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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品はオリジナルキャラクターを含みます。

この作品は執筆を終了しています。

エレン「巨人が・・・いない?」

    • Good
    • 1

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  1. 1 : : 2014/11/09(日) 13:48:57
    注意

    オリキャラあり

    キャラ崩壊

    亀便新

  2. 2 : : 2014/11/09(日) 14:38:45
    850年

    人類最強の兵士リヴァイがいなくなり1年

    半年振りに壁外調査に行った調査兵団

    だが、壁の外には巨人が一体もいなかった。

    そして、ふらふらとあるく2mほどの大きさの巨人と似たような見た目の奴等がいた。

    そいつは、速かった

    兵士一人を一瞬で殺した。

    ハンジ「なに・・・あれ」

    一人の勇敢な兵士が刃で切ろうとしたがその兵士を胸を貫かれて死んだ。

    そいつはハンジを見た。

    ハンジ「え?」

    そいつが助走を付けた瞬間そいつがいきなり爆発した。

    あたりには緑色の液体が飛び散る。

    すると、大きなライフルを背負った金髪で青目の軍服を来た男がそいつがいた場所に近づく。

    「[マーダー]一体駆除完了」

    そう言って、去って行こうとした。

    どうやら確認しにきたらしい。

    エルヴィン「待ってくれ!君は何者だ?今のはなんだ?」

    「俺は、レイだ。この気持ち悪いやつはマーダー・・・」

    ハンジ「なんで、巨人がいないの?」

    レイ「まだ、気づかねぇのかよ。いいか?二度と壁外から出るな・・・マーダーが巨人を全部殺したんだよ。コイツらは、生命力も力もスピードも巨人とは違う。知性もある。襲って来たのが一体で良かったな・・・本来ならコイツらは、団体で行動してる。早く壁の中に行け」

    そう言って、走って行った。

    エルヴィン「引き返した方が良さそうだ。帰るぞ」

    帰りは運良くマーダーには会わなかった。

    そして、数日後憲兵を数名引き連れて壁外に行くとマーダーが数体いた。

    襲われ、何人も被害を出した。

    「おい、壁外に出るなって忠告しただろ」

    聞き覚えのある声が聞こえ数体のマーダーを倒したのはレイだった。

    レイはエルヴィンに近づき銃口を突きつける。

    レイ「お前らは、あいつらの恐ろしさをわかってない!俺の住んでた国には何百万っていう奴等が住んでたんだ。だが、生き残ったのはたったの数百人だ。そのうち半分が兵士で半分が国民だ。国王陛下は死んだ・・・残った数百人で生き延びようとしてたが今生き残ってるのは俺を入れてたったの50人だ」

    エルヴィン「国?」

    レイ「俺達は、大昔お前たち人間に裏切られ壁外で国を作り神に近い存在の座標を中心として生きてきた。俺は、一度は助けた!だが、お前らは忠告を聞かなかった・・・早く逃げろ司令に見つかったらお前ら殺されるぞ」

    すると、レイの後ろから数人歩いてきた。

    「レイあんたなんで人間といるの?」

    レイ「殺そうとしてた」

    「ふーん・・・」

    金髪のボブカットに青目の女がそう言って後ろを向くと

    「あ!司令!レイが人間を見つけた見たいです!」

    「そうか、人間を・・・」

    エルヴィン達は、聞き覚えのある声を聞いた。

    前を見ると、リヴァイがいた。

    レイ達が着てるような軍服を着て、左目に眼帯を着けていた。

    その為左手に杖があった。

    レイ「司令この者達をどうします?」

    ハンジ「リヴァイ?・・・なんで、居るの!?」

    レイ「貴様!司令を呼び捨てとは!なんたる無礼!」

    リヴァイ「レイいい・・・本当なら、この場で殺すべきだ。我々を見た人間は何をするか分からないが・・・ヴァニラ、リミル」

    さっきの金髪のボブカットの女と黒髪の長い髪をし黒い目の女が二人出てきた。

    ヴァニラ「何でしょうか?」

    金髪がヴァニラ黒髪がリミルのようだ。

    リヴァイ「コイツらを壁内に戻せ。おい、人間・・・いいか?次壁外に出たら殺すあと我々の事は絶対口にするな」

    その言動にとてつもない殺意を感じヴァニラやレイも嫌な汗をかく。

    レイは分かってたリヴァイが怒っていると

    「丁度良いから、壁内に案内して貰いましょう。私達はこんな状況でもう兵士しか残っていないわ。人間と私達種族が協力すればマーダーのことはどうにか出来るかもしれませんし・・・よろしいですか?」

    いきなり出てきたのは金髪の柔らかそうな長い髪を右肩に垂れかけ優しい緑目をしポンチョと茶色いミニブーツを着た女性だった。

    その女性は微笑んでエルヴィンに聞いた。

    エルヴィン「構いません」

    「リヴァイ、兵を集めてマーダーが来ないうちに行くわよ」

    リヴァイ「分かりました」

    こうして、人間と謎の種族は手を組んだ。
  3. 3 : : 2014/11/09(日) 15:27:38
    調査兵団本部団長室

    エルヴィン「お名前は?」

    「申し遅れました。イラストリーフ王国女王のアイラ・イラストリーフ24歳です」

    ハンジ「女王様なのに随分と楽な格好してますね」

    すると、アイラは何かを思い出したような顔をする。

    指を鳴らすとアイラの服装が変わった。

    白いワンピースドレスになっていた。

    アイラ「この格好じゃ動きずらいので服装を変えてたんです。それじゃ、リヴァイ挨拶を」

    リヴァイ「王国憲兵団司令官リヴァイ・カルスト26・・・です」

    アイラ「彼は、若くして司令官を勤める実力者なんです。そう言えば、ハンジさんがリヴァイのこと知ってたみたいですが・・・そう言えばリヴァイあなた5年ほどこっちに調査に来たわよね?その時の知り合い?」

    リヴァイ「こんな奴知りません」

    そう冷たくいい放ち

    リヴァイ「俺はここで失礼します」

    と、団長室を出ていった。

    アイラ「ごめんなさい、彼・・・本当は部下思いの優しい人なんです。だけど、昔人間に両親を殺されてそれ以来人間を嫌うように」

    エルヴィン「そうですか・・・では、お部屋に案内いたします」

    ーーーーーーーーーーーーー
    ーーーーーーーー

    レイ「レーヴィン風呂いくぞー」

    レーヴィンと言われた茶髪茶目の男は「先に行ってろ」と言って廊下を歩いてた。

    すると、ドンと誰かにぶつかった。

    クリスタ「すみません!ご、ごめんなさい!」

    クリスタはレーヴィンを見るなり怯えた表情をしていた。

    レーヴィン「今のは、俺のせいだ。すまん、あと怯えなくていい」

    クリスタが落とした書類を拾いながらそう言った。

    拾い終えた書類をクリスタに渡す。

    レーヴィン「まぁ、しょうがないか・・・」

    そう言って、立ち去ろうとするレーヴィンをクリスタが呼び止めた。

    クリスタ「あ、あの!名前は・・・」

    レーヴィン「レーヴィン・ロスト」

    そのあと、クリスタは書類を運びながら考えた。

    クリスタ「レーヴィンさん・・・悪い人じゃ無さそうだったな・・・」
  4. 4 : : 2014/11/09(日) 16:35:36
    食堂

    ヴァニラ「ふーん、何故か君は巨人化出来るんだ」

    エレン「は、はい」

    リミル「どうりで、私達と同じ匂いが・・・」

    首を傾げエレンは聞いた。

    エレン「同じ?」

    ヴァニラ「リミル」

    リミル「ん」

    リミルは、ヴァニラに私物のナイフを渡した。

    それを受けとるとヴァニラは親指を切った。

    蒸気を出して傷は治った。

    ヴァニラ「私達は傷の再生しか出来ないの・・・だけど、特殊能力はあるよ?リミルは電気を操れる、私は傷を負わせた相手を爆発させることが出来る。レーヴィンは糸を操る、レイはどんな遠くでも見える目を持ってて狙った物は目の前に見える、兵士だけこういう力を持つの」

    エレン「へー」

    ヴァニラ「引っ掻いてあげようか?」

    エレン「遠慮します」

    すると、ミカサが来た。

    ミカサ「エレン私をほっておいて何をしてるの?」

    リミル「彼女?結構可愛いね」

    ヴァニラ「本当だお似合いだね」

    ミカサ「これからも私とエレンを応援してほしい」

    そう言って、ミカサはエレンの隣に座った。

    エレン「違います、家族です」

    ヴァニラ「え?君達その年で結婚してるの?」

    リミル「THE☆出来ちゃった婚・・・乙」

    エレン「兄弟です!」

    アイラ「楽しそうね」

    ヴァニラの隣にアイラが座った。

    ヴァニラ「へ、陛下!なぜ、兵団服に?」

    アイラは、兵団服を着ていた。

    それより、ヴァニラは隣に女王が座ってることに驚いた。

    アイラ「ハンジさんという方に借りたんです。あの格好じゃ不自然ですから・・・」

    エレン「陛下?ってことは」

    ミカサ「女王様」

    エレン「えええええええ!?」

    アイラ「こんにちは」

    そう言って、微笑むアイラ

    アイラ「あ、そうだ!リヴァイ知らない?」

    ヴァニラ「司令がどうかしたんですか?」

    アイラ「居なくなっちゃったの・・・」

    リミル「まぁ、でも司令なら大丈夫だとおもいます」

    三人がそんな話をしてると

    エレン「あの、そのリヴァイ兵長って人間を嫌ってたように見えたんですが」

    ヴァニラ「うん、大嫌いだと思うよ?だって、エルヴィン団長に忠告してるときなんてさあれめっちゃ怒ってたよね」

    リミル「理由は知らないな」

    アイラ「リヴァイね・・・5歳の時は、人間の壁にいたのお母さんが人間だったらしくて私もだけどね。その時、両親を憲兵に殺されて拷問受けてたらしくて15の時壁外追放されてその時の司令官に拾われて私ともその時の会ったの・・・恨みだと思う。両親を殺されて、その上10年も拷問受けてたから」
  5. 5 : : 2014/11/09(日) 17:04:37
    期待ィィィィィィィ!!!!!!!
  6. 6 : : 2014/11/09(日) 17:50:49
    中庭

    リヴァイ「」

    俺は、ベンチに座って月を眺めてた。

    5年前もここにいた。

    その時は記憶を失ってただから特に人間にはなんの感情がなかった。

    思い出したとたん、理性が押さえられなかった。

    だから、いきなり消えた。

    それなのに、戻ってきちまった。

    あの時のことは昨日のように覚えてる。

    人間に親を奪われ感情を奪われた。

    壁外追放された俺を当時司令官だったオール司令官が助けてくれた。

    息子として受け入れてくれた

    剣術、馬術、学問、マナー、政治、格闘技を教えてくれ楽な暮らしをくれたあの人には感謝しきれない。

    そして、アイラ女王陛下とは引き取られたばっかりの頃

    当時姫だったあの人の馬になつかれて仲良くなった。

    今感情があるのは女王陛下のおかげだ。

    司令官として役目をくれ王国の兵士としての心得をくれたのはオールさんだ。

    国王陛下もアイラの初めての友達の俺を気に入ってた。

    オールさんの気持ちに答えようと勉強に励む俺に沢山の本を取り寄せてくれ、将来司令になるかもしれない俺を貴族達が参加するパーティーに呼んで貴族達との交流を持たせた。

    さりげなく、俺をサポートしていてくれた。

    アイラ様の母親もたしか、人間だったな

    優しくてアイラ様に良く似てた。

    国王陛下もオールさんも大切な部下も、いつも笑って楽しそうにしてた国民もみんなマーダーにやられた。

    悲しくても涙も出なくなった。

    アイラ「ここにいたんだ」

    リヴァイ「女王陛下・・・」

    アイラ「前みたいにアイラで良いよ。ここ誰もいないし」

    そう言って、アイラはリヴァイの隣に座る。

    アイラ「リヴァイ悩んでるでしょ?」

    リヴァイ「すみません」

    アイラ「いいよ、チクッって来ただけだしね」

    俺とヴァニラ、レーヴィン、リミル、レイはゆういつ特殊能力をもらった兵士だ。

    座標の力だから許可なく使うとアイラの体を苦痛を襲う

    座標の力は座標の体の一部でもある。

    だから、アイラは俺達を操れる。

    俺達の気持ちはアイラにも影響する。

    だから、気を付けていた。

    俺達五人はアイラには勝てない

    座標は神に近い存在とされる。

    つまり座標に勝てるのは神のみである。

    アイラ「リヴァイ悩んでるなら言ってね。私痛みなら耐えてあげるから」

    リヴァイ「大丈夫だ。昔のこと思い出してただけだ」

    アイラ「なら、いいや」

    そう言ってリヴァイに寄りかかるアイラ

    リヴァイ「!」

    アイラ「リヴァイ冷たいね、ずっと外に居たでしょ?中入ろう・・・」

    リヴァイ「わかった」
  7. 7 : : 2014/11/09(日) 17:51:36
    >>5

    期待ありがとおおおおおおおおおおおおおお!!!!!
  8. 8 : : 2014/11/09(日) 20:02:00
    進撃せよさんの作品好きです!

    期待です。
  9. 9 : : 2014/11/09(日) 20:32:54
    壁外調査で走っていた。

    アイラ「!」

    馬に乗ったアイラがいきなり苦しみ出した。

    アイラから力を貰っている兵士が力を使ってる?

    そんなわけない・・・死んだ兵は全員貰っていない

    ましてや、リヴァイ達も使ってない。

    アイラを荷台に寝かせヴァニラが様子を見ていた。

    ここは旧リヴァイ班の場所で陣形は使わずなるべく全員固まっている。

    マーダーの姿は無い。

    アイラ「全員力の使用を許可します・・・来る・・・エレンを隠して」

    エレンは荷台に乗り布を被せられた。

    すると、マーダーが数十体ほど歩いてきた。

    ヴァニラ「司令!女王陛下を頼みます!みんな行くよ!」

    ヴァニラはナイフを持って荷台から降りた。

    リミルは鞭を持ってヴァニラの後を追う。

    レイはライフルを持ちうつ伏せになった。

    レーヴィンもあまり近寄らない。

    マーダーの一体がヴァニラの元へ行く。

    ヴァニラはそいつの腕を掴んでへし折った。

    後ろから来た一体も片足を折り

    数体の骨折したマーダーが倒れた。

    ヴァニラが数mほど離れた時爆発し周りにいたマーダーも巻き沿いになった。

    ハンジ「いつの間に爆弾を?」

    アイラ「いいえ、あれはヴァニラの能力です。ケガを負わせた相手を爆発させる能力・・・それが数体もいるなら威力は相当でしょう」

    一方リミルを見ると周りには黒焦げになったマーダー達の死体があった。

    レーヴィン「俺達が出る必要はなかったな」

    レイ「みたいだな」

  10. 10 : : 2014/11/09(日) 20:34:17
    >>8

    うわあああああああああああ!!!(泣)

    そんなこと言ってくれるなんて嬉しいです!!

    期待ありがとうございます!

    これからもよろしくお願いします!
  11. 11 : : 2014/11/09(日) 22:18:05
    湖のほとりに来ると、ヴァニラは汗を拭こうとタオルを濡らしリミルに見張りを頼んで岩影でシャツを脱ごうとした時だった。

    エレン「お願いします!リミルさん!せめてそっちを向かせてください!」

    リミル「ダメ」

    男達「男のロマンなんですよ!」

    リミル「レイどうにかして」

    レイ「エレン達気持ちは分かるけど諦めな多分ヴァニラもう終わってるから」

    その頃、ヴァニラは呆れた表情でシャツを着ていた。

    数分後壁外を移動していた時である。

    ハンジ「君から貰えばヴァニラ達と同じ力がてに入ると?」

    アイラ「はい」

    ハンジ「それなら、調査兵団全員に与えるのは?」

    リヴァイ「無理だ」

    そう言って、話に割り込んで来た。

    リヴァイ「そんなに、居たらアイラ様の体が持たない・・・お前らは憎しみや悲しみ等の感情を捨てられないだろ?人間は自殺する生き物だ。それに、お前らは人間を捨てられるか?力を貰ったら性格が変わったり記憶を無くしたりするやつもいる。しかも、巨人みたいに傷が治る」

    アイラ「リヴァイが言ってるのは・・・あなたたちは、人間で無くなっていいのかってことです」

    ハンジ「・・・そうか・・・」
  12. 12 : : 2014/11/10(月) 17:36:45
    アイラ「私達は、人間のように同種を殺しません」

    ハンジ「それって、つまり」

    アイラ「人間のやる人殺しという行為盗み、暴力もしません。自分達が生きる為に動物を殺すときは神に祈りを捧げその命が天へ行けるようにと祈ります。人間はする者としない者がいます。食事の時は簡単にこう手を合わせてから頂きます。すべての物に神がいると信じ心を安らかにするこれが私達の教えです」

    ハンジ「いい教えだねって、まさか君の国の犯罪率って」

    アイラ「0ですが?」

    それが当たり前という顔をしながらアイラはそう言った。

    ハンジ「へー」

    アイラ「あと、まぁでもごくまれにいるんです。罪を犯す人は・・・その場合は私の父つまり座標がその罪人に物凄い苦痛を負わせ自分の犯した罪を自白させ謝らせます。そのあと魂を天へ送ります。中には、記憶を消したあと壁外に送ったりする場合もあるんです」

    ハンジ「でも、今は君が座標でしょ?」

    アイラ「はい・・・その痛みは本当に辛いらしくてほとんどの兵士が苦痛に耐えてる姿を見てられないとか中には、嘔吐してしまう人や気絶する人もいるらしくて罪人の方も苦痛に耐えられずその場で死んでしまう場合があって・・・この力は力を与えてるリヴァイ達も使えるんですが私と違ってすぐに体力を消耗しちゃうんです」

    ハンジはその話を聞いて寒気がしてきた。

    アイラも真っ青になっている。

    すると、レイが異変に気付いた。

    遠くから何か来ると

    一つの方向を見ていたレイは叫んだ。

    レイ「南に進め速く!!あと、エレン巨人化の許可を出す。あんなの俺達じゃどうにもならん」

    すると、アイラが苦しみ出す

    アイラ「・・・嘘・・・そんな・・・」

    そう言ってアイラは意識を手放した。

    ドシンと地が揺れ現れたのは

    女型の巨人

    ヴァニラ「何で!?壁外に巨人はいないはず・・・まさか」

    レイ「あぁ、エレンと同じ奴だ。女王陛下が苦しんだってことはあいつが原因だ誰だ?でも、女王陛下から貰ってるのは俺達だけのはずだ・・・」

    スピードをあげこちらに迫ってくる。

    レーヴィン「マーダーの数が少なかったのはあいつの仕業か」

    その時、後ろ側の兵士達が蹴られた。

    エルヴィン「速度を保て!走れ!」

    立ち向かう兵士達が次々と殺されて行った。

    アイラ「っ・・・アニ・・・よ・・・アニ・レオンハート・・・昔、お父様が彼女にあげてたのを思い出した」

    許可を出したのかアイラは呼吸を整え始める。

    アイラ「あと、エレンあなたのお父さんグリシャさん?」

    エレン「え?あ、はい」

    アイラ「そう、なら」

    エレンの顔の前に手をかざす。

    アイラ「エレン・イェーガーに・・・我が力を分け与える」
  13. 13 : : 2014/11/10(月) 22:27:21
    エレンを光が包んだ。

    光が消えるとエレンの目付きは変わっていた。

    エレン「ご命令を・・・」

    アイラ「隙を見て狩りなさい・・・。ヴァニラ達は援護を」

    エレンの記憶は消えていなかった。

    つまり、エレンは冷静でアイラに忠実な兵士となった。

    アイラはアルミンを見た。

    アイラ「君、意外と精神強いタイプ?命令とか周りの状況とか把握出来る?頭はいいほう?」

    アルミン「え?まぁ、格闘技とかよりは自信あります」

    アイラ「よし、じゃあ・・・君も大丈夫かな」

    その時、アルミンの姿が消えた。

    それと同時にアイラの耳に綺麗なピアスが着いた。

    アイラ「それじゃあ、アルミン皆の力になってあげてね」

    アルミンに与えた力それは

    情報能力

    アイラの耳飾りとなり仲間に情報を脳に直接伝えるのがアルミンの能力

    つまりアルミンは今透明になっていると言っても言いかもしれない。

    アイラの耳飾りはカモフラージュである。

    リヴァイ「良い人材が見つかって良かったですね」

    アイラ「まぁね・・・」

    そう言って、少しアイラは微笑んだ。
  14. 14 : : 2014/11/12(水) 21:52:39
    結局女型には逃げられ、半分ほどの兵士が死んだ。

    壁内に戻りエレンは王政へ行くことにその時に作戦を結構することに

    調査兵団本部

    アイラ「あなたの班の部下亡くなったそうね」

    リヴァイ「旧リヴァイ班のペトラとかいう人達ですか?知りません、ここに来たことはないと言ったでしょ?」

    アイラ「胸が痛いのよ。リヴァイお願い感情を殺さないで・・・愚痴でも何でも聞くから・・・私の為にそうされる方が傷つく」

    リヴァイ「・・・確かに、ここに居た・・・その時、俺には記憶が無かった。思い出した瞬間とてつもない恐怖や憎しみが生まれた・・・アイラお前には分からない。大好きだった人間に裏切られた時の気持ちが・・・俺は、人間をもう二度と好きにはなれない。今も人間と顔を合わせるだけでも怒りがこみあげて来る」

    辛い顔をしながらリヴァイはそう言った。

    その顔を見てアイラは

    アイラ「ごめんなさい、リヴァイ・・・あなたがそんなことを思ってたなんて知らなかった。正直にいってくれてありがとう。私、お風呂行ってくるね」

    そう言って微笑むアイラ

    リヴァイは、後ろを向いて自室に向かって歩いた。

    俺だって・・・あの頃のようにハンジ達と話したい

    ペトラ達が死んだ時は正直ツラかった。

    だが、あの時の記憶が俺から人間を避けた

    優しかった父さんと母さんを殺したあいつらの顔を今でも忘れない

    何度も俺を殴り、下げずみ、指を切ったり、時には変態な貴族を呼んで俺を襲わせた。

    最悪な毎日で

    生きる意味さえ失い

    壁外追放で死んで終おうと草原の上で眠った俺をあの人を助け

    息子として一緒に居てくれたあの人を今でも忘れない

    今から俺の過去の話をしよう。
  15. 15 : : 2014/11/12(水) 22:17:21
    俺は、ウォール・マリアの小さな村で両親と暮らしていた。

    父は畑を耕し村の人達と笑い話をしてた

    母は父の畑の仕事を手伝ったり、花を育てたりしてた。

    俺は当時5歳だった

    だから、村の子供と遊んでたり母さんからいろいろ教えてもらってた。

    ある日、強盗が家に入り

    父さんと母さんを斧で殺した。

    俺を気絶させ気が付けば憲兵本部の牢だった。

    毎日、毎日鉄の棒で殴られたり

    指を切られたり

    歯を抜かれたりした

    だが、そのたび治る傷を見て俺は自分が人間でないことを自覚した。

    感情を殺した。

    変態な貴族に犯された時は本当に最悪だった。

    終わったあとはずっと、嘔吐してたかもしれない

    涙を流し何度助けを求めても誰も助けてくれない

    壁外追放が決まった時

    正直言って楽になれた気がした。
  16. 16 : : 2014/11/13(木) 21:27:49
    壁外追放の日

    俺は、シガンシナ区の門の前に立っていた。

    門が開き俺が門をくぐると、門はしまった。

    そこは、気持ちのいい風が吹いていて

    太陽の光が暖かく草の匂いがした。

    初めて見る景色なのに

    懐かしい感じがした。

    走った。

    何年振りに走っただろう

    草むらに寝転がり息を吐く

    巨人が来たら俺は死ぬ

    もういい

    あいつらに、無様に殺されるより何倍もいい

    父さんが言ってた。

    「お前は人間であり、巨人でもある」

    「だから、お前は将来好きな方になりなさい」

    だったら、巨人になってやる

    人間なんて嫌な思い出しかない

    その時、馬の走る音が聞こえた。

    起き上がると人影が見えた。

    調査兵団じゃない・・・なんだ?あの軍服は・・・

    馬に乗った奴は俺に近づき俺を見ると

    「お前・・・人間の匂いがするが・・・私達と同じ匂いもするな・・・面白い。乗れ」

    そいつが連れてた予備の馬に乗る。

    「私は、オール・カルストだ。この先にあるイラストリーフ王国憲兵団司令官をしてる」

    オールさんはそう言って、俺に手を差し伸べて来たので俺はその手を握った。

    オール「君の名は?ご両親の名は?」

    リヴァイ「リヴァイ・ウエスト・・・父さんはアート・ウエスト母さんはミネ・レイス」

    オール「アートさんの息子か!?そう言えば、彼は人間好きだったから人間の壁に住んでたな」

    リヴァイ「父さんと知り合い何ですか?」

    オール「知り合いも何もアートさんは前司令官だ。俺の憧れだったさ・・・それで、君はなぜ壁外に?アートさんはもう結構な年行ってるだろ?」

    俺は、少し黙ったあと重い口を開けた。

    リヴァイ「10年前強盗に襲われて父さんと母さんは死んだ。代わりに俺が捕まって拷問させられてたんだ。だが、俺は巨人について何も知らなかったから・・・さっき、壁外追放されてここに」

    オール「そうか・・・どうだ、リヴァイ・・・私はもう40後半に近い年だ。司令官の代を継いでくれる息子は俺にはいない。妻はいるが妻は、子供を産めない体質でな私達は子供が欲しいと思ってたから養子でも貰おうと考えてたとこだ。お前を兵士として息子として育てたい。養子に来てくれるかい?」

    優しい笑みを浮かべた。

    こうして、俺はこの人の養子になった。
  17. 17 : : 2014/11/13(木) 23:04:03
    俺は、沢山のことを学んだ。

    人間とは違ってこっちの方が科学も学問、文化も進んでいた。

    緑も豊富で、平和で国民全員が平等な生活を送り

    兵士は国民を守る義務をしっかりと持ち訓練や仕事に励み

    貴族はそれぞれの土地をしっかりと納め

    王は優しく国民に慕われていた。

    姫は飾らない性格で、明るくよく愛馬を連れては町を歩き国民と楽しく会話してるとか

    ここに来て2年

    すっかり生活にも慣れ俺は17になった。

    馬術の稽古が終わったあと、愛馬に水をあげて居たときだ。

    白い物語に出てきそうな白馬が庭に入ってきた。

    大きく立派でしっかり手入れがされていた。

    興奮してるのか庭で暴れている。

    俺は白馬に近づくと、白馬は俺に突進してくる。

    胸でそれを受け止める。

    結構痛い

    そのあと、背中に乗って手綱を引く

    すると、言うことを聞いた。

    俺が馬から降りると白馬は俺になついてくれたらしくスリスリと寄り添う。

    足音がすると白馬の飼い主であろう少女がやって来た。

    金髪の長い髪に透き通るような緑の目

    白いワンピースドレスに身を包んだ少女だ。

    アイラ「ごめんなさい!その子いきなり走って・・・」

    リヴァイ「大丈夫だ」

    アイラ「あれ?マリーがなついてる!すごーい!マリーね、人見知りだから私意外の人には全然なつかないの」

    マリーと呼ばれた白馬は、少女の方へ行き嬉しそうに寄り添う

    アイラ「私は、アイラ!よろしくね」

    そう言って、笑った彼女は綺麗だった。
  18. 18 : : 2014/11/14(金) 00:55:51
    アイラが姫だと知ったときは、驚いた。

    だが、アイラは俺を連れ出しては海へ行ったり

    森に行ったり町を駆け回ったりした。

    俺は18になりアイラも16

    俺はもう兵士として働いていた。

    アイラは、婚約者決めが始まったという。

    この国では18歳が成人の年だった。

    ある日、木の下

    アイラ「婚約なんてヤダ!好きな人は自分で決めたい!」

    リヴァイ「お前は、次期女王だ。金持ちと結婚してこの大きな国を納めなくちゃいけない」

    アイラ「リヴァイは平気なんだ!私が見ず知らずの男と結婚するの!」

    頬を膨らましながらアイラは言った。

    その一つ一つの仕草が可愛い

    リヴァイ「変な奴じゃない限り平気だ」

    アイラ「ひどーい!!」

    本音はちがかった。

    俺は、知らないうちにアイラを好きになっていた。

    だが、身分が違い過ぎた。

    アイラを守れるなら兵士でもいいと自分に言い聞かせていた。

    それから数ヵ月後

    アイラの婚約者は数人にしぼられた。

    元々、容姿と性格の良いアイラは誰でも嫁にしたいと思う。

    浜辺にたたづむアイラをマリーと共に俺は見ていた。

    マリー(ほら!早く告白しなさいよ!今がチャンスよ!)

    リヴァイ「な、なんでお前!」

    マリー(私は恋愛のスペシャニストよ!?)

    アイラ「ねぇ、リヴァイ・・・あなたは、私をどう思ってる?」

    その目は、真剣だった。

    アイラ「友達?それとも、妹?」

    リヴァイ「一人の・・・女だ」

    アイラ「それは、姫として?」

    静かに首を振る

    リヴァイ「アイラとしてお前が好きだ」

    アイラ「!」

    リヴァイ「だが、身分が違いすぎる」

    アイラ「身分なんて関係ないよ・・・リヴァイ・・・私も好きだよ。ねぇ、リヴァイ・・・私、お父様に婚約破棄してもらうよう言う。元から、愛の無い結婚なんて嫌だったし・・・」

    マリーの背中にアイラは乗って言った。

    アイラ「リヴァイの事言ってみる。私は、元からリヴァイ以外は見てなかったし」

    そう言って、去っていった。

    リヴァイ「・・・はぁ・・・・」

    俺はその場に座り込んだ。

    リヴァイ「言っちまった・・・」
  19. 19 : : 2014/11/14(金) 02:28:29
    KI・TA・Iなんだぜ!!
    あと、私もSS書こうって思ってるから、ぜひ見てくれだぜ!
    (初対面なのにタメ語でスマンなんだぜ)
  20. 20 : : 2014/11/14(金) 11:57:53
    >>19

    期待ありがとうございます!

    分かりました!遊びに行きます!

    あと、私は全然平気なのでタメ語で構いませんよ(^_^)
  21. 21 : : 2014/11/14(金) 12:40:53
    城では

    王「なんだって!?アイラ・・・婚約を破棄したいだと!?」

    アイラ「はい。すみません」

    王妃「他に好きな人でも出来たの?」

    お母様が優しくそう聞き私は静かに頷いた。

    アイラ「大丈夫です。その人は、人に気遣いの出来る優しい人です。お父様だって、人間のお母様と結婚なさったのでしょう?お願いします・・・私の我が儘を受け入れてください」

    そう言って、私は頭を下げた。

    幸い相手は聞かれなかった。

    王「アイラ顔を上げなさい」

    ゆっくり顔を上げるとお父様は微笑んでいた。

    王「お前は、小さい頃から我が儘を言わず何もかも頑張って来た。今では、国民と兵士の交流もしてるそうだな?その為か、お前の信頼は厚くなってる。たしかに、私も人間である王妃を愛した。お前は自分の意見を持たない子だと思っていたから婚約者の中から選ぶと思っていたが・・・いつの間にか自分の意見を持ち、私に初めて我が儘を言った」

    お父様は、ゆっくりそう語り出した。

    王「もうすぐ、嫁に行く娘の初めての我が儘を受け入れないなんてあり得ない。お前は大切な一人娘そして、次期女王にふさわしい素質を持つお前が選んだ男だ。悪い男ではなのだろ?・・・その者との婚約を認める」

    お父様がそう言った。

    アイラ「ありがとうございます!」

    王妃「その人の名前は?」

    アイラ「・・・オール・カルストさんのご子息のリヴァイ・カルストさんです」

    王妃「あら?リヴァイなら、婚約者の中に入れてたわよ?オールさんにもそれを話したし・・・彼は、次期司令官に正式に決定したから2年後調査員派遣の時案内をしてもらうつもりよ?それに、彼の父親はウエスト家の長男家柄も申し分ないわ」

    アイラ「え?」

    王「アイラ、婚約者リストしっかり見てなかっただろ?」

    お父様が呆れ顔で言った。

    王妃「リヴァイなら、大歓迎よ?アイラならあの性格と顔は好みかしらと思って家柄も良いし婚約者の中に入れていたの。まさか、本当選ぶとはさすが私」

    ーーーーーーーーーーーーーー
    ーーーーーーーーーー
    カルスト邸

    リヴァイ「オールさん!なんで、いってくれなかったんですか!?」

    オール「すまん、忘れてた。まさか、姫様がお前を選ぶとはな・・・2年後の案内が終われば婚儀らしいからな。頑張れよ未来の国王」

    リヴァイ「司令官はどうするんですか!」

    オール「あぁ、補佐官として選んでたお前と同い年のレイに決めている。婚儀が終わり次第彼に司令官を任せるよ」

    リヴァイ「そうですか・・・」

    俺は、オールさんの書斎を出ると自室に向かった。
  22. 22 : : 2014/11/14(金) 13:14:56
    2年後

    アイラは、18になり俺は20

    すっかり、司令官の仕事にも慣れ明日には人間の壁に調査員を派遣する為俺もついていく。

    今日は、アイラの戴冠式が行われた。

    この国の戴冠式は、昔から座標家に伝わる三種の神器を次の王や女王に渡す。

    そのあと、聖書を唱える。

    あと、王からアイラへ座標の力を渡す。

    それで、終了する。

    そのあとパーティーとかいろいろあるらしい。

    まずは、三種の神器だ。

    ひとつ目は、王冠(クラウン)

    両手くらいの小さい王冠だ。

    プラチナや金、エメラルド、サファイア、ルビー、ダイヤがあしらわれ、内側はめったにいない牛の革を使ってるらしくとても綺麗な王冠らしい

    てっぺんには、十字架がある。

    それを、アイラの頭に乗せると

    二つ目の短い杖が出てきた。

    金で出来ていた。小さなダイヤが使われていた。

    それを、手に持ち三つ目の金の玉が出てきた。

    その玉の上にも十字架がある。

    サファイアとエメラルドがあしらわれていた。

    三つともいかにも高価そうな物だ。

    アイラが三種の神器を受けとると神父が聖書を唱える。

    国民達も聖書を唱えた。

    もちろん、俺も唱える。

    「イラストリーフ王国に新たな女王が生まれました。アイラ女王陛下です」

    「「「アイラ女王陛下バンザーイ!!」」」

    という声が響き、国王がアイラに座標の力を渡した
  23. 23 : : 2014/11/15(土) 01:11:32
    調査員派遣当日

    列の外側で、派遣員の確認を終え

    ルートの確認を部下としてるとアイラが見え

    あとは部下に任せてアイラの元へ行く

    リヴァイ「こんなとこに居ていいのか?女王様」

    アイラ「・・・気を付けてね」

    リヴァイ「大丈夫だ。俺の役目は送ることだ。3日で帰って来る。そしたら、婚儀だ。忙しいな・・・」

    アイラ「ほら、出発の時間だよ!急がないと!」

    触れるだけのキスをして俺は列に戻った。

    出発して1日

    もうすぐ、着くと言うとき何かが起こった。

    後ろから鎧の巨人が迫って来た。

    リヴァイ「戦闘は避けろ!このまま逃げ切る!」

    全力でかけて行く。

    すると、派遣員達は追い付かれ踏み潰された。

    一部の兵は左右に別れなんとか攻撃を避けた。

    先頭を走っていた俺は馬を蹴られそのまま頭を強く打ち付け意識を失った。

    鎧の巨人はそのまま人間の壁に向かって走って行った。

    頭から血を流し回復不可能と判断された俺はそのまま壁外に置かれたまま生き残った兵士は急いで国に帰還した。

    イラストリーフ王国城

    王妃「ドレスのサイズ合わせは終わったの?」

    アイラ「えぇ」

    アイラは、部屋で本を読んでいた。

    すると、顔を真っ青にしたレイがアイラの部屋に入った。

    レイ「報告します。ただいま、帰還した兵士からです。突如現れた鎧の巨人に襲われ派遣員全員とリヴァイ司令が死にました」

    敬礼をしてそう告げるとアイラは立ち上がる。

    アイラ「その兵士はどこ!?」

    レイ「大広間でオール元司令官と話をしています」

    アイラは、急いで部屋を出た。

    大広間の扉を勢いよく開けオールの前で泣き崩れる兵士に聞いた。

    アイラ「リヴァイが死んだって本当なの!?」

    兵士「送るだけが目的だったので、武器は最小限しか持ってなかったため・・・倒せませんでした。リヴァイ司令は頭を強く打ち付け血を流し意識が無い状態で・・・」

    アイラ「嘘・・・いや・・・昨日までは笑ってたの・・・」

    床に座り込みアイラは泣き崩れる。

    兵士「自分達だけ戻って来てしまい。申し訳ありません」

    オール「いい・・・リヴァイもお前達の判断は正しいと言うだろう。お前達は、訓練をしてろあとは私達幹部がなんとかする」
  24. 24 : : 2014/11/15(土) 08:36:15
    期待です!
  25. 25 : : 2014/11/15(土) 09:48:35
    >>24

    期待ありがとうございます!!
  26. 26 : : 2014/11/15(土) 10:50:05
    目覚めたら、ベッドの上だった。

    調査兵団団長と名乗る男が俺に質問した。

    だが、名前しか思い出せなかった。

    俺は、調査兵団団員としてここにいさせて貰うことになった。

    立体起動とか格闘技の訓練をさせられた。

    いちおうやったがメガネをかけた奴が驚いたように俺を見ていた。

    「すごいね!君!ミケの実力をはるかに越えてるよ!!」

    と、目を輝かせていた。

    それから、5年間俺は調査兵団として兵士長として戦っていた。

    壁外調査の時頭を強く打って意識を失った。

    ーーーーーーーーーーーーーー
    ーーーーーーーーーーー

    俺は、海の見える草原に立っていた。

    隣には、金髪に緑目の女がいて俺を見るなり微笑んだ。

    瞬間景色が変わり目の前には小さい俺と

    見覚えのある二人がいた。

    「リヴァイ・・・あなたは人間にも巨人にもなれる」

    「だから、将来は好きな方になりなさい」

    「人間になるのなら、ここで平和に・・・いずれ、素敵な女性と家庭を持って暮らすの」

    「巨人になるなら、父さんがある場所に連れていってやる。そこで、仲間達と楽しく暮らすといい」

    二人は、小さい俺に優しくそう言った。

    リヴァイ「父さん・・・母さん・・・」

    二人は、立ち尽くす俺を見て笑った。

    「リヴァイ・・・大きくなったわね」

    「元気でな」

    また、景色が変わる

    浜辺で少女が立っていた。

    リヴァイ「アイラ・・・」

    アイラ「リヴァイ・・・思い出して」

    リヴァイ「!?」

    頭痛に襲われた。

    アイラ「大丈夫・・・みんな待ってるよ。帰っておいで」

    ーーーーーーーーーーーー
    ーーーーーーーーー

    そこで、俺は目が覚めた。

    何もかも思い出した。

    とたん、ここは人間の住むところと理解して体が拒んだ。

    憎しみの気持ちが湧いてくる。

    押さえなければアイラに・・・

    と、思いゆっくり呼吸して気持ちを落ち着かせ

    着替え自分の馬と立体起動を持って

    壁外に行った。
  27. 27 : : 2014/11/15(土) 22:55:18
    国に戻りしばらくすると、巨人が突如姿を消し

    マーダーが現れた

    あいつらは、国を襲い城は囲まれ絶対絶命だった。

    レイが隠し通路を見つけ

    俺とヴァニラが戦闘をしながら城を出て最低限の荷物を持ち国を出た。

    残ったのは国の憲兵団第一線で活躍するヴァニラ、リミル、レーヴィン、レイと俺と座標のアイラのみだった。

    俺はこの日初めて能力を使ったかもしれない

    俺は何故か強い能力でいくつも持ってた

    俺とアイラは母親は人間だ。

    つまり、純血ではない

    その為かアイラの力を強く貰い過ぎた。

    俺達には、座標の力をいくつも持てるほど強くはない。

    あの力は体力を使う

    いくつも持ってる俺は余計でたまに痛みもともなう。

    その日使い過ぎた。

    逃げて馬に乗ってた時左目が見えなくなった

    左目から涙のように血が流れた。

    その後、アイラに見てもらうと力の影響だと言われた

    左目を完全に開かなくし、眼帯を着けた。

    あと、左側が見えない為視界が悪い歩くときは杖を使うようになった。

    こんなんじゃ、まともに戦えないと思うだろ?

    特に俺にとっては弱点じゃない

    俺の能力は、いろいろある。

    ヴァニラとリミルの能力も持っている

    自分で結界を作ることも出来る

    相手を操ることも出来る

    相手に激痛を負わせることも

    他にもある。

    なぜだ?

    だが、この能力のおかげでわずかだが生かすことが出来た。

    これで、俺の過去の話を終わる。
  28. 28 : : 2014/11/16(日) 10:03:25
    訓練中中庭

    リヴァイ「体の調子はどうだ?エレン、アルミン」

    エレン「大丈夫です・・・」

    アルミン「僕も平気です」

    リヴァイ「ならいい」

    そういい残してリヴァイは立ち去っていった。

    レイ「よろしくねー。二人共・・・女王陛下から力を貰った者同士仲良くしよ」

    アルミン「あの、あなた達と人間の匂いが違うんです。それに、視力や聴力も上がってて・・・気配に敏感になってるし体が軽くてさっき少しエレンと対人したら自分の体じゃないみたいで」

    レーヴィン「それは、君達が俺達に近づいてる証拠。あと少ししたら完璧俺らと同じになるよ。人間と巨人の体の作りは違うからね。強くなれるよ?」

    優しくレーヴィンがそう言った。

    レイ「そう言えば、女王って人間にあまり能力を与えたくないって言ってたよな?」

    レーヴィン「あの場合しょうがないだろ?女王陛下も二人のことは気に入ってるみたいだし」

    リミル「何話してるの?」

    二人にリミルが近づく

    レイ「ちょっとね」

    レーヴィン「あと、リミルこの二人特に異常ないか見てくれる?性格変わってないとか」

    アルミン「記憶とかなら大丈夫です。性格も変わってないと思います。あ、でもエレン少し落ち着いてるというか・・・冷静になったんです」

    レイ「うーん、特に違和感はないから大丈夫だよ」

    リミル「なんだ、大丈夫なんじゃん。呼び止めないでよ」

    レイ「お前が話しかけてきたんだろ!?」

    リミル「そうだっけ?」
  29. 29 : : 2014/11/16(日) 11:54:02
    ストヘス区

    アニが巨人化しようとしたときレーヴィンが動いて体に糸を巻き付けた。

    レーヴィン「首が取れたくなきゃ動くなよ」

    アニは、フッと笑い指輪に仕込んでいた針で親指に傷を着けた。

    レーヴィンは、急いで離れたが風圧で飛ばされた。

    レイ「エレンは!?」

    ヴァニラ「まだ、地下!何してるの!?とっくに巨人化してもいいはずなのに・・・それに、司令の姿も見えない」

    とにかく、アニを止めなくちゃいけないと思い

    二人は、アニの元へ走る。

    その後、なんとかアニを捕らえた。

    が、アニは水晶体と化した。

    アイラが現れ水晶体に手を翳す。

    アイラ「アニ・・・国はもう無いのよ。そこまでしたってなんの意味もない・・・私達はすべて話した。なぜ、あなたが巨人化したのか話して貰わなくちゃいけない・・・出てきなさい」

    水晶体にヒビが入る

    バキバキと音がして水晶体が消えた。

    アニは地に横になったまま咳を込んでいた。

    アイラ「アニ・・・命令です。リヴァイと戦いなさい」

    ヴァニラ達が青ざめる。

    アイラ「勿論、武器の所持は許可します。巨人化は認めません」

    アイラの後ろから大鎌を持ったリヴァイが来た。

    アニ「デュエロしろと?」

    アイラ「いいえ、殺し合いよ」

    リヴァイ「アニ・・・どうする?それとも、あれをやるか?」

    アニ「あれだけは!やめて!!」

    リヴァイ「それじゃあ、殺し合いか?」

    アニ「・・・わかった」

    そう言ったアニは青ざめていた。

    レイ「嘘だろ・・・アニ死ぬの確定だろ・・・」

    ヴァニラ「わざわざ、死刑を選ぶなんて」

    ハンジ「え?どういうこと?」

    レーヴィン「デュエロが死刑・・・アニに苦痛を与えさえ生かし囚人として生かすのがアニがいやがった方。司令と戦う=死」

    ハンジ「待ってリヴァイってそんな強いの?」

    ヴァニラ「私、国では司令の次に強いって言われてたけど私多分瞬殺される」

    レーヴィン「アニが可哀想になってきた」

    リミル「骨だけでも拾ってあげよ」

    全員目が座っていた。

    レイ「せめて、楽に死ねるといいね」

    レーヴィン「いや、わざと拷問並みのことするかも」

    ヴァニラ「せめて、死んだ時は泣いてあげよ」

    ハンジ「そこまで!?」
  30. 30 : : 2014/11/16(日) 14:49:49
    リヴァイ「覚悟は出来てるな?」

    アニ「・・・」

    アニは額から汗を流した。

    アイラ二人を囲む円の周りに結界を張って出られないようにした。

    鎌を左手に持ち直したリヴァイはアニを睨む

    アニは、ブレードを構えてリヴァイの方に突進した。

    すると、アニの両腕が切れアニは苦痛に悶えていた。

    リヴァイは、電気を操りアニに激痛を与える。

    アニ「ああああああああああああああ!!!!!」

    能力を使いリヴァイは両腕の再生が出来ないようにした。

    リヴァイ「痛いか?だが、お前に踏み潰され蹴り殺された奴らの方が痛かったと思うぞ・・・」

    寝転がるアニをうつ伏せにし、項に鎌の刃先を当てた。

    リヴァイ「言い残す事は?」

    アニ「・・・特に」

    リヴァイ「お前が狙ってたのは俺だろ?」

    アニ「!」

    リヴァイ「エレンと見せかけて俺だろ?気づいてたんだろ?俺の母親がレイス家長女だということ・・・俺に壁の事を公にする権限がありクリスタと従兄弟だということ」

    アイラ「リヴァイどういうこと?」

    アニ「なんで、お前がそれを」

    リヴァイ「クリスタの父親が俺の母親の弟らしいな・・・すべて、聞いたぞ影の薄いノッポから・・・お前らだけ俺たちと同じ匂いがした。それに、出身地などを書類に書いてないのも疑問に思った。王政の不正もわかった。1週間前から俺は行動してた・・・そして、驚くべき事実も発覚した。アニお前アイラの妹なんだってな」

    周りがざわつく

    アイラ「アニが妹?」

    リヴァイ「姉妹と言っても父親違いだ。アイラは王妃の連子でアニが国王と王妃の子だ。王妃はアイラが9歳の時一年ほど留守にしてたそうだなその時、アニを産みレオンハート家にアニを養子として渡した。座標家に子供は一人だけという言い伝えがあり、先に産まれたアイラが姫として育てられた。つまり、アイラは完璧な人間だ。おかしいと思った。アイラは座標家の人間なのに巨人化の能力が無いこと・・・傷の再生能力が王がその能力だけ与えたものだった」

    アニは、無言になりアイラと目が合う

    アイラ「私、人間だったの?」

    リヴァイ「座標の力を王からもらった時点でアイラは巨人だ。アイラどうする?殺すか?妹を・・・こんなんでも、お前の生き別れの妹だ」

    アイラ「アニ・・・あなたの記憶を消します。ライナーとベルトルトも」

    アニ「え?」

    アイラ「そして、ここから離れた小さな村に行って暮らしなさい。甘いかもしれないけど、私のせいであなたはこうなってしまった。一緒に暮らしてればこうはならなかったかもしれない。ごめんなさい。そして、そこで人生をやり直しなさい」

    そして、三人は記憶をすり替えられ小さな村に送られ

    王政はクリスタを中心に新しく作られた

    革命は終わったがマーダーは無くならない。

    多分、時間はかかる

    だけど、人間が変わった

    だから、いつかきっと外で自由に生きられると思う。
  31. 31 : : 2014/11/16(日) 15:07:51
    リヴァイ「ここに居たのか」

    アイラ「リヴァイ」

    そこからは、町を見渡せた。

    アイラ「人間の憲兵も良くなって、クリスタも無事女王の座についたけどいいの?一番リヴァイが血濃いんじゃない?」

    リヴァイ「いや、いい。俺は兵士の方が合ってる」

    アイラ「また、憲兵司令官だもんね」

    リヴァイ「うるせー」

    アイラ「本当、良かったね。本当は好きなんでしょ?人間」

    リヴァイ「・・・」

    クスクスとアイラは笑った。

    アイラ「図星?」

    リヴァイ「うるさい」

    アイラ「口悪いなーもう」

    そう言って、アイラは笑った。

    アイラは、座標の力を封印した。

    もう必要ないと言って

    アイラ「たく、そんなんじゃ子供に悪影響じゃん」

    リヴァイ「え?待て今何て言った?」

    アイラ「口悪いのは子供に悪影響だと言いました。パパ」

    そう言って、お腹に手を当てるアイラ

    アイラ「2ヵ月だって・・・」

    リヴァイ「!?」

    アイラ「泣いてる?」

    リヴァイ「泣いてねぇ!」

    アイラ「家に帰ろう。明日、会議あるんでしょ?」

    お父様、お母様私今幸せです。

    出来れば、アニにこの事を知らせてあげたいけど無理です。

    きっと、あの子も生きてます。人間として

    エレン達も兵士として生きてます

    イラストリーフ王国は滅びました。

    けど、人間は生きている

    巨人と人間が仲良しだったあの頃に戻れたみたいで嬉しかったです。

    ありがとうそしてさようなら

    これからの未来にこんにちは

    ーENDー

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