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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

あんスタパロ ダンガンロンパV3

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  1. 1 : : 2024/11/21(木) 19:05:12
    あんさんぶるスターズ の ダンガンロンパパロディです。
    推しが死んだり、本来女性役の所を埋めたり等の腐表現があります。苦手な方は回れ右。
    カテゴリにあんスタが無かったのでダンガンロンパだけにしたのですがその場合ってダンガンロンパだけカテゴリに入れて大丈夫なんですか?有職者様教えてください。


    参加者16名 各ユニットから1〜2名(推しユニ紅月から2名と双子)

    エスプリと滝はキャラが掴めないので今回別枠です。神無くんとかキーボ役として出したかったです。「ロボット差別ですか?然るべきところに訴えますが」って言わせたかった。


    ※ダンガンロンパV3と流れはほぼ同じですが、ダンガンロンパを知ってる人でも誰が誰の代わりか分からないように頑張ってはみます。



    超高校級の??? 明星スバル

    超高校級のヒーロー 守沢千秋

    超高校級のオタク 白鳥藍良

    超高校級の執事 伏見弓弦

    超高校級の料理人 椎名ニキ

    超高校級の帝王 斎宮宗

    超高校級の戦略家 七種茨

    超高校級の双子 葵ひなた

    超高校級の双子 葵ゆうた

    超高校級の応援団 仁兎なずな

    超高校級の吸血鬼 朔間零

    超高校級の漫画家 蓮巳敬人

    超高校級のデザイナー 鬼龍紅郎

    超高校級の作曲家 月永レオ

    超高校級の魔法使い 逆先夏目

    超高校級の遊人 三毛縞斑



    モノクマの役をするのは日々樹渉です。
    江ノ島盾子役が天祥院英智になっています。

    ちょこちょこ設定変えてます。確定したらその都度伝えます。
    亀投稿なので気長に待って頂ければ幸いです
  2. 6 : : 2024/11/21(木) 23:28:02
    まだ、ここには何も無い


    光も、音も、ない。


    おれの姿も、おれの声も、ない。


    おれが誰なのか、まだ誰も知らない。


    おれは誰?


    だれがおれ?



    おれは手を伸ばす。


    まだ誰のものでも無い手を。


    おれという存在を掴む為に_____




    おれの名前は仁兎なずな。今、おれはようやくおれを認識した。はじめまして、おれ。


    この狂った物語の……主人公さん。




    【蘇る 超高校級】

  3. 7 : : 2024/11/22(金) 00:38:15


    なずな「……………………」



    もうろうとしていたおれがロッカーから出て最初にとった行動は…

    床に倒れる事だった。



    なずな「あぅっ!!」



    受身を取れずにおでこを強打した。眼球の奥で激しく火花が散る。


    なずな「痛ぁ…」


    でも、そのお陰でようやく取り乱せるくらいには目が覚めてきた。




    なずな「って…あれ?どこだここ」

    ジンジンと痛むおでこを「うー、これコブになっちゃうよなー」とさすりながら…おれは周囲を見回した。




    なずな「…なんだ、ここ、教室?」

    そう。そこは教室だったんだ。まるで見覚えのない教室。もちろん人なんておれしか居ない。


    なずな「ここ、どこだ…?なんでおれ、こんな所にいるんだ…?よく見たら3年だった頃の制服着てるし…」



    なずな「あ、これって夢とか?ほっぺたとかつねってみる流れか!?学生に戻ってる夢、だよな??」

    と、つねってみたものの…おでこのジンジンとした痛みにほっぺたの痛みが追加されただけだった。



    なずな「ちょっと待てよ…一旦、落ち着いて考えろ、おれ…!」

    おれは混乱する頭をフル回転させ、ここに至るまでの経路を思い返してみようとした。まぁ、「みようとした」ってことは、結局は出来なかった、ってことなんだけどな____




    \ガタンッ!!/


    なずな「……うにゃっ!?」


    突然、おれの隣にあったもうひとつのロッカーが音を立てて大きく揺れた。驚いて振り返ったおれの目の前で、ロッカーの扉がゆっくりと開いていくと____


    中から出てきたのは、人だった。



    ???「う……っぅ……!」


    おれと同じ学生服を着た男の子…この子ってもしかして…あれ?名前が思い出せないぞ。見たことある気がするのにな。



    ???「うっ…ひぃぃぃっ!?!」

    そう考えてる間に、まるで化け物を見るような悲鳴をあげながら、尻もちの格好で後ずさった。


    ???「お、お前は…何でいるんだ、あいつらの仲間なのか…!?」

    なずな「…あいつら?」

    ???「俺をさらった連中の事だ…!」

    なずな「さらった…って?」

    ???「どこなんだ、ここは…こんな所に連れてきて、どうするつもりなんだ!」

    なずな「お、おい!ちょっと待って!」


    おれは、騒ぎ立てる彼の肩を強く掴むと…


    なずな「…おまえ、取り敢えず自己紹介がまだだろ?」

    千秋「…ん?あぁ…!俺は流星レッド、守沢千秋だ…!」

    なずな「ありがとう、おれは仁兎なずなだぞ。あのな…えっと、千秋ちんって呼ぶぞ?しっくり来るから。そんなことより……」


    なずな「うるさい!!静かにしろっ!!混乱してるのは、おみゃえだけじゃないんらぞ!!」

    千秋「なっ…!!に、仁兎こそ興奮して噛み噛みだとは思うが…!」

    なずな「いいから一旦静かにしろって!」

    千秋「す、すまんっ!」
  4. 9 : : 2024/12/01(日) 06:43:13
    中略


    千秋「仁兎!こっちだ!!」

    なずな「うぅ〜!!なんなんらこいつら〜!!」


    何とかバケモノみたいな機械から逃げ切ったおれ達は、無我夢中でドアへと飛び込んだ。
    そこで…またもや予想外な光景を目にした。



    ???「…ふむ、また誰か来たようだな」

    なずな「…えっ?」

    ???「御二方もあの化け物に追われてきたご様子で?」

    なずな「あ……う、うん」

    ???「アレってなんだろ…おれ達のことどうするつもりなんですかねェ…?」

    ???「どれ…我輩が様子でも見に行こうかのう」

    ???「おいおい、やめとけ。ここから出りゃ危ねぇことくらい分かるだろうよ」

    ???「あの怪物がまだ近くを徘徊している筈なのだよ」



    なずな「あ…あのな…!」

    おれは堪らずに声を張り上げた。
    見た事があるようなないような奴らに__


    なずな「おまえらは…誰だ?どうして、こんなところに___」


    ???「ねぇねぇ、これで16人?」

    なずな「えっ?」

    ???「ここにいる人数ってこと!16人でしょ?それに、皆制服ってさー、高校生ってことで間違いないじゃん。これ、どういう事なんだろうね?」



    16人の……高校生?


    ???「あっ、そうそう。誰なのかって質問だったよね?俺は”明星スバル”!先に、名前だけは言っておくね!でも…今はこれだけで許してくれない?」

    なずな「えっ…!?あぁ、うん、わかった」

    ???「というか、16人がどうかされたのです?これからまだ増えられるかもしれませんが」

    スバル「ううん、多分これで揃ったんじゃないかな。これが『俺の予想通りの事態』ならね」

    ???「予想通りノ…事態?」

    ???「単刀直入!分かっていることがあるなら、ハッキリと伝えて欲しいんだがなあ?」


    その時だった。突然、得体の知れない声が体育館内に響いた。


    ???「はいはーい!!お静かにでごぜぇやす!静寂に!静寂にー!」

    ???「もう、違うの。”静粛に”なの」


    ???「だ、誰!?何処にいるの…!!」



    ???「はっはっはーー!お待たせしましたー!」

    そこに現れたのは、さっきおれたちを追いかけてきた…バケモノ。


    ???「うぎゃあぁぁっ!!食べないで欲しいっすー!!」

    ???「チッ…すっかりバケモノ共に囲まれちまってんじゃねぇか…!」

    ???「んー?これはバケモノじゃないよ〜?こいつらは、”エグイサル”って言うのよ~?」

    ???「高機動人型殺人兵器です」

    千秋「さ、殺人兵器!?」


    ???「試しに、誰か殺してみますー?なんて!」

    ???「ちょっ、ちょっと待って!!双子の片割れをいきなり殺しても何も面白くなくない!?」

    ???「ではせめて面白い死に様にさせてみせます。体を握り潰して、口から内臓をデロデロと出しましょうか」

    ???「うげっ、歯磨き粉のチューブ?想像するだけで最悪なんですけど…」


    ???「うわ……ちょっと想像しちまいやした。拙、グロいのは無理でやんす…」

    ???「それなら…両手を掴んで体を左右に引き裂くだけでもいいさ~?」

    ???「さけるチーズでもないんですけど!」
  5. 10 : : 2024/12/01(日) 08:07:00

    ※今更ですが不慣れキャラの崩壊お許しください!!




    ???「待って!おれもふざけたけどエグイサルを使って殺すのはナシだから!だって予定ではエグイサルの順番はまだ後なんだから!」

    ???「何を言ってるの?ユメ達はみんなエグイサルに乗っているの」

    ???「…ホントだ!段取りミスっちゃったなー、初登場の時はコレには乗らない設定なのに!」

    ???「ちゃんと台本を読まないのが悪いかと」

    ???「それ、ブーメランね~?」

    ???「とりあえず今から降りるの。今からでも遅くない筈なの」

    ???「そ、そうだ!そうしよう!!じゃあ、いくぞー!!」


    こうして出てきたのは…同じ服を着た4人と…少し違う服の1人だった。それぞれエス、ユメ、カンナ、ライカ……この4人で『エスプリ』らしい。そしてもう1人。滝維吹、と名乗られたけど…おれには状況が掴めない。どうして急に中から人が…?



    エス「はい!エグイサルから降りました!これで怖くありませんよね?ね?ねぇって言ってますよね!?」

    カンナ「必死さが逆に怖いのでは」

    ユメ「みんな覚悟は出来てるの~?」

    カンナ「あぁ、此方は普通に怖いですね」




    ???「…なぁなぁ、なんであいつらおれ達そっちのけで会話してるんだー?」

    ???「ど、どうしてですかねェ…?」

    ???「けれド、知らない5人組と言えばサ…」

    ???「それに『エスプリ』って名乗っていましたね?」


    なずな「…えっ!?おまえら、『エスプリ』って名前なのか…!?」

    スバル「……どうやら、間違いないみたいだね。これってやっぱり、”俺の予想通りの事態”だったみたい。けど、誰の仕業?どうしてこんなふざけた真似事____」


    ユメ「もう!ごちゃごちゃうるさいの!みんなのリアクションは普通すぎてつまらないの!」

    ライカ「というか、よく見ると姿も普通でごぜぇやすね?」

    維吹「ねぇ、これってもしかして、”最初の記憶”がまだなんじゃないの~?」

    エス「へっ!?それはあの人たちが目を覚ます前に終わらせてる筈だけど」



    なずな「おい、質問に答えろよっ!おまえ達がエスプリって事は___」

    カンナ「…あなた達は何者ですか」

    なずな「えっ?」

    ???「何者とは…どういう意味でございましょうか」

    カンナ「なにか”凄い才能”を持っているのかと聞いています」



    凄い才能って…


    なずな「そんなの…ないぞ。好きで打ち込んでいるものはあるけど、”凄い才能”とは言えないからな…」

    千秋「俺もだな…そんな才能は持ち合わせていない」

    ???「…俺もです」


    ライカ「あっ!やっぱり”最初の記憶”がまだでごぜぇやしたね…?」

    カンナ「あの担当は…確かユメさんでした」

    ユメ「…………」


    ユメ「違うの、担当はエスなの」

    エス「急な飛び火!?担当はお前だっただろ!」

    維吹「とにかく記憶を取り戻して”封印されし才能”をその手に掴むのが先さ~」

    カンナ「そうと決まれば、始めましょう。その方がもう少し会話に花を咲かせる事が出来るので」

    ユメ「じゃあ、まずはその見た目を可愛くデコレーションしてあげるの~♪」



    そしておれ達は…制服姿から。それぞれ与えられた服装に変わった。なんだか可愛らしい服装になったな…深緑がベースの服に赤いベレー帽、ところどころナズナの花が飾られている。

    (全員フィーチャー衣装を参考にしてください。1か2かはまた後ほどわかります)



    なずな「な、なんだ?この服」

    ユメ「うんうん、最高ね、”超高校級”にピッタリの見た目になったの♪」

    千秋「超高校級……!?」

    維吹「次はお待ちかねの”記憶”みたいね~?」

    カンナ「覚悟はいいですか。記憶が入れば”コロシアイの世界”が始まります」

    ???「待て。貴様今…コロシアイだと?」

    エス「では、”思い出しライト”で”アメイジングな才能”を思い出してもらったら……今度こそ”アメイジングな物語り”の始まり始まりです!」








    こうして、光を浴びた途端…蘇ったおれの記憶。
    そうだ。おれは…に~ちゃんって愛称で呼ばれて……沢山の人を応援して導いて…おれが応援したチームは必ず優勝したんだ。だから、いつも引っ張りだこで、おれに応援して欲しくて、要らないはずのお金も沢山貰って…変なファンクラブがあったような…

    そうだ…完全に思い出した。おれは”超高校級の応援団”の仁兎なずなだ。



    そう思い出したのと同時に、視界が暗転した。
  6. 11 : : 2024/12/16(月) 10:03:02
    更新しぬほど忘れてました!!!
    近いうち投稿します!!m(_ _)m

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yeeeeeeeeng

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