このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
この作品は執筆を終了しています。
アルミン「幽霊」エレン「駆逐」ミカサ「サービス」第2巻*安価あり
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- 1 : 2014/11/07(金) 21:30:30 :
- また懲りずに作っちゃいました
例によって安価で物語を作りたいと思います
よろしくお願いします!
-
- 2 : 2014/11/07(金) 21:31:31 :
- きたー!続編きたー!
期待!
-
- 3 : 2014/11/07(金) 21:47:53 :
- ありがとうございます!
始めます!
僕はアルミン・アルレルト。この「幽霊駆逐サービス」の代表取締役を務めている。
初仕事の成功以来、僕たちの事務所の名前はちょっぴり広まったらしい。
かといってすぐに幽霊駆逐の話が来るはずもなく、うちの財政は火の車だ・・・胃が痛い。
それと・・・胃が痛くなる原因がもう一つ。
エレン「」モジモジ///
ミカサ「」チラッ///
何だこれは!お互い恋人になったことで余計にじれったくなったじゃないか!!!
アルミン「はぁぁぁぁぁ」キリキリ
ジリリリリリリ
ミカサ「電話!」
ガチャ エレン「おっ、お電話ありがとうございました!『幽霊駆逐サービス』のエレンが承ります!!!」アセアセ
噛んだ上に言葉遣い間違ってるし声がでかすぎるよ!!!
電話の相手 >>4
-
- 4 : 2014/11/07(金) 21:53:20 :
- エルヴィン
-
- 5 : 2014/11/07(金) 22:03:51 :
- エルヴィン「ははっ、相変わらずだな君は。」
エレン「えっ、エルヴィン団長!?」アセアセ
アルミカ「!?」ガタッ
エルヴィン「そう堅苦しくならなくてもいい。実は君たちに幽霊駆逐の依頼をしたくてね。」
エレン「ハイ!喜んで駆逐します!」ハヤクチ
だめだ、これだと話がスムーズに進まない。
アルミン(エレン、ちょっと電話変わって)ボソ
エレン「申し訳ありません団長!ただいま電話をかわりましゅ!」
アルミン「お電話変わりました。『幽霊駆逐サービス』のアルミンでございます。」
エレン ず~ん
エルヴィン「・・・要点を手短に話そう。実は>>6に幽霊が出現したんだ。」
幽霊が出現した場所は? >>6
-
- 6 : 2014/11/07(金) 22:13:02 :
- 壁外
-
- 7 : 2014/11/07(金) 22:23:36 :
- エルヴィン「・・・要点を手短に話そう。実は壁外に幽霊が出現したんだ。」
アルミン「壁外・・・ですか。」
エルヴィン「そうだ・・・今度壁外調査を行うのは知っているだろう?」
アルミン「はい。僕たちも参加します。」
エルヴィン「ただでさえ巨人の脅威にさらされているうえに、幽霊まで出現するとなると、ことは重大だ。」
アルミン「だから僕たちで駆逐してほしいと。」
エルヴィン「察しが良くて助かる。それと、これは極秘任務だ。上に幽霊駆逐の報酬を払ったなどと知られては一大事だからね。」
アルミン「秘密は守ります。ということは、今回の幽霊に関する情報はあまりないんですね?」
エルヴィン「あぁ、目撃情報は皆無だ。だが、夜になると声が聞こえるという証言はたくさんある。」
どんな声が聞こえる >>8
-
- 8 : 2014/11/07(金) 22:34:10 :
- パァン!とか貴方が神様ですか!
-
- 9 : 2014/11/07(金) 22:50:18 :
- 了解ですwww
アルミン「どんな声なんですか?」
エルヴィン「なんでも、パァン!とか、あなたが神様ですか!というような声が聞こえるらしい。」
エレアルミカ「ぶふぉ!?」
エレン(それって十中八九サシャだよな?w)
ミカサ(サシャwww)
アルミン(今までシリアスムードだったのに一気に持っていかれた!www)
エルヴィン「?」
アルミン「・・・かしこまりました団長。僕たちはどこで待ち合わせをするとよろしいでしょうかw」
エルヴィン「かっ、カラネス区の門の前に、深夜12時に集合してくれ。」(何か変なことを言っただろうか?)
アルミン「はい、かしこまりました。それではよろしくお願いいたしますw」
エルヴィン「よろしく頼む。」ガチャ、ツーツーツー
アルミン「」ガチャ
エレアルミカ「あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ」
アルミン「あーもうお腹痛いお腹痛い」www
エレン「今回の依頼は簡単に終わりそうな気がする」www
ミカサ「私の腹筋が・・・余計に割れる」www
アルミン「よし、今回も僕が幽霊駆逐用の道具を準備した!今回使う道具は・・・これだぁ!!!」
エレン「科学の力ってスゲー!」
アルミンが用意した道具 >>10
-
- 10 : 2014/11/07(金) 22:52:46 :
- パン
-
- 11 : 2014/11/07(金) 22:53:44 :
- もうね科学じゃないからね
-
- 12 : 2014/11/07(金) 22:57:57 :
- アルミン「パァンだぁ!!!」
エレン「あれ、意外と普通じゃないか?」
アルミン「ふっふっふっ、ぼくを誰だと思っているんだい?」
ミカサ「どういうこと?」
アルミン「このパァンは、何と幽霊でも食べられるんだ!!!」
エレミカ「なっなんだってー!!!」
その時、僕はふと思ったんだ。
もう科学でもなんでもなくね?
-
- 13 : 2014/11/07(金) 23:08:42 :
- アルミン(まぁ安価は絶対だからね。)「一応前作で使った透明生物視覚化ライトと特殊生物殺害特化型ブレードも装備していってね。」
カチャカチャ
エレン「よし、出発だ!!!」
アルミン「あぁそうだエレン、帰ったら僕と電話の受け答えの特★訓だからね。」
エレン(;A;)
ーーーーーーーーーーーーーー
深夜12時、カラネス区門の前
エルヴィン「待っていたよ、エレン、ミカサ、アルミン。」
エレアルミカ「はっ!」ケイレイ
エルヴィン「これから行くのは壁外だからね。一応馬を用意させてもらった。それと、強力な助っ人を用意してある。」
エレアルミカ「ありがとうございます!」
エルヴィン「うむ、助っ人は私と>>14と>>15だ。」
助っ人 >>14 >>15
今日はここまでにします。前回以上にカオスになりそうで楽しみです。
-
- 14 : 2014/11/07(金) 23:17:04 :
- キース
-
- 15 : 2014/11/07(金) 23:17:10 :
- ハンネス
-
- 16 : 2014/11/08(土) 02:11:15 :
- どうにも寝つきが悪いのでもう少し書きます。
ウィスキーはラフロイグ10年が大好きです!てか全力で酔ってます!
始めまぁす!
エルヴィン「うむ、助っ人は私とキース教官とハンネス部隊長だ。」
キース「またお前たちとこうして行動できるとはな。今日は気合を入れて調査兵団にいたころの服装で来たぞ!」
アルミン(団長と元団長がそろっちゃったよ!てか暇か!?暇なのか!?調査兵団は!!!)
ハンネス「よう、エレン、ミカサ、アルミン、元気にしてたか?」
エレン「ハンネスさんこそ、また飲んだくれていないですよね?」
ハンネス「いうようになったじゃねえか、この悪ガキめ!」ワシワシ
エレン「うわっ、やめろよ!」
ハンネス「ピクシス司令から聞いたぜ!?幽霊駆逐に成功したらしいじゃないか?今回俺が助っ人になったのもピクシス司令のおかげなんだぞ!」
アルミン(ありがとうございます、司令!おかげで強力なコネができました!)
ハンネス「あと、ミカサと付き合い始めたんだって?」ニヤニヤ
エレミカ ///
ハンネス「で、どんな具合だったんだ?w」
エレン「はぁ?具合ってなんのことだよ?」
ミカサ ///
ハンネス「そりゃお前、S○Xのことに決まってるじゃねえか!」
エレン「」プシュウウウウウウ///
ミカサ「エレン!!!」
ハンネス「なんだまだだったのか!?はっはっはっ、こりゃアルミンの言うとおりだなw」
アルミン「うん、まだキスもしてないうぶなカップルですからね。」ジレッタイ
-
- 17 : 2014/11/08(土) 02:32:27 :
- エルヴィン「まぁからかうのはその辺にしていただいて。」
ハンネス「おっと、失礼いたしました。エルヴィン団長!」
キース「ふむ、イェーガーはまだまだ実戦までは遠いということだ。」
エレアル(真面目顔してなに言ってんだこのハゲ!)
エルヴィン「さて、それではアルミン、この依頼の詳細をキース教官とハンネス部隊長に教えてあげてくれ。」
アルミン「はっ、かくかくしかじか。」
ハンネス「なんだそりゃ、意味の分からない言葉を並べる幽霊もいたもん・・・んっ?」
キース ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
エレン(なんか教官から禍々しいオーラが!)タラタラ
アルミン(戦闘力が増大してる!?)
ミカサ(・・・来る!)
キース「サシャ・ブラウス・・・貴様の仕業か!今度という今度は死ぬまで走ってもらうぞ!」マジギレ
アルミン「しっ、しかし教官、問題点があります!」
キース「なんだ!!!」ギロォ!
アルミン(ヒィィィィィィィ!)「実は・・・かくかくしかじか。」
キース「何?生霊の可能性がある!?」
アルミン「はい、エレンの時もそうでした!だからサシャの場合も可能性はあると思います。」
エルヴィン「教官、どうやらアルミンには策があるようです。聞いてあげてはどうでしょうか?」
キース「・・・聞こう、アルレルト。」
アルミン「今回の作戦は、>>18が>>19をし、>>20が>>21をすることです。」
安価お願いします。では、オヤスミー!!!
-
- 18 : 2014/11/08(土) 10:14:48 :
- ジャン
-
- 19 : 2014/11/08(土) 10:15:27 :
- 壁外で暮らし
-
- 20 : 2014/11/08(土) 10:15:45 :
- ライナー
-
- 21 : 2014/11/08(土) 10:16:07 :
- 巨人になる
-
- 22 : 2014/11/08(土) 11:39:03 :
- アルミン「今回の作戦は、ジャンが壁外で暮らし、ライナーが巨人になることです。」
キース「なぜだ・・・なぜ今ジャンをおとりにする?」
アルミン「サシャを誘き出せなければ、元も子もないので、今おとりにすべきだと判断しました。」
キース「そんなめちゃくちゃな作戦でいいわけないだろうが!!!」
エレン(巨人化に対しての突込みはないのか?)ボソッ
ミカサ(恐らく、あの馬面がおとりになるのがかわいそう、という一念が強い。)ボソッ
エルヴィン「まぁ教官、落ち着いてください。」
キース「すまんなエルヴィン。でもどうする?アルミンがこんな作戦しか立案できない状況で?」
エルヴィン「すでにジャンには壁外で暮らしてもらっています!」
キース「エルヴィィィィィィン!!!」
ゲスミン(教官反対すると思ったから事前に話を通しちゃったんだよね★)
ハンネス(おいエレン、こいつこんなに黒い奴だったか?)ボソッ
エレン(こいつが姑息で陰湿なことを考えるのは昔からだ。)ボソッ
ミカサ(私はそんな風に育てた覚えはない。)ボソッ
エルヴィン「教官、それ以上はお聞きにならないでください。全ては私が独断で行うこと。」
キース「・・・この作戦の指揮は任せる。」
キース(この男、私ですら駒にしかねんと思っていたが、こんな形で出てくるとは、すまんジャン、私はお前に何もしてやれん・・・私が、無能なばかりに!)
エルヴィン「コホンッ、開門、30秒前!!!」
ガコンッ
エルヴィン「これより、ブラウス生霊駆逐作戦を開始する!前進せよ!!!」クワァッ!!!
-
- 23 : 2014/11/08(土) 11:42:55 :
- 本当に生霊か分からんぞ アルミンよ
-
- 24 : 2014/11/08(土) 11:56:04 :
- >>23 アルミン「一応生霊として対策させてもらっているよ。もし本物のサシャだと考えたら・・・まず報酬が手に入らないし、この作戦自体無意味だからね。・・・金のためとかじゃ決してないよ。」
ーーーーーーーーーーーーーー
壁外
俺は、ジャン・キルシュタイン。15歳。
最初は嫌だった壁外でのくらしも、慣れてくると案外楽しいものだと気が付いた。*まだ1日目です!
なぁマルコ、こんな俺を笑うのか?
俺には今、やるべきことがわかる!だからこうしてパンをかじって生活している!*アルミンが開発した例のパァン!
こうやって無理にでも理屈をつければ何とか生活が・・・
ジャン「できるわけねぇだろうがぁ!!!」
はぁ、最悪だ!パンヲカジル
ガタガタ
ジャン「! なっ、何だってんだよ!」
ガタガタガタ
ジャン「出て来いよ!!!」
>>25 出てきたもの
-
- 25 : 2014/11/08(土) 12:36:02 :
- ピクシス
-
- 26 : 2014/11/08(土) 13:12:27 :
- ピクシス「何じゃ、わしゃ幽霊ではないぞ!」ドアタタク
ジャン「ピクシス司令?失礼いたしました!」ガチャ
ピクシス「なに、おぬしが大変な役を引き受けたと聞いてな、応援に来たのじゃよ。」
ジャン「こっ、光栄です。司令!」
ピクシス「ふむ、それにしても幽霊はまだ出んのか?」
ジャン「はい、俺が餌で釣り、その隙に霊を駆逐するという手筈だったのですが。」
ピクシス「見えておらんだけかもしれんぞ。ほれ、透明生物視覚化ライトじゃ。」
ジャン「これは?」
ピクシス「簡単にいえば幽霊が見えるライトじゃ!」
ジャン「こんなもの・・・いつのまにつくったんですか?」
ピクシス「ちなみに作ったのはアルミンじゃ!」
ジャン「あいつ・・・やる時はやる男だと思っていたぜ。」
ピクシス「それでは早速!」ピカァァァ!
出てきたもの >>27
-
- 27 : 2014/11/08(土) 13:37:09 :
- アルミン
-
- 28 : 2014/11/08(土) 13:53:22 :
- ジャン「アルミン・・・お前なのか・・・?」
ピクシス「」
アルミン(霊)はどんな格好? >>29
-
- 29 : 2014/11/08(土) 13:55:23 :
- 裸
-
- 30 : 2014/11/08(土) 14:15:51 :
- アルミン(霊)「・・・・・・・・・・。」裸
ジャン「」ハナジブー
ピクシス「」ハナジブー
バターン
ジャン(俺はもう後悔なんかねえ)ガクッ
ピクシス(わしは、この霊になら・・・食われても・・いい。)ガクッ
アルミン(霊)「・・・・・・・・・・。」ニヤッ
スゥゥゥゥゥッ
ーーーーーーーーーーーーーー
エルヴィン「よし、ライナー。突撃だ!」
ライナー「了解した!」カッ!
鎧の巨人 ズゥゥゥゥゥン
ジャンノイエニタックール!!!ズドォォォン!!!
一同「!」
エレン「そんな、ジャンと・・・なぜかピクシス司令が血だらけで・・・倒れてる!!!」
キース「どういうことだ、キルシュタイン!?何があった!?」
ジャン「」チーン
エルヴィン「まずいな、二人とも貧血を起こしている。ライナー、二人を医療班のところへ。」
鎧の巨人 コクッ フタリツカム ズシンズシン
アルミン「くそっ、僕が甘かった。まさか先手を打たれるなんて。」
ミカサ「アルミン、あなたのせいじゃない。」
エレン「まぁ、気にするなよ、アルミン。」
アルミン「」
エルヴィン「とにかく、作戦を立て直す。全軍、撤退!>>31まで帰還せよ!!!」
撤退先 >>31
これから仕事なのでいったん中断します!
-
- 31 : 2014/11/08(土) 14:18:49 :
- へきがい
-
- 32 : 2014/11/08(土) 16:23:20 :
- 休憩入りましたー!書きまーす!
エルヴィン「前軍、撤退!壁外まで帰還せよ!!!」
ハンネス「団長!ここは壁外でしょうが!」
エルヴィン「・・・カラネス区の門の前まで帰還せよ!!!」
エレン(なぁ、団長って意外と天然なのか?)ボソッ
ミカサ(分からない。普段あまりしゃべらないから。)ボソッ
キース(あいつが普段あまりしゃべらないのは・・・)ボソッ
エレアルミカハン「!」
キース(しゃべるとああしてぼろを出すからだ。)ハァ
エレアルミカハン(団長キャラ作ってたのか・・・。)
-
- 33 : 2014/11/08(土) 16:41:59 :
- カラネス区、門の前@ゲート開門中
ハンネス「ふう、何とか戻ってこれたな。」
アルミン「ごめん、ハンネスさん。僕のせいで、みんなに迷惑をかけてしまって。」
ハンネス「なぁに、いiエルヴィン「そうだな。」
エレミカハンキー「!?」
エルヴィン「君の判断ミスで、二人の負傷者が出てしまった。」
アルミン「」
ミカサ「団長!それは・・・いいすぎです!」ギロッ
エルヴィン「何か異論があるのか?ミカサ・アッカーマン?」
ミカサ「ぐっ・・・アルミンには、いつも私たtアルミン「いいよ、ミカサ・・・。」ジワ
ミカサ「! でも・・・。」
アルミン「どうせ僕はお荷物なんでしょ!!!」ポロポロ
ミカサ「そんnエルヴィン「あぁ、そうだ、アルミン。今回の作戦から君を外す。」
エレミカハン「団長!!!」キース「」
アルミン「うわぁぁぁぁ!!!この役立たず!!!死んじまえ!!!」ダッ
エレン「くそっ!!!まて、アルミン!!!」ダッ
-
- 34 : 2014/11/08(土) 16:43:11 :
- エルヴィン!お前がそんなやつだとは思わなかった!
-
- 35 : 2014/11/08(土) 16:58:07 :
- ミカサ「二人とも、待って!」ダッ
エルヴィン「どこへ行く?ミカサ・アッカーマン?」
ミカサ「! どういうことですか?団長!」ギロッ
エルヴィン「勝手な行動は許さない。」
ミカサ「あなたはアルミンを侮辱した!」ジャキ
キース「やめろアッカーマン!」
ミカサ「教官!?」
エルヴィン「この作戦で既に二人の負傷者が出ている。しかもうちの団員であるジャンと、訓練兵団の司令官であるピクシスがだ。」
ミカサ「」
エルヴィン「この案件はすでに重大な問題となった。よってこの作戦を、臨時の壁外調査とする!」
ミカハンキー「!?」
エルヴィン「これは命令だ、ミカサ・アッカーマン。何か異論はあるか?」
ミカサ「・・・ありません。」グッ
エルヴィン「・・・作戦を伝える。」
いつになくシリアスな展開
エレンとアルミンはどこへ行った? >>36
-
- 36 : 2014/11/08(土) 17:17:43 :
- 食料庫
-
- 37 : 2014/11/08(土) 17:32:22 :
- 村人さん、いつもありがとうございます!
食料庫
アルミン「うぅ、ぅぅ、ひっぐ、ひっぐ。」ポロポロ
エレン「・・・やっぱりここにいたんだな。」
アルミン「うっうっ、え″っえっ、えれっっんっ」ポロポロ
エレン「・・・隣に座っても、いいか?」
アルミン「」コクッ
エレン「すまなかったな・・・力になれなくて。」
アルミン「うぅ、うわぁぁぁぁ!!!」ポロポロ
エレン ダキッ ポロポロ
アルミン「あああぁぁぁぁ、うわぁぁぁぁ!!!」ポロポロ
その時僕は、何か堰が切れたように泣き続けた。泣いて、泣いて、泣き続けた。
声がかれてしまって、もう声が出なくなっても、とにかく僕は叫ばずにはいられなかった。
ーーーーーーーーーーーーーー
エレン「落ち着いたか、アルミン。」
アルミン「」/// コクッ
エレン「・・・俺、知ってたんだぜ。辛くなると、お前が、食料庫で一人泣いていたこと。」
アルミン「・・・そう、ひぐっ、だったんだ。」
-
- 38 : 2014/11/08(土) 18:24:43 :
- そして僕たちは、いろんなことを語り合った。楽しい時間はあっという間に過ぎていき、気が付くと、東のほうから光が差し込み始めていた。
エレン「・・・ところでよ、お前が俺に見せてくれたあの本はどうなったんだ?」
アルミン「あの本は、僕の家においてきてしまったんだ。あの混乱の中では、持ってくることができなかった。」
エレン「・・・そうだったのか。」
アルミン「でも大丈夫!僕たちは、いつか本物を見に行くんだから!」
エレン「大丈夫じゃねえだろ!」
アルミン「」ビクッ
エレン「アルミン、あの本は、おじいさんとの大切な思い出なんだろ?」
図星だった。あの本は僕にとって、かけがえのない宝物だった。でも、自分を強く見せようとして、嘘をついた。どうしてこんなにも僕は弱いんだろう・・・。
エレン「いつかお前に、命を救われたことがあったよな?」
アルミン「えっ?」
エレン「俺が巨人だってわかって、駐屯兵団に取り囲まれた時だ。」
あの時のことは僕も忘れられない。ただエレンの命を救いたくて必死だったから。
エレン「そんときのお前、すげえ頼もしかった!俺にはアルミンやミカサがいる。そう心の底から思えたんだ。」
-
- 39 : 2014/11/08(土) 18:40:13 :
- こんな僕でも、エレンは頼ってくれる。それが僕もすごくうれしかった。
エレン「今の俺には夢がある。巨人を駆逐し、外の世界を見ることだ!」
アルミン「・・・それ、僕の、受け売り、だよね?」
エレン「うっ、うるせえな!/// ただ俺は、アルミンが夢見続けている限り、お前が連れてってくれそうな気がしてたんだよ!///」
えっ!?
アルミン「今、なんて言ったの?」
エレン「はぁ?俺はただアルミンに外の世界に連れて行ってもらいたいって言ったんだよ!」
なんてことだ・・・。僕はずっと勘違いをしていた。巨人からエレンを救ったとき、確かに僕は君と並んで歩いたように思えた。でも時々、やっぱりエレンやミカサに置いて行かれるような気がしていた。
僕は、いつの間にか、エレンを引っ張っていたんだ!!!
アルミン「うっううっ」ポロポロ
エレン「なっ、また泣くなよ!」アセアセ
アルミン「エレンが悪いんだよ!」ポロポロ
エレン「はぁ!?」
アルミン「僕は必ず、おじいちゃんの本を取り返す!そして、エレンやミカサを必ず海に連れていくよ!!!」ポロポロ
エレン「お前・・・あぁ!頼むぜ、アルミン!!!」ガシィッ
もう大丈夫!僕が・・・必ず!!!
-
- 40 : 2014/11/08(土) 18:51:15 :
- アルミン「! そういえば、ミカサたちは!?」
エレン「! まだ壁外にいるかもしれない!」
アルミン「日が出始めた・・・巨人の動きも活発化し始める!」
エレン「急ごう・・・カラネス区から壁外に出るんだ!!!」
ーーーーーーーーーーーーーー
壁外
アルミン「いたぞ、あそこだ!巨人に追われている!」
エレン「今助けるぞ!」カッ!
エレンゲリオン「グオォォォォォォ!!!」
ミカサ「! エレン!アルミン!!!」
ハンネス「遅いぞ!お前ら!!!」
アルミン「遅くなりました、団長!僕とエレンで血路を開きます!無事にカラネス区へ帰還しましょう!!!」
エルヴィン「・・・頼むぞ、アルミン。」
こうして僕らは命からがらカラネス区への帰還を果たした。
みんなけがを負ったけれども、朝の早い時間だったためか、一人の死者も出なかった。
-
- 41 : 2014/11/08(土) 19:00:25 :
- エレン「・・・・・。」スタスタ
ミカサ「エレン?」
バキッ、ドサッ
えっ、エレンが団長を・・・殴った!
エルヴィン「」
エレン「お前は、アルミンを侮辱した。団長といえども許さねぇ!!!」ムナグラツカム
アルミン「よすんだエレン!」
エレン「なんで止めるんだ!こんな奴のために!」
ミカサ「エレン!やめて!!!」
アルミン「・・・話してください。あの時、どうしてあんなことを言ったんですか?」
キース「・・・私から話そう。エルヴィンのことはそれから判断してくれ。」
エレン「」ムナグラハナス
-
- 42 : 2014/11/08(土) 19:15:40 :
- キース「まず、幽霊の正体だが、アルレルトの生霊だった。」
エレアル「えっ?」
キース「思えばいろいろと合点がいく。最初はブラウスだと思っていたが、今思えばこれは罠だったのだろう。私たちは油断した状態でまんまとおびき出された。」
キース「そして、キルシュタインとピクシスが倒れていた件だが・・・どうやらアルレルトの生霊は裸で現れたらしい。」
アルミン「えぇぇぇぇぇぇ!!!」ゼッキョウ
エレン(アルミンの・・・裸か。」
キース「声に出ているぞ。それで、あの二人は、興奮のあまり鼻血を出して倒れたらしい。」
ミカサ(あざとい。)
アルミン「別の意味で今死にそうだよ・・・。」カオマッカ
キース「話を続けよう。今考えると、実に合理的な作戦だ。ブラウスのことを知っている人間の中で、こうも見事な作戦を立案できる人間は一人しかいない。」
エレン「確かにそうだな。でもそれとこいつに何の関係が?」
キース「このことを最初に気が付いたのはエルヴィンだ。」
エレアル「!」
-
- 43 : 2014/11/08(土) 19:25:04 :
- アルミン「団長が!?」
エレン「なら、どうしてこんな?」
キース「イェーガー、お前の生霊が出たとき、どうして生霊は消滅したのだ?」
エレアル「!」
キース「お前が心の中の葛藤に立ち向かったからだろう!エルヴィンもこのことを十分に認識していた。」
キース「だからこそ、エルヴィンはお前たち二人をあえて遠ざけ、心の中の葛藤と戦わせたのだ!」
アルミン「」
エレン「じゃあエルヴィン団長は・・・俺たちに全てをかけていたってことですか?」
キース「・・・そういうことになる。」
-
- 44 : 2014/11/08(土) 19:43:16 :
- アルミン「もし、僕が心の葛藤に負けていたら?」
キース「その時は全滅するしかなかっただろうな。」
エレアル「・・・・・。」
エルヴィン「・・・アルミン、エレン。私は君たちにひどい仕打ちをした。そのことには変わりがない。」
エレアル「」
エルヴィン「調査兵団の団長としてではなく、エルヴィン・スミスとして、君たちに謝りたい・・・本当に、済まなかった。」
エレン「・・・俺のほうこそ、いきなり殴ってしまって、申し訳ありませんでした!!!」
アルミン「その・・・団長。」
エルヴィン「」
アルミン「団長は・・・僕たちに、すべてをかけてくれたんですよね?」
エルヴィン「・・・必要ならば、私は命さえ懸ける。信頼できる男であるならばなおさらだ。」
アルミン「・・・僕、夢があるんです!いつか、エレンとミカサを、海へ連れていきます!!!」
エルヴィン「そうか、いい顔だ、アルミン・アルレルト。」
こうして、サシャ生霊駆逐作戦もとい、アルミン生霊駆逐作戦は幕を閉じた。
おしまい
-
- 45 : 2014/11/08(土) 19:49:33 :
- 乙!続編書いてくれ!
-
- 46 : 2014/11/08(土) 20:03:23 :
- 村人さん、応援ありがとうございます!
今回はエレンとアルミンの友情物語となりました。
前回はエレミカのカップル誕生の話でしたが、今回は冒頭にしか入れられませんでした。泣
エルヴィンには謝罪をwひどいことを言わせた挙句wエレンに殴らせてしまったのでw
申し訳ありませんでした!
-
- 47 : 2016/02/13(土) 21:14:57 :
- 面白すぐるwwwどうしたらこんな神作作れんのか・・・
うらやましい限りですチクショー!
乙です!
- 著者情報
- この作品はシリーズ作品です
-
幽霊駆逐サービスシリーズ シリーズ
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