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104期生訓練兵物語―人類―
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- 1 : 2014/02/14(金) 08:15:52 :
- 気分で、更新していくので暇なときにでもみてください!
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- 2 : 2014/02/14(金) 08:50:43 :
- 期待〜〜〜
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- 3 : 2014/02/14(金) 09:12:08 :
- 暇なので見ちゃいますよ!(`・∀・´)
更新頑張ってくださいねー!
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- 4 : 2014/02/14(金) 09:34:39 :
- >> はとりんご飴さん
ありがとうございますっ♪
>> ゆきさん
お仕事お疲れ様でした!ありがとうございますっ♪
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- 5 : 2014/02/14(金) 09:39:06 :
この壁の外にはみたこともないものがたくさんあるんだっ!!
俺はこの話を聞くことがなによりも好きだった。
商人でもとりつくせないほどの塩かぁ…
いつか…いつか絶対にみたい!
だって、俺の夢だからっ!!
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- 6 : 2014/02/14(金) 09:51:16 :
- コノイタンシャ!!
まただ…
気づいた時にはもう走り出していた
エレン「なにやってだお前ら!」
「やべ、エレンとミカサだ!にげろー」
エレン「大丈夫か?アルミン!」
アルミン「エレン…いつもありがとう」
エレン「友達なんだから、あまり前だろっ!」ニカッ
こいつはアルミン。
俺に…夢を与えてくれた…たった一人の親友だ
そして今日も…
アルミン「エレン聞いてよ!また新しい本を見つけたんだ!」
エレン「ほんとかっ?早くみしてくれよっ!」
こんな楽しい日がずっと続くと思っていた
俺達が死なない限りずっと…
そう、あの日がくるまでは…。
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- 7 : 2014/02/14(金) 10:21:44 :
- 「なぁ、ミカサ…俺訓練兵団に入る」
ミカサ「またそんなこと…早く帰ろう、カルラおばさんが待ってる」
「今度は本気だ」
俺の覚悟を悟ったのか、ミカサは振り向いた
ミカサ「さっきの調査兵団をよく見て。何人者人がただ死んで帰ってくる。ただそれだけ」
「ただの…無駄死に」
「なぁ、ミカサ。俺には夢がある」
「このくそみたいな壁から出て、この目で…自分の目外の世界を見たいんだ!」
「その道のりに巨人がいるなら…倒すだけだ」
ミカサはいつになく、悲しげな表情をしていた
そして…
ミカサ「なら、私も行く!」
ミカサ「私もいって、エレンを守る!」
お前はいつもそうだよな…
俺にべったりついて、色々めんどくさくて…けど
「わかった」
いつも一緒にいてくれて、ありがとな…
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- 8 : 2014/02/14(金) 11:56:16 :
- 期待〜
面白い、続きが気になる^_^
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- 9 : 2014/02/14(金) 16:44:57 :
- >> 名無しさん
ありがとうございますっ!
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- 10 : 2014/02/14(金) 17:20:53 :
- 「この異端者め!!」
もうこの言葉には慣れてしまった。
「この異端者め!」
「やーい、泣き虫!弱虫アルミン~」
アルミン「君達だって弱虫じゃないか!」
アルミン「口では勝てないからって暴力を使ってる!」
アルミン「君達のが弱虫だっ!!」
「うるせぇー!やっちまえ!」
バキッ!!
その刹那、鈍い音が響いた
「なにやってんだよ」
顔をあげると一人の男の子が立っていた
「お、覚えてろよ!」
するといつも僕をいじめていた子たちは逃げていった
「大丈夫か?…」
アルミン「うん…」
「俺はエレン・イェーガーだ!よろしくな!」
アルミン「僕はアルミン・アルレルト」
エレン「なんでいじめられてたんだ?」
アルミン「エレンはさ…壁の外がどうなってるかしってる?」
また、ばかにされるかな?…
エレン「壁の外?どうなってんだよ!」
自分の考えとはまったく逆の反応が帰ってきた
彼の好奇心に自分の胸が高鳴るのを感じた
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- 11 : 2014/02/14(金) 17:41:22 :
- それからずっと話をしてたよね
途中からミカサも加わって、三人でいつもいたよね
僕はそんな友達ができて本当に嬉しかったよ
エレン「アルミン…俺調査兵団に入る!」
アルミン「えっ?本気で言ってるの!?…」
エレン「あぁ。そんでこの目で見たいんだ!」
エレン「外の世界ってものをさ!!」
「……ぃくよ」
「僕もついていくよ」
アルミン「外の世界を見たいのはエレンだけじゃないんだ!」
アルミン「僕の…夢でもあるんだ!」
二人の夢だよ
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- 12 : 2014/02/14(金) 19:11:27 :
- 期待
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- 13 : 2014/02/14(金) 20:41:18 :
- >> Green boyさん
ありがとうございますっ♪
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- 14 : 2014/02/14(金) 22:05:48 :
- それはある日の突然のことだった…
ミカサ「エレン、そろそろ帰ろう。」
エレン「そうだな」
ハンネス「おうっ!お前ら何やってんだよ」
エレン「あっ、ハンネスさん!」
この人はハンネス。駐屯兵団に所属してる立派な兵士…とは程遠い
エレン「また昼間ったから酒かよっ!」
エレン「そんなんでどうすんだよ!もし巨人が来たら…」
ハンネス「そんなのありえねーよ!」ハハハッ
ハンネス「なんせ100年も平和なんだぞ?」
ハンネス「なぁ、ミカサ!」
ミカサ「お酒くさい、やめて。」
ハンネス「まぁ、とにかくだ!壁が壊されるなんてありえないありえない」ハハハッ
エレン「もうしらねーよ!!」
もし…もし巨人が来たらどうすんだよ。
酔ったまんま勝てんのかよ…
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- 15 : 2014/02/14(金) 22:43:40 :
- うわあ!幼馴染の幼少期話、いいですね(((o(*゚▽゚*)o)))
ここまで読み進める手が止まりませんでしたよ☻
楽しみにしています!
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- 16 : 2014/02/14(金) 23:11:10 :
- >>サブマリンさん
ありがとうございますっ♪
そういってもらえると嬉しいです(*´∀`)
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- 17 : 2014/02/15(土) 10:51:30 :
- 期待
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- 18 : 2014/02/15(土) 18:56:27 :
- >>Green boyさん
ありがとうございますっ♪
ドーン!!
突如轟音が響いた
俺は壁の方を見て…こう言った…
「巨人だ…」
ドカーン!!
そして二回目の轟音が響いた。
門が…壁が破壊されたのだ
ハンネス「エレン!ミカサを連れて家に戻れ!!」
その言葉に俺は現実に連れ戻された
ミカサ「エレン!何をしているの!」
エレン「あ、あぁ!…そうだ!母さん!」
まさか…家に飛んできた破片なんか…当たってないよな?…
エレン「ハァハァ、母さん!」
ここを曲がればいつもの我が家が…!
悪い予想は当たるもんだ
エレン「母さん!母さん!」
必死で声を上げた
じゃないと何かに押し潰されそうだから…
「エレン!」
エレン「母さん!!」
カルラ「何してるの!早く逃げなさい!」
エレン「母さんを置いていけるかよっ!」
エレン「ミカサ!そっち持て!」
ミカサ「うん!」
エレン「せーのっ…」
だめだ…子供の力では到底動かせない
カルラ「もういいのよエレン、ミカサ。あなた達だけでも生きて!」
エレン「そんなことできるかよっ!!」
嫌だ…絶対に嫌だ!!…
エレン「ミカサ!もう一回やるぞ!」
ドシン…ドシン…ドシン…
死の音が近づいている…
カルラ「お願いエレン!逃げてっ!」
エレン「嫌だよ母さん!」
涙が止まらない。なんで…なんで…
パシュ パシュ
ハンネス「おい、お前ら大丈夫か!」
エレン「ハンネスさん!母さんを助けてくれよ!」
ハンネス「…!!大丈夫か!?」
カルラ「ハンネス…お願いかある…」
カルラ「エレンとミカサを連れて…」
「逃げて…」
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- 19 : 2014/02/16(日) 05:28:11 :
- 期待
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- 20 : 2014/02/16(日) 14:44:31 :
- >>Green boyさん
いつもありがとうございますっ♪
感謝の言葉しかありません!
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- 21 : 2014/02/17(月) 21:59:12 :
- ハンネス「見くびってもらっちゃ困るぜ…」
ハンネス「これでもくそみたいな訓練を受けて来たんだ!」
ハンネス「巨人の一匹ぐらい殺して、カルラもエレンもミカサも助けてやるっ!」ダッ
カルラ「ハンネス!!」
ハンネス「(殺してやっ…)」
ニタァ
ハンネス「くっ!」
エレン「はっ?何やってんだよハンネスさんっ!」
ハンネス「こっから逃げるんだ!」
ミカサ「カルラおばさんっ!!」
エレン「まって…」
これしか…できない。ごめん、母さん…
エレン「巨人に奪われるくらいなら…」
「俺が…奪うっ!」
俺は近くに落ちていた鋭利な木材を手に取った
そして…
エレン「ごめん、母さん…」
カルラ「エレン…私を…助けてくれるのね?」ツー
ミカサ「何をしているのエレン!ハンネスさん離してっ!!」
ハンネス「っ…」
カルラ「エレン…。ミカサと共に、強く生きるのよ…」
エレン「うん…今まで散々迷惑かけてごめんっ」
エレン「さよなら…」
俺は大きく振り上げた
「エレン…愛してる」
ミカサ「だめーっっ!!」
プシァー
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- 22 : 2014/02/17(月) 22:15:54 :
- 期待
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- 23 : 2014/02/17(月) 22:18:36 :
- >>Green boyさん
ありがとうございますっ♪
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- 24 : 2014/02/19(水) 01:50:50 :
- わああああまさかの展開すぎる∑(OωO )
薄々感じていましたが、いままでのAniっちさんの作品の中で1番好きかもしれないです。
期待しています!
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- 25 : 2014/02/19(水) 07:32:27 :
- >>24 サブマリンさん
ほんとですかっ?サブマリンさんにそういってもらえてすごく嬉しいですっ♪
今のところは不定期更新なのでお暇なときにご覧くださいね!
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- 26 : 2014/02/21(金) 19:48:51 :
- パシュ パシュ
ハンネス「ここなら…安全だな…」
ミカサ「」スタスタ
バキッ
俺はこの時初めてミカサの拳を味わった
ハンネス「おいっミカサなにやってんだ!!」
「とめるなっ!!」
俺はそう叫んだ
エレン「ミカサ…好きなだけ殴れ…」
ミカサ「言われなくとも、そのつもり…」
ミカサは俺に馬乗りになりひたすら殴り続けた
あいつのあの表情…人拐いに捕まっていた時と同じだった
そして、殴られ続けて最後に一言こう告げられた
ミカサ「あなたなんて家族じゃない…ただの」
「人殺し…」
そういい残して、彼女は去っていった。
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- 27 : 2014/02/21(金) 20:01:50 :
- おおお、やっぱりわたしこれ好きですわ…。
不定期更新を楽しみにしておりますね☻
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- 28 : 2014/02/21(金) 21:27:17 :
- >>27 サブマリンさん
ありがとうございます♪
こんな駄作をお気にいれてくださったなんて(゜Д゜)
重ね重ね感謝ですっ♪
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- 29 : 2014/02/23(日) 02:49:29 :
- 期待
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- 30 : 2014/02/24(月) 19:39:58 :
- >>29 Green boyさん
ありがとうございます♪
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- 31 : 2014/02/24(月) 19:49:28 :
- ハンネス「どうするんだ…エレン」
エレン「ハンネスさん、ごめん…」
ハンネス「どうした?」
エレン「さっき責めたりして…」
エレン「母さんを守れなかったのは…俺が弱かったからだ…」
自分に…自分に巨人を倒せる力があったなら…。
ハンネス「…本当にすまなかった…」
エレン「ハンネスさん、頼みがある」
ハンネス「なんだ?」
エレン「俺を…」
「訓練兵に入れてくれ!」
巨人に抗う術を…。学ぶために…
ハンネス「…! それで…いいんだな?」
エレン「うん…誰かを守れる力がほしい…」
エレン「こんな気持ち…もう誰にも味わってほしくない…」
誰にも…そして自分も…。
ハンネス「わかった、話はつけておく。」
エレン「ありがとう、ハンネスさん…」
もう家族も友達も失いたくない
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- 32 : 2014/02/24(月) 19:51:29 :
- エレン・・・
期待です!!
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- 33 : 2014/02/24(月) 19:54:41 :
- >>32 朧月さん
コメントありがとです♪
亀更新ですが暇時にみてやってください!
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- 34 : 2014/02/24(月) 20:48:31 :
- 期待
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- 35 : 2014/02/24(月) 21:09:05 :
- >>34 Greenboyさん
ありがとうございます♪
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- 36 : 2014/02/25(火) 09:26:01 :
- ハンネス!!エレン!!
がんばれっ!!
あなたなんてただの…の、くだりがぞくっとしました
臨場感あふれてて、凄いです!!
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- 37 : 2014/02/25(火) 17:29:56 :
- >>36
88さん、コメントありがとうございます!
これから本腰いれてかく
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- 38 : 2014/02/25(火) 17:30:32 :
- ので温かく見守ってください!上のミスです^^;
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- 39 : 2014/02/25(火) 20:52:27 :
- とりあえずアルミンが無事がどうか…
お願いだから生きててくれっ…
俺は一人避難施設への道を歩いている。
周りを見渡せば壊された壁の破片がとんで怪我をした人
大切な我が家を失って途方に暮れている人
苦しい表情をしてなくなった片腕をおさえている人
道に寝かされ上から布を被せられた人、そして側で涙を流す人…
やっばり、みんな大切な物を失ったんだ。
もちろん俺もその一人だ…
ミカサは…どうしてんだろう
ふと、頭の中浮かんだ疑問。
そうか…あいつはもう…家族じゃないんだな…
「エレンっ!」
あぁ、この声をもう聞けないかと思ってた。
俺はすぐさま振り返った。
そこには涙で顔がくしゃくしゃになった親友の姿があった…
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- 40 : 2014/02/25(火) 21:08:00 :
- アルミン「心配したんだよっ!」
エレン「アルミンも生きててよかった」
アルミン「ミカサ…は?」
当然、いつも一緒にいた三人だ。
気づかないはずがない…。
エレン「あいつとは…もう家族じゃないんだ…」
言葉に出して初めて実感した。
もう、俺には家族は一人もいないんだな…
涙が…涙が止まらない
脳裏に、母さんがくれた最後の笑顔が蘇る。
「泣きたい時は泣こうよ!」
俺は親友の声に顔をあげる。
アルミン「悲しい時は泣こうよ?そして全部吐き出したら次がきっと見えるよ!」
どうして、お前はそんな笑ってられるんだよ…
アルミン「僕も…おじいちゃんを失ったんた…」
アルミン「ずっーと泣いてた…そしたらね、兵士にの人が声を掛けてくれてね」
アルミン「そう、教えてもらったんだ!」
アルミン「だからおじいちゃんの分まで、全力で生きなきゃいけないんだ!」
俺は泣いた。今までにないくらい…泣き続けた。
その間、アルミンはずっと側にいてくれた…
しばらくして、落ち着いた俺はアルミンに事の全てを話した。
アルミン「そっか…」
アルミン「なら、カルラおばさんの分まで大切に生きなきゃね!」
笑顔で俺に言ってくれた。
そうだな、自分の中で決心がついた…
大切な人の時間を共に生きる…そう、俺は誓った
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- 41 : 2014/02/25(火) 21:41:30 :
- 訓練兵団でミカサと再開するんですか?
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- 42 : 2014/02/25(火) 21:44:25 :
- >>41 ヴァルキリーさん
はい、もちろんしますよ!
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- 43 : 2014/02/25(火) 22:20:01 :
- 期待
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- 44 : 2014/02/25(火) 22:54:08 :
- >>43 Green boyさん
いつもありがとうございますね!
-
- 45 : 2014/02/26(水) 20:20:40 :
- アルミン「エレンはこれからどうするの?」
エレン「俺…調査兵団に入る」
みんなを守りたい、誰も失いたくないからな。
それに…アルミンとの夢も叶えたいからな…
アルミン「やっぱり考えは変わらないね、もちろん僕も一緒に行くからね!」
ありがとう…
素直にそう言った。そして…
「前列後を向けっ!」
俺は今、ここに立っている。
ようやく…ようやくスタートラインに来たんだ。
なるんだ…調査兵団に…
家族と友達と、夢のために…
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- 46 : 2014/02/26(水) 20:41:21 :
- ふおお、更新きたああーっ!
待ってました。ありがとうございます。
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- 47 : 2014/02/26(水) 21:11:32 :
- >>マリンさん←って呼んでも大丈夫ですか?
こちらこそこんな駄作を読んでいただいてありがとうございます♪
これからもそういってもらえるように頑張ります!
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- 48 : 2014/02/26(水) 21:23:27 :
- 期待
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- 49 : 2014/02/26(水) 22:02:52 :
- >>48 Green boyさん
ありがとうございます♪
-
- 50 : 2014/02/27(木) 09:59:35 :
- 調査兵団になるくだりがいいわ~!
アルミンがいい味を出していて、アルミン好きになりそうです(*´ω`*)
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- 51 : 2014/02/27(木) 17:20:29 :
- >>50 88さん
ありがとうございます♪
ようやく訓練に入れますね、これからも頑張りますっ
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- 52 : 2014/02/27(木) 22:02:22 :
- エレン…なんだか雰囲気変わったな…
そう思ったのはついさっき、訓練所で会ったときだった。
簡潔に言えば、大人しくなった。ってゆうのかな?
ありがとう…
素直にそう言ってくれたあの日から…僕たちは会えなかった
何か…あったのかな?…
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- 53 : 2014/02/27(木) 22:13:16 :
- 期待
-
- 54 : 2014/02/27(木) 22:21:44 :
- >>53 Green boyさん
こちらにもありがとうございますね♪
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- 55 : 2014/02/27(木) 22:37:49 :
- 「貴様は何者だっ!」
アルミン「はい!シガンシナ区出身、アルミン・アルレルトです!」ピシッ
「バカみたいな名前だな!両親がつけたのか?」
アルミン「いいえ!祖父につけてもらいました!」
「そうかアルレルト訓練兵、貴様には巨人の餌になってもらう!二列後ろを向けっ!」
流石アルミンだな…
昔から根性はあったからな…
けど、まさか…あいつもいるなんてな…
「貴様は何者だっ!」
「シガンシナ出身…」
「ミカサ・アッカーマンです…」
「そうか…四列後ろを向けっ!」
あの鬼教官に何も言われないなんて…流石ミカサだな…。
~~~~~~訓練所~~~~~~
よしっ!今日から訓練兵だ!
絶対になってみせる!調査兵団にっ!…あれは…ミカサ…
まさか、ミカサも兵士に?
俺は後ろから声をかけた。
「ミカサ。ひさしぶりだな」
ミカサは立ち止まり…
ミカサ「あなたはだれ?」
そう、冷たく放った。それは俺の心の傷をえぐるには十分だった
ミカサ「用がないなら話しかけないで…」
そう言い、歩いていった。
やっぱ俺は…ただの人殺しなんだ…。
改めてそう実感した
-
- 56 : 2014/02/28(金) 06:25:10 :
- 期待
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- 57 : 2014/02/28(金) 07:04:18 :
- >>56 Green boyさん
ありがとうございますっ♪
-
- 58 : 2014/03/07(金) 14:26:49 :
- 今日からまた投稿していきます♪
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- 59 : 2014/03/07(金) 19:51:49 :
- 式が終わり各自、部屋に戻っていく
アルミン「エレン!」
エレン「おう、アルミン」
エレン「大丈夫だったか?」
アルミン「最初に睨まれた時は頭が真っ白になったよ」アハハ…
エレン「そうなるだろうな、明日は適応試験だ。頑張れよ」
アルミン「そうだね!じゃ、食堂いかないかい?」
エレン「あぁ」
食堂
ガヤガヤ
アルミン「あそこに座ろっか」
エレン「おう。」
アルミン「それにしても賑やかだね」ガタッ
エレン「呑気なもんだよな…もう兵士だってのに」ガタッ
アルミン「あはは…確かにそういう考えもあるね…」
「久しぶり…アルミン」
アルミン「ミカサ!」
ミカサ「風邪とか引かなかった?」
アルミン「うん…大丈夫だよ」
ミカサ「そう…ならよかった」
ミカサ「明日は適応試験、ので頑張って」
アルミン「うん、ミカサもね」
ミカサ「ありがとう、ではまた明日」スタスタ
やっぱり何かあったのかな?…
アルミン「ねぇ…エレン」
エレン「なんだアルミン」
アルミン「ミカサと何かあったの?」
エレン「…。なんもねぇよ…」
アルミン「そっか…」
話したくない…理由でもあるのかな…
無理な詮索はやめよう…
「おいっ!お前アルミンだよな?」
アルミン「そ、そうだけど…君は?」
「俺か?」
「俺はコニー・スプリンガーだ!!よろしくな!」
アルミン「よろしくね、コニー!」
コニー「よろしくな!それでよ!見たのかよ?!」
アルミン「な、何をかな?…」
コニー「巨人だよ巨人!シガンシナ出身なんだろ?」
コニーのその言葉を聞き、巨人の事について興味がある人達が僕達のテーブルに集まってきた。
コニー「やっぱみんなも気になるんだな!で、どうなんだよ?」
アルミン「ど、どうって言われても…」
「クズだよ…」
コニー「はっ?」
エレンのその言葉に周りは静寂に包まれた。
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- 60 : 2014/03/08(土) 00:47:28 :
- 期待
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- 61 : 2014/03/08(土) 01:07:11 :
- >>60 Green boyさん
遅くなり申し訳ないです!
いつもありがとうございますね♪
-
- 62 : 2014/03/08(土) 09:57:29 :
- コニー「クズってどうゆうことだ?」
エレン「あいつらは…平気で大切なもの奪っていく」
俺は静かに口を開いた
エレン「なんのためらいもなく、奪っていく…」
エレン「この世の中で一番クズな生き物だって言ったんだ」
またも静寂な空気に包まれる。
エレン「アルミン、先戻るな」
アルミン「う、うん。おやすみ」
エレン「おやすみ…」スタスタ
そいつのせいで…自分の母さんを…。
俺が一番クズなのかもな…
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- 63 : 2014/03/09(日) 00:19:07 :
- 部屋と戻る道、前から二人の大男が歩いてきた
そして同じ部屋のドアの前にたった。
「お前もこの部屋か?」
金髪の大男が口を開いた。
エレン「あぁ、そうだ…」
「なら俺らと一緒だな。俺はライナー・ブラウンだ、よろしくな」
「僕はベルトルト・フーバー、よろしくね」
エレン「エレン・イェーガーだ」
それにしてもでかいな…
人間…にもこんなでかいやつがいるんだな…
この時、俺の中で何かが渦巻いた。
だがほんの些細なことだったから気には止めなかった。
ライナー「お前はもう寝るのか?」
エレン「いや、少し散歩してから寝るよ」
ライナー「そうか、ならまた明日な!」
ベルトルト「おやすみエレン」
エレン「おやすみ、二人とも」
少し…夜風に当たってくるか…。
俺は外へと向かった
-
- 64 : 2014/03/09(日) 00:44:25 :
- 期待
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- 65 : 2014/03/09(日) 01:41:36 :
- >>64 Green boyさん
ありがとうございますね♪
-
- 66 : 2014/03/09(日) 02:00:21 :
- やっぱり夜の冷たい風当たりは心地好い。
ん…あれは…。
サシャ「も、もう、走れません…」
確かあいつは…。
サシャ「教官も…半分、どうぞ…」
いや、あらかに半分じゃねぇだろ。
自分の持ってる方がでかいし…それになんだよあのいやそうな顔…
そんなことがあった。
エレン「お前…まだ走らされてたんだな」
エレン「ほら、これやるよ」
どうせまだ走ってるだろうと推測していた俺は
パンを半分残してあった。
サシャ「パァン!!」ビューン
サシャ「」ムシャムシャ
おもしろいやつもいるもんだな…
「あのー…」
エレン「ん、誰だ?」
「私も彼女にパンを…」
サシャ「二個目のパァンっ!!」ビューン
「お水もあるからゆ、ゆっくり食べてね?」
やっぱ、同じ考えのやつもいるんだな
サシャ「むしゃむしゃ…」
サシャ「…」スースー
「寝ちゃったね…」アハハ…
エレン「それより、お前は?」
クリスタ「ご、ごめん!まだ言ってなかったね…」
クリスタ「私はクリスタ・レンズ、よろしくね」
エレン「エレンだ…なぁ、ひとつ聞いていいか?」
クリスタ「な、何かな?」
エレン「お前…なんで兵士になったんだ?」
クリスタ「!!」
最初、彼女見た時に思った。
なぜ…こんな容姿端麗も持つ女の子が兵士になんかなったのだろう?…
クリスタ「そ、それは…」
「お前らなにやってんだ?」
不意に暗闇の先から声が聞こえた。
気配…なかったんだがな…。
-
- 67 : 2014/03/09(日) 10:11:26 :
- ユミル「お前らいいことしようとしてるだろ?」
クリスタ「そ、そんなことないよ!」
エレン「そんな…ちゃんとした人間じゃねぇよ…俺は」
俺は小さく呟いた。
エレン「なぁ、お前に頼みがあるんだが…」
エレン「こいつ…女子寮まで運んでくれないか?」
こんなんで罪滅ぼしになるわけないがな…
ユミル「は?なんで私なんだよ」
エレン「クリスタじゃ無理だからよ、恃む」
ユミル「…ちっ」
ユミル「まぁ、こいつに恩を売って損はないか…」
ユミル「運んでやるよ」
エレン「あぁ、頼んだ。じゃ二人ともおやすみ」
クリスタ「おやすみエレン!」
ユミル「いくぞ、クリスタ」
俺は部屋へと戻った…
さっき会ったライナー、ベルトルトはもう寝ている。
こっちのベッドでは親友が静かな吐息を立てて眠っている
アルミン…ごめんな。迷惑かけて…。
そしてようやく俺は眠りについた。
-
- 68 : 2014/03/09(日) 14:38:06 :
- いい話や~~~
-
- 69 : 2014/03/09(日) 16:39:29 :
- >>katoruさん
ありがとうございます♪
続きです!
http://www.ssnote.net/archives/11773
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104期生訓練兵物語 シリーズ
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