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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

AIが考えたダンガンロンパ無印

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  1. 1 : : 2024/10/27(日) 13:56:44
    スレタイどうり、AIが考えたダンロン無印です
    エタる可能性あり
    意味不明展開の可能性大
    明らかなミスなどは修正しています
  2. 2 : : 2024/10/27(日) 13:59:02
    いつものように、アラームの音で目が覚めた。

    「ん…もう朝か…」

    まだ少し眠たい目をこすりながら、苗木誠はベッドから起き上がる。

    窓の外は、雲ひとつない晴天。

    「今日も、いい天気だな…」

    そう呟きながら、苗木は制服に着替えると、階下へと続く階段を降りていく。

    ダイニングテーブルには、すでに朝食が並べられていた。

    「おはよう、誠。今日は、いつもより遅かったじゃない」

    母親が、エプロン姿で新聞を読みながら声をかけてくる。

    「おはよう、母さん…。ん? これって…」

    苗木の視線の先には、見慣れない赤い封筒が置かれていた。

    「ああ、それ? あなた宛に届いたのよ。なんだか、立派な封筒よね」

    母親は、興味深そうに封筒を眺めている。

    苗木は、おそるおそる封筒を手に取ると、自分の名前が書かれていることを確認した。

    そこには、こう書かれていた。

    苗木誠 様
    私立希望ヶ峰学園

    「…希望ヶ峰学園…?」
  3. 3 : : 2024/10/27(日) 14:06:44
    「希望ヶ峰学園…? 誠、何か応募してたの?」

    母親が、不思議そうに尋ねる。

    「い、いや… 全然…」

    苗木は、首を横に振りながら、震える手で封筒を開ける。

    中には、一枚の立派な紙が入っていた。

    「これは…!」

    それは、紛れもなく、希望ヶ峰学園からの入学許可証だった。

    入学許可証

    苗木 誠 様

    あなたは、厳正なる選考の結果、本学園の入学試験に見事合格いたしました。
    つきましては、下記の日時までに、入学手続きをお済ませください。

    私立希望ヶ峰学園

    「うそ…だろ…?」

    苗木は、自分の目を疑った。

    希望ヶ峰学園。

    それは、国内外から、各分野の超一流の才能を持つ生徒だけが集まる、まさに選ばれし者たちの学び舎。

    「でも… 僕には… そんな…」

    苗木は、自分が"超高校級"と呼ばれるような、特別な才能を持っているとは、どうしても思えなかった。
  4. 4 : : 2024/10/27(日) 14:11:04
    「超高校級の…?」

    苗木は、目を丸くする。

    紙には、こう書かれていた。

    超高校級の幸運

    苗木 誠 様

    あなたは、私立希望ヶ峰学園の、「超高校級の幸運」として、選出されました。
  5. 5 : : 2024/10/27(日) 14:13:07

    ーーー
    ーーーーー
    ーーーーーー
    数週間後。

    苗木誠は、真新しい制服に身を包み、希望ヶ峰学園の正門の前に立っていた。

    大きく深呼吸をする。

    「…ここが、希望ヶ峰学園…」

    目の前にそびえ立つのは、パンフレットで見たものよりも、さらに大きく、立派な校門だった。

    門の向こうには、緑豊かな並木道が続き、その先に、白い校舎が悠然と佇んでいるのが見える。

    (本当に… 来てしまったんだ…)

    「超高校級の幸運」

    入学許可証を受け取った時、苗木は、驚きと、戸惑い、そして、ほんの少しの期待を感じていた。

    自分は、本当に「超高校級」と呼ばれるにふさわしいのだろうか…。

    不安がないわけではなかった。

    しかし、苗木は、この学園で、自分自身の可能性を試してみたい、そう思っていた。

    (…さあ、行こう!)

    苗木は、決意を込めて、校門をくぐった。
  6. 6 : : 2024/10/27(日) 14:15:30
    希望ヶ峰学園の校門をくぐった瞬間、苗木誠の視界は、突然、暗転した。

    「うっ…!」

    まるで、誰かに頭を強く殴られたような衝撃。

    そして、苗木は、意識を失った…。

    どれくらい時間が経っただろうか。

    ゆっくりと目を開けると、苗木は、見慣れない場所にいた。

    「ここは…?」

    白を基調とした、広々とした空間。

    正面には、豪華なシャンデリアが輝き、壁には、抽象的な絵画が飾られている。

    「…希望ヶ峰学園…のエントランス…?」

    周囲の様子から、ここは、学園のエントランスホールだと推測できた。

    しかし、なぜ、自分はここにいるのだろうか…?

    最後の記憶は、校門をくぐった時のこと。

    その後、何が起きたのか、全く思い出せない。

    (一体…何が…?)

    頭の中に、モヤがかかったような、奇妙な感覚。

    苗木は、不安を覚えながら、ゆっくりと立ち上がった。
  7. 7 : : 2024/10/27(日) 14:18:03
    ハッとして、苗木は腕時計を見た。

    「え…!?」

    針は、入学式の集合時間をとっくに過ぎていた。

    「どうしよう…遅刻だ…!」

    一体、どれだけの時間を、このエントランスホールで、無駄にしてしまったのだろう。

    「…とりあえず、早く体育館に行かないと…!」

    苗木は、周囲をキョロキョロと見回し、体育館へと続く道を探す。

    (…あった! あそこだ!)

    エントランスホールの奥に、「体育館」と書かれた案内板を見つけた。

    苗木は、案内板を頼りに、廊下を走り出した。

    (…間に合ってくれ…!)
  8. 8 : : 2024/10/27(日) 14:19:47
    「はぁ…はぁ…」

    体育館のドアに手をかけ、苗木は、息を整えながら、ゆっくりとドアを開けた。

    「…!」

    体育館の中は、すでに多くの生徒たちで賑わっていた。

    「…みんな…」

    彼らこそ、苗木と同じく、今年、希望ヶ峰学園に入学した、超高校級の才能を持つ生徒たちだった。

    個性的な髪型、華やかな服装、自信に満ちた表情。

    「すごい… 本当に、みんな… "超高校級" なんだ…」

    苗木は、圧倒されながらも、どこかワクワクする気持ちを感じていた。

    しかし、次の瞬間、苗木は、ある異変に気づく。

    生徒たちの表情が、どこか、硬い。

    そして、その視線は、一点に集中していた…。
  9. 9 : : 2024/10/27(日) 14:20:32
    苗木は、生徒たちの視線の先を辿ってみた。

    そこにいたのは…

    「え…?」

    苗木は、目を疑った。

    体育館のステージの中央には、白と黒のツートンカラーの、奇妙なクマのぬいぐるみが置かれていたのだ。

    ぬいぐるみは、片方の赤い瞳を不気味に光らせながら、こちらを見つめている。

    「…な、なんだ… あれ…?」

    異様な光景に、苗木の背筋に冷たいものが走る。
  10. 10 : : 2024/10/27(日) 14:21:50
    白と黒のツートンカラーのクマのぬいぐるみは、不気味な沈黙を破り、電子音のような高い声でこう言った。

    「うぷぷぷ… エー… 全員揃ったかな?」

    ぬいぐるみは、ぎこちなく首を傾げながら、体育館に集まった生徒たちを見回す。

    「…な、なんなんだ、あれは…?」

    「ぬいぐるみが…喋った…?」

    生徒たちは、驚きと恐怖を隠せない様子で、ざわめき始める。

    「静かに!」

    ぬいぐるみは、鋭い声を発する。

    その途端、生徒たちは、言葉を失い、再び静まり返った。
  11. 11 : : 2024/10/27(日) 14:22:39
    「よろしくねぇ! ボクの名前は、“モノクマ”! みんなのお世話係だよ!」

    モノクマと名乗るぬいぐるみは、不気味な笑顔を浮かべながら、こう続けた。

    「さて、みんなには、これから、とーっても楽しい学園生活を送ってもらうよ!」

    「楽しい学園生活…?」

    生徒たちの間から、疑問の声が上がる。

    「そう! なんと、みんなには、この希望ヶ峰学園から、一生、卒業できないで、もらうんだ!」

    モノクマの言葉に、体育館は凍りついた。

    「な、何を言ってるんだ…?」

    「一生、卒業できない…って、どういうことだ…?」

    生徒たちは、動揺を隠せない。

    モノクマは、そんな生徒たちの反応を楽しんでいるかのように、うぷぷぷ…と、電子音のような笑い声を上げる。

    そして…

    「これから、みんなには、“コロシアイ”を、してもらうよ!」

    モノクマの口から飛び出した、衝撃の一言。

    その言葉に、体育館は、悲鳴と怒号に包まれた。
  12. 12 : : 2024/10/27(日) 14:37:09
    モノクマは、ニヤリと笑うと、語り始めた。

    「これから、みんなには、“コロシアイ学園生活”を送ってもらうよ! もちろん、学園生活には、“校則”があるんだ!」

    体育館の壁に設置されたモニターに、いくつかの項目が表示された。

    【希望ヶ峰学園 校則】

    1:生徒達はこの学園内だけで共同生活を行いましょう。共同生活の期限はありません。
    2:夜10時から朝7時までを“夜時間”とします。夜時間は立ち入り禁止区域があるので、注意しましょう。
    3:就寝は寄宿舎に設けられた個室でのみ可能です。他の部屋での故意の就寝は居眠りとみなし罰します。
    4:希望ヶ峰学園について調べるのは自由です。特に行動に制限は課せられません。
    5:学園長ことモノクマへの暴力を禁じます。監視カメラの破壊を禁じます。
    6:仲間の誰かを殺した“クロ”は“卒業”となりますが、自分がクロだと他の生徒に知られてはいけません。
    7:生徒内で殺人が起きた場合は、その一定時間後に、生徒全員参加が義務付けられる学級裁判が行われます。
    8:学級裁判で正しい“クロ”を指摘した場合は、“クロ”だけが処刑されます。
    9:学級裁判で正しい“クロ”を指摘できなかった場合は、“クロ”だけが卒業となり、残りの生徒は全員処刑です。
    10:電子生徒手帳の他人への貸与を禁止します。
    11:“コロシアイ学園生活”で同一の“クロ”が殺せるのは、2人までとします。
    12:鍵の掛かってるドアを壊すのは禁止とします。


    「な、なんだよ、この校則は…!」

    苗木は、スクリーンに映し出された、狂気じみた校則に、言葉を失った。

    「つまり… 誰かを殺して、バレずに、裁判でみんなを騙せってこと…?」

    生徒たちの間から、絶望に染まった声が漏れる。

    「その通り! 簡単でしょ?」

    モノクマは、満足そうに、こう付け加えた。

    「さあ、みんな! “コロシアイ学園生活”を、思う存分、楽しんでね!」
  13. 13 : : 2024/10/27(日) 14:38:56
    「……。」

    モノクマが言い残した言葉の余韻が、重苦しく体育館に残る。

    重苦しい沈黙。

    ざわめき。

    やがて、モノクマの姿は、忽然と姿を消していた。

    「い、いなくなった…?」

    「あれは… 一体… 何だったんだ…?」

    生徒たちは、何が起こったのか理解できず、困惑していた。

    「…とにかく…」

    静まり返った体育館で、ひとりの少女が口を開く。

    「今は、まだ状況が掴めないけど… 私たち、まずは、自己紹介でもしない? お互いのことを、少しでも知っておけば、何か… ヒントになるかもしれないし…」

    少女の言葉に、他の生徒たちも、うなずく。

    「…そうだな。それがいい」

    「…私も、賛成」

    こうして、希望ヶ峰学園、超高校級の生徒たちによる、異様な自己紹介が始まろうとしていた。

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userkun

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