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王様「社長、そなたが選ばれた勇者だ!」社長「私は一般人なんですけど」
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- 1 : 2014/09/06(土) 13:51:37 :
- ~勇者国 王宮 謁見の間~
王様「えっ、一般人って?」キョトン?
社長「あ、私こういう者です」っ『名刺』サッ
王様「(株)魔法具製造販売会社 取締役社長・・・」っ『名刺』ジー
社長「国にも色々と納入させて貰ってます、『ラーの鏡』とか『変化の杖』とか」ペコリ
王様「そ、そうなのか、いや、とにかく社長は魔王を倒す『勇者』として神託で選ばれたのだ」
社長「でも、普通こういうのって剣の達人とか偉大な魔法使いとかなんじゃあ?」
王様「社長は違うの?」
社長「剣なんかからっきしダメですし、魔法も人並みにしか使えません」
王様「おかしいな、ちゃんと神託で選ばれたんだけどな・・・(汗)」ウーム
社長「人違いとかじゃないんですか?」
王様「でも、光の神の加護は受けておるぞ」
社長「ありっ?」ペカー ← 加護
王様「最初は普通の人でも、旅の途中で成長して・・・」
社長「そういうのって若い子でしょ、私もう30なんですけど・・・」
王様「なんで選ばれたのかはわからんが、光の神にも理由があるのだろう」
社長「最近、アル中気味なんですけど・・・」
王様「とにかく、大臣から旅の装備を受け取って、『魔王』を倒しに行ってくれ」
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- 2 : 2014/09/06(土) 14:04:42 :
- ~(株)魔法具製造販売会社~
秘書「で、この『ひのきの棒』と『旅人の服』と100G貰って帰って来たと・・・」( ̄ー ̄)ノ ポンポン
社長「お前の肩たたき棒になってるがな」
秘書「どーすんですか、社長が死んじゃったら、あたし達社員路頭に迷っちゃうじゃないですか!」(゜ロ゜;ノ)ノ
社長「勝手に殺すな!」
秘書「実は社長は一子相伝の暗殺拳の使い手とか、勇者の子孫とか・・・」(  ̄▽ ̄)
社長「それはない」
秘書「じゃあ、やっぱ死亡確定じゃないですか!」(´・ω・`)
社長「お前な!」
秘書「学校出てから28になる今まで、社畜としてブラック企業に貴重な青春期を奪われたというのにー!」(ノ_<。) ウウッ
社長「ひどい言われよう」
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- 3 : 2014/09/06(土) 14:33:16 :
- ~(株)魔法具製造販売会社 研究開発室~
『関係者以外立ち入り禁止!』
※魔法トラップ注意! 危険!
秘書「なんですか、社長の遊び場なんかに連れて来て」(´・ω・`)?
社長「たぶんコイツのせいで選ばれたんだと思うんだよ」
秘書「もしや、ものすごい強力な魔剣とか作ってたんですか?」o(*⌒―⌒*)o
社長「そんなんじゃないけど・・・」
ガラガラガラ
秘書「何ですかこれ、よろい?」(;・ω・)
社長「よろいみたいな物だけど、ただのよろいじゃなくてゴーレムになってる」
秘書「ゴーレム?」( ・◇・)?
社長「これを着たら、私の体力、魔力を増幅してくれるし、空も飛べる、『鉄人マークⅢ』だ」
秘書「○イアンマン!」!!(゜ロ゜ノ)ノ ギョッ
社長「私の事は、○ニーと呼んでくれ」ニヤリ
秘書「何気に赤と金色で塗ってあるw」( ´∀`)
社長「どれ装着してみるか」ガチャンガチャン
秘書「普通のよろいと違って体の出てるところとかはないんですね」(  ̄▽ ̄)
社長「炎や吹雪、魔法からも完全に中身を守ってくれるからな」
秘書「マークⅢって事は、あと二機はあるんですよね!」(`・ω・´)v
社長「マークⅠはバラして、マークⅡの部品に使ってもうないけど・・・」
社長「マークⅡならここに」ガラガラガラ
秘書「銀色の○イアンマン!私も着れるかなー」o(^o^)oワクワク
社長「お前最近太ったから無理じゃない?」
秘書「太ってません!」(#`皿´) ンショ ギュギュー
社長「ほら、お尻がつっかえたw」ゲラゲラ
秘書「むー」(ーー;) ダラダラ
社長「仕事終わってから帰りに寄り道してラーメン食ったり、休みの日にはジャージ姿でゴロゴロ食っちゃ寝してるから・・・」
秘書「わーん、ダイエットしてやるー」
(。≧Д≦。)
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- 4 : 2014/09/06(土) 14:51:20 :
- ~(株)魔法具製造販売会社~
秘書「社長、責任取って下さい!」(ー。ー#)
社長「何の?」
秘書「あたしが太ったのは、ブラック企業があたしを社畜としてこき使ったからです!」
(*`Д´)ノ!!!
社長「10時と3時に休憩して、お菓子バリバリ食べて、お昼にお弁当とカップ麺食べて」
秘書「うっ!」(゜゜;)
社長「帰りに居酒屋とか誘ったら、さんざん飲み食いした後に、〆のラーメンとか食うし」
秘書「ううっ!」(;゜゜)
社長「ブラック企業のせい?」チラッ
秘書「ぐうっ」(/≧◇≦\)
社長「うちはちゃんと週休二日だよね」
秘書「うっ!」(゜゜;)
社長「休みの日にすること無くて家でゴロゴロしてるよね」
秘書「ううっ!」(;゜゜)
社長「彼氏とか居ないのブラック企業のせい?」チラッ
秘書「うわーん!社長がイジメるー」(。>д<) ワーン
社長「泣きたいのはこっちだよ」
秘書「社長、責任とれー」(T^T) エグッエグッ
社長「逆切れか?」
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- 5 : 2014/09/06(土) 15:06:56 :
- ~街道~
秘書「で、なんであたしがリュックサック背負ってついて来なきゃ行けないんですか?」
( ・◇・)?トテトテ
鉄人勇者「これ、一人で脱げないんだよねー」ガチャンガチャン
秘書「出張手当とか出るんでしょうねー」
(`Δ´)プンスカ
鉄人勇者「はいはい、どーせ請求すんでしょ」
秘書「あっ、社長あれって魔物じゃあ?」
( ̄0 ̄)/
まもののむれがあらわれた!
スライムベス×5
鉄人勇者「ロックオン!べぎらま!」
てつじんゆうしゃはじゅもんをとなえた!
肩からマジックアローが飛び出す!
スライムベスA~Eに80のダメージ!
まもののむれをやっつけた!
秘書「うわっ、すごっ!」(* ̄∇ ̄*)
鉄人勇者「実戦で使うのは初めてだけどうまくいったな」カパッ ヘルメットヌギッ
秘書「社長、無駄に天才ですね」O(≧∇≦)O キャハッ
社長「無駄には余計だ」
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- 6 : 2014/09/06(土) 15:22:49 :
- ~最初の町~
秘書「疲れました、もう足が棒です」
(´・ω・`) ヘロヘロ
社長「お前、運動不足なんだよ」
秘書「今日はこの町に泊まりましょう!」
(  ̄ー ̄)ノ
社長「『キメラの翼』使って家に帰って良いよ、明日の朝また『キメラの翼』使ってここに出勤してくれればいいし」
秘書「ひ、日帰りなんて出張のだいご味が無いじゃないですか!」ι(`ロ´)ノ
社長「なんだ宿に泊まりたいの?」
秘書「うへへ、社長、襲わないで下さいよー」
( ̄¬ ̄) ジュルッ
社長「こっちが襲われそうだな」
~宿屋~
店主「お二人様ですね、部屋はひと部屋でよろしいですか?」
社長「えーと」
秘書「ひと部屋で大丈夫です」( ̄ー ̄)
店主「ダブルとツインの部屋がございますが」
秘書「どっちがいいかしらー」( 〃▽〃)
社長「ツインに決まってんだろ!」
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- 7 : 2014/09/06(土) 15:38:27 :
- ~宿屋 ツインルーム~
秘書「うわー、大浴場があるんだー」\(^o^)/セツメイショ
社長「それより、背中側のレバー引っ張って」
秘書「めんどくさー」(  ̄ー ̄)ノガチャン
社長「やっと脱げた・・・食事に行くか、先に風呂か」
秘書「お風呂!」(^O^)/
~大浴場~
秘書「うー、極楽、極楽!」((o( ̄ー ̄)o))
カポーン
秘書「しゃちょー、のぞかないでくださいねー」(^○^)
社長『人前で目せれるような身体になってから言えー』
秘書「むかっ!」(-_-#)
~食堂兼居酒屋~
秘書「カンパーイ!」(^_^)/□☆□\(^_^)
社長「お疲れさん」
「「んぐ、んぐ、ぷはー」」
秘書「すみませーん、生ビールお代わりー!」(^O^)/□
社長「早っ!」
秘書「ひゃひょう、てゃびひゃきのひょふりってほいひーれふね」(*´ω`*) モシャモシャ
(社長、旅先の料理って美味しいですね)
社長「目一杯頬張りながらしゃべんな!」
秘書「うわー、これ珍味!」(*゜Q゜*) モキュモキュ
社長「」グビグビ
秘書「どしたんすか?」( ・◇・)? アムアム
社長「食べ物を本当に美味しそうに嬉しそうに食べるのだけは才能有るなー」
秘書「えへへー、ってなんでそれだけなんですか」( ̄□ ̄;)!! プンスカ
社長「他に才能って有ったっけ?」
秘書「いっぱい有りますー!」(#`皿´) ムギー
社長「例えば?」
秘書「うー、えーと、うーん、今は思いつかないです」(´;ω;`) シクシク
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- 8 : 2014/09/06(土) 15:52:16 :
- ~食堂兼居酒屋~
秘書「しゃちょー、飲め!」(//∇//) ウィッ
社長「飲んでる」グビッ
秘書「もっと飲め!」(///∇///) ヒック
社長「相変わらず酒癖悪いな」グビッ
秘書「なにー、あたしの酒癖が悪いってか」
(///∇///) ヒック
社長「秘書、普通にしてりゃ可愛いのに」ハアッ
秘書「しゃちょー、あたしの事、かわいーって思ってんのー」(///ω///)♪ エヘヘー
社長「もうちょっとダイエットしたら、美人って言っても良い」マアネ
秘書「でぶはきらいなのー」(。´Д⊂) ヒーン
社長「秘書はでぶじゃないよ、痩せてはいないけど」
秘書「じゃー、じゃー、もーちょっと痩せたらお嫁に貰ってくれるー?」(///∇///) トローン
社長「素面の時に返事してやるよ」
秘書「ねみゅい、しゃちょー、おへやかえろー」( ̄q ̄)zzz ムニャムニャ
社長「わかった、わかった、ここで寝るなよ」
秘書「ありっ?あるけないやー、おんぶー」
(///∇///) エヘヘー
社長「おまえなー、うわっ、重っ!」ズシッ
秘書「うるへー」(〃ω〃) ヒック
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- 9 : 2014/09/06(土) 16:06:05 :
- ~翌朝 ツインルーム~
チュンチュン
秘書「んっ」(゜_゜) パカッ
秘書「むー?」(・д・ = ・д・) キョロキョロ
秘書「しっこ、しっこ」(|| ゜Д゜) トタトタ
パタン ジャー カラカラ パシャパシャ フキフキ
秘書「ふう、ヤバかった!」o(^o^)o スッキリ
社長「色気もクソも無いな」ハアッ
秘書「ギャー」(゜ロ゜;ノ)ノ ミテタノー
社長「ぎゃー、じゃないだろ」ヤレヤレ
秘書「社長と泊まってたの忘れてた」
(´▽`;)ゞ シマッタ
社長「朝食を食べに行くぞ」
秘書「それより社長、昨晩あたしを酔わせてレ○プしたりしてないでしょうね」(# ̄З ̄) ジロジロ
社長「ジャージ姿で酔っぱらってガーガー寝てる残念な女を誰が襲うと思う?」
秘書「そ、それは確かに残念無念」(ー_ー;) タラー
社長「さあ、朝飯」
秘書「ぶ、武士の情け、せめて少しだけでもメイクする時間を~」(/≧◇≦\) ギブミー
社長「誰が武士だ、誰が」ヤレヤレ
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- 10 : 2014/09/06(土) 16:20:19 :
- ~街道~
鉄人勇者「次の町までは遠いから、途中で野宿しなきゃならないからな」
秘書「えー、キャンプみたいですねー」o(*⌒―⌒*)o ワクワク
鉄人勇者「お前は気楽だな」
秘書「それが取り柄です!」(  ̄▽ ̄) エッヘン
鉄人勇者「言い切りやがった」
秘書「しかし、○イアンマンが大荷物担いでるのって絵にならないですね」( ^∀^) ケラケラ
鉄人勇者「それは仕方ないだろ」
秘書「飛べるんだったら、バビューンって飛んで行けばいいのに」( ̄0 ̄)b バビューンッテ
鉄人勇者「フライトプランを入力しないとどこに飛んで行くかわからない」
秘書「えっ、なんですかそれ!使えねー」
( ´△`)
鉄人勇者「正確な地図とかが無いんだからしょうがない、目に見える範囲内なら問題ないよ」
~フィールド~
まもののむれがあらわれた!
一角ウサギ×6
鉄人勇者「ロックオン!べぎらま!」
てつじんゆうしゃはじゅもんをとなえた!
鉄人勇者の肩からマジックアローが飛び出す!
いっかくうさぎA~Fに75のダメージ!
まもののむれをやっつけた!
秘書「社長、この焼けたウサギすごい良い匂いするんですけど食べていいですか?」
( ̄¬ ̄) ジュルッ
鉄人勇者「お前、ダイエットはどうした?」
秘書「それより、お塩下さい」( ・◇・)
~~
秘書「うま、うま」(*´ω`*) モシャモシャ
社長「よく食うな」
秘書「ひゃひょー」(*´∀`) モキュモキュ
鉄人勇者「食いながらしゃべんな」
秘書「その肩のヤツ以外に武器は無いんですか?」( ・◇・)?
鉄人勇者「両手の手のひらに火球を打ち出す『めらぞーま』」
秘書「ふむふむ」( ・◇・)
鉄人勇者「腕部に内蔵されたマジックミサイル『いおなずん』他にもまだある」
秘書「じゃ、手のヤツでコレもうちょっとコンガリ焼いて下さい」( ・◇・)っ『いっかくうさぎ』サッ
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- 11 : 2014/09/06(土) 17:43:15 :
- ~野営~
秘書「社長、キャンプみたいですねー」o(^o^)o
社長「キャンプみたいじゃなくてキャンプしてんの」
秘書「ところで社長、あたしお腹減ったんですけど」( ̄¬ ̄) グギュルルル
社長「さっき、ウサギ食べてたろ!」
秘書「あんなのおやつ代わりですよ」( ̄¬ ̄) グギュルルル
社長「どんだけ燃費悪いんだ」アキレ
秘書「社長ー、早くご飯作って下さいよー」
( ´△`)
社長「私がテント立てて、火を起こしたりしてるのに、飯まで用意しろってか!」
秘書「あたしには社長の手がとどかない背中のレバーを引っ張ったり、腰のボルトを抜いたりという大事な仕事が!」(  ̄▽ ̄)b
社長「それしかやってないだろ!」
秘書「家事の出来ない男性は嫁のきてが無いそうですよ!」( ・◇・)
社長「家事をやらない女を嫁にする男もいないと思うがな」
~野営 夕食~
社長「いただきます」
秘書「いたらきまふ」(*´ω`*) モシャモシャ
社長「もう食ってんのか!」
秘書「社長、ちゃんと料理出来るじゃないですか!」(≡^∇^≡) ソンケー
社長「温めたり、焼いたりぐらい誰でも出来るたろうが」
秘書「社長をあたしのお婿さん候補に加えてあげます」( ̄∇ ̄*)ゞエ ッヘン
社長「お前は既に私の嫁さん候補から外れてるがな」
秘書「まじっすか!」(゜ロ゜;ノ)ノ ガーン
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- 12 : 2014/09/06(土) 18:12:28 :
- ~フィールド~
サラサラサラ
秘書「社長、キレイな小川ですねー」( ・∇・)
鉄人勇者「そうだな」
秘書「昨日お風呂に入れなかったから、水浴びしていいですか?」( 〃▽〃)
鉄人勇者「ダメ」
秘書「水浴びしていいですか!」( 〃▽〃)
鉄人勇者「ダメって言ってもするんだったら仕方ない」
秘書「社長だって臭い女より、キレイな女がいいでしょ」☆⌒(*^∇゜)v ウフン
鉄人勇者「世の中には、匂いフェチって人種もいるらしいぞ、ブーツ脱いだ直後のムレムレの足が大好きとか・・・」
秘書「おえーっ!」(°Д°)
~小川の畔~
秘書「社長ー!」(//∇//) パラリパラリ
鉄人勇者「なんだ?」
秘書「覗かないで下さいよー」(//∇//) ドキドキ
鉄人勇者「はいはい」
秘書「社長ー!」(///∇///)
鉄人勇者「なんだよ!」
秘書「今日は上下とも黒の下着ですよー」
(///ω///)♪ チラッチラッ
鉄人勇者「覗いて欲しいんか!」
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- 13 : 2014/09/06(土) 18:57:12 :
- ~次の町~
秘書「次の町に着きました」(^_^)v イエーイ
社長「宿屋に行くか」
秘書「まあ、アナタったらそんなに待ちきれないの~♪」(///ω///)♪ ウフン
社長「お前、『キメラの翼』で帰っていいよ」
秘書「わー、ウソです、ウソです、第一あたしがいなかったらソレ脱げないでしょー!」
\(゜ロ\)(/ロ゜)/ ジタバタ
社長「宿の人にお願いした方がめんどくさくなくていいかなーって気になってきた」
秘書「おねげーしますだ旦那さまー、あっしを使ってやっておくんなましー」m(。≧Д≦。)m ペコペコ
社長「いきなり下手に出たな」
秘書「あっしには社長夫人の座という野望がー」( ノД`)…ハラハラ
社長「お前、今サラッとすごい怖い事をゲロったな」ジトー
秘書「だ、旦那さま、、いったい何の事でございやしょう」(/´△`\) アセアセ
~宿屋~
店主「お二人様ですね、お部屋はダブルかツインのどちらになさいますか?」
秘書「ダブ・・」( ・◇・)
社長「キメラ・・」
秘書「ツインルームで!」( ̄ー ̄) キリリ
~ツインルーム~
秘書「フッフッフ、罰としてしばらく脱ぐのを手伝ってあげないのだ!」( ̄~ ̄)
社長「すいませーん、宿の人ー!」
秘書「ウソです、ウソです、背中のレバー外します!」(* ̄∇ ̄)ノ ガッチャン
社長「お前さー、どーしたいの?」
秘書「社長の嫁になりたいです」(///∇///)
社長「で?」
秘書「でも、なんか悔しいので、社長の方から秘書大しゅきーってなって欲しいです!」
(///ω///)♪
社長「おまーな、だったら私が惚れるような女になる方に力を使え!」
秘書「で、でも」(´・ω・`)
社長「あと一歩なんだから頑張れ」
秘書「あと一歩って言われたら頑張れる気がします///」(///∇///) ポッ
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- 14 : 2014/09/06(土) 19:33:38 :
- ~ツインルーム~
秘書「ねー、ねー、社長!」(* ̄∇ ̄*) ゴロゴロ
社長「なんだ?」
秘書「この宿は温泉があるんですってー!」o(*⌒―⌒*)o エヘッ
社長「女子は温泉好きだなー」
秘書「しかも硫黄泉、源泉、かけ流し!」
(*^ー^)ノ♪
社長「まあ、良い感じかな」
秘書「湯上がり美人のあたしが、温泉で火照った身体を浴衣で包んで現れたら、社長は鼻血ブーですよ!」(///ω///)♪ ムフフ
社長「お前、それでも頑張ってんのか?」
~温泉~
秘書「ひゃ、ひゃひょう!」(//∇//) カァーッ
社長「なんだ?」
秘書「男湯、女湯、こ、混浴と有りますが!」
(///∇///) テレテレ
社長「じゃ男湯」
秘書「まてー!」( ̄□ ̄;)!! ガシッ
社長「何?」
秘書「こ、こ、こ、こ、こっ!」(///∇///)
社長「にわとり?」
秘書「混浴って選択肢も、あ、ありますがー」
(///ω///)♪ ボッ!
社長「お前すごいテンパってるじゃん!」
秘書「し、しゃちょーのお背中を流して差し上げますわー」(///∇///) ドキドキ
社長「そんなに無理しないでも・・・」
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- 15 : 2014/09/06(土) 19:54:38 :
- ~混浴の湯~
秘書「///」(///∇///) マッカッカー
社長「だから言ったのに」
秘書「////」(///ω///) ブクブクブク
社長「何言ってんだかわからない」
秘書「/////」(///ω///) ブクブクブク
社長「おまーな」
秘書「」(__) プカー
社長「うわ、めんどくさ!」
~ツインルーム~
秘書「はっ!」(゜д゜) ムクリ
社長「やっと気が付いたか」
秘書「あ、あたし・・・」?!(・◇・;) ?
社長「あんな熱い湯に、長い間首まで浸かってブクブク言ってたらのぼせるに決まってるだろ」
秘書「も、もしかして裸のあたしに下着や浴衣を着せたのは!」(///∇///) ドキドキ
社長「他に誰がいる?」
秘書「ぜ、全部見たんですかー///」(///ω///) カアーッ
社長「仕方ないだろ」
秘書「も、もう、お嫁に行けない!社長、責任取って!」・゜・(つД`)・゜・エーン
社長「あっ、そういう作戦かー!」
秘書「いや、作戦とかじゃなくて」( ・◇・)
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- 16 : 2014/09/06(土) 20:09:47 :
- ~夕食~
秘書「えへへ、ここは山の幸が美味しいそうですよー!」o(*⌒―⌒*)o ムフッ
社長「どこからそんな情報を仕入れて来るのやら」
秘書「女子力を舐めたらいけませんよ!」(^^)b
社長「女子力の使い方を間違ってる気がする」
中居「お待たせしましたー」カチャカチャ
秘書「わーい!」\(^o^)/
中居「お飲み物は何になさいますか?」
社長「この料理に合うお薦めは?」
中居「そうですね、冷した白ワインなんかが合いますけど」
社長「じゃあ、それをボトルで下さい」
中居「かしこまりましたー」ペコリ
秘書「なんか、セレブっぽい頼みかた」
(//∇//) ドキドキ
社長「お前が普段居酒屋とか焼き鳥屋とかしか行かないからだ」
秘書「社長が連れて行ってくれるんなら、高級割烹だって、高級レストランだって」( ・◇・)
社長「ジャージでは連れて行けない」
秘書「だからー、お洒落なワンピースとかも買って」(゜∇^d)!!
中居「さあ、どうぞ」ササッ
社長「じゃあ、かんぱーい」
(^_^)/□☆□\(^_^)
秘書「いただきまーす」Ψ( ̄∇ ̄)Ψ
社長「うまいっ」クピッ
秘書「うまっ、うまっ!」(*´ω`*) モシャモシャ
社長「」
秘書「これもうまっ、激うま!」
ヘ(≧▽≦ヘ)♪ モキュモキュ
社長「百年の恋も覚めるな・・・」
秘書「ひゃひょう!ほのひゃけのほほいひーれふよ!」(*´ω`*) モシャモシャ
(社長、その竹の子美味しいですよ!)
社長「黙って澄ましてたら可愛いんだけどな」
秘書「社長、それ食べないんだったらあたしに下さい!」v(・∀・*)
社長「なんでそんな残念な感じなんだかなー」
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- 17 : 2014/09/06(土) 20:29:14 :
- ~フィールド~
鉄人勇者「べぎらま!」ババババッ
てつじんゆうしゃのこうげき!
ドラゴンに80のダメージ!
リザードマンAをたおした!
リザードマンBをたおした!
ドラゴン「ガアア」ゴオオオオー
ドラゴンははげしいほのおをはいた!
てつじんゆうしゃに0のダメージ!
秘書「ひええっ!」((((;゜Д゜)))ブルブル
鉄人勇者「いおなずん!」ガチャッ ドッカーン!
てつじんゆうしゃのこうげき!
鉄人勇者の腕からマジックミサイル!
ドラゴンに120のダメージ!
ドラゴンをたおした!
まもののむれをやっつけた!
秘書「」(゜ロ゜) キーン
鉄人勇者「大丈夫か?」
秘書「え゛!今耳がキーンってなってて何も聞こえません!」(゜ロ゜) キーン
~~
秘書「やっと耳鳴りがおさまってきた」
( ・∇・) キーン
鉄人勇者「次からはちゃんと耳を塞いどいて」
秘書「次からはちゃんと射つ前に耳塞げーって言って下さいよー」(#`皿´) プンスカ
社長「お前ドラゴンの肉食う?」ヘルメットハズシ
秘書「えっ!ドラゴンって食べれるの?」
( ・◇・)?
社長「滋養強壮、美容健康、延命長寿」
秘書「食べる、絶対食べる!」(*≧∀≦*)
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- 18 : 2014/09/06(土) 20:42:29 :
- ~野営~
社長「ちょっとは手伝えよなー」ブツブツ
秘書「うまっ、うまっ!」(*´ω`*) モシャモシャ
社長「本当に嫁に来る気があるのか?」
秘書「甘えたい年頃なんです」(〃ω〃) モキュモキュ
社長「ドラゴンの肉かじりながら甘えたい年頃って言われてもな」
秘書「マジで、ドラゴン肉うまい!」(σ≧▽≦)σ
秘書「あっ、そうだ!」( ・◇・)
社長「どした?」
秘書「その○イアンマンって」( ・◇・)?
社長「『鉄人マークⅢ』ね」
秘書「エサとかやってるとこ見ませんけど、何食べてるんですか?」( ・◇・)?
社長「お前、一応うちの社員だろ、ゴーレムとかの勉強してないの?」
秘書「えへへ、技術的な事とかはさっぱりで」(ノ´∀`*) テヘッ
社長「我ながらよくこんなん雇ってるな」
秘書「説明して下さいよー」( ・◇・)?
社長「この『鉄人マークⅢ』は、この胸部の魔法リアクターから毎秒6メガMPの魔力を」
秘書「・・・」( ̄q ̄)zzz ウトウト
社長「各部のジェネレーターが魔力を変換して」
秘書「あっ、社長、眠くなって来たのでもういいです!」(  ̄▽ ̄) フアア
社長「こ、こいつ!」
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- 19 : 2014/09/06(土) 21:04:19 :
- ~隣の国~
秘書「あたし、外国に来るの初めてです!」(;・ω・) キンチョー
社長「外国って隣の国じゃん」
秘書「パスポートとか用意しないといけないですよね!」( 〃▽〃) ドキドキ
社長「王様が勇者パス発行してくれてるから、フリーパスのはずだよ」
秘書「おおっ!」( ・∇・) オーケノチカラカ
~国境 検問所~
秘書「は、はろー、さいとしーん!」(//∇//)
社長「観光じゃないだろ!」ペシッ
秘書「お尻叩かないで下さい///」( ・ε・)
兵士「書類を拝見」
社長「はい」ペラッ
兵士「おお、勇者様!ようこそ我が国に」ペコリ
秘書「ほへー」( ̄O ̄) コトバツウジルジャン!
~隣の国~
秘書「あたしの未来の夫はエライのだ!」
(  ̄▽ ̄) エヘン
社長「お前、ちょっと頭おかしい」
秘書「だってー、国王さんからお呼ばれしてんだよー!」( 〃▽〃) スゴイジャン!
社長「また、厄介事頼まれるだけだと思うよ」
~隣の国 王宮~
秘書「おほ、オホホホホ」( ☆∀☆)
社長「テンション高すぎて気持ち悪い」
秘書「だって隣の国の王様なんかに会うの初めてですもん!」(*≧∀≦*)
社長「これが普通の時なら喜んでいいんだけどな」
秘書「魔王の討伐御苦労である、我が国も応援しておるぞ、ワッハッハ!じゃないの?」
( ・∇・)
社長「どうしてそんな楽天的なんだか」
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- 20 : 2014/09/07(日) 06:28:48 :
- ~隣の国 王宮 謁見の間~
王様「そなたが勇者国により選ばれた、魔王討伐の勇者殿か」
社長「はい、王様」
王様「勇者殿は変わったよろいを着ておるの」
社長「『勇者のよろい』です」セツメーメンドー
王様「そちらの連れの者は?」
秘書「つ、妻です!」(///∇///)
社長「ウソつくな!」
秘書「い、いや、いきなり声かけられてびっくりして」(;゜∀゜) アセアセ
社長「こっちがビックリするわ!」
王様「実は勇者殿を呼んだのには訳があってな」
社長「ほら来た」ボソ
王様「我が国の北に古い砦が有るのだが、そこに魔物が住み着いてしまってな、周囲の村が危険なのだ・・・」コマッタ
社長「古い砦と言われましたが、潰しても良いですか?」ドカーント
王様「うむ、古くて使ってない砦だったのでな」イラナイ
社長「では、そこの魔物は私が蹴散らして来ましょう」ドカーント
王様「さすがは勇者殿、よろしく頼むぞ」
-
- 21 : 2014/09/07(日) 07:13:15 :
- ~隣の国 町~
秘書「社長、嫌がってたわりにあっさりと引き受けましたねー」( ・◇・)? トテトテ
社長「王様の依頼がそんなに面倒なヤツじゃなかったからな」
秘書「けっこうめんどくさいじゃないですか」( ̄O ̄)
社長「もっと国と国の間のドロドロしたヤツとか、何々を無傷で取り返せみたいなのに比べれば楽勝」
秘書「なるほど」( ̄ー ̄)
社長「今日はこの町で泊まって、明日の朝出発だ」
~隣の国 宿屋~
秘書「今夜こそダブルで」( 〃▽〃)
社長「アホ」
秘書「ベッドの中で一晩中、社長の事を抱きしめてあげますよー」(〃ω〃)
社長「じゃあ、鉄人脱がない」
~宿屋 ツインルーム~
秘書「結局、ツインか」(´・ω・`)
社長「いいから早く背中のレバー!」
秘書「ハイハイ」(* ̄∇ ̄)ノガチャン
~宿屋 大浴場~
秘書「はあ~、極楽~♪」(*≧∀≦*)
~宿屋 ツインルーム~
秘書「湯上がり美人が帰って来ましたよー」
(///∇///) ホカホカ
社長「自分で言ってて恥ずかしくないか?」
秘書「ほんのり上気した肌を浴衣に包んだ乙女が美人でなくて何なんですか」(///ω///)♪ ムフフ
社長「お前、乙女なの?」
秘書「あ゛!///」!!(゜ロ゜ノ)ノ
~宿屋 食堂~
秘書「かんぱーい!」(^_^)/□☆□\(^_^)
社長「乾杯」
「「ぐびぐび、プハー」」
秘書「すいませーん、お代わりー!」(^o^)/
社長「イッキ飲みすんな!」
秘書「ひたらひまーふ!」(*´ω`*) モキュモキュ
社長「いただきますと同時に口いっぱい頬張るな!」
秘書「社長!このお刺身おいしー!」v(・∀・*)
社長「何も聞いてない・・・」
~~
秘書「しゃちょー、のんでる~」(//∇//)ウィー
社長「でもって酔っぱらう」
秘書「ねー、ねー、しゃちょー」(///∇///)
社長「そんで絡み始めた」
秘書「しゃちょーはあたしのどこが好きれすか?」(///∇///)
社長「えっ?」ナニソレ
秘書「言えー、あたしのどこがしゅき?」
(///ω///)♪
社長「何この絡み方?」
秘書「探したらどっかあんだろー」(#`皿´) ガー
社長「うーん、顔はまあ可愛いと思う」
秘書「うふふ、かわいーのだ、ほかには?」
(///∇///)
社長「胸も大きいな」
秘書「むふふー、ちくびなんかピンクだぞー」
(///ω///)♪
社長「食いしん坊なところも、まあ良いかな」
-
- 22 : 2014/09/07(日) 07:22:35 :
- ~宿屋 ツインルーム~
社長「お、重い!」ヨロヨロ
秘書「おもくないわー」(#`皿´) ヒック
社長「お前、食い過ぎ」ドサッ
秘書「ベッドにとーちゃーく」(///∇///) ボヨヨーン
社長「もう寝るぞ」ゴソゴソ モグリ
秘書「そっちがいー」(〃ω〃)ゴソゴソ モグリ
社長「なんだよ、じゃあそっちのベッドに」
秘書「らめー、いっしょにねんの」
(///ω///)♪ ギュー
社長「こら、離せ!」
秘書「Zzzz」( ̄q ̄)zzz
社長「腕を抱きしめたまま寝やがった」
~ツインルーム 朝~
チュンチュン
秘書「むっ」(゜_゜) パカッ
秘書「ぬー」(・д・ = ・д・) キョロキョロ
秘書「え゛!社長、なんで一緒に寝てるんですか?」!!(゜ロ゜ノ)ノ
社長「こっちが聞きたいよ」
秘書「ま、まさか!」(;゜∇゜) レ○プ?
社長「その掴んでる腕を離してくんない、血が止まってシビレてんだけど」
秘書「あっ!それより、しっこ、しっこ」(×_×)
トタタタ
パタン ジャー カラカラ パシャパシャ フキフキ
秘書「あー、ヤバかった~」(〃´o`)=3 スッキリ
社長「お前飲みすぎだ」
秘書「はっ、思い出した!しゃちょー、責任取って下さいよー(泣)」(;つД`) エグッエグッ
社長「ぐおっ、シビレた腕に血が通い始める時が一番痛い」シビビ
秘書「だから責任~(泣)」(。´Д⊂) エグッエグッ
社長「何の?」
秘書「お、乙女の貞操を」(///∇///)
社長「お前、まだ乙女だよ」
秘書「えっ、そうなんすか?」( ・◇・)?
社長「28才だけど乙女」
秘書「28才言うなー///」( ̄□||||!!
-
- 23 : 2014/09/07(日) 07:49:45 :
- ~隣の国~
秘書「という訳で出発!」(* ̄∇ ̄)ノ
鉄人勇者「何がという訳でだ、28才乙女」
秘書「28才言うなー、わーん」(。>д<)ノ ポカスカ
~フィールド~
秘書「北の古い砦って遠いんすか?」
( ・◇・)?
鉄人勇者「今日中には着くだろう、今夜は野営して、明日の朝から攻撃って感じ」
~野営~
秘書「あー、歩き疲れたー」(´・ω・`) グッタリ
社長「ちょっとは痩せたか?」
秘書「しゃちょー、足もんでー」( 〃▽〃)
社長「いや」
秘書「エロい事しないから、もんでー」
( 〃▽〃)
社長「なんだ自覚有るの?」
秘書「もんで、もんで、もんでー」
\(゜ロ\)(/ロ゜)/ ジタバタ
社長「しょうがない、ちょっとだけだぞ」
秘書「お、おふぅ、そこ気持ちいー」(〃ω〃) ピクピク
秘書「ぐうっ!効くー」(///∇///) ヒクヒク
秘書「はふん、そこそこ!」(///ω///)♪ ハアハア
秘書「しゃちょー、もっと足の付け根の方もー(o≧▽゜)o チラリ
社長「エロい事しないって言ったろ」ペシッ
秘書「お尻叩かないで下さいよー」(# ̄З ̄)
-
- 24 : 2014/09/07(日) 08:28:01 :
- ~北の古い砦~
鉄人勇者「なるほど魔物だらけ」← ズーム望遠
秘書「良く見えなーい」( ・◇・)?
鉄人勇者「人間の声は聞こえないな」← 聴覚強化
秘書「あっ、風の声が聞こえる」( ・∇・) ナンチャッテ
鉄人勇者「砦の中にも人間は居なさそうだな」← 熱源探知
秘書「近くに行って調べないでいいんですか?」( ・◇・)?
鉄人勇者「じゃ、行って調べて来て」
秘書「ハイ!」( ̄ー ̄ゞ-☆ テテテッ
テテテッ
鉄人勇者「ん、戻って来た」
秘書「こ、殺す気かー!」(#`皿´) ハアハア
鉄人勇者「なんだ途中で気付いたのか」
秘書「可愛い部下で、最愛の恋人で、未来の妻のあたしを!」( ̄□ ̄;)!! プンスカ
鉄人勇者「攻撃始めるから、耳ふさいでないとキーンってなるぞ!」
秘書「ま、まだ話が」( ̄□||||!!
鉄人勇者「いおなずん!」ガチャッ ドッカーン!
秘書「ぎゃっ!」(゜ロ゜) キーン
てつじんゆうしゃはじゅもんをとなえた!
腕からマジックミサイルが飛び出す!
砦に大穴が空いた!
周囲の魔物をふっとばした!
鉄人勇者「めらぞーま!」ゴオオオオー
てつじんゆうしゃはじゅもんをとなえた!
手のひらから巨大な火球が飛び出す!
鉄人勇者「べぎらま!」トテトテ
てつじんゆうしゃはじゅもんをとなえた!
肩からマジックアローが飛び出す!
秘書「」(゜ロ゜) キーン
~~
北の古い砦「」プスプス
秘書「残骸!」(;・∀・) ガラガラ
鉄人勇者「周りに気を使わないで攻撃出来るんならこれくらい簡単だよ」
秘書「社長はあたしにもっと気を使って下さいよー」(# ̄З ̄)
鉄人勇者「意味が違う」
~隣の国 王宮 謁見の間~
王様「勇者殿、たった一日で砦に篭った魔物を殲滅してくれたそうじゃな」
社長「古い砦を瓦礫にしてしまいましたが」
王様「いや、あれは放っておけば、また魔物が住み着いたり、山賊の根城になりかねんから、壊してくれてかえって助かる」
社長「それならいいのですが」
王様「時に勇者殿は独り身かな?」
社長「そうですが、なんでしょう」
王様「うちには姫が三人いるのだが、もし良ければ・・・」
秘書「!!!」!!(゜ロ゜ノ)ノ ビクゥ
社長「私は今、魔王討伐の旅の途中、お話は有難いのですが・・・」
王様「いや、そうであった、勇者殿には使命が有るのだったな」
社長「それでは失礼して、旅に戻ります」
王様「此度の礼として些少ながら金子を用意させている、帰りに受け取ってくれ」
社長「ありがとうございます、では失礼を」
-
- 25 : 2014/09/07(日) 08:39:37 :
- ~隣の国~
秘書「えへへ、お礼にお金いっぱい貰いました」(〃^ー^〃) ホクホク
社長「予想通り、大した額じゃなかった」
秘書「ええっ、雀の涙のようなあたしの給料に比べれば大金ですよ!」(´・ω・`)っ『お金』ジャラッ
社長「雀の涙いうな!」
秘書「でも、しゃちよー、お姫様をお嫁にもらわなくて良かったんですかー」(о´∀`о) ニヘラ
社長「王様がその話し出した時にチビりそうな顔してたクセに」
秘書「チビりそうとは失礼な!ちょっとチビってしまいましたよ!///」(///∇///) チョロッ
社長「うわっ、汚な!」ヒキッ
秘書「もう、乾いたから大丈夫です!///」
(///ω///)♪
社長「大丈夫じゃないだろ」
秘書「それより、お姫様と結婚したら逆玉ですよ、逆玉!」ヽ(・∀・)ノ
社長「あの王様は私じゃなくて『鉄人マークⅢ』が欲しいんだよ」
秘書「なるほど」( ・◇・)
社長「それにあそこの姫は上から15、13、11だぞ、いくら政略結婚でも」
秘書「ロリな姫に萌えないんですか?」( 〃▽〃)
社長「ガキはダメ」
秘書「じゃあ、じゃあ」(゜∇^d)!!アタシ?
社長「28才のガキはもっとダメ」
秘書「ガーン!」Σ( ̄ロ ̄lll)
社長「おしっこもチビるし」
秘書「わーん!」(。>д<)ノ ポカスカ
-
- 26 : 2014/09/07(日) 09:06:15 :
- ~隣の国 商店街~
秘書「貰ったお金で早速お買い物するのです!」ヽ( ̄▽ ̄)ノ フンス
社長「お前はパンツ買え!」
秘書「しゃちょー、この絹の黒いのか、赤のか、紫のどれがエロいあたしに似合うと思います~」(o≧▽゜)o ウフン
社長「そこの綿のヤツがお前にはお似合い」
秘書「しゃちょー、このガーターベルトなんかエロくていいでしょー」(゜∇^d)!! ムフフ
社長「」
秘書「なんで、無視すんすか!」(# ̄З ̄) プンプン
社長「おまー、夜になったら酔っぱらって、ジャージ姿でガーガー寝てる残念な女がエロい下着を着けたらエロくなると思うか?」
秘書「ううっ、それは残念無念」(;>_<;) トホホ
~武器屋~
秘書「護身用の武器とか欲しいですー」
(  ̄▽ ̄)
社長「じゃ、これにしな」ハイ
秘書「なんですかこのモルゲンステルンは!」
( ・◇・)?
社長「なんでドイツ語」
秘書「重いですよー、腕が太くなっちゃいます!」(´・ω・`)っ『モーニングスター』ズシッ
社長「その、プヨプヨの上腕が少しは引き締まると思うが」
秘書「プヨプヨ言うなー」(。>д<)ノ ポカスカ
~防具屋~
秘書「社長、魔法のビキニとかありますよ!」
( 〃▽〃)っ『魔法のビキニ』サッ
社長「お前がそれ着るの?」
秘書「あたしがこんなの着たとこ見たら、社長鼻血ブーですよ!」(〃ω〃) テレテレ
社長「おまー、そのラベル良く見てみ」
秘書「ん?」( ・∇・) チラッ
『魔法のビキニ』 効果:防御力UP
(株)魔法具製造販売 謹製
秘書「弊社の製品でしたー!」(゜ロ゜;ノ)ノ ギョッ
社長「おまー、自社の製品くらい直ぐに気付けよ」
秘書「だって、色んな製品あるし、外国に輸出までしてるなんてー」(/´△`\) トホホ
-
- 27 : 2014/09/07(日) 12:31:30 :
- ~北の国~
秘書「社長、なんかさぶいっすねー」(ー_ー;)
社長「こっちの方は冬が来るのが早いんだ」
秘書「はーくしょい!畜生!」(`ヘ´)
社長「オヤジかお前は!」
秘書「しゃちょー、さぶいから暖かい服買ってー」(´・ω・`) ブルッ
社長「仕方ないな」
秘書「毛皮のコートで我慢します」( ・∇・)
社長「アホ」
~北の国 宿屋~
秘書「暖かー、薪ストーブ最高!」( 〃▽〃) ヌクヌク
社長「食事に行くぞ」
秘書「イヤン、火から離れたくないけど、ご飯も食べたい!」(;・ω・)
~宿屋 食堂~
秘書「しゃちょー、さぶいから熱燗にしましょうよー」(´・ω・`) プルプル
社長「おまー、メチャクチャ呑むだろ」
秘書「そんな事ないですよー」( ´∀`) ヘラヘラ
社長「すみません、熱燗下さい」
秘書「うへへ」( ^∀^)
中居「お食事、お待たせしましたー」
秘書「お鍋だ、お鍋!」\(^o^)/
社長「じゃ、まず乾杯」(^_^)/▼☆▼\(^_^)
秘書「鍋、鍋、鍋~♪」( 〃▽〃)
社長「歌うな」
秘書「うあっ、アッチ!」( ̄□||||!!
社長「慌てるな!」
秘書「でも、うみゃい!」(*´ω`*)
モシャモシャ
社長「良いダシ出てるな」ズルズル
秘書「すみませーん、熱燗5~6本下さーい」
社長「あーあ、残念な感じ」
-
- 28 : 2014/09/07(日) 12:49:11 :
- ~宿屋 食堂~
秘書「しゃちょー、おなべおいひかったー」
(*´ω`*) ウフッ
社長「〆の雑炊までお代わりしてたな、ダイエットはいつ始めるのやら」
秘書「しゃちょー、あらしひあわへー///」
(//∇//) ムフフ
社長「酔っぱらいに腹一杯だから幸せって言われてもな」
秘書「しゃちょーは、ひあわへじゃにゃいのー?」(///ω///)♪
社長「ちょっと残念な感じかな」
秘書「えー、なんれ?こんなかーいい女子といっしょにご飯しておしゃけのんれひあわへれひょー」(///∇///)
社長「ハイハイ、幸せ、幸せ、さあ、部屋に帰るぞ」
秘書「しゃちょー、おんぶ!」(///∇///) ズシッ
社長「またか、うわっ、重っ!」
秘書「おもくないー」(#`皿´) ムギー
~宿屋 部屋~
社長「さすがに夜は冷えるな、酔いが覚める前に寝てしまわないと」
秘書「ブルルッ、しゃむい!」(/。\)
ムクリ トテトテ モグリ
社長「何ベッドに潜り込んで来てんだ」
秘書「しゃむいのー」(〃ω〃) ピトッ
社長「うわっ、足冷た!冷たいからくっつけんな」
秘書「えへへ、あったかー」( 〃▽〃) ヌクヌク
-
- 29 : 2014/09/07(日) 13:16:21 :
- ~宿屋 朝~
ヒュウウウー
秘書「むっ」(゜_゜) パチッ
秘書「ぬー」(゜Д゜≡゜Д゜)? キョロキョロ
秘書「ぶるるっ」(>.<)
秘書「さぶっ!」(〃ω〃) ダキツキ
秘書「うー、うー」(´д`|||) プルプル
社長「頼むからチビんなよ」
秘書「もー、限界!」(。>д<) ドタタタ
パタン ジャー カラカラカラ パシャパシャ フキフキ
ドタタタ モグリ
秘書「手ー冷た!」(>.<) ピトッ
社長「ぐわっ、冷たい手をくっつけんな!」
秘書「しゃちょー、愛してるー!」(〃ω〃)
社長「嘘つけ、手足を暖めてるだけだろー!」
秘書「バレたか」( ・∇・)
秘書「しゃちょー、早くストーブの火を強くして下さい」( 〃▽〃)
社長「お前が離さないからベッドから出れないんだろ」
秘書「そーいや社長、いったいいつになったらあたしをキズモノにしてくれるんですか?」
(///ω///)♪
社長「なんだ、キズモノにして欲しかったのか」
秘書「せっかく何度もチャンスを与えてるのに」
(///∇///)
社長「そーいうのは、素面でやってくれない」
秘書「だって、素面だったら恥ずかしいじゃないですか」(〃ω〃)
社長「だからって、ぐでんぐでんに酔われてもな」
秘書「てへっ」( ̄∇ ̄*)ゞ
-
- 30 : 2014/09/07(日) 14:06:34 :
- ~北の国~
秘書「社長、なんでこんな寒いとこ来たんですかー」( ̄O ̄) ブルッ
社長「この国の東にある洞窟に伝説の『勇者の剣』が眠ってるの!」
秘書「おおっ、ダンジョンだ!」( ・∇・)
社長「アレじゃないと『魔王』にトドメさせないって言うし」
秘書「行っても無かったりしたら笑っちゃいますね!」( ´∀`)
社長「それはない」
秘書「えー、場所とかわかってんでしょー、盗まれて売り飛ばされたりとか、魔物が持ってっちゃったりとかしてんじゃないですか?」
(* ̄∇ ̄)ノ
社長「なんでも『勇者の剣』は岩にぶっ刺さってて、真の『勇者』じゃないと抜けないんだと」
秘書「なんで岩にぶっ刺さってんですか?」
( ・◇・)?
社長「先代の『勇者』が刺して行ったから」
秘書「もしや、嫌がらせ!」(゜ロ゜;ノ)ノ
社長「岩に刺して大地の気を集めてるらしい、一回魔王を倒したらパワーがスッカラカンになるから」
秘書「へー、そのダンジョンでパワーチャージ中なのか」( ・◇・)?
~洞窟 入口~
鉄人勇者「ここで待ってる?」クルッ
秘書「」((((;゜Д゜))) プルプルプル
鉄人勇者「やっぱり、でも中の方が怖いよ」
~洞窟~
秘書「何も見えませーん!」(´・ω・`)
鉄人勇者「しょうがないなー」ペカー
秘書「見えたー」( ☆∀☆)
秘書「明かりあるんなら最初から点けて下さいよー」( ̄O ̄)
鉄人勇者「魔物に気づかれるでしょ」
秘書「あっ、そっか」( ・◇・)
まもののむれがあらわれた!
鉄人勇者「べぎらま!」ドガガッ
てつじんゆうしゃはじゅもんをとなえた!
まもののむれをやっつけた!
秘書「」(゜ロ゜) キーンキーンキーン
鉄人勇者「大丈夫か?」
秘書「え゛!何か言いました?」(゜ロ゜) キーン
-
- 31 : 2014/09/07(日) 14:35:29 :
- ~洞窟 最深部~
鉄人勇者「アレが『勇者の剣』が刺さってる岩か」
秘書「え゛?何か言いました?」(゜ロ゜) キーン
鉄人勇者「なんて残念なヤツ」
秘書「え゛?何か言いました?」(゜ロ゜) キーン
鉄人勇者「秘書、一生大切にするから嫁に来てくれないか?」
秘書「不束者ですが、宜しくお願いします」
(///∇///) モジモジ
鉄人勇者「聞こえてんじゃないかー!」
秘書「い、いえ、今のはオーラで感じとりました!」(〃ω〃)
鉄人勇者「今のはウソだからな」
秘書「えー!」o(T□T)o
鉄人勇者「さっさと『勇者の剣』を抜くぞ」
秘書「ガッカリだよー」(>o<")
鉄人勇者「」っ『勇者の剣』ガシッ グググ
鉄人勇者「?」グググググ
鉄人勇者「抜けないな?」
秘書「エセ勇者には抜けないとか」( ̄▽ ̄;)
鉄人勇者「誰がエセ勇者だ!」
秘書「なんか呪文とかあんじゃないすか?」
( ・∇・)
鉄人勇者「そんなん聞いてない」
秘書「もしかして、先代勇者が深くぶっ刺しすぎたとか」d(^-^)
鉄人勇者「こうなったら力ずくで」ゴゴゴゴゴ
秘書「しゃちょー、がんばれー!」o(^o^)o
鉄人勇者「ぐぬぬぬぬっ」ポキン
「「あ゛!」」!!(゜ロ゜ノ)ノ
鉄人勇者「ゆ、勇者の剣が・・・」っ『勇者の剣2/3』プルプル
秘書「折れた?」(゜ロ゜)
てつじんゆうしゃは『ゆうしゃのけん2/3』をてにいれた!
秘書「しゃちょー、あたし今思ったんですけど」( ・∇・)
鉄人勇者「何を?」
秘書「鉄人脱いで、素手だったら抜けたんじゃないかと・・・」(;・∀・)
鉄人勇者「今、それを言う意味ある?」ヒクヒク
鉄人勇者「ガントレット外して」ガチャ
鉄人勇者「素手で『勇者の剣』の残りを」スルッ
秘書「あっ、簡単に抜けた!」( ̄□ ̄;)!!
てつじんゆうしゃは『ゆうしゃのけん1/3』をてにいれた!
-
- 32 : 2014/09/07(日) 15:04:39 :
- ~北の国 宿屋 食堂~
秘書「わーい、今日もお鍋だー!」(^○^)
社長「ふうっ」
秘書「しゃちょー、元気出して下さいよー、お鍋美味しいですよー」(≡^∇^≡)
社長「お前は悩みがなくていいなー」
秘書「そんな事ないですよー、あたしだって悩みますよー」( ̄▽ ̄;)
社長「例えば?」
秘書「え、えーと、鍋の後は雑炊にするかうどんにするかとか・・・」( 〃▽〃)
社長「」ソンナコトカ
秘書「『勇者の剣』の事はもうしょうがないですよー」( ̄▽ ̄;)
社長「とは言ってもなー」
秘書「社長、何だったら今夜あたしが超絶テクニックで元気づけてあげますよ!」v(゜∇^d)!!
社長「28才乙女が?」
秘書「ぐうっ」(´д`|||)
~~
秘書「らいらい、ひゃひょーはね!」(//∇//)
社長「また、これだ」ハア
秘書「あらしのころ、どーもってんですは!」
(//∇//)
社長「どう思ってるって言われてもなー」
秘書「しゅきならしゅきれはっきししるっちゅーだ!」(///∇///)
社長「はっきりしろって言われてもなー」
秘書「おねらい、ひょめにもりゃってよー」
(///ω///)♪
社長「お願いされてもなー、泥酔状態で」
秘書「しゃちょー、しゅき、らいしゅきー!」
(///∇///)
社長「そんだけ好きなら、なんで素面の時には言えないかなー?」
~宿屋 翌朝~
秘書「え、えーと」( ̄∇ ̄*)ゞ
社長「何?」
秘書「社長は、なんでこんな可愛い娘が隣で寝てるのにレ○プ、いや、エッチしないのでしょーか?」( 〃▽〃)
社長「じゃあ、お前はジャージ着た泥酔した酒臭いオッサンが隣に寝てたらエッチするのか?」
秘書「あたしはオッサンかー!」( ̄□ ̄;)!!
-
- 33 : 2014/09/07(日) 15:42:12 :
- ~基本設定~
社長 ♂ 30 一般人
(株)魔法具製造販売会社 代表取締役
魔法大学 錬金術学部卒業
仕事が趣味の人
秘書 ♀ 28 社畜/ジャージ女
(株)魔法具製造販売会社 秘書室勤務
商業科高校(女子高)卒業 簿記三級
趣味、暴飲暴食
(株)魔法具製造販売会社
魔法を付与した武器、防具などを製造販売
品質が良く、他国などにも手広く輸出している
鉄人マークⅢ
社長が趣味で製作したよろい型のゴーレム、基本的な能力は○イアンマン マークⅢとほぼ同じ
社長が着用すると鉄人勇者になる
-
- 34 : 2014/09/07(日) 19:22:59 :
- ~勇者国~
秘書「帰って来ました!」(  ̄▽ ̄)
社長「2~3日家でお休みしてて」
秘書「えっ、いいんすか?」☆⌒(*^∇゜)v
社長「なんなら、ずっとお休みでも」
秘書「それはイヤー!」(;゜0゜)
~(株)魔法具製造販売会社 会議室~
社長「これ、どう思う?」
武器課長「ちょっと修理は無理ですね、繋いでも強度が低くて直ぐに折れますよ」
社長「やっぱり」
防具課長「1/3と2/3で別々の武器にした方がいいんじゃないですか?」
社長「そうだなー」
武器課長「2/3の方は長さが十分有るから、うちの設備で切っ先を加工すれば普通の剣に出来ますよ」
社長「じゃあ、2/3の方の加工はお願いするね」
開発課長「『勇者の剣』のデーターとって、コピー造れたらスゴいんですけどね」ハハ
~(株)魔法具製造販売会社 工房~
ガガガガガ ギョンギョンギョン
秘書「うあっ!うるさっ!」(゜ロ゜)
社長「何しに来たの?」
秘書「し、社長の事が気になって///」
(///ω///)♪ モジモジ
社長「本当は?」
秘書「家に居てもゴロゴロしてるだけなんで」( ̄∇ ̄*)ゞ
社長「やはり、なんて残念なヤツ」
秘書「で、何してんすか?」( ・◇・)?
社長「会社の設備で『勇者の剣2/3』を加工中」
秘書「なるほど、そっちが本業ですもんね」
(  ̄▽ ̄)
-
- 35 : 2014/09/07(日) 19:28:55 :
- ~(株)魔法具製造販売会社~
秘書「『勇者の剣2/3』が出来ました!」(* ̄∇ ̄*)っ『勇者の剣2/3』スチャッ
社長「危ないから、嬉しそうに振り回すな」
秘書「『勇者の剣1/3』はどーしたんすか?」
( ・◇・)?
社長「秘密」
秘書「アタシ達二人の間に秘密なんて」
(〃ω〃) モジモジ
社長「お前、全部さらけ出し過ぎ」
秘書「てへっ」( ̄∇ ̄*)ゞ
秘書「『勇者の剣1/3』を短剣にして、アタシに持たせて、社長がピンチの時にアタシが助けるみたいな伏線とか張らないんですか?」(* ̄∇ ̄)ノ
社長「『勇者の剣』は勇者しか使えないの」
秘書「ちぇっ」┐( ̄ヘ ̄)┌
社長「第一、『鉄人マークⅢ』がピンチの時に、お前に何が出来る?」
秘書「そりゃーそーですけど」( ̄~ ̄;)
~(株)魔法具製造販売会社 倉庫~
秘書「やたっ!会社の在庫から武器選び放題!」(* ̄∇ ̄*)
社長「散らかすなよ、怒られるから」
秘書「社長、これなんかどーすか?」
(* ̄∇ ̄)っ『へんげのつえ』サッ
社長「おまー、『変化の杖』を何に使うんだ?」
秘書「じゃあ、これは?」( ̄▽ ̄)っ『マグマのつえ』サッ
社長「『マグマの杖』か、イマイチ」
秘書「これとか、これは?」『てんばつのつえ』ヽ(・∀・)っ『いかづちのつえ』
社長「『天罰の杖』に『いかずちの杖』か、『いかずちの杖』でいいんじゃない」
秘書「じゃあ、これ貰いっと」(* ̄∇ ̄*)っ『いかづちのつえ』
秘書「社長、これ使わなくなったら売っぱらって良いですか?」( ・∇・)
社長「会社に返せよな」
秘書「えー、くれたんでしょー」(・o・)
-
- 36 : 2014/09/07(日) 20:22:25 :
- ~(株)魔法具製造販売会社~
秘書「あっ、そーだ!」( ̄O ̄)
社長「何?」
秘書「あたしちょっと痩せたから、マークⅡを着れんじゃないすか?」(* ̄∇ ̄)ノ
社長「痩せたの?ずっと暴飲暴食してたようにしか思えないけど」
秘書「ほら冒険の旅であちこち歩いたり、魔物と戦ったりとかで」ヽ(・∀・)ノ
社長「お前のいう魔物との戦いって、一角ウサギ食べたりとか、暴れ牛鳥食べたりとかか?」
秘書「暴れ牛鳥はまだ食べてません!」( ´△`)
社長「宿で暴れ牛鳥の霜降り肉出た事あるじゃん!」
秘書「あ、あのとろけそうなお肉ですか!社長、ちょっと暴れ牛鳥を5~6匹倒して来て下さいよー」( ̄¬ ̄)
~(株)魔法具製造販売会社 研究開発室~
社長「無理だと思うけど」
秘書「大丈夫っすよ、たぶん」(* ̄∇ ̄)ノ
社長「ほらマークⅡ」ガラガラガラ
秘書「ぬー!」(#`皿´) ンショ ギュッギュウウー
社長「やっぱ、お尻がつっかえるw」
秘書「ありりっ、何でだろ、前よりキツイような」Σ( ̄皿 ̄;;
社長「お前が増量してるからだ」
秘書「ひーん、社長、あたしにマークⅣ作ってー」(。>д<)
社長「これ一機にいくらかかってると?」
秘書「あたしの給料3ケ月分くらい?」
( ・∇・)
社長「30年分でも足りんわ!」
秘書「げっ!」(((((゜゜;)
社長「第一新しく作っても、たぶんお前は直ぐに着れなくなるだろー、鉄人はジャージみたいに伸びないんだから」
秘書「そ、そんな事ないっすよー」(;゜∇゜)
社長「だったら、マークⅡに体型合わせる努力も出来るだろーが!」
秘書「あたた、そーきたか!」(/´△`\)
-
- 37 : 2014/09/07(日) 21:23:33 :
- ~勇者国~
秘書「というわけで旅に出ますが、またマークⅡはお留守番です」( ´△`)
社長「マークⅡは試作機で武器は付いて無いけど、マークⅢと同じだけパワーあるし、空も飛べるのに・・・」
秘書「どんくらいパワーあんの?」( ・◇・)?
社長「3トンくらいの物を持ち上げる」
秘書「3トンてどれくらいかなー」( ・∇・)
社長「お前三匹分」
秘書「あたし1000kgも無いわー」( ̄□ ̄;)!!
社長「なんだわかってんじゃん」
秘書「3トンくらいの物ってどんな感じかなーって思っただけです!」(ー。ー#)
社長「お前がマークⅡ着れれば戦力UPするのに」
秘書「それより社長、早く暴れ牛鳥を狩りに行きましょうよ」(* ̄∇ ̄*)
社長「お前、マークⅡ着る気無いだろ」
秘書「そーいや、鉄人が飛んでるとこ見た事無いですよ、本当に飛べるんすか」( ・◇・)?
社長「飛べるよ」カチャッ
秘書「じゃあ、飛んで!」( ・∇・)
鉄人勇者「るーら!」ゴッ! ギュウウウン
てつじんゆうしゃはじゅもんをとなえた!
秘書「うあ、飛んだ!」!!(゜ロ゜ノ)ノ
ギュウウウン ン ン ン ン ン ン・・・・
秘書「」( ・∇・)
秘書「」( ̄▽ ̄= ̄▽ ̄)
秘書「」(;・ω・)
秘書「ひーん、しゃちょー!(泣)」(。>д<)
鉄人勇者「なんだよ」ゴオオオッ
秘書「置いてきぼりにされたかと(涙)」(´;ω;`)
鉄人勇者「だから普段は飛ばないの」
-
- 38 : 2014/09/07(日) 23:02:16 :
- ~南の国~
秘書「社長、あちーよー(汗)」(T▽T;) ダラダラ
社長「太ってるからだ」
秘書「違ーう、この国が暑いの!」(#`皿´)
社長「はいはい、南国だからね」
秘書「こんな暑いのに社長はなんで涼しい顔してんの?」( ・◇・)?
社長「魔法で鉄人の中は快適な温度に保たれてるから」
秘書「ずるいー!」(# ̄З ̄)
社長「マークⅡだって同じ機能があるよ」
秘書「社長、マークⅡちゃんを取ってきてちょー」(* ̄∇ ̄*)
社長「持って来ても、着れなきゃ意味無い」
秘書「ううっ(涙)」(´;ω;`)
~南の国 商店街~
秘書「夏服を買いに来ました!」(* ̄∇ ̄*)
社長「どれにする?」
秘書「社長、『魔法の水着』は?」( 〃▽〃)
社長「弊社の製品から離れなさい」
秘書「このタンクトップは?」(〃ω〃)
社長「プヨプヨの上腕丸出しで良ければ」
秘書「プヨプヨ言うな!」(#`皿´)
秘書「このホットパンツも!」(〃ω〃)
社長「その太い脚出すのか、いい度胸だな」
秘書「いちいちうるさい!」(*`Д´)ノ!!!
秘書「むー」( ̄~ ̄;)
社長「堕肉丸出しで何悩んでる?」
※堕落した肉体
秘書「暑いからこれでいいや!」(* ̄∇ ̄*)
社長「いろんな意味であきらめてないか?」
-
- 39 : 2014/09/08(月) 04:30:47 :
- ~南の国 商店街~
秘書「社長、女子が薄着になるとエロいでしょー」(〃ω〃)
社長「それはもっと『ボンキュッボン』て娘が言っていい台詞」
秘書「えー、あたしは?」( ・◇・)?
社長「お前は『ボンポヨンドーン』だろ」
秘書「ボンはボンなんだー!」( 〃▽〃)
社長「おまー、『ポヨンドーン』の方をなんとかしろ」
秘書「あたしは貴方の『肉奴隷』///」(//∇//)
社長「肉奴隷の意味が違ーう!おまーのは無駄肉!!」
秘書「はあー、社長がモデル体型の痩せっぽちよりも、グラビアアイドル体型のグラマー女子の方が抱き心地が良いのにいつ気付いてくれるのやら」ヽ(´o`;
社長「グラビアアイドル体型になってから言え!」
~フィールド~
まもののむれがあらわれた!
暴れ牛鳥×3
秘書「おっしゃ!来たー♪」(*≧∀≦*)
鉄人勇者「めらぞーま!」ゴオオオオー
てつじんゆうしゃはじゅもんをとなえた!
手のひらから巨大な火球が飛び出す!
あばれうしどりAをたおした!
秘書「うあ、肉の焼ける良い匂いが!」( ̄¬ ̄) ジュルッ
以下省略
あばれうしどりをやっつけた!
秘書「社長、焼肉も良いけど、暑いから霜降り肉の冷しゃぶにしたかったんですけどー」
( ´∀`)
鉄人勇者「いや、別に料理しに来てんじゃないけど・・・」
-
- 40 : 2014/09/08(月) 06:50:49 :
- ~南の国~
秘書「社長、そーいや、なんでこんな暑い国に来てるんですか?」( ・◇・)?
社長「秘書が夏ヤセするかも知れないから」
秘書「えー!」(ノ゜ο゜)ノ
社長「夏の薄着ではジャージよりも堕肉が隠せないし、夏バテで食欲も落ちるかも知れない」
秘書「マジっすか!」(;・ω・)
社長「いや、他にも理由は有るんだけど」
秘書「あっ、社長、それよりアイス食べて良いですか?」( 〃▽〃)
社長「やっぱ、夏ヤセは無理っぽいな」
~南の国 港町~
秘書「なんで港なんか来たんすか?」
( ・◇・)?
社長「魔王の居る城はこの海を渡った島にあんの」
秘書「なるほど」( ̄ー ̄)
~港町 観光船案内所~
社長「船は出せないんですか?」
案内嬢「申し訳ありません、近海に魔物が出ていて危険なので・・・」
秘書「おうおう、責任者出せやー」( ̄ヘ ̄メ)
案内嬢「ひいっ!」
社長「こらこら、お前は大人しくしてろ!とりあえず、責任者の人を呼んで下さい」
船長「どうかしましたか?」ドタドタ
秘書「この、ねーちゃんが」(*`Д´)ノ!!!
社長「ややこしいからお前はしゃべるな!」
-
- 41 : 2014/09/08(月) 07:41:16 :
- ~南の海 船上~
秘書「という訳で、今回は海の魔物を退治します」(  ̄▽ ̄)
チャプチャプ
秘書「おえーっ!」( TДT)ゲロゲロ
秘書「こ、これは、もしかして悪阻?」
( 〃▽〃) ハッ
秘書「おえーっ!」(|| ゜Д゜) ゲロゲロ
秘書「あ、あたしのお腹の中には社長との愛の結晶が!」(///ω///)♪ ハフン
秘書「おえーっ!」(;´Д`) ゲロゲロ
社長「28才乙女がなんで妊娠するんだ、想像妊娠?」
秘書「ごらー、28才乙女いうなー、うおっぷ」( ̄□||||!!
社長「よく、船酔いでそんだけ遊べるな?」
『魔物だー!』
『勇者様、魔物が出ました!』
鉄人勇者「出番だ!」カチャリ
秘書「いってらっさー、おえっぷ」( ;∀;)
まもののむれがあらわれた!
大王イカ×3
鉄人勇者「いきなり、いおなずん!」ガチャッ ドッカーン!
てつじんゆうしゃはじゅもんをとなえた!
大王イカABCをたおした!
秘書「い、イカ焼きの匂いが!」( ̄¬ ̄) ジュルッ
鉄人勇者「お前もう復活してんの?」
秘書「社長、めらぞーま!でそのゲソ焼いて下さいよ!誰かー、お醤油持って来てー!」
( 〃▽〃)
-
- 42 : 2014/09/08(月) 07:59:15 :
- ~南の海 船上~
秘書「船酔いで少し痩せました!」(* ̄∇ ̄*)
社長「ウソつくな!」
秘書「あっ、社長、そっちのゲソは干物にして下さい」
社長「干物女が干物を食ったら共食いにならないか?」
秘書「誰が干物女じゃー!」(#`皿´)
社長「あっ、喪女だった!」
秘書「船員さん、船員さん」(*´ω`*) モキュモキュ
船員「何でしょうか?」
秘書「他にも食べると美味しい魔物っています?」( ̄¬ ̄) ジュルッ
船員「サメ系とかしびれクラゲ系はダメですけど、魚系や貝系の魔物は美味しいですよ」
秘書「しゃちょー、獲ってー!」( ・∇・)
社長「私は漁師か!」
秘書「あっ、そーだ! ~♪」(。-∀-) ピイイ-
ひしょはくちぶえをふいた!
なんとまもののむれがあらわれた!
社長「おまー、いつの間に新しい特技を覚えた!」
-
- 43 : 2014/09/08(月) 08:46:07 :
- はじめまして。
秘書可愛いな~。このノリ好きです。
秘書頑張れ!
続きも期待してます。
-
- 44 : 2014/09/08(月) 09:34:13 :
- ~南の国~
秘書「南の国の近海の魔物は食べ尽くしました!」( ・∇・)
社長「退治した!だろ」
秘書「お刺身、塩焼き、海鮮鍋と海の魔物を堪能しました~♪」(* ̄∇ ̄*) ウフッ
社長「船酔いはどうした?」
秘書「でも、さすがにマーマンの姿造りはグロくて食べれませんでした・・・」(´・ω・`)
社長「お前、マーマンの切り身は美味しい美味しいって食べてたじゃん?」
秘書「あたしマーマン食べてたの?」
( ・◇・)?
社長「うん」
秘書「じゃあ、次はマーマンの姿造りにもチャレンジ!」(゜∇^d)!!
社長「何が次はチャレンジだ」
秘書「で、次は遠洋漁業に!」(* ̄∇ ̄*)
社長「何で遠洋に行かなきゃならないんだ?」
秘書「社長、マグロの魔物とかいないんすかね?」( ̄¬ ̄) ジュルッ
社長「それって、普通のマグロで良くないか?」
秘書「お魚ばかり食べてたので少し痩せた気がします!」( 〃▽〃)
社長「気のせい」
秘書「社長、魚ばかりで飽きたので、お肉が食べたいです!」( ̄¬ ̄) ジュルッ
-
- 45 : 2014/09/08(月) 15:56:18 :
- 秘書「次回は激闘!魔王の島編に突入します!」(゜∇^d)!!
社長「まだネタ考え中なんだから、勝手に予告すんな!」
~基本設定2~
鉄人マークⅢの装備
怪力
装着者の筋力を強化して3トン(秘書三人分?)の重さの物も持ち上げることが出来る
防御
火炎や吹雪、魔法やドラゴンのブレスなどから中身(社長)を完全に守る
もちろん、刀や弓矢も効かない
べぎらま
肩部に内蔵された、マジックアローを複数発射するランチャー、誘導式でロックオンした目標には百発百中
いおなずん
前腕部に内蔵された、強力なマジックミサイルのランチャー、単装だが大爆発を起こして目標の周囲を吹き飛ばす、射ったら轟音でいつも秘書の耳が(゜ロ゜)キーンとなる(笑)
めらぞーま
手のひらの噴射口から巨大な火球を打ち出す、るーらでの飛行の姿勢制御にも使われる、あと秘書が時々これで肉を焼いてもらってる(笑)
ぎがでぃん
胸部の魔法リアクターから直接強力なエネルギーを発射するらしい
ぎがすらっしゅ
なんだかすごい技らしい
るーら
足の裏と手のひらの噴射口から炎を噴射して空を飛ぶ、長距離でも飛べるがこの世界の正解な地図が無いので、どこに飛んで行くか分からない
まぬーさ
どうやら煙幕を発生させるらしい
その他
望遠、聴力強化、熱源探査など、魔力により視覚、聴覚などの強化が出来る
魔法により鉄人の中は夏涼しく、冬暖かい快適な温度に保たれてる
鉄人マークⅡ
マークⅢの試作機
武装が無い事を除けばマークⅢとほぼ同等の性能、残念ながらあともうちょいで秘書のお尻が入らない。。。
-
- 46 : 2014/09/09(火) 14:37:27 :
- ~南の海 船上~
秘書「というわけで、マグロの魔物を求めて遠洋漁業の旅に出ました!」(゜∇^d)!!
社長「ウソつくな、遠洋漁業じゃない、マグロの魔物もいない」
秘書「えー、いないのー」(´・ω・`)
社長「いない」
秘書「仕方ないので魔王の島に行きます」
(* ̄∇ ̄*)
社長「最初からだ!」
秘書「南の国の近海の魔物を食べ尽くしたので、お礼に船で送ってもらってます」v(・∀・*)
社長「なんか一部分説明おかしい」
秘書「社長、魔王の島って魔界っぽい感じなんですか?」( ・◇・)?
社長「いや、普通に人間も住んでる」
秘書「魔王の城のそばなんかに住んで大丈夫なんですか?」
社長「島って言ってもかなり大きいし、島の魔王城とは反対側には人間の国がある」
秘書「へー、そうなんですか」( ・∇・)
社長「人間以外にも、魔族や妖精族も住んでる」
秘書「社長、物知りですねー」( 〃▽〃)
社長「これくらい学校で習うだろ」
秘書「い、いや、あたしは商業科だったから」(;゜∀゜) アセアセ
社長「商業科でも、地理とか歴史とか社会科の授業はあるだろ」
秘書「えー、うちは女子校ですよー、ちゃんと真面目に授業を聞いてるわけ無いじゃないですかー」(о´∀`о) ヘラヘラ
社長「授業を聞いて無いの、女子校とか関係無いから」
秘書「てへっ」( ̄∇ ̄*)ゞ ポリポリ
社長「お前、よくうちの入社試験通ったな」
秘書「面接だけだったので猫かぶってました」
(  ̄▽ ̄) エッヘン
社長「誰だ、こんなのに騙された面接官は」
秘書「あたしの時は先代の社長さんが面接してくれましたよ」(* ̄∇ ̄)ノ
社長「親父か、親子で女の子の好みが似てるからなー」
秘書「し、しゃちょー、今なんて言いました~?親子で女の子の好みが似てるってー事は!」
(*≧∀≦*) ウレシー
-
- 47 : 2014/09/09(火) 22:21:08 :
- ~魔王の島 東の国~
秘書「魔王の島に着いたー!」( ・∇・)
社長「ありがとうございます、船長、おかげで助かりました」
船長「いや、こうして航海が出来るのも、勇者様が海の魔物を退治してくれたおかげですから」
~東の国 港町~
秘書「普通ににぎやかな港だし、普通ににぎやかな町だー」( ̄▽ ̄= ̄▽ ̄)
社長「普通に人間が大勢暮らしてるんだから、当たり前だ」
秘書「でも、魔王城が近いし、魔物も多くて危険なんじゃないんですか?」(´・ω・`)?
社長「もしかして、お前の好物の暴れ牛鳥や一角ウサギみたいな魔物がこの島から来たと思ってる?」
秘書「えっ、違うんですか?」(゜ロ゜;ノ)ノ
社長「あの手の魔獣が海をどうやって渡ると思う?」
秘書「えーと」( ̄∇ ̄*)ゞ
社長「あれは魔王の影響で野生動物が魔物化 して魔獣になったんだ」
秘書「そ、そうなんですか!」( ̄□ ̄;)!!
社長「魔樹とか、魔魚とかもね」
秘書「し、知らなかった」(´・ω・`)
社長「生物とか理科の授業で・・・」
秘書「わー、ごめんなさい、わたしが悪うございました~」(/≧◇≦\)
社長「だから、魔王を倒さないと、遠く離れた国でも、魔物の脅威にさらされるんだ」
秘書「だから、海の向こうの国にも魔物がいたんですね」( ̄ー ̄) ナットク
社長「もちろん、この国は魔族との戦争では最前線なんだけどね」
秘書「戦争してるのに、なんでみんな他所に逃げないんですか?」(;・∀・)
社長「みんなこの国で生まれ育ってるし、逃げ出せば土地も財産も全て失ってしまう」
秘書「むー」(´・ω・`)
社長「ボロ敗けだっていうならともかく、普通は自分の国を守るために戦うさ」
秘書「むー」( ̄~ ̄;)
社長「なんだ珍しく考え込んで」
秘書「社長、あたしお腹が減りました、あのお店でご飯食べましょう!」( ̄¬ ̄) グギユルルル
社長「お前、ちゃんと話聞いてた?」
秘書「途中までは聞いてましたよ」( ・∇・)
-
- 48 : 2014/09/09(火) 22:55:28 :
- ~東の国 食堂~
秘書「社長、遠い異国に来て、珍しい食べ物に珍しいお酒、旅のだいご味ですねー」(*≧∀≦*)
社長「お前はどこで何食べても同じだろう?」
秘書「ふぉんなころないれふほ、やっはひとーひくひのてぃやべもろはみぇりゅらひーきゃらてぃやべりてうれひーれふ」(*´ω`*) モシャモシャ
(そんな事ないですよ、やっぱし遠い国の食べ物は珍しいから食べれて嬉しいです)
社長「だから、全力で食べるのと、全力でしゃべるのを同時にするな!」
秘書「んー、ごくっ、すみませーん、このお酒お代わりー!」(*゜▽゜)_□
社長「おまーなぁ」
秘書「あっ、社長もお酒お代わりですか?」
( ・∇・)
~~
秘書「しゃちょー、このおしゃけおいしー!」
(//∇//)
社長「やっぱ、どこに来ても同じだ」
秘書「ねー、ねー、しゃちょー、しゃちょーはどんな女の子がしゅきなの?」(///∇///)
社長「ジャージ着た28才の酔っぱらった乙女が好き」
秘書「えー、変にゃのー!」(*≧∀≦*)
社長「ほら、残念な状態」
秘書「しゃちょー、あたひみてゃいな女の子はきりゃい?」(///∇///)
社長「そもそも、嫌いだったらこんな遠くまで連れて来てないって」
秘書「にゃんかよくわかんない」(*´∀`)ノ
社長「かなり残念」
秘書「しゃちょーはどんにゃおんにゃの子がしゅきなにょ?」(///∇///)
社長「だから、ジャージ着た28才酔いどれ処女」
秘書「しゃちょーは、こんなジャージきちゃ28しゃいのおんにゃの子はきりゃい?」(///ω///)
社長「なんか、ループに突入www」
~~
社長「部屋に戻るぞ」
秘書「しゃちょーは、こんなジャージきちゃ28しゃいのおんにゃの子はきりゃい?」(〃ω〃)
社長「いい加減、ループから脱け出せ」
秘書「しゃちょー、おんぶー」( 〃▽〃)
社長「はいはい、ぐおっ、鉄人着ておんぶしないとそのうちギックリ腰になるかも」
-
- 49 : 2014/09/09(火) 23:33:42 :
- ~東の国 最前線~
秘書「最前線にやって来ました、砦にはへーたいさんがいっぱい居ます」( ̄ー ̄ゞ-☆ ケイレイ
将軍「勇者様、この砦が我が国を魔物から守る最前線、辺りは魔物だらけでこの先には到底行けません」
社長「この砦を攻める為に魔物が集まってるだけで、こいつらを蹴散らせばその先は魔物だらけって事はないですよ」
将軍「しかし、ここだけでも何千という魔物が・・・」
社長「味方の兵士はこの砦の外側に出てませんよね?」
~砦の外~
鉄人勇者「右端から順に掃除していくか、いおなずん!」ガチャッ ドッカーン!
てつじんゆうしゃはじゅもんをとなえた!
まものA~Zをたおした!
将軍「」(゜ロ゜) キーン
秘書「」(゜ロ゜) キーン
鉄人勇者「いおなずん!」×30
てつじんゆうしゃはじゅもんをとなえた!×30
まもの○○をたおした!×30
将軍「」(゜ロ゜) キーン×30
秘書「」(゜ロ゜) キーン×30
戦場「」プスプス
まもののむれをやっつけた!
しょうぐんとひしょのみみはきこえない!
鉄人勇者「これで全部片付きましたよ、将軍」
将軍「え゛!何か言いました?」(゜ロ゜) キーン
鉄人勇者「秘書、道が出来たし行くぞ」
秘書「え゛!何か言いました?」(゜ロ゜) キーン
鉄人勇者「秘書、お前はいつもキレイだよ」
秘書「そんな、キレイだなんてー」(〃ω〃) モジモジ
鉄人勇者「聞こえてるじゃんか」
-
- 50 : 2014/09/09(火) 23:52:45 :
- 秘書「次回はネコ耳始めましたの巻」(゜∇^d)!!
お楽しみに!
~魔王城~
魔王「なに!東の国を攻めていた軍勢が全滅しただと?」
側近「は、はい」
魔王「いったい何が起きたのだ」
側近「『勇者』が現れたとの報告が・・・」
魔王「何!『勇者』だと!!」
側近「赤と金色のよろいを着た『勇者』が一人で数千の我が軍勢をたった半時で消し炭に変えたと・・・」
魔王「むうう、やはり我が最大の脅威は『勇者』か」
側近「いかが致しましょう」
魔王「無論、この城で『勇者』を迎え討つが、その前に」
側近「はっ」
魔王「前線よりこちら側は魔族の領域、各地に触れを出し、『勇者』を迎撃させるのだ!」
~○○族 集落~
伝令「と言うわけだ」パタパタ
○○族長「そ、そんな、うちみたいな弱小部族では『勇者』の迎撃などとても」
伝令「そーだよなー、ドラゴンとかトロール族とかなら別だろうけど」パタパタ
○○族長「数千の軍勢を消し炭に・・・」ガクブル
伝令「正直、下手に手を出して怒らせたらヤバいよな」パタパタ
○○族長「ど、どうしよう」オロオロ
伝令「この集落を通らない事を祈るんだねー」パタパタ
○○族長「もし、ゆ、『勇者』が来たら」ブルブル
伝令「お宝でも差し出して、穏便に帰ってもらうのが賢いかもな」パタパタ
○○族長「こんな貧乏な一族にそんな宝など」シクシク
伝令「じゃあ、若くて可愛い娘を貢ぐしかないんじゃない?」パタパタ
○○族長「おおっ、その手が!幸い我が一族の娘は美形揃い!」ヨカッタ
秘書「なんか悪い予感が!」(ー_ー;)
-
- 51 : 2014/09/10(水) 07:45:53 :
- ~魔王の島 荒野~
秘書「社長、ここってどこですか?」( ・◇・)?
社長「魔王の島」
秘書「魔王の島のどこですか?」(´・ω・`)?
社長「わからない」
秘書「・・・」(;゜∇゜) エッ?
社長「東の国の外は地図も何も無いんだから仕方ない」
秘書「どーすんですかー!」(´;ω;`) シクシク
社長「ちょっと辺りを見てくる」ガチャン
鉄人勇者「るーら!」ゴオオオオ
てつじんゆうしゃはじゅもんをとなえた!
秘書「飛んだー!」(⌒∇⌒)ノ""
ゴオオオオ
秘書「もう、帰って来た」( ・∇・)
社長「近くに集落があった」ヘルメットヌギッ
秘書「人間が住んでるんですか?」( ・◇・)?
社長「そりゃ、魔族の集落だろ」
秘書「も、もしかして皆殺しに!」(゜ロ゜;ノ)ノ
社長「道を聞くだけだよ、襲ってきたら戦うけど」
~○○族 集落~
鉄人勇者「」ガチャンガチャン
秘書「」トテトテ
村娘「にゃん?」(^・ω・^)∫
秘書「ネコ耳にシッポ!萌えー!」( 〃▽〃)
村娘「きゃー、ゆ、『勇者』にゃー!」(((((((^・・^;)
鉄人勇者「あっ、『勇者』ってわかるんだ」ユーメーナノ?
村娘「ど、どーか命だけは」m(^≧Д≦^)m ドゲザッ
秘書「なんか、弱っちそうな魔族ですね、萌えるけど」(* ̄∇ ̄)ノ
族長「わしが、猫人一族の長ですじゃ、勇者様」(;^・ω・^)
秘書「ネコ耳のじーちゃんには萌えない」
(ー_ー;)
族長「何でも言うことを聞きますので、どうか皆の命ばかりはお助けを」(^・ω・^)っ『白旗』ヒラヒラ
社長「じゃあ、一夜の宿を貸してもらおうか、あと明日でいいから道を教えて」
族長「それくらいでしたらお安い御用です」
(^・ω・^)
-
- 52 : 2014/09/10(水) 09:37:05 :
- ~猫人族の集落~
秘書「社長、あたしって女優に例えたら誰に似てます~?」( 〃▽〃)
社長「ホタルノヒカリの干物女とごくせんのジャージ女を足して2で割らない感じ」
秘書「えへへ、綾瀬はるかに仲間ゆきえを足した感じか~♪あたし美人ー!」( ^∀^)
社長「ものすごい都合の良い解釈」
???「勇者様」コンコン
秘書「ん、差し入れか何かっすかね?」(  ̄▽ ̄)
猫娘「失礼します」(^・ω・^)∫ ニャン
秘書「うあ、ネコ耳美少女!萌えー!」( 〃▽〃)
猫娘「勇者様、夜伽に参りました」(^・ω・^) ニャン
社長「夜伽って?」
猫娘「わたくしを勇者様のご自由になさって下さい」(^〃ω〃^)∫ モジモジニャン
社長「なんで?」
猫娘「このような貧しい村で何のおもてなしも出来ないので、せめて村の乙女を勇者様にと、長が」(^ ・ω・^)∫ イッテタニャン
秘書「一夜妻だ!」(///∇///)
猫娘「いえ、出来れば末長く可愛がっていただければと」(^・ω・^)∫ オモウニャン
社長「君いくつ?」
猫娘「16です」(^・ω・^)∫ ニャン
社長「うーん」
秘書「社長、この娘あたしに下さい」
(* ̄∇ ̄)ノ
社長「食べるの?」
秘書「食べません!飼うんです」(#`皿´) ムギー
社長「飼う?」
秘書「子供の頃から猫を飼いたかったんです」
( 〃▽〃)
社長「私は犬派だから、別にいいよ」
秘書「え゛、社長は犬娘萌えなんですか!」
(;゜∇゜)
社長「ペットの話」
秘書「ネコ耳美少女、こっちに来なさい、へっへっへ」( ☆∀☆)
猫娘「なにそれこわい」(^・ω・^)∫ ニャン
秘書「えへへー、社長は16才ネコ耳美少女で萌えなくてもいいんですか~」(о´∀`о) ニヘラ
社長「ほら、私は28才ジャージ美処女に萌えてるから」
秘書「し、しゃちょーん、愛してるううー!」
(///∇///) ダキツキ
社長「暑苦しい」グイッ
秘書「むぎゅっ」(´-ω-`)
猫娘「にゃん?」(^・ω・^)∫
ねこむすめがなかまになった!
-
- 53 : 2014/09/11(木) 07:38:16 :
- ~魔王の島~
秘書「普段着兼寝間着はミズノ、お出かけ用はアディダスとプーマ、勝負ジャージはナイキです!」(* ̄∇ ̄)ノ
社長「勝負ジャージってなに?」
秘書「家でゴロゴロする時は高校の時の学校指定のジャージです」( ̄ー ̄)
社長「なんか、哀れだから服買ってやろうか?」
秘書「じゃあ、アンブロのジャージが欲しいです!」( 〃▽〃)
社長「ジャージかよ!」
以下、番外編『側近さんの大冒険!』の巻(笑)
~勇者国~
側近「に、人間の国に潜入したが・・・」
(;・∀・) ドキドキ
側近「なんかスゴい見られてる気が・・・」
(;゜∀゜) ドキドキ
通行人A「(うわー、すげー美人!)」 ジー
通行人B「(き、キレイなお姉さんなんだな!)」 チラチラ
通行人C「(何よこの女、ちょっと美人だからって澄ましちゃって!)」 ジトー
※側近さんはダークエルフなので凄い美人さんです
側近「も、もうちょっと帽子深く被って、あっ、長い耳ちゃんと隠れてるかな」(〃ω〃) アセアセ
側近「勇者の事をどうやって調べよう・・・」(ー_ー;) ウーム
側近「とりあえず通行人に聞いてみるか、なるべくさりげなく」(ーー;) トテトテ
側近「あのー」( ・∇・)ノ チョット
通行人D「ひ、ひゃい!(び、美人のお姉さんに話しかけられた!)」 ドキドキ
側近「え、えーと、『勇者』って・・・」
(;・∀・)
通行人D「あっ、社長さんの事ですか?」ナンダ
側近「社長?」( ・◇・)?
~(株)魔法具製造販売会社~
側近「ふっふっふ、ここが『勇者』の城か」
( ̄ー ̄) ← 側近さんの頭の中では大きな建物はみんな城です(笑)
ガチャ
受付嬢「いらっしゃいませー、ご用件をお伺いいたします」ニコッ
側近「ご、ご用件?」(゜ロ゜;ノ)ノ オロオロ
受付嬢「弊社の誰かにご用でしょうか?」ニコッ
側近「え、えーと、誰かって、その、ゆ、『勇者』に」( ̄∇ ̄*)ゞ ゴニョゴニョ
受付嬢「社長ですか?社長は生憎、『魔王』討伐で不在ですが (社長、先輩(=秘書)だけじゃなくこんな美人まで)・・・」ニコニコ
側近「そ、そーじゃなくて、『勇者』の」
(・д・ = ・д・) ウロウロ
受付嬢「社長の?(うあ、何よこの女!)」ニコッ
※受付嬢は秘書の後輩です(笑)
側近「あっ、そ、そうだ!どんなところで働いてるか見てみたいなーって」(;゜∇゜) アセアセ
受付嬢「ああ、社内見学ですか、案内役を付けますか?」ニコッ
側近「い、いえ、一人でぶらっと見るくらいで」(;・ω・) ドキドキ
受付嬢「では、ここに名前を書いて下さい、あと胸にこのバッチをつけて・・・」っ『バッチ』サッ
側近「名前、名前」((φ( ̄ー ̄ ) カキカキ
側近「この緑色のバッチは?」( ・◇・)?
受付嬢「来客用のバッチです、安全なエリアには入れますが作業場とか危険な場所には入れないようになってます」
側近「危険な場所?」(;・∀・)
受付嬢「赤とか黄色で縁取られたドアは危険なんで近づかないて下さい」
側近「わかりました、行ってきます」( ・∇・)
トテトテ
受付嬢「なんか挙動不審な美人が社長宛に来たって後で先輩に報告しなきゃ!」←秘書の休憩室仲間です
受付嬢「どれどれ、側近って名前か!」チェックチェック
-
- 54 : 2014/09/11(木) 07:54:11 :
- ~(株)魔法具製造販売会社 武器展示場~
側近「なになに、弊社の製品ラインナップ・・・」( ・◇・)?
側近「うああ、マジこの杖とか欲しーーーい!」( 〃▽〃)
???「見学ですか?」
側近「ひ、ひゃい!」(゜ロ゜;ノ)ノ ビクゥ
武器課長「うちの『○○の杖』シリーズは人気商品なんですよー」
側近「私も欲しいのが何本か有ります」(〃ω〃)
武器課長「あっ、お客さん、よく焼けてらっしゃいますねー、サーフィンとかされるんですか?」
側近「さ、さーふぃん?」(; ̄Д ̄)?
武器課長「いや、小麦色に日焼けされてるので」
※ダークエルフだからです!
側近「そ、そうです、さーふぃんです!」
( ̄0 ̄;
武器課長「では、ゆっくり見学してらして下さい」トテトテ
側近「ホッ」( ̄▽ ̄)=3
側近「でも、さーふぃんてなんだろ?」
(;・ω・) ムー
~(株)魔法具製造販売会社 防具展示場~
側近「うあーっ、この『魔法の盾』いいなーっ」
( 〃▽〃)
側近「『鏡の盾』も捨てがたい」(〃ω〃)
側近「ププッ、何この『魔法のビキニ』!エロいー!」(*≧∀≦*)
防具課長「そうです、エロさと防御力の両立を目指した製品です」
側近「ひいい!」!!(゜ロ゜ノ)ノ イキナリ!
防具課長「やはり女性冒険者は強くてエロくないと!」リキセツ
側近「エロくないとダメですか」( ̄0 ̄;
防具課長「エロくない女性冒険者に存在価値がありますか!」リキセツ!
側近「と、ところで、あのー、『勇者』の働いてる場所って?」(;・∀・)
防具課長「あっ、社長のお友達ですか?」
側近「そ、そんな感じで・・・」(;゜∀゜)
防具課長「社長なら普段は研究開発室で仕事してますけど・・・」
-
- 55 : 2014/09/11(木) 08:03:28 :
- ~魔王の島 荒野~
秘書「という訳でネコ耳始めました!」
(゜∇^d)!! ニャン!
猫娘「にゃん!」(^・ω・^)∫
秘書「萌えー!」(*≧∀≦*)
社長「何やってんだか・・・」
ねこむすめはゆうしゃのみちあんないをしている!
まものがあらわれた!
ドラゴン×1
鉄人勇者「いおなずん!」ガチャッ ドッカーン!
てつじんゆうしゃはじゅもんをとなえた!
腕からマジックミサイルを発射!
ドラゴンをたおした!
秘書「」(゜ロ゜) キーン
猫娘「」(^・ロ・^) キーン
鉄人勇者「お前ら大丈夫か?」
秘書「え゛!なんか言いました?」 (゜ロ゜) キーン
猫娘「え!なに言ったにゃん?」(^・ロ・^) キーン
鉄人勇者「お前らドラゴンの肉食べる?」
秘書「もちろん、食べます」( 〃▽〃)
猫娘「もちろん、食べるにゃ」( ^・▽・^)
鉄人勇者「ちゃんと聞こえてんじゃん!うああ、面倒くさいのが二匹になった・・・」
『側近さんの大冒険!』の巻の続き(笑)
~(株)魔法具製造販売会社 研究開発室~
『関係者以外立ち入り禁止!』
※魔法トラップ注意 !危険!
セ○ム始めました!
いりぐちはまがまがしくあかくふちどられている!
側近「ふっふっふ、セ○ムの防御結界など私の魔力を持ってすれば容易く解除・・・」
(* ̄∇ ̄)ノ バタン
そっきんはセ○ムのまほうじんをかいじょした!
しかし、とびらにしかけられたべつのトラップがさどうした!
側近「あーれーーー!」ヽ(゜〇゜;)ノ ピュウウウ-
そっきんはおとしあなにおちてしまった!
開発課長「あれっ?落とし穴の蓋が開いてる、誰か結界にイタズラしたのかな?」カチッ パタン
~~
側近「なんで地下迷宮につながる落とし穴なんかがこんなところにあるんだ」( ̄ロ ̄lll) ハアハア
側近「戻って来るのに三日もかかってしまった」( TДT) クソー
側近「今度は落とし穴に気をつけて」
(* ̄∇ ̄)ノ ガチャ
そっきんはトラップをかいじょした!
側近「無事に侵入成功!」(* ̄∇ ̄*) パタン
そっきんはへやにはいった!
しかし、べつのトラップがさどうした!
プシュー ≡3≡3≡3
かべからあやしいガスがふきだす!
側近「なっ、ガス?」(/ロ゜)/ ヒエエ
側近「」o(__*)Zzz
そっきんはねむってしまった!
~~
側近「はっ!」!Σ( ̄□ ̄;)ムクリ
側近「こ、ここは?」(゜Д゜≡゜Д゜)? キョロキョロ
側近「そ、そうか眠らされて」(;・∀・)
側近「催眠ガスだったか」(〃´o`)=3 ホッ
側近「これ以上トラップにかからないように、ほんの少しの魔力にも注意して・・・」(゜_゜;) フミッ
そっきんはなにかをふんでしまった!
ガチャン!
側近「うっぎゃああああ!」Σ(T▽T;)
そっきんがふんだものはトラバサミだった!
まがまがしいわながあしにくいこむ!
※トラバサミ、狩猟用の鋼鉄製のワナ、踏むと足を挟まれる
側近「あ、足がちぎれるりゅう~(泣)」( ;∀;)
側近「な、なんでトラバサミなんか仕掛ける・・・」(ToT) ドクドク
側近「うぎぎぎぎっ」(#`皿´) ガチャン
そっきんはわなをはずした!
側近「ベホイミ!ベホイミ!」ρ(・・、) パアア
そっきんはじゅもんをとなえた!
そっきんのHPがかいふくした!
-
- 56 : 2014/09/11(木) 21:29:31 :
- ~(株)魔法具製造販売会社 研究開発室~
側近「うーん」( ̄~ ̄;)
※危険!サワルナ!
『鉄人マークⅠ』
『鉄人マークⅡ』
『鉄人マークⅢ』
側近「触るなと言われると触りたくなるが・・・ここの危険!はハンパないからな」(´・ω・`)
側近「しかし、こうしていても仕方ないから、いっこ開けてみるか」(* ̄∇ ̄)ノ サッ
『鉄人マークⅠ』
そっきんはマークⅠのコンテナにてをかけた!
側近「ぴぎゃあああ!」o(T△T=T△T)o ビリビリ
コンテナにはこうあつでんりゅうがながれていた!
側近「」( ;∀;) プスプス
『鉄人マークⅠ』「」カラッポ
しかもコンテナはハズレだった!
側近「ベホイミ!ベホイミ!」ρ(・・、) パアア
側近「うーん、どっちが当たりなんだろう?」
(ー_ー;) チラッ
『鉄人マークⅡ』
『鉄人マークⅢ』
側近「順番からしたらⅡだけど敢えてⅢいってみよーかな」(;・ω・)
側近「手にハンカチ巻いてと・・・」(´・ω・`) マキマキ
側近「ぴぎゃあああ!」o(T△T=T△T)o ビリビリ
ハンカチではこうあつでんりゅうをふせげない!
『鉄人マークⅢ』「」カラッポ
そっきんはそうとううんがわるいようだ!
側近「ベホイミ!ベホイミ!」ρ(・・、) パアア
『鉄人マークⅡ』
側近「まさか全部空って事はないよね」(゜゜;) ドキドキ
側近「ぴぎゃあああ!」o(T△T=T△T)o ビリビリ
側近「はあはあ、こ、これは!」(゜ロ゜;
コンテナのなかにはぎんいろのよろいが!
そっきんは『てつじんマークⅡ』をはっけんした!
側近「こ、これが勇者の秘密!」( ☆∀☆)
そっきんは『てつじんマークⅡ』をてにいれた!
側近「んぎぎっ、おーもーいー!」(#`皿´)
しかし、『てつじんマークⅡ』はおもくてはこべなかった!
『側近さんの大冒険!』の巻 完!
-
- 57 : 2014/09/11(木) 22:31:45 :
- ~魔王の島~
猫娘「お腹へったにゃっ!」(^・ω・^) ∫
秘書「社長、ネコ耳がお腹へったってー」
(* ̄∇ ̄)ノ ゴハンゴハン
猫娘「歩き疲れたにゃっ!」(^・ω・^) ∫
秘書「社長、ネコ耳が歩き疲れたってー」
v(・∀・*) オンブオンブ
猫娘「眠くなってきたにゃっ!」(^・ω・^) ∫
秘書「しゃちょー、ネコ耳が眠いってー」
( ̄O ̄) オヒルネオヒルネ
社長「・・・」 プルプル
秘書「ありっ、どったの?」(゜▽゜*)
社長「お前が飼いたいって言ったんだから、自分で世話をしろ!」プンスカ
秘書「そんなー、自分の世話すらも出来ないのにー」(ノ´∀`*) ヘラヘラ
社長「ペットの世話がちゃんと出来ないのなら捨てるぞ!」
秘書「世話が出来ないからってペットを捨てるってのは人間のエゴですよ~!」(# ̄З ̄)
社長『ひろってください』((φ( ̄ー ̄ ) カキカキ
社長「さあ、秘書、このプレートを首から下げて・・・」
秘書「あたしが捨てられるんかー!(泣)」Σ(T▽T;)
社長「さあ、猫娘行こうか」スタスタ
猫娘「行くにゃん」(^・ω・^)∫ トテトテ
秘書「いやーー!しゃちょおおーん、すーてーなーいーでー!!」\(゜ロ\)(/ロ゜)/ ジタバタ
社長「え゛!何か言った?」(゜ロ゜) キーン
秘書「わーん、しゃちょーのイジワルー!」
(。>д<) ワーン
社長「ちゃんと猫娘の世話をするか?」
秘書「します、しますう~(泣)」(。´Д⊂) エグッエグッ
社長「自分の事も自分でするか?」
秘書「ひゃい、やりましゅう~(泣)」(´;ω;`) グスン
社長「じゃあ、捨てないでおいてやる」
秘書「良かった~///」ε- (´ー`*) ホッ
秘書「あっ、しゃちょー、いっぱい泣いたらお腹へったー、ご飯作ってー!」Ψ( ̄∇ ̄)Ψ
社長「・・・」
猫娘「・・・」(^・ω・^) ∫
-
- 58 : 2014/09/12(金) 06:38:17 :
- ~魔王城~
社長「これが魔王城?」
猫娘「そうですにゃん」(^・ω・^)∫
秘書「し、しゃちょ~」(〃ω〃) モジモジ
社長「どした?」
秘書「し、しっこ」(//∇//) モジモジ
社長「おまー、ジュース飲み過ぎ!」
秘書「ちょ、ちょっとお手洗い借りて来ます」C=C=\(;・_・)/ ダッシュ
社長「あっ、魔王城に突入して行った?」
~魔王城 正面~
秘書「しっこ、しっこ」三 (lll´Д`) テテテッ
~魔王城 正門~
秘書「あ、あのー」(〃∇〃) モジモジ
ものすごい強そうな門番A「なんだあ、お前は」
ものすごい恐そうな門番B「人間が何の用だ」
秘書「す、すみません、トイレ貸してくらさい」
(//∇//) モゾモゾ
門番ズ「「はあ?」」
秘書「ぐ、ぐおお、限界が!ト、トイレはどこー?」\(゜ロ\)(/ロ゜)/ ジタバタ
門番ズ「「え、えーと(汗)」」
秘書「も、もれりゅう・・・」(´д`|||) プルプル
門番A「そ、それはヤバい!」
門番B「こ、この奥に・・・」
秘書「あざっす!」☆≡(>。<) ダッシュ
門番A「と、通して良かったのか?」
門番B「緊急事態だから仕方ないだろ」
~魔王城内~
秘書「ひーん」三 (lll´Д`) テテテッ
~魔王の間~
バタン
魔王「フハハハハ、は? 誰?」キョトン?
秘書「ト、トイレは何処ですか?」(〃∇〃) モジモジ
魔王「は?」
秘書「も、も、もれるー、教えてー、早くー!」Σ(ノд<) プルプル
魔王「ろ、廊下に出て右行った突き当たり」
秘書「あざっす!」☆≡(>。<) ダッシュ
魔王「今のは、何だったんだ?」キョトーン
~魔王城 お手洗い~
秘書「ギリギリ、セーフ!」(* ̄◇)=3 フウッ
-
- 59 : 2014/09/12(金) 07:25:43 :
- ~魔王城~
秘書「お手洗い借りて来ました」( ・∇・) トテトテ
社長「これまで中に入った人間は、誰一人生きて出て来れなかったって魔王城に一人で突入して、さらっと帰って来るか?」ガチャリ
秘書「えっ!そんな怖いとこだったんですか?」(゜ロ゜;ノ)ノ ビクゥ!
鉄人勇者「魔王とかいなかった?」
秘書「えーと、いたような、いなかったような・・・」(;・∀・) ウーン
鉄人勇者「魔王城の中を走り回ったんでしょ」
秘書「トイレ探すのに必死で」( ̄∇ ̄*)ゞ テヘッ
鉄人勇者「まあ、行ってみるか」ガチャンガチャン
~魔王城 正面~
鉄人勇者「いおなずん!」ガチャッ ドッカーン!
てつじんゆうしゃはじゅもんをとなえた!
腕からマジックミサイルが飛び出す!
まおうじょうにおおあながあいた!
秘書「」(゜ロ゜) キーン
猫娘「」(^・ロ・^)∫ キーン
~魔王城 魔王の間~
魔王「わ、我輩の城が・・・」プルプル
~魔王城 正門~
門番ズ「「勇者め、ここは通さん!」」
鉄人勇者「めらぞーま!」ゴオオオオー
てつじんゆうしゃはじゅもんをとなえた!
手のひらから巨大な火球が飛び出す!
門番A「」プスプス
もんばんAをたおした!
門番B「よくもやったな!」ブンッ カンッ
もんばんBのこうげき!
てつじんゆうしゃは0のダメージ!
鉄人勇者「普通にパーンチ」ドガァ!
てつじんゆうしゃのこうげき!
門番B「」ピクピク
もんばんBをたおした!
秘書「あっ、この人達さっき見たことあるかも!」(゜〇゜;)
鉄人勇者「おまーは、さっき正門を突破したんか!」バキバキ
ゆうしゃはとびらをこじあけた!
~魔王城 魔王の間~
魔王「引き開きの扉を無理やり押し開けるな!」ガー
-
- 60 : 2014/09/12(金) 07:42:00 :
- ~魔王城 魔王の間~
バタン
魔王「(今度はちゃんと勇者だろうな)」チラッ
鉄人勇者「」ガチャッ
魔王「じー」カクニンチュウ
鉄人勇者「何、この間?」キョトン?
魔王「フハハハハ、よくぞここまでたどり着いたな、『勇者』よ!」バサア
鉄人勇者「めらぞーま!」ゴオオオオー
てつじんゆうしゃはじゅもんをとなえた!
手のひらから巨大な火球が飛び出す!
しかし、まおうにはきかなかった!
魔王「まだ、話しが・・・」アワテ
鉄人勇者「ロックオン!べぎらごん!」ドガガッ
てつじんゆうしゃはじゅもんをとなえた!
肩から強化されたマジックアローを発射!
しかし、まおうにはきかなかった!
魔王「話しをさせろー!(怒)」
まおうはじゅもんをとなえた!
巨大な火球が鉄人勇者を襲う!
てつじんゆうしゃに0のダメージ!
魔王「フッフッフ、今のは『メラゾーマ』ではなく『メラ』・・・」
鉄人勇者「いおなずん!」カチャッ ドッカーン!
てつじんゆうしゃはじゅもんをとなえた!
腕からマジックミサイルが飛び出す!
しかし、まおうにはきかなかった!
魔王「」(゜ロ゜)キーン
しかし、まおうはみみがきこえない!
まおうははげしいほのおをはいた!
てつじんゆうしゃに0のダメージ!
まおうはこごえるふぶきをはいた!
てつじんゆうしゃに0のダメージ!
まおうのいてつくはどう!
すべてのじゅもんのこうりょくがかきけされた!
鉄人勇者「」ピタッ
てつじんゆうしゃのまほうリアクターがとまった!
秘書「し、しゃちょー!」扉 | m゜;) ドキドキ
-
- 61 : 2014/09/12(金) 08:10:56 :
- ~魔王城 魔王の間~
魔王「クックック、呪文を無効化されると只のガラクタになるようだな」ノシノシ
鉄人勇者「」シーン
秘書「しゃちょー!」((((;゜Д゜))) ガクブル
魔王「死ねぃ!」ブンッ ゴォオオオン~
まおうのこうげき!
てつじんゆうしゃに0のダメージ!
魔王「うっぎゃあああ!て、手が~」ピョンピョン
まおうに50のダメージ!
てつじんゆうしゃにはアストロンのじゅもんがかかっているようだ!
鉄人勇者「再起動!」ガチャリ
鉄人勇者「ぎがでぃん!」バリバリー
てつじんゆうしゃはじゅもんをとなえた!
胸部の魔法リアクターから強力なエネルギーが発射される!
しかし、まおうにはきかなかった!
魔王「フッフッフ、無駄だ、この『闇の衣』は全ての呪文を無効にするのだ」クックック
鉄人勇者「なら、普通に殴る」バキッ
ゆうしゃのこうげき!
魔王「ぐおっ!」ドカッ バキッ メリメリ
まおうに150のダメージ!
秘書「ま、魔王が壁にめり込んだw」( 〃▽〃)
鉄人勇者「パーンチ!」ゲシッ
ゆうしゃのこうげき!
以下省略
魔王「げぼぁ」ボタボタ
鉄人勇者「チョーップ!」ゲシッ
ゆうしゃの、以下省略
魔王「むほぉ」ドクドク
鉄人勇者「なんだ普通の攻撃は通るじゃん」
秘書「キャー、しゃちょー、カッコいいー、愛してるううー」(///ω///)♪
魔王「な、なんというパワーだ」ガクガク
まおうのいてつくはどう!
すべてのじゅもんのこうりょくがかきけされた!
鉄人勇者「!」ピタッ
魔王「ち、ちょっと休憩」ゼイゼイ
鉄人勇者「再起動!」ガチャリ
魔王「早すぎるー(泣)」アワアワ
側近「ま、魔王様!」ガチャガチャ
魔王「そ、そうだ!切り札があった!」ヨロヨロ
側近「魔王様、これを!」
そっきんは『ぎんいろのてつじん』をだした!
秘書「あーっ!そ、それはあたしのマークⅡちゃん!」(゜〇゜;)
-
- 62 : 2014/09/12(金) 09:18:32 :
- ~魔王城 魔王の間~
秘書「ど、ドロボー!」!Σ( ̄□ ̄;)
鉄人勇者「我が社のセキュリティを破るとは!」ムムッ
側近「お前があの悪魔のようなトラップを仕掛けたのか!(怒)」ムカムカ
鉄人勇者「我が社の技術を盗もうとする不届き者には地獄の苦しみを!」キリッ
側近「おかげで死にかけたわ!(怒)」プンスカ!
魔王「フハハハハ、我が第二形態を見よ!」ガチャンガチャン
まおうは『てつじんマークⅡ』をそうちゃくした!
鉄人勇者「何が第二形態だ、うちのマークⅡじゃないか!」
鉄人魔王「これで、対等だ!」ガチャリ
まおうはてつじんまおうになった!
秘書「あたしのマークⅡちゃんを返せー」
(#`皿´) ゴラァ
鉄人勇者「こ、この呪文だけは使いたくなかったが・・・マークⅡ安全装置解除!『めがんて』!」
鉄人魔王「!」チュドーン!
てつじんゆうしゃはじゅもんをとなえた!
てつじんまおうはだいばくはつをおこした!
魔王「・・・」プスプス
側近「ま、魔王様!」アセアセ
秘書「あーっ!あたしのマークⅡちゃんが!」
o(T□T)o ギャー
鉄人勇者「いざというときの為に自爆機能を付けたが、出来れば使いたくなかった・・・(泣)」
秘書「ひーん、粉々になっちゃったー」Σ(ノд<)
魔王「お、おのれ、まさか自爆させるとは・・・」ヨロヨロ
側近「あっ、生きてる?」クルッ
鉄人勇者「あっ、生きてる?」クルッ
魔王「こ、これしきの爆発で・・・げぼぁ」ボタボタ
鉄人勇者「って、死にかけてんじゃんw」
魔王「『勇者の剣』でなくば我にトドメはさせぬわ!」
鉄人勇者「そうだった、ちょっとそこの荷物から『勇者の剣』とってー」
魔王「も、持ってるの?」ガクブル
-
- 63 : 2014/09/13(土) 15:08:16 :
- ~魔王の間の前の廊下~
秘書「どこに入れたかな?」ガサゴソ
ひしょは『ゆうしゃのけん2/3』をさがしている!
猫娘「これですかにゃん?」(^・∀・^)∫ サッ
ねこむすめは『ゆうしゃのけん2/3』をみつけた!
魔王「むっ、貴様は猫人族の娘だな、勇者にその剣を渡すな!」
秘書「えっ?」(;゜∀゜) ギクッ
猫娘「にゃ?」(^・ω・^)∫
魔王「その剣を勇者に渡したら、猫人族は皆殺しだぞ! 」ゴゴゴゴゴ
猫娘「皆殺し・・・」(^・ω・^;)∫ プルプル
猫娘「にゃん!」C=C=\(^・◇・^)/ ピュー
秘書「あっ、まてー」ε=ε=┏(#`皿´)┛デデデッ
魔王「フハハハハ、勇者の剣無しなら・・・」
鉄人勇者「ぎがでぃん!」バリバリー!
てつじんゆうしゃはじゅもんをとなえた!
胸部の魔法リアクターから、強力なエネルギーを発射した!
魔王「ぴぎゃあああ!」ドサッ
まおうにだいダメージ!
まおうはひんしだ!
側近「さっきの大爆発で闇の衣が吹き飛んでる」ガクブル
秘書「なんだ剣が無くてもダメージ受けてるじゃん」(; ̄ー ̄A フウッ
鉄人勇者「『勇者の剣』は?」クルッ
秘書「まてー」ε=ε=┏(・_・)┛ スタコラ
鉄人勇者「べぎらごん!」ドガガッ
てつじんゆうしゃはじゅもんをとなえた!
肩から強化されたマジックアローが飛び出す!
魔王「あべしっ!」ボロボロ
まおうにだいダメージ!
しかしまおうをたおせない!
鉄人勇者「『勇者の剣』まだー?」クルッ
秘書「まてー」ε=ε=(ノ≧∇≦)ノ テテテッ
鉄人勇者「いおなずん!」ガチャッ ドッカーン!
てつじんゆうしゃはじゅもんをとなえた!
腕からマジックミサイルが飛び出す!
魔王「うぼぁ!」ドクドク
まおうにだいダメージ!
しかしまおうをたおせない!
鉄人勇者「ぎがすらっしゆ!」シャキーン サクッ
てつじんゆうしゃはじゅもんをとなえた!
鉄人勇者の右腕に内蔵されていた『勇者の剣1/3』で攻撃!
かいしんのいちげき!
まおうをたおした!
魔王「(死亡)」チーン
鉄人勇者「あれっ?」っ『勇者の剣1/3』シャキーン
秘書「えっ?」(゜ロ゜) ピタッ
猫娘「えっ?」(゜ロ゜)∫ ピタッ
側近「えっ?」(゜ロ゜) ピタッ
秘書「し、社長、その右腕から飛び出てるのは何?」(; ̄Д ̄)? オソルオソル
鉄人勇者「そうか、『勇者の剣1/3』はここに装備したんだったっけ!」ワスレテタ
-
- 64 : 2014/09/13(土) 16:04:31 :
- ~魔王城 魔王の間 ~
魔王「」チーン
秘書「社長、魔王は『勇者の剣』でないとトドメをさせないんですよねー」(;゜∇゜) チラッ
鉄人勇者「そだね」
秘書「それ、『勇者の剣1/3』だよね」(;゜∀゜) チラッチラッ
鉄人勇者「装備したの忘れてた」
秘書「『勇者の剣2/3』を追いかけ回したあたしの努力がムダに~」・゜・(つД`)・゜・エーン
鉄人勇者「ダイエットの役にたったじゃんw」
鉄人勇者「ところで猫娘!」
猫娘「!」(^>.<^)∫ ビクウッ
鉄人勇者「猫娘、こっち来なさい」
猫娘「ご、ごみんなひゃい」(^>_<^)∫ ガクブル
鉄人勇者「おーしーおーきーだー」ゴゴゴゴ
猫娘「ひいいっ」(^>_<^)∫ ジョロロー
鉄人勇者「」ペチッ
猫娘「あうっ、えっ、デコピン?」(^・ω・^)∫
鉄人勇者「今回は特別にこれで許してやる」
猫娘「えーん、勇者様、ごめんなさーい」
(^>_<^)∫ ダキツキ
鉄人勇者「猫娘、しっこ臭い・・・」
側近「ま、魔王様~!(泣)」ワーン
鉄人勇者「あれはあれでかわいそうだな」
側近「魔王様が死んだら、わたし失業するじゃないですかー!(泣)」
鉄人勇者「違う意味でかわいそうなヤツだった・・・」
鉄人勇者「さて、どうしてくれよう」ゴゴゴゴ
側近「降伏しまーす」っ『白旗』ヒラヒラ
鉄人勇者「お前のせいで、鉄人マークⅡが!(怒)」
側近「じ、自分で自爆させたんじゃない」アセアセ
鉄人勇者「おまーが、うちの会社から盗んだからだろうが!(怒)」
側近「ひええ」
鉄人勇者「さて貴女には選択肢が3つあります」
側近「3つ?」キョトン?
鉄人勇者「1つ目は、我が社の社員としてヘッドハンティングされる」
側近「社員?」ヘッ?
鉄人勇者「2つ目は、『ぎがすらっしゅ』!でヘッドをハンティングされる」
側近「首ちょんぱ!」ガクブル
鉄人勇者「3つ目は、奴隷商人に売り飛ばされて一生を肉便器として生きる」
側近「肉便器!」イヤー!
側近「1つ目でお願いします、社員になります」ドゲザッ
秘書「新たな社畜一匹ゲット!」(゜∇^d)!! イエイ
社長「社畜って言うな!」
秘書「側近ちゃん、会社ではあたしが先輩だからね!」( ̄ー ̄) ウヤマエ
社長「出た、お局様の新人イジメ」ガクブル
秘書「誰がお局様じゃー!」(ノ-_-)ノ~┻━┻
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- 65 : 2014/09/13(土) 16:38:05 :
- ~エンディング~
秘書「しゃちょー、もうかえろー」( ・∇・)
社長「そうだな、帰るか」
秘書「しゃちょー、あたし達、世界を救ったの?」(〃ω〃) トテトテ
社長「世界は救ってないな、ただ魔王を倒しただけだよ」スタスタ
秘書「そっか」(* ̄∇ ̄*)
社長「秘書、帰ったら・・・」クルッ
秘書「け、結婚れしゅか?」(///ω///)♪ ドキドキ
社長「会社に帰ったら仕事しろ」ビシッ!
(株)魔法具製造販売会社に続きます
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- 66 : 2014/09/15(月) 09:47:48 :
- テンポが良くて、すいすい読めました。
面白かったです。
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- 67 : 2014/09/19(金) 06:44:08 :
- 最後まで読んで下さった方、ありがとうございます
秘書や社長が可愛くなったので完結させずに続編を作っています、よろしけれぱそちらもお読み下さい
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- 68 : 2014/09/20(土) 12:30:23 :
すごい面白かったです!!w
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- 69 : 2020/09/29(火) 12:48:01 :
- 高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
http://www.ssnote.net/archives/80410
恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
http://www.ssnote.net/archives/86931
害悪ユーザーカグラ
http://www.ssnote.net/archives/78041
害悪ユーザースルメ わたあめ
http://www.ssnote.net/archives/78042
害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
http://www.ssnote.net/archives/80906
害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
http://www.ssnote.net/archives/81672
害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
http://www.ssnote.net/archives/81774
害悪ユーザー筋力
http://www.ssnote.net/archives/84057
害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
http://www.ssnote.net/archives/85091
害悪ユーザー空山
http://www.ssnote.net/archives/81038
【キャロル様教団】
http://www.ssnote.net/archives/86972
何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
http://www.ssnote.net/archives/86986
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