このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
この作品は執筆を終了しています。
進撃の調査劇団~白雪姫~
-
- 1 : 2014/07/04(金) 21:37:59 :
- こんばんは。
諸事情により、土曜、日曜と、執筆できる時間があまりとれなさそうなので、前作にて次回は土曜日とお伝えしましたが、早めに始めさせていただきます。よろしくお願いします。
* ハンジさんは今回、♀設定です。
* 新ジャンル開拓中!ですので、今回もケイニファ要素(その他あり?)を加えていきたいと思います。
* 久々にエルヴィンのキャラが崩壊しそうです(まぁ、連行されない程度に(^_^;)
…以上の条件でも良い、という方は、ぜひ劇場の中へどうぞ。
-
- 3 : 2014/07/04(金) 21:47:39 :
- 【開演前、挨拶】
ハンジ 「ねぇリヴァイリヴァイリヴァイ~!」
リヴァイ 「…人の名前を連呼するな、クソメガネ…」
ハンジ 「…いや、さっきさ、ガッツリ王子様コスしてるエルヴィンとすれ違ったんだけど…」
リヴァイ 「じゃあ今回は、エルヴィンが王子の役をやるつもりなんだろうよ。」
ハンジ ダロウヨッテ…「エルヴィンて毎回、当然のようにナレーター兼演技指導やってるのに、何でいきなりやる気出してんのか…どう扱えばいいのか、分かんないよ…」
リヴァイ 「…こりゃ、あれだ。台風が近づくと、やたら張り切り出すじじいと同じだと思え。要は、やつの好きなようにさせて、あとはこっちでフォローだ…めんどくせぇが…」
ハンジ 「…りょう~かい。他の配役ももう決まってるし…あ、ナレーターはどうしようか…」
リヴァイ 「…仕方ねぇが俺がやる。とくに今回役は無かったしな…」
ハンジ 「じゃあリヴァイ、頼むよ。よし、じゃあ今回の公演も、頑張るぞ~!」
-
- 5 : 2014/07/04(金) 22:03:07 :
- 【開演】
リヴァイ 「これは…かなり昔の出来事だった。とある国の…場所なんざどこでもいいが…王と妃は、なかなか子宝に恵まれず、毎日夜空に願いをかけていたそうだ。…お祈りすりゃ良いってもんじゃねぇが…きちんとやることをやらねb…」
ハンジ コソ…「…ちょっとリヴァイ…」
リヴァイ 「…てめぇの出番はまだだろうが。」
ハンジ 「…いや、そうだけど、もう少し真面目にナレーションしてもらわないと…」
リヴァイ 「バカ言え。俺はもともと、結構真面目だ…」
ハンジ 「…あ、そうですか…そりゃ失礼しました…」
リヴァイ 「…続けるぞ…ある日、その願いが通じたのかどうか知らねぇが、王と妃に、女の赤ん坊が生まれた。その赤ん坊は、白雪姫と名付けられた…しばらく幸せな日々が続いたが、ある日妃が病気であっけなく死んでしまった。」
-
- 6 : 2014/07/04(金) 22:14:26 :
- リヴァイ 「…王は後に、新しい妃を迎えた…ほう、切り替え早ぇなこいつ…白雪姫は、すくすくと成長し、美しい姫君になっていた…とあるが、俺は正直、今回の舞台の白雪姫の見解には個人差があると思う。この白雪姫とやらの母親が早死にしたのも、こいつに原因があるんじゃねぇのか…」
ハンジ ムー。「…ちょっとリヴァイ…言い過ぎ!」
リヴァイ 「…事実だと思うが。」
ハンジ 「…たく…。は~い、みんなこんにちは。白雪姫ハンジさんの登場だよ~!」イエーイ!
リヴァイ 「…おい、毒リンゴはまだなのか。」
ハンジ 「早いって!きっとこの白雪姫ハンジさんに、萌え萌え~ってしてくれてる観客が、1人はいる!絶対!」
リヴァイ ハァ…「…新しい妃は、毎日魔法の鏡に向かって、世界で1番美しいのは誰なのか、尋ねるのが日課だったらしい。」
ハンジ 「スルーすんな!」プンスカ!
-
- 13 : 2014/07/05(土) 10:20:59 :
-
※継母役はニファ、鏡の精役はケイジが(ケイジは、音声のみ)演じます。
ニファ 「鏡よ鏡。世界で1番美しいのは、だぁれ?」
ケイジ 「…ニファ…///」
ニファ 「ちょっと、なんで照れてんのよ。」
ケイジ 「…いや…だってよ…はは…///」
リヴァイ 「…なんだこの茶番は。のろけか。」
ケイジ 「やっぱ分かりまs… ニファ 「ちがいます!」
ケイジ 「ニファは美しいっつーより…可愛い…かなぁ…」タハハ。
ニファ 「ケイジ、私たちそんな馴れ合うような関係じゃないでしょ!カンチガイも大概にしてよね!」フン。
リヴァイ 「ツンデレか。」
ケイジ 「やっぱそうですよn… ニファ 「ちがいますっ!」
-
- 14 : 2014/07/05(土) 10:39:20 :
- リヴァイ 「…まぁとにかく、そんなある日のこと、いつものように継母は、鏡に世界で1番美しいのは誰なのか尋ねた…が、意外な答えが返ってきたようだ…」
ニファ 「鏡よ鏡。世界で1番美しいのはだr… ケイジ 「ニファ!!!」
ニファ 「ケイジ!ちがうでしょ!そこは白雪姫って答えなきゃ、ダメじゃないの!!!」
ケイジ 「俺は嘘はつきたくない!」
ニファ 「何つまんない意地張ってんのよ!」モ~!
ケイジ 「むっ…むくれてるニファも…可愛いと思いまっす!」
ニファ 「そんな感想いらないわ!」
リヴァイ 「…まぁ、このまま鏡が継母を美しいと言い続ければ、白雪姫も狙われずに済むからな。平和的な終わり方ではあると、俺は思うが。」
ケイジ 「ですよね!」
ニファ 「そんな!ハンジさんの出番が無くなっちゃうじゃない!」
? (裏声で)「この世で1番美しいのは、白雪姫です…」
ケイジ 「誰だ!?」
ニファ 「誰だか知らないけど、ナイスフォローね。よ~し、白雪姫をこの世から消し去るわよ~!」エイエイオ~!
ケイジ 「可愛い顔して過激発言…可愛い可愛いすぎる…///」ブルブル。
リヴァイ 「まぁとにかく、そういうことだ。…次、いくぞ。」
-
- 15 : 2014/07/05(土) 11:28:11 :
- リヴァイ 「継母は家来の1人に、白雪姫を殺害し、その髪を持ち帰るように命じた…まぁ俺が行っても良かったが…」
ハンジ コソ…「君が来たらマジで殺られそうだから、絶対やめてよね。」
リヴァイ 「いちいち出番じゃないところで出てくんな。」
ハンジ 「はいはい。」
※ 家来の役は、髭ゴーグルです。
ニファ 「白雪姫を殺し、その髪をここへ持ち帰るのだ…!オ~ッホッホッホ…!どう?悪役っぽくない?」
髭ゴーグル 「…うん。なかなか様になってるぞ。」
ニファ 「でしょ!?ま、ざっとこんなもんよ。」フフン。
髭ゴーグル 「…なぁ、ニファ…お前、なんか無理してないか?」
ニファ 「…え…そう…かなぁ…」
髭ゴーグル 「無理して明るく振る舞ってるように、僕にはみえる。もしかして、この前の事が原因か?」
※髭ゴーグルは前回の公演で、ニファに自分の想いを告白しています。数珠繋ぎの妄想設定にて、ケイジ→ニファ←髭ゴーグルの、三角関係になってしまいました。さぁ大変(^^)
ニファ 「…うん…ごめんね…」
髭ゴーグル 「なんでニファが謝るんだ…むしろ、僕を責めても良いのに…」
ニファ 「最初は…そう思った…けど、それはちがうと思ったの。こんな…なんの取り柄も無い、弱虫で兵士としてもまだまだ未熟の私を好きになってくれて…そして私なんかが笑顔でいられるように真剣に考えてくれている人に…私は何の誠意もみせてあげられていない…本当に、ごめんなさい…」
髭ゴーグル 「…いや、そんなことは気にするな…ニファは、ニファのままでいてくれ…お願いだ…」
ニファ 「…ありがと。ねぇ、この前の約束、果たしてあげよっか。」
髭ゴーグル 「約束?」
※前回の公演にて、2分以内にくしゃみをしたら、ニファが口にキスをする、という(ケイジが提案した、割りと一方的な)約束がありました。
髭ゴーグルに近づくニファ。
髭ゴーグル 「いや。いいんだ。あれは本当にタイミング良く出たくしゃみだったんだ。もう無理するな、ニファ。」
ニファ 「…いいの…」
髭ゴーグルの首に手を回し、ニファはゆっくりと顔を近づけ…
ケイジ 「待あぁぁぁたんかあぁぁぁい!!!」
舞台に飛び出してくるケイジ。
ニファ 「…何か用?」
ケイジ 「何か用、じゃねぇ!…な、何をしようと…お前何を…」ワナワナワナ。
ニファ 「キス。」
ケイジ 「あれはっ…あれは、お前と俺の間で交わされた約束だろうが!そいつは関係ねぇだろ!」
ニファ 「でも、くしゃみしてくれたのは髭ゴーグルだし…」
ケイジ 「ダメだダメだダメだ!そんなの…」
ニファと髭ゴーグルを無理やり引き離すケイジ。
ニファ 「痛いわね…やめてよ。」
ケイジ 「くそっ…もうこうなりゃ…」
ニファに無理やりキスしようとするケイジ。
リヴァイ 「待て、ケイジ!おいエルド、聞こえるか!?」
エルド 「…はい、兵長!」
※リヴァイ班の面々は、舞台袖で出番を待っています。
リヴァイ 「こっから先はガキには刺激が強い。エレンの目をふさげ。」
エルド 「…了解です!エレン、ちょっといいか…」
エレン 「待ってくださいエルドさん。だいぶ前のことなので、お忘れかもしれませんが、オレは、アダルトシーン欠乏症という難病にかかっているのです。よって自分も、このシーンを見ておかなければなりません。」キリッ。
※エレンの持病(数珠繋ぎ妄想設定)の詳しい内容については、【舌切り雀】の公演をご覧いただけたらと思います。
エルド 「…そうか。そうだったな。なら、しっかりと目に焼き付けておけ。」キリッ。
ペトラ 「そんな変わった病気があるのね…」ヘ~。
オルオ 「実は俺も最近その症状に悩まされ…」
グンタ 「…大丈夫かリヴァイ班…」
-
- 21 : 2014/07/05(土) 21:42:59 :
-
ケイジ 「ニファ…」グッ…。
ニファ 「ちょっやめ…」
ニファ 「…て…」
2人の唇が重なる。ニファは最初驚き目を見開くが、すぐに目を細める。悲しそうに。
劇場内にどよめきが起こる。
ケイジは、ニファから離れると、今さら後悔したように唇を噛み締める。
ニファ 「…こんな…のって…」
ニファの目から、次々と涙が溢れだす。
ケイジ 「…ニファ…すまねぇ…」
バキッ。
ケイジの言葉を待たずして、髭ゴーグルがケイジを殴りつける。
髭ゴーグル 「お前が…そんな奴だったとは…」
リヴァイ 「…おい待て。お前ら周りをよく見ろ。ここは舞台の上だ。個人的なゴタゴタは後回しにして、さっさと話を進行させろ。」
髭ゴーグル 「…了解。」
ケイジ 「」
ニファ 「」グスッ…。
リヴァイ 「…まぁ、髭ゴーグル。お前が殺したいのは白雪姫じゃなく、そこの鏡の精かもしれんがな。」
髭ゴーグル 「…いえ。問題ありません。劇を続けます。」
リヴァイ 「…ならいい。」
-
- 22 : 2014/07/05(土) 21:51:00 :
- リヴァイ 「家来は白雪姫を森へ連れ出したが、なかなか殺害するまでに至らなかった。苦悩した末、白雪姫を森の奥へ逃がし、継母には馬のたてがみを持ち帰り、ごまかそうとした。」
ハンジ 「…なんか、大変なことになっちゃったね…」
髭ゴーグル 「あいつの性格上、カアッとなると突っ走ることは知ってましたが…まさか、あそこまでするとは…」
ハンジ 「ニファの気持ちはさておき、君はケイジを許すつもりは無い、と?」
髭ゴーグル 「…先ほどは取り乱してしまいましたが、僕もあいつとは、良き友人、良き仲間でいたい気持ちは、変わりません。」
ハンジ 「良い仲間をもったものだね。ケイジも。」
髭ゴーグル 「…いえ、そんなことは…」
ハンジ 「とにかく、私は森の奥へいくよ。小人ちゃんたちが待っててくれるだろうから。」
髭ゴーグル 「…はい。では、お気をつけて…」
-
- 23 : 2014/07/05(土) 22:07:23 :
- リヴァイ 「白雪姫は森の奥へと入り、1軒の小さな家を見つけた。そこで図々しくも居眠りをはじめた。」
ハンジ 「なんか言い方がいちいち腹立つけど、まいいや。おやすみなさ~い…」
ハンジ グー…。Zzz…。
リヴァイ 「ここ数日ほぼ徹夜だったようだな。良く寝てやがる。そこへ小人たちが帰ってきた。」
※リヴァイ班の面々は、小人の役です。
エルド 「…なんか、すごい事になってたな…」
エレン 「…自分、しっかり拝見させていただきました!」
グンタ 「ニファ…泣いてたな…」
ペトラ 「無理やり押し倒してキスするなんて、ケイジ、最低ね。憲兵を呼びましょうよ。」
オルオ 「ガキにはちと刺激が強すぎたかもしれんな…」
エレン 「そういうオルオさんだって、目を皿の様にして見てたじゃないですか。」
オルオ 「何言ってやがる。俺はけっこう色々経験済みでな…なぁペトラ…」
ペトラ 「は?なに?何のこと?全然分からない。私には少しも微塵も関係ない話ね。」
オルオ 「こいつ…照れてやがるな…」
ペトラ 「毒リンゴはまだなの?」
エルド 「もう少しだペトラ。頑張れ。」
グンタ 「何を頑張るんだ…今日はやたら嫌な汗をかくな…」
エレン 「…あ、皆さん、ハンジさ…いや、白雪姫が寝ていますよ!」
グンタ 「エレン、まだこの人が白雪姫だということを、俺たちは知らないんだぞ。」
エレン 「…あ、そうでした…不審者が、寝ています!」
エルド 「…あながち間違いではない…」
-
- 27 : 2014/07/06(日) 21:14:13 :
-
ハンジ グォ~。Zzz…。
グンタ 「…本当に熟睡してるな…」
エルド 「王子様のキスで、目覚めるんじゃないのか?」
ペトラ 「それは眠れる森の美女で、白雪姫とは別物なのよ。」
エレン 「…ハンジ分隊長~、起きてくださ~い!」
ハンジ グォ~…。
オルオ 「…ダメだ起きねぇ。」
エルド 「…仕方あるまい。かなりベタだが、やるだけやってみるか…」
グンタ 「…あれか、エルド…」
ペトラ 「あれね。」
オルオ 「あれだな。」
エレン 「えっ…ええっ!?自分にはなんだか分かりませんが…」
オルオ 「じゃあ指くわえて見てろ。ガキんちょ。」
エレン 「…は、はぁ…」
-
- 28 : 2014/07/06(日) 21:20:28 :
- エルド 「…では、いくぞ。せーの…」
エルグンペトオル 「あっ!あんなところに奇行種が!!!」
ハンジ ガバッ「…ええええどこどこぉ!?どこにいるの奇行種ちゃ~ん!!!」
エレン 「…起きた…」ハハ。
ハンジ キョロキョロ。「…ちょっとどこにもいないじゃ~ん。騙したな、この…」
エルド 「…ハンジ分隊長、今は公演中です。起きていただかないと…」
ハンジ 「…あ~あそうだった。忘れてたよ。でも、多少は日頃の寝不足が解消されたかな。」ファ~ァァ。
オルオ 「この手法は…俺たちがリヴァイ班に配属されてから、かなり早い段階でリヴァイ兵長から教わったのだ。」
エレン 「リヴァイ班って…奥が深いんですね…」フム。
-
- 29 : 2014/07/06(日) 21:33:03 :
- リヴァイ 「…俺は他にも色々教えたはずだが…まぁいい。おいお前ら。白雪姫はこれから殺害される予定だから、さっさと仕事に向かえ。」
ハンジ 「…なんか、今の言葉の組み合わせって、絶対日常生活には出てこなさそうだよね…」
エルド 「殺されると分かっていれば、小人たちも白雪姫1人置いて出かけませんよね…」
グンタ 「守るよな。」
ペトラ 「もうすぐ毒リンゴが持ち込まれると分かっていれば、オルオに手渡すのに。」
オルオ 「…フッ、ペトラ…そんなに俺とキスがしたいのか…だが俺の唇を堪能するには、まだまだ必要な手順を踏んでいないぞ…」
ペトラ ゾワッ「…ねぇ、小人って木を切って生活してるんじゃなかった?斧とかないの斧!」
エルド 「…ペトラ、前にも言ったかもしれんが、壁外以外での犠牲は、極力避けたいんだ…」
グンタ 「本当はセットに斧もあったんだが、こうなる事を予想して、よけておいたんだ。」
ハンジ コソ。「…ねぇエレン、リヴァイ班て、いつもこんな感じなの?」
エレン 「はあ…まぁ、そうですね…」
ハンジ 「…そう…大変だね、エレンも…」ワカイノニ…。
エレン 「いや…いいんです…慣れましたから…」ハハ。
リヴァイ 「…もうそろそろリンゴ売りに化けた継母が来るぞ。お前たち、その場に居たいんなら、好きにしろ…」
-
- 30 : 2014/07/06(日) 21:45:07 :
- リヴァイ 「そうこうしているうちに、リンゴ売りに化けた継母が小人の家へとやって来た。家来の嘘はすぐにあばかれ、鏡の精に、白雪姫の居場所を聞き出したらしい。そうとも知らない白雪姫は、のんきに巨人の話なんざしてやがった。」
ハンジ 「…で、ここからは私の考察も含めて話をするんだけど、要するに巨人の生態については…」ペラペラペラ…
…コンコンコン。
ペトラ (…やっと…!)「…来たわ!」
ニファ 「…私は通りすがりのリンゴ売りのおばあさんですが…」
ペトラ 「待ってたのよ!」
エルド 「…来なかったら、どうしようかと…」
グンタ 「どうぞ、ゆっくりなさって…」
オルオ 「あのままハンジさんの話が続くかと思うと…ぞっとするぜ…歓迎させてもらうぞ!」
エレン 「ようこそ、リンゴ売りのおばあさん!」キラキラ。
ニファ 「…!?…………!?」
リヴァイ 「小人たちの盛大な歓迎を受け、リンゴ売りに化けた継母は、白雪姫にリンゴを食べるように勧めた。もちろん、毒入りの、だ…」
ニファ 「さぁ白雪姫。このリンゴを食べてごらん。美味しいよ…」
ハンジ 「え、マジで!?ありがと~。じゃあ、みんなで食べようか!」
エルグンペトオルエレニファ 「はい!?」
-
- 36 : 2014/07/08(火) 08:53:31 :
-
エレン 「ハンジ…さん…食べるって、このリンゴを、ですか?」
ハンジ 「そうだよ。」
エルド 「…ハンジさん、先ほどの兵長のナレーション、聞いてなかったんですか?」
ハンジ 「聞いたよ。」
グンタ 「…ではなぜ?」
ハンジ 「だって…リヴァイは毒入りだなんて言ってたけど…ニファは…私の可愛いニファは…美味しいよって、言ってたじゃないか!」
ニファ 「ハ…ハンジさん…」
ハンジ 「私は可愛い部下の言うことを信じるよ!なんたって私は、分隊長なんだから!」
オルオ 「いやハンジさんそれは劇の流れ…でぐはっ!」
オルオを突き飛ばし、ハンジに駆け寄るニファ。
ニファ 「ハンジさん!食べましょう皆で…美味しいリンゴを!!!」
ハンジ 「うん、食べようニファ!!!」
ハンジ 「…まぁそれにぃ~万が一毒入りでも、少し眠る程度でしょ?キスされれば目覚めるんでしょ。」
ニファ 「私が責任をもってハンジさんに口づけしますわ!」
ハンジ 「よ~し、じゃあハンジ分隊長が直々にリンゴをカットしてあげよう!みんな、座って待っててね~!」
-
- 37 : 2014/07/08(火) 09:21:55 :
- <数分後…>
ハンジ 「お待たせ~。ハンジさん特製、うさちゃんリンゴだよ~!」
ニファ 「まぁ、可愛い!」
ペトラ 「ハンジさんて、器用なんですね!」
ハンジ 「まぁ、料理の味付けとかはさておき、切る、刻むは得意なんだ。」フフン。
エレン 「なんか、普通にみんなでお茶会してるみたいですね…」
エルド 「最近壁外調査やら何やらで忙しかったからな。こういうの、久しぶりだな。」
ハンジ 「さ~、召し上がれ!」
みんなで 「いただきま~す!」
シャリッ…。
ニファ 「甘くて美味しい!私、リンゴ大好きなんです。」
グンタ 「舞台の小道具にしては、上等なリンゴだな…」
オルオ 「…フン、悪くない…」
ペトラ 「ちょっとさりげに兵長の物真似入れるの、やめてよね!」
オルオ 「…また俺の女房を気取る気かペトラ…まだ必要な手順をこなしてな…ておい、それは俺がとっておいたリンゴだぞ!」
ペトラ 「そんなに大事なら、名前でも書いておきなさいよね~♪」シャリッ♪
エルド 「ははは。お前ら…まだまだガキみたいだぞ。」
グンタ 「リンゴ1欠片のことでケンカとは…仲が良い証拠かもな。」
ペトラ 「はっ!?…ちょっとグンタ、やめてよね…!」
オルオ 「…ペトラ、照れるなよ…」
エレン 「オレもガキのころ、いじめられている友人を助けるために、よくケンカしてました!」
エルド 「そのケンカとはちょっと違うんじゃないか、エレン…」
オルオ 「ガキの頃って…お前まだ十分ガキじゃねぇかwww」
エレン 「そんなことないですって!」
ニファ 「」
ニファ 「…あなたたち、とても仲が良いのね…」
沈んだ口調のニファに、皆の視線が集まる。
ニファ 「…皆で互いを信頼しあってるというか…支え合える関係になれているのね…」
ハンジ 「…ニファ…」
ニファ 「私は…私たちは…これから…」
うつむき、唇にそっと手をやるニファ。そんなニファの肩に手を置くハンジ。
ハンジ 「大丈夫…君たちなら…いつか、君たちが私のために命をかけて尽くすと言ってくれたように、私も君たちのためなら…何だってする。たとえ、人類を敵に回したって、ね。」
ニファ 「…ハンジさん…」
ハンジ 「…ケイジも、後悔してると思うよ。でも、償いはキチンとさせなきゃね。乙女の唇を奪った罪は、重いんだから!」
ニファ 「…です…よね…」
にっこり微笑むニファ。その顔を見て、安心したように笑うハンジ。
リヴァイ 「もう十分か、ハンジ…ならお前ら全員倒れろ。」
ハンジ 「…え、みんな!?」
リヴァイ 「リンゴ食べただろ…当然だ。あとはエルヴィンの判断に任せる。」
ハンジ ハァ。「…仕方ない。みんな、死んだフリだ!」
-
- 41 : 2014/07/08(火) 11:43:28 :
- エレン 「死んだフリ…ですか…」
ハンジ 「そう。毒リンゴを食べたんだから、苦しみながら倒れてね。」
エレン 「はいっ!了解です!…ぐはっ…ううっ…くっ…!」バタッ。
エルド 「相変わらず素直だなエレンは…よし俺も…ぐっ…まさかリンゴに毒…がっ…」バタッ。
グンタ 「…仕方ないな…うっ…苦し…がはっ…」バタッ。
ペトラ 「じゃあ私も…くっ…し、死ぬ前に…1度だけ兵長と…」バタッ。
オルオ 「ペトラ…兵長と何がしたいんだ…とりあえず俺も転がるか…」ヨイショット。
ハンジ 「こらこらオルオ、ただ倒れて目ぇつぶりゃいいってもんじゃないよ。しかも何気にペトラの隣に寝てるし…」
ニファ 「…私も…あ、私はハンジさんの前に助けてくださいね。ハンジさんは私がお助けするんで…あ!ていうか、私も王子様役の団長にキスされるってこと!?ま、まぁ、お芝居だから、フリだけよね…じゃ、おやすみなさ~い♪」バタッ。
ハンジ 「ニファ…お昼寝じゃないんだよ…ま、私も…うううっ苦しい助けてソニー…ビーン…!!!」バタッ。
リヴァイ 「…そこへ王子がのこのこやって来た…」
-
- 42 : 2014/07/08(火) 12:11:26 :
- エルヴィン 「…やっと俺の出番か…」
エルヴィン 「いつも普段と同じ兵服を着て、ナレーションばかりしてたからな…たまには舞台に立たねば調査劇団座長としての尊厳が保てんしな…」
エルヴィン 「…ここが小人の家か…」
ガチャ…。
エルヴィン 「!?…こ、これは…」
リヴァイ 「王子が目にしたのは、床に転がった何体もの死体だった。」
エルヴィン 「おい待てリヴァイ。段々内容が猟奇的になってないか?」
リヴァイ 「…さぁ…こうなったのは、俺の責任じゃない。後のことは任せる。」
エルヴィン 「…と言われてもな…」フム…。
ハンジ 「」
エルヴィン 「…とりあえず、白雪姫を助けるか…もちろん、熱い口づけで…」
リヴァイ 「王子は変態だった…」
エルヴィン 「変なナレーションいれるな。」
ガシッ。
エルヴィンの裾をつかむニファ。
ニファ (小声で)「…ハンジさんは、私が助けるんで、先に私を助けてもらえます?」
エルヴィン 「…そんな大胆に誘われると、断れんな…」
ニファ 「…い、いえ。勘違いしないでください。ただ、キスする真似をしてくれればいいんです。」
エルヴィン 「舞台を甘くみてもらっては困る。フリだけで、観客は満足しない。…君も兵士なら、覚悟してほしい」
ニファ 「…顔、にやけてません?」
エルヴィン 「…何を言う…」ハッハッハ。
エルヴィン 「君を助けたら、次はペトラだ。…ハンジは、君が助けるとして…あとの4人は、放っておいて差し支えないだろう…」
エレン ピキ。
エルド ムカ。
グンタ カチン。
オルオ イラッ。
エルヴィン 「…さぁニファ…目を閉じて…」
ニファ 「いっ…いや…」(…と言いつつもドキドキしてる自分が情けなぁぁい!)
-
- 43 : 2014/07/08(火) 12:33:23 :
- 「ふざけんなあぁぁぁぁぁっ!!!」
ドガッ!
エルヴィン バタッ。
リヴァイ 「突然の鏡の精の飛び蹴りにより、変態王子は駆逐された。」
ニファ 「ケイジ!?」
ケイジ 「気安くニファに触るんじゃないこの変態が…」ワナワナ。
ニファ 「…ちょっと…ここ、あんたの出るとこじゃないでしょ。」
ケイジ 「…あ、ああ…まぁ、そう…だけど…」
エルヴィン 「」
ニファ 「…団長、ピクリとも動かないけど、大丈夫なの?」
ケイジ 「…大丈夫だろ。息してるし。」
エルド 「…ケイジ…」
ケイジ 「うおっ!?なんだお前ら…勝手に生き返って…」
グンタ 「…いいんだ…どうせ団長は、俺たちを助ける気など、なかったようだしな…」
オルオ 「団長には、がっかりしたぜ…」
エレン 「オレも…ショックと怒りで、思わず巨人化するとこでした…」
ケイジ 「いやいやいやいや…」
ペトラ (…私ももう起きても良いのかしら…)
オルオ 「…よしペトラは俺が助けて…」
バキッ。
オルオ バタッ。
ペトラ 「…起きるわ。」
-
- 48 : 2014/07/08(火) 22:14:27 :
-
オルオ 「兵長がかぐや姫の時に仰っていた、ウォール.ローゼ迷惑防止条例違反だな。気絶しているうちに、シーナまで運ぼうぜ。」
リヴァイ 「待てオルオ。その件だが…」
エルド 「何か、問題でも?」
リヴァイ 「問題というか…以前エルヴィンが出所してすぐに、薄ら髭が俺のところへ来てな。ずいぶん疲れた様子だったが…俺に、もう2度と憲兵団にエルヴィンを送り込まないでくれと、懇願された。だから多分、連れていったところで受け入れてもらえんだろう。」
グンタ 「…団長は一体、なにをしたんだろう…」
ペトラ 「私たちは、知らないほうが良いのかもしれないわね…」
エレン (誰だろう…薄ら髭って…?)
ハンジ 「」
オルオ 「…ハンジさん、まだ起きないな…マジで寝てんのか?」
ニファ 「…あ、そうだ。私が助けてあげるって言ったんだった…」
ハンジ 「」
ニファ 「ハンジさん…覚えててくれたんだ…」
ハンジ 「」…ニヤ。
ニファ 「…じゃあ、失礼して…」
ケイジ 「おいおいニファ。マジでキスすんのかよ。」
ニファ 「あんたに言われる筋合いないわよ。」フンダ。
ケイジ 「」…カワイイ…。
ニファ (…ありがとうございます、ハンジさん…)
ハンジ 「」
ニファ (…私がする、頬へのキスは、大好きのしるしなんです…誰にも内緒ですけど…。)
…チュッ。
ハンジ 「…ハンジさん復活!あれ、エルヴィンどうしたの?」
エルド 「ウォール.ローゼ迷惑防止条例違反の疑いで、処罰されました。」
ハンジ 「そうか。なら仕方ないね。前に連行された時、ナイルかなり参ってたって聞いてたから、もう憲兵に引き渡しても無駄だろうし…」
エレン (…そうか!薄ら髭=ナイル師団長なのか…)フムフム。
-
- 49 : 2014/07/08(火) 22:23:37 :
- ハンジ 「…で、リヴァイ。このあとは?」
リヴァイ 「白雪姫が生き返ったんだ。あとは勝手に終われ。」
ハンジ 「ひっどいナレーションだなまったく…」モー。
エレン 「…団長は、どうします?」
エルヴィン 「とりあえず白雪姫と式を挙げるか…」
ハンジ 「げ!復活してるし…」
エルヴィン 「座長をなめてもらっては困る…」フンス。
エルド 「まぁ確かに本当の白雪姫でも、最後は王子様と結婚して幸せに暮らしました、と終わってますから、式を挙げてもらっても大丈夫かと…」
ハンジ 「今さら物語に合わせる必要ナッシング!リヴァイ、もう幕おろして!」
リヴァイ 「…あとはカーテンコールまで持ち越しか…」
ハンジ 「ない!ないから!」
エルヴィン 「…ハンジ…」
ハンジ 「うえぇぇ来るな来るな来るなぁっ!」
-
- 54 : 2014/07/09(水) 10:25:27 :
- 【カーテンコール】
<公演を終え、調査兵団本部へと戻った一行>
リヴァイ 「…俺もすぐ旧本部へ戻らないとな。あいつらだけじゃ、何をしでかしてるか分からん。」
ハンジ 「あの子たちなら、大丈夫だよ。」
リヴァイ 「てめぇは自分とこの班の心配だけしてろ。」
ハンジ 「だよねぇ…」ハハ。
リヴァイ 「…そういえば、エルヴィンはどうした?」
ハンジ 「預けてきた。」
リヴァイ 「憲兵団か。またすぐに戻るだろ。」
ハンジ 「ううん。駐屯兵団。」
リヴァイ 「はあ!?」
ハンジ 「やっぱり、1度憲兵団に行ってみたんだけど、門前払いされちゃってね。だから、駐屯兵団に預けてきたの。」
リヴァイ 「…まぁ、薄ら髭よりか、あのじいさんの方が同じ変人同士、気が合うかもしれんが…」
ハンジ 「これでしばらく静かだね。じゃあ私は自分の班の心配でもしてくるよ。」
リヴァイ 「…ああ…。」
-
- 55 : 2014/07/09(水) 10:40:37 :
- ケイジ (…あれからというもの、ニファは、仕事の事以外、口をきいてくれない…。)
ケイジ (仕事の時は、淡々と対応してくる…それが余計ツライ…)
ケイジ …ハァ…。
ケイジ (…かといって、今さら話を掘り返して、謝るのもなぁ…)
ケイジ …ハァ…。
ハンジ 「やぁケイジ、お疲れ。」
ケイジ 「…ああ、ハンジ分隊長…」
ハンジ 「コーヒー注いできたんだけど、飲む?」
ケイジ 「…あ、わざわざすみません…いただきます…」
ケイジがハンジからカップを受け取ろうとすると、手がすべりコーヒーがハンジの服にかかってしまう。
ケイジ 「うわっ…すみません!!!」
ハンジ 「あっちゃー。コーヒーのシミってなかなか落ちないんだよね。こりゃ、クリーニングに出さないと…」
ケイジ 「本当にすみません…クリーニング代、払いますので…」
ハンジ 「いやいや。もっと誠意をみせてほしいな…えっとそうだな、君に3つ選択肢を与えよう。」
ケイジ 「3つ…ですか…」
ハンジ 「そう。1つ目は、私と一緒に、巨人の実験に付き合う。モブリットの代役でね。」
ケイジ ゲ…。「…2つ目は…?」
ハンジ 「2つ目は、リヴァイに耳元で、『…チビ。』…とささやいてダッシュで逃げるwww。」
ケイジ …ムリ。「…3つ目は?」
ハンジ 「3つ目は…ニファにこの前のことを詫びる。」
ケイジ 「…!」
ハンジ 「」
ハンジ 「…さぁ、どれにする?」
ケイジ 「…ニファのところに、行ってきます。」
ハンジ 「…うん、いっといで。」
ハンジのもとを走り去るケイジ。
ハンジ 「…う~ん、私的には、1番もオススメだったんだけどな…」
-
- 56 : 2014/07/09(水) 11:19:25 :
- ケイジ ハァッハァッ…「…ニファ…」
無言で振り向くニファ。
ケイジ 「…この前の公演の時は…本当に…すまなかった…」
深々と頭を下げるケイジ。
ニファ 「…別に気にしてないから…」
ケイジ 「いや。明らかに公演の後、お前俺に対して冷たいだろ。髭ゴーグルはいつもと変わらず接してくれてるけどよ…俺を殴ったことも、謝ってくれたし…」
ニファ 「髭ゴーグルは大人なのよ。あんたと違って。」
ケイジ 「…なに…やっぱりお前、あいつに気があるのか?」
ニファ 「だからなんですぐ、そうなるのよ!?私はただ…みんなのことが…ハンジ班のみんなが…大好きな…だけなのに…」
ケイジ 「」
ニファ 「失いたくない…ただ、それだけ。もう、悲しい思いは、したくないの。だからそのために、私自身強くなろうとして…だけどなんか上手くいかなくて…」
ケイジ 「…そうか…そうだよな…」
ニファ 「だからホントに、もう気にしてないから。今まで冷たい態度になってしまったことは謝るわ。」
ケイジ 「…いや、俺の方こそ、ホントに…」
髭ゴーグル 「…仲直り、できたみたいだな。」
ケイジ 「!?お前、いつの間にそこに…」
髭ゴーグル 「そんな廊下の真ん中で騒いでりゃ、何事かと思うだろ。」
ニファ 「…あ、そうだ。髭ゴーグルには、まだしてなかったわね。」
髭ゴーグル 「…何を?」
髭ゴーグルに近づき、頬にキスするニファ。
…チュッ。
髭ゴーグル 「///…いきなりどうした!?」
ニファ 「いーの!…えっとあとは…あ、ふ~くちょ~う、モブリット副ちょ~う!」
モブリット 「…どうした、ニファ…」
…チュッ。
モブリットの頬にもキスするニファ。
モブリット 「///!?………///!?」
ニファ 「…よっし、これで完璧ね!」
ケイジ 「俺にはねぇのかよニファ!?」
ニファ 「あんたには、何度もしてるでしょ。」
モブリット ドキドキ(…えっと今日は僕誕生日だったっけ…でなきゃエイプリルフール???)
ニファ 「…にしても髭ゴーグル~、髭がチクチクして痛かったわ…」
髭ゴーグル 「今度は髭の無いところで試してみるか?」
ケイジ 「てめぇ調子づいてんじゃねぇぞ!」
モブリット (…まさかハンジさんが仕掛けたドッキリなのか…)
ニファ (…私にとって、頬へのキスは、大好きのしるし。)
髭ゴーグル 「調子づいてなんかいないさ。」
ケイジ 「…ていうか、髭、剃れよ!」
髭ゴーグル 「ニファがそうしてほしいというなら、剃ろうかな…」
ニファ (私は今、ここに、誓った…)
ケイジ 「やっぱり調子こいてやがる…」ウヌヌ。
ニファ (強くなる。1年後…10年後もこうやって、大好きな仲間と共に過ごすために…)
モブリット (…まさかさっきの、物陰からハンジさんがこっそり覗き見てたりして…)チラ…。
ニファ (…もう、何も怖くなんかない。だって…)
ケイジ 「な、なぁニファ、髭の無いツルツルのお肌の方が、良いに決まってるよな!?」
髭ゴーグル 「失敬だな…毎朝このスタイルに整えるの、大変なんだぞ…」
モブリット 「…やっぱりハンジさん見てましたね!?ドッキリですかこれは!?」
ハンジ 「…や~みんな揃ってるね!…よし、このままご飯でも食べに行くか!」
ニファ 「きゃあ嬉しい!ハンジさんとご一緒できるなんて…!」
ニファ (みんなが…いるから…。)
-
- 57 : 2014/07/09(水) 11:21:39 :
- ※以上で終了とさせていただきます。
ご来場いただいた方々、S席をご購入いただいた方々、コメントをくださった方々、ありがとうございました。
またよろしくお願いします。
-
- 58 : 2014/07/09(水) 11:53:12 :
- 面白かったです♪
ハンジ班いいなあ・・・本当に好きです・・・
ひげゴーグルさんの名前知りたいですよねえ!
-
- 59 : 2014/07/09(水) 11:59:06 :
- >>58 88@生き急ぎすぎです!!卿様の嫁さん
ご来場、ありがとうございます。
知りたいですホントに(^_^;)
全国髭ゴーグルさんの名前を知りたい人ランキングとかあったら、数珠繋ぎはかなり上位にランクされるんじゃないかなぁ。
-
- 60 : 2014/07/09(水) 21:14:11 :
- >>∞(eight)さん
ご来場、ならびにS席ご購入、ありがとうございます。
-
- 61 : 2014/07/09(水) 21:18:42 :
- リアルタイムで見れなかったっ
とても良かったです!ヾ(@⌒ー⌒@)ノ
お疲れ様です
-
- 62 : 2014/07/09(水) 21:21:21 :
- >>61 ぬこ@ウサギの着ぐるみ☆夏!さん
ご来場、ならびにS席ご購入、ありがとうございます。
いつもありがとうございます。いやぁ夏ですね!スイカ食べたいなぁ。
- 著者情報
- この作品はシリーズ作品です
-
進撃の調査劇団 シリーズ
- 「進撃の巨人」カテゴリの人気記事
- 「進撃の巨人」カテゴリの最新記事
- 「進撃の巨人」SSの交流広場
- 進撃の巨人 交流広場