この作品は執筆を終了しています。
刻まれた文字~1.選ばれし高校生と能力~
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- 1 : 2014/10/26(日) 14:17:01 :
- どうも、レモンです(*`・ω・)ゞ
今回は初のバトル&ファンタジー系に挑戦したいと思います
完全にオリジナルなので、分かりにくい部分があるかと思われます
そこはご指摘していただけると助かります
初のジャンルなので、うまくいかないところもあると思いますが、よろしくお願いまします
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- 2 : 2014/10/26(日) 16:07:19 :
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それは、突然のことだった
当たり障りもない日常が一気に変わってしまったのは
僕達を一気に変える出来事の起きる5分前
僕と親友のエレンはシンガシナ高から下校している最中だった
エレン「お~い!アルミン、早く行こうぜ」スタスタ
アルミン「うん!」タッタッ
エレン「はぁ、今日も勉強頑張ったな~」
アルミン「嘘つき!授業中寝てたのに」
エレン「ばれた!」
アルミン「誰でも分かるよ。もう、ちゃんと授業受けなきゃダメだよ」
エレン「誰もアルミンみたいに賢くねぇんだよ」
アルミン「いいじゃん、エレンは運動神経いいんだし」
エレン「そうか?」
アルミン「そうだよ!というか僕達の家、高校から遠いのにずっとこのスピードで歩いていけること自体すごいよ!僕はもう疲れた~」
エレン「じゃあ、自動販売機でジュース買ってこうぜ!」
アルミン「いいね!」
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- 3 : 2014/10/26(日) 20:02:41 :
- エレン「アルミン、なに買った~?」
アルミン「オレンジジュース!」
エレン「本当に好きだな、それ」
アルミン「美味しいじゃん」
エレン「まあな、俺はコーラにしよ」ピッ
アルミン「エレンもいつもコーラだよね~」
エレン「うまいじゃん!…お、きた」ガコンッ
こんな当たり前で、いつも通りの話をしたていた
そんなとき
僕達にあり得ないことが起こったのだ
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- 6 : 2014/10/27(月) 18:20:53 :
- エレン「…………えっ」
エレンはジュースを持った左手を見て驚き、
呆然としていた
アルミン「エレンどうかし………!」バタッ
僕はエレンが見ている彼の左手を覗きこんだ
そして、その非科学的な現象に腰を抜かした
アルミン「えっ………あ………な、なんで?」
エレン「……」
アルミン「な、なんでエレンの左手が赤く光っているの!?」
そう、エレンの左手の甲はライトのように、
赤い光を放っていたのだ
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- 8 : 2014/10/27(月) 18:45:08 :
-
エレン「わ、分からない…………それと、
アルミンもだぞ」
アルミン「えっ!」
言われて僕も自分の左手を見ると、
手の甲から黄色い光を放っていた
色は違えど、
エレンの手から放っていた光そのものだった
アルミン「これは………いったい…?」
エレン「俺も…分からねぇ……………は?」
エレンが倒れ込んでる僕の上の空を
見て驚いていた
………悪い予感がする
恐る恐る振り替えると、
アルミン「う、うわああああ」
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- 9 : 2014/10/27(月) 19:15:19 :
晴天だった空が、厚い紫色の雲におおわれ、
巨大な竜巻が、家・木・人をまるで自分のもとへ集め、吸収するかのように巻き込んでいくのだ
エレン「に、逃げるぞおおおお」
僕らはその竜巻から逃げた
竜巻が来たときは屋内に入るのが一番よいと習ったが、そんなのもう関係ない
あの竜巻によってどんなに頑丈そうな建物も、
軽々と飲み込まれていくからだ
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- 11 : 2014/10/27(月) 19:41:01 :
-
ゴオオォォォオオォォォ…
竜巻がとてつもないスピードで近づいてきた
アルミン「ダメだ……、も、もう無理なんだ」
ハァハァ
体力が底につき、逃げることを諦めた僕は
立ち止まってそう言った
エレン「何言ってんだよ!!ほら、行くぞ!」
エレンは僕の手をつかもうとした
……………が、もう遅かった
僕の体は竜巻に吸い込まれていった
そこで、僕の意識は途絶えた
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- 15 : 2014/10/28(火) 01:15:21 :
-
アルミン「いててて…………あれ?」
………ここはどこだろう?
真っ白で何もない、ただただ広い空間
そこに僕は横たわっていた
回りを見ると僕と同じように倒れてる人が
何人もいて、
さらに、立って歩き回っている人もいた
みんな僕と同じくらいの年だろうか…?
………いやいや、その前に
僕はどうしてここに来た?
確か僕は…………
エレンと一緒に帰ってて、
そしたら真っ黒で巨大な竜巻が現れて
………巻き込まれた
あ、もしかして
竜巻に飛ばされて僕は死んだのかな?
ということは…
アルミン「ここは天国?」
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- 18 : 2014/10/29(水) 18:39:20 :
- 「違うと思うぞ」
アルミン「うわっ!」
急に後ろから話しかけられた
………そりゃ驚くよ
というか、誰?
そう思って振り替えると、また驚かされた
アルミン「エ、エレン!!」
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- 19 : 2014/10/29(水) 19:27:50 :
- アルミン「ど、どうしてここにいるの?
エレンも死んだの?」
エレン「違うわ!俺もお前も死んでねぇよ!」
アルミン「じゃあ、ここはどこなの!?」
エレン「……分からない」
アルミン「そうなんだ…………あ、どうやってここに来たのかは教えてくれない?」
エレン「ああ分かった
アルミンが竜巻に巻き込まれたときから説明するぞ」
────
──────────
──────────────────
アルミンが竜巻に巻き込まれた瞬間だった
アルミンの手をもう一度つかもうとして
姿を確認したとき、俺は驚愕したんだ
エレン「アルミンが………す…透けてる!?」
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- 20 : 2014/10/29(水) 22:29:00 :
アルミンは風のせいで遠くにいっていたが、
確かに透けていた
そして、竜巻に吸い込まれる前に……、
消えた
その後、俺は竜巻から逃れるために
とにかく遠くへ走った
でも……、ふと自分の手を見たときに気付いた
自分もだんだん透けてきていることに
エレン「な、俺も……消えるのか!?」
俺は驚いたが、止めることも何もできずに
そのまま消えていった
────────────────
──────────
─────
エレン「ま、こんな感じだ」
アルミン「………ごめん、話聞いても全然分かんないや」
エレン「大丈夫だ。俺も理解できてない」
アルミン「う~んと、とりあえず僕はどんどん透けて消えていったのかな?」
エレン「ああ、あとアルミンは竜巻に巻き込まれていたとき、何にもぶつかってなかった。
風で吹き飛ばされただけで死ぬとは考えにくいよな?」
アルミン「そうだね。そして、エレンもどんどん透けて消えた。何も無かったのに……」
アルミン「だから、僕らは死んでない
天国でも地獄でもない!ってことかな?」
エレン「そういうことだ」
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- 23 : 2014/10/29(水) 23:35:11 :
- アルミン「じゃあ、ここはどこ?」
エレン「それなんだよ!」
アルミン「あ~、振り出しに戻った!」
エレン「あとさ、もう1つ疑問があるんだよな~」
アルミン「なに?」
エレン「これだよ」
そう言ってエレンは左手の甲を僕に見せてきた
アルミン「えっ……これは………なに?」
エレンの左手の甲には、
黒い字で「FIRE」と刻まれていた
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- 26 : 2014/10/30(木) 21:10:33 :
- アルミン「FIRE…………炎か…」
アルミン「ということは……僕も…」
そう言い、僕の左手を見ると、
エレンと同じように、
「DISGUISE」と刻まれていた
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- 27 : 2014/10/30(木) 21:38:56 :
- アルミン「はぁ、なんかおかしなことありすぎて驚かなくなったよ…」
エレン「アルミン……。それ読めるのか?」
アルミン「ああ、Disguise………偽りだよ」
エレン「お前すげえな」
アルミン「英検2級をなめないでほしいよ」
エレン「じゃあ、この文字がなんで出てきたか分かるか?」
アルミン「それが分かったら苦労しないって」ハア
エレン「そうだよn「今から教えてやるよ」
エレアル「えっ?」
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- 28 : 2014/10/30(木) 23:19:02 :
- 「知りたいんだろ?いろいろと……」
そうだけど……誰?僕らと同じ高校生くらいの人にいきなり『教えてやるよ』って言われても…。
エレンも同じことを思ったらしく
エレン「その前に、あんた誰だよ?」
と聞いた
「ん、私か?私はユミルだ
………まあ、ここの主みたいなもんだな」
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- 29 : 2014/10/30(木) 23:25:59 :
- アルミン「ここの……主?」
ユミル「とりあえず、こっちにこい
お前ら以外の全員は集まってっぞ」
アルミン「へっ?」
回りを見ていると、倒れていた人もうろついていた人も居なくなっていた
ユミル「はぁ、気づいてなかったのかよ。
……まあいい、ついてこい」
僕らは言われた通り、ユミルという人についていった
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- 30 : 2014/10/31(金) 00:41:27 :
- ユミル「ここだ」ギイイイ
ユミルが重そうな扉を軽々と開けると、
先程の真っ白な部屋とは違う
豪華で綺麗なホールがあった
ガヤガヤ イッタイドウナッテイルンダヨ
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- 31 : 2014/10/31(金) 16:20:48 :
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およそ100人くらいだろうか?
高校生くらいの人が沢山この部屋に集まっていて、いろいろ話をしている
まあ、当然か………いきなりこんなところに連れてこられて皆混乱してるだろうし
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- 33 : 2014/10/31(金) 20:46:25 :
ユミル「よし、これで全員そろったな」ボソッ
ユミルはそう呟くと、一段高くなっているところにある豪華な椅子に腰かけた
そして
ユミル「お前ら、よく集まった!
これから『ここに連れてきた理由』と『お願い』を伝える!!」
と、ゲーム内の冒頭の王様のようなことを言ってきた
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- 39 : 2014/10/31(金) 21:11:55 :
- 「おい……、そんなゲームの王様みたいなことを俺らと同じような年の人に言われたって、信憑性ねえぞ」
僕と同じ考えの人がいたみたいだ
頼りがいのありそうな、ガタイのいい人だな
ユミル「ん?……お前はライナーか」
ライナー「ああ、そうだが」
ユミル「とりあえず、お前達と私は年が違う
私は500歳を越えてる」
………えっ?500を越えてる?
その容姿で?寿命は?
ユミル「はは、皆唖然としてるな
そうか、そっちの世界は寿命は80くらいか…」
………そっちの世界?
え、じゃあここはまさか!!
ユミル「そもそも、ここは地球とは世界が違う
お前らからしたら、異世界という場所だ」
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- 44 : 2014/10/31(金) 23:27:53 :
- ユミル「まず、この世界のことを説明してやるよく聞け!!」
私たちの世界………この星は、
2つに分かれている
私たちが今いる北の国『グレイン』と
南の国『ガバナー』の2つだ
まあ、2つの国は昔から、一方の国を支配しようといがみ合っていたらしい
戦争が続き、意味のない死が次々に襲った
だが、約1800年前
当時、『グレイン』の王だった私の父が
『ガバナー』の王と話し合って、
終戦を決定した
その決定により、国民は歓喜した
その後は、安定した平和な日々が続いていた
私は女王に即位し、父の志を受け継ぎ、
平和な世界がさらによくなるように頑張った
しかし、ガバナーは・・・・
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- 45 : 2014/10/31(金) 23:43:07 :
まだ、私たちの支配を諦めていなかった
そして、5年前にガバナーの王が死に、
新しい王が即位した
そいつの野望はとてつもなく大きく、
私たちを支配するためには、何でも捨てられる奴だ
敵も………、仲間も………
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- 48 : 2014/11/01(土) 09:26:21 :
奴は私たちを支配するために、力が欲しかった
その当時は、
グレインとガバナーの力の差はほぼ無かったからな
その力を得るために利用されたのが
お前達の地球だ
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- 49 : 2014/11/01(土) 09:30:03 :
お前らの中であの巨大な竜巻を見た者はいるか?
あれは竜巻ではない
ガバナーが地球の力を奪い取るために
作った兵器だ
あの兵器で
地球の木や建物や人々は吸い込まれて、
奴等の力となった
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- 50 : 2014/11/01(土) 09:34:26 :
アルミン「そ、そんな酷いことをする奴は…
ガバナーの王さまとは、いったい誰なんですか!?」
僕はたまらず、そう聞いた
ユミル「ああ、奴の名は
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- 51 : 2014/11/01(土) 09:35:34 :
-
エルヴィン………エルヴィン・スミスだ」
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- 52 : 2014/11/01(土) 10:17:01 :
-
ユミル「そのエルヴィンのせいでいまの地球はこんな感じだ………リコ!」
リコ「はい!『SCREEN』」
リコという人がそう言うと、左手が光り出し
その左手の甲から、
空間に映像を映し出した
オオオォォォ
歓声が響いたが、それはすぐに消えた
人が居なくなり、木や家がなげ倒れている
無惨な地球の姿が映ったから………
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- 53 : 2014/11/01(土) 11:34:30 :
ウゥ… ナンダヨコレ コレガチキュウ?
ユミル「今の地球という場所には………
人がいない
お前達が最後の………人類だ……」
僕たちが……最後…。
エレン「すると、あんた達は俺らを救ってくれたってわけか?」
エレンが突然口を開いた
ユミル「『救った』という表現は少し違うかもな
私たちはお前達を呼び込み、助けにもらいに来た………と言った方がいい」
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- 54 : 2014/11/01(土) 11:36:50 :
僕たちが……助ける……?
ユミル「私たちのお願い
それは、
ガバナーの王・エルヴィンを倒してもらうことだ」
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- 55 : 2014/11/01(土) 12:47:27 :
-
部屋が一気に静かになった
皆驚きを通り越して、呆然としている
ユミル「私たちは1年前この計画を知り、
止めさせようとガバナーの国へ行った
そのとき……敵の奇襲にあい、私たちの戦力はかなり減った
今の状態では、ガバナーには太刀打ちできない」
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- 58 : 2014/11/01(土) 13:34:38 :
- ユミル「だから、お前達高校生を選び、『倒してもらおうと』連れてきた
………もちろん拒否権はある
こちらが無理矢理連れてきたのだからな」
ザワザワ ドウスルンダ? オレコエエヨ
一度、静かになった部屋が一気にうるさくなる
皆不安なのだろう
「……質問」
黒髪の綺麗な女の子が、
無表情で手を上げ、そう言った
ユミル「お前は……ミカサか」
ミカサ「ええ………で質問していい?」
ユミル「なんだ?」
彼女の目は少し怖くなるぐらい、
ユミルのことをしっかり見て言った
ミカサ「ガバナーの王を倒せば……その
吸い込まれた人は戻ってくるの?」
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- 59 : 2014/11/01(土) 13:37:20 :
ユミル「………分からないが、
帰ってくる可能性も無くはないだろう」
………つまり、可能性は低いということか
ミカサ「分かった。では、私は
エルヴィンを倒す!!」
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- 60 : 2014/11/01(土) 13:48:55 :
………え?可能性は低いのに参加するの?
危険をおかしてまで
ミカサ「例え、低くても
戻ってくる可能性があるなら私はやる!!」
彼女は意思を固めたみたいだった
ユミル「そうか………他はどうする?」
エレン「俺もやるよ!父さんや母さんを取り戻すためにもな」スッ
ライナー「俺もだ!」スッ
「わ、私も!」「僕も!」「俺も負けてられねぇ」
次々と手が上がっていった
みんな彼女の勇気に押されたようだ
エレン「アルミン、お前はどうなんだ?」
アルミン「はは、当たり前のことを言わせないでよね
僕も、もちろんやるよ」
エレン「へへ、そうか」
ユミル「………つまり、全員やってくれるんだな」
「……」コクン
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- 61 : 2014/11/01(土) 13:54:57 :
- 僕ら全員がうなずいた
ユミル「お前ら……………ありがとう」ボソッ
エレン「ん?なんか言いましたか?」
ユミル「いや、何でもない
あと、お前らにまだ、伝えることがある
………その左手についてだ」
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- 62 : 2014/11/01(土) 14:15:02 :
- ユミル「お前らの左手の甲には文字が刻まれているだろう
それは私が与えた能力だ」
………なるほど
つまり、僕の能力はDISGUISE【偽り】
エレンの能力はFIRE【炎】ということか
ユミル「能力は使えば使うほど強さが増す
しかしその能力のエネルギー源はお前たちの体力からきているため、使いすぎると倒れる
そのため、能力を先程のリコのように
使いこなすには時間がかかる……だから、
お前達にはキース教官の元で訓練してもらう
いいか?」
「おう!(はい!)」
ユミル「ふふ、本当にありがとうな」ニコッ
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- 63 : 2014/11/01(土) 16:21:01 :
- そして、一年後
キース「よし、これから練習試合を行う!
ミカサ!ライナー!前に出て戦え!!」
ライミカ「はっ!」
ライナー「ミカサ!次こそは絶対勝つぞ!!」
ミカサ「…いいから早く始めよう」
ーミカサ・アッカーマンー
能力:WATER【水】
・水を操ることができる
実力はトップ
驚異の信念と身体能力でめきめきと上達した
何事にも冷静である
ライナー「はは、分かったよ」
ーライナー・ブラウンー
能力:IRON【鉄】
・体の一部を鉄にすることができる
ミカサには及ばないものの、高い身体能力で成長
頼りがいのある性格
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- 64 : 2014/11/01(土) 17:19:16 :
- ライナー「IRON HAND【アイアンハンド】」 メキメキ
ミカサ「……なるほど、拳を鉄にして攻撃力を上げるのか」
ライナー「ああ、そうだ!行くぞおおおお」
ミカサ「なら、近づけさせなければいい
WATER JET【ウォータージェット】」
ライナー(うおっ!?ミカサの手から一気に水が)
ミカサ「…吹き飛べ」ドオオオォ
ライナー「……くっ」
-
- 65 : 2014/11/01(土) 18:25:26 :
- マダマダ,ミズノチカラハコンナモノデハナイ
クソッマケテランネェ
ベルトルト「あそこの戦いは凄いね~」
ーベルトルト・フーバー ー
能力:DARKNESS【闇】
・相手の周りだけを一気に暗くする
実力は弱くはないが、それほど強くもない
だが、潜在能力があるよう
なよなよしてる
アニ「まあ、ミカサがいるからね
……というより、よそ見してていいのかい?
今、私と戦ってる最中だよ」
ーアニ・レオンハートー
能力:ICE【氷】
・氷を操ることができる
能力を細かく正確に操ることに長けている
実力はライナーと同じくらい
ツンデレ
ベルトルト「大丈夫!アニは不意討ちなんてしない、優しい人って昔から知ってるから!」ニコッ
アニ「っ/// ICICLE【アイシクル】」ヒュンヒュン
ベルトルト「つ、つらら!!」シュッ
ベルトルト「DARK【ダーク】」
アニ「…チッ、真っ暗で何も見えない!!」
ベルトルト「酷いよ!いきなり攻撃なんて、
間一髪逃れられたから良かったけど」
アニ「う、うるさい!! あと………」
アニ「私たちは一年前会ったばっかりでしょ」
ベルトルト「あっ……そういうことだったね」
-
- 66 : 2014/11/01(土) 20:00:34 :
-
アニ「……ったく、忘れるなんて」
ベルトルト「ごめんごめん!」
アニ「はあ、とりあえず戦いに集中…」
ベルトルト「うん!」
アニ「というか、まだ真っ暗……」
ベルトルト「あっ!忘れてた」
アニ「忘れるな!!ベルトルトは忘れすぎ!」
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- 67 : 2014/11/01(土) 20:06:48 :
- ダッテー,アニー
イイワケキンシ!
エーー!?
アルミン「なんか、ベルトルトとアニはいつも通りだね………付き合っちゃえばいいのに」
エレン「はぁ、あいつら今日がガバナーへ戦いに行く日って忘れてるよな……
ベルトルトは何でも忘れるけど」
アルミン「まあ、緊張するよりはいいんじゃない?」
エレン「だな!」
キース「エレン、アルミン!次はお前たちだ」
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- 68 : 2014/11/01(土) 20:16:58 :
- エレアル「はっ!」
エレン「そうか、これでアルミンと戦うのも最後か………手加減はしねぇぞ」
アルミン「もちろんだよ!」
ーアルミン・アルレルトー
能力:DISGUISE【偽り】
・目を合わせれば、偽りの姿や幻 覚を見せるができる
身体能力は低いものの、自分の能力をよく理解していて、頭脳と幻覚を合わせ技が得意
判断力が優れている
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- 69 : 2014/11/01(土) 20:41:29 :
アルミン「行くよ!」
エレン「おう!」
エレン(アルミンと目を合わせたらいけないんだよな……ここは目をそらしておこう)
アルミン(僕と目を合わせないつもりだな…
でも、そうはさせないよ)シュッ
アルミン「ふふ、エレ~ン!!」
エレン「うわっ!!」
エレン(いつの間に俺の懐へ!?
……ってやべぇ目を合わせたら!)
アルミン「僕の目を見たね!
FANTASY【ファンタジー】」
エレン「く……光が眩しい!!」
エレン(………もう大丈夫かな?)
エレン「ふぅ……って!!」
アルミン「「「「「「ふふ、誰が本物か分かるかな?」」」」」」
エレン(アルミンが何人も!?)
エレン(………いや、落ち着けこれは【ファンタジー】幻想だ
アルミンの本物が分からないなら……
全て倒せばいい!!)
-
- 70 : 2014/11/01(土) 21:06:48 :
-
ーエレン・イエーガー ー
能力:FIRE【炎】
・炎を操ることができる
ミカサには僅差で負けてしまうが、
実力はかなりのもの
未だにぐんぐん成長し続けているため、
底が計り知れない
仲間思いである
エレン「行くぞ!」
-
- 71 : 2014/11/01(土) 21:14:12 :
-
エレン「FIRE STORM!!!【ファイヤーストーム】」
アルミン「……なっ!」
アルミン(エレンを中心として炎が一気に広がっていく!?……これじゃあ、僕も幻覚ごと!!)
アルミン「うわあああっ」
-
- 77 : 2014/11/01(土) 22:54:40 :
-
エレン「……!幻覚が消えた!?」
エレン(アルミンは……)キョロキョロ
アルミン「ううっ……」
エレン(アルミン!た、倒れている!?)タッタッ
エレン「アルミン!すまん、やり過ぎた」
アルミン「だ、大丈夫……うっ」
エレン「大丈夫じゃねえだろ!ちょっと待ってろ!」
エレン「クリスタァ~!」
クリスタ「なに~?」
ークリスタ・レンズー
能力:HEALING【癒し】
・他人の回復ができる
グレインの国民で、ユミルに気に入れられてる
訓令しているエレン達をサポートしている
優しい性格とその容姿から『天使』と噂されてる
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- 80 : 2014/11/02(日) 12:22:31 :
クリスタ「ア、アルミン!今治してあげるからね」
クリスタ「CURE【ケア】」
アルミン「う……、うぅ」
エレン「アルミンの怪我治るか?」
クリスタ「なんとか………うん、もう大丈夫」
エレン「良かった~」
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- 81 : 2014/11/02(日) 12:31:15 :
- アルミン「…」パチッ
クリスタ「あ、起きた!アルミン大丈夫?」
アルミン「…痛みが消えたよ。クリスタありがとね」
クリスタ「アルミンが無事ならそれでいいよ」
クリスタ「それにしてもエレン!やりすぎでしょ……今日張りきる気持ちも分かるけど」
エレン「はは、すまんすまん」
アルミン「いいって!それよりもユミルが呼んでる気がするんだけど…」
クリスタ「え!早くいかなきゃ!エレン・アルミン、行くよ!!」
エレアル「おう!(うん!)」
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- 82 : 2014/11/02(日) 14:54:07 :
-
クリスタ「ユミル様、遅れました!」ハアハア
エレアル「すいません」
ユミル「あー、いいから。それにクリスタ…
いつも言ってるが、様はやめてくれ」
クリスタ「やめません、この国の王女ですので!」
ユミル「はぁ、もう分かった…とりあえず、全員集まったな」
リコ「はい、100人全員集まりました」
ユミル「よし、では始めるか」トコトコ
ユミルは一年前のように一段高いところにあるイスに座り言った
ユミル「よく今日まで頑張ってくれた
これからお前たちは、ガバナーへ戦いに行くこととなる
私に出来ることはもうやった……
だが、最後に1つ言いたいことがある!」
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- 83 : 2014/11/02(日) 14:57:13 :
ユミル「絶対に死なないでくれ!!!!」
全員「はい!!!」
ユミル「……それでは、行ってこい!!」グスッ
全員「はっ!!」
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- 84 : 2014/11/02(日) 14:58:53 :
こうして、僕らの戦いは幕を開けた
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- 85 : 2014/11/02(日) 15:10:16 :
刻まれた文字~1.選ばれし高校生と能力~
はこれにておわりです
次は
刻まれた文字~2.強敵とミカサの想い~
です
また、コメントは見やすさ優先のため消させていただきました
カイディル君、桜音サキさん、時雨さん
天から降りた地の子供さん、もずくさん、
コメントをいただいたのに本当にすいません
-
- 86 : 2014/11/02(日) 15:20:26 :
- 特にカイディル君には毎回コメントをいただきました。ありがとうございます
そして、バトル系SSを書いてここに貼ってくれたのに、消してしまいました
ので、新しく貼ります↓
http://www.ssnote.net/link?q=http://www.ssnote.net/archives/26449
とても面白い作品です。ぜひ、読んでみてください
-
- 87 : 2014/11/02(日) 15:29:19 :
- 期待しかないのですよ( ゚д゚)クワッ
頑張ってください!!
-
- 88 : 2014/11/02(日) 15:44:45 :
- >>87ありがとうございます!
そして、これが続きです↓
刻まれた文字~強敵とミカサの想い~
http://www.ssnote.net/archives/26646
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- 89 : 2014/11/18(火) 20:37:06 :
- 中二っぽいが、きたいしてるお☆
-
- 90 : 2014/11/18(火) 21:26:28 :
- 中2ですから☆キラッ
(↑そういう意味じゃないけどw)
- 著者情報
- この作品はシリーズ作品です
-
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