この作品は執筆を終了しています。
クリスタ「さよなら」
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- 1 : 2015/07/31(金) 11:52:38 :
- ミカサ「女神様と天使達と天国の住民達。」
http://www.ssnote.net/link?q=http://www.ssnote.net/archives/37542#res_num45
サシャ「女神様と天使達と奴隷達。」
http://www.ssnote.net/archives/37647#bottom
の番外編です。幼少期のクリスタと、ミカサ達のその後のお話し
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- 2 : 2015/07/31(金) 12:00:35 :
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あの人が来たのは突然だった。
広場で遊んでいると
「クリスタ」
私の名前
当時6才だった私が振り向くと、そこには29か30くらいの、見た事もないような綺麗な黒髪の女性。
「だあれ?」
「あなたのお姉ちゃんの、お母さん、かな。」
「私、お姉ちゃんいないよ?」
「いるわよ、知らないだけで。」
それがあの人との出会いだった。
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- 3 : 2015/07/31(金) 12:09:33 :
- その人のお話は、とても面白かった。
その日から私は、毎日広場に通うようになった。
「私の事は、誰にも行っちゃダメだよ。」
そう言われたから、私は誰にも話さなかった。
出逢ってから2年経って、私はおばさんの事を色々知った。
私のお父さんは元はおばさんの夫だった事。
おばさんにはお父さんとの子供もいた事。
お父さんが不倫してできた子が私な事。
聞けば聞くほど、私には罪悪感が募っていった。
そしてある日、おばさんは来なくなった。
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- 4 : 2015/07/31(金) 12:10:09 :
- 期待
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- 5 : 2015/07/31(金) 12:13:47 :
- >>4
ありがとうございます!
〜家〜
「オラアッ!早く酒を出せ!」
「あ…あなた!やめてください!」
お父さんは乱暴だ。大嫌い。
私には、おばさんしかいないよ。
おばさんは病気になったのだと、噂で聞いた。
1人娘が必死に看病してるらしい。
会いたかったけど、家が分からなくて、会えなかった。
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- 6 : 2015/07/31(金) 12:20:51 :
- 何日か経って、
広場におばさんが来た。
「クリスタ…私はもうすぐ…死んでしまう。」
「そ、そんな……嫌だよ!」
「クリスタ…私の娘に、教えて欲しい事がある。」
「何?」
「人を…いじめることは……絶対やってはいけないって」
「分かった…教える、絶対教えるよ!」
「…この本を……」
「?この本……最後の一ページが真っ白だよ?」
「クリスタ…あなたが死ぬ時は…ココに遺書を書いて…後悔しないようにね。」
「うん!…娘のお名前は?」
「……」
「ミカサ・アッカーマン……」
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- 7 : 2015/07/31(金) 12:23:11 :
- ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーー
私は、ミカサに伝えられたかな?
きっと、伝えられたよね。
おばさん、もうすぐ、そっちに行くよ。
「……」
「さよなら。」
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- 8 : 2015/07/31(金) 12:23:54 :
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- 9 : 2015/07/31(金) 12:32:11 :
あの事件から役1年。
私達は、中学校に入学する。
ミカサ「……」
桜の花を見るたび、クリスタを思い出す
サシャ「ミカサ! 入学式始まっちゃいますよ!」
コニー「ミカサ急げ!」
ミカサ「……うん」
またいつか会えたら…その時はきっとーーーーーー
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ザワザワ
「……」
ミカ「…私ミカ。よろしくね。」
ヒストリア「私は、ヒストリア。」
「……よろしくね」
ーー友達に、なろうね
クリスタ「さよなら」
【完】
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- 10 : 2015/08/01(土) 01:28:01 :
- 泣かせられちゃった・・・ズズズッ
もし、この話がエレアニなら、エレアニ編書いてほしいな~(σ∀σ)チラッ
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- 11 : 2015/08/01(土) 10:45:01 :
- わぁぁぁぁぁぁ………… 。°(>~<)°。
家族のいない二人、泣けました!
乙です!
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- 12 : 2015/08/01(土) 11:36:16 :
- >>10
ほう……じゃあ書きますよ……エレアニは正義……
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- 13 : 2015/08/01(土) 11:57:51 :
>>10
エレン「理由なんてないけど。」
http://www.ssnote.net/archives/37855#bottom
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