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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

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  1. 1 : : 2015/08/09(日) 23:58:51
    お久しぶりです。今回はDeさんが主催する「夏のコトダ祭り」参加させて頂きました。
    それよりお前止まってる奴書けよとか言わないで_(:3」∠)_

    ダンガンロンパのネタバレを含みます。ご注意を。

    キーアイテム(テーマ)

    家族

    主要キャラ

    苗木誠 霧切 江ノ島盾子

    場所

    無制限

    ジャンル

    ホラー
  2. 2 : : 2015/08/10(月) 00:00:58






    Missing.1(amnesia(記憶喪失))






    ────────











    「霧切さん……霧切さん!」





     夕方だ。

     そう一瞬で認識させるほどの、真っ赤な日射しが、私の眼に飛び込んでくる。
     私、霧切響子は寝惚けた顔で、自分の肩を揺する正体に焦点を合わせた。



    「……苗木、君?」



     希望ヶ峰学園の旧校舎、放課後の教室、何の変哲も無い少年が私の肩を揺する。

     私は席を立って苗木君を再度見つめた。




    「どうしたの?」




     キョトンとした顔で、苗木君が私の顔を覗き込む。



    「ごめん。起こしたの、悪かったかな……?」



     今の私の顔が不機嫌に見えたのか、苗木君が謝ってきた。なんだかこちらが申し訳ない気分になってくる。



    「いえ、そうじゃないの……起こしてくれてありがとう」




    「いや、いいんだよ……そっか」




     時刻は午後6時半、そろそろ夜になる。



    「苗木君はどうして校舎に居るの? いくら寄宿舎が近いと言っても……」



    「ああ、うん。忘れ物しちゃって……」



     頭を掻き、照れながらそう応える。
     おかしい、何かを忘れている。私が怪訝に感じたのは、苗木君ではなく、むしろ自分の方だった。



    “私は、何時から、どうして、ここにいたのだろう”と。



     疑うのは私自身、私は一体、何故、こんなところで寝惚けていたのか。



    「ねえ、苗木君、私は……寝てたの?」



     自身でもトンチンカンな質問だと感じつつも、苗木君にそう聴いた。


     それを聴いた苗木君は戸惑うようにしながらも、頷く。



    「そう……」




    「大丈夫? 霧切さん」


















    █████████████(ソンナワケナイ)







    「ええ……大丈夫」










    ████████████(ウソダ)









    「そっか……さ、寄宿舎に戻ろう?」



     私は頷き、苗木君と一緒に夕暮れの教室を出ていく。










     ずる、ずる。







     ずる、ずる。






     何かを引き摺る音(ずる、ずる。)



     生々しく何かが溢れる音(ずる、ずる。)





     どこからか、そんな音が幻聴()こえた。
  3. 3 : : 2015/08/10(月) 00:08:45






    Missing.2(importance of existence(存在意義))




    ────────






    「それじゃあ、霧切さん」



    「ええ、また明日……苗木君」



     苗木君と別れ、私は自室へと戻ってきた。


     頭がボンヤリとする。時刻は7時を回り、夜が訪れた。


     食欲が湧かない。食堂に行かず、シャワーを浴びて今日はもう寝てしまおう。そう思い、座っていたベッドから立ち上がった時だ。








    コンコン(ズル、ズル。)、とノックの音がした。






     そういえば、寄宿舎へと向かう途中、苗木君以外、誰とも鉢合わせにならなかった。別段、そんな珍しいことでもないし、特に気にもしなかったが。





    やはり、何かおかしい。







     コンコン(ズル、ズル。)




     コンコン(ズル、ズル。)






     扉越しに「誰かしら」とノックの音の主に私は応えた。



    「あの、霧切さん、私です」



     知った声だった。


     この声は舞園さやかだ。彼女が寄宿舎に居るのは珍しい。ましてや私の部屋に来るなど初めてだろう。



     扉を開けるとそこには、彼女が立っていた。



    「どうしたのかしら? 私の部屋に来るなんて、珍しいわね」



    「そうですね。食堂に来てなかったので、具合が悪いのかと思って……」





     何かが、おかしい。





     それが何なのか、解らない。




     別に不思議でもない事なのに、私ときたら何処か訝しげに、斜めに見てしまう。
  4. 4 : : 2015/08/10(月) 00:47:22





    「大丈夫よ、食欲が無いだけ……心配してくれてありがとう」



    「そうですか……いえ、いいんです。すいません、突然……」



     彼女は少し微笑んで「それじゃあ」といって私の部屋から去り、彼女の自室である隣の部屋へと戻っていった。


     何か私に用事があったのか。何か言いにくいことだったのか。



     それはもう明日に聞こう。



     明日、学校で聞こう。






    「……?」




     扉を閉めると同時に、今度は私の携帯電話へと着信が入る。まったく、慌ただしい日だ。



     着信の元は父からだった。私の父にして、希望ヶ峰の学園長、霧切仁。何か急用なのだろうか、それに、父が私に電話をしてくるのも珍しい。



    「……なにかしら」



     電話に出ると、父の声がノイズ混じりに聴こえてきた。




    「響……ぐに……学園……室………なさい……って……ここ……ない」



    「……?」



     はっきりと聴こえなかった。しかし『学園長室』という言葉が聞こえてきたので、恐らくは私に来いと行ってるのだろう。



    「明日では駄目なの?」



    「……」



     電話から声が聴こえなくなった。



  5. 5 : : 2015/08/10(月) 01:08:28
    続きが気になる気になる…
    待ちわびておりました!
    期待です!
  6. 6 : : 2015/08/10(月) 01:19:50
    >>5
    あざーす! (๑•̀ㅂ•́)و✧
  7. 7 : : 2015/08/10(月) 01:41:16



     部屋を出て、周りを視る。何故だか急激に暗くなった様な気がした。



     食堂側がほんのりと明るい、誰か居るのだろうかと少しだけ覗いてみる。



    「……舞園さん?」



     先程自室に戻っていった筈だが、何故食堂にいるのか。
     いや、私には関係無い。彼女が何をしていようが、模索する気はない。私は踝を返して、夜の校舎へと向かう。



     月明かりもなく、ただ、非常灯のランプだけを便りに、私は旧校舎の昇降口を目指した。



     暗い。足下を注意しなければつまずいてしまいそうだ。








    「……霧切さん?」









     不意に背後から声を掛けられる。






    「! ……苗木君?」







     またしても彼だ。



    「どうしたのかしら?」












    「その、忘れ物しちゃって……」





    「……さっき取りに来たんじゃないの?」




    「そうだっけ?」




     まるで呆けた老人の様な受け答えだ。おかしい、やはり、何かおかしい。




    「それよりも、霧切さんはどうしてここに?」



    「……学園長に呼ばれたのよ」



    「そうなんだ、じゃあボクはもう帰るよ」



     そういって、苗木君は寄宿舎へと戻っていく。


     彼はまるで、忘れたモノを忘れたかのように、ああやって彷徨いてるのだろうか。


     
    というより、探しているのだろうか。



     学園の2階に上がると、またしても見知った顔があった。





    「ん? なんだ、霧切じゃーん?」




     江ノ島盾子だ。私は正直、あまり彼女を好きではない。



     その外見からは想像がつかないが、彼女の瞳は、まるで何もかも見透かしてるようで、彼女の前だと丸裸で居るような気分になってしまう。



     私が僅かに眉を動かそうものなら、何を考えているのか看破されそうな……そう、そんな存在だ。



     何故かはわからない、しかし、私の直感がそう告げる。



    「なに? 学園長探してんの?」



    「……ええ、そうよ」



     全くもって驚かせる。適当に答えた様で、的確に私の目的を言い当てた。


  8. 8 : : 2015/08/10(月) 19:23:27


    「あのさー、苗木見なかった?」



    「苗木君?」



     彼の来た方向からして、高確率ですれ違ったと思うのだが。



    「……それなら、さっき寄宿舎に戻っていったわ」



    「そっか、サンキュー霧切」



     あっけらかんと、江ノ島盾子はそれだけを言い残し、あっさりと去っていった。



     なんだったのだろうか。誰もがそうだ。私も含め、違和感を拭えない。



     記憶が曖昧で、不明瞭で、ただボンヤリとする。






     学園長室の前、私は扉をノックする。



    「……」



     返事はなかった。



     コンコン(ずる、ずる。)コンコン(ずる、ずる。)





    「……」


     扉のノブを捻ると開いていた。私はそっと、学園長室の扉を開く。




    「……?」



     誰も居なかった。いや……『異物』が1つ、そこにはあった。
















     鉄の処女(アイゼルネ・ユングフラウ)






     元来は聖母の顔の鉄像に、観音扉の様な仕掛けがあり、その内側に数十に及ぶ長い鉄針が備えられた、謂わば処刑道具だ。




     だが、これは違う。これには聖母の代わりに、左右非対称のふざけた熊のヌイグルミの様な顔であり、内側には精密機械の様なモノが見られる。



    「……なに、これ」






    ████████████(ワタシハコレヲシッテイル)




     悪趣味にも程があるだろう。しかし、父がこれを見せたいが為に呼びつけたとは考えがたい。



     万に1つも有り得ないだろう。



     しかし、残念ながら判断材料が少なすぎる。


     とにかく、父はここには居ない。



     父へともう一度電話をしよう。




     そう考え、再び扉のノブへと手をかけたその時だ。
  9. 9 : : 2015/08/10(月) 20:03:54


     

    「!!」




     ズンッ!! と、学園長室の中央あたりが崩落し、床が抜け、土煙を上げながら鉄の処女は、その空いた穴へと落ちていく。


     あの鉄像がそれほど重かったのか、というより、旧校舎の老朽化が激しかったのか。



    「ごほっ! ごほっ!」



     正直、危なかった。もし、私が扉へと向かったのがほんの少し遅かったら、私も真っ逆さまだっただろう。



     膝をついて空いた穴を覗き込む。



     階層を突き抜け、下へ、下へ、その更に下へと落ちていった様だ。



     とにかく、私は学園長室を出て周囲を確認する。


     下で誰かが騒ぎたてても良さそうなものだが、そんな事は微塵もなかった。



  10. 10 : : 2015/08/11(火) 15:58:36





     そもそも『本当は私独りだけで、他に誰も居ないのではないか』と思うほどに。






    ────────





    Missing.3(family(家族))




    ────────




     1階へと降る。やはり騒ぐ人など居なかった。


     学園長室の真下へと行ってみる。



    「……どういうこと?」



     確かにあの鉄像が床を抜けて落ちていくのを見た。



     見た筈なのだ、なのに。







     穴はおろか、鉄像も何もなかった。



     何もないのだ。



    「嘘……」












    「何が『嘘』なんだ?」



    「!!」



     私の背後には江ノ島盾子が立っていた。



    「……ねえ、大きな音がしなかった?」



    「大きな音? 知らなーい」



     そう言いながら江ノ島盾子は踝を返し、頭に両手を添えた。そして、少しだけ首をこちらに向け、横目に私を見ながら、江ノ島盾子は言うのだ。








    「アンタさぁ、夢でも見てたんじゃない?」






     思わず、どきりとした。



     ひょっとして私はまだ教室で寝ていて、これも全て夢なのではないかと。












    ████████████(ソンナワケナイ)









    「……そう、ね。ごめんなさい。自室に戻って休むわ」



    「そーしろそーしろ、最近アンタ忙しそうにしてたしさ」



     そう、私はきっと疲れているのだ。だから教室で寝てしまったり、さっきのようなモノを幻視してしまったりしたのだ。



     私は覚束ない足で自室へと帰っていく。父の電話もあれっきり掛かってこないということは、大した用事ではないのだろう。




     明日にしよう。











    ████████████(アシタハコナイ)








     きっと、疲れているのだ。そうに違いない。
















    「……」










     江ノ島盾子の視線を感じながら。


  11. 11 : : 2015/08/13(木) 09:33:41




     自室へと戻る途中、またしても『彼』と出くわした。



    「ああ、霧切さん」


    「……苗木君、貴方……何を探してるの?」







    すっと、彼の表情に影が落ちた。










    「……見つからないんだ。ボクの父さんと、母さん」






    「えっ?」




     彼は、何をいってるのだろうか?




    「妹は居たんだ。両親が見つからないんだ」



    「苗木君、貴方は……」







    「ねえ、霧切さん、ボクの父さんと母さん、知らない?」










    ████████████(トウワシティレポートニヨレバ)
    ████████████(ナエギマコトノヨウキュウジョミン)
    ████████████(サンメイノウチニメイガ)
    ████████████(シボウシタ)















    「私は……知らないわ……」



    「そう、だよね……うん、ありがとう。じゃあね、霧切さん」



     苗木君はそう言って、去っていく。






     ここは、本当に何処なのか。(ココハ、ガッコウ。)










  12. 12 : : 2015/08/15(土) 00:39:40
    ズルズルが気になる( ゚ω゚;)
    期待です!
  13. 13 : : 2015/08/15(土) 22:59:55
    期待
  14. 14 : : 2015/08/16(日) 22:23:42
    >>12
    >>13
    ありがとうございます
  15. 15 : : 2015/08/16(日) 22:24:16


     自室へと入り、ベッドに沈む。



    「……」



     私は携帯電話を手に、着歴を覗く。しかし、父からは掛かってきていない……いや、そもそも。














     先程の父からの電話の履歴すらなかった。






     消した覚えは無い、まるでさっきのやり取りがまるまる無かったかの様に。



    「……ハァ」



     スッと、目を閉じた。体が重くなるのを感じる。それに矛盾するかの様に浮上するような感覚が私を包む。



     まどろみの中で考えていた。



     苗木君も無くした様に、きっと、私も……
















     ずるずるずるずるずるずる。
     ずるずるずるずるずるずる。
     ずるずるずるずるずるずる。












     どんどん近くなるその音の主も(ずるずるずる)



     何かを探してるのだろうか(ずるずるずる)

     
  16. 16 : : 2015/08/16(日) 23:39:42



    ────────



    Missing.4(fatal(致死))




    ────────









     ずるい、ずるい、ずるい、ずるい。


     ずるい、ずるい、ずるい、ずるい。


     ずるい、ずるい、ずるい、ずるい。






     それはまるで、嫉妬するかの様に。


     引きずっているのか、呟いているのか、もうわからない音。





     ずるい、ずるい、ずるい、ずるい。(ナンデアナタハイキテイルノ?)



     ずるい、ずるい、ずるい、ずるい。(ナンデシナナケレバナラナカッタノ?)



     ずるい、ずるい、ずるい、ずるい。(ナンデ?ナンデ?ナンデ?ナンデ?)



     ずるい、ずるい、ずるい、ずるい。(イキノコッタアナタタチガウラヤマシイ)



     ずるい、ずるい、ずるい、ずるい。(イキノコッタアナタタチガウラメシイ)












     ずるい。








     ずるい、ずるい。







     嫉妬と、反復する呪詛。


     生者が死者に出来ることは、祈り。


     しかし、死者が生者に出来ることは、呪い。






     死ね、と、反復する。







     お前も死ねと、繰り返す。

     















     死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね。
















    「!!」




     目を覚ました。とてつもなく、どうしようもない呪詛の群れに押し潰されそうになる寸前に、私は飛び起きた。




     朝、ではない。時刻は深夜0時を回っていた。



    「……」



     酷く、喉が乾いた。


     結局シャワーも浴びていない。ベッドから起き、食堂へと向かおう。何かしらの飲み物が欲しかった。


     疲れているのだ、きっと。





  17. 17 : : 2015/08/17(月) 19:38:46



     自室の扉を開ける。



     と、












    「……え?」












     血痕だった。







     引きずった様に伸びる血痕、私の部屋の前からずっと伸びていた。



     気付かなかった? いや、私に限ってそんな事有る筈がない。




     ずる、ずる。






     この血痕は其なりに古い。



     それこそ『何年も前のモノ』のようだ。





     ずる、ずる。






     伸びる血痕は食堂へと続いている。





     ずる、ずる。




     死に至る量の血液。



     伸びる血痕を辿り、たどり着いたのはやはり食堂だった。






     さっきまで誰か居た筈だ。あれは確か。







    「舞園さん?」












     ずるずる。










     彼女はそこにいた。












    「ずるい」











     そう呟いて、私に振り向く。

  18. 18 : : 2015/08/17(月) 19:46:29






    「なに、が?」







    「霧切さん、私の無くしたモノ、知りません?」




    「霧切さんは持ってて、私が『もう』持ってないモノ」









    ████████████(マイゾノサヤカハ)

    ████████████(フクブニハモノヲササレ)


    ████████████(シンダ)







     音の主は彼女だった。



     ボタリと滴る血溜まりに見える、己と繋がる器官を引きずり歩いていた。





    「霧切サん、ズるイ」





     かつての美しい容姿も声も、もはや影もなく。





     そこにあったのは、破れた肉袋。


     ただの肉塊。


     腹部が裂け、口腔から涎と血を垂れ流し、その醜悪な姿は人とは思えず。


     どんなに美しい人物も、どんなに醜い人物でも、結局のところ、腹に収まっているものは同じだと再認識するその有り様。



     屍など見慣れている。しかし、この喋り動く屍を前に、私は動揺を隠せなかった。




     そう、この『舞園さやか』という人物はとうの昔に果てていた。




     なぜ忘れていた? なぜ、気付かなかった?





    『死んだはずの舞園さやかが、己の(はらわた)を引きずり、血にまみれながら、真っ青な顔で私の目の前にいるという』異常事態を、何故、私は気付かなかった?



     知っていた筈だ。


     彼女は故人、彼女はもう、






    「霧ギりさン、ズるいデすヨ。█████君ノ助手はわたシなんでスよ?」





     動揺を冷や汗にして流し、どうしようもない彼女の問い掛けに、なんとか口を動かし、応える。



    「……そう、ね。でも、貴女は彼を裏切って、そして貴女は」



     彼のお人好しに浸け入り、彼を貶めようとし、自分だけ助かろうとし、返り討ちにされ、そして、








     死んだ。








    「██████た?わタしはそんナ事しテ██████でス
    。だっテ彼ハ私ヲ██████って言ってくれたンですカら」



     喋る度に口内の血を吐き、会話が途切れ途切れになり、所々が聞き取れない。



    「██████? 死██████?? ████████████!!!」



     もはや何を言っているのか解らなかった。




     でも、何を伝えようとしてたのかは解る。




     それはきっと『羨ましい』と『恨めしい』なのだろう。



     生きている事が羨ましく。


     生きられなかった事が恨めしいと。





    「██████████████████!!!」



     自らの腹に突き立った包丁を抜き、それを手にして、覚束ない足で私の元へと歩み寄ってくる。



     後ろにたじろぐ、背後を確認して、私は走り出した。




     徐々に、徐々に、私は思い出していく。


     



     ここは、学校(ココハ、ボヒョウ)





  19. 19 : : 2015/08/17(月) 20:39:23
    ────────



    Missing.5(Kokytos(嘆きの川))



    ────────







     ずる、ずる。



     ずる、ずる。




     音が止まない。



     校舎側に、桑田君が居た。



    「██████?霧████████████」



     全身が腫れ上がり、破裂し、それももはや人としての形をとどめていなかった。這いずり、誰かの名前を叫ぶ。





    「霧切サん、ボくは、強くなんてなれナかった」



     不二咲君が居た、頭部から血を流し、その血が目を真っ赤に染めていた。


     彼に残るのは、後悔、ただ、虚ろな瞳の覗く先に、何かの残骸。








    「……」



     彼の最期は異質だった。チビクロサンボの虎と同じ結末を迎えた……が、違う。あれは飽くまで彼の一部、残りの部位がそこに鎮座していた。



    「……」



     物を云わぬ、そのゲル化した肉と、遺骨。着ている衣類から、彼は大和田君なのだろう。



     そしてまた、頭部から血を流す2人



     山田君と、石丸君。



     その先に、焼け爛れ、かつての豪勢なゴシックドレスの見る影もない。セレスティア……いや、安広多恵子の五体が『散らばって』いた。








     ここは墓標。



     私が迷い混んだのは、現世と常世の狭間のスキマ。




     
     それがどうしてかはまだわからない。







    「……霧切か」




     さらに先に、彼女は居た。



    「大神さん……」



     その巨体を壁によせ、口腔から流す血を拭い、その一切はまるで死者だと感じさせない。





    「我は……心残りはあるが、死を選んだ事に後悔はない」



     彼女の捨て身が、私達に希望の光を見せるキッカケとなった。



    「ここは我等の墓標、ここに居るのはもう、明日亡き者」



     そう、彼女らにもう明日は来ない。



    「……我の開けた道を行け。お前はここにいるべきではない」







     彼女が開けた道、それは………
  20. 20 : : 2015/08/18(火) 20:46:46




    ────────



    Missing.6(Bottomless hole(奈落))



    ────────






     学園長室前に彼女が居た。双子なのに、妹とは似ても似つかない、戦刃むくろ……なのだろう。



     断定出来ないのは、彼女の顔が酷く焦げているからだ。

     しかし、彼女の最期と、彼女の遺体の末路は覚えている。


     彼女の遺体の前面は爆発によって削がれている。もうその姿から、彼女がどの様な顔だったかさえ辿ることは出来ない。




    「霧切さん」



     かつての声はもう失われ、爛れた顔と虚ろな眼窩を覗かせて、私を捉えて放さない。



    「……帰る?」



    「貴女は……」



     恨めしいとかそういった気持ちはないのだろうか。



    「……私はね、いつかこうなるのは解っていた。これが私の罪で、そして罰だから」



     穏やかに、そう言った。



     学園長室へと入る。
     やはり、先の出来事は幻でもなんでもなかった。



     部屋の真ん中に空いた穴は下に下に、その更に下に続く。



     奈落の口、そこから僅かにゴミの臭いがした。




    「……その先は、わかるよね」



     戦刃むくろの言葉に、私は頷く。









     この先はきっとゴミ捨て場。


    「この学園は色んな人達の墓標、あなたがここに来た理由は、きっとこの先」



     残念ながら、もう寄宿舎のゴミ捨て場からは行くことが出来ない。戦刃むくろが閉じてくれた扉を蹴破ろうと、かつてのクラスメイト達が押し寄せてきている。





    「戦刃さん、貴女は何故、私を助けてくれるの?」



    「盾子ちゃんから『助けるな』と言われてないから、それと……」


     そこで言葉を呑み込んだ。だが、解る。


     彼女の気掛かりはきっと、『彼』なのだろう。



    「もし、違う未来があったら……」


     しかし、そんなものはない。



     死者が生者に出来ることは、呪いだけではない。



     託す事が出来る。




    「さあ、もう行って」



     そして私は奈落の前に立つ。戦刃むくろは「さよなら」とだけ囁いた。






     現世と常世の狭間のスキマで見るこの悪夢の終わり。



     それがこの奈落の底にある。




     意を決し、私はそこに飛び込んでゆく。
  21. 21 : : 2015/08/18(火) 22:07:58



    ────────



    Missing.7(Hope Nurture place(希望を育む場所))



    ────────





     落ちる感覚、いつの日だったか、それでも覚えている。



     そして、視界が暗転した。


     落ちる、というより、沈む、という感覚が私の全身に伝わる。







     それから、暫くして気付いた。





     ゴミの山に鎮座する鉄の処女を象ったロケットのようなもの。








    「来たか、響子……」



     その鉄の処女の中より、父の声が聴こえた。



     父の最期は……知らない。
     しかし、その亡骸は知っている。



     このふざけた処刑道具こそ、父の棺桶。



    「私は……」



    「響子……お前はここにいるべきではない。早々に立ち去りなさい」



     父はそう、冷たく突き放した。



     この状況でありながら、私はどうしても父に1つだけ聞きたかった。





    「……ねえ、何故……私の写真を持っていたの?」



    「……」



     沈黙する。


     父に抱きかかえられた幼少時代の私の写真、写真立てに入れられ、大事にされていた唯一の写真。



    「私はね、響子、霧切家の血だとか、そんなものの前に……」



    「響子、お前を娘として、家族として愛していた。ただそれだけだ……本当に、ただ平凡な家庭であったならば……常々にそう考えていた」



    「……遅すぎるのよ」



     そう、何もかも、遅い。


     何もかも壊れて、何もかも終わって、そんな事を言われても私には。



    「……どうしようもないじゃない」



     ただ、家族として……





    「……お父、様」





    「……さあ、響子、お前はあるべき場所へ帰りなさい。彼等は私が責任を持って連れていく。この学園の学園長として」



     帰り道は解る。このゴミ捨て場から伸びる梯子の先、それこそがこの『私の意識の水面下から這い上がる為の唯一の道』なのだろう。




     このまどろみも、思考の鈍さも、これで説明がつく。







     ここは、私の夢の中。


     意識に根付く、私の記憶が構築した白昼夢。








    「さあ、『彼』が待っている……『彼』の探し物は両親であり、そして、お前だ」




    「ええ……」



     私はこの学園に来た事に後悔はない。



     私は多くに巡り会えた。



     だから、

















    「ひゃははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!!」










     この夢の元凶が嗤う。





    「江ノ島……盾子」




    「行きなさい、響子」




    「五月蝿え!!!」




     何処から響くのか解らないが、このゴミ捨て場全体に木霊する声が、私の耳に突き刺さる。






    「なぁ〜? 霧切ぃ………」





     死してなお、絶望を振り撒く女は囁く。
















    「絶望しようぜぇ?」







  22. 22 : : 2015/08/18(火) 22:09:35


    ────────



    Missing.8(Absolute despair girl(絶対絶望少女))



    ────────









    「お前も死ねよ」



    「絶望して死ね」



    「死ね死ねよ死んでよ死に尽くせよ」



    「死ね死ね死ね死ね死ね死ね」



     繰り返すその呪詛に耳を貸さず、私は鉄格子に手を掛ける。


     一段、そしてまた一段と登っていく。







     ずる、ずる。






    「!」





     誰かが登ってくる。






    「霧切サん、マッテくだサいよ……!」


    「霧切ィ……待テよ……!」


    「霧ギリさン……」





     私と同じ様にあの穴を落ちてきたのか、舞園さんだったモノと桑田君だったモノ、不二咲君だったモノが私の昇る梯子に手を掛け、追ってくる。




    「振り返るな、響子、行きなさい」




     父の言葉を噛み締め、私は上に、上に向かう。






     ずる、ずる。



    「うっ……!」



     掴んだ梯子がグニャリと曲がる。









     それは、梯子ではなく、あの廊下に散らばり転がっていた安広多恵子の左足。


     私は目を閉じ、それを払いのけて進む。


     上に、上に。










     上に……上に?













    「落ちて死ね」














     ガコン、と、梯子が外れた。





  23. 23 : : 2015/08/18(火) 23:11:02


    ────────



    Missing.10(punishment time(おしおきタイム))



    ────────





    「……う」






     地面に落ちた?



     落ちた……?







     ずる、ずる。







     這いよる。







     ずるずるずるずる。







     近寄る。






     音。







     聴こえた。

















     ずるずるずるずるずるずるずる
    ずるずるずるずるずるずるずるず
    るずるずるずるずるずるずるずる
    ずるずるずるずるずるずるずるず
    るずるずるずるずるずるずるはら
    わたをのぞかせ██████やかはほ
    ほえみながら██████をてにしく
    ██████んをさしておお███████
    ███どのしたいをふみぬくふじ██
    ██████████ろのあたまから██
    ████る████████
    ████は██████になぐり██████
    のしたいを██████しながら███
    █████████ばらばらになりなが
    ら██████████████████ははは
    ██████はは████████████はは
    は██████は██████はは██████
    ████████████しね██████はは
    ████████████しねよ███████
    █████おまえが████████████
    したい██████くう█████████
    ███へん████████████あくの
    ████████████えが████████
    ████████████████████████
    ████████████████████████
    ████████████████████████
    ████████████████████████
    ████████████████████████
    ████████████████████████
    ████████████████████████
    ████████████████████████
    ████████████████████████
    ████████████████████████
    ████████████████████████
    ████████████████████████
    ████████████████████████
    ████████████████████████
    ████████████████████████
    ████████████████████████







     











    「絶望した?」












     女はそう言った。




     暗転の中、聞こえるのは何かを砕く様な音。







     目を覚ますとそこには、江ノ島盾子が立っていた。




    「……うっ」




    「起きた?」




     ベルトコンベアの上、それは何処なのか、いや、覚えている。



     ここは処刑台の上。


     江ノ島盾子の背後には、あのプレス機械があった。







    「霧切さぁ、アンタ……苗木知らない?」





     知る由もない。




    「あいつにこそ、この悪夢を見せたかったんだけど……」







     プレス機の手前、彼女は私の目の前で、分厚い鉄塊の下で、そして、











    「ね」










     潰された。





     彼女が散々、そうしてきたように。



     彼女もまた、虫が踏み潰されるかの如く、死んだ。





    「はぁ……はぁ……!」




     ベルトコンベアは止まらない。



     私はその下で、













    「響子」







     刹那、父の声と、光に包まれた。



  24. 24 : : 2015/08/19(水) 00:26:19


    ────────



    Missing.11(Found you(あなたを見つけて))



    ────────







    「……!」



     誰かが私を呼んでいる。




    「霧切さん……!」





     うっすらと目を開き、私の肩を揺らす人物へと焦点を合わせた。




    「……な、えぎ君?」



     襟に『未来』という文字が刺繍されたスーツを着る、かつての幸運の少年がそこにいた。



    「よかった……」



     ほっと安心しながら、私に笑顔を見せた。



    「私は……」



    「大丈夫?」


    「ええ……」


     怪我はしていない。私はどうやら気を失っていたらしい。



     長い夢を見ていた様だ。



    「でも良かったよ……霧切さんが落ちていって、どうなるかと」



    「落ちた……?」



     苗木君が上を指差した。



    「あの学級裁判場の所、酷く床が脆くなっている所があったんだ」



    「……ああ」


     そう、私と苗木君は希望ヶ峰学園の調査で来たのだ。


     第6次だったか、第7次だったか。


     この校舎は未だ、調査対象にあり、その為、私達が派遣され、懐かしき母校へと乗り込んだ。



     ジャバウォック島の一件から数ヵ月後、江ノ島盾子を引き金に、全人類を巻き込んだ絶望的事件も収束に向かいつつある。



     その矢先でのこの学園の調査だった。上層部的には恐らく『超高校級達の遺産』が欲しいのだろう。



     私はかつての学級裁判場へ来て、脆くなった床を踏み抜いてしまい、そして下にあるこのゴミ捨て場で気を失っていたワケだ。



    「大丈夫? 歩ける?」




    「問題ないわ……それより、ここを出ましょう」



     私達はゴミ捨て場を出て、寄宿舎を抜け、学園側へと向かった。



    「どうしたの?」



    「……少し、ね」



     そういってはぐらかした。




     そして学園の屋上、全てが自動の為か、未だにここの植物は枯れる事なく咲いていた。



     汚染された都内の中、不思議とここだけは天然の空気清浄が成されているのだ。




    「変わらないね、ここは……」



    「ええ、そうね」



     ここの花壇の1つに、あった筈だ。




    「花……?」


     真っ赤なセージ、サルビアの花。



     それを1本だけ取る。



    「霧切さん? どうしたの? 花を抜いて……」



    「ねえ、苗木君、この花の花言葉、知ってるかしら」



     はてな、という顔で頭を擦り、私は「ならいいわ」と言って少しだけ微笑んだ。






     あの悪夢の最後、父が手を伸ばしてくれたのを朧気に覚えている。





    「そろそろ調査報告をまとめて帰ろう。上層部も訳がわからないよ。多分もう、この学園からは何も出ないと思うんだけど……」





    「……そうね」








     何も無かったけど、何かに出会えた気がする。








     


     校舎のエントランス、そこに私はそっと、サルビアの花を置いた。












    「さようなら」






     サルビアの花言葉は『尊敬』と……そして『家族への愛』。




     あの江ノ島盾子という悪夢の中、最後に私に手を差しのべてくれた父の顔は、幼少の私に見せてくれた穏やかな笑顔だった。






     私のなくしたものは、確かにあった。





     形はないけど、概念でしかないけれど。





     それは確かに、あった。













    Missing.End
  25. 25 : : 2015/08/19(水) 00:31:13



    以上です_(:3」∠)_


    ここまで読んで下さって有難うございます。


    遅刻魔やらかしましたが、これで完結になります。もう完全テーマ無視ですねはい。



    それではー
  26. 26 : : 2015/08/27(木) 23:32:36
    夏ダマ参加記念絵です。ラフでお見苦しいですが

    http://i.imgur.com/ryAlJ1U.jpg

  27. 27 : : 2015/08/28(金) 04:47:45
    〉〉26

    ししゃもんさん、絵が上手いですね!
    うらやましいです。
  28. 28 : : 2015/08/28(金) 07:51:52
    >>27
    ありがとうございます! (๑•̀ㅂ•́)و✧

  29. 29 : : 2016/11/29(火) 19:26:51
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  31. 33 : : 2020/10/26(月) 14:27:02
    http://www.ssnote.net/users/homo
    ↑害悪登録ユーザー・提督のアカウント⚠️

    http://www.ssnote.net/groups/2536/archives/8
    ↑⚠️神威団・恋中騒動⚠️
    ⚠️提督とみかぱん謝罪⚠️

    ⚠️害悪登録ユーザー提督・にゃる・墓場⚠️
    ⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️
    10 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:30:50 このユーザーのレスのみ表示する
    みかぱん氏に代わり私が謝罪させていただきます
    今回は誠にすみませんでした。


    13 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:59:46 このユーザーのレスのみ表示する
    >>12
    みかぱん氏がしくんだことに対しての謝罪でしたので
    現在みかぱん氏は謹慎中であり、代わりに謝罪をさせていただきました

    私自身の謝罪を忘れていました。すいません

    改めまして、今回は多大なるご迷惑をおかけし、誠にすみませんでした。
    今回の事に対し、カムイ団を解散したのも貴方への謝罪を含めてです
    あなたの心に深い傷を負わせてしまった事、本当にすみませんでした
    SS活動、頑張ってください。応援できるという立場ではございませんが、貴方のSSを陰ながら応援しています
    本当に今回はすみませんでした。




    ⚠️提督のサブ垢・墓場⚠️

    http://www.ssnote.net/users/taiyouakiyosi

    ⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️

    56 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:53:40 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ごめんなさい。


    58 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:54:10 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ずっとここ見てました。
    怖くて怖くてたまらないんです。


    61 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:55:00 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    今までにしたことは謝りますし、近々このサイトからも消える予定なんです。
    お願いです、やめてください。


    65 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:56:26 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    元はといえば私の責任なんです。
    お願いです、許してください


    67 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    アカウントは消します。サブ垢もです。
    もう金輪際このサイトには関わりませんし、貴方に対しても何もいたしません。
    どうかお許しください…


    68 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:42 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    これは嘘じゃないです。
    本当にお願いします…



    79 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:01:54 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ホントにやめてください…お願いします…


    85 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:04:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    それに関しては本当に申し訳ありません。
    若気の至りで、謎の万能感がそのころにはあったんです。
    お願いですから今回だけはお慈悲をください


    89 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:05:34 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    もう二度としませんから…
    お願いです、許してください…

    5 : 墓場 : 2018/12/02(日) 10:28:43 このユーザーのレスのみ表示する
    ストレス発散とは言え、他ユーザーを巻き込みストレス発散に利用したこと、それに加えて荒らしをしてしまったこと、皆様にご迷惑をおかけししたことを謝罪します。
    本当に申し訳ございませんでした。
    元はと言えば、私が方々に火種を撒き散らしたのが原因であり、自制の効かない状態であったのは否定できません。
    私としましては、今後このようなことがないようにアカウントを消し、そのままこのnoteを去ろうと思います。
    今までご迷惑をおかけした皆様、改めまして誠に申し訳ございませんでした。

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