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Heart 〜第二話 火・風・氷・雷・水・空〜
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- 1 : 2014/02/14(金) 20:03:43 :
- Heart第二話です!
第一話→http://www.ssnote.net/archives/9806
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- 2 : 2014/02/14(金) 21:11:03 :
- 期待なのだよ☆
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- 3 : 2014/02/14(金) 22:06:10 :
- 明日の昼の2時頃に投稿開始します!
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- 4 : 2014/02/15(土) 13:58:23 :
- 再開します!!!
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- 5 : 2014/02/15(土) 14:08:21 :
- アルミン「ねぇエレン…」
エレン「なんだよアルミン?」
アルミン「どうするの?羽崎凛が向こう側についたんだから厳しいよ…紫吹の後継を倒すのわ」
エレン「何言ってんだよ!!!」
アルミンはエレンの急な罵声に返事ができなかった
エレン「あいつは父さんの仇の息子だぞ?」
アルミン「おじさんの仇…」
エレン「そうだ。それに俺らには強い味方がいるだろ?」
アルミン「味方?」
エレン「向こうから仕掛けるにしろこっちから仕掛けるにしろ1週間は何もないって考えなんだろアルミン?」
アルミン「あぁ。恐らく紫吹の後継はまともな魔術を使えない。それで羽崎凛は紫吹の後継に最低限の魔術を教えるために時間を稼いだはずだ」
エレン「なんでだ?」
アルミン「あの時羽崎凛はエレンのことを倒せたはずだ。でもそうしなかった。何かエレンを倒せない事情でもあったんだろう」
エレン「なるほどな…」
アルミン「それに羽崎凛はある人物から頼まれてと言っていた。何か目的があるに違いない」
エレン「そうか…」
アルミン「うん」
エレン「1週間って時間はやっぱり俺たちの味方だ」
アルミン「どうしてだい?」
エレン「アルミン。お前が1週間、時間をたっぷり使って奴らを倒す方法を考えてくれ」
アルミン「!」
エレン「頼むぜアルミン」
アルミン「…わかった!」
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- 6 : 2014/02/15(土) 14:09:05 :
- Heart〜第二話 火・風・氷・雷・水・空〜
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- 7 : 2014/02/15(土) 14:26:57 :
- 凛「さてとじゃあ紫吹君のできる範囲でいいから魔力操作をしてくれるかしら?」
凛は長門が魔力操作を苦手としていることになんとなく察しがついていたらしい
エレンの攻撃に全く反応できなかった時にそう思ったらしく長門に質問したところ長門はその問にYesと返すことになった
そして凛の家滞在しているホテルに長門を招き魔力操作を見てやろうというところである
長門「わかった」
長門は魔力操作を開始する
しかしうまくできない
凛「…」
長門「なっなんだよ?」
凛「ねぇ紫吹君。あなた魔力操作をどうやってやってる?」
長門「どうやってって…そりゃ心臓から体全体に魔力を流すイメージで…」
凛「それが間違いだわ」
長門「なっ…」
凛「あなたの師匠はご両親でいいのかしら?」
長門「あぁ一応…4歳の時までだけど」
凛「となると間違って教えられたって可能性はないだろうから…間違って覚えたんじゃないの?」
長門「それはねーよ。親父と母さんとの数少ない思い出だから…」
凛「そう。なら意図的に間違った方法を教えたってことね」
長門「は?なんでだよ?」
凛「そんなのはわからないわよ。心当たりないの?」
長門「ねーよ」
凛「まぁいいわ。本当の魔力操作の方法を教えてあげる」
長門「!」
凛「まず心臓からというのは間違ってないわ。でもね体全体になんてどんな魔術師にも無理よ」
長門「どういうことだ?」
凛「魔力ってのは使用したい体の部位、もしくは武器に流し込むものよ」
長門「つまり…どういうことだ?」
凛「つまり私が結界を張った時どこから結界を発生させたか見てた?」
長門「たしか手からだろ?」
凛「そう。手から発生させる魔術を使いたい時は手に、足で使いたい魔術を使う時は足に、刀で使いたい魔術を使う時は手から刀にってことね」
長門「じゃああのエレンって奴は手から針に流し込んでたのか?」
凛「そうよ。まぁこれは好投技術だけれど足と手両方に流すってこともできるわ」
長門「じゃあ俺のやってたとのは…」
凛「えぇ。無理に決まっていることをしていたのよ」
長門「そうだったのか…」
凛「じゃあ今のを意識してもう一度やってもらえるかしら?普段から体全体にとはいえ魔力操作の練習はしていたらしいから簡単にできると思うわ」
長門「わかった」
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- 8 : 2014/02/15(土) 14:27:13 :
- 続きは23時半頃に
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- 9 : 2014/02/15(土) 15:52:19 :
- 期待っス!
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- 10 : 2014/02/15(土) 21:20:49 :
- 期待!
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- 11 : 2014/02/15(土) 21:45:41 :
- http://www.ssnote.net/groups/155/archives/1
グループ作成しました!
自分はあまり参加できませんがどなたでも気軽参加して下さい!
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- 12 : 2014/02/15(土) 22:04:27 :
- 期待なのだよ☆
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- 14 : 2014/02/15(土) 22:18:24 :
- >>13
敬語は無しでいいよ
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- 15 : 2014/02/15(土) 22:19:10 :
- >>14わかった!
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- 16 : 2014/02/15(土) 23:27:01 :
- 再開します!
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- 17 : 2014/02/15(土) 23:37:40 :
- 長門(集中しろ!手に魔力を集めるんだ…!)
凛「!!!」
長門「できた…!」
凛(まぁ魔力操作は簡単にできると思ってたけど…まさかここまで器用にできるなんて)
凛「もういいわ」
長門「なっ諦め早くないか⁉」
凛「逆よ。私は手に魔力を発生させるくらいのレベルの魔力操作はすぐにできると踏んでいたわ」
長門「?」
凛「でもあなたの灯した魔力の量は今すぐに魔術を行使できるくらいあるわ」
長門「どういうことだ?」
凛「つまりあなたの魔力の量は多いから魔力の量を増やす訓練を飛ばして今すぐ魔術を覚える訓練に入れるってこと」
長門「そうなのか…」
凛「そうよ」
長門「あのさ羽崎、協力してくれるのはありがたいんだが何でここまでしてくれるんだ?」
凛「まぁこれが今回私があいつから頼まれた仕事だからね」
長門「あいつってイェーガーと戦った時に言ってた奴か?」
凛「そうよ。まぁ今は知る必要はないわ」
長門「?」
凛「じゃあ早速次のステップに行くわよ」
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- 18 : 2014/02/15(土) 23:43:25 :
- 長門「次のステップ?」
凛「えぇ。魔力の属性を調べるのよ」
長門「属性?」
凛「ほんとに何も知らないのね…」
長門「悪かったな…」
凛「まぁいいわ。じゃあ早速この紙に魔力を灯してくれるかしら?」
そう言い凛はカバンから白い紙を取り出す
長門「わかった」
凛「その紙は特殊でねその人の魔力の属性を調べることができるの」
長門「すげーな」
凛「火の属性なら紙は燃え、風の属性なら紙は切れ、氷の属性なら紙は凍り、雷の属性なら紙が電気を帯び、水の属性なら紙が濡れるわ」
長門「わかった。やってみる」
そう言い長門は魔力を紙に灯す
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- 19 : 2014/02/15(土) 23:55:52 :
- 長門「何も起こらないぞ…?」
凛(まさか…)
長門「おい羽崎!何も起こらないぞ?」
凛「うるさいわねわかってるわよ!」
長門「何怒ってんだよ…」
凛「別に怒ってないわ。ただ流石紫吹の後継だと思ってね」
長門「どーゆことだよ?」
凛「さっき言った属性には相性があってね、火は風に強く、風は氷に強く、氷は雷に強く、雷は水に強く、水は火に強い…でもこの属性の相性関係に唯一属さない属性があるの」
長門「へ〜」
凛「その属性が空。5つの属性はこの属性から由来してるの」
長門「由来?」
凛「えぇ。火は太陽の熱。風はそのまま嵐などで発生する風。氷は雪。雷はそのまま雷。水は雨。これは全て空に関係しているでしょ?」
長門「ほんとだ…」
凛「故に空は5属性の根源と言ってもいいわ。ほとんどの魔術師は5属性を宿すのだけれど、たまに空の属性を宿す魔術師がいるのよ」
長門「それが俺…?」
凛「えぇ。紙になんの反応も無いのは空の属性だけよ。まぁ6属性の特徴についてはとりあえず後よ。その前に魔術の仕組みから話すわ」
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- 20 : 2014/02/15(土) 23:57:12 :
- とりあえず今日はここまで!
明日の昼2時くらいに再開します!
明日でに第二話は終わる予定です!
説明回ですみません…
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- 21 : 2014/02/16(日) 11:20:34 :
- 期待!
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- 22 : 2014/02/16(日) 13:54:52 :
- 再開します!
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- 23 : 2014/02/16(日) 14:02:46 :
- 凛「まず多くの魔術には“鍵”と呼ばれるその魔術の名前があるわ」
長門「でも羽崎は名前なんて言ってなくなかったか?」
凛「そうよ。あれは属性のない魔術だからね。鍵があるのは属性のある魔術だけよ」
長門「なるほど…」
凛「そして魔術の発動には2種類ある。一つは演唱をする方法。もう一つは演唱を破棄する方法。属性魔術の演唱破棄の場合は最後に鍵を言うこと」
長門「なんとなくわかった」
凛「でも演唱破棄にはデメリットがあるわ」
長門「デメリット?」
凛「えぇ。演唱破棄した場合その魔術は演唱した場合の8割の能力しか発揮できない」
長門「…」
凛「で次は属性魔術の説明をするわ」
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- 24 : 2014/02/16(日) 14:13:28 :
- 凛「まず火の属性は攻撃に長けている。風は幻術。氷は防御。雷は肉体や武器の強化。水は性質変化つまり状態異常って言ったところかしら。水の魔術はあなたも見たはずよ」
長門「イェーガーの?」
凛「そう。あの針には水属性の魔力が込められていたわ。だからあなたのお友達に異常が生じたのよ」
長門「なるほど…空の属性は?」
凛「空の属性は5属性全ての魔術を使えるわ。ただしデメリットもある」
長門「またか」
凛「空の魔力の待ち主による5属性の魔術は本来の能力の8割の力しか発揮しない。つまりあなたが5属性の魔術を演唱破棄で使った場合威力は大幅に落ちる」
長門「空の属性自体の能力はないのか?」
凛「あるわ。空の属性の特徴のもう一つは所有者限定のオリジナルの能力と言ったところかしら」
長門「どういうことだ?」
凛「つまりあなたにしか使えない魔術ってことよ。どんな天才に教えてもあなたにしか使えないわ」
長門「すげーな!」
凛「でも取得は難しい。私が稼いだ1週間じゃ到底取得は無理よ」
長門「…」
凛「そう気は落とさないの。とりあえず基本的な魔術の練習から始めましょ」
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- 25 : 2014/02/16(日) 14:18:27 :
- 凛「じゃあとりあえず属性無しの魔術から始めるわよ」
長門「なぁ羽崎一ついいか?」
凛「なに?」
長門「羽崎の属性は何なんだ?」
凛「私?私の持つ属性は風と火と氷よ」
長門「なっ…複数持つとかありなのかよ」
凛「まぁ複数属性持つ者はほとんどいないわ」
長門「しかも羽崎は3つだろ?お前より持ってる奴とかいるのかよ?」
凛「いるわ。私が知る限り2人いる。けどそのうちの1人は…」
長門「?」
凛「ごめんなさい。なんでもないわ。さぁ始めるわよ」
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- 26 : 2014/02/16(日) 14:18:40 :
- 続きは23時半頃に
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- 27 : 2014/02/16(日) 21:35:08 :
- 期待!
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- 28 : 2014/02/16(日) 23:10:51 :
- 早いけど再開します!
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- 29 : 2014/02/16(日) 23:18:53 :
- ~4日後~
長門「ただいま」
美香「長門…?4日も何してたの?」
長門「色々とな…魔術関係だ」
美香「…止めはしないけど無理はしないでよ?」
長門「わかってる…」
暫くの沈黙が続く
長門「なぁ姉ちゃん…」
美香「なに?」
長門「親父と母さんが俺たちに魔術を使わせたくなかった理由知ってるか?」
美香「知らないけど…」
長門「そっか…」
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- 30 : 2014/02/16(日) 23:21:24 :
- エレン「それで行こうぜ!」
アルミン「うん…!でも大丈夫かい?この作戦にはエレンの魔力を多大に消費することになる」
エレン「任せろ!」
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- 31 : 2014/02/16(日) 23:27:56 :
- そして1週間が立った…
凛「準備はいいかしら?」
長門「あぁ」
凛「向こうは何かしらの作を立てているはずよ」
長門「1週間あったしな…でも俺たちから攻める必要なんてあるのか?」
凛「一般人を巻き込まないためにね。奴らは今手段を選ばないだろうから」
長門「なるほどな…」
凛(でも正直驚いた…こんな短期間でここまで成長するなんて…)
凛「奴らに尾行させた使い魔がいつ気づかれるかわからないわ早く行きましょ」
ついにエレン・アルミンとの戦いが始まる!!!
第二話完
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- 32 : 2014/02/16(日) 23:28:26 :
- 第三話は明日の23時半頃に投稿します!
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- 33 : 2014/02/17(月) 18:43:49 :
- 乙です!
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- 34 : 2014/02/18(火) 22:08:47 :
- 第三話です
→http://www.ssnote.net/archives/10433
- 著者情報
- この作品はシリーズ作品です
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Heart~世界に抗う魔術師達~ シリーズ
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