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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

ベルトルト「喰種だけど。」

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  1. 1 : : 2016/11/21(月) 21:08:21
    進撃の巨人と東京喰種のコラボ作品です。

    アニ「喰種だから」
    http://www.ssnote.net/archives/44256

    の続編になります。


    登場人物はだんだん増えていきます。

    キャラの口調や性格が公式とは異なったりおかしかったりします。

    いつ書き始めるかわからないくらい更新は遅いです。
  2. 2 : : 2016/11/21(月) 23:29:49
    期待
  3. 3 : : 2016/11/24(木) 20:33:56
    >>2
    ありがとうございます!
    なかなか書き始められなくてすみません(;´Д`)
    もうしばらくお待ちください(_ _)
  4. 4 : : 2016/11/28(月) 18:28:35
    …トロスト区CCG本部___



    エレン「それにしてもひとが少ないな…一階に受け付け嬢しかいないCCGなんてはじめてだぜ」

    アルミン「仕方ないよ。なんせ今CCGは創設以来っていわれるほどの人材不足だからね」

    エレン「っていうかいつまで待たせんだよっ!早く捜査始めてーのによー」イライラ

    アルミン「うーん…約束だと捜査官の人が30分前には出迎えてくれるはずなんだけど…」

    エレン「…普通迎える側が待ってるはずだろ……」

    エレン「あーー!あくしろよ!!」

    ミカサ「一等、落ち着いて。迎えならあと30秒でくる。」

    エレン「…なんでわかるんだよ」イライラ

    ミカサ「エレベーターがこの回に向かって作動している」

    エレン「…………」

    ミカサ「今のあなたは注意力が欠けている」

    ミカサ「少しのことで頭に血が上っていては喰種は駆逐できない。」

    エレン「…………」

    ミカサ「落ち着いて。」


    エレン「……ああ。」


    エレン(そうだ…ミカサの言うとおり、こんなとこで怒ってる場合じゃねぇ…)

    エレン(冷静でいられない奴が真っ先に喰種にやられる)

    エレン(俺の一番かけてる部分…アカデミーで何度も教わったことだ)
  5. 5 : : 2016/11/28(月) 18:39:49
    アルミン「あ、2人とも、来たみたいだよ」


    エレン(ホントにピッタリ30秒で来やがった…)

    エレン「ってか!お前ら!待たせやがっt「ミィィィィィィカァァァァァァサァァァァァァァァァァ!!!!!!」ビュン

    エレン「………………」ポカーン

    アルミン「…………………」ポカー


    エレン「なあ、アルミン。今弾丸がミカサって叫びながら、ここを通過しなかったか?」

    アルミン「僕はチーターチーターが走ってるように見えたけど……」

    エレン「…なんだ?チーターチーターって」

    アルミン「 世界最速の動物だよ。因みに最高時速は75マイルつまり時速約121km 出すんだ」


    エレン「……あ、ああ…そうか…」


    エレン「で、実際はなにが通ったんだ?」

    アルミン「あれだよ」クイッ



    ミカサ「サシャ、久しぶり。元気だった?」


    サシャ・ブラウス二等捜査官「ええ!そりゃあもう!これとないってくらい元気です!!」

    ミカサ「そう、よかった。ところでこの間の昇格試験、どうだった?」

    サシャ「お陰様で!無事!筆記も!合格いたしました!」

    ミカサ「そう…よかった」

    サシャ「そっ、そそそそそれで……約束の…例のものを…」ゴクッ


    ミカサ「はい。本部限定のシーナ産蒸かし芋使用ポテトパン。」

    サシャ「パァン!!」

    サシャ「ミカサァ!!ありがとうございます!!」ガツガツモグモグ

    ミカサ「どういたしまして。サシャもよく頑張った」



    アルミン「ミカサはサシャの二等昇格試験に向けてサシャを鍛えてあげてたんだけど、筆記がどうしても半分以上とれなくて、試験前にもし昇格できたら本部捜査官しか買えない限定のパンを奢るって約束してたらしいよ」

    エレン「サシャはその条件だけで本当に受かっちまったのか…スゴいな」


    「だろ?どっかのバカな死に急ぎと違ってな!」


    エレン「?!……お…」


    エレン「……お前は…」イラッ


    ジャン・キルシュタイン一等捜査官「遠路はるばるようこそ。相変わらずの悪人面ですね。いつか捕まりますよ?イェーガー一等?」


    エレン「…二等こそ馬と間違われて競馬場にでも連れてかれそうで心配ですよ…キルシュタイン二等…」イラッ

    ジャン「はっ!今誰におっしゃったんですか?いやーすみませんねぇ…俺はもう二等なんて下位な階級じゃないんですよ」ヒラヒラ

    エレン「なっ!?……」

    エレン「てことは…お前が…一等??俺と同じ…一等………」ガーン

    ジャン「いやぁ、活躍する場がなかなか貰えなかっただけで、俺がちょっと現場に立てば喰種なんて即殲滅ですよ」

    サシャ「そういえばジャンも私と同じく筆記が出来なくてマルコに教えてもらったんですよね」モグモグ


    ジャン「」

    エレン「あれ?一等…さっきなんておっしゃってましたっけ?…俺が現場に立てば即殲滅……」プッ

    エレン「現場より机でお勉強の方が似合ってるんじゃないですか?キルシュタイン一等」ププッ

    ミカサ「勉強が苦手ならサシャに教えてもらうといい。サシャの学力は芋パンを与えたことによって一等昇格試験も合格出来るレベルにいる。」


    ジャン「」


    エレン「ジャンもパン貰って勉強したらどうだ?あ、馬なら人参か」プププッ

    ミカサ「大丈夫。苦手は誰にだってあること。」

    ミカサ「エレンも元々は三等レベルの学力だったけれど私とアルミンの二人がかりで教えてここまで成長できた。」

    エレン「」

    エレン「なっ!ミカサ!!なに余計なこと言ってんだよっ!」


    ジャン「さっ…三等レベル」ブフッ


    エレン「う…うるせぇ!この馬!!馬面!!!」

    ジャン「んだとこの死に急ぎ!!」


    エレン・ジャン「」ギャーギャー
  6. 6 : : 2016/11/28(月) 18:43:39

    アルミン「は…ははは…」


    「よお、アルミン」


    アルミン「…あっ、」

    アルミン「コニー!元気だった?」

    コニー・スプリンガー二等捜査官「おう!あ!聞いてくれよアルミン。俺、こないだの昇格試験無事合格したぜ!俺も晴れて二等捜査官だ!」


    アルミン「え!ホントに?!筆記は?筆記も受かったの??」

    コニー「おうっ!合格点ピッタシでな!」

    アルミン「よ……」

    アルミン「よかったぁ…一時はどうなることかと…」ホッ

    コニー「アルミンがつきっきりで教えてくれたお陰だぜ!ありがとな!」ニカッ

    アルミン「うん…コニーも…よく頑張ったね」ジーン

    アルミン(自分の名前をどこに書くかすらわからなかったコニーが…)ウルッ

    アルミン(今なら受験に受かった教え子を見守る先生の気持ちがわかる気がするよ…)グスッ


    コニー「ア…アルミン……何で泣いてんだ?」


    アニ「…………って、」

    アルミン「はっ!こんな事してる場合じゃなかった!!」

    コニー「うおっ」ビクッ

    アルミン「コニー、皆、感動の再会はここまでにしてそろそろ始めよう」

    コニー「始めるって…なにを?」


    アルミン「僕らの捜査対象…この区の主についての報告と捜査についての話し合いだよ」


    アルミン「そして…」




    アルミン「この区の喰種に地獄を味あわせる準備をね…」
  7. 7 : : 2016/11/28(月) 20:51:08
    期待です!
  8. 8 : : 2016/11/28(月) 21:16:15
    >>7
    期待ありがとうございます!
  9. 9 : : 2016/11/30(水) 17:40:04

    トロスト区CCG本部第三会議室___


    アルミン「それでは、改めて今回の駆逐対象についての話し合いを始めます」

    アルミン「なにか質問があったら言ってね」


    アルミン「特にコニーとサシャ」

    コニー「おう!言われなくても!」

    サシャ「……………」ムシャムシャモグモグ


    アルミン「とエレン」


    エレン「は、はぁ?!なんで俺?」

    ジャン「まあ、三等レベルじゃ当然だろ」ニヤニヤ


    アルミン「とジャン」


    ジャン「あぁ?!な、なんでだよ!!」

    エレン「人のこと言えねぇ馬…」

    ジャン「」カチン

    ジャン「うるせぇな!その言葉そっくりそのまま返してやるぜ!!ミカサがいねぇと何にもできねぇくせによ!」

    エレン「はぁ?!なんだと?!

    エレン「ていうかそもそも俺らが来た原因はお前らが弱くてこの区がこんな状況になってるから上が見かねて俺らが応援にきてやってるんだぞ!そんなこと言える立場かよ!」

    ジャン「そんなこと上が決めただけでこっちはそもそも頼んでねぇし上が連れてきたかったのはミカサとアルミンだろ、お前はオマケだよ死に急ぎ!」


    アルミン「ちょっ、2人とも言い過ぎだよ…落ち着いて…」オロオロ

    コニー(思いっきりアルミンが喧嘩の原因作ってる気がするのは俺が馬鹿だからか…?)
     
    ミカサ「…………………」


    エレン「あ?んだとテメェ!こっちだって忙しい中来てんだよ!!こんなくだらねぇ奴らと時間つぶすくらいなら本部で仕事してたほうがよっぽどマシだっ!」


    ジャン「あーそうかよ。じゃあ本部に帰ってデスクワークでもしてろよ。テメェみたいな死に急ぎなんぞこっちから願い下げだ!!」

    エレン「ああ、じゃあ精々喰種に餌を与えてるこの区の状況を指くわえて見てることだな!おまえらなんて…喰種にでも喰われちまえば…__



    ミカサ「」バンッ




    エレン「!?……………」

    ジャン「!!…………………」



    ミカサ「2人とも」


    ミカサ「いい加減にして。」


    エレン「……………」

    ジャン「……………」



    ミカサ「私達はこれから上位捜査官が私しかいない状態でSSレートというとても強い、凶悪な喰種を相手にする。」

    ミカサ「正直かなり無謀な捜査。」


    ミカサ「私はS2班に所属していたときそういった凶悪な喰種を沢山相手にしてきた。」


    エレン「……………」

    ジャン「……………」


    ミカサ「そこの班で私は班長出会ったリヴァイ特等から教えられた…」

    ミカサ「喰種を相手にしたとき一番必要とされることは技術でも才能でもない。」


    ミカサ「チームの信頼性と一体感」


    ミカサ「どんなに強い特等捜査官を集めたチームでも信頼しあっていないと仲間の強さを信じられずに最後は自分の力にしか頼れず全滅してしまう。」

    ミカサ「実際にその二つを兼ね備えていたリヴァイ班はどこの班よりも多くの功績を残し、多くの人を救っていた」

    ミカサ「でも、今の私たちの状況はそれと真反対のところに位置する。」


    ミカサ「今の私たちの状況では今回の駆逐対象はおろかそこらにいる野良喰種さえもきっと倒せない。」

    ミカサ「班というのは死ぬときも生き延びることも共にする。」

    ミカサ「私達は今からこのメンバーに命を預けることになる。」


    ミカサ「私たち捜査官だけじゃない。この区に住む人々だってそう。」 

    ミカサ「私たちがしくじれば喰種の活動が活発になり多くの人が死ぬ。」

    ミカサ「私が命を預ける側だったらあなた達に自分の命を預けられるなんて到底思えない。」


    ミカサ「命を預かると言う覚悟と自覚もなしに、ましてや自分が嫌いな人と捜査するのがイヤだからなんて理由で捜査を投げ出すような奴は捜査官を務める資格はない。今すぐやめればいい。」


    ミカサ「本気で喰種を駆逐したい……1人でも多くに人を救いたいなら、」


    ミカサ「こんなくだらない争いをしている場合じゃない。」


  10. 10 : : 2016/12/05(月) 18:05:22
    エレン「………………」

    ジャン「………………」


    ミカサ「………」


    ジャン「……………………へっ、」


    ジャン「その通りだぜ、全く…ミカサにはかなわねぇな。」

    ジャン「…言ってること最初から最後まで全部ミカサの言うとおりだ」


    エレン「…ああ、俺も…頭に血が上って一番大切なことを忘れてた」


    エレン「ミカサの言うとおりだ俺らは一つになるべきだ…喰種を残らずぶっ殺して、一人でも多くの人達を守るためにな」

    エレン「だから…」



    エレン「…悪かったな、ジャン。もうこういうのはこれっきりにしようぜ」



    ジャン「…!!」

    ジャン「……………へっ」


    ジャン「…全くほんっとミカサには頭が下がるぜ……」


    ジャン「…まあ、その、なんだ……」


    ジャン「お…俺も…まあ、その……悪かった」ゴニョゴニョ


    エレン「…え?なんて言った?」

    サシャ「声が小さすぎて聞こえませんでした」

    コニー「もう一回言ってくれよ」


    ジャン「だっ…だから…」

    ジャン「おー…俺も悪かったっつったんだよ!!よく聞け難聴ども!!」


    サシャ「お、綺麗に撮れた」

    ジャン「なっ!おい、サシャてめぇ!なに録画してんだっ!!」

    コニー「おー見せて見せて」

    エレン「なかなかイケメンだなw」

    サシャ「カメラマンの腕がいいんですよ」


    ジャン「サシャ!それ今すぐ消しやがれ!!てめぇら勝手に見るんじゃねぇ!!」

    サシャ「芋パン一年分相当で取り引きしましょう」

    ジャン「こんなん売るんじゃねぇ!」


    ギャーギャーワーワー



    アルミン「ははは…」

    ミカサ「アルミン」コソッ


    ミカサ「あなたわざとあの二人を喧嘩するように仕向けたでしょ」


    アルミン「ミカサ…」

    アルミン「なんのことかな?」

    ミカサ「とぼけないで」


    ミカサ「あなたはあの二人が度々揉めるのを見かねてわざと二人の怒るような発言をして、喧嘩に発展させた……違う?」


    アルミン「そんなわけ……」

    ミカサ「…私の目を見ていって」ギロ


    アルミン「………………」


    アルミン「……全くミカサにはなんでもお見通しだね…ジャンの言うとおりミカサにはかなわないな」


    アルミン「…全部君の言ったとおりだよ、こんなにうまくいくとは思わなかったけどね」

    ミカサ「なんでそんな回りくどいことしたの」


    アルミン「……………」


    アルミン「…僕が説教したところであの二人が素直に応じられるとは思わなかったしね。」


    アルミン「エレンがミカサに怒られる直前に言ってたこと覚えてる?」


    ミカサ「喰種に餌を与えるのを見てればいい…って」

    アルミン「そう、あの正義感が強くて人一倍喰種駆逐に対する執念があるエレンがそんなこと本心で言ってたと思う?」

    ミカサ「エレンは…そんなこと冗談でも言わない」

    アルミン「そう、ジャンにしたって自分の能力不足のせいで区がこんな状態になったって自分のことすごくせめてた…ってコニーが言ってた」

    アルミン「そんな二人が本気であんなこと言ってる訳がない。」

    アルミン「ただ、2人とも言い合いになると本心じゃないこともつい口に出してしまって、言ったことに収集がつかなくなってしまってたんだ」

    アルミン「そうなるといつまでたってもこの言い合いは終わらない、捜査なんか始められない状態が続くんだ。きりがないよ」

    ミカサ「だからわざと2人の怒りに火をつけて言い過ぎたところで私に止めさせた」

    アルミン「ああ、2人には自分たちが言ったことを自覚して反省してもらわないとまた同じことが起きるからね」


    ミカサ「私はアルミンのシナリオ通り行動していたということね」

    アルミン「んー…そういうつもりはなかったんだけど…結果的にそうなっちゃったね…」ハハ


    ミカサ「…最近のアルミンはなんだか怖い」

    アルミン「そ、そうかな…僕にはさっきの怒ってるミカサの方がよっぽど怖いと思うけど…」

    ミカサ「そういう怖さじゃない。なにか…裏の怖さがある」


    アルミン「………そんなことないよ」


    アルミン「まあ何にせよ、」


    アルミン「これでやっと捜査が始められる」

    アルミン「今からでも聞こえてくるよ…泣き叫び助けを求める喰種の声…それを殺すときの快感…」

    アルミン「楽しみだなぁ」


    ミカサ「………………」ゾクッ
  11. 11 : : 2016/12/05(月) 22:34:38
    姉さん期待してるよ〜(*^^*)
  12. 12 : : 2016/12/05(月) 22:55:12
    >>11
    期待ありがとう(*´∀`*)頑張ります( *• ̀ω•́ )و
  13. 13 : : 2016/12/16(金) 17:13:00

    アルミン「それでは改めてトロスト区報告会議をはじめます」


    アルミン「自己紹介…は必要ないかな。」

    アルミン「とりあえず捜査の指揮を担当するアルミン・アルレルト二等です。よろしく」


    パチパチパチ


    コニー「なあ、アルミン。会議始める前に質問」

    アルミン「はい、どうぞ」


    コニー「今回の対象のレートはSSなんだろ?
    俺、こないだの昇格試験で覚えたけどよ、SSレートって特等レベルで勝てるかわからないくらい強いって…」

    コニー「でもこのチームは特等おろか上位捜査官が1人しかいねえ…」

    コニー「えっとつまり俺が言いたいのは…」


    コニー「勝てんのか?…このチームで…」


    ミカサ「………」

    エレン「……………」


    アルミン「………」


    アルミン「…そうだね。コニーの言うとおり今回はかなり厳しい作戦になると思う」

    アルミン「そもそもなんでこんな無謀な作戦が決行されたかだけど」

    アルミン「皆は現在CCGが未曾有の人材不足だってことは知ってるよね?」


    サシャ「あ!それ昇格試験の過去問に出てました!確か…五年前にコクリアが襲撃されたのがきっかけだとか…」

    アルミン「そうなんだ。その事件以来CCGの捜査官は年々減少し四年で六割が自主退社あるいは殉職した」


    コニー「自主退社…て自分からやめるってことだよな?なんでそんなことすんだよ」


    アルミン「…これはあくまで聞いた話だけど、」


    アルミン「…五年前のその事件を経験した捜査官はその時負った喰種に対する恐怖心に勝てなくて自らCCGをやめていったって」


    エレン「…とんだ腰抜けヤロー共だ」

    アルミン「エレン、そんなこと言っちゃいけないよ。喰種捜査官はどんな人でも必ず喰種に対する憎しみ、あるいは駆逐したいという思いが人強い人達ばかりだ。そう思わなければCCGに入社しようなんて思わないからね。」


    アルミン「でもそんな人達でさえ…そんな人達の戦意さえ喪失させてしまうほど五年前の事件が悲惨なものだった…らしい」


    アルミン「だから上はSSレートなんてのを僕たちに担当させたんだ…まあ、今の状況からしてもしょうがないとは思うけど……」


    サシャ「………………」

    コニー「…………」

    ジャン「……………」


    サシャ「すみません…私、ちょっと怖いです……SSレートなんて……わ…私は生きてこの捜査を終わらせられるんでしょうか…」


    コニー「サシャの言うとおりだ……ミカサやエレンやアルミンは散々本部で喰種と戦ってきたかもしれねーけど……お…俺らなんてまだクインケすら持ったことないついこの間二等になったばっかだぜ…?全くお偉いさん方も無茶言うぜ……」


    ミカサ(コニーとサシャ…手が震えてる)


    ミカサ(アルミン…どうする)チラッ


    アルミン「……………」

    エレン「……………」


    アルミン「…2人とも、大丈夫だ。喰種が怖いのは誰だって同じだよ」

    アルミン「僕だって…同じだ」


    アルミン「…でもこう考えてみてよ。」

    アルミン「もし僕らみたいな下位捜査官ばかりで編成されたチームがSSレート喰種を駆逐したら、きっと本部の方でも噂になるよ」

    アルミン「そうすれば報奨金だってでるだろうし、給料もずっと上がる」


    サシャ「…パァンも沢山買えますかね」

    アルミン「パンだけじゃない。芋だって肉だっていくらでも買える」


    ジャン「はは…もしそうなったら本部の女子どもに噂されちまうかもな…」

    エレン「もしかしたらS1のメンバーに入れてもらえるかもしれねえ」


    コニー「なあ、もし今回駆逐できたら…筆記なしで昇格できるのか」


    アルミン「ああ、そうだよ皆…僕らなら出来るさ、必要なのはチームの信頼性」



    アルミン「アカデミー時代からずっと一緒に頑張ってきた…僕らはそれを持ってるだろ?」



    コニー「ああ、さっきまで喧嘩してた奴らをのぞけばな」

    ジャン「大丈夫だ。ミカサがいるかぎりもうしねえよ」

    エレン「全くだ」

    アルミン「はは…」


    サシャ「…でも、」

    サシャ「私、アルミンの話聞いて少し出来そうな気がしてきました」

    コニー「へへっ俺も!」

    コニー「よっしゃ!皆で頑張ろうぜ!んで、めちゃくちゃ昇進して、給料めちゃくちゃ増やそうぜ!」


    ジャン「へっ一番ビビってた奴がもう立ち直ってやがる」

    エレン「そうこなくっちゃな!コニー!!誰が一番多く駆逐出来るか勝負だ!」

    コニー「そんなんミカサが勝つに決まってんだろー…」


    ワイワイガヤガヤ
  14. 16 : : 2017/01/10(火) 16:02:18
    期待です!!続き楽しみ~(*´σー`)
  15. 17 : : 2017/01/26(木) 20:04:58
    期待です⭐️
  16. 18 : : 2017/05/27(土) 22:36:12
    >>16
    ありがとうございます(*- -)(*_ _)ペコリ
    >>17
    期待感謝です(人´∀`)♪
  17. 19 : : 2017/05/27(土) 22:36:53
    アルミン「……っと、話が反れちゃったね、そろそろ始めようか……キルシュタイン一等、対象のお願いします。」


    ジャン「おう。まず、対象の基本データから。
    レートはSS。呼称はヴィクセン」

    サシャ「ヴィクセン??」

    ジャン「ああ。これは『女狐』とか『意地悪女』って意味で……こいつの捕食の仕方から由来してる」


    ジャン「こいつが捕食した現場には必ず2つの死体が残ってるんだ。1つは人間の死体。もう1つは…………喰種の死体だ。」


    コニー「喰種の???どういうことだ?」


    アルミン「つまりヴィクセンは共食いをしているってことか」


    ジャン「ああ、それだけじゃねぇ…こいつは他の喰種が狙った獲物を横取りするのが好きみたいでな……特に若い男が好みらしい。現場には大抵人間の若い男の死体と女の喰種の死体がセットで残っている」


    エレン「だからヴィクセン……意地悪女、か。そう考えるとこいつはかなりの手練れだな……いくら捕食中とはいえ喰種と人間を同時に相手にするなんてなかなかできることじゃねぇぞ……しかも周囲に気づかれずに、だ」


    ジャン「いや、ところがそうでもねぇんだ。ヴィクセンは過去発見された33回の捕食のうち全てに痕跡を残してる。かなりくっきりとな。これは奴に痕跡を消すほど余裕がねえととっていいんじゃねぇか?」



    アルミン「………………もし、」


    ジャン「あ?」


    アルミン「もし、わざと痕跡を残してるとしたら」


    ジャン「なに?」


    コニー「え、おっおい、どういうことだよ?!喰種にとって痕跡が残るってのはよぉ……ええと確か…あんまいいことじゃないんだよな?」

    サシャ「そうですよ!なんでわざわざそんなこと……」


    ジャン「どういうことだ」


    アルミン「……なめられてるんだよ、僕たちは」


    アルミン「ヴィクセンがこれだけ痕跡を残しても未だにCCGは奴をとらえられていない。事実、発覚しているだけでも33件……多分実際はもっと多い。喰種側もこちらが劣勢なのは薄々……いや、完全に気づいてるんじゃないかな」


    エレン「……随分となめられたもんだな……」


    アルミン「そう、だから僕達は」


    アルミン「そこにつけ入る」



    アルミン「作戦を言い渡す」
  18. 20 : : 2017/05/28(日) 16:18:42
    期待ですー
  19. 21 : : 2017/05/31(水) 07:58:27
    期待です!!!
  20. 22 : : 2017/07/04(火) 14:49:42
    自分のペースで頑張ってください
  21. 23 : : 2017/07/04(火) 21:26:52
    >>20
    ありがとうございます!
    待ってていただいてホントに感謝です
    >>21
    期待ありがとうございます!なかなか更新出来なくてホントに申し訳ないです……
    >>22
    ありがとうございます
    テスト終わったら更新するつもりなのでもう少し待っててください!
  22. 24 : : 2017/07/31(月) 21:41:03










    明るすぎるくらい大きな月が町を見下ろしていた。

    今週の金曜日は数十年に一度の満月らしい。
    その準備をするように明るすぎる月は煌々と輝いている。

    それをアパートのベランダから眺めながら僕が過ごした慌ただしすぎた3日間を思い返していた。
  23. 25 : : 2017/07/31(月) 22:01:59
    _______________
    ____________
    _______




    僕とアニが出会ったあの日から3日……(あと10分ちょっとで4日)が経っていた。

    あのあとアニはどこかに連絡をとったあと区内にあるアパートに僕を連れていった。


    アニ「着いたよ」

    ベルトルト「ここは?」


    古びたアパートの階段のところにに『海影壮』の文字とペンキの剥げた入居者募集の看板が掲げられていた。


    アニ「アパート」


    ベルトルト「や、そりゃ見ればわかるけど…」


    アニは説明するのを少し面倒くさそうに


    アニ「どうせ行くとこないんでしょ。こっちが落ち着くまでここにお世話になってて。」


    そういうことか。
    アニは僕のためにわざわざアパートを用意してくれたらしい

    ベルトルト「そっか……わざわざありがとう」

    アニ「………?なにお礼言ってんの?」

    ベルトルト「や、なんとなく」

    アニ「変な奴、」フィッ

    照れ臭いのかアニは目をそらした


    ベルトルト「あの……気になったんだけどこの短時間でこのアパートどうやって用意したの?アニの所有物件とか?」

    アニ「…………」

    アニはしばらく考える風にアパートを見ていた

    そしてなにかを理解したように僕のといに答えた


    アニ「違うよ、ここはいたって普通のアパート」


    アニ「表向きはね」


    ベルトルト「表向き……?」

    アニ「さ、入るよ」
  24. 26 : : 2018/01/28(日) 22:36:05
    扉を開けたとたん僕らを出迎えたのはホコリと煙草の臭いだった



    おそらく使われなくなったまま片付けるのも面倒で場所だけはとったままのアナログテレビとその脇に山積みにされたグラビアが表紙の週刊紙。毛玉ができた毛布となんだかよくわからない書類の山。そして大量のビールの空き缶

    一言でいうなら中年のおやじの部屋だった。


    そんな部屋でただただ浮いているこの部屋の主であろう黒髪おさげの背中が振り返った


    「あらアニ久しぶり。あなたがここに来るってことはまたなにかあったみたいね」


    アニ「あぁその通りだよミーナ。いつもすまないね、また世話になるよ」

    ミーナと呼ばれた彼女は黒髪のお下げ髪でさっぱりとした顔立ちの美人だった


    ミーナ「ううん全然。で、用件は……」

    彼女は視線をアニからアニの後ろに突っ立ってる僕に移した。

    ミーナ「この子を預かってほしいってことかしら」

    アニ「察しがよくて助かる」


    ミーナ「ふぅん」


    ミーナは大きく黒い瞳でぼくの全身を舐めまわすように見つめ始めた。

    最後にあらためて僕のかおを見て


    ミーナ「はじめまして。ここの管理人をしていますミーナ・カロライナよ。よろしくね」


    と人懐っこい笑みを浮かべた。


    アニ「ほら、あんたも挨拶しな」


    ベルトルト「あ、うん、」


    ベルトルト「あ、えと、はじめまして……ベルトルト・フーバーです」



    ミーナ「おっけー、ベルトルトくんね、よろしく。とりあえず入居に関する細かい説明は今日はもう遅いことだし後日するから。とりあえず部屋だけ、104号室ね」

    ベルトルト「ありがどうございます」

    アニ「じゃ夜遅くに失礼したね行こうかベルトルト」

    ベルトルト「あ、うん」

    ミーナ「あー待ってアニ、ちょっといい?」


    そういってミーナはアニを手招きした。


    アニ「……わかった」

    アニ「ベルトルト、悪いけど先いっててもらっていい?すぐ行くから」


    ベルトルト「うん」
  25. 27 : : 2018/07/02(月) 11:07:30
    [( ^ω^ )煽りの天才超絶暇人するめきゅんの経歴( ^ω^ )]

    アカウントだよ♪ http://www.ssnote.net/users/kouhei

    ・元神威団(笑)のmemberであり煽りの天才としてノートに君臨していた
    未登録ユーザー、登録ユーザーどちらのユーザーも攻撃していた哀れな生命体だ
    彼にとってはカモがいれば何でも良かったのである

    ・その後も着実に「煽りの天才」としてのスキルを挙げていく

    ・粘着性顔文字荒らし( ^ω^ )ともあらゆるスレで死闘を繰り広げ他のユーザーに迷惑をかけて厄介者扱いされてしまう

    ・とうとう仲間(お笑い軍団・⭐神威団⭐)からも見捨てられて孤独なユーザー生活を余儀なくされる

    ・この時期に神威団(大爆笑)は一時的に凍結されるが、後に復活を果たすことになる

    ・神威団(面白サーカス集団)のリーダー格である神威(うんこ)には超絶冷たい態度をとられ完全に孤立してしまう
    このときに神威団(恥を晒すものたち)には階級が存在することが判明した

    ・そしてこの時期に…ノート史上最強の害悪糞雑魚登録ユーザーエレン様が出現する

    ・自分より醜い害悪ユーザーを見て歓喜してしまったするめは幾度となくエレン様に勝負を挑む

    ・エレン様の暴走を加速させたのはスルメや神威団(インキャ集団)のせいでもある
    コイツらが存在していなければエレン様の暴走はここまでにはならなかったと推測されている

    ・最後の手段としてスルメはエレン様の問題発言スレを作成し拡散する

    ・一日中スレに投稿している哀れな生命体であり、エレン様の上を行く存在として危険人物と見なされている
  26. 28 : : 2020/10/01(木) 13:25:42
    高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
    http://www.ssnote.net/archives/80410

    恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
    http://www.ssnote.net/archives/86931

    害悪ユーザーカグラ
    http://www.ssnote.net/archives/78041

    害悪ユーザースルメ わたあめ
    http://www.ssnote.net/archives/78042

    害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
    http://www.ssnote.net/archives/80906

    害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
    http://www.ssnote.net/archives/81672

    害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
    http://www.ssnote.net/archives/81774

    害悪ユーザー筋力
    http://www.ssnote.net/archives/84057

    害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
    http://www.ssnote.net/archives/85091

    害悪ユーザー空山
    http://www.ssnote.net/archives/81038

    【キャロル様教団】
    http://www.ssnote.net/archives/86972

    何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
    コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
    http://www.ssnote.net/archives/86986
  27. 29 : : 2020/10/23(金) 17:30:27
    ⚠️謝罪・反省・引退宣言⚠️

    ⚠️害悪ユーザーアンチを煽る登録ユーザー⚠️

    ⚠️prototype(@prototype)⚠️
    http://www.ssnote.net/users/prototype

    ⚠️発端のグループ⚠️

    http://www.ssnote.net/groups/2432

    71 : prototype : 2020/10/23(金) 16:30:36 このユーザーのレスのみ表示する
    気をつける
    なんかだいぶ他のとこにも流れてるっぽいから手遅れだと思うが申し訳ない
    取り敢えず此処には来ない様にするわ
    迷惑かけた

    75 : prototype : 2020/10/23(金) 16:32:53 このユーザーのレスのみ表示する
    いや,このスレは消さずに置いとく
    雑談とかにでも使ってーな
    ssnoteには来ない,またこういう事したら元も子もないしな


    76 : prototype : 2020/10/23(金) 16:33:28 このユーザーのレスのみ表示する
    単純に気になったけど垢消ししたらグループも消えるっけ?


    82 : prototype : 2020/10/23(金) 16:35:49 このユーザーのレスのみ表示する
    おっけ,じゃあ垢だけ消すけど…
    バグで復活するってマジ?こわ
    あーその辺は大丈夫,俺この数年間此処の存在完全に忘れてたし



    83 : prototype : 2020/10/23(金) 16:37:25 このユーザーのレスのみ表示する
    害悪ユーザー時々戻ってくるのやだなw
    まぁまぁ今回の件噛み締めて成長に繋げるわ,有難うな



    84 : prototype : 2020/10/23(金) 16:39:38 このユーザーのレスのみ表示する
    ホント今回お騒がせしました!

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