パワーボートレースの世界観を表現したハイスペックなスポーツウォッチ「クロノオフショア1」。本作は、その中に2024年からラインナップされる、ベゼルロック機能を備えたダイバーズクロノグラフウォッチである。グレーカラーのダイアルにグレーPVD加工を施したステンレススティールケースを組み合わせ、全体をシックなカラーリングでまとめつつ、随所にゴールドカラーをあしらうことで華やかさも添えている。

 機能性にも優れており、ヘリウムエスケープバルブを備えた500m防水、耐傷性に優れたセラミックス製ベゼルを備えた。なお、本作はブランド初となるベゼルロック機構が持ち味。9時位置に備わったこの機構は、スライドすることでベゼルの回転をロックさせられるのだ。

広報担当者からのコメント
機械式・クオーツ式どちらも展開する、エドックスのフラッグシップ「クロノオフショア1」コレクションのうち、本作はコレクションの第5世代機にあたる、機械式ムーブメントを搭載した最新モデル(2024年11月発売)。環境保護を目的として極地探検プロジェクト「アナンタ・エクスペディション2」と共同で開発した、プロ仕様のダイバーズウォッチです。

ダイバーズウォッチに不可欠な、優れた判読性を備えつつ、美観も意識されたデザインのダイアル。インデックスや針の縁がピンクゴールドカラーに彩られているため、洗練された印象がもたらされている。
まず、安心感がある理由は、極地でのダイビングを想定した仕様になっており、“命を守るためのツール”として実際にプロジェクトに使用された実績もあるからです。ブランド史上初めて搭載されたベゼルロック機構は、ケースサイド9時のレバーをスライド操作することでベゼルの正回転の可否を調整できるのですが、実はこれが極地でのダイビングには欠かせない機能なのです。

極地でのアタックは、体力的にも環境的にも厳しいもので、1回のダイビングが非常に重要です。ベゼルの逆回転防止機能によって酸素残量を過剰に見積もらないのは当然のこと、誤って正回転してしまうことで過小に見積もり、想定より早く水上に浮上しなければならない状況も避けなければなりません。1回のダイビングを限界時間ギリギリまで行い、チャンスを最大限生かしてミッションを遂行するために、ベゼルロック機能は重要な役割を果たします。
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もちろん、日常生活で必須かと聞かれると、必須ではないです。しかし、それを言っては腕時計だって必須ではないわけで(時間を見るならスマートフォンで十分)……必須ではないものに理由を見つけて楽しむのが嗜好品のはずです。このベゼルロック機能も、本物のプロのダイバーが、極地で実際にツールとして使用しているというロマンがあります。例えば、集中したいときにカチッとベゼルをロックするとか……オーナー自身で楽しみ方を見つけるのも良いと思います。

そして、本作のかっこよさの理由はカラーリングです。「クロノオフショア1 ベゼルロック クロノグラフ オートマティック」のバリエーションは4色展開ですが、お気に入りはグレー×ゴールドのこちらのモデル。シースルーバックからのぞくムーブメント、とくにローターの色が外装とぴったり合っていて、一体感があります(あと、個人的に黒やグレーといったモノトーンが大好きなのと、ゴールドカラーの時計が好みだからです笑)。