黒歴史その三、遊園地は地獄編

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黒歴史その三、遊園地は地獄編

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1 : ボッチ党員 : 2014/09/09(火) 07:11:11

今回は　黒歴史その一　から引っ張りに引っ張ってきた

遊園地編を解禁しますww
2 : ボッチ党員 : 2014/09/09(火) 07:11:48

遊園地、それは誰もが楽しめるハズであり、

気分がハイになる所である。

だがちょっと待って欲しい。

それならボッチだって楽しめるし、なんなら気分がハイになるのではないのだろうか？

そんな事はない。

まず根本からまちがっている。

夢の国なのに来場者から金を巻き上げたあげく、

地獄のようなコースターをかけめぐらなくちゃならない。

あれを楽しいと言っている奴がいたら、

病院に行き、早急に脳のMRIを撮った方がいいだろう。

だから、俺はそんな所には行かない。

小町と行ったっきり行ってないが、
そんな所には行かない。

修学旅行の時、時間が過ぎるまでトイレに籠もっていた実績があるから行かない。

行かないと言ったら行かない。

ぜ、絶対に…行かないんだからね！
4 : ボッチ党員 : 2014/09/09(火) 09:31:29

と、思っていたのだが。

小町「お兄ちゃん起きてもうそろそろ時間でしょ！」

比企谷「あと、八時間…」ﾑﾆｬﾑﾆｬ

小町「まったく…これだからごみぃちゃんは…」

比企谷「と、言うのは冗談だ。」

比企谷「おはよう小町。」

小町「冗談言うのはやめてよ！」

比企谷「それで、小町も行くか？」

小町「気持ちは嬉しいけど小町受験生だからね～、お土産は買ってきてね！」

比企谷「へいへい」

比企谷「んじゃ、行ってくるわ」

デスティニーランド　午前 11：00

平塚「やぁ比企谷ァ」

比企谷「」ﾆﾓﾂ　ﾄﾞｻｯ

由比ヶ浜「ヒッキー時間ぴったしだね！」

雪ノ下「10分前行動を、心得なさい。
目が腐っているから時計すら見えないでしょうけど」ﾆｺｯ

比企谷(え？なにここ地獄界に住む住人の溜まり場なの？俺の運命地獄行きですか？)

比企谷「それでなんで先生もいるんですか？」

平塚「比企谷、これがいつ遊びだと勘違いしていた？」

比企谷「遊びじゃないんですか？」

平塚「残念！部活動でした！まさに邪道！」

比企谷「なんすか？そのあれなテンション。(なんか前にもあったような気がするけど…)」

平塚「いやいや、遊園地に行きたいと雪ノ…ゲフンゴフン！由比ヶ浜に頼まれてな。」

比企谷(だからもう手遅れですって)

平塚「だから部活動の一端にした。」

比企谷「どこをどうしたら部活動に入るんですかそれ」

比企谷「そ、それで戸塚は」ｷｮﾛｷｮﾛ

平塚「いつ戸塚くんが来ると勘違いしていた？」ﾆﾔｯ

比企谷「な！…まさか！？」

平塚「本当は来るんでした！
まさに、冗談！」

比企谷「なに言ってるんですかこの人。」

「はちまーん！」

比企谷「こ、この声はまさか！」ｸﾙｯ

戸塚「はちまーん！」ｷﾗｷﾗｷﾗ

比企谷「おおぅ、我がマイ•エンジェル！！」

戸塚「どうしたの？八幡、いきなり大声だして」

由比ヶ浜「ヒッキーきも、」

雪ノ下「ああなると一種の変態ね」

平塚「よおぉし！それではいくぞぉ！」

これから始まる。
地獄の魔界ツアーが…
5 : ボッチ党員 : 2014/09/09(火) 14:16:56

比企谷「それで、どこ行くんだ？」

由比ヶ浜「まずはジェットコースターだね！」

比企谷「却下」

由比ヶ浜「ちょ、なんでだしっ！」
　
比企谷「俺乗れないから、乗ったことないから。」

由比ヶ浜「乗ったことないのに乗れないとか決めつけちゃダメだよ！」

比企谷「俺の本能的直感がそう知らせるんだ。」

由比ヶ浜「ちょっと何言ってるかわからない…」

比企谷「」
　
戸塚「僕はメリーゴーランドがいいかな」

比企谷「採用」

由比ヶ浜「なんで！？」

比企谷「戸塚といれるならどこでも行く。」

由比ヶ浜「私とはいかないんだ！？」

雪ノ下「そうね、まずはパンさんかしら。」

比企谷「ちょっと何言ってんのこの人。」

比企谷(こいつ、これが目的だろ)

比企谷「雪ノ下、パンさんどこにいるかわからないだろ？それは後でで良いんじゃないか？」

雪ノ下「あそこにいるのだけれど」

パンさん「…」ｵﾃﾃ　ﾌﾘﾌﾘ

比企谷(空気読めや着ぐるみ)

雪ノ下「パ、パンさん！」ｽﾀｽﾀｽﾀ

比企谷「ちょ、おい、雪ノ下！」

雪ノ下「パンさん！」ｷﾞｭｰ

パンさん「！」

比企谷「どんだけパンさん好きなんだよ！」

由比ヶ浜「ゆきのん、かわいい所あるね～」

パンさんの中の人(誰だこの子、うっわめっちゃ可愛いがな)

雪ノ下「パンさん、会いたかった」ｷﾞｭｰ

パンさんの中の人(当たってる当たってる！慎ましやかな胸が当たってる！)

雪ノ下「パンさん、パンさん！」ｳﾜﾒﾂﾞｶｲ

パンさんの中の人(ちょ、かわいすぎやろこの子！あ、やばわいの息子が)ﾑｸﾑｸ

比企谷(雪ノ下さん？キャラ崩壊してますよ？)
7 : ボッチ党員 : 2014/09/09(火) 18:15:54

パンさんの中の人(あ、ありのまま今起こったことを話すぜ！)

俺は、今週末は暇だからアルバイトしようと思ってパンさんの着ぐるみのアルバイトを受けたが、

その最中、いきなり美女が寄ってきて俺に抱きつきやがった！

そうしたら、俺の息子がもうどっこいもっこりだよ！
8 : ボッチ党員 : 2014/09/09(火) 18:44:56

※ここから茶番が始まります。

比企谷「お、おい雪ノ下？」

雪ノ下「パンさんパンさん」ｷﾞｭｰ

比企谷「雪ノ下さん？」ﾄﾝﾄﾝ

雪ノ下「はっ！」ﾊﾞｯ

パンさんの中の人(っぶねー！このまま抱きつかれたままだったら公の場で俺の息子が火を噴く所だったぜ！

火じゃなくてカルピスだった☆)

比企谷「やっと治まったか。」

雪ノ下「えぇとこれはその…」

比企谷「雪ノ下、これはさすがにごまかせねぇよ」

雪ノ下「////」

パンさんの中の人(アルバイト受けてこんな思いできるとか最高だな)

パンさんの中の人(にしてもあの子彼氏もちかよ、まあそりゃそうだよな)

パンさんの中の人(でもあれが彼氏？
ありえない。)ｼﾞｰ

比企谷(なんかさっきから目線が怖いんですけど。)

パンさんの中の人(あいつ誰かに似てるな…特に目の当たりの腐り具合が比企谷菌にそっくりだ)

比企谷(なんか今どこかで貶されてるような気がするんですけど)

由比ヶ浜「ねぇねぇヒッキー、次どこ行こうか？」

パンさんの中の人(ヒッキー、あいつのあだ名か？にしてもあの子も可愛いな、なんであんなさえない奴が可愛い子に囲まれてんだよ！)

戸塚「八幡！次はメリーゴーランドに行こうよ！」

パンさんの中の人(八幡？どこかで聞いたことのある名前だな)

パンさんの中の人(あの子も可愛いな
なんというか、守りたくなる。)

雪ノ下「それで、ゲス谷くん、次は○ッキーの所に行きましょう。」

パンさんの中の人(ゲス谷？あれもあだ名か？)

パンさんの中の人(やっぱり俺的にあの子ダントツだな)

平塚「比企谷、ジェットコースターに乗るぞ！」

パンさんの中の人(比企谷！？と言うことはやっぱりあいつが？)

平塚先生だけなにもいわれなかったorz

パンさん「…」ﾄﾝﾄﾝ

比企谷「ん？」ｸﾙｯ

パンさん「…」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

比企谷(えぇ～なにこの威圧感。
関わりたくないのに関わっちゃったよ。)
10 : 名無しさん : 2014/09/10(水) 00:42:49

期待
11 : ボッチ党員 : 2014/09/10(水) 07:57:31

コメントありがとうございます！

これはゆっくり更新していきますので
12 : ボッチ党員 : 2014/09/10(水) 18:18:08

比企谷(なんで俺呼び止められてるの？
この中の人不良なの？なんなの？)

パンさん(それにしても喋れないからな…手話で会話するか？)ｽｯ

比企谷(え、なんで手出してきてんの？お金なの？お金が欲しいの？)　

パンさん(これじゃ分からないか、それじゃ)ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

比企谷(怖い怖い怖い、怖いよあと怖い)

雪ノ下「会話したいんじゃないのかしら」
　
比企谷「そ、そうなのか？」

パンさん「…」ｸﾋﾞﾀﾃﾆ　ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

比企谷「何を話したいんだよ」

比企谷(っぶねー、新手の不良のかつ上げかと思っちゃったよ)

パンさん「…」ｷｸﾞﾙﾐﾉｶｵ　ｽﾞﾎﾟｯ

比企谷「結局とっちゃうのかよ！」

パンさん？「俺だよ」

比企谷「誰だよ」

パンさん？「覚えてないのか？」

比企谷「すみませんけど人違いだとおもわれ、んじゃ」

雪ノ下「そうね、この男は友達なんていないのだし人違いだと思うわ」

パンさん？「ま、まて比企谷！」

比企谷「！」

パンさん？「俺だよ！、男子1だよ」

比企谷「お、お前男子1なのか？」

黒歴史そのニ、愚痴の後の同情参照。
13 : ボッチ党員 : 2014/09/11(木) 11:03:58

比企谷「本当に男子1なのか？」

男子1「だからそうだって言ってんだろ」

雪ノ下「あなたが男子1なのね。」

由比ヶ浜「思ってたよりまともじゃん」

比企谷「お前よりはな、」

由比ヶ浜「ちょ、それどういう意味だしっ！」

男子1「え、どゆこと？」

比企谷「それがだな、カクカクシカジカ四角いムーヴ、コンテトレビアーンダイハッツ～ってことなんだよ」

男子1「そういうことか」

子供「ママ～パンさんの顔が取れたよ～」

子供2「パンさん死んじゃったよ～」

母親「こら見てはいけません」

比企谷「さすがにここで顔を取るのはまずいんじゃないのか？」

男子1「たしかに…」

スタッフリーダー「こら！お前なに着ぐるみの顔とってんだよ！」

男子1「あ、やべ」

比企谷「さて、次どこ行こうか？」

男子1「ちょ、おま

スタッフリーダー「こっちにきて話をしようか？」ﾆﾔｯ

男子1「」ｽﾞﾙｽﾞﾙ
　
14 : ボッチ党員 : 2014/09/11(木) 11:05:05

昨日あのまま寝て更新できなかったorz
15 : 日影 : 2014/09/11(木) 11:50:29

気にすんなよ！

期待してるぜ！
16 : ボッチ党員 : 2014/09/11(木) 11:59:42

コメントありがとうございます！

今日は夕方の7時に更新しますので、

よろしくお願いします！
18 : ボッチ党員 : 2014/09/11(木) 18:49:20

デスティニーランド　午後 12：05
ジェットコースター

比企谷「ちょっと由比ヶ浜さん、これホントに乗るの？」

由比ヶ浜「だってちょー楽しいよ！」

比企谷(こいつは早急に脳のMRIを撮ったほうがいいだろう。)

比企谷「まあ俺はここで待ってるわ保護者と思ってくれ」

平塚「比企谷ｧ」ﾆﾀｧ

比企谷(その微笑み怖すぎるから
悪い顔すしぎでしょこの人
これが教師とかきいて呆れるわ

これだから結婚できないんだよ」

平塚「比企谷ァ、誰が結婚できないんだ？」ｲﾗｯ

比企谷「声に出てた！？…えっとですね、えっとえっ

平塚「抹殺の…ラスト•ブリッド！」

ズ…ズドドドﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞン

比企谷「」ﾁｰﾝ

雪ノ下「私も遠慮しておくわ」

由比ヶ浜「ゆきのん乗れないの？」

雪ノ下「そうではないわ、ただこんな子供だましのような乗り物なんて乗っても意味ないもの第一こんな物に乗って何になるというの？なんのメリットもないじゃないだから

比企谷「雪ノ下、そう強がるな」ｲﾀﾀﾀ

雪ノ下「だ、だって」

由比ヶ浜「ゆきのんはいいとしてヒッキーは乗らないと駄目！」

比企谷「いやだから俺は「比企谷ァ」はい乗ります」

由比ヶ浜「ヒッキー心よわっ」

係員「それでは安全の為シートベルトを着用してください」

比企谷「まず安全の為とか言ってる時点で安全じゃないだろ」ﾍﾞﾙﾄ　ｶﾞﾁｬｯ

由比ヶ浜「ヒッキーうっさい」ﾍﾞﾙﾄ　ｶﾞﾁｬｯ

係員「それでは楽しんできてください」

比企谷(地獄のツアーをですか？)
19 : ボッチ党員 : 2014/09/11(木) 19:03:57

ウィーン　ガタッ

比企谷「ちょっと、高いよ高すぎるよ」

ピタ

比企谷「何で止まったの？外の光景を見せようとしてるんですか？
そんなのお断りですy

ズドドドﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

比企谷「ちょっとぉ！誰か下ろしてぇ～！」

由比ヶ浜「キャーヾ(≧∇≦)」

ガタン

係員「これにて終了です。楽しめましたか？」

由比ヶ浜「あー、楽しかった！」ﾂﾔﾂﾔ

比企谷「死…死ぬかと思った。」ｹﾞｯｿﾘ

平塚「ふむ、次はどこに行こうか」

雪ノ下「そうですね、それでは○ッキーのとこr

比企谷「お化け屋敷だ」

雪ノ下「いいえ、○ッキーのとこr

由比ヶ浜「たまにはヒッキーの言うことも聞いてあげよう！」

比企谷「お前らの中の俺はなんなのおまけなの？」

雪ノ下「」
20 : ボッチ党員 : 2014/09/12(金) 18:59:18

デスティニーランド　午後 12：20
お化け屋敷

比企谷「よし、逝くか」

平塚「待ちたまえ、比企谷。」

比企谷「どうしたんですか、先生？」

平塚「うむ、ここは二人一組じゃないと入れないらしい。」

比企谷「えぇ～なにそのボッチ潰し」

平塚「そこでだ、くじ引きで組を決めたいと思う」

比企谷「いや、でもそんなくじどこにもないですよ」

平塚「こんな事もあろうかとくじ引きの箱を作っておいた」ﾄﾞﾔｯ

比企谷「なんでちょっとドヤッてんのこの人」

平塚「よーし引くぞ！」

由比ヶ浜(ヒッキーと一緒になりたいなぁ)

雪ノ下(まったく異観なのだけれど
この中で頼れる人があの男しかいない。だから、その、い…一緒にならなくちゃ行けないのよ///)

平塚(うむ、この中では比企谷だな！)

戸塚(八幡と一緒がいいなぁ)

比企谷(やはりこの中は戸塚いったくに決まっている。)

一斉のーで！ｽﾎﾟｯ

比企谷　赤

由比ヶ浜　赤

雪ノ下　青

戸塚　青

平塚　黄

平塚「なんで組決めの時も独身なんだーッ！」
22 : ボッチ党員 : 2014/09/13(土) 11:45:14

比企谷(本当にだれか貰ってあげてよ
なんなら俺の家にあげちゃうよ？)

お化け屋敷内部

比企谷＆由比ヶ浜ペアー

比企谷「化け物の館で謎解きをし、この館から脱出する事、尚途中で追いかけてくる鬼に捕まると捕まったほうはゲームオーバーとなり退場する」

比企谷「結構長いみたいだな」

由比ヶ浜「そ、そうだねぇ～」ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

比企谷「なんだ、お前ビビってんのか？」

由比ヶ浜「そんなの怖いに…決まってんじゃん！！」ｸﾞﾜｯ

比企谷「！？…分かったからそんなに大声だすな」

比企谷「俺はそんな事はなれてるからな」

中学時代　
デスティニーランド　お化け屋敷
────────────────

卓郎「中は思ったより綺麗だな」

美香「なんだか寒いわ」

たけし「お、おいもう帰ろうぜ」

卓郎「なんだよたけし、ビビってんのか？」

ヒロシ「馬鹿馬鹿しい、お化けなんて居る訳ないでしょう科学的に考えて」

比企谷(この人達俺の存在忘れてるよ？)
────────────────
由比ヶ浜「ヒッキー存在忘れられてんじゃん。」
23 : ボッチ党員 : 2014/09/13(土) 11:47:03

今回の　遊園地編　は相当長くなりそうですが

お付き合いよろしくお願いします！

次は　遊園地は脱出編　です！

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著者情報

ボッチ党員

@Katou

この作品はシリーズ作品です: やはり俺の黒歴史はまちがっているシリーズ

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