者「おまーら!」ガーッ!
勇者「これでイケるかな?」カチャカチャ ガチャン
勇者「開いた、開いたw」
看板娘「貴方、牢屋の鍵なんてどうやって?」
勇者「『まほうのかぎ』って知らない?」
看板娘「なにそれ?」
勇者「手枷足枷が邪魔だな」パキン ポキン
弟子「先生、なんで素手で鎖とか千切れんの?」ガクブル
女勇者「ゆーしゃ、ありがとー!///」テテテ
看板娘「ぬー!」ガシッ
女勇者「邪魔するなー!」ギリギリ
看板娘「あたしの勇者に抱きつこうとすんな!」ギリギリ
女勇者「うぎぎ!」(#`皿´)
勇者「遊んでないで、さっさと脱出すんよ!」
女勇者「じゃあ、コイツを身代わりに・・・」
看板娘「牢屋に入れてと・・・」ガチャン!
弟子「ぼ、ボス、どーいう事でげすか?」(ФωФ)
女勇者「あたしの身代わりで時間稼いどいてw」
看板娘「たまには役に立つわねw」
弟子「こんな風な役に立ちたくないでげすー!」(ФωФ)
奴隷「///」ケラケラ
-
- 77 : 2015/02/11(水) 11:27:00 :
- ~王宮~
王様「という訳でこの娘が牢屋に入ってたとw」
牢番「も、申し訳ありません」
王様「消え去り草で姿を隠して王宮に潜入して、魔法で牢番を眠らせて、魔法の鍵で囚人を逃がしたか、我が王宮のセキュリティはどうなっておる?」
近衛兵「はっ、も、申し訳・・・」ゴニョゴニョ
王様「さて、この娘をどうしたものか?」チラッ
弟子「お、王様、ボクは何も悪い事してません!」(´・ω・`)
王様「王宮に忍び込んで、囚人を逃がすのは悪い事ではないのかな?」
弟子「ううっ!」(ФωФ)
王様「おまー、とりあえず死刑!」ビシッ
弟子「ひいい!」Σ(ノд<)
王様「というのは冗談だ、あの娘も何日か牢屋で反省したら出してやるつもりだったのでなw」
弟子「ほっ!」(* ̄◇)=3
王様「勇者にお転婆娘達が周囲に迷惑をかけないように、ちゃんと手綱を握ってろと言っておいてくれ」
弟子「は、はひっ!」
王様「まあ、うちのお転婆娘も勇者に迷惑をかけておるがな・・・」ハアアー
弟子「そーですね」(ФωФ)
~旅人の宿~
弟子「って、王様が言ってました!」
看板娘「あっそ!」バタバタ
親父「・・・」ドタドタ
奴隷「・・・」ガサガサ
弟子「何やってんすか?」(ФωФ)
勇者嫁(看板娘)「勇者がお客さんから家の人になるから、お部屋のお引っ越し///」(〃ω〃)
勇者「やめてー!」Σ(ノд<)
義父「勇者くん、今日からは娘と同じ部屋で暮らしてもらう事になるからね///」ワクテカ
勇者「お義父さん、いや、そんな・・・」オロオロ
弟子「お義父さんになってる」(ФωФ)
勇者嫁「貴方ー、冒険の装備はどこに置いたら良いかしら?///」ガチャガチャ
勇者「い、いや、そのままで・・・」ウロウロ
弟子「先生、どんどん押しきられてる」(ФωФ)
奴隷「///」コクコク
義父「ベッドは新しいのを買わないといかんなw」ホクホク
勇者嫁「だ、ダブルベッドは家にはないもんね///」カアッ
勇者「ああっ、どんどんヤバい方に!」ガクブル
弟子「先生、宿代がいらなくなって良いじゃないすか」(ФωФ)
奴隷「///」ケラケラ
-
- 78 : 2015/02/12(木) 04:24:26 :
- 女勇者「ゆーしゃ! ありっ、いない?」ガチャッ
弟子「ボス、どーしたでげす?」(ФωФ)
女勇者「勇者は?」
弟子「先生なら、今日から部屋変わったでげすよ」(ФωФ)
女勇者「なんで?」
弟子「うーん、なんと説明したらいいか・・・」(´・ω・`)
~旅人の宿 娘の部屋~
勇者嫁「とりあえずシングルベッド二つになっちゃった///」ザンネン
勇者「えっ、マジで俺ここで暮らすの?」
勇者嫁「不束者ですが宜しくお願いします///」ペコリ
勇者「ち、ちょっと!」
勇者嫁「えっ、何か問題でも?」
勇者「とりあえず勇者嫁ってのやめて」
看板娘「・・・」ポロッ
勇者「な、なに、泣いてんの?」
看板娘「勇者さんもあたしと同じ気持ちだと思ってたのに・・・」ポロポロ
勇者「泣かないで・・・」オロオロ
看板娘「勇者さんはあたしの事が嫌いなの?」ポロポロ
勇者「い、いや、嫌いなんじゃないけど・・・」
看板娘「勇者さんはあたしの事どう思ってるの?」ポロポロ
勇者「ど、どうって・・・」(;゜∇゜) キョドキョド
看板娘「あたしってそんなに魅力ない?」ウルル
勇者「そ、そんな事は・・・」(゜Д゜≡゜Д゜) プルプル
看板娘「正直に言って貴方の気持ち・・・///」ウルル
勇者「看板娘、俺・」
女勇者「勇者、助けに来たぞー!」バーン!
勇者「お、女勇者!///」(*≧∀≦*) キターーー!
看板娘「貴様~、あと一歩のところを~||||」ザンネンムネン ← ウソ泣き
女勇者「なんとか間に合ったか!」
勇者「本当に危機一髪だった・・・」(; ̄ー ̄A
-
- 79 : 2015/02/12(木) 06:29:39 :
- 女勇者「なにー、勇者と結婚ー!」ガバッ
勇者嫁「ほれ、結婚指輪///」キラキラー
勇者「ただのペアリングだって・・・」
女勇者「ゆ、勇者も指輪を!」ガクガク
勇者「これ、外れないんだよなー」(´・ω・`)
勇者嫁「入籍はまだなんだけど・・・///」ポッ
女勇者「勇者、マジか?」← 結婚したの?
勇者「マジ」 ← 入籍してません
女勇者「がーん」← 勘違い
勇者嫁「入籍する前に○ワイに新婚旅行に行って来ちゃって・・・///」ポッ
勇者「○ワイじゃない!」
勇者嫁「○゛アム?」
勇者「○゛アムでもない、新婚旅行でもない!」
女勇者「・・・||||」← もう何も聞こえてない
弟子「ボスが死にそうになってるでげす」(ФωФ)
奴隷「・・・」ゴソゴソ
弟子「何探してんの?」
奴隷「!///」パッ
弟子「『せかいじゅのは』?いや、まだボス死んでないから・・・」(ФωФ)
-
- 80 : 2015/02/12(木) 07:17:15 :
- 勇者嫁「貴方~、今日から食事はあたしの手料理よ!///」キャハッ
勇者「おまー、料理出来んの?」
勇者嫁「えっ、料理よりお前を食べたいってー///」ポッ
勇者「言ってない!」
勇者嫁「あなたに新妻が裸エプロンで作った手料理を///」カアッ
勇者「裸エプロンはすんな!」
女勇者「くっくっくっ・・・」プルプル
弟子「ぼ、ボス?」(ФωФ) ワライダシタ
奴隷「?」
女勇者「あっはっは・・・」ユラーリ
弟子「ボスが壊れたでげす!」(ФωФ)
奴隷「・・・!」
勇者「あっ、ヤバい!」
女勇者「むんっ!」ブンッ! ← 抜き打ち!
勇者嫁「なっ!」ガシッ! ← フライパン!
女勇者「ぬーっ!」ギリギリ
勇者嫁「おまー、無言でいきなり斬りかかるかー!」ギリギリ
女勇者「欲しいモノは殺してでも奪う!」
勇者嫁「嫁の座は渡さん!」
女勇者「くそっ、たかが宿屋の娘のくせにあたしの剣を!」ググッ
勇者嫁「宿屋をなめんなー!」ググッ
勇者「Lv50の女勇者と互角に闘ってる!」ナンデ?
弟子「さすがは勇者嫁!」(ФωФ)
奴隷「ヨメツヨイ!///」
-
- 81 : 2015/02/12(木) 07:24:21 :
- いつも楽しく拝見させて頂いてます
本当に期待です
-
- 82 : 2015/02/12(木) 13:10:21 :
- 入口『ごめんくださいまし・・・』
弟子「あの声は!」
勇者「このややこしい時にまたややこしいのが・・・」
姫「みなさま、ごきげんよう」シャナリーン
女勇者「ぐぬぬぬー!」ギリギリ
勇者嫁「ぬおーっ!」ギリギリ
姫「あらっ、何をなさっていらっしゃるのかしら?」キョトン
弟子「え、えーと・・・」
勇者「しばらく牢屋に入ってたので運動不足の解消です」
姫「まあ、そうでしたの、わたくしてっきり殺し合いをしておられるのかと・・・」ニコニコ
弟子「なんだわかってんじゃん」(ФωФ)
奴隷「///」ケラケラ
勇者「姫、今日は何のご用ですか?」
姫「実はわたくし、家出して来ましたの///」
勇者「家出?」キョトン
姫「家出して、わからずやのお父様を心配させてやるのです!」プンスカ
勇者「家出ってどこに行くのですか?」ヒクヒク
姫「もちろん、ここに置いていただこうと」ニコニコ
勇者「・・・(汗)」
弟子「先生、押し掛け女房ってヤツじゃないすか?」(ФωФ)
奴隷「///」コクコク
勇者「ひ、姫ここは・」
女勇者「おっと、手が滑った!」ブゥーン!
勇者嫁「喰らえ、フライパンフルスイング!」ブゥーン!
姫「うわっ、危な!」バッ
女勇者「ちっ!」
勇者嫁「ちっ!」
姫「おまーら、わたくしを亡き者にしようと!」
女勇者「ぬー」ジリジリ ← 間合いつめてる
勇者嫁「むー」ジリジリ ← 間合いつめてる
姫「ふっふっふ、ならば我が王家の秘剣を見せてくれるわ!」スラーリ
女勇者「どりゃー!」
勇者嫁「うらー!」
姫「とおっ!」
弟子「な、なんか三つ巴の闘いが始まった!」
奴隷「・・・」ガクブル
勇者「誰か止めてー!(泣)」
-
- 83 : 2015/02/12(木) 13:50:25 :
- 勇者嫁「き、今日のところはこれくらいで勘弁してやるか・・・」ゼイゼイ
女勇者「つ、次こそは必ず決着をつけてやるぞ・・・」ゼイゼイ
姫「仕方ないですわね、引き分けという事で剣を収めてさしあげますわ・・・」ゼイゼイ
弟子「三人ともボロボロ」(ФωФ)
奴隷「ハイ、コレ///」ガサガサ
勇者嫁「薬草?奴隷ちゃん、ありがと」モシャモシャ
姫「わたくしにもいただけますの?」モシャモシャ
女勇者「うちの下っぱと違って役に立つなー」モシャモシャ
弟子「役に立たなくて済みませんねー」(ФωФ) ← 下っぱ
勇者嫁「ありっ、夫は?」キョロキョロ
女勇者「夫ゆーな!」プンスカ
姫「勇者様はどこに?」
弟子「先生なら、とっくの昔に逃げました」(ФωФ)
奴隷「///」コクコク
~冒険者の酒場~
女主人「ハイ、勇者さんお待たせー///」コトッ
勇者「今日は睡眠薬とか入ってないでしょうねー?」グビクビ
女主人「まあ、勇者さんったらー///」クスクス
女主人「あの時はちょっと毒殺したい女がいたから・・・|||||」ゴゴゴゴゴ
勇者「怖いわ!」Σ( ̄ロ ̄lll)
女主人「勇者さん、宿屋の娘と結婚するの?」
勇者「正確には結婚させられそうと言うか・・・」
女主人「でも、勇者さん、あの娘の事嫌いじゃないでしょー」
勇者「まあ、そのー・・・」
女主人「あっ、良い事思いついた!」
勇者「なんすか、良い事って?」
女主人「あたしと不倫しましょ///」(〃ω〃)
勇者「不倫って、まだ結婚もしてない!」
女主人「勇者さんとだったら、あたし愛人関係でも・・・///」ポッ
勇者「愛人関係!」
女主人「今夜は家に帰さないー!///」
勇者「いや、帰りますから・・・」
-
- 84 : 2015/02/12(木) 22:19:47 :
- ~旅人の宿~
勇者「おはよ~」ネムネム
勇者嫁「貴方~、今朝の朝食は愛妻の手料理よー///」コトッ
勇者「勇者嫁は止めて」
看板娘「えー、いいじゃん!///」
勇者「誰のことなのかこんがらがるから・・・いただきまーす」パクッ
看板娘「・・・」(ФωФ) ジー
勇者「これ、本当におまーが作ったの?」
看板娘「ど、どう、美味しい?///」
勇者「お義父さんの作ったヤツの方が美味しい」
看板娘「ううっ!」(´;ω;`)
勇者「お義父さんはプロだし、ベテランだからな・・・でも、おまーが作ったのも十分美味しい」パクパク
看板娘「あ、貴方~♪///」( 〃▽〃) パアア
女勇者「夫婦コントしてないで朝メシー!」
姫「わたくし達は宿泊客ですわよ!」
看板娘「ほれ、食え!」ポイッ
姫「パンと水?」
女勇者「牢屋の飯の方が豪華だったような・・・」
弟子「そのうちこの扱いにも慣れますよ」(ФωФ) モシャモシャ
奴隷「・・・」コクコク
看板娘「貴方~、コーヒーはブラックで良いわねー///」イソイソ
勇者「うん」
看板娘「はい、どーぞ///」コトッ
勇者「あんがと」ズルズル
女勇者「あたしもコーヒー!」
姫「わたくしは紅茶を下さいな」
看板娘「夫の世話で忙しい、水でも飲んどけ!」フンス!
女勇者「き、客なのに・・・」プルプル
姫「何、この扱い・・・」プルプル
親父「お待たせしました、さあ朝食をどうぞ」カタッ カタッ
女勇者「豪華な朝飯来たー!///」パアア
姫「か、神だ!///」パアア
弟子「でも、ボクはパンと水だけ・・・」(ФωФ)
奴隷「オカネナイ・・・」
-
- 85 : 2015/02/12(木) 22:28:05 :
- 『勇者くん、居るー?』
勇者「ん、あの声は?」
看板娘「若い女の声!」ピクッ
女勇者「むっ!」ピクッ
姫「むっ!」ピクッ
???♀「あっ、勇者くん、居た、居た」ヒョコッ
勇者「おっ、久しぶりだなー」
???♀「やほー、勇者くん、元気してたー?」
勇者「もちろん・・・そっちも相変わらず美人だなー」
看板娘「夫!」ワナワナ
勇者「痛いよ(泣)」(ーー;)-c< >_<。) ギリギリ
女勇者「誰、この女?」
姫「勇者様を勇者くんって、何者?」
???♀「あれー、勇者くん、結婚したのー、可愛いお嫁さんじゃん!」
勇者嫁(看板娘)「そ、そんなぁ、可愛い嫁だなんてぇ、確かに可愛いですけどー///」 テレテレ
女勇者「嫁じゃない!」
姫「可愛いくない!」
勇者「まだ結婚してないよー」
???♀「なんだぁ、結婚指輪なんかしてるからーwww」
勇者「なんだか外れなくて・・・」
???♀「あれっ、なんかその指輪、呪われてるっぽいかな?」
勇者「え゛?」
女勇者「コイツが呪ってんのか・・・」
姫「外れないようにするまじないか何かをかけてるんですわね・・・」
勇者嫁「いや、呪いじゃない、愛の奇跡///」フンス!
弟子「先生ー、この人誰なんですか?」ローラ?
勇者「ああ、これ光の女神」
勇者嫁「え゛!」
女勇者「女神?」
姫「光の女神って、あの光の女神?」
光の女神「そーだよー」テヘッ
弟子「なんか全然威厳とか感じない・・・」(ФωФ)
奴隷「・・・」コクコク
-
- 86 : 2015/02/13(金) 06:06:09 :
- 勇者「今日は何しに来たの?」
光の女神「いやねー、勇者くんにちょっと相談がー」
勇者嫁「夫に何の相談?」
女勇者「夫ゆーな!」
姫「妻のフリすんな!」
勇者「ちょっとみんな黙ってて、で、相談って?」
光の女神「実は西の国が魔物に襲われて壊滅しちゃってさーwww」ケラケラ
弟子「そこ、笑うとこか?」(ФωФ)
奴隷「・・・」コクコク
勇者「西の国が壊滅?」
光の女神「そーなんだよー、参っちゃってさー」トホホ
勇者「魔王は倒したし、魔王軍も壊滅させたのに・・・」
光の女神「なんか大魔王とか現れちゃってさー、魔物もまた増えて来てるしー」
勇者「大魔王?」
勇者嫁「大魔王って、貴方怖いっ!///」ヒシッ
女勇者「だーかーらー、嫁のフリすんなー!」
姫「大魔王に西の国が壊滅させられたですって・・・」タラー
勇者「で、大魔王も俺に倒せってか?」
勇者嫁「ええっ、あたし達まだ新婚なのにー(泣)」ウルル
女勇者「新婚じゃない!」
姫「勇者様に大魔王の討伐を!」ワクテカ
光の女神「それが、ちょっと問題有ってさー」
勇者「問題?」
光の女神「大魔王って、女なんだよねー」
勇者「あ゛!」
勇者嫁「女?」
光の女神「しかも若くて美人なのよー」
勇者「・・・(汗)」(;゜∇゜) ダラダラ
女勇者「若くて」
姫「美人?」
光の女神「本当の年齢はわかんないけど見た目若いし、絶世の美女」
勇者「・・・(泣)」( ;∀;) エグッエグッ
勇者嫁「あかんやつや・・・」
弟子「せ、世界亡びるっぽい・・・」(ФωФ)
奴隷「ユーシャ、ムリポ・・・」
-
- 87 : 2015/02/13(金) 08:43:12 :
- 光の女神「勇者くん、女の子に優し過ぎるんだよねー」チラッ
勇者「とほほ」
勇者嫁「そこが良いとこでもある///」
女勇者「でもある///」
姫「でもある///」
光の女神「前に魔王を倒すのを頼まれてくれたのもアタシが美人だったからだよねー///」
勇者「ちょ、ちょっと、それは・・・」
勇者嫁「むぎー!」(#`皿´)
女勇者「むぎー!」(#`皿´)
姫「むぎー!」(#`皿´)
光の女神「こう、上目遣いで目に涙をためて・・・勇者くん、お願い///」ウルル
勇者「なんでもやります!」シャキーン!
光の女神「て、感じだったもんねー」ケラケラ
勇者「ばらすな!///」
弟子「せ、先生・・・」(ФωФ) ザンネンムネン
奴隷「ザンネン・・・」
勇者嫁「勇者さん、お願い///」ウルル
女勇者「勇者、お願い///」ウルル
姫「勇者様、お願い///」ウルル
勇者「なんでもやります!」シャキーン!
弟子「でも、美人の大魔王にそれやられたら・・・」(ФωФ) タラー
奴隷「ダメポ・・・」
光の女神「そーなんだよー」トホホ
女勇者「ならばあたしの出番だな!」フンス!
姫「いやいや、このわたくしが!」フンス!
光の女神「大魔王って、超絶魔力の持ち主なんよねー」
女勇者「う゛!」(´・ω・`)
光の女神「どうやら普通の剣とかも効かないみたいだしー」
姫「うう゛っ!」(´・ω・`)
光の女神「勇者くんくらいじゃないと敵わないんだよー」
弟子「先生は異常に強いもんなー、相手が美人以外の時は・・・」(ФωФ)
奴隷「トキハ・・・///」コクコク
-
- 88 : 2015/02/13(金) 12:49:55 :
- ~王宮~
王様「よく来てくれたな、勇者よ」
勇者「えーと、大魔王の件ですか?」
王様「おおっ、さすがに情報が早いな!」
勇者 (光の女神が直接来て愚痴っていったからな・・・)
王様「時にその者達は?」
勇者嫁「ゆ、勇者の妻です!///」(〃ω〃)
女勇者「嘘つくな!」(*`Д´)ノ!!!
弟子「勇者の弟子です!」
奴隷「ユーシャノドレイデス///」
女勇者「勇者と付き合ってます///」(〃ω〃)
姫「嘘つくな!」(*`Д´)ノ!!!
王様「なんだよく見れば、姫の友達であったか」
姫「この方、わたくしのお友達ではありませんわ!」ツーン
王様「勇者をめぐっての喧嘩友達であろうw」
勇者「喧嘩友達・・・」
弟子「さすが王様、よくわかってらっしゃる」(ФωФ)
奴隷「///」コクコク
王様「そちらの娘御は初めてじゃな」
勇者嫁「ど、どーも、勇者の嫁です///」(〃ω〃)
女勇者「嫁ゆーな!」
姫「国王に嘘をつくなんて!」プンスカ
王様「ところで勇者、大魔王の事だが・・・」
勇者「なんでも西の国が壊滅したとか・・・」
王様「そこまで知っているなら話が早い、光の女神様より大魔王を倒せとの神託が降りた!」
勇者 (いや、もうさっき本人から直接聞いたんだけど・・・)
王様「そなたが大魔王を倒す新たな勇者だ!」ビシッ
弟子「?」( ̄▽ ̄= ̄▽ ̄)キョロキョロ
弟子「むー?」(´・ω・`) ダレ?
勇者「おまーだよ!」
弟子「ええっ!」(;゜∇゜) マジッスカ!
-
- 89 : 2015/02/13(金) 13:02:57 :
- ~街道~
弟子「おーもーいー(汗)」(´Д`|||) ガッチャン ガッチャン
女勇者「武器や防具が下っぱのLvに合ってないw」
弟子 ♀ 14 勇者Lv5
武器 E:勇者の剣
よろい E:勇者のよろい
盾 E:勇者の盾
かぶと E:勇者のかぶと
弟子「しかも、サイズも全然合ってない・・・」 (ノ_<。) ブカブカ
奴隷「///」ケラケラ
姫「あ、ちょっと、剣を引きずってますわよ!」
弟子「この剣、長過ぎ!ボクの身長位ある」ズリズリー
勇者「あんなんで大魔王を倒せるのかなー」スタスタ
勇者嫁「・・・///」トテトテ
勇者嫁(看板娘) ♀ 19 人妻 Lv1
武器 E:鋼の包丁
よろい E:鋼のエプロン
盾 E:鋼のフライパン
かぶと E:魔法のバンダナ
装身具 E:結婚指輪
勇者「あのー」
勇者嫁「なあに、貴方?///」
勇者「勇者嫁とか人妻とかやめて・・・」
看板娘「ちぇっ」
勇者「それと、手をつなぐのやめて欲しいんだけど・・・」
看板娘「えー、なんでー?」
勇者「あの二人がものすごい怖い顔してるから・・・」
女勇者「|||||」ゴゴゴゴゴ
姫「|||||」ゴゴゴゴゴ
勇者「大魔王を倒す前に仲間割れで全滅しそう・・・(汗)」
看板娘「ぶー!」
奴隷「!」テテテテッ プチプチ
奴隷「ムフフ///」
奴隷「!」テテテテッ プチプチ
弟子「相変わらず奴隷ちゃんは薬草集めか・・・」ガッチャン ガッチャン
奴隷「ムフフ///」ガサガサ ← いっぱい集まった
-
- 90 : 2015/02/14(土) 11:19:25 :
- ~西の国 郊外~
弟子「先生ー!」ガッチャン ガッチャン
勇者「なに?」スタスタ
弟子「西の国って、壊滅したんですよね?」ガッチャン ガッチャン
勇者「光の女神はそう言ってたな・・・」
ココココ、コケー
チュンチュン
モオオオー
弟子「なんか、スゴいのどかな田園風景が広がってるんですけど」(´・ω・`)?
勇者「・・・」
女勇者「あっ、魔族が村人を襲ってる!」
姫「た、助けないと!」
魔族「」ザシュッ ザシュッ ザシュッ
村娘「いんやー、魔族さん精が出るだねー///」
魔族「まんず、雨さ来る前に畑さ耕して終えて、種こ蒔がねとなー」ザシュッ ザシュッ
村娘「ほんに、魔族さんは働きもんだなー///」
魔族「ほんなこつねぇって///」テレテレ
女勇者「魔族が村娘を襲って・・・(汗)」
姫「ないですわね・・・(汗)」
看板娘「何これ?」キョトン
勇者「魔族の居るのどかな田園風景!」ガクブル
奴隷「!」ガクブル
弟子「せんせー」(´・ω・`)
女勇者「ど、どうしたら?」
姫「やはり、魔族は退治?」
勇者「うーん、ここはスルーで!」
看板娘「こののどかな田園風景はぶち壊せないわねwww」
-
- 91 : 2015/02/14(土) 12:50:37 :
- 勇者「今夜はここで夜営だな」
看板娘「えっ、町まで行かないの?」
勇者「ほら、限界だし」
弟子「・・・(汗)」(´Д`|||) ゼヘーゼヘー
女勇者「使えないヤツ・・・」
姫「足手まといですわね・・・」
奴隷「・・・」コクコク
パチパチ
弟子「・・・」(´д`|||) グデー ← 武具の重さにヤラれた
ドレイ「///」ペタペタ ← 湿布貼ってやってる
看板娘「あ、貴方、なんだか人が集まって来たわよ!」
勇者「服装からすると旅人じゃなくて地元の人間みたいだな」
村娘「あんたらここでキャンプかね?」
女勇者「そーですけど、皆さんは?」
村人「おら達はここにBBQしに来ただ」
姫「BBQ?」
女勇者「で、でも、日が暮れたら魔物とかが・・・」
村娘「この辺りの魔物は魔族さん達が退治してくれたがら大丈夫だぁ」
姫「魔族が魔物を退治?」ヘッ?
村人「だがら、こうして夜に村の外へ遊びに来てもええんだ」
女勇者・姫「「?」」キョトーン?
魔族♂「どうしただ?」
女勇者・姫「「ま、魔族!」」ザザッ!
村娘「こん人達、ここでキャンプすんだと」
魔族♂「そっかあ、じゃあ良かったらこれ食ってけれ 」ドッサリ
看板娘「ん、お肉?」ドッサリ
魔族♂「畑荒らしてた暴れ牛鳥を駆除したんだけんど、沢山ありすぎておら達だけじゃ食い切れねえがら」
看板娘「い、良い人だ!///」
勇者「人じゃないけどな・・・」
-
- 92 : 2015/02/14(土) 17:33:31 :
- ~夜営~
パチパチ ジュージュー
勇者嫁「貴方~、出来たわよー!///」
勇者「いただきまーす」パクパク
勇者嫁「愛妻の手料理は美味しい?///」
勇者「うん、旨い」モシャモシャ
勇者嫁「むふふ///」(〃ω〃)
女勇者「あたしらの分は?」
勇者嫁「自分で作れ!」(*`Д´)ノ!!!
女勇者「うっ!」(´;ω;`) ← 出来ない
姫「ううっ!」(´;ω;`) ← もちろん出来ない
奴隷「///」クイクイ
女勇者・姫「「?」」
奴隷「~♪」パチパチ ジュージュー
女勇者・姫「「おおっ!」」
奴隷「ドゾッ///」ホカホカ
女勇者「か、神だ!」( ;∀;)
姫「神が現れた!」( ;∀;)
弟子「貰ったお肉を塩焼きにしただけなのに・・・」(ФωФ)
女勇者「いつもは部下が料理を・・・///」モシャモシャ
姫「城には専属のコックが・・・///」モシャモシャ
勇者嫁「ここで嫁力の差が一気に広がった!///」( ̄ー ̄) フンス!
勇者「嫁力ってなに?」
弟子「せんせー」
勇者「なんだ?」
弟子「隣でやってるBBQ楽しそーですね」
勇者「そうだな」
弟子「魔族がちらほら混じってますよねー」
勇者「そーだな」
弟子「もしかして、光の女神って・・・」
-
- 93 : 2015/02/14(土) 23:40:22 :
- 弟子「もしかして、ボク達を騙してる?」
女勇者「実は西の国が滅びたというのは嘘で、光の女神の罠!」
姫「実は光の女神が大魔王だったりとか!」
勇者嫁「まさか、あの光の女神が騙したりなんて・・・」
女勇者「おまー、この状況で光の女神の言う事を信用するのか?」
勇者嫁「いや、あの女神が騙したりとか、そんな有能そうには見えなかったから・・・」
姫「それは確かに・・・」
女勇者「上手く立ち回ったりするような女には見えなかったな」
『光の女神「ヘックシ!」』
勇者「あの女神、顔だけは可愛いんだけどなーw」
勇者嫁「大魔王を倒す『勇者』に弟子を選んでる時点で・・・」(ー_ー;) ザンネンムネン
女勇者「あっ・・・(察し)」
姫「あっ・・・(察し)」
弟子「えらい言われよう・・・」(ФωФ)
奴隷「///」ケラケラ
勇者「あの女神は悪いヤツじゃあないから、俺達を騙したり裏切ったりとかはないと思うけど・・・」
勇者嫁「思うけど?」
勇者「無能だから、勘違いしてたり、間違ってたりとかは有りがちだな」
勇者嫁「使えねー」( ´△`) メガミナノニ
-
- 94 : 2015/02/15(日) 07:30:37 :
- ~フィールド~
弟子「・・・」ガッチャン ガッチャン
弟子「・・・(汗)」ガッチャン ガッチャン
弟子「」(´д`|||) ゼヘーゼヘー
看板娘「ねー、ねー」
勇者「どした?」
看板娘「魔物現れないねー」
勇者「そだな」
看板娘「旅は楽チンだけど・・・弟子のレベル上がんないわねー」
勇者「まだレベル5のままか!」
女勇者「レベル5と言えば最高位の能力者では?///」
姫「レベルファイブじゃなくて、Lv5!」
奴隷「ザコ!」ケラケラ
弟子「雑魚いうな!」(´д`|||) ゼヘーゼヘー
勇者「じゃあ、このまま西の国の王都に行っても・・・」
看板娘「あたしは貴方と一緒に旅をしてるだけで幸せだけどー///」アマエッ
女勇者「勇者に甘えてる場合か!」
姫「隙があったら勇者様にくっつこうとすんな!」
勇者嫁「だって嫁だもーん///」ホレホレ キラキラー
女勇者「むっ、呪いの指輪!」
姫「そうですわ、勇者の指輪を外してしまいましょう!」
女勇者「どれ」ギュッ ギュー!
姫「むー、取れない・・・」ギュッ ギュー!
勇者「これ全然取れないんだよなー」
女勇者「やはり呪いが!」
勇者嫁「呪い違う、愛の奇跡」(*`Д´)ノ!!!
女勇者「こうなったら、いっそ指ごと|||||」ゴゴゴゴゴ
姫「指を切断してでも呪いの指輪を|||||」ゴゴゴゴゴ
勇者「やめてー」(。≧Д≦。) イヤー
-
- 95 : 2015/02/15(日) 08:45:44 :
- ~西の国 王都~
ワイワイ ガヤガヤ
弟子「・・・(汗)」(´д`|||) ゼヘーゼヘー
奴隷「ガンバ!」ポンポン
看板娘「西の国の王都に着いたけど・・・」
女勇者「どこが壊滅してんだ?」
姫「普通に人で賑わってますわねー」
勇者「ここも、人に混じって魔族が生活してるみたいだな・・・」
魔族♀「あのー、スミマセーン///」テテテッ
女勇者「魔族の女!」ムッ
姫「しかも可愛い!」ムッ
勇者「何か用かな?」
魔族♀「も、もしかして、魔王を倒した勇者さんですか?///」ドキドキ
勇者嫁「さては刺客!」ムッ
勇者「そーだけど」
魔族♀「やっぱ、そーなんだー、あたし勇者さんのファンなんですー!///」(*≧∀≦*) キャー
勇者「え゛!」
勇者嫁「え゛?」
女勇者・姫「「ファンー?」」
勇者「ファンって?」ヒクヒク
魔族♀「だって、悪い魔王を倒して魔物の軍団を壊滅させた英雄って、カッコいいじゃないですかー///」ホレボレ
勇者「い、いや、魔王は倒したけど・・・」
魔族♀「さ、サインとか貰っても良いっすか?///」ドキドキ
勇者「サイン?」
魔族♀「魔族♀さんへって書いて下さい///」
-
- 96 : 2015/02/15(日) 09:03:25 :
- 弟子「せんせー」(ФωФ)
勇者「何も言うな・・・」
看板娘「なんかそーとーおかしな事になってるみたいねー」
女勇者「魔王を倒されてなんで魔族が喜んでるんだ?」
姫「しかも、魔族が人間と暮らしてたり、魔物を狩ったり・・・」
勇者「な、なんか頭痛い・・・」
勇者嫁「そ、それはいけないわ、あたしが介抱して・///」(〃ω〃)
女勇者・姫「「嫁のフリすんな!」」
奴隷「///」ホレ ← 頭痛薬
弟子「せんせー、どーすんすかー?」(ФωФ)
勇者「とりあえず大魔王に会ってみるしか・・・」ゴクリ
勇者嫁「大魔王ってどこにいるのかしら?」
女勇者「その辺のヤツに聞いてみるか」
町人『西の国の王都にようこそ』
女勇者「大魔王の居場所は?」
町人『西の国の王都にようこそ』
女勇者「こいつ、あかんやつや」
姫「大魔王の居場所は?」
商人『ここは道具屋です』
姫「この方もダメですわね」
看板娘「大魔王の居場所は?」
旅人『王宮で探してみて下さい、奥さん』
勇者嫁「奥さんだなんてー///」(〃ω〃) キャー
女勇者・姫「「NPCに何を言わせてる!」」
-
- 97 : 2015/02/15(日) 09:25:29 :
- ~西の国 王宮 正門~
弟子「」ガッチャン ガッチャン
奴隷「///」トテトテ
衛兵「むっ、何者だ!」ガチャッ
弟子「せんせー」(ФωФ) クルッ
勇者「何者って、言われてもなー」
勇者嫁「人間の兵隊さんだ!」
女勇者「大魔王は王宮に居るんじゃないのか?」コソコソ
姫「もしかして大魔王に操られてるとか・・・」コソコソ
衛兵「王宮に何の用だ!」ガチャッ
勇者嫁「さ、サイトシーン///」(〃ω〃)
女勇者「観光じゃねーだろ!」ボソッ
姫「ここは空港か!」ボソッ
衛兵「怪しい者は通す訳にはいかん!」ガチャッ
弟子「先生、ここは力ずくで!」(ФωФ) シャキーン
勇者「やってみ」
弟子「たあー!」ガッチャン ガッチャン ボテッ ガッシャーン
奴隷「コケタ!」
弟子「・・・(泣)」シクシク
奴隷「ドンマイ!」ポンポン
女勇者「勇者どうする?」
姫「勇者様どういたしましょう?」
衛兵「えっ、勇者、いや勇者様?」
勇者嫁「あっ、態度一変!」
衛兵「それなら、そうと言っていただければ良かったのに///」
勇者「あれっ、そうなの?」
衛兵「大魔王様がお待ちです、勇者様///」
勇者嫁「やっぱなんかおかしい・・・」
-
- 98 : 2015/02/15(日) 09:42:39 :
- ~西の国 王宮~
勇者嫁「これはきっと『勇者よ我がものになれ!』って展開なんじゃあ」トテトテ
女勇者「うーん、若くて美人の魔王と言えばそーくるかなー」トテトテ
姫「わたくしたちが勇者様を大魔王の毒牙から護らなければなりませんわ!」フンス!
勇者嫁「ふっふっふっ、きっとこの指輪があたし達二人を守ってくれる///」キラキラー
女勇者「そんな呪いの指輪で!」
勇者嫁「呪い違うわー!」
姫「それ魔王の指輪とかじゃないんですの!」
勇者嫁「どんな裏設定じゃー!」
女勇者「むぎー!」(#`皿´)
姫「むぎー!」(#`皿´)
勇者嫁「むぎー!」(#`皿´)
勇者「・・・(汗)」 ← 変な汗
弟子「・・・(汗)」ガッチャン ガッチャン ← 普通の汗
奴隷「!」テテテッ カパッ
どれいは『せかいじゅのは』をみつけた!
奴隷「///」ワクテカ
勇者「奴隷は地味に役立つなー」
-
- 99 : 2015/02/15(日) 09:57:36 :
- ~大魔王の間~
ガチャッ ギィーーー
弟子「むー」扉|ω・`)
???♀「あらあら、扉が軋んでるわ、油を差さないと!」テテテッ
チューチュー
???♀「どうかしら?」
弟子「音しなくなった!」( ・∇・) スイスイ
???♀「やった!」ワクテカ
???♀「あらっ、お客さまでしたの?これは失礼しました///」カアッ
勇者嫁「もしかして大魔王って?」ジー
???♀「はい、わたしです!」(o^-^o) ニコニコ
勇者「な、なんか爽やかな美少女///」
勇者嫁「確かに若くて美人だけど・・・」
姫「もっと色っぽい絶世の美女かと思ってたら・・・」
女勇者「ガキじゃん!」ボソッ
大魔王「はっ、もしかして貴方は勇者様ですか?///」ドキドキ
勇者「そ、そーだけど///」
大魔王「きゃー、わたし勇者様のファンなんですー!///」(*≧∀≦*)
勇者「あれっ?」
勇者嫁「あれっ?」
女勇者・姫「「ファン?」」
弟子「またか」(ФωФ)
奴隷「///」コクコク
-
- 100 : 2015/02/15(日) 10:16:39 :
- 大魔王「悪い魔王を倒した勇者様をわたしそんけーしてるんです!///」(//∇//)
勇者「悪い魔王って、魔王は魔族の王じゃなかったの?」
大魔王「そーなんですけど、それがもーすんごい悪い王様で!」
勇者「・・・」
大魔王「税金ムダ使いするし、賄賂とかバンバン貰うし、親族の経営する企業とか露骨に優遇するし・・・」
勇者嫁「悪徳政治家?w」
大魔王「政敵をどんどん牢にぶちこんだりとか、言論弾圧とか、あとセクハラも・・・」
女勇者「それを勇者が倒したと」
大魔王「いやー、胸がスカッとしましたよー///」
姫「それで、魔族も喜んでるんですわね」
勇者「で、大魔王ちゃんはここで何してんの?」
大魔王「きゃー、勇者様に大魔王ちゃんだなんてー///」《*≧∀≦》
勇者嫁「それはいいから!」(#`皿´)
大魔王「そんけーする勇者様の真似をして、国民を圧政で苦しめる独裁者の西国王を倒したんですー///」キャー!
勇者「なるほど・・・」
勇者嫁「やはり、光の女神が無能だったか・・・」 (´・ω・`) ローラダシ
姫「うちも気をつけないと!」ガクブル
女勇者「なんだったら、今度クーデター起こしてやろうか?」ニヤニヤ
弟子「せんせー?」(ФωФ)
勇者「帰るか・・・」
奴隷「///」コクコク
大魔王「あっ、勇者様、ちょ、ちょっと待って下さい!///」
勇者「何か?」
大魔王「さ、サイン下さい///」(///ω///)♪ パッ ← 色紙とサインペン
-
- 101 : 2015/02/16(月) 08:05:26 :
- ~西の国 王宮~
弟子「うま、うま///」モシャモシャ
奴隷「ウマ、ウマ///」モグモグ
看板娘「帰るんじゃなかったの?」
勇者「いや、大魔王がせっかく来てくれたんだからどーしてもおもてなししたいって・・・」
看板娘「むー」(´・ω・`)
女勇者「にぇー、にぇー、ゆーしゃ、こにょおしゃけおいひぃにぇー///」
弟子「ボス、相変わらず酒に弱いでげす」(ФωФ)
奴隷「///」ケラケラ
姫「う、うちの王宮よりも豪勢なおもてなしかも・・・」ヒクヒク
大魔王「ゆ、勇者様、どぞっ!///」トクトク
勇者「あんがと」クピッ
看板娘「・・・」イライラ
大魔王「ゆ、勇者様・」サッ
勇者嫁「あっ、大魔王さんにお酌なんかさせたら勿体ない・・・」(* ̄∇ ̄)ノ パッ
大魔王「いえいえ、そんけーする勇者様にはわたしが直々にお酌を・・・」(* ̄∇ ̄)ノ パッ
勇者嫁「いえいえ、うちの人には嫁のあたしがお酌を・・・」( ̄ー ̄)ノ バッ
大魔王「ここはうちの王宮なんでわたしがお酌を・・・」( ̄ー ̄)ノ バッ
弟子「闘いが始まった!」(ФωФ)
奴隷「・・・(汗)」
勇者「どっちでも良いから、お酒注いでくれないかなー」
女勇者「Zzzz」コテッ
姫「あら、寝てしまいましたわ!」
弟子「ボス~」(ФωФ) ザンネンムネン
奴隷「///」ケラケラ
大魔王「まあ、それではお帰りになれませんね、良かったら今夜は王宮に泊まっていらして下さい!」( ☆∀☆) キラキラー
看板娘「良くないから帰ります」キッパリ
姫「それ(女勇者)は置いて帰ります」キッパリ
勇者「おいおい」
弟子「トカゲの尻尾切りだ!」(ФωФ)
奴隷「・・・」ガクブル
-
- 102 : 2015/02/16(月) 08:18:43 :
- ~王宮 夜~
客室103
弟子「もー、食べれにゃい、ムニャ・・・」Zzzz
奴隷「」スヤスヤ
客室102
女勇者「すぴー、すぴー///」Zzzz
姫「うーん、うーん、酒臭いよー・・・」Zzzz
客室101
勇者「」Zzzz
看板娘「むー」(ФωФ) マンジリ
~翌朝~
チュン チュン
看板娘「夜這いを警戒して一睡も出来なかった・・・」ネムネム
勇者「」Zzzz
看板娘「てっきり、大魔王が夜中に忍び込んでくると思ったのになー」
勇者「・・・」ムニャムニャ
看板娘「予想ではスケスケの悩殺衣装でやって来て『勇者よ我がものになれ!』って言うハズだったんだけどなー」
勇者「・・・」モゾモゾ
看板娘「大魔王ちゃん、本当に勇者さんのファンな良い娘だったんだ・・・」
看板娘「はっ!あ、あたし、勇者さんと同じ部屋で一晩すごす千載一遇のチャンスをムダにしてしまったーーー!」( ̄□||||!!
勇者「なに朝っぱらから叫んでんの?」ムクッ
-
- 103 : 2015/02/16(月) 08:33:49 :
- 大魔王「勇者様、また遊びに来て下さいねー///」(//∇//)
勇者「近くに来た時にでもまた寄るよ」バイバイ
大魔王「お待ちしてまーす!///」(〃ω〃)/ バイバーイ
弟子「せんせー、珍しく女性関係がこじれませんでしたねー」(ФωФ) ガッチャン ガッチャン
勇者「これ以上こじらせてたまるか!」
奴隷「///」ケラケラ
看板娘「・・・」ネムネム フラフラ~
勇者「ん!」スタッ
看板娘「えっ、お、おんぶしてくれるの?///」カアッ
勇者「どーせ、徹夜で見張りしててフラフラなんだろw」ヨイショ
看板娘「バレてたか///」(〃ω〃) ラクチン ラクチン
奴隷「ラブラブ!///」
女勇者「裏山~」(´・ω・`)
姫「裏山~」(´・ω・`)
弟子「先生、勇者のよろい脱いで良いですか?(汗)」ガッチャン ガッチャン
勇者「脱いでも持って帰るのはおまーだぞ」
弟子「やっぱり(泣)」(ФωФ)
奴隷「ドンマイ!」ポンポン
弟子「なんで光の女神はボクを大魔王を倒す『勇者』に選んだんでしょうね?」
勇者「さあっ?」
弟子「さあって・・・」
看板娘「適当に決めたんじゃないの?」
女勇者「面白そうだからでしょ?」
姫「無能だからじゃないかしら?」
弟子「・・・」(ФωФ) タラー
奴隷「ドンマイ!」ポンポン
弟子「せんせー、帰ったらどうすんですか?」トテトテ
勇者「大魔王とも仲良くなったし、しばらくのんびりと・・・」
看板娘「二人でね!///」(゜∇^d)!!
-
- 104 : 2015/02/17(火) 08:46:30 :
- ~フィールド~
弟子「とうっ!」ブンッ
クルクルクルクル スパパーッ!
でしのこうげき!
スライムABCをたおした!
バブルスライムのこうげき!
弟子「ぐはぁ!」( ̄□||||!!
でしはどくにおかされた!
奴隷「///」ゴソゴソ サッ!
どれいはどくけしそうをつかった!
弟子「復活!」(ФωФ)シャキーン!
てな感じで続きます。。。
-
- 105 : 2020/09/29(火) 13:04:30 :
- 高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
http://www.ssnote.net/archives/80410
恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
http://www.ssnote.net/archives/86931
害悪ユーザーカグラ
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害悪ユーザースルメ わたあめ
http://www.ssnote.net/archives/78042
害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
http://www.ssnote.net/archives/80906
害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
http://www.ssnote.net/archives/81672
害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
http://www.ssnote.net/archives/81774
害悪ユーザー筋力
http://www.ssnote.net/archives/84057
害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
http://www.ssnote.net/archives/85091
害悪ユーザー空山
http://www.ssnote.net/archives/81038
【キャロル様教団】
http://www.ssnote.net/archives/86972
何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
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魔王をたおしたから シリーズ
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