このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
この作品は執筆を終了しています。
アニ「喰種だから。」
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- 1 : 2016/03/16(水) 20:25:44 :
- 進撃の巨人と喰種をコラボさせてみました。
登場人物はだんだん増えていきます。
いつものように更新は亀、小学生以下の文章力です。
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- 3 : 2016/03/16(水) 22:21:26 :
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僕の名前はベルトルト・フーバー。
年は16。喰種だ。
突然だけど、僕は今から死ぬ。
なんでかって……
理由は簡単。
僕が_______喰種だから。
喰種…………
この世にいてはいけない存在……
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- 15 : 2016/04/09(土) 22:29:10 :
- 喰種の体は普通の刃物じゃ切れない。
『赫子』か『クインケ』、あとは鉄骨が落ちてくるとかよっぽどのダメージがないと喰種は死ねない。
クインケは捜査官が持っててなかなか手に入らないし、僕は赫子が出せない。
でも、僕はさっき運良くそこの裏の路地でクインケを拾った。
ちょっと血がついてるのが気になったけど、まあ、気にしない。
だって僕は今から死ぬから。
(............よしっ)
「………………」
僕は覚悟を決め、大きくクインケを振りかぶった_____________
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- 16 : 2016/04/09(土) 23:17:23 :
ベルトルト「よしっいくぞベルトルト…男になるんだっ!」ブツブツ
「………あんた、なにやってんの?」
ベルトルト「?!え?うぇあ!?」
振り向くと小柄で綺麗な青い目の女の人が立っていた。
年は僕と同じか年上くらい。
…それにしても…この人…どうやってここまで来たんだ?
僕は鳩に見つかってないか周囲を充分に注意しながら立っていた。
なのにこの人は僕に全く気づかれずに後ろに立っていた。
なんだか…ただものじゃない空気を感じた。
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- 17 : 2016/04/09(土) 23:22:23 :
- ベルトルト「なっ…なにって…」
ベルトルト「死ぬんです………今から自殺するんです……」
「いや…それは見てればわかるから…私三十分位前からそこであんたのこと観察してたんだけど…」
ベルトルト「さ…三十分前?!」
この人は…三十分前から僕に気づかれることなく過ごしてたのか…
「喰種の自殺なんて珍しいから見てこうと思ってしばらく見てたんだけど…」
「何分経っても死なないから、つまんなくなって出てきちゃったんだよ…」
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- 31 : 2016/05/14(土) 21:14:17 :
- ハッとして時計を見た。
針がさしていた時間は午前0時30分。
僕が自殺決行に選んだ時間は午前0時だった。
確かに30分経っている…
「ずっとクインケを振り上げてはおろしてを繰り返して…あんたさ、」
「ホントは死ぬ気なんてないんでしょ…?」
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- 32 : 2016/07/21(木) 18:55:55 :
- ベルトルト「!!・・・っ」
図星だった。
僕はいま本当に心の底から死のうなんて思ってないのかもしれない
僕は昔から図体だけでかくて、それ以外は全くダメ・・・
つまりめちゃくちゃ臆病なんだ。
今だって、自分を殺すことすらできないでいる。
・・・・・・・・・・・
「・・・で?いつ死ぬの?死にぞこないの臆病者君。」
ベルトルト「・・・あ・・・あんたには関係ないだろ!だいたいあんた誰だよ!人の自殺を邪魔して・・・!」
「別に・・・私は邪魔してないし・・・あんたが死なないだけだろ。・・・まあ、しいて言うなら・・・」
「私は命を大切にしない半端な奴が大っ嫌いなんだよ。ちょうど・・・今のあんたみたいにね。」
ベルトルト「・・・・・・」
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- 39 : 2016/08/21(日) 12:27:36 :
- 「…そうだ、自分で死ねないならいっそ…私が殺してやろうか?」
ベルトルト「……………」ゾクッ
彼女の目つきが変わった。
きっと彼女は僕みたいな死に損ないとは違う、本物の喰種なんだと感じさせる目つきだった。
手が震えている。
こんなに怖いのは初めてだ。
さっきまで死のうとしていたはずなのに、本当に死ぬかもしれない、初めてそう思った。
「……なんてね。冗談。本気でビビんなよ。手、震えてるじゃん。」
「…ふっ…震えてなんか…ない。」
体中から緊張が出て行くのを感じた。
この人は多分、殺そうと思えば僕なんて一瞬で殺せてしますのだろう。
この人からでる、見えないオーラのような何かがそれを物語っている。
「まぁ、冗談はこのくらいにして…」
「あんたさ…_________________なんで死のうとしてたの?」
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- 48 : 2016/10/12(水) 13:23:31 :
- ベルトルト「…………」
ベルトルト「それは…、」
ベルトルト「僕が…________喰種だから。」
ベルトルト「…………」
「……は?喰種だから死ぬの?」
ベルトルト「…」コクッ
「…捜査官みたいなこというんだね、あんた。」
ベルトルト「ダメなんだ……僕みたいな弱い喰種はこの世にいちゃイケないんだ…」
「…自分で自殺してまで?」
ベルトルト「ああ。」
ベルトルト「強くなくちゃ生きていけない…僕は…弱いから……」
「…………………」
ベルトルト「…………」
「…フッ」
ベルトルト「?」
「…フフッ…はははっ…あっははははははっ」
ベルトルト「………………」カァァ
ベルトルト「わっ…笑いたきゃ…笑えばいいよ…」
「いや、…あまりにも矛盾してるのが可笑しくて…」
ベルトルト「………悪かったな…」ムスッ
「……で、あんたは、例え自分が死んでも喰種を憎むんだね?」
ベルトルト「…あぁ、喰種は…この世にいちゃイケないんだ…絶対に…いけないんだ……」
「ふぅん……」
「あんた……おもしろいね。」
「こんなこと言ってる喰種に会ったの……初めてだよ。」
ベルトルト「……………」
「あんたさ……
私と一緒に…来る?」
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- 49 : 2016/10/25(火) 16:27:38 :
- ベルトルト「……………………は?」
ベルトルト「なんでそうなるんだよ…」
「だって、あんた強くなりたいんでしょ?私と来れば強くなれるよ。」
「それにあんた、なんだかおもしろいし。」
…出会って間もない、名前も知らない女…しかも喰種についていく…?
いつもの僕だったら絶対ついて行かないと言うだろう。
でも、僕は感じてしまった…彼女からでる本物の喰種のオーラを。
今彼女が言っていることは嘘でも僕を連れて行く口実でもないだろう。
強くなれる。
彼女がなぜ死にぞこないの僕なんかを連れていこうとしているのかはわからない。
だが、これだけは確かだ。
彼女についていけば強くなれる。
それはさっきの彼女を見れば間違いないだろう。
ベルトルト「…本当に……あんたについて行けば…強くなれる?」
そういうと彼女は少しうれしそうに
「あぁ。あんたに喰種ってのはなんなのか、ただ飢えただけの人殺しなのか…私が壊そうとしている歪んだ鳥籠にからめとられている世界を見せてやるよ…」
そういって彼女は僕に手を差し出した。
「私の名前はアニ・レオンハート…あんたは?」
そういった彼女の目は最初にみた冷たい目とは違って、どこかさびしそうにここではないどこか遠くを眺めているような…とても綺麗な瞳だった。
この世界にはこんなに美しいものがあるんだ…なんて僕はこんな状況なのにのんきに思った。
それほど彼女は美しかった。
あのまま死んでしまっていたらこんな美しいものも見れないかったんだ…
僕は彼女の住む鳥籠の中の世界を見てみたいと思った。彼女と一緒に、その籠を壊したいと。
ベルトルト「………ベルトルト・フーバー…」
僕は静かに彼女の…アニの手を握った。
ベルトルト「あんたが言う、鳥籠の中の世界って言うのを見てみたい。」
アニ「…決まりだね」
この日…とある死に損ないの喰種とこの世界の鳥籠を壊そうとする喰種…
出会うはずのない2人が出会った
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- 52 : 2016/11/13(日) 15:41:32 :
- 今日…
トロスト区に異変があったのはこれだけではなかった。
同時刻、トロスト区入り口…______
「…ここがトロスト区か…人肉を漁る飢えたハイエナの匂いがプンプンしやがる…」
「一等、落ち着いて。あなたは焦ると早死にする…」
「上等の言うとおり今回の相手に対しては慎重にいかないと危ないかもしれないね…」
「…今回の駆逐対象は…SSレートの羽嚇…」
「まあ、相手がどんなやつにせよ、」
エレン・イェーガー一等捜査官「この世界にいる喰種はすべて駆逐してやる…俺がこの手で!」
ミカサ・アッカーマン上等捜査官「………」
アルミン・アルレルト二等捜査官「ああ、まずはこの区の本部に挨拶に行こうか…」
「楽しい狩りの時間はそのあとだ…」
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- 53 : 2016/11/13(日) 15:47:50 :
- 終わりです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
なかなか更新できなくてすみませんでした…
この話はシリーズ作品にしますので、続きを楽しみにしていただけたら幸いです。
コメントは作品が読みやすいように非表示にさせていただきます。コメントをくれた方々、本当にありがとうございました!
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- 54 : 2016/11/25(金) 23:20:27 :
- このSSの続きは
ベルトルト「喰種だけど」
http://www.ssnote.net/archives/50289
になります。
よかったら読んでもらえるとうれしいです。
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- 55 : 2020/10/01(木) 13:26:02 :
- 高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
http://www.ssnote.net/archives/80410
恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
http://www.ssnote.net/archives/86931
害悪ユーザーカグラ
http://www.ssnote.net/archives/78041
害悪ユーザースルメ わたあめ
http://www.ssnote.net/archives/78042
害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
http://www.ssnote.net/archives/80906
害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
http://www.ssnote.net/archives/81672
害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
http://www.ssnote.net/archives/81774
害悪ユーザー筋力
http://www.ssnote.net/archives/84057
害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
http://www.ssnote.net/archives/85091
害悪ユーザー空山
http://www.ssnote.net/archives/81038
【キャロル様教団】
http://www.ssnote.net/archives/86972
何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
http://www.ssnote.net/archives/86986
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- 56 : 2020/10/23(金) 17:30:48 :
- ⚠️謝罪・反省・引退宣言⚠️
⚠️害悪ユーザーアンチを煽る登録ユーザー⚠️
⚠️prototype(@prototype)⚠️
http://www.ssnote.net/users/prototype
⚠️発端のグループ⚠️
http://www.ssnote.net/groups/2432
71 : prototype : 2020/10/23(金) 16:30:36 このユーザーのレスのみ表示する
気をつける
なんかだいぶ他のとこにも流れてるっぽいから手遅れだと思うが申し訳ない
取り敢えず此処には来ない様にするわ
迷惑かけた
75 : prototype : 2020/10/23(金) 16:32:53 このユーザーのレスのみ表示する
いや,このスレは消さずに置いとく
雑談とかにでも使ってーな
ssnoteには来ない,またこういう事したら元も子もないしな
76 : prototype : 2020/10/23(金) 16:33:28 このユーザーのレスのみ表示する
単純に気になったけど垢消ししたらグループも消えるっけ?
82 : prototype : 2020/10/23(金) 16:35:49 このユーザーのレスのみ表示する
おっけ,じゃあ垢だけ消すけど…
バグで復活するってマジ?こわ
あーその辺は大丈夫,俺この数年間此処の存在完全に忘れてたし
83 : prototype : 2020/10/23(金) 16:37:25 このユーザーのレスのみ表示する
害悪ユーザー時々戻ってくるのやだなw
まぁまぁ今回の件噛み締めて成長に繋げるわ,有難うな
84 : prototype : 2020/10/23(金) 16:39:38 このユーザーのレスのみ表示する
ホント今回お騒がせしました!
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死にたがりの喰種の話 シリーズ
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