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104期生訓練兵物語-人類-始まり
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- 1 : 2014/03/09(日) 10:21:22 :
- 小さな窓から朝日が差し込む
意識が少しつづ戻り、どことなく声が聞こえてくる。
アルミン「おきたんだねエレン、おはよう」
エレン「おはよう…」
アルミン「相変わらず朝は弱いね」
アルミンはクスクス笑いながら言った。
俺は昔から、朝は弱かった。
エンジンがかかるまで長い時間がかかっていた
エレン「仕方ないだろ…眠いんだから…」
目をこすり、あくびまじりの声で言った。
アルミン「ほら、朝食の時間だよ!着替えて!」
アルミンはまるでちいさい子供をあしらうように起こした。
俺はそれに従い早々に着替えを終わらし、容姿を整え食堂へ向かった。
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- 2 : 2014/03/09(日) 10:30:19 :
- 期待
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- 3 : 2014/03/09(日) 11:36:09 :
- ミカサとはいつ仲直りできるのかな?
面白い!期待です♪
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- 5 : 2014/03/09(日) 17:54:00 :
- 期待!!
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- 6 : 2014/03/09(日) 17:56:21 :
- 期待!!
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- 8 : 2014/03/09(日) 18:09:17 :
- 期待
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- 9 : 2014/03/09(日) 18:31:03 :
- これってカップリングあるの?
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- 11 : 2014/03/09(日) 19:18:15 :
- 期待!
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- 12 : 2014/03/09(日) 20:57:24 :
- 期待
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- 14 : 2014/03/10(月) 02:14:04 :
- おお!ふたつめのエピソードがきてるとは(*゚∀゚*)
今回も楽しみにしています☻
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- 15 : 2014/03/10(月) 02:14:56 :
- 期待です
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- 17 : 2014/03/10(月) 20:00:14 :
- 食堂に入ると昨日会ったライナーとベルトルトが挨拶をしてきた。
ライナー「よぉ、エレン!兵士たるもの夜更かしは体に毒だそ」
ベルトルト「兵士にも休息は必要だよライナー、おはようエレン」
エレン「おはよう」
ライナー「横のは彼女かエレン?」
ライナーはにやけ面で言った。
エレン「はっ?」
眠気で意識がはっきりとはしていなかったが
これだけはちゃんと聞こえた。
アルミン「ぼ、ぼく男なんだけど…」アハハ…
ベルトルト「一緒の部屋でしょライナー…」
ライナー「す、すまんな!見てなかった…」
アルミン「い、いいよ!僕はアルミン、よろしくね!」
俺も最初アルミンにあった時、少しだけそう思った。今では恥ずかしい思い出だけどな
アルミン「ん?どうしたのエレン、顔に何かついてる?」
エレン「気にするな。早く食べようぜ」
アルミン「そうだね!じゃあまた後でね、ライナー、ベルトルト」
ライナー「おう!」
ベルトルト「後でね!」
俺たちは食堂の一番端に座った。
アルミン「今日の適応訓練大丈夫かな…」
エレン「アルミンなら…絶対大丈夫だ。」
アルミン「エレンにそう言ってもらえると出来そうな気がするよ!」
アルミンは笑顔でそう言った。
こんな親友を持てて俺は幸せだ…
ふと食堂を見回すと、長身の女と、それに対し小さくて金髪の女の子がうろちょろしていた。
アルミンもそれに気づいたのかここの席に呼んであげようという結論になった。
アルミン「おーい!クリスタ、ユミル!」
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- 18 : 2014/03/10(月) 23:13:27 :
- 期待
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- 19 : 2014/03/11(火) 00:58:14 :
- 期待です
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- 20 : 2014/03/11(火) 16:10:21 :
- 期待‼︎
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- 21 : 2014/03/11(火) 18:06:32 :
- 作品全部読まして頂きました!!
自分の中ではエレユミが一番好きでした
この作品も期待大です!
頑張って下さい!!
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- 22 : 2014/03/11(火) 19:09:51 :
- >>Green boyさん
>>べーさん
>>進撃の芋男さん
皆様ありがとうございます♪
>>三木黒さん
あちらの作品も見てくれたんですね!ありがとうございます♪
こっちも頑張りますっ
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- 23 : 2014/03/11(火) 22:33:55 :
- クリスタ「どうしたの?…確か…」
アルミン「僕はアルミン。エレンから名前を教えてもらったんだ!…ここ空いてるから二人とも座ってよ!」
正直…うるさくなるのは勘弁だな…
クリスタ「け、けど…」チラッ
エレン「…」
アルミン「い、いつも朝は機嫌がななめだから気にしなくていいよ!」アセ
ユミル「いいじゃねぇかクリスタ!どうせ空いてるんだしよ!」ハハハッ ガタッ
はぁ、うるさいのが横に座った…。
クリスタのが、まだよかった…
そう思いながらスープを口へと運んでいく。
クリスタ「ごめんね。座らしてくれてありがとうっ」
ユミル「礼なんか言わなくてもいいぜ、女神に席を譲るのは当たり前だろ!」ハハッ
クリスタ「言い過ぎだよユミル!」
聞いてるこっちが腹がたってくる。
エレン「先行ってる…」
一刻もここから離れたかった俺は、早々に食事を切り上げ一人外へと向かった。
ユミル「なんだあいつ?」
アルミン「あんまり賑やかなのは好きじゃないだよ…」
昔はあんな感じじゃなかったのに…
やっぱり…ミカサが関係してるのかな…
エレンの気持ちに疑問を持ちつつ、また僕は食事を再開した。
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- 24 : 2014/03/11(火) 22:50:33 :
- 食堂から出てきたはいいが、訓練までまだ時間がある…
自主練でもするかな…そんなこと考えつつ、廊下を歩いていた。
ドンッ
「いっ…」
考え事をしていたせいか女子にぶつかってしまった。
エレン「わり…」
俺はその一言を言い、立ち去ろうとした。だか…
「ちょっと待ちな…」
「もっとちゃんと謝ったらどうなんだい?…」
後ろを向いてはいないが、その口調から怒りがにじみでていた。
けど、さっきのことで頭に来ていた俺は早く一人になりたかった。
エレン「お前も前見てなかっただろ…」
また歩きだそうしたその時、ひどい激痛が俺を襲った。
エレン「いってー!」
俺の声が廊下に響き渡った。
倒れる俺を尻目にそいつは食堂へと歩いていった。
くっそ…あいつ。ぜってぇやり返してやる。
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- 25 : 2014/03/12(水) 08:16:27 :
- 新作ですね!
更新頑張ってください!
前作から引き続き期待です(๑′ᴗ‵๑)
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- 26 : 2014/03/12(水) 11:05:13 :
- 期待
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- 27 : 2014/03/12(水) 13:05:34 :
- >>ゆきさん
コメントありがとうございます♪
楽しんでもらえるよう頑張りますっ
>>Green boyさん
いつもありがとうございます♪
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- 28 : 2014/03/12(水) 13:19:25 :
- なんて最悪な初日だ…
これから適応訓練もあるってのに…
倒れた時に打った所擦りながらそんなことをぼやいていた。
母さんは…こんな痛みを感じていたのかな…
そんな考えがふと頭を過る。
俺は胸ポケットから一つのペンダントを取り出した。
壁が壊される数週間前、俺の誕生日に母さんがくれた物だ。
カルラ「はいエレン、誕生日おめでとう!」
エレン「これは…ペンダント?」
カルラ「そうよ!あなたにどんな壁がきても乗り越えられるように…」
エレン「母さん…ありがとう!大切にする…」
俺はペンダントをぐっと握りしめた。
頬に一筋の涙を流しながら…
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- 29 : 2014/03/12(水) 13:41:15 :
カーンカーンカーン
訓練開始の鐘がなった。
俺はペンダントをしまい、訓練所へと向かった。
キース「今から適正試験を受けてもらう。ここで己が適正されてないと判断された場合、即刻開拓地へと戻ってもらう!覚悟をしておけっ!」
ここで失敗すれば…兵士になれないのか…
次々と他の訓練生が合格していく。もちろん中には不合格の者もいるが…
キース「次っ!ミカサ・アッカーマン!」
ミカサの番か…合格…するよな。
キース「よし、上げろ!」
ガラガラガラ
ミカサ「…」プラーン
微動だにしなかった。まぁ、ミカサなら当然か…
キース「ほう…中々いい人材だな…」
キース「今期は期待できる者が多そうだ!よし、下ろせ!」
「すげーなあいつ…」
「しかも顔も綺麗じゃないか?」
「確かに…」
他の訓練生の話し声が聞こえてくる。
俺は自分でも何故かわからなかったが、ミカサがそんな風に見られていることに無性に腹がたった。
そんなこと…思える立場じゃないけどな…。
キース「次、エレン・イェーガー!」
そんなことを考えている内に、自分の番が来た。
ミカサが合格したんだ…俺でもできるさ。
キース「よし、上げろ!」
ガラガラガラ
よし、これなら余裕…うわっ!
ドーン!
エレン「いっ…」
強く頭を打ったようだ。
これを見ていた訓練生の何人かは鼻で笑っていた。
そんなことはどうでもいいが、何故か体勢が崩れた?
最初は保てていたのに…
キース「ふむ…イェーガー訓練兵!」
エレン「は…はい」
キース「明日にまた貴様の適正を行う。それまでにできるようになっておけ」
エレン「はい…」
取り敢えずは開拓地送りは免れたが…何故…
俺が列に戻る途中、クスクスと笑いが聞こえたが俺はそれどころじゃない…
練習しないと…
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- 30 : 2014/03/12(水) 17:05:44 :
- 期待
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- 31 : 2014/03/12(水) 21:37:46 :
- >>Green boyさん
ありがとうございます♪
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- 32 : 2014/03/13(木) 00:10:33 :
- 期待!!
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- 33 : 2014/03/13(木) 07:16:44 :
- >>32 葉月さん
ありがとうございます♪
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- 34 : 2014/03/13(木) 21:57:23 :
- 適正訓練が終わり、各自戻っていく中俺はアルミンに練習に付き合ってもらっていた。
アルミン「めずらしいね…運動神経がいいエレンができないなんて」
アルミンじゃなくて他のやつだったら嫌みにしか聞こえないだろう。
エレン「ちゃんとバランスはとってるんだがな…」
アルミン「ちょっとエレン…装備見してくれないかな?」
アルミン、何かに気づいたのか?
エレン「ほらよ」
荒々しくアルミンに投げた。
慌てて受けとるアルミン
アルミン「ちょっとエレン!落とすかもしれないじゃないか!」
エレン「ははは、悪い悪い」
久しぶりに笑った気がする。
アルミン「ほら、やっぱり!」
エレン「どうしたんだ?」
気になった俺はアルミンに尋ねた。
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- 35 : 2014/03/13(木) 23:03:44 :
- 期待!!
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- 36 : 2014/03/13(木) 23:43:17 :
- >>35 葉月さん
ありがとうございますっ♪
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- 37 : 2014/03/13(木) 23:46:02 :
- 期待
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- 38 : 2014/03/13(木) 23:47:12 :
- >>37 Green boyさん
ありがとうございます♪
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- 39 : 2014/03/14(金) 12:56:24 :
- 期待♪
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- 40 : 2014/03/14(金) 19:28:48 :
- >>39 三木黒さん
ありがとうございます♪
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- 41 : 2014/03/14(金) 19:33:24 :
- アルミン「ここ、装備点検の科目になかった所なんだけど…明らかに壊された形跡がある…」
アルミン「ひどいね…誰がこんなことを…」
エレン「誰だっていいさ、それより見つけてくれてありがとな。」
アルミン「うん、これで明日はちゃんと出来ると思うよ!」
エレン「頑張るよ。そろそろ戻るか」
俺はめんどくさがりだから特に装備点検などにはあまり気にしていなかった。
これから…ちゃんと点検するか…
俺たちはそのまま食堂へと戻った。
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- 42 : 2014/03/14(金) 22:50:31 :
- 期待
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- 43 : 2014/03/14(金) 23:43:05 :
- 期待!
更新頑張ってください!!
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- 44 : 2014/03/14(金) 23:46:43 :
- 期待です!!
更新が楽しみですよ!!
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- 45 : 2014/03/14(金) 23:55:47 :
- 期待してます!
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- 47 : 2014/03/15(土) 11:51:15 :
- 食堂に入るないなや、
「おう、確かアルミンだったよな?」
アルミン「そうだけど、君は?」
「俺はジャン・キルシュタイン」
ジャン「聞いたぜ!入隊の試験、歴代最高得点らしいな!」
アルミン「ありがとう」
流石はアルミンだな、そんなこと思っていると、
ジャン「それでよ、頼み事があるんだけどよ!座学教えてくれねぇか?できれば今がいいんだが」
アルミン「けど…」
アルミンは俺の方を見た。俺のせいで迷惑かけるわけにはいかないからな…
エレン「アルミン俺、今日は一人で食べるわ。いってこいよ」
それが精一杯だった。
アルミン「ごめんね、エレン…また明日」
エレン「おう…」
申し訳なさそうに肩を落とし、ジャンとか言う男についていった。
さっさと食って、自主トレでもするか…
俺は一人食事を済ませ、外へと向かった。
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- 48 : 2014/03/16(日) 13:39:38 :
- 期待
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- 49 : 2014/03/16(日) 20:20:11 :
- >>48 Green boyさん
ありがとうございます♪
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- 50 : 2014/03/17(月) 21:06:31 :
- 午後からの訓練は対人格闘という科目らしい。
暴漢など取り押さえるために技術も身につける物なんだろうが、調査兵団希望の俺にとっては正直意味はない。
だが、強くなることに越したことはない。
昔からケンカとかしてたからな、まぁ自信はある。
そんなことを思いながら一人黙々と練習していた。
そうこうしているうちに、訓練開始の鐘がなった。
訓練所へと足を運ぶ。
そして、とうとう長い長い訓練の日々が始まった。
とりあえず相手を探そう、そう思い周りを見渡した。
すると、間もなく大男二人に声を掛けられた。
ライナー「おうエレン、ぼっちか?」
普通の人ならただのからかいに聞こえるだろうが… 普通ならば。
エレン「そんなことをいいに来たのか?」
悪いがそんな冗談は嫌いなんだ。
ライナー「すまんすまん!冗談が過ぎた、ところで俺たちの組まないか?」
ベルトルト「もうライナー…どうかなエレン?」
多少ライナーへの苛立ちもあったが悪気はないのだろうと思い、了承した。
ライナー「さぁ、まずは俺からだエレン!俺から短刀を奪ってみろ!」ダッ
エレン「ふっ!」シュン
俺はライナーの攻撃を何発か避けた後、攻撃流して一瞬で背後に回り込こんで腕を後ろに固定した。
ライナー「やるじゃないか!」
苦しそうな顔かでそう言った後、俺は手を離した。
ベルトルト「すごいね!」
お世辞でもなく、本当にそう思っているのだろう
純粋な目でそんなこと言われるのが一番反応に困る。
エレン「まぁな」
こんな返し方しかできない。
ベルトルト「何か習ってたの?」
エレン「習ってねぇよ。ただ、昔からちょっとな…」
よくアルミンをいじめてるやつをぶっとばしていたなんて言えるわけない。
ベルトルト「僕の幼なじみにも強い人がいてね!本当に強い人なんだ」
エレン「ふーん…今度勝負してみたいな…」
率直にそう思った。自分より強いと言われた物には何回も挑んだ。
ベルトルト「今度紹介するよ!ここの訓練兵なんだ」
エレン「ならまた紹介してくれ」
ちょっとした楽しみができたな…
ベルトルト「うん、それじゃ。再開しようか!次は僕とだよ」
エレン「よろしくな」
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- 51 : 2014/03/18(火) 00:09:44 :
- 期待
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- 52 : 2014/03/18(火) 00:12:01 :
- 期待です!!
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- 54 : 2014/03/18(火) 13:40:13 :
- 続きです!
http://www.ssnote.net/archives/12396
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