刻まれた文字~2.強敵とミカサの想い~
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- 1 : 2014/11/03(月) 17:27:57 :
- 刻まれた文字~1.選ばれし高校生と能力~
の続きです↓
http://www.ssnote.net/archives/26199#top
また、コメント・お気に入り登録は本当に嬉しいです!ぜひ、よろしくお願いします!!
では、どうぞ~
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- 2 : 2014/11/03(月) 17:29:12 :
○エレン・イエーガー
能力:FIRE【炎】
・炎を操ることができる
技:FIRE STORM【ファイヤーストーム】
・自分を中心として回りに一気に炎を出す
ミカサには僅差で負けてしまうが、
実力はかなりのもの
未だにぐんぐん成長し続けているため、
底が計り知れない
仲間思いである
○ミカサ・アッカーマン
能力:WATER【水】
・水を操ることができる
技:WATER JET【ウォータージェット】
・左手から水を勢いよく発射する
実力はトップ
驚異の執念と身体能力でめきめきと上達した
何事にも冷静である
○アルミン・アルレルト
能力:DISGUISE【偽り】
・目を合わせれば、偽りの姿や幻 覚を見せるができる
技:FANTASY【ファンタジー】
・相手に幻覚を見せることができる
(例)自分を何人にも見せる
身体能力は低いものの、自分の能力をよく理解していて、頭脳と幻覚を合わせ技が得意
判断力が優れている
-
- 3 : 2014/11/03(月) 17:32:50 :
○ライナー・ブラウンー
能力:IRON【鉄】
・体の一部を鉄にすることができる
技:IRON HAND【アイアンハンド】
・拳を鉄にして、攻撃力を上げる
ミカサには及ばないものの、高い身体能力で成長し、実力はエレンより少し下くらい
頼りがいのある性格
○アニ・レオンハート
能力:ICE【氷】
・氷を操ることができる
技:ICICLE【アイシクル】
・つららを飛ばす
能力を細かく正確に操ることに長けている
実力はライナーと同じくらい
ツンデレで、ベルトルトといい感じの様子
-
- 4 : 2014/11/03(月) 17:42:34 :
-
○ベルトルト・フーバー
能力:DARKNESS【闇】
・闇を操ることができる
技:DARK【ダーク】
・相手のまわりだけを一気に暗くする
実力は弱くはないが、それほど強くもない
だが、潜在能力があるよう
なよなよしていて、忘れっぽい
○クリスタ・レンズ
能力:HEALING【癒し】
・回復、治療などをできる
技:CURE【ケア】
・他人の治療(自分の治療はできない)
グレインの国民で、ユミルに気に入れられてる
訓令しているエレン達をサポートしている
優しい性格とその容姿から『天使』と噂されてる
-
- 5 : 2014/11/03(月) 17:59:21 :
- ○能力について
能力はグレインの王女・ユミルが左手に刻んだ文字の力
この能力を使えば使うほど、強さが増す
しかし、能力のエネルギー源は自身の体力からなので、無限に使えるわけではない
◯エレン達が来た異世界について
この世界は、ガバナーとグレインという国に別れている。
エレン達はグレインにいる
*この世界の重力は地球の1/2
(だから、木とかを蹴って上にいける)
↑いや、色々おかしいだろっ!ってツッコミは無しで。自分も思ってるから
-
- 6 : 2014/11/04(火) 16:23:49 :
- ーあらすじー
突然、現れた竜巻―――
それに逃げようとし、僕と親友のエレンは
走って逃げた
しかし、僕は逃げられずに竜巻に巻き込まれてしまった――そこで記憶が絶えた
起きたところは異世界のグレインという国
エレンの話によると、僕は巻き込まれる前にここに飛ばされていたらしい
そのグレインの王女から見せられたのは、
竜巻によりボロボロになった地球
この竜巻はグレインを支配しよ……
エレン「あらすじ長いわ!!」
アルミン「え?読んでるとそうでもなかったけど…」
エレン「そろそろ、本編入りたいんだよ!」
アルミン「エレン……メタ発言はどうかと」
エレン「うるせぇ!作者初のバトル系で結構シリアルになるんだ!別にいいだろ」
アルミン「シリアスだよ!!それだと朝食にいい食べ物だy」
エレン「同じようなもんだ!あと、あらすじを詳しく知りたい奴は前回のを見ろ!
じゃあ、始めるぞ」
アルミン「ええー」
-
- 7 : 2014/11/07(金) 17:25:34 :
- ~本編スタート~
アルミン「エレン、一緒に行動しよう!」
エレン「いいぞ」
「なぁ、俺らもいいか?」
エレン「ライナーにベルトルトにアニ!もちろんいいぜ」
ベルトルト「ありがとう」
今、僕らはグループを作っている
……というのも、ユミルが
―――
――――――――
――――――――――――
ユミル「ここから、お前たちはガバナーに行くことになる。」
ユミル「そこで、グループを作ってもらう」
ユミル「大人数だと、不便になる。かといって少人数だと戦力が弱まる。」
ユミル「そこで、6~7人のグループを作り行動してもらう。いいな!!」
全員「はっ!!」
――――――――――――
―――――――
―――
と言ったからであった
-
- 8 : 2014/11/07(金) 17:41:40 :
- エレン「ん~、これで5人か……あと、1・2人必要だな」
ライナー「……誰かを呼ぼうか」
アルミン「そうだね、誰がいいかな?」
僕の言葉により全員、静かになった
全員、思い当たる人がいなかったのだろう…
しかし、アニの言った一言でメンバーは決まった
アニ「彼女は?」ピッ
アニが指差したのは、
次々とメンバーが出来上がる中、
一人たたずんでいる
ミカサだった
-
- 9 : 2014/11/07(金) 17:44:08 :
- 期待しかない!
-
- 10 : 2014/11/07(金) 17:51:55 :
- >>9
もずくちゃん、ありがとう!
-
- 11 : 2014/11/07(金) 18:01:12 :
- アルミン「ミカサ……?」
アニが指命したのは、正直不思議だった
ミカサは仲間を作らない人で
いつも一人だった
ましてや、アニも一匹狼のタイプだから、
ミカサとアニは何か繋がりがあると思えなかった
アニ「あいつは強いからね、戦力になるよ」
アルミン(……あ、戦力の関係ね)
エレン「分かった!じゃあ、呼んでくるぞ」タッタッタッ
-
- 12 : 2014/11/07(金) 18:40:57 :
- あれ?レモンさん復帰?期待だよ~
-
- 13 : 2014/11/07(金) 18:48:04 :
- >>12
復帰ですかね?ちょくちょく来て、少しずつ進めていこうと思ってます!
期待ありがとう!
-
- 14 : 2014/11/07(金) 18:50:21 :
- ポケモンのssつくたw
-
- 15 : 2014/11/07(金) 18:53:02 :
- ポケモン!!珍しいね、期待だよ!
-
- 18 : 2014/11/07(金) 20:10:28 :
- 僕らが急いでエレンに着いていったとき、
エレンとミカサは……
エレン「ミカサ!」
ミカサ「……なに?」
エレン「仲間に入ってくれ!!」
ミカサ「……嫌だ」
というような会話をしていた
アルミン(いや、告白してすぐ振られた人みたいになってるよ……エレン)
僕はこんなことを考えながら、彼らの様子を
見ていた
エレン「なぁ、何でダメなんだよ!?」
ミカサ「早く行きたいから…大人数では時間がかかる」
エレン「はぁ?一人で行ける分けねえだろ!
みんなで協力しないと」
ミカサ「私はあなた達よりも強い……ので、大丈夫」
エレン「はあ?」
-
- 19 : 2014/11/07(金) 20:17:21 :
- エレン「お前、俺とあまり実力変わんねぇじゃねえか」
ミカサ「…でも、私は一度も負けてない」
エレン「そうだけどよ、一人は無理だろ!」
ミカサ「大丈b
「ミカサダメだよ」
-
- 20 : 2014/11/07(金) 20:20:11 :
-
アルミン「クリスタ…」
クリスタ「ユミル様からの命令!一人行動は禁止だって!」
ミカサ「何故!!」
クリスタ「危険だからでしょ。守らないと行かせられないよ」
ミカサ「はぁ、仕方ない……」
アルミン(何とかメンバーに入ってくれた…のかな?)
-
- 21 : 2014/11/07(金) 21:09:38 :
- クリスタ「はぁ、私も着いていくよ」
ベルトルト「え!?」
アルミン「…クリスタ、いいのかい?」
クリスタ「ミカサがいつ逃げ出すか分からないしね…。ユミル様からの許可はもらってるから」
エレン「そうか……、じゃあ!行くぞ!!」タッタッタッ
アルミン「エレン、そっちは逆…」
エレン「え!?」
ライナー「大丈夫か?」
ベルトルト「アニ~、道ってどうやって分かるんだっけ?」
アニ「え?ユミルが教えてくれたでしょ!」
こうして、僕らのまとまりの無いグループは、出発した
-
- 22 : 2014/11/07(金) 21:25:29 :
- ~1時間後~
エレン「確か……ここを通るんだよな」
だいぶ歩き、僕らが着いた場所には、ブラックホールのような黒い穴があった
クリスタ「そうだよ、グレインとガバナーの通り道はここしかないの」
ベルトルト「こ、怖いね」ガクブル
アニ「ああ、だけど行かなければいけないんだろ」
エレン「ああ、じゃあ先に行くぞ!」スッ
アルミン「あ!」
-
- 23 : 2014/11/07(金) 22:02:14 :
- ミカサ「私も…」
クリスタ「じゃあ、私も!」
ライナー「俺もだ」
アニ「お先に…」
ベルトルト「ぼ、僕も!」
アルミン「え!み、みんな待ってよ~」
――――――――――――
――――――
―――
―
アルミン「いてて…、お尻からついちゃった」
エレン「おいアルミン、大丈夫か?」
アルミン「あはは、大丈夫大丈夫。それより、ここは…」
エレン「ああ、こんなところなんだな」
僕らが着いたのは、薄暗く不気味な森だった
-
- 24 : 2014/11/07(金) 22:18:04 :
-
アニ「やっと起きたかい?」
アルミン「あ、アニ…みんなは?」
エレン「ここだよ…、早くいこうz
ヒュオオオォォォォ……
エレン「うわああっ!!」ドサッ
アニ「くっ……一体なんだ?」
ベルトルト「今のは……風だよね」
「はは、ご名答~」
ライナー「だ、誰だ!?」
「ん~、私のことかい?」
アルミン「その前に、一体どこに!?」キョロキョロ
「はは、上だよ!う~えっ!」
アルミン「え!?」
上を見上げると、
確かに木の上に眼鏡をかけた女性がいた
-
- 25 : 2014/11/08(土) 18:16:00 :
-
ミカサ「あなたは……敵?」
「まあ、エルヴィンの仲間だよ~」
ミカサ「そう……では、倒すまで」タッタッ
アルミン「え!あ、ミカサ…」
ミカサは木を蹴りながら、上がっていき
彼女のもとへ着いた……が
「ざんね~ん!風を操っていたのは、私じゃないんだな……リヴァイ!!」
リヴァイ「…」サッ
ミカサ「え……」
-
- 26 : 2014/11/08(土) 18:57:08 :
- ミカサ「……にっ…」
リヴァイ「HURRICANE【ハリケーン】」
ブオオオオォォォォ…
静かに囁かれたその言葉によって、
ミカサの体は吹き飛んだ
エレン「ミカサッ…」
「彼女のことを心配してる余裕があるのかい?」
エレン「え?」
リヴァイ「…」スッ
エレン(もうこんな近くに!)
リヴァイ「HURRICANE【ハリケーン】」
エレン「っ…」ドサッ
-
- 27 : 2014/11/08(土) 20:36:06 :
- ライナー「エレン!!」
アニ「だ、大丈夫かい!?」
「ほ~ら、油断すると、あなたたちの後ろにも…」
ライアニ「…っ!!」
リヴァイ「HURRICANE【ハリケーン】」
ライアニ「ぐはっ!」
「ふふふっ」
-
- 28 : 2014/11/09(日) 10:36:33 :
- 「あと、残りは君たちだけだよ~」
クリスタ「…」ガクブル
ベルトルト「…くっ」
アルミン(……ど、どうしよう?)
ベルトルト「アルミン、彼らの目を見て」ボソッ
アルミン「えっ!無理だよ…あの男の人、動き早いもん」コソコソ
ベルトルト「女の人だけでいいから」
アルミン「それなら、もう大丈夫だけど…」
ベルトルト「じゃあ、いくよ……」
ベルトルト「DARK!!【ダーク】」
-
- 29 : 2014/11/09(日) 10:50:40 :
- アルミン「FANTASY!!【ファンタジー】」
「くっ……暗闇か」
ベルトルト「アルミン、エレンをよろしく」
アルミン「うん……、でもベルトルト3人持つの?」
ベルトルト「大丈夫だから」ヒョイ
ベルトルト「じゃあ、二人とも行くよ!」タッタッタッ
アルクリ「うん!」
――――――――――――
――――――――
―――
アルミン「」ハアハア
クリスタ「」ハアハア
ベルトルト「ふぅ、逃げ切れたね」
アルミン「ベルトルトって力持ちだったんだね。3人背負って走っていけるんだから…
訓練では、そんな力を出してなかったの?」
ベルトルト「うん、まぁね……」
ベルトルト「それより、アルミンはどんな幻を見せたの?僕のDARK【ダーク】はそれほど持たないはずだけど」
アルミン「え…とね、僕らがずっと見えるっていうやつかな?効果は一時間くらいだけどね」
ベルトルト「なるほど」
-
- 30 : 2014/11/09(日) 11:15:01 :
- アルミン「僕からも質問していい?あの女の人だけにしか僕の能力やってないけど、大丈夫なの?」
ベルトルト「大丈夫だよ。その理由は……みんなが起きた後に言うから」
アルミン「分かった」
クリスタ「ねぇ、二人とも!手伝って!!」
アルミン「クリスタ、どうしたの?」
クリスタ「4人を回復させているんだけど…。
私の能力だけじゃ、体力が足りなくて、4人を回復させられないの」
クリスタ「だから、今ユミル様からもらった医療箱で一応の手当てだけしているから、手伝ってくれない?」
アルミン「分かった。いいよ!」
-
- 31 : 2014/11/09(日) 14:18:20 :
- ~手当て~
クリスタ「ふぅ、終わったぁ~」
ミカサ「う……ぅぅ」
ベルトルト「ミカサ!起きたんだね」
ミカサ「……っ……行かなきゃ」
アルミン「ダメだよ!!寝てなきゃ」
ミカサ「行かなきゃ」
ベルトルト「木から落ちたんだよ!傷だらけじゃないk
ミカサ「兄ちゃんなの!!!」
-
- 32 : 2014/11/09(日) 16:46:20 :
アルミン「……え?」
ミカサ「みんなを倒した、あのリヴァイっていう人は………私の兄なの…」
あ……に………?あの男が…?
クリスタ「どういうこと!?ミカサのお兄さんは……ガバナーの……私たちの敵なの?」
ミカサ「違う!!兄ちゃんは……兄ちゃんは………」
ベルトルト「それについては僕が説明するよ」
エレン「うぅ……」
ベルトルト「エレンも調度、起きたみたいだしね」
-
- 33 : 2014/11/09(日) 17:02:24 :
- そして、ライナー・アニが起きた。
僕らは全員でベルトルトの話を聞くことになった
ベルトルト「僕はね、あのリヴァイっていう人が出てきたとき、少し違和感を感じたんだ」
ベルトルト「あの女の人が一向に動かないから…」
ベルトルト「だから、その人の左手を見ることにしたんだ。そしたら…、光ってたんだ」
………光っていた?
左手が光るのは、能力を使っているとき
つまり、
アルミン「その女の人は、能力を使ってたってことだよね」
ベルトルト「そういうことだね……。で、よく目を凝らして、その字を見ようとしたんだ」
ベルトルト「それで見えたのはMA……PUL…TAくらいだった」
ベルトルト「で、その文字と光っていた左手について考えたら、その人の能力が分かったんだ」
MA……PUL…TE?使ってないのに光る左手?
・・・、いやもう使ってたとしたら
アルミン「MANIPULATE……かな?」
-
- 34 : 2014/11/09(日) 17:24:45 :
-
ベルトルト「うん、僕も同じ考えだよ」
エレン「みにびゅうれいと?」
アニ「MANIPULATE……操るか!!」
ベルトルト「そう、だからミカサのお兄さんはあの女の人に操られていたんだと思う。」
アルミン「だから、ベルトルトはあの女の人にしか能力をかけなくて良いって言ったのか…」
ベルトルト「うん」
ミカサ「……分かった。じゃあ、私は行く」
ライナー「は?どこへ?」
ミカサ「兄ちゃんの元へ………私が助けてあげないと」
エレン「バカッ!!まだ完治してねぇんだからよ!」
ミカサ「関係ない。私は必ず行かなくてはいけない。だって、兄ちゃんが竜巻吸い込まれたのは…」ボソッ
エレン「何があるのか知らねぇが!今行くのはやめろ」
ミカサ「あなたは………私の邪魔をする気?」ギロッ
彼女の目はただ一言、怖かった。
恐ろしいほどの覚悟があったからだった
-
- 35 : 2014/11/09(日) 17:51:44 :
- エレン「当たり前だ!怪我してるやつを行かせられるか!」
ミカサ「では、倒すまで!!」
彼女が目を見開き、そう言うと…
ミカサ「WAVE【ウェーブ】」
僕らに巨大な波が襲ってきた
ライナー「波っ!?」
アルミン「とりあえず、逃げよう!」タッタッタッ
エレン「ああ」タッタッタッ
アニ「ちょっと待って……いけるかも」
ベルトルト「いけるって?」
アニ「こうするの!FROZEN【フローズン】」
…アニの能力によって、波は次第に凍っていき、止まった
-
- 36 : 2014/11/09(日) 19:22:11 :
- アルミン「はぁ、アニありがとう」
アニ「止まって良かったよ…」
ライナー「な、なぁ」
アルミン「なに?ライナー」
ライナー「ミカサが消えちまった……」
ベルトルト「えぇぇ!!」
-
- 37 : 2014/11/09(日) 20:29:57 :
- エレン「いいよ、もうあんな奴」
アルミン(エレン……意地になってる)
クリスタ「エ、エレン、それはダメかも…」
エレン「はぁ?」
クリスタ「気になってユミル様に聞いてみたの、あの女の人のこと………そしたら」
エレン「……えっ」
-
- 38 : 2014/11/09(日) 21:15:25 :
- (ミカサ視点)
ここら辺だろうか……もう少し先?
兄ちゃんがいるのは
兄ちゃん……… ごめんね、待ってて
その女から早く解放させてあげるから
兄ちゃんがアイツらなんかの仲間になっているのは
兄ちゃんが竜巻に吸い込まれたのは
全て私のせいなんだから
-
- 39 : 2014/11/09(日) 21:38:54 :
- 「あれれー、さっきの子かぁ~」
………いた!また、木の上にいる!!
ミカサ「兄ちゃんを返せ!!」
「兄ちゃん……?え、もしかしてリヴァイの妹~?あはは、悲劇の再会ってやつか~」ハハハ
ミカサ「………な」ボソッ
「はぁっ?」
ミカサ「笑うな!!」タッ
-
- 40 : 2014/11/09(日) 22:11:37 :
-
「うわっ!木の上に跳んできた!!」
ミカサ「いけ!WATER JET【ウォータージェット】」ブシャァァァ
「ふふっ、リヴァイ!!」
ミカサ「!?」
リヴァイ「…」スッ
に、兄ちゃん!?そこにいたら、攻撃が…
リヴァイ「ぐはっ……」ヒュゥ ドン
木から落ちた!!
-
- 41 : 2014/11/09(日) 23:35:47 :
- ミカサ「に、兄ちゃん!!」
ミカサ「大丈夫!?」タッタッ
「あー、バカだな……リヴァイに駆け寄ったら」
リヴァイ「…リケ…ン」
ミカサ「どうしたの?」
リヴァイ「HURRICANE【ハリケーン】」
ミカサ「…っ」ドタッ
ミカサ「グハッ……ガッ…」
あの人、兄ちゃんを自分の盾にして木から落とした…、しかもその兄ちゃんに私が駆け寄ったところを攻撃させた……。
とても人のやることとは思えない…
ただ、とてつもなく《非情》なのだろう
そう考えていると、女の人が近づいてきた
-
- 42 : 2014/11/10(月) 20:24:09 :
- 「どう?お兄ちゃんに倒される気分は…?
い・も・う・と・さん!」
ミカサ「あ……悪魔め」
「ははは、悪魔かぁ。うん、それもいいね」
ミカサ「うっ……ぐはっ」
「もう苦しそうだね……、リヴァイ!やっちゃって!!」
リヴァイ「…」
「ん?リヴァイ、どうした?早くやっちゃってよ!」
-
- 43 : 2014/11/10(月) 21:09:48 :
リヴァイ「………サ」ボソッ
「は?」
リヴァイ「……ミカサ」ボソッ
ミカサ「に…い……ちゃん…?」
今、私の名前を呼んだ…… ?
-
- 44 : 2014/11/11(火) 20:57:28 :
- 「チッ……効力が切れたか」
女の人がそう言うと、私の頭に足をのせた
「まあいい、私自身が倒せばいいだけだ」
ここまで………なのか?
私は、兄も助けられず、仲間にも迷惑をかけ、
そのまま死んでしまうのか?
私は………無力だ
ミカサ「うっ……うう」ポタポタ
涙がこぼれ落ち、全てを諦めたときだった
「そいつから……足を離せ!!!!」
-
- 45 : 2014/11/12(水) 18:15:06 :
「ん?誰かn……!」
女の人が振り向いた瞬間、苦虫を噛み潰したように表情になった
そこにいたのは、
「FLARE!!!!【フレア】」
左手を女の方に出し、今にも攻撃しようとしている
エレンだった
-
- 46 : 2014/11/12(水) 20:20:01 :
- 「くっ……うぐっ………ば、爆発か」
エレンの左手から繰り出された爆発により、
女の人がよろけた
その間に……
エレン「ミカサアアァァァ」
彼が大声をあげ、私をのことを抱き抱えて
助け出してくれた
-
- 47 : 2014/11/18(火) 20:45:04 :
- 超絶期待!!!!!!
神作の予感
-
- 48 : 2014/11/19(水) 00:00:45 :
エレン「逃げるぞ…」
彼は私のことを抱きかかえて……
いわゆる『お姫さまだっこ』をしながらそう言った
「へぇ、逃げるんだぁ」
ミカサ「っ……私は逃げない!下ろせ!!」
あの女のニヤニヤとした顔に、苛立ち、
エレンにそう怒鳴った
エレン「駄目だ!その体で戦えると思ってんのか!!あと!!」
エレン「ハンジ!!!」
-
- 49 : 2014/11/19(水) 00:04:40 :
ハンジ「どこで私の名を……チッ、ユミルか」
あの女の人…………ハンジか
エレン「ハンジ、お前は俺の仲間を傷付けた
…………ぜってぇ、お前を倒す!!!!」
エレン「その時を……首を洗って待ってろ!」
-
- 50 : 2014/11/19(水) 00:05:50 :
- >>47
神作なんて……あ、ありがとうございます//
超絶感謝です!!
-
- 51 : 2014/11/20(木) 07:37:03 :
- いやー駄作すぎる
わけないだろ‼︎神作すぎる‼︎
-
- 52 : 2014/11/20(木) 17:39:26 :
- 感謝しない
わけないです!本当にありがとうございます!
-
- 56 : 2014/11/27(木) 19:26:20 :
-
・・・・・そう、だったんだ
エレン達は竜巻に巻き込まれた人を諦めていたと思ってた
私の兄を誰も助けてくれないと思ってた
助けられるのは、私だけ……
そう勝手に思いこんでいた
でも、違った
エレン達は、兄のこと、私のこと
ちゃんと考えてくれていたんだ
エレン「ミカサ……大丈夫か?」
それなのに、私は仲間を傷つけて…
一人で行動して…
ミカサ「………ゴメ…ナ…イ」ボソッ
エレン「ん?」
ミカサ「ごめん………な…さい」ポロポロ
エレン「……泣くのは逃げた後でな!行くぞ」サッ
ハンジ「おい待て!!…………チッ逃げたか」
-
- 57 : 2014/11/28(金) 18:00:31 :
-
-
- 58 : 2014/11/29(土) 19:56:42 :
- エレン「はぁ……ここなら大丈夫か」
ミカサ「……」グスッ
エレン「おい、大丈夫か?」
ミカサ「……ええ」
エレン「……」
ミカサ「……」
エレン「…………なぁ」
ミカサ「なに?」
エレン「お前のさ、兄…リヴァイさんのこと、聞かせてくれないか?」
ミカサ「………なぜ?」
エレン「話したくなかったら、いいよ!
ただ……お前が必用以上に兄について気負ってる気がしてな、話せば何か力になるかな…と」
ミカサ「…………やさしい…のね」
エレン「そうか?」
ミカサ「ええ………分かった話すわ」
-
- 59 : 2015/01/10(土) 14:40:24 :
- 期待
-
- 60 : 2016/01/07(木) 19:23:37 :
- 放置乙
-
- 61 : 2017/12/27(水) 23:40:45 :
- そwwwwwれwwwwwなwwwww
-
- 62 : 2019/01/14(月) 18:10:17 :
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