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君の傍で笑っていたい 4 【ベルアニ】

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  1. 1 : : 2014/03/23(日) 22:25:05
    http://www.ssnote.net/archives/12371

    君の傍で笑っていたい 3【ベルアニ】

    ↑こちらの続編ですの。


    昨日はアニの誕生日...という訳で。
    ええ、昨日書きたかったです。本当に昨日書きたかった...

    アニ好きとしてやってはいけない事を...(´Д⊂グスン

    一日遅れですが全力で書きたいと思います。

    暖かく...暖かい目で....はい。
  2. 2 : : 2014/03/23(日) 22:33:51
    ~朝 ベルトルト自宅~


    今日は一年で最も特別な日。


    3月22日


    アニの誕生日。

    そこで今日はアニの家で誕生日パーティーをする事になった。

    パーティーに呼ばれたのは嬉しい。

    嬉しいけど....


    ベルトルト「...まさか、エレンも来るなんて」トホホ


    僕の恋のライバル

        エレン・イェーガー。


    今日は気が抜けない一日になりそうだ。
  3. 3 : : 2014/03/23(日) 22:40:51
    勿論、プレゼントは用意してある。

    ハートのネックレス。


    アニも乙女だからね

    喜んでくれると良いんだけど...


    ピンポーン


    こんな朝早くから誰だろう


    ベルトルト「はーい」


    ガチャ


    ベルトルト「ライナー?どうしたの、こんな朝早くに」

    ライナー「いや、今日はアニの誕生日だからさ」

    ライナー「作戦会議」

    ベルトルト「え」
  4. 4 : : 2014/03/23(日) 22:50:42
    いきなり家に来て『作戦会議』。


    ライナー「お前、今日エレンが来るのは知ってるだろ?」

    ベルトルト「うん。」

    ライナー「...どうすんだよ」

    ベルトルト「どうするって?」キョトン

    ライナー「アニとエレンの仲が深まったらどうするんだ」

    ベルトルト「それは...」


    そこまで考えてなかった。

    別にその時はその時だし...


    ライナー「?」

    ベルトルト「それは...嫌だよ」

    ライナー「だろ?」


    嫌に決まってる。

    アニとエレンの仲が深まるなんて嫌だ。

    ましてや、僕の目の前で。


    ベルトルト「でもどうしたらいいんだよ」

    ライナー「そんなの簡単だ」

    ベルトルト「?」

    ライナー「エレンに奪われる前に、アニを奪え。それだけだ」

    ベルトルト「」


    簡単に言ってくれるよ。


    ベルトルト「....無理だよ」

    ライナー「そうかー...それじゃあ前のベルトルトに戻っちまうなぁ」

    ベルトルト「前の...僕?」

    ライナー「告白する前、ウジウジしてたお前だよ」


    あぁ、そういえば居たね。


    ライナー「お前はアニに気持ちを伝えて変わったんじゃねぇのか?」

    ベルトルト「...」
  5. 5 : : 2014/03/23(日) 22:53:33
    超期待!!
  6. 6 : : 2014/03/23(日) 22:54:07
    >>5さん

    ありがとうございます!!

    頑張ります!(*´∀`*)
  7. 7 : : 2014/03/23(日) 22:57:50
    確かに変わったさ。

    今までとは違う世界を見ている様だったよ。


    ベルトルト「変わったとしても、だ。...二人きりなら出来ると思うけど...人前じゃ出来ないよ」

    ライナー「じゃあ二人きりの時間を俺が作ってやる。...その隙にやれ」

    ベルトルト「そんな、ライナーに悪いよ」

    ライナー「前に言っただろ?『俺はお前達の味方だ』って」

    ベルトルト「でも...」

    ライナー「エレンに取られてもいいのか?」

    ベルトルト「だめ」

    ライナー「じゃあやれ!」ニカッ

    ベルトルト「...わ、分かったよ。」

    ライナー「よーし、作戦会議終了!俺は家にもどる!」

    ベルトルト「えぇっ、それだけだったのかい!?」


    ベルトルト「作戦がおおざっぱ過ぎて良く分からないよ!」アセ


    ライナー「作戦の詳細は教えない、あえてな。...その方が気にせずに出来るだろ」

    ベルトルト「う...」
  8. 8 : : 2014/03/23(日) 23:09:14
    その後、ライナーは『また後でな』と一言いって帰った。


    それにしても緊張するなぁ...


    いや、余計な事は考えないようにしよう。

    作戦に支障が出ちゃいけないし...


    それから本を読んだりして時間を潰した。


    本に夢中になっている内に
    約束の時間、十分前になっていた。


    ベルトルト「そろそろ行こうかな...」


    僕は準備をして、プレゼントを持ち玄関を出た。



    3月半ばと言う事で寒さもだいぶ和らいでいた。



    待ち合わせ場所に着く


    ライナー「おう、ベルトルト。」

    ベルトルト「ゴメン、待たせた?」

    ライナー「ん?俺も今来たところだ」

    ベルトルト「そっか...それじゃあ、行こ!」

    ライナー「あぁ」
  9. 9 : : 2014/03/23(日) 23:16:11
    ~アニ自宅前~


    エレン「よっ、二人とも」

    ライナー「よう」

    ベルトルト「こんばんは」


    君には負けられないな。

    僕も僕なりに頑張らせてもらうよ


    ミカサ「...私はただエレンについてきただけ。」

    アルミン「アニの誕生日だから来たんでしょ...」

    ミカサ「」


    今日はこのメンバーなのかな?

    うん、大丈夫。緊張するな僕


    ガチャ


    アニ「あぁ、待たせた?入っていいよ」


    ドアから出てきたアニはいつもとは違う

    清楚な感じの服を着ていて...


    ベルトルト「...」

    ライナー「おいベルトルト。」

    ベルトルト「あ、ゴメン。入ろ」

    ライナー「おう」
  10. 10 : : 2014/03/27(木) 21:53:53
    進展がないのでカット。

    --------------------


    それからアニの誕生日を祝って...
    今はプレゼントのお渡しタイム。

    次が僕の番。


    ライナー「えーっと...次はベルトルトだな」

    ベルトルト「う、うん!」


    アニ「...!」


    ドキドキする....
    喜んでくれると嬉しいな。


    ベルトルト「僕からは...ハートのネックレス」

    アニ「あ、ありがと...///」

    ベルトルト「!...どういたしまして」ニコ

    アニ「...///」
  11. 11 : : 2014/03/27(木) 22:03:29
    ライナー「さーて。全員渡したな?」

    全員「」コクリ

    ライナー「それじゃあ、自由タイムって事で!はい、解散!」


    ワーワー。



    アニ「はぁ、疲れた。」

    ベルトルト「隣いい?」

    アニ「ん?いいよ」


    アニの隣ゲット!
    ついてるなぁ....


    ベルトルト「それは?」

    アニ「あぁ、レモンティーだよ。飲む?」

    ベルトルト「え」


    今アニ『飲む?』って言った?
    アニがさっきまで飲んでたレモンティー?
    いやいや...そんな事は無い、よね。


    ベルトルト「いや、飲むって言われても...」

    アニ「じゃあ、いいよ。やらない」プイッ


    アニがそっぽを向く。
    こんな所で取り乱してはいけないと思ったので
    機嫌を直すよう促す。


    ベルトルト「わ、分かった!飲むから...」

    アニ「...ほら」つ

    ベルトルト「え、アニのを飲むの?」

    アニ「え、だから...やるって言ったじゃん」つ

    ベルトルト「...///」

    アニ「て、照れないでよ...恥ずかしい」
  12. 12 : : 2014/03/27(木) 22:10:24
    これってつまり...
    『間接キス』?

    エレンともキスをしてないよね、アニ。
    まさかファーストキス!?


    ベルトルト「あの...これって...」

    アニ「何」

    ベルトルト「間接キス?」

    アニ「そうだよ」

    ベルトルト「アニはエレンの...」

    アニ「ちょっと口がすぎるね。...黙りな。」


    そう言って僕の口を塞ぐ。

    勿論手で。


    アニ「もうね、エレンの事なんてどうでもいいんだよ」

    ベルトルト「え?」



    エレン「なぁ、ライナー。今アニがさぁ...」

    ライナー「ん?」

    エレン「『エレンの事なんてどうでもいいんだよ』...って言わなかったか?」

    ライナー「んな訳ねぇだろ。それに、俺はなんにも聞いてない」

    ライナー「意識し過ぎなんだよお前は...」ハハハ

    エレン「そ、そうだよ...な」

    アルミン「なんでも悪い方向に持って行っちゃダメだよ」ハハハ

    ライナー「アルミンの言う通りだ」

    ミカサ「エレンは私の家族、あの女には渡さない」ゴゴゴゴゴ

    エレン「お、おう...」
  13. 13 : : 2014/03/27(木) 22:17:46
    アニ「ここまで言って分からない鈍感野郎はアイツ以来だよ...」

    ベルトルト「つまり...その...えっと...」

    アニ「耳貸して」

    ベルトルト「う、うん...」


    そう言ってアニは僕の耳元で囁く。


    アニ「アンタの事が好き。」


    ベルトルト「!?」


    アニ「だから...間接キス位させてよ...///」


    ベルトルト「!?!?」


    僕は驚きのあまり声が出なかった。
    返事を返す事さえままならない。


    ベルトルト「....///」

    アニ「で、飲むの?飲まないの?」

    ベルトルト「あの....」

    アニ「飲まないんなら、私がアンタのジュース飲むけど」


    大胆すぎる。
    いくらなんでも大胆すぎる。


    ベルトルト「の、飲むよ...///」

    アニ「そう...はい。」つ


    もう一回ふりかえる。
    これはアニがさっきまで飲んでいたレモンティー。
    ...間接キス。


    ベルトルト「...」ゴクリ

    アニ「あ、」

    ベルトルト「?....あ」

    アニ「全部飲んだね...」

    ベルトルト「.....................////」
  14. 14 : : 2014/03/27(木) 22:28:14
    期待!
  15. 15 : : 2014/03/28(金) 20:56:52
    >>14さん

    ありがとうございます!(*´∀`*)
  16. 16 : : 2014/03/28(金) 23:09:43
    期待です!!
  17. 17 : : 2014/03/28(金) 23:25:54
    >>14さん
    亀更新ですが...
    頑張ります!b
  18. 18 : : 2014/03/28(金) 23:43:39
    ベルトルト「いや、こ、これは....!///」

    アニ「別に、嫌って訳じゃないし。」

    ベルトルト「ご、ごめん...」

    アニ「いいよ。そんなの」

    アニ「それより、ベルトルトのも飲ませてよ」


    ...!?
    さっきまで僕が飲んでいたジュース...
    これをアニが飲むの!?


    ベルトルト「~~~~~っ///」

    アニ「ど、どうしたのさ...」

    ベルトルト「な、何でもないよ...」

    アニ「うん...」

    エレン「おい...お前ら何ラブラブしてんだよ!?」


    ベルトルト「」

    アニ「」


    エレン「ライナーの様子が変だと思えば...」


    まさか、エレンにバレた!?

    まずいぞ。まずいぞ。ベルトルト!
    エレンを敵に回したくはない...


    ベルトルト「たまたま席が隣のだけだよー...」ハハハハ...

    アニ「(うわ、へったくそ)」

    エレン「...」


    あー、僕ってこんなに演技下手なんだね...
    改めて思い知ったよ


    エレン「たまたま席が隣なら最初からそう言ってくれればいいのによ~!」ハハハハハ

    ベルトルト「」

    ライナー「」

    アニ「」

    アルミン「」

    ミカサ「」
  19. 19 : : 2014/03/30(日) 02:07:59
    エレンは鈍k…純粋な少年だね(^_^)
    ベルアニ大好き過ぎるから期待♪♪♪
  20. 20 : : 2014/04/06(日) 13:25:47
    みんな……?どうして誰も…いないの?
  21. 21 : : 2014/04/12(土) 21:12:30
    すまぬ...続きを書こうと思います、はい。
  22. 22 : : 2014/04/12(土) 21:17:18
    アニ「...」

    ベルトルト「...」


    沈黙。


    アニ「あのさ...」
    ベルトルト「あのさ...」

    アニ「!...先、いいよ」

    ベルトルト「アニこそ先どうぞ」



    アニ「...さっきの続き...」

    ベルトルト「!?」

    アニ「...ダメ?」

    ベルトルト「い、いや...全然...」アセ


    全然...!?

    まるで僕が「待ってましたー」みたいな感じに...


    アニ「ほら...早く頂戴...///」

    ベルトルト「う、うん...」


    気のせいだろうか。

    アニの顔が少し紅い。
  23. 23 : : 2014/04/12(土) 21:23:45
    アニ「....」ゴクリ

    ベルトルト「...///」

    アニ「関節キスってヤツだよね。」

    ベルトルト「...うん。」

    アニ「...」

    ベルトルト「...」


    またまた沈黙。
    さっきより重い沈黙。



    ライナー「...うん?そろそろ時間だな...」

    ライナー「よし、お前らー!時間だ!」



    ベルトルト「!?」
    アニ「!?」


    いつの間にか
    アニの誕生日パーティーは終わりの時間を迎えていた。


    ベルトルト「それじゃ、僕達も行こうか...」

    アニ「待って。」

    ベルトルト「?」

    アニ「この後...時間、ある?」

    ベルトルト「あるけど...」

    アニ「...それじゃあ向こうの公園で待ってるから。」スタスタ

    ベルトルト「え...それって...」


    アニは振り返る事もなく行ってしまった。


    ライナー「それじゃ、今日の誕生日パーティーは無事に終わったと言うことで...解散!」
  24. 24 : : 2014/04/12(土) 21:32:18
    その後、僕はアニに言われた通り
    家の近くにある小さな公園に行った。



    アニ「...」



    公園に居たアニは月明かりに照らされて
    ...何だか神秘的なものを感じた。

    引き寄せられるような美しさも感じた。



    ベルトルト「ごめん...待った?」

    アニ「いや、大丈夫。」

    ベルトルト「それより-----」


    アニは僕の言葉が終わる前に


    アニ「告白。」


    「告白」と言う二文字を口にした。


    ベルトルト「!?///」

    アニ「...」
  25. 25 : : 2014/04/12(土) 21:40:03
    いきなりの展開に驚くほか無い。


    ベルトルト「告白って...」

    アニ「さっきは耳元で囁く事しか出来なかったからさ...」


    一拍置いてから言葉を続ける。


    アニ「私は...ベルトルト、君の事が大好きです。」

    ベルトルト「!///」

    アニ「だから...つ、付き合ってください!///」

    ベルトルト「勿論だよ...こちらこそよろしくお願いします///」


    あぁ、僕の顔は今物凄く赤いんだろうな...
    鏡を見なくたって分かる。

    体の底から熱くなってくる感覚が。


    アニ「...!!」

    アニ「少し...屈んでもらってもいい?」

    ベルトルト「こ、こうかな...?」

    アニ「それと、目瞑って...」

    ベルトルト「うん...」
  26. 26 : : 2014/04/12(土) 21:45:05
    目の前が真っ暗になり、何も見えない。
    今アニは何をしようとしているの?


    アニ「...///」


    チュッ


    軽いリップ音。


    ベルトルト「...え?」


    恐る恐る目を開けてみると

    そこにはアニの顔があった。


    良い香りも漂っていて...


    アニ「だ、だから...目瞑ってよ...///」

    ベルトルト「今....何を...?」

    アニ「わかるでしょ...キスしたんだよ///」

    ベルトルト「...///」


    聞かなくても分かったけれど

    なんとなく聞いてみたくなった。
  27. 27 : : 2014/04/13(日) 16:31:10
    アニ「あの、さ」

    ベルトルト「ん?」

    アニ「あの時くれたハートのネックレス...あれ、凄く嬉しかった。」

    ベルトルト「本当...!?」

    アニ「うん。...だからほら、付けてみた。」


    アニの首には僕があげたハートのネックレスがかかっていた。


    ベルトルト「凄く似合ってるよ」

    アニ「あ、ありがと...///」


    こうやってアニが照れているのを見ると
    こっちまで照れそうになる。

    それ位、可愛い。


    アニ「と、とりあえず...今日のところはもう遅いし...」

    アニ「また明日、学校で会おうよ...!」

    ベルトルト「うん」


    アニ「じゃあね!」

    ベルトルト「また明日」


    そう言ってスタスタと早歩きで行ってしまった。
    照れているのか、焦っているのか...


    ベルトルト「...それでもやっぱり、可愛いや///」



    明日から僕達は「恋人同士」として
    また新しいページをめくるんだ。





    続く
  28. 28 : : 2014/04/13(日) 16:33:08
    以上になります。

    えぇ、随分と長引いてしまいました。

    ネタが無い。と言うよりは寄る時間が無い。

    と言ったほうがイイのでしょうか。
    (ただの言い訳にしか過ぎない)


    と、とにかく...
    長々とお付き合い頂きありがとうございました。

    次回...いつになるか分かりませんが
    よろしくお願いします!m(_ _)m
  29. 29 : : 2014/04/13(日) 20:10:29
    乙です( ´ ▽ ` )ノ
    めっちゃ良かったですよ!
    次回も超期待です!
  30. 30 : : 2014/04/14(月) 21:51:59
    >>29さん

    ありがとうございます!(*´∀`*)
    次回…いつになるかは分かりませんが
    その時はまたよろしくお願いします!m(_ _)m
  31. 31 : : 2014/04/22(火) 17:47:43
    次回に期待ー!
  32. 32 : : 2014/04/22(火) 18:26:16
    >>31さん

    ありがとうございます!(n‘∀‘)η

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lionheart

アニさん。@無浮上

@lionheart

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ベルトルトとアニのお話。 シリーズ

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