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黒歴史その一、友との絆
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- 1 : 2014/09/07(日) 07:45:56 :
- 虐め…それは反社会的行為である。
例えるなら、なんとかレンジャーの悪役である。
毎回毎回、1vs5のラフプレイで毎週ヒーロータイムで虐められている
あんなものを毎週子供にみせるなんて、
この社会は逆に虐めで成り立っているのかもしれない。
プリキュア?あれは正義だから、かわいいは正義だから。
まぁ…虐めは駄目絶対。
後…リア充。
爆発しろ
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- 2 : 2014/09/07(日) 07:47:35 :
- と、まぁそんなこんなで月曜日な訳だ。
小町「お兄ちゃん、早くご飯食べないと遅れちゃうよ?」
比企谷「もうそんな時間か…」ガタッ
時刻は、8時8分を回ろうとしている。
比企谷「よし、んじゃ食ったし行くか」ガチャ
比企谷「んでなんで俺のチャリに乗ってんの?」
小町「小町わ~お兄ちゃんと学校に行きたいのです!あっ今の小町的にポイント高い!」
比企谷「毎回毎回こいつは…(っていうか学校違うしお前が乗りたいだけだろ)」
小町「出発するのでーす!」
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- 3 : 2014/09/07(日) 07:48:14 :
- 学校
比企谷「一時間目何だったっけ?まぁいいや寝とこ」
キーンコーンカーンコーン
比企谷「Zzz」
平塚「私の授業中に居眠りとはいい度胸だなぁ…比企谷ァ」
比企谷「Zzz…」
平塚「撃滅のセカンド・ブリッド!」
ドドドドドドドオオオオオオオオオン
平塚「後で職員室に来い」
比企谷「あぅ…ぅぁ」ピクピク
放課後
比企谷「みっちり絞られたよ…これじゃぁ
放課後じゃなくて崩壊後だよ…」
由比ヶ浜「あっ!ヒッキーじゃんやっはろー!」
比企谷「なんだ由比ヶ浜か…」
由比ヶ浜「なんだとは酷いよ!結構探したんだからねっ!」
比企谷「俺にようでもあるのか?」
由比ヶ浜「まぁ…そんな所かな?部室で話そうよ」
比企谷「なんでかなのなが疑問系なんだよ
まぁ…部室に行くか」
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- 4 : 2014/09/07(日) 07:49:10 :
- 部室
雪ノ下「あら、きたのね寝坊谷くん」
比企谷「誰がどこで寝たんだよ」ガララ
由比ヶ浜「ヒッキー授業中ずっと寝てたじゃん」
比企谷「あぁ…あれか、あれは寝坊じゃないんだよ、居眠りなんだよ。」
由比ヶ浜「寝たのは否定しないんだ…」
雪ノ下「そのまま一生寝てて欲しかったのだけれど、残念ね。」フフフ
比企谷「なんでこの人俺の永遠の眠り望んでんの?サブレと一緒に天に召されちゃうの?」
由比ヶ浜「ちょ、なんでうちのサブレも一緒何だし!」
比企谷(ネタだから、ネタだから、
まあこいつバカだから仕方ないか。」
由比ヶ浜「誰がバカだし!」
比企谷「途中から声にでてたのか!?」
雪ノ下「えぇ、バカの部分から聞こえたわよ」
比企谷「それもろもろバカにしてんじゃねーか、いやまあバカにしてるんだけどね」
由比ヶ浜「結局バカにしてるんだ!?」
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- 5 : 2014/09/07(日) 07:50:03 :
- 比企谷「それで用事って何なんだ?」
由比ヶ浜「そのこと何だけどね、週末にみんなで遊園地いこうと思って」
比企谷「週末かぁ~俺忙しいんだな~」
由比ヶ浜「どうせまた、アニメとかでしょ
そんなの録画すればいいのに」
比企谷「ベッドでゴロゴロしたり、ソファーでゴロゴロしたり、カマクラとゴロゴロしたり、忙しいんだな~」
由比ヶ浜「ずっとゴロゴロしてんじゃん!」
雪ノ下「部長命令よ、週末は遊園地に行きましょう。」
由比ヶ浜「ゆきのんが行こうっていったんだからね!行かないと怒るよ!」プンプン
比企谷「由比ヶ浜が言ったんじゃないのか?」
雪ノ下「ゆ、由比ヶ浜さんそれは言わない約束でしょ」カァァ
由比ヶ浜「あっやば!…そ、そうなんだぁ~私遊園地イキタカッタンダー」
比企谷「もう手遅れだろ」
雪ノ下「私もそんな事は微塵も思っていなかったのだけれど、由比ヶ浜さんが余りにもしつこいから行こうと思ったので、行きたいと思った事は決してないわ、勘違いしないでもらえるかしら」
比企谷(それ以上詮索したら殺すと目が言っている)
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- 7 : 2014/09/07(日) 08:12:39 :
- 比企谷「そこまでいうなら行くとするか。」
雪ノ下「そ、そう///」
比企谷「その代わり、戸塚も一緒にだ」
雪ノ下「汚らわしい死ねばいいのに」
比企谷「戸塚は汚らわしくないぞ!どっちかと言うと清らかだぞ!」
雪ノ下「あなたに言っているのだけれど」
比企谷「…さいですか」
雪ノ下「えぇ、そうよ戸塚さんに何を企んでいるのかしらゲイ谷くん」
比企谷「だれがゲイだ、だれが、たしかに戸塚は俺のマイエンジェルだがそれ以上の事は…まぁいいよね」テヘッ
雪ノ下「やはりゲイじゃないの、気持ち悪いわ近寄らないでちょうだい」
比企谷「だれがお前なんかに近づくか、そもそもゲイが女に近づくわけないだろ」
由比ヶ浜(話に入って行けない…)
コンコン
雪ノ下「どうぞ」
???「待ちわびたぞ!この時を」
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- 9 : 2014/09/07(日) 10:18:07 :
- 比企谷「なんだ材木座か、」
材木座「なんだとはなんだ!見下げ果てたぞ比企谷八幡!」
比企谷「あ~もう暑い暑い!」
雪ノ下「それでなんのようかしら材木座さん」
材木座「うむ…今回はだな」
比企谷「ラノベなら読まないから帰れよ」
雪ノ下「えぇそうね、あれは不快以外の何物でもないわ」
材木座「」
由比ヶ浜「確かに私もなに書いてるのかわからなかった…」
材木座「…ケプコンケプコン」
材木座「えぇとその、今回はラノベではないのだ、少し話を聞いて欲しくてここに参上しかまつった!」グワッ
比企谷「いきなりテンションあげんなよビビるから」
雪ノ下「今回はアナタの読書を聴けばいいのね、できれば聴きたくないのだけれど」
比企谷「そうだな公園に行ってそこで中二ワールドを解放しとけ」
材木座「なんか今日みんな酷くない?」
比企谷「まあちょっと冗談が過ぎたな」
由比ヶ浜「あれって冗談なの?軽い虐めに見えたけど…」
雪ノ下「えぇ、今のは軽い冗談よ…フフフ」
比企谷「笑いが怖いよ」
雪ノ下「それで何を聞いてほしいのかしら?」
材木座「今回はだな、愚痴を聞いてほしいのだ」
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- 10 : 2014/09/07(日) 11:49:29 :
- 雪ノ下「あなたの気持ち悪い愚痴など微塵も聴きたくないのだけれど…依頼なのだから仕方ないわね…ハァ」
比企谷「結局きいちゃうのかよ」
材木座「うむ、では話すとしよう
あれは中学二年生の時」
比企谷「中二病真っ只中だな」
────────────────
教師「え~今日は室町幕府13代将軍足利義輝について学びましょう!」
材木座「!」
────────────────
材木座「この時、我は思ったのだ
我は足利義輝の魂を継いだのだと」
雪ノ下「比企谷くんあの人は一体なにを言っているのかしら?」
由比ヶ浜「きもっ…」
材木座「」
比企谷「安心しろ材木座魂なんて継いでないから」
材木座「ゴラム!ゴラム!
ま、まあ話を聞いてくれ」
────────────────
男子1「なぁ、材木座遊ぼうぜ!」
材木座「う、うむその気持ちは嬉しいけど、ぼ、我は今精神を磨いているのだ」
男子1「あ、ああそ、そうか…」
────────────────
比企谷「しゃべり方が変わりかけてるな」
────────────────
女子1「材木座くんなんで夏なのにそんなコート着てるの?」
女子2「確かに、確かに気になる~」
材木座「ふっ、我はこのコートで足利義輝から受け継いだ魔力を最小限に抑えているのだ!」グワッ
女子1「へ、へぇ~そうなんだ~」
女子2「…キモくない?」ボソボソ
女子1「た、たしかにちょっと気持ち悪い」ボソボソ
材木座「」
────────────────
雪ノ下「もうしゃべり方が元に戻っているわね…」
比企谷「元に戻ったんじゃない進化したんだ」
由比ヶ浜「でも虐められないだけまだマシじゃん」
材木座「でも我は聞いたのだ気持ち悪いと」ウルッ
由比ヶ浜「」
材木座「だが事件は起きた」
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- 12 : 2014/09/07(日) 12:21:36 :
- 比企谷「え、何?ちょっとあれな展開。」
雪ノ下「比企谷くん、すこし黙りなさい。で、事件と言うのはどういうことなのかしら。」ソワソワ
由比ヶ浜「なんでゆきのんそんなにソワソワしてるの?」
雪ノ下「事件と聞いて黙っていられるものですか!」キッ
由比ヶ浜「」
材木座「では、話すぞ」
────────────────
男子2「お~い室町幕府13代将軍足利義輝ぅ~」
材木座「」ビクゥ
────────────────
比企谷「なんだその男子小学生か」
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- 14 : 2014/09/07(日) 14:09:39 :
- 雪ノ下「事件はそれだけでは無いのでしょう?」ソワソワ
材木座「これからが本番でござる!」
比企谷「っていうか雪ノ下お前滅茶苦茶食いつくな」
雪ノ下「当たり前でしょう。私はこういう事が好きなのよ」ソワフフ
比企谷(雪ノ下さん、ソワソワとフフフが一緒になっていませんか?
あと、材木座!なんだよござるって
剣豪将軍から火影に転職したのか?
ジョブシステム搭載でござる!ってか」
材木座「うむ、八幡の独り言も終わったようだな、では我の話を続けるとしよう」
比企谷「」
────────────────
材木座「なんだ、藪からスティックに?」
男子2「お前、剣豪将軍なんだろ?」
材木座「我は室町幕府十三代将軍足利義輝の魂を受け継ぎし剣豪将軍材木座義輝だあぁ!」グワッ
男子2「なんだよいきなり!?気持ち悪い!」
男子2「まぁいい剣豪将軍なら俺と勝負しろ!」
材木座「この剣豪将軍と知ってか!良かろう受けて立とう!」
材木座は地味に剣術を知っていたため最初は押していたが、途中から他の男子が乱入してきて、
5vs1で悪戦苦闘を強いられていた
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- 15 : 2014/09/07(日) 17:20:39 :
- 材木座「卑怯だぞ、おぬしら!」
男子2「おぬしらってww」
男子3「剣豪将軍ならこんな数簡単に倒せるだろ?」
男子4「そのコート魔力抑えてるんだろ
じゃあ脱いで魔力開放してみろよww」
男子1「止めるんだみんな!」
材木座「おぬし…」
男子2「なんだよ」
男子1「お前ら!1対5は卑怯だろ
それでもお前ら人間かよ」
男子2「まあいいやでもこれで終わると思うなよ」
男子1…いや、織田義隆(おだよしたか)は、俺を庇ったせいで毎日虐めを受けていた。
靴を隠されたり、教科書を破かれたり、しまいには集団リンチを受けていた。
先生はそれをみて見ぬ振り、
我が相談しにいった日は、
先生「それは君の見間違いかもしれないいいな?」
などという始末。
だが、俺は助けてやれなかった。
だから俺はある日、思い切って行動してみた。
織田義隆「やめろよ!」
男子2「織田信長さんよ~そんなひよわなのかよww」
男子3「第六天魔王じゃないのかよ」
織田義隆「信長じゃない義隆だ!」
今日も虐めをうけていた
だが、それも今日で終わりだ!
俺
我はヒーロータイムの悪役になる事を決めた。
材木座「見下げ果てたぞ!織田義隆!」
織田義隆「なにがだよ!」
材木座「貴様はこんな奴らに臆するのか?
ここで命尽きてしまうのか?
そんな事させない!
させて…たまるかぁぁあ・」
男子3「いちいちうるせーよ!」
材木座「邪魔だぁ!」
男子3「ウッ…!」ドスッ バタン
材木座のパンチが男子3の腹部に直撃しその場に倒れた。
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- 16 : 2014/09/07(日) 18:10:27 :
- 男子2「何してんだてめぇ」
材木座「我は貴様等などには臆さん!」
男子2「い、いくぞお前ら!」
材木座「うぅ…うぉぉぉぉぉお!!」
その後、ボコボコにされたのは言うまでもない
織田義隆とは友達になれた、初めての我の友達だったのだ、
だが、高校が別々になりそれから音信不通になったがあの苦き日々を駆け抜けた事を我は忘れぬ!
そんなことをひっくるめて
最後に一つ言いたい、
友とは良いものだな。
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- 19 : 2014/09/07(日) 19:01:29 :
- 観覧数50回突破!
ありがとうございます!
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- 20 : 2014/09/07(日) 19:13:49 :
- ────────────────
材木座「と、言うことなのだが」
雪ノ下「あなたをバカにしていた事を謝罪するわ」ウルウル
由比ヶ浜「中二、格好良かったよ」ウルウル
比企谷「なんでそんな事で泣いてるの?
お前らのツボがたまにわからん」
雪ノ下「あら無感動谷くんいたの?あなたの存在を視覚と脳内から抹消してしまっていたのでわからなかったわ」
比企谷「なんだその取って付けた用な無理のある名前、あとどんだけ俺を抹消したいんだよ」
材木座「うむ、愚痴を言ったことだし我は帰る」
雪ノ下「愚痴と言うよりひとつの小説の用だったわ」
由比ヶ浜「そうだね~思わず感動しちゃったしね!」
比企谷「今思ったがそれラノベにしたらいいんじゃね?」
その後、材木座のラノベが反響を呼び書籍化したのは別の話。
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- 21 : 2014/09/07(日) 19:15:47 :
- 一応これでおしまいです。
初SSなので至らなかった点もあるかもしれません。
なんかはっちゃけてましたしねww
次は夜12時からはまた更新しますのでお待ちください!
読んでくれたかたありがとうございます!
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- 25 : 2014/09/08(月) 15:22:43 :
- 更新しようと思っていたやつは別の所に新たに建てました
題名は“黒歴史その二、愚痴の後の同情”です
- 著者情報
- この作品はシリーズ作品です
-
やはり俺の黒歴史はまちがっている シリーズ
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